JP2009205173A - 撮影装置及び撮影方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】係員の負担を軽減できるとともに、撮影に要する時間を短縮して撮影効率を向上できる撮影装置及び撮影方法を提供することを目的とする。
【解決手段】撮影装置50は、被写体人物100の人物像を反射する反射鏡6と、この反射鏡6の反射面で反射された人物像を撮影する撮影カメラ1と、この撮影カメラ1によって撮影された人物像102の画像データを処理する制御部7とを有している。制御部7において、画像データから人物像の顔位置を検出し、この顔位置が所定のフレーム107の所定位置に配置されるような理想状態となるように、反射鏡6が被写体人物100の上下方向すなわち垂直な高さ方向に回動される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、撮影装置及びこの撮影装置に適用される撮影方法に係り、特に、個人識別用の証明写真を撮影する撮影装置及び撮影方法に関する。
個人識別用の証明写真を撮影する撮影装置は、免許証や社員証などの個人識別媒体に一体に印刷される所有者の顔写真を撮影する。
このような撮影装置では、被写体人物の人物像のうち、顔の大きさや位置が撮影画像中で一定の比率(理想状態)になるように配慮する必要がある。すなわち、人物像のうちの顔位置が、個人識別媒体の所定のフレーム内においてほぼ中央に位置するように調整する必要がある。このときの理想状態とは、頭頂部からフレームまでの間に所定のスペースを確保しつつ、顔の両脇にほぼ等しいスペースを確保するように、顔位置をフレーム内に配置した状態である。
そのため、撮影時には、被写体人物の顔位置を調整する調整作業を行う必要がある。この調整作業では、特に被写体人物の身長のバラツキに対する上下方向の高さ調整、すなわち被写体人物の垂直な高さ方向の調整の頻度が極めて高い。
従来、上下方向の高さ調整は、係員による手動操作によって行われている。すなわち、係員は、撮影装置の撮影カメラによって撮影された被写体人物の顔画像を確認しながら、撮影カメラ自体を上下方向に首振り回転移動させるか、上下方向に平行移動させ、高さ調整を行う。
それぞれの撮影カメラ自体の移動は、撮影カメラを保持しつつ移動可能に構成された機構系を直接手動で操作するか、電動機構などを制御レバーで操作するなどによって行われている。
連続して多数の被写体人物を撮影する場合、係員の手動による高さ調整は、煩雑な作業となり、係員の負担を増加させるだけでなく、撮影効率を極めて低下させてしまうおそれがある。このため、このような高さ調整を自動化した方法がある。
例えば、反射率一定の背景板の前で被写体人物の人物像をCCDカメラなどで撮影し、撮影した人物像の画像データを生成する。この画像データは、被写体人物の垂直方向に分割された複数のラインデータからなる。これらのラインデータは、被写体人物の水平方向に配列された複数の画素データからなる。
このとき撮影される人物像は、フレームの大きさより、若干大きめの領域にわたって撮影される。そして、撮影した画像データのうち、上限のラインデータから順に1ラインずつ輝度変化を探索して、人物像の頭頂位置を検出する。
すなわち、背景板に対応する画像データは、輝度が一定であるのに対して、人物に対応する画像データは、背景板の画像データとは輝度が異なる。したがって、画像データのうちの上限のラインデータから、ラインデータに含まれる画素データの中に、輝度変化の有無を探索して、輝度変化を検出した位置が人物像の頭頂位置に相当するものとして、人物像の頭頂位置を検出する。
検出した頭頂位置に基づいて、調整すべき移動量を算出し、電動機構などによって撮影カメラ自体を上下方向に移動することにより、高さ調整を行う。
しかしながら、上述した方法には、以下のような問題点がある。
すなわち、撮影した人物像の画像データを、上限のラインデータから順に輝度変化を探索する方法では、1ラインずつ抽出して輝度変化の有無を探索する必要があるため、人物像の頭頂位置の検出に要する時間が長く、被写体人物一人当たりの撮影時間が長くなる。
このため、撮影効率を向上することができないといった問題が発生する。
また、撮影カメラ自体を上下方向に移動する方法では、高速化に限界がある。この原因として、撮影カメラ慣性に対する駆動源の駆動力の不足が挙げられる。また、駆動力の不足を補うために大出力の駆動源を用いた場合であっても、高速で撮影カメラを移動すると、撮影カメラ自体、及びこの撮影カメラの光学系を形成するレンズなどが振動するため、安定した画像を撮影するためには、十分に長い振動終息時間を必要とする。
このため、高速化が困難であり、撮影効率を向上することができないといった問題が発生する。
この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、係員の負担を軽減できるとともに、撮影に要する時間を短縮して撮影効率を向上できる撮影装置及びこの撮影装置に適用される撮影方法を提供することにある。
本発明の第1態様の撮影装置は、
所定の撮影領域内の人物像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された人物像が、所定撮影領域内において、撮影される人物像の垂直方向に所定の幅を有する所定領域のうちの下方の第1領域で検出され、且つ、前記所定領域のうちの前記第1領域より上方の第2領域で検出されないように、前記撮影手段による前記撮影領域の垂直方向の高さを調整する調整手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の第2態様の撮影装置は、
所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
前記撮影手段により生成された画像データのうち、人物像に相当する画像データが、所定撮影領域内の垂直方向に所定の幅を有する所定領域のうちの下方の第1ラインで検出され、且つ、前記所定領域のうちの前記第1ラインより上方の第2ラインで検出されないように、前記撮影手段による前記撮影領域の垂直方向の高さを調整する調整手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の第3態様の撮影装置は、
反射率がほぼ一定の背景の前に位置した所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
前記撮影手段により生成された画像データのうち、所定撮影領域内の垂直方向に所定の幅を有する所定領域のうちの下方の第1ラインで輝度の変化を検出して、人物像に相当する画像データを検出し、且つ、前記所定領域のうちの前記第1ラインより上方の第2ラインで一定の輝度を検出して、撮影された人物像の背景に相当する画像データを検出するように、前記撮影手段による前記撮影領域の垂直方向の高さを調整する調整手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の第4態様の撮影装置は、
