JP2009204156A - 減速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】摺動抵抗の低減という基本的性能を確保しながら、そのために必要となった外ピンや、内ローラ等の付加部材を、低コストで且つ高い精度で組みつける。
【解決手段】外ピン60Aの軸方向端面60Aa、内ローラ70の軸方向端面70Aa、及び第1外歯歯車58Aの軸方向端端面58Aaがほぼ同一の平面P1上に配置され、且つ、該平面P1上に位置する第1面73Aを有する位置決めプレート73が、出力フランジ(出力部材)44に対して着脱自在に配置されることにより、外ピン60A、内ローラ70、及び第1、第2外歯歯車58A、58Bの軸方向位置がこの第1面73Aによって同時に規制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、減速装置、特に、外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車とを備え、このうちの一方の歯車の自転を規制することにより、他方の歯車から該一方の歯車に対する相対回転成分を出力部材を介して取り出す減速装置に関する。
特許文献1において、図10に示されるような偏心揺動型の減速装置G1が開示されている。
入力軸1の回転は偏心体3及び偏心体軸受4を介して外歯歯車5に伝達され、該外歯歯車5を揺動回転させる。外歯歯車5は、内歯歯車10に内接噛合しているため、揺動しながらゆっくりと自転する。外歯歯車5には貫通孔6が形成されている。この貫通孔6をキャリヤ体17と一体化された内ピン7(及び内ローラ8)が貫通している。
このため、外歯歯車5が揺動しながら自転すると、内ピン7(及び内ローラ8)を介して外歯歯車5の自転成分がキャリヤ体17に伝達され、該キャリヤ体17と一体の出力軸2が回転する。外歯歯車5の揺動成分は、内ローラ8と貫通孔6との遊嵌によって吸収される。
このような、偏心揺動型の減速装置においては、外歯歯車5と内歯歯車10の噛合部、及び内ピン7と外歯歯車5の貫通孔6との当接部に過酷な「摺動」が発生する。そのため、上記例では、内歯歯車10の内歯を回転可能な外ピン11によって構成することにより、内歯歯車10と外歯歯車5とが噛合する際の摺動抵抗を低減するようにしている。また、内ピン7の外周に該内ピン7と摺動可能な(回転可能な)内ローラ8を嵌め込むことにより、内ピン7と外歯歯車5の貫通孔6との間の摺動抵抗をより低減するようにしている。
特開平11−190403号公報
しかしながら、このように、内歯歯車10の内歯を、(内歯歯車本体とは)別部材である外ピン11によって構成した場合には、該外ピン11の位置規制(軸方向の移動規制)を別途行わなければならない。同様に、内ピン7の外周に該内ピン7とは別部材の内ローラ8を嵌め込んだ場合には、該内ローラ8の位置規制を別途行わなければならない。
従来は、上記例で言うならば、ケーシング16に設けた段差部16Aによって外ピン11の位置規制を行ったり、あるいは、キャリヤ体17の端面17Aによって内ローラ8の位置規制を行ったりしていた。即ち、内ローラ8や外ピン11が、重量部材であるケーシング16や(キャリヤ体17を含む)出力軸2によって、それぞれ個別に位置規制されていたことになる。
このため、ケーシング16や出力軸2の加工誤差や組み付け誤差が累積された場合には、各部材の当たりにばらつきが生じ易いという問題があった。しかし、一方で、重量部材であるケーシング16や出力軸2を高精度に加工し、且つ個々の部材を高い寸法精度で組付けるのは、高コストになり易いという問題もあった。
また、こうした重量部材であるケーシング12や出力軸2は、素材の性質上耐摩耗性の確保が困難なことが多く、前記段差部16Aや端面17A等が長年の運転によって摩耗した際には、重量部材であるケーシング12或いは出力軸2自体を交換しなければならないという問題もあった。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、摺動抵抗の低減という基本的性能を確保しながら、低コストで高い精度での組みつけが可能であり、且つ長年の運転によって摺動部あるいは摺動面が摩耗したとしても、低コストで対応できる減速装置を提供することをその課題としている。
