JP2009198900A - 履修支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】講義等を実施する場合において、資格取得のために受講すべき講義や受講者の嗜好に合った講義等、受講者に適した講義をその受講者に対して報知することのできる技術を提供する。
【解決手段】サーバ装置1の記憶部15には、1の科目について、1又は複数の講義の組み合わせで構成された講義グループを示す講義グループデータが、科目毎に複数記憶されている。制御部11は、受講者IDと科目IDとを取得すると、取得した受講者IDに対応する受講履歴データを読み出し、読み出した受講履歴データを、取得された科目IDに対応する複数の講義グループと照合し、その照合結果に応じて、その科目の履修に必要な講義の組み合わせである受講パターンを生成し、生成した受講パターンを、端末2に配信することによって受講者に報知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、履修支援装置に関する。
近年、インターネット等のネットワークを介して講義を行うシステムが知られている。このようなシステムにおいては、複数の講義を受講することによって単位を取得したり、また、複数の単位を取得することによって学士資格等の各種の資格を得たりすることができるものもある。このようなシステムによれば、受講者は、決められた時間や決められたカリキュラムに縛られることなく、自身の都合のよい時間に、所望する講義を受講することができる。また、特許文献1には、ネットワークを用いた講義システムにおいて、ダイビング講習過程の中で、ダイバとしての基礎知識の取得を目的とする講習過程において十分かつ必要な講義学習を実現するためのダイビング講習システムが提案されている。
特開2002−341739号公報
ところで、ネットワークを用いた講義システムにおいては、受講者は、決められたカリキュラムに縛られることなく、自身の所望する講義を所望する順番に受講することができるから、受講者の嗜好によって受講する講義の内容が偏ってしまったり、また、苦手な講師や教科を避けてしまうことによって単位の取得や学士資格取得のために必要な講義の受講漏れが発生したりする虞がある。
本発明は上述した背景の下になされたものであり、講義等(講義及びこれに類するもの)を実施する場合において、資格取得のために受講すべき講義や受講者の嗜好に合った講義等、受講者に適した講義をその受講者に対して報知することのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、1の科目について1又は複数の講義の組み合わせで構成された講義グループを示す講義グループデータを、前記科目毎に複数記憶する講義グループデータ記憶手段と、前記講義の受講履歴を示す受講履歴データを、受講者毎に記憶する受講履歴データ記憶手段と、前記受講者を識別する受講者識別データと前記科目を識別する科目識別データとを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された受講者識別データに対応する受講履歴データを前記受講履歴データ記憶手段から読み出す読出手段と、前記読出手段により読み出された受講履歴データを、前記取得手段により取得された科目識別データに対応する複数の講義グループと照合し、照合結果に応じて該講義グループに含まれる講義の組み合わせを受講パターンとして1又は複数生成する受講パターン生成手段と、前記受講パターン生成手段により生成された受講パターンを示すデータを出力する出力手段とを具備することを特徴とする履修支援装置を提供する。
本発明の好ましい態様において、前記受講履歴データ記憶手段に記憶された受講履歴データを前記受講者毎に解析し、解析結果に応じて、前記受講パターン生成手段により生成された受講パターンから予め定められた条件を満たすものを選択する受講パターン選択手段と、前記受講パターン選択手段により選択された受講パターンを出力する選択パターン出力手段とを具備してもよい。
本発明の更に好ましい態様において、前記講義グループデータ記憶手段は、1の科目について1又は複数の講義の組み合わせで構成された講義グループと該講義グループに含まれる講義の属性とを示す講義グループデータを、前記科目毎に複数記憶し、前記受講履歴データ記憶手段は、前記講義の受講履歴と該講義の属性を示す受講履歴データを、前記受講者毎に記憶し、前記受講パターン選択手段は、前記受講履歴データ記憶手段に記憶された受講履歴データの示す講義を属性毎に統計することによって、予め定められた条件を満たす属性を特定し、前記受講パターン生成手段により生成された受講パターンから、特定された属性に対応するものを選択してもよい。
