JP2009202920A - カップ状容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、多数のリブを設けたカップ状容器の側壁外周面で、リブが形成された部分も含めて広い領域で加飾あるいは表示機能を十分発揮させることを課題としたものであり、もってリブによる断熱、剛性向上、あるいはすべり防止等の掴持性に係る機能を有すると共に、今までにない加飾および表示機能が十分発揮される商品性の高いカップ状容器を提供することを目的とする。
【解決手段】 ラベルを容器本体の側壁外周面にインモールド射出成形により一体的に貼付する共に、ラベル上に突条状の縦リブを多数突設した容器において、縦リブの少なくとも上端部が側壁に一体連結し、ラベルの外表面側部分を、容器本体を形成する合成樹脂に対して熱溶着可能な合成樹脂製とし、縦リブの基端面がラベルの外表面に接着固定する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、側壁外周面にインモールドでラベルを貼付すると共に、断熱等の機能を有した縦リブを突設した合成樹脂製のカップ状容器に関する。
従来より、熱湯などの内容液を入れた状態でも手で持てるように断熱機能を付与する目的で、あるいは容器の剛性の向上、すべり防止等を目的に合成樹脂製のカップ状容器の側壁外周面に多数のリブを突設する手法が採用されている。特許文献1はその従来例の一つであり、外周面に突片状の多数の縦リブを突設したカップ状のプラスチック容器についての記載がある。
特開平6−32379号公報
このような容器では模様、絵柄等による加飾、あるいは図案あるいは文字等の表示を容器自体の外周面に施しても、多数のリブによる凹凸のため加飾性あるいは表示機能がうまく発揮できない場合が多い。そこで、リブの外側を予め印刷した熱収縮性プラスチックフィルムを熱収縮させて外装したり、複数のリブの上端面に沿ってラベルを接着して貼付する等の手段が採られている。また、リブを製品の外周面の限られた範囲に突設し、リブの突設されていない平坦面領域を加飾したり、表示したりすることもある。
本発明は、多数のリブを設けたカップ状容器の側壁外周面で、リブが形成された部分も含めて広い領域で加飾あるいは表示機能を十分発揮させることを課題としたものであり、もってリブによる断熱、剛性向上、あるいはすべり防止等の掴持性に係る機能を有すると共に、今までにない加飾および表示機能が十分発揮される商品性の高いカップ状容器を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決する本発明の手段に係る主たる構成は
ラベルを容器本体の側壁外周面にインモールド射出成形により一体的に貼付する共に、ラベル上に突条状の縦リブを多数突設した容器において、
縦リブの少なくとも上端部が側壁に一体連結し、
ラベルの外表面側部分を、容器本体を形成する合成樹脂に対して熱溶着可能な合成樹脂製とし、縦リブの基端面がラベルの外表面に接着固定する構成とする、と云うものである。
上記構成によるカップ状容器は、ラベルが容器本体の側壁外周面にインモールド成形により一体的に貼付された状態であり、このラベル上に少なくとも上端部を側壁に一体連結した状態で多数の縦リブが形成されている。
ラベルをインモールドで貼付するインモールド射出成形によれば、縦リブの上端部は、ラベルの上端縁直上部分、たとえばカップ状容器の上端に周設されたフランジ部分を介して側壁と一体連結させることができる。
なお、上記構成あるいは以下の記載において、ラベルの容器本体の側壁外周面に接す側の面を内表面、逆の側の面を外表面とする。
