JP2009196683A - 飲料水ボトルのクッション材付き帯状取手部品。 - Google Patents

飲料水ボトルのクッション材付き帯状取手部品。 Download PDF

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Abstract

【課題】 飲料サーバー用飲料水ボトルでは、その容量が5〜20Lあり、これを取り扱うには把持部である取手が必要である。そこで飲料水ボトルとは別に、飲料水ボトルに固定し取手を装着するため、帯の両端に均等に分割した取手のグリップ部と脚部を一体とした帯状取手部品を発明した。この帯状取手部品を長期間使用すると、一部において、帯状取手部品と飲料水ボトルの間にガタが生じ取手の位置がずれるなどの問題が生じた。
【解決手段】 そこで帯状取手部品の飲料水ボトルと接する面に滑り止めを兼ねたクッション材をつけ飲料水ボトルに固定したところ、帯状取手部品と飲料水ボトルの間にガタが生じないようになった。この結果より帯状取手部品に滑り止めを兼ねたクッション材をつけ、このクッション材付き帯状取手部品を飲料水ボトルに固定し取手を装着することにより、耐久性のある取手付き飲料水ボトルが提供できるようになった。
【選択図】図9

Description

本発明は、飲料サーバーに使用される飲料水ボトルの取手として使用される帯状取手部品について、さらに使用期間等の耐久性を向上させるため滑り止め機能を兼ねたクッション材を付けたクッション材付き帯状取手部品とするものである。
アルコール類、清涼飲料、ミネラルウォーター等の容器としてプラスチック製の容器が多量に用いられている。容器の容量が1Liter(以下LiterはLと略す。)程度ならば、その扱い方法は容易であるが、容量が2L以上になると、その重量のため、扱いがやや難しくなり、これらの容器では、持ち運びの便宜のため、把持部である取手を備えている場合が多い。
ミネラルウォーター等の飲料水を冷却し冷水としたもの、並びに加熱して温水としたものを注水できる飲料サーバーが、ホテル、会社内等でよく見受けられる。ミネラルウォーター等が入った飲料水の供給ボトル(以下ボトルの形状を問わず飲料水ボトルとする。)は、図1に示すように、その開口部を下にして飲料サーバー2に連結される。この飲料水ボトル1は5〜20Lの容量であり、その大きさや重量のため、その取り扱いには把持部である取手13(以下取手とする。図4参照)が必要とされる。この取手13が飲料水ボトル1の外側に突出していると、運搬、保管時には支障をきたすため、図2のように飲料水ボトル1の胴部17を凹状として、その凹部14(以下飲料水ボトルの凹部あるいは単に凹部という。)に取手13を装着させる場合が多い。図示しないが、取手が、飲料水ボトルと同時に凹部内に飲料水ボトルの上下方向に沿って筒状に成形され、その筒状の中にも飲料水がはいる構造のものがある。この構造の飲料水ボトルでは、繰り返し使用する場合、凹部にある筒状の取手内壁の洗浄が困難であるとの問題が生じていた。飲料水ボトル1の大部分は、プラスチック材料の射出成形により製造される。そこで、凹部を有する飲料水ボトル1に別途用意した取手13を装着する方法も考えられた。その方法の概略図を図3に示す。容器となる中空体43はブロー金型4により成形される。ブロー金型4内に中空体43のもとになるプリフォーム41と別途成形した図示しない取手をインサートして配した後、圧縮空気42を圧入し、中空体43が成形され、また同時に取手と中空体43の外面が嵌合して中空体43に取手が装着されるとするものである。
すなわち、飲料水ボトル1の取手13には、飲料水ボトル1の上下方向に沿ったグリップ部と、このグリップ部の上下両端に設けられた脚部とを有し、この脚部が飲料水ボトルに設けられた凹部の外面に嵌合させて装着されるものがある。ここで外面とは、飲料水ボトルを形成する容器の肉厚の外側の面をいう。また、取手に脚部はなく、取手13のグリップ部の両端を、直接飲料水ボトル1に設けられた凹部の外面に嵌合させて装着するものもある。前者では、取手13の脚部に設けられた突起部を飲料水ボトル1の凹部の外面に窪ませた場所に嵌合するように納めた状態で飲料水ボトル1に装着されている。また、後者では、同様に取手13のグリップ部を飲料水ボトル1の凹部の外面に窪ませた場所に嵌合するように納めた状態で飲料水ボトル1に装着されている。さらに、取手13のグリップ部と脚部の両方を飲料水ボトルの凹部の外面に窪ませた場所に嵌合するように納めて取手を装着した飲料水ボトルもある。いずれもこの状態での飲料水ボトルへの取手の装着は、前述のように飲料水ボトルのブロー金型内に別途成形した前記取手をインサートして配した後、ブロー成形を施すと同時によりなされている。ここで、取手13とは、図9に示すように、グリップ部31と脚部32(脚部がない場合はグリップ部のみ)を含めた全体をいい、グリップ部31、脚部32というときには、断りがない限り、取手13のグリップ部31、取手13の脚部32を示すものとする。また帯状取手部品においても同様にグリップ部31、脚部32と表現する。
