JP2009189627A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】擬似的な連続変動演出表示を遊技者に判り難くすることが出来る、新規な制御システムを備えたパチンコ機を提供することを、目的とする。
【解決手段】特別図柄確定停止表示手段によって特別図柄36,38が結果報知用表示装置32に確定停止表示された場合に、特別図柄36,38の変動表示が終了したことを示す特別図柄変動表示終了信号を外部に出力する特別図柄変動表示終了信号出力手段の他に、擬似連続変動演出表示を構成する各変動演出表示の終了時間であると終了時間判定手段によって判定された場合に、装飾図柄42,44,46の変動演出表示が終了したことを示す装飾図柄変動演出表示終了信号を外部に出力する装飾図柄変動演出表示終了信号出力手段を設けるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、変動演出表示された後に停止表示される装飾図柄によって大当たりか否かの抽選の結果を遊技者に報知するパチンコ機に関するものである。
パチンコ機は、遊技領域を流下する遊技球が始動入賞装置に入賞した場合に大当たりか否かの抽選を行うようになっており、かかる抽選の結果が大当たりである場合には、遊技者に有利な特別遊技状態としての大当たり遊技状態を発生させるようになっている。
そして、パチンコ機では、上述の如き抽選の結果の報知を、遊技領域に設けられた表示装置に表示される図柄を利用して行うことが、一般的である。
ところで、近年のパチンコ機においては、大当たり抽選の結果報知に係る図柄として、規則で定められている特別図柄の他に、かかる特別図柄の内容に対応した装飾図柄を採用しており、かかる装飾図柄を利用した様々な演出を行うことによって、遊技者を楽しませるようになっている。
その一つとして、特許文献1に示されているように、特別図柄としての本図柄が1回変動表示される際に、装飾図柄としての擬似図柄が複数回変動演出表示されるようにして、擬似的に連続する擬似図柄の複数回の変動演出表示に関連性をもたせて、遊技者を楽しませるパチンコ機が提案されている。
ところで、パチンコ機は、遊技ホールの島設備に設置された状態で使用されるようになっており、島設備に設置されたパチンコ機の上方には、そのパチンコ機における図柄変動回数や大当たり遊技状態の発生回数等の遊技に関する情報が表示される遊技情報表示装置(所謂、トップランプ)が設けられている。
従って、特許文献1に記載のパチンコ機のように、特別図柄が1回変動表示される際に、装飾図柄が複数回変動表示されるようにしても、島設備においてパチンコ機の上方に位置する遊技情報表示装置に表示される図柄変動回数を見れば、擬似的に連続する変動演出表示が行われていることが遊技者に判ってしまうという問題があった。
特開2005−230339号公報
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、擬似的な連続変動演出表示を遊技者に判り難くすることが出来る、新規な制御システムを備えたパチンコ機を提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
本発明は、(a)予め定められた抽選条件が満たされた場合に、大当たりであるか否かを抽選する抽選手段と、(b)抽選手段による抽選の結果を報知する際に用いられる特別図柄を指定する特別図柄指定情報の種類を選択する特別図柄指定情報選択手段と、(c)抽選手段による抽選の結果を報知するための報知時間を指定する報知時間指定情報の種類を選択する報知時間指定情報選択手段と、(d)特別図柄指定情報の種類に対応した装飾図柄を指定する装飾図柄指定情報を選択する装飾図柄指定情報選択手段と、(e)報知時間指定情報の種類に対応した変動演出表示を指定する変動演出表示指定情報を選択する変動演出表示指定情報選択手段と、(f)変動演出表示指定情報選択手段によって選択された変動演出表示指定情報に基づいて、遊技領域に設けられた演出用表示装置の表示画面において装飾図柄の変動演出表示を行う装飾図柄変動演出表示手段と、(g)装飾図柄変動演出表示手段による装飾図柄の変動演出表示の後に、装飾図柄指定情報選択手段によって選択された装飾図柄指定情報に基づいて指定される