JP4862741B2 - 撮像装置、撮像信号処理方法、プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像信号処理方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像により得た静止画像としての画像情報を記憶媒体に記録することのできる撮像装置と、この撮像装置において適用される撮像信号処理方法とに関する。また、このような撮像装置が実行するプログラムに関するものである。
近年、例えばデジタルスチルカメラに代表されるように、撮像画像から得た静止画像データを記憶媒体に書き込んで記録することで写真撮影を行うことが可能なようにされた撮像装置が広く普及している。
ところで、このような写真撮影を行う場合において一般的にいえることであるが、被写体が動きのあるようなものである場合には、ユーザが良いタイミングでシャッター(レリーズ)操作を行ったと思って、実際に記録された写真画像を見てみると、タイミングがずれていて思うような画を撮ることができていなかった、というようなことがしばしばある。この主たる原因の1つには、人が何らかの事象を知覚してこれに反応して行動するまでに或る時間を要するという、ヒトの生理的な問題を含む。従って、撮像装置を人間が操作する以上、上記のレリーズ操作タイミングのずれに伴ういわゆる撮り逃しが起こってしまうことは不可避であるといえる。
そこで、デジタルスチルカメラなどの撮像装置として、特許文献1、2に示すようにして、少なくとも、レリーズ操作タイミングの前において順次撮像された所定枚数分の画像を記録するようにして、上記のような撮り逃しを防止できるようにしたものが提案されている。この撮り逃し防止機能のようにしてレリーズ操作前の撮像画像を記録するのにあたっては、レリーズ操作が行われていないときにも、撮像に基づいて得られた静止画像データをメモリに所定枚数分保持しておくようにされる。そして、レリーズ操作が行われたことに応じて、メモリに保持しておいた静止画像データを記録する。このようにして記録された静止画像データ、即ち写真の中には、ユーザが撮りたいと思っていた内容に近いものが在る可能性が高い。これにより、シャッタータイミングのずれにより思っていたような写真が撮れないということの救済が図られる。
特開平5−328279号公報 特開平10−257365号公報
本願発明としても、上記のような撮り逃し防止機能のための構成を採ることを前提とする。そのうえで、さらにユーザにとっての便宜を図り、より有用な撮り逃し防止の撮影機能が提供できるようにすることをその目的とする。
そこで、本願発明は上記した課題を考慮して、撮像装置として次のように構成することとした。
つまり、入射された像光を電気信号に変換して撮像信号を得る撮像信号取得手段と、1つの静止画像単位に相当する上記撮像信号を順次入力することで、1つの静止画としての画内容を有する撮像画像データを順次連続して生成していくデータ生成手段と、その操作タイミングに対応して得られたとされる撮像画像データを記憶媒体に記録すべきことを指示するものであるレリーズ操作が行われたとするタイミングに応じて、上記撮像画像データを記憶媒体に記憶させるもので、上記レリーズ操作が行われたとするタイミングに至るまでの間の前画像取込期間において順次得られていたとされる所定数の撮像画像データ、又は上記レリーズ操作が行われたとするタイミング以降の後画像取込期間において順次得られるとされる所定数の撮像画像データの少なくとも何れか一方を記憶媒体に書き込んで記憶させるようにされた記録制御手段と、上記撮像画像データが画素の二次元集合により形成されるものとしてみた場合の、この撮像画像データの画素数についての変更設定に相当する操作によって、設定された画素数に対応する連写間隔を画像データの総容量がほぼ一定となるように設定されるようにされた操作手段と、上記記録制御手段により記録されるべき撮像画像データについて、上記操作手段に対する操作により指定された上記画素数により形成される結果が得られるように制御する画素数設定制御手段と、上記データ生成手段により生成された撮像画像データを所定のメモリ領域に保持させるもので、現時点に至るまでの間において得られていたとされる所定数の撮像画像データを定常的に保持させるデータ保持制御手段と、を備え、上記記録制御手段は、上記前画像取込期間において順次得られていたとされる所定数の撮像画像データ又は上記後画像取込期間において順次得られるとされる所定数の撮像画像データを記憶媒体に書き込んで記憶させるために、上記メモリ領域に保持されている撮像画像データの少なくとも何れか一方を記憶媒体に書き込んで記憶させる制御を実行することとした。
また、撮像信号処理方法としては次のように構成することとした。
つまり、入射された像光を電気信号に変換して撮像信号を得る撮像信号取得手順と、1つの静止画像単位に相当する上記撮像信号を順次入力することで、1つの静止画としての画内容を有する撮像画像データを順次連続して生成していくデータ生成手順と、その操作タイミングに対応して得られたとされる撮像画像データを記憶媒体に記録すべきことを指示するものであるレリーズ操作が行われたとするタイミングに応じて、上記撮像画像データを記憶媒体に記憶させるもので、上記レリーズ操作が行われたとするタイミングに至るまでの間の前画像取込期間において順次得られていたとされる所定数の撮像画像データ、又は上記レリーズ操作が行われたとするタイミング以降後画像取込期間において順次得られるとされる所定数の撮像画像データの少なくとも何れか一方を記憶媒体に書き込んで記憶させるようにされた記録制御手順と、上記撮像画像データが画素の二次元集合により形成されるものとしてみた場合の、この撮像画像データの画素数についての変更設定に相当する操作によって、設定された画素数に対応する連写間隔を画像データの総容量がほぼ一定となるように設定されるようにされた操作手段に対して行われた操作に応じて、変更設定された画素数を示し得る内容の設定情報を保持する、設定情報保持手順と、上記記録制御手順により記録されるべき撮像画像データについて、上記設定情報が示す画素数により形成される結果が得られるように制御する画素数設定制御手順と、上記データ生成手順において生成された撮像画像データを所定のメモリ領域に保持させるもので、現時点に至るまでの間において得られていたとされる所定数の撮像画像データを定常的に保持させるデータ保持制御手順と、を実行し、上記記録制御順において、上記前画像取込期間において順次得られていたとされる所定数の撮像画像データ又は上記後画像取込期間において順次得られるとされる所定数の撮像画像データを記憶媒体に書き込んで記憶させるために、上記メモリ領域に保持されている撮像画像データの少なくとも何れか一方を記憶媒体に書き込んで記憶させる制御を実行することとした。
また、プログラムとしては、次のように構成する。
つまり、入射された像光を電気信号に変換して撮像信号を得る撮像信号取得手順と、1つの静止画像単位に相当する上記撮像信号を順次入力することで、1つの静止画としての画内容を有する撮像画像データを順次連続して生成していくデータ生成手順と、その操作タイミングに対応して得られたとされる撮像画像データを記憶媒体に記録すべきことを指示するものであるレリーズ操作が行われたとするタイミングに応じて、上記撮像画像データを記憶媒体に記憶させるもので、上記レリーズ操作が行われたとするタイミングに至るまでの間の前画像取込期間において順次得られていたとされる所定数の撮像画像データ、又は上記レリーズ操作が行われたとするタイミング以降後画像取込期間において順次得られるとされる所定数の撮像画像データの少なくとも何れか一方を記憶媒体に書き込んで記憶させるようにされた記録制御手順と、上記撮像画像データが画素の二次元集合により形成されるものとしてみた場合の、この撮像画像データの画素数についての変更設定に相当する操作によって、設定された画素数に対応する連写間隔を画像データの総容量がほぼ一定となるように設定されるようにされた操作手段に対して行われた操作に応じて、変更設定された画素数を示し得る内容の設定情報を保持する、設定情報保持手順と、上記記録制御手順により記録されるべき撮像画像データについて、上記設定情報が示す画素数により形成される結果が得られるように制御する画素数設定制御手順と、上記データ生成手順において生成された撮像画像データを所定のメモリ領域に保持させるもので、現時点に至るまでの間において得られていたとされる所定数の撮像画像データを定常的に保持させるデータ保持制御手順と、を撮像装置に実行させ、上記記録制御順において、上記前画像取込期間において順次得られていたとされる所定数の撮像画像データ又は上記後画像取込期間において順次得られるとされる所定数の撮像画像データを記憶媒体に書き込んで記憶させるために、上記メモリ領域に保持されている撮像画像データの少なくとも何れか一方を記憶媒体に書き込んで記憶させる制御を実行させるように構成する。
このことからすると、本願発明による撮り逃し防止機能としては、例えばユーザが高画質を重視する場合と、撮り逃しの可能性をより少なくしようとする場合とに対応できることになる。これにより、例えば撮像画像の画素数が固定とされている場合と比較すれば、ユーザにとっては高画質優先と、撮り逃し防止効果優先との間で選択肢が与えられることになるものであり、それだけ有用な撮り逃し防止機能を提供できることになる。