図4は、取手13を飲料水ボトル1の凹部14の外面12にブロー成形時に嵌合させて装着した部分図である。
飲料水ボトル1に設けられた凹部14の外面12である凹部天井面14aと凹部床面14bには、取手の両端を飲料水ボトル1に嵌合して装着させるため、取手13の両先端部を包むように凸凹の窪みが形成されている(取手と外面の接触部16)。これは取手13を飲料水ボトル1に固定するために必要であり、飲料水ボトル1のブロー金型(単に金型とする場合もある。)は、この取手13の両端を飲料水ボトルに嵌合させるため、凸凹の窪みを考慮して作られている。飲料水ボトル1の成形時において、溶融状態の樹脂が、飲料水ボトルの金型内で、取手13の先端部に回り込むが、取手13と外面の接触部16は、前述の通り凸凹となっているため、溶融状態の樹脂が円滑に流れにくく、飲料水ボトル1のその部分の肉厚が他の部分のそれと比べて薄くなる傾向にある。また、成形時に、溶融した樹脂が、飲料水ボトルの金型内のこの部分では、複雑な動きをするため、飲料水ボトル1の凹部14の取手13と外面の接触部16に凸凹の窪みが形成されず、取手13と嵌合せずガタが生じる場合や、取手13の周りに樹脂が廻り込めず、飲料水ボトル1に孔が生ずるなどの射出成形作業での不良率を上げる原因にもなっている。
飲料水ボトル1は、空になれば飲料水を充填させて繰り返し使用される。上記の射出成形方法では、前述のように飲料水ボトル1の取手13と外面の接触部16の肉厚が薄いため、強度が弱く、継続して使用している途上において、取手13と外面の接触部16である飲料水ボトル1の外面にクラックや孔が生じる場合がある。飲料水ボトル1にクラック等が生じた場合には、以下のような問題が生ずる。
図1において、飲料サーバー2には、飲料水ボトル1からジョイント24を通し、冷水タンク21内に飲料水が流れ込む。冷水タンク21内には仕切板25があり、この仕切板25の下に冷却パイプが置かれ、仕切り板25の下に流れ込んだ飲料水は冷却されて、冷水部23に保存される。また、冷水タンク21に入ってきた飲料水の一部は仕切板25により導水パイプ27を通して温水タンク22に流れ、ヒーター28により熱せられて温水タンク22に保存される。冷水は、冷水口29a、温水は温水口29bより注水される。飲料水ボトル1は、開口部を下にして飲料サーバー2と連結されている。飲料水ボトル1内は減圧された状態になっているため、飲料水ボトルの開口部を下にして置いても、飲料水ボトル1内の飲料水は冷水タンク21や温水タンク22に一度に流れ込まないで、冷水タンク21や温水タンク22の水位を一定に保持することができている。飲料水ボトルの外面にクラック等が入ると、飲料水ボトルの減圧状態は解かれるため、飲料水ボトル内の飲料水は冷水タンク21や温水タンク22に一度に流れ込み、冷水タンク21や温水タンク22からオバーフローしてしまい、飲料サーバー2としての機能を失ってしまう。かかる問題を回避するためには、飲料水ボトル1の取手と外面の接触部16の肉厚を厚くし、さらに取手と飲料水ボトルとの密着性をよくして、繰り返し使用に耐えることが必要とされる。密着とは、取手と飲料水ボトルの間にすき間がないようにぴったりと接触させる意味である。
一方において、飲料水ボトルは、用途の違いから、その取手とは異なる材料例えば飲料水ボトルはポリエチレンテレフタレート、取手はポリプロピレンのような場合がある。破損した飲料水ボトル等を廃棄し、再利用しようとする場合、材料が異なる場合には選別して収集する必要があるが、飲料水ボトルと取手が嵌合して装着していると、使用している材料が、例え異なっていても、選別収集に手間がかかり、材料のリサイクルが難しいということが生じる。
飲料水ボトルに取手を付ける方法としては、2L程度のビンについての取り付け容易な容器把持具がある(特許文献1)。また運搬保管時にスペースを取らないように、容器の胴部に凹部をつくり、その凹部に容器の上下方向に取手を嵌合させる方法がある(特許文献2)。これらはいずれも2L程度の容器であれば十分に取手としての機能を果たせるものと思われる。しかし飲料サーバーに使用する飲料水ボトルは、5〜20Lの容量であり、この構造では強度が不足する。
