JP2009195952A - 消耗電極アーク溶接の短絡判別方法 - Google Patents

消耗電極アーク溶接の短絡判別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】消耗電極アーク溶接において、溶接用ケーブルが長いときでも溶接ワイヤと母材との間が短絡状態又はアーク発生状態にあるかを正確に判別して、高品質な溶接を行えるようにする。
【解決手段】溶接電圧Vwと短絡基準値Vtとを比較し、溶接電圧Vwが短絡基準値Vt以下のときは短絡状態と判別し、溶接電圧Vwが短絡基準値Vtよりも大きいときはアーク発生状態と判別する。短絡基準値Vtは、溶接電流値に応じて変化し、かつ、アーク発生状態のときには上限値を設ける。この上限値は溶接電流の関数として設定する。これにより、アーク発生直後の溶接電圧Vwの急減に起因する短絡状態の誤判別を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、溶接ワイヤと母材との短絡状態を正確に判別するための消耗電極アーク溶接の短絡判別方法に関するものである。
消耗電極アーク溶接では、溶接ワイヤと母材との間で短絡状態とアーク発生状態とを繰り返しながら溶接が行われる。炭酸ガスアーク溶接、マグ溶接、ミグ溶接等においては、200A程度以下の小・中電流域では3〜5ms程度の短絡期間と10〜30ms程度のアーク期間とが規則正しく繰り返される短絡移行溶接となる。他方、大電流域では、溶接ワイヤからの溶滴移行形態はグロビュール移行又はスプレー移行となり、1ms以下の短絡期間が不規則に発生することになる。パルスアーク溶接の場合も大電流域の場合と略同一である。このような消耗電極アーク溶接において、安定した溶接状態を得るためには、短絡期間中の溶接電流(以下、短絡電流という)を適正な波形で通電して円滑にアーク期間に移行させることが重要である。このためには、短絡期間を正確に判別して、短絡電流を所定波形通りに通電する必要があり、短絡判別方法の性能が溶接品質を決める重要な要素の1つとなっている。以下、従来技術の短絡判別方法について説明する。
図3は、消耗電極アーク溶接装置の一般的な構成を示す図である。溶接開始回路STは、溶接開始信号Stを出力する。この溶接開始回路STは、溶接工程を管理するためのプログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)、ロボット溶接にあってはロボット制御装置等に内臓されている。溶接電源PSは、この溶接開始信号Stが入力されると、アーク溶接に適した溶接電圧Vw及び溶接電流Iwを出力すると共に、ワイヤ送給モータWMの回転を制御するための送給制御信号Fcを出力する。
溶接ワイヤ1は、ワイヤ送給モータWMに結合された送給ロール5の回転によって溶接トーチ4内を送給され、給電チップを介して給電されて、母材2との間にアーク3が発生する。このアーク3によって母材2上に溶融池2aが形成される。溶接電源PSの出力端子と溶接トーチ4との間及び出力端子と母材との間は溶接用ケーブル6a、6bによって接続される。
ここで、溶接ワイヤ1が母材2に短絡しているときは下式が成立する。
Vw=(Rc+Rsx+Rp)・Iw …(1)式
但し、Rcは溶接用ケーブルの抵抗値、Rsxは短絡時のワイヤ突き出し部抵抗値、Rpは溶融池を含む母材の抵抗値である。また、アーク3が発生しているときは下式が成立する。
Vw=(Rc+Rax+Rp)・Iw+Va …(2)式
但し、Raxはアーク発生時のワイヤ突き出し部抵抗値、Vaはアーク電圧値である。
ここでRsx=Rax=Rxと略見なすことができるので、短絡基準値Vtを下式のように設定すれば短絡状態とアーク発生状態とを判別することができる。
Vt=K1・Iw+K2 …(3)式