また、インモールド射出成形によれば、ラベルの外表面側部分を熱溶着可能な合成樹脂製とすることにより、縦リブの基端面を確実にラベルの外表面に接着固定することができ、衝撃等の外力が作用した際におけるラベル外表面への接着性の不足に起因する縦リブの破損や脱落を確実に防ぐことができ、縦リブの破損や脱落による外観や、断熱効果、剛性向上、あるいは滑り止め等の掴持性に係る機能の劣化を心配することなく、安心して使用することができる。
カップ状容器を射出成形する際には、一般的に溶融樹脂は金型内でカップ状容器の底部底面の中心に相当する部分から射出されて、側壁部分、そして上端部の一体連結部分を介して縦リブ部分に流動するので、金型内での流動長が長くなり溶融樹脂の温度が相当低下した状態でラベルの外表面に接触するため、どうしても縦リブ基端面のラベルの外表面への接着力が低くなってしまうが、
ラベルの外表面側部分を熱溶着可能な合成樹脂製とすることにより、溶融樹脂の温度がかなり低下した状態でも十分な接着強度を得ることが可能となる。
ここで、本発明のカップ状容器の容器本体には、目的に応じて、たとえば、ポリプロピレン(以下、PPと記す。)、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂を使用することができるが、ラベルの、少なくとも外表面側部分を形成する熱溶着可能な合成樹脂には、上記合成樹脂のなかで融点や軟化温度の比較的低い合成樹脂、あるいは共重合成分の使用やゴム成分等の他成分のブレンドにより融点や軟化温度を低くした合成樹脂を使用する。
そして、上記構成のカップ状容器では、多数の縦リブも含めた所定の領域でこの縦リブにより模様、絵柄、図案、文字等が、一部分断されるものの全体として凹凸のない面上に表されるので、縦リブの形状、隣接する縦リブ間の距離、あるいは模様、絵柄、図案、文字等の大きさ、配置等を考慮することにより、この領域全体として認識可能な加飾あるいは表示効果を発揮させることができ、断熱効果、剛性向上、あるいは滑り止め等の掴持性に係る機能と相俟って、たとえばホットコーヒー等の熱い飲料等の用途に好適なカップ状容器を提供することができる。
本発明の他の構成は、上記主たる構成に加えて、熱溶着可能な合成樹脂の融点を80〜140℃の範囲とする、と云うものである。
容器本体の射出成形において溶融樹脂は一般的に200℃を超える温度で射出されるので、ラベルの外表面側部分を形成する合成樹脂の融点を140℃以下の範囲とすることにより、縦リブが形成される流動末端でも、ラベル外表面と縦リブ基端面を接着固定することができる。
ここで、融点が80℃未満になるとラベル同士のブロッキングが発生する等の問題が生じるため融点を80〜140℃の範囲とするのが好ましい。
本発明のさらに他の構成は、ラベルを少なくとも3層からなる積層フィルムとし、外側層を、熱溶着可能な合成樹脂フィルム製とする、と云うものである。
上記構成により、熱溶着可能な合成樹脂は一般的に剛性や耐熱変形性が低いが、中間層に基材としての機能を発揮するアルミ箔、紙、樹脂フィルム等を積層することにより、剛性や耐熱変形性が高くインモールド成形に適したラベルとすることができる。
また、中間層にアルミ箔や印刷層やナイロン樹脂製等のガスバリア層を付加することによりさらに高度な加飾性や、バリア性等の機能を付与することができる。
本発明のさらに他の構成は、上記構成に加えて内側層も熱溶着可能な合成樹脂フィルム製とする、と云うものである。
上記構成により、ラベルの内側層についても、熱溶着可能な合成樹脂製とすることにより、ラベルが容器本体の側壁外周面に強固に接着固定するので、容器本体の側壁、ラベル、縦リブが一体化することになり、容器全体としての剛性や、縦リブの強度をより効果的に向上させることが可能となる。
本発明のさらに他の構成は、熱溶着可能な合成樹脂フィルムを低密度ポリエチレン樹脂フィルムとする、と云うものである。
低密度ポリエチレン(以下、LDPEと記す。)は融点が低く、縦リブが形成される流動末端でも、ラベル外表面と縦リブ基端面を強固に接着固定することができる。
