JP2009205155A - 放射線検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量化を図ることができ、また、撮影可能サイズを自由に可変にすることができ、未使用時には収納棚等にコンパクトに収納することができ、使い勝手のよい放射線検出装置を提供する。
【解決手段】筐体12と、該筐体12内に収容され、被写体を透過した放射線源からの放射線を検出し、放射線画像情報に変換する放射線検出器14とを有する電子カセッテ10において、筐体12内に回転自在に収容された巻取部30を有し、放射線検出器14は、可撓性基体を有し、且つ、巻取部30に巻回され、その一部が筐体12外に引き出し可能とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体に放射線を照射して放射線画像の撮影を行うための放射線検出装置に関する。
医療分野において、被写体に放射線を照射し、被写体を透過した放射線を放射線検出器に導いて放射線画像を撮影する放射線画像撮影装置が広汎に使用されている。
この場合、放射線検出器としては、放射線画像が露光記録される従来からの放射線フイルムや、蛍光体に放射線画像としての放射線エネルギを蓄積し、励起光を照射することで放射線画像を輝尽発光光として取り出すことのできる蓄積性蛍光体パネルが知られている。これらの放射線検出器は、放射線画像が記録された放射線フイルムを現像装置に供給して現像処理を行い、あるいは、蓄積性蛍光体パネルを読取装置に供給して読取処理を行うことで、可視画像としての放射線画像が得られる。
一方、手術室等の医療現場においては、患者に対して迅速且つ的確な処置を施すため、放射線検出器から直ちに放射線画像を読み出して表示できることが要求される。このような要求に対応可能な放射線検出器として、放射線を直接電気信号に変換し、あるいは、放射線をシンチレータで可視光に変換した後、電気信号に変換して読み出す固体検出素子を用いた放射線検出器が開発されている。放射線検出装置の筐体に収容されて使用されるようになっている。
特に、可搬型は、持ち運びに便利なように、軽量であることと、搬送時や使用時に大きな制約を受けないことが望ましい。
このような効果を奏する放射線検出装置として、例えば特許文献1記載のものが提案されている。
この特許文献1記載の放射線検出装置は、従来のガラス基板の代わりに、半導体厚膜を用いたフラットパネル型X線検出器(FPD)を筐体に収納してユニット化することを特徴としている。
しかしながら、半導体厚膜をフラットに維持するために、筐体に剛性が必要であり、軽量化には限界がある。また、フラットパネル型X線検出器のサイズを可変にできれば、様々な部位を効率よく撮影することができるが、特許文献1記載の放射線検出装置にはそのような機構がない。また、放射線検出装置の未使用時には、収納棚等にコンパクトに収納したいというニーズがあるが、それに対応できないという問題もある。
特開2007−67151号公報
本発明は、前記の課題に鑑みなされたものであり、軽量化を図ることができ、また、撮影可能サイズを自由に可変にすることができ、未使用時には収納棚等にコンパクトに収納することができ、使い勝手のよい放射線検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る放射線検出装置は、筐体と、該筐体内に収容され、被写体を透過した放射線源からの放射線を検出し、放射線画像情報に変換する放射線検出器とを有する放射線検出装置において、
前記筐体内に回転自在に収容された巻取部を有し、
前記放射線検出器は、可撓性基体を有し、且つ、前記巻取部に巻回され、その一部が前記筐体外に引き出し可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
(1)軽量化を図ることができ、搬送時や使用時において技師に大きな制約を与えない。
(2)撮影可能サイズを自由に可変にすることができ、様々な部位を効率よく撮影することができる。
(3)未使用時には収納棚等にコンパクトに収納することができる。
電子カセッテを一部透視して示す斜視図である。 電子カセッテの放射線検出器を示す断面図である。 電子カセッテの放射線検出器を示す平面図である。 電子カセッテを示す断面図である。 ストッパ機構のストッパボタンを示す説明図である。 ストッパ機構の解除ボタンを示す断面図である。 バッテリからのブラシ方式による電力供給を示す説明図である。 電子カセッテに収納される放射線検出器の回路構成ブロック図である。 赤外線による情報伝達の一例を示す説明図である。 赤外線による情報伝達の一例を一部省略して示す断面図である。 図11A及び図11Bはバッテリからのワイヤ方式による電力供給を示す説明図である。 バッテリからの電磁誘導方式による電力供給を示す説明図である。 IPカセッテを一部透視して示す斜視図である。 IPカセッテを示す断面図である。 選択的引出機構を示す説明図である。 外光遮蔽シートの第3突片の一構成例を示す斜視図である。 蓄積性蛍光体パネルと外光遮蔽シートを一緒に引き出す場合の操作例を示す説明図である。 IPカセッテに対応した画像読取装置の一例を示す構成図である。
