JP2009200077A - 半導体装置の製造装置 - Google Patents
半導体装置の製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009200077A JP2009200077A JP2008036937A JP2008036937A JP2009200077A JP 2009200077 A JP2009200077 A JP 2009200077A JP 2008036937 A JP2008036937 A JP 2008036937A JP 2008036937 A JP2008036937 A JP 2008036937A JP 2009200077 A JP2009200077 A JP 2009200077A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor wafer
- cutting
- cover
- semiconductor
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Dicing (AREA)
Abstract
【課題】半導体ウェハの各検出部を損傷させることなく複数の半導体チップに切断し得る半導体装置の製造装置を提供する。
【解決手段】半導体ウェハ30をダイシングブレード12により複数の切断予定ラインに沿い切断分離して検出部を有する半導体チップを複数成形する半導体装置の製造装置であるダイシング装置10において、ダイシングブレード12に切削液W1を噴射する切削液噴射装置14と、切断対象の切断予定ライン近傍の半導体ウェハ30を覆うためのカバー13であって、ダイシングブレード12の刃先部が挿入可能なスリット21aが形成されるカバー13と、を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】半導体ウェハ30をダイシングブレード12により複数の切断予定ラインに沿い切断分離して検出部を有する半導体チップを複数成形する半導体装置の製造装置であるダイシング装置10において、ダイシングブレード12に切削液W1を噴射する切削液噴射装置14と、切断対象の切断予定ライン近傍の半導体ウェハ30を覆うためのカバー13であって、ダイシングブレード12の刃先部が挿入可能なスリット21aが形成されるカバー13と、を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体ウェハをダイシングブレードにより切断して複数の半導体チップを成形する半導体装置の製造装置に関するものである。
従来より、半導体ウェハ、特に、機械的強度が低い薄膜構造部が多数形成される半導体ウェハをダイシングブレードにより切断して複数の半導体チップを成形する半導体装置の製造装置に関する技術として、例えば、下記特許文献1に開示される薄膜構造部形成基板のダイシング方法がある。このダイシング方法では、ダイシングブレードの冷却および切屑除去のために吹き付ける純水の圧力(切削液の噴射)から薄膜構造部を保護するために、薄膜構造部形成基板の薄膜構造部側面に保護層を形成した後にダイシングブレードにより個別の半導体チップに切断する。そして、このように切断された各半導体チップの保護層をプラズマエッチングや樹脂剥離液等の手段で剥離させた後にダイシング用シートから個々の半導体チップを剥がしている。
また、下記特許文献2に開示される半導体力学量センサでは、各可動部を保護するために各可動部をそれぞれキャップにて覆うことで、ウェハ状態から半導体チップにダイシングカットする際の水圧や水流(切削液の噴射)から各稼動部を保護している。
特開2004−186255号公報
特開2001−119040号公報
しかしながら、上述した薄膜構造部形成基板のように、切削液の噴射から各検出部を保護するために各検出部上に保護層を形成する場合、ダイシングブレードによる切断後に各半導体チップの保護層を剥離させる必要があるため、作業が複雑となり製造コスト低減の障害となる。
また、検出部が検出対象に直接接触することにより当該検出対象の物理量を検出するものであれば、上述した半導体力学量センサのように各検出部をキャップにて覆うことで保護する場合、ダイシングブレードによる切断後に各半導体チップのキャップを外す必要があるため、作業が複雑となり製造コスト低減の障害となる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、半導体ウェハの各検出部を損傷させることなく複数の半導体チップに切断し得る半導体装置の製造装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の半導体装置の製造装置では、半導体ウェハ(30)をダイシングブレード(12)により複数の切断予定ライン(L)に沿い切断分離して検出部(32)を有する半導体チップを複数成形する半導体装置の製造装置(10)において、前記ダイシングブレードに切削液(W1)を噴射する切削液噴射手段(14)と、切断対象の前記切断予定ライン近傍の前記半導体ウェハを覆うためのカバー(13,16,17,21,24)であって、前記ダイシングブレードの刃先部が挿入可能なスリット(21a)が形成されるカバーと、を備えることを技術的特徴とする。
請求項1の発明では、半導体装置の製造装置は、切断対象の切断予定ライン近傍の半導体ウェハを覆うためのカバーを備えている。そして、このカバーには、ダイシングブレードの刃先部が挿入可能なスリットが形成されている。
高速回転するダイシングブレードにより半導体ウェハを切断予定ラインに沿い切断する際には、ダイシングブレードの冷却および切屑除去等のために切削液噴射手段により切削液がダイシングブレードに向けて噴出される。
