JP2009190139A - カッタ刃の清掃方法およびカッタ刃の清掃装置、並びに、これを備えた粘着テープ貼付け装置 - Google Patents

カッタ刃の清掃方法およびカッタ刃の清掃装置、並びに、これを備えた粘着テープ貼付け装置 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体ウエハの表面に貼り付けられた粘着テープをウエハ外形に沿って切り抜くカッタ刃の清掃方法において、カッタ刃の清掃を能率よく行うとともに、カッタ刃を長期間にわたって使用を可能にする。
【解決手段】粘着テープを切断して待機位置にカッタ刃12を復帰させた後に、清掃用ユニット56をカッタ刃12の下方に移動させてカッタ刃12を所定高さに下降させる。このとき、洗浄液を含浸させた清掃用部材66にカッタ刃12を突き刺してカッタ刃12の付着物清掃処理を行うとともに、突き刺し清掃過程ごとに清掃用部材66へのカッタ刃12の突き刺し位置を変更する。
【選択図】図16

Description

本発明は、半導体ウエハやガラス基板などの基板の表面に貼り付けられた保護用の粘着テープを基板外形に沿って切り抜くカッタ刃の清掃方法およびカッタ刃の清掃装置、並びに、これを備えた粘着テープ貼付け装置に関する。
半導体ウエハ(以下、適宜「ウエハ」という)の表面に表面保護用の粘着テープを貼り付けて切断する手段としては、チャックテーブルに載置保持されたウエハの表面に粘着テープを供給し、貼付けローラを転動移動させて粘着テープをウエハの表面に貼付ける。その後、粘着テープにカッタ刃を突き刺した状態でカッタ刃をウエハの外周に沿って走行させたり、あるいは、チャックテーブルを回転させてカッタ刃をウエハの外周に沿って相対走行させたりすることで、保護テープをウエハ外周に沿って切断するものが知られている。(特許文献1、特許文献2を参照)。
特開2006−15453号公報 特開2004−25438号公報
粘着テープをウエハ外周に沿って切断するカッタ刃には、粘着テープの粘着材が付着して残存することがある。この付着物が堆積してくるとカッタ刃の切断性能が低下し、切断仕上がりが悪化する。そこで、従来では、切断仕上がりの悪化傾向が認められた時点、あるいは、定期的にカッタ刃の付着物を手作業で拭き取り、カッタ刃への付着抑制用の離型剤の塗布を行っていた。
しかしながら、手作業によるカッタ刃のメンテナンス作業は手間がかかるとともに、連続した粘着テープ貼付け作業の中断を余儀なくされることになる。その結果、作業能率の低下をもたらす一因となっている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、カッタ刃の清掃を能率よく行うとともに、カッタ刃を長期間にわたって使用を可能にすることを主たる目的とする。
第1の発明は、基板に貼り付けられた粘着テープを基板外形に沿って切り抜くカッタ刃の清掃方法であって、
清掃用部材へのカッタ刃の突き刺し位置を変位させながらカッタ刃の付着物の清掃処理をすることを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、カッタ刃を清掃用部材に突き刺すことにより、カッタ刃に付着した粘着剤などの付着物を清掃用部材で拭き取ったり、刃先の切断作用位置から上方に外れた位置にまで付着物を押し上げ移動させたりすることができる。清掃後は、粘着剤などの異物が付着していないので、粘着テープを精度よく切断することができる。また、同時に摩擦抵抗による過度のストレスがカッタ刃にかからないので、刃先の欠けなどを抑制できる。その結果、同じカッタ刃を長期にわたって使用することができる。
また、カッタ刃を清掃用部材に突き刺す過程ごとに、清掃用部材への突き刺し位置が変位されるので、先の清掃過程において清掃用部材に拭き取られた付着物がカッタ刃に再付着するようなことがない。したがって、毎回、好適な清掃処理を行うことができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、
前記清掃用部材にカッタ刃を突き刺すごとに、突き刺し深さを次第に浅くしてゆくことを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、洗浄用部材へのカッタ刃の突き刺し量を最初は大きくし、切断回数が増えるごとに突き刺し量を小さくすることにより、付着物が完全に拭き取られずにカッタ刃に残存していても、その付着物は次のテープ切断過程において切断位置よりも上方に押し上げられて残存する。したがって、常にきれいな刃縁でのテープ切断を行うことができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、