以下、本発明に係る放射線検出装置の実施の形態例を図1〜図18を参照しながら説明する。
第1の実施の形態に係る放射線検出装置(以下、電子カセッテ10と記す)は、図1に示すように、外形がほぼ角柱状の形状を有する筐体12と、該筐体12内に収容され、且つ、被写体(例えば患者)を透過した放射線源からの放射線(例えばX線)を検出し、放射線画像情報に変換する可撓性の放射線検出器14とを有する。
放射線検出器14は、図2に示すように、長尺のシート状に形成された可撓性基体16と、該可撓性基体16上に形成された多数の画素18(フレキシブルセンサ)とを有し、容易に巻き取ることができるようになっている。
具体的には、図3に示すように、放射線検出器14は、多数の画素18が形成された放射線変換部20と、多数の画素18に対して配線される多数のゲート線22(図8参照)の束が形成された第1フレキシブル配線部24と、多数の画素18に対して配線される多数の信号線26(図8参照)の束が形成された第2フレキシブル配線部28とを有する。
また、電子カセッテ10は、図1に示すように、筐体12内に回転自在に収容された巻取部30を有する。
この巻取部30は、図4に示すように、内部に中空部32を有する円筒部34と、円筒部34の軸方向に沿って張設された回転軸36と、回転軸36に取り付けられた図示しない渦巻きバネとを有する。回転軸36は、円筒部34の両端に設けられた円盤(図10や図12参照:あるいはスポーク等でもよい)を介して円筒部34に固定されている。従って、回転軸36を軸として円筒部34が回転することとなる。回転軸36の両端は筐体12の内壁12aにそれぞれ軸受け40(図10及び図12参照)を介して回転自在に取り付けられている。
円筒部34は、図4に示すように、その一部に長手方向に延びるスリット42が形成され、このスリット42を通して放射線検出器14の一端部14aが円筒部34の中空部32内に収容され、回転軸36に巻きつけられて固定されている。この放射線検出器14の一端部14aには、電子回路44が実装されている。電子回路44は、例えば後述するカセッテ制御部90、読出回路92、送受信部94、画像メモリ96等が挙げられる。
筐体12には、開口46が設けられ、巻取部30に巻回された放射線検出器14の他端部14bが開口46を通して露出されている。従って、技師は、この放射線検出器14の他端部14bをつまむことによって放射線検出器14の一部を引き出すことができるようになっている。放射線検出器14の表面には、図1に示すように、引き出した量(サイズ)が目視にて容易に認識できるように目盛り48が付されている。
また、筐体12内には、図4に示すように、放射線検出器14の引き出し量を検出するセンサ50が設けられている。このセンサ50としては、回転軸36の回転数や円筒部34の回転数を検出するセンサでもよいし、放射線検出器14の表面に付された目盛り48を光学的に読み取るセンサでもよい。センサ50からの検出値は、長さの数値データ(引き出されたサイズ)に変換され、筐体12の表面、特に、技師の目に付きやすい面に設置された液晶表示部52に表示されるようになっている。
さらに、筐体12には、放射線検出器14の引き出し量を可変にするためのストッパ機構54が設けられている。ストッパ機構54は、筐体12内のうち、例えば開口46の近傍に設けられている。
このストッパ機構54は、例えば巻尺や掃除機のコードリールに使用されているストッパ機構を使用することができるが、停止させる対象物が比較的大きいため、以下のようなストッパ機構も使用することができる。
すなわち、ストッパ機構54は、例えば図4〜図6に示すように、側面に凹部56を有するストップボタン58(押しボタン)と、ストップボタン58に接続され、且つ、放射線検出器14のうち、開口46近傍に位置する部分を押圧するバー60と、バー60を一方向(放射線検出器14から離間する方向)に付勢する第1バネ62(図5参照)と、押圧状態にあるストップボタン58の凹部56に進入し、該ストップボタン58を係止するフック64と、フック64を常時一方向(ストップボタン58側)に付勢する第2バネ66と、フック64による係止を解除する解除ボタン68(スライドボタン)とを有する。また、図6に示すように、筐体12のうち、解除ボタン68の側面に対向する部分には、それぞれ解除ボタン68のスライド方向に延びる溝70が設けられ、また、解除ボタン68の側面には溝70内を挿通する突起72が設けられている。これにより、フック64によるストップボタン58に対する係止を確実にすることができる。
従って、技師が放射線検出器14の他端部14bをつまんで該放射線検出器14の一部を引き出し(図示しない渦巻きバネの付勢に抗して引き出し)、必要な長さだけ引き出した後に、ストップボタン58を押すことによって、バー60が放射線検出器14を押圧すると共にストップボタン58の側面にある凹部56にフック64の先端部が進入することによって係止させられることになる。これによって、必要な長さだけ引き出された放射線検出器14のさらなる引き出し、あるいは巻き取りが停止した状態となる。