そして、カバーに形成されるスリットの長手方向の中心線を半導体ウェハの切断対象の切断予定ラインに一致させこのスリットに高速回転するダイシングブレードの刃先部を挿入した状態で半導体ウェハを切断する。
これにより、切断時に切断対象の切断予定ライン近傍の半導体ウェハは、カバーに覆われることとなるので、切削液噴射手段からの切削液が半導体ウェハに形成される各検出部に直接噴出されることを防止することができる。各検出部が機械的強度が低い薄膜構造部等で形成される場合には特に有効である。
したがって、半導体ウェハの各検出部を損傷させることなく複数の半導体チップに切断することができる。
したがって、半導体ウェハの各検出部を損傷させることなく複数の半導体チップに切断することができる。
請求項2発明では、カバーには、スリットの周縁から半導体ウェハ方向に突出して当該半導体ウェハに接触する接触部が設けられる。これにより、切削液噴射手段からの切削液が、スリットを介して各検出部に直接噴射されることを確実に防止することができる。
請求項3の発明では、上記接触部は、スリットの周縁から当該スリットの開口面積を小さくするように傾斜状に突出して半導体ウェハに接触するように形成される。これにより、切断時に接触部に付着した切屑を、切削液噴射手段から噴射される切削液により容易に排除することができる。
請求項4の発明では、上記接触部は、軟質材料からなる。これにより、半導体ウェハの切断時にカバーを半導体ウェハに近接させたときに、接触部が半導体ウェハに接触してもこの半導体ウェハの接触部位を損傷させることもない。
請求項5の発明では、カバーは、切断時における切断対象の前記切断予定ラインを除いた前記半導体ウェハの全面を覆うように形成される。これにより、切削液噴射手段からの切削液がダイシングブレードから逸れるように噴射された場合であっても各検出部に直接噴射されないので、各検出部を確実に保護することができる。
請求項6の発明では、カバーは、透明材料からなる。これにより、スリットの長手方向の中心線を半導体ウェハの切断対象の切断予定ラインに一致させるようにカバーを半導体ウェハに対して位置合わせする際に、カバーを介して切断対象の切断予定ラインおよびその近傍の半導体ウェハ部位を視認できるので、容易に位置合わせをすることができる。
請求項7の発明では、半導体ウェハの表面に洗浄液を供給する洗浄液供給手段が設けられている。半導体ウェハの表面に付着した切削液や切屑が乾燥して固着すると各検出部の性能に悪影響を及ぼす場合がある。そこで、洗浄液供給手段により洗浄液を半導体ウェハの表面に供給することにより、切削液や切屑が半導体ウェハの表面に付着して乾燥することを防止することができる。
以下、半導体装置の製造装置としてのダイシング装置に本発明を適用した各実施形態について図を参照して説明する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を図を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態におけるダイシング装置10の全体概略斜視図である。図2は、カバー13により半導体ウェハ30を保護した状態を示す拡大断面図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を図を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態におけるダイシング装置10の全体概略斜視図である。図2は、カバー13により半導体ウェハ30を保護した状態を示す拡大断面図である。
図1に示すように、ダイシング装置10は、半導体ウェハ30を切断分離して検出部である薄膜構造部32を有する半導体チップを複数成形するための装置であって、主に、テーブル11と、ダイシングブレード12と、カバー13と、切削液噴射装置14と、洗浄液供給装置15とを備えている。
図2に示すように、半導体ウェハ30は、基板31の表面に各薄膜構造部32を形成した後に基板31の裏面側から各薄膜構造部32を残すように空洞部33をそれぞれ設けることにより形成されている。
このように形成される半導体ウェハ30は、その裏面が当該半導体ウェハ30を囲む図略のフレームの裏面とともにダイシングテープ34により貼着された状態で、テーブル11に真空吸着される。
ダイシングブレード12は、例えば、ダイヤモンド砥粒等を埋め込んで円盤状に形成されている。このダイシングブレード12は、図略のモータの回転軸に連結されて高速回転可能に支持されている。
図1および図2に示すように、カバー13は、アクリル樹脂等の透明材料からなる保護板21と、この保護板21に形成されるスリット21aの周縁から下方に突出する接触部22とを備えている。保護板21は、切断対象の切断予定ラインL近傍の半導体ウェハ30を覆うように形成されている。
図2に示すように、スリット21aは、その幅寸法がダイシングブレード12の幅より長く隣接する両薄膜構造部32の端部間よりも短く設定され、かつ、高速回転するダイシングブレード12の刃先部が挿入可能に形成されている。
接触部22は、半導体ウェハ30への接触により当該半導体ウェハ30を損傷させることを防止するために、ゴム材料等の軟質材料により形成されている。
切削液噴射装置14は、高速回転するダイシングブレード12の冷却および切屑除去のための切削液W1として、例えば、純水を、ダイシングブレード12の切断方向側の刃先部および両側面に所定の噴射量にて噴射するように構成されている。