次に、プラスチックボトルにおいて、胴部の稜線部の近傍に胴部を貫く開口部を形成し稜線部を取手とするもの(特許文献3)、容器本体の肩部から側壁に沿って手指の入る取手を形成する方法(特許文献4)、容器胴部に把持用の凹部を形成し、かつ凹部の下方に複数の環状リブを形成したものがある(特許文献5)。これらの発明では、取手付きの飲料水ボトルを生産するための金型等の経費が高く、また、5〜20Lの容器を扱うには強度の点で不安がある。
さらに容器胴体部を凹状にして、その凹部に取手を嵌合させ、容器と取手の選別作業を容易に行えるようにした出願がある(特許文献6)。本方法では、前述のごとく、容器の射出成形時の不良率、取手と容器外面の接触部との強度等に不安が残る。
特開2005−41513 実開平5−51730号公報 特開平8−318921号公報 特開2001−146237号公報 特開2003−226315号公報 特開平10−297635号公報
そこで、飲料サーバーに用いる飲料水ボトルの取手について、飲料水ボトルの成形時の不良率を低下し、取手が付いた飲料水ボトルが繰り返し使用でき、さらに廃棄時には取手と飲料水ボトルの選別作業を容易にすることが可能となる飲料水ボトルの取手とするため、本出願人は、飲料水ボトルに巻き付けて取手とする帯状取手部品なる発明をして特許出願した(特許文献7)。すなわち、飲料水ボトルの胴部に巻きつける帯と、その帯の両端に均等に分割された取手のグリップ部と脚部とが連結され、その帯を飲料水ボトルの胴部に巻きつけ、均等に分割された取手のグリップ部及び取手の脚部の接合面を互いに向かい合わせて接合し、飲料水ボトルに固定して、飲料水ボトルに取手を装着する帯状取手部品とするものであり、さらに帯状取手部品の帯部にくり抜き窓を付けたり、あるいは蛇腹を付けたり、またこれらの帯状取手部品を付けた飲料水ボトルについても特許請求の範囲として出願した。
特願2007−146351号
そして、帯状取手部品を飲料水ボトルに巻き付けて固定し、取手を装着して使用してきたが、この帯状取手付きの飲料水ボトルを長期間扱っていると、その内の幾つかに、飲料水ボトルと帯状取手部品の間にガタが生じたり、取手の位置が左右にずれたりする現象が生じた。飲料水ボトルと帯状取手部品の間にガタが生じたり、取手の位置が左右にずれたりすると、前述のように、飲料水ボトルの外面にクラックや孔が生じる場合があり、使用期間等の耐久性が低下する。こうした状況下で、本出願人は、帯状取手部品についてさらに検討した結果、帯状取手部品と飲料水ボトルの間に滑り止めを兼ねたクッション材を入れることによって、こうしたガタや取手の位置ずれを防止することができることを見出した。容器に取手を付け、その滑り止めを防ぐ先行技術としては、熱い缶の飲料を飲むときの簡易型取手であって、滑り止めのゴムが付いているもの(特許文献8)や、バネ性のある材料で周りをオーバーラップするように形成した取手に滑り止めを付けたもの(特許文献9)がある。しかし、いずれも飲料水ボトルにおける帯状取手部品に更なる滑り止めを施したものではなく、また5〜20Lの飲料水ボトルでは強度の点で不安が残るものである。
特開2006−213404号 特開2003−237787号
そこで先の帯状取手部品を出願した出願人は、自ら発明した帯状取手部品について、帯状取手部品と飲料水ボトルとの間に滑り止めを兼ねたクッション材をいれて、長期間使用しても、帯状取手部品が飲料水ボトルとの間にガタを生じたり、取手の位置づれが生ずることがないようにして使用期間等の耐久性を向上させるクッション材付き帯状取手部品とするに至ったものである。
すなわち、請求項1の発明は、飲料水ボトルの胴部に巻きつける帯と、その帯の両端に均等に分割された取手のグリップ部と脚部とが連結され、その帯を飲料水ボトルの胴部に巻きつけ、均等に分割された取手のグリップ部及び取手の脚部の接合面を互いに向かい合わせて接合し、飲料水ボトルに固定して、飲料水ボトルに取手を装着する帯状取手部品について、その帯状取手部品の飲料水ボトルに接する面に滑り止め機能を兼ねたクッション材を付けたクッション材付き帯状取手部品である。
