JP2009204021A - 摩擦体、及び摩擦体を備えるブレーキ装置 - Google Patents

摩擦体、及び摩擦体を備えるブレーキ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】駐車時、特に車両販売前の保管時における錆の発生を抑制できる摩擦体、及び摩擦体を備えるブレーキ装置を提供すること。
【解決手段】車輪と共に回転する回転体11に接離される摩擦体20において、回転体11に接離される接離面23に網状の第1溝部24を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、車輪と共に回転する回転体に接離される摩擦体、及び摩擦体を備えるブレーキ装置に関する。
従来から、車輪と共に回転する回転体に接離される摩擦体において、回転体に接離される接離面に一方向に延びるスリットを穿設することによってブレーキ鳴きや偏摩耗を防止すると共に、スリットの底面に防水層を形成することによって非接離面側の鋳鉄製のバックプレートでの錆の発生を防止する摩擦体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−220678号公報
しかしながら、上記従来の構成の摩擦体では、摩擦体と回転体との離間距離が短く、その隙間に水が浸入すると、表面張力によって水膜が形成される。水膜は、制動時の摩擦熱によって蒸発されるが、駐車時、特に車両販売前の保管時には長期間に渡り維持され、回転体を錆びさせることがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、駐車時、特に車両販売前の保管時における錆の発生を抑制できる摩擦体、及び摩擦体を備えるブレーキ装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、第1の発明は、車輪と共に回転する回転体に接離される摩擦体において、
前記回転体に接離される接離面に網状の第1溝部を備える。
第2の発明は、第1の発明に係る摩擦体であって、前記第1溝部の底面から前記接離面とは反対側に向かって前記接離面に対して垂直に延びる網状部が、前記網状部で囲まれる複数のブロック部より熱膨張係数の高い材料で成形される。
第3の発明は、第2の発明に係る摩擦体であって、前記網状部は、前記ブロック部との熱膨張係数の差が5×10−4/℃以上、1×10−3/℃以下である。
第4の発明は、第2又は3の発明に係る摩擦体であって、前記網状部に選択的に研磨材を含ませる。
第5の発明は、第2〜第4のいずれか1つの発明に係る摩擦体であって、前記網状部は、前記接離面から所定距離以上離れた部位が顔料を含む。
第6の発明は、車輪と共に回転する回転体と、前記回転体に接離される摩擦体とを備えるブレーキ装置において、
前記摩擦体は、前記回転体に接離される接離面に網状の第1溝部を備える。
第7の発明は、第6の発明に係るブレーキ装置であって、前記回転体は、前記摩擦体の接離面に対向する対向面に網状の第2溝部を備える。
第1の発明によれば、車輪と共に回転する回転体に接離される摩擦体において、回転体に接離される接離面に網状の第1溝部を備えるので、駐車時における回転体と摩擦体との間隙を接離面の全領域に亘り部分的に広げることができ、毛管現象による水膜の形成を抑制することができる。この結果、駐車時における回転体での錆の発生を抑制できる。
第2〜第3の発明によれば、第1溝部の底面から接離面とは反対側に向けて接離面に対して垂直に延びる網状部が網状部で囲まれるブロック部より熱膨張係数の高い材料で成形されるので、車両制動時には摩擦熱によって網状部が回転体の摺動面まで膨出でき、安定して制動力を発現させることができる。また、駐車時には冷却されて、接離面から網状部が陥没するので、接離面が摩耗した場合であっても、防錆効果を維持することができる。
第4の発明によれば、網状部に選択的に研磨材を含ませるので、制動時に摩擦熱によって研磨材を含む網状部が回転体の摺動面まで膨出し、回転体の摺動面に凝着される摩耗粉の皮膜を研削することができる。また、空転時に空冷されると、接離面から研磨材を含む網状部が陥没する。したがって、空転時における回転体と摩擦体との引き摺りによる回転体の異常摩耗を抑制することができ、回転体の肉厚差に起因するブレーキジャダー現象の発生を抑制できる。
第5の発明によれば、網状部は接離面から所定距離以上離れた部位が顔料を含むので、網状部の残部が所定量になると、網状部に含まれる顔料が回転体の摺動面に付着する。したがって、ユーザが摩擦体の摩耗度を視認できる。
第6の発明によれば、車輪と共に回転する回転体と、回転体に接離される摩擦体とを備えるブレーキ装置において、摩擦体が回転体に接離される接離面に網状の第1溝部を備えるので、駐車時における回転体と摩擦体との間隙を接離面の全領域に亘り部分的に広げることができ、毛管現象による水膜の形成を抑制することができる。この結果、駐車時における回転体での錆の発生を抑制できる。
第7の発明によれば、回転体は、摩擦体の接離面に対向する対向面に網状の第2溝部を備えるので、駐車時における回転体と摩擦体との間隙をさらに部分的に広げることができ、毛管現象による水膜の形成を抑制することができる。この結果、駐車時における回転体の接離面の錆の発生を抑制できる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、第1実施例のブレーキ装置の構成の要部を示した断面図である。図2は、図1のブレーキ装置に搭載される摩擦体の構成を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)は(a)の矢視A−Aから見た断面図である。
第1実施例のブレーキ装置10は、ディスクブレーキ装置であって、車輪と共に回転する円盤状の回転体(ディスクロータ)11と、回転体11に接離される左右一対の摩擦体(ブレーキパッド)20a、20bとを備える。ディスクブレーキ装置10は、左右一対の摩擦体20a、20bで回転体11の左右の摺動面12a、12bを押圧挟持して、摩擦力により制動力を発現する装置である。
ディスクブレーキ装置10は、例えば、図1に示すように、浮動型のキャリパ13を備える。運転者がブレーキペダルを踏み込むと、マスタシリンダによって踏力が油圧に変換される。この油圧によって、ピストン14に連結されたインナ側の摩擦体20aが矢印R方向に押し出される。摩擦体20aが回転体11の摺動面12aに当接すると、反力によって浮動型のキャリパ13が矢印L方向に移動する。これに伴い、キャリパ13に支持されたアウタ側の摩擦体20bが矢印L方向に移動して、回転体11の摺動面12bに当接する。このようにして、左右一対の摩擦体20a、20bで回転体11の左右の摺動面12a、12bを押圧挟持する。
また、ブレーキペダルの踏み込みが解除され、油圧が低下すると、ピストン14の側壁と液圧室15の側壁とを連結するゴムシール(図示せず)の変形を元に戻そうとする復元力によって、ピストン14が初期位置に戻される。これに伴って、ピストン14に連結されたインナ側の摩擦体20aが回転体11の摺動面12aから離間する。そうすると、回転体11の面振れにより、アウタ側の摩擦体20b及びキャリパ13が初期位置に戻される。この結果、左右一対の摩擦体20a、20bが回転体11の左右の摺動面12a、12bから離間される。
回転体(ディスクロータ)11と、摩擦体(ブレーキパッド)20との間隙距離は、通常、非制動時(空転時や駐車時)の状態で100μm以下に設定される。間隙距離がこれ以上長くなると、制動開始までの時間が遅くなり、制動距離が長くなる。この狭い間隙に水が浸入すると、毛管現象によって水膜が形成される。
回転体11は、耐熱性、耐摩耗性に優れた鋳鉄等の鉄鋼材料で成形される。したがって、回転体11と摩擦体20との隙間に水膜が形成されると、回転体11が錆びることがある。この錆は、研磨剤となって回転体11を異常摩耗させる原因等になることがある。また、寒冷地では、回転体11と摩擦体20との隙間に水膜が形成されると、回転体11と摩擦体20とが凍結することがある。
摩擦体20は、図1に示すように、回転体11に接離される摩擦部21と、摩擦部21を支持するバックプレート22とを含み構成される。
摩擦部21は、その特徴的な構成として、図2に示すように、回転体11に接離される接離面23に網状の第1溝部24を備える。この第1溝部24は、接離面23の全領域に亘り網状に穿設されている。
図3は、第1溝部24の作用を説明するための断面図であり、(a)は第1溝部24の穿設前における水膜の形成状態の一例を示した図であり、(b)は第1溝部24の穿設後における水膜の形成状態の一例を示した図である。
第1溝部24は、上述したように、接離面23の全領域に亘り網状に穿設されている。したがって、図3に示すように、回転体11と摩擦体20との間隙を接離面23の全領域に亘り部分的に広げることができ、毛管現象による水膜Wの形成を抑制することができる。また、図3に示すように、水膜Wが網目状の小さな水滴に分割されるので、水膜Wの表面積を増やすことができ、自然乾燥を促進することができる。この結果、駐車時、特に車両販売前の保管時における回転体11での錆の発生を抑制できる。また、寒冷地では、回転体11と摩擦体20との凍結を抑制できる。
また、第1溝部24は、接離面23の全領域に亘り網状に穿設されているので、空転時における回転体11と摩擦体20との引き摺りを抑制することができる。この結果、燃費を向上できる。つまり、燃料の消費量を低減できる。
さらに、第1溝部24は、接離面23の全領域に亘り網状に穿設されているので、回転体11で発生した錆を制動開始時に掻き込み、掻き込んだ錆を徐々に摩滅させる。このため、塊状の錆が研磨材となって回転体11を異常摩耗させることを抑制できる。
次に、摩擦体20のその他の特徴的な構成について説明する。摩擦体20は、第1溝部24の底面24aから接離面23とは反対側に向かって接離面23に対して垂直に延びる網状部25が、網状部25で囲まれる複数のブロック部26より熱膨張係数が高い材料で成形されてよい。この網状部25は、例えば、図2に示すように、摩擦部21に貫設され、第1溝部24の底面24aからバックプレート22まで延設されている。
図4は、網状部25の作用を説明するための断面図であり、(a)は制動時の状態の一例を示した図であり、(b)は駐車時の状態の一例を示した図である。網状部25は、制動時には、摩擦熱によって高温状態になる。高温状態になると、網状部25は、ブロック部26より熱膨張係数が高いので、図4(a)に示すように、回転体11の摺動面12a、12bまで膨出する。このため、安定した制動力を発現することができる。
また、網状部25は、駐車時には空冷されて低温状態になる。低温状態になると、図4(b)に示すように、接離面23から網状部25が陥没する。したがって、摩擦によって接離面23が摩耗した場合であっても、防錆効果が持続される。
また、上述したように、低温状態では、接離面23から網状部25が陥没するので、冷間制動時の回転体11と摩擦体20との接触面積が低減される。この結果、冷間制動時の摩擦係数の増加によるブレーキ鳴きを抑制できる。
網状部25とブロック部26との熱膨張係数の差は、2×10−4/℃以上、2×10−3/℃以下が好ましく、特に5×10−4/℃以上、1×10−3/℃以下が好ましい。熱膨張差が2×10−4/℃未満であると、低温状態における網状部25とブロック部26との段差が小さ過ぎ、防錆効果が十分に発現されない。また、熱膨張差が2×10−3/℃超であると、低温状態における網状部25とブロック部26との段差が大き過ぎ、応力によってクラックが発生することがある。
例えば、網状部25とブロック部26との熱膨張係数の差が5×10−4/℃以上、1×10−3/℃以下、摩擦部21の厚みが一般的な10mmである場合、摩擦部21の温度が通常使用温度の100〜150℃から室温に低下すると、網状部25とブロック部26との段差は、約0.5〜1.5mmになる。
網状部25及びブロック部26は、従来と同様に複数の無機、有機材料を含み構成される。例えば、網状部25及びブロック部26は、フェノール、クレゾール、ジメチルフェノール等の合成樹脂と、スチレン・ブタジエン共重合体(SBR)やブタジエンアクリロニトリル共重合体(NBR)等のゴムと、空孔とから構成される。複数の無機、有機材料の種類、及び配合比を適宜選択することによって、網状部25とブロック部26との熱膨張差を所定範囲内にすることができる。
また、網状部25に選択的に研磨材を含ませてよい。研磨材には、公知の材料が用いられる。制動時に摩擦熱により高温状態になると、研磨材を含む網状部25が回転体11の摺動面12a、12bまで膨出するので、回転体11の摺動面12a、12bに凝着される摩耗粉の皮膜を研削することができる。また、空転時に空冷により低温状態になると、接離面23から研磨材を含む網状部25が陥没する。したがって、空転時における回転体11と摩擦体20との引き摺りによる回転体11の異常摩耗を抑制することができ、回転体11の肉厚差に起因するブレーキジャダー現象の発生を抑制できる。
また、網状部25は、接離面23から所定距離以上離れた部位が顔料を含み構成されてよい。顔料には、公知の材料が用いられる。摩耗によって網状部25の残量が所定量になると、顔料の摩耗粉が回転体11の摺動面12a、12bに凝着する。したがって、ユーザが摩擦体20の摩耗度を視認できる。
この摩擦体20は、従来と同様に製造される。例えば、まずは、複数のブロック部26を、原料の混合粉末から加圧・加熱により成形する。次に、プレス装置の型枠内にバックプレート22を設置し、バックプレート22上に複数のブロック部26を配列させる。この状態で、網状部25の原料粉末を型枠内に投入し、プレス装置で加圧、加熱成形する。これにより、バックプレート22に網状部25及び複数のブロック部26からなる摩擦部21が貼り付けられた摩擦体20が得られる。この摩擦部21の表面を研削し、研削熱を放熱させると、研削面23から網状部25が陥没する。このようにして、研削面23に網状の第1溝部24が形成された摩擦体20が得られる。
図5は、図1のブレーキ装置に搭載される回転体の構成を示す概略図であり、(a)は側面図、(b)は(a)の矢視A−Aから見た断面図、(c)は(b)の領域Xの拡大図である。回転体(ディスクロータ)11は、図5に示すように、摩擦体20の接離面23に対向する対向面12a、12bに網状の第2溝部16を備えてよい。これにより、回転体11と摩擦体20との間隙をさらに部分的に広げることができ、毛管現象による水膜の形成を抑制することができる。この結果、駐車時、特に車両販売前の保管時における回転体11での錆の発生をさらに抑制することができる。
また、第2溝部16は、車両搭載状態でホイールの窓を介して外部から視認可能であり、高級感をユーザに与えることができる。
図6は、第2実施例のブレーキ装置の構成の要部を示した概略図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は(a)の矢視A−Aから見た断面図である。以下、図6のブレーキ装置30の構成について説明するが、図1のブレーキ装置10と同一の構成、作用・効果については、説明を省略する。
第2実施例のブレーキ装置30は、ドラムブレーキ装置であって、車輪と共に回転する円筒状の回転体(ブレーキドラム)31と、回転体31の内周面32に接離される左右一対の半月状の摩擦体(ブレーキシュー)40a、40bとを備える。ドラムブレーキ装置30は、ブレーキペダルの踏力に応じた油圧によって、半月状の摩擦体40a、40bを回転体31の内周面32に押し付け、摩擦力により制動力を発現する装置である。摩擦体40は、油圧が低下すると、リターンスプリング(図示せず)によって、回転体31から離間される。
摩擦体40は、円弧状の曲面形状の摩擦部(ライニング)41を備える。摩擦部41は、回転体31の内周面32と対面している。
摩擦部41は、その特徴的な構成として、図6に示すように、回転体31に接離される接離面43に網状の第1溝部44を備える。この第1溝部44は、接離面43の全領域に亘り網状に穿設されている。
第1溝部44の作用・機能は、上述の第1溝部24の作用・機能と同一であるので、説明を省略するが、駐車時、特に車両販売前の保管時における回転体31での錆の発生を抑制できる。
また、摩擦体40は、上述の摩擦体20と同様に、第1溝部44の底面44aから接離面43とは反対側に向かって接離面43に対して垂直に延びる網状部45が、網状部45で囲まれる複数のブロック部46より熱膨張係数が高い材料で成形されてよい。また、回転体31は、上述の回転体11と同様に、摩擦体40の接離面43に対向する対向面32に網状の第2溝部36を備えてよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、本実施例の網状部25(45)とブロック部26(46)とは、一体的に押圧・加熱成形されるとしたが、網状部25(45)とブロック部26(46)とが摺接可能な構成であってよい。
第1実施例のブレーキ装置の構成の要部を示した断面図である。 図1のブレーキ装置に搭載される摩擦体の構成を示す概略図である。 第1溝部24の作用を説明するための断面図である。 網状部25の作用を説明するための断面図である。 図1のブレーキ装置に搭載される回転体の構成を示す概略図である。 第2実施例のブレーキ装置の構成の要部を示した概略図である。
符号の説明
10、30 ブレーキ装置
11、31 回転体
12、32 対向面
16、36 第2溝部
20、40 摩擦体
23、43 接離面
24、44 第1溝部
24a、44a 底面
25、45 網状部
26、46 ブロック部

Claims (7)

  1. 車輪と共に回転する回転体に接離される摩擦体において、
    前記回転体に接離される接離面に網状の第1溝部を備える摩擦体。
  2. 前記第1溝部の底面から前記接離面とは反対側に向かって前記接離面に対して垂直に延びる網状部が、前記網状部で囲まれる複数のブロック部より熱膨張係数の高い材料で成形される請求項1記載の摩擦体。
  3. 前記網状部は、前記ブロック部との熱膨張係数の差が5×10−4/℃以上、1×10−3/℃以下である請求項2記載の摩擦体。
  4. 前記網状部に選択的に研磨材を含ませる請求項2又は3記載の摩擦体。
  5. 前記網状部は、前記接離面から所定距離以上離れた部位が顔料を含む請求項2〜4いずれか一項記載の摩擦体。
  6. 車輪と共に回転する回転体と、前記回転体に接離される摩擦体とを備えるブレーキ装置において、
    前記摩擦体は、前記回転体に接離される接離面に網状の第1溝部を備えるブレーキ装置。
  7. 前記回転体は、前記摩擦体の接離面に対向する対向面に網状の第2溝部を備える請求項6記載のブレーキ装置。
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JP2013119134A (ja) * 2011-12-07 2013-06-17 Mitsubishi Electric Corp ブレーキドラムの研磨装置

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