放射線検出器14を収納するときは、解除ボタン68をスライドさせることによって、フック64によるストップボタン58に対する係止が解除され、これにより、バー60は放射線検出器14への押圧を解除することになる。そのため、放射線検出器14は、図示しない渦巻きバネの付勢によって円筒部34に巻き取られ、放射線検出器14の他端部14bのみが開口46から露出した状態となる。
また、筐体12内には、巻取部30と共に、表示制御部74と、バッテリ76と、入出力インターフェース78(図1参照)とが収容されている。
表示制御部74は、上述した放射線検出器14の引き出し量を検出するセンサ50からの検出値を長さの数値データ(引き出されたサイズ)に変換し、筐体12の表面に設置された液晶表示部52にテキストデータとして表示する。
バッテリ76は、図1及び図2に示すように、円筒部34の回転軸36の一方の端部36aまで延びる外部端子80を有し、この外部端子80の先端には回転軸36に常時接触するブラシ82が設けられている。
図7に示すように、回転軸36は、樹脂製の軸部材84の表面に選択的に金属膜86(斜線のハッチングで示す)が形成されて構成されている。金属膜86はブラシ82が接触する部分と、放射線検出器14の一端部14aの一方の面に接触する部分と、これらを接続する部分に形成されている。放射線検出器14の一端部14aの他方の面には電子回路44が実装されている。そして、放射線検出器14の一端部14aの一方の面のうち、回転軸36の金属膜86が接触する部分には電源用の配線パターン(電源ライン88)が形成され、この電源ライン88を通してバッテリ76からの電力が放射線検出器14及び電子回路44に供給されるようになっている。すなわち、バッテリ76からの電力は、外部端子80→ブラシ82→回転軸36→電源ライン88を介して放射線検出器14及び電子回路44に供給される。
なお、巻取部30内の電子回路44、バッテリ76及び入出力インターフェース78に放射線Xが照射されることによる損傷を回避するため、筐体12内に鉛板等を配設しておくことが好ましい。
電子回路44は、図8に示すように、放射線検出器14を駆動制御するカセッテ制御部90と、放射線検出器14にて変換された放射線画像情報を読み出す読出回路92と、読み出された放射線画像情報を含む信号を、入出力インターフェース78との間で送受信する送受信部94と、読み出された放射線画像情報を一時的に記憶する画像メモリ96とを含む。
送受信部94と入出力インターフェース78との信号のやりとりは、周波数が3kHz以上3T(テラ)Hz以下の電波や、赤外線で行うことができる。電波で行う場合は、送受信部94と入出力インターフェース78にそれぞれ送受信用のアンテナを設けることによって実現することができる。
赤外線で行う場合は、例えば図9及び図10(図1も参照)に示すように、回転軸36の他方の端部36bのうち、円筒部34に隣接した位置に第1円盤98を回転軸36に固着し、筐体12の内壁12aに近接した位置に例えば矩形の第1板部材100を回転軸36には接触させずに(回転軸36と共に回転させないように)して筐体12の例えば底面12bに固定する。そして、第1円盤98の第1板部材100と対向する面にリング状の第1赤外線発光部102と同じくリング状の第1赤外線受光部104とを設ける。同様に、第1板部材100の第1円盤98と対向する面に、第1赤外線発光部102と対向するリング状の第2赤外線受光部106と、第1赤外線受光部104と対向するリング状の第2赤外線発光部108とを設ける。
第1赤外線発光部102及び第1赤外線受光部104と電子回路44(この場合、送受信部94)との電気的接続は、第1円盤98に形成された配線層と回転軸36に形成された金属膜を通じて行われる。また、第2赤外線受光部106及び第2赤外線発光部108と入出力インターフェース78との電気的接続は、第1板部材100に形成された配線層と筐体12の例えば底面12bに形成された金属膜を通じて行われる。
これにより、入出力インターフェース78にて受信した外部からの情報(患者情報等)が第2赤外線発光部108→第1赤外線受光部104→送受信部94を介してカセッテ制御部90に供給され、カセッテ制御部90からの放射線画像情報を含む情報が送受信部94→第1赤外線発光部102→第2赤外線受光部106を介して入出力インターフェース78に供給され、該入出力インターフェース78を介して外部に送信されることになる。
ここで、放射線検出器14は、図8に示すように、放射線を感知して電荷を発生させるアモルファスセレン(a−Se)等の物質からなる光電変換層110を行列状の薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)112のアレイの上に配置した構造を有し、発生した電荷を蓄積容量114に蓄積した後、各行毎にTFT112を順次オンにして、電荷を画像信号として読み出す。図8では、光電変換層110及び蓄積容量114からなる1つの画素18と1つのTFT112との接続関係のみを示し、その他の画素18の構成については省略している。なお、アモルファスセレンは、高温になると構造が変化して機能が低下してしまうため、所定の温度範囲内で使用する必要がある。従って、電子カセッテ10内に放射線検出器14を冷却する手段を配設することが好ましい。
