JP2009196511A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図り、車載性および実施可能性を向上させることができ、コスト的にも有利な加湿が可能な車両用空調装置を提供すること。
【解決手段】カウルボックス5に形成された収容部52bと、収容部52bとエンジンルームとを連通する熱気取入口54と、収容部52bと車室とを連通する車室連通口55と、収容部52bにおいて、熱気取入口54と車室連通口55との間に設置された吸湿部材2と、熱気取入口54を開閉する熱気取入口ドア61と、車室連通口55を開閉する車室連通口ドア62と、車室連通口55から車室方向への送風の引き込みを行う加湿用送風機3と、を備えていることを特徴とする車両用空調装置とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用空調装置に関し、特に、車室を加湿する技術に関する。
従来、空調ユニット内に、吸湿部材を設置し、除湿が必要な際には、吸湿部材により吸湿し、加湿が必要な際には、吸湿部材をヒータで加熱して放湿させることで車室の加湿を行うようにした車両用空調装置が、特許文献1などにより知られている。
特開2000−289456号公報
しかしながら、上述の従来技術では、空調ユニット内に吸湿部材、ヒータ、吸湿部材を回動させるモータ、を設置する構造であるため、部品点数が多くなって空調ユニットの大型化およびコストアップを招き、加えて、空調ユニットが大型化した場合、車載が難しくなる。
さらに、既存の空調ユニットに、吸湿部材やヒータなどを設置する場合、その設置スペースを確保することが難しく、既存の空調ユニットを用いた実施が難しい。よって、既存の空調ユニットにおける設計変更が大きくなり、この点でもコストアップを招くという問題があった。
本発明は、上述の従来の問題に着目して成されたもので、小型化を図り、車載性および実施可能性を向上させることができ、コスト的にも有利な加湿が可能な車両用空調装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため請求項1に記載の発明は、車両のエンジンルームと車室との間に設けられたカウルボックスに形成された収容部と、この収容部と前記エンジンルームとを連通する熱気取入口と、前記収容部と車室とを連通する車室連通口と、前記収容部において、前記熱気取入口と車室連通口との間に設置された吸湿部材と、前記熱気取入口を開閉する熱気取入口ドアと、前記車室連通口を開閉する車室連通口ドアと、前記車室連通口から車室方向への送風の引き込みを行う送風機と、を備えていることを特徴とする車両用空調装置とした。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用空調装置において、前記収容部は、前記カウルボックスの車幅方向端部において、フロントフェンダに沿って車両前方に膨出させて形成されていることを特徴とする車両用空調装置とした。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置において、ユニット送風機と加熱器と冷却器とを収容した空調ユニットが車室に搭載され、前記車室に開口端を配置した加湿ダクトが、前記車両連通口に接続され、前記加湿ダクトに、前記送風機としての加湿用送風機が設置され、前記加湿ダクトにおいて、前記加湿用送風機の下流位置と、前記空調ユニットの空気取入部と、を結ぶ分岐ダクトが設けられ、前記加湿用送風機の送風を、前記加湿ダクトを介して車室に導く状態と、前記分岐ダクトを介して前記空気取入部に導く状態とに切換可能なダクト切換ドアが設けられていることを特徴とする車両用空調装置とした。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置において、ユニット送風機と冷却器と加熱器とを収容した空調ユニットが車室に搭載され、前記送風機として前記ユニット送風機を用いて、前記車室連通口と前記空調ユニットの空気取入部とを結ぶ加湿ダクトが設けられていることを特徴とする車両用空調装置とした。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車両用空調装置において、前記空調ユニットには、前記冷却器および加熱器を迂回して、前記ユニット送風機の下流と前記加熱器の下流とを結ぶ第1バイパス路と、前記冷却器を迂回して、前記ユニット送風機の下流と前記加熱器の上流とを結ぶ第2バイパス路と、が設けられ、前記第1バイパス路を開閉する第1バイパス路ドアと、第2バイパス路を開閉する第2バイパス路ドアとが設けられていることを特徴とする車両用空調装置とした。
