JPH08313446A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JPH08313446A
JPH08313446A JP7121333A JP12133395A JPH08313446A JP H08313446 A JPH08313446 A JP H08313446A JP 7121333 A JP7121333 A JP 7121333A JP 12133395 A JP12133395 A JP 12133395A JP H08313446 A JPH08313446 A JP H08313446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tubular body
image pickup
rotating
line sensor
pickup apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP7121333A
Other languages
English (en)
Inventor
Natsue Ishimura
夏絵 石村
Shuichi Sugi
修一 杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7121333A priority Critical patent/JPH08313446A/ja
Publication of JPH08313446A publication Critical patent/JPH08313446A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】小形化に好適してかつ撮像エリアが広く、撮影
した画面も正確に得るようにする。 【構成】第1、第2、第3の筒状体100、200、3
00は同軸的に配置されており、第1、第3の筒状体1
00、300にはアーム102a〜102c、302a
〜302cによる回転抑止機構が設けられ、第2の筒状
体200は、モータ101により回転される。ここで第
2の筒状体200には、スリット部のガラス201、レ
ンズ202を介して入力した被写体像が結像されるライ
ンセンサ203が設けられ、ここから周囲の撮像信号が
取り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、管や筒内部の壁面を
検査するのに有効な撮像装置に関するもので、特に小形
化に有効な装置である。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーブル管、配管等の内壁を検査
する管内検査カメラとしてしては種々のタイプが開発さ
れている。例えば、筒状の外装ケースの先端部に撮像レ
ンズを配置し、この撮像レンズの奥に固体撮像素子を配
置し、映像信号として前方の状況を把握する直視タイプ
の装置、また、側壁を撮像するために、撮像レンズの前
にプリズムや鏡等を配置した側視タイプの装置、さらに
は、自ら撮像方向を可変できる首振りタイプの装置等が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の管内検
査カメラ装置において、直視タイプの装置であると、撮
像エリアが狭いという問題がある、また、撮像した映像
が湾曲している。また、側視タイプの装置や、首振りタ
イプの装置であると、カメラヘッド部が大型化し、細管
を検査するのに不向きである。そこでこの発明は、小形
化に好適してかつ撮像エリアが広く、撮影した画面も正
確な撮像装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、外装ケース
としての回転筒状体と、前記回転筒状体の壁に軸方向へ
形成されたスリットと、このスリットの奥に対向して設
けられたレンズと、このレンズにより導かれる光路上に
配置されたラインセンサと、前記回転筒状体をその軸を
中心として回転自在に支持する非回転体部と、前記非回
転部に設けられて、前記回転筒状体を回転駆動する駆動
手段と、前記非回転部と前記筒状体間の電気的系統を接
続するための集電子及びロータリートランスを含む接続
手段と、前記非回転部に取り付けられており、前記ライ
ンセンサからの撮像信号が接続手段を介して導かれるカ
メラケーブルとを備えるものである。
【0005】
【作用】上記の手段により、撮像エリアは、平面的に管
内壁を撮像する撮像エリアとなり、大きな撮像エリアで
あるとともに画像の歪みが少なく、ラインセンサを用い
た回転撮像方式であるために、小形化が可能である。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例であり、図1(A)
には外観図、図1(B)には断面図を示している。この
装置は、同軸的に配列された円筒状の第1、第2、第3
の筒状体100、200、300を有し、第2の筒状体
200が回転体であり、第1と第3の筒状体100と3
00は非回転体である。
【0007】第1の筒状体100には、内部に同軸的に
モータ101を有するとともに、外側にはアーム102
a、102b、102cを突出させている。このアーム
