JP5731781B2 - ネットワーク機器 - Google Patents

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本発明は、ネットワークカメラ等のネットワーク機器に関するものである。
従来、ネットワーク機器をネットワークと接続する際に、ネットワーク機器内において、LANコネクタ、外部との絶縁を行うパルストランス、物理層コントローラ(PHY)、ネットワーク制御チップが至近距離で接続される構成となっている。これは、LANコネクタを介して外部と接続する際に、LANコネクタの直近に配置されたパルストランスで内部と外部を絶縁することで、内部を保護するようにしたものである。すなわち、LANコネクタと直近に配置したパルストランスの一次側という限られた領域のみを二次側と分離するように沿面距離を取ればよいことになる。更に、機器の外部には、規格に適合した様々なケーブルや機器が接続される。これらに対して通信を保証するためにも、信号品位を劣化させる要因(例えば、信号線路のインピーダンス不整合、ノイズの漏れこみ等)を極力排除するために、上記の沿面距離が確保される。
例えば、従来、パン・チルト機構を有するネットワークカメラは、図7に示すようなブロック構成を有する。すなわち、レンズユニット100、映像信号処理を行う可動部基板206、映像信号を受信してネットワーク処理を行いLANと接続するための固定部基板306を備える。
レンズユニット100は、レンズ110、センサー120、モーター130を備える。可動部基板206は、映像処理部210、第2個別電源部256、及びコネクタ246を備える。固定部基板306は、コネクタ356、ネットワーク処理部220、物理層コントローラ(PHY)230、パルストランス340、LANコネクタ330、第1個別電源部311、及びPoE電源部310を備える。
可動部基板206と固定部基板306を接続する部分は、高速な映像信号・通信信号用の信号線376、及び可動部に電源を供給する電源信号用の信号線386が通る。
また、図8に示すようなブロック構成のものもある。すなわち、固定部基板308には、外部と接続する必要のあるLANコネクタ330と電源コネクタ320、可動部基板208と接続用のコネクタ248を備える。一方、可動部基板208には、映像処理部210、ネットワーク処理部228、物理層コントローラ(PHY)230、パルストランス340、固定部基板308と接続用のコネクタ248を備えている。更には、可動部基板208には、パン・チルト制御のためのPT制御部268、パン・チルト駆動用モータ408、第3個別電源部251、電源部318を備えている。そして、固定部基板308と可動部基板208を接続するケーブル上に信号ライン378、および、可動部に電源を供給する電源信号ライン388を通していた。
更に、特許文献1では、パルストランスとノイズフィルターを一体化したインターフェースモジュールが開示されている。
実公平07−022914号公報
しかしながら、上述の図7による従来技術の構成では、映像信号データレートは映像サイズがNTSCクラスで約27Mバイト/秒、1280*960で約111Mバイト/秒、フルHDで約150Mバイト/秒となる。このデータレートを8ビットパラレルで伝送すると、差動信号で伝送するためにクロックを含めて信号線数は18本にも上る。8ビットパラレルの差動信号をシリアライズして伝送すると信号線数は少なくなるものの、信号の周波数は上がる。8ビットパラレルをシリアライズして1本の信号として通すと、信号レートは8倍となる。
すなわち、NTSCクラスで約216Mビット/秒、1280*960で約890Mビット/秒、フルHDで約1.2Gビット/秒となり、非常に高速な信号となる。また、この信号は、パン・チルトを行う可動部と固定部をつないでいるためにネットワークカメラ機器内とはいえ、数10cmの長さになる。200MHzを超える高速な信号をケーブルまたはFPCにより伝送すると、信号品質の悪化、及び放射ノイズが大きくなり、このための対策コストが大きくなるとともに、基板上、及びメカ機構上も大きなスペースを必要とする。
上述の図8による従来技術では、外部より接続されたLANの信号を直接コネクタ、ケーブルを介して可動部に送信する技術である。この方法によると、例えば、100Base−Tの場合、信号周波数は、125MHzである。また、信号線数は、100Base−Tの場合、送信/受信ともに差動信号であり、4本となる。更に、PoE(Power over Ethernet(登録商標))をサポートすると6本となる。
