JP2009202834A - 車両用シートの配設構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】一のシートの下部空間内に形成される収容空間に収容されたもう一方のシートを再び着座位置へ戻す際の操作性の向上とこの収容空間の意匠性向上を図る。
【解決手段】
セカンドシート20は倒伏位置20Yと収容位置20Zとをスライド移動可能であり、収容箱10には常時は開く方向にばね付勢された開閉蓋18が形成され、開閉蓋18は開閉蓋開閉切替レバー80の作動により開閉切替可能であり、開閉蓋開閉切替レバー80は収容位置のセカンドシート20に押圧されて開閉蓋18を閉鎖方向に引っ張る閉鎖状態作動位置90と、収容位置20Zから倒伏位置20Yのスライド移動によってセカンドシート20の押圧が解除されてばね付勢力によって開閉蓋18を開放方向に付勢可能な開放状態作動位置とを有し、開閉蓋開閉切替レバー80への押圧解除までのセカンドシート20のスライド移動において開閉蓋18と接触しない配置構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートの配設構造に関する。詳細には、車両のフロア上に着座部となる第1のシート及び第2のシートが配設され、第1のシートはシートバックとシートクッションとが折畳み可能に構成された車両用シートの配設構造に関する。
従来、車両のフロア上に複数列のシートが配設されている車両用シートの配設構造において、シートバックとシートクッションとが折畳み可能に構成された前側の車両用シートを後側の車両用シートの下部空間内に収容できるようになっているものがある。
ここで下記特許文献1には、前側の車両用シートをフロア上に畳み込んだ姿勢として、スライドによって後側の車両用シートの下部空間内に収容できるようになっている技術が開示されている。この後側シートは、着座部となるシートクッションが、内部に収容空間を有した枠体によってフロア上に固定配置された構成となっている。
特開2007−83788号公報
しかしながら、上記従来技術では、前側のシートが後側シートの下部空間内に収容された状態時において、前側のシートが露出した状態のまま下部空間内に収容されているため見栄えが悪い。そのため、この収容空間の出入り口面部を蓋等で塞ぐ構成が考えられるが、前側シートをこの収容空間に収容したり、収容空間から乗員が着座することのできる着座位置に戻したりするたびに、蓋を手動で開放する必要があり面倒であるという問題を有していた。更には、この蓋について人手によって開閉操作をしなくても蓋の開閉ができれば、利便性が向上するため開閉操作の自動化が望まれている。
そこで本発明者は、かかる問題について鋭意検討の結果、前側のシートが後側シートの下部空間内に収容された後にシートを再び着座部の位置へ戻す際の、この収容空間の出入り口面部に配設される蓋機構について、このシートの収容空間への収容有無によって開閉蓋の開閉切替を可能とすることで、前側のシートが後側シートの下部空間内に収容された
後に、シートを再び着座部の位置へ戻す際の操作性向上と、後側シートの下部空間の意匠性を向上することに着目したものである。
而して、本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、一のシートの下部空間内に形成される収容空間に収容されたもう一方のシートを再び着座位置へ戻す際の開閉蓋の開閉操作の自動化を図ると共に、この収容空間の意匠性向上を達成した車両用シートの配設構造を提供することにある。
上記した課題を達成するために、本発明に係る車両用シートの配設構造は、次の手段をとる。
本発明の第1の発明は、車両のフロア上に第1のシートと第2のシートが配設され、第1のシートは乗員が着座することのできる着座位置からシートバックとシートクッションが折畳まれた倒伏位置へ変形可能に構成された車両用シートの配設構造であって、
前記第2のシートには、前記フロアとの間に前記第1のシートを倒伏位置に変形させて収容することのできる収容空間が形成されており、前記第1のシートは、前記倒伏位置と前記収容空間に収容される収容位置との間をスライド移動可能として配設されており、該収容空間は、当該収容空間を包囲画定する囲い体で形成され、該囲い体の前記第1のシートを収容出入させる出入口面部は、開閉式であると共に、当該囲い体に備えられた弾性部材の付勢力により常時は開く方向に付勢された開閉蓋が形成されており、該開閉蓋は、ワイヤーケーブル等の機械的伝達手段で接続された開閉蓋開閉切替レバーの作動により開閉切替可能とされており、該開閉蓋開閉切替レバーは、前記第1のシートの前記収容空間への収納の有無によって作動されるようになっており、該開閉蓋開閉切替レバーの作動位置として、前記収容空間の収容位置に収容された前記第1のシートに押圧されて開閉蓋を閉じる方向に引っ張る閉鎖状態作動位置と、前記収容空間の収容位置から前記倒伏位置へのスライド移動によって前記第1のシートの押圧が解除されて前記弾性部材の付勢力によって開閉蓋を開放する方向に付勢することのできる開放状態作動位置とを有し、更に、前記開閉蓋開閉切替レバーへの押圧が解除されるまで前記第1のシートがスライド移動された状態において、前記開閉蓋と接触しない配置構成とされていることを特徴とする。
この第1の発明によれば、開閉蓋は、ワイヤーケーブル等の機械的伝達手段で接続された開閉蓋開閉切替レバーの作動により開閉切替可能とされ、この開閉蓋開閉切替レバーは、第1のシートの収容空間への収納の有無によって作動されるようになっている。
すなわち、第1のシートが収容位置に収容された状態においては、この第1のシートが開閉蓋開閉切替レバーを押圧する。これにより、開閉蓋開閉切替レバーは、ワイヤーケーブル等の機械的伝達手段を介して開閉蓋を閉じる方向に引っ張る「閉鎖状態作動位置」となる。よって、開閉蓋が閉鎖される状態を保持する。
一方、第1のシートが収容位置から倒伏位置へスライド移動される状態においては、第1のシートの開閉蓋開閉切替レバーへの押圧が解除される。そうすると、開閉蓋開閉切替レバーは、開閉蓋がワイヤーケーブル等を介して引っ張られた状態も解除されると共に、開閉蓋に備えられた弾性部材の付勢力が働いて「開放状態作動位置」となる。よって、開閉蓋は開放された状態を保持する。この様にして、第1のシートのスライド移動に伴って開閉蓋の開閉作動は連動して自動的に行わせることができる。
また、第1のシートは、収容位置から倒伏位置へスライド移動される際に、開閉蓋開閉切替レバーへの押圧が解除されるまでスライド移動させても第1のシートは開閉蓋に接触しない配置構成とされている。このため、第1のシートがスライド移動する際、開閉蓋に当る前に開閉蓋が開放状態とされるので、第1のシートは開閉蓋に当接することなくスムースに収容位置から倒伏位置へのスライド移動が行われる。