反射率がほぼ一定の背景の前に位置した所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
前記撮影手段により生成された画像データのうち、所定撮影領域内の垂直方向に所定ライン数を有する所定領域のうちの下限の第1ラインで輝度の変化を検出して、人物像に相当する画像データを検出し、且つ、前記所定領域のうちの上限の第2ラインで一定の輝度を検出して、撮影された人物像の背景に相当する画像データを検出するように、前記撮影手段による前記撮影領域の垂直方向の高さを調整する調整手段と、を備え、
前記調整手段は、前記第1ライン及び第2ラインで一定輝度を検出した場合には、所定撮影領域を上方に移動するように調整し、前記第1ライン及び第2ラインで輝度変化を検出した場合には、所定撮影領域を下方に移動するように調整する機構を備えたことを特徴とする。
本発明の第5態様の撮影装置は、
反射率がほぼ一定の背景の前に位置した所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
前記撮影手段により生成された画像データのうち、所定撮影領域内の垂直方向にライン数Lを有する所定領域のうちの下限の第1ラインで輝度の変化を検出して、人物像に相当する画像データを検出し、且つ、前記所定領域のうちの上限の第2ラインで一定の輝度を検出して、撮影された人物像の背景に相当する画像データを検出するように、前記撮影手段による前記撮影領域の垂直方向の高さを調整する調整手段と、を備え、
前記調整手段は、
前記第1ライン及び第2ラインで一定輝度を検出した場合には、輝度変化を検出するまで前記第1ラインからLのN倍だけ下方のラインを参照し、輝度変化を検出したラインが前記第1ラインに到達するまで所定撮影領域を上方に移動するように調整し、
前記第1ライン及び第2ラインで輝度変化を検出した場合には、一定輝度を検出するまで前記第2ラインからLのN倍だけ上方のラインを参照し、一定輝度を検出したラインが前記第2ラインに到達するまで所定撮影領域を下方に移動するように調整する機構を備えたことを特徴とする。
本発明の第6態様の撮影方法は、
反射率がほぼ一定の背景の前に位置した所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
前記撮影手段により生成された画像データのうち、所定撮影領域内の垂直方向にライン数Lを有する所定領域のうちの下限の第1ラインで輝度の変化を検出して、人物像に相当する画像データを検出し、且つ、前記所定領域のうちの上限の第2ラインで一定の輝度を検出して、撮影された人物像の背景に相当する画像データを検出するように、前記撮影手段による前記撮影領域の垂直方向の高さを調整する調整手段と、を備えた撮影装置に適用される撮影方法であって、
前記第1ライン及び第2ラインで一定輝度を検出した場合には、輝度変化を検出するまで前記第1ラインからLのN倍だけ下方のラインを参照し、輝度変化を検出したラインが前記第1ラインに到達するまで所定撮影領域を上方に移動するように調整し、
前記第1ライン及び第2ラインで輝度変化を検出した場合には、一定輝度を検出するまで前記第2ラインからLのN倍だけ上方のラインを参照し、一定輝度を検出したラインが前記第2ラインに到達するまで所定撮影領域を下方に移動するように調整し、
所定フレーム内の所定位置に人物像を配置して撮影する、
ことを特徴とする。
本発明の第7態様の撮影装置は、
人物像を反射する反射鏡と、
前記反射鏡の反射面における光軸の折り曲げ位置を支点として、前記反射鏡を少なくとも人物像の垂直な高さ方向に回動する駆動手段と、
前記反射鏡により反射された所定の撮影領域内の人物像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された人物像が、所定撮影領域内において、撮影される人物像の垂直方向に所定の幅を有する所定領域のうちの下方の第1領域で検出され、且つ、前記所定領域のうちの前記第1領域より上方の第2領域で検出されないように、前記駆動手段を駆動して前記反射鏡の反射角度を調整する調整手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の第8態様の撮影装置は、
人物像を反射する反射鏡と、
前記反射鏡の反射面における光軸の折り曲げ位置を支点として、前記反射鏡を少なくとも人物像の垂直な高さ方向に回動する駆動手段と、
前記反射鏡により反射された所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
前記撮影手段により生成された画像データのうち、人物像に相当する画像データが、所定撮影領域内の垂直方向に所定の幅を有する所定領域のうちの下方の第1ラインで検出され、且つ、前記所定領域のうちの前記第1ラインより上方の第2ラインで検出されないように、前記駆動手段を駆動して前記反射鏡の反射角度を調整する調整手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の第9態様の撮影装置は、
反射率がほぼ一定の背景の前に位置した人物像を反射する反射鏡と、
前記反射鏡の反射面における光軸の折り曲げ位置を支点として、前記反射鏡を少なくとも人物像の垂直な高さ方向に回動する駆動手段と、
前記反射鏡により反射された所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
前記撮影手段により生成された画像データのうち、所定撮影領域内の垂直方向に所定の幅を有する所定領域のうちの下方の第1ラインで輝度の変化を検出して、人物像に相当する画像データを検出し、且つ、前記所定領域のうちの前記第1ラインより上方の第2ラインで一定の輝度を検出して、撮影された人物像の背景に相当する画像データを検出するように、前記駆動手段を駆動して前記反射鏡の反射角度を調整する調整手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の第10態様の撮影装置は、
反射率がほぼ一定の背景の前に位置した人物像を反射する反射鏡と、
前記反射鏡の反射面における光軸の折り曲げ位置を支点として、前記反射鏡を少なくとも人物像の垂直な高さ方向に回動する駆動手段と、
前記反射鏡により反射された所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
前記撮影手段により生成された画像データのうち、所定撮影領域内の垂直方向に所定ライン数を有する所定領域のうちの下限の第1ラインで輝度の変化を検出して、人物像に相当する画像データを検出し、且つ、前記所定領域のうちの上限の第2ラインで一定の輝度を検出して、撮影された人物像の背景に相当する画像データを検出するように調整する調整手段と、を備え、