本発明の車両用空調装置では、吸湿時には、熱気取入口ドアにより熱気取入口を閉じ、車室連通口ドアにより車室連通口を閉じる。したがって、ラム圧によりカウルボックスを通過する送風が吸湿部材を通過する際に、その送風に含まれる湿気が吸湿部材に吸収される。
車室加湿時には、熱気取入口ドアにより熱気取入口を開き、車室連通口ドアにより車室連通口を開いた状態として、送風機を運転させる。
これにより、エンジンルームの熱気が、熱気取入口から収容部に取り入れられ、吸湿部材を通過した後、車室連通口から車室へ引き込まれる。
このとき、エンジンルームの熱気で吸湿部材が加熱されることで、吸湿部材に吸収されていた湿気の放出が行われ、車室空気が加湿される。
以上のように、本発明では、エンジンルームの熱気を利用して吸湿部材を加熱して放湿を行うようにしたため、吸湿部材の加熱専用の熱源を設けるものと比較して、構造を簡略化して、安価かつコンパクトに構成することが可能となる。
しかも、吸湿部材をカウルボックスに形成した収容部内に設置するようにしたため、空調ユニット内部に、吸湿部材や加熱手段などを搭載することが不要になる。よって、吸湿部材や加熱手段を空調ユニットに搭載するものと比較して、空調ユニットの設計が容易であり、かつ、車載性に優れるとともに、実施可能性が高まる。
加えて、カウルボックスは、エンジンルームに隣設されていることから、収容部へのエンジンルームの熱気導入が容易であり、エンジンルームの熱気を利用して吸湿部材の加熱を行うにしても、吸湿部材をカウルボックス以外の部位に搭載するものと比較して、エンジンルームの熱気を吸湿部材へ送るダクトなどが不要であり、設計が容易であるとともに、構造の簡略化を図ることができ、コストおよび車載性に有利である。
さらに、請求項2に記載の発明では、収容部は、前記カウルボックスの車幅方向端部において、フロントフェンダに沿って車両前方に膨出させたため、収容部の容積を確保するのが容易で、より大型の吸湿部材の搭載が可能となる。これにより、吸湿部材の吸湿性能を確保して、加湿性能の向上を図ることができる。
請求項3に記載の発明では、冷房時に、熱気取入口を閉じる一方で車室連通口を開き、さらに、ダクト切換ドアを、送風を空調ユニットの空気取入部に導く状態として加湿用送風機を運転させると、吸湿部材で吸湿された外気が空調ユニットに供給される。
したがって、吸湿していない空気を導入するのと比較して、冷却器の負担を軽減して、冷房性能を高めることが可能となる。
請求項4に記載の発明では、車室加湿時には、熱気取入口ドアにより熱気取入口を開き、車室連通口ドアにより車室連通口を開いた状態として、ユニット送風機を運転させる。これにより、吸湿部材で放出された湿気を含んだ送風が、空調ユニットを介して車室に導入される。
よって、請求項4に記載の発明では、既存の空調ユニットのユニット送風機を、車室加湿時の送風の取り込みに用いるようにしたため、加湿専用の送風機が不要となり、部品点数の削減ならびに重量軽減が可能となる。
また、冷房時に、熱気取入口を閉じる一方で車室連通口を開いた状態として、ユニット送風機を運転させると、吸湿部材で吸湿された外気が、空調ユニットに供給される。
したがって、吸湿していない空気を導入するのと比較して、冷却器の負担を軽減して、冷房性能を高めることが可能となる。
さらに、請求項5に記載の発明では、車室加湿時に、収容部から車室に導入した送風を、第1バイパス路を開いて、冷却器および加熱器による温度調節を行わずに供給する態様と、第2バイパス路を開いて、冷却器を迂回させて加熱器により加熱して供給する態様と、を形成することができる。
したがって、冬季のように外気温度が低い場合には、後者の態様により加湿を行って、低温の加湿空気を導入して車室温度環境が悪化することを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施の形態の車両用空調装置は、車両のエンジンルーム(ER)と車室(SR)との間に設けられたカウルボックス(5)に形成された収容部(52b)と、この収容部(52b)と前記エンジンルーム(ER)とを連通する熱気取入口(54)と、前記収容部(52b)と車室(SR)とを連通する車室連通口(55)と、前記収容部(52b)において、前記熱気取入口(54)と車室連通口(55)との間に設置された吸湿部材(2)と、前記熱気取入口(54)を開閉する熱気取入口ドア(61)と、前記車室連通口(55)を開閉する車室連通口ドア(62)と、前記車室連通口(55)から車室方向への送風の引き込みを行う送風機(3)と、を備えていることを特徴とする車両用空調装置である。
以下に、図1〜図8に基づいて、この発明の最良の実施の形態の実施例1の車両用空調装置Aについて説明する。
図1は車両用空調装置Aの構成の概略を示す全体概略図であって、この車両用空調装置Aは、空調ユニット1と吸湿部材2と加湿用送風機3とを備えている。
空調ユニット1は、既存のもので、図2に示すように、インストルメントパネル4内に設置され、空気取入部11から車室内に開口されたデフ吹出口12a,フット吹出口12b,ベント吹出口12cに至る送風通路13を形成したケーシング1cを備えている。
そして、ケーシング1c内には、送風通路13において送風の上流側から順に、ユニット送風機14と、冷却器15と、加熱器16と、が設置されている。
なお、空気取入部11は、外気を導入可能にカウルボックス5に接続された外気導入口11aと車室に開口された内気導入口11bとが形成されており、かつ、内気導入と外気導入とを切り換えるインテークドア1d,1dが設けられている。
カウルボックス5は、周知のようにダッシュパネルDPの上部において、図1に示すように車幅方向に延在された空間部50を備えた箱断面形状に形成されている。
また、カウルボックス5には、図1に示すように、空間部50と車外とを連通して外気を空間部50へ導入する外気取入口51aが複数形成されており、さらに、カウルボックス5の下部には、図1に示すように、空間部50に浸入した雨水を車外に排出するドレン孔53が設けられている。
カウルボックス5は、図3に示すカウルアッパパネル51とカウルトップパネル52とを備え、前述した外気取入口51aは、カウルアッパパネル51に形成されている。
また、図示を省略した車体左右のフロントフェンダ部の強度向上を図り、カウルトップパネル52の車幅方向両端部に、この図外のフロントフェンダ部に沿って車両前方へ膨らんだ膨出部52aが形成されている。この膨出部52aを形成するのに伴って、空間部50の車幅方向両端部では、車両前後方向に広くなった収容部52bが形成されている。なお、収容部52bにも、複数の外気取入口51aが形成されている。
さらに、収容部52bは、図2に示すように、熱気取入口54を介してエンジンルームERに連通されている一方、車室連通口55を介して、車室SRに連通されている。なお、収容部52bは、図1などでは表示の都合上、カウルボックス5の中間部に示しているが、前述したように、実際には、カウルボックス5の車幅方向端部に形成されている。
吸湿部材2は、収容部52bに収容されており、図1に示すように、外気取入口51aおよび熱気取入口54と、車室連通口55との間において、両取入口51a,54から、ドレン孔53および車室連通口55へ向かう送風を遮る高さに略水平に設置されている。この吸湿部材2は、吸湿性を有した紙やスポンジを基材として、例えば、300mm×200mm×20mm程度の直方体状に形成されており、ゼオライト、シリカゲル、塩化リチウム、塩化カルシウムなどの吸湿剤が、固着あるいは含浸されている。なお、本実施例1では、図示を省略した防塵フィルタを上に重ねて設置されているものとする。
熱気取入口54には、図1および図2に示すように、この熱気取入口54を開閉する熱気取入口ドア61が設けられており、かつ、車室連通口55にも、この車室連通口55を開閉する車室連通口ドア62が設けられている。なお、これら熱気取入口ドア61の開閉は、図4に示す熱気取入口ドアアクチュエータ71の駆動により行われ、車室連通口ドア62の開閉は、車室連通口ドアアクチュエータ72の駆動により行われる。