以上より、第1シートの収容位置と倒伏位置の間をスライド移動する際の操作性を向上させることができる。また、囲い体の第1のシートを収容出入させる出入口面部に形成された開閉蓋は、収容空間の露出を防ぐことができるため、外観における意匠性を向上させることができる。
本発明の第2の発明は、前記開閉蓋開閉切替レバーは前記第1のシートとワイヤーケーブル等の機械的伝達手段で接続されており、前記第1のシートが前記収容位置から前記倒伏位置までスライド移動されて前記着座位置へ変形されることによって、前記開閉蓋開閉切替レバーが前記開閉蓋を閉じる方向に引っ張る接続構成とされていることを特徴とする。
この第2の発明によれば、開閉蓋開閉切替レバーは、更に第1のシートともワイヤーケーブル等の機械的伝達手段で接続されている。そのため、第1のシートが収容位置から倒伏位置まで移動された後に、着座位置に変形する際には、開閉蓋開閉切替レバーがワイヤーケーブル等の機械的伝達手段を介して開閉蓋を閉じる方向に引っ張る。
これにより、第1のシートが着座位置に変形する際には、開閉蓋が自動的に閉じられるため、開閉蓋の閉じ作業を人手で改めてする必要が無い。
本発明は上記各発明の手段をとることにより次の効果を得ることができる。
先ず、上記第1の発明の車両のシート構造によれば、第1のシートのスライド移動に伴って開閉蓋の開閉作動を連動させて自動的に行うことができる。また、囲い体の第1のシートを収容出入させる出入口面部に形成された開閉蓋により、収容空間内が露出されないため、外観における意匠性を向上させることができる。
次に、上記第2の発明の車両のシート構造によれば、第1のシートが着座位置に変形する際には、開閉蓋が自動的に閉じられるため、開閉蓋の閉じ作業を人手で改めてする必要が無い。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本実施例に係る車両用シートの配設構造におけるセカンドシートとサードシートの構成を表した側面図である。図2は、本実施例に係る車両用シートの配設構造におけるセカンドシートとサードシートの構成を表した斜視図である。図3は、本実施例に係る車両用シートの配設構造におけるサードシートの下に形成された収容空間とこの収容空間に収容されたセカンドシートの構成を表した斜視図である。図4は、本実施例に係る車両用シートの配設構造におけるサードシート下に形成された収容空間の開閉蓋とスライドロック機構の構成を表した側面図である。図5は、本実施例に係る車両用シートの配設構造における開閉蓋とスライドロック機構を操作する操作レバーの構成を表した斜視図である。図6は、本実施例に係る車両用シートの配設構造におけるサードシート下に形成された収容空間の開閉蓋のヒンジ構造を表した側面図である。図7は、本実施例に係る車両用シートの配設構造における図6のVII−VII線断面図である。
図1に図示されるように、車両のフロアF上には、二列目シートとなるセカンドシート20と三列目シートとなるサードシート30とが車両の前後方向に並んで配設されている。ここで、セカンドシート20が本発明の第1シートに相当し、サードシート30が本発明の第2シートに相当する。なお、図示は省略されているが、セカンドシート20の前列側には、運転席や助手席となるフロントシートが配設されている。
図1及び図2に図示されるように、前列側に配設されたセカンドシート20は、この列に座る二人〜三人の着座者を着座させることのできる横長状の幅長を有した構成となっている。そして、その後ろ側の列に配設されたサードシート30も、この列に座る二人〜三人の着座者を着座させることのできる横長状の幅長を有した構成となっている。そして、本実施例では、上記した前列側のセカンドシート20を折畳んでフロアF上に落とし込んだ姿勢に切り替えることによりセカンドシート20全体を後列側のサードシート30下に形成された収容空間38内にスライド移動させて収容できるようになっている。
ここで、サードシート30は、背凭れとなるシートバック32と、着座部となるシートクッション34を有して構成されている。そして、このサードシート30は、シートクッション34の下部に設けられた枠状の支持体36によって、フロアF上に固定支持されている。
図3に図示されるように、この支持体36は、その上枠部分がシートクッション34の骨格フレームと一体的に結合されている。そして、この支持体36によって囲まれた空間部分が、車両前後方向に開口した収容空間38として形成されている。この収容空間38は、前述した折畳み姿勢としたセカンドシート20をその内部に納めることのできる大きさに形成されている。そして、この収容空間38内には、本発明の囲い体に相当する箱型の収容箱10が配設されている。
この収容箱10は、図2及び図3に図示されるように、概略、側板12、天板14、後板16、開閉蓋18から構成されており、収容空間38全体を外部に対して覆い隠すように配置形成されている。そして、この収容箱10の車両前方側にはセカンドシート20を収容出入させる出入口面部があり、この出入口面部の上部に備えられたヒンジを介して上開き開閉式の開閉蓋18が形成されている。これにより、収容箱10は、開閉蓋18が開閉操作されることによって、収容空間の出入口面部を開放させたり閉鎖させたりすることができる。すなわち、セカンドシート20を収容空間38内に収容できるようにする開放状態18Xと、収容空間38内に収容して閉鎖する閉鎖状態18Yにすることができる。
なお、収容空間38を覆い隠すように形成する収容箱10は、セカンドシート20を収容した際に外部から見えない様に覆い隠すことのできる構成であれば足り、完全に上下四方を包囲形成する必要は無いものである。
また収容箱10は、その上面部の天板14の一部が開口した形状となっており、これを車両前方方向に引き出すことで、その上面部の開口を外部に露出させられるようになっている。これによりセカンドシート20の未収容時には、収容箱10の上面の開口から物を収容したり取り出したりする使用が可能となる。また、サードシート30は、シートクッション34を後端を基点に起こし上げて、収容箱10の上側の開口を外部に露出させられるようになっている。これにより、収容箱10の上側の開口から物を収容したり取り出したりする使用が可能となる。
次に、セカンドシート20の構成について詳しく説明する。このセカンドシート20は図1及び図2に図示されるように、背凭れとなるシートバック22と、着座部となるシートクッション24とを有して構成されている。ここで、シートバック22は、その両サイドの下端部が、リクライニング装置26を介してシートクッション24の後端部とそれぞれ連結されている。これにより、シートバック22は、リクライニング装置26の作動状態を切り替えることで、シークッション24に対して起立した姿勢位置に固定されたり、この固定状態が解除されてシートクッション24の上面部に前倒しされたりするようになっている。
