JP2009200597A - 撮像装置及び撮像プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】1回の撮影で複数の画角の画像データを記録することができる撮像装置において、撮影間隔の短縮及び低コスト化を可能にする。
【解決手段】デジタル信号処理部17及び圧縮伸張処理部18は、撮影指示に応じて固体撮像素子5から出力された撮像信号から記録用画像データX’を生成し、これを外部にデータを出力可能な記録媒体である外部メディア21に記録する。次に、デジタル信号処理部17は、外部メディア21に記録されている記録用画像データX’を読み出し、読み出した記録用画像データX’をトリミングして記録用画像データY,Zを生成する。次に、デジタル信号処理部17は、記録用画像データY,Zを外部メディア21に記録する。
【選択図】図2
【解決手段】デジタル信号処理部17及び圧縮伸張処理部18は、撮影指示に応じて固体撮像素子5から出力された撮像信号から記録用画像データX’を生成し、これを外部にデータを出力可能な記録媒体である外部メディア21に記録する。次に、デジタル信号処理部17は、外部メディア21に記録されている記録用画像データX’を読み出し、読み出した記録用画像データX’をトリミングして記録用画像データY,Zを生成する。次に、デジタル信号処理部17は、記録用画像データY,Zを外部メディア21に記録する。
【選択図】図2
Description
本発明は、1回の撮影で複数画角の画像データを記録することのできる撮像装置に関する。
デジタルカメラによって被写体を撮影する際、背景を含めた広い範囲での写真も欲しいし、被写体にズームした狭い範囲での写真も欲しいという状況が発生する。このような状況では、通常、光学ズームを1倍にした状態で広い範囲の写真を撮影し、その後、光学ズームを例えば3倍にした状態で被写体をズームした写真を撮影するといった作業を行う。しかし、被写体が動いている場合は、ズームしているときに被写体が画角から外れてしまうため、ユーザは画角をずらして被写体を撮影することになり、広い範囲での写真と狭い範囲での写真とで、そこに写っている被写体像に差が出てしまう。
このような事態を避けるために、特許文献1には、1回の撮影で得られた画像データをトリミングして画角の異なる複数の画像データを生成し、これらを記録することのできるカメラが開示されている。
図6は、従来のカメラによる複数画角の画像データ生成の流れを説明するための図である。
撮影が行われると、撮像素子から出力されてデジタル変換された生の画像データ(RAW画像データ)がRAM(Random Access Memory)等のワークメモリに一時記憶される。次に、RAWデータに同時化処理(1画素に3つの色情報を持たせる処理)等のデジタル信号処理が行われて、撮影画像データAが生成される。次に、この撮影画像データAから例えば1.4倍デジタルズーム相当の範囲のデータが切り取られて撮影画像データBが生成され、3.0倍デジタルズーム相当の範囲のデータが切り取られて撮影画像データCが生成される。
撮影が行われると、撮像素子から出力されてデジタル変換された生の画像データ(RAW画像データ)がRAM(Random Access Memory)等のワークメモリに一時記憶される。次に、RAWデータに同時化処理(1画素に3つの色情報を持たせる処理)等のデジタル信号処理が行われて、撮影画像データAが生成される。次に、この撮影画像データAから例えば1.4倍デジタルズーム相当の範囲のデータが切り取られて撮影画像データBが生成され、3.0倍デジタルズーム相当の範囲のデータが切り取られて撮影画像データCが生成される。
次に、撮影画像データA、撮影画像データB、及び撮影画像データCがそれぞれ例えばJPEG形式で圧縮されて、記録用画像データA’、記録用画像データB’、及び記録用画像データC’が生成される。ここまでの処理は、全てワークメモリ上で行われる。次に、記録用画像データA’、記録用画像データB’、及び記録用画像データC’が、カメラの外部にデータを出力することが可能なメディアである外部メディアに記録され、撮影が終了する(特許文献1の段落0090〜0093参照)。
上記従来の技術では、圧縮前の撮影画像データAをトリミングし、トリミングして得られた撮影画像データB,Cと撮影画像データAをそれぞれ圧縮して記録用画像データA’,B’,C’を生成する作業をワークメモリ上で行っているため、ワークメモリの容量が多く必要となり、コストがかかるという問題がある。特に、近年は多画素化が進んでいるため、コスト増の問題は無視できない。
又、圧縮前の撮影画像データをトリミングしているためトリミング処理に時間がかかると共に、トリミングして得られた撮影画像データをそれぞれ圧縮する必要があるため圧縮処理にも時間がかかる。この結果、メモリ利用効率が悪くなると共に、撮影処理に要する時間が長くなってしまう。したがって、次の撮影が可能になるまでの時間(撮影間隔)が長くなってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、1回の撮影で複数の画角の画像データを記録することができる撮像装置において、撮影間隔の短縮及び低コスト化を可能にすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、撮影指示に応じて撮像素子から出力された撮像信号から記録用画像データを生成する記録用画像データ生成手段と、前記記録用画像データを、外部にデータを出力可能な記録媒体である外部記録媒体に記録する第一の記録手段と、前記外部記録媒体に記録されている前記記録用画像データを読み出すデータ読み出し手段と、前記データ読み出し手段によって読み出された前記記録用画像データをトリミングして記録用トリミング画像データを生成する記録用トリミング画像データ生成手段と、前記記録用トリミング画像データを前記外部記録媒体に記録する第二の記録手段とを備える。
