JP2009200750A - ロータリジョイント - Google Patents

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一俊 広橋
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Abstract

【課題】簡易な構成で電力および双方向の情報信号の非接触伝送を行なうことができるロータリジョイントを提供する。
【解決手段】情報信号系回路と電力系回路とを有する固定部20aと、情報信号系回路と電力系回路とを有し、固定部20aに対して1軸を中心に回転自在に保持された回転部30aとの間で、電力及び情報信号の非接触伝送を行なうロータリジョイント40aであって、固定部20aに固定されたコア212と、回転部30aに固定されたコア314とを備え、それぞれのコア212、314には同心円状の凹部が2箇所形成され、一方の凹部に情報信号系回路に接続されたコイル214、316がそれぞれ配置され、他方の凹部に電力系回路に接続されたコイル213、315がそれぞれ配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、固定ユニットと回転ユニットとの間で電力と信号の非接触伝送を行なうロータリジョイントに関する。
回転ユニットに対して制御信号と電力とを非接触で伝送する装置が特許文献1に開示されている。特許文献1に記載された信号電送装置は、伝送信号に基づいて電源電流を変調し、パワーロータリトランスを介してこの電源電流を回転ユニットに伝送した後、この信号を分離し復調することを特徴としている。これにより、従来、信号と電力とを非接触で伝送する際に伝送信号用のチャネルを独立して必要としていたロータリトランスのチャネル数を削減することが可能となっている。
特開平10−91902号公報
しかしながら、特許文献1に記載された信号電送装置では、信号と電力とを同チャネルで非接触伝送するために、伝送信号に基づいて電源電流を変調する回路と、復調する回路とが必要であり回路構成が複雑である。また、信号の伝送は片方向のみを想定したものであり、双方向の信号伝送に対応するためには回路構成が一層複雑になってしまう。
本発明はこのような状況を鑑みてなされたものであり、簡易な構成で電力および双方向の情報信号の非接触伝送を行なうことができるロータリジョイントを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るロータリジョイントは、情報信号系回路と電力系回路とを有する固定ユニットと、情報信号系回路と電力系回路とを有し、前記固定ユニットに対して1軸を中心に回転自在に保持された回転ユニットとの間で、電力及び情報信号の非接触伝送を行なうロータリジョイントであって、前記固定ユニットに固定された、前記1軸を中心とする中空円盤状の第1磁性体コアと、前記回転ユニットの前記第1磁性体コアに対応する位置に固定された中空円盤状の第2磁性体コアとを備え、前記第1磁性体コアには同心円状の凹部が2箇所形成され、一方の凹部に前記固定ユニットの情報信号系回路に接続された第1コイルが配置され、他方の凹部に前記固定ユニットの電力系回路に接続された第2コイルが配置され、前記第2磁性体コアの前記第1磁性体コアの凹部に対応する位置に凹部が2箇所形成され、前記第1コイルに対応する位置の凹部に前記回転ユニットの情報信号系回路に接続された第3コイルが配置され、前記第2コイルに対応する位置の凹部に前記回転ユニットの電力系回路に接続されたコイルが配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、情報信号系と電力系とを重畳せずに伝送するため、情報信号に基づいて電源を変調する回路と、復調する回路とが不要となり回路構成を簡易にすることができる。また、情報系回路に接続されたコイル同士の電磁誘導により情報信号の双方向通信を簡易に行なうことができる。
前記第1磁性体コアおよび前記第2磁性体コアは、フェライトで形成されていることが望ましい。これにより、磁性体コアが小型であっても効率的な電力伝送が可能となる。
[実施例1]
本発明の実施例1として監視カメラ装置に本発明を適用した例について図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用した監視カメラ装置10の構成を示す図である。本図に示すように、監視カメラ装置10は、壁、天井等に固定される固定部20とカメラ部301が搭載された回転部30とを含んで構成され、固定部20に対して回転部30が回転する構造となっている。
