JP2010114494A - 非接触伝送装置並びに誘導加熱調理器 - Google Patents
非接触伝送装置並びに誘導加熱調理器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010114494A JP2010114494A JP2008283005A JP2008283005A JP2010114494A JP 2010114494 A JP2010114494 A JP 2010114494A JP 2008283005 A JP2008283005 A JP 2008283005A JP 2008283005 A JP2008283005 A JP 2008283005A JP 2010114494 A JP2010114494 A JP 2010114494A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- unit
- power
- current
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000006698 induction Effects 0.000 title claims abstract description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 151
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 103
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims abstract description 29
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 claims abstract description 14
- 230000009351 contact transmission Effects 0.000 claims description 23
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 28
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 28
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 28
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 description 9
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 2
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B40/00—Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Induction Heating Cooking Devices (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
【解決手段】非接触伝送装置1は、送信部2aと受信部2bとから構成され、両者間で電磁誘導による非接触の電力伝送とデータ通信が行われる。送信部と受信部のそれぞれにおいて、コイル構造体は、内側コイルと、外側コイルと、これらの距離を離すためにこれらの間に設けられたフェライトと、を一体化して構成される。また、切換部6a、6bは電磁誘導による起電力の大きさに基づいてコイル構造体7aと7bとの間の対向距離が所定値を超えたことを検出すると、内側コイルの接続先と外側コイルの接続先をそれぞれ電源部5aと通信部4a、あるいは通信部と電源部に同時に切換える。これにより、電力伝送とデータ通信の干渉が抑制され、コイル構造体の小型化も図れる。
【選択図】図1
Description
図1は本発明に係るコイル構造体を含む非接触伝送装置の構成を示すブロック図である。
非接触伝送装置1は、図1に示すように送信部2aと受信部2bとから構成されている。
送信部2aは機能部3aと通信部4aと電源部5aと切換部6aと一次側のコイルを収納するコイル構造体7aとから構成されている。
受信部2bは機能部3bと通信部4bと受電部5bと切換部6bと二次側のコイルを収納するコイル構造体7bとから構成されている。
次に、送信部2aの構成について説明する。
図2は図1におけるコイル構造体7aまたは7bの構成を示す構造図である。
コイル構造体7aは、図2に示すようにポット型のフェライトコア71aと内側コイル72aと外側コイル73aとから構成されている。フェライトコア71aは円柱状に構成された磁性体で構成されており、同心円状に溝部711aが形成されている。また、内側コイル72aは中空の円柱状に構成されており、フェライトコア71aの溝部711aに嵌合するように取り付けられる。また、外側コイル73aは、フェライトコア71aの高さと同じ高さをもつ中空の円柱状に構成されており、フェライトコア71aが外側コイル73aの中空部に嵌合するようにフェライトコア71aの外側に取り付けられる。
また、切換部6aは、内側コイル72aと外側コイル73aの接続先を通信部4aと電源部5aとに切り換えるものであり、内側コイル72aと外側コイル73aをそれぞれ電力伝送コイルとデータ通信コイルとして使用する状態からデータ通信コイルと電力伝送コイルとして使用する状態に切換えたり、その逆に切換えたりする。
