JP2009203061A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙のスイッチバックの際におけるコルゲーション部材の後退を既存部品を利用して実現することができるため、装置を簡素化することができると共に、装置のコストを低減することができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】コルゲーション部材510は、排紙ローラ522,525を回転させる駆動源からの駆動力を、排紙ローラ用ギア524、アイドルギア526及びコルゲーション部材用プーリ530を介して回動可能に形成されると共に、ニップ平面520の上方側に配置され用紙Tと当接するコルゲーション部512を有する。このコルゲーション部512は、正回転方向F1に回転する場合には、ニップ平面520における上方側から下方側に突出し、スイッチバックする逆回転方向F2に回転する場合には、突出しないように形成される。
【選択図】図8

Description

本発明は、用紙に腰を付けるコルゲーション部材を有する画像形成装置に関する。
従来より、画像形成装置においては、画像形成部において画像が形成された用紙を筐体の外部に排出する際に、用紙の巻き癖を抑制すること等を目的として、用紙に腰を付けることが行われている。用紙に腰を付ける部材としては、コルゲーション部材が一般的である。コルゲーション部材は、筐体の外部に排出される用紙に当接するコルゲーション部を有し、該コルゲーション部を用紙に当接させることにより、用紙に腰を付けることができる。
一方、両面印刷が可能な画像形成装置においては、一般的に、排紙部に設けられた排紙ローラ対を利用し、片面に画像が形成された用紙を、その後端部が排紙ローラ対に挟持された状態で筐体の外部に一旦排出し、その後、排紙ローラ対を逆回転し、用紙をスイッチバックさせて画像形成部に返送しており、これにより、用紙の他面に画像を形成して、両面印刷を実現している。
前述した用紙への腰付け(コルゲーション)は、用紙の巻き癖の抑制には効果的であるが、用紙のスイッチバックの際には、用紙の巻き癖が抑制されることによって、筐体の内部における用紙の搬送路(通常、湾曲している部分が多い)を用紙がスムーズに搬送されなくなる。つまり、用紙への腰付けは、用紙のスイッチバックの円滑な実施を阻害するという欠点がある。
かかる欠点に対し、用紙のスイッチバックの際に、コルゲーション部材を用紙から後退させ、用紙への腰付けを行わないようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−62855号公報
しかし、特許文献1記載の技術は、ソレノイドや電動モータ等の駆動源を利用して、用紙のスイッチバックの際におけるコルゲーション部材の後退を行っている。そのため、コルゲーション部材を後退させるための駆動源を備える必要があり、装置が複雑化すると共に、装置のコストが増加する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、用紙のスイッチバックの際におけるコルゲーション部材の後退を既存部品を利用して実現することができるため、装置を簡素化することができると共に、装置のコストを低減することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、筐体と、前記筐体の内部に配置され用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された用紙を前記筐体の外部に排出する排紙部と、前記排紙部に設けられ、前記用紙を前記筐体の外部に排出すると共に、前記排紙部に搬送された前記用紙をスイッチバックして前記画像形成部に向けて返送する正逆回転可能な一対の排紙ローラと、前記排紙ローラを回転させる駆動源からの駆動力を駆動力伝達部材を介して回動可能に形成されると共に、前記一対の排紙ローラにより形成されるニップ部を含むニップ平面の一方側に配置され前記用紙と当接するコルゲーション部を有するコルゲーション部材と、を備え、前記コルゲーション部は、前記排紙ローラが前記用紙を前記排紙部から排出する正回転方向に回転する場合には、前記ニップ平面における前記一方側から他方側に突出し、前記排紙ローラが前記用紙をスイッチバックする逆回転方向に回転する場合には、前記ニップ平面における前記一方側から他方側に突出しないように形成される画像形成装置に関する。
また、前記駆動力伝達部材は、前記駆動源からの駆動力によって回転する前記排紙ローラの回転軸に固定された排紙ローラ用ギアと、該排紙ローラ用ギアに噛み合って該排紙ローラ用ギアの回転方向と逆方向に回転するアイドルギアと、該アイドルギアの歯部とは異なる箇所と当接する摩擦部を有し、該アイドルギアからの回転駆動力を該摩擦部で受けることによって該アイドルギアの回転方向と逆方向に回動するコルゲーション部材用プーリと、を有し、前記コルゲーション部材は、前記コルゲーション部材用プーリの回動軸に固定されていると共に回動範囲を規制されて設けられ、前記摩擦部は、前記コルゲーション部材が回動を規制されているときには、前記アイドルギアが該摩擦部に対して滑るように形成されていることが好ましい。