本図において、固定部20および回転部30の、回転および電力、信号の非接触通信に係る部分を回転連結部40としている。回転連結部40の固定部20側の構成部位は固定部20の保持板210に固定され、回転連結部40の回転部30側の構成部位は回転部30の保持板313に固定されている。いずれの保持板210、313とも円盤形状となっている。なお、本図は、回転連結部40については回転軸を含む断面を模式的に示し、固定部20と回転部30の他の部分については機能ブロックを示している。
固定部20の保持板210の中心部分には保持パイプ206が固定され、回転部30の保持板313には、保持板313と中心を同一にする保持シリンダ312が固定されている。保持シリンダ312は2つのリング状ボールベアリング55、56により保持パイプ206に支持されており、保持パイプ206を軸に回転部30が回転するようになっている。固定部20と回転部30とはリング状ボールベアリング55、56を介した接触のみであり、他の部分での接触はない。すなわち、固定部20から回転部30への電力伝送および双方向の信号伝送は非接触に行なわれる。
回転連結部40は、回転部30を回転させるためのダイレクトドライブモータ50を備えている。ダイレクトドライブモータ50は、保持シリンダ312に配置されたステータ310、ステータ310に巻かれたコイル311と、固定部20の保持板210に固定されたロータ207により構成され、回転部30を固定部20の保持パイプ206を軸に回転させる。
また、回転連結部40の外周部にはロータリトランス60が配置されている。ロータリトランス60は、磁性体で成形された中空円盤状コアに凹部を設け、凹部に螺旋状にコイルを設けた1対のトランス片を向かい合わせ、電磁誘導により交流信号を伝送するものである。ロータリトランス60は、固定部20側に、コア208とコイル209で構成されるトランス片を配置し、回転部30側にコア308とコイル309で構成されるトランス片を配置している。
固定部20は、プラグ201、整流回路202、LANコネクタ203、PLC(Power Line Communication)信号回路204、信号重畳トランス205を備えている。プラグ201は外部電源である商用AC電源に接続される。これにより、監視カメラ装置10への電源供給が行なわれる。整流回路202は、プラグ201を介して供給されたAC電源を直流電源に整流して固定部20内に電力を供給する。LANコネクタ203は、図示しない外部機器とLANケーブルにより接続される。監視カメラ装置10と接続された外部装置とは双方向通信を行なう。例えば、監視カメラ装置10が撮影した映像信号が外部装置に出力され、ズーム、フォーカス、パン等を監視カメラ装置10に指示するコントロール信号等が外部装置から入力される。
LANコネクタ203にはPLC信号回路204が接続される。PLC信号回路204は、LANコネクタ203を介して通信される100BASE−T等のイーサネット(登録商標)規格の信号と、PLC信号とを相互に変換する回路である。PLC信号は、商用AC電源の波形と重畳することにより情報を伝送する周波数の高いアナログ信号である。PLC信号回路204のPLC信号入出力側には、コンデンサとトランスとを備えた信号重畳トランス205が接続される。コンデンサは、商用AC電源程度の周波数を遮断し、PLC信号で伝送する信号成分の周波数を通過させる容量とする。
信号重畳トランス205のコンデンサ側には、プラグ201とロータリトランス60のコイル209とが接続されており、信号重畳トランス205は、PLC信号回路204が出力するPLC信号とプラグ201から供給されるAC電源の波形とを重畳してロータリトランス60に出力するとともに、ロータリトランス60を介して回転部30から伝送されたPLC信号とAC電源とが重畳された信号からPLC信号を抽出してPLC信号回路204に出力する。