機能部3aは送信データや制御信号を生成するものであり、演算処理や制御を行うCPUやDSPおよび各種データを記憶する記憶部、プログラムを格納するROMなどで構成される。
データ通信部4aは機能部3aから送られた送信データを変調して切換部6aおよびコイル構造体7aを介して受信部2bへ送信する。
電源部5aは送信部2aから受信部2bへ電力を供給する電源である。
コイル構造体7bは、図2に示すようにポット型のフェライトコア71bと内側コイル72bと外側コイル73bとから構成されている。フェライトコア71bは円柱状に構成された磁性体で構成されており、同心円状に溝部711bが形成されている。また、内側コイル72bは中空の円柱状に構成されており、フェライトコア71bの溝部711bに嵌合するように取り付けられる。また、外側コイル73bは、フェライトコア71bの高さと同じ高さをもつ中空の円柱状に構成されており、フェライトコア71bが外側コイル73bの中空部に嵌合するようにフェライトコア71bの外側に取り付けられる。
また、切換部6bは、内側コイル72bと外側コイル73bの接続先を通信部4bと電源部5bとに切り換えるものであり、内側コイル72bと外側コイル73bをそれぞれ電力伝送コイルとデータ通信コイルとして使用する状態からデータ通信コイルと電力伝送コイルとして使用する状態に切換えたり、その逆に切換えたりする。
機能部3bは制御信号を生成するものであり、演算処理や制御を行うCPUやDSPおよび各種データを記憶する記憶部、プログラムを格納するROMなどで構成される。
送信部2aから送られた変調データは、コイル構造体7bおよび切換部6bを介して受信され、データ通信部4bは受信した変調データをベースバンドデータに復調して機能部3bへ送信する。
受電部5bは送信部2aから供給された電力を受電して受信部2bの各構成部分に供給する。
また、非接触伝送が行なわれているのは、コイル構造体7aとコイル構造体7bとの間であり、実際の機器を想定した場合には1次側コイルであるコイル構造体7aは固定されており、2次側コイルであるコイル構造体7bが可動部に取り付けられる事となる。従って、コイル構造体7bを含んだ機器が対面のコイル構造体7aに対して双方の中心を通る軸を回転中心として回転、または軸方向へ離間または近接する。
この切換えにより常に安定した電力伝送特性が得られる。
図4において、ラインに菱形を付して示したグラフは内側コイル72を電力伝送コイルとして使用する場合の電力伝送コイルの対向距離と結合係数の関係を示すグラフであり、ラインに四角を付して示したグラフは外側コイル73を電力伝送コイルとして使用する場合の電力伝送コイルの一次側コイルと二次側コイルとの対向距離と結合係数の関係を示すグラフである。図4より送信側(一次側)のコイル構造体7aと受信側(二次側)のコイル構造体7b間の対向距離が大きくなると、内側コイル72を電力伝送コイルとして使用した場合の一次側コイルである内側コイル72aと二次側コイルである内側コイル72b間の結合係数、および外側コイル73を電力伝送コイルとして使用した場合の一次側コイルである外側コイル73aと二次側コイルである外側コイル73b間の結合係数がともに低下することが分かる。近接距離(0〜Xmm)においては、内側コイル72を電力伝送コイルとして使用した場合(図中ラインに菱形を付して示したグラフ)の方が、外側コイル73を電力伝送コイルとして使用した場合(図中ラインに四角を付して示したグラフ)よりも一次側コイルと二次側コイルとの結合係数が大きい。Xmmよりも離れた場合には、外側コイル73を電力伝送コイルとして使用した場合(図中ラインに四角を付して示したグラフ)の方が内側コイル72を電力伝送コイルとして使用した場合(図中ラインに菱形を付して示したグラフ)よりも一次側コイルと二次側コイルとの結合係数は大きくなる。つまり、対向するコイル構造体の距離が、0〜Xmmまでの時は内側コイル72を電力伝送コイルとして使用し(この場合、外側コイル73をデータ通信用として使用する)、Xmmより大きい場合は外側コイル73を電力伝送コイルとして使用する(この場合、内側コイル72をデータ通信用として使用する)ことが高効率で電力伝送が可能である。
図6において、電力伝送コイルとデータ通信コイルとの結合係数の値と外巻・内巻それぞれの結合係数の値を比較すると、前者の値は後者の値に比べ十分に小さいことが確認できる。このことからデータの通信信号は、電力伝送信号の影響を受けにくいといえる。
図1において、コイル構造体7aの電力送電用コイルについては、リッツ線を用いる。このときのコイルの巻き数は、10〜30ターンである。コイル構造体7bの電力受電用コイルについても同様にリッツ線を用いる。電力受電コイルの巻き数は、コイル構造体7aと同様に10〜30ターンの巻き数とする。コイル構造体7aのデータ送信用コイルについても10〜30ターンのリッツ線または銅線を用いる。コイル構造体7bのデータ受信用コイルも同様の仕様とする。
この場合の切換え動作について説明する。
内側コイル72を電力伝送コイルとして使用するか、外側コイル73を電力伝送コイルとして使用するかは、機能部3bがコイル構造体7bに誘導された電力の電圧を監視し、ある一定の電圧値以下になった場合に、通信部4bを介して切換部6bを動作させて受電部5bに接続する内側コイル72bから外側コイル73bに(あるいは外側コイル73bから内側コイル72bに)自動的に切り替えるとともに、切換え信号を送信側2aへ送信する。機能部3aが切換信号を受信部2bから受信すると、通信部4aを介して切換部6aを動作させて電源部5aに接続する内側コイル72bから外側コイル73bに(あるいは外側コイル73bから内側コイル72bに)自動的に切り替える。