本発明は、外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車とを備え、このうちの一方の歯車の自転を規制することにより、他方の歯車から該一方の歯車に対する相対回転成分を出力部材を介して取り出す減速装置において、前記内歯歯車の内歯を構成する円筒または円柱状の外ピンと、前記外歯歯車を軸方向に貫通し、該外歯歯車の自転を規制、又は取り出す内ピンと、該内ピンの外周に回転可能に嵌め込まれた内ローラと、を備え、前記外ピンの軸方向端面、前記内ローラの軸方向端面、及び前記外歯歯車の軸方向端面の一方側が同一の平面上に配置され、且つ該平面上に位置する第1面を有する位置決めプレートが、前記外ピンの軸方向端面、前記内ローラの軸方向端面、及び前記外歯歯車の軸方向端面に当接可能に配置されることにより、前記外ピン、内ローラ、及び外歯歯車の軸方向位置が前記第1面によって同時に規制されていることにより、上記課題を解決したものである。
本発明によれば、減速装置の各部の摺動抵抗を低減するために設けられた外ピン及び内ローラの端面が、外歯歯車の軸方向端面と同一の平面上に配置される。また、これらの端面は該平面上に位置する第1面を有する位置決めプレートと当接している。そのため、外ピン、内ローラ、および外歯歯車は、いずれも、同一の位置決めプレートに対する位置決め誤差のみを有することになり、誤差が累積されることによって各部材の当たりのばらつきが大きくなるのを防止することができる。また、位置決めプレートは、これのみを高硬度の部材で高精度に製造することができ、各部材の位置決めの精度高く維持することができる。更には、運転によって摩耗等が発生した場合であっても、この位置決めプレートのみを交換するだけで済むようになる。
本発明によれば、摺動抵抗の低減という基本的性能を確保しながら、そのために必要となった外ピンや、内ローラ等の付加部材を、低コストで且つ高い精度で組みつけることができる。また、長年の運転によって該位置決めプレートが摩耗したとしても、当該位置決めプレートのみを交換するだけで済むため、低コストでの補修が可能である。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
先ず、図7を参照して、全体の概略構成から説明する。図7は、本発明の実施形態の一例に係る減速機(減速装置)をロボットの腕の関節駆動に適用している様子を示す概略平面図及び側面図である。
このロボット関節駆動装置30は、減速機(減速装置)38及び扁平モータ40を備え、ロボット(全体は図示略)の腕32の第1部材34と、第2部材36とを相対的に回転駆動させる。第1部材34は減速機38の出力フランジ(ガイドフランジ:出力部材)44に固定されている。減速機ケーシング42はモータケーシング43を介して第2部材36に固定されている。減速機38の出力フランジ44は、減速機ケーシング42に対して回転軸R1の周りで相対回転可能である。したがって、結局、減速機38の出力フランジ44に固定された第1部材34は、減速機ケーシング42が固定された第2部材36に対して回転軸R1の周りで相対回転可能である。なお、このロボット関節駆動装置30は、当該ロボット関節駆動装置30と全く同様の構成に係るロボット関節駆動装置46を、先の第2部材36を第1部材48、符号50に係る部材を第2部材と捉えた位置に配置することにより、第1部材48、第2部材50を回転軸R2の周りで相対的に回転駆動させるためのロボット関節駆動装置として適用することができる。
図1は、ロボット関節駆動装置30の減速機(減速装置)38及び扁平モータ40付近の全体断面図、図2は、図1の主要部を示す拡大断面図、図3は、図1のIII−III線に沿う(縮小)断面図である。