各画素18に接続されるTFT112には、行方向と平行に延びるゲート線22と、列方向と平行に延びる信号線26とが接続される。各ゲート線22は、第1フレキシブル配線部24(図3参照)を介して読出回路92のライン走査駆動部116に接続され、各信号線26は、第2フレキシブル配線部28(図3参照)を介して読出回路92のマルチプレクサ118に接続される。
ゲート線22には、行方向に配列されたTFT112をオンオフ制御する制御信号Von、Voffがライン走査駆動部116から供給される。この場合、ライン走査駆動部116は、ゲート線22を切り替える複数のスイッチSW1と、スイッチSW1の1つを選択する選択信号を出力する第1アドレスデコーダ120とを備える。第1アドレスデコーダ120には、カセッテ制御部90からアドレス信号が供給される。
また、信号線26には、列方向に配列されたTFT112を介して各画素18の蓄積容量114に保持されている電荷が流出する。この電荷は、読出回路92の増幅器122によって増幅される。増幅器122には、読出回路92のサンプルホールド回路124を介してマルチプレクサ118が接続される。マルチプレクサ118は、信号線26を切り替える複数のスイッチSW2と、スイッチSW2の1つを選択する選択信号を出力する第2アドレスデコーダ126とを備える。第2アドレスデコーダ126には、カセッテ制御部90からアドレス信号が供給される。マルチプレクサ118には、読出回路92のA/D変換器128が接続され、A/D変換器128によってデジタル信号に変換された放射線画像情報がカセッテ制御部90を介して画像メモリ96に記憶される。画像メモリ96に記憶された放射線画像情報は、送受信部94及び入出力インターフェース78を介して図示しないクレードル、携帯情報端末、コンソール等に送信される。なお、放射線画像情報は、必要に応じて、データ圧縮された状態で送信される。
ところで、バッテリ76からの電力供給の方法としては、上述したブラシ方式のほかに、図11A及び図11Bに示すように、外部端子80から回転軸36の一方の端部36aとを電気的に接続する絶縁被覆タイプのワイヤ130を使用するようにしてもよい(ワイヤ方式)。これにより、バッテリ76からの電力は、外部端子80→ワイヤ130→回転軸36(金属膜86)→電源ライン88を介して放射線検出器14及び電子回路44に供給される。
この場合、図11Aに示すように、放射線検出器14を引き出す際に、ワイヤ130が回転軸36に巻き取られるようにし、放射線検出器14を最大長引き出してもワイヤ130が切断しない程度の長さに設定することが好ましい。もちろん、放射線検出器14を円筒部34に巻き取る際には、図11Bに示すように、ワイヤ130が撓むことになるが、絶縁被覆されているため、電子回路44やその他の回路の不測の短絡等を防止することができる。
バッテリ76からの電力供給の他の方法としては、電磁誘導方式を採用するようにしてもよい。この電磁誘導方式は、例えば図12に示すように、回転軸36の一方の端部36aのうち、円筒部34に隣接した位置に第2円盤132を回転軸36に固着し、筐体12の内壁12aに近接した位置に例えば矩形の第2板部材134を回転軸36には接触させずに(回転軸36と共に回転させないように)して筐体12の例えば底面12bに固定する。そして、第2板部材134の第2円盤132と対向する面に一次コイル136を設け、第2円盤132の第2板部材134と対向する面に二次コイル138を設ける。
二次コイル138と電源ライン88(図7参照)との電気的接続は、第2円盤132に形成された配線層と回転軸36に形成された金属膜86を通じて行われる。また、一次コイル136とバッテリ76との電気的接続は、第2板部材134に形成された配線層と筐体12の例えば底面12bに形成された金属膜を通じて行われる。
これにより、バッテリ76からの電力は、バッテリ76→一次コイル136→二次コイル138→回転軸36の金属膜86→電源ライン88を介して放射線検出器14及び電子回路44に供給される。
電子カセッテ10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について説明する。
患者の放射線画像を撮影する際、コンソールで当該患者の患者情報を設定すると共に、必要な撮影条件を設定する。また、撮影メニューから所望の撮影部位、例えば、胸部、頭部、四肢等を選択して設定する。
設定された患者情報、撮影条件及び撮影部位は、技師が所持する携帯情報端末に送信され、携帯情報端末の表示部に表示される。この場合、技師は、携帯情報端末の表示部に表示された患者情報、撮影条件及び撮影部位を確認して、所望の撮影準備を行うことができる。
続いて、技師は、確認した撮影条件及び撮影部位等に基づいて、電子カセッテ10から今回の撮影に最適なサイズを割り出し、電子カセッテ10の筐体12からそのサイズに相当する量だけ放射線検出器14を引き出す。このとき、液晶表示部52に引き出し量が長さの数値データ(テキスト)として表示されることから、技師は一目で引き出し量を認識することができる。もちろん、放射線検出器14の表面に目盛り48が付されているため、液晶表示が見づらい場合等に便利である。