尚、記録用画像データを生成してから記録用トリミング画像データを外部記録媒体に記録する一連の処理を、ユーザの撮影指示に基づいて順次行うようにしてもよい。
尚、記録用画像データを生成してから記録用トリミング画像データを外部記録媒体に記録する一連の処理を、ユーザの撮影指示に基づいて順次行うようにしてもよい。
本発明の撮像装置は、前記記録用画像データが、前記撮像信号から生成した撮影画像データを圧縮したデータである。
記録用トリミング画像データが圧縮されたデータであってもよい。
記録用トリミング画像データが圧縮されたデータであってもよい。
本発明の撮像装置は、前記記録用トリミング画像データ生成手段が、前記記録用画像データをそれぞれ異なるn(nは2以上の自然数)個のサイズにトリミングして、n個の前記記録用トリミング画像データを生成するものであり、前記データ読み出し手段は、m(m=1,2,3・・・(n−1))個目の前記記録用トリミング画像データの生成が終了するたびに、(m+1)個目の前記記録用トリミング画像データ生成のための前記記録用画像データを前記外部記録媒体から読み出し、前記記録用トリミング画像データ生成手段は、前記記録用トリミング画像データの生成を終了した時点で当該生成に用いた前記記録用画像データを削除する。
本発明の撮像装置は、前記撮像素子によって撮像された範囲に含まれる顔を、前記撮像素子から出力される撮像信号に基づいて検出する顔検出手段を備え、前記第一の記録手段は、前記記録用画像データと共に、前記記録用画像データを得るための撮影指示が行われた時点で前記顔検出手段により検出された顔位置情報を、前記記録用画像データと対応付けて前記外部記録媒体に記録し、前記データ読み出し手段は、前記記録用画像データと共に、前記記録用画像データに対応する前記顔位置情報を読み出し、前記記録用トリミング画像データ生成手段は、前記記録用画像データをトリミングする際、前記記録用画像データに対応する前記顔位置情報に基づいて、前記記録用トリミング画像データに顔が含まれるようにトリミングを行う。
本発明の撮像装置は、前記記録用トリミング画像データ生成手段が、前記記録用画像データから前記顔位置情報に基づく顔を中心とした所定の範囲を切り取ることでトリミングを実施する。
本発明の撮像装置は、前記撮像信号に基づいて表示用画像データを生成する表示用画像データ生成手段と、前記表示用画像データをトリミングして表示用トリミング画像データを生成する表示用トリミング画像データ生成手段と、前記表示用トリミング画像データに基づく画像と前記表示用画像データに基づく画像とを、表示部に表示する表示制御手段とを備える。
表示用画像データおよび表示用トリミング画像データの生成処理と、記録用画像データおよび記録用トリミング画像データの生成処理とが、それぞれ独立にまたは並行して行われるようにしてもよい。
このとき、トリミングの範囲を決めるための情報は、共通としてもよい。この情報は、撮像装置に対して撮影指示がなされたときに決定されるようにしてもよい。
表示用画像データおよび表示用トリミング画像データの生成処理と、記録用画像データおよび記録用トリミング画像データの生成処理とが、それぞれ独立にまたは並行して行われるようにしてもよい。
このとき、トリミングの範囲を決めるための情報は、共通としてもよい。この情報は、撮像装置に対して撮影指示がなされたときに決定されるようにしてもよい。
本発明の撮像装置は、前記撮像信号に基づいて表示用画像データを生成する表示用画像データ生成手段と、前記表示用画像データをトリミングして表示用トリミング画像データを生成する表示用トリミング画像データ生成手段と、前記表示用トリミング画像データに基づく画像と前記表示用画像データに基づく画像とを、表示部に表示する表示制御手段とを備え、前記表示用トリミング画像データ生成手段は、前記表示用画像データを得るための撮影指示が行われた時点で前記顔検出手段により検出された顔位置情報に基づいて、前記表示用トリミング画像データに顔が含まれるようにトリミングを行う。
本発明の撮像装置は、前記表示用トリミング画像データ生成手段が、前記表示用画像データから前記顔位置情報に基づく顔を中心とした所定の範囲を切り取ることでトリミングを実施する。
本発明の撮像装置は、連写モード時、前記記録用画像データ生成手段が、前記撮像素子から順次出力されてくる複数の撮像信号から複数の前記記録用画像データを生成し、前記第一の記録手段が前記複数の前記記録用画像データを前記外部記録媒体に記録した後、前記データ読み出し手段、前記記録用トリミング画像データ生成手段、及び前記第二の記録手段が動作する。
本発明のプログラムは、コンピュータを前記撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、1回の撮影で複数の画角の画像データを記録することができる撮像装置において、撮影間隔の短縮及び低コスト化が可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の撮像装置の第一実施形態であるデジタルカメラの概略構成を示す図である。
図示するデジタルカメラの撮像系は、撮影レンズ1と、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子5と、この両者の間に設けられた絞り2と、赤外線カットフィルタ3と、光学ローパスフィルタ4とを備える。
図1は、本発明の撮像装置の第一実施形態であるデジタルカメラの概略構成を示す図である。
