JP2009200036A - 白熱ランプ装置及び加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数並列配置された白熱ランプ装置において、加熱ローラ内に白熱ランプ装置を挿入する作業時に、白熱ランプが破損することがなく、さらに、全体形状が大きくならないようにした白熱ランプ装置と、この白熱ランプ装置を加熱ローラ内に配置した加熱装置を提供するものである。
【解決手段】 本発明の白熱ランプ装置は、管状のガラスバルブを有する白熱ランプが、3本以上複数並列に配置されてなる白熱ランプ装置において、複数の白熱ランプ(A,B,C)の各々は、ガラスバルブ1に排気管残部(2a,2b,2c)を有しており、ガラスバルブの管軸と直交する平面において、前記複数の白熱ランプのガラスバルブの外周面に共通して接する包絡線の内方に、白熱ランプの各々の排気管残部が位置しており、隣り合う前記各々の排気管残部は、白熱ランプの伸びる方向において、重なり合っていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば電子写真方式を利用した複写機、レーザプリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置における、熱ローラ定着方式の加熱装置と、この加熱装置を構成する加熱ローラ内に配置されて当該加熱ローラの加熱源として用いられる白熱ランプ装置に関する。
従来から加熱ローラ内に熱源として白熱ランプを配置した構図は知られていた。
通常、加熱ローラ上を通る紙の大きさによって、例えば、A4サイズ、B4サイズなどの通紙領域が異なる場合に対応するように、或いは、スイッチ投入後、短時間で加熱ローラの表面温度を所定の温度に到達させるために光出力を大きくするために、通常、複数の白熱ランプが並列に加熱ローラ内に配置されている。
図7は、加熱ローラ内に配置される従来の白熱ランプ装置の構成を示す説明用斜視図であり、図8は、図7に示す白熱ランプ装置を長手方向から見たときの白熱ランプの配置状態を示す説明用側面図である。なお、図8では、ガラスバルブと排気管残部の位置関係がわかるように、封止部とベースは省略している。
この従来の白熱ランプ装置は、白熱ランプを3本用いた構造であり、内部にフィラメント1が配置された管型のガラスバルブ2を有する白熱ランプAとBとCがあり、3本の白熱ランプが平行になるように配置されており、それぞれの白熱ランプの両側をベース3で連結固定した構造である。
それぞれの白熱ランプA,B,Cのガラスバルブ2には、ガラスバルブ2の外周面より突出した排気管残部2a,2b,2cが形成されている。
白熱ランプA,B,Cでは、内部に配置されるフィラメントの発熱パターンが異なるように、それぞれの白熱ランプに適したフィラメントが挿入されている。しかしながら、ランプ製造工程を簡素化する目的等から、それぞれの白熱ランプのガラスバルブ2の形状や排気管残部2a,2b,2cとなる排気管の取り付け位置は同じである。
従って、白熱ランプA,B,Cでは、ガラスバルブ2の伸びる方向において、同一位置に排気管残部2a,2b,2cが形成されている。
この結果、それぞれの白熱ランプA,B,Cの排気管残部2a,2b,2cが互いに緩衝して接触しないように、全ての排気管残部2a,2b,2cは、白熱ランプ装置の長手方向の仮想中心線Oに対して、外方に向いている。
このような白熱ランプ装置によれば、図8に示すように、ガラスバルブの管軸と直交する平面において、隣り合う白熱ランプのガラスバルブに共通する3本の外接線Lを引く。そして、それぞれのガラスバルブ2において外接線Lによって形成される接点をa1,a2,b1,b2,c1,c2として、白熱ランプAにおいては、他のガラスバルブに対向していないガラスバルブの外周面であるa1からa2の外周面を外郭線LAとし、白熱ランプBにおいては、他のガラスバルブに対向していないガラスバルブの外周面であるb1からb2の外周面を外郭線LBとし、白熱ランプCにおいては、他のガラスバルブに対向していないガラスバルブの外周面であるc1からc2の外周面を外郭線LCとする。