減速機38の減速機ケーシング42は、第1、第2減速機ケーシング体42A、42Bからなる。この実施形態に係る減速機38は、入力軸52、第1、第2偏心体54A、54B及び内歯歯車60を備えた偏心揺動型の減速機である。以下詳述する。
入力軸(高速軸)52は、大径の中空部52Hを有するホローシャフトとされ、減速機ケーシング42内において、一対の第1、第2玉軸受56A、56Bによって支持されている。入力軸52は、片持ち状態で減速機ケーシング42(具体的にはその第2減速機ケーシング体42B)から突出された片持ち突出部52Aを有し、この片持ち突出部52Aに前記扁平モータ40のロータ80が固定されている。
入力軸52の外周には、前記第1、第2偏心体54A、54Bが一体的に形成されている。第1、第2偏心体54A、54Bの半径方向外側には、第1、第2ころ55A、55Bを介して第1、第2外歯歯車58A、58Bが揺動回転自在に組み込まれている。第1、第2ころ軸受55A、55Bの第1、第2ころ55A1〜55B1は、それぞれ第1、第2リテーナ55A2、55B2によってそれぞれの軸方向および円周方向の位置規制が行われている。この実施形態では、第1、第2ころ軸受55A、55B自体の軸方向の位置規制は、第1ころ55A1の端部を第1ガイドリング57Aで押さえ、第2ころ55B1の端部を第2ガイドリング57Bで押さえることによって行っている。第1、第2外歯歯車58A、58Bはそれぞれ内歯歯車60に内接噛合している。
内歯歯車60の内歯は円柱状の外ピン60Aで構成されている。なお、用途によっては円柱状のピンに円筒状のピンを被せることによって外ピンを構成することもあり、また、円筒状のピンのみによって外ピンを構成することもある。本発明は、いずれの構成の外ピンでも構わない。図3(A)では略示表記されているが、図3(B)で部分拡大図示されているように、内歯歯車60の本体60B側には外ピン溝60Cが形成されており、外ピン60Aは、この外ピン溝60Cに1個おきに組み込まれている。第1、第2外歯歯車58A、58Bの外歯58A1、58B1(図2では第1外歯歯車58Aの外歯58A1のみが図示されている)の歯数は、外ピン溝60Cの数(実質的な内歯の数に相当)に対して僅かだけ(図示の例では1だけ)少ない。外ピン60Aは、全ての外ピン溝60Cに組み込むのが好ましいが、この例では、コストと組付け工数の低減を意図して、半数のみ組み込むようにしている。
外ピン60Aの軸方向の位置規制については、後に詳述する。
第1、第2外歯歯車58A、58Bは、第1、第2偏心体54A、54Bにより、偏心方向が互いに円周方向に180°ずらされている。これにより、入力軸52の回転に伴って第1、第2外歯歯車58A、58Bはそれぞれ180°の位相差を保ちながら偏心揺動可能である。
この減速機38においては、第1減速機ケーシング体42Aと内歯歯車60との間に、オイルシール64とクロスローラ66が配置されている。また、第1減速機ケーシング体42Aと隣接して配置されている第2減速機ケーシング体42Bには、内ピン68が一体的に突出形成されている。内ピン68は、第1、第2外歯歯車58A、58Bの第1、第2内ピン孔58A2、58B2を軸方向に貫通し、第1、第2外歯歯車58A、58Bの自転を拘束している。内ピン68の外周には、内ローラ70が回転可能に装着されている。内ローラ70は、該内ピン68と第1、第2外歯歯車58A、58Bの内ピン孔58A2、58B2との間の摺動抵抗を軽減する。この内ローラ70の軸方向の位置規制についても、後に詳述する。
内歯歯車60の反扁平モータ側には、前記出力フランジ(出力部材)44が配置されている。出力フランジ44は、ボルト62によって内歯歯車60と一体化されると共に、更に、ボルト孔65に螺合されるボルト(図示略)によって、前記ロボットの第1部材34と共に該内歯歯車60と一体化されている。即ち、第1部材34は出力フランジ44と一体化されており、該出力フランジ44と共に回転可能である。