102a〜102cは、装置の中心軸を管内部の管軸に
一致させて空間的に支持する回転抑止機構または搬送機
構を構成するものであり、先端には車輪a1、b1、c
1を有する。この回転抑止機構についてはさらに後述す
ることにする。また第1の筒状体100の後方端部に
は、カメラケーブル400が接続されている。
【0008】モータ101は、筒状体100の内部の固
定板103に固定されており、その回転軸104は同軸
的に第2の筒状体200に結合されている。したがっ
て、第1の筒状体100を固定してモータ101が回転
すると、第2の筒状体200が回転されることになる。
【0009】第2の筒状体200は、その外周壁の一部
に軸と同方向へスリットが形成されここにガラス201
が嵌め込まれている。さらにこのガラス201の奥には
ガラスに対向してかまぼこ状のレンズ202が配置さ
れ、さらにこのレンズ202の奥には対向してラインセ
ンサ203が配置されている。また、先のガラス202
の両脇には、外側に向かって光を照射する照明用の光源
204a、204bが設けられている。ガラス201、
レンズ202を通って入射した光学像は、ラインセンサ
203の受光面に結像される。
【0010】第3の筒状体300は、第2の筒状体20
0の端部に同軸的に設けられた軸205を回転自在に軸
受けしている。第3の筒状体300も、回転抑止機構を
構成するアーム302a、302b、302cを有し、
その先端には、車輪a2、b2、c2を有する。また第
3の筒状体300の先端には、同軸的に撮像レンズ31
1を有し、この後方には撮像素子312を有する。また
撮像レンズ311の周囲には、光源313を有する。
【0011】車輪a1、b1、c1、a2、b2、c2
は、本体が軸方向へスムーズに移動できるような転がり
軸を有する。よって、モータ101により第2の筒体2
00を回転駆動しても第1の筒体100と第3の筒体3
00とが反作用で回転することはない。
【0012】この撮像装置は、前方(軸方向)の被写体
を固体撮像素子(エリアセンサ)312により撮像する
ことができ、また、第2の筒状体200を回転させるこ
とにより軸周囲方向の被写体をラインセンサ203で撮
像することができる。ここで、第3の筒状体300に設
けられているエリアセンサ312、光源313に対して
は、駆動パルスや電源を供給する必要がある。また第2
の筒状体200に設けられているラインセンサ203や
光源204a、204bにも駆動パルスや電源を供給す
る必要がある。さらにまた、第1の筒状体100に設け
られているモータ101にも制御電圧を供給する必要が
ある。このために、第1と第2の筒状体100と200
の間、及び第2の筒状体200と第3の筒状態300と
の間には、それぞれ集電子及びロータリートランスによ
り、電気的接続手段500、600がそれぞれ設けられ
ている。
【0013】図2は、上記の撮像装置の電気的系統を示
す図である。カメラコントロールユニット700は、エ
リアセンサ駆動回路701、ラインセンサ駆動回路70
2を有し、この駆動回路701、702から得られる駆
動信号は、それぞれ変調回路703にて周波数帯域の異
なる変調信号に変調されて加算器704を介してケーブ
ル400の電線401に送出される。加算器704で
は、電源705からの電源電圧が加算されている。
【0014】ケーブル400の電線401介してカメラ
側から返送されてきた信号は、帯域通過フィルタ711
にて分離され、ラインセンサからの信号、エリアセンサ
からの信号に分離され、それぞれが復調回路712で復
調され、それぞれ信号処理回路713で例えばNTSC
信号にエンコードされる。
【0015】ケーブル400の電線401を介して送出
された変調駆動信号は、第1の筒状体100のコンデン
サ151で直流カットされ、ロータリートランス501
を介して第2の筒状体200内の帯域通過フィルタ25
1に入力されると共に、さらにロータリートランス60
1を介して第3の筒状体300内の帯域通過フィルタ3
51に入力される。
【0016】帯域通過フィルタ251では、ラインセン
サ203のために変調された変調駆動信号が分離導出さ
れて、復調回路252で復調されてラインセンサ203
に供給される。帯域通過フィルタ351においては、エ
リアセンサ312のために変調された変調駆動信号が分
離導出されて、復調回路352で復調されてエリアセン
サ312に供給される。
【0017】一方、ケーブル400の電線401を介し
て供給される電源電圧は、加算器152を介して低域通
過フィルタ153に入力され、他の不要な高周波成分を
除去され、集電子502を介して、第2の筒状体200
内に導入されるとともに、また続いて集電子602を介
して第3の筒状体300内に導入される。第2の筒状体
200内部に導入された電源電圧は、ラインセンサ20
3、光源204a、204bに供給される。また第3の
筒状体300内部に導入された電源電圧は、エリアセン
サ312、光源313に供給される。
【0018】上記ラインセンサ203、エリアセンサ3
12で取得された撮像信号は、それぞれ次のようにカメ
ラコントロールユニット700へ送られる。エリアセン