そして、3本の外接線Lと外郭線LA,LB,LCを結んで構成される線は、全ての白熱ランプA,B,Cの外周面に共通して接するランプ外形線となる包絡線であり、この包絡線より、排気管残部2a,2b,2cが外方に突出した状態になっている。
具体的には、排気管残部2aは外郭線LAより外方に突出しており、排気管残部2bも外郭線LBより外方に突出しており、排気管残部2cは外接線Lより突出している。
この結果、このような白熱ランプ装置を加熱ローラ内に挿入する際、加熱ローラのローラ内面と白熱ランプ装置との間にクリアランス(空間)があり、白熱ランプ装置が傾いた状態で加熱ローラ内に挿入さるされると、加熱ローラの開口縁に排気管残部2a,2b,2cのどこかが当たり白熱ランプが破損する恐れがあった。
特開2005−216734号
上記従来技術の問題点に鑑みて、本発明では、複数並列配置された白熱ランプ装置において、加熱ローラ内に白熱ランプ装置を挿入する作業時に、白熱ランプが破損することがなく、さらに、全体形状が大きくならないようにした白熱ランプ装置を提供するものである。
さらには、この白熱ランプ装置を加熱ローラ内に配置した加熱装置を提供するものである。
請求項1に記載の白熱ランプ装置は、管状のガラスバルブを有する白熱ランプが、3本以上複数並列に配置されてなる白熱ランプ装置において、前記複数の白熱ランプの各々は、ガラスバルブに排気管残部を有しており、前記ガラスバルブの管軸と直交する平面において、前記複数の白熱ランプのガラスバルブの外周面に共通して接する包絡線の内方に、前記白熱ランプの各々の排気管残部が位置しており、隣り合う前記各々の排気管残部は、白熱ランプの伸びる方向において、重なり合っていることを特徴とする。
請求項2に記載の白熱ランプ装置は、請求項1に記載の白熱ランプ装置であって、特に、前記各々の白熱ランプは、隣り合う白熱ランプのガラスバルブ同士が接触しており、前記各々の白熱ランプのガラスバルブで囲まれた仮想閉空間内に、前記各々の白熱ランプの排気管残部が位置していることを特徴とする。
請求項3に加熱装置は、加熱ローラ内に請求項1に記載の白熱ランプ装置が配置されたことを特徴とする。
本発明の白熱ランプ装置は、管状のガラスバルブを有する白熱ランプが、3本以上複数並列に配置されてなる白熱ランプ装置において、ガラスバルブの管軸と直交する平面において、複数の白熱ランプのガラスバルブの外周面に共通して接する包絡線の内方に、白熱ランプの各々の排気管残部が位置しているので、加熱ローラ内に白熱ランプ装置を挿入する作業時に、排気管残部が加熱ローラの開口縁に当たらず、白熱ランプが破損することがないものであり、さらに、隣り合う各々の排気管残部は、白熱ランプの伸びる方向において、重なり合っていることにより、それぞれの排気管残部が互いに緩衝せず、白熱ランプ同士を近づけることができ、白熱ランプ装置の全体形状が大きくならないものである。
さらに、各々の白熱ランプは、隣り合う白熱ランプのガラスバルブ同士が接触しており、各々の白熱ランプのガラスバルブで囲まれた仮想閉空間内に、各々の白熱ランプの排気管残部を位置させることにより、白熱ランプ装置の全体形状を小さくすることができる。
管状のガラスバルブを有する白熱ランプが、3本以上複数並列に配置されてなる白熱ランプ装置であって、ガラスバルブの管軸と直交する平面において、複数の白熱ランプのガラスバルブの外周面に共通して接する包絡線の内方に、白熱ランプの各々の排気管残部が位置している白熱ランプ装置を加熱ローラ内に配置するので、加熱ローラの外径を小さくでき、加熱装置の全体形状を小さくすることができる。
以下、本願発明の白熱ランプ装置を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の白熱ランプ装置の構成を示す説明用斜視図であり、図2は、図1に示す白熱ランプ装置を長手方向から見たときの白熱ランプの配置状態を示す説明用側面図である。なお、図2では、ガラスバルブと排気管残部の位置関係がわかるように、封止部とベースは省略している。
白熱ランプ装置は、外径6mmの白熱ランプを3本用いた構造であり、内部にフィラメント1が配置された管型のガラスバルブ2を有する白熱ランプAとBとCを平行に配置し、それぞれの白熱ランプの両側をベース3で連結固定した構造である。
各々の白熱ランプA,B,Cは、互いに発熱パターン(発熱領域)が異なるものであり、白熱ランプAは、フィラメント1の発光部11がガラスバルブ2の長手方向の全域に構成されたものであり、白熱ランプBは、フィラメント1の発光部11がガラスバルブ2の長手方向の中央側の領域に構成されたものであり、白熱ランプCは、フィラメント1の発光部11がガラスバルブ2の長手方向の両端側の領域に構成されたものである。
白熱ランプB、Cのフィラメント1の発光部11は、互いに重なり合わないように形成されている。
この白熱ランプ装置の例では、ガラスバルブ2の長手方向の中心線が加熱ローラ上を通過する紙の中心となる基準線でもあり、中心線を中心にして、例えば幅狭のA4サイズの紙を加熱するときは白熱ランプBを点灯させ、例えば幅広のB4サイズの紙を加熱するときは白熱ランプBと白熱ランプCの両方を点灯させるものである。
また、白熱ランプAは、光出力が白熱ランプB,Cより大きく、スイッチ投入後、短時間で加熱ローラの表面温度を所定の温度に到達させるために、スイッチ投入後、大出力で点灯する補助ランプである。
図2に示すように、白熱ランプA,B,Cはガラスバルブ2の外周面より突出するように排気管残部2a,2b,2cが形成されている。
そして、隣り合う白熱ランプのガラスバルブ2に共通する外接線Lを引き、図2では、3本の外接線Lを引き、それぞれのガラスバルブ2において外接線Lによって形成される接点をa1,a2,b1,b2,c1,c2とする。
さらに、白熱ランプAにおいては、異なる外接線Lによって形成されるそれぞれの接点a1,a2間に存在し、他の白熱ランプB,Cのガラスバルブ2に対向していないガラスバルブ2の外周面であるa1からa2の外周面を外郭線LAとする。
同様に、白熱ランプBにおいては、異なる外接線Lによって形成されるそれぞれの接点b1,b2間に存在し、他の白熱ランプA,Cのガラスバルブ2に対向していないガラスバルブ2の外周面であるb1からb2の外周面を外郭線LBとする。
同様に、白熱ランプCにおいては、異なる外接線Lによって形成されるそれぞれの接点c1,c2間に存在し、他の白熱ランプA,Bのガラスバルブ2に対向していないガラスバルブ2の外周面であるc1からc2の外周面を外郭線LCとする。
そして、3本の外接線Lと外郭線LA,LB,LCを結んで構成される線は、全ての白熱ランプA,B,Cの外周面に共通して接するランプ外形線となる包絡線であり、この包絡線の内方に、全ての排気管残部2a,2b,2cが位置している。
さらに、各々の排気管残部2a,2b,2cは、白熱ランプが伸びる方向において互いに異なる位置のガラスバルブ2の外周面に形成されており、各々の排気管残部2a,2b,2cは、隣り合う排気管残部2a,2b,2c同士が、白熱ランプの伸びる方向において重なり合っているものである。
図2では、全ての排気管残部2a,2b,2cは、白熱ランプの伸びる方向において重なり合っているものである。
この結果、全ての排気管残部2a,2b,2cは、3本の外接線Lと外郭線LA,LB,LCを結んで構成されるランプ外形線となる包絡線の内方に位置しており、包絡線より外方には突出していない構造になっているので、加熱ローラ内に白熱ランプ装置を挿入する作業時に、排気管残部2a,2b,2cが加熱ローラの開口縁に当たらず、白熱ランプが破損することがないものである。
さらには、隣り合う各々の排気管残部2a,2b,2cは、白熱ランプの伸びる方向において、重なり合っていることにより、それぞれの排気管残部2a,2b,2cが互いに接触せず緩衝しない構造となるので、白熱ランプ同士を近づけることができ、全ての排気管残部2a,2b,2cが包絡線の内方に位置している構造でありながらも、白熱ランプ装置のガラスバルブの管軸と直交する平面における断面形状が大きくならないようにできるものである。つまり、白熱ランプ装置の全体形状が大きくならないものである。
図3は、本願発明の他の実施例の白熱ランプ装置の説明図であり、白熱ランプ装置を長手方向から見たときの白熱ランプの配置状態を示す説明用側面図である。なお、図3では、ガラスバルブと排気管残部の位置関係がわかるように封止部とベースは省略しており、図2と同一符号は同一部分であり、説明は省略する。
図3に示す白熱ランプ装置は、図2に示す白熱ランプ装置と異なり、各々の白熱ランプA,B,Cは、隣り合う白熱ランプのガラスバルブ2同士が接触しており、白熱ランプA,B,Cのガラスバルブ2で囲まれた仮想閉空間K内に、白熱ランプA,B,Cの全ての排気管残部2a,2b,2cが位置している。
なお、仮想閉空間Kとは、ガラスバルブ2の管軸と直交する平面において、隣り合う白熱ランプのガラスバルブ2に接する接点Q,R,Sを白熱ランプA,B,Cで囲まれた内側空間の方向に位置するガラスバルブ2の外周面よりなる外郭線で結んで構成されるランプ内形線より内方の空間のことである。
白熱ランプA,B,Cの全ての排気管残部2a,2b,2cは、排気管をチップオフした後に、排気管残部が熱によって軟化している状態の時に、ヘラ等を用いて、この仮想閉空間K内に収まるように形状を整えるものである。
この結果、全ての排気管残部2a,2b,2cは互いに接触による緩衝が発生せず、仮想閉空間K内に収まっており、さらに、隣り合う白熱ランプのガラスバルブ2同士を接触させることができるので、白熱ランプ装置のガラスバルブの管軸と直交する平面における断面形状を小さくすることができる。つまり、白熱ランプ装置の全体形状を小型化できる。
近年、スイッチ投入後、短時間で加熱ローラの表面温度を所定の温度に到達させるためには、加熱ローラの熱容量を小さくする必要があり、具体的には、加熱ローラのローラ径を小さくして加熱ローラの細管化が進んでいる。しかし、図3に示す白熱ランプ装置によれば、このような一層細管化した加熱ローラ内に白熱ランプ装置を確実に挿入することができる。
図4は、本願発明の他の実施例の白熱ランプ装置の説明図であり、白熱ランプ装置を長手方向から見たときの白熱ランプの配置状態を示す説明用側面図である。なお、図4では、ガラスバルブと排気管残部の位置関係がわかるように封止部とベースは省略しており、図2と同一符号は同一部分であり、説明は省略する。
図4に示す白熱ランプ装置は、図2に示す白熱ランプ装置と異なり、4本の白熱ランプを用いており、隣り合う白熱ランプのガラスバルブ2に共通する外接線Lを引き、図4では、4本の外接線Lを引き、それぞれのガラスバルブ2において外接線Lによって形成される接点をa1,a2,b1,b2,c1,c2,d1,d2とする。
さらに、白熱ランプAにおいては、異なる外接線Lによって形成されるそれぞれの接点a1,a2間に存在し、他の白熱ランプB,C,Dのガラスバルブ2に対向していないガラスバルブ2の外周面であるa1からa2の外周面を外郭線LAとする。
同様に、白熱ランプBにおいては、他の白熱ランプのガラスバルブに対向していないガラスバルブ2の外周面であるb1からb2の外周面を外郭線LBとする。
同様に、白熱ランプCにおいては、他の白熱ランプのガラスバルブに対向していないガラスバルブ2の外周面であるc1からc2の外周面を外郭線LCとする。
同様に、白熱ランプDにおいては、他の白熱ランプのガラスバルブに対向していないガラスバルブ2の外周面であるd1からd2の外周面を外郭線LDとする。