前記清掃用部材は、洗浄液を含浸させたものであることを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、カッタ刃を清掃用部材に突き刺すことにより、カッタ刃に付着した粘着剤などの付着物を清掃用部材に含浸させた洗浄液で溶融あるいは軟化させて拭き取ったり、刃先の切断作用位置から上方に外れた位置にまで軟化した付着物を押し上げ移動させたりすることができる。
第4の発明は、上記第3の発明において、
前記洗浄液は、付着防止用の離型性を備えているものであることを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、付着した粘着剤などの付着物が拭き取られ、あるいは、付着物を軟化させて上方に押し上げられた後のきれいな刃縁に離型性を備えた洗浄液が塗布される。したがって、洗浄液の離型性によって粘着剤が付着しにくい状態で次のテープ切断過程に移ることができる。
第5の発明は、上記第1ないし第3のいずれかの発明において、
前記洗浄液を含浸させた第1の清掃用部材にカッタ刃を突き刺した後に、付着防止用の離型剤を含浸させた第2の清掃用部材にカッタ刃を突き刺すことを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、粘着テープにおける粘着剤の物性に合わせた洗浄液と、付着防止性能に優れた離型剤とを任意に組み合わせて使用することができる。したがって、好適な清掃と付着抑制処理を行うことができる。
第6の発明は、上記第1ないし第5のいずれかの発明において、
前記カッタ刃への付着物の有無を監視センサで監視することを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、カッタ刃への付着物の有無、または、予め決めた所定量以上になったときに検知させることにより、カッタ刃の突き刺し清掃処理の時期を知ることができる。したがって、付着の無い時やテープ切断を支障なく行える程度の付着しか発生していない時の突き刺し清掃処理を回避し、必要最少限度の頻度で清掃処理を行いつつ、常に良好なテープ切断処理を行うことができる。
また、突き刺し清掃処理の直後も監視を行うことにより、付着物の残存具合を確認し、清掃が不十分であれば再度の突き刺し清掃処理を行うことができる。したがって、以後のテープ切断処理をきれいなカッタ刃で好適に行うことが可能となる。
第7の発明は、基板に貼り付けられた粘着テープを基板外形に沿って切り抜くカッタ刃の清掃装置であって、
前記カッタ刃を上方の退避位置と下方の切断作用位置とにわたって昇降可能に配備し、洗浄液を含浸させた清掃用部材を、カッタ刃の昇降移動径路へ突入する清掃用位置と、前記昇降移動径路から外れた後退位置とにわたって移動可能に配備し、
前記清掃用部材をカッタ刃とを相対的に移動させて清掃用部材へのカッタ刃の突き刺し位置を変位可能に構成してあることを特徴とする。
(作用・効果) この構成によれば、上記第1の発明を好適に実施することができる。
第8の発明は、上記第7の発明において、
前記カッタ刃の突き刺し位置を基点に清掃用部材を回動可能に構成してあることを特徴とする。
(作用・効果) この構成によれば、例えば、清掃用部材を直線的に移動させてカッタ刃の突き刺し位置を変更する手段に比べて、清掃用部材を小型化することができる。
第9の発明は、上記第8の発明において、
前記清掃用部材の清掃用位置から後退位置への移動に連動して清掃用部材を所定角度回動させるラチェット式のピッチ送り手段を備えてあることを特徴とする。
(作用・効果) この構成によれば、モータなどのピッチ送り専用のアクチュエータを要することなく清掃用部材をピッチ送り回動させることができる。したがって、安価に実施することができる。
第10の発明は、上記第7ないし第9のいずれかの発明において、
前記清掃用部材は、洗浄液を含浸させたものであることを特徴とする。
(作用・効果) この構成によれば、上記第3の発明を好適に実施することができる。
第11の発明は、上記第10の発明において、
容器に貯留された洗浄液に前記清掃用部材を浸漬収容するとともに、容器内における洗浄液の液面レベルを検知するセンサと、
検知した前記液面レベルの実測値と予め決めた基準値とを比較する演算手段と、
前記実測値と基準値の比較の結果、実測値が基準値を下回ったときに報知する報知手段と、
を備えてあることを特徴とする。
(作用・効果) この構成によれば、清掃用部材に含浸させた洗浄液の消費を、容器内における洗浄液の液面レベルで検知して洗浄液の補充時期を知ることが容易となる。したがって、清掃用部材の表面にまで洗浄液が含浸されない洗浄液不足状態で突き刺し清掃処理を行うような事態を未然に回避することができる。
第12の発明は、基板を載置保持するチャックテーブルと、
基板を載置保持するチャックテーブルと、
前記チャックテーブルに載置保持された基板の上方に表面保護用の粘着テープを、その粘着面が下向きとなる姿勢で基板の上方に供給するテープ供給手段と、
供給された前記粘着テープを押圧しながら転動移動させて基板に貼り付ける貼付けローラと、