しかしながら、図8の構成の場合、この100Base−Tのケーブルを直接内部に引きこんで、更に内部配線を介してパルストランス340、物理層コントローラ(PHY)230と接続することになる。そして、機器内部のLANコネクタ330、コネクタ358、信号ライン378、コネクタ248、パルストランス340まで外部より直接接続されることとなる。この場合、100Base−Tの規格上許容されるケーブル等を含めてインピーダンス整合をとる必要があり、信号品位を確保することは非常に難しくなる。また、LAN接続をする上で、内部と外部を絶縁しなければならないため、機器内のLANコネクタ330からパルストランス340の一次側まで全てを二次側より沿面距離をとらなければならない。すなわち、沿面距離を確保する領域が増えることになり、機器内の配置等に制約ができ、その分だけ機器が大きくなることを意味している。
特許文献1のインターフェースモジュールでは、パルストランスとノイズフィルターを一体化したインターフェースモジュールが開示されている。このインターフェースモジュールは、メインとなる基板(片面基板)に配置されたLANコネクタと物理層コントローラ(PHY)との間に配置する小基板のモジュールであり、基板上に重ね合わせる小基板である。この小基板上で、送受信系を分離することでクロストークを少なくし、ノイズフィルターを両面に配置して省スペース化を図るとともに、送受信両者の特性を合せる目的である。
しかしながら、本来、LANコネクタ、パルストランス、ノイズフィルター、物理層コントローラ(PHY)、ネットワーク処理部を一枚の基板上に実装している。これに対して、特許文献1の構成では、パルストランスとノイズフィルターを小基板として分離し、元の基板に重ね合わせるように実装するようにしたものである。このために、メイン処理系が実装される基板と、外部との接続を行うためのLANコネクタが別々に配置されることを想定しているものではない。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、ネットワーク機器において、ネットワーク信号系において基板を分割し、これを接続する際に最適な接続を提供することを目的としている。
すなわち、
(1)伝送信号の周波数を落し、信号線数を少なくすることにより放射ノイズを抑えること、
(2)インピーダンス整合を取りやすく、信号品位の確保を容易とすること、
(3)沿面距離のとる領域を最小限として装置の小型化すること、
を可能にするネットワークカメラ等のネットワーク機器を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明によるネットワーク機器は以下の構成を備える。即ち、
前記ネットワーク機器は、
映像を撮像するためのレンズ、該レンズで撮像された映像を検出するセンサー、および撮像方向を変化させるためのチルト機構とを有する可動部と、
撮像方向を変化させるためのパン機構を有する固定部と、
前記可動部と前記固定部との間を接続する接続ケーブルとを備え、
前記固定部に、LANコネクタ及びパルストランスを備える第1の基板が配置され、
前記可動部に、前記センサーから出力される映像信号を処理する映像信号処理部と、前記映像信号処理部によって処理された映像信号をプロトコル処理するネットワーク処理部と、前記プロトコル処理された信号をネットワーク上に流せる信号形態に変換する物理層コントローラと、を備える第2の基板とが配置され、
前記接続ケーブルは、前記第1の基板が備える前記パルストランスと前記第2の基板が備える前記物理層コントローラとの間を接続している。
本発明によれば、伝送信号の周波数を落し、信号線数を少なくすることにより放射ノイズを抑えるとともに、インピーダンス整合を取りやすく、信号品位の確保を容易とするネットワーク機器を提供することができる。また、沿面距離のとる領域を小さくして装置の小型化することを可能にしたネットワークカメラを提供することができる。
実施形態1のネットワークカメラのブロック図である。 実施形態1のパン・チルトカメラの概念図である。 実施形態1の固定部のブロック図である。 実施形態1の固定部の別のブロック図である。 実施形態2のネットワークカメラのブロック図である。 実施形態2の固定部のブロック図である。 第1の従来例のブロック図である。 第2の従来例のブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