前記調整手段は、前記第1ライン及び第2ラインで一定輝度を検出した場合には、所定撮影領域を上方に移動させるとともに、前記第1ライン及び第2ラインで輝度変化を検出した場合には、所定撮影領域を下方に移動させるように、前記駆動手段を駆動して前記反射鏡の反射角度を調整する機構を備えたことを特徴とする。
本発明の第11態様の撮影装置は、
反射率がほぼ一定の背景の前に位置した人物像を反射する反射鏡と、
前記反射鏡の反射面における光軸の折り曲げ位置を支点として、前記反射鏡を少なくとも人物像の垂直な高さ方向に回動する駆動手段と、
前記反射鏡により反射された所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
前記撮影手段により生成された画像データのうち、所定撮影領域内の垂直方向にライン数Lを有する所定領域のうちの下限の第1ラインで輝度の変化を検出して、人物像に相当する画像データを検出し、且つ、前記所定領域のうちの上限の第2ラインで一定の輝度を検出して、撮影された人物像の背景に相当する画像データを検出するように調整する調整手段と、を備え、
前記調整手段は、
前記第1ライン及び第2ラインで一定輝度を検出した場合には、輝度変化を検出するまで前記第1ラインからLのN倍だけ下方のラインを参照し、輝度変化を検出したラインが前記第1ラインに到達するまで所定撮影領域を上方に移動させるとともに、
前記第1ライン及び第2ラインで輝度変化を検出した場合には、一定輝度を検出するまで前記第2ラインからLのN倍だけ上方のラインを参照し、一定輝度を検出したラインが前記第2ラインに到達するまで所定撮影領域を下方に移動させるように、前記駆動手段を駆動して前記反射鏡の反射角度を調整する機構を備えたことを特徴とする。
本発明の第12態様の撮影方法は、
反射率がほぼ一定の背景の前に位置した人物像を反射する反射鏡と、
前記反射鏡の反射面における光軸の折り曲げ位置を支点として、前記反射鏡を少なくとも人物像の垂直な高さ方向に回動する駆動手段と、
前記反射鏡により反射された所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
前記撮影手段により生成された画像データのうち、所定撮影領域内の垂直方向にライン数Lを有する所定領域のうちの下限の第1ラインで輝度の変化を検出して、人物像に相当する画像データを検出し、且つ、前記所定領域のうちの上限の第2ラインで一定の輝度を検出して、撮影された人物像の背景に相当する画像データを検出するように、前記駆動手段を駆動して前記反射鏡の反射角度を調整する調整する調整手段と、を備えた撮影装置に適用される撮影方法であって、
前記第1ライン及び第2ラインで一定輝度を検出した場合には、輝度変化を検出するまで前記第1ラインからLのN倍だけ下方のラインを参照し、輝度変化を検出したラインが前記第1ラインに到達するまで所定撮影領域を上方に移動するように調整し、
前記第1ライン及び第2ラインで輝度変化を検出した場合には、一定輝度を検出するまで前記第2ラインからLのN倍だけ上方のラインを参照し、一定輝度を検出したラインが前記第2ラインに到達するまで所定撮影領域を下方に移動するように調整し、
所定フレーム内の所定位置に人物像を配置して撮影する、
ことを特徴とする。
本発明の第13態様の撮影装置は、
被撮影者の顔画像を含む人物画像を撮影する撮影装置において、
撮影領域内の人物画像を撮影する撮影手段と、
この撮影手段により撮影された画像から被撮影者の頭頂位置が撮影領域内に位置しているかを判定する判定手段と、
この判定手段の判定結果に基づき、被撮影者の頭頂位置が撮影領域内に位置するように前記撮影手段における撮影領域を変更する手段と、
撮影開始を指示する指示手段と、を具備し、
前記指示手段にて撮影開始が指示される前に、前記判定手段による判定と、前記変更手段による撮影領域の変更を行い、前記指示手段にて撮影開始が指示された際に前記撮影手段にて撮影された人物画像を撮影画像として出力するようにしたことを特徴とする。
本発明の第14態様の撮影装置は、
前記撮影装置は、さらに、被撮影者の有無を検出する検出手段を有し、この検出手段により被撮影者の存在が検出された場合に、前記判定手段による判定と、前記変更手段による撮影領域の変更を行うようにしたことを特徴とする。
本発明の第15態様の撮影装置は、
被撮影者の顔画像を含む人物画像を撮影する撮影装置において、
撮影領域内の人物画像を撮影する撮影手段と、
この撮影手段により撮影された画像から被撮影者の頭頂位置が撮影領域内に位置しているかを判定する判定手段と、
この判定手段の判定結果に基づき、被撮影者の頭頂位置が撮影領域内に位置するように前記撮影手段における撮影領域を変更する手段と、
撮影開始を指示する指示手段と、を具備し、
前記指示手段にて撮影開始が指示される後に、前記判定手段による判定と、前記変更手段による撮影領域の変更を行い、前記撮影手段にて撮影された人物画像を撮影画像として出力するようにしたことを特徴とする。
この発明によれば、係員の負担を軽減できるとともに、撮影に要する時間を短縮して撮影効率を向上できる撮影装置及びこの撮影装置に適用される撮影方法を提供することができる。
図1は、この発明の一実施の形態に係る撮影装置の構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示した撮影装置によって撮影された画像のオートフレーミング処理を説明するための図である。 図3は、図1に示した撮影装置において、画像データを取込み可能な撮影可能状態を示す図である。 図4は、図1に示した撮影装置において、撮影領域内の画像データにおけるチルト動作を説明するための図である。 図5は、図1に示した撮影装置において、撮影領域内の画像データにおけるチルト動作を説明するための図である。 図6は、図1に示した撮影装置において、撮影領域内の画像データにおけるチルト動作を説明するための図である。 図7は、この発明の撮影装置において、撮影カメラによる被写体人物の人物像の撮影から、所定のフレームサイズに人物像の顔画像を切り出すオートフレーミング処理までの処理工程の一例を説明するためのフローチャートである。 図8は、この発明の撮影装置において、撮影カメラによる被写体人物の人物像の撮影から、所定のフレームサイズに人物像の顔画像を切り出すオートフレーミング処理までの処理工程の他の例を説明するためのフローチャートである。
以下、この発明の撮影装置及びこの撮影装置に適用される撮影方法の一実施の形態について図面を参照して説明する。この撮影装置50は、個人識別用の証明写真を撮影するものであって、免許証や社員証などの個人識別媒体に一体に印刷される所有者すなわち被写体人物100の顔写真を撮影する。