飲料水とはミネラルウォーターだけでなく、清涼飲料水等飲用に供するものをいう。飲料水ボトル1は、飲料水を充填し、飲料サーバー2に飲料水を供給する容器であり、繰り返し使用される。「均等に分割された」とは、取手は飲料水ボトルの上下方向に沿って装着するものであるが、この取手を上下方向に沿って、その中心にて左右に切断した形であることを表現したものであり、取手の部分であるグリップ部及び脚部も同様に均等に分割された形であることを表現したものである。なお、「均等に」としているが、飲料水ボトルの上下方向からみて左右に分割された取手が、左右完全に同一というものではない。分割された取手のグリップ部及び取手の脚部の接合がクランプによる場合、あるいはネジ孔内へのタッピングビスによる場合等には、分割された取手の左右の形状が異なる場合もあるためである。図5ないし図9に示すように、飲料水ボトル1の取手13は、飲料水ボトルの上下方向に沿って、飲料水ボトル1の胴部17に装着される。取手はその上下方向に沿って均等に分割された形で帯33の両端に付けられている。取手13にはグリップ部31と脚部32があり、均等に分割されている。この分割された面が、取手のグリップ部31及び取手の脚部32の接合面34,35となる。帯状取手部品3の帯33を飲料水ボトル1の胴部17に巻きつけ、次に、この接合面34,35を接合して、飲料水ボトルに帯状取手部品が固定され、取手13が飲料水ボトル1に装着される。帯状取手部品3の帯33の幅は、飲料水ボトル胴部17の外周形状に対応して変化することもあり、必ずしも帯全体として同一幅であるとは限らない。以上の形態を帯状取手部品とし、帯に窓や蛇腹の加工等がされている場合も含み帯状取手部品とする。帯状取手部品は、主に飲料水ボトルの胴部に巻きつける帯と取手となる部分により構成されている。なお、後述するクッション材付き帯状取手部品についても同様である。
取手13のグリップ部31及び取手の脚部32の接合面34,35どうしの接合方法としては、ネジ止め、溶着、接着、クランプ等の方法がある。しかし接合方法はこれらに限るものではない。なお、飲料水ボトル1に帯状取手部品3あるいはクッション材付き帯状取手部品6を着ける場合を固定とし、その結果、取手として飲料水ボトルに付いたときには、取手の装着と表現する。また滑り止めを兼ねたクッション材を帯状取手部品3の飲料水ボトル1に接する面のすべてに付ける場合あるいは一部に付ける場合もあるがいずれもクッション材付き帯状取手部品6とする。滑り止めを兼ねたクッション材としては、摩擦係数の高い発泡樹脂やゴム板等があるが、これに限るものではない。滑り止を兼ねたクッション材は、抜き打ちプレス加工等により帯状取手部品の飲料水ボトルに接する面の形状に形成され、帯状取手部品に付けられる。滑り止めを兼ねたクッション材5を帯状取手部品3に付ける方法としては、溶着、接着等があるがこれらに限るものではなく、帯状取手部品3と一体的に機能するように付けることができれば足りる。こうした帯状取手部品の形状に合わせた滑り止めを兼ねたクッション材が付いている帯状取手部品をクッション材付き帯状取手部品とする。また、クッション材付き帯状取手部品は、窓無しあるいはくり抜き窓や蛇腹を有する帯状取手部品を製造し、これらの帯状取手部品3の形状にあわせて、滑り止めを兼ねたクッション材5を形成し、これを帯状取手部品3の飲料水ボトル1に接する面のすべてあるいは一部に付けてクッション材付き帯状取手部品7とするものである。なお、滑り止を兼ねたクッション材が、飲料水ボトル1に接しない取手のグリップ接合面34や脚部接合面35をも覆う場合もある。
請求項2の発明は、クッション材付き帯状取手部品の帯について、その帯に複数のくり抜き窓を有することを特徴とした請求項1のクッション材付き帯状取手部品である。
飲料水ボトル1は、その胴部17が円筒形に限られず、4角筒形、6角筒形等のものがある。この多角筒形胴部の角部にクッション材付き帯状取手部品6を巻きつけるとき、帯33の屈折性が必要である。しかし帯状取手部品3は飲料水ボト1ルを持ち運ぶための取手となるものであり、強度が必要であり容易に屈曲するようなものであってはならない。一方帯状取手部品3の帯33に屈折性がないと、帯33が飲料水ボトルの角部に密着せず、帯状取手部品の帯33と飲料水ボトル1の間にすき間ができて、いわゆるガタが生じやすくなる。そのため図6に示すように、帯状取手部品3の帯33の一部分にくり抜き窓38を作り、その部分での屈折性を付加すするものである。換言すれば帯の幅を減少させて、その部分に柔軟性を与え帯状取手部品3を飲料水ボトルの角部に密着させるためである。このくり抜き窓を有する帯状取手部品の形状に合わせて滑り止を兼ねたクッション材を形成し、帯状取手部品に付けて、くり抜く窓を有するクッション材付き帯状取手部品とするものである。なお、密着とは、特に断りがない場合には、接着剤等で貼り付けて一体化することではなく、飲料水ボトル1の胴部17とクッション材付き帯状取手部品6の帯33の間にすき間ができないようにぴったりと接触させることをいう。またこのくり抜き窓38により、飲料水ボトルの中の飲料水の水位を見ることができる。