なお、リクライニング装置26の基本構成は、特開2002−360368号公報等の文献に開示された公知の構成となっているため、これらの詳細な説明は省略することとする。このリクライニング装置26は、常時はシートバック22の背凭れ角度を固定したロック状態に付勢によって保持されている。そして、このリクライニング装置26のロック状態は、シートバック22の左肩口に設けられた操作レバー22Aを図示手前側に引下げる操作によって、解除されるようになっている。
ここで、図示は省略されているが、シートバック22とシートクッション24との間には、シートバック22を常時前倒し方向に付勢するばね部材が掛着されている。これにより、シートバック22は、操作レバー22Aの解除操作によってリクライニング装置26のロック状態が解除されることにより、付勢によってシートクッション24の上面部に前倒しされるようになっている。
また、シートクッション24は、その前後の二箇所の部位が、左右一対の構成をもつリンクアーム28A、28Bによって、フロアF上に配設された左右一対のスライドロック機構40のアッパーレール42とそれぞれリンク連結されている。
図1に図示されるように、セカンドシート20は、シートバック22がシートクッション24の上面部に前倒しされた状態で、リンクアーム28A、28Bのリンク運動に伴ってフロアF上に落とし込まれる構成となっている。そして、フロアF上に落とし込まれた姿勢のセカンドシート20をサードシート30下の収容空間38内に収容することができる。この左右一対のリンクアーム28A、28Bは、その下端部が、左右のアッパーレール42の上面部に固定配置されたL型形状のブラケット48A、ブラケット48Bの側面部に回動可能に枢支されている。そして、リンクアーム28A、28Bの上端部は、シートクッション24の骨格フレームの側部に回動可能に枢支されている。これらリンクアーム28A、28Bは、そのリンク運動に伴う起倒回動によって、シートクッション24を通常の着座位置20Xと、フロアF上に落としこんだ倒伏位置20Yと、の間で昇降移動させる。
そして、これらリンクアーム28A、28Bの起倒回動は、前側のリンクアーム28Aの上端連結部に設けられた図示しない回転留め装置によってロックされるようになっている。ここで、回転留め装置の基本的構成は、前述したリクライニング装置26と実質的に同じ構成となっており、常時は付勢によって回転留めしたロック状態に保持されている。そして、このロック状態は、前述したシートバック22の左肩口に設けられた操作レバー22Aの引き下げ操作によって解除されるようになっている。
したがって、操作レバー22Aの解除操作を行うことにより、シートバック22がシートクッション24の上面部に倒し込まれると共に、セカンドシート20全体がフロアF上に落とし込まれた倒伏位置20Yに姿勢保持される。そして、後述のスライドロック機構40が解除状態にされると、この倒伏位置20Yに折畳み姿勢とされたセカンドシート20全体を後列側のサードシート30下に形成された収容空間38内にスライドさせて収容することができる。
ここで、図1に図示されるように、セカンドシート20の着座位置20Xは、シートバック22を仮想線で図示するようにシークッション24に対して起立させた姿勢位置状態であり、乗員が着座することのできる位置状態が着座位置20Xである。
そして、この着座位置20Xからシートバック22をシートクッション24に折畳んでフロアF上に落とし込んだ姿勢位置状態が倒伏位置20Yである。
そしてこの倒伏位置20Yとされたセカンドシート20全体を後列側のサードシート30の下に形成された収容空間38内にスライド移動させて収容されている位置状態が収容位置20Zである。この収容位置20Z状態を、図1の右側にサードシート30の下方にセカンドシート20の収容状態を仮想線で示した。
次に、サードシート30の下に形成された収容空間38の開閉蓋18とスライドロック機構40の構成について説明する。図3は、本実施例に係る車両用シートの配設構造におけるサードシート30の下に形成された収容空間38と、この収容空間38に収容されたセカンドシート20の構成を表した斜視図である。図4は、本実施例に係る車両用シートの配設構造におけるサードシート30の下に形成された収容空間38の開閉蓋18とスライドロック機構40の構成を表した側面図である。なお、図4においては、収容箱10の側板12の図示、及び、ロアレール44の車両外方側の側面部の図示を省略している。
図3に図示されるように、セカンドシート20を後列側のサードシート30の下に形成された収容空間38内にスライドさせて収容された収容位置20Z状態においては、スライドロック機構40のアッパーレール42は収容空間38の下方に位置している。セカンドシート20に備えられた操作レバー50は、収容空間38の車両前方側に位置している。図4に図示されるように、この操作レバー50は、開閉蓋18が閉鎖状態18Yにおいても、開閉蓋18に形成された切り欠き部18K(図3参照)を介して操作者の手を収容空間38内に差し入れることができる位置に配置形成されている。
図4に図示されるように、操作レバー50とスライドロック機構40との間、セカンドシート20と開閉蓋開閉切替レバー80との間、及び開閉蓋18と開閉蓋開閉切替レバー80との間は、機械的伝達手段としてのワイヤーケーブル60で作動伝達されるようになっている。本実施例におけるこのワイヤーケーブル60は、従来から用いられているプル式(引張りタイプ)のケーブルを用いている。このケーブルは、インナーケーブルとアウターケーシングで構成され引きを伝達するケーブルである。このワイヤーケーブル60は、スライドロック機構40に接続されるワイヤーケーブル60a、開閉蓋18のクランク軸19に接続されるワイヤーケーブル60b、セカンドシート20のリンクアーム28Bに接続されるワイヤーケーブル60cから構成されている。
スライドロック機構40に接続されるワイヤーケーブル60aにおける接続構成は、一端を操作レバー接続端部62として操作レバー50に接続され、他端をスライドロック機構接続端部64としてスライドロック機構40に接続されている。これにより、操作レバー50の操作作動が、ワイヤーケーブル60aを介してスライドロック機構40に伝達される構成となっている。
開閉蓋18のクランク軸19に接続されるワイヤーケーブル60bにおける接続構成は、一端を開閉蓋開閉切替レバー接続端部68として開閉蓋開閉切替レバー80のワイヤーケーブル接続部84に接続され、他端を開閉蓋接続端部66として開閉蓋18のクランク軸19に接続されている。これにより、開閉蓋開閉切替レバー80の操作作動が、ワイヤーケーブル60bを介して開閉蓋18に伝達される構成となっている。
セカンドシート20のリンク28Bに接続されるワイヤーケーブル60cにおける接続構成は、一端をリンクアーム部接続端部72がワイヤーケーブル支持ブラケット74を介してリンクアーム28Bに接続され、他端を開閉蓋開閉切替レバー接続端部70として開閉蓋開閉切替レバー80のワイヤーケーブル接続部84に接続されている。これにより、リンクアーム28Bの起倒回動が、ワイヤーケーブル60cを介して開閉蓋開閉切替レバー80に伝達される構成となっている。