図1に示すように、撮影装置50は、撮影手段としての撮影カメラ1と、反射鏡6と、駆動手段としての反射鏡首振り機構部5と、調整手段としての制御部7と、表示手段としての表示部8と、操作盤9と、照明手段としての照明装置51とを備えている。
撮影カメラ1は、例えば被写体人物100を撮影して人物像の画像データを生成するCCDカメラであり、そのレンズ系を含むカメラの光軸が反射鏡6で折り曲げられて被写体人物100に向かうように配置されている。
この生成された人物像の画像データは、被写体人物100の垂直方向に分割された複数のラインデータからなる。これらのラインデータは、被写体人物100の水平方向に配列された複数の画素データからなる。
なお、撮影時には、被写体人物100は、椅子53に着座しているが、起立状態を前提にすれば、それに合わせた位置に撮影カメラ1を配置すれば良い。ただし、座高差の方が身長差よりも小さいので、着座した被写体人物100を撮影する場合の方が、上下方向、すなわち人物像の垂直な高さ方向の調整範囲を小さくすることが可能である。
反射鏡6は、被写体人物100の人物像を撮影カメラ1に導くように反射する。この反射鏡6は、光軸の折り曲げ位置すなわち反射位置を支点として上下方向に回動可能に構成されている。撮影カメラ1の光軸は、反射鏡6の反射面における回動可能な支点の位置に対応するため、反射鏡6が回動動作しても、撮影カメラ1の光軸と反射鏡6の反射面との関係は、常に一定に保持される。
反射鏡6によって撮影カメラ1の光軸を折り曲げることにより、被写体人物100と撮影カメラとの距離を十分に確保する必要がある場合であっても、装置の奥行方向への大型化を防止でき、撮影装置50本体の大きさを小型化することが可能となる。図1に示した実施の形態では、例えば、被写体人物100と撮影装置50との間の距離は、約1mである。
反射鏡首振り機構部5は、反射鏡6の反射面における光軸の折り曲げ位置を支点として反射鏡を少なくとも人物像の垂直な高さ方向に回動する。この回動動作により、反射鏡6の反射面で反射された撮影カメラ1の光軸は、反射鏡6の回動角度の2倍の角度で回動する。
例えば、反射鏡6が支点6aを中心にa/2度回動した場合には、撮影カメラ1の反射鏡6と被写体人物100との間の光軸は、a度回動される。この実施の形態では、撮影カメラ1の光軸を90度折り曲げる場合を基準として、a=±4度、すなわち、反射鏡の回動角度にして±2度回動できれば、概ねの身長の被写体人物に対応可能である。
一方、反射鏡無しに撮影カメラ1の光軸を折り曲げない場合には、撮影カメラ1の反射鏡6と被写体人物100との間の光軸をa度回動させるためには、撮影カメラ1自体をa度回動させる必要がある。
両者を比較した場合、撮影カメラ1の光軸を折り曲げる反射鏡6を回動する方が、撮影カメラ1自体を回動するより回動対象が軽く、剛性も高い。また、回動範囲も小さいので、小さな駆動力でも、振動の弊害が極めて少なく、しかも、高速に駆動することが可能となる。
この反射鏡首振り機構部5には、手動操作レバー5aが設けられ、後述するように自動調整された被写体人物の表示画像を表示部8で確認しながら、手動で補正することが可能である。
例えば、この反射鏡首振り機構部5は、反射鏡6を保持する枠体、この枠体の一端部に一体に構成されたカムフォロワ、ばね等によって付勢されたカムフォロワが押し付けられるカムなどを備えて構成される。枠体は、反射鏡6の反射面における支点6aで回動自在に構成されている。
パルスモータなどの回転駆動源によってカムが回転すると、回転に伴うカム形状に対し、枠体の一端部に一体のカムフォロワが正確に従動する。これにより、枠体に保持された反射鏡6は、支点6aを中心に回動する。
また、この反射鏡首振り機構部5は、反射鏡6を保持するとともに反射鏡6を支点6aで回動する圧電素子などを備えて構成されても良い。
圧電素子が電荷制御されると、圧電素子が伸縮し、その変位量は、反射鏡6の回動角度に変換される。
さらに、この反射鏡首振り機構部5は、反射鏡6を保持するウォームホイール、モータの回転軸に取り付けられたウォームギアなどを備えて構成されても良い。ウォームホイールは、反射鏡6の反射面における支点6aで回動自在に構成されている。
モータが回転すると、ウォームギアが回転駆動され、ウォームホイールに保持された反射鏡6は、支点6aを中心に回動する。
制御部7は、撮影カメラ1により撮影された被写体人物100の人物像の画像データを処理する。この制御部7は、反転手段としての画像反転処理部2と、顔位置検出手段としての顔位置検出部3と、調整手段としての反射鏡首振り機構制御部4と、を備えている。
画像反転処理部2は、撮影カメラ1で生成された人物像の画像データの左右を反転して人物像の鏡像を形成する。すなわち、撮影カメラ1によって撮影された人物像の画像は、反射鏡6により人物の左右が反転している。この画像反転処理部2は、反転した撮影画像を再度反転して鏡像を形成することにより、正規の画像に対応した画像データに変換している。
顔位置検出部3は、画像反転処理部2により反転処理された画像データから顔位置を検出する。この顔位置検出部3は、検出した顔位置に基づいて、人物像の顔位置が所定フレーム内の所定位置に配置される理想状態となるように反射鏡6の上下方向の移動量すなわち反射鏡6の回動角度を算出する。この理想状態とは、人物像の頭頂部からフレームまでの間に所定のスペースを確保しつつ、顔の左右両脇にほぼ等しいスペースを確保するように、顔位置をフレーム内に配置した状態である。
反射鏡首振り機構制御部4は、顔位置検出部3で算出した移動量に基づいて反射鏡首振り機構部5を制御し、反射鏡6の反射角度を調整する。これにより、フレーム内において、所定の位置に被写体人物100の顔位置を配置するように、自動調整される。
例えば、図1に示すように、被写体表示画像102において、所定のフレーム105から被写体人物の頭部の一部がはみ出した場合、反射鏡6を上方に回動させることにより、頭頂部とフレーム105との間に適度なスペースを確保できるような理想状態に調整される。また、所定フレーム105内において、被写体人物の頭部の位置が低すぎて、頭頂部とフレーム105との間に過度なスペースが形成された場合には、反射鏡6を下方に回動させることにより、理想状態に調整される。
なお、この反射鏡6の回動動作をチルト動作と称する。
このように、制御部7では、フィードバックループが形成されている。すなわち、一度、チルト動作により、上下方向の調整が行われた後、再度、撮影カメラ1によって被写体人物100を撮影し、人物像の画像データを画像反転処理部2を介して顔位置検出部3に送り、顔位置がフレーム105の所定の範囲内に配置されているか否かを判断する。必要であれば、反射鏡の移動量を算出し、再度、チルト動作により、上下方向の調整が行われる。このようにして、自動的に人物像の上下方向の調整が行われ、人物像の顔位置が所定の位置に配置されるように調整される。
