JP2009204115A - 回転軸部材の支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転軸部材の回転時に第2の軸受の内輪と環状部材とが接触するのを防止することができ、回転軸部材の回転を円滑に行うことができる回転軸部材の支持構造を提供すること。
【解決手段】第2のケース部材12が、第1のカウンタギヤ軸18の軸線方向に沿って延在する嵌合穴12bと、嵌合穴12bから第1のカウンタギヤ軸18の軸線方向に向かって突出する突出部12cとを有し、軸受21が、第1のカウンタギヤ軸18の外周部に嵌合する内周面を有する内輪29と、ボール部材30を介して内輪29に接続され、嵌合穴12bに嵌合する外周面を有するとともに、軸線方向一端部がシム32を介して突出部12cに当接する外輪31とを有し、軸受21の内輪29が、外輪31に対して軸線方向外方に延長する延長部29aを有し、シム32の内径が軸受21の内輪29の外径よりも大きく形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転軸部材の支持構造に関し、特に、第1のケース部材と第2のケース部材とからなるハウジング内において、第1のケース部材と第2のケース部材により第1の軸受および第2の軸受を介してそれぞれ回転自在に回転軸部材を支持する回転軸部材の支持構造に関する。
従来、回転軸部材を軸受を介してハウジングに回転自在に取付けるようにした回転軸部材の軸受構造としては、図5および図6に示すようなものがある。
図5および図6において、車両用動力伝達装置は、第1のケース部材1と第2のケース部材2とを相互の開口1a、2aが対向する状態で塞がれるように組み合わせることにより構成されるハウジング3と、ハウジング3内において第1のケース部材1と第2のケース部材2とに第1の軸受4および第2の軸受5を介してそれぞれ回転自在に支持される回転軸部材6とを備えており、第2のケース部材2が、回転軸部材6の軸線方向に沿って延在する嵌合穴2bと、嵌合穴2bから回転軸部材6の軸線方向に向かって突出する突出部2cとを有し、第2の軸受5が、回転軸部材6の外周部に嵌合する内周面を有する内輪5aと、摺動部材としてのボール部材5bを介して内輪5aに接続され、嵌合穴2bに嵌合する外周面を有するとともに、軸線方向一端部が環状部材であるシム7を介して突出部2cに当接する外輪5cとを含んで構成される(例えば、特許文献1参照)。
このような車両用動力伝達装置の組付けを行う場合には、ハウジング3を構成する一方のケース部材、例えば、第1のケース部材1を、第1のケース部材1の開口1aを上にした状態で載置し、次いで、第1のケース部材1内に形成された嵌合穴1b内に回転軸部材6の第1のケース部材1側端部を第1の軸受4を介して嵌合させることにより、回転軸部材6を立設する。
次いで、回転軸部材6の第2のケース部材2側端部、すなわち、回転軸部材6の上端部に第2の軸受5が嵌合された状態で、開口2aを下に向けた第2のケース部材2を上方から下降し、この下降過程で第2の軸受5を第2のケース部材2に設けられた嵌合穴2bに嵌合するとともに、第2のケース部材2の開口2aを第1のケース部材1の開口1aと組み合わせることにより、第1のケース部材1および第2のケース部材2をボルト等で締結する。
ところで、回転軸部材6をシム7と共にハウジング3内に組み込む際には、シム7の開口部7aを回転軸部材6の第2のケース部材2側端部に挿通して第2の軸受5の軸方向一端部に載置し、回転軸部材6の端部でシム7をガイドした状態で、シム7を介して第2の軸受5を第2のケース部材2に設けられた嵌合穴2bに嵌合するようになっている。
特開2005−69379号公報
しかしながら、このような従来の回転軸部材の支持構造にあっては、回転軸部材6をシム7と共にハウジング3内に組み込む際には、シム7の開口部7aを回転軸部材6の第2のケース部材2側端部に挿通して第2の軸受5の軸方向一端部に載置し、回転軸部材6の端部でシム7をガイドした状態で、シム7を介して第2の軸受5を第2のケース部材2に設けられた嵌合穴2bに嵌合するようにしているため、シム7と内輪5aとの間の隙間が小さくなってしまい、回転軸部材6と共に内輪5aが回転するときに内輪5aがシム7に接触して回転軸部材6の回転を円滑に行うことができなくなるおそれがある。
このため、従来では、シム7と内輪5aが接触するのを防止するために、外輪5cと接触する部分に対して内輪5aに対向する部分のシム7の板厚を小さくする必要があり、シム7の加工が面倒でシム7の製造コストが増大してしまうおそれがある。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、回転軸部材の回転時に第2の軸受の内輪と環状部材とが接触するのを防止することができ、回転軸部材の回転を円滑に行うことができる回転軸部材の支持構造を提供することを目的とする。