そして、4本の外接線Lと外郭線LA,LB,LC,LDを結んで構成される線は、全ての白熱ランプA,B,C,Dの外周面に共通して接するランプ外形線となる包絡線であり、この包絡線の内方に、全ての排気管残部2a,2b,2c,2dが位置している。
さらに、各々の排気管残部2a,2b,2c,2dは、隣り合う排気管残部同士が、白熱ランプの伸びる方向において重なり合っているものである。
排気管残部同士の重なり合いについて説明すると、白熱ランプAの排気管残部2aに対して隣り合う排気管残部とは、白熱ランプBの排気管残部2bと白熱ランプDの排気管残部2dのことであり、排気管残部2aは、排気管残部2bと排気管残部2dの両方に白熱ランプの伸びる方向において重なり合っているものである。
なお、説明は省略するが、白熱ランプB,C,Dの場合も、上記で説明した白熱ランプAの排気管残部同士の重なり合いと同様に隣り合う排気管残部同士が白熱ランプの伸びる方向において重なり合っているものである。
排気管残部2a,2b,2c,2dは、白熱ランプが伸びる方向において互いに異なる位置に形成されており、それぞれの排気管残部2a,2b,2c,2dが互いに接触せず緩衝が起こらないものである。
しかしながら、隣り合わない排気管残部同士、例えば、排気管残部2aと排気管残部2cでは、白熱ランプAと白熱ランプCの離間距離が排気管残部の高さ以上にあれば、白熱ランプが伸びる方向において同じ位置に排気管残部が形成されていても、排気管残部2aと排気管残部2dは、互いに接触せず、緩衝することがない。
この結果、全ての排気管残部2a,2b,2c,2dは、4本の外接線Lと外郭線LA,LB,LC,LDを結んで構成されるランプ外形線となる包絡線の内方に位置しており、包絡線より外方には突出していない構造になっているので、加熱ローラ内に白熱ランプ装置を挿入する作業時に、白熱ランプ装置が傾いて挿入されても、排気管残部2a,2b,2c,2dが加熱ローラの開口縁に当たらず、白熱ランプが破損することがないものである。
さらには、隣り合う各々の排気管残部2a,2b,2c,2dは、白熱ランプの伸びる方向において、重なり合っていることにより、それぞれの排気管残部2a,2b,2c,2dが互いに緩衝せず、白熱ランプ同士を近づけることができ、白熱ランプ装置の全体形状が大きくなるものではない。
さらに、図4に示す白熱ランプ装置は、各々の白熱ランプA,B,C,Dは、隣り合う白熱ランプのガラスバルブ2同士が接触しており、白熱ランプA,B,C,Dのガラスバルブ2で囲まれた仮想閉空間K内に、全ての排気管残部2a,2b,2c,2dが位置しているので、隣り合う白熱ランプのガラスバルブ2同士を接触させて、白熱ランプ装置の全体形状が小型化されるものである。
図5は、本願発明の他の実施例の白熱ランプ装置の説明図であり、白熱ランプ装置を長手方向から見たときの白熱ランプの配置状態を示す説明用側面図である。なお、図5では、ガラスバルブと排気管残部の位置関係がわかるように封止部とベースは省略しており、図2と同一符号は同一部分であり、説明は省略する。
図5に示す白熱ランプ装置は、図2に示す白熱ランプ装置と異なり、5本の白熱ランプA〜Eを用いており、隣り合う白熱ランプのガラスバルブ2に共通する外接線Lを引き、図5では、5本の外接線Lを引き、前述したように、それぞれの白熱ランプのガラスバルブ2の外周面の一部を外郭線LA〜LEと規定し、5本の外接線Lと外郭線LA〜LEを結んで構成される線は、全ての白熱ランプA,B,C,D,Eの外周面に共通して接するランプ外形線となる包絡線であり、この包絡線の内方に全ての排気管残部2a〜2eが位置している。さらに、各々の排気管残部2a〜2eは、隣り合う排気管残部同士が、白熱ランプの伸びる方向において重なり合っているものである。
この結果、加熱ローラ内に白熱ランプ装置を挿入する作業時に、白熱ランプ装置が傾いて挿入されても、排気管残部2a〜2eが加熱ローラの開口縁に当たらず、白熱ランプが破損することがないものである。さらに、それぞれの排気管残部2a〜2eが互いに緩衝せず、白熱ランプ同士を近づけることができ、白熱ランプ装置の全体形状が大きくならないものである。