洗浄液供給装置15は、半導体ウェハ30の表面に付着した切削液や切屑が乾燥して固着することを防止するための洗浄液W2として、例えば、純水を、各薄膜構造部32に影響しない程度の流量であって切削液W1や切屑等が停滞しない程度の流量にて半導体ウェハ30の表面に供給するように構成されている。
このように構成される本第1実施形態に係るダイシング装置10によるダイシング方法について、図3(A)〜(C)を用いて説明する。図3(A)は、スリット21aの長手方向の中心線を切断対象の切断予定ラインLに一致させた状態でカバー13により半導体ウェハ30を保護した状態を示す拡大断面図であり、図3(B)は、ダイシングブレード12により半導体ウェハ30を切断する状態を示す拡大断面図であり、図3(C)は、半導体ウェハ30を切断後にダイシングブレード12およびカバー13を上方へ移動させた状態を示す拡大断面図である。
まず、半導体ウェハ30が真空吸着されたテーブル11をダイシングブレード12およびカバー13に対して所定の位置に配置する。そして、図3(A)に示すように、カバー13のスリット21aの長手方向の中心線を切断対象の切断予定ラインLに一致させた状態にて、カバー13により切断対象の切断予定ラインL近傍の半導体ウェハ30を保護する。このとき、カバー13の接触部22は、半導体ウェハ30の薄膜構造部32近傍の基板31に接触している。
次に、図3(B)に示すように、ダイシングブレード12の刃先部をカバー13のスリット21aに挿入させた状態で切断予定ラインLに沿い基板31を切断する。その際、切削液噴射装置14により切削液W1がダイシングブレード12の切断方向側の刃先部および両側面に噴射される。
このとき、切断予定ラインL近傍の各薄膜構造部32は、カバー13の保護板21および接触部22により保護されているので、切削液噴射装置14からの切削液W1が各薄膜構造部32に直接噴射されることもない。
切断対象の切断予定ラインLに沿う基板31の切断が終了すると、図3(C)に示すように、ダイシングブレード12およびカバー13をテーブル11に対して上方に移動させる。そして、半導体ウェハ30をテーブル11とともに次の切断対象となる切断予定ラインLを切断可能な位置に移動させる。このようなダイシング作業を繰り返すことにより、半導体ウェハ30を各半導体チップに切断することができる。
以上説明したように、本第1実施形態に係るダイシング装置10は、切断対象の切断予定ラインL近傍の半導体ウェハ30を覆うためのカバー13を備えている。そして、このカバー13には、ダイシングブレード12の刃先部が挿入可能なスリット21aが形成されている。
高速回転するダイシングブレード12により半導体ウェハ30を切断予定ラインLに沿い切断する際には、ダイシングブレード12の冷却および切屑除去等のために切削液噴射装置14により切削液W1がダイシングブレード12に向けて噴出される。
そして、カバー13に形成されるスリット21aの長手方向の中心線を半導体ウェハ30の切断対象の切断予定ラインLに一致させこのスリット21aに高速回転するダイシングブレード12の刃先部を挿入した状態で半導体ウェハ30を切断する。
これにより、切断時に切断対象の切断予定ラインL近傍の半導体ウェハ30は、カバー13に覆われることとなるので、切削液噴射装置14からの切削液W1が半導体ウェハ30に形成される各薄膜構造部32に直接噴出されることを防止することができる。
したがって、半導体ウェハ30の検出部である薄膜構造部32を損傷させることなく複数の半導体チップに切断することができる。
したがって、半導体ウェハ30の検出部である薄膜構造部32を損傷させることなく複数の半導体チップに切断することができる。
また、本第1実施形態に係るダイシング装置10のカバー13には、スリット21aの周縁から半導体ウェハ30方向に突出して当該半導体ウェハ30に接触する接触部22が設けられている。これにより、切削液噴射装置14からの切削液W1が、スリット21aを介して各薄膜構造部32に直接噴射されることを確実に防止することができる。
さらに、本第1実施形態に係るダイシング装置10では、上記接触部22は、ゴム材料等の軟質材料により形成されている。これにより、半導体ウェハ30の切断時にカバー13を半導体ウェハ30に近接させたときに、接触部22が半導体ウェハ30に接触してもこの半導体ウェハ30の接触部位を損傷させることもない。
さらに、本第1実施形態に係るダイシング装置10では、カバー13の保護板21は、アクリル樹脂等の透明材料により形成されている。これにより、スリット21aの長手方向の中心線を半導体ウェハ30の切断対象の切断予定ラインLに一致させるようにカバー13を半導体ウェハ30に対して位置合わせする際に、保護板21を介して切断対象の切断予定ラインLおよびその近傍の半導体ウェハ30部位を視認できるので、容易に位置合わせをすることができる。
さらに、本第1実施形態に係るダイシング装置10は、半導体ウェハ30の表面に洗浄液W2を供給する洗浄液供給装置15を備えている。これにより、洗浄液供給装置15により洗浄液W2を半導体ウェハ30の表面に供給することで、切削液W1や切屑が半導体ウェハ30の表面に付着して乾燥することを防止することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係るダイシング装置10について図4を参照して説明する。図4は、本発明の第2実施形態におけるダイシング装置10の要部を示す拡大断面図である。
次に、本発明の第2実施形態に係るダイシング装置10について図4を参照して説明する。図4は、本発明の第2実施形態におけるダイシング装置10の要部を示す拡大断面図である。
本第2実施形態に係るダイシング装置10では、上記第1実施形態にて述べたカバー13に代えて、カバー16を採用している点が、上記第1実施形態に係るダイシング装置と異なる。したがって、第1実施形態のダイシング装置と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