請求項3の発明は、クッション材付き帯状取手部品の帯について、その帯部の一部を蛇腹構造とする請求項1ないし請求項2のいずれかのクッション材付き帯状取手部品である。
蛇腹構造とは、換言すれば、山折と谷折のフレキシブル構造のことである。帯状取手部品の帯の一部を蛇腹構造とすることにより、帯に伸縮性を与えて、飲料水ボトルの胴部に巻きつけるときの作業性を向上させ、さらに、飲料水ボトルとクッション材付き帯状取手部品との密着性を向上させるものである。図7では、帯状取手部品3のくり抜き窓38の上下に蛇腹部39を設け伸縮性を上げている。この蛇腹部を設けた帯状取手部品に形成された滑り止めを兼ねたクッション材を付けて蛇腹構造を有するクッション材付き帯状取手部品とするものである。この場合帯状取手部品に付ける滑り止を兼ねたクッション材に伸縮性があれば、必ずしも滑り止を兼ねたクッション材まで蛇腹部を設ける必要はない。
請求項4の発明は、プラスチック製の帯状取手部品にプラスチック製の滑り止めを兼ねたクッション材を付けた請求項1ないし請求項3のいずれかのクッション材付き帯状取手部品である。
クッション材付き帯状取手部品の材料を限定するものである。帯状取手部品及び滑り止めを兼ねたクッション材は、プラスチックが適しており、また射出成形により形成できるからである。射出成形とは、溶融したプラスチックを金型に圧入、充填して冷却固化して、成形する方法であり、プラスチックとは、可塑性のある高分子材料をいい、ゴムのような弾性体の高分子材料や発泡体も含まれる。
請求項5の発明は、飲料水ボトルの胴部の外周形状に合わせて形成された請求項1ないし請求項4のいずれかのクッション材付き帯状取手部品である。
飲料水ボトル1の胴部17の外周形状とは、飲料水ボトル胴部の外面の曲がりや凸凹の形状をいうが、その胴部は、円筒形、多角筒形あるいはそれに凹部を付けた様々な形がある。さらには胴部の表面に補強のためリブを付けている場合等もある。この胴部に巻きつける帯状取手部品3の帯33が平面的に成形されていると、帯33が飲料水ボトル1の外周形状に追従できず、帯33が飲料水ボトル1の外面に密着せず、帯状取手部品3と飲料水ボトル1の間でガタが生じてしまう。そこで、予め帯状取手部品3の帯33の形状を飲料水ボトル1の外周形状に合わせた帯状取手部品の金型を作り、これにより帯状取手部品3を成形して、飲料水ボトルとの密着を強くしてガタを防ぐものである。中でも、図2に見られるように、凹部を有する飲料水ボトル1では、その凹部14に取手13を装着するため、凹部を形成するコーナー部18では、帯状取手部品3の帯を直角に近く屈折する必要がある。そのため、帯状取手部品3の帯33をそのコーナー部の形状に合わせて、帯状取手部品3に金型により予め直角の曲げ加工を施す場合もある。また帯状取手部品3の帯33や取手13の脚部32を凹部14の天井面14aや床面14bに密着させるために湾曲させる場合もある。帯状取手部品3と飲料水ボトル1を密着させ固定する方がよりガタのない取手を装着できるためである。さらに、射出成形では、湾曲した形状の方が、金型を安価に製造できる場合もある。この飲料水ボトルの胴部の外周形状に合わせて形成された帯状取手部品に、滑り止めを兼ねたクッション材を付けてクッション材付き帯状取手部品とするが、滑り止めを兼ねたクッション材は、柔軟性があり帯状取手部品の形状に変形させることができ、これが帯状取手部品に付いてクッション材付き帯状取手部品となる。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかのクッション材付き帯状取手部品を、飲料水ボトルの胴部に巻きつけ、クッション材付き帯状取手部品の分割された取手のグリップ部接合面及び取手の脚部の接合面を互いに向かい合わせて接合し、飲料水ボトルに固定し、取手が装着された取手付き飲料水ボトルである。
飲料水ボトル1には、胴部に凹部を有さない円筒形、多角筒形の飲料水ボトルもある。それらの飲料水ボトルの胴部にクッション材付き帯状取手部品6を固定し、取手13を装着することができる。そこで胴部17に凹部を有さない一般的な形状の飲料水ボトル1に、クッション材付き帯状取手部品6を固定して取手13を装着した飲料水ボトルを権利範囲としたものである。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかのクッション材付き帯状取手部品を、胴部に凹部を有する飲料水ボトルの胴部に巻きつけ、クッション材付き帯状取手部品の分割された取手のグリップ部接合面及び脚部の接合面を互いに向かい合わせて接合し、接合したクッション材付き帯状取手部品のグリップ部及び脚部の両端、または、接合したクッション材付き帯状取手部品のグリップ部の両端か脚部の両端のいずれかを、飲料水ボトルの凹部の上下外面に密着させて固定し、取手が装着された取手付き飲料水ボトルである。