図示するデジタルカメラの撮像系は、撮影レンズ1と、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子5と、この両者の間に設けられた絞り2と、赤外線カットフィルタ3と、光学ローパスフィルタ4とを備える。
デジタルカメラの電気制御系全体を統括制御するシステム制御部11は、フラッシュ発光部12及び受光部13を制御し、レンズ駆動部8を制御して撮影レンズ1の位置をフォーカス位置に調整したりズーム調整を行ったりし、絞り駆動部9を介し絞り2の開口量を制御して露光量調整を行う。
又、システム制御部11は、撮像素子駆動部10を介して固体撮像素子5を駆動し、撮影レンズ1を通して撮像した被写体画像を撮像信号として出力させる。システム制御部11には、操作部14を通してユーザからの指示信号が入力される。
デジタルカメラの電気制御系は、更に、固体撮像素子5の出力に接続された相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部6と、このアナログ信号処理部6から出力されたRGBの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換部7とを備え、これらはシステム制御部11によって制御される。
更に、このデジタルカメラの電気制御系は、RAM等のワークメモリであるメインメモリ16と、メインメモリ16に接続されたメモリ制御部15と、同時化処理やガンマ補正処理,RGB/YC変換処理等を行って、固体撮像素子5から出力された撮像信号から撮影画像データを生成するデジタル信号処理部17と、デジタル信号処理部17で生成された撮影画像データをJPEG形式に圧縮したり圧縮画像データを伸張したりする圧縮伸張処理部18と、固体撮像素子5から出力される撮像信号から生成された撮影画像データを用いて、その撮影画像データに基づく画像に含まれる顔を検出する顔検出部19と、外部にデータを出力することが可能な外部記録媒体である外部メディア21が接続される外部メモリ制御部20と、カメラ背面等に搭載された表示部23が接続される表示制御部22とを備え、これらは、制御バス24及びデータバス25によって相互に接続され、システム制御部11からの指令によって制御される。
外部メモリ制御部20は、外部メディア21を駆動するものであり、外部メディア21へのデータの記録制御及び外部メディア21からのデータの読み出し制御を行う。
表示制御部22は、表示部23のドライバであり、受信した画像データに基づく画像を表示部23に表示させる制御を行う。
以下、本実施形態のデジタルカメラの動作を説明する。
図2は、第一実施形態のデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。図3は、図2に示す処理を模式的に示した図である。
異なる画角の画像を記録することのできる撮影モードが設定されると、固体撮像素子5が駆動され、固体撮像素子5から撮像信号が一定間隔で出力される。この撮像信号からスルー画表示用の画像データがデジタル信号処理部17により生成され、この画像データに基づくスルー画像が表示制御部22を介して表示部23に表示される。
図2は、第一実施形態のデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。図3は、図2に示す処理を模式的に示した図である。
異なる画角の画像を記録することのできる撮影モードが設定されると、固体撮像素子5が駆動され、固体撮像素子5から撮像信号が一定間隔で出力される。この撮像信号からスルー画表示用の画像データがデジタル信号処理部17により生成され、この画像データに基づくスルー画像が表示制御部22を介して表示部23に表示される。
ユーザが操作部14に含まれるシャッターボタンを全押しして撮影指示を行うと、固体撮像素子5が外部メディア21への記録のための撮像を行う(ステップS1)。そして、この撮像によって固体撮像素子5から出力された撮像信号のデジタル変換後のデータ(RAW画像データ)がメインメモリ16に一時的に記憶される。
次に、デジタル信号処理部17が、RAW画像データから撮影画像データXを生成し、圧縮伸張処理部18が、生成された撮影画像データXを例えばJPEG形式で圧縮して記録用画像データX’を生成し、生成した記録用画像データX’を、外部メモリ制御部20を介して外部メディア21に記録する(ステップS2)。撮影画像データXの生成及び記録用画像データX’の生成は、メインメモリ16上で行われる。
次に、デジタル信号処理部17が、撮影画像データXから表示部23に確認用画像を表示するための表示用画像データx(例えば撮影画像データXを表示部23の表示画素数に合わせて間引いたもの)を生成し(ステップS3)、生成した表示用画像データxをそれぞれ異なる2つのサイズにトリミングして、表示用画像データy,zを生成する(ステップS4)。例えば、表示用画像データxから1.4倍デジタルズームに相当する範囲内の画像データを切り出すことで表示用画像データyを生成し、表示用画像データzから3.0倍デジタルズームに相当する範囲内の画像データを切り出すことで表示用画像データzを生成する。表示用画像データx,y,zの生成はメインメモリ16上で行われる。
次に、デジタル信号処理部17は、表示用画像データx,y,zの各々に基づく画像を表示制御部22を介して表示部23に表示させる(ステップS5)。表示の方法としては、表示用画像データx,y,zの各々に基づく画像を1画面でまとめて一覧表示する方法、表示用画像データx,y,zの各々に基づく画像を順次切り替えて表示する方法等がある。