表示部8は、画像反転処理部2によって反転された人物像の画像データに基づいて、被写体表示画像102を表示する。また、この表示部8は、係員101に対して報知すべき情報、例えば装置のエラー情報や、動作状態、操作情報などを表示する。
操作盤9は、係員101により操作される各種操作ボタンを有し、撮影開始を指示する撮影ボタン、個人識別媒体への顔写真の印刷を指示する印刷ボタンなどを含んでいる。
照明装置51は、反射率がほぼ均一の単色の背景板52の前の椅子53に着座した被写体人物100を照明する。
上述したような撮影装置50では、椅子53に着座した被写体人物100を検知すると、上述したようなフィードバックループにより、自動的に人物像の上下方向の調整が行われる。
すなわち、椅子53に着座した被写体人物100の人物像を反射鏡6で反射する。撮影カメラ1は、反射鏡6に反射した人物像を撮影し、画像データを生成する。画像データは、制御部7に送られ、画像反転処理部2により人物像の左右が反転される。この画像データは、表示部8に表示されるとともに、顔位置検出部3に送られる。
顔位置検出部3では、人物像の画像データから顔位置を検出し、理想状態となるように上下方向の移動量を算出する。反射鏡首振り機構制御部4は、算出された移動量に基づいて、反射鏡首振り機構部5を制御し、反射鏡6を上下方向に回動するチルト動作を実行する。
そして、再び、撮影カメラ1によって撮影された人物像の画像データを制御部7にフィードバックして、理想状態となるまで、自動的に調整する。
係員101は、自動調整が完了した後に、表示部8に表示された被写体表示画像102を確認し、必要であれば、反射鏡首振り機構部5の手動操作レバー5aを操作して、微調整を行う。
そして、係員101が操作盤9の撮影ボタンを押下することにより、理想状態、または所定の許容範囲内で所定のフレーム105内に人物像の顔画像が撮影され、取込まれる。
取込まれた顔画像の画像データは、印刷機に送られ、係員101が操作盤9の印刷ボタンを押下することにより、個人識別媒体の所定のフレームに撮影した顔画像が印刷され、個人識別媒体が発行される。
上述したような撮影装置によれば、高速に顔位置の調整を行うことが可能となるため、係員の負担を軽減できるとともに効率よく撮影が可能となる。また、この撮影装置によれば、反射鏡によって撮影カメラの光軸を折り曲げているため、装置の奥行方向の拡大を防止でき、小型化を実現できる。
次に、制御部7の顔位置検出部3において、被写体人物100の人物像のうち、顔位置を検出する方法について、より具体的に説明する。
図2に示すように、画像データの取り込み時には、被写体人物100の座高のバラツキによる上下方向の顔位置のずれ、及び左右方向のずれをある程度調整できるように、予め大きな撮影領域106を撮影する。この後、オートフレーミング処理により、撮影領域106から、被写体人物100の人物像102の顔位置、より詳細には人物像102頭部位置を基準として、所望のフレームサイズに対応した大きさの画像領域107を切り出す。
撮影領域106を撮影したときに生成される画像データは、人物像102の垂直方向に分割された複数のラインデータによって構成されている。この撮影領域106は、ライン数Lの固定幅を有する撮影可能領域103を含んでいる。
この撮影可能領域103とは、この領域103内に人物像102の頭部位置が存在すれば、所定のフレームにおいて、フレームと人物像102の頭頂位置との間に適度なスペースが確保できるような理想状態となるような領域である。より正確に言えば、撮影可能領域103の上限ライン104で人物像102が検出されず、下限ライン105で人物像102が検出された場合に、撮影可能な理想状態に近い状態であると判断し、オートフレーミング処理が実行可能となる。
反射率がほぼ一定の単色の背景板52の前の被写体人物100を撮影するとき、撮影領域106内の画像データに含まれるラインデータが一定輝度の場合が、人物像102が検出されない場合すなわち人物像102が存在しない場合に相当し、データ上では、「0」と識別される。
また、撮影領域106内の画像データに含まれるラインデータから輝度変化を検出した場合が、人物像102が検出された場合すなわち人物像102が存在する場合に相当し、データ上では、「1」と識別される。
つまり、撮影可能な状態とは、撮影可能領域103において、上限ライン104のラインデータが「0」であり、下限ライン105のラインデータが「1」であるときに対応する。
被写体人物100の標準座高から上下±150mmの範囲内において、撮影領域106の画像データ上に人物像102の頭部位置を検出するならば、撮影領域106は、ライン数Lの固定幅を有する領域を、撮影可能領域103の他に、その撮影可能領域103の上方向に3個、下方向に3個の計7個有している。
撮影可能領域103内に人物像102の頭部位置が存在するように、反射鏡6のチルト動作を実行する場合、このチルト動作の単位移動量は、撮影領域106内の画像データのライン数Lの幅に相当する。すなわち、1ステップのチルト動作により、撮影可能領域103の下限ライン105からLライン下方までの領域、または、撮影可能領域103の上限ライン104からLライン上方までの領域を撮影可能領域103に移動することが可能となる。
図3に示すように、撮影可能領域103の上限ライン104で輝度変化が検出されずに「0」となり、下限ライン105で輝度変化が検出されて「1」となった場合には、撮影可能領域103内に人物像102の頭部位置が存在すると判断され、撮影可能であると判断される。
すなわち、係員101による撮影ボタン押下を待機する待機状態となり、撮影ボタンの押下を検知すると、被写体人物100の人物像102を撮影して画像データの取り込みが実行される。そして、所定のフレームサイズにしたがってオートフレーミング処理が実行される。
図4に示すように、被写体人物100の座高が標準座高よりも低く、撮影可能領域103の上限ライン104及び下限ライン105で輝度変化が検出されずに「0」となった場合には、下限ライン105からLライン下方のライン115に輝度変化が検出されたか否かが判断される。
このような場合、下限ライン105からLのN倍(N=1,2,3)下方のライン上での輝度変化の有無の検出を繰り返し、輝度変化を検出するまですなわちそのラインのラインデータが「1」となるまでの繰り返し検出を行う。ラインデータが「1」となるときのNをチルト動作のステップ数とする。
図4に示した例では、下限ライン105からLライン下方のライン115において、輝度変化を検出し、ライン115のラインデータが「1」となるため、Nは、1となる。このため、撮影領域106の画像データ上、人物像102を1ステップアップすることにより、撮影可能領域103内に人物像102の頭部位置を移動させることができる、と判断する。