図7は本発明の実施の形態2における非接触伝送装置の構成例を示すブロック図である。図7において、非接触伝送装置1は図1に示した構成とほぼ同じである。図7と図1で異なる点は、送信部2aと受信部2bのそれぞれに接続されるコイル構造体の数が1つでなく2つであることである。実施の形態1における非接触伝送装置1では、1組のコイル構造体で構成されているため、送信部2aのコイル構造体7はコイル構造体7aのみであり、受信部2bのコイル構造体7はコイル構造体7bのみであった。本発明の実施の形態2における非接触伝送装置1では、コイル構造体7を2つに分けた構成としている。
送信部2aと受信部2bとの距離Dが0(非接触)〜Xmmの時、送信部2aのコイル構造体7aと受信部2bのコイル構造体7bが動作する。送信部2aと受信部2bとの距離DがXmmの時、送信部2aのコイル構造体7cと受信部2bのコイル構造体7dが動作する。また、コイル構造体7aと7bを動作させるか、コイル構造体7cと7dを動作させるかは、機能部3bによりコイル構造体7bに誘導された電力の電圧を監視し、ある一定の電圧値以下になった場合に、通信部4bを介して切換部6bを動作させて使用するコイル構造体7を7bから7dに自動的に切り替えるとともに、切換え信号を送信側2aへ送信する。機能部3aが切換信号を受信部2bから受信すると、通信部4aを介して切換部6aを動作させて使用するコイル構造体7を7aから7cに自動的に切り替える。
本発明の実施の形態3について、非接触伝送装置の搭載例を示す。図8は本発明に係る非接触伝送装置の搭載例を示す図であり、図8(a)は、本発明の非接触伝送装置が搭載された誘導加熱調理器の斜視図である。図8(a)に示すように、誘導加熱調理器20の天板21の手前側に操作部22が設けられており、非接触伝送装置1はこの操作部22の制御に用いられる。また、図8(b)は、非接触伝送装置1の一次側のコイル構造体7の取り付け位置を示す平面図であり、天板21を取り除いた状態を示している。図8(b)において、操作部22が取り付けられる領域が点線部23で示されており、誘導加熱調理器20の本体側、即ち天板21の下方に縦横に2個所ずつ合計4個所に操作部22を取り付けられることが分かる。また、図8(b)に示すように操作部22のほぼ両端に送信用の一次側のコイル構造体7a、7b、7c、7dが取り付けられる。なお、図示しないが、一次側の機能部、通信部、電源部は本体内の基板に設けられている。また、図8(c)は図8(b)の点線部23に着脱可能に設置される操作部22の裏面図であり、同図に示すように操作部22の裏面の、一次側のコイル構造体7a、7b、7c、7dに対向する位置に受信用の二次側のコイル構造体7e、7fが取り付けられる。
Claims (9)
- 送信部と、この送信部と非接触で配置された受信部と、を備え、
前記送信部は、
電源とデータを供給する第1の機能部と、
第1の内側コイルと、第1の外側コイルと、前記第1の内側コイルと前記第1の外側コイルの間に介在して双方の磁界を分離する第1の磁性体と、を一体構造で有する第1のコイル構造体と、
前記第1の機能部から出力された電力を受けてこの電力を前記第1のコイル構造体に出力する電源部と、
前記第1の機能部から出力されたデータを変調してデータ信号を前記第1のコイル構造体に出力する第1の通信部と、
前記送信部と前記受信部との距離に応じて前記第1の内側コイルと前記第1の外側コイルのいずれか一方を前記電源部へ接続し、他方を前記第1の通信部へ接続するか、あるいは前記第1の内側コイルと前記第1の外側コイルの接続先を逆に切り換える第1の切換部と、を備え、
前記受信部は、
前記第1の機能部からのデータに基づいて動作する第2の機能部と、
第2の内側コイルと、第2の外側コイルと、前記第2の内側コイルと前記第2の外側コイルの間に介在して双方の磁界を分離する第2の磁性体と、を一体構造で有し、前記第2の内側コイルと前記第2の外側コイルのいずれか一方が前記送信部から電磁誘導によって電力信号を受信して第1の電流を発生し、他方が前記送信部から電磁誘導によってデータ信号を受信して第2の電流を発生する第2のコイル構造体と、
前記第1の切換部の接続切換え動作に同期して、前記第1の電流を前記受電部へ送り、前記第2の電流を前記第2の通信部へ送るように、前記第2の内側コイルと前記第2の外側コイルのいずれか一方を前記受電部へ接続し、他方を前記第2の通信部へ接続させるか、あるいは前記第2の内側コイルと前記第2の外側コイルの接続先を逆に切換える第2の切換部と、
前記第1の電流から電力を取り出し、前記第2の機能部へ供給する受電部と、
前記第2の電流からデータ信号を取り出し、復調してデータを再生し、前記第2の機能部へ供給する第2のデータ通信部と、を備えたことを特徴とする非接触伝送装置。 - 送信部と、この送信部と非接触で配置された受信部と、を備え、
前記送信部は、
電源とデータを供給する第1の機能部と、
第1の内側コイルと、第1の外側コイルと、前記第1の内側コイルと前記第1の外側コイルの間に介在して双方の磁界を分離する第1の磁性体と、を一体構造で有する第1のコイル構造体と、
第2の内側コイルと、第2の外側コイルと、前記第2の内側コイルと前記第2の外側コイルの間に介在して双方の磁界を分離する第2の磁性体と、を一体構造で有する第2のコイル構造体と、
前記第1の機能部から出力された電力を受けてこの電力を前記第1のコイル構造体と前記第2のコイル構造体に出力する電源部と、
前記第1の機能部から出力された送信データを変調してデータ信号を前記第1のコイル構造体と前記第2のコイル構造体に出力する第1の通信部と、