飲料水ボトル1では、運搬、保管の便宜のため、胴部17に凹部14をつけこの凹部に取手13を装着しているものも多い。請求項7記載の発明は、胴部17に凹部14がある飲料水ボトル1について、クッション材付き帯状取手部品6を付ける場合に限定したものである。飲料水ボトル1に凹部14があることを利用して、凹部の上下面とグリップ部31及び脚部32の先端を密着させて飲料水ボトル1とクッション材付き帯状取手部品6を固定し、取手が装着された飲料水ボトルを使用している経過において、クッション材付き帯状取手部品と飲料水ボトルのガタを少なくして、取手付き飲料水ボトルの繰り返し使用する期間を高めようとするものである。なお、飲料水ボトルの胴部の形状によっては、凹部の上下面にグリップ部の先端部だけあるいは脚部の先端部だけが密着する場合もある。なお、請求項6及び請求項7の取手付き飲料水ボトルとは、クッション材付き帯状取手部品を飲料水ボトルに巻きつけて固定し取手を装着した飲料水ボトルである。
飲料水ボトルとは別に帯状取手部品を製造し、飲料水ボトルに巻きつけて固定するため、飲料水ボトルの容量、外形に合わせた多様な帯状取手部品を生産することができ、また帯状取手部品を使用することによって5〜20Lの比較的負荷の大きい飲料水ボトルの取手とすることが可能となった。請求項1の発明では、この帯状取手部品にクッション材を付けて、クッション材付き帯状取手部品とした。クッション材付き帯状取手部品では内部にクッション材があるため、分割された取手のグリップ部接合面及び脚部の接合面を互いに向かい合わせて接合して飲料水ボトルに固定するとき、強く締め上げることができ、取手の装着をより強固にすることができるため、この取手付き飲料水ボトルは、長期間使用してもクッション材付き帯状取手部品と飲料水ボトルの間にガタが生じにくく、取手の位置ずれを防止することができる等耐久性が向上する。また帯状取手部品の内部にクッション材があるため、外部からの衝撃例えば輸送時における飲料水ボトルどうしの衝突あるいは飲料水ボトルと壁との衝突等によっても飲料水ボトルの傷やクラックの発生が低減される。また、飲料水ボトルとクッション材付き帯状取手部品の材料が異なっていても、飲料水ボトルとは手軽に分離できるため、廃棄時の選別回収が容易であり材料のリサイクルにも寄与することができる。
請求項2記載のくり抜き窓を有するクッション材付き帯状取手部品では、そのくり抜き窓により帯に屈折性を与えるために、多角筒形の飲料水ボトルの角部にクッション材付き帯状取手部品の帯を密着させるのに効果がある。またくり抜き窓から飲料水ボトルの内部にある飲料水の水位を見ることもできる。
請求項3記載の蛇腹構造を有するクッション材付き帯状取手部品では、クッション材付き帯状取手部品を飲料水ボトルに巻き付けて固定することがより容易となり取手が密着して固定される。
請求項4のクッション材付き帯状取手部品によれば、帯状取手部品及び滑り止を兼ねたクッション材にプラスチック材料を使用することにより、生産コストを低減し、耐水性、軽量性等の飲料水ボトルの取手としての性能が向上する。
請求項5の発明によれば、飲料水ボトルの胴部の外周形状に合わせて形成されたクッション材付き帯状取手部品とすることにより、クッション材付き帯状取手部品を飲料水ボトルに固定するときの作業性が上がり、さらには密着して飲料水ボトルに固定し取手を装着することができる。
請求項6の取手付き飲料水ボトルによれば、凹部のない容量の大きい例えば5〜20Lの飲料水ボトルにおいても、クッション材付き帯状取手部品を固定して取手を装着し、取手付き飲料水ボトルとすることができる。
請求項7の取手付き飲料水ボトルによれば、凹部を有する飲料水ボトルに対し、クッション材付き帯状取手部品の帯だけでなく、取手のグリップ部等も飲料水ボトルの凹部外面と密着するため、取手と飲料水ボトルの接触面積が広がり、取手と飲料水ボトルの間にいわゆるガタが生じない取手付き飲料水ボトルとすることができる。また飲料水ボトルの凹部に取手があるため、複数の飲料水ボトルを効率よく運搬・保管することができる。
クッション材付き帯状取手部品についての代表例を以下に挙げる。