そして、技師は、放射線検出器14を必要な量だけ引き出した段階で、ストップボタン58を押して、放射線検出器14を固定する。その状態で、技師は、撮影メニューから選択した患者の所望の撮影部位に引き出された放射線検出器14を設置する。
患者に対して放射線検出器14が適切な状態に設置されると、技師は、携帯情報端末の撮影スイッチを操作し、放射線画像の撮影を行う。撮影スイッチが操作されると、線源制御装置は、予めコンソールから供給されている撮影条件に従って放射線源を制御し、放射線を患者に照射する。
患者を透過した放射線は、電子カセッテ10の筐体12から引き出されている放射線検出器14に照射され、放射線検出器14を構成する各画素18の光電変換層110によって電気信号に変換され、蓄積容量114に電荷として保持される(図8参照)。次いで、各蓄積容量114に保持された患者の放射線画像情報である電荷情報は、カセッテ制御部90からライン走査駆動部116及びマルチプレクサ118に供給されるアドレス信号に従って読み出される。
すなわち、ライン走査駆動部116の第1アドレスデコーダ120は、カセッテ制御部90から供給されるアドレス信号に従って選択信号を出力してスイッチSW1の1つを選択し、対応するゲート線22に接続されたTFT112のゲートに制御信号Vonを供給する。一方、マルチプレクサ118の第2アドレスデコーダ126は、カセッテ制御部90から供給されるアドレス信号に従って選択信号を出力してスイッチSW2を順次切り替え、ライン走査駆動部116によって選択されたゲート線22に接続された各画素18の蓄積容量114に保持された電荷情報である放射線画像情報を信号線26を介して順次読み出す。
選択されたゲート線22に接続された各画素18の蓄積容量114から読み出された放射線画像情報は、各増幅器122によって増幅された後、各サンプルホールド回路124によってサンプリングされ、マルチプレクサ118を介してA/D変換器128に供給され、デジタル信号に変換される。デジタル信号に変換された放射線画像情報は、カセッテ制御部90の画像メモリ96に一旦記憶される。
同様にして、ライン走査駆動部116の第1アドレスデコーダ120は、カセッテ制御部90から供給されるアドレス信号に従ってスイッチSW1を順次切り替え、各ゲート線22に接続されている各画素18の蓄積容量114に保持された電荷情報である放射線画像情報を信号線26を介して読み出し、マルチプレクサ118及びA/D変換器128並びにカセッテ制御部90を介して画像メモリ96に記憶させる。
画像メモリ96に記憶された放射線画像情報は、送受信部94及び入出力インターフェース78を介して例えば無線通信によりコンソールに送信される。
一方、電子カセッテ10の画像メモリ96に記憶された放射線画像情報は、データ圧縮処理された後、携帯情報端末等に送信され、圧縮画像として携帯情報端末の表示部に表示させることができる。技師は、携帯情報端末の表示部に表示された圧縮画像を確認し、再撮影の要否等の判断を行うことができる。なお、放射線画像情報は、データ圧縮されることで情報量が削減されているため、速やかに表示することができる。
放射線画像の撮影が終了すると、技師は、解除ボタン68をスライド操作する。これによって、バー60の押圧による放射線検出器14の固定が解除され、放射線検出器14は円筒部34に巻き取られ、他端部14bのみが開口46から露出した状態となる。
このように、電子カセッテ10においては、可撓性を有する放射線検出器14を任意に引き出して使用することができることから、撮影可能サイズを自由に可変にすることができ、様々な部位を効率よく撮影することができる。
しかも、軽量化を図ることができ、搬送時や使用時において技師に大きな制約を与えない。また、未使用時には放射線検出器14を巻き取って角柱状の筐体12内に収めることができるため、収納棚等にコンパクトに収納することができる。
上述の例では、入出力インターフェース78を設けるようにしたが、入出力インターフェース78を設けずに、電子回路44の送受信部94を通じて外部との通信を行うようにしてもよい。これは、電子カセッテ10の軽量化につながる。
次に、第2の実施の形態に係る放射線検出装置(以下、IPカセッテ150と記す)について図13〜図17を参照しながら説明する。なお、電子カセッテ10と同様の構成部材には、同符号を付してその重複説明を省略する。
このIPカセッテ150は、上述した電子カセッテ10とほぼ同様の構成を有するが、以下の点で異なる。
すなわち、図13及び図14に示すように、ほぼ角柱状の筐体12内に2つの巻取部(第1巻取部30及び第2巻取部152)を有する。第1巻取部30には、被写体を透過したX線が照射されることで放射線画像情報が記録される蓄積性蛍光体パネル154(放射線検出器)が巻回され、第2巻取部152には、外光遮蔽シート156が巻回されている。なお、蓄積性蛍光体パネル154の一端部154aは回転軸36に固定されている。
蓄積性蛍光体パネル154は、長尺のシート状に形成された可撓性基体と、該可撓性基体上に形成された蓄積性蛍光体層とを有し、容易に巻き取ることができるようになっている。この蓄積性蛍光体パネルは、電子カセッテ10のような第1フレキシブル配線部24や第2フレキシブル配線部28は存在しない。