ここで、この実施形態においては、図2に示されるように、内歯歯車60の外ピン60Aの軸方向における反扁平モータ側端面60Aa、第1外歯歯車58Aの反扁平モータ側端面58Aa、及び内ローラ70の反扁平モータ側端面70aが同一の平面P1上に配置されている。なお、この「同一の平面P1上に配置」という構成は、設計寸法上の厳密な完全一致を要求するものではなく、本発明の所期の目的である「外ピン、内ローラ、および外歯歯車の軸方向端面の位置規制」が支障なく実現できるものであれば足りる。すなわち、「外ピン、内ローラ、および外歯歯車の軸方向端面の位置規制」という目的が果たし得る寸法である限り、上記実施形態における図2において誇張して示されているように、第1、第2外歯歯車58A、58Bの位置規制に比べて、例えば、外ピン60Aあるいは内ローラ70の位置規制については、軸方向の移動が多少できる程度の寸法差δ1、δ2を敢えて持たせてもよい。
一方、これら3つの端面60Aa、58Aa、70aの存在する平面P1上に位置する第1面73Aを有する位置決めプレート73が、該端面60Aa、58Aa、70aと出力フランジ44との間に配置されている。位置決めプレート73は、高硬度な鉄系素材によって形成され、特に第1面73A、及び該第1面73Aと軸方向反対側の第2面73Bは鏡面仕上げされている。この第1面73Aによって、外ピン60A、第1、第2外歯歯車58A、58B、及び内ローラ70の軸方向の反扁平モータ側への移動を同時に規制している。なお、この目的から、厚さdが僅かに異なる位置決めプレート73を複数用意し、組み込み時に適宜の厚さdの位置決めプレート73を選択するようにすれば、該位置決めプレート73自体に広義の「シム」としての機能を持たせることもできる。
なお、外ピン60A、第1、第2外歯歯車58A、58B、及び内ローラ70の軸方向扁平モータ側への移動は、第2減速機ケーシング体42Bによって規制されるように構成されている。
出力フランジ44は、位置決めプレート73の第2面73Bと対向・当接する対向面44Aを有するガイドフランジとしての機能を有し、該対向面44Aを介して位置決めプレート73の軸方向の位置を規制している。位置決めプレート73の第2面73Bと出力フランジ44の対向面44Aは、互いに摺動することができ、位置決めプレート73は、出力フランジ44に対し相対回転可能である。
図4〜図6に出力フランジ44の詳細を示す。図4は出力フランジ44を反扁平モータ側から見た背面図、図5は図4の矢示V−V線に沿う断面図、図6は出力フランジ44を扁平モータ側から見た正面図である。出力フランジ44には、該出力フランジ44を軸方向に貫通する給脂孔44Bが(図示の例では2箇所)形成されている。また、該給脂孔44Bと連続して半径方向に沿って給脂溝44Cが(図示の例では2箇所)凹設され、該出力フランジ44と位置決めプレート73との間に、前記給脂孔44Bと連続するグリース等の潤滑剤の「給脂路」を形成している。即ち、位置決めプレート73は、給脂孔44Bの位置決めプレート側の開口付近において、給脂孔44Bから注入されてきたグリースの進路を直角に変更し、該グリースを給脂溝44Cを介して減速機38の半径方向中央側に導く「案内プレート」としての機能を兼ねる。
減速機38と扁平モータ40は、減速機ケーシング42及びモータケーシング43が前記ロボットの腕32の第2部材36ごとボルト72(図1)によって連結されることによって連結されている。この構成により、結局、減速機ケーシング42は、第2部材36に固定されることになり、出力フランジ44側に固定されている第1部材34が第2部材36に対して回転軸R1周りで相対回転が可能となる。
扁平モータ40は、モータケーシング43内に収容されている。モータケーシング43は第1、第2モータケーシング体43A、43Bからなる。この扁平モータ40は、入力軸52に固定された前記ロータ80及び磁石81のほか、第1モータケーシング体43Aに固定されたステータ82及びコイルエンド84を備える。減速機ケーシング42を構成する第1、第2減速機ケーシング体42A、42B、モータケーシング43を構成する第1、第2モータケーシング体43A、43B及びロボットの腕32の第2部材36は、ボルト72により一体化されている。