車室連通口55には、加湿ダクト81が接続されている。この加湿ダクト81は、先端の開口端81aが、図2に示すように、インストルメントパネル4のデフ吹出口12aの近傍に配置されており、かつ、その中間部には、車室連通口55から開口端81aに向けて送風を形成する加湿用送風機3が設置されている。
また、加湿ダクト81において加湿用送風機3の下流と、空調ユニット1の空気取入部11とが分岐ダクト82で接続されている。そして、加湿ダクト81において分岐ダクト82への分岐部分には、加湿ダクト81の開口端81a側と分岐ダクト82側との一方を開いたときには他方を閉じる、ダクト切換ドア63が設けられている。
なお、ダクト切換ドア63の開閉は、図4に示すダクト切換ドアアクチュエータ73により行われる。
このダクト切換ドアアクチュエータ73および前述した熱気取入口ドアアクチュエータ71、車室連通口ドアアクチュエータ72の駆動はコントロールユニット70により制御される。
このコントロールユニット70は、車室温度環境因子を検出する複数のセンサを有したセンサ群74および乗員が温度設定や作動のON、OFFなどのコントロールを行う操作スイッチ群75が接続されており、これらからの信号に基づいて、ユニット送風機14を含んで空調ユニット1に設置された各種アクチュエータから成る空調ユニットアクチュエータ群76の制御を行って、空調ユニット1からの吹出風量や吹出空気温度などの周知の空調制御を行うものである。
さらに、操作スイッチ群75には、加湿スイッチ75aが含まれており、コントロールユニット70は、加湿スイッチ75aの投入状態ならびに空調ユニット1に対する制御状態に応じて、各ドアアクチュエータ71,72,73および加湿用送風機3の制御である加湿制御を実行する。
この加湿制御には、吸湿モードと冷房負荷低減モードと加湿モードが含まれており、以下、各モードにおける動作を説明する。
(吸湿モード)
加湿スイッチ75aの非投入時には、コントロールユニット70は、空調ユニット1の作動状態に応じ、各ドア61,62,63および加湿用送風機3を、吸湿モードと冷房負荷低減モードとのいずれかに制御する。
吸湿モードでは、空調ユニット1が非冷房運転あるいは冷房運転時にあらかじめ設定された所定条件の場合に制御されるモードであって、この場合、図1および図2に示すように、熱気取入口ドア61が熱気取入口54を閉じ、車室連通口ドア62が車室連通口55を閉じ、ダクト切換ドア63は、分岐ダクト82を閉じた状態に制御される。また、加湿用送風機3は、停止状態に維持される。
この吸湿モードでは、カウルボックス5において、外気は、走行によるラム圧により、外気取入口51aから空間部50に入り、ドレン孔53から車外へ抜ける送風W1が形成される。
このとき、収容部52bにあっては、送風W1が、吸湿部材2を通過し、外気に含まれた湿気が、吸湿部材2に吸収される。
(冷房負荷低減モード)
加湿スイッチ75aの非投入時において、空調ユニット1が冷房運転を実行し、かつ、あらかじめ設定された所定条件の場合には、コントロールユニット70は、各ドア61,62,63および加湿用送風機3を、冷房負荷軽減モードに制御する。
この場合、図5および図6に示すように、熱気取入口ドア61が熱気取入口54を閉じ、車室連通口ドア62が車室連通口55を開き、ダクト切換ドア63が、加湿ダクト81の開口端81a側を閉じる一方で、分岐ダクト82を開いた状態とし、さらに、加湿用送風機3を運転させる。
この冷房負荷低減モードでは、カウルボックス5の外気取入口51aから収容部52bに導入された外気が、吸湿部材2を通って吸湿された後、車室連通口55から加湿ダクト81を通り、さらに、分岐ダクト82を通って、空調ユニット1の空気取入部11に導入される送風W2が形成される。
このように、冷房負荷低減モードでは、空調ユニット1には、吸湿部材2で吸湿された送風W2が導入されるため、冷却器15における負荷を軽減して、冷房性能を向上させることができる。
(加湿モード)