蓄積性蛍光体パネル154の表面及び外光遮蔽シート156の表面には、それぞれ目盛り48が付されている。
第1巻取部30は、上述した電子カセッテ10と同様の巻取部とほぼ同様の構成を有する。但し、蓄積性蛍光体パネル154への電力供給は不要であるため、電源ラインや金属膜は形成されていない。
第2巻取部152も第1巻取部30と同様の構成を有し、内部に中空部158を有する第2円筒部160と、第2円筒部160の軸方向に沿って張設された第2回転軸162と、第2回転軸162に取り付けられた図示しない渦巻きバネとを有する。第2回転軸162は、第2円筒部160の両端に設けられた円盤164(あるいはスポーク)を介して第2円筒部160に固定されている。従って、第2回転軸162を軸として第2円筒部160が回転することとなる。第2回転軸162の両端は筐体12の内壁にそれぞれ図示しない軸受けを介して回転自在に取り付けられている。また、第2円筒部160には、その外周部に外光遮蔽シート156の一端部156aが貼着されている。
さらに、筐体12内には、蓄積性蛍光体パネル154(及び外光遮蔽シート156)の引き出し量を検出するセンサ50と、蓄積性蛍光体パネル154(及び外光遮蔽シート156)の引き出し量を可変にするためのストッパ機構54と、液晶表示部52と、表示制御部74と、引き出し量を一時的に記憶するためのメモリ166と、外部からの送信要求信号に受信に基づいてメモリに記憶されたデータを送信する送受信部94とを有する。なお、バッテリ76の代わりに、表示制御部74、メモリ166及び送受信部94に電力を供給するための図示しない小型電池が取り付けられるようになっている。
そして、このIPカセッテ150は、外光遮蔽シート156を選択的に引き出すための選択的引出機構168が設けられている。
この選択的引出機構168は、例えば図15に示すように、蓄積性蛍光体パネル154の他端部154bに2つの突片(第1突片170及び第2突片172)を設け、外光遮蔽シート156の他端部156bに1つの突片(第3突片174)を設ける。この場合、蓄積性蛍光体パネル154の第2突片172と外光遮蔽シート156の第3突片174とが互いに対向するように設け、特に、第3突片174は、図16に示すように、他端部156bから斜め上方に突出する幅広の係止片174aと該係止片174aの端面中央から突出する幅狭の突片174bとが一体に形成された形状とする。さらに、筐体12の開口46を構成する上板部に下方に伸びる例えば2つの突起176を設ける。この突起176は、各先端が係止片174aの端面と対向するように形成される。
従って、例えば図17に示すように、技師が外光遮蔽シート156の第3突片174と蓄積性蛍光体パネル154の第2突片172とを同時につまむことで、第3突片174が下方に移動し、これにより、突起176による第3突片174の係止片174aに対する係止が解除され、蓄積性蛍光体パネル154と外光遮蔽シート156とを一緒に引き出すことが可能となる。
一方、技師が蓄積性蛍光体パネル154の第1突片170をつまんで蓄積性蛍光体パネル154を引き出すと、突起176による第3突片174の係止片174aに対する係止が維持されているため、蓄積性蛍光体パネル154のみが引き出され、外光遮蔽シート156は引き出されない。
IPカセッテ150は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について説明する。
電子カセッテ10の場合と同様に、技師は、確認した撮影条件及び撮影部位等に基づいて、IPカセッテ150から今回の撮影に最適なサイズを割り出し、IPカセッテ150の筐体12からそのサイズに相当する量だけ蓄積性蛍光体パネル154と外光遮蔽シート156を一緒に引き出す。このとき、液晶表示部52に引き出し量が長さの数値データ(テキスト)として表示され、メモリ166にその数値データが記憶される。
そして、技師は、蓄積性蛍光体パネル154及び外光遮蔽シート156を必要な量だけ引き出した段階で、ストップボタン58を押して、蓄積性蛍光体パネル154及び外光遮蔽シート156を固定する。その状態で、技師は、撮影メニューから選択した患者の所望の撮影部位にIPカセッテ150から引き出された蓄積性蛍光体パネル154及び外光遮蔽シート156を設置する。
患者に対して蓄積性蛍光体パネル154及び外光遮蔽シート156が適切な状態に設置されると、技師は、携帯情報端末の撮影スイッチを操作し、放射線画像の撮影を行う。
放射線画像の撮影が終了すると、技師は、解除ボタン68をスライド操作する。これによって、バー60の押圧による蓄積性蛍光体パネル154及び外光遮蔽シート156の固定が解除され、蓄積性蛍光体パネル154は円筒部34に巻き取られ、外光遮蔽シート156は第2円筒部160に巻き取られ、蓄積性蛍光体パネル154の第1突片170及び第2突片172並びに外光遮蔽シート156の第3突片174のみが開口46から露出した状態となる。
その後、技師は、IPカセッテ150の蓄積性蛍光体パネル154に記録された放射線画像情報を読み取るために、図18に示す画像読取装置180にセットする。