サ312で取得された撮像信号は、ロータリートランス
603を介して、第2の筒状体200内部の変調回路2
52に供給される。またこの変調回路252ではライン
センサ203から得られる撮像信号も変調している。変
調回路252は、それぞれの撮像素子から得られた撮像
信号を異なる周波数帯域のキャリアで変調して、その出
力信号をロータリートランス503、コンデンサ154
を介して加算器152に供給している。この加算器15
2からの変調信号は、カメラケーブル400の電線40
1を介して、先の帯域通過フィルタ711に供給され
る。そして帯域通過フィルタ711にて分離されたライ
ンセンサからの信号、エリアセンサからの信号は、それ
ぞれが復調回路712で復調され、それぞれ信号処理回
路713で例えばNTSC信号にエンコードされる。
【0019】図3は、搬送機構の構成例を示している。
第1と第2の筒状体100、200に設けられる搬送機
構は同じ構成であるから、一方の搬送機構を代表して説
明することにする。第1の筒状体100の中心軸161
には、回転自在にカム162が取り付けられている。こ
のカム162は、120度間隔で外方向に放射して突出
した翼片162a、162b、162cを有し、この翼
片162a、162b、162cには中心に向かってス
リットが開設されており、このスリットには、それぞれ
アーム102a、102b、102cに設けられたピン
Pa、Pb、Pcが係合している。アーム102a、1
02b、102cは、それぞれ第1の筒状体100の回
転平面に形成された溝Ga、Gb、Gcにスライド自在
に収容されている。ここで溝Ga、Gb、Gcの方向
は、回転面に平行であるが、中心から延びる放射方向に
対して一様に傾斜した斜め方向へ延在している。また、
溝Ga、Gb、Gcに収容されているアーム102a、
102b、102cの後方端部は、それぞれ反発スプリ
ングSa、Sb、Scにより押されている。したがっ
て、アーム102a、102b、102cは、通常は、
筒状体100の外部方向へ押されている。ここで、カム
162が、軸161を中心にして時計方向へ回転駆動さ
れると、アーム102a、102b、102cは、筒状
体100の内部方向へ引かれることになる。
【0020】上記の搬送機構により、筒状体本体は、管
内部に挿入された場合、アーム102a、102b、1
02cが反発スプリングの力により突出して、管の内壁
に突っ張り、筒状本体を管軸に一致させるように保持す
ることになる。
【0021】図3(B)は、アーム102bと、カム1
62の翼片162bを取り出して示している。上記した
ようにアーム102a、102b、102cは、本体が
挿入される管の径に応じて適応的にその突出量が可変す
ることになる。ここで、この突出量は、ラインセンサ2
03のフォーカス制御情報としても利用することができ
る。
【0022】そこで、アーム102bの側面には、抵抗
体801が貼り付けられており、アーム102bが移動
すると、溝Gbの固定位置に設けられている摺動子80
2の接触位置が可変するようになっている。これによ
り、抵抗体801に電圧を供給しておき、摺動子802
から電圧を取り出すようにすれば、アーム102bの突
出量に比例した電圧を取得することができる。
【0023】図4は、上記の摺動子802から得られた
電圧を利用して、ラインセンサ203に対するフォーカ
ス制御を行う手段を示している。図4(A)は、第2の
筒状体200内部におけるレンズ202、ラインセンサ
203の配置関係を示している。ここで、レンズ202
は、図4(B)に示すようにその左右エッジがレンズ保
持体261、262により保持され、このレンズ保持体
261、262は、さらに固定部265に取り付けられ
た圧電素子によるアクチュエータ263、264により
支持されている。そして、アクチュエータ263、26
4に供給される制御電圧により、レンズ202は前後方
向へ位置調整を行うことができ、これによりフォーカス
調整を得ることができる。このアクチュエータ263、
264に対して与えられる制御電圧は、前述した摺動子
802からの電圧を用いている。
【0024】図4(C)は、上記のオートフォーカス手
段の電気的系統を示している。摺動子802から得られ
る電圧は、演算増幅器811の一方に入力される。演算
増幅器811の他方には、先のレンズ202の移動量を
電圧量で検出する移動量検出器821からの検出電圧が
供給されている。そして演算増幅器811から得られた
差電圧に比例する電圧が、アクチュエータ263、26
4にドライブ電圧として供給される。そして差電圧が0
となったところで安定するように設定されている。
【0025】なおオートフォーカス手段としては、その
他各種の実施例が可能である。例えば被写体までの距離
を赤外線送出及び検知器、あるいは超音波送信受信器等
で検出し、その測定距離に応じてアクチュエータ26
3、264をドライブするようにしてもよい。
【0026】上記の実施例において、筒状体本体を管の
内部で支える搬送手段は、アーム102a、102b、
102c等が用いられるとして説明した。しかしこの実
施例に限定されるものではない。
【0027】図5(A)、(B)には、アーム102