但し、K1は定数でありK1=(Rc+Rx+Rp)である。また、K2も定数であり、K2=Va/2である。定数K1が無視できるときはVt=K2に設定すれば良い。この短絡基準値Vtを使用した短絡判別方法について以下説明する。
図4は、消耗電極アーク溶接の電流・電圧波形を示す図である。同図(A)は溶接電流Iwを示し、同図(B)は溶接電圧Vwを示す。同図は短絡移行溶接における定常溶接状態の波形図である。以下、同図を参照して説明する。
時刻t1〜t2の短絡期間Ts中は、同図(A)に示すように、溶接電流Iwは適正な傾きを有して増加し、同図(B)に示すように、溶接電圧Vwは小さな値の短絡電圧値となり、上記(1)式で示すように溶接電流Iwの増加に伴い次第に増加する。短絡期間Ts中の電流波形が適正であることが溶接状態の安定性に大きく影響する。時刻t2〜t3のアーク期間Ta中は、同図(A)に示すように、溶接電流Iwはアーク負荷に応じて次第に減少し、同図(B)に示すように、溶接電圧Vwは短絡時よりも大きな値のアーク発生時電圧値となり、上記(2)式に示すように溶接電流Iwの減少に伴い次第に減少する。短絡期間Ts中は溶接電流Iwを正確に制御するために溶接電源PSを定電流制御し、アーク期間Ta中はアーク長を制御するために溶接電源PSを定電圧制御することが一般的である。
同図(B)の破線で示すように、短絡基準値Vtを上記(3)式によって設定すると、短絡基準値Vtは溶接電流値Iwに応じて短絡期間Ts中は増加し、アーク期間Ta中は減少する。ここで、溶接電圧Vwがこの短絡基準値Vt以下であるときは短絡期間Tsであると判別し、溶接電圧Vwが短絡基準値Vtを超えているときはアーク期間Taであると判別する。このようにすることによって、短絡期間Tsとアーク期間Taとを正確に判別することができ、各期間に適した出力制御を行うことで、良好な溶接品質を得ることができる(例えば、特許文献1、2参照)。
特開昭61−176474号公報 特開昭61−238469号公報
図5は、上述した抵抗値(Rc+Rx+Rp)が大きい場合の溶接電圧Vwの波形図である。上述したように、Rcは溶接用ケーブルの抵抗値であり、Rxはワイヤ突き出し部抵抗値であり、Rpは母材の抵抗値である。抵抗値が大きくなる場合としては、溶接電圧Vwを溶接電源の出力端子から検出するのが一般的であるので、溶接用ケーブルが長いためにRcが大きくなる場合である。また、その他の状態としては、溶接ワイヤの直径が細い場合、ワイヤ突き出し長が長い場合、溶接ワイヤがステンレス鋼のように抵抗値が大きい材質である場合等のようにワイヤ突き出し部抵抗値Rxが大きくなる場合が考えられる。また、その他の状態としては、母材がステンレス鋼のように抵抗値が大きな材質である場合が考えられる。以下、同図を参照して本発明の課題を説明する。
時刻t1〜t2の短絡期間Ts中の溶接電圧Vwは、上記(1)式に示すように抵抗値(Rc+Rx+Rp)が大きいために、溶接電流の増加に伴い急勾配で増加する。同様に、破線で示す短絡基準値Vtは、上記(3)式に示すように、溶接電流の増加に伴い増加する。このために、時刻t1〜t2の短絡期間Ts中は、溶接電圧値Vwは短絡基準値Vtよりも小さいために短絡期間として正しく判別される。但し、抵抗値(Rc+Rx+Rp)が大きいために溶接電圧Vwが急勾配で増加するので、溶接電圧値Vwと短絡基準値Vtとの差は小さい。
時刻t2においてアークが発生すると、溶接電圧Vwは瞬間的に急上昇する。これは、短絡状態からアーク発生状態に移行させるために必要なエネルギーを供給するための電圧増加分と、アーク長に応じたアーク電圧値による電圧増加分が加算された結果である。時刻t2において溶接電圧値Vwが短絡基準値Vtよりも大きくなるので、アーク発生を正しく判別することができる。