本発明の別の好ましい態様において、前記受講パターン生成手段により生成された受講パターンのそれぞれについて、所定のアルゴリズムに基づいて受講効率を算出する受講効率算出手段を具備し、前記受講パターン選択手段は、前記受講パターン生成手段により生成された受講パターンから、前記受講効率算出手段により算出された受講効率が予め定められた条件を満たすものを選択してもよい。
本発明の別の好ましい態様において、前記受講者の講義毎の到達度を示す到達度データを取得する到達度データ取得手段を具備し、前記受講パターン選択手段は、前記受講パターン生成手段により生成された受講パターンから、前記到達度データ取得手段により取得された到達度データに基づいて予め定められた条件を満たすものを選択してもよい。
本発明によれば、講義等を実施する場合において、資格取得のために受講すべき講義や受講者の嗜好に合った講義等、受講者に適した講義をその受講者に対して報知することができる。
<A:構成>
図1は、本発明の一実施形態であるネットワーク講義システムの構成を示す図である。
図において、サーバ装置1は、端末2に対して講義を表す講義データを配信する装置である。端末2は、サーバ装置1と相互に通信可能な通信装置であり、例えばパーソナルコンピュータである。なお、端末2としては、パーソナルコンピュータに限定することなく、後述する動作を実行可能な種々の通信装置を採用し得る。端末2は、本システムにおいて講義を受講するユーザが使用する通信装置である。端末2を使用するユーザのことを、以下では「受講者」という。受講者は、本システムにおいては複数であり、各々の端末を用いて講義を受講する。ネットワーク3は、サーバ装置1と端末2とを通信可能にするネットワークであり、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)である。なお、ネットワーク3は、サーバ装置1と端末2とを通信可能にするものであれば、その具体的な形態を問わず、例えば、いわゆるPeer to Peer型のネットワークであってもよい。また、ネットワーク3は、有線であっても無線であってもよく、これらを組み合わせたものであってもよい。
ここで、本実施形態であるネットワーク講義システムの利用形態について説明する。受講者は、端末2を用いてサーバ装置1にアクセスし、サーバ装置1からの講義データの配信を受けることによって講義を聴取する。このシステムでは、各科目のそれぞれに予め設定された講義を受講することによって、その科目の単位を取得することが可能となっている。図2は、講義の内容の一例を示す図であり、図3は、科目と講義との対応関係の一例を示す図である。図2に例示するように、このシステムにおいては各種の講義が設けられており、受講者は、これらの複数の講義の中から、自身が所望する講義を選択して受講することができる。また、図3に例示するように、各科目のそれぞれについて、単位を取得するために受講が必要な講義の組み合わせ(以下「講義グループ」という)が1又は複数設定されている。受講者は、設定された講義グループのいずれかを選択し、選択した講義グループに含まれる講義をすべて受講することで単位を取得することができる。
次に、サーバ装置1の構成について説明する。図4は、サーバ装置1の構成を示すブロック図である。図において、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置やメモリを備え、予め記憶されたプログラムを実行することによってサーバ装置1の動作を制御する。通信部12は、ネットワーク3を介したデータの送受信を可能にするインタフェースであり、制御部11により供給されたデータをネットワーク3を介して送信するとともに、ネットワーク3を介して受信したデータを制御部11に供給する。情報入力部13は、各種のデータを入力するためのインタフェースである。本実施形態の情報入力部13は、音声を入力するためのマイクロホンと、文字等を入力するためのキーボードやマウスとを備える。情報出力部14は、データを出力するためのインタフェースである。本実施形態の情報出力部14は、放音するスピーカと、文字等を含む画像を表示する表示装置とを備える。なお、情報出力部14が表示する画像は、静止画であってもよいし、動画であってもよい。記憶部15は、制御部11が参照するデータを記憶する記憶手段であり、例えばハードディスクである。なお、記憶部15は、光ディスク(DVD等)のように、サーバ装置1と別体に構成されたものであってもよく、また、ネットワーク接続されたリモートストレージ装置であってもよい。
記憶部15には、図示のように、講義データベースDB1と、科目データベースDB2と、受講者データベースDB3とが記憶されている。講義データベースDB1には、受講者が視聴する講義を記録した講義データが記憶されている。本実施形態の講義データは、予め録画及び録音されたデータである。
科目データベースDB2には、各科目のそれぞれについて、1又は複数の講義を組み合わせて構成された講義グループを示す講義グループデータが複数記憶されている。図5は、科目データベースDB2の内容の一例を示す図である。図示のように、このデータベースは、「科目ID」と「講義グループ」との各項目が互いに関連付けて構成されている。これらの項目のうち、「科目ID」の項目には、科目を識別する識別情報が格納される。「講義グループ」の項目には、1又は複数の講義の組み合わせで構成された講義グループを示す講義グループデータが記憶されている。例えば、図5に示す例においては、科目IDが「科目01」の科目は、「講義グループ01」,「講義グループ02」,…の複数の講義グループが設定されている。本実施形態では、受講者は、これらの講義グループの中のいずれかの組み合わせで講義を受講することで、その科目の単位を取得することができる。このデータベースには、本システムの管理者等によって科目毎の講義グループが予め登録されている。
受講者データベースDB3には、受講者毎の受講履歴や単位取得予定の科目を示すデータが記憶されている。図6は、受講者データベースDB3の内容の一例を示す図である。図示のように、このデータベースは、「受講者ID」と「受講履歴」と「履修予定科目」との各項目が互いに関連付けて構成されている。これらの項目のうち、「受講者ID」の項目には、受講者を識別する識別情報が格納される。「受講履歴」の項目には、その受講者が受講済みの講義を示す講義識別データが格納される。サーバ装置1の制御部11は、講義を配信する毎に、配信先の受講者を示す受講者IDに対応する受講履歴の項目に、配信した講義を示す講義識別データを登録する。これにより、受講者データベースDB3には、受講者毎の受講履歴が蓄積されていく。以下の説明では、「受講履歴」の項目に記憶される講義識別データの群を、「受講履歴データ」と称して説明する。「履修予定科目」の項目には、受講者が単位の取得を予定している科目の科目ID(科目識別情報)が格納される。受講者は、端末2を用いて、この受講者データベースDB3に、自身が単位の取得を希望する科目を登録することができる。
ここで、受講者データベースDB3に登録される講義識別データの内容の一例について、図7を参照しつつ説明する。図7は、講義識別データの内容の一例を示す図である。図7に示す例においては、講義識別データは、講義を識別する講義IDに、講義の属性を示すタグが1又は複数付与されて構成されている。図7に示す例においては、講義識別データは、講師を識別する「講師タグ」、指導方法(講義、討論、等)を識別する「指導方法タグ」、講義の時間長を示す「時間タグ」、及び講義の料金を示す「料金タグ」が講義を識別する講義IDに付与されて構成されている。なお、この実施形態では、上述の「講師タグ」、「指導方法タグ」、「時間タグ」、「料金タグ」の4種類のタグを用いるが、タグの種類はこれに限らず、例えば、講義の難易度レベルを示す「レベルタグ」や、どの言語による講義かを示す「言語タグ」等、講義の属性を示すものであればよく、種々のものを用いることができる。
次に、端末2の構成について図面を参照しつつ説明する。図8は、端末2の構成を示すブロック図である。図において、制御部21,通信部22,情報入力部23及び情報出力部24の機能はそれぞれ、サーバ装置1の制御部11,通信部12,情報入力部13及び情報出力部14の機能とほぼ同様であり、説明を省略する。要するに、端末2は、記憶部25を除き、サーバ装置1と同様の構成である。記憶部25は制御部21が参照するデータを記憶する記憶手段であり、例えばハードディスクである。
<B:動作>
次に、本実施形態の動作について説明する。
<B−1:講義動作>
まず、本システムの講義動作について説明する。まず、受講者は、自身の端末を操作して、自身に割り当てられた受講者IDと、受講したい講義の講義IDとを含む配信要求データを、ネットワーク3を介してサーバ装置1に送信する。サーバ装置1は、端末2から配信要求データを受信すると、受信した配信要求データの示す講義を表す講義データを、その端末2に対して配信する。端末2は、サーバ装置1から配信されてくる講義データを情報出力部14に出力する。すなわち、端末2は、講義データの表す音声をスピーカから放音するとともに、講義データの表す画像を表示装置に表示する。受講者は、端末2から放音される音声や画像を聴取することで、講義を受講する。
講義データの配信を終えると、サーバ装置1は、配信した講義を示す講義識別データを、受講履歴として、受講者データベースDB3に登録する。このように、サーバ装置1は、講義が受講される毎に、受講された講義を示す講義識別データを、配信要求を受けた受講者IDに対応付けて、受講者データベースDB3に登録する。これにより、受講者データベースDB3には、受講者毎に受講履歴が蓄積される。
<B−2:受講報知動作>
次に、サーバ装置1が行う受講者に対する報知動作について、図面を参照しつつ説明する。図9は、サーバ装置1が行う報知処理の流れを示すフローチャートである。サーバ装置1は、予め定められた条件を満たしたタイミング(例えば、1ヶ月毎、1週間毎、等)で、報知講義特定処理を実行する。なお、報知処理を実行するタイミングは、例えば、受講者からの問い合わせ、すなわち端末2から問い合わせを示す照合要求データをサーバ装置1が受信したタイミングで行うようにしてもよい。
まず、サーバ装置1は、受講者データベースDB3を参照して、受講者IDを取得するとともに、その受講者IDが割り当てられた受講者が単位取得を所望している科目を示す科目IDを取得する(ステップS1)。なお、この動作例では、受講者データベースDB3から受講者IDと科目IDとを取得するようにしたが、受講者IDと科目IDとの取得の態様はこれに限らず、例えば、サーバ装置1が、端末2から、受講者IDと科目IDとを含む照合要求データを受信することによって、受講者IDと科目IDとを取得するようにしてもよい。
受講者IDと科目IDとを取得すると、制御部11は、取得した受講者IDに対応する受講履歴データを、受講者データベースDB3から読み出し(ステップS2)、読み出した受講履歴データと、取得された科目IDに対応する複数の講義グループとを照合し、照合結果に応じて、その科目IDの示す科目の履修に必要な講義の組み合わせを示す受講パターンを示す受講パターンデータを1又は複数生成する(ステップS3)。
この受講パターン生成処理の具体的な内容の一例について、図5を参照しつつ説明する。図5に示す例において、科目01の単位を取得するためには、受講者は、「講義グループ01」,「講義グループ02」,「講義グループ03」,…のいずれかの組み合わせで講義を受講する必要がある。このとき、例えば、或る受講者Aが「講義a2」,「講義a11」,「講義a12」の3つの講義を受講済みであるとする。この場合、「講義グループ01」には、図示のように、「講義a1」,「講義a11」,「講義a12」の3つの講義が含まれており、受講者Aは、「講義a11」,「講義a12」を受講済みである一方、「講義a1」は未受講であるから、受講者Aは、「講義グループ01」のパターンで単位を取得するためには、「講義a1」を更に受講する必要がある。
制御部11は、受講履歴データと「講義グループ01」,「講義グループ02」,「講義グループ03」,…を順に照合していき、講義グループに含まれる講義であって、かつ、未受講である講義の群を、受講パターンとして講義グループのそれぞれについて特定していく。上述の例においては、制御部11は、「講義グループ01」,「講義グループ02」,「講義グループ03」のそれぞれに対応する受講パターンとして、「講義a1」,「講義a4,講義a5」,「講義a10」の受講パターンをそれぞれ生成する。
次いで、サーバ装置1は、受講履歴データを受講者毎に解析し、解析結果に応じて、ステップS3で生成した受講パターンを予め定められた条件に従ってソートする(順位付けを行う)(ステップS4)。より具体的には、この実施形態では、サーバ装置1は、受講履歴データに含まれる講義識別データの「講師タグ」や「指導方法タグ」を参照して、タグ毎に統計を取り、受講数の多い属性を特定する。次いで、制御部11は、受講パターンに含まれる講義識別データのタグを参照して、生成した受講パターンを、特定された属性と一致する講義の数が多い順に並び替える。
次いで、制御部11は、順位付けされた受講パターンを示す受講パターンデータを、端末2に送信することによって受講者に報知する(ステップS5)。端末2は、サーバ装置1から送信されてくる受講パターンデータの示す順位付けされた受講パターンを、情報出力部14の表示装置に表示することによって受講者に報知する。
図10は、端末2の表示装置に表示される画面の一例を示す図である。図示のように、表示装置には、複数の受講パターンがソートされた順に表示される。受講者は、この画面をみることで、どの講義をどのような組み合わせで受講すれば単位を取得することができるかを確認することができる。
図10に示す画面において、受講者が、情報入力部13を操作して、複数の受講パターンを料金順や時間順にソートできるようにしてもよい。この場合は、まず、受講者は、情報入力部13を用いて、受講パターンを料金順(又は時間順)にソートするための操作を行う。この操作は、例えば、図10の画面Gに表示されたテキストT1,T2をクリックするようにしてもよい。受講者によって操作が行われると、情報入力部13は、操作された内容に応じた操作信号を出力し、制御部11は、情報入力部13から供給される信号に応じて、受講パターンを料金順(又は時間順)にソートする旨を示す要求データを、サーバ装置1に送信する。サーバ装置1の制御部11は、端末2から要求データを受信すると、生成した受講パターンのそれぞれについて、所定のアルゴリズムに基づいて受講効率(料金、時間等)を算出する。具体的には、例えば、制御部11は、複数の受講パターンのそれぞれについて、受講パターンに含まれる講義識別データの料金タグ(又は時間タグ)を参照して、料金(又は時間)の統計を取る。次いで、制御部11は、算出した受講効率に基づいて受講パターンを並び替える。この実施形態では、制御部11は、統計結果の昇順(又は降順)に受講パターンを並び替える。次いで、制御部11は、並び替えた内容を示すデータを端末2に送信する。端末2は、サーバ装置1から受信するデータに応じて表示装置の表示を更新する。これにより、表示装置には、料金順(又は時間順)に並び替えられた受講パターンの一覧が表示される。受講者は、表示装置に表示される画面を参照することで、それぞれの受講パターンの受講効率を比較することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、サーバ装置1が、受講者の受講履歴を蓄積し、蓄積した受講履歴から、受講者が所望する科目の単位取得に必要な受講パターンを特定して受講者に報知するから、これにより、受講者は、単位を取得するために、あとどの講義を受講すればよいかを認識することができる。具体的には、例えば、図5に示す例において、「科目ID」が「科目01」の科目の単位を取得するために、「講義グループ02」の講義を受講する予定でいたものの、苦手な講師や苦手な指導方法を理由に、受講を避けていた講義がある場合であっても、受講者は、他の講義グループに変更することができ、その講義グループの講義を受講することにより、自身の嗜好にあった講義を受講して単位を取得することができる。このように、本実施形態によれば、例えば、講師と相性が合わずに受講が嫌になった場合でも、他の講師の講義を提示してあげることで、単位取得を手助けすることができる。
また、本実施形態によれば、サーバ装置1が、受講者の受講履歴を参照して受講パターンの順位付けを行い、その結果を受講者に報知するから、これにより、受講者は、自身の嗜好にあった受講パターンを把握し易くなる。
また、本実施形態によれば、サーバ装置1が、受講効率(受講時間、受講費用、等)の順に受講パターンをソートするから、これにより、受講者は、受講パターンが複数ある場合であっても、それらの間で受講効率を容易に比較することができる。
<C:変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその例を示す。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(1)上述の実施形態では、制御部11が、生成した受講パターンを予め定められた条件に従ってソートし、ソートした順に表示させるようにしたが、受講パターンを必ずしもソートする必要はなく、生成した受講パターンを単なる一覧として表示させるようにしてもよい。
また、ソートするに限らず、制御部11が、受講履歴データを受講者毎に解析し、解析結果に応じて、生成した受講パターンから予め定められた条件を満たすものを1又は複数選択し、選択した受講パターンを表示させるようにしてもよい。具体的には、例えば、制御部11が、受講履歴データに含まれる講義識別データの「講師タグ」や「指導方法タグ」を参照して、タグ毎に統計を取り、受講履歴のなかで受講数の多い属性を特定する。次いで、制御部11は、受講パターンに含まれる講義識別データのタグを参照して、生成された受講パターンから、特定した属性と一致する講義の数が予め定められた条件を満たす(例えば、講義の数の多い順で上位5つ、講義の数が所定数以上、等)ものを1又は複数選択し、選択した受講パターンを端末2に送信することによって受講者に報知する。
例えば、或る受講者が、特定の講師や特定の指導方法の講義を多く受講している場合において、講師や指導方法が同じである講義をその受講者に提示してあげることにより、受講者の嗜好にあった講義を提示することができる。
また、例えば、或る受講者が、特定の項目の講義をあまり受講していない場合においては、その項目を含む講義をその受講者に提示してあげることにより、受講者が苦手な項目の講義を提示し、苦手項目の克服を支援することができる。
また、受講パターンの選択の態様はこれに限らず、例えば、制御部11が、生成した受講パターンのそれぞれについて、所定のアルゴリズムに基づいて受講効率を算出し、生成した受講パターンから、算出した受講効率が予め定められた条件を満たすものを選択するようにしてもよい。具体的には、例えば、制御部11が、生成した受講パターンのそれぞれについて、それぞれの受講パターンに含まれる講義識別データの「時間タグ」(又は「料金タグ」)を参照して時間の合計(又は料金の合計)を算出し、算出結果が予め定められた条件を満たす(例えば、少ない順で上位5つ、講義料金が所定数以下、等)ものを選択するようにしてもよい。
(2)また、受講パターンの選択の態様はこれに限らず、例えば、制御部11が、受講者の講義毎の到達度を示す到達度データを取得し、生成した受講パターンのなかから、取得した到達度データに基づいて受講パターンを1又は複数選択するようにしてもよい。具体的には、例えば、受講者データベースDB3に、講義の到達レベルを示す到達度データを講義毎に記憶するようにし、制御部11が、記憶された到達度データに基づいて受講パターンを1又は複数選択するようにしてもよい。この選択は、具体的には、例えば、到達度の低い項目を多く含む受講パターンを選択するようにしてもよい。このようにすることで、苦手項目の克服を支援することができる。
この場合、到達度データの取得の態様としては、例えば、サーバ装置1の管理者が情報入力部13を用いて手入力し、制御部11が入力される到達度データを取得するようにしてもよく、また、例えば、ネットワークを用いて試験を行い、サーバ装置1が端末2から到達度データを受信するようにしてもよく、要は、サーバ装置1の制御部11が到達度データを取得するものであればどのようなものであってもよい。
(3)上述の実施形態では、サーバ装置1の制御部11が、講義データの配信を終えたタイミングで、受講履歴データにその講義の講義識別データを受講履歴として受講者データベースDB3に登録したが、受講履歴の登録の態様は、これに限らず、例えば、サーバ装置1の管理者が情報入力部13を用いて手入力し、制御部11が入力される講義識別データを受講者データベースDB3に登録するようにしてもよく、また、例えば、制御部11が、予め定められたタイミング(例えば、1ヶ月毎、1週間毎、等)で、サーバ装置1へのアクセス履歴を参照して受講履歴を更新するようにしてもよく、受講履歴データが受講者データベースDB3に登録されるものであればどのようなものであってもよい。
(4)上述の実施形態では、受講パターンを表示装置に表示させることによって受講者に報知したが、報知の態様はこれに限らず、例えば、音声メッセージを出力することによって報知してもよく、また、生成された受講パターンを示すデータを電子メール形式で受講者のメール端末に送信するといった形態であってもよい。また、受講パターンを示す情報を記憶媒体に出力して記憶させるようにしてもよく、この場合、受講者はコンピュータを用いてこの記憶媒体から情報を読み出させることで、それらを参照することができる。また、受講パターンを所定の用紙に印刷出力してもよい。要は受講者に対して何らかの手段でメッセージ乃至情報を伝えられるように、受講パターンを示す情報を出力するものであればよい。
(5)上述の実施形態では、サーバ装置1は、受講者が取得を希望している科目(指定されている科目)の単位を取得するための受講パターンを受講者に報知するようにしたが、これに限らず、指定されていない科目の単位を取得するための受講パターンを受講者に報知するようにしてもよい。具体的には、例えば、サーバ装置1の制御部11が、受講履歴データを、科目データベースDB2に登録された複数の科目の講義グループとそれぞれ照合し、受講履歴データと講義グループとの差分が予め定められた閾値以下である場合に、その講義グループに対応する科目を、受講者に報知するようにしてもよい。具体的には、例えば、「あと、「講義b11」を受講すれば、科目11の単位が取得できます」といったメッセージを表示装置に表示させるようにしてもよい。このようにすることにより、あとどの講義を受講すればどの科目の単位が取得可能かを受講者が容易に把握することができる。