a、102b、102cの変わりに袋体、例えば風船2
a、2b、2c、3a、3b、3cを利用した例を示し
ている。即ち、筒状体100と300の内部には、チェ
ンバーを内蔵し、これに対して、カメラケーブルと一体
になったパイプ4を介して空気を送り込んだり、また排
出できるようになっている。また、筒状態体100と3
00間はパイプ5を介してチェンバー間が連結されてい
る。これにより、管の径に応じて空気を送り込み、本体
を安定した姿勢で止めることができる。
【0028】さらに、風船の膨らみの状態や、気圧によ
り非検査管のおおよその管径を予測することができる。
そこで、チェンバーの一部に圧力センサー6が取り付け
られており、この圧力センサー6の出力を前述したフォ
ーカス制御情報として用いるようにしても良い。なおこ
の例は、空気を用いたが液体を用いるようにしてもよ
い。例えば、装置全体の比重の調整を行う場合には、種
々の液体を用いることができるようにしても良い。
【0029】図6は、本体を軸方向、つまり挿入された
管の方向へ自走させるための駆動手段を示している。こ
の図は、アーム102bの部分を代表して示している。
アーム102bの先端に回転自在に取り付けられた車輪
b1の軸には、傘歯車11が一体に回転するように取り
付けられている。さらに傘歯車11には傘歯車12が噛
合している。この傘歯車12の軸13は、アーム102
bに一体に形成された軸受け部14により回転自在に軸
受けされているが、軸方向の移動はストッパーにより規
制されている。したがって、アーム102bが矢印方向
へ移動すれば、傘歯車11、12は噛合した状態で追従
する。
【0030】ここで軸13は、中空軸15に挿入されて
おり、両者は、軸方向へは非係合であるが、回転方向へ
は係合状態となる。例えば、図6(C)に示すような形
状で係合状態とすれば、軸方向へは非係合、回転方向へ
は係合状態となる。
【0031】中空軸15も、アーム102bに沿って配
置され、その基端部には、傘歯車16が一体に取り付け
られている。この傘歯車16は、モータ18(図6
(B)参照)により回転される傘歯車17に噛合してい
る。
【0032】たのアームに設けられた車輪にについても
同様な駆動手段が設けられている。そしてそれぞれのモ
ータは例えば同期してドライブされる。これにより、撮
像装置の前進/後退を制御することができる。
【0033】この発明は上記の実施例に限定されるもの
ではない。図2に示した電気系統において、取得する映
像信号は、ラインセンサ203からのものと、エリアセ
ンサ312からのものとの2つの映像信号を同時に得る
もとして説明したが、いずれか一方を選択的に得られる
ようにしてもよい。
【0034】図7はそのための実施例を示している。図
2に示した回路と対応する部分には、同様な符号を付し
ている。カメラコントロールユニット700は、エリア
センサ駆動回路701、ラインセンサ駆動回路702を
有し、この駆動回路701、702から得られる駆動信
号は、切替え信号により切替えられるスイッチsw1を
介して、いずれか一方が変調回路703aに入力されて
変調された後、加算器704を介してケーブル400の
電線401に送出される。加算器704では、電源70
5からの電源電圧が加算されている。
【0035】ケーブル400の電線401を介してカメ
ラ側から返送されてきた信号(ラインセンサからの信号
またはエリアセンサからの信号)は、帯域通過フィルタ
711aにて分離され、復調回路712aで復調され、
信号処理回路713で例えばNTSC信号にエンコード
される。
【0036】ケーブル400の電線401を介して送出
された変調駆動信号は、第1の筒状体100のコンデン
サ151で直流カットされ、ロータリートランス501
を介して第2の筒状体200内の帯域通過フィルタ25
1aに入力されると共に、さらにロータリートランス6
01を介して第3の筒状体300内の帯域通過フィルタ
351aに入力される。
【0037】帯域通過フィルタ251aでは、ラインセ
ンサ203のために変調された変調駆動信号が分離導出
されて、復調回路252aで復調されてラインセンサ2
03に供給される。帯域通過フィルタ351aにおいて
は、エリアセンサ312のために変調された変調駆動信
号が分離導出されて、復調回路352aで復調されてエ
リアセンサ312に供給される。
【0038】一方、ケーブル400の電線401を介し
て供給される電源電圧は、加算器152を介して低域通
過フィルタ153に入力され、他の不要な高周波成分を
除去され、集電子502を介して、第2の筒状体200
内に導入され、スイッチSW2に供給される。スイッチ
SW2は、切替え信号により制御されるもので、ライン
センサ203が選択されているときは、電源電圧をライ
ンセンサ203、光源204a、204bに供給する。
またエリアセンサ312が選択されているときは、続い
て集電子602を介して第3の筒状体300内に導入さ
れる。第3の筒状体300内部に導入された電源電圧
は、エリアセンサ312、光源313に供給される。
【0039】上記ラインセンサ203、エリアセンサ3
12で取得された撮像信号は、それぞれ次のようにカメ