前記送信部と前記受信部との距離に応じて前記第1の内側コイルと前記第1の外側コイルのいずれか一方を前記電源部へ接続し、他方を前記第1の通信部へ接続するか、あるいは前記第2の内側コイルと前記第2の外側コイルのいずれか一方を前記電源部へ接続し、他方を前記第1の通信部へ接続させる第1の切換部と、を備え、
前記受信部は、
前記第1の機能部からのデータに基づいて動作する第2の機能部と、
第3の内側コイルと、第3の外側コイルと、前記第3の内側コイルと前記第3の外側コイルの間に介在して双方の磁界を分離する第3の磁性体と、を一体構造で有し、前記第3の内側コイルと前記第3の外側コイルのいずれか一方が前記送信部から電磁誘導によって電力を受信して第1の電流を発生し、他方が前記送信部から電磁誘導によってデータ信号を受信して第2の電流を発生する第3のコイル構造体と、
第4の内側コイルと、第4の外側コイルと、前記第4の内側コイルと前記第4の外側コイルの間に介在して双方の磁界を分離する第4の磁性体と、を一体構造で有し、前記第4の内側コイルと前記第4の外側コイルのいずれか一方が前記送信部から電磁誘導によって電力を受信して第3の電流を発生し、他方が前記送信部から電磁誘導によってデータ信号を受信して第4の電流を発生する第4のコイル構造体と、
前記第1の切換部の接続切換え動作に同期して、前記第1の電流を前記受電部へ送り、前記第2の電流を前記第2の通信部へ送るように、前記第3の内側コイルと前記第3の外側コイルのいずれか一方を前記受電部へ接続し、他方を前記第2の通信部へ接続させるか、あるいは前記第3の電流を前記受電部へ送り、前記第4の電流を前記第2の通信部へ送るように、前記第4の内側コイルと前記第4の外側コイルのいずれか一方を前記受電部へ接続し、他方を前記第2の通信部へ接続させる第2の切換部と、
前記第1の電流または前記第3の電流から電力を取り出し、前記第2の機能部へ供給する受電部と、
前記第2の電流または前記第4の電流からデータ信号を取り出し、復調してデータを再生し、前記第2の機能部へ供給する第2のデータ通信部と、を備えたことを特徴とする非接触伝送装置。 - 前記第1の磁性体は円柱状に構成され、前記第1の内側コイルが嵌合する同心円状に形成された第1の溝を有し、その外周部において前記第1の外側コイルと嵌合し、
前記第2の磁性体は円柱状に構成され、前記第2の内側コイルが嵌合する同心円状に形成された第2の溝を有し、その外周部において前記第2の外側コイルと嵌合することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の非接触伝送装置。 - 前記第1の磁性体及び前記第2の磁性体はフェライトコアであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の非接触伝送装置。
- 前記第1の磁性体及び前記第2の磁性体はポット型のフェライトコアであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の非接触伝送装置。
- 前記第1のコイル構造体と前記第2のコイル構造体は対向した状態で用いられることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の非接触伝送装置。
- 前記第2の機能部は、誘導電圧が所定値を下回ったときに、前記第2の切換部に切換えを行わせるとともに、切換信号を前記第1の機能部へ送信し、
前記第1の機能部は、前記第2の機能部からの切換信号に基づいて、前記第1の切換部に切換えを行わせることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の非接触伝送装置。 - 固定部と、可動部と、を備え、
前記送信部は前記固定部に固定され、前記受信部は前記可動部に取り付けられることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の非接触伝送装置。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の非接触伝送装置を備えたことを特徴とする誘導加熱調理器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008283005A JP4785904B2 (ja) | 2008-11-04 | 2008-11-04 | 非接触伝送装置並びに誘導加熱調理器 |
JP2011028109A JP5116858B2 (ja) | 2008-11-04 | 2011-02-14 | 非接触伝送装置並びに誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008283005A JP4785904B2 (ja) | 2008-11-04 | 2008-11-04 | 非接触伝送装置並びに誘導加熱調理器 |
JP2011028109A JP5116858B2 (ja) | 2008-11-04 | 2011-02-14 | 非接触伝送装置並びに誘導加熱調理器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011028109A Division JP5116858B2 (ja) | 2008-11-04 | 2011-02-14 | 非接触伝送装置並びに誘導加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010114494A true JP2010114494A (ja) | 2010-05-20 |