回転部30は、カメラ部301、映像圧縮回路(ENC)302、制御回路303、PLC信号回路304、信号重畳トランス305、整流回路306、モータドライバ307を備えている。カメラ部301は、映像圧縮回路(ENC)302を介して制御回路303と接続しており、撮影した映像信号を制御回路303に出力し、ズーム等の制御信号を制御回路303から入力する。制御回路303には、PLC信号回路304のイーサネット(登録商標)入出力側が接続される。整流回路306はロータリトランス60を介して入力されたPLC信号とAC電源とが重畳された信号を整流して回転部30内に電力を供給する。モータドライバ307は制御回路303からの指示にしたがってダイレクトドライブモータ50のコイル311に供給する電力を制御することで回転部30の回転角を調整する。これによりカメラ部301のパンが調整されることになる。信号重畳トランス305のコンデンサ側には、ロータリトランス60のコイル309が接続されており、反対側にはPLC信号回路304のPLC信号入出力側が接続されている。信号重畳トランス305の特性は、固定部20側の信号重畳トランス205と同様とすることができる。
次に、上記構成の監視カメラ装置10における信号伝送について説明する。まず、外部機器から監視カメラ装置10へのコントロール信号および商用AC電源からの回転部30への電力の伝送について説明する。外部機器から出力されたコントロール信号は、例えば、100BASE−T形式の信号でLANケーブルを介してLANコネクタ203からPLC信号回路204に入力される。PLC信号回路204は、100BASE−T形式の信号をPLC信号に変換する。変換されたPLC信号は信号重畳トランス205により、プラグ201を介して入力された商用AC電源の波形に重畳される。重畳された信号はロータリトランス60のコイル209に印加され、電磁誘導によりコイル309に伝送される。これにより、回転部30に電力とコントロール信号が伝送されることになる。
伝送された重畳信号は整流回路306で直流電源に整流され、回転部30の各部に電力として供給される。また、信号重畳トランス305により重畳信号からPLC信号が抽出され、PLC信号回路304に入力される。PLC信号回路304は、PLC信号を100BASE−T形式の信号に変換して制御回路303に入力する。この信号は外部機器から送信されたコントロール信号であるので、制御回路303はコントロール信号にしたがってモータドライバ307を制御することでダイレクトドライブモータ50を駆動し、カメラ部301のパン等を行なう。また、制御回路303はコントロール信号にしたがってカメラ部301を制御することでフォーカス調整、ズーム等の動作を行なう。
次に、回転部30のカメラ部301が撮影した映像信号の外部機器への伝送について説明する。カメラ部301で撮影された映像信号は映像圧縮回路(ENC)302で圧縮され、例えば、100BASE−Tの信号形態で制御回路303に入力される。制御回路303は、必要に応じて画像処理等を施した上で、PLC信号回路304に100BASE−T形式で映像信号を出力する。PLC信号回路304は、100BASE−T形式の信号をPLC信号に変換して信号重畳トランス305に出力する。信号重畳トランス305からの出力はロータリトランス60のコイル309に印加され、電磁誘導によりコイル209に伝送される。
コイル209に伝送されたPLC信号は信号重畳トランス205を介してPLC信号回路204に入力される。PLC信号回路204は、PLC信号を100BASE−T形式の信号に変換し、変換された信号がLANコネクタ203からLANケーブルを介して外部機器に送出される。これにより、回転部30のカメラ部301が撮影した映像信号が外部機器に伝送されることになる。
[実施例2]
実施例1では、ロータリトランス60を介して商用AC電源からの電力を伝送した。このため、回転部30が必要とする電力量が大きい場合には、ロータリトランス60のコア(208、308)のサイズが大きくなってしまうという問題が生じる。そこで実施例2では、回転部30が必要とする電力量が大きい場合であってもロータリトランスを小型にすることができる構成について説明する。
図2は、実施例2における監視カメラ装置10aの構成を示す図である。実施例1と同様の機能部については同じ符号を付し、説明は簡略化する。本図に示すように、監視カメラ装置10aは、固定部20aとカメラ部301が搭載された回転部30aとを含んで構成され、固定部20aに対して回転部30aが回転する構造となっている。
本図において、固定部20aおよび回転部30aの、回転および電力、信号の非接触通信に係る部分を回転連結部40aとしている。なお、本図は、回転連結部40aについては回転軸を含む断面を模式的に示し、固定部20aと回転部30aの他の部分については機能ブロックを示している。