本発明に係る回転軸部材の支持構造は、上記目的を達成するため、(1)第1のケース部材と第2のケース部材とを相互の開口が対向する状態で塞がれるように組み合わせることにより構成されるハウジングと、前記ハウジング内において前記第1のケース部材と前記第2のケース部材とに第1の軸受および第2の軸受を介してそれぞれ回転自在に支持される回転軸部材とを備え、前記第2のケース部材が、前記回転軸部材の軸線方向に沿って延在する嵌合穴と、前記嵌合穴から前記回転軸部材の軸線方向に向かって突出する突出部とを有し、前記第2の軸受が、前記回転軸部材の外周部に嵌合する内周面を有する内輪と、摺動部材を介して前記内輪に回転自在に接続され、前記嵌合穴に嵌合する外周面を有するとともに、軸線方向一端部が環状部材を介して前記突出部に当接する外輪とを有する回転軸部材の支持構造であって、前記第2の軸受の内輪を前記第2の軸受の外輪に対して軸線方向外方に延長し、前記環状部材の内径を前記内輪の外径よりも大きくしたものから構成されている。
この構成により、第2の軸受の内輪を第2の軸受の外輪に対して軸線方向外方に延長し、環状部材の内径を内輪の外径よりも大きくしたので、回転軸部材をハウジングに組み付ける場合に、環状部材を第2の軸受の内輪に保持した状態で回転軸部材の第2のケース側端部を第2のケースに取付けると、第2の軸受の外輪と突出部の間に環状部材を位置させることができる。
このため、第2の軸受の内輪の放射方向外方に環状部材を位置させることができ、回転軸部材の回転時に第2の軸受の内輪と環状部材とが接触するのを防止することができる。この結果、回転軸部材の回転を円滑に行うことができる。
上記(1)に記載の回転軸部材の支持構造において、(2)前記環状部材の板厚が、前記環状部材の放射方向に亘って略同一であるものから構成されている。
この構成により、回転軸部材をハウジングに取付けたときに第2の軸受の内輪の放射方向外方に環状部材を位置させることができるので、環状部材の板厚を環状部材の放射方向に亘って略同一にした場合でも、回転軸部材の回転時に第2の軸受の内輪と環状部材とが接触するのを防止することができる。このため、回転軸部材の回転を円滑に行うことができ、環状部材を容易に加工することができる。この結果、環状部材の製造コストが増大するのを防止することができる。
本発明によれば、回転軸部材の回転時に第2の軸受の内輪と環状部材とが接触するのを防止することができ、回転軸部材の回転を円滑に行うことができる回転軸部材の支持構造を提供することができる。
以下、本発明に係る回転軸部材の支持構造の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図4は、本発明に係る回転軸部材の支持構造の一実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1および図2は、本発明の回転軸部材の支持構造が適用される車両用動力伝達装置10の要部を示し、図1は、車両動力伝達装置10の組付過程を示し、図2は、組付け完了状態をそれぞれ示している。
図1において、車両用動力伝達装置10は、例えば、ハイブリッド車両に好適に用いられるものであって、第1のケース部材11と第2のケース部材12とが相互の開口11a、12aが相対向する状態で相互に塞がれるように組み合わせることにより構成されるハウジング13を備えている。
このハウジング13の組み立て時には、図1に示すように、開口11aが上向きとなるように第1のケース部材11が図示しない組立台の上に載置され、開口12aが下向きとなるように図示しない吊下げ装置により第2のケース部材12が吊り下げられて相互の開口11a、12aが相対向する状態とされ、この状態で第2のケース部材12が下降させられてハウジング13が組み立てられる。
第1のケース部材11内には、第1のモータジェネレータ14と、第1のモータジェネレータ14に連結されたサンギヤ、図示しないエンジンに連結されたキャリヤ、第1のスプロケット16に連結されたリングギヤからなる遊星歯車装置15と、第1のスプロケット16に伝動チェーン17を介して作動的に連結された回転軸部材としての第1のカウンタギヤ軸18と、第1のカウンタギヤ軸18に噛合する第2のカウンタギヤ軸19と、第2のカウンタギヤ軸19に噛合する差動歯車装置20とが、互いに平行な軸心周りに回転自在となるように軸受21〜26を介してそれぞれ予め組み付けられている。
第1のカウンタギヤ軸18、第2のカウンタギヤ軸19および差動歯車装置20は、それらの軸心方向の両端部に軸受21〜26が嵌合されており、第1のケース部材11側の軸受22、24、26を第1のケース部材11内に設けられた嵌合穴11bに嵌合させることにより、第1のケース部材11内にそれぞれ立設されている。