なお、LDPEの中には直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)が含まれる。
本発明のさらに他の構成は、熱溶着可能な合成樹脂フィルムをエチレン−プロピレン共重合体樹脂からなる無延伸フィルムとする、と云うものである。
エチレン−プロピレン共重合体樹脂製の無延伸フィルム(以下、CPPフィルムと記す場合がある。)は、特に容器本体がPP樹脂製の場合、強固な熱溶着性が発揮される。
本発明のさらに他の構成は、熱溶着可能な合成樹脂フィルムを、プロピレン樹脂からなる延伸フィルムにポリプロピレ系又はポリエチレン系の熱溶着可能な合成樹脂を積層した積層フィルムとする、と云うものである。
上記構成の積層フィルムは、ラベルの基材としての機能を発揮するOPPフィルムにポリプロピレ系又はポリエチレン系の熱溶着可能な合成樹脂を積層したものであり、インモールド成形に使用するラベルとしての剛性や耐熱変形性を高いレベルで実現することができる。
本発明のカップ状容器は上記した構成であり、以下に示す効果を奏する。
すなわち、縦リブの基端面を確実にラベルの外表面に接着固定したものであり、衝撃等の外力が作用した際におけるラベル外表面への接着性の不足に起因する縦リブの破損や脱落を確実に防ぐことができ、縦リブの破損や脱落による外観や、断熱効果、剛性向上、あるいは滑り止め等の掴持性に係る機能の劣化を心配することなく、安心して使用することができる。
そして、ラベル全体はインモールド成形により凹凸のない側壁の外周面に沿って一体的に貼付された状態であるので、縦リブの存在にも係わらず、多数の縦リブも含めた広い領域で、予めラベルに印刷した模様、絵柄、図案、文字等を歪むことなく表わすことができ、加飾および表示機能が十分発揮される今までにない商品性の高いカップ状容器を提供することができる。
以下本発明の実施の形態を実施例に沿って図面を参照しながら説明する。
図1〜図4は本発明のインモールド射出成形品であるカップ状容器の第1実施例を示すものである。図1は容器の半縦断正面図、図2(a)は本実施例に使用したラベル8を展開して示す正面図、図2(b)はこのラベル8の層構成を示す断面図、図3は縦リブ6近傍の要部拡大縦断面図、そして図4は胴部2の平断面図である。容器本体1は上方に向かって若干拡径した円筒状の胴部2を有し、上端にはフランジ7が付設されている。
この容器本体1はPP樹脂製である。
また、ラベル8は図2(b)に示されるように6層の積層フィルムであり、外側と内側には、OPPフィルム上に熱溶着可能な合成樹脂であるLLDPE樹脂製フィルムを共押出しにより積層した、積層フィルムfcが積層されている。
上下の積層フィルムfcにおいて、外側層8aと内側層8fが、PP樹脂製である容器本体1に熱溶着可能なLLDPE樹脂製フィルムであり、層8bと層8eがOPPフィルム製である。
また、中間層である層8cは印刷層、層8dはアルミ箔層である。
容器本体1の胴部2の側壁3の外周面の全高さ範囲に亘って、図2に示されるラベル8がインモールド射出成形により一体的に貼付されている。また、ラベル8の外表面上、上端から全高さの略1/3程度の高さ範囲に、縦方向に薄片、突条状の縦リブ6が中心軸対称に多数突設されている。
ラベル8外表面上での縦リブ6の形成状態は、図3、図4の各断面図に示されているようであり、それぞれの縦リブ6は、その上端部がラベル8の上端縁でフランジ7を介して側壁3に一体連結されると共に、この一体連結部分を除く部分では、縦リブ6の基端面6aが、ラベル8の外表面に溶着状に接着固定している。
さらにラベル8の内表面も容器本体1の側壁3外周面に溶着状に接着固定し、側壁3と縦リブ6がラベル8を介して一体化した構造となっており、上記一体連結部分と相俟って、全体として薄肉であっても容器全体の剛性を高くすることができると共に、衝撃等の外力が作用した際における、薄片である縦リブ6の破損や脱落を確実に防ぐことができ、外観や掴持性等の機能を損なうことなく、安心して使用することができる。