時刻t2においてアークが一旦発生すると、上記の移行に伴う電圧増加分は不要となるために、溶接電圧値Vwは急減する。この結果、アーク期間であるにもかかわらず、時刻t3において溶接電圧値Vwが短絡基準値Vtよりも小さくなり、この状態が時刻t4まで継続することになる。したがって、この時刻t3〜t4の期間は、短絡期間であると誤判別することになる。誤判別が生じると、アーク期間であるにもかかわらず短絡期間の出力制御が行われることになり、溶接状態が不安定になる。そもそもこのような誤判別が生じる原因は、抵抗値(Rc+Rx+Rp)が大きいために、溶接電圧Vwと短絡基準値Vtとの差が小さくなっているためである。換言すると、判別裕度が小さくなっているために誤判別が生じやすい状態にあるためである。
そこで、本発明は、抵抗値(Rc+Rx+Rp)が大きい場合でも短絡期間及びアーク期間を正確に判別することができる消耗電極アーク溶接の短絡判別方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の発明は、
短絡期間とアーク期間とを交互に繰り返す消耗電極アーク溶接にあって、前記短絡期間を溶接電圧値が短絡基準値以下になったことによって判別し、前記短絡基準値を溶接電流に応じた値に設定する消耗電極アーク溶接の短絡判別方法において、
前記アーク期間中は前記短絡基準値に上限値を設け、この上限値を溶接電流の関数として定める、
ことを特徴とする消耗電極アーク溶接の短絡判別方法である。
第2の発明は、 前記上限値を各アーク期間の開始時点から所定期間の間のみ設ける、
ことを特徴とする第1の発明記載の消耗電極アーク溶接の短絡判別方法である。
本発明によれば、アーク期間中の短絡基準値に上限値を設けることによって、短絡状態及びアーク発生状態の誤判別を防止することができる。このために、短絡期間及びアーク期間それぞれに適合した出力制御を行うことができるので、安定した溶接状態を得ることができ、高品質な溶接が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る消耗電極アーク溶接の短絡判別方法を示す溶接電圧Vwの波形図である。同図において、実線は溶接電圧Vwを示し、破線は短絡基準値Vtを示す。同図は上述した図5と対応しており、抵抗値(Rc+Rx+Rp)が大きい場合である。同図において、時刻t1〜t2の短絡期間Tsは従来技術の短絡判別方法によって正しく短絡状態を判別することができているので、この期間中の動作は図5と同一である。以下、時刻t2以降の図5とは異なる動作について同図を参照して説明する。
短絡基準値Vtは、従来技術と同様に上記(3)式によって設定する。すなわち、溶接電流値に応じて短絡基準値Vtは変化する。このように短絡基準値Vtを設定することによって、上述したように、時刻t1〜t2の短絡期間Tsを正しく判別することができる。
時刻t2において溶接電圧値Vwが短絡基準値Vtより大きくなったことによってアークが発生したことを判別すると、短絡基準値Vtに上限値Vtaを以下のように設ける。
Vt=K1・Iw+K2 …上記(3)式
Vta=α・Iw+β …(4)式
但し、Iwは溶接電流値であり、α及びβは定数である。この上限値Vtaはアーク期間のみに設け、短絡期間には設けない。数値例を挙げると、αはおおよそ0.005〜0.05であり、βはおおよそ2〜20である。このα及びβは、溶接ワイヤの種類、シールドガスの種類、ワイヤ送給速度等の溶接条件に応じて適正値に設定する。
同図に示すように、時刻t2においてアークが発生すると溶接電圧値Vwが急上昇する。このために、溶接電圧値Vwが短絡基準値Vtよりも大きくなるので、アーク期間を正しく判別することができる。アーク期間と判別すると、短絡基準値Vtの上限値が上記(4)式に示すVtaに制限される。このために、時刻t2〜t3の期間中の短絡判別値の上限値がVtaに制限されることになる。この結果、時刻t2直後に上述した理由によって溶接電圧値Vwが急減しても、上限値が制限された短絡基準値Vtよりも小さくなることはないので、図5のときのように短絡期間との誤判別を生じることはない。時刻t3以降の期間では、上記(3)式で設定される短絡基準値Vtは上記(4)式の上限値Vtaよりも小さいので上限値Vtaに制限されることはない。この期間においても、溶接電圧値Vwは短絡基準値Vtよりも大きいので、正しくアーク期間を判別することができる。