また、第1のカウンタギヤ軸18、第2のカウンタギヤ軸19および差動歯車装置20の第2のケース部材12側の軸受21、23、25は、第2のケース部材12が下降させられたときに第2のケース部材12内に設けられた嵌合穴12bに嵌め入れられるようになっている。
図2において、例えば、第1のカウンタギヤ軸18は、伝動チェーン17が巻き掛けられる第2のスプロケット27と、第2のカウンタギヤ軸19に噛合するための歯車28とを一体的に備えており、第1のケース部材11側の軸端には第1の軸受としての軸受22が嵌合されているとともに、第2のケース部材12側の軸端には第2の軸受としての軸受21が嵌合されている。
第2のケース部材12には、第1のカウンタギヤ軸18の軸線方向に沿って延在する嵌合穴12bと、この嵌合穴12bから第1のカウンタギヤ軸18の軸線方向に向かって突出する突出部12cとが形成されている。
軸受21は、第1のカウンタギヤ軸18の外周部に嵌合する内周面を有する内輪29と、摺動部材としてのボール部材30を介して内輪29に回転自在に接続され、嵌合穴12bに嵌合する外周面を有するとともに、軸線方向一端部が環状部材としてのシム32を介して突出部12cに当接する外輪31とを含んで構成されている。
図3に示すように、シム32は、その板厚がシム32の放射方向に亘って略同一に形成されており、内周部に開口部32aを有する環状板状となっている。
また、軸受21の内輪29は、外輪31に対して軸線方向外方に延長する延長部29aを有している。すなわち、内輪29の軸線方向長さは、外輪31の軸線方向長さよりも長く形成されており、延長部29aは、外輪31の軸線方向端部よりも第1のカウンタギヤ軸18の軸端側に延在している。また、開口部32aの開口径に対応するシム32の内径は、内輪29の外径よりも大きく形成されており、シム32の開口部32aには内輪29が挿通可能になっている。
なお、本実施の形態では、第1のケース部材11および第2のケース部材12と、第1のケース部材11および第2のケース部材12に嵌合される軸受21、22とが、第1のカウンタギヤ軸18を回転自在に支持するための回転軸部材の支持構造に対応している。
以上のように構成された車両用動力伝達装置10の組み立てを行う場合には、開口11aが上向きとなるように第1のケース部材11を図示しない組立台の上に載置し、第1のケース部材11に立設された第1のカウンタギヤ軸18の第2のケース部材12側軸端部に嵌合された軸受21の内輪29を通して外輪31上にシム32を載置する。
このとき、図4に示すように、シム32の開口部32aの内周端が内輪29の延長部29aによってガイドされるので、シム32が第1のカウンタギヤ軸18に対して芯出しされ、シム32が第1のカウンタギヤ軸18に対してずれたり、あるいは、第1のカウンタギヤ軸18から落下したりすることがない。
次いで、開口12aが下向きとなるように図示しない吊下げ装置により第2のケース部材12を吊り下げて第1のケース部材11および第2のケース部材12の開口11a、12aが相対向する状態とし、この状態で第2のケース部材12を下降させる。
このとき、第1のカウンタギヤ軸18の第2のケース部材12側が第2のケース部材12の嵌合穴12bに挿通され、軸受21の外輪31が嵌合穴12bに嵌合される。次いで、突出部12cによってシム32が押圧され、シム32が軸受21の外輪31と突出部12cの間に位置することにより、シム32が軸受21の外輪31と突出部12cの隙間を詰める。
次いで、第1のケース部材11の開口11aと第2のケース部材12の開口12aとが対向する状態で塞がれるように組み合わせて、第1のケース部材11および第2のケース部材12をボルト等によって締結することにより、車両用動力伝達装置10の組み立て作業が終了される。
このように本実施の形態では、第2のケース部材12が、第1のカウンタギヤ軸18の軸線方向に沿って延在する嵌合穴12bと、嵌合穴12bから第1のカウンタギヤ軸18の軸線方向に向かって突出する突出部12cとを有し、軸受21が、第1のカウンタギヤ軸18の外周部に嵌合する内周面を有する内輪29と、ボール部材30を介して内輪29に回転自在に接続され、嵌合穴12bに嵌合する外周面を有するとともに、軸線方向一端部がシム32を介して突出部12cに当接する外輪31とを含んで構成する。
これに加えて、軸受21の内輪29に、外輪31に対して軸線方向外方に延長する延長部29aを設け、シム32の内径を軸受21の内輪29の外径よりも大きくしたので、第1のカウンタギヤ軸18をハウジング13に組み付ける場合に、シム32を軸受21の内輪29に保持した状態で第1のカウンタギヤ軸18の第2のケース部材12側端部を第2のケース部材12に取付けると、軸受21の外輪31と突出部12cの間にシム32を位置させることができる。