JP4785904B2 JP4785904B2 (ja) | 2011-10-05 |
Family
ID=56997268
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008283005A Active JP4785904B2 (ja) | 2008-11-04 | 2008-11-04 | 非接触伝送装置並びに誘導加熱調理器 |
JP2011028109A Active JP5116858B2 (ja) | 2008-11-04 | 2011-02-14 | 非接触伝送装置並びに誘導加熱調理器 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011028109A Active JP5116858B2 (ja) | 2008-11-04 | 2011-02-14 | 非接触伝送装置並びに誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP4785904B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010021139A (ja) * | 2008-06-10 | 2010-01-28 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
JP2012146423A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁加熱機器システム |
JP2013021902A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-31 | Tdk Corp | 非接触伝送デバイス、並びにそれを備えるバッテリユニット及びバッテリリッドユニット |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130293191A1 (en) | 2011-01-26 | 2013-11-07 | Panasonic Corporation | Non-contact charging module and non-contact charging instrument |
JP5342073B2 (ja) | 2011-06-14 | 2013-11-13 | パナソニック株式会社 | 通信装置 |
EP2581993B1 (en) * | 2011-10-13 | 2014-06-11 | TE Connectivity Nederland B.V. | Contactless plug connector and contactless plug connector system |
ES2474790T3 (es) * | 2011-10-13 | 2014-07-09 | Tyco Electronics Nederland B.V. | Conector de enchufe sin contacto y sistema de conector de enchufe sin contacto |
KR101558311B1 (ko) | 2011-11-02 | 2015-10-07 | 파나소닉 주식회사 | 비접촉 무선 통신용 코일, 전송 코일 및 휴대 무선 단말 |
US10204734B2 (en) | 2011-11-02 | 2019-02-12 | Panasonic Corporation | Electronic device including non-contact charging module and near field communication antenna |
JP2013138404A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-07-11 | Panasonic Corp | 伝送コイル及び携帯無線端末 |
JP5288653B2 (ja) * | 2011-11-02 | 2013-09-11 | パナソニック株式会社 | 非接触無線通信用コイル及び携帯無線端末 |
KR20130081620A (ko) | 2012-01-09 | 2013-07-17 | 주식회사 케이더파워 | 무선 충전 시스템용 수신기 |
JP2013169122A (ja) | 2012-02-17 | 2013-08-29 | Panasonic Corp | 非接触充電モジュール及びそれを備えた携帯端末 |
EP2674950A1 (en) | 2012-06-11 | 2013-12-18 | Tyco Electronics Nederland B.V. | Contactless connector, contactless connector system, and a manufacturing method for the contactless connector |
JP6112383B2 (ja) | 2012-06-28 | 2017-04-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 携帯端末 |
JP6008237B2 (ja) | 2012-06-28 | 2016-10-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 携帯端末 |