図4に示すように、カバー16は、上述したスリット21aが形成された保護板21と、このスリット21aの周縁から当該スリット21aの開口面積を小さくするように傾斜状に突出する接触部23とを備えている。
このように、本第2実施形態に係るダイシング装置10では、接触部23がスリット21aの開口面積を小さくするように傾斜状に形成されているので、切断時に接触部23に付着した切屑等を、切削液噴射装置14から噴射される切削液W1により容易に排除することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係るダイシング装置10について図5を参照して説明する。図5は、本発明の第3実施形態におけるダイシング装置10の全体概略斜視図である。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係るダイシング装置10について図5を参照して説明する。図5は、本発明の第3実施形態におけるダイシング装置10の全体概略斜視図である。
本第3実施形態に係るダイシング装置10では、上記第1実施形態にて述べたカバー13に代えて、カバー17を採用している点が、上記第1実施形態に係るダイシング装置と異なる。したがって、第1実施形態のダイシング装置と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
図5に示すように、カバー17は、上述したスリット21aが形成されるとともに半導体ウェハ30の直径の約3倍の大きさであって、切断時における切断対象の切断予定ラインLを除いた半導体ウェハ30の全面を覆うように形成される保護板24と、スリット21aの周縁から下方に突出する上記第1実施形態にて述べた接触部22とを備えている。
このように、本第3実施形態に係るダイシング装置10では、カバー17の保護板24は、切断時における切断対象の切断予定ラインLを除いた半導体ウェハ30の全面を覆うように形成されている。これにより、切削液噴射装置14からの切削液W1がダイシングブレード12から逸れるように噴射された場合であっても各薄膜構造部32に直接噴射されないので、各薄膜構造部32を確実に保護することができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、上記各実施形態と同等の作用・効果が得られる。
(1)半導体ウェハ30に形成される各検出部は、薄膜構造で形成される薄膜構造部32であることに限らず、薄膜構造でない検出部であってもよいし、機械的強度が低い検出部であってもよい。
(1)半導体ウェハ30に形成される各検出部は、薄膜構造で形成される薄膜構造部32であることに限らず、薄膜構造でない検出部であってもよいし、機械的強度が低い検出部であってもよい。
(2)切削液噴射装置14は、切削液W1を、ダイシングブレード12の切断方向側の刃先部および両側面に噴射することに限らず、高速回転するダイシングブレード12の冷却および切屑除去するために適切な方向から噴射してもよい。
(3)切削液噴射装置14から噴射される切削液W1の勢いが弱い状態であれば、カバー13の接触部22を廃止するようにしてもよい。
(4)上記各実施形態におけるカバー13,16,17は、1枚の保護板21,24にスリット21aが設けられて構成されることに限らず、ダイシングブレード12の両側に配置される2枚の保護板がそのダイシングブレード12に沿う縁部にてスリット21aの幅に相当する距離で離間するように構成されてもよい。
10…ダイシング装置(半導体装置の製造装置)
11…テーブル
12…ダイシングブレード
13,16,17…カバー
14…切削液噴射装置(切削液噴射手段)
15…洗浄液供給装置(洗浄液供給手段)
21,24…保護板
21a…スリット
22,23…接触部
30…半導体ウェハ
32…薄膜構造部(検出部)
W1…切削液
W2…洗浄液
11…テーブル
12…ダイシングブレード
13,16,17…カバー
14…切削液噴射装置(切削液噴射手段)
15…洗浄液供給装置(洗浄液供給手段)
21,24…保護板
21a…スリット
22,23…接触部
30…半導体ウェハ
32…薄膜構造部(検出部)
W1…切削液
W2…洗浄液
Claims (7)
- 半導体ウェハをダイシングブレードにより複数の切断予定ラインに沿い切断分離して検出部を有する半導体チップを複数成形する半導体装置の製造装置において、
前記ダイシングブレードに切削液を噴射する切削液噴射手段と、
切断対象の前記切断予定ライン近傍の前記半導体ウェハを覆うためのカバーであって、前記ダイシングブレードの刃先部が挿入可能なスリットが形成されるカバーと、
を備えることを特徴とする半導体装置の製造装置。 - 前記カバーには、前記スリットの周縁から前記半導体ウェハ方向に突出して当該半導体ウェハに接触する接触部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造装置。
- 前記接触部は、前記スリットの周縁から当該スリットの開口面積を小さくするように傾斜状に突出して前記半導体ウェハに接触するように形成されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造装置。
- 前記接触部は、軟質材料からなることを特徴とする請求項2または3に記載の半導体装置の製造装置。
- 前記カバーは、切断時における切断対象の前記切断予定ラインを除いた前記半導体ウェハの全面を覆うように形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体装置の製造装置。