また、図1に図示されるように、ワイヤーケーブル60cはセカンドシート20が倒伏位置20Yから収容位置20Zの間をスライド移動可能な長さに形成され、多構成部品との干渉を防止した円滑なスライド移動を可能な状態として配索されている。
操作レバー50についての構成について詳しく説明する。この操作レバー50は、図3に図示されるように、セカンドシート20の左右のリンクアーム28Aを横断して設置された支持部材53上であり、かつ、セカンドシート20の横方向において略中央に配置されている。
図5に図示されるように、支持部材53上には、箱形形状の操作レバーケース51が載置されており、下面部が開放している。また、車両前方側の面の略中央部には、切り欠き部51Cが形成されている。そして、この操作レバーケース51内に断面コの字形状をした直方体のレバー部材52が下面部を開放した状態で取付けられている。そして、操作レバーケース51の車両前方面51Aと、レバー部材52の車両前方面の操作部52Aの間には、ばね54、54が付勢されている。このばね54、54の付勢力によって、常時はレバー部材52が車両後方に付勢されている。また、ワイヤーケーブル60bの操作レバー接続端部62が、操作レバーケース51の車両後方面51Bを通じてレバー部材52の車両後方面52Bに接続されている。
これにより、図4に図示されるように、操作者が開閉蓋18に形成された切り欠き部18K(図3参照)から手を差し入れて、下方よりレバー部材52の操作部52Aに手を掛けて車両前方側への引き操作をすることで、スライドロック機構40を作動させることができる構成となっている。
次に、スライドロック機構40の構成について詳しく説明する。このスライドロック機構40は、図4に図示されるように、フロアF内に固定配置されたレール形状のロアレール44とロアレール44に対してレールの延びる方向にスライド可能に嵌め込まれたアッパーレール42と、を有する。
これらロアレール44やアッパーレール42は、それぞれ、車両の前後方向にレール形状が真っ直ぐ延びるように配置形成されている。詳しくは、ロアレール44は、図1に図示されるように、サードシート30の下部に形成された収容空間38の内部位置まで延びて配置形成されている。
図1に図示されるように、このスライドロック機構40は、アッパーレール42に備えられた係合部材46がロアレール44に形成された係合孔45X又は係合孔45Zに入り込むことにより、アッパーレール42のロアレール44に対するスライド移動を規制する構成となっている。このスライドロック機構40はシートを前後動させた際に位置決めする周知の機構のものである。
図4に図示されるように、このアッパーレール42は、概略、レール本体43、ブラケット48A、ブラケット48B、係合部材46、伝達部材47a、伝達部材47b、伝達部材47c、ばね47dから構成されている。
また、図3に図示されるように、レール本体43(図4参照)の上面に固定配置されたL型形状のブラケット48A、ブラケット48Bが、シートクッション24の前後の二箇所の部位において、左右一対の構成をもつリンクアーム28A、28Bとそれぞれリンク連結されている。
図4に図示されるように、レール本体43内には、略中央に係合部材46が配置されており、この係合部材46と伝達部材47a、伝達部材47b、伝達部材47c、がリンク連結されている。そして、係合部材46は、常時は、ばね47dの付勢力によってロアレール44に形成された係合孔45X(図1参照)又は係合孔45Z内に入り込む作動方向に付勢されている。そして、伝達部材47bの端部にワイヤーケーブル60aのスライドロック機構接続端部64が接続されている。これにより、操作レバー50の操作作動がワイヤーケーブル60aを介して伝達部材47bに伝達されると、伝達部材47a、伝達部材47cがばね47dの付勢力に抗して作動し、係合部材46を係合孔45X(図1参照)又は係合孔45Z内から抜け出る作動方向に作動させる。
ここで「スライドロック機構の保持状態」とは、図1に図示されるように、着座位置20Xから前列側のセカンドシート20のシートバック22とシートクッション24が折畳まれてフロアF上に落とし込んだ姿勢に切り替えた倒伏位置20Yと収容空間38に収容される収容位置20Zにおけるセカンドシート20を位置決めされた状態をいい、当該位置においてアッパーレール42の係合部材46がロアレール44の係合孔45X又は係合孔45Zに係合している状態をいう。
「スライドロック機構の解除状態」とは、保持状態の保持が解除される状態をいい、当該位置においてアッパーレール42の係合部材46がロアレール44の係合孔45X又は、係合孔45Zに係合しない状態をいい、図4内の仮想線で図示されたスライドロック機構40が、スライドロック機構40の解除状態を保持した状態でロアレール44上をスライド移動している状態である。
ここで、図1に図示されるように、ロアレール44の係合孔45Xと係合孔45Zの間隔D1は、開閉蓋18における開放状態18Xのときの前端部とセカンドシート20における収容位置20Zの後端部との長さD2より大きく設定されている。これにより、セカンドシート20は、収容位置20Zから倒伏位置20Yまでスライド移動される場合、及び、シートバック22をシークッション24に対して起立した姿勢位置に固定して乗員が着座することのできる着座位置20Xにした場合においても、開閉蓋18との干渉を防止することができる。
また、図4内において仮想線で図示されたスライドロック機構40は、係合部材46がロアレール44の係合孔45X又は係合孔45Zに係合しないスライドロック機構40を解除状態とした状態でロアレール44上をスライド移動している状態である。
すなわち、操作レバー50を操作してスライドロック機構40の保持状態を解除状態に切り替える。このとき開閉蓋18は開放状態18Xに保持された状態である。このときアッパーレール42の係合部材46は、ロアレール44の係合孔45X又は係合孔45Zに係合しない状態となる。そして、倒伏位置20Yと収容位置20Zの間において、係合部材46が係合孔45X又は係合孔45Zに係合しない状態を保ってロアレール44上をスライド移動可能とされる。そのため、スライドロック機構40は解除状態を維持された状態であり、開閉蓋18は開放状態18Xを維持された状態である。
そして、アッパーレール42の係合部材46が、倒伏位置20Yと収容位置20Zの位置のロアレール44に形成されている係合孔45X又は係合孔45Zに係合するとスライドロック機構40は解除状態から保持状態となり、開閉蓋18も閉鎖状態18Yとなる。