また、前記アイドルギアの歯部とは異なる箇所は、該アイドルギアと同軸に形成された円板状の当接胴部であり、前記摩擦部は、前記コルゲーション部材用プーリの外周面に形成され、前記当接胴部の外周面に当接することが好ましい。
また、前記アイドルギアの前記当接胴部は、ポリアセタールから形成され、前記摩擦部は、前記コルゲーション部材用プーリの径方向中心から径方向外側に向かって、ポリウレタンフォームからなるポリウレタンフォーム層と、ポリエチレンテレフタレートからなるフィルム層と、フッ素樹脂からなる不織布層とが積層されて形成されていることが好ましい。
本発明によれば、用紙のスイッチバックの際におけるコルゲーション部材の後退を既存部品を利用して実現することができるため、装置を簡素化することできると共に、装置のコストを低減することができる画像形成装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1により、本実施形態における画像形成装置としてのプリンタ1の全体構造を説明する。図1は、プリンタ1における各構成要素の配置を説明するための左側面図である。本実施形態において、後述する手差しトレイ65が配置された側(図1における右側)をプリンタ1の前側とする。
プリンタ1は、所定の画像情報に基づいて用紙Tに所定の画像を形成する画像形成部と、用紙Tを画像形成部に給紙すると共に画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部とを有する。
図1に示すように、画像形成部は、感光体ドラム2と、帯電部10と、レーザスキャナユニット4と、現像器16と、トナーカートリッジ5と、トナー供給装置6と、転写ローラ8と、定着装置9とを備える。
また、給排紙部は、給紙カセット52と、手差しトレイ65と、レジストローラ対80と、用紙Tの搬送路Lとを備える。
感光体ドラム2は、円筒形状の部材からなり、像担持体として機能する。感光体ドラム2は、図1に対して垂直な回転軸を中心に回転可能な態様で装置本体(筐体)Mに配置される。感光体ドラム2の表面には、静電潜像が形成される。
帯電部10は、感光体ドラム2の上方に配置される。帯電部10は、感光体ドラム2の表面を一様に正(プラス極性)帯電させる。
レーザスキャナユニット4は、感光体ドラム2の上方に感光体ドラム2から離間して配置される。レーザスキャナユニット4は、不図示のレーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有して構成される。
レーザスキャナユニット4は、PC(パーソナルコンピュータ)等の外部機器から出力された画像情報に基づいて、感光体ドラム2の表面を走査露光する。レーザスキャナユニット4により走査露光されることによって、感光体ドラム2の表面に帯電した電荷が除去される。これにより、感光体ドラム2の表面に静電潜像が形成される。
現像器16は、感光体ドラム2の前方(図1における右側)に配置される。現像器16は、感光体ドラム2に形成された静電潜像に単色(通常はブラック)のトナー画像を現像する。現像器16は、感光体ドラム2に対向配置可能な現像ローラ17とトナー攪拌用の攪拌ローラ18とを有して構成される。
トナーカートリッジ5は、現像器16に供給されるトナーを収容する。
トナー供給装置6は、トナーカートリッジ5に収容されたトナーを、現像器16に供給する。
ドラムクリーニング装置11は、感光体ドラム2の後方(図1における左側)に配置される。ドラムクリーニング装置11は、感光体ドラム2の表面に残留したトナーや付着物を除去する。
転写ローラ8は、感光体ドラム2の表面に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させる。転写ローラ8には、不図示の電圧印加手段により、感光体ドラム2に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させるための転写バイアスが印加される。
転写ローラ8は、感光体ドラム2に対して接離される。具体的には、転写ローラ8は、感光体ドラム2に当接される当接位置と、感光体ドラム2から離間する離間位置とに移動可能に構成される。詳細には、転写ローラ8は、感光体ドラム2に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させる場合には当接位置に移動され、他の場合には離間位置に移動される。
用紙Tは、感光体ドラム2と転写ローラ8とによって挟み込まれ、感光体ドラム2の表面(トナー画像が現像された側)に押し当てられる。このようにして転写ニップNが形成され、感光体ドラム2に現像されたトナー画像は、用紙Tに転写される。
定着装置9は、用紙Tに転写されたトナー画像を構成するトナーを溶融させて、用紙Tに定着させる。定着装置9は、ヒータにより加熱される加熱ローラ9aと、加熱ローラ9aに圧接される加圧ローラ9bと、を備える。加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとは、トナー画像が転写された用紙Tを挟持するようにして搬送する。用紙Tが加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの間に挟持されるように搬送されることによって、用紙Tに転写されたトナーは、溶融し、定着する。