固定部20aは周波数変換を行なうインバータ回路211を備えており、プラグ201を介して入力された50〜60KHz程度の商用AC電源は、インバータ回路211に入力され、例えば、200KHz程度の周波数に変換される。インバータ回路211によって高い周波数に変換された交流電源は、整流回路202によって直流電源に変換され固定部20aの各機能部に供給される。ただし、整流回路202には、インバータ回路211を介さずに商用AC電源を直接入力するようにしてもよい。
また、インバータ回路211により高い周波数に変換された交流電源はロータリトランス60aに印加される。第2実施例では、電源が高い周波数に変換されるため、PLC信号と重畳して伝送すると電源の高周波成分がPLC信号と干渉するおそれが生じる。そこで、本実施例ではPLC信号と電源とを重畳させずに伝送する。このため、ロータリトランス60aのコア(212、314)にPLC信号伝送のために独立した凹部を設け、固定部20a側にコイル214を配置し、回転部30a側にコイル316を配置して、PLC信号の伝送に用いる。
また、高い周波数に変換された交流電源は、固定部20a側の独立した凹部に配置されたコイル213から、回転部30a側の独立した凹部に配置されたコイル315に伝送される。ここで、効率的な電力伝送を行なうために、コア(212、314)はフェライト材で構成することが望ましい。
図3は、回転連結部40aの固定部側20aの構成を模式的に示したものであり、回転部30a側から見た構成(本図上側)と、図2に示した断面図(本図下側)とを対応させたものである。本図に示すように、保持板210上に、回転軸となる保持パイプ206を中心にロータ207が配置され、最外周にはコア212が配置されている。コア212には、独立した同心円状の2つの凹部が設けられ一方の凹部にPLC信号を伝送するコイル214が配置され、他方の凹部に電力を伝送するコイル213が配置されている。
図2を再び参照して、コイル315に伝送された高い周波数の交流電源は整流回路306で整流され、回転部30aの各機能部に供給される。なお、インバータ回路211、ロータリトランス60a、整流回路306は、回転部30aへの電源供給ブロックとして機能し、いわゆるスイッチングレギュレータとみなすことができる。一般に、スイッチングレギュレータでは、負荷側の電圧をフィードバック制御して電圧安定を図ったり、過負荷を検出して安全制御を行なったりする。本例でも同様なフィードバック機能を設けることができ、例えば、各種フィードバック信号をPLC信号として映像信号とともに伝送したり、ロータリトランス60aに別のコイルを配置してフィードバック信号を独立に伝送させたりするようにしてもよい。
次に、第2実施例の監視カメラ装置10aにおける信号伝送について説明する。まず、外部機器から監視カメラ装置10aへのコントロール信号および外部電源からの回転部30aへの電力の伝送について説明する。外部機器から出力されたコントロール信号は、例えば、100BASE−T形式の信号でLANケーブルを介してLANコネクタ203からPLC信号回路204に入力される。PLC信号回路204は、100BASE−T形式の信号をPLC信号に変換する。変換されたPLC信号はコイル214に印加され、電磁誘導によりコイル316に伝送される。これにより、回転部30aにコントロール信号が伝送されることになる。一方、プラグ201を介して入力された商用AC電源は、インバータ回路211で高い周波数に変換される。そして、コイル213に印加され、電磁誘導によりコイル315に伝送される。これにより、回転部30aに電力が伝送されることになる。このとき、インバータ回路211で高い周波数に変換されているため、回転部30aが必要とする電力量が大きい場合であってもロータリトランス60aを小型にすることができる。
伝送された高い周波数の電源は整流回路306で直流電源に整流され、回転部30aの各部に電力として供給される。また、伝送されたPLC信号はPLC信号回路304に入力される。PLC信号回路304は、PLC信号を100BASE−T形式の信号に変換して制御回路303に入力する。この信号は外部機器から送信されたコントロール信号であるので、制御回路303はコントロール信号にしたがってモータドライバ307を制御することでダイレクトドライブモータ50を駆動し、カメラ部301のパン等を行なう。また、制御回路303はコントロール信号にしたがってカメラ部301を制御することでフォーカス調整、ズーム等の動作を行なう。