次に、開閉蓋18の構成について詳しく説明する。図3に図示されるように、この開閉蓋18は、収容箱10の側板12の車両前方方向、かつ上方の隅部にヒンジ結合され、上開き状に開閉可能に構成されている。詳しくは、図6及び図7に図示されるように、側板12のヒンジ結合部の車両外方側には、開閉蓋18と連結されたクランク軸19が形成されている。このクランク軸19は、略円板形状に形成されており、側板12と略平行方向の状態で円板の中心位置のクランク軸中心部15と開閉蓋18とが軸を介して結合されている。また、図7に図示されるように、開閉蓋18とクランク軸19の間には、ねじりばね17が構成されており、一端が開閉蓋18に結合されており、もう一端が側板12に結合されており、常時はねじりばね17の付勢力によって開閉蓋18を開放状態18Xに付勢している。
そして、図6に図示されるように、開閉蓋18が開放状態18X(仮想線にて図示)において、このクランク軸19のクランク軸中心部15から円板状の半径方向にずれた位置であって、かつ、車両前方向の位置において、ワイヤーケーブル接続部13とワイヤーケーブル60bの開閉蓋接続端部66が回動可能に枢支されている。
そして、このワイヤーケーブル60bによる引張りの作動力がクランク軸19のワイヤーケーブル接続部13に伝達されて、クランク軸19が、ねじりばね17の付勢力に抗して図6の図示上、反時計回転方向に回転し、クランク軸19と結合されている開閉蓋18を閉鎖状態18Yの作動方向に作動させる構成となっている。
なお、クランク軸19のワイヤーケーブル接続部13の位置をクランク軸中心部15と近接させることによって、クランク軸19の円板上におけるクランク軸中心部15からの半径が小さくなるため、ワイヤーケーブル接続部13の回転移動距離も少なくすることができる。これにより、スライドロック機構40が保持状態から解除状態に作動切替されて、セカンドシート20が収容位置20Zと着座位置20Xの間におけるスライド移動を開始する時期よりも、開閉蓋18の閉鎖状態18Yから開放状態18Xへ作動する開始時期を早めることができる。
ここで、ワイヤーケーブル接続部13の位置をクランク軸中心部15と近接させると、クランク軸19を回転させるための引張り力が強く必要となるが、セカンドシート20のスライド移動における運動量を利用して開閉蓋開閉切替レバー80に伝える構成となっている。
次に、図4に基づいて、このワイヤーケーブル60bの他端側に接続されている開閉蓋開閉切替レバー80について説明する。この開閉蓋開閉切替レバー80は、セカンドシート20が収容空間38の収容位置20Zに収容される際のセカンドシート20のリンクアーム28Bに形成されているリンクアームブラケット28Cの押圧力により作動されるようになっている。なお、この作動は、開閉蓋18に備えられたねじりばね17の弾性力に連動して、ワイヤーケーブル60bを作動させることによって、開閉蓋18を開放状態18Xと、閉鎖状態18Yに開閉切替させるものである。
図4に図示されるように、この開閉蓋開閉切替レバー80は、収容空間38の下方側であり、かつ、後方側の位置に配置されており支持ブラケット86によって支持されている。この位置は、セカンドシート20が収容空間38の収容位置20Zと倒伏位置20Y間においてスライド移動される際にこのセカンドシート20のリンクアーム28Bに設けられたリンクアームブラケット28Cがスライド移動する軌道上の位置である。すなわち、セカンドシート20のスライド移動に伴って、リンクアームブラケット28Cもスライド移動して、開閉蓋開閉切替レバー80へ押圧力を及ぼして開閉蓋18を開閉切替させるものである。
図4に図示されるように、この開閉蓋開閉切替レバー80は、概略、平板状の部材であって、かつ、長手方向に伸びて形成されている。そして長手方向の略中心の接続部88において支持ブラケット86に回転可能に枢支されている。
接続部88から車両上方側には、リンクアーム28Bに形成されているリンクアームブラケット28Cが当接するリンクアームブラケット当接部82が形成されている。
また、接続部88から車両下方側には、ワイヤーケーブル60bの一端である開閉蓋開閉切替レバー接続端部68と、ワイヤーケーブル60cの一端である開閉蓋開閉切替レバー接続端部70が接続されるワイヤーケーブル接続部84が形成されている。
図4に図示されるように、セカンドシート20が収容空間38の収容位置20Zに位置している時はリンクアーム28Bのリンクアームブラケット28Cによって開閉蓋開閉切替レバー80のリンクアームブラケット当接部82は押圧された状態にある。このリンクアームブラケット当接部82が車両後方側に位置している状態が閉鎖状態作動位置90である。
そして、この閉鎖状態作動位置90においては、ワイヤーケーブル60bを介してクランク軸19のワイヤーケーブル接続部13(図6参照)が車両後方側に引張られる。そのため、クランク軸19が、ねじりばね17(図7参照)の付勢力に抗して図4の図示上、反時計回転方向に回転し、クランク軸19と結合されている開閉蓋18を閉鎖状態18Yの作動方向に作動させている。これにより、セカンドシート20が収容位置20Zに収容されるに伴って開閉蓋18は人手によって操作することなく自動的に閉鎖状態18Yとすることができる。
また、図4に図示されるように、セカンドシート20が収容空間38の収容位置20Zから倒伏位置20Yへのスライド移動によって、セカンドシート20のリンクアームブラケット28Cによる押圧が解除される。そうすると、ねじりばね17(図7参照)の付勢力が働き、ワイヤーケーブル60bを介して開閉蓋開閉切替レバー80のワイヤーケーブル接続部84を車両後方側に引張る。これにより、開閉蓋開閉切替レバー80はリンクアームブラケット当接部82を車両前方側に移動させられる。この開閉蓋開閉切替レバー80の位置状態が開放状態作動位置92である。
そして、この開放状態作動位置92においては、ワイヤーケーブル60bを介してクランク軸19のワイヤーケーブル接続部13(図6参照)への車両後方側の引張り力は働かない。そのため、ねじりばね17(図7参照)の付勢力によって開閉蓋18も連動して開放する方向の開放状態18Xの作動方向に作動される。
また、図1に図示されるように、セカンドシート20が収容位置20Zから倒伏位置20Yまでスライド移動されて、着座位置20Xへ変形されるとリンクアーム28Bは起倒回動する。そうすると、このリンクアーム28Bに接続されたワイヤーケーブル60cを介してワイヤーケーブル接続部84に引張り力が伝達されて開閉蓋開閉切替レバー80を閉鎖状態作動位置90に移動させる。そうすると、上述同様、ワイヤーケーブル60bを介してクランク軸19のワイヤーケーブル接続部13(図6参照)が車両後方側に引張られる。そのため、クランク軸19が、ねじりばね17(図7参照)の付勢力に抗して図6の図示上、反時計回転方向に回転し、クランク軸19と結合されている開閉蓋18を閉鎖状態18Yの作動方向に作動させる。これにより、セカンドシート20を着座位置20Xに移行する際には、人手によって開閉蓋18を操作することなく自動的に閉鎖状態18Yとすることができる。