このうち第2減速機ケーシング体42Bは、減速機フロントカバーとモータエンドカバーの機能を兼ねる。扁平モータ40のコイルエンド84は軸方向にスペースを多く占有するため、この第2減速機ケーシング体42Bの扁平モータ40が接続される側の側面には、扁平モータ40が接続されたときに該コイルエンド84を収容可能な凹部42B1が形成されている。
なお、図1の符号63は、減速機を単体で構成するときに使用するボルト、符号88A、88Bは、減速機38の内部に収容された潤滑剤の漏れを防止するオイルシール、符号90は、ボルト72を挿通するための貫通孔、符号92は、扁平モータ40の回転を検出するためのエンコーダである。
次に、減速機38の作用を中心に、該ロボットの関節駆動装置30の作用を説明する。
扁平モータ40の通電によってロータ80が回転すると、(モータ軸でもある)減速機38の入力軸52が回転する。入力軸52が回転すると該入力軸52と一体的に形成されている第1、第2偏心体54A、54Bがそれぞれ180度の位相差を持って回転する。第1、第2偏心体54A、54Bが回転すると、第1、第2外歯歯車58A、58Bが円周方向に当該180度の位相差を維持しながら偏心回転する。
この位相差の存在のために入力軸52に掛かるラジアル方向のトルクが相殺され、トルクの作用点の軸方向位置のずれによって発生するモーメントのみが第1、第2玉軸受56A、56Bに掛かることになる。
第1、第2外歯歯車58A、58Bの第1、第2内ピン孔58A1、58B1には、内ピン68が貫通されており、且つこの内ピン68は、第2減速機ケーシング体42Bと一体である。そのため、第1、第2外歯歯車58A、58Bは、該内ピン68によってその自転が拘束されるため、(回転することなく)揺動のみを行う。この揺動によって内歯歯車60と第1、第2外歯歯車58A、58Bとの噛合位置が順次ずれる現象が起こる。内歯歯車60の歯数(外ピン溝40Cの数に相当)と第1、第2外歯歯車58A、58Bの歯数は「1」だけ異なっているため、内歯歯車60と第1、第2外歯歯車58A、58Bの噛合位置が順次ずれて1周するごとに(入力軸52が1回転するごとに)内歯歯車60は第1、第2外歯歯車58A、58Bとの歯数差に相当する角度だけ自転することになる。この結果、結局、入力軸52の1回転に対して、内歯歯車60は1/(内歯歯車60の歯数)だけ回転する。
内歯歯車60は、クロスローラ66を介して減速機ケーシング42によって回転自在に支持されている。このため、内歯歯車60の回転は、該内歯歯車60とボルト62等を介して一体化されている出力フランジ44に伝達され、該出力フランジ44に固定されているロボットの腕32の第1部材34の回転として出力される。
この実施形態では、第1、第2外歯歯車58A、58Bは、位置決めプレート73の第1面73Aによって軸方向反扁平モータ側の位置規制が行われ、第2減速機ケーシング体42Bによって軸方向扁平モータ側の位置規制が行われる。
位置決めプレート73の第1面73Aは精度の高い鏡面仕上げがなされており、第1、第2外歯歯車58A、58Bは軸方向の位置がぶれることなく極めて円滑に回転することができる。外ピン60Aの反扁平モータ側の位置規制及び内ローラ70の反扁平モータ側の位置規制も、この鏡面仕上げされた第1面73Aによって良好に実現される。
また、位置決めプレート73の第2面も鏡面仕上げされると共に、該位置決めプレート73自体が出力フランジ44に対して回転できるため、外ピン60Aの反扁平モータ側端面60Aa、第1外歯歯車58Aの反扁平モータ側端面58Aa、及び内ローラ70の反扁平モータ側端面70aと、出力フランジ44とのそれぞれの相対回転による「擦れ」をより緩和することができる。