(6)上述した実施形態におけるサーバ装置1の制御部11によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記録した状態で提供し得る。また、インターネットのようなネットワーク経由でサーバ装置1にダウンロードさせることも可能である。
本発明の一実施形態であるネットワーク講義システムの構成を示す図である。 講義の内容の一例を示す図である。 科目毎の講義の受講パターンの内容の一例を示す図である。 サーバ装置の構成を示すブロック図である。 科目データベースの内容の一例を示す図である。 受講者データベースの内容の一例を示す図である。 講義識別データの内容の一例を示す図である。 端末の構成を示すブロック図である。 サーバ装置が行う処理の流れを示すフローチャートである。 表示装置に表示される画面の一例を示す図である。
符号の説明
1…サーバ装置、2…端末、3…ネットワーク、11,21…制御部、12,22…通信部、13,23…情報入力部、14,24…情報出力部、15,25…記憶部。

Claims (5)

  1. 1の科目について1又は複数の講義の組み合わせで構成された講義グループを示す講義グループデータを、前記科目毎に複数記憶する講義グループデータ記憶手段と、
    前記講義の受講履歴を示す受講履歴データを、受講者毎に記憶する受講履歴データ記憶手段と、
    前記受講者を識別する受講者識別データと前記科目を識別する科目識別データとを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された受講者識別データに対応する受講履歴データを前記受講履歴データ記憶手段から読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出された受講履歴データを、前記取得手段により取得された科目識別データに対応する複数の講義グループと照合し、照合結果に応じて該講義グループに含まれる講義の組み合わせを受講パターンとして1又は複数生成する受講パターン生成手段と、
    前記受講パターン生成手段により生成された受講パターンを示すデータを出力する出力手段と
    を具備することを特徴とする履修支援装置。
  2. 前記受講履歴データ記憶手段に記憶された受講履歴データを前記受講者毎に解析し、解析結果に応じて、前記受講パターン生成手段により生成された受講パターンから予め定められた条件を満たすものを選択する受講パターン選択手段と、
    前記受講パターン選択手段により選択された受講パターンを出力する選択パターン出力手段と
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の履修支援装置。
  3. 前記講義グループデータ記憶手段は、1の科目について1又は複数の講義の組み合わせで構成された講義グループと該講義グループに含まれる講義の属性とを示す講義グループデータを、前記科目毎に複数記憶し、
    前記受講履歴データ記憶手段は、前記講義の受講履歴と該講義の属性を示す受講履歴データを、前記受講者毎に記憶し、
    前記受講パターン選択手段は、前記受講履歴データ記憶手段に記憶された受講履歴データの示す講義を属性毎に統計することによって、予め定められた条件を満たす属性を特定し、前記受講パターン生成手段により生成された受講パターンから、特定された属性に対応するものを選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の履修支援装置。
  4. 前記受講パターン生成手段により生成された受講パターンのそれぞれについて、所定のアルゴリズムに基づいて受講効率を算出する受講効率算出手段
    を具備し、
    前記受講パターン選択手段は、前記受講パターン生成手段により生成された受講パターンから、前記受講効率算出手段により算出された受講効率が予め定められた条件を満たすものを選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の履修支援装置。
  5. 前記受講者の講義毎の到達度を示す到達度データを取得する到達度データ取得手段
    を具備し、
    前記受講パターン選択手段は、前記受講パターン生成手段により生成された受講パターンから、前記到達度データ取得手段により取得された到達度データに基づいて予め定められた条件を満たすものを選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の履修支援装置。
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