この判断に伴い、顔位置検出部3は、1ステップアップに相当するような反射鏡6の回動角度を算出し、算出したデータを反射鏡首振り機構制御部4に対して出力する。反射鏡首振り機構制御部4は、顔位置検出部3からのデータに基づいて、反射鏡首振り機構部5を制御し、反射鏡6を垂直方向の下方に所定の角度回動させるチルト動作を実行させる。
このチルト動作終了後、再び撮影可能領域103の上限ライン104及び下限ライン105で輝度変化の有無を検出する。このとき、撮影可能領域103の上限ライン104で輝度変化が検出されずに「0」となり、下限ライン105で輝度変化が検出されて「1」となった場合には、撮影可能領域103内に人物像102の頭部位置が存在すると判断され、撮影可能であると判断される。
図5及び図6に示すように、被写体人物100の座高が標準座高よりも高く、撮影可能領域103の上限ライン104及び下限ライン105で輝度変化が検出されて「1」となった場合には、上限ライン104からLライン上方のライン114に輝度変化が検出されたか否かが判断される。
このような場合、上限ライン104からLのN倍(N=1,2,3)上方のライン上での輝度変化の有無の検出を繰り返し、一定輝度を検出するまですなわちそのラインのラインデータが「0」となるまでの繰り返し検出を行う。ラインデータが「0」となるときのNをチルト動作のステップ数とする。
図5に示した例では、上限ライン104からLライン上方のライン114において、一定輝度を検出し、ライン114のラインデータが「0」となるため、Nは、1となる。このため、撮影領域106の画像データ上、人物像102を1ステップダウンすることにより、撮影可能領域103内に人物像102の頭部位置を移動させることができる、と判断する。
この判断に伴い、顔位置検出部3は、1ステップダウンに相当するような反射鏡6の回動角度を算出し、算出したデータを反射鏡首振り機構制御部4に対して出力する。反射鏡首振り機構制御部4は、顔位置検出部3からのデータに基づいて、反射鏡首振り機構部5を制御し、反射鏡6を垂直方向の上方に所定の角度回動させるチルト動作を実行させる。
このチルト動作終了後、再び撮影可能領域103の上限ライン104及び下限ライン105で輝度変化の有無を検出する。このとき、撮影可能領域103の上限ライン104で輝度変化が検出されずに「0」となり、下限ライン105で輝度変化が検出されて「1」となった場合には、撮影可能領域103内に人物像102の頭部位置が存在すると判断され、撮影可能であると判断される。
図6に示した例では、上限ライン104からLライン上方のライン114において、輝度変化を検出し、ライン114のラインデータが「1」となるため、少なくともNは、2以上となる。このため、撮影領域106の画像データ上、人物像102を少なくとも2ステップダウンする必要がある、と判断する。
この判断に伴い、顔位置検出部3は、2ステップダウンに相当するような反射鏡6の回動角度を算出し、算出したデータを反射鏡首振り機構制御部4に対して出力する。反射鏡首振り機構制御部4は、顔位置検出部3からのデータに基づいて、反射鏡首振り機構部5を制御し、反射鏡6を垂直方向の上方に所定の角度回動させるチルト動作を実行させる。
このチルト動作終了後、再び撮影可能領域103の上限ライン104及び下限ライン105で輝度変化の有無を検出する。
このとき、撮影可能領域103の上限ライン104で輝度変化が検出されずに「0」となり、下限ライン105で輝度変化が検出されて「1」となった場合には、撮影可能領域103内に人物像102の頭部位置が存在すると判断され、撮影可能であると判断される。
また、このとき、撮影可能領域103の上限ライン104及び下限ライン105で輝度変化が検出されて「1」となった場合には、再度、上述したような制御を繰り返す。そして、例えば、図5に示した例のように、上限ライン104からLライン上方のライン114において、一定輝度を検出し、ライン114のラインデータが「0」となる場合には、Nは、1となり、1ステップダウンに相当するチルト動作を実行させる。
これにより、撮影可能領域103の上限ライン104で輝度変化が検出されずに「0」となり、且つ下限ライン105で輝度変化が検出されて「1」となり、撮影可能領域103内に人物像102の頭部位置が存在すると判断され、撮影可能であると判断される。
このとき、撮影可能領域103の上限ライン104で輝度変化が検出されずに「0」となり、下限ライン105で輝度変化が検出されて「1」となった場合には、撮影可能領域103内に人物像102の頭部位置が存在すると判断され、撮影可能であると判断される。
次に、撮影カメラ1による被写体人物100の人物像102の撮影から、所定のフレームサイズに人物像102の顔画像を切り出すオートフレーミング処理までの処理工程の一例について説明する。
図7に示すように、まず、撮影カメラ1により、被写体人物100の人物像102を撮影し(ST11)、画像データを生成する。撮影カメラ1によって生成された人物像に対応する画像データは、画像反転処理部2で反転処理され、表示部8に表示される(ST12)。また、この反転処理された画像データは、顔位置検出部3に送られる。
係員は、着座した被写体人物100を確認してから撮影開始ボタンなどを押下し、撮影した画像データの取り込みを指示する(ST13)。
すなわち、撮影ボタンの押下を検知すると、顔位置検出部3では、撮影領域106を撮影した画像データにおいて、撮影可能領域103の上限ライン104のラインデータが「0」であり、且つ、下限ライン105のラインデータが「1」であるか否かを判断し、人物像102の頭部位置が撮影可能領域103にあるか否かを判断する(ST14)。
上限ライン104及び下限ライン105のラインデータがともに「0」または「1」である場合には、人物像102の頭部位置が撮影可能領域103の上限ライン104を超えたか、もしくは、下限ライン105に届かなかったと判断し(ST14、NG)、撮影不可能な状態であると判断する。
そして、頭部位置の調整量、すなわちチルト動作の必要なステップ数を計算する(ST15)。
例えば、上限ライン104及び下限ライン105のラインデータがともに「0」である場合には、下限ライン105からLの整数倍下方のラインにおけるラインデータにおける輝度変化の有無を検出し、「1」を検出した時の整数値をチルト動作のステップ数とする。また、このとき、チルト方向、すなわち反射鏡6の回動方向は、下向きとし、撮影領域106の画像データ上、人物像102をステップアップすることになる。
また、上限ライン104及び下限ライン105のラインデータがともに「1」である場合には、上限ライン104からLの整数倍上方のラインにおけるラインデータにおける輝度変化の有無を検出し、「0」を検出した時の整数値をチルト動作のステップ数とする。また、このとき、チルト方向は、上向きとし、撮影領域106の画像データ上、人物像102をステップダウンすることになる。