WO2017204663A1 (en) | 2016-05-25 | 2017-11-30 | Powerbyproxi Limited | A coil arrangement |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01258191A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-16 | Toppan Printing Co Ltd | 情報カード装置 |
JPH11332135A (ja) * | 1998-03-03 | 1999-11-30 | Seiko Epson Corp | 電子機器 |
-
2008
- 2008-11-04 JP JP2008283005A patent/JP4785904B2/ja active Active
-
2011
- 2011-02-14 JP JP2011028109A patent/JP5116858B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01258191A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-16 | Toppan Printing Co Ltd | 情報カード装置 |
JPH11332135A (ja) * | 1998-03-03 | 1999-11-30 | Seiko Epson Corp | 電子機器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010021139A (ja) * | 2008-06-10 | 2010-01-28 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
JP2012146423A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁加熱機器システム |
JP2013021902A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-31 | Tdk Corp | 非接触伝送デバイス、並びにそれを備えるバッテリユニット及びバッテリリッドユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011103694A (ja) | 2011-05-26 |
JP4785904B2 (ja) | 2011-10-05 |
JP5116858B2 (ja) | 2013-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4785904B2 (ja) | 非接触伝送装置並びに誘導加熱調理器 | |
JP4698702B2 (ja) | 電子機器 | |
JP4258505B2 (ja) | 給電システム | |
CN109804516A (zh) | 无线连接器系统 | |
WO2010106629A1 (ja) | 入出力装置及びリモコン装置 | |
JP6084994B2 (ja) | 無線電力受信装置、端末機、及び無線電力送信装置 | |
JP2017104007A (ja) | 二次側からのフィードバックを有する非接触コネクタシステム | |
JP2010259172A (ja) | 非接触給電システム | |
JP7319352B2 (ja) | 無線電力伝送のための装置および方法 | |
JP2008136311A (ja) | 複合平面コイル | |
KR102313298B1 (ko) | 무선 전력 전송 장치 및 이를 포함하는 시스템 | |
JP2009165291A (ja) | 入出力装置、電気機器及び誘導加熱調理器並びに電気機器及び誘導加熱調理器の制御方法 | |
WO2014117481A1 (zh) | 电磁感应插头插座 | |
JP6696563B2 (ja) | 送電装置、受電装置およびワイヤレス給電システム | |
JP4874324B2 (ja) | 基板間伝送装置並びに電子装置並びに機器 | |
JP2007036341A (ja) | 無接触式伝送装置 | |
KR20180042578A (ko) | 무선전력 송신 장치 | |
JP6498376B1 (ja) | 受電機器 | |
JP6215969B2 (ja) | 無線電力伝送システムおよびその送電装置と受電装置 | |
JP4812738B2 (ja) | リモコン装置 | |
KR101671217B1 (ko) | 무선 스위치 | |
RU2796516C2 (ru) | Устройство и способ беспроводной передачи энергии | |
CN110546521A (zh) | 与隔离的工业产品一起使用的无线监测和配置系链及其操作方法 | |
JP2006074488A (ja) | 電力線通信システム | |
JP2008016953A (ja) | フィルタ回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110614 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110712 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4785904 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140722 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |