JP2009198636A - スクリーン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スクリーンの展開及び収納作業の面倒さを解消することができ、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることのないスクリーン装置を提供する。
【解決手段】壁面に設けられたカーテンレールC上に配設されるスクリーン装置100であって、ロール状に巻き取り可能に構成されたスクリーンシート112及び芯部材を有するスクリーン体110と、スクリーン繰り出し・巻き取り装置と、スクリーン体110を格納するスクリーン格納部120と、スクリーン載置部140とを備える。スクリーン格納部120は、スクリーンシート112を繰り出すときには、通過口124が下方向を向き、かつ、スクリーンシート112を巻き取った後は、通過口124が壁面とは反対方向を向くように、スクリーン載置部140上で回動可能に構成されている。スクリーンシート112を繰り出すときの通過口124の位置は、カーテンレールCに対して壁面とは反対側に位置する。
【選択図】図2
【解決手段】壁面に設けられたカーテンレールC上に配設されるスクリーン装置100であって、ロール状に巻き取り可能に構成されたスクリーンシート112及び芯部材を有するスクリーン体110と、スクリーン繰り出し・巻き取り装置と、スクリーン体110を格納するスクリーン格納部120と、スクリーン載置部140とを備える。スクリーン格納部120は、スクリーンシート112を繰り出すときには、通過口124が下方向を向き、かつ、スクリーンシート112を巻き取った後は、通過口124が壁面とは反対方向を向くように、スクリーン載置部140上で回動可能に構成されている。スクリーンシート112を繰り出すときの通過口124の位置は、カーテンレールCに対して壁面とは反対側に位置する。
【選択図】図2
Description
本発明は、スクリーン装置に関する。
従来、ホームプロジェクタ用のスクリーンとして、フック状の金具を用いてカーテンレールに吊り下げて使用するタイプのスクリーンが知られている(例えば、特許文献1参照。)。一般的な日本の家庭は部屋がそれほど広くないことから、壁面にスクリーンを設置するだけの面積を確保することは容易ではないが、従来のスクリーンは、カーテンレールが設けられた部分、すなわち窓が配置されたスペースを有効活用することができるため、部屋がそれほど広くない場合であってもホームシアター等を十分に楽しむことができる。
しかしながら、従来のスクリーンにおいては、スクリーンを使用するたびに、フック状の金具をカーテンレールに引っ掛けてカーテンレールにスクリーンを吊り下げたり、カーテンレールからスクリーンを取り外したりしなければならず、スクリーンの展開及び収納作業が面倒であるという問題がある。
なお、部屋の景観を損ねないようにしようと考えると、カーテンレールから取り外した後のスクリーンは、物置や専用の収納場所に収納することとなるが、スクリーンは比較的大型であるため、スクリーンの収納スペースとして比較的広いスペースを確保しなければならない。特に、日本の住環境では、スクリーンの収納スペースを確保するのは容易なことではない。また、スクリーンの収納スペースを確保できた場合であっても、スクリーンを使用するたびに、大きなスクリーンを持ち運ばなければならないため、この点からも、スクリーンの展開及び収納作業が面倒であると言える。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、スクリーンの展開及び収納作業の面倒さを解消することができ、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることのないスクリーン装置を提供することを目的とする。
本発明のスクリーン装置は、壁面に設けられたカーテンレール上に配設されるスクリーン装置であって、ロール状に巻き取り可能に構成されたスクリーンシート及び前記スクリーンシートを巻き取ったときに芯となる芯部材を有するスクリーン体と、前記スクリーンシートを繰り出し、かつ、ロール状に巻き取るためのスクリーン繰り出し・巻き取り装置と、前記スクリーンシートを繰り出したときに当該スクリーンシートを通過させる通過口を有し、前記スクリーン体を格納するスクリーン格納部と、前記スクリーン格納部が載置される載置面及び前記載置面と直交関係にあるとともに自身を前記壁面に取り付け・固定するための取付け固定面を有するスクリーン載置部とを備え、前記スクリーン格納部は、前記スクリーンシートを繰り出すときには、前記通過口が下方向を向き、かつ、前記スクリーンシートを巻き取った後は、前記通過口が前記芯部材に対して前記壁面とは反対方向を向くように、前記スクリーン載置部上で回動可能に構成されており、前記スクリーンシートを繰り出すときの前記通過口の位置は、前記カーテンレールに対して前記壁面とは反対側に位置することを特徴とする。
このため、本発明のスクリーン装置によれば、スクリーン(スクリーンシート)がカーテンレール上に常設されることとなり、スクリーン使用時(展開時)にはスクリーン繰り出し・巻き取り装置によってスクリーン格納部からスクリーンシートを繰り出し、スクリーン不使用時(収納時)にはスクリーン繰り出し・巻き取り装置によってスクリーンシートを巻き取るだけでよいことから、従来のスクリーンの場合に比べて、スクリーンの展開及び収納作業に要する手間等を大幅に軽減することが可能となる。
また、本発明のスクリーン装置によれば、スクリーン不使用時には、カーテンレール上のスクリーン格納部にスクリーンシートが収納されるため、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることがない。
したがって、本発明のスクリーン装置は、スクリーンの展開及び収納作業の面倒さを解消することができ、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることのないスクリーン装置となる。
また、本発明のスクリーン装置によれば、スクリーン不使用時には、カーテンレール上のスクリーン格納部にスクリーンシートが収納されるため、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることがない。
したがって、本発明のスクリーン装置は、スクリーンの展開及び収納作業の面倒さを解消することができ、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることのないスクリーン装置となる。
また、本発明のスクリーン装置によれば、普段の生活において比較的目が届き難い“カーテンレールの上”という空間にスクリーン装置を配設していることから、部屋の景観に及ぼす影響を極力抑制することが可能となる。
また、本発明のスクリーン装置によれば、スクリーンシートを繰り出すときの通過口の位置が、カーテンレールに対して壁面とは反対側に位置することから、スクリーンシートを繰り出すときにカーテンレールが邪魔になることもない。
ところで、仮に、スクリーン格納部を回動可能とせず、スクリーンシートを繰り出すとき及び巻き取ったときのいずれにおいても通過口が下方向を向くように構成することによっても、スクリーンシートを繰り出すときにカーテンレールが邪魔になることはなくなるが、この場合は、スクリーン格納部が常にカーテンレールから突出した状態となるため、カーテンレール上が目の届き難い空間であるといっても、部屋の景観を損ないかねない。
これに対し、本発明のスクリーン装置によれば、スクリーン格納部が上記のように回動可能に構成されているため、後述する図1、図2及び図7から分かるように、スクリーンシートを巻き取った後において、通過口が芯部材に対して壁面とは反対方向を向くようにスクリーン格納部を回動させれば、スクリーン格納部がカーテンレールから突出することもなくなる。その結果、部屋の景観に及ぼす影響を極力抑制することが可能となる。
これに対し、本発明のスクリーン装置によれば、スクリーン格納部が上記のように回動可能に構成されているため、後述する図1、図2及び図7から分かるように、スクリーンシートを巻き取った後において、通過口が芯部材に対して壁面とは反対方向を向くようにスクリーン格納部を回動させれば、スクリーン格納部がカーテンレールから突出することもなくなる。その結果、部屋の景観に及ぼす影響を極力抑制することが可能となる。
本発明のスクリーン装置においては、前記スクリーン格納部は、前記芯部材が前記カーテンレールの上方位置にあるように、前記芯部材の位置を固定する位置固定部をさらに有することが好ましい。
このように構成することにより、スクリーン体の重心位置が常にカーテンレール上に位置するようになるため、スクリーン装置の安定度を向上することが可能となる。
本発明のスクリーン装置においては、前記スクリーンシートの端部のうち前記スクリーンシートを繰り出したときに下側となる端部には、前記スクリーンシートを巻き取り終わったときに前記通過口を覆うように構成された覆い部材が配設されていることが好ましい。
このように構成することにより、埃等の侵入口となり得る通過口を覆い部材によって覆うことができるため、スクリーンシートに埃等が付着するのを長期間に渡って抑制することが可能となる。
本発明のスクリーン装置においては、前記スクリーン格納部における前記通過口の近傍には、前記スクリーンシートを巻き取り終えたときに前記通過口を覆うように構成された覆い部材が配設されていることが好ましい。
このように構成することによっても、埃等の侵入口となり得る通過口を覆い部材によって覆うことができるため、スクリーンシートに埃等が付着するのを長期間に渡って抑制することが可能となる。
本発明のスクリーン装置においては、前記スクリーンシートの繰り出し動作及び巻き取り動作並びにスクリーン格納部の回動動作は、電動で行われることが好ましい。
このように構成することにより、スクリーンの展開及び収納作業を簡単に行うことが可能となる。
以下、本発明のスクリーン装置について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1及び図2は、実施形態1に係るスクリーン装置100を説明するために示す図である。図1(a)はスクリーン展開時のスクリーン装置100の配置構成を示す側面図であり、図1(b)はスクリーン収納時のスクリーン装置100の配置構成を示す側面図である。図2(a)はスクリーン展開時のスクリーン装置100の配置構成を示す斜視図であり、図2(b)はスクリーン収納時のスクリーン装置100の配置構成を示す斜視図である。なお、図2(b)においては、覆い部材116の図示を省略している。
図3は、スクリーン体110を説明するために示す図である。図3(a)はスクリーン体110の斜視図であり、図3(b)はスクリーン体110の要部を拡大して示す図である。
図1及び図2は、実施形態1に係るスクリーン装置100を説明するために示す図である。図1(a)はスクリーン展開時のスクリーン装置100の配置構成を示す側面図であり、図1(b)はスクリーン収納時のスクリーン装置100の配置構成を示す側面図である。図2(a)はスクリーン展開時のスクリーン装置100の配置構成を示す斜視図であり、図2(b)はスクリーン収納時のスクリーン装置100の配置構成を示す斜視図である。なお、図2(b)においては、覆い部材116の図示を省略している。
図3は、スクリーン体110を説明するために示す図である。図3(a)はスクリーン体110の斜視図であり、図3(b)はスクリーン体110の要部を拡大して示す図である。
図4は、スクリーン格納部120を説明するために示す図である。図4(a)はスクリーン格納部120の斜視図であり、図4(b)はスクリーン体110を装着したときのスクリーン格納部120の斜視図であり、図4(c)はスクリーン体110を装着したときのスクリーン格納部120の側面図である。なお、図4(a)及び図4(b)においては、内部構造の理解を容易にするため、スクリーン格納部120における一部の側面の図示を省略している。
図5は、スクリーン載置部140の斜視図である。
図6は、スクリーン駆動装置150の動作回路のブロック図である。
図5は、スクリーン載置部140の斜視図である。
図6は、スクリーン駆動装置150の動作回路のブロック図である。
実施形態1に係るスクリーン装置100は、図1及び図2に示すように、壁面Aに設けられたカーテンレールC上に配設されるスクリーン装置であって、スクリーン体110と、スクリーン体110を格納するスクリーン格納部120と、スクリーン格納部120が載置されるスクリーン載置部140と、スクリーン駆動装置150と、スクリーン駆動装置150を遠隔制御するためのリモコン180とを備える(一部については図6参照。)。なお、カーテンレールCは窓Bの上方位置に設けられており、カーテンレールCにはカーテンDが取り付けられている。
スクリーン体110は、図3に示すように、ロール状に巻き取り可能に構成されたスクリーンシート112と、スクリーンシート112を巻き取ったときに芯となる芯部材114と、スクリーンシート112の端部のうちスクリーンシート112を繰り出したときに下側となる端部に配設された覆い部材116とを有する。
スクリーンシート112の所定位置には、プロジェクタPJからの投写画像を表示するためのスクリーン面113が設けられている。
芯部材114には、後述するスクリーン格納部120の位置固定部126における嵌合孔128に嵌合可能な突起部118が設けられている。
覆い部材116は、スクリーンシート112を巻き取り終えたときに通過口124を覆うように構成されている(図1(b)又は後述する図7(e)及び図7(f)参照。)。なお、スクリーン展開時におけるスクリーンシート112のシワや弛みの発生を抑制する観点からいえば、覆い部材116は、スクリーンシート112に対し適度なテンションを付与できる重さがあることが好ましい。なお、スクリーンシート112に付与されるテンションを調整可能なテンション調整機構が覆い部材に設けられていてもよい。
スクリーン格納部120は、図2及び図4に示すように、内部にスクリーン体110を格納する箱体122と、スクリーンシート112を繰り出したときにスクリーンシート112を通過させる通過口124と、芯部材114の突起部118に対応する嵌合孔128を有する位置固定部126と、スクリーンシート112が通過口124から円滑に繰り出され、かつ、通過口124を通過するスクリーンシート112が芯部材114に円滑に巻き取られるように、スクリーンシート112を支持するガイド部材130とを有する。
なお、詳細については後述するが、スクリーン格納部120は、スクリーンシート112を繰り出すときには通過口124が下方向を向き、スクリーンシート112を巻き取った後は通過口124が芯部材114に対して壁面Aとは反対方向(手前方向)を向くように、スクリーン載置部140上で回動可能に構成されている。スクリーンシート112を繰り出すときの通過口124の位置は、カーテンレールCよりも手前側(カーテンレールCに対して壁面Aとは反対側)に位置している(図1又は後述する図7参照。)。
なお、詳細については後述するが、スクリーン格納部120は、スクリーンシート112を繰り出すときには通過口124が下方向を向き、スクリーンシート112を巻き取った後は通過口124が芯部材114に対して壁面Aとは反対方向(手前方向)を向くように、スクリーン載置部140上で回動可能に構成されている。スクリーンシート112を繰り出すときの通過口124の位置は、カーテンレールCよりも手前側(カーテンレールCに対して壁面Aとは反対側)に位置している(図1又は後述する図7参照。)。
スクリーン載置部140は、図5に示すように、略L字状の金具であって、スクリーン格納部120が載置される載置面142と、載置面142に直交するように載置面142の端部に立設された取り付け固定面144とを有する。取り付け固定面144には、複数のネジ孔146が設けられており、ネジ148でもって壁面Aの所定位置に取り付け・固定することができるように構成されている。また、図示による説明は省略するが、載置面142の裏側(カーテンレールC側の面)にも、スクリーン載置部140をカーテンレールCに取り付け・固定するための固定部材が設けられている。
スクリーン駆動装置150は、図6に示すように、スクリーンシート112の繰り出し及び巻き取りを行うためのスクリーン繰り出し・巻き取り装置160と、スクリーン格納部120を回動させるためのスクリーン格納部回動装置170と、モータ制御部152と、外部の商用電源に接続された電源部154と、リモコン180からの出力信号を受信する受信部156とを有する。
スクリーン繰り出し・巻き取り装置160は、モータ162と、モータ162の駆動力をスクリーン体110の芯部材114の回動軸に伝えるための駆動力伝達手段164とを有する。駆動力伝達手段164は、例えば、ベルト機構や歯車伝達機構などからなる。
スクリーン格納部回動装置170は、モータ172と、モータ172の駆動力をスクリーン格納部120の回動動作に変換するための駆動力変換機構174とを有する。
モータ制御部152は、スクリーン繰り出し・巻き取り装置160及びスクリーン格納部回動装置170の各モータ162,172の駆動を統括制御する機能を有する。電源部154は、各モータ162,172に電力を供給する。
スクリーン展開時及び収納時におけるスクリーンシート112の繰り出し動作及び巻き取り動作並びにスクリーン格納部120の回動動作について、図7を用いて説明する。
図7は、スクリーンの展開時及び収納時における各動作を説明するために示す図である。図7(a)〜図7(c)はスクリーン展開時のスクリーンシート112の繰り出し動作及びスクリーン格納部120の回動動作を示す側面図であり、図7(d)〜図7(f)はスクリーン収納時のスクリーンシート112の巻き取り動作及びスクリーン格納部120の回動動作を示す側面図である。
図7は、スクリーンの展開時及び収納時における各動作を説明するために示す図である。図7(a)〜図7(c)はスクリーン展開時のスクリーンシート112の繰り出し動作及びスクリーン格納部120の回動動作を示す側面図であり、図7(d)〜図7(f)はスクリーン収納時のスクリーンシート112の巻き取り動作及びスクリーン格納部120の回動動作を示す側面図である。
<スクリーン展開時>
リモコン180の送信部182からスクリーン装置100内の受信部156に向けて、スクリーン装置100の電源をONにする旨の信号が送信されると、受信部156は当該信号(電源ON信号)を受信し、その受信情報を制御部152に出力する。制御部152は、受信部156から電源ON信号に関する受信情報を受け取ると、まず、スクリーン格納部回動装置170のモータ172の駆動を制御して、通過口124が下方向を向くようにスクリーン格納部120を約90度回動させた後(図7(a)及び図7(b)参照。)、スクリーン繰り出し・巻き取り装置160のモータ162の駆動を制御して、通過口124からスクリーンシート112を繰り出す。
リモコン180の送信部182からスクリーン装置100内の受信部156に向けて、スクリーン装置100の電源をONにする旨の信号が送信されると、受信部156は当該信号(電源ON信号)を受信し、その受信情報を制御部152に出力する。制御部152は、受信部156から電源ON信号に関する受信情報を受け取ると、まず、スクリーン格納部回動装置170のモータ172の駆動を制御して、通過口124が下方向を向くようにスクリーン格納部120を約90度回動させた後(図7(a)及び図7(b)参照。)、スクリーン繰り出し・巻き取り装置160のモータ162の駆動を制御して、通過口124からスクリーンシート112を繰り出す。
<スクリーン収納時>
リモコン180の送信部182からスクリーン装置100内の受信部156に向けて、スクリーン装置100の電源をOFFにする旨の信号が送信されると、受信部156は当該信号(電源OFF信号)を受信し、その受信情報を制御部152に出力する。制御部152は、受信部156から電源OFF信号に関する受信情報を受け取ると、まず、スクリーン繰り出し・巻き取り装置160のモータ162の駆動を制御して、スクリーンシート112を巻き取った後(図7(d)及び図7(e)参照。)、スクリーン格納部回動装置170のモータ172の駆動を制御して、通過口124が芯部材114に対して壁面Aとは反対方向(手前方向)を向くように、スクリーン格納部120を約90度回動させる(図7(f)参照。)。なお、スクリーンシート112を巻き取り終えたときには、覆い部材116によって通過口124が覆われている。
リモコン180の送信部182からスクリーン装置100内の受信部156に向けて、スクリーン装置100の電源をOFFにする旨の信号が送信されると、受信部156は当該信号(電源OFF信号)を受信し、その受信情報を制御部152に出力する。制御部152は、受信部156から電源OFF信号に関する受信情報を受け取ると、まず、スクリーン繰り出し・巻き取り装置160のモータ162の駆動を制御して、スクリーンシート112を巻き取った後(図7(d)及び図7(e)参照。)、スクリーン格納部回動装置170のモータ172の駆動を制御して、通過口124が芯部材114に対して壁面Aとは反対方向(手前方向)を向くように、スクリーン格納部120を約90度回動させる(図7(f)参照。)。なお、スクリーンシート112を巻き取り終えたときには、覆い部材116によって通過口124が覆われている。
以上のように構成された実施形態1に係るスクリーン装置100によれば、スクリーン(スクリーンシート112)がカーテンレールC上に常設されることとなり、スクリーン使用時(展開時)にはスクリーン繰り出し・巻き取り装置160によってスクリーン格納部120からスクリーンシート112を繰り出し、スクリーン不使用時(収納時)にはスクリーン繰り出し・巻き取り装置160によってスクリーンシート112を巻き取るだけでよいことから、従来のスクリーン(カーテンレールに吊り下げるタイプのスクリーン)の場合に比べて、スクリーンの展開及び収納作業に要する手間等を大幅に軽減することが可能となる。
また、実施形態1に係るスクリーン装置100によれば、スクリーン不使用時には、カーテンレールC上のスクリーン格納部120にスクリーンシート112が収納されるため、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることがない。
したがって、実施形態1に係るスクリーン装置100は、スクリーンの展開及び収納作業の面倒さを解消することができ、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることのないスクリーン装置となる。
また、実施形態1に係るスクリーン装置100によれば、スクリーン不使用時には、カーテンレールC上のスクリーン格納部120にスクリーンシート112が収納されるため、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることがない。
したがって、実施形態1に係るスクリーン装置100は、スクリーンの展開及び収納作業の面倒さを解消することができ、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることのないスクリーン装置となる。
また、実施形態1に係るスクリーン装置100によれば、普段の生活において比較的目が届き難い“カーテンレールCの上”という空間にスクリーン装置100を配設していることから、部屋の景観に及ぼす影響を極力抑制することが可能となる。
また、実施形態1に係るスクリーン装置100によれば、スクリーンシート112を繰り出すときの通過口124の位置が、カーテンレールCに対して壁面Aとは反対側に位置することから、スクリーンシート112を繰り出すときにカーテンレールCが邪魔になることもない。
また、実施形態1に係るスクリーン装置100によれば、スクリーン格納部120が上記のように回動可能に構成されているため、スクリーンシート112を巻き取った後において、通過口124が芯部材114に対して壁面Aとは反対方向を向くようにスクリーン格納部120を回動させれば、スクリーン格納部120がカーテンレールCから突出することもなくなる(図1、図2及び図7参照。)。その結果、部屋の景観に及ぼす影響を極力抑制することが可能となる。
実施形態1に係るスクリーン装置100においては、スクリーン格納部120は、芯部材114がカーテンレールCの上方位置にあるように、芯部材114の位置を固定する位置固定部126をさらに有する。これにより、スクリーン体110の重心位置が常にカーテンレールC上に位置するようになるため、スクリーン装置100の安定度を向上することが可能となる。
実施形態1に係るスクリーン装置100においては、スクリーンシート112の端部のうちスクリーンシート112を繰り出したときに下側となる端部には、スクリーンシート112を巻き取り終わったときに通過口124を覆うように構成された覆い部材116が配設されている。これにより、埃等の侵入口となり得る通過口124を覆い部材116によって覆うことができるため、スクリーンシート112に埃等が付着するのを長期間に渡って抑制することが可能となる。
実施形態1に係るスクリーン装置100においては、スクリーンシート112の巻き取り動作及び繰り出し動作は、電動で行われるように構成されているため、スクリーンの展開及び収納作業を簡単に行うことが可能となる。
[実施形態2]
図8は、実施形態2に係るスクリーン装置200を説明するために示す図である。図8(a)はスクリーン展開前(スクリーンを収納した状態)のスクリーン装置の側面断面図であり、図8(b)はスクリーン展開後のスクリーン装置の側面断面図である。
図8は、実施形態2に係るスクリーン装置200を説明するために示す図である。図8(a)はスクリーン展開前(スクリーンを収納した状態)のスクリーン装置の側面断面図であり、図8(b)はスクリーン展開後のスクリーン装置の側面断面図である。
実施形態2に係るスクリーン装置200は、基本的には実施形態1に係るスクリーン装置100と同様の構成を有するが、覆い部材がスクリーン格納部に配設されている点で、実施形態1に係るスクリーン装置100とは異なる。
すなわち、実施形態2に係るスクリーン装置200においては、図8に示すように、スクリーン格納部220における通過口224の近傍には、スクリーンシート212を巻き取り終えたときに通過口224を覆うように構成された覆い部材232が配設されている。
覆い部材232は、通過口224の一端にヒンジ部236を介して回動自在に取り付けられた蓋部材234を有する。スクリーン展開時において、通過口224が下方向を向くようにスクリーン格納部220を回動させると、重力によって蓋部材234が回動して通過口224が開くこととなる。一方、スクリーン収納時において、通過口224が壁面Aとは反対方向(手前方向)を向くようにスクリーン格納部220を回動させると、重力によって蓋部材234が回動して通過口224が閉じることとなる。
スクリーン体210の一方端部には、実施形態1で説明した覆い部材116に代えて、棒状部材216が配設されている。これにより、スクリーン展開時におけるスクリーンシート212のシワや弛みの発生を抑制することが可能となる。
なお、実施形態2に係るスクリーン装置200において、スクリーン体210及びスクリーン格納部220以外の構成は、実施形態1で説明したものと同様であるため、詳細な説明は省略する。
このように、実施形態2に係るスクリーン装置200は、実施形態1に係るスクリーン装置100とは、覆い部材がスクリーン格納部に配設されている点で異なるが、実施形態1に係るスクリーン装置100の場合と同様に、スクリーンを展開したり収納したりするのに際し、スクリーン繰り出し・巻き取り装置(図示せず。)によってスクリーンシートを繰り出したり巻き取ったりするだけでよいため、従来のスクリーン(カーテンレールに吊り下げるタイプのスクリーン)の場合に比べて、スクリーンの展開及び収納作業に要する手間等を大幅に軽減することが可能となる。
また、実施形態2に係るスクリーン装置200によれば、スクリーン不使用時には、カーテンレールC上のスクリーン格納部220にスクリーンシート212が収納されるため、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることがない。
したがって、実施形態2に係るスクリーン装置200は、スクリーンの展開及び収納作業の面倒さを解消することができ、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることのないスクリーン装置となる。
また、実施形態2に係るスクリーン装置200によれば、スクリーン不使用時には、カーテンレールC上のスクリーン格納部220にスクリーンシート212が収納されるため、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることがない。
したがって、実施形態2に係るスクリーン装置200は、スクリーンの展開及び収納作業の面倒さを解消することができ、不使用時のスクリーンの収納スペースにも困ることのないスクリーン装置となる。
実施形態2に係るスクリーン装置200においては、スクリーン格納部220における通過口224の近傍には、スクリーンシート212を巻き取り終えたときに通過口224を覆うように構成された覆い部材232が配設されている。これにより、埃等の侵入口となり得る通過口224を覆い部材232によって覆うことができるため、スクリーンシート212に埃等が付着するのを長期間に渡って抑制することが可能となる。
実施形態2に係るスクリーン装置200は、覆い部材がスクリーン格納部に配設されている点以外では、実施形態1に係るスクリーン装置100と同様の構成を有するため、実施形態1に係るスクリーン装置100が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
以上、本発明のスクリーン装置を上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記各実施形態においては、受信部から制御部に向けて受信情報を出力し、制御部が当該受信情報を受け取る場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、制御部がポーリングして受信部から当該受信情報を取得するものであってもよい。
上記各実施形態においては、リモコンでもってスクリーン装置を操作する場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、スクリーン装置の本体(スクリーン格納部など)に操作用のボタンが配設されており、当該ボタンでもってスクリーン装置の各動作を操作できるように構成されていてもよい。
上記各実施形態においては、スクリーンシートの繰り出し動作及び巻き取り動作並びにスクリーン格納部の回動動作が電動で行われるように構成されたスクリーン装置を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの動作が手動で行われるように構成されていてもよい。
上記各実施形態においては、音声用スピーカが配設されていないタイプのスクリーン装置を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スクリーン装置と接続された音声用スピーカが、例えばスクリーン装置の脇(カーテンレール上)に配置されていてもよい。
100,200…スクリーン装置、110,210…スクリーン体、112,212…スクリーンシート、113…スクリーン面、114…芯部材、116…覆い部材、118…突起部、120,220…スクリーン格納部、122…箱体、124,224…通過口、126…位置固定部、128…嵌合孔、130,230…ガイド部材、140,240…スクリーン載置部、142…載置面、144…取り付け固定面、146…ネジ孔、148…ネジ、150…スクリーン駆動装置、152…モータ制御部、154…電源部、156…受信部、160…スクリーン繰り出し・巻き取り装置、162,172…モータ、164…駆動力伝達手段、174…駆動力変換機構、180…リモコン、182…送信部、216…棒状部材、232…覆い部材、234…蓋部材、236…ヒンジ部、A…壁面、B…窓、C…カーテンレール、D…カーテン、PJ…プロジェクタ
Claims (5)
- 壁面に設けられたカーテンレール上に配設されるスクリーン装置であって、
ロール状に巻き取り可能に構成されたスクリーンシート及び前記スクリーンシートを巻き取ったときに芯となる芯部材を有するスクリーン体と、
前記スクリーンシートを繰り出し、かつ、ロール状に巻き取るためのスクリーン繰り出し・巻き取り装置と、
前記スクリーンシートを繰り出したときに当該スクリーンシートを通過させる通過口を有し、前記スクリーン体を格納するスクリーン格納部と、
前記スクリーン格納部が載置される載置面及び前記載置面と直交関係にあるとともに自身を前記壁面に取り付け・固定するための取付け固定面を有するスクリーン載置部とを備え、
前記スクリーン格納部は、前記スクリーンシートを繰り出すときには、前記通過口が下方向を向き、かつ、前記スクリーンシートを巻き取った後は、前記通過口が前記芯部材に対して前記壁面とは反対方向を向くように、前記スクリーン載置部上で回動可能に構成されており、
前記スクリーンシートを繰り出すときの前記通過口の位置は、前記カーテンレールに対して前記壁面とは反対側に位置することを特徴とするスクリーン装置。 - 請求項1に記載のスクリーン装置において、
前記スクリーン格納部は、
前記芯部材が前記カーテンレールの上方位置にあるように、前記芯部材の位置を固定する位置固定部をさらに有することを特徴とするスクリーン装置。 - 請求項1又は2に記載のスクリーン装置において、
前記スクリーンシートの端部のうち前記スクリーンシートを繰り出したときに下側となる端部には、前記スクリーンシートを巻き取り終えたときに前記通過口を覆うように構成された覆い部材が配設されていることを特徴とするスクリーン装置。 - 請求項1又は2に記載のスクリーン装置において、
前記スクリーン格納部における前記通過口の近傍には、前記スクリーンシートを巻き取り終えたときに前記通過口を覆うように構成された覆い部材が配設されていることを特徴とするスクリーン装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のスクリーン装置において、
前記スクリーンシートの繰り出し動作及び巻き取り動作並びにスクリーン格納部の回動動作は、電動で行われることを特徴とするスクリーン装置。
Priority Applications (1)
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JP2008038375A JP2009198636A (ja) | 2008-02-20 | 2008-02-20 | スクリーン装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012181332A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Shoichi Orii | 垂直格納式映写スクリーン装置 |
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JP2019139149A (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 泉株式会社 | 天吊式スクリーン装置 |
CN111550657A (zh) * | 2020-04-29 | 2020-08-18 | 辽宁工程技术大学 | 一种基于bim技术的绿色建筑设计装置 |
-
2008
- 2008-02-20 JP JP2008038375A patent/JP2009198636A/ja not_active Withdrawn
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