顔位置検出部3は、算出したステップ数に対応するデータを反射鏡首振り機構制御部4に対して出力する。反射鏡首振り機構制御部4は、顔位置検出部3からのデータに基づいて、反射鏡首振り機構部5を制御し、反射鏡6を垂直方向の上方または下方に算出したステップ数分に相当する所定の角度で回動させるチルト動作を実行させる(ST16)。
このチルト動作終了後、再び撮影カメラ1により、被写体人物100の人物像102を撮影し(ST17)、反転処理された画像データから、撮影可能領域103の上限ライン104及び下限ライン105で輝度変化の有無を検出する。このとき、撮影可能領域103の上限ライン104で輝度変化が検出されずに「0」となり、下限ライン105で輝度変化が検出されて「1」となった場合には、撮影可能領域103内に人物像102の頭部位置が存在すると判断され、撮影可能であると判断される(ST14、OK)。
そして、撮影可能な状態において、撮影領域106の画像データが取込まれる(ST18)。
そして、所定のフレームサイズにしたがってオートフレーミング処理が実行される(ST19)。すなわち、撮影領域106から、所定のフレームサイズに対応した所望サイズの画像領域107が切り出される。
切り出された画像領域107の画像データは、印刷機に転送される。印刷機では、転送された画像データに基づいて、所定の個人識別媒体の用紙上に顔画像を印刷する(ST20)。
上述したように、この撮影装置50では、被写体人物100の頭部位置を所定の撮影可能領域内に配置するように、被写体人物100の垂直方向の高さを自動的に調整するため、係員の負担を軽減できる。また、高さの自動調整は、撮影カメラ1と被写体人物100との間に配置された撮影カメラ1の光軸を折り曲げる反射鏡6を回動させるチルト動作によって行う。このため、高さの自動調整を高速で行うことが可能となり、撮影効率を向上することができる。
次に、撮影カメラ1による被写体人物100の人物像102の撮影から、所定のフレームサイズに人物像102の顔画像を切り出すオートフレーミング処理までの処理工程の他の例について説明する。
図8に示すように、まず、赤外線センサなどの非接触センサまたは圧力センサなどの接触センサから出力される出力信号、或いは撮影カメラ1から得られる画像データを処理した処理結果に基づいて、被写体人物100の有無を検出する(ST21)。
そして、被写体人物100を検出した場合には(ST21、OK)、撮影カメラ1により、被写体人物100の人物像102を撮影し(ST22)、画像データを生成する。撮影カメラ1によって生成された人物像に対応する画像データは、画像反転処理部2で反転処理され、表示部8に表示される。また、この反転処理された画像データは、顔位置検出部3に送られる。
顔位置検出部3では、撮影領域106を撮影した画像データにおいて、撮影可能領域103の上限ライン104のラインデータが「0」であり、且つ、下限ライン105のラインデータが「1」であるか否かを判断し、人物像102の頭部位置が撮影可能領域103にあるか否かを判断する(ST23)。
上限ライン104及び下限ライン105のラインデータがともに「0」または「1」である場合には、人物像102の頭部位置が撮影可能領域103の上限ライン104を超えたか、もしくは、下限ライン105に届かなかったと判断し(ST23、NG)、撮影不可能な状態であると判断する。
そして、頭部位置の調整量、すなわちチルト動作の必要なステップ数を計算する(ST24)。
顔位置検出部3は、算出したステップ数に対応するデータを反射鏡首振り機構制御部4に対して出力する。反射鏡首振り機構制御部4は、顔位置検出部3からのデータに基づいて、反射鏡首振り機構部5を制御し、反射鏡6を垂直方向の上方または下方に算出したステップ数分に相当する所定の角度で回動させるチルト動作を実行させる(ST25)。
このチルト動作終了後、再び撮影カメラ1により、被写体人物100の人物像102を撮影し(ST22)、反転処理された画像データから、撮影可能領域103の上限ライン104及び下限ライン105で輝度変化の有無を検出する。このとき、撮影可能領域103の上限ライン104で輝度変化が検出されずに「0」となり、下限ライン105で輝度変化が検出されて「1」となった場合には(ST23、OK)、撮影可能領域103内に人物像102の頭部位置が存在すると判断され、撮影可能であると判断される(ST26)。
係員は、表示部8に表示された被写体人物100の人物像102を確認してから撮影開始ボタンなどを押下し、撮影した画像データの取り込みを指示する(ST27)。
すなわち、撮影ボタンの押下を検知すると、撮影可能な状態において、撮影領域106の画像データが取込まれる(ST28)。
そして、所定のフレームサイズにしたがってオートフレーミング処理が実行される(ST29)。すなわち、撮影領域106から、所定のフレームサイズに対応した所望サイズの画像領域107が切り出される。
切り出された画像領域107の画像データは、印刷機に転送される。印刷機では、転送された画像データに基づいて、所定の個人識別媒体の用紙上に顔画像を印刷する(ST30)。
上述したように、この撮影装置50では、被写体人物100の頭部位置を所定の撮影可能領域内に配置するように、被写体人物100の垂直方向の高さを自動的に調整するため、係員の負担を軽減できる。また、高さの自動調整は、撮影カメラ1と被写体人物100との間に配置された撮影カメラ1の光軸を折り曲げる反射鏡6を回動させるチルト動作によって行う。このため、高さの自動調整を高速で行うことが可能となり、撮影効率を向上することができる。さらに、図8に示した例では、図7のフローチャートに示されているオートチルトと比較すると、係員が撮影開始を指示する前段階で顔位置高さの自動調整が完了しているため、オートチルトに要する処理時間が撮影全体の時間すなわち係員が撮影開始を指示してから、所望の被撮影人物の顔画像を作成するまでに要する時間に含まれることなく、大幅に撮影効率を向上させることができる。
上述したように、この発明の撮影装置によれば、被写体人物100の人物像を反射する反射鏡6と、この反射鏡6の反射面で反射された人物像を撮影する撮影カメラ1と、この撮影カメラ1によって撮影された人物像の画像データを処理する制御部7とを有し、制御部7において、画像データから人物像の顔位置を検出し、この顔位置が所定のフレームの所定位置に配置されるような理想状態となるように、反射鏡6が被写体人物の上下方向すなわち垂直な高さ方向に回動される。
したがって、高速に顔位置の調整を行うことが可能となるため、係員の負担を軽減できるとともに効率よく撮影が可能となる。また、反射鏡6によって撮影カメラ1の光軸を折り曲げているため、装置の奥行方向の拡大を防止でき、小型化を実現できる。
なお、上述した実施の形態では、被写体人物の上下方向の調整のみを自動的に行う構成について説明したが、被写体人物の左右方向の調整も自動的に行うことが可能であることは言うまでもない。