次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’を外部メディア21からメインメモリ16上に読み出す(ステップS6)。次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’から1.4倍デジタルズームに相当する範囲内の画像データを切り出すトリミング処理を行って記録用画像データYを生成し(ステップS7)、生成した記録用画像データYを、外部メモリ制御部20を介して外部メディア21に記録する(ステップS8)。尚、デジタル信号処理部17は、記録用画像データYの生成を終了した時点で、外部メディア21から読み出した記録用画像データX’をメインメモリ16上から削除する。
次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’を外部メディア21からメインメモリ16上に再度読み出す(ステップS9)。次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’から3.0倍デジタルズームに相当する範囲内の画像データを切り出すトリミング処理を行って記録用画像データZを生成し(ステップS10)、生成した記録用画像データZを、外部メモリ制御部20を介して外部メディア21に記録する(ステップS11)。尚、デジタル信号処理部17は、記録用画像データZの生成を終了した時点で、外部メディア21から読み出した記録用画像データX’をメインメモリ16上から削除する。
以上の処理により、1回の撮影で、記録用画像データX’,Y,Zの3つの画角の画像データが外部メディア21に記録される。
以上のように、本実施形態のデジタルカメラによれば、撮影指示に応じて生成された記録用画像データX’が外部メディア21に一旦記録され、その後、外部メディア21に記録された記録用画像データX’を用いて、記録用画像データY,Zの生成及び記録処理が行われる。このため、記録用画像データY,Zの生成及び記録処理と、撮影処理(撮像を行って記録用画像データを生成し、これを外部メディア21に記録するまでの一連の処理)とを独立して行うことができる。
図6に示した従来の方法では、撮影処理の中に記録用画像データB’,C’の生成及び記録処理が組み込まれているため、撮影してから次の撮影が可能になるまでの時間(撮影間隔)が長くなってしまうが、本実施形態の方法によれば、撮影処理と記録用画像データY,Zの生成及び記録処理とを独立に行うことができるため、従来よりも撮影間隔を短縮することができる。
図6に示した従来の方法では、撮影処理の中に記録用画像データB’,C’の生成及び記録処理が組み込まれているため、撮影してから次の撮影が可能になるまでの時間(撮影間隔)が長くなってしまうが、本実施形態の方法によれば、撮影処理と記録用画像データY,Zの生成及び記録処理とを独立に行うことができるため、従来よりも撮影間隔を短縮することができる。
又、撮影処理と記録用画像データY,Zの生成及び記録処理とを独立に行うことができるため、既存のデジタルカメラのソフトウェアに、記録用画像データY,Zの生成及び記録処理のためのモジュールを組み込むだけで本実施形態のデジタルカメラを実現することができ、コストを低く抑えることができる。
尚、上述した撮影間隔の短縮及び低コストという効果は、記録用画像データX’をRAW画像データに置き換えることでも得ることができる。即ち、図2のステップS2において、RAW画像データから撮影画像データを生成し圧縮する処理を行わずに、記録用画像データX’の代わりにRAW画像データをそのまま外部メディア21に記録するようにしても良い。この場合、A/D変換部7が特許請求の範囲の記録用画像データ生成手段として機能する。
又、本実施形態のデジタルカメラによれば、記録用画像データX’が圧縮されたデータであるため、従来と比較してトリミング時に使用するメインメモリ16の容量を減らすことができる。この結果、メインメモリ容量の削減が可能となり、コストダウンを図ることができる。
又、記録用画像データX’が圧縮されたデータであるため、このデータに対するトリミング処理に要する時間を従来よりも短くすることができる。又、トリミングして生成されたデータは既に圧縮されたものとなっているため、従来のようにトリミング処理により生成された画像データを圧縮する必要がなく、この圧縮にかかる時間も削減することができる。したがって、記録用画像データY,Zの生成及び記録処理のためにメインメモリ16を使用する時間を少なくすることができ、メモリ利用効率を向上させることができる。
又、本実施形態のデジタルカメラでは、記録用画像データYの生成が終了した時点でメインメモリ16から記録用画像データX’を一旦削除し、記録用画像データYを外部メディア21に記録した後、記録用画像データX’をメインメモリ16に再び読み出し、この記録用画像データX’を用いて記録用画像データZを生成している。これに対し、図6に示す従来の方法では、トリミング処理が完了するまで、トリミングを実施する対象となる撮影画像データAを削除することができないため、本実施形態のような処理を行うことはできず、サイズの大きい撮影画像データAがメインメモリ16上に存在する時間が長くなってしまう。本実施形態によれば、記録用画像データX’は外部メディア21に既に記録されているため、記録用画像データX’がメインメモリ16上に記憶される時間を必要最小限にすることが可能であり、メインメモリ16を効率良く使用することができる。
又、本実施形態のデジタルカメラによれば、1回の撮影によって外部メディア21に最終的に記録される記録用画像データX’,Y,Zの各々に基づく画像の概要を、撮影終了後、表示部23によって確認することができ、どのような画が撮れたかを瞬時に把握することができる。これにより、意図しない画が撮れていた場合には、記録した画像を確認することなく撮り直しを行うことが可能となり、シャッタチャンスを逃してしまうのを防ぐことができる。