昇降可能なカッタ刃を、基板に貼り付けられた粘着テープに突き刺して基板外周に沿って相対走行させるテープ切断装置と、
テープ切断により発生した不要テープを剥離回収してゆく剥離ローラと、
上記第7ないし第11のいずれかに記載のカッタ刃の清掃装置と、
を備えてあることを特徴とする。
(作用・効果) この構成によれば、基板への粘着テープの貼付け、基板外周に沿ったテープ切断、および、不要テープの回収を連続して能率よく行うことができるとともに、カッタ刃の清掃処理を、人手を煩わせることなく行うことができる。すなわち、常にきれいな刃縁でのテープ切断を行い、テープ切り口がきれいなテープ貼付けを行うことが可能となる。
本発明に係るカッタ刃の清掃方法およびカッタ刃の清掃装置、並びに、これを備えた粘着テープ貼付け装置によれば、カッタ刃の清掃を能率よく行うとともに、同じカッタ刃を長期間にわたって使用を可能にする。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、粘着テープ貼付け装置の一例である保護テープ貼付け装置の全体構成を示す斜視図である。この保護テープ(粘着テープ)貼付け装置は、基板の一例である半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という)Wを収納したカセットCが装填されるウエハ供給/回収部1、ロボットアーム2を備えたウエハ搬送機構3、アライメントステージ4、ウエハWを載置して吸着保持するチャックテーブル5、ウエハWの上方に向けて表面保護用の粘着テープTを供給するテープ供給部6、テープ供給部6から供給されたセパレータ付きの粘着テープTからセパレータsを剥離回収するセパレータ回収部7、チャックテーブル5に載置されて吸着保持されたウエハWに粘着テープTを貼付ける貼付けユニット8、ウエハWに貼付けられた粘着テープTをウエハWの外形に沿って切り抜くテープ切断装置9、ウエハWに貼付けて切断処理した後の不要テープT’を剥離する剥離ユニット10、剥離ユニット10で剥離された不要テープT’を巻き取り回収するテープ回収部11などが備えられている。上記各構造部および機構についての具体的な構成を以下に説明する。
ウエハ供給/回収部1には2台のカセットCを並列して装填可能であり、各カセットCには、複数枚のウエハWが配線パターン面(表面)を上向きにした水平姿勢で多段に差込み収納されている。
ウエハ搬送機構3に備えられたロボットアーム2は、水平に進退移動可能に構成されるとともに、全体が駆動旋回および昇降可能となっている。そして、ロボットアーム2の先端には、馬蹄形をした真空吸着式のウエハ保持部2aが備えられている。つまり、カセットCに多段に収納されたウエハW同士の間隙にウエハ保持部2aを差し入れてウエハWを裏面から吸着保持し、吸着保持したウエハWをカセットCから引き出して、アライメントステージ4、チャックテーブル5、および、ウエハ供給/回収部1の順に搬送するようになっている。
アライメントステージ4は、ウエハ搬送機構3によって搬入載置されたウエハWを、その外周に形成されたノッチやオリエンテーションフラットに基づいて位置合わせを行うようになっている。
チャックテーブル5は、ウエハ搬送機構3から移載されて所定の位置合わせ姿勢で載置されたウエハWを真空吸着するようになっている。また、このチャックテーブル5の上面には、図2に示すように、後述する粘着テープ切断装置9に備えたカッタ刃12をウエハWの外形に沿って旋回移動させて粘着テープTを切断するためにカッタ走行溝13が形成されている。
テープ供給部6は、供給ボビン14から繰り出されたセパレータ付きの粘着テープTをガイドローラ15群に巻回案内し、セパレータsを剥離した粘着テープTを貼付けユニット8に導くよう構成されている。なお、供給ボビン14は、適度の回転抵抗を与えて過剰なテープ繰り出しが行われないように構成されている。
セパレータ回収部7は、粘着テープTから剥離されたセパレータsを巻き取る回収ボビン16が巻き取り方向に回転駆動されるようになっている。
貼付けユニット8には、図8に示すように、貼付けローラ17が前向き水平に備えられている、この貼付けローラ17は、スライド案内機構18および図示されないネジ送り式の駆動機構によって左右水平に往復駆動されるようになっている。
剥離ユニット10には剥離ローラ19が前向き水平に備えられており、前記スライド案内機構18および図示されないネジ送り式の駆動機構によって左右水平に往復駆動されるようになっている。
テープ回収部11は、不要テープT’を巻き取る回収ボビン20が巻き取り方向に回転駆動されるようになっている。
テープ切断装置9は、図2および3に示すように、駆動上下動可能な昇降台21の下部に、チャックテーブル5の中心上に位置する縦軸心X周りに駆動旋回可能に一対の支持アーム22が並列装備されている。この支持アーム22の遊端側に備えたカッタユニット23に、刃先を下向きにしたカッタ刃12が装着されている。つまり、支持アーム22が縦軸心Xを旋回中心として旋回することにより、カッタ刃12がウエハWの外周に沿って移動して粘着テープTを切り抜くよう構成されててる。