また、上述した実施の形態では、被写体人物と撮影カメラの間に配置された反射鏡を回動させることにより、人物像の垂直方向の高さを調整したが、何らかの制御手法と駆動装置によって撮影カメラを直接駆動させた場合であってもこの発明を適用可能である。
1…撮影カメラ
2…画像反転処理部
3…顔位置検出部
4…反射鏡首振り機構制御部
5…反射鏡首振り機構部
6…反射鏡
7…制御部
8…表示部
9…操作盤
50…撮影装置
51…照明装置
52…背景板
53…椅子
100…被写体人物
101…係員
102…人物像
103…撮影可能領域
104…上限ライン
105…下限ライン
106…撮影領域
107…切り出し画像領域

Claims (7)

  1. 反射率がほぼ一定の背景の前に位置した所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
    前記撮影手段により生成された画像データのうち、所定撮影領域内の垂直方向に所定の幅を有する所定領域のうちの下方の第1ラインで輝度の変化を検出して、人物像に相当する画像データを検出し、且つ、前記所定領域のうちの前記第1ラインより上方の第2ラインで一定の輝度を検出して、撮影された人物像の背景に相当する画像データを検出するように、前記撮影手段による前記撮影領域の垂直方向の高さを調整する調整手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 反射率がほぼ一定の背景の前に位置した所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
    前記撮影手段により生成された画像データのうち、所定撮影領域内の垂直方向に所定ライン数を有する所定領域のうちの下限の第1ラインで輝度の変化を検出して、人物像に相当する画像データを検出し、且つ、前記所定領域のうちの上限の第2ラインで一定の輝度を検出して、撮影された人物像の背景に相当する画像データを検出するように、前記撮影手段による前記撮影領域の垂直方向の高さを調整する調整手段と、を備え、
    前記調整手段は、前記第1ライン及び第2ラインで一定輝度を検出した場合には、所定撮影領域を上方に移動するように調整し、前記第1ライン及び第2ラインで輝度変化を検出した場合には、所定撮影領域を下方に移動するように調整する機構を備えたことを特徴とする撮影装置。
  3. 反射率がほぼ一定の背景の前に位置した所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
    前記撮影手段により生成された画像データのうち、所定撮影領域内の垂直方向にライン数Lを有する所定領域のうちの下限の第1ラインで輝度の変化を検出して、人物像に相当する画像データを検出し、且つ、前記所定領域のうちの上限の第2ラインで一定の輝度を検出して、撮影された人物像の背景に相当する画像データを検出するように、前記撮影手段による前記撮影領域の垂直方向の高さを調整する調整手段と、を備え、
    前記調整手段は、
    前記第1ライン及び第2ラインで一定輝度を検出した場合には、輝度変化を検出するまで前記第1ラインからLのN倍だけ下方のラインを参照し、輝度変化を検出したラインが前記第1ラインに到達するまで所定撮影領域を上方に移動するように調整し、
    前記第1ライン及び第2ラインで輝度変化を検出した場合には、一定輝度を検出するまで前記第2ラインからLのN倍だけ上方のラインを参照し、一定輝度を検出したラインが前記第2ラインに到達するまで所定撮影領域を下方に移動するように調整する機構を備えたことを特徴とする撮影装置。
  4. 反射率がほぼ一定の背景の前に位置した所定の撮影領域内の人物像を撮影して、人物像を垂直方向に複数のラインで構成した画像データを生成する撮影手段と、
    前記撮影手段により生成された画像データのうち、所定撮影領域内の垂直方向にライン数Lを有する所定領域のうちの下限の第1ラインで輝度の変化を検出して、人物像に相当する画像データを検出し、且つ、前記所定領域のうちの上限の第2ラインで一定の輝度を検出して、撮影された人物像の背景に相当する画像データを検出するように、前記撮影手段による前記撮影領域の垂直方向の高さを調整する調整手段と、を備えた撮影装置に適用される撮影方法であって、
    前記第1ライン及び第2ラインで一定輝度を検出した場合には、輝度変化を検出するまで前記第1ラインからLのN倍だけ下方のラインを参照し、輝度変化を検出したラインが前記第1ラインに到達するまで所定撮影領域を上方に移動するように調整し、
    前記第1ライン及び第2ラインで輝度変化を検出した場合には、一定輝度を検出するまで前記第2ラインからLのN倍だけ上方のラインを参照し、一定輝度を検出したラインが前記第2ラインに到達するまで所定撮影領域を下方に移動するように調整し、
    所定フレーム内の所定位置に人物像を配置して撮影する、
    ことを特徴とする撮影方法。
  5. 被撮影者の顔画像を含む人物画像を撮影する撮影装置において、
    撮影領域内の人物画像を撮影する撮影手段と、
    この撮影手段により撮影された画像から被撮影者の頭頂位置が撮影領域内に位置しているかを判定する判定手段と、
    この判定手段の判定結果に基づき、被撮影者の頭頂位置が撮影領域内に位置するように前記撮影手段における撮影領域を変更する手段と、
    撮影開始を指示する指示手段と、を具備し、
    前記指示手段にて撮影開始が指示される前に、前記判定手段による判定と、前記変更手段による撮影領域の変更を行い、前記指示手段にて撮影開始が指示された際に前記撮影手段にて撮影された人物画像を撮影画像として出力するようにしたことを特徴とする撮影装置。
  6. 前記撮影装置は、さらに、被撮影者の有無を検出する検出手段を有し、この検出手段により被撮影者の存在が検出された場合に、前記判定手段による判定と、前記変更手段による撮影領域の変更を行うようにしたことを特徴とする請求項5に記載の撮影装置。
  7. 被撮影者の顔画像を含む人物画像を撮影する撮影装置において、
    撮影領域内の人物画像を撮影する撮影手段と、
    この撮影手段により撮影された画像から被撮影者の頭頂位置が撮影領域内に位置しているかを判定する判定手段と、
    この判定手段の判定結果に基づき、被撮影者の頭頂位置が撮影領域内に位置するように前記撮影手段における撮影領域を変更する手段と、
    撮影開始を指示する指示手段と、を具備し、
    前記指示手段にて撮影開始が指示される後に、前記判定手段による判定と、前記変更手段による撮影領域の変更を行い、前記撮影手段にて撮影された人物画像を撮影画像として出力するようにしたことを特徴とする撮影装置。
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