給紙カセット52は、装置本体Mの下部に配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの前側(図1における右側)に水平方向に引き出し可能に配置される。給紙カセット52は、用紙Tが載置される載置板60を備えており、給紙カセット52には、載置板60に用紙Tが積層された状態で、用紙Tが収容される。カセット給紙部51は、給紙カセット52の用紙送り出し側端部(図1における右側端部)に配置される。カセット給紙部51は、給紙カセット52に収容された用紙Tを搬送路Lに送り出す。
カセット給紙部51は、載置板60に載置された用紙Tを取り出す前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すローラ対63とからなる重送防止機構を備える。
カセット給紙部51又は手差し給紙部64と排紙部50との間には、用紙Tを搬送する搬送路Lが形成される。搬送路Lは、カセット給紙部51から第1合流部P1までの第1搬送路L1と、第1合流部P1からレジストローラ対80までの第2搬送路L2と、レジストローラ対80から転写ローラ8までの第3搬送路L3と、転写ローラ8から定着装置9までの第4搬送路L4と、定着装置9から分岐部P3までの第5搬送路L5と、分岐部P3から排紙部50までの第6搬送路L6とを有する。
また、搬送路Lは、手差しトレイ65から第1合流部P1までの第7搬送路L7を有する。第1合流部P1は、カセット給紙部51から用紙Tを搬送する第1搬送路L1と、手差しトレイ65から用紙Tを搬送する第7搬送路L7との合流部である。
第2搬送路L2の途中には、第2合流部P2が配置される。更に、搬送路Lは、分岐部P3から第2合流部P2までの戻し搬送路Lbを有する。第2合流部P2は、第2搬送路L2と戻し搬送路Lbとの合流部である。
ここで、転写ローラ8における用紙Tの搬送方向の上流側(図1における右側)には、レジストローラ対80が配置される。レジストローラ対80は、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正や、トナー画像とのタイミング調整を行うためのローラ対である。
戻し搬送路Lbは、用紙Tの両面印刷を行う際に、既に印刷されている面とは反対面(非印刷面)を感光体ドラム2に対向させるために設けられる搬送路である。
戻し搬送路Lbによれば、分岐部P3から排紙部50側に搬送された用紙Tを表裏反転させて第2搬送路L2に戻すことができる。戻し搬送路Lbにより表裏反転された用紙Tは、感光体ドラム2により非印刷面に対して所定のトナー画像が転写される。
装置本体Mの前面側(図1における右側)であって給紙カセット52の上方には、手差し給紙部64が設けられる。手差し給紙部64は、手差しトレイ65と、給紙コロ66とを備える。手差しトレイ65は、その基端部が第7搬送路L7の入口近傍に回動自在(開閉自在)に取り付けられる。手差しトレイ65は、その閉状態において、装置本体Mの前面の一部を構成する。給紙コロ66は、手差しトレイ65に載置された用紙Tを取り出し、第7搬送路L7に向けて送り出す。
手差し給紙部64は、開状態の手差しトレイ65に載置された用紙Tを、第7搬送路L7及び第1合流部P1を介して、第2搬送路L2に給紙する。
第6搬送路L6における端部には、排紙部50が形成される。排紙部50は、装置本体Mにおける上方側に配置される。排紙部50は、装置本体Mの前方(図1における右方)に向けて開口している。排紙部50は、定着装置9によりトナーが定着された用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。
排紙部50における開口側には、排紙集積部M1が形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面(外面)に形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面が下方に窪んで形成された部分である。排紙集積部M1の底面は、装置本体Mにおける上面の一部を構成する。排紙集積部M1には、排紙部50から排紙された、所定画像が転写された用紙Tが積層して集積される。
本実施形態のプリンタ1は、排紙部50に設けられた一対の排紙ローラ522,525を、用紙Tの両面印刷時に、用紙Tをスイッチバックする逆回転方向F2(図8参照)に回転する場合に、用紙Tに腰を付けるために設けられたコルゲーション部材510をニップ平面520(図8参照)の一方側から他方側に突出しないように構成したものである。この具体的構成については、後に詳しく説明する。
次に、搬送路Lについて詳細に説明する。なお、搬送路Lは、後述するように、搬送路L1〜L7及びLbの集合体である。
カセット給紙部51又は手差しトレイ65と排紙部50との間には、用紙Tを搬送する搬送路Lが形成される。搬送路Lは、カセット給紙部51から第1合流部P1までの第1搬送路L1と、第1合流部P1からレジストローラ対80までの第2搬送路L2と、レジストローラ対80から転写ローラ8までの第3搬送路L3と、転写ローラ8から定着装置9までの第4搬送路L4と、定着装置9から分岐部P3までの第5搬送路L5と、分岐部P3から排紙部50までの第6搬送路L6とを有する。