<実施形態1>
本発明の実施形態1のネットワーク機器の構成について説明する。実施形態1においては、ネットワークインターフェースを有するネットワーク機器としてネットワークカメラを例として説明する。
図1は本発明の実施形態1のネットワークカメラのブロック図である。
図1において、100はネットワークカメラのレンズユニット、200は映像信号処理を行う可動部基板(第2の基板)、300はLANと接続するための固定部基板(第1の基板)である。
レンズユニット100は、映像を撮像するためのレンズ110、レンズ110で撮像された映像を検出するセンサー120、レンズ110を駆動するモーター130を備える。可動部基板200は、映像処理部210、ネットワーク処理部220、物理層コントローラ(PHY)230、コネクタ240及び個別電源部250を備える。固定部基板300は、コネクタ350、パルストランス340、LANコネクタ330、及びPoE電源部310を備える。
レンズユニット100のレンズ110を介してセンサー120により撮像された映像信号は、可動部基板200の映像処理部210に送信されて映像信号処理され、ネットワーク処理部220によりパケット化、プロトコル処理等が行われる。プロトコル処理された映像信号は、物理層コントローラ(PHY)230により、ネットワーク上に流せる信号形態に変換される。その後、コネクタ240、信号線370を介して、固定部基板300のコネクタ350を介してパルストランス340を通り、LANコネクタ330により外部機器に接続される。ここで、個別電源部250は、映像処理部210、ネットワーク処理部220、及び物理層コントローラ(PHY)230それぞれに電源を供給する。
PoEによりLANケーブルより電源が供給される際は、LANコネクタ330より、及びパルストランス340より、PoE電源部310に対して電源が供給され、PoE電源部310により機器内部に必要な電源が生成される。また、PoE電源部310により、コネクタ350及び信号線380を介して、可動部に電源を供給する。
次に、撮像方向を変化させるためのパン・チルト機構を有するネットワークカメラの説明を行う。図2は、パン・チルト機構を有するネットワークカメラ400の説明図である。
図2(a)はネットワークカメラ400の側面図であり、パン機構の回転部はボトムケース410とターンテーブル412で構成され、パン回転軸414を中心にターンテーブル412が回転する構造である。
図2(b)はネットワークカメラ400の正面図であり、チルト機構の回転部はレンズ支柱420とレンズケース430で構成され、チルト回転軸425を中心にレンズケース430とレンズユニット100が回転する構造である。
固定部基板300(図1)は、ボトムケース410の中に配置され、パン・チルト機構が動作しても動くことはない。これに対し、可動部基板200はターンテーブル412に固定され、パン機構の回転動作とともに可動するものである。ターンテーブル412が約±180°の回転を行う際に、可動部基板200(図1)と固定部基板300(図1)を接続する接続ケーブル(図1の信号線370及び380)は、この回転を吸収するように構成されていなくてはならない。このために、パン回転軸414を中心にして設けられたボビン(不図示)に2−3回ゆるく巻きつけて、回転動作した際の伸び縮みを吸収可能なように取付けられる。ここで、この接続ケーブルは40−50cmとなり、また、耐久動作、コストを考慮してFPCが用いられる。
実施形態1においては、ネットワークカメラを100Base−Tのネットワークに接続する場合を例として説明を行う。100Base−Tのネットワークでは、送信データ/受信データは、差動信号で送受信されるため、通信に使われる信号線は2ペア、4本である。図1において、物理層コントローラ(PHY)230、コネクタ240、信号線370、コネクタ350、パルストランス340、LANコネクタ330のラインは、4本の信号が通ることになり、信号周波数は125MHzである。このラインは、映像信号を圧縮しネットワークに流す信号であるために、信号周波数は映像サイズにはよらず、一定である。参考までに先に説明した図7の従来例における信号線376は、フルHDサイズの時には、パラレル時には信号線数18本で信号周波数は約150MHz、シリアル時には信号線数4本で信号周波数は約1.2GHzとなる。