次に、回転部30aのカメラ部301が撮影した映像信号の外部機器への伝送について説明する。カメラ部301で撮影された映像信号は映像圧縮回路(ENC)302で圧縮され、例えば、100BASE−Tの信号形態で制御回路303に入力される。制御回路303は、必要に応じて画像処理等を施した上で、PLC信号回路304に100BASE−T形式で映像信号を出力する。PLC信号回路304は、100BASE−T形式の信号をPLC信号に変換する。このPLC信号は、ロータリトランス60aのコイル316に印加され、電磁誘導によりコイル214に伝送される。
コイル214に伝送されたPLC信号はPLC信号回路204に入力される。PLC信号回路204は、入力されたPLC信号を100BASE−T形式の信号に変換し、変換された信号がLANコネクタ203からLANケーブルを介して外部機器に送出される。これにより、回転部30aのカメラ部301が撮影した映像信号が外部機器に伝送されることになる。
このように実施例2では、電源とPLC信号を重畳せずに伝送するため、重畳や抽出のための回路が不要となり、監視カメラ装置の構成を一層簡易にすることができる。
[実施例3]
一般に、監視カメラ装置は、監視画像の表示やカメラの制御を行なうために、制御装置に接続され、監視カメラシステムとして用いられる。この場合の代表的な接続形態として、以下の3種の方法があげられる。
(1)映像伝送と制御信号伝送を別系とのケーブルで行ない、電源は監視カメラ装置の設置される場所の商用電源からとる方法。この方法は主としてアナログカメラに採用される。
(2)映像伝送と制御信号伝送とを、イーサネット(登録商標)等の1系統のケーブルで行ない、電源は監視カメラ装置の設置される場所の商用電源からとる方法。この方法は主としてIPカメラに採用される。
(3)映像伝送と制御信号伝送とをイーサネット(登録商標)等の1系統のケーブルで行ない、電源も同じケーブルに重畳して伝送する方法。この方法はパワーオンイーサ(POE)と呼ばれる。
実施例3では、(3)の方式を採用して、1系統のケーブルで映像信号、制御信号、電源の伝送を行なう監視カメラシステムについて説明する。図4は、実施例3に係る監視カメラシステム100の構成を示すブロック図である。監視カメラシステム100は監視カメラ装置10bを含んでおり、実施例2と同様の機能部については同じ符号を付し、説明は簡略化する。
本図に示すように、監視カメラシステム100は、監視カメラ装置10bと制御装置70とを備えて構成される。監視カメラ装置10bと制御装置70とは2芯の接続ケーブル72により接続される。監視カメラ装置10bは、固定部20bとカメラ部301が搭載された回転部30aとを含んで構成され、固定部20bに対して回転部30aが回転する構造となっている。固定部20bおよび回転部30aの、回転および電力、信号の非接触通信に係る部分を回転連結部40aとしている。なお、本図は、回転連結部40aについては回転軸を含む断面を模式的に示し、固定部20bと回転部30aの他の部分については機能ブロックを示している。
制御装置70は、制御回路704に接続された表示部705、操作受付部706を備えている。表示部705は、監視カメラ装置10bのカメラ部301が撮影した映像を表示し、操作受付部706は、監視カメラ装置10bに対する操作を監視担当者から受け付ける。ただし、表示部705は、制御装置70の外部に設けるようにしてもよい。
また、制御装置70は、電源回路701、信号重畳トランス702、PLC信号回路703を備えている。電源回路701は、例えば24V等の所望の電圧で、周波数50KHz程度の低い周波数の交流を出力する。なお、制御回路704、表示部705等に供給する直流電源については図示を省略している。
制御回路704はPLC信号回路703に接続され、PLC信号回路703は信号重畳トランス702に接続される。信号重畳トランス702のコンデンサ側は、電源回路701とともに接続ケーブル72により監視カメラ装置10bの固定部20bに接続される。
固定部20bは、インバータ回路211と1組のコンデンサ212と整流回路202とを備えている。インバータ回路211は、接続ケーブル72を介して供給された低い周波数の交流電源を高い周波数に変換する。整流回路202は、交流電源を整流し、固定部20bの各機能部に供給する。また、インバータ回路211により高い周波数に変換された交流電源はロータリトランス60aのコイル213に印加される。
コンデンサ212は、接続ケーブル72を介して供給されたPLC信号と電源との重畳信号からPLC信号を抽出してロータリトランス60aのコイル214に出力する。このため、PLC信号を通過させ、電源を遮断する程度の容量とする。