また、搬送路Lは、手差しトレイ65から第1合流部P1までの第7搬送路L7を有する。第1合流部P1は、カセット給紙部51から用紙Tを搬送する第1搬送路L1と、手差しトレイ65から用紙Tを搬送する第7搬送路L7との合流部である。
第2搬送路L2の途中には、第2合流部P2が配置される。更に、搬送路Lは、分岐部P3から第2合流部P2までの戻し搬送路Lbを有する。第2合流部P2は、第2搬送路L2と戻し搬送路Lbとの合流部である。
戻し搬送路Lbは、用紙Tの両面印刷を行う際に、既に印刷されている面とは反対面(非印刷面)を感光体ドラム2に対向させるために設けられる搬送路である。
戻し搬送路Lbによれば、分岐部P3から排紙部50側に一旦搬送された用紙Tを、表裏反転させて第2搬送路L2に戻すことができ、従って、用紙Tの非印刷面を感光体ドラム2に対向させて、用紙Tの非印刷面に印刷を施すことができる。
次に、各種ローラと共に搬送路Lを形成するガイド部材55a,55b,55c,55d,55e,55f,55g,55h,55i,55j,55k及び55mについて説明する。なお、以下に説明するガイド部材55a〜55mの他にも、搬送路Lにおける用紙Tの搬送性の向上等を目的として、ガイド部材が適宜設けられる。
第1搬送路L1は、主として、第1ガイド部材55aと、第2ガイド部材55bの内面と、第3ガイド部材55cとから構成される。第1ガイド部材55aは、ローラ対63から排出された用紙Tの搬送方向を上方に向けて徐々に変換させる。第2ガイド部材55bは、第1ガイド部材55aによって搬送方向を上方に変換された用紙Tの搬送方向を、装置本体Mの後方(図1における左方)に向けて徐々に変換させる。第3ガイド部材55cは、第2ガイド部材55bの下方に設けられた円柱状の部材からなり、第2ガイド部材55bによって用紙Tの搬送方向がスムーズに変換されなかった場合に、用紙Tの搬送方向を規制して、用紙Tの先端部を第1合流部P1に導くために設けられる。
第2搬送路L2は、主として、上下一対の第5ガイド部材55eから構成される。上下一対の第5ガイド部材55eによれば、第1合流部P1から搬送される用紙Tをレジストローラ対80の間にスムーズに導入させることができる。
また、第2搬送路L2には、用紙Tを検出するためのセンサ(図示せず)が配置される。センサは、用紙Tの搬送方向におけるレジストローラ対80の直前(上流側)に配置される。レジストローラ対80は、センサからの検出信情報に基づいて上述の補正やタイミング調整を行い、用紙Tを搬送する。
第3搬送路L3は、主として、上下一対の第6ガイド部材55fから構成される。上下一対の第6ガイド部材55fによれば、レジストローラ対80から排出される用紙Tを、感光体ドラム2と転写ローラ8との間にスムーズに導入させることができる。
第3搬送路L3には、用紙Tを検出するためのセンサ(図示せず)が配置される。
第4搬送路L4は、主として、上下一対の第7ガイド部材55gから構成される。上下一対の第7ガイド部材55gによれば、感光体ドラム2と転写ローラ8との間から排出される用紙Tを、定着装置9における加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの間にスムーズに導入させることができる。
第4搬送路L4には、用紙Tを検出するためのセンサ(図示せず)が配置される。
第5搬送路L5は、主として、上下一対の第8ガイド部材55hから構成される。上下一対の第8ガイド部材55hによれば、定着装置9から搬送される用紙Tを分岐部P3にスムーズに導入させることができる。
第5搬送路L5には、用紙Tを検出するためのセンサ(図示せず)が配置される。
次に、分岐部P3について説明する。分岐部P3は、第1のローラ対54aと、第2のローラ対54bとを備える。
第1のローラ対54aは、第1搬送ローラ53aと第2搬送ローラ53bとからなる。第1のローラ対54aによれば、第5搬送路L5から搬送される用紙Tを第6搬送路L6に搬送することができる。
第2のローラ対54bは、第1搬送ローラ53aと第3搬送ローラ53cとからなる。つまり、第1搬送ローラ53aは、第1のローラ対54aにおける一方のローラと、第2のローラ対54bにおける一方のローラとを兼ねている。第2のローラ対54bによれば、両面印刷時に第6搬送路L6を逆方向に搬送される用紙Tを、戻し搬送路Lbに向けて搬送することができる。
第6搬送路L6は、分岐部P3と排紙部50との間の搬送路であり、装置本体Mの後方(図1における左方)に向けて凸に湾曲していると共に、上方に向けて延びている。
第6搬送路L6は、主として、湾曲内側に配置する第9ガイド部材55iと、湾曲外側に配置する第10ガイド部材55jとからなる。分岐部P3から搬送される用紙Tは、主として第10ガイド部材55jに、装置本体Mの前方(図1における右方)に向けて且つ上方に向けて搬送方向を変換されながら、排紙部50に向けて搬送される。
第6搬送路L6には、排紙部50の近傍に、第3のローラ対54cが配置される。第3のローラ対54cによれば、第6搬送路L6を搬送された用紙Tを、排紙部50から装置本体Mの排紙集積部M1に排出することができる。また、第3のローラ対54cによれば、第3のローラ対54cに保持された用紙Tを、排紙部50から排出する場合とは反対向きに第3のローラ対54cを回転させることにより、第6搬送路L6の分岐部P3側に向けて搬送させる(スイッチバックさせる)ことができる。