以下、本願発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について説明を行うこととする。本実施の形態としては、本願発明に基づく構成をデジタルスチルカメラとしての撮像装置に適用した場合を例に挙げることとする。
図1は、本実施の形態としての撮像装置1の構成例を示している。
以降の説明からも理解されるようにして、本実施の形態の撮像装置1は、その基本的機能として、撮像を行って得られる画像光を信号化した信号を得るようにされる。そして、この信号について所定の画像信号処理を施すことで静止画像としての画像信号データである撮像画像を得て、この撮像画像データを記憶媒体に記録し、表示部23により画像として表示させることができるようにされている。
図1に示す構成において、先ず、光学系部11は、例えばズームレンズ、フォーカスレンズなども含む所定枚数の撮像用のレンズ群、絞りなどを備えて成り、入射された光を撮像光としてイメージャ12の受光面に結像させる。
また、光学系部11においては、上記ズームレンズ、フォーカスレンズ、絞りなどを駆動するための駆動機構部も備えられているものとされる。これらの駆動機構部は、例えば制御部18が実行するとされるズーム制御、自動焦点調整制御、自動露出制御などのいわゆるカメラ制御によりその動作が制御される。
イメージセンサ12は、上記光学系部11にて得られる撮像光を電気信号に変換する、いわゆる光電変換を行う。このために、イメージセンサ12は、光学系部11からの撮像光を光電変換素子の受光面にて受光し、受光された光の強さに応じて蓄積される信号電荷を、所定タイミングにより順次出力するようにされる。これにより、撮像光に対応した電気信号(撮像信号)が出力される。なお、イメージセンサ12として採用される光電変換素子(撮像素子)としては、特に限定されるものではないが、現状であれば、例えばCMOSセンサやCCD(Charge Coupled Device)などを挙げることができる。また、CMOSセンサを採用する場合には、イメージセンサ12に相当するデバイス(部品)として、次に述べるA/Dコンバータ13に相当するアナログ−デジタル変換器も含めた構造とすることができる。
上記イメージセンサ12から出力される撮像信号は、A/Dコンバータ13に入力されることで、デジタル信号に変換され、信号処理部14に入力される。
信号処理部14では、A/Dコンバータ13から出力されるデジタルの撮像信号について、例えば1つの静止画 (フレーム画像)に相当する単位で取り込みを行い、このようにして取り込んだ静止画単位の撮像信号について所要の信号処理を施すことで、1枚の静止画に相当する画像信号データである撮像画像データを生成するようにされる。このようにして生成された撮像画像データは、例えば必要に応じてメモリ15に書き込んで保持させておくことができる。
上記のようにして信号処理部14にて生成した撮像画像データを、写真に対応する撮像画像の情報として記憶媒体30に記憶させる場合には、例えば1つの静止画に対応する撮像画像データを信号処理部14からエンコード/デコード部16に対して出力するようにされる。
エンコード/デコード部16は、信号処理部14から出力されてくる静止画単位の撮像画像データについて、所定の静止画像圧縮符号化方式により圧縮符号化を実行したうえで、例えば制御部18の制御に応じてヘッドなどを付加して、所定形式の圧縮静止画ファイルの形式に変換する。そして、このようにして生成した圧縮静止画ファイルをメディアコントローラ17に転送する。メディアコントローラ17は、制御部18の制御に従って、記憶媒体30に対して、転送されてくる圧縮静止画ファイルのデータを書き込んで記憶させる。なお、記憶媒体30は、例えば実際には、フラッシュメモリなどにより構成される小型のリムーバブル形式のメディアとされ、撮像装置1において備えられる記憶媒体30用のスロットに対して装填されているものである。
また、撮像装置1は、信号処理部14にて得られる撮像画像データを利用して表示部23により画像表示を実行させることで、撮影中の画像であるいわゆるモニタ画像を表示させることが可能とされる。例えば信号処理部14においては、先の説明のようにしてA/Dコンバータ13から出力される撮像信号を取り込んで1枚の静止画相当の撮像画像データを生成するのであるが、この動作を継続することで、動画におけるフレーム画像に相当する撮像画像データを順次生成していくようにされる。そして、このようにして順次的に生成される撮像画像データを、制御部18の制御に従って、表示ドライバ22に対して転送するようにされる。
表示ドライバ22では、上記のようにして信号処理部14から入力されてくる撮像画像データに基づいて表示部22を駆動するための駆動信号を生成し、表示部22に対して出力していくようにされる。これにより、表示部22においては、静止画単位の撮像画像データに基づく画像が順次的に表示されていくことになる。これをユーザが見れば、そのときに撮像しているとされる画像が表示部22において動画的に表示されることになる。つまり、モニタ画像が表示される。
また、撮像装置1は、記憶媒体30に記憶されている静止画ファイルを再生して、その画像を表示部23に対して表示させることも可能とされる。
このためには、制御部18が、特定の静止画ファイルを指定してメディアコントローラ17に対して記憶媒体30からのデータ読み出しを命令する。この命令に応答して、メディアコントローラ17は、指定された静止画ファイルが記憶されている記憶媒体30上のアドレスにアクセスしてデータ読み出しを実行し、読み出したデータを、エンコード/デコード部16に対して転送する。
エンコード/デコード部16は、例えば制御部18の制御に従って、メディアコントローラ17から転送されてきた静止画ファイルのデータから圧縮静止画データとしての実体データを取り出し、この圧縮静止画データについて、圧縮符号化に対する復号処理を実行して、1つの静止画に対応する撮像画像データを得る。そして、この撮像画像データを表示ドライバ22に対して転送する。これにより、表示部23においては、記憶媒体30に記憶されている静止画ファイルの画像が表示されることになる。
また、表示部23に対しては、上記のモニタ画像や静止画ファイルの再生画像などとともに、GUIとして機能するユーザインターフェイス画像も表示させることができる。この場合には、例えばそのときの動作状態などに応じて制御部18が必要なユーザインターフェイス画像としての表示用画像データを生成し、これを表示ドライバ22に対して出力するようにされる。これにより、表示部22においてユーザインターフェイス画像が表示されることになる。なお、このユーザインターフェイス画像は、例えば特定のメニュー画面などのように、モニタ画像や静止画ファイルの再生画像とは個別に表示部23の表示画面に表示させることも可能であるし、モニタ画像や静止画ファイルの再生画像上の一部において重畳・合成されるようにして表示させることも可能である。
制御部18は、例えば実際においてはCPU(Central Processing Unit)を備えて成るもので、ROM19、RAM20などとともにマイクロコンピュータを構成する。ROM19には、例えば制御部18としてのCPUが実行すべきプログラムの他、撮像装置1の動作に関連した各種の設定情報などが記憶される。RAM20は、CPUのための主記憶装置とされる。
また、この場合のフラッシュメモリ21は、例えばユーザ操作や動作履歴などに応じて変更(書き換え)の必要性のある各種の設定情報などを記憶させておくために使用する不揮発性の記憶領域として設けられるものである。例えばROM19について、例えばフラッシュメモリなどをはじめとする不揮発性メモリを採用することとした場合には、フラッシュメモリ21に代えて、このROM19における一部記憶領域を使用することとしてもよい。
操作部24は、撮像装置1に備えられる各種操作子と、これらの操作子に対して行われた操作に応じた操作情報信号を生成してCPUに出力する操作情報信号出力部位とを一括して示している。制御部18は、操作部24から入力される操作情報信号に応じて所定の処理を実行する。これによりユーザ操作に応じた撮像装置1の動作が実行されることになる。
また、ここでは、操作部24において備えられる操作子として、特にシャッターキー24aを示している。シャッターキー24aは、撮影記録のトリガを入力するもので、例えば押圧操作が可能な構造を有している。そして、シャッターキー24aに対する操作としては、よく知られているように、例えば半押しといわれる状態とする操作(ここでは焦点調整操作という)を行うことで、自動焦点制御の動作が実行され、そのときに撮像されている被写体に対して合焦するようにして自動的に焦点調整(フォーカスレンズ駆動)が行われる。そして、この半押しの状態からさらに押圧操作を行って完全にシャッターキー24aを押し込む操作(ここではレリーズ操作という)を行うと、撮像画像の記録が行われる。つまり、先に述べたように撮像信号に基づいて得られる静止画ファイル(撮像画像データがその実データである)を記憶媒体30に記憶させる。
上記のようにして構成される本実施の形態の撮像装置1では、撮像画像(静止画ファイル)を記憶媒体30に記録させる撮影記録動作として、先ず、通常の写真撮影に対応する撮像画像の記録を行う通常撮影モードによる撮影記録が可能とされる。
この通常撮影モードでは、シャッターキー24aに対するレリーズ操作が行われたことに対応して、このレリーズ操作が行われているときに撮像して得られていたとされる1つの撮像画像、即ち、1つの静止画分の撮像画像データを、1つの静止画ファイルとして記憶媒体30に記録するようにされる。
さらに本実施の形態では、撮影記録動作として、撮り逃し防止撮影モードとしての撮影記録動作を実行可能に構成される。この撮り逃し防止撮影モードは、以降の説明からも理解されるようにして、レリーズ操作が行われたことに応じて、結果的に、このレリーズ操作が行われたとするタイミングを起点として、ここから或る時間を遡った過去の時点までの期間において連写するようにして撮像した複数枚分の静止画(静止画ファイル)と、レリーズ操作が行われたとするタイミングから或る時間進行した時点までの期間において連写するようにして撮像した複数枚分の静止画(静止画ファイル)とを記憶媒体30に記憶させるものである。
なお、ここでいう連写とは、或る時間間隔により連続的に順次撮影して得られる撮像画像(静止画ファイル)が記憶媒体に記録される結果を生じる動作を、撮像装置1により自動的に実行することをいう。
前者の通常撮影モードは、これまでのデジタルスチルカメラなどにおいて採用される一般的な撮影記録動作なのであるが、このような通常撮影モードとしての撮影記録動作では、先にも述べたようにして、実際のレリーズ操作タイミングに合わせて、ユーザが意図していたタイミングの撮像画像を得ることが難しい。つまり、ユーザが撮りたいと思ったタイミングの画を取り逃す可能性が相応に高い。この主たる原因としては、第1に、先にも若干述べたように、人が何かを知覚してこれに反応して行動するまでの間のタイムラグが存在することが挙げられる。つまり、ユーザがシャッターチャンスだと思って即座にレリーズ操作を行ったつもりであっても、実際にレリーズ操作としてシャッターキー24aを完全に押圧したタイミングは或る程度の遅れを生じてしまっている。また、さらに、特にデジタルスチルカメラなどのデジタル画像機器では、撮像素子からの信号の転送速度であるとか、デジタル信号処理に要する時間なども、レリーズ操作タイミングと、ユーザが望む撮像画像のタイミングとの間にずれを生じさせる大きな要因となる。
そこで、撮り逃し防止撮影モードにより、レリーズ操作の前後の或る期間内にわたって連写された撮影画像が記憶媒体30に記録させることとすれば、これらの記録された撮像画像のなかには、ユーザが望んでいるものと同じであるかほぼ近いタイミングで撮ったとされる内容の撮像画像が残っている可能性が非常に高くなる。つまり、上記のようなユーザが撮りたいと思ったタイミングの画を取り逃すことの防止が図られることになる。
そのうえで、本実施の形態にあっては、撮り逃し防止撮影モードにおいて、ユーザの設定操作に応じて、連写記録される撮像画像データが有するべきとされる画素数を、例えば予め設定した標準値を基準にして変更設定することが可能とされている。
なお、ここでいう画素数とは、1つの静止画に相当するとされる撮像画像データが二次元的な画素データの集合により形成されるものとしてみた場合において、実際にその撮像画像データを形成している画素データの数を指すもので、一般には水平方向における画素データ数と垂直方向における画素データ数との乗算により得られる値となる。
そして、この画素数は、例えば信号処理段階において、編集加工的な画素データの間引き、補間などによる画素数変換処理が行われるものでないことを前提とすれば、イメージセンサ12において有効な撮像信号を取り出すために用いる受光部の画素の数(撮像画素数)と一義的に対応するものとなる。
そして、本実施の形態の撮り逃し防止モードにおいて、撮像画像データの画素数を変更設定するのにあたっては、「標準モード」「シャッターチャンス優先モード」「画質優先モード」の3つの画素数に関するモード(画素数モード)を設けることとした。そして、ユーザに、これらの3つのモードのうちの何れか1つを選択決定する操作を行わせることで、画素数の変更設定が行われるように構成する。
「標準モード」は、撮り逃し防止モードにおいて標準的な画素数であるとして予め設定した画素数(標準画素数)を有する撮像画像データを、撮り逃し防止モードにより連写記録するようにした動作モードである。
「シャッターチャンス優先モード」は、上記標準画素数よりも少ない所定の画素数を有する撮像画像データを、撮り逃し防止モードにより連写記録するようにした動作モードである。
「画質優先モード」は、上記標準画素数よりも多い所定の画素数を有する撮像画像データを、撮り逃し防止モードにより連写記録するようにした動作モードである。
周知のようにして、撮像画像データの画素数が多いほど解像度は高くなり、精細度の点では高画質が得られる。ただし、データサイズは増加するので信号処理負担は重くなり、例えば画像1枚分を処理するための時間も長くなる。そして、後述もするように、個々の撮像画像データについての信号処理時間は、撮り逃し防止モードにおいては、連写記録動作中において1つの撮像画像データを記録してから次の撮像画像データを記録するまでの時間、即ち連写間隔に対応することになる。連写間隔が短いほど、単位時間あたりに撮影可能な画像枚数が多くなって、撮り逃しを生じる可能性は低くなる。つまり、本実施の形態の撮り逃し防止モードにあって、画素数に応じた撮像画像データの画質と連写間隔とは、トレードオフの関係にある。
標準モードに対応する標準画素数は、撮り逃し防止モードにおいて、上記の画質と連写間隔とのバランスが最も良好であるとして求められた画素数となる。
従って、例えばユーザが、撮り逃し防止モードにより撮影を行う際に、この標準モードを設定するようにしておけば、最も無難な画質と連写間隔により撮影された画像を得ることができる。
これに対してシャッターチャンス優先モードでは、標準画素数よりも少ない所定の画素数が設定される。画素数が少なくなるということは、画質は標準モードの場合には及ばないが、連写間隔は短くなって、それだけ単位時間あたりに撮影される画像数が増加するので、撮り逃しを生じる可能性、つまりシャッターチャンスを逃す可能性は、標準モードの場合よりも低下する。
ユーザは、例えば非常に速い動きの被写体を撮影する場合などに応じて、画質は或る程度犠牲になってもよいが、撮り逃しは極力避けたいと思ったときに、このシャッターチャンス優先モードを設定するようにされる。
また、「画質優先モード」では、標準モードよりも多い画素数が設定されることになるので、連写間隔は長くなってしまうが、撮像記録される画像の画質は標準モード時よりも良好になる。
そこで、ユーザは、例えば動きはあるもののさほど速くはないような被写体を撮影する場合などに応じて、撮り逃しの可能性は或る程度残しても画質を優先させたいと思ったときに、「画質優先モード」を設定するようにされる。
図2には、上記の画素数モードをユーザが選択決定するための操作画面である、画素数モード設定画面の表示態様例を示している。
例えばユーザが、撮像装置1の操作部24として備えられる所定の操作子に対する操作として、撮り逃し防止モードに関する設定を行うメニュー画面の1つである画素数モード設定画面を呼び出ための操作を行ったとされると、この図2に示す画素数モード設定画面が、表示部23の表示画面部23Aに表示される。
この画素数モード設定画面においては、シャッターチャンス優先モード選択エリアAr1、標準モード選択エリアAr2、及び画質優先モード選択エリアAr3とが配列表示され、これらの選択エリアの何れか一つにおいてカーソルCRが配置される。
上記カーソルCRは、ユーザによる所定の操作子に対する操作に応じて、上記3つの選択エリア間を移動可能とされている。カーソルCRが配置されて強調表示される側の選択エリアが示すモードが、ユーザの選択したモードであることを表す。そこで、ユーザは、シャッターチャンス優先モード選択エリアAr1、標準モード選択エリアAr2、及び画質優先モード選択エリアAr3のうちで、自身が設定したいモードに対応する選択エリアにカーソルCRを配置したうえで、選択決定のための所定操作を行うようにされる。これにより、撮像装置1では、撮り逃し防止モードにおける連写間隔について、シャッターチャンス優先モード、標準モード、画質優先モードのいずれかを設定することになる。
上記のようにして決定された撮り逃し防止モード下での画素数モードについての設定内容は、フラッシュメモリ21に対して画素数モード設定情報として格納されることになる。画素数モード設定情報は、撮り逃し防止モードとしての撮影動作を実行するのにあたり、画素数モードに関して、標準モード、シャッターチャンス優先モード、画質優先モードの何れのモードが設定されているのかを示す情報とされる。
続いて、本実施の形態としての撮り逃し防止モードとしての動作を説明していくこととする。
先ず、撮り逃し防止モードが設定された状態で撮像モードに入ると、撮像装置1は、画素数モードとして何れのモードが設定されているのかにかかわらず、レリーズ操作が行われるまでの間、現時点から在る一定時間まで遡った期間内において撮像して得られたとされる撮像画像としての撮像画像データを、定常的にメモリ15に保持するように動作する(前画像確保動作)。このようにしてメモリ15に保持される撮像画像データは、後述の動作説明から理解されるように、連写記録された前画像として記憶媒体30に記憶される静止画ファイルとなり得るものである。
図3は、上記前画像確保動作としての信号処理手順例を模式的に示している。
撮り逃し防止モードが設定された状態で撮像モードが起動されると、信号処理部14は、イメージセンサ12からA/Dコンバータ13を介して出力されるデジタルの撮像信号を取り込んで1枚の静止画相当の撮像画像データを順次生成していくようにされる。そして、このようにして生成した撮像画像データを、メモリ15において設定された所定容量による撮像画像データ保持用の領域に対して書き込んで保持させる。なお、このようにしてメモリ15に書き込まれて保持された1枚の静止画(撮像画像)相当の撮像画像データについては、メモリ15において保持(バッファ)されることに因み、バッファ撮像画像データということにする。
ここで、撮り逃し防止モードによる撮像動作が起動されたとすると、先ず、信号処理部14は、最初に生成した撮像画像データD(1)をメモリ15に書き込むことになる。これにより、先ず、撮像画像データ1がメモリ15に保持されることになる。これに続いて、信号処理部14は、順次、撮像画像データD(2)、D(3)・・・を生成するごとに、これをメモリ15に書き込んでいくようにされる。これにより、図示するようにして、バッファ撮像画像データ1、2、3、・・・のようにして、メモリ15には、バッファ撮像画像データが古いものから新しいものの順で蓄積されていき、或るタイミングで、n枚目となるバッファ撮像画像データnまで蓄積されたとすると、ここで、メモリ15のバッファ撮像画像データ用の領域において、次のバッファ撮像画像データを保持するだけの空き領域が無くなる状態となる。
上記の状態になったとすると、信号処理部14は、次のn+1枚目に対応する撮像画像データD(n+1)を、既にメモリ15にバッファ撮像画像データ1として保持されている撮像画像データD(1)に上書きするようにして、メモリ15に対する書き込みを実行するようにされる。これにより、メモリ15上のバッファ撮像画像データ1の実体としては、撮像画像データD(1)から撮像画像データD(n+1)に変わることになる。そして、これに続く、n+2枚目以降から2n枚目までの撮像画像データD(n+2)、D(n+3)〜D(2n)を書き込む際には、それぞれ、図示しているように、バッファ撮像画像データ2〜nとして保持されている撮像画像データD(2)〜D(n)をそれぞれ上書きするようにして書き込んでいくようにされる。さらに、これより以降の撮像画像データD(2n+1)、D(2n+2)・・・・については、上記と同様の手順で、バッファ撮像画像データ1、2・・・として保持されている撮像画像データを上書きするようにしてメモリ15への書き込みを行っていくようにされる。
つまり、メモリ15におけるバッファ撮像画像データが最大保持可能数nだけ保持されている状態では、新規の撮像画像データは、メモリ15に保持されているバッファ撮像画像データのうちで、最も過去の撮像画像データから成るものを上書き消去するようにして書き込みを行っていくようにされる。このようにして、本実施の形態の撮像装置1では、撮り逃し防止モードが設定されて撮像動作が起動されているときには、メモリ15において、現時点から或る一定時間遡った過去の時点までの期間において連写して得たとされるn枚分の最新の撮像画像データを、常に(最初の撮像画像データ1〜nを保持する期間は除く)保持しておくようにしている。
次に、図4により、撮り逃し防止モードにおける標準モードとしての動作について説明する。
図4には、撮像画像データA(1)〜A(n)、撮像画像データB(1)〜B(m)が示されている。これらの撮像画像データは、時点t1のタイミングで実行されるレリーズ操作に応じて静止画ファイルとして記憶媒体30に記憶されるもので、図においては、それぞれの撮像画像データが信号処理部14により生成されてメモリ15に書き込まれるタイミングを模式的に示しているものとされる。
先に図3により説明したように、撮り逃し防止モードにより撮像動作が起動されているときには、常に、或る決まったn個の撮像画像データの最新分を保持しているようにされる。このようにしてメモリ15に保持されている最新の撮像画像データは、図4においては、時点t1のレリーズ操作を起点として時点t0まで遡った期間である前画像取込期間T1において生成されたn個の撮像画像データA(1)〜A(n)として示されている。
例えば時点t0から開始される処理時間Tprとしての或る時間長による期間において、イメージセンサ12側から出力される撮像信号を取り込んで撮像画像データA(1)としての撮像画像データを生成し、これをメモリ15に書き込む処理が実行され、以降、ほぼ同時間長の処理時間Tprごとに、撮像画像データA(2)〜A(n)の撮像画像データを生成してメモリ15に書き込む処理を実行しているものである。従って、この図の場合、前画像データであるこれらの撮像画像データA(1)〜A(n)としては、撮像画像データA(1)、A(2)・・・A(n)の順で、より現時点に近い新しいものとなっていくことになる。
また、上記の撮像画像データA(1)〜A(n)は画素数Mを有するものとされる。この画素数Mは、標準モードに対応して定められたものである。
そしてここで、時点t1のタイミングでレリーズ操作が行われたとする。
この操作に応じて撮像装置1においては、先ず、レリーズ操作タイミングである時点1において、メモリ15に保持されている撮像画像データ、即ち、図4に示される撮像画像データA(1)〜A(n)を信号処理部15により読み出させた上で、記憶媒体30に対して、静止画ファイルとして順次書き込んで記憶させていくようにされる。このようにして、先ずは、前画像の記録が行われる。
また、撮像装置1においては、時点t1にてレリーズ操作が行われて以降も、リアルタイムに得られる撮像信号を基に、信号処理部4により、撮像画像データ、即ち撮像画像データB(1)、B(2)・・・を生成していくようにされる。ここで、このようにして生成される撮像画像データB(1)、B(2)・・・の画素数としては、時点t1以前において生成されていた撮像画像データの画素数をそのまま引き継ぐようにされる。つまり、撮像画像データB(1)、B(2)・・・も標準画素数Mを有する。
そして、レリーズ操作タイミングである時点t1から或る一定時間を経過したとされる時点t2までの期間である後画像取込期間T2において得られたとするn枚分の撮像画像データB(1)〜B(n)を記憶媒体30に対して静止画ファイルとして記録していくようにされる。これらの撮像画像データB(1)〜B(n)が、記憶媒体30に記憶された後画像となる。
なお、ここでは、前画像取込期間T1、及び後画像取込期間T2としては、撮り逃し防止の効果が有効に図られるべきことを考慮して適切とされる時間長を設定する。つまり、これらの画像取込期間(T1、T2)があまりに短いと、レリーズ操作の直前のタイミングの撮像画像しか得られなくなるので、これより前のタイミングでの撮像画像を撮り逃してしまうことになる。また、これらの画像取込期間(T1、T2)があまりに長くても、必要以上に過去にまで遡ったタイミングの撮像画像をメモリ15に保持し、また、記憶媒体に30に記憶させることになるので、例えば無駄な撮像画像のためにメモリ15や記憶媒体30などの容量を使用することとなって好ましくない。これらの不都合が生じないようにして、画像取込期間(T1、T2)としての時間を設定する。そのうえで、本実施の形態としては、前画像取込期間T1と後画像取込期間T2とについて、同じ時間長を設定することとしている。従って、記憶媒体30に記憶される前画像(撮像画像データA(1)〜A(n)と、後画像(撮像画像データB(1)〜B(n))は同数となる。
次に、図5により、撮り逃し防止モードにおけるシャッターチャンス優先モードとしての動作を示す。
このシャッターチャンス優先モードでは、前画像となる撮像画像データA(1)〜A(n)と、後画像となる撮像画像データB(1)〜B(n)について、標準モードに対応する画素数Mよりも少ない所定の画素数Nを有する結果となるようにして生成するようにされる。
本実施の形態において、撮像画像データが或る画素数を有することとなる結果は、イメージセンサ12に対して、撮像画像データの有する画素数に対応する撮像画素数を設定して撮像を実行させることにより生じるものである。従って、図4に示したように、撮像画像データA(1)〜A(n)、B(1)〜B(n)が画素数Mを有する結果となるようにされるということは、イメージセンサ12に対して、画素数Mに対応する撮像画像数を設定し、この図5に示すように撮像画像データA(1)〜A(n)、B(1)〜B(n)が画素数Nを有する結果となるようにされるということは、イメージセンサ12に対して、画素数Nに対応する撮像画像数を設定するということである。
そして、このようにしてイメージセンサ12に対して異なる撮像画像数が設定されたとすると、撮像画像データA(1)〜A(n)、B(1)〜B(n)としての撮像画像データを生成してメモリ15に書き込むまでの処理時間Tprも異なってくることになる。
つまり、撮像画像データを生成してメモリ15に書き込むまでにおいては、先ず、イメージセンサ12からA/Dコンバータ12を経由して一静止画(一画面)分の撮像信号を出力して、これを信号処理部14が取り込むのであるが、この取り込みに要する時間は、イメージセンサ12に設定された撮像画素数にほぼ比例するようにして長くなる。イメージセンサ12の構成上、画素単位の信号を転送する速度自体は、例えば転送クロックに基づくことから、撮像素数にかかわらず一定になるからである。また、信号処理部14にて取り込みを行った撮像信号から撮像画像データを生成するのに要する処理時間と、生成した撮像画像データをメモリ15に保持させるために信号処理部14からメモリに15に転送する時間も、それぞれ、イメージセンサに設定された撮像画素数が多くなるのに応じて長くなる。撮像画素数が多くなるほど、撮像画像データとしてのデータサイズは大きくなるからである。
従って、図5のシャッターチャンス優先モードの場合のようにして、撮像画像データA(1)〜A(n)、B(1)〜B(n)について、標準モード時の画素数Mより小さい画素数Nを設定することにより、撮像画像データA(1)〜A(n)、B(1)〜B(n)ごとに要する処理時間Tprは、標準モード時よりも短縮されることになる。
ここで、処理時間Tprが短縮されるということは、例えば撮像画像データA(1)〜A(n)、、B(1)〜B(n)を連写記録の結果としてみた場合には、連写により次の撮像画像を得るまでの時間間隔(連写間隔)が短縮されるものとしてみることができる。また、これは単位時間あたりにおいて連写して得られる撮像画像数が多くなるということにもなる。そして、このようにして連写間隔が短縮されることで、レリーズ操作前のタイミングでの撮り逃しが生じる可能性は、標準モード時よりも低下することになるものである。
なお、ここではシャッターチャンス優先モードの前画像取込期間T1、及び後画像取込期間T2としては、図4の標準モードの場合と同様であるものとする。ただし、厳密には、標準モードとシャッターチャンス優先モードとで1つの撮像画像データあたりの処理時間Tprが異なってくるので、完全同一には成らない場合がある。
また、確認のために述べておくと、ほぼ同じ画像取込期間(T1、T2)を設定した場合には、処理時間Tprが短くなることに応じて、標準モードの場合よりもシャッターチャンス優先モードの場合のほうが、メモリ15に保持される撮像画像データ数は多くなる。また、メモリ15において保持されるn枚分の撮像画像データの総容量としても、画像取込期間(T1、T2)のそれぞれがほぼ同じであれば、標準モードの場合とシャッターチャンス優先モードとでほぼ同様となる。
本実施の形態の具体例として、標準モードが対応する撮像画像データの画素数Mとしては800万(8M)を設定し、前画像取込期間T1と後画像取込期間T2については、それぞれ、約0.5秒を設定するものを考えることができる。この場合、標準モードでは、前画像取込期間T1、及び後画像取込期間T2においては、およそ7〜8枚程度の前画像(撮像画像データ)を得ることが可能になる。
また、シャッターチャンス優先モードが対応する撮像画像データの画素数Mとしては200万(2M)を設定することが考えられる。なお、上記もしたように、前画像取込期間T1と後画像取込期間T2については、標準モードと同様の約0.5秒を設定する。例えば撮像画像データを得るための処理時間Tprは、ほぼ、生成する撮像画像データの画素数に比例するので、シャッターチャンス優先モードにおける処理時間Tprは、標準モード時の約1/4であることになる。従って、シャッターチャンス優先モードにおいて、前画像取込期間T1内に得られる撮像画像データ数としては、約30枚程度であることになる。
ところで、標準モードとの関係では、図5に示したシャッターチャンス優先モードは、撮り逃しの確率をより低くすることを目的として連写間隔(処理時間Tprに相当する)を短縮するために、撮像画像データについての画素数を小さくするという手法を採用しているといえる。他に、前画像についての連写間隔を短縮するための手法としては、例えば特許文献1にも開示(特に図3、図4参照)されているように、メモリに対する書き込みタイミングを決定する書き込みパルスの周期(周波数)を変更するという構成を採ることも考えられる。この手法であれば、例えば撮像画像データの画素数は一定とした条件の下で、連写間隔を短縮させることが可能となる。
しかしながら、現在のデジタルの撮像装置が有する撮像素子(イメージセンサ)の総画素数は、1000万画素クラスのものも普及してきているなど、数年前と比較しても飛躍的に増加している。このために、撮像装置において1つの撮像画像データを生成してメモリに書き込もうとするときの処理時間も、以前と比較して大幅に長くなってきている。これに対して、撮像装置において撮像画像データを生成するデバイスなどの信号処理速度は、技術的、コスト的な面から追いついてきていないのが実情である。従って、現状においては、意図的に撮像画像データのための処理時間を長くとることは、撮像動作を鈍くて重いものにすることにしかつながらないとの理由で、ほとんど行われていない。
このような背景があるのにもかかわらず、例えば特許文献1にあるように書き込みパルス(クロック)の周波数を切り換えて連写間隔(撮像画像データ生成のための処理時間)を短縮しようとすると、標準モードのときの連写間隔については、或る程度の余裕を持って長く設定しておかなければいけなくなる。すると、標準モードに対応する画素数Mの撮像画像データについての連写間隔が、実用には足りない程度に長くなってしまう可能性が生じてくる。
即ち、撮像装置における撮像素子の画素数が飛躍的に増加している現状にあっては、特許文献1に開示される技術により、実用上充分とされる撮り逃し防止機能を得ることが難しい。
そこで、本実施の形態としては、画素数を小さくすることで連写間隔を短縮するようにしたものである。この構成であれば、撮像画像データの処理のためのクロックとしては常に最高の周波数を設定でき、画素数Mの撮像画像データの連写間隔としても標準として実用上充分とされる短い時間を得ることができる。そして、シャッターチャンス優先モードでは、撮り逃しの確率が低減される効果が充分に得られるとされる程度に連写間隔を短縮することが可能になる。
また、特許文献2には、本実施の形態でいう連写間隔(処理時間Tpr)に相当する撮影間隔Tを変更設定することが記載されているが、この撮影間隔Tをどのような技術構成により変更するのかについての記述はない。また、この撮影間隔Tとしては、例えば1秒、0.5秒、0.3秒などと例示されている。この場合には、例えば特許文献1にて開示される、クロック(書き込みパルス)の周波数を変更することによっても対応が可能であると考えられる。これに対して、本実施の形態では、例えば0.5秒程度の前画像取込期間T1において、8枚〜30枚程度の撮像画像を連写することを想定しており、この場合の撮影間隔(連写間隔:処理時間Tpr)は、62.5ms〜16ms程度であり、特許文献2と比較して非常に短い。このために、連写間隔を短縮するのに、撮像画像データの画素数を可変するという手法が有効になってくるものである。
撮り逃し防止機能の目的からすれば、標準モード以外でユーザが高い頻度で使用するモードは、上記のシャッターチャンス優先モードであろうことが推測される。しかしながら、ユーザによっては、撮り逃し防止モードとしての連写を行いながらも、標準モードよりも高画質を重視して、これを最優先させたいという要望を持つことが考えられる。
このような要望に対応するために、本実施の形態としては、画質優先モードを設けることとしている。図6により、画質優先モードとしての記録動作について説明する。
図6において記載しているように、画質優先モードでは、前画像となる撮像画像データA(1)〜A(n)と、後画像となる撮像画像データB(1)〜B(n)について、標準モードに対応する画素数Mよりも多い所定の画素数Lを有する結果となるようにして生成するようにされる。つまり、イメージセンサ12に対して、画素数Lに対応する撮像画素数を設定するようにされる。
そして、このようにしてイメージセンサ12に対して、標準モード時よりも大きな撮像画像数が設定されたことで、記憶媒体30に記憶される撮像画像データA(1)〜A(n)、B(1)〜B(n)は、標準モード対応の画素数Mよりも多い画素数Lを有することとなる。つまり、撮り逃し防止モードにより記録された撮像画像としては、3つの画素数モードのうちで、最も高画質なものが得られることになる。
ただし、画素数Lを有する撮像画像データは、標準モードに対応する画素数Mを有する撮像画像データと比較してデータサイズは大きくなるので、撮像画像データを生成してメモリ15に書き込むまでの処理時間Tprは、標準モード時よりも長くなる。また、画像取込期間(T1、T2)がそれぞれ標準モード時と同じであるとすれば、記憶媒体30に記録される撮像画像データ(静止画ファイル)の数も少なくはなる。
図7のフローチャートは、先に図2により説明した画素数モード設定のための操作に応答して撮像装置1が実行するものとされる動作手順例を示している。なお、この図に示す処理は、制御部18としてのCPUによるプログラムに従った実行手順であるものとしてみることができる。この点については、後述する図8、図9のフローチャートについても同様のことがいえる。
先の説明のようにして操作部24の所定操作子に対する操作により、画素数モード設定画面を表示させる指示が得られたとすると、撮像装置1(CPU)は、ステップS101として示すように、表示部23に対して画素数モード設定画面を表示させるための制御を実行する。なお、このステップS101により画素数モード設定画面をはじめて表示させたときには、シャッターチャンス優先モード選択エリアAr1、標準モード選択エリアAr2、画質優先モード選択エリアAr3のうちの予め定めた選択エリアに、カーソルCRを初期的に配置表示させることとしている。本実施の形態では、標準モード選択エリアAr2にカーソルCRを初期表示させるものとする。
上記ステップS101により画素数モード設定画面を表示させた撮像装置1は、次に、ステップS102、S104、S106、S108、S109により、標準モードを選択するための所定操作、シャッターチャンス優先モードを選択するための所定操作、画質優先モードを選択するための所定操作、決定操作、あるいは他のメニュー画面などに移行する(表示を切り換える)ための所定操作のうちで、何れの操作が行われるのかを待機するようにされる。
標準モードを選択する操作が行われたとする場合には、ステップS102からステップS103に進み、標準モード選択エリアAr2に対してカーソルCRを配置表示させるための処理を実行する。
シャッターチャンス優先モードを選択するための操作が行われた場合には、ステップS104からステップS105に進み、シャッターチャンス優先モード選択エリアAr1に対してカーソルCRを配置表示させるための処理を実行する。
画質優先モードを選択するための操作が行われた場合には、ステップS106からステップS107に進み、画質優先モード選択エリアAr3に対してカーソルCRを配置表示させるための処理を実行する。
また、他のメニュー画面などに移行するための操作が行われた場合には、ステップS109からステップS114に進み、先ず、これまで表示させていた画素数モード設定画面を消去して、この図に示す処理を抜けた上で、ステップS109に対応して行われた操作により実際に指定されたメニュー画面を表示させるための処理に移行する。
そして、決定操作が行われた場合には、ステップS108から、ステップS110以降に手順を進めるようにされる。
ステップS110においては、現在(決定操作の検知時点)において標準モード、シャッターチャンス優先モード、画質優先モードのうちで何れの画素数モードが選択されているのかを判別するようにされる。画素数モード設定画面において、標準モード選択エリアAr2に対してカーソルCRを配置させている状態では標準モードが選択され、シャッターチャンス優先モード選択エリアAr1に対してカーソルCRを配置させている状態ではシャッターチャンス優先モードが選択され、画質優先モードAr3に対してカーソルCRを配置させている状態では画質優先モードが選択されていることになる。
ステップS110において標準モードが選択されていると判別された場合には、ステップS111により、「標準モード」であることを示す画素数モード設定情報を生成し、フラッシュメモリ21に対して書き込んで記憶させるようにする。
また、ステップS110においてシャッターチャンス優先モードが選択されていると判別された場合には、ステップS112により、「シャッターチャンス優先モード」であることを示す画素数モード設定情報を生成し、フラッシュメモリ21に記憶させる。
また、ステップS108において画質優先モードが選択されていると判別された場合には、ステップS113により、「画質優先モード」であることを示す画素数モード設定情報を生成し、フラッシュメモリ21に記憶させる。
上記ステップS111、S112、S113の手順を終了したとされると、ステップS114に進み、これまで表示させていた画素数モード設定画面を消去したうえで、所要の他の処理に移行する。例えば所要の他のメニュー画面を表示させたり、あるいは、モニタ画像を表示させたり、あるいは記憶媒体30に記憶されている静止画ファイルの再生画像を表示させたりする。
次に、図8、図9のフローチャートを参照して、撮り逃し防止モードとしての撮影動作を実現するために撮像装置1が実行するとされる処理手順例について説明する。
例えばユーザによる所定操作に応じて、撮り逃し防止モードによる撮像動作の起動が指示されると、撮像装置1は、図8のステップS201により、撮り逃し防止モードをセットして撮影動作の起動処理を実行するようにされる。このようにして撮影動作が起動されると、撮像装置1は、イメージセンサ12により撮像を行って得た撮像信号を、撮像画像データとして生成する処理を開始するようにされる。これにより、レリーズ操作に応じて撮像画像データを記憶媒体に記憶させることが可能な状態が得られる。
次に撮像装置1は、ステップS202により、フラッシュメモリ21に保持されている画素数モード設定情報を参照し、ステップS203により、この画素数モード設定情報の示す内容が標準モード、若しくはシャッターチャンス優先モード、若しくは画質優先モードの何れであるのかを判別する。
ステップS203において標準モードであるとして判別された場合には、ステップS204に進んで、制御部18(CPU)のレジスタに対して、画素数の値を示す情報として、標準モードに対応して設定される画素数Mを示すデータを格納する。
また、ステップS203においてシャッターチャンス優先モードであるとして判別された場合には、ステップS205に進んで、レジスタに対して、画素数の値を示す情報として、シャッターチャンス優先モードに対応して設定される画素数Nを示すデータを格納する。
また、ステップS203において画質優先モードであるとして判別された場合には、ステップS206に進んで、レジスタに対して、画素数の値を示す情報として、画質優先モードに対応して設定される画素数Lを示すデータを格納する。
これらステップS204、S205、S206の手順を実行した後は、図9の手順に進むようにされる。
先ず、図9のステップS301においては、先のステップS204、S205、S206の何れかを実行した結果としてレジスタに格納されている画素数を読み出して、これに対応するイメージセンサ12の撮像画素数を求める。そして、このようにして求めた撮像画素数を、イメージセンサに対して設定する。先の図8のステップS201により撮影動作が起動されたことで、撮像装置1においてはイメージセンサ12が起動しているのであるが、上記ステップS301が実行されたことで、このイメージセンサ12に対しては、ユーザ操作に応じて設定されたとする、標準モード、シャッターチャンス優先モード、或いは画質優先モードの何れか1つに対応する撮像画素数が設定されることになる。そして以降、イメージセンサ12は、このステップS301により設定された撮像画素数により撮像して得た撮像信号を出力するようにされ、信号処理部14では、その撮像画素数に対応する画素数(M、N、Lの何れかとなる)を有する撮像画像データを生成することになる。
ステップS302では、レジスタに格納されている画素数(M、N、又はL)を有するときの、バッファ撮像画像データの最大バッファ数nを設定する。つまり、メモリ15においてバッファ撮像画像データ保持のために割り当てた領域(バッファ撮像画像データ領域)に保持させるバッファ撮像画像データの数を設定する。これは、例えばバッファ撮像画像データ用の領域の容量を、画素数Mを有する撮像画像データのデータサイズで除算して得ることができる。
なお、先にも述べたように、ここで求められる最大バッファ数nは、設定された画素数モード(標準モード、シャッターチャンス優先モード、画質優先モード)に対応する画素数に応じて異なってくるものである。また、なお、バッファ撮像画像データ領域の容量は、例えば画像取込期間(T1、T2)として設定した時間と、画素数に対応する撮像画像データのデータサイズなどを基に設定されるものとなる。
ステップS303においては、信号処理部14により、1静止画分の撮像信号を取り込んで撮像画像データを生成し、これを撮像画像データとしてメモリ15に書き込む前までの処理(書き込み準備)を行っておくようにされる。そして、次のステップS304により、現在において、メモリ15に保持されている撮像画像データ(バッファ撮像画像データ)が最大バッファ数nにまで到達しているか否かについて判別する。ここで否定の判別結果が得られたのであれば、メモリ15におけるバッファ撮像画像データの保持領域には、未だ空き領域が在るということになるので、ステップS305により、先のステップS303で生成した撮像画像データを、上記の空き領域内で指定したアドレスに撮像画像データとして書き込むようにされる。つまり、空き領域に撮像画像データを書き込んで保持させる。これは、図3において、最初に画像信号データD(1)〜D(n)を撮像画像データとしてメモリ15に書き込む動作が対応する。
一方、ステップS304にて、肯定の判別結果が得られた場合には、これ以上、追加的に撮像画像データをメモリ15に書き込んで保持させることはできない。そこで、この場合には、ステップS306により、メモリ15に保持されているもののうちから最も古いバッファ撮像画像データのアドレスに、ステップS304で生成した撮像画像データを書き込むようにされる。つまり、メモリ15に保持されているバッファ撮像画像データのうちで最も古いものを、最新の撮像画像データにより上書きする。これが、図3にて説明した、撮像画像データの書き込みが一巡した後の、画像信号データD(n+1)以降の書き込み手順に対応する。
上記ステップS305、S306の手順の後は、ステップS307により、レリーズ操作が行われたか否かを判別し、否定の判別結果が得られたのであれば、ステップS303の手順に戻る。つまり、ステップS303〜S307により、メモリ15にバッファ撮像画像データをバッファリングする処理を実行しながら、レリーズ操作が行われるのを待機しているものである。
そして、レリーズ操作が行われたとしてステップS307にて肯定の判別結果が得られたとされると、ステップS308以降の手順を実行する。
ステップS308においては、メモリ15に保持されているバッファ撮像画像データを、静止画ファイルとして記憶媒体30に書き込むための制御処理を実行する。これにより、前画像の連写記録が行われたことになる。なお、この記憶媒体30への書き込むために、メモリ15から読み出されたバッファ撮像画像データについては、メモリ15から消去させることとする。
次に、撮像装置1は、ステップS309により、改めて、信号処理部14により入力されてくる撮像信号を基に撮像画像データを生成し、メモリ15に対する書き込みの準備を行っておくようにされる。そして、ステップS310にて、メモリ15のバッファ撮像画像データ領域に保持されている撮像画像データ(バッファ撮像画像データ)が最大バッファ数nにまで到達しているか否かについて判別する。なお、ここでは、後画像取込期間T2は、前画像取込期間T1と同じであることを前提としているので、ステップS310にあっては、ステップS304と同じ最大バッファ数nを使用すればよいこととしている。ただし、後画像取込期間T2として、前画像取込期間T2と異なる時間を設定するのであれば、改めて、異なる最大バッファ数を求めて設定したうえで、ステップS310の手順を実行すればよい。
ステップS310にて否定の判別結果が得られた場合には、ステップS311にて、先のステップS309により生成した撮像画像データを、バッファ撮像画像データ領域の空きアドレスに対して書き込んで保持させる。
そして、この場合には、メモリ15のバッファ撮像画像データ領域に保持されているバッファ撮像画像データが、はじめて最大バッファ数nにまで到達したとされると、ステップS310からステップS312に進むことになる。
ステップS312では、メモリ15にて保持されているバッファ撮像画像データを記憶媒体30に対して書き込んで記憶させる。これにより、後画像の連写記録が行われたことになる。ステップS312の手順を実行した後は、ステップS301に戻るようにされる。
ところで、先の図4〜図6による説明と、上記図9に示されるフローチャートにおいては、撮り逃し防止モード時における撮像画像データの記録にあたり、先ず、レリーズ操作時点に対応してメモリ15に保持されている前画像としての撮像画像データを記憶媒体30に記録して、メモリ15における撮像画像データ保持用領域を空き状態とし、この後に、撮像画像データ保持用領域に対して新規に所定数分の撮像画像データを順次生成してメモリ15に蓄積させ、これを後画像として記録するようにしている。つまり、メモリ15から撮像画像データを読み出して記憶媒体30に記録するという動作が、前画像と後画像ととに対応して2回実行されている。
このような記録手順は、メモリ15における撮像画像データ保持用領域として、前画像若しくは後画像の片方のみの撮像画像データを保持させるだけの容量を確保すればよいことから、例えば、メモリ15として用意すべき容量が小さくて済むという利点がある。
しかしながら、メモリ15としてのメモリ素子の特性であるとか、メモリ15や記憶媒体30に対する制御のアルゴリズムなどの条件によっては、上記のようにして、前画像と後画像とのそれぞれについて異なるタイミングでメモリ15からの読み出し及び記憶媒体30への記録を行ったとすると、後画像としての撮像画像データを生成してメモリ15に書き込みを行う処理を開始するタイミングが遅くなる可能性が出てくる。
そこで、このような問題を重点的に回避したい場合には、次のような構成を採るようにされる。
つまり、まず、メモリ15における撮像画像データ保持用量域として、前画像用と後画像用とのそれぞれに対応する領域を設定するようにされる。そのうえで、レリーズ操作時点に対応しては、このときに得られている前画像としての撮像画像データは、そのまま前画像用の撮像画像データ保持用量域に保持させたままとしておき、直ちに、後画像としての撮像画像データを順次生成して、後画像用の撮像画像データ保持用量域に書き込んで保持させていくようにされる。そして、必要数の後画像としての撮像画像データが保持されたタイミングで、このときにメモリ15に保持されている、前画像としての撮像画像データと、後画像としての撮像画像データとを、記憶媒体30に書き込んで記録させるようにするものである。このような手順は、図8のフローチャートとの対応では、ステップS308の手順を省略したうえで、ステップS312により、バッファ撮像画像データとして、前画像及び後画像の撮像画像データを一度に記憶媒体30に書き込むようにされる。
また、本願発明としては、上記の前画像及び後画像の記録タイミング以外にも、これまでに説明してきた実施の形態としての構成に限定されるものではない。
例えば、これまでの説明にあっては、画像取込期間(T1、T2)の時間長は、画素数モード間でほぼ同じであるものとして説明したのであるが、これは、画像取込期間をほぼ一定とした条件では、その期間内に取得できる撮像画像データ数が、画素数(処理時間)に応じて変化するものであることを分かりやすく示すための便宜である。
従って、本願発明の下では、画像取込期間(T1、T2)に関しては、画素数モード間で適宜異なる適切な時間が設定されて構わないものである。例えば、シャッターチャンス優先モードにおいて、画像取込期間(T1、T2)の少なくとも何れか一方を、標準モード時よりも短縮することとすれば、シャッターチャンス優先モードにより記憶媒体30に連写記録された撮像画像データ(静止画ファイル)の総サイズは標準モード時よりも少なくなるものであり、それだけ記憶媒体30の記憶可能容量を節約して有効に使用することができることになる。
さらには、上記実施の形態では、1つの画素数モードにおける撮影記録動作として、前画像取込期間T1と後画像取込期間T2とについても、ほぼ同時間を設定することとしているが、これらの期間についてそれぞれ異なる時間を設定することとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、標準以外のモードとして、各1つのシャッターチャンス優先モードと画質優先モードが設けられるのであるが、これらシャッターチャンス優先モードと画質優先モードの少なくとも何れか一方のモードをさらに細分化して、標準に対して複数の異なる画素数を設定できるようにしてもよい。
また、撮り逃し防止モードにおいて連写間隔を設定するためのユーザインターフェイスなどは、図2により説明した内容以外の構成が採られてもよい。
例えば、図2においては、設定すべき連写間隔(即ち画素数)ごとに付したモード名を主体として選択エリアに表示させているが、これに代えて、設定すべき画素数を表示させて、これを選択させるようなユーザインターフェイスとすることも考えられる。
また、出願当初における本願発明の概念の下では、撮り逃し防止モードの撮影記録動作として、少なくともレリーズ操作タイミングに対応して通常モードと同じタイミングで生成されたとする撮像画像データを記録することとしたうえで、後画像取込期間T2による撮影記録動作については実行しないようにする。あるいは、前画像取込期間T1にとる撮影記録動作については実行しないようにするものとして構成してもよい。何れの構成を採ることとしても、通常モードによりレリーズ操作タイミングに応じて1枚分の撮像画像のみを記録する場合と比較すれば、撮り逃し防止の効果は生じるものであるし、そのうえで、本願発明としての構成も適用することに何ら不都合はないからである。
また、これまでの説明にあっては、撮像装置1は、撮像画像を静止画として記録するデジタルスチルカメラであることとして説明したが、例えば本来は撮像した動画をデジタル信号として記録するビデオレコーダ装置において、デジタルスチルカメラと同等の静止画記録機能を有したものが知られている。本願発明の構成は、このようにしてビデオレコーダ装置などに実装される静止画記録機能にも適用できる。さらには、これらの撮像装置のほか、例えば携帯電話、その他の端末装置をはじめ撮像機能が付加された電子機器全般に、本発明は適用可能である。
また、図7〜図9のフローチャートとして示した、撮り逃し防止モードの下での連写間隔設定に関する処理、及び撮り逃し防止モードとしての撮影記録動作を実現するための処理としての実際は、必要に応じて適宜変更されて構わない。
一例として、図8、図9においては、バッファ撮像画像データの最大バッファ数を求めた上で、メモリ15のバッファ撮像画像データ領域に対する空き領域への記録の可否を、その最大バッファ数に至ったか否かという条件により判定しているが、例えば、バッファ撮像画像データ領域の空き容量と、これより書き込もうとする撮像画像データのサイズとを比較するようにしてもよいものである。
また、図8、図9によれば、後画像取込期間T2においても、時点t1以降において生成したとする撮像画像データB(1)〜B(n)を、一旦メモリ15に保持させてから記憶媒体30に書き込むこととしているが、可能であれば、メモリ15に転送して保持させることなく、そのまま撮像画像データB(1)〜B(n)をエンコード/デコード部16に対して順次転送して記憶媒体30への記録を実行させるようにしてもよい。
また、前述もしたように、図7〜図9の各図にフローチャートとして示した手順例は、制御部18としてのCPUがプログラムを実行することで得られるものとして見ることができるが、このようなプログラムは、例えば図1の構成であれば、製造段階にて、ROM19やフラッシュメモリ21などに予め記憶させておくことができる。また、例えばパッケージメディア、外部記憶装置、あるいはネットワーク上のサーバなどにプログラムを記憶させておき、このようなメディア(記憶媒体)や装置から取得してインストール、あるいはアップデートするようにして取得できるように構成することも考えられる。
本発明の実施の形態としての撮像装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態の撮り逃し防止モード下での画素数モードを選択設定するための操作画面の態様例を示す図である。 実施の形態の撮り逃し防止モードによる撮影動作における、レリーズ操作前の信号処理動作を模式的に示す図である。 実施の形態の撮り逃し防止モードにおける標準モードとしての撮影記録動作例を模式的に示す図である。 実施の形態の撮り逃し防止モードにおけるシャッターチャンス優先モードとしての撮影記録動作例を模式的に示す図である。 実施の形態の撮り逃し防止モードにおける画質優先モードとしての撮影記録動作例を模式的に示す図である。 画素数モードを選択設定するための操作に応じた撮像装置1の処理動作例を示す図である。 撮り逃し防止モードでの撮影動作を実現するための処理手順を示すフローチャートである。 図8に続く処理であり、撮り逃し防止モードでの撮影動作を実現するための処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 撮像装置、11 光学系部、12 イメージセンサ、13 A/Dコンバータ、14 信号処理部、15 メモリ、16 エンコード/デコード部、17 メディアコントローラ、18 制御部、19 ROM、20 RAM、21 フラッシュメモリ、22 表示ドライバ、23 表示部、24 操作部、24a シャッターキー、30 記憶媒体

Claims (3)

  1. 入射された像光を電気信号に変換して撮像信号を得る撮像信号取得手段と、
    1つの静止画像単位に相当する上記撮像信号を順次入力することで、1つの静止画としての画内容を有する撮像画像データを順次連続して生成していくデータ生成手段と、
    その操作タイミングに対応して得られたとされる撮像画像データを記憶媒体に記録すべきことを指示するものであるレリーズ操作が行われたとするタイミングに応じて、上記撮像画像データを記憶媒体に記憶させるもので、上記レリーズ操作が行われたとするタイミングに至るまでの間の前画像取込期間において順次得られていたとされる所定数の撮像画像データ、又は上記レリーズ操作が行われたとするタイミング以降の後画像取込期間において順次得られるとされる所定数の撮像画像データの少なくとも何れか一方を記憶媒体に書き込んで記憶させるようにされた記録制御手段と、
    上記撮像画像データが画素の二次元集合により形成されるものとしてみた場合の、この撮像画像データの画素数についての変更設定に相当する操作によって、設定された画素数に対応する連写間隔を画像データの総容量がほぼ一定となるように設定されるようにされた操作手段と、
    上記記録制御手段により記録されるべき撮像画像データについて、上記操作手段に対する操作により指定された上記画素数により形成される結果が得られるように制御する画素数設定制御手段と、
    上記データ生成手段により生成された撮像画像データを所定のメモリ領域に保持させるもので、現時点に至るまでの間において得られていたとされる所定数の撮像画像データを定常的に保持させるデータ保持制御手段と、
    を備え
    上記記録制御手段は、上記前画像取込期間において順次得られていたとされる所定数の撮像画像データ又は上記後画像取込期間において順次得られるとされる所定数の撮像画像データを記憶媒体に書き込んで記憶させるために、上記メモリ領域に保持されている撮像画像データの少なくとも何れか一方を記憶媒体に書き込んで記憶させる制御を実行する、
    撮像装置。
  2. 入射された像光を電気信号に変換して撮像信号を得る撮像信号取得手順と、
    1つの静止画像単位に相当する上記撮像信号を順次入力することで、1つの静止画としての画内容を有する撮像画像データを順次連続して生成していくデータ生成手順と、
    その操作タイミングに対応して得られたとされる撮像画像データを記憶媒体に記録すべきことを指示するものであるレリーズ操作が行われたとするタイミングに応じて、上記撮像画像データを記憶媒体に記憶させるもので、上記レリーズ操作が行われたとするタイミングに至るまでの間の前画像取込期間において順次得られていたとされる所定数の撮像画像データ、又は上記レリーズ操作が行われたとするタイミング以降後画像取込期間において順次得られるとされる所定数の撮像画像データの少なくとも何れか一方を記憶媒体に書き込んで記憶させるようにされた記録制御手順と、
    上記撮像画像データが画素の二次元集合により形成されるものとしてみた場合の、この撮像画像データの画素数についての変更設定に相当する操作によって、設定された画素数に対応する連写間隔を画像データの総容量がほぼ一定となるように設定されるようにされた操作手段に対して行われた操作に応じて、変更設定された画素数を示し得る内容の設定情報を保持する、設定情報保持手順と、
    上記記録制御手順により記録されるべき撮像画像データについて、上記設定情報が示す画素数により形成される結果が得られるように制御する画素数設定制御手順と、
    上記データ生成手順において生成された撮像画像データを所定のメモリ領域に保持させるもので、現時点に至るまでの間において得られていたとされる所定数の撮像画像データを定常的に保持させるデータ保持制御手順と、
    を実行し、
    上記記録制御順において、上記前画像取込期間において順次得られていたとされる所定数の撮像画像データ又は上記後画像取込期間において順次得られるとされる所定数の撮像画像データを記憶媒体に書き込んで記憶させるために、上記メモリ領域に保持されている撮像画像データの少なくとも何れか一方を記憶媒体に書き込んで記憶させる制御を実行する、
    撮像信号処理方法。
  3. 入射された像光を電気信号に変換して撮像信号を得る撮像信号取得手順と、
    1つの静止画像単位に相当する上記撮像信号を順次入力することで、1つの静止画としての画内容を有する撮像画像データを順次連続して生成していくデータ生成手順と、
    その操作タイミングに対応して得られたとされる撮像画像データを記憶媒体に記録すべきことを指示するものであるレリーズ操作が行われたとするタイミングに応じて、上記撮像画像データを記憶媒体に記憶させるもので、上記レリーズ操作が行われたとするタイミングに至るまでの間の前画像取込期間において順次得られていたとされる所定数の撮像画像データ、又は上記レリーズ操作が行われたとするタイミング以降後画像取込期間において順次得られるとされる所定数の撮像画像データの少なくとも何れか一方を記憶媒体に書き込んで記憶させるようにされた記録制御手順と、
    上記撮像画像データが画素の二次元集合により形成されるものとしてみた場合の、この撮像画像データの画素数についての変更設定に相当する操作によって、設定された画素数に対応する連写間隔を画像データの総容量がほぼ一定となるように設定されるようにされた操作手段に対して行われた操作に応じて、変更設定された画素数を示し得る内容の設定情報を保持する、設定情報保持手順と、
    上記記録制御手順により記録されるべき撮像画像データについて、上記設定情報が示す画素数により形成される結果が得られるように制御する画素数設定制御手順と、
    上記データ生成手順において生成された撮像画像データを所定のメモリ領域に保持させるもので、現時点に至るまでの間において得られていたとされる所定数の撮像画像データを定常的に保持させるデータ保持制御手順と、
    を撮像装置に実行させ
    上記記録制御順において、上記前画像取込期間において順次得られていたとされる所定数の撮像画像データ又は上記後画像取込期間において順次得られるとされる所定数の撮像画像データを記憶媒体に書き込んで記憶させるために、上記メモリ領域に保持されている撮像画像データの少なくとも何れか一方を記憶媒体に書き込んで記憶させる制御を実行させる
    プログラム。
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