ラコントロールユニット700へ送られる。エリアセン
サ312で取得された撮像信号は、ロータリートランス
603を介して、第2の筒状体200内部のスイッチS
W3の一方の入力端に供給される。このスイッチSW3
も切替え信号により制御されるもので、エリアセンサ3
12が選択されているときは、撮像信号を変調回路25
2aに供給し、ラインセンサ203が選択されていると
きはラインセンサ203の出力を変調回路252aに供
給する。
【0040】またこの変調回路252aでは、入力され
た撮像信号を変調し、その出力信号をロータリートラン
ス503、コンデンサ154を介して加算器152に供
給している。この加算器152からの変調信号は、カメ
ラケーブル400の電線401を介して、先の帯域通過
フィルタ711aに供給される。そして帯域通過フィル
タ711aにて分離された信号は、復調回路712aで
復調され、信号処理回路713で例えばNTSC信号に
エンコードされる。切替え信号は、集電子504を介し
て第2の筒状体200内部に設けられている先のスイッ
チSW2、SW3の制御端子に供給されている。
【0041】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の装置によ
れば、小形化に好適してかつ撮像エリアが広く、撮影し
た画面も正確に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図。
【図2】図1の装置の電気的系統を示す図。
【図3】図1の装置のアーム部の機構を示す図。
【図4】この発明に係わるフォーカス制御装置の説明
図。
【図5】この発明の他の実施例を示す図。
【図6】さらにこの発明のアーム部の他の実施例を示す
図。
【図7】この発明の装置の電気的系統の他の実施例を示
す図。
【符号の説明】
100…第1の筒状体、200…第2の筒状体、300
…第3の筒状体、101…モータ、102a〜102c
…アーム、162…カム、302a〜302c…アー
ム、a1〜c1、a2〜c2…車輪、201…ガラス、
202…レンズ、203…ラインセンサ、204a、2
04b…光源、205…軸、261、263…アクチュ
エータ、251…帯域通過フィルタ、252…復調回
路、252…変調回路、312…エリアセンサ、313
…光源、400…カメラケーブル、500、600…電
気的接続手段、351…帯域通過フィルタ、352…復
調回路、501、503、601、603…ロータリー
トランス、502、602…集電子、701…エリアセ
ンサ駆動回路、702…ラインセンサ駆動回路、703
…変調回路、704…加算器、711…帯域通過フィル
タ、712…復調回路、713…信号処理回路、Pa〜
Pc…ピン、Sa〜Sc…反発スプリング、Ga〜Gc
…溝、801…抵抗体、802…摺動子、811…演算
器、821…移動量検出器、11、12、16、17…
傘歯車、13…軸、14…軸受け部、15…中空軸、S
W1〜SW3…スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/225 H04N 5/225 C D 7/18 7/18 B

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外装ケースとしての回転筒状体と、 前記回転筒状体の壁に軸方向へ形成されたスリットと、 このスリットの奥に対向して設けられたレンズと、 このレンズにより導かれる光路上に配置されたラインセ
    ンサと、 前記回転筒状体をその軸を中心として回転自在に支持す
    る非回転体部と、 前記非回転部に設けられて、前記回転筒状体を回転駆動
    する駆動手段と、 前記非回転部と前記筒状体間の電気的系統を接続するた
    めの集電子及びロータリートランスを含む接続手段と、 前記非回転部に取り付けられており、前記ラインセンサ
    からの撮像信号が接続手段を介して導かれるカメラケー
    ブルとを具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】前記非回転部は、 前記回転筒状体の回転軸方向の一方端側に配置され、前
    記カメラケーブルが取り付けられている第1の筒状体
    と、 前記回転筒状体の回転軸方向の他方端側に配置された第
    2の筒状体と、 前記第1及び第2の筒状体の外周側にそれぞれ弾性的に
    突出して、前記第1及び第2の筒状体の回転を抑止する
    回転抑止機構とを具備したことを特徴とする請求項1記
    載の撮像装置。
  3. 【請求項3】前記回転抑止機構は、 第1及び第2の筒状体の各外周の同一円周上の複数箇所
    に配置され、外周方向へ弾性的に突出する複数のアーム
    と、 この各アームの先端にそれぞれ設けられ、回転方向が前
    記回転軸と同じ方向の車輪とを具備したことを特徴とす
    る請求項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】前記回転抑止機構は、第1及び第2の筒状
    体の各外周の同一円周上の複数箇所に配置され、気体ま
    たは液体の出し入れにより外周方向へ弾性的に突出また