帯状取手部品3の展開図を図5から図7に示す。図5は、くり抜き窓や蛇腹部のない帯状取手部品3であり、正面図と平面図を示す。図6はくり抜き窓38を有する帯状取手部品3であり、図7はくり抜き窓38と蛇腹部39を有する帯状取手部品3である。図6と図7では、平面図は図5と変わりないため省いている。いずれの帯状取手部品3も、胴部に凹部14を有する飲料水ボトル1に用いるものである。帯状取手部品3の帯33の飲料水ボトル1の凹部14のコーナー部18に接する箇所33aは、幅を短縮し曲げ加工が施され、凹部天井面14a、凹部床面14b及び凹部側面14cに接する帯と取手との連結部33bや帯の凹部天井面及び床面との密着部33cは、湾曲して立体的に成形され、飲料水ボトル1と帯状取手部品の各場所で密着されるようにしている。この帯状取手部品に滑り止を兼ねたクッション材をつけたクッション材付き帯状取手部品も同様に成形できる。
飲料水ボトル1は円筒形だけではなく、多角筒形のものもある。多角筒形の飲料水ボトル1では、その角部に帯状取手部品3を密着させるように巻く必要があり、その箇所では帯に屈折性が要求される。そこで図6に示すように、飲料水ボトルの角部に密着する部分では帯の一部にくり抜き窓38を設け、帯の幅を狭めたものである。またくり抜き窓の両端にリブ部37をつけて帯の強度の補強をしている。図7では、帯状取手部品のくり抜き窓38の上下部分に蛇腹部39を設けている。蛇腹部39により、伸縮性を持たせ飲料水ボトルに帯状取手部品を固定するときの作業性を向上させ、さらに飲料水ボトルと帯状取手部品との密着性をあげることができる。この帯状取手部品に滑り止めを兼ねたクッション材をつけたクッション材付き帯状取手部品も同様に成形できる。
図8は、帯状取手部品3、帯状取手部品3の形状に合わせて打ち抜きプレス加工により成形された滑り止めを兼ねたクッション材5及びクッション材付き帯状取手部品6の写真である。図8の帯状取手部品3はくり抜き窓38を有するものであり、滑り止めを兼ねたクッション材5もこの帯状取手部品3の飲料水ボトルに接する面全体を覆うような形状に成形されている。そして、帯状取手部品3にこの滑り止めを兼ねたクッション材5を付けてクッション材付き帯状取手部品6としている。滑り止めを兼ねたクッション材5は帯状取手部品3に接着剤を使用して付けている。しかし、両面接着テープあるいは溶着により付けることもでき、付ける方法はこれらに限るものではなく一体的に機能する手段であれば足りる。
滑り止めを兼ねたクッション材5は、厚さが約1.5mmの発泡ポリエチレンシートを使用している。発泡ポリエチレンシートは内部が独立の気泡体で構成され、圧縮応力等の特性に優れ滑り止め及びクッション材となるためこれを採用したものである。しかし滑り止めを兼ねたクッション材5はこれに限定するものではなく、その機能を有する材料であれば足りる。また滑り止めを兼ねたクッション材の厚さは、その材質や飲料水ボトルの大きさから決められるが、0.5mmから3mm程度が適当である。しかしこの厚さに限定するものではない。なお、帯状取手部品3の材料としてはポリプロピレンを用いたが、これに限るものではない。また、図8のクッション材付き帯状取手部品6の取手部分では滑り止めを兼ねたクッション材が、やや見えにくくなっているがこれは写真撮影のためであり飲料水ボトルに接する面には滑り止めを兼ねたクッション材が付いている。
図9は取手付き飲料水ボトルの概略図とその胴部における断面図である。図9では、クッション材付き帯状取手部品6は、くり抜き窓38及び蛇腹部39を有している。これを飲料水ボトル1の胴部17に巻きつけ凹部14において、取手13のグリップ部接合面34及び脚部接合面35をクランプ等でしめつけ、次にネジ孔36にタッピングビスを入れて取手13のグリップ部接合面34及び脚部接合面35を接合し、クッション材付き帯状取手部品6を飲料水ボトル1に固定し取手を装着させている。さらに取手13のグリップ部31と脚部32が飲料水ボトル1の凹部天井面14aと凸部床面14bに密着し、飲料水ボトルとクッション材付き帯状取手部品の間にガタが生じないようにされている。
図9上段の取手付き飲料水ボトルのA-A面での断面図を下段左に示す。くり抜き窓38の部分は、飲料水ボトル1の肉厚しか現れていない。さらに、この断面図において○で囲ったBの部分の断面図を下段右に示す。帯状取手部品3と滑り止めを兼ねたクッション材5をあわせてクッション材付き帯状取手部品6としている。
図10は飲料水ボトル1にくり抜き窓38と蛇腹部39を設けたクッション材付き帯状取手部品6を固定した取手付き飲料水ボトルの取手方向からみた正面図である。図10に示されるようにクッション材付き帯状取手部品6は、その取手が飲料水ボトル胴部17の凹部14中央にくるように飲料水ボトルに固定される。この飲料水ボトルは、ポリカーボネートが用いられている。クッション材付き帯状取手部品6を飲料水ボトル1に固定し、取手付き飲料水ボトルとして出荷する。飲料水製造工場にて飲料水ボトル内を滅菌等した後飲料水が充填され、出荷されて飲料サーバーに取り付けられる。そして取手付き飲料水ボトルは繰り返し使用される。