乗員が、車室SRが乾燥していると感じるなどして、加湿スイッチ75aを投入した場合、コントロールユニット70は、各ドア61,62,63および加湿用送風機3を加湿モードに制御する。
この加湿モードでは、図7および図8に示すように、熱気取入口ドア61が熱気取入口54を開き、車室連通口ドア62が車室連通口55を開き、ダクト切換ドア63は、分岐ダクト82を閉じた状態として、加湿用送風機3を運転させる。
この場合、エンジンルームER内の熱気が、収容部52bに取り入れられ、吸湿部材2を通った後、車室連通口55から、加湿ダクト81を通って開口端81aから車室SR内に導入される。
このとき、吸湿部材2がエンジンルームERの熱気で暖められて、吸湿されていた水分が放出され、車室が加湿される。
そして、加湿ダクト81の開口端81aは、デフ吹出口12aの近傍に開口されていることから、乗員の顔の付近に供給されて、乗員は、湿度による潤いを感じやすい。
以上説明したように、本実施例1の車両用空調装置では、加湿時に、エンジンルームERの熱気を利用して吸湿部材2を加熱して放湿を行うようにしたため、吸湿部材2の加熱専用の熱源を設けるものと比較して、安価かつコンパクトに構成することができる。
また、吸湿部材2をカウルボックス5の収容部52b内に配置するようにしたため、空調ユニット1内部の設計変更が不要であり、空調ユニット1として既存品を用いることができる。
よって、吸湿部材2やこれを加熱する手段を空調ユニット1に搭載するものと比較して、空調ユニット1の設計が容易であり、かつ、車載性に優れるとともに、実施可能性が高まる。
加えて、カウルボックス5は、エンジンルームERに隣設されていることから、収容部52bへのエンジンルームERの熱気導入が容易であり、エンジンルームERの熱気を利用して吸湿部材2の加熱を行うにあたり、吸湿部材2をカウルボックス5以外の部位に搭載するものと比較して、エンジンルームERの熱気を吸湿部材2へ送るダクトなどが不要であり、設計が容易であるとともに、構造の簡略化を図ることができ、コストおよび車載性に有利である。
しかも、カウルボックス5の収容部52bは、車体剛性向上のためにフロントフェンダ部に沿って車両前方に膨出させた部分を利用して形成しており、収容部52bの容積を確保するのが容易で、より大型の吸湿部材2の搭載が可能となる。よって、吸湿部材2の吸湿性能が高くなり、加湿時の加湿性能を向上できる。ちなみに、実施例1で示した程度の大きさのものでは、400〜500cc/hの加湿性能を得ることが可能である。
さらに、実施例1では、除湿した外気を空調ユニット1の空気取入部11に導入可能とする分岐ダクト82を設けた。したがって、空調ユニット1の冷房運転時に、除湿空気を導入して、冷房負荷を軽減して、冷房性能を向上させることができる。
(他の実施例)
以下に、本発明の実施の形態の他の実施例について説明する。
なお、これら他の実施例を説明するのにあたり、実施例1と共通する構成には、実施例1で示した符号を付けることで、説明を省略する。また、作用についても、実施例1と共通する作用については説明を省略する。
図9〜図15に基づいて、本発明の実施の形態の実施例2の車両用空調装置Bについて説明する。
この実施例2は、加湿時の送風を、空調ユニット201に搭載されたユニット送風機14を利用して行うようにし、加湿用送風機3を廃止した例である。
実施例2では、図9に示すように、車室連通口55に接続された加湿ダクト281が、空調ユニット201の空気取入部11に接続されている。
また、実施例2では、実施例1において加湿ダクト81の送風方向を切り換えていたダクト切換ドア63が廃止されている。
一方、空調ユニットにあっては、図10に示すように、冷却器15および加熱器16を迂回してユニット送風機14の下流とベント吹出口12cとを結ぶ第1バイパス路284と、冷却器15を迂回してユニット送風機14の下流と加熱器16の上流とを結ぶ第2バイパス路285が設けられている。
さらに、第1バイパス路284を開閉する第1バイパス路ドア264と、第2バイパス路285を開閉する第2バイパス路ドア265と、が設けられている。なお、両バイパス路ドア264,265は、それぞれのバイパス路284,285を開いたときには、空調ユニット201の送風通路13の流路断面積を狭める開き方をする。