    は縮む複数の袋体であることを特徴とする請求項2記載
    の撮像装置。
  5. 【請求項5】上記レンズは、アクチュエータにより支持
    されており、その前後位置がオートフォーカス手段によ
    り制御されることを特徴とする請求項1記載の撮像装
    置。
  6. 【請求項6】上記レンズは、アクチュエータにより支持
    されており、その前後位置がオートフォーカス手段から
    の制御情報により制御されるもので、 前記オートフォーカス手段は、前記複数のアームのうち
    少なくとも1つのアームの移動量を検出する抵抗と摺動
    子によるアーム移動量検出手段と、前記アクチュエータ
    の変位量を検出するレンズ位置検出手段と、前記アーム
    移動量と前記アクチュエータ変位量とを演算して前記フ
    ォーカス調整のための制御情報を得る演算手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】前記第2の筒状体には、軸方向前方を撮像
    するためのエリアセンサが内蔵されていることを特徴と
    する請求項2記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】前記ラインセンサに対する駆動信号は、カ
    メラケーブルの電線を介した後、前記第1の筒状体と前
    記回転筒状体との間に設けられたロータリートランスを
    介して変調駆動信号として入力し、前記回転筒状体内に
    設けられた復調回路で復調されて得られることを特徴と
    する請求項2記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】前記ラインセンサに対する駆動信号は、前
    記第1の筒状体と前記回転筒状体との間に設けられた第
    1のロータリートランスを介して変調駆動信号として入
    力し、前記回転筒状体内に設けられた第1の復調回路で
    復調されて得られ、 前記エリアセンサに対する駆動信号は、前記第1のロー
    タリートランスの出力端と前記第2の筒状体との間に設
    けられた第2のロータリートランスを介して変調駆動信
    号として入力し、前記第2の筒状体内に設けられた第2
    の復調回路で復調されて得られることを特徴とする請求
    項7記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】前記エリアセンサの出力は、前記第2の
    筒状体と前記回転筒状体との間に設けれた第3のロータ
    リートランスを介して前記回転筒状体の内部に設けられ
    た変調回路に入力され、またこの変調回路には前記ライ
    ンセンサの出力も入力され、この変調回路の変調出力
    は、前記回転筒状体と前記第1の回転筒状体との間に設
    けられた第4のロータリートランスを介してカメラケー
    ブルの前記電線に送出されることを特徴とした請求項9
    記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】前記エリアセンサの出力と、前記ライン
    センサの出力とは、前記変調回路においてそれぞれ異な
    る周波数のキャリアで変調されて送出されることを特徴
    とする請求項10記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】前記エリアセンサの出力と、前記ライン
    センサの出力とは、前記変調回路に対して切替え信号に
    より選択的に入力され、同じ周波数のキャリアで変調さ
    れて送出されることを特徴とする請求項10記載の撮像
    装置。
  13. 【請求項13】前記カメラケーブルの電線には、カメラ
    コントロールユニットからの電源電圧も供給されてお
    り、前記第1の筒状体と前記回転筒状体との間に設けら
    れた第1の集電子を介して前記ラインセンサ及び光源に
    対して供給され、また、前記第1の集電子から得られた
    電源電圧は、前記回転筒状体と前記第3の筒状体との間
    に設けられた第2の集電子を介して前記エリアセンサ及
    び光源に供給されることを特徴とする請求項9記載の撮
    像装置。
  14. 【請求項14】前記複数のアームの先端の各車輪に対し
    ては、回転力伝達手段が連結されていることを特徴とす
    る請求項3記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009200750A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Victor Co Of Japan Ltd ロータリジョイント
JP2013200213A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Fuji Heavy Ind Ltd 発光位置特定システム

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