JP2009195781A - 窒素酸化物除去材の再生方法 - Google Patents

窒素酸化物除去材の再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】活性炭を含有する基材を備えた窒素酸化物除去材であっても、基材の劣化を抑制しながら再生することができる窒素酸化物除去材の再生方法を提供する。
【解決手段】外部から遮断された遮蔽空間113内で窒素酸化物除去材10を加熱する加熱処理工程S1と、窒素酸化物除去材10を水122中に浸漬して水洗する水洗処理工程S2と、水洗された窒素酸化物除去材10を乾燥させる乾燥処理工程S3と、乾燥した窒素酸化物除去材10の基材を水酸化カリウム水溶液142中に浸漬して基材に当該水溶液142を含浸させる含浸処理工程S4と、上記水溶液142を含浸させた窒素酸化物除去材10を乾燥させる乾燥処理工程S5とを行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、大気中から窒素酸化物を除去する窒素酸化物除去材の再生方法に関し、特に、自動車が走行するトンネル内からの換気中の窒素酸化物を除去する窒素酸化物除去材を再生する場合に適用すると、極めて有効である。
自動車が走行するトンネル内を換気する換気装置は、二酸化窒素等の窒素酸化物を除去する窒素酸化物除去材を備えている。この窒素酸化物除去材としては、例えば、酸化チタン等の金属酸化物の多孔質体をハニカム状に形成した基材に水酸化カリウム等のようなアルカリ金属の水酸化物を担持させたものが利用されている。
このような窒素酸化物除去材は、トンネル内からの排気をハニカム状の前記基材内を流通して、排気中の窒素酸化物が前記水酸化カリウムと接触することにより、下記の反応を生じて、排気中から窒素酸化物を除去することができるようになっている。
2NO2+2KOH→KNO2+KNO3+H2
このような窒素酸化物除去材においては、排気中の窒素酸化物を除去していくにしたがって、窒素酸化物除去性能が次第に低下してくるため、所定時間使用したら、加熱処理(200〜500℃)して、表面に付着しているオイルミスト等の浮遊粒子状物質(Suspended Particulate Matter:SPM)を燃焼除去し、水洗した後、水酸化カリウム水溶液等のアルカリ金属の水酸化物の水溶液を含浸させて、当該アルカリ金属の水酸化物を新たに担持させることにより、再度利用できるように再生処理を施している。
特開平11−147038号公報
しかしながら、水酸化カルシウムや硫酸カルシウムを骨材にして活性炭を混合した多孔質体をハニカム状に形成した基材を使用した窒素酸化物除去材においては、前述したような再生処理を施してしまうと、加熱処理に伴って、上記活性炭が燃焼消滅して、基材が劣化してしまい、窒素酸化物除去性能が著しく低下してしまうばかりか、形状が崩れてしまうという問題があった。
このようなことから、本発明は、活性炭を含有する基材を備えた窒素酸化物除去材であっても、基材の劣化を抑制しながら再生することができる窒素酸化物除去材の再生方法を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための、第一番目の発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法は、活性炭を含有する基材にアルカリ金属の水酸化物を担持させた窒素酸化物除去材の再生方法であって、外部から遮断された遮蔽空間内で前記窒素酸化物除去材を加熱する加熱処理工程と、前記窒素酸化物除去材を水洗する水洗処理工程と、水洗された前記窒素酸化物除去材を乾燥させる乾燥処理工程と、乾燥した前記窒素酸化物除去材の前記基材にアルカリ金属の水酸化物を担持させる担持処理工程とを行うことを特徴とする。
第二番目の発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法は、第一番目の発明において、前記加熱処理工程が、前記遮蔽空間内のすべての前記窒素酸化物除去材の合計見掛け容積に対する当該遮蔽空間内の容積の割合を1〜20倍の範囲にして当該窒素酸化物除去材を加熱する工程であることを特徴とする。
第三番目の発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法は、第一番目の発明において、前記加熱処理工程が、前記遮蔽空間内のすべての前記窒素酸化物除去材の前記基材中の活性炭量に対する当該遮蔽空間内の雰囲気中の酸素量を10mol%以下にして当該窒素酸化物除去材を加熱する工程であることを特徴とする。
第四番目の発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法は、第三番目の発明において、前記遮蔽空間内が、不活性ガス雰囲気であることを特徴とする。
第五番目の発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法は、第一番目から第四番目の発明のいずれかにおいて、前記加熱処理工程が、400℃以上の温度で加熱する工程であることを特徴とする。
第六番目の発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法は、第五番目の発明において、前記加熱処理工程が、1時間以上加熱する工程であることを特徴とする。
第七番目の発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法は、第一番目から第六番目の発明のいずれかにおいて、前記加熱処理工程が、前記水洗処理工程の後に前記乾燥工程と兼ねて行われる工程であることを特徴とする。
本発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法によれば、外部から遮断された遮蔽空間内で窒素酸化物除去材を加熱処理することから、遮蔽空間内の雰囲気中に存在する酸素量に対応する量の活性炭のみの燃焼だけで抑えることができるので、加熱処理に伴う窒素酸化物除去性能の低下及び形状の崩れを大きく抑制することができ、窒素酸化物除去材の基材の劣化を抑制しながら当該窒素酸化物除去材を再生処理することができる。
本発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法の実施形態を図面に基づいて以下に説明するが、本発明は以下に説明する実施形態のみに限定されるものではない。
[主な実施形態]
本発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法の主な実施形態を図1〜6に基づいて説明する。図1は、窒素酸化物除去材の概略構造図、図2は、窒素酸化物除去材の再生方法の手順を表すフロー図、図3は、図2の加熱処理工程の説明図、図4は、図2の水洗処理工程の説明図、図5は、図2の乾燥処理工程の説明図、図6は、図2の担持処理工程の説明図である。
図1に示すように、窒素酸化物除去材10は、水酸化カルシウムを主成分として活性炭を混合(約20重量%)した多孔質体をハニカム状に形成した基材に、水酸化カリウム等のようなアルカリ金属の水酸化物を担持させたものであり(見掛け容積:600cm3)、自動車が走行するトンネル内を換気する換気装置に取り付けられ、トンネル内からの排気がハニカム状の上記基材内を流通して、排気中の二酸化窒素等の窒素酸化物が前記水酸化カリウム等と接触することにより、下記の反応を生じて、排気中から窒素酸化物を除去するものである。
2NO2+2KOH→KNO2+KNO3+H2
上記窒素酸化物除去材10においては、前記換気装置で排気中の窒素酸化物を除去していくにしたがって、窒素酸化物除去性能が次第に低下してくるため、所定時間使用されると、前記換気装置から取り外されて、再生処理施設へ搬送される。
そして、図3Aに示すように、耐熱性を有する載置用のバット111(内側容積:8500cm3)上に使用済みの上記窒素酸化物除去材10を載せる(本実施形態では2個)と共に、耐熱性を有する包囲用のバット112(内側容積:5000cm3)を被せることにより、当該窒素酸化物除去材10の周辺の雰囲気を外部から遮蔽し、さらに、当該バット111,112で包囲された遮蔽空間113(容積:3800cm3)と外部との隙間をシールするように、耐熱性を有する粉粒状のシール材114を上記隙間に充填する。
続いて、図3Bに示すように、上記バット111,112をメッシュコンベア式の加熱炉115のメッシュコンベア115a上に載せて、搬送しながら加熱処理(400〜500℃×1〜5時間)すると、上記窒素酸化物除去材10の表面に付着しているオイルミスト等のSPMが燃焼又は自己分解し、当該窒素酸化物除去材10から取り除かれる(図2中、S1)。
このとき、上記窒素酸化物除去材10は、遮蔽空間113内のすべての窒素酸化物除去材10の合計見掛け容積に対する当該遮蔽空間113内の容積の割合が、約4倍、言い換えると、遮蔽空間113内のすべての窒素酸化物除去材10の基材中の活性炭量に対する当該遮蔽空間113内の雰囲気中の酸素量が、約0.2mol%となる条件下で加熱処理されているので、基材中の活性炭のごくわずかな量のみが燃焼消滅するだけで済む。
このようにして窒素酸化物除去材10を加熱処理したら、放冷した後に当該窒素酸化物除去材10を前記バット111,112内から取り出して、図4に示すように、水槽121内に入れて水122中に浸漬することにより(10分間×3回)、当該窒素酸化物10の表面に付着している各種残留物を除去する(図2中、S2)。
このようにして窒素酸化物除去材10を水洗処理したら、図5に示すように、当該窒素酸化物除去材10をメッシュコンベア式の乾燥炉131のメッシュコンベア131a上に載せて、搬送しながら乾燥処理(120℃×4時間)した後(図2中、S3)、放冷する。
次に、図6に示すように、水酸化カリウム水溶液(濃度:約20重量%)142を貯留する処理槽141内に上記窒素酸化物除去材10を入れて当該窒素酸化物除去材10を上記水溶液142中に浸漬することにより(10分間×1回)、当該窒素酸化物10に当該水酸化カリウム水溶液142を含浸させる(図2中、S4)。
続いて、上記処理槽141内から取り出した上記窒素酸化物除去材10を前記乾燥炉131のメッシュコンベア131a上に載せて、搬送しながら乾燥処理(120℃×4時間)することにより、基材に水酸化カリウムを担持させた後(図2中、S5)、放冷する。
なお、本実施形態においては、上記含浸処理工程S4及び上記乾燥処理工程S5により、担持処理工程をなしている。
これにより、上記窒素酸化物除去材10は、再生され、前記換気装置へ搬送されて再び取り付けられて再度利用される。
つまり、本実施形態に係る窒素酸化物除去材10の再生方法は、外部から遮断された前記遮蔽空間113内で窒素酸化物除去材10を加熱処理するようにしたのである。
このため、本実施形態に係る窒素酸化物除去材10の再生方法においては、前記遮蔽空間113内の雰囲気中に存在する酸素量に対応する量のごくわずかな活性炭のみの燃焼だけで抑えることができるので、加熱処理に伴う窒素酸化物除去性能の低下及び形状の崩れを大きく抑制することができる。
したがって、本実施形態に係る窒素酸化物除去材10の再生方法によれば、基材の劣化を著しく抑制しながら窒素酸化物除去材10を再生処理することができる。
ここで、所定時間使用した窒素酸化物除去材(オイルミスト付着量:2.5wt%(「JIS−K−9703」に規定されたOCB混合標準液換算))に対して行った本実施形態に係る窒素酸化物除去材の再生方法に基づく確認実験の結果を図7に示す。図7において、横軸は、加熱処理工程における加熱温度を表し、縦軸は、窒素酸化物除去材の当初の窒素酸化物除去性能に対する再生処理後の窒素酸化物除去性能の割合(性能回復率)を表し、「○」は、加熱処理を1時間行ったときの値を示し、「□」は、加熱処理を5時間行ったときの値を示す。なお、比較のため、加熱処理工程(S2)を省略した場合も併せて行った(図7中、「×」)。
図7からわかるように、加熱処理工程を省略した場合には、性能回復率が10%未満であったのに対し、加熱処理温度が400〜500℃の場合には、性能回復率が100%となった。また、再生処理したすべての窒素酸化物除去材において、基材の崩れが見られなかった。以上のことから、本実施形態に係る窒素酸化物除去材の再生方法によれば、基材中の活性炭の燃焼消滅を著しく抑制して窒素酸化物除去性能を十分に回復できることが確認された。
[他の実施形態]
なお、前述した実施形態においては、加熱処理工程S1を行ってから水洗処理工程S2を行い、その後、乾燥処理工程S3を行って、窒素酸化物除去材10の基材を乾燥させてから担持処理工程S4及び乾燥処理工程S5を行うようにしたが、他の実施形態として、例えば、図8に示すように、水洗処理工程S2を先に行ってから加熱処理工程S1を行い、その後に担持処理工程S4及び乾燥処理工程S5を行うようにすることも可能である。
このように加熱処理工程S1を水洗処理工程S2の後に行うようにすると、当該加熱処理工程S1と前述した主な実施形態における乾燥処理工程S3とを兼ねることができる、すなわち、前述した主な実施形態における乾燥処理工程S3を省略することができるので、作業に要する手間及びコストを削減することができる。
また、前述した実施形態においては、前記バット111,112及び前記シール材114等により、外部から遮断された遮蔽空間113内で前記窒素酸化物除去材10を加熱処理できるようにしたが、本発明は、外部から遮断された遮蔽空間内で窒素酸化物除去材を加熱処理できるものであれば、これに限定されるものではなく、例えば、他の実施形態として、密閉可能な蓋を備えた耐熱性を有するシールドボックス等により、外部から遮断された遮蔽空間を形成して窒素酸化物除去材を加熱処理するようにすることも可能である。
また、前述した実施形態においては、前記遮蔽空間113内のすべての窒素酸化物除去材10の合計見掛け容積に対する当該遮蔽空間113内の容積の割合を約4倍としたが、本発明はこれに限らず、外部から遮断された遮蔽空間内のすべての窒素酸化物除去材の合計見掛け容積に対する当該遮蔽空間内の容積の割合が1〜20倍の範囲(好ましくは、3〜7倍の範囲)であれば、前述した実施形態の場合と同様な作用効果を得ることができる。
また、前述した実施形態においては、前記遮蔽空間113内のすべての窒素酸化物除去材10の基材中の活性炭量に対する当該遮蔽空間113内の雰囲気中の酸素量を約0.2mol%としたが、本発明はこれに限らず、外部から遮断された遮蔽空間内のすべての窒素酸化物除去材の基材中の活性炭量に対する当該遮蔽空間内の雰囲気中の酸素量が10mol%以下(好ましくは、1mol%以下)であれば、前述した実施形態の場合と同様な作用効果を得ることができる。
ここで、例えば、外部から遮断された遮蔽空間を窒素ガスや二酸化炭素ガス等のような不活性ガス雰囲気にすれば、前記遮蔽空間内のすべての窒素酸化物除去材の基材中の活性炭量に対する当該遮蔽空間内の雰囲気中の酸素量を10mol%以下(さらには、1mol%以下)とすることが容易に実現できる。
このように、外部から遮断された遮蔽空間を上記不活性ガス雰囲気にする場合には、外部から遮断された遮蔽空間内のすべての窒素酸化物除去材の合計見掛け容積に対する当該遮蔽空間内の容積の割合を1〜20倍の範囲にする必要は特になく、例えば、前述した主な実施形態の場合のような前記バット111,112及びシール材114等を用いずに、内部を上記不活性ガス雰囲気とすることができる加熱炉を用いて、窒素酸化物除去材を当該加熱炉内に直接入れて加熱処理することによっても、前述した実施形態の場合と同様な作用効果を得ることができる。
しかしながら、前述した主な実施形態の場合のように、前記遮蔽空間113内のすべての窒素酸化物除去材10の合計見掛け容積に対する当該遮蔽空間113内の容積の割合を1〜20倍の範囲(好ましくは、3〜7倍の範囲)にするのであれば、窒素酸化物除去材10の見掛け容積と前記遮蔽空間113の容積とが常に一定であることから、上述したような不活性ガスをわざわざ使用せずに大気をそのまま利用した雰囲気でありながらも、窒素酸化物除去材10の基材の劣化を抑制しながら当該窒素酸化物除去材10を再生処理することが簡便且つ低コストでできるので、実用上、非常に好ましい。
本発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法は、窒素酸化物除去材の基材の劣化を抑制しながら当該窒素酸化物除去材を再生処理することができるので、産業上、極めて有益に利用することができる。
窒素酸化物除去材の概略構造図である。 本発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法の主な実施形態の手順を表すフロー図である。 図2の加熱処理工程の説明図である。 図2の水洗処理工程の説明図である。 図2の乾燥処理工程の説明図である。 図2の担持処理工程の説明図である。 本発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法の主な実施形態に基づいて行った確認実験の結果を表すグラフである。 本発明に係る窒素酸化物除去材の再生方法の他の実施形態の手順を表すフロー図である。
符号の説明
10 窒素酸化物除去材
111,112 バット
113 遮蔽空間
114 シール材
115 加熱炉
115a メッシュコンベア
121 水槽
122 水
131 乾燥炉
131a メッシュコンベア
141 処理槽
142 水酸化カリウム水溶液

Claims (7)

  1. 活性炭を含有する基材にアルカリ金属の水酸化物を担持させた窒素酸化物除去材の再生方法であって、
    外部から遮断された遮蔽空間内で前記窒素酸化物除去材を加熱する加熱処理工程と、
    前記窒素酸化物除去材を水洗する水洗処理工程と、
    水洗された前記窒素酸化物除去材を乾燥させる乾燥処理工程と、
    乾燥した前記窒素酸化物除去材の前記基材にアルカリ金属の水酸化物を担持させる担持処理工程と
    を行うことを特徴とする窒素酸化物除去材の再生方法。
  2. 請求項1に記載の窒素酸化物除去材の再生方法において、
    前記加熱処理工程が、前記遮蔽空間内のすべての前記窒素酸化物除去材の合計見掛け容積に対する当該遮蔽空間内の容積の割合を1〜20倍の範囲にして当該窒素酸化物除去材を加熱する工程である
    ことを特徴とする窒素酸化物除去材の再生方法。
  3. 請求項1に記載の窒素酸化物除去材の再生方法において、
    前記加熱処理工程が、前記遮蔽空間内のすべての前記窒素酸化物除去材の前記基材中の活性炭量に対する当該遮蔽空間内の雰囲気中の酸素量を10mol%以下にして当該窒素酸化物除去材を加熱する工程である
    ことを特徴とする窒素酸化物除去材の再生方法。
  4. 請求項3に記載の窒素酸化物除去材の再生方法において、
    前記遮蔽空間内が、不活性ガス雰囲気である
    ことを特徴とする窒素酸化物除去材の再生方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の窒素酸化物除去材の再生方法において、
    前記加熱処理工程が、400℃以上の温度で加熱する工程である
    ことを特徴とする窒素酸化物除去材の再生方法。
  6. 請求項5に記載の窒素酸化物除去材の再生方法において、
    前記加熱処理工程が、1時間以上加熱する工程である
    ことを特徴とする窒素酸化物除去材の再生方法。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の窒素酸化物除去材の再生方法において、
    前記加熱処理工程が、前記水洗処理工程の後に前記乾燥工程と兼ねて行われる工程である
    ことを特徴とする窒素酸化物除去材の再生方法。
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