なお、第1バイパス路ドア264および第2バイパス路ドア265は、それぞれ、コントロールユニット70により駆動を制御される図示を省略した第1バイパス路ドアアクチュエータおよび第2バイパス路ドアアクチュエータの駆動により開閉されるものとする。
次に、実施例2の作動を、モード別に説明する。
(吸湿モード)
実施例1と同様に、加湿スイッチ75aが非投入状態で、空調ユニット201が非冷房運転か、あるいは冷房運転時であってもあらかじめ設定された所定条件が成立した場合には、吸湿モードに制御される。
この吸湿モードでは、図9および図10に示すように、熱気取入口ドア61が熱気取入口54を閉じ、車室連通口ドア62が車室連通口55を閉じ、両バイパス路ドア264,265が、両バイパス路284,285を閉じた状態に制御する。
したがって、吸湿モードでは、カウルボックス5において、走行によるラム圧で、外気取入口51aから吸湿部材2を通ってドレン孔53へ抜ける送風W21が形成され、外気に含まれた湿気が、吸湿部材2に吸収される。
(冷房負荷低減モード)
実施例1と同様に、加湿スイッチ75aが非投入状態で、空調ユニット201が冷房運転を行っており、あらかじめ設定された所定条件が成立した場合には、冷房負荷軽減モードに制御することができる。
この場合、図11および図12に示すように、熱気取入口ドア61が熱気取入口54を閉じ、車室連通口ドア62が車室連通口55を開いた状態に制御する。なお、両バイパス路ドア264,265は、両バイパス路284,285を閉じた状態に制御する。
したがって、冷房負荷低減モードでは、カウルボックス5の外気取入口51aから収容部52bに入り、吸湿部材2を通った後、車室連通口55から加湿ダクト281を経て、空調ユニット201の空気取入部11に導入される送風W22が形成される。
よって、空調ユニット201には、吸湿部材2で除湿された空気が導入されるため、冷却器15における負荷を軽減して、冷房性能を向上させることができる。
(加湿モード)
乗員が、車室が乾燥していると感じるなどして、加湿スイッチ75aが投入された場合、コントロールユニット70は、各ドア61,62,264,265を加湿モードに制御するとともに、ユニット送風機14が駆動していない場合には、ユニット送風機14を駆動させる。
この加湿モードに制御するのにあたり、本実施例2では、外気温に応じ、低外気温の場合の冬季加湿モードと、それ以外の通常加湿モードとの2通りのモードに制御する。
両加湿モードでは、図13および図14に示すように、熱気取入口ドア61が熱気取入口54を開き、車室連通口ドア62が車室連通口55を開いて、エンジンルームERの熱気を収容部52bの吸湿部材2を通過させて加湿した後、加湿ダクト281を介して、空調ユニット1の空気取入部11に導入する点は共通している。
そして、外気温度が設定温度よりも高い場合には、コントロールユニット70は、通常加湿モードに制御する。この通常加湿モードでは、図14に示すように、第1バイパス路ドア264が第1バイパス路284を開き、第2バイパス路ドア265が第2バイパス路285を閉じた状態に制御する。
この場合、吸湿部材2により加湿されたエンジンルームERからの送風W23は、加湿ダクト281を通って空調ユニット1の空気取入部11に導入された後、第1バイパス路284を通り、ベント吹出口12cから乗員の上半身に向けて供給される。
よって、冷房運転などで、乗員が、車室SRが乾燥しすぎたと感じて、加湿スイッチ75aを投入した場合などのように、外気温度が設定温度よりも高い非暖房時には、加湿された空気が乗員の顔付近に供給され、乗員は、潤い感を得ることができる。
一方、冬季など外気温度が設定温度よりも低い暖房時には、加湿スイッチ75aが投入された場合、コントロールユニット70は、冬季加湿モードに制御する。
この冬季加湿モードでは、図15に示すように、第2バイパス路ドア265が第2バイパス路285を開いた状態に制御する。なお、この場合、第1バイパス路ドア264は、車室の設定温度や吹出モードに応じて、図示のように開いてもよいし、閉じてもよい。