昇降台21は、モータ24を正逆回転駆動することにより縦フレーム25に沿ってねじ送り昇降されるようになっている。この昇降台21の遊端部に縦軸心X周りに回動可能に装備された回動軸26が、昇降台21の上に配備されたモータ27に2本のベルト28を介して減速連動され、モータ27の作動によって回動軸26が所定の方向に回動されるようになっている。そして、この回動軸26から下方に延出された支持部材29の下端部に、支持アーム22が水平方向スライド調節可能に貫通支持されており、支持アーム22のスライド調節によってカッタ刃12の旋回中心である縦軸心Xからの距離、つまり、カッタ刃12の旋回半径をウエハ径に対応して変更調節することが可能となっている。
支持アーム22の遊端部には、図3から5に示すように、ブラケット30が固着されている。このブラケット30にカッタユニット23が装着支持されている。カッタユニット23は、ブラケット30に縦向き支軸Y周りに所定範囲内で回動可能に支持された回動部材31、回動部材31の端部下面に連結された縦壁状の支持ブラケット32、支持ブラケット32の側面に連結されたカッタ支持部材33、カッタ支持部材33に支持されたブラケット34、このブラケット34に取り付けられたなどから構成されている。なお、カッタ刃12は、カッタホルダ35の側面に交換可能に締め付け固定されている。
ここで、回動部材31の上方には、長孔36と突起37との係合によって回動部材31と一体に回動する操作フランジ38が配備されている。この操作フランジ38をエアーシリンダ39によって回動することにより、支持アーム22に対するカッタユニット23全体の縦向き支軸Y周りでの姿勢を変更し、移動方向に対するカッタ刃12の角度(切り込み角度)を所定の範囲内で調整することが可能となっている。
カッタ支持部材33に対してブラケット34は案内レール機構40を介して支持アーム22の長手方向(図5においては紙面表裏方向)に直線スライド移動可能に支持されている。また、カッタ支持部材33とブラケット34とにわたってバネ42が張設されている。このバネ42の弾性復元力によってブラケット34は、図6に示すように、縦軸心(旋回中心)Xに近づく方向にスライド付勢されている。
カッタ支持部材33の旋回中心側には、ブラケット34のスライド方向に沿った姿勢のエアーシリンダ43がステー41を介して固定装備され、このエアーシリンダ43のピストンロッド43aがブラケット34の端面に当接可能に配備されている。
また、このテープ切断装置9には、図12ないし図14に示すように、カッタ刃12に付着した粘着剤などを除去するカッタ刃清掃装置50が備えられている。
このカッタ刃清掃装置50は、縦フレーム25の下方背部において昇降台21の突出方向(以下、前方と呼称する)と逆方向(以下、後方と呼称する)に向けて水平配備された基台51、基台51上に前後方向に向けて水平配備されたロッドレスシリンダ52、ロッドレスシリンダ52に連結されて基台51上の案内レール53に沿って前後に往復駆動される可動台54、可動台54に連結支持されて前方に向けて水平片持ち状に延出された支持アーム55、この支持アーム55の先端に備えられた清掃ユニット56などで構成されている。
清掃ユニット56は、図15および図16に示すように、支持アーム55の前端部に連結された支持ブラケット57、支持ブラケット57の前部に縦向き軸心a周りに回動可能に軸支された回転台58、回転台58に上方から嵌入されてネジ固定された円形カップ状の容器59、支持ブラケット57の後部において縦向き軸心b周りに回動可能に軸支されたラチェットホイール60などで構成されている。回転台58の支軸61に連結したプーリ62とラチェットホイール60の支軸63に連結したプーリ64とにわたってノンスリップ型のベルト65が巻回張設されている。
可動台54が最も前方に移動したときの容器59は、図12および図14に示すように、上方退避位置にあるカッタ刃12の昇降移動経路に突入した清掃用位置(c)にある。また、可動台54が後方に移動することにより、容器59は、図12および図13に示すように、カッタ刃12の昇降移動経路から後方に大きく外れた後退待機位置(d)にあるように、可動台54の前後動ストロークが設定されている。
容器59には、図15および図16に示すように、洗浄液が貯留されるとともに、スポンジなどの多孔質部材からなる清掃用部材66が装填されている。この清掃用部材66は、毛細管現象で所定量の洗浄液が満遍なく表面まで滲み上がっている。清掃用部材66の中央には上下に貫通する透孔67が形成されており、この透孔67に洗浄液の液面が露呈されるようになっている。
清掃用位置(c)にある容器59の中心はカッタ刃12の昇降移動径路から外れている。つまり、下降されたカッタ刃12が清掃用部材66の透孔67から外れた位置に突き刺さるよう設定されている。