このため、軸受21の内輪29の放射方向外方にシム32を位置させることができ、ハイブリッド車両の運転中に第1のカウンタギヤ軸18が回転したときに、軸受21の内輪29とシム32とが接触するのを防止することができる。この結果、第1のカウンタギヤ軸18の回転を円滑に行うことができる。
また、本実施の形態では、第1のカウンタギヤ軸18をハウジング13に取付けたときに軸受21の内輪29の放射方向外方にシム32を位置させることができるので、シム32の板厚をシム32の放射方向に亘って略同一にした場合でも、第1のカウンタギヤ軸18の回転時に軸受21の内輪29とシム32とが接触するのを防止することができる。
このため、第1のカウンタギヤ軸18の回転を円滑に行うことができ、シム32を容易に加工することができる。この結果、シム32の製造コストが増大するのを防止することができる。
なお、本実施の形態では、ハイブリッド車両に回転軸部材の支持構造を適用しているが、車両であれば、自動変速機、無段変速機、トランスファ装置等に回転軸部材の支持構造を適用してもよい。
また、本実施の形態では、回転軸部材として第1のカウンタギヤ軸18を用いて説明しているが、他の目的あるいは機能を達成するための回転軸部材であってもよい。
また、本実施の形態のシム32は、環状板状に形成されているが、完全に環状でなくてもよく、断続的な円状であってもよい。
また、車両に限らず、回転軸部材を軸受を介してケース部材に回転自在に支持するとともに、軸受とケース部材との間にシムを介装して軸受とケース部材の間の隙間を詰める構造の回転軸部材の支持構造であれば、どのような回転軸部材の支持構造にでも適用可能であることは言うまでもない。
また、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上のように、本発明に係る回転軸部材の支持構造は、回転軸部材の回転時に第2の軸受の内輪と環状部材とが接触するのを防止することができ、回転軸部材の回転を円滑に行うことができるという効果を有し、第1のケース部材と第2のケース部材とからなるハウジング内において、第1のケース部材と第2のケース部材により第1の軸受および第2の軸受を介してそれぞれ回転自在に回転軸部材を支持する回転軸部材の支持構造等として有用である。
本発明に係る回転軸部材の支持構造の一実施の形態を示す図であり、車両用動力伝達装置の組み立て前の概略構成図である。 本発明に係る回転軸部材の支持構造の一実施の形態を示す図であり、車両用動力伝達装置の組み立て後の車両用動力伝達装置の要部構成図である。 本発明に係る回転軸部材の支持構造の一実施の形態を示す図であり、シムの外観図である。 本発明に係る回転軸部材の支持構造の一実施の形態を示す図であり、シムを軸受の延長部でガイドする状態を示す図である。 従来の車両用動力伝達装置の組み立て前の概略構成図である。 従来の車両用動力伝達装置の組み立て後の車両用動力伝達装置の要部構成図である。
符号の説明
11 第1のケース部材
11a 開口
11b 嵌合穴
12 第2のケース部材
12a 開口
12b 嵌合穴
12c 突出部
13 ハウジング
18 第1のカウンタギヤ軸(回転軸部材)
21 軸受(第2の軸受)
22 軸受(第1の軸受)
29 内輪
29a 延長部
30 ボール部材(摺動部材)
31 外輪
32 シム(環状部材)

Claims (2)

  1. 第1のケース部材と第2のケース部材とを相互の開口が対向する状態で塞がれるように組み合わせることにより構成されるハウジングと、前記ハウジング内において前記第1のケース部材と前記第2のケース部材とに第1の軸受および第2の軸受を介してそれぞれ回転自在に支持される回転軸部材とを備え、
    前記第2のケース部材が、前記回転軸部材の軸線方向に沿って延在する嵌合穴と、前記嵌合穴から前記回転軸部材の軸線方向に向かって突出する突出部とを有し、
    前記第2の軸受が、前記回転軸部材の外周部に嵌合する内周面を有する内輪と、摺動部材を介して前記内輪に回転自在に接続され、前記嵌合穴に嵌合する外周面を有するとともに、軸線方向一端部が環状部材を介して前記突出部に当接する外輪とを有する回転軸部の支持構造であって、
    前記第2の軸受の内輪を前記第2の軸受の外輪に対して軸線方向外方に延長し、前記環状部材の内径を前記内輪の外径よりも大きくしたことを特徴とする回転軸部材の支持構造。
  2. 前記環状部材の板厚が、前記環状部材の放射方向に亘って略同一であることを特徴とする請求項1に記載の回転軸部材の支持構造。
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