この場合、エンジンルームER内の熱気で吸湿部材2を通る際に加湿された送風W24は、加湿ダクト281を通って空調ユニット201の空気取入部11に導入された後、2バイパス路285を通って、加熱器16で加熱された後、フット吹出口12bから乗員の足元に供給される。
また、第1バイパス路ドア264が開いている場合には、加熱器16で加熱されない比較的低温の送風W25が、第1バイパス路284を通って、ベント吹出口12cから乗員の上半身に向けて供給されるもので、この場合、頭寒足熱のいわゆるバイレベルモードの送風を行うことができる。
一方、第1バイパス路ドア264を閉じている場合には、温風である送風W24のみが足元に供給される。
以上説明したように、実施例2にあっても、加湿時に、吸湿部材2をエンジンルームの熱を利用して加熱し、吸湿部材2の加熱専用の熱源を有しないため、実施例1と同様に、安価かつコンパクトに構成することができる。お、実施例2では、空調ユニット201に、両バイパス路284,285および両ドア264,265を通過しているが、吸湿部材2およびその加熱手段を設けるものと比較すれば、簡易で小型の構造とすることが可能である。
また、実施例1と同様に、吸湿部材2をカウルボックス5内に配置したことにより、設計が容易であり、かつ、車載性に優れるとともに、実施可能性が高まり、加えて、構造の簡略化を図ることができ、コストおよび車載性に有利であるという効果が得られる。
しかも、実施例1と同様に、カウルボックス5の収容部52bは、フロントフェンダ部に沿って車両前方に膨出させて形成しているため、大型の吸湿部材2の搭載を可能として加湿時の加湿性能を向上できる。
さらに、実施例2では、冷房負荷軽減モードおよび加湿モードの際に、収容部52bから空調ユニット201への送風の引き込みを、空調ユニット201に搭載されたユニット送風機14を利用して行うようにしたため、専用の加湿用送風機が不要であり、コストおよび重量の軽減を図ることが可能である。
加えて、実施例2では、加湿空気を、冷却器15および加熱器16をバイパスしてベント吹出口12cに導く第1バイパス路284と、冷却器15をバイパスして加熱器16の上流に導く第2バイパス路285とを設けた。
このため、加湿空気の全てを、乗員の上半身に向けて供給する通常加湿モードと、加湿空気を、加熱器16で加熱した後に乗員の足元に供給する冬季加湿モードと、を形成可能となった。 したがって、冬季のように外気温度が低い場合には、加湿空気の温度を上昇させて、外気導入により車室温度環境が悪化することを防止できる。
しかも、冬季加湿モードでは、加湿空気の全量を、加熱器16で加熱して乗員の足元に供給する吹出モードと、加湿空気を、乗員の上半身に向けて供給するものと、加熱器16で加熱した後に乗員の足元に供給するものとに分岐させる吹出モードと、が形成可能となった。
よって、加湿空気の車室SRへの供給の細かい制御が可能となって、乗員の快適感を向上できる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態および実施例1〜実施例2について詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態および実施例1〜実施例2に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例1〜実施例2では、収容部52bとして、カウルボックス5の車幅方向両端部において車両前方に膨出させた部分に形成した例を示した。しかし、収容部は、図1などに示したように、車幅方向の中央部に設置することも可能であるし、この場合、車両前後方向に膨出させない形状とすることも可能である。
また、吸湿部材の形状や大きさも、実施例1,2で示した形状や大きさに限定されるものではない。