短絡基準値Vtがどのように設定されるかを整理する。同図において、時刻t1〜t2の短絡期間中の短絡基準値Vtは、上記(3)式によって設定される。この短絡期間中には上限値は設けない。次に、時刻t2以降のアーク期間中の短絡基準値Vtは、上記(3)式によって設定され、上記(4)式によって上限値Vtaに制限される。時刻t2〜t3の期間中の短絡基準値Vtは、上記(3)式の値が上記(4)式の上限値よりも大きいために上限値Vtaに制限された値となる。他方、時刻t3以降の期間中の短絡基準値Vtは、上記(3)式の値が上記(4)式の上限値よりも小さいために、(3)式の値となる。ここで、上記(4)式をVta=βとして定義する場合を考える。すなわち、上限値Vtaを所定値βとする場合であり、溶接電流値Iwとは無関係にその値が設定される場合である。この場合、所定値βが小さいとアーク発生直後の誤判別を防止することができない。他方、所定値βが大きいとアーク発生直後の誤判別は防止できるが、それ以降のアーク期間中に誤判別を生じるおそれが高くなる。上限値Vtaを上記(4)式のように溶接電流値Iwに応じた値として設定することで両者の誤判別を防止して、正確に短絡期間及びアーク期間を判別することができる。
図2は、上述した本発明の実施の形態に係る消耗電極アーク溶接の短絡判別方法を実施するための溶接電源のブロック図である。以下、同図を参照して各ブロックについて説明する。
電源主回路PMは、3相200V等の商用電源を入力として、後述する駆動信号Dvに従ってインバータ制御による出力制御を行い、アーク溶接に適した溶接電圧Vw及び溶接電流Iwを出力する。この電源主回路PMは、3相交流を整流する1時整流器、整流された直流を平滑する平滑コンデンサ、平滑された直流を高周波交流に変換するインバータ回路、高周波交流をアーク溶接に適した電圧値に降圧する高周波変圧器、降圧された高周波交流を整流する2次整流器、整流された直流を平滑するリアクトルから成る。溶接ワイヤ1はワイヤ送給モータWMに結合された送給ロール5の回転によって溶接トーチ4内を送給されて、母材2との間にアーク3が発生する。
電圧検出器VDは、溶接電圧Vwを検出して、電圧検出信号Vdを出力する。電流検出器IDは、溶接電流Iwを検出して、電流検出信号Idを出力する。短絡基準値設定回路VTは、上記の電流検出信号Idを入力として、上述した(3)式に基づいて短絡基準値信号Vtを出力する。上限値制限回路VTAは、上記の電流検出信号Idを入力として上述した(4)式に基づいて上限値Vtaを刻々と算出し、短絡判別信号SdがLowレベル(アーク期間)のときに上記の短絡基準値信号Vtの値が算出した上限値Vtaを超えるときは上限値Vtaに制限して、上限値制限短絡基準値信号Vtmを出力する。短絡判別回路SDは、上記の電圧検出信号Vdの値とこの上限値制限短絡基準値信号Vtmの値とを比較して、Vd≦VtmのときはHighレベル(短絡期間)になり、Vd>VtmのときはLowレベル(アーク期間)になる短絡判別信号Sdを出力する。
送給制御回路FCは、上記のワイヤ送給モータWMの回転を制御するための送給制御信号Fcを出力する。短絡電流設定回路ISRは、予め定めた短絡期間中の電流波形を形成するための短絡電流設定信号Isrを出力する。電流誤差増幅回路EIは、この短絡電流設定信号Isrと上記の電流検出信号Idとの誤差を増幅して、電流誤差増幅信号Eiを出力する。電圧設定回路VRは、予め定めた電圧設定信号Vrを出力する。電圧誤差増幅回路EVは、この電圧設定信号Vrと上記の電圧検出信号Vdとの誤差を増幅して、電圧誤差増幅信号Evを出力する。