また、図4からも判るように隣接する縦リブ6の間の領域では、フィルム状のラベル8が側壁3外周面に密着(溶融状に接着固定)した状態で積層されており、図1から判るように容器全体で見ると、アルミ箔層(層8d)による金属光沢面の中に、印刷層(層8c)による図案化されたHの文字を、歪むことなく、胴部2の前面の略全領域に亘る、一体的なデザインとしてはっきりと認識することができる。
そして図案化されたHの文字は縦リブ6で分断されてはいるが、各縦リブ6が薄片であるので、文字を連続性を有した図案としてはっきりと認識することができるし、さらにはこの縦リブ6による図案の分断により従来にない視覚効果を付与している。
そして、本実施例のようなカップ状容器では、縦リブ6の断熱効果を利用して直接容器の外周面に触れずに手で掴持することができ、薄肉であっても高剛性であることも相俟って、たとえばホットコーヒー等の熱い飲料向けの用途に安心して使用することができる。
次に、図5〜図8により本発明のカップ状容器を成形するためのインモールド射出成形法について説明する。図5は、本発明のカップ状容器をインモールド射出成形するための金型11の概略を示す縦断面図である。金型11はキャビティ金型13と、コア金型12から構成され、キャビティ金型13のキャビティ13aに、予め絵柄、文字などを印刷したラベル8をスリット13bによりバキューム吸引、あるいは静電気等の手段により固定し、コア金型12のコア部12aを挿入して型締めし、ゲート部18から溶融樹脂を射出し、底壁形成部17、側壁形成部14、縦リブ形成部15、そしてフランジ形成部16を充填して容器本体1を成形すると共に、同時にラベル8と容器本体1とを一体化する。
図6と図7は縦リブ6が形成される、容器上端部に相当する部分での金型内での溶融樹脂の流動状態(図6および図7中の矢印参照)を見たものである、図7は隣接する縦リブ6の間の部分での状態を示すものであり、溶融樹脂はコア金型12のコア部12aとキャビティ金型13のキャビティ13aに密着して位置するラベル8で形成される側壁形成部14を流動して流動末端であるフランジ形成部16に達する。
一方、図6は縦リブ6が形成される部分での状態を示すものであり、側壁形成部14を流動してきた溶融樹脂は、フランジ形成部16の基端部近傍を介し縦リブ形成部15を逆方向に流動してフランジ形成部16に充填する。
なお、図8は図5の金型の、図6中のB−B線に沿って示す平断面図であり、併せてその要部を拡大して示す。
ここで、図6で示される溶融樹脂の流動形態から分かるように、底部形成部17、側壁形成部分14、フランジ形成部16の基端部近傍、縦リブ形成部15と云うように金型内での流動長が長くなり、さらに薄片状の縦リブ6を形成する縦リブ形成部15の流路が幅狭の流路であることが相俟って、溶融樹脂は温度が相当低下した状態で縦リブ形成部15を充填し、ラベル8の外表面に接触するので、どうしても縦リブ6の基端面6aのラベル8の外表面への接着力が低くなってしまうが、
本実施例のように、ラベル8の外側層8aを、その融点が120℃程度のLLDPE樹脂フィルム製とすることにより、上記のように溶融樹脂の温度がかなり低下した状態でも十分な接着強度を得ることが可能となる。
また、本実施例のラベル8は、上下部分を構成する積層フィルムfcの層8bと層8eがOPPフィルム製であり、上記のようなインモールド射出成形に適した高い剛性と耐熱変形性を有する。
次に、図9は本発明のカップ状容器の第2実施例示す正面図で、独特な加飾効果を狙って下端位置を波状に変化させて縦リブ6を配置した例である。
ここで、縦リブ6の形成方向は、必ずしも縦一直線状に形成することには限定されず、斜めに傾けて形成することもできるし、また湾曲状に形成することもでき、縦リブ6は、加飾性、掴持に係る機能性を考慮して、さまざまな態様で形成することができる。