後退待機位置(d)にある容器59の直上方にはレーザービームを用いて対象物までの距離を検出する反射式のセンサ68が固定配備されている。このセンサ68は、後退待機位置(d)にある容器59の清掃用部材66の中心に向けてレーザービームを照射し、透孔67に臨む洗浄液の液面レベルLを検出するよう構成されている。
支持ブラケット57の後部には、ラチェットホイール60の外周爪部60aに係合する逆転防止爪69が支点e周りに回動可能、かつ、バネ70で係合方向に回動付勢されて配備されている。したがって、図15において、ラチェットホイール60が反時計方向にのみ回動することが許容されている。
基台51の前部には、図17に示すように、平面形状L形の固定台71が連結され、この固定台71の端部に、ラチェットホイール60の外周爪部60aに対向する送り爪72が縦支点f周りに揺動可能に枢支連結されている。この送り爪72は、ラチェットホイール60への係合方向にバネ73で揺動付勢されるとともに、ストッパボルト74によってその付勢揺動方向への限度が当接規制されている。
ラチェットホイール60は、清掃ユニット56の前後往復移動に連動して、以下のようにピッチ送り回動される。この回動によって容器58の清掃用部材66が一定方向に順送り回動される。
すなわち、図14に示すように、清掃ユニット56が前進移動して容器59が清掃用位置(c)に移動した状態では、ラチェットホイール60は送り爪72から離れており、逆転防止爪69との係合によって所定の回動姿勢に維持されている。
この場合、自由状態の送り爪72は、ストッパボルト74によって当接規制された姿勢まで付勢揺動し、その爪先がラチェットホイール60の前後移動径路に突入した待ち受け姿勢となる。
清掃ユニット56の後退移動に伴って容器59が清掃用位置(c)から後退移動すると、後退待機位置(d)に到達する手前において、図17に示すように、待ち受け姿勢で待機している送り爪72の爪先にラチェットホイール60の外周爪部60aが係合する。この状態で清掃ユニット56が更に後退移動することにより、送り爪72に係合されたラチェットホイール60は相対的に回動力を受け、逆転防止爪69を乗越え揺動させながら所定方向(図17での反時計方向)に回動される。
図13に示すように、清掃ユニット56が後退位置(d)まで後退移動した状態では、図18に示すように、ラチェットホイール60は、後退移動を開始する前から所定の送り角度θだけ回動され、これに連動して容器59が同角度だけ同方向に回動される。このように、清掃ユニット56が清掃用位置(c)から後退待機位置(d)に後退移動するごとに、容器59のピッチ送り回動が行われる。なお、ストッパボルト74の突出量を小さくして、待ち受け姿勢にある送り爪72の爪先をラチェットホイール60の支軸b側に近づけるほど、清掃ユニット56が後退待機位置(d)に移動した時点での上記送り角度を大きくすることができ、逆に、ストッパボルト74の突出量を大きくして、待ち受け姿勢にある送り爪72の爪先を支軸bから離すほど、清掃ユニット56が後退位置(d)に移動した時点での上記送り角度θを小さくすることができる。
次に、上記実施例装置を用いて粘着テープTをウエハWの表面に貼付けて切断する一連の動作を図8〜図11に基づいて説明する。
貼付け指令が出されると、先ず、ウエハ搬送機構3におけるロボットアーム2がカセット台12に載置装填されたカセットCに向けて移動され、ウエハ保持部2aがカセットCに収容されているウエハ同士の隙間に挿入される。ウエハ保持部2aは、ウエハWを裏面(下面)から吸着保持して搬出し、取り出したウエハWをアライメントステージ4に移載する。
アライメントステージ4に載置されたウエハWは、ウエハWの外周に形成されているノッチを利用して位置合わせされる。位置合わせのすんだウエハWは、再びロボットアーム2によって搬出されてチャックテーブル5に載置される。
チャックテーブル5に載置されたウエハWは、その中心がチャックテーブル5の中心上にあるように位置合わせされた状態で吸着保持される。このとき、図8に示すように、貼付けユニット8と剥離ユニット10は左側の初期位置にあり、テープ切断機構9のカッタ刃12は上方の初期位置でそれぞれ待機している。
次に、図8中の仮想戦で示すように、貼付けユニット8の貼付けローラ17が下降される。この貼付けローラ17は、粘着テープTを下方に押圧しながらウエハW上を前方(図8では右方向)に転動する、これによって粘着テープTがウエハWの表面全体およびチャックテーブル5の上面に貼付けられる。
図9に示すように、貼付けユニット8が終端位置に達すると、上方に待機していたカッタ刃12が下降され、チャックテーブル5のカッタ走行溝13の部分にある粘着テープTに突き刺される。