飲料サーバーは、広く普及してきているため、これに使用する飲料水ボトルの需要はさらに増加するものと推測される。帯状取手部品は、飲料水ボトルの容量、形状の多様化に対応した取手を供給することが可能である。この帯状取手部品に滑り止めを兼ねたクッション材を付けたクッション材付き帯状取手部品を飲料水ボトルに固定し取手を装着することにより、取手付き飲料水ボトルの長期間の使用が可能となる。そのため本発明での成果は広く普及されることが期待される。また飲料水ボトルの廃棄時には選別採集することが容易なため、材料のリサイクルが可能となる。
飲料サーバーの概略図 飲料水ボトル 中空体成形図 取手と外面の接触部 帯状取手部品 くり抜き窓付き帯状取手部品 くり抜き窓及び蛇腹部付き帯状取手部品 帯状取手部品、滑り止めを兼ねたクッション材及びクッション材付き帯状取手部品の写真 取手付き飲料水ボトルとその断面図 取手付き飲料水ボトルの取手方向からの正面図
符号の説明
1 飲料水ボトル 11 (飲料水ボトルの)内部
12 (飲料水ボトル容器の)外面 13 取手 14 凹部
14a 凹部天井面 14b 凹部床面 14c 凹部側面 15 開口部
16 取手と外面の接触部 17 胴部 18 コーナー部 19 肉厚部
2 飲料サーバー 21 冷水タンク 22 温水タンク 23 冷水部
24 ジョイント 25 仕切板 26 冷却パイプ 27 導水パイプ
28 ヒーター 29a 冷水口 29b 温水口
3 帯状取手部品 31 グリップ部 32 脚部 33 帯
(31グリップ部と32脚部を合わせて取手13とする場合もある)
33a 帯の幅短縮と曲げ加工部 33b 帯と取手との連結部
33c 帯の凹部天井面及び床面との密着部 34 グリップ部接合面
35 脚部接合面 36ネジ孔 37 リブ部 38 くり抜き窓 39 蛇腹部
4 金型 41 プリフォーム 42 圧縮空気 43 中空体
5 滑り止めを兼ねたクッション材
6 クッション材付き帯状取手部品 なお、帯状取手部品3の31から39までの符号は、クッション材付き帯状取手部品の各部位についても、帯状取手部品をクッション材付き帯状取手部品と適宜読み替えて使用するものとする。
7 取手付き飲料水ボトル

Claims (7)

  1. 飲料水ボトルの胴部に巻きつける帯と、その帯の両端に均等に分割された取手のグリップ部と脚部とが連結され、その帯を飲料水ボトルの胴部に巻きつけ、均等に分割された取手のグリップ部及び取手の脚部の接合面を互いに向かい合わせて接合し、飲料水ボトルに固定して、飲料水ボトルに取手を装着する帯状取手部品について、その帯状取手部品の飲料水ボトルに接する面に滑り止め機能を兼ねたクッション材を付けたクッション材付き帯状取手部品。
  2. クッション材付き帯状取手部品の帯について、その帯に複数のくり抜き窓を有することを特徴とした請求項1のクッション材付き帯状取手部品。
  3. クッション材付き帯状取手部品の帯について、その帯部の一部を蛇腹構造とする請求項1ないし請求項2のいずれかのクッション材付き帯状取手部品。
  4. プラスチック製の帯状取手部品にプラスチック製の滑り止めを兼ねたクッション材を付けた請求項1ないし請求項3のいずれかのクッション材付き帯状取手部品。
  5. 飲料水ボトルの胴部の外周形状に合わせて形成された請求項1ないし請求項4のいずれかのクッション材付き帯状取手部品。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかのクッション材付き帯状取手部品を、飲料水ボトルの胴部に巻きつけ、クッション材付き帯状取手部品の分割された取手のグリップ部接合面及び取手の脚部の接合面を互いに向かい合わせて接合し、飲料水ボトルに固定し、取手が装着された取手付き飲料水ボトル。
  7. 請求項1ないし請求項5のいずれかのクッション材付き帯状取手部品を、胴部に凹部を有する飲料水ボトルの胴部に巻きつけ、クッション材付き帯状取手部品の分割された取手のグリップ部接合面及び脚部の接合面を互いに向かい合わせて接合し、接合したクッション材付き帯状取手部品のグリップ部及び脚部の両端、または、接合したクッション材付き帯状取手部品のグリップ部の両端か脚部の両端のいずれかを、飲料水ボトルの凹部の上下外面に密着させて固定し、取手が装着された取手付き飲料水ボトル。
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