なお、図5では、隣り合う白熱ランプのガラスバルブ2同士を接触させていないが、排気管残部の形状を小さくすることにより、隣り合う白熱ランプのガラスバルブ2同士を接触させた構造にすると、白熱ランプ装置の全体形状をさらに小さくできるものである。
なお、図面では示さないが、白熱ランプが6本以上の白熱ランプ装置において、本願発明と同様の構成を有していれば、同様の作用効果を有するものである。
図6は、図1に示す白熱ランプ装置を加熱ローラ内に配置した本願発明の加熱装置の断面説明図である。
この断面説明図では、白熱ランプ装置は、白熱ランプ装置を長手方向から見たときの各白熱ランプの配置状態を示すものであり、白熱ランプは断面ではなく外形が分るように描かれており、加熱ローラは断面形状を描いたものである。
図6では、断面円状の加熱ローラ4内に図1に示す白熱ランプ装置が配置されている。
つまり、加熱ローラ内の白熱ランプ装置の全体外形を小型にできるので、加熱ローラのローラ径Mを小さくすることができ、加熱ローラの熱容量を小さくすることができ、スイッチ投入後、短時間で加熱ローラの表面温度を所定の温度に到達させることができる加熱装置となる。
本発明の白熱ランプ装置の構成を示す説明用斜視図である。 図1に示す白熱ランプ装置を長手方向から見たときの白熱ランプの配置状態を示す説明用側面図である。 本願発明の他の実施例の白熱ランプ装置の説明図であり、白熱ランプ装置を長手方向から見たときの白熱ランプの配置状態を示す説明用側面図である。 本願発明の他の実施例の白熱ランプ装置の説明図であり、白熱ランプ装置を長手方向から見たときの白熱ランプの配置状態を示す説明用側面図である。 本願発明の他の実施例の白熱ランプ装置の説明図であり、白熱ランプ装置を長手方向から見たときの白熱ランプの配置状態を示す説明用側面図である。 図1に示す白熱ランプ装置を加熱ローラ内に配置した本願発明の加熱装置の断面説明図である。 従来の白熱ランプ装置の構成を示す説明用斜視図である。 図7に示す白熱ランプ装置を長手方向から見たときの白熱ランプの配置状態を示す説明用側面図である。
符号の説明
A、B、C、D、E・・・・・・・・白熱ランプ
1・・・・・・・・・・・・・・・・フィラメント
2・・・・・・・・・・・・・・・ガラスバルブ
2a、2b、2c、2d、2e・・・排気管残部
3・・・・・・・・・・・・・・・・ベース
L・・・・・・・・・・・・・・・・外接線
LA,LB,LC,LD,LE・・・外郭線
a1,a2〜e1,e2・・・・・・接点
4・・・・・・・・・・・・・・・・加熱ローラ

Claims (3)

  1. 管状のガラスバルブを有する白熱ランプが、3本以上複数並列に配置されてなる白熱ランプ装置において、
    前記複数の白熱ランプの各々は、ガラスバルブに排気管残部を有しており、
    前記ガラスバルブの管軸と直交する平面において、前記複数の白熱ランプのガラスバルブの外周面に共通して接する包絡線の内方に、前記白熱ランプの各々の排気管残部が位置しており、
    隣り合う前記各々の排気管残部は、白熱ランプの伸びる方向において、重なり合っていることを特徴とする白熱ランプ装置。
  2. 前記各々の白熱ランプは、隣り合う白熱ランプのガラスバルブ同士が接触しており、
    前記各々の白熱ランプのガラスバルブで囲まれた仮想閉空間内に、前記各々の白熱ランプの排気管残部が位置していることを特徴とする請求項1に記載の白熱ランプ装置。
  3. 加熱ローラ内に請求項1に記載の白熱ランプ装置が配置された加熱装置。
JP2008274245A 2008-01-24 2008-10-24 白熱ランプ装置及び加熱装置 Pending JP2009200036A (ja)

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