この画像読取装置180は、IPカセッテ150に対応した構成を有する。すなわち、IPカセッテ150が載置される載置台182と、載置されたIPカセッテ150のうち、蓄積性蛍光体パネル154の第1突片170を把持して下方に引き出す引出機構184と、IPカセッテ150の送受信部94からのデータに基づいて引出機構184による蓄積性蛍光体パネル154の引き出し量を制御する引出制御部186と、引き出された蓄積性蛍光体パネル154に蓄積記録された放射線画像情報を読み取る走査ユニット188と、読取処理が終了した蓄積性蛍光体パネル154に残存する放射線画像情報を消去するための消去ユニット190とを有する。
走査ユニット188は、励起光であるレーザビームLBを導出して蓄積性蛍光体パネル154を搬送方向と直交する方向に走査する励起部192と、レーザビームLBによって励起されることで放出される放射線画像情報に係る輝尽発光光を集光する集光ガイド194と、集光ガイド194によって集光された輝尽発光光を電気信号に変換するフォトマルチプライヤ196とを備える。なお、集光ガイド194の一端部には、輝尽発光光の集光効率を高めるための集光ミラー198が近接して配設される。消去ユニット190は、消去光を出力する冷陰極管からなる複数の消去光源200を有する。
ここで、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体パネル154を収納したIPカセッテ150を画像読取装置180に載置し、読取処理を行う場合について説明する。
IPカセッテ150が載置台182に載置されると、引出制御部186は、IPカセッテ150に対して送信要求信号を出力する。IPカセッテ150内の送受信部94は、引出制御部186から送信要求信号の受信に基づいてメモリ166から引き出し量のデータ(引出量データ)を読み出して送信する。引出制御部186は、IPカセッテ150からの引出量データを確保し(内蔵レジスタ等に記録)、続いて、引出機構184を駆動制御する。
引出機構184は、IPカセッテ150の開口46から露出する第1突片170を把持し、蓄積性蛍光体パネル154を下方に等速で引き出す(副走査搬送)。第1突片170を把持して引き出すことから、外光遮蔽シート156は引き出されず、蓄積性蛍光体パネル154だけが引き出されることになる。
蓄積性蛍光体パネル154が副走査搬送されると共に、励起部192からのレーザビームLBが蓄積性蛍光体パネル154を主走査することにより、放射線画像情報の読み取りが行われる。すなわち、励起部192から出力されたレーザビームLBが蓄積性蛍光体パネル154に照射されると、蓄積性蛍光体パネル154から放射線画像情報に対応した輝尽発光光が出力される。この輝尽発光光は、集光ガイド194を介してフォトマルチプライヤ196に導かれ、電気信号としての放射線画像情報に変換される。
引出機構184によるIPカセッテ150からの蓄積性蛍光体パネル154の引き出し操作は、引出制御部186に確保された引出量データに相当する長さが引き出されるまで継続される。そして、引出量データに相当する長さが引き出された段階で、当該蓄積性蛍光体パネル154に記録されていた放射線画像情報が読み取られることになる。読み取られた放射線画像情報は、例えばコンソールに送信される。
放射線画像情報の読み取りが終了すると、蓄積性蛍光体パネル154は、消去ユニット190を構成する消去光源200から出力される消去光により、蓄積性蛍光体パネル154に残存する放射線画像情報が除去される。その後、引出制御部186は、引出機構184を今度は蓄積性蛍光体パネル154を引出方向とは逆方向に、すなわち、IPカセッテ150に収納する方向に移動するように駆動制御する。これにより、蓄積性蛍光体パネル154は筐体12内の第1巻取部30に巻き取られ、次の撮影に使用される。
このように、IPカセッテ150においては、上述した電子カセッテ10と同様に、可撓性を有する蓄積性蛍光体パネル154を任意に引き出して使用することができることから、撮影可能サイズを自由に可変にすることができ、様々な部位を効率よく撮影することができる。
しかも、軽量化を図ることができ、搬送時や使用時において技師に大きな制約を与えない。また、未使用時には蓄積性蛍光体パネル154を巻き取って角柱状の筐体12内に収めることができるため、収納棚等にコンパクトに収納することができる。
特に、このIPカセッテ150では、外光遮蔽シート156の選択的引出機構168を設けるようにしたので、撮影時に外光遮蔽シート156を蓄積性蛍光体パネル154と一緒に引き出し、画像読取時に蓄積性蛍光体パネル154のみを引き出すことができ、撮影時の外光による悪影響を抑制することができ、画像読取時の不要なレーザ光遮蔽を防止することができる。