この場合、図6に示すように、エアーシリンダ43に高い圧の空気が供給されてピストンロッド43aが大きく突出作動している。したがって、ブラケット34は、バネ42に抗して外方のストロークエンドまでスライド移動されている。このとき、カッタ刃12は、ウエハWの外周縁から外方に少し(数mm)離れた位置で粘着テープTに突き刺される。その後、ピストンロッド43aの突出力がバネ力よりも小さくなるようにエアーシリンダ43の空気圧が低減され、図7に示すように、ブラケット34がバネ42の押し付け付勢力でスライド移動される。これによってカッタ刃12の刃先がウエハWの外周縁に適当な接触圧で押し付けられる。
切断開始位置においてカッタ刃12のウエハ外周縁への押し付けセットが終了すると、図10に示すように、支持アーム22が回転される。この回転動作に伴ってカッタ刃12がウエハ外周縁に摺接しながら旋回移動し、粘着テープTがウエハ外周に沿って切断される。
ウエハ外周に沿ったテープ切断が終了すると、図11に示すように、カッタ刃12は元の待機位置まで上昇される。次いで、剥離ユニット10が前方へ移動しながらウエハW上で切り抜き切断されて残った不要テープT’をめくり上げながら剥離してゆく。
剥離ユニット10が剥離完了位置に到達すると、剥離ユニット10と貼付けユニット8は後退移動して初期位置に復帰する。このとき、不要テープT’が回収ボビン20に巻き取られるとともに、一定量の粘着テープTがテープ供給部6から繰り出される。
上記したテープ貼付け作動が終了し、チャックテーブル5の吸着が解除された後、貼付け処理のすんだウエハWはロボットアーム2のウエハ保持部2aに移載されてウエハ供給/回収部1のカセットCに差込み回収される。
以上で1回のテープ貼付け処理が完了し、以後、新しいウエハの搬入に対応して上記作動を順次繰り返してゆく。
上記テープ貼付け処理の回数は計数され、予め設定された回数のテープ貼付け処理が終了する度に、カッタ刃清掃処理が以下のように行われる。
設定回数目のテープ貼付け処理が終了してカッタ刃12が上方退避位置に復帰すると、カッタ刃清掃装置50に備わったロッドレスシリンダ52が作動する。この作動によって、図12に示すように、後退位置(d)にあった清掃ユニット56が清掃用位置(c)に向けて前進移動される。
清掃ユニット56が清掃用位置(c)に到達したことが認識されると、上方退避位置にあるカッタ刃12が下降制御され、カッタ刃12の刃先が清掃用部材66に所定深さだけ突き刺される。これによって、テープ切断処理によってカッタ刃12に付着した粘着剤などの付着物が、清掃用部材66に含浸されている洗浄液への接触とによってカッタ刃12への付着力が大きく低減される。この状態のままカッタ刃12を上昇させることにより、付着物は清掃用部材66で拭き取られる。付着物をカッタ刃12から拭き取れない場合でも、突き刺し時に清掃用部材66によってカッタ刃12の上方箇所まで付着物が押し上げられ、突き刺した箇所の刃縁は付着物のないきれいな状態となる。
カッタ刃12が上方退避位置に復帰上昇されると、清掃ユニット56が清掃用位置(c)から後退位置(d)に後退移動される。この後退移動によって、容器59が所定の送り角度θだけ回動され、次に清掃用位置(c)に移動してカッタ刃12が突き刺される際、清掃用部材66における前回突き刺し位置と異なった新たな箇所での突き刺し清掃が行われることになる。すなわち、清掃用部材66へのカッタ刃12の突き刺し位置が清掃時ごとに変位させられる。
この場合、360°を送り角度θで割った値が整数とならないように送り角度θを設定しておくことで、清掃用部材66を複数回回動しても常に新たな箇所で突き刺し清掃することができる。
また、清掃ユニット56が後退位置(d)に復帰移動するたびに、センサ68によって洗浄液の液面レベルLが監視される。このとき、カッタ刃12への塗布や蒸発によって液面レベルLが許容範囲より低下したことが検知されると、洗浄液の補充を促す報知がなされ、液面レベルLの低下によって清掃用部材66における突き刺し領域で洗浄液不足が発生することが未然に回避される。
ここで、洗浄液としては、カッタ刃12に塗布されることで、粘着剤の付着を抑制する離型性を発揮するものが好ましく、界面活性剤、シリコーン含有液、その他の潤滑性、離型性を発揮する液体を利用することができる。また、粘着剤の種類によっては、純水を利用することも可能である。
上記実施例によれば、ウエハWに表面保護用の粘着テープTを貼付けて切断する場合には、洗浄液として水溶性の油剤を使用することが好ましい。つまり、表面保護用の粘着テープTが貼り付けられたウエハWは、バックグラインド工程において水による洗浄を受けるので、カッタ刃12に塗布された洗浄液がテープ切断縁に付着残存しても、バックグラインド工程において研磨粉などとともにテープ切断縁の洗浄液を洗い流すことができる。したがって、テープ切断縁に付着残存した洗浄液が以降の処理工程において弊害をもたらすことを未然に回避することができる。