また図4に図示されるように、セカンドシート20が、収容位置20Zから倒伏位置20Yへスライド移動される際に、開閉蓋開閉切替レバー80への押圧が解除される位置までスライド移動させてもセカンドシート20は開閉蓋18に接触しない構成とされている。すなわち、収容空間38の収容位置20Zに収容されたセカンドシート20の開閉蓋18に面した前端部と閉鎖状態18Yにおける開閉蓋18の収容空間38内における空間距離D3は、開閉蓋開閉切替レバー80が閉鎖状態作動位置90から開放状態作動位置92までセカンドシート20がスライド移動される距離D4より大きく設定されている。このため、セカンドシート20が開閉蓋18に接触する前に、開閉蓋18が開放状態18Xとなる。これにより、セカンドシート20のスライド移動において、開閉蓋18との干渉なく、開閉蓋18の開閉作動が行われるようになっている。
上記構成からなる本実施例における車両用シートの配設構造の作動は次の通りである。
図8は、本実施例に係る車両用シートの配設構造においてセカンドシートが収容空間内の収容位置に位置する状態を表した側面図である。図9は、本実施例に係る車両用シートの配設構造においてセカンドシートが倒伏位置に位置する状態を表した側面図である。図10は、本実施例に係る車両用シートの配設構造においてセカンドシートが着座位置に位置する状態を表した側面図である。
先ず、セカンドシート20を着座位置20Xから収容位置20Zへ収容する作動について説明する。最初は、図10に図示されるように、セカンドシート20は着座位置20Xの位置状態にある。
次に、図9に図示されるように、上記図10の状態からシートバック22の左肩口に設けられた操作レバー22Aを図示手前側に引下げる操作によって、シートバック22をシートクッション24の上面部に前倒しされた姿勢にする。更に、シートクッション24の骨格フレームの側部に回動可能に枢支されたリンクアーム28A、28Bのリンク運動に伴う起倒回動によって、シートクッション24を着座位置20XからフロアF上に落としこんだ倒伏位置20Yへ降下移動させる。
そうすると、リンクアーム28Bに接続されたワイヤーケーブル60cは余長が発生する。そして、ワイヤーケーブル60cは余長に伴って、開閉蓋開閉切替レバー80を介してワイヤーケーブル60bにも余長が発生する。そして、閉鎖状態18Yに付勢されていた開閉蓋18には、ねじりばね17(図7参照)の付勢力が働き、ワイヤーケーブル60bにも余長分だけ開閉蓋18を開放する方向に作動させて開放状態18Xとする。このとき開閉蓋開閉切替レバー80は開放状態作動位置92に位置している。
そして、図9に図示されるように、操作レバー50の操作部52A(図5参照)を車両前方方向に引く操作作動をする。そして、この操作作動がワイヤーケーブル60aを介してスライドロック機構40に伝達されて、スライドロック機構40の係合部材46がロアレール44の係合孔45Xの係合から外れ、着座位置20Xの保持状態の保持が解除される解除状態となる。このとき、開閉蓋18は、セカンドシート20を収容空間38内に収容できるようにする開放状態18Xとなっているため、セカンドシート20が、サードシート30の下方の収容空間38内の収容位置20Zに向かってスライド移動され、収容空間38内に収容されて収容位置20Zの位置まで移動する。そして、図8に示すように、スライドロック機構40の係合部材46がロアレール44の係合孔45Zに係合して、収容位置20Zにおけるセカンドシート20を位置決めする保持状態となる。
このとき、図3または図4に示すように、セカンドシート20のリンクアーム28Bに形成されているリンクアームブラケット28Cが開閉蓋開閉切替レバー80のリンクアームブラケット当接部82に当接する。そして、リンクアームブラケット28Cの押圧力によって開閉蓋開閉切替レバー80を、開放状態作動位置92から閉鎖状態作動位置90に移動させる。
そうすると、ワイヤーケーブル接続部84に接続されたワイヤーケーブル60bを介してクランク軸19のワイヤーケーブル接続部13(図6参照)が車両後方側に引張られる。そのため、クランク軸19が、ねじりばね17(図7参照)の付勢力に抗して図8の図示上、反時計回転方向に回転するため、クランク軸19と結合されている開閉蓋18が閉鎖状態18Yとなる。こうして、セカンドシート20についての着座位置20Xから収容位置20Zへの収容が完了する。
次に、セカンドシート20を収容位置20Zから着座位置20Xへ引き出す作動について説明する。
図8に図示されるように、セカンドシート20が収容位置20Zの位置に保持されている状態において、開閉蓋18の切り欠き部18K(図3参照)に手を差し入れて、操作レバー50の操作部52A(図5参照)を車両前方方向に引く操作をする。すると、この操作がワイヤーケーブル60aを介してスライドロック機構40に伝達されて、スライドロック機構40の係合部材46がロアレール44の係合孔45Zの係合から外れ、収容位置20Zの保持状態の保持が解除される解除状態となる。
図9に図示されるように、セカンドシート20が収容位置20Zから倒伏位置20Yまでスライド移動を開始すると、セカンドシート20のリンクアーム28Bに形成されているリンクアームブラケット28Cが開閉蓋開閉切替レバー80のリンクアームブラケット当接部82から離れて押圧力が解除される。そうすると、ワイヤーケーブル60bを介してクランク軸19のワイヤーケーブル接続部13(図6参照)への車両後方側の引張り力は働かなくなる。そのため、ねじりばね17(図7参照)の付勢力よって開閉蓋18も連動して開放状態18Xとなる。
そして、セカンドシート20が、サードシート30の下方の収容空間38内の収容位置20Zから倒伏位置20Yに向かってスライド移動し、倒伏位置20Yの位置まで移動する。そして、スライドロック機構40の係合部材46がロアレール44の係合孔45Xに係合して、倒伏位置20Yにおけるセカンドシート20を位置決めする保持状態となる。
図10に図示されるように、上記図9の状態からシートバック22の左肩口に設けられた操作レバー22Aを図示手前側に引下げる操作によって、先ずシートクッション24の骨格フレームの側部に回動可能に枢支されたリンクアーム28A、28Bのリンク運動に伴う起倒回動によって、シートクッション24をフロアF上に起立させ、乗員が着座することのできる着座位置20Xへ上昇移動させる。また、シートバック22をシークッション24に対して起立させた姿勢位置に固定する。
そうすると、このリンクアーム28Bに接続されたワイヤーケーブル60cを介してワイヤーケーブル接続部84に引張り力が伝達されて開閉蓋開閉切替レバー80を閉鎖状態作動位置90に移動させる。そうすると、ワイヤーケーブル60bを介してクランク軸19のワイヤーケーブル接続部13(図6参照)が車両後方側に引張られる。そのため、クランク軸19が、ねじりばね17(図7参照)の付勢力に抗して図10の図示上、反時計回転方向に回転するため、クランク軸19と結合されている開閉蓋18が閉鎖状態18Yとなる。こうして、セカンドシート20の収容位置20Zから着座位置20Xへの引出し作動が完了する。
本発明の実施例に係る車両用シートの配設構造は上述したように構成されている。この構成によれば、この開閉蓋開閉切替レバー80は、収容空間38の収容位置20Zに収容されたセカンドシート20のリンクアーム28Bに形成されているリンクアームブラケット28Cの押圧力、開閉蓋18に備えられたねじりばね17の弾性力に連動して、ワイヤーケーブル60b、ワイヤーケーブル60cを作動させることによって、開閉蓋18を開放状態18Xと、閉鎖状態18Yに開閉切替させるものである。これにより、セカンドシート20のスライド移動に伴って開閉蓋18の開閉作動を連動させることができる。また、開閉蓋18により、収容空間38内が露出されないため、外観における意匠性を向上させることができる。
ワイヤーケーブル60cは、セカンドシート20が、倒伏位置20Yと収容位置20Zの間をスライド可能な長さに形成されている。これにより、セカンドシート20の倒伏位置20Yと収容位置20Zの間のスライド移動において、ワイヤーケーブル60cが多構成部品と干渉することを防止でき、円滑なスライド移動をさせることができるため、セカンドシート20の倒伏位置20Yと収容位置20Zの間をスライド移動する際の操作性をより一層向上させることができる。
操作レバー50を操作してスライドロック機構40の保持状態を解除状態に切り替えてスライド移動を開始すると、開閉蓋18は、開閉蓋開閉切替レバー80の作動により開放状態18Xを保持する。このときアッパーレール42の係合部材46は、ロアレール44の係合孔45X又は45Zに係合しない状態である。そして、倒伏位置20Yと収容位置20Zの間において、係合部材46が係合孔45X又は45Zに係合しない状態を保ってロアレール44上をスライド移動可能とされる。そのため、スライドロック機構40は解除状態を維持された状態であり、開閉蓋18は、上記同様、開放状態18Xを保持された状態である。
そして、アッパーレール42の係合部材46が、倒伏位置20Yと収容位置20Zの位置に形成されているロアレール44の係合孔45X又は45Zに係合するとスライドロック機構40は解除状態から保持状態となり、このとき、開閉蓋開閉切替レバー80が閉鎖状態作動位置90に移動される。そうすると、ワイヤーケーブル60bを介してクランク軸19のワイヤーケーブル接続部13(図6参照)が車両後方側に引張られる。そのため、クランク軸19が、ねじりばね17の付勢力に抗して図6の図示上、反時計回転方向に回転するため、クランク軸19と結合されている開閉蓋18が閉鎖状態18Yとなる。
これにより、上記状態においては操作レバー50から手が離れた場合でも開閉蓋18が開放した状態で、セカンドシート20を着座位置20Xと収容位置20Zの間でスライド移動可能とすることができる。例えば、上記状態において、操作レバー50から手が離れた後に、操作レバー50以外のシートの一部に力を加えて移動させたとしてもセカンドシート20のスライド移動が可能である。よって、操作者が無理な姿勢をしたままの操作をする必要がなくなるため、セカンドシート20の着座位置20Xと収容位置20Zの間をスライド移動する際のスライド操作をより利便なものとすることができる。
ロアレール44に形成された係合孔45X又は45Zの倒伏位置20Yと収容位置20Zの間隔D1は、開閉蓋18における開放状態18Xのときの前端部と、セカンドシート20における収容位置20Zの後端部との長さD2より大きく設定されている。
これにより、セカンドシート20のスライド移動時において、開閉蓋18との干渉防止を図ることができる。
開閉蓋18は、収容箱10の側板12にヒンジ連結されており、ヒンジ連結している連結軸部にはクランク軸19が形成されている。そして、開閉蓋18の開放状態18Xへ作動する作動開始時期は、セカンドシート20のスライド移動開始時期よりも早い。これにより、開閉蓋18が開放する前にセカンドシート20がスライド移動されないため、セカンドシート20のスライド移動時において、開閉蓋18との干渉防止を図ることができる。
また、セカンドシート20が、収容位置20Zから倒伏位置20Yへスライド移動される際に、開閉蓋開閉切替レバー80への押圧が解除される位置までスライド移動させてもセカンドシート20は開閉蓋18に接触しない構成となっている。すなわち、収容空間38の収容位置20Zに収容されたセカンドシート20の開閉蓋18に面した前端部と閉鎖状態18Yにおける開閉蓋18の収容空間38内における空間距離D3は、開閉蓋開閉切替レバー80が閉鎖状態作動位置90から開放状態作動位置92までセカンドシート20がスライド移動される距離D4より大きく設定されている。これにより、セカンドシート20のスライド移動において、開閉蓋18との干渉なく、開閉蓋18の開閉作動が行われるようになっている。
本発明の車両用シートの配設構造は、本実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、開閉蓋は、横開きや下開きの構成となってもよい。但し横開きや下開きとする場合には、開閉蓋がセカンドシートのスライド移動を阻害しないように別途工夫が必要となる。
また、セカンドシートやサードシートは、それぞれ各一人ずつの着座者を着座させる大きさ、形状に別個に分かれて形成されていてもよい。この場合には、収容箱の大きさも、それぞれ収容空間に合わせた大きさに形成されることになる。
また、セカンドシートをサードシートの収容空間内に収容移動させるための機構としてスライドロック機構を示したが、リンク機構等の他の機構の運動を利用してセカンドシートの収容移動を行なうようにしてもよい。
また、車両の前側に配設されたシートがその後ろ側のシートの下部空間に収容される構成を示したがシート間の配置関係は特に限定されない。したがって、例えば、前側のシートに収容空間を形成し、後側のシートを前側のシートの下部空間に収容するようにしてもよい。また、他の位置に配設されたシートを収容するようにしてもよい。そして、これらの場合には、開閉蓋を収容するシートの配設方向側に向けて設定すると、収容や取り出しが容易となるため好ましい。
また、ワイヤーケーブルについて、プル式(引張りタイプ)のワイヤーケーブルについて示したが、押し引き両用のプッシュプル形式のワイヤーケーブルであってもよい。また、機械的伝達手段の代表例としてワイヤーケーブルの構成について説明したが、リンク伝達により伝達する構成であってもよい。