又、本実施形態のデジタルカメラによれば、動いている子供などの被写体をズーム撮影した場合、画角を外してしまうなどの失敗をすることがあるが、引いた画角も同時に残ることで被写体が外れない成功写真も残せるため、使い勝手が向上する。
尚、本実施形態のデジタルカメラでは、圧縮された記録用画像データX’をトリミングすることで、複数画角の記録用画像データY,Zを生成しているため、トリミングして得られた記録用画像データの品質が従来よりも劣化してしまうことが懸念される。しかし、近年のデジタルカメラ(特にコンパクトカメラ)は多画素化が進んでおり、記録画素数が1000万画素レベルのものも多数登場してきている。このため、撮影画像データを圧縮したとしても、その品質を十分確保することが可能であり、品質の劣化はあまり問題にはならない。多画素化がそれほど進んでいなかった時代では、圧縮した画像データをトリミングして記録することは品質劣化の問題があるため考えられなかったが、現在ではそのような問題がないため、圧縮した画像データをトリミングして記録するという手法を採用することが可能となる。
又、以上の例では、記録用画像データX’を2つのサイズでトリミングしているが、これは1つや3つ以上のサイズでトリミングしても良い。3つ以上のサイズでトリミングする場合でも、記録用画像データX’を読み出し→1回目のトリミング→記録用画像データX’削除→記録用画像データX’を読み出し→2回目のトリミング→記録用画像データX’削除→記録用画像データX’を読み出し→3回目のトリミング→記録用画像データX’削除→記録用画像データX’を読み出し→4回目のトリミング・・・という処理を行うことが好ましい。
(第二実施形態)
本発明の撮像装置の第二実施形態であるデジタルカメラの構成は、図1と同様であるためこれを援用する。
図4は、第二実施形態のデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。図4に示す処理を模式的に示した図は、図3と同様(図3の括弧で括った部分のみが追加される)であるため、これを援用する。
本発明の撮像装置の第二実施形態であるデジタルカメラの構成は、図1と同様であるためこれを援用する。
図4は、第二実施形態のデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。図4に示す処理を模式的に示した図は、図3と同様(図3の括弧で括った部分のみが追加される)であるため、これを援用する。
異なる画角の画像を記録することのできる撮影モードが設定されると、固体撮像素子5が駆動され、固体撮像素子5から撮像信号が一定間隔で出力される。この撮像信号からスルー画表示用の画像データがデジタル信号処理部17により生成され、この画像データに基づくスルー画像が表示制御部22を介して表示部23に表示される。スルー画表示用の画像データが生成されると、顔検出部19により、その画像データに基づく画像から顔が検出され(S21)、検出された顔の位置情報(以下、顔位置情報という)が図示しないメモリに保持される。
ユーザが操作部14に含まれるシャッターボタンを全押しして撮影指示を行うと、固体撮像素子5が外部メディア21への記録のための撮像を行う(ステップS22)。そして、この撮像によって固体撮像素子5から出力された撮像信号のデジタル変換後のデータ(RAW画像データ)がメインメモリ16に一時的に記憶される。
次に、デジタル信号処理部17が、RAW画像データから撮影画像データXを生成し、圧縮伸張処理部18が、生成された撮影画像データXを例えばJPEG形式で圧縮して記録用画像データX’を生成する。圧縮伸張処理部18は、生成した記録用画像データX’を、外部メモリ制御部20を介して外部メディア21に記録すると共に、記録用画像データX’を得るための撮影指示が行われた時点で顔検出部19により検出・保持された顔位置情報を、記録用画像データX’と対応付けて外部メディア21に記録する(ステップS23)。撮影画像データXの生成及び記録用画像データX’の生成は、メインメモリ16上で行われる。
次に、デジタル信号処理部17が、撮影画像データXから表示部23に確認用画像を表示するための表示用画像データx(例えば撮影画像データXを表示部23の表示画素数に合わせて間引いたもの)を生成し(ステップS24)、生成した表示用画像データxを、表示用画像データxを得るための撮影指示が行われた時点で顔検出部19により検出・保持された顔位置情報に基づいて、顔が含まれるようにトリミングして、表示用画像データy,zを生成する(ステップS25)。
例えば、表示用画像データxから、顔位置情報に基づく顔を中心とした1.4倍デジタルズームに相当する範囲内の画像データを切り出すことで表示用画像データyを生成し、表示用画像データzから、顔位置情報に基づく顔を中心とした3.0倍デジタルズームに相当する範囲内の画像データを切り出すことで表示用画像データzを生成する。表示用画像データx,y,zの生成はメインメモリ16上で行われる。
次に、表示制御部22が、表示用画像データx,y,zの各々に基づく画像を表示部23に表示させる(ステップS26)。表示の方法としては、表示用画像データx,y,zの各々に基づく画像を1画面でまとめて一覧表示する方法、表示用画像データx,y,zの各々に基づく画像を順次切り替えて表示する方法等がある。