図3は固定部基板300のブロック図である。図3において、330はLANコネクタ、バイアス360が掛けられている340はパルストランス、350は可動部基板200(図1)と接続するためのコネクタ、310はPoE電源部である。ここで、LANコネクタ330は、100Base−T用の8極のコネクタである。そのため、LANコネクタ330は、差動のTX+信号線331、TX−信号線332、RX+信号線333、RX−信号線334、PoE規格により電源供給可能な電源入力線335−336及び337−338を備える。送受信に用いられるTX+信号線331、TX−信号線332、RX+信号線333、RX−信号線334は、パルストランス340の一次側に接続される。パルストランス340により絶縁された二次側より送受信信号線341−344は、コネクタ350を介して可動部基板200(図1)の物理層コントローラ(PHY)230(図1)に接続される。
LANコネクタ330よりパルストランス340に入った送受信信号は、PoE電源部310からの電源が重畳されているために、パルストランス340のセンタータップより信号を取り出す。そして、ダイオードブリッジ316を通ってPoE電源部310の絶縁型電源部314に供給される。また、LANコネクタ330の空き線である電源入力線335−336及び337−338にも重畳された電源がダイオードブリッジ317を通ってPoE電源部310の絶縁型電源部314に供給される。
PoE規格(IEEE802.3af)は、HUB(不図示)より電源を供給する際に、TX/RX線に電源を載せる信号線重畳タイプと空き線に電源を載せる空き線重畳タイプのいずれも認めている。このために、ネットワーク機器側では、信号線重畳タイプと空き線重畳タイプともに対応する必要がある。そのため、図3に示すように、ダイオードブリッジを信号線重畳用と空き線重畳用の2系統(ダイオードブリッジ316、317)設けて、どちらから電源を供給されても良いようにしている。絶縁型電源部314は、ネットワークより供給された電源(標準48V)をトランスにより内部/外部を絶縁するとともに、機器内部に必要な電源(この場合には5V)を生成している。
ここで、LANコネクタ330側の外部より入力される信号に対して、内部回路とは、1500Vの絶縁耐圧を設ける必要がある。このためにも、LANコネクタ330とパルストランス340、及びダイオードブリッジ等の一次側の素子は、LANコネクタ330周辺に配置し、二次側素子との間に沿面距離をとるように配置している。
また、100Base−Tにより通信を行う際に、TX/RX線は、LANの規格に合せた信号品位を確保する必要がある。このためにも、パルストランス340をLANコネクタ330の直近に配置し、差動のラインを短く、かつ等長配線で接続するようにしている。
実施形態1においては、100Base−Tのネットワークを例として説明を行っている。しかしながら、本発明は、100Base−Tに限るものではなく、1000Base−Tのギガビットネットワークにおいても、適応できることは言うまでもない。
図4に1000Base−Tのネットワークを用いる場合の固定部基板300のブロック図を示す。
330は100Base−Tの構成と同様のLANコネクタ、390は1000Base−T用の4ペアに対応したパルストランスである。また、350は1000Base−T用に4ペアの通信線を可動部に提供するためのコネクタ、396は1000Base−T用のPoEに対応する絶縁型電源部である。1000Base−Tのネットワークでは、LANコネクタ330上の信号線4ペア8線をそれぞれ使い、信号周波数は100Base−Tと同じ125MHzである。1000Base−Tでは4ペア8線すべて使うために、LANコネクタ330、パルストランス390、可動部に通信信号を送信するコネクタ350も全て4ペア対応となる。コネクタ350のピン数は、8本の通信線のほかに電源を送るための2本の信号線が必要であるため、合計10本となる。通信線として、100Base−Tではパルストランス340〜物理層コントローラ(PHY)230までは、100Base−Tでは2ペア4本であったのが、1000Base−Tでは4ペア8本となる。
以上説明したように、実施形態1によれば、ネットワーク機器において固定部基板と可動部基板を接続する際に、固定部基板上にLANコネクタとパルストランスを配置する。また、可動部基板上に物理層コントローラ(PHY)とネットワーク処理部を配置する。これにより、ネットワーク機器の各種構成要素を結ぶラインの信号周波数を低く抑え、また、その信号線数を少なくすることができる。
また、このような構成により、ケーブルコストを安くすることができ、また、電源部を固定部基板上に配置することで、大型で重量のあるトランスを固定部側に配置することができ、可動部を小型軽量化することが可能となる。また、可動部を駆動するモータ等も小型化することが可能となる。更に、放射ノイズを抑えることが容易にできるようになる。更に、絶縁の必要な部分を固定部基板の一部領域に集中することができるために、小型化が容易となる。
<実施形態2>
図5を用いて、本発明の実施形態2のネットワーク機器の構成について説明する。図5では、電源をLANから供給を受けるPoEだけではなく、固定部基板302に電源コネクタ320を設け、AC/DC電源による動作を可能としたものである。また、可動部基板202にパン・チルト動作を行うためのPT(Pan−Tilt)制御部260を設けている。そして、このPT制御部260に対して、コネクタ280を介してチルト駆動用モータ440を可動部側に設けるのに対して、コネクタ270を介してパン駆動用モータ450を固定部側に設けている。
図6は実施形態2の固定部基板302のブロック図である。ここでは、図3の固定部基板300に、電源コネクタ320を追加している。電源コネクタ320より信号線321及び322を介して供給されたAC/DC電源は、ダイオードブリッジ323により整流され、PoE及びDC対応の絶縁型電源部315に供給される。絶縁型電源部315は、PoE側のダイオードブリッジ316及び317よりの入力と、電源コネクタ320側のダイオードブリッジ323からの入力とを切り替えるためのダイオードオア回路(不図示)が内蔵される。そして、ダイオードオア回路は、優先順位に従い、PoE供給による電源制御か、AC/DC供給による電源制御かを切替える。
ネットワークの通信信号の系は、実施形態1と同様に、LANコネクタ330−パルストランス340−コネクタ350−信号線370−コネクタ240−物理層コントローラ(PHY)230と接続され、系自体は変らない。すなわち、本発明は、PoEを考慮した発明であるが、PoEの有無に関係しているものではなく、PoEのない、AC/DC供給のシステムでも同様に成り立つものである。
以上説明したように、実施形態2によれば、PoE及びAC/DCの少なくとも一方による電源供給がなされる構成においても、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。

Claims (3)

  1. ネットワーク機器であって、
    前記ネットワーク機器は、
    映像を撮像するためのレンズ、該レンズで撮像された映像を検出するセンサー、および撮像方向を変化させるためのチルト機構とを有する可動部と、
    撮像方向を変化させるためのパン機構を有する固定部と、
    前記可動部と前記固定部との間を接続する接続ケーブルとを備え、
    前記固定部に、LANコネクタ及びパルストランスを備える第1の基板が配置され、
    前記可動部に、前記センサーから出力される映像信号を処理する映像信号処理部と、前記映像信号処理部によって処理された映像信号をプロトコル処理するネットワーク処理部と、前記プロトコル処理された信号をネットワーク上に流せる信号形態に変換する物理層コントローラと、を備える第2の基板とが配置され、
    前記接続ケーブルは、前記第1の基板が備える前記パルストランスと前記第2の基板が備える前記物理層コントローラとの間を接続している
    ことを特徴とするネットワーク機器。
  2. 前記第1の基板は、更に、電源部を備え、
    前記第1の基板が備える前記電源部により、前記接続ケーブルを介して前記第2の基板に電源を供給する
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク機器。
  3. 前記電源部は、LANケーブルより供給されるPoEに対応したPoE電源部である
    ことを特徴とする請求項に記載のネットワーク機器。
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