また、本実施例においては、クランク軸19のワイヤーケーブル接続部13の位置をクランク軸中心部15と近接させることによって、ワイヤーケーブル接続部13の回転移動距離を少なくする構成について示した。これは、スライドロック機構40が保持状態から解除状態に作動切替されて、セカンドシート20が収容位置20Zと着座位置20Xの間におけるスライド移動を開始する時期よりも、開閉蓋18の閉鎖状態18Yから開放状態18Xへ作動する開始時期を早めることができる構成のものである。
上記構成において、ワイヤーケーブル60bの開閉蓋接続端部66とワイヤーケーブル接続部13の間に、ばねを設ける構成でもよい。このばねの弾性力について、ワイヤーケーブル60bを介してクランク軸19のワイヤーケーブル接続部13が車両後方に引張られる際の通常の引張り力では、弾性変形しない構成とする。そうすれば、過度の引張り力が発生したときにおいて緩和をすることができる。
これにより、セカンドシート20の収容操作時において開閉蓋開閉切替レバー80に過度の押圧力が発生しても開閉蓋18を円滑に開閉させることができる。
スライドロック機構40の構成として、アッパーレール42側に係合部材46、ロアレール44側に係合孔45X、係合孔45Zが備えられる構成について説明したが、これに限定されず、アッパーレール42側に係合孔を備え、ロアレール44側に係合部材が備えられる構成であってもよい。
また、開閉蓋18の切り欠き部18Kにカーテン等を備える構成であってもよい。これにより、開閉蓋18が閉鎖状態18Yに位置しているときにおいて、この切り欠き部18Kにおける収容空間38内の露出を防止することができるため見栄えが更に向上することができる。
本実施例に係る車両用シートの配設構造におけるセカンドシートとサードシートの構成を表した側面図である。 本実施例に係る車両用シートの配設構造におけるセカンドシートとサードシートの構成を表した斜視図である。 本実施例に係る車両用シートの配設構造におけるサードシートの下に形成された収容空間とこの収容空間に収容されたセカンドシートの構成を表した斜視図である。 本実施例に係る車両用シートの配設構造におけるサードシートの下に形成された収容空間の開閉蓋とスライドロック機構の構成を表した側面図である。 本実施例に係る車両用シートの配設構造における開閉蓋とスライドロック機構を操作する操作レバーの構成を表した斜視図である。 本実施例に係る車両用シートの配設構造におけるサードシートの下に形成された収容空間の開閉蓋のヒンジ構造を表した側面図である。 本実施例に係る車両用シートの配設構造における図6のVII−VII線断面図である。 本実施例に係る車両用シートの配設構造においてセカンドシートが収容空間内の収容位置に位置する状態を表した側面図である。 本実施例に係る車両用シートの配設構造においてセカンドシートが倒伏位置に位置する状態を表した側面図である。 本実施例に係る車両用シートの配設構造においてセカンドシートが着座位置に位置する状態を表した側面図である。
符号の説明
10 収容箱
12 側板
13 ワイヤーケーブル接続部
14 天板
15 クランク軸中心部
16 後板
17 ねじりばね
18 開閉蓋
18K 切り欠き部
18X 開放状態
18Y 閉鎖状態
19 クランク軸
20 セカンドシート
20X 着座位置
20Y 倒伏位置
20Z 収容位置
22 シートバック
22A 操作レバー
24 シークッション
26 リクライニング装置
28A リンクアーム
28B リンクアーム
28C リンクアームブラケット
30 サードシート
32 シートバック
34 シートクッション
36 支持体
38 収容空間
40 スライドロック機構
42 アッパーレール
43 レール本体
44 ロアレール
45X 係合孔
45Z 係合孔
46 係合部材
47a 伝達部材
47b 伝達部材
47c 伝達部材
47d ばね
48A ブラケット
48B ブラケット
50 操作レバー
51 操作レバーケース
51A 車両前方面
51B 車両後方面
51C 切り欠き部
52 レバー部材
52A 操作部
52B 車両後方面
53 支持部材
54 ばね
60 ワイヤーケーブル
60a ワイヤーケーブル
60b ワイヤーケーブル
60c ワイヤーケーブル
62 操作レバー接続端部
64 スライドロック機構接続端部
66 開閉蓋接続端部
68 開閉蓋開閉切替レバー接続端部
70 開閉蓋開閉切替レバー接続端部
72 リンクアーム部接続端部
74 ワイヤーケーブル支持ブラケット
80 開閉蓋開閉切替レバー
82 リンクアームブラケット当接部
84 ワイヤーケーブル接続部
86 支持ブラケット
88 接続部
90 閉鎖状態作動位置
92 開放状態作動位置
F フロア

Claims (2)

  1. 車両のフロア上に第1のシートと第2のシートが配設され、第1のシートは乗員が着座することのできる着座位置からシートバックとシートクッションが折畳まれた倒伏位置へ変形可能に構成された車両用シートの配設構造であって、
    前記第2のシートには、前記フロアとの間に前記第1のシートを倒伏位置に変形させて収容することのできる収容空間が形成されており、
    前記第1のシートは、前記倒伏位置と前記収容空間に収容される収容位置との間をスライド移動可能として配設されており、
    該収容空間は、当該収容空間を包囲画定する囲い体で形成され、該囲い体の前記第1のシートを収容出入させる出入口面部は、開閉式であると共に、当該囲い体に備えられた弾性部材の付勢力により常時は開く方向に付勢された開閉蓋が形成されており、
    該開閉蓋は、ワイヤーケーブル等の機械的伝達手段で接続された開閉蓋開閉切替レバーの作動により開閉切替可能とされており、
    該開閉蓋開閉切替レバーは、前記第1のシートの前記収容空間への収納の有無によって作動されるようになっており、該開閉蓋開閉切替レバーの作動位置として、前記収容空間の収容位置に収容された前記第1のシートに押圧されて開閉蓋を閉じる方向に引っ張る閉鎖状態作動位置と、前記収容空間の収容位置から前記倒伏位置へのスライド移動によって前記第1のシートの押圧が解除されて前記弾性部材の付勢力によって開閉蓋を開放する方向に付勢することのできる開放状態作動位置とを有し、
    更に、前記開閉蓋開閉切替レバーへの押圧が解除されるまで前記第1のシートがスライド移動された状態において、前記開閉蓋と接触しない配置構成とされていることを特徴とする車両用シートの配設構造。
  2. 請求項1に記載の車両用シートの配設構造であって、
    前記開閉蓋開閉切替レバーは前記第1のシートとワイヤーケーブル等の機械的伝達手段で接続されており、
    前記第1のシートが前記収容位置から前記倒伏位置までスライド移動されて前記着座位置へ変形されることによって、前記開閉蓋開閉切替レバーが前記開閉蓋を閉じる方向に引っ張る接続構成とされていることを特徴とする車両用シートの配設構造。
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