第7搬送路L7は、主として、第2ガイド部材55bの外面(上面)と、第2ガイド部材55bの上方に配置される第4ガイド部材55dとから構成される。つまり、第2ガイド部材55bは、第1搬送路L1の一部を構成すると共に、第7搬送路L7の一部も構成する。
第2ガイド部材55b及び第4ガイド部材55dによれば、手差しトレイ65に載置された用紙Tが給紙コロ66によって送り出されると、用紙Tを第1合流部P1にスムーズに搬送させることができる。
戻し搬送路Lbは、用紙Tの両面にトナー画像(文字等を含む)を印刷(印字)する、いわゆる両面印刷(印字)をする場合に用いられる搬送路である。戻し搬送路Lbは、分岐部P3から下方に分岐し、第5搬送路L5、定着装置9、第4搬送路L4、転写ローラ8、第3搬送路L3及びレジストローラ対80の下方を通るように形成される。更に、戻し搬送路Lbは、装置本体Mの前方(図1における右方)に向けて凸に湾曲していると共に、上方に向けて延び、第2合流部P2において第2搬送路L2に合流するように形成される。
第2合流部P2における戻し搬送路Lbの合流方向は、第2搬送路L2の正方向(用紙Tの搬送方向)である。つまり、戻し搬送路Lbは、両面印刷時に、分岐部P3から第6搬送路L6の下流側に一旦搬送された用紙Tを、転写ローラ8の上流側に配置されたレジストローラ対80の上流側に戻すための搬送路である。
ところで、第5搬送路L5から分岐部P3を経由して第6搬送路L6に搬送される用紙Tは、主として、湾曲外側に配置される第10ガイド部材55jによって、搬送方向を装置本体Mの前方(図1における右方)に向けて且つ上方に向けて、徐々に変換されながら搬送される。
一方、用紙Tがスイッチバックされる場合には、逆回転する第3のローラ対54cにより第6搬送路L6を分岐部P3に向けて搬送される用紙Tは、湾曲外側に配置される第10ガイド部材55jに規制されながら、分岐部P3に向かって搬送される。従って、用紙Tは、搬送方向を制御する部材を特に設けなくても、(第1のローラ対54aではなく、)分岐部P3における第2のローラ対54bに導入される。
戻し搬送路Lbには、他の搬送路と同様に、用紙Tを案内しながら搬送する第4のローラ対54dが配置される。また、戻し搬送路Lbの所定位置には、用紙検出用のセンサ(図示せず)が配置される。
戻し搬送路Lbは、分岐部P3と第4のローラ対54dとの間については、主として、上下一対の第11ガイド部材55k,55kから構成される。上下一対の第11ガイド部材55k,55kによれば、分岐部P3から搬送される用紙Tを第4のローラ対54dにスムーズに導入させることができる。
また、戻し搬送路Lbは、第4のローラ対54dと第2合流部P2との間については、主として、上下一対の第12ガイド部材55m,55mから構成される。上下一対の第12ガイド部材55m,55mによれば、第4のローラ対54dから搬送される用紙Tを第2合流部P2にスムーズに搬送させることができる。
次に、本実施形態のプリンタ1の特徴部分の構成を図2〜図10に基づいて図1を参照しつつ説明する。
ここで、図2は、排紙部を示す斜視図、図3は、コルゲーション部材の突出状態を示す拡大斜視図、図4は、コルゲーション部材の非突出状態を示す拡大斜視図、図5は、排紙ローラ用ギアとアイドルギア及びコルゲーション部材用プーリの位置関係を示す斜視図、図6は、排紙ローラ用ギアとアイドルギア及びコルゲーション部材用プーリの位置関係を示す拡大斜視図である。
また、図7は、コルゲーション部材の突出状態を示す断面図、図8は、コルゲーション部材の非突出状態を示す断面図、図9は、排紙ローラ用ギアとアイドルギア及びコルゲーション部材用プーリの位置関係を示す模式図である。図10は、コルゲーション部材用プーリの摩擦パッド部の構成を示す断面図である。
本実施形態のプリンタ1は、用紙Tに画像を形成する上述の画像形成部と、用紙Tを排紙部50に向けて搬送する搬送手段(上記各種ローラと共に搬送路Lを形成するガイド部材55a,55b,55c,55d,55e,55f,55g,55h,55i,55j,55k及び55m等)と、排紙部50に設けられ、上記搬送手段によって搬送された用紙Tを排紙集積部(筐体の外部)M1に排出すると共に、片面に画像が形成された用紙Tの他面に画像を形成する際には排紙部50に搬送された用紙Tをスイッチバックして上記画像形成部に向けて返送する正逆回転可能な第3のローラ(以下、適宜、排紙ローラ522又は排紙ローラ525という)対54cと、該一対の排紙ローラ522,525により形成されるニップ部を含むニップ平面520の一方側に配置され、用紙Tと当接するコルゲーション部512を有するコルゲーション部材510と、を備える。
排紙部50へと繋がる第6搬送路L6の下流側(スイッチバック時にあっては上流側)は、図7及び図8に示すように、搬送路壁515と、第9ガイド部材55iとによって区画されている。この第6搬送路L6に臨むように、搬送路壁515に開口部516が形成されている。そして、この開口部516から、コルゲーション部材510のコルゲーション部512が、後述するように出没する。
図2〜図9に示すように、コルゲーション部材510は、排紙ローラ522,525を回転させる不図示のモータ(駆動源)からの駆動力を、後述の排紙ローラ用ギア(駆動力伝達部材)524、アイドルギア(駆動力伝達部材)526及びコルゲーション部材用プーリ(駆動力伝達部材)530を介して用いることにより回動可能に形成されている。
具体的には、図7に示すように、コルゲーション部材510のコルゲーション部512は、排紙ローラ522,525が用紙Tを排紙部50から排出する正回転方向F1に回転する場合には、ニップ平面520の一方側から他方側に突出するように形成されている。
ニップ平面520とは、ニップ部の接線方向の平面をいう。つまり、一対の排紙ローラ522,525それぞれにおける中心軸を通る平面に直交で、且つニップ部を通る面である。
また、図8に示すように、コルゲーション部材510のコルゲーション部512は、排紙ローラ522,525が用紙Tをスイッチバックする逆回転方向F2に回転する場合には、ニップ平面520の一方側から他方側に突出しないように形成されている。
また、排紙ローラ用ギア524は、図9に示すように、排紙ローラ522の回転軸523に固定されており、不図示のモータ(駆動源)からの駆動力の向きに応じて正逆回転する。
アイドルギア526は、回転軸527に固定されており、排紙ローラ用ギア524に噛み合って該排紙ローラ用ギア524の回転方向と逆方向に回転する。アイドルギア526は、同軸に形成された円板状の当接胴部528を備えている。
これら排紙ローラ用ギア524及びアイドルギア526は、例えばポリアセタールから形成されている。
コルゲーション部材用プーリ530は、アイドルギア526の当接胴部528の外周面と当接する摩擦部532を有し、アイドルギア526からの回転駆動力を摩擦部532で受けることによってアイドルギア526の回転方向と逆方向に回動するように形成されている。
このコルゲーション部材用プーリ530は、摩擦部532を除き、例えばポリアセタールから形成されている。
コルゲーション部材510は、コルゲーション部材用プーリ530の回動軸511に固定されていると共に、収納部517に収納され、回動軸511を中心に回動する。
また、コルゲーション部材510の突出端部として形成されているコルゲーション部512は、上記排紙ローラ522,525の回転方向に応じて第6搬送路L6に開口した開口部516から出没するように形成されている。
また、このコルゲーション部材510は、収納部517内に設けられた回動規制部材(図示せず)によって回動範囲を規制されている。
摩擦部532は、図9に示すように、コルゲーション部材用プーリ530の外周面に形成され、アイドルギア526の当接胴部528の外周面に当接する。この摩擦部532は、コルゲーション部材510が、収納部517の規制部(図示せず)によって回動を規制され静止しているときには、アイドルギア526が該摩擦部532に対して滑るように形成されている。
これにより、図8に示すように、排紙ローラ522,525が用紙Tをスイッチバックする逆回転方向F2に回転する場合には、コルゲーション部材510のコルゲーション部512は、ニップ平面520における一方側から他方側に突出しないこととなる。
この摩擦部532は、図10に示すように、コルゲーション部材用プーリ530の径方向中心から径方向外側に向かってポリウレタンフォームからなるポリウレタンフォーム層533と、ポリエチレンテレフタレートからなるフィルム層534と、フッ素樹脂からなる不織布層535とが積層されて形成されている。
次に、本実施形態のプリンタ1の動作について、簡単に説明する。
まず、給紙カセット52に収容された用紙Tを片面印刷する場合について説明する。
給紙カセット52に収容された用紙Tは、前送りコロ61及びローラ対63によって第1搬送路L1に送り出され、その後、第1合流部P1及び第2搬送路L2を介してレジストローラ対80に搬送される。
レジストローラ対80においては、用紙Tのスキュー補正や、トナー画像とのタイミング調整が行われる。
レジストローラ対80から排出された用紙Tは、第3搬送路L3を介して感光体ドラム2と転写ローラ8との間に導入される。そして、用紙Tには、感光体ドラム2と転写ローラ8との間において、トナー画像が転写される。
その後、用紙Tは、感光体ドラム2と転写ローラ8との間から排出され、第4搬送路L4を介して、定着装置9における加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの間に導入される。そして、用紙Tには、定着装置9においてトナーが溶融定着される。
次いで、用紙Tは、第5搬送路L5、分岐部P3及び第6搬送路L6を介して、第3のローラ対54cにより、排紙部50から排紙集積部1aに排出される。
このようにして、給紙カセット52に収容された用紙Tの片面印刷が完了する。
手差しトレイ65に載置された用紙Tを片面印刷する場合には、手差しトレイ65に載置された用紙Tは、給紙コロ66によって第7搬送路L7に送り出され、その後、第1合流部P1及び第2搬送路L2を介して、レジストローラ対80に搬送される。それ以降の動作は、前述した、給紙カセット52に収容された用紙Tの片面印刷の動作と同様であり、説明を省略する。
次に両面印刷を行う場合のプリンタ1の動作について説明する。
片面印刷の場合には、前述した通り、片面印刷された用紙Tが、排紙部50から排紙集積部1a排出されて印刷動作が完了する。
これに対し、両面印刷を行う場合には、片面印刷された用紙Tが、戻し搬送路Lbを介して、片面印刷時とは表裏反転して、レジストローラ対80に再度搬送されることにより、用紙Tに両面印刷が施される。
詳述すると、片面印刷された用紙Tが第3のローラ対54cにより排紙部50から排出されるまでは、前述した片面印刷の動作と同様である。而して、両面印刷の場合には、片面印刷された用紙Tが第3のローラ対54cにより保持されている状態において、第3のローラ対54cの回転を停止させ、逆方向に回転させる。このように第3のローラ対54cを逆方向に回転させると、第3のローラ対54cに保持されている用紙Tは、第6搬送路L6を逆方向(排紙部50から分岐部P3に向かう方向)に搬送される。
前述したように、用紙Tは、第6搬送路L6を逆方向に搬送されると、(第1のローラ対54aではなく、)第2のローラ対54bに導入される。そして、用紙Tは、戻し搬送路Lb及び第2合流部P2を介して、第2搬送路L2に合流する。ここで、用紙Tは、片面印刷時とは表裏反転している。
更に、用紙Tは、レジストローラ対80により前記補正又は前記調整が行われ、第3搬送路L3を介して、感光体ドラム2と転写ローラ8との間に導入される。用紙Tは、戻し搬送路Lbを経由することにより、非印刷面が感光体ドラム2に対向するので、非印刷面にトナー画像が転写され、その結果、両面印刷が施される。
次に、本実施形態のプリンタ1の特徴部分に起因する動作及び作用効果を説明する。
コルゲーション部材510は、排紙ローラ522,525を回転させる不図示のモータ(駆動源)からの駆動力を、排紙ローラ用ギア524、アイドルギア526及びコルゲーション部材用プーリ530を介して伝達する。排紙ローラ用ギア524とコルゲーション部材用プーリ530との間にアイドルギア526を介在させていることにより、コルゲーション部材用プーリ530は、排紙ローラ522,525と同一の回転方向に回動し、且つ、その回動を開始するタイミングも同一である。
従って、コルゲーション部材510のコルゲーション部512は、図7に示すように、排紙ローラ522,525が用紙Tを排紙部50から排出する正回転方向F1に回転する場合には、ニップ平面520における上方側(一方の側)から下方側(他方の側)に突出する。
また、コルゲーション部512は、図8に示すように、排紙ローラ522,525が用紙Tをスイッチバックする逆回転方向F2に回転する場合には、ニップ平面520における上方側から下方側には突出しない。
これにより、スイッチバック時には、コルゲーション部512による腰付け動作が行われなくなる。従って、両面印刷時に従来生じていたような用紙Tに筋が発生したり、画像に筋が付かなくなるため、画像品質の向上を図ることができる。
また、摩擦部532による動力伝達により、正回転時に厚紙等、腰の強い用紙Tを排紙部50に排出する際は、コルゲーション部材510が開口部516側に押し戻され(摩擦部532と当接胴部528との当接面でスリップさせる)るため、用紙Tには必要以上の腰付けがなされない。
従って、用紙Tに筋が発生したり、画像に筋が付かなくなるため、画像品質の向上を図ることができる。
また、コルゲーション部材510の回動動作を、排紙ローラ522,525を回転させる不図示のモータ(駆動源)からの駆動力を用いて行っているため、コルゲーション部材510を回動させる専用のソレノイドやモータ等を設ける必要がない。従って、装置の簡素化とコスト低減を図ることができる。
更に、コルゲーション部材用プーリ530は、排紙ローラ用ギア524の回転駆動力をアイドルギア526を介して伝達されているので、排紙ローラ522,525と同一の回転方向に回動し、且つ、その回動を開始するタイミングも同一である。
従って、排紙ローラ522,525と回動方向や回動開始タイミングを同一にするために、用紙Tや排紙ローラ522,525等の回転を検知する必要がなく、これらを検知するためのセンサ手段や複雑な構成部材を必要としない。よって、装置の簡素化とコスト低減を図ることができる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、画像形成装置としてプリンタ1について説明したが、これに限定されず、コピー機、ファクシミリ及びこれらの複合機等であってもよい。
また、上記実施形態では、コルゲーション部材510は、ニップ平面520の上方側に配設されているが、これに限定されず、ニップ平面520の下方側に配設され、コルゲーション部512を下方側から進退させてもよく、上記と同様の効果を期待することができる。
また、アイドルギア526の歯部とは異なる箇所として、該アイドルギア526の当接胴部528の外周面であるものとして説明したが、これに限定されない。例えば、アイドルギア526の側面部であってもよい。この場合も、上記と同様の効果を期待することができる。
また、上記実施形態では、駆動力伝達手段として、ギアを用いるものとして説明したが、これに限定されず、タイミングベルトやプーリを用いてもよい。
また、コルゲーション部材用プーリ530の外周面に摩擦部532を設けず、その代わりとして、摩擦部532に相当する摩擦部を当接胴部528の外周面に設けても、上記と同様の効果を期待することができる。
プリンタにおける各構成要素の配置を説明するための左側面図である。 排紙部を示す斜視図である。 コルゲーション部材の突出状態を示す拡大斜視図である。 コルゲーション部材の非突出状態を示す拡大斜視図である。 排紙ローラ用ギアとアイドルギア及びコルゲーション部材用プーリの位置関係を示す斜視図である。 排紙ローラ用ギアとアイドルギア及びコルゲーション部材用プーリの位置関係を示す拡大斜視図である。 コルゲーション部材の突出状態を示す断面図である。 コルゲーション部材の非突出状態を示す断面図である。 排紙ローラ用ギアとアイドルギア及びコルゲーション部材用プーリの位置関係を示す模式図である。 コルゲーション部材用プーリの摩擦パッド部の構成を示す断面図である。
符号の説明
F1……正回転方向、F2……逆回転方向、L……搬送路、L1……第1搬送路、L2……第2搬送路、L3……第3搬送路、L4……第4搬送路、L5……第5搬送路、L6……第6搬送路、L7……第7搬送路、Lb……戻し搬送路、M……装置本体、M1……排紙集積部(装置外部)、T……用紙、1……プリンタ(画像形成装置)、2……感光体ドラム、4……レーザスキャナユニット、5……トナーカートリッジ、6……トナー供給装置、8……転写ローラ、9……定着装置、50……排紙部、54c……第3のローラ対、55i……第9ガイド部材、510……コルゲーション部材、511……回動軸、512……コルゲーション部、515……搬送路壁、516……開口部、517……収納部、518……収納空間、520……ニップ平面、522……排紙ローラ、523……回転軸、524……排紙ローラ用ギア(駆動力伝達部材)、525……排紙ローラ、525a……回転軸、526……アイドルギア(駆動力伝達部材)、527……回転軸、528……当接胴部、530……コルゲーション部材用プーリ(駆動力伝達部材)、532……摩擦部、533……ポリウレタンフォーム層、534……ポリエチレンテレフタレートからなるフィルム層、535……フッ素樹脂からなる不織布層

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に配置され用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により画像が形成された用紙を前記筐体の外部に排出する排紙部と、
    前記排紙部に設けられ、前記用紙を前記筐体の外部に排出すると共に、前記排紙部に搬送された前記用紙をスイッチバックして前記画像形成部に向けて返送する正逆回転可能な一対の排紙ローラと、
    前記排紙ローラを回転させる駆動源からの駆動力を駆動力伝達部材を介して回動可能に形成されると共に、前記一対の排紙ローラにより形成されるニップ部を含むニップ平面の一方側に配置され前記用紙と当接するコルゲーション部を有するコルゲーション部材と、を備え、
    前記コルゲーション部は、
    前記排紙ローラが前記用紙を前記排紙部から排出する正回転方向に回転する場合には、前記ニップ平面における前記一方側から他方側に突出し、
    前記排紙ローラが前記用紙をスイッチバックする逆回転方向に回転する場合には、前記ニップ平面における前記一方側から他方側に突出しないように形成される画像形成装置。
  2. 前記駆動力伝達部材は、前記駆動源からの駆動力によって回転する前記排紙ローラの回転軸に固定された排紙ローラ用ギアと、
    該排紙ローラ用ギアに噛み合って該排紙ローラ用ギアの回転方向と逆方向に回転するアイドルギアと、
    該アイドルギアの歯部とは異なる箇所と当接する摩擦部を有し、該アイドルギアからの回転駆動力を該摩擦部で受けることによって該アイドルギアの回転方向と逆方向に回動するコルゲーション部材用プーリと、を有し、
    前記コルゲーション部材は、前記コルゲーション部材用プーリの回動軸に固定されていると共に回動範囲を規制されて設けられ、
    前記摩擦部は、前記コルゲーション部材が回動を規制されているときには、前記アイドルギアが該摩擦部に対して滑るように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記アイドルギアの歯部とは異なる箇所は、該アイドルギアと同軸に形成された円板状の当接胴部であり、
    前記摩擦部は、前記コルゲーション部材用プーリの外周面に形成され、前記当接胴部の外周面に当接することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記アイドルギアの前記当接胴部は、ポリアセタールから形成され、
    前記摩擦部は、前記コルゲーション部材用プーリの径方向中心から径方向外側に向かって、ポリウレタンフォームからなるポリウレタンフォーム層と、ポリエチレンテレフタレートからなるフィルム層と、フッ素樹脂からなる不織布層とが積層されて形成されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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