なお、カッタ刃12が切断作用位置に下降される際、粘着テープTへの突き刺し量を変えることで、切れ味の良い新しい刃縁でのテープ切断を行うことができ、好ましくは、当初の突き刺し量を大きくし、切断回数を重ねるほど粘着テープTへの突き刺し量を小さくしてゆくとよい。この場合、カッタ刃12への付着物の発生は次第に刃先に向けて移動するので、突き刺し清掃における清掃用部材66への突き刺し深さを次第に浅くしてゆくことが望ましい。これによると、突き刺し清掃過程において付着物が完全に拭き取れなくても、カッタ刃12の突き刺しによって付着物がカッタ刃12の上方に押し上げ移動されるので、次第に浅い突き刺し清掃を繰り返すごとによって、付着物を切断の邪魔にならない箇所に押し上げて常に良好なテープ切断を行うことができる。
清掃用部材66の突き刺し深さ領域においては、洗浄液が過不足なくカッタ刃12に接触するよう液面レベルを管理することが好ましい。すなわち、液面レベルが高すぎるとカッタ刃12に洗浄液が多量に触れることになり、テープ切断性能を高めるためにカッタは2を加温するような場合には、多量の洗浄液との接触によってカッタ刃12の温度が低下して、切れ味が悪くなってしまう。また、カッタ刃12に洗浄液が多量に接触することで、カッタ刃12を抜き上げる際にボタ落ちが発生して周囲を汚損するおそれもある。
なお、清掃ユニット56を支持した支持アーム55は、可動台54に対して可動台移動方向と直交する方向に位置変更可能に取り付けられている。したがって、ウエハWのサイズ変更に応じてカッタユニット23が縦軸心Xに対して位置変更されると、これに対応して支持アーム55の取り付け位置を変え、清掃用部材66がカッタ刃昇降径路内に出退するよう調整することになる。また、これに対応して送り爪72の位置調節も行う。
本発明は、上記以外の形態で実施することもでき、そのいくつかを以下に列挙する。
(1)図19に示すように、容器59の内部を隔壁59aで前後に仕切り、前方の区画に洗浄液のみを含浸させた洗浄専用の清掃用部材66を収容し、後方の区画にオイルなどの離型剤を含浸させた清掃用部材66’を収容した構成にする。この構成の場合、先ず、カッタ刃12を前方の清掃用部材66に突き刺して付着物を洗浄除去した後、カッタ刃12を抜き上げ上昇させ、清掃ユニット56を少し前退移動させてカッタ刃12の下方に容器59の後半が臨むようにする。その後、再びカッタ刃12を下降させて後方の清掃用部材66’に突き刺し、刃先に離型剤を塗布する形態をとる。
(2)また、図20に示すように、上方退避位置にあるカッタ刃12に臨むようにCCDカメラや、反射式のレーザセンサなどを利用した監視センサ75を設置してカッタ刃12への付着物の有無を監視するよう構成してもよい。つまり、カッタ刃12に設定量以上の付着物の付着が検知されたときのみ、上記した突き刺し清掃処理を実行するように構成することができる。この構成によれば、付着のない状態や、付着が極わずかな状態で突き刺し清掃処理を実行するような無駄がなくなる。
また、突き刺し清掃処理した後にもカッタ刃12の監視を行うことで、付着物の残存を検知し、残存が多い場合には突き刺し清掃処理を再度行うことも可能となる。更に、監視センサ75によってカッタ刃12における刃縁の欠損を検出して、カッタ刃12の交換時期を知らせることもできる。
(3)粘着剤の付着が発生しやすい粘着テープTを使用する場合には、テープ切断過程ごとに毎回突き刺し清掃処理を行うもよい。
(4)清掃用部材66は洗浄液を含浸できるものならば特に限定されず、上記したスポンジ状のもの他に、フェルト状のものを利用することができる。また、細毛を集めたブラシを利用することもできる。また、粘着剤の接着強度が高い場合は、研磨剤を含んだものを利用することが好ましい。
(5)上記実施例装置は、清掃用部材66へのカッタ刃12の突き刺し位置の変位を容器59の回動によって行っていたが、カッタ刃12の突き刺し角度を変えるように構成してもよい。つまり、カッタユニット23の操作フランジ38をエアーシリンダ39によって回動することにより、支持アーム22に対するカッタユニット23全体の縦向き支軸Y周りでの姿勢を変更し、清掃用部材66へのカッタ刃12の突き刺し角を変更することができる。したがって、容器59の回動とカッタ刃12の突き刺し角度の変更とによって、清掃用部材66を有効に利用することができる。
粘着テープ貼付け装置の全体を示す斜視図である。 テープ切断装置の全体を示す側面図である。 テープ切断装置の要部を示す斜視図である。 カッタユニットの平面図である。 カッタユニットの一部を縦断した正面図である。 カッタ刃を粘着テープに突き刺した時点の要部を示す側面図である。 カッタ刃をウエハ外周縁に接触させた状態の要部を示す側面図である。 粘着テープ貼付け工程を示す正面図である。 粘着テープ貼付け工程を示す正面図である。 粘着テープ貼付け工程を示す正面図である。 粘着テープ貼付け工程を示す正面図である。 カッタ刃清掃装置の側面図である。 後退待機位置にあるカッタ刃清掃装置の平面図である。 清掃用位置に進出したカッタ刃清掃装置の平面図である。 清掃ユニットの平面図である。 清掃ユニットの一部を切欠いた側面図である。 清掃用部材ピッチ送り回動の作動開始状態を示す要部の平面図である。 清掃用部材ピッチ送り回動の作動完了状態を示す要部の平面図である。 別実施例の清掃ユニットを示す一部切欠き側面図である。 カッタ刃清掃装置の別実施例を示す側面図である。