このような状況において、第1、第2外歯歯車58A、58Bと内歯歯車60との噛合は、該内歯歯車60の内歯が内歯歯車60の本体60Bに対して回転可能な外ピン60Aを介して行われるため、摺動抵抗の大半が転動抵抗に変換され、極めて円滑に行われる。
また、第1、第2外歯歯車58A、58Bの自転の拘束は、第1、第2外歯歯車58A、58Bの第1、第2内ピン孔58A2、58B2を軸方向に貫通している内ピン68によって行われるが、内ピン68の外周には、内ローラ70が回転可能に嵌め込まれているため、(内ローラ70を配置しなかったときに比べて)内ピン68と第1、第2内ピン孔58A2、58B2との間に発生する摺動抵抗を低減することができる。
更に、本実施形態においては、位置決めプレート73の機能により、給脂孔44Bから注入されたグリースが、その進路を直角に変更され、給脂溝44Cを介して減速機38の半径方向中央側(具体的には、特に第1、第2ころ55A、55B)に導かれるようになっている。そのため通常グリースの行き届きにくい減速機38の半径方向中央部に十分な量のグリースを供給でき、潤滑を効率よく行うことができる。なお、半径方向中央部分に届いたグリースは、減速機38が運転されることによって少しずつ半径方向外側に移動していく。そのため、結局、この作用により、減速機38の全体に円滑にグリースを行き届かせることができ、各部分の摺動抵抗を一層低減させることができる。
なお、この実施形態においては、ガイドフランジ側に給脂溝を形成することによって、給脂路を形成するようにしていたが、要は、ガイドフランジと位置決めプレートとの間に、給脂孔と連続して潤滑剤を減速装置の半径方向中央側に導く給脂路が形成されていれば良く、例えば、位置決めプレート側に給脂溝等を形成することによって、給脂路を形成するようにしても良い。
次に、図8を用いて本発明の他の実施形態一例について説明する。
図8に示された実施形態では、位置決めプレート173が、入力軸152の中空部152Hの中にまで延在されると共に、更に該中空部152Hの軸方向外歯歯車側(図8の右側)に向かって延在し減速機138を貫通している。
この実施形態においては、外歯歯車が3枚(第1〜第3外歯歯車158A〜158C)組み込まれている。そのため、これに対応して3個のころ軸受(第1〜第3ころ軸受155A〜155C)が該第1〜第3外歯歯車158A〜158Cと第1〜第3偏心体154A〜154Cとの間に組み込まれている。第1〜第3ころ軸受155A〜155Cの第1〜第3ころ155A1〜155C1は、それぞれ第1〜第3リテーナ155A2〜155C2によってそれぞれの軸方向および円周方向の位置規制が行われている。
この実施形態においても、内歯歯車160の外ピン160Aの軸方向における反扁平モータ側端面160Aa、第1外歯歯車158Aの反扁平モータ側端面158Aa、及び内ローラ170の反扁平モータ側端面170aが同一の平面P101上に配置されている。また、前記第1ころ軸受155Aの第1リテーナ155A2の第1端面155A2aもこの平面P101上に配置されている。
この実施形態における位置決めプレート173は、入力軸(高速軸)152の中空部に152Hの中にまで延在されていることを利用して、その第1面173Aによって、外ピン160A、内ローラ170、および第1外歯歯車158Aの軸方向端面の位置規制を行うと共に、同じ平面P101上にその端面155A2aが配置された第1リテーナ155A2をも同時に位置規制している。更に、この実施形態では、第3ころ155C1の図8の右端が、入力軸152の段部152Sによって行われている。第1〜第3ころ軸受155A〜155Cは、結局、位置決めプレート173の第1面173A、入力軸152の段部152Sに挟まれることによって、軸方向双方の位置規制が行われていることになる。
なお、入力軸152の内周152Bと、位置決めプレート173の中空部152H内における軸方向端部の外周173Bには、オイルシール180が配置され、減速機130内のオイル漏れを防止するとともに、位置決めプレート170の微振動を吸収している。