次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’とそれに対応する顔位置情報とを外部メディア21からメインメモリ16上に読み出す(ステップS27)。次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’から、それに対応する顔位置情報に基づいて、顔を含む範囲でトリミングを行って記録用画像データYを生成する。例えば、記録用画像データX’から、それに対応する顔位置情報に基づく顔を中心とした1.4倍デジタルズームに相当する範囲内の画像データを切り出すトリミング処理を行って記録用画像データYを生成する(ステップS28)。次に、デジタル信号処理部17は、生成した記録用画像データYを、外部メモリ制御部20を介して外部メディア21に記録する(ステップS29)。尚、デジタル信号処理部17は、記録用画像データYの生成を終了した時点で、外部メディア21から読み出した記録用画像データX’及び顔位置情報をメインメモリ16上から削除する。
次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’とそれに対応する顔位置情報とを外部メディア21からメインメモリ16上に再度読み出す(ステップS30)。次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’から、それに対応する顔位置情報に基づいて、顔を含む範囲でトリミングを行って記録用画像データZを生成する。例えば、記録用画像データX’から、それに対応する顔位置情報に基づく顔を中心とした3.0倍デジタルズームに相当する範囲内の画像データを切り出すトリミング処理を行って記録用画像データZを生成する(ステップS31)。次に、デジタル信号処理部17は、生成した記録用画像データZを、外部メモリ制御部20を介して外部メディア21に記録する(ステップS32)。尚、デジタル信号処理部17は、記録用画像データZの生成を終了した時点で、外部メディア21から読み出した記録用画像データX’をメインメモリ16上から削除する。
以上の処理により、1回の撮影で、記録用画像データX’,Y,Zの3つの画角の画像データが外部メディア21に記録される。
本実施形態のデジタルカメラは、第一実施形態のデジタルカメラと比較すると、記録用画像データX’をトリミングする際に、記録用画像データX’に対応する顔位置情報に基づく顔を中心とした範囲でトリミングを行っている点が異なっている。このようにすることで、トリミングされた画像データを常に人物中心の画像にすることができ、良い構図の画像を得ることができる。
又、本実施形態のデジタルカメラによれば、トリミング時に使用する顔位置情報が撮影時に得られたものであるため、トリミング時に記録用画像データX’から顔検出をするといった処理が不要となり、処理速度を上げることができる。
(第三実施形態)
本発明の撮像装置の第三実施形態であるデジタルカメラの構成は、図1と同様であるためこれを援用する。第三実施形態のデジタルカメラは、異なる画角の画像を記録することのできる撮影モード設定時に、連続して撮像を行う撮影モードである連写モードも設定可能となっている。
本発明の撮像装置の第三実施形態であるデジタルカメラの構成は、図1と同様であるためこれを援用する。第三実施形態のデジタルカメラは、異なる画角の画像を記録することのできる撮影モード設定時に、連続して撮像を行う撮影モードである連写モードも設定可能となっている。
図5は、第三実施形態のデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。
異なる画角の画像を記録することのできる撮影モードが設定され、更に連写モードが設定されると、固体撮像素子5が駆動され、固体撮像素子5から撮像信号が一定間隔で出力される。この撮像信号からスルー画表示用の画像データがデジタル信号処理部17により生成され、この画像データに基づくスルー画像が表示制御部22を介して表示部23に表示される。
異なる画角の画像を記録することのできる撮影モードが設定され、更に連写モードが設定されると、固体撮像素子5が駆動され、固体撮像素子5から撮像信号が一定間隔で出力される。この撮像信号からスルー画表示用の画像データがデジタル信号処理部17により生成され、この画像データに基づくスルー画像が表示制御部22を介して表示部23に表示される。
ユーザが操作部14に含まれるシャッターボタンを全押しして連写の撮影指示を行うと、固体撮像素子5が外部メディア21への記録のための撮像を連続して例えば2回行う(ステップS41)。そして、2回の撮像によって固体撮像素子5から出力された撮像信号のデジタル変換後のデータ(RAW画像データ)がメインメモリ16に一時的に記憶される。
次に、デジタル信号処理部17が、1回目の撮像で得られたRAW画像データから撮影画像データXを生成し、圧縮伸張処理部18が、生成された撮影画像データXを例えばJPEG形式で圧縮して記録用画像データX’を生成し、生成した記録用画像データX’を外部メディア21に記録する。次に、デジタル信号処理部17が、2回目の撮像で得られたRAW画像データから撮影画像データXを生成し、圧縮伸張処理部18が、生成された撮影画像データXを例えばJPEG形式で圧縮して記録用画像データX’’を生成し、生成した記録用画像データX’’を外部メディア21に記録する(ステップS42)。撮影画像データXの生成及び記録用画像データX’,X’’の生成は、メインメモリ16上で行われる。
次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’を外部メディア21からメインメモリ16上に読み出す(ステップS43)。次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’から1.4倍デジタルズームに相当する範囲内の画像データを切り出すトリミング処理を行って記録用画像データYを生成し(ステップS44)、生成した記録用画像データYを、外部メモリ制御部20を介して外部メディア21に記録する(ステップS45)。尚、デジタル信号処理部17は、記録用画像データYの生成を終了した時点で、外部メディア21から読み出した記録用画像データX’をメインメモリ16上から削除する。