符号の説明
5 … チャックテーブル
9 … テープ切断装置
12 … カッタ刃
17 … 貼付けローラ
19 … 剥離ローラ
50 … カッタ刃清掃装置
59 … 容器
66 … 清掃用部材
68 … センサ
75 … 監視センサ
W … 基板
T … 粘着テープ

Claims (12)

  1. 基板に貼り付けられた粘着テープを基板外形に沿って切り抜くカッタ刃の清掃方法であって、
    清掃用部材へのカッタ刃の突き刺し位置を変位させながらカッタ刃の付着物の清掃処理をする
    ことを特徴とするカッタ刃の清掃方法。
  2. 請求項1に記載のカッタ刃の清掃方法において、
    前記清掃用部材にカッタ刃を突き刺すごとに、突き刺し深さを次第に浅くしてゆく
    ことを特徴とするカッタ刃の清掃方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のカッタ刃の清掃方法において、
    前記清掃用部材は、洗浄液を含浸させたものである
    ことを特徴とするカッタ刃の清掃方法。
  4. 請求項3に記載のカッタ刃の清掃方法において、
    前記洗浄液は、付着防止用の離型性を備えているものである
    ことを特徴とするカッタ刃の清掃方法。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のカッタ刃の清掃方法において、
    前記洗浄液を含浸させた第1の清掃用部材にカッタ刃を突き刺した後に、付着防止用の離型剤を含浸させた第2の清掃用部材にカッタ刃を突き刺す
    ことを特徴とするカッタ刃の清掃方法。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のカッタ刃の清掃方法において、
    前記カッタ刃への付着物の有無を監視センサで監視する
    ことを特徴とするカッタ刃の清掃方法。
  7. 基板に貼り付けられた粘着テープを基板外形に沿って切り抜くカッタ刃の清掃装置であって、
    前記カッタ刃を上方の退避位置と下方の切断作用位置とにわたって昇降可能に配備し、清掃用部材を、カッタ刃の昇降移動径路へ突入する清掃用位置と、前記昇降移動径路から外れた後退位置とにわたって移動可能に配備し、
    前記清掃用部材とカッタ刃とを相対的に移動させて清掃用部材へのカッタ刃の突き刺し位置を変位可能に構成してある
    ことを特徴とするカッタ刃の清掃装置。
  8. 請求項7に記載のカッタ刃の清掃装置において、
    前記カッタ刃の突き刺し位置を基点に清掃用部材を回動可能に構成してある
    ことを特徴とするカッタ刃の清掃装置。
  9. 請求項8に記載のカッタ刃の清掃装置において、
    前記清掃用部材の清掃用位置から後退位置への移動に連動して清掃用部材を所定角度回動させるラチェット式のピッチ送り手段を備えてある
    ことを特徴とするカッタ刃の清掃装置。
  10. 請求項7ないし請求項9のいずれかに記載のカッタ刃の清掃装置において、
    前記清掃用部材は、洗浄液を含浸させたものである
    ことを特徴とするカッタ刃の清掃装置。
  11. 請求項10に記載のカッタ刃の清掃装置において、
    容器に貯留された洗浄液に前記清掃用部材を浸漬収容するとともに、容器内における洗浄液の液面レベルを検知するセンサと、
    検知した前記液面レベルの実測値と予め決めた基準値とを比較する演算手段と、
    前記実測値と基準値の比較の結果、実測値が基準値を下回ったときに報知する報知手段と、
    を備えてあることを特徴とするカッタ刃の清掃装置。
  12. 基板を載置保持するチャックテーブルと、
    前記チャックテーブルに載置保持された基板の上方に表面保護用の粘着テープを、その粘着面が下向きとなる姿勢で基板の上方に供給するテープ供給手段と、
    供給された前記粘着テープを押圧しながら転動移動させて基板に貼り付ける貼付けローラと、
    昇降可能なカッタ刃を、基板に貼り付けられた粘着テープに突き刺して基板外周に沿って相対走行させるテープ切断装置と、
    テープ切断により発生した不要テープを剥離回収してゆく剥離ローラと、
    請求項7ないし請求項11のいずれかに記載のカッタ刃の清掃装置と、
    を備えてあることを特徴とする粘着テープ貼付け装置。
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