この実施形態においては、先の実施形態における出力フランジ(44)に相当する部材は組み込まれておらず、(ロボットの)第1部材(図示略)は、ボルト孔165に螺合されるボルト(図示略)によって直接(出力部材である)内歯歯車60と一体化されるように構成されている。
位置決めプレート173は、出力部材である内歯歯車160と一体化されているため、その回転速度は非常に遅い。従って、中空部152H内に、例えばロボットのハーネス182を通した場合に、高速に回転する入力軸152と直接接触する場合に比べ、ハーネス182が被るダメージを大幅に軽減することができる。
この実施形態では、第1リテーナ155A2の軸方向の位置規制を位置決めプレート173によって実現しているため、先の実施形態における第1ガイドリング57A等が不要である。また、第3ころ155C3の位置規制を入力軸152の段部152Sによって実現しているため、先の実施形態における第2ガイドリング57B等も不要である。
その他の構成は、基本的に先の実施形態と同様であるため、同一または同一の機能を有する部材に図8中で下2桁が同一の符号を付すに止め、重複説明を省略する。
図9に、図8の一部を変形した実施形態を示す。
この変形例では、第1〜第3偏心体254A〜254Cと第1〜第3外歯歯車258A〜258Cとの間に第1〜第3ころ255A1〜255C1が直接介在されており、位置決めプレート273の第1面273Aが、第1ころ255A1の端面255A1aを規制している。第1〜第3ころ軸受255A〜255C間の軸方向の位置規制は、(リテーナを有していないため)第1、第2位置規制リング288、290によって行うようにしている。第3ころ255C1の図の右方向への位置規制は第2減速機ケーシング体242Bの突部242B2によって直接行っている。
なお、この実施形態では、位置決めプレート273によって(リテーナではなく)第1ころ255A1の軸方向の位置規制を直接行っている。第1ころ255A1は高速で回転しているため、特にその外周付近は周速が高く、摺動部の摩耗が懸念される。そのため、位置決めプレート273には、第1ころ255A1の端面255A1aであって該第1ころ255A1の中央を含み減速機238の回転軸(軸心)R201と同軸の円周上R202の付近のみに当接する突起部273Cが形成されている。端面255A1aの中央付近は、回転速度が零に近いため、この構成により摺動部の過度の摩耗が抑えられ、又、多少摩耗しても位置決めプレート273自体の弾性力により位置決めプレート273は端面255A1aとの接触を維持できるので、該位置決めプレート273の耐久性をより向上させることができる。
その他の構成は、図8の実施形態と基本的に同様であるため、同一または同一の機能を有する部材に図9中で下2桁が同一の符号を付すに止め、重複説明を省略する。
このように位置決めプレートを、ころの端面又はリテーナの端面に当接可能としておくと、別途の係止手段を設けることなく、偏心体と外歯歯車との間のころの軸方向位置を規制することができる。
なお、上記実施形態においては、内ピン及び内ローラによって外歯歯車の自転が拘束され、内歯歯車が回転する減速装置の例が示されていたが、例えば、内歯歯車が固定され、外歯歯車の自転成分が内ピン及び内ローラを介して取り出される構成とされた減速装置であっても、本発明の構成を採用する限り、本発明所定の効果を同様に得ることができる。
本発明は、摺動抵抗を低減する要請のある偏心揺動型の減速装置に利用できる。
本発明の実施形態の一例に係る減速機(減速装置)が適用されたロボットの関節駆動装置の断面図 図1の要部拡大図 図1の矢示III−III線に沿う(縮小)断面図 出力フランジを反扁平モータ側から見た背面図 図4の矢示V−V線に沿う断面図 図6は出力フランジを扁平モータ側から見た正面図 上記減速機がロボットの腕の駆動に適用されている様子を示す概略平面図 本発明の他の実施形態の一例を示す断面図 更に他の実施形態の一例を示す断面図 従来の減速装置の例を示す断面図
符号の説明
30、46…ロボット関節駆動装置