本発明の最良の実施の形態の実施例1の車両用空調装置Aの概略を車両前後方向から視た状態を示す説明図であって、吸湿モードを示している。 実施例1の車両用空調装置Aの概略を車両側方から視た状態を示す説明図であって、吸湿モードを示している。 実施例1の車両用空調装置Aの要部を示す斜視図である。 実施例1の車両用空調装置Aの要部を示すブロック図である。 実施例1の車両用空調装置Aの冷房負荷低減モードを示す車両前後方向から視た説明図である。 実施例1の車両用空調装置Aの冷房負荷低減モードを示す車両側方から視た説明図である。 実施例1の車両用空調装置Aの加湿モードを示す車両前後方向から視た説明図である。 実施例1の車両用空調装置Aの加湿モードを示す車両側方から視た説明図である。 本発明の実施の形態の実施例2の車両用空調装置Bの概略を車両前後方向から視た状態を示す説明図であって、吸湿モードを示している。 実施例2の車両用空調装置Bの概略を車両側方から視た状態を示す説明図であって、吸湿モードを示している。 実施例2の車両用空調装置Bの冷房負荷低減モードを示す車両前後方向から視た説明図である。 実施例2の車両用空調装置Bの冷房負荷低減モードを示す車両側方から視た説明図である。 実施例2の車両用空調装置Bの加湿モードを示す車両前後方向から視た説明図である。 実施例2の車両用空調装置Bの加湿モードの通常加湿モードを示す車両側方から視た説明図である。 実施例2の車両用空調装置Bの加湿モードの冬季加湿モードを示す車両側方から視た説明図である。
符号の説明
1 空調ユニット
2 吸湿部材
3 加湿用送風機
5 カウルボックス
11 空気取入部
14 ユニット送風機
52b 収容部
54 熱気取入口
55 車室連通口
61 熱気取入口ドア
62 車室連通口ドア
63 ダクト切換ドア
81 加湿ダクト
82 分岐ダクト
201 空調ユニット
264 第1バイパス路ドア
265 第2バイパス路ドア
281 加湿ダクト
284 第1バイパス路
285 第2バイパス路
SR 車室
ER エンジンルーム

Claims (5)

  1. 車両のエンジンルームと車室との間に設けられたカウルボックスに形成された収容部と、
    この収容部と前記エンジンルームとを連通する熱気取入口と、
    前記収容部と車室とを連通する車室連通口と、
    前記収容部において、前記熱気取入口と車室連通口との間に設置された吸湿部材と、
    前記熱気取入口を開閉する熱気取入口ドアと、
    前記車室連通口を開閉する車室連通口ドアと、
    前記車室連通口から車室方向への送風の引き込みを行う送風機と、
    を備えていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記収容部は、前記カウルボックスの車幅方向端部において、フロントフェンダに沿って車両前方に膨出させて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. ユニット送風機と加熱器と冷却器とを収容した空調ユニットが車室に搭載され、
    前記車室に開口端を配置した加湿ダクトが、前記車両連通口に接続され、
    前記加湿ダクトに、前記送風機としての加湿用送風機が設置され、
    前記加湿ダクトにおいて、前記加湿用送風機の下流位置と、前記空調ユニットの空気取入部と、を結ぶ分岐ダクトが設けられ、
    前記加湿用送風機の送風を、前記加湿ダクトを介して車室に導く状態と、前記分岐ダクトを介して前記空気取入部に導く状態とに切換可能なダクト切換ドアが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. ユニット送風機と冷却器と加熱器とを収容した空調ユニットが車室に搭載され、
    前記送風機として前記ユニット送風機を用いて、前記車室連通口と前記空調ユニットの空気取入部とを結ぶ加湿ダクトが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置。
  5. 前記空調ユニットには、前記冷却器および加熱器を迂回して、前記ユニット送風機の下流と前記加熱器の下流とを結ぶ第1バイパス路と、前記冷却器を迂回して、前記ユニット送風機の下流と前記加熱器の上流とを結ぶ第2バイパス路と、が設けられ、
    前記第1バイパス路を開閉する第1バイパス路ドアと、第2バイパス路を開閉する第2バイパス路ドアとが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。
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