外部特性切換回路SPは、上記の短絡判別信号SdがHighレベル(短絡期間)のときは上記の電流誤差増幅信号Eiを誤差増幅信号Eaとして出力し、Lowレベル(アーク期間)のときは上記の電圧誤差増幅信号Evを誤差増幅信号Eaとして出力する。したがって、短絡期間は定電流特性となり、アーク期間は定電圧特性となる。駆動回路DVは、上記の誤差増幅信号Eaを入力としてパルス幅変調制御を行い、このパルス幅変調制御信号に基づいて上記の電源主回路PMに含まれるインバータ回路を駆動するための駆動信号Dvを出力する。
上述した実施の形態では、アーク期間中は(3)式で算出された短絡基準値Vtが(4)式で算出された上限値Vta以上になるときは上限値に制限される。しかし、従来技術において誤判別を生じるのはアーク発生直後であるので、アーク期間全体にわたって上限値を設けるのではなく、各アーク期間が開始されてから所定期間の間だけ上限値を設けるようにしても良い。
上述した実施の形態によれば、アーク期間中の短絡基準値に上限値を設けることによって、短絡状態及びアーク発生状態の誤判別を防止することができる。このために、短絡期間及びアーク期間それぞれに適合した出力制御を行うことができるので、安定した溶接状態を得ることができ、高品質な溶接が可能となる。
本発明の実施の形態に係る消耗電極アーク溶接の短絡判別方法を示す溶接電圧Vwの波形図である。 本発明の実施の形態に係る消耗電極アーク溶接の短絡判別方法を実施するための溶接電源のブロック図である。 従来技術における消耗電極アーク溶接装置の構成図である。 従来技術における消耗電極アーク溶接の短絡判別方法を示す電流・電圧波形図である。 課題を説明するための溶接電圧Vwの波形図である。
符号の説明
1 溶接ワイヤ
2 母材
2a 溶融池
3 アーク
4 溶接トーチ
5 送給ロール
6a、6b 溶接用ケーブル
DV 駆動回路
Dv 駆動信号
Ea 誤差増幅信号
EI 電流誤差増幅回路
Ei 電流誤差増幅信号
EV 電圧誤差増幅回路
Ev 電圧誤差増幅信号
FC 送給制御回路
Fc 送給制御信号
ID 電流検出器
Id 電流検出信号
ISR 短絡電流設定回路
Isr 短絡電流設定信号
Iw 溶接電流
K1、K2 定数
PM 電源主回路
PS 溶接電源
Rax アーク発生時のワイヤ突き出し部抵抗値
Rc 溶接用ケーブルの抵抗値
Rp 溶融池を含む母材の抵抗値
Rsx 短絡時のワイヤ突き出し部抵抗値
Rx ワイヤ突き出し部抵抗値
SD 短絡判別回路
Sd 短絡判別信号
SP 外部特性切換回路
ST 溶接開始回路
St 溶接開始信号
Ta アーク期間
Ts 短絡期間
Va アーク電圧値
VD 電圧検出器
Vd 電圧検出信号
VR 電圧設定回路
Vr 電圧設定信号
VT 短絡基準値設定回路
Vt 短絡基準値(信号)
VTA 上限値制限回路
Vta 上限値
Vtm 上限値制限短絡基準値信号
Vw 溶接電圧
WM ワイヤ送給モータ
α、β 定数

Claims (2)

  1. 短絡期間とアーク期間とを交互に繰り返す消耗電極アーク溶接にあって、前記短絡期間を溶接電圧値が短絡基準値以下になったことによって判別し、前記短絡基準値を溶接電流に応じた値に設定する消耗電極アーク溶接の短絡判別方法において、
    前記アーク期間中は前記短絡基準値に上限値を設け、この上限値を溶接電流の関数として定める、
    ことを特徴とする消耗電極アーク溶接の短絡判別方法。
  2. 前記上限値を各アーク期間の開始時点から所定期間の間のみ設ける、
    ことを特徴とする請求項1記載の消耗電極アーク溶接の短絡判別方法。
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