次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’を外部メディア21からメインメモリ16上に再度読み出す(ステップS46)。次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’から3.0倍デジタルズームに相当する範囲内の画像データを切り出すトリミング処理を行って記録用画像データZを生成し(ステップS47)、生成した記録用画像データZを、外部メモリ制御部20を介して外部メディア21に記録する(ステップS48)。尚、デジタル信号処理部17は、記録用画像データZの生成を終了した時点で、外部メディア21から読み出した記録用画像データX’をメインメモリ16上から削除する。
次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’’を外部メディア21からメインメモリ16上に読み出す(ステップS49)。次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’’から1.4倍デジタルズームに相当する範囲内の画像データを切り出すトリミング処理を行って記録用画像データY’を生成し(ステップS50)、生成した記録用画像データY’を、外部メモリ制御部20を介して外部メディア21に記録する(ステップS51)。尚、デジタル信号処理部17は、記録用画像データY’の生成を終了した時点で、外部メディア21から読み出した記録用画像データX’’をメインメモリ16上から削除する。
次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’’を外部メディア21からメインメモリ16上に再度読み出す(ステップS52)。次に、デジタル信号処理部17が、記録用画像データX’’から3.0倍デジタルズームに相当する範囲内の画像データを切り出すトリミング処理を行って記録用画像データZ’を生成し(ステップS53)、生成した記録用画像データZ’を、外部メモリ制御部20を介して外部メディア21に記録する(ステップS54)。尚、デジタル信号処理部17は、記録用画像データZ’の生成を終了した時点で、外部メディア21から読み出した記録用画像データX’’をメインメモリ16上から削除する。
本実施形態のデジタルカメラでは、連写撮影によって得られた記録用画像データX’,X’’を外部メディア21に一旦記録した後、記録した記録用画像データに対してのトリミング処理及びトリミングした画像データの記録処理等を行うようにしている。図6に示した従来の方法では撮影間隔が長くなるため、連写を実現することが難しく、実現するためには大サイズのワークメモリが必要となり、コスト高となる。これに対し、本実施形態のデジタルカメラによれば、連写によって得られた記録用画像データを外部メディア21に記録してからトリミング処理を行うため、メインメモリ16のサイズを大きくしなくとも、連写を問題なく行うことができる。このように、第一実施形態で説明したデジタルカメラの機能と、連写機能との組み合わせを低コスト且つ容易に実現することができる。このため、1回の撮影指示で複数の画像を撮影できると共に、その複数の画像の各々について、それをズームした画像も記録することができ、ユーザにとっての利便性が向上する。
尚、第三実施形態の連写機能に第二実施形態のトリミング方法を適用することも可能である。例えば、連続して行われた2回の撮像の各々の撮像時点での顔位置情報を保持しておき、これをステップS42において外部メディア21に記録しておく。そして、トリミングを行う際に、この顔位置情報を用いてトリミングを行うようにすれば良い。
以上の第一実施形態〜第三実施形態で説明したデジタル信号処理部17、圧縮伸張処理部18、及び顔検出部19の処理(図2,4,5の各ステップの処理)は、システム制御部11に内蔵されるROMに格納されたプログラムをシステム制御部11が実行することで、システム制御部11の制御のもとで行われる。以上の説明では各処理を別々のブロックで行っているが、勿論、全ての処理1つのブロック(例えばシステム制御部11)が行うようにしても良い。
17 デジタル信号処理部
18 圧縮伸張処理部
21 外部メディア
X 撮影画像データ
X’ 記録用画像データ(JPEG圧縮データ)
Y,Z X’のトリミング後の記録用画像データ
18 圧縮伸張処理部
21 外部メディア
X 撮影画像データ
X’ 記録用画像データ(JPEG圧縮データ)
Y,Z X’のトリミング後の記録用画像データ
Claims (10)
- 撮影指示に応じて撮像素子から出力された撮像信号から記録用画像データを生成する記録用画像データ生成手段と、
前記記録用画像データを、外部にデータを出力可能な記録媒体である外部記録媒体に記録する第一の記録手段と、
前記外部記録媒体に記録されている前記記録用画像データを読み出すデータ読み出し手段と、
前記データ読み出し手段によって読み出された前記記録用画像データをトリミングして記録用トリミング画像データを生成する記録用トリミング画像データ生成手段と、
前記記録用トリミング画像データを前記外部記録媒体に記録する第二の記録手段とを備える撮像装置。 - 請求項1記載の撮像装置であって、
前記記録用画像データが、前記撮像信号から生成した撮影画像データを圧縮したデータである撮像装置。 - 請求項1又は2記載の撮像装置であって、