次に、第3実施例の監視カメラシステム100における信号伝送について説明する。まず、制御装置70から監視カメラ装置10bへの制御信号および電力の伝送について説明する。操作受付部706で監視担当者から操作を受け付けると、操作内容が制御回路704で制御用データに変換され、例えば、100BASE−T形式の信号でPLC信号回路703に入力される。PLC信号回路703は、100BASE−T形式の信号をPLC信号に変換する。変換されたPLC信号は、電源回路701が供給する低い周波数の交流電源と重畳され、接続ケーブル72により監視カメラ装置10bに出力される。
監視カメラ装置10bのインバータ回路211は、接続ケーブル72を介して供給された低い周波数の交流電源を高い周波数に変換する。高い周波数に変換された交流電源はロータリトランス60aのコイル213に印加され、電磁誘導によりコイル315に伝送される。これにより、回転部30aに電力が伝送されることになる。このとき、インバータ回路211で高い周波数に変換されているため、回転部30aが必要とする電力量が大きい場合であってもロータリトランス60aを小型にすることができる。
コンデンサ212は、接続ケーブル72を介して入力された、低い周波数の交流電源とPLC信号との重畳信号からPLC信号を抽出してロータリトランス60aのコイル214に印加する。コイル214に印加されたPLC信号は、電磁誘導によりコイル316に伝送される。これにより、回転部30aにコントロール信号が伝送されることになる。
伝送された高い周波数の電源は整流回路306で直流電源に整流され、回転部30aの各部に電力として供給される。また、伝送されたPLC信号はPLC信号回路304に入力される。PLC信号回路304は、PLC信号を100BASE−T形式の信号に変換して制御回路303に入力する。この信号は外部機器から送信されたコントロール信号であるので、制御回路303はコントロール信号にしたがってモータドライバ307を制御することでダイレクトドライブモータ50を駆動し、カメラ部301のパン等を行なう。また、制御回路303はコントロール信号にしたがってカメラ部301を制御することでフォーカス調整、ズーム等の動作を行なう。
次に、回転部30aのカメラ部301が撮影した映像信号の外部機器への伝送について説明する。カメラ部301で撮影された映像信号は映像圧縮回路(ENC)302で圧縮され、例えば、100BASE−Tの信号形態で制御回路303に入力される。制御回路303は、PLC信号回路304に100BASE−T形式の信号を出力し、PLC信号回路304が、100BASE−T形式の信号をPLC信号に変換する。PLC信号は、ロータリトランス60aのコイル316に印加され、電磁誘導によりコイル214に伝送される。
コイル214に伝送されたPLC信号はコンデンサ212を通過して接続ケーブル72を介して制御装置70の信号重畳トランス702に入力され、PLC信号回路703に伝送される。PLC信号回路703は、PLC信号を100BASE−T形式の信号に変換し、変換された信号に基づいて制御回路704が画像処理を行ない、カメラ部301が撮影した映像に基づく映像信号を生成する。そして、表示部705が生成された映像信号に基づく映像を表示する。
なお、本例では制御装置70と監視カメラ装置10bとの接続を専用の2芯接続ケーブル72で行なった。しかしながら、別形態として、例えば、図5に示すように、構内等に敷設された商用電源ライン76を用いて、監視カメラシステム100aを構成するようにしてもよい。この場合、制御装置70a側にプラグ75を設け、監視カメラ装置10b側にプラグ74を設け、両者を商用電源ライン76に接続することで、制御装置70aと監視カメラ装置10bとが上記の通信を行なうことができる。この場合、制御装置70aの電源装置は不要となる。本図において監視カメラ装置10bは、図4と同様であるため、詳細な記載は省略する。
図5に示したように、構内等に敷設された既存の商用電源ライン76を用いて制御装置70aと監視カメラ装置10bとを接続することで、簡易に監視カメラシステム100aを構成することができるが、一方で、商用電源ライン76のノイズ等の影響により、通信データのスループットが変動する問題が生じる。また、制御装置70aの仕様によっては複数台の監視カメラ装置10bを同時に制御可能な監視カメラシステムを構築することができるが、その場合、監視カメラ装置10bの台数が増えるにしたがい、1台当りのスループットは低下する。このような問題を解決するために、図6に示すような監視カメラシステム100bを構築することができる。