32…腕
34…第1部材
36…第2部材
38…減速機(減速装置)
40…扁平モータ
42…減速機ケーシング
42A…第1減速機ケーシング体
42B…第2減速機ケーシング体
44…出力フランジ(出力部材)
44A…対向面
44B…給脂孔
44C…給脂路
48…第1部材
50…第2部材
R1、R2…回転軸
52…入力軸
52A…片持ち突出部
54A、54B…第1、第2偏心体
56A、56B…第1、第2玉軸受
58A、58B…第1、第2外歯歯車
60…内歯歯車
60A…外ピン
62…ボルト
64…オイルシール
66…クロスローラ
68…内ピン
70…内ローラ
72…ボルト
73…位置決めプレート
73A…第1面
73B…第2面
P1…平面

Claims (8)

  1. 外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車とを備え、このうちの一方の歯車の自転を規制することにより、他方の歯車から該一方の歯車に対する相対回転成分を出力部材を介して取り出す減速装置において、
    前記内歯歯車の内歯を構成する円筒または円柱状の外ピンと、
    前記外歯歯車を軸方向に貫通し、該外歯歯車の自転を規制、又は取り出す内ピンと、
    該内ピンの外周に回転可能に嵌め込まれた内ローラと、を備え、
    前記外ピンの軸方向端面、前記内ローラの軸方向端面、及び前記外歯歯車の軸方向端面の一方側が同一の平面上に配置され、且つ
    該平面上に位置する第1面を有する位置決めプレートが、前記外ピンの軸方向端面、前記内ローラの軸方向端面、及び前記外歯歯車の軸方向端面に当接可能に配置されることにより、前記外ピン、内ローラ、及び外歯歯車の軸方向位置が前記第1面によって同時に規制されている
    ことを特徴とする減速装置。
  2. 請求項1において、
    前記位置決めプレートが、前記出力部材と、前記外ピンの軸方向端面、前記内ローラの軸方向端面、及び前記外歯歯車の軸方向端面との間に挟まれている
    ことを特徴とする減速装置。
  3. 請求項2において、
    前記出力部材が、前記位置決めプレートの、前記第1面と軸方向反対側の第2面と対向・当接する対向面を有するガイドフランジを有し、
    前記位置決めプレートが、該ガイドフランジの対向面によってその軸方向の位置が規制されると共に、該ガイドフランジと外ピンの軸方向端面、前記内ローラの軸方向端面、及び前記外歯歯車の軸方向端面との間で、該前記外ピン、内ローラ、及び外歯歯車に対し相対回転可能に組み込まれている
    ことを特徴とする減速装置。
  4. 請求項3において、
    前記ガイドフランジに、該ガイドフランジを軸方向に貫通する給脂孔が形成され、且つ
    該ガイドフランジと前記位置決めプレートとの間に、該給脂孔と連続して潤滑剤を減速装置の半径方向中央側に導く給脂路が形成されている
    ことを特徴とする減速装置。
  5. 請求項1において、
    前記減速装置の半径方向中央に中空部が形成されており、且つ、
    前記位置決めプレートが、該中空部の中にまで延在されると共に、更に該中空部の軸方向外歯歯車側に向かって延在されている
    ことを特徴とする減速装置。
  6. 請求項1又は5において、
    前記偏心体と前記外歯歯車との間にころが直接介在されており、
    前記位置決めプレートが、該ころの軸方向位置をも規制している
    ことを特徴とする減速装置。
  7. 請求項6において、
    前記位置決めプレートが、前記ころの端面の中央に向かう突起部を有している
    ことを特徴とする減速装置。
  8. 請求項5において、
    前記中空部が前記減速装置の入力軸に形成されており、該入力軸の内周と、前記位置決めプレートの前記中空部内における外周との間にオイルシールが配置されている
    ことを特徴とする減速装置。
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