以上、実施例に沿って本発明の実施の形態とその作用効果について説明したが、本発明の実施形態は上記実施例に限定されるものではない。
たとえば、ラベルは必ずしも側壁の外周面全体に亘って貼付する必要はなく、目的に応じて貼付箇所、領域を決めることができる。また容器本体の形状や使用する合成樹脂も特に限定されるものではなく、上記実施例では胴部が円筒状の容器について説明したが、多角形筒状等さまざまな態様のカップ状容器についても本発明の作用効果は発揮される。
また、ラベルの層構成も、容器本体への熱溶着性、剛性と耐熱変形性、加飾性、ガスバリア等の機能性等を考慮して様々な層構成とすることができる。
たとえば、容器本体がPP樹脂製の場合には外側層にLLDPEの他にもCPPフィルムを有効に使用することができ、容器本体がポリエチレン樹脂製の場合はLDPEの使用が有効である。
以上説明したように、本発明のカップ状容器は縦リブによる掴持性等の機能と縦リブ形成領域を含むラベルによる加飾性とを共に良好に発揮するものであり、たとえばホットコーヒー等の熱い飲料等の用途で、幅広い利用展開が期待できる。
本発明のカップ状容器の第1実施例の正面図である。 (a)は図1の容器に使用されるラベルを展開して示す正面図、(b)はこのラベルの層構成を示す断面図である。 図1の縦リブ近傍を示す要部拡大縦断面図である。 図1の容器の、図1中のA−A線に沿って示す平断面図である。 図1の容器を射出成形するための金型の概略を示す縦断面図である。 図5の金型の縦リブ形成部近傍を示す要部拡大縦断面図である。 図5の金型の側壁形成部近傍を示す要部拡大縦断面図である。 図5の金型の、図6中のB−B線に沿って示す平断面図である。 本発明のカップ状容器の第2実施例の正面図である。
符号の説明
1 ;容器本体
2 ;胴部
3 ;側壁
6 ;縦リブ
6a;基端面
7 ;フランジ
8 ;ラベル
8a;外側層
8b、8c、8d、8e;層
8f;内側層
11;金型
12;コア金型
12a;コア部
13;キャビティ金型
13a;キャビティ
13b;スリット
14;側壁形成部
15;縦リブ形成部
16;フランジ形成部
17;底壁形成部
18;ゲート部
fc;積層フィルム

Claims (7)

  1. ラベル(8)を合成樹脂製の容器本体(1)の側壁(3)外周面にインモールド射出成形により一体的に貼付すると共に前記ラベル(8)上に突条状の縦リブ(6)を多数突設したカップ状容器において、前記縦リブ(6)の少なくとも上端部が側壁(3)に一体連結し、前記ラベル(8)の外表面側部分を、容器本体(1)を形成する合成樹脂に対して熱溶着可能な合成樹脂製とし、前記縦リブ(6)の基端面(6a)がラベル(8)の外表面に接着固定する構成としたカップ状容器。
  2. 熱溶着可能な合成樹脂の融点を80〜140℃の範囲とした請求項1記載のカップ状容器。
  3. ラベル(8)を少なくとも3層からなる積層フィルムとし、外側層を熱溶着可能な合成樹脂フィルム製とした請求項1または2記載のカップ状容器。
  4. 内側層も熱溶着可能な合成樹脂フィルム製とした請求項3記載のカップ状容器。
  5. 熱溶着可能な合成樹脂フィルムを低密度ポリエチレン樹脂フィルムとした請求項3または4記載のカップ状容器。
  6. 熱溶着可能な合成樹脂フィルムをエチレン−プロピレン共重合体樹脂からなる無延伸フィルムとした請求項3または4記載のカップ状容器。
  7. 熱溶着可能な合成樹脂フィルムを、プロピレン樹脂からなる延伸フィルムにポリプロピレ系又はポリエチレン系の熱溶着可能な合成樹脂を積層した積層フィルムとした請求項3または4記載のカップ状容器。
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