また、画像読取装置180に、IPカセッテ150から蓄積性蛍光体パネル154を引き出す引出機構184を設けるようにしたので、IPカセッテ150を装填する機構として、コンパクトなIPカセッテ150を載置できる程度の載置台182を設置するだけでよいため、画像読取装置180自体のサイズも小型化することができ、撮影室の省スペース化、あるいは技師が移動できる空間の拡大化を図ることができ、X線撮影の普及につながる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、電子カセッテ10に収容される放射線検出器14は、入射した放射線の線量を光電変換層110によって直接電気信号に変換するものであるが、これに代えて、入射した放射線Xをシンチレータによって一旦可視光に変換した後、この可視光をアモルファスシリコン(a−Si)等の固体検出素子を用いて電気信号に変換するように構成した放射線検出器を用いてもよい(特許第3494683号公報参照)。
10…電子カセッテ
12…筐体
14…放射線検出器
16…可撓性基体
18…画素
20…放射線変換部
24…第1フレキシブル配線部
28…第2フレキシブル配線部
30…巻取部
32…中空部
34…円筒部
36…回転軸
44…電子回路
46…開口
48…目盛り
50…センサ
52…液晶表示部
54…ストッパ機構
74…表示制御部
76…バッテリ
78…入出力インターフェース
82…ブラシ
88…電源ライン
90…カセッテ制御部
92…読出回路
94…送受信部
96…画像メモリ
130…ワイヤ
136…一次コイル
138…二次コイル
150…IPカセッテ
152…第2巻取部
154…蓄積性蛍光体パネル
156…外光遮蔽シート
158…中空部
160…第2円筒部
162…第2回転軸
168…選択的引出機構
180…画像読取装置
182…載置台
184…引出機構
186…引出制御部

Claims (15)

  1. 筐体と、該筐体内に収容され、被写体を透過した放射線源からの放射線を検出し、放射線画像情報に変換する放射線検出器とを有する放射線検出装置において、
    前記筐体内に回転自在に収容された巻取部を有し、
    前記放射線検出器は、可撓性基体を有し、且つ、前記巻取部に巻回され、その一部が前記筐体外に引き出し可能とされていることを特徴とする放射線検出装置。
  2. 請求項1記載の放射線検出装置において、
    前記放射線検出器は、前記可撓性基体上に形成された多数の画素を有することを特徴とする放射線検出装置。
  3. 請求項1又は2記載の放射線検出装置において、
    前記放射線検出器の引き出し量を可変にするためのストッパ機構を有することを特徴とする放射線検出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の放射線検出装置において、
    前記放射線検出器の引き出し量を検知するセンサを有することを特徴とする放射線検出装置。
  5. 請求項4記載の放射線検出装置において、
    少なくとも前記引き出し量が表示される表示部を有することを特徴とする放射線検出装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の放射線検出装置において、
    前記放射線検出器の表面に目盛りが付されていることを特徴とする放射線検出装置。
  7. 請求項2記載の放射線検出装置において、
    前記巻取部は中空部を有し、
    前記中空部に電子回路が実装され、
    前記電子回路は、少なくとも前記放射線検出器にて変換された放射線画像情報を読み出す読出回路を含むことを特徴とする放射線検出装置。
  8. 請求項7記載の放射線検出装置において、
    電源系から前記放射線検出器及び前記電子回路への電力供給がブラシ方式であることを特徴とする放射線検出装置。
  9. 請求項7記載の放射線検出装置において、
    電源系から前記放射線検出器及び前記電子回路への電力供給がワイヤ方式であることを特徴とする放射線検出装置。
  10. 請求項7記載の放射線検出装置において、
    電源系から前記放射線検出器及び前記電子回路への電力供給が電磁誘導方式であることを特徴とする放射線検出装置。
  11. 請求項8〜10のいずれか1項に記載の放射線検出装置において、
    前記電源系は、前記筐体内に前記巻取部と共に収容されたバッテリであることを特徴とする放射線検出装置。
  12. 請求項7記載の放射線検出装置において、
    前記電子回路は、前記読出回路からの放射線画像情報を無線で送信するための通信回路を有することを特徴とする放射線検出装置。
  13. 請求項7記載の放射線検出装置において、
    前記筐体内に、前記巻取部と共に収容された入出力インターフェースを有し、
    前記電子回路は、前記読出回路からの放射線画像情報を前記入出力インターフェースにワイヤレス方式で送信するための通信回路を有し、
    前記入出力インターフェースは、少なくとも受信した前記放射線画像情報を外部に出力することを特徴とする放射線検出装置。
  14. 請求項13記載の放射線検出装置において、
    前記ワイヤレス方式による通信媒体が、電波(周波数が3kHz以上3T(テラ)Hz以下)又は赤外線であることを特徴とする放射線検出装置。
  15. 請求項1記載の放射線検出装置において、
    前記筐体内に、外光遮蔽シートを選択的に引き出すための機構を有することを特徴とする放射線検出装置。
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