- 前記カバーは、透明材料からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置の製造装置。
- 前記半導体ウェハの表面に洗浄液を供給する洗浄液供給手段を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008036937A JP2009200077A (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 半導体装置の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008036937A JP2009200077A (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 半導体装置の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009200077A true JP2009200077A (ja) | 2009-09-03 |
Family
ID=41143317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008036937A Pending JP2009200077A (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 半導体装置の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009200077A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015184396A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 富士ゼロックス株式会社 | レンズアレイ製造装置及びレンズアレイ製造方法 |
JP2020035889A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | 株式会社ディスコ | 保護カバー及び被加工物の加工方法 |
-
2008
- 2008-02-19 JP JP2008036937A patent/JP2009200077A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015184396A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 富士ゼロックス株式会社 | レンズアレイ製造装置及びレンズアレイ製造方法 |
JP2020035889A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | 株式会社ディスコ | 保護カバー及び被加工物の加工方法 |
JP7179413B2 (ja) | 2018-08-30 | 2022-11-29 | 株式会社ディスコ | 保護カバー及び被加工物の加工方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6974726B2 (en) | Silicon wafer with soluble protective coating | |
KR102089111B1 (ko) | 웨이퍼 절삭 방법 | |
JP2015217461A (ja) | ウェーハの加工方法 | |
JP2007096115A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2007214268A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2018195770A (ja) | ウェーハの加工方法 | |
JP2010103327A (ja) | デバイスの製造方法 | |
JP2009200077A (ja) | 半導体装置の製造装置 | |
JP6509614B2 (ja) | ウエーハの分割方法 | |
JP5448337B2 (ja) | ウェーハ研削装置およびウェーハ研削方法 | |
JP2015109348A (ja) | ウエーハの加工方法 | |
JP6016569B2 (ja) | 表面保護テープの剥離方法 | |
JP5318537B2 (ja) | ウエーハの加工方法 | |
JP4734903B2 (ja) | 半導体ウェハのダイシング方法 | |
JP4447275B2 (ja) | マイクロマシンウェーハの分割方法及びダイシングフレーム | |
JP6012239B2 (ja) | ウェーハの加工方法 | |
JP2005064326A (ja) | 半導体ウェハ加工における半導体ウェハのデバイス面保護膜形成方法 | |
CN105216130A (zh) | 用于半导体切单锯的清洁装置 | |
JP2007335707A (ja) | キャリア治具 | |
TWI494980B (zh) | Semiconductor device manufacturing method | |
JP2013243286A (ja) | 粘着テープ | |
JP2012104514A (ja) | 半導体ウエハの製造方法及び半導体ウエハ | |
JP3298009B2 (ja) | ウエハ剥離装置及びウエハ研磨装置 | |
JP4964799B2 (ja) | 半導体ウエーハのスピンエッチング方法 | |
JP2008218919A (ja) | 半導体ウエハの表面保護方法および表面保護構造 |