前記記録用トリミング画像データ生成手段が、前記記録用画像データをそれぞれ異なるn(nは2以上の自然数)個のサイズにトリミングして、n個の前記記録用トリミング画像データを生成するものであり、
前記データ読み出し手段は、m(m=1,2,3・・・(n−1))個目の前記記録用トリミング画像データの生成が終了するたびに、(m+1)個目の前記記録用トリミング画像データ生成のための前記記録用画像データを前記外部記録媒体から読み出し、
前記記録用トリミング画像データ生成手段は、前記記録用トリミング画像データの生成を終了した時点で当該生成に用いた前記記録用画像データを削除する撮像装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項記載の撮像装置であって、
前記撮像素子によって撮像された範囲に含まれる顔を、前記撮像素子から出力される撮像信号に基づいて検出する顔検出手段を備え、
前記第一の記録手段は、前記記録用画像データと共に、前記記録用画像データを得るための撮影指示が行われた時点で前記顔検出手段により検出された顔位置情報を、前記記録用画像データと対応付けて前記外部記録媒体に記録し、
前記データ読み出し手段は、前記記録用画像データと共に、前記記録用画像データに対応する前記顔位置情報を読み出し、
前記記録用トリミング画像データ生成手段は、前記記録用画像データをトリミングする際、前記記録用画像データに対応する前記顔位置情報に基づいて、前記記録用トリミング画像データに顔が含まれるようにトリミングを行う撮像装置。 - 請求項4記載の撮像装置であって、
前記記録用トリミング画像データ生成手段が、前記記録用画像データから前記顔位置情報に基づく顔を中心とした所定の範囲を切り取ることでトリミングを実施する撮像装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項記載の撮像装置であって、
前記撮像信号に基づいて表示用画像データを生成する表示用画像データ生成手段と、
前記表示用画像データをトリミングして表示用トリミング画像データを生成する表示用トリミング画像データ生成手段と、
前記表示用トリミング画像データに基づく画像と前記表示用画像データに基づく画像とを、表示部に表示する表示制御手段とを備える撮像装置。 - 請求項4又は5記載の撮像装置であって、
前記撮像信号に基づいて表示用画像データを生成する表示用画像データ生成手段と、
前記表示用画像データをトリミングして表示用トリミング画像データを生成する表示用トリミング画像データ生成手段と、
前記表示用トリミング画像データに基づく画像と前記表示用画像データに基づく画像とを、表示部に表示する表示制御手段とを備え、
前記表示用トリミング画像データ生成手段は、前記表示用画像データを得るための撮影指示が行われた時点で前記顔検出手段により検出された顔位置情報に基づいて、前記表示用トリミング画像データに顔が含まれるようにトリミングを行う撮像装置。 - 請求項7記載の撮像装置であって、
前記表示用トリミング画像データ生成手段が、前記表示用画像データから前記顔位置情報に基づく顔を中心とした所定の範囲を切り取ることでトリミングを実施する撮像装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項記載の撮像装置であって、
連写モード時、前記記録用画像データ生成手段が、前記撮像素子から順次出力されてくる複数の撮像信号から複数の前記記録用画像データを生成し、
前記第一の記録手段が前記複数の前記記録用画像データを前記外部記録媒体に記録した後、前記データ読み出し手段、前記記録用トリミング画像データ生成手段、及び前記第二の記録手段が動作する撮像装置。 - コンピュータを、請求項1〜9のいずれか1項記載の撮像装置の各手段として機能させるための撮像プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008037465A JP2009200597A (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 撮像装置及び撮像プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008037465A JP2009200597A (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 撮像装置及び撮像プログラム |
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JP2009200597A true JP2009200597A (ja) | 2009-09-03 |
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Family Applications (1)
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JP2008037465A Pending JP2009200597A (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 撮像装置及び撮像プログラム |
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- 2008-02-19 JP JP2008037465A patent/JP2009200597A/ja active Pending
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