監視カメラシステム100bは、N台の監視カメラ装置(10b−1〜10−N)と、監視カメラ装置(10b−1〜10−N)を制御する集中制御装置80とを備えて構成され、集中制御装置80と、各監視カメラ装置(10b−1〜10−N)とは、それぞれ2芯専用ケーブル(90−1〜90−N)により接続される。
プラグ84を介して商用AC電源から電源の供給を受ける集中制御装置80は、各監視カメラ装置(10b−1〜10−N)に供給する電源を分配する電源分配回路81と、各監視カメラ装置(10b−1〜10−N)を独立に制御する制御回路82とを備えている。また、集中制御装置80には、各監視カメラ装置(10b−1〜10−N)対応に、PLC信号回路と信号重畳トランスとから構成される信号重畳回路(83−1〜83−N)が備えられており、電源とPLC信号に変換された制御信号とを重畳して、各監視カメラ装置(10b−1〜10−N)に出力するとともに、各監視カメラ装置(10b−1〜10−N)から送られたPLC信号に変換された映像信号を例えば、100BASE−T形式の信号に変換して、制御回路82に出力する。
このような構成により、監視カメラシステム100bでは、敷設商用電源ラインの環境の影響を受けず、監視カメラ装置10bの台数にかかわらず、最大のスループット確保が可能となる。
実施例1における監視カメラ装置の構成を示す図である。 実施例2における監視カメラ装置の構成を示す図である。 実施例2における接続部の構成を模式的に示す図である。 実施例3における監視カメラシステムの構成を示す図である。 実施例3における監視カメラシステムの別構成を示す図である。 実施例3における監視カメラシステムの別構成を示す図である。
符号の説明
10・10a・10b…監視カメラ装置、20・20a・20b…固定部、30・30a…回転部、40・40a…連結部、50…ダイレクトドライブモータ、55・56…リング状ボールベアリング、60・60a…ロータリトランス、70、70a…制御装置、72…接続ケーブル、74…プラグ、75…プラグ、76…商用電源ライン、80…集中制御装置、81…電源分配回路、82…制御回路、84…プラグ、100・100a・100b…監視カメラシステム、201…プラグ、202…整流回路、203…LANコネクタ、204…PLC信号回路、205…信号重畳トランス、206…保持パイプ、207…ロータ、208…コア、209…コイル、210…保持板、211…インバータ回路、212…コア、212…コンデンサ、213…コイル、214…コイル、301…カメラ部、302…ENC、303…制御回路、304…PLC信号回路、305…信号重畳トランス、306…整流回路、307…モータドライバ、308…コア、309…コイル、310…ステータ、311…コイル、312…保持シリンダ、313…保持板、315…コイル、316…コイル、701…電源回路、702…信号重畳トランス、703…PLC信号回路、704…制御回路、705…表示部、706…操作受付部

Claims (2)

  1. 情報信号系回路と電力系回路とを有する固定ユニットと、情報信号系回路と電力系回路とを有し、前記固定ユニットに対して1軸を中心に回転自在に保持された回転ユニットとの間で、電力及び情報信号の非接触伝送を行なうロータリジョイントであって、
    前記固定ユニットに固定された、前記1軸を中心とする中空円盤状の第1磁性体コアと、前記回転ユニットの前記第1磁性体コアに対応する位置に固定された中空円盤状の第2磁性体コアとを備え、
    前記第1磁性体コアには同心円状の凹部が2箇所形成され、一方の凹部に前記固定ユニットの情報信号系回路に接続された第1コイルが配置され、他方の凹部に前記固定ユニットの電力系回路に接続された第2コイルが配置され、
    前記第2磁性体コアの前記第1磁性体コアの凹部に対応する位置に凹部が2箇所形成され、前記第1コイルに対応する位置の凹部に前記回転ユニットの情報信号系回路に接続された第3コイルが配置され、前記第2コイルに対応する位置の凹部に前記回転ユニットの電力系回路に接続されたコイルが配置されていることを特徴とするロータリジョイント。
  2. 前記第1磁性体コアおよび前記第2磁性体コアは、フェライトで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のロータリジョイント。
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