装飾図柄を演出用表示装置の表示画面に確定停止表示する装飾図柄確定停止表示手段と、(h)報知時間指定情報選択手段によって選択された報知時間指定情報に基づいて、遊技領域に設けられた結果報知用表示装置において特別図柄の変動表示を行う特別図柄変動表示手段と、(i)特別図柄変動表示手段による特別図柄の変動表示の後に、特別図柄指定情報選択手段によって選択された特別図柄指定情報に基づいて指定される特別図柄を結果報知用表示装置に確定停止表示する特別図柄確定停止表示手段と、(j)特別図柄確定停止表示手段によって特別図柄が結果報知用表示装置に確定停止表示された場合に、特別図柄の変動表示が終了したことを示す特別図柄変動表示終了信号を外部に出力する特別図柄変動表示終了信号出力手段とを、備えているパチンコ機において、(k)変動演出表示指定情報選択手段によって選択され得る変動演出表示指定情報には、演出用表示装置の表示画面において装飾図柄の仮停止表示を少なくとも一回行うことにより、装飾図柄の変動演出表示を仮停止表示の前後で別々の変動演出表示にして、これら別々の変動演出表示が仮停止表示を挟んで連続して行われているように見せる擬似連続変動演出表示をするための擬似連続変動演出表示指定情報が含まれており、(l)変動演出表示指定情報選択手段によって選択された変動演出表示指定情報が擬似連続変動演出表示指定情報である場合に、擬似連続変動演出表示を構成する各変動演出表示の終了時間であるか否かを判定する終了時間判定手段と、(m)擬似連続変動演出表示を構成する各変動演出表示の終了時間であると終了時間判定手段によって判定された場合に、装飾図柄の変動演出表示が終了したことを示す装飾図柄変動演出表示終了信号を外部に出力する装飾図柄変動演出表示終了信号出力手段とを、備えていることを、特徴とする。
このような本発明に従う制御システムを備えたパチンコ機においては、特別図柄の変動表示が終了したことを示す特別図柄変動表示終了信号を外部に出力する特別図柄変動表示終了信号出力手段の他に、装飾図柄の変動演出表示が終了したことを示す装飾図柄変動演出表示終了信号を外部に出力する装飾図柄変動演出表示終了信号出力手段が設けられていることから、例えば、パチンコ機が設置された遊技ホールのホールコンピュータが、特別図柄変動表示終了信号と装飾図柄変動演出表示終了信号のそれぞれを受信できるようにしておけば、特別図柄変動表示終了信号に基づく遊技情報の管理の他に、装飾図柄変動演出表示終了信号に基づく遊技情報の管理を行うことが可能となる。
すなわち、ホールコンピュータにおいて特別図柄の変動表示の回数(実際の変動回数)を計測しつつ、遊技ホールの島設備に設置されたパチンコ機の上方に位置してかかるパチンコ機の遊技情報を表示する遊技情報表示装置に装飾図柄の変動演出表示の回数(見せかけの変動回数)を表示することが可能となる。
従って、本発明に係るパチンコ機においては、パチンコ機の上方に設けられた遊技情報表示装置に表示される装飾図柄の変動演出表示の回数と演出用表示装置の表示画面で行われている装飾図柄の変動演出表示の回数を一致させることが可能となり、装飾図柄の擬似連続変動演出表示を遊技者に判り難くすることが可能となる。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1には、本発明の一実施形態としてのパチンコ機10が示されている。パチンコ機10において機体の外郭を為す外枠12の開口前面側には、縦長方形の中枠14が開閉及び着脱自在に組み付けられている。この中枠14には、後述する遊技領域30が形成された遊技盤16が着脱自在に組み付けられており、かかる遊技領域30は、中枠14に対して開閉可能に組み付けられた前枠18によって保持されている透明板を通して遊技者に視認されるようになっている。そして、中枠14に設けられた操作ハンドル22に対して回動可能に装着された操作レバー24を遊技者が回動操作することにより、中枠14に設けられた発射球貯留皿26に貯留されている遊技球が、図示しない球送り機構を介して発射装置(図示せず)に送られた後、遊技領域30に向けて発射されるようになっている。
続いて、中枠14に組み付けられている遊技盤16について説明する。この遊技盤16は、遊技板の表面側にレールセット28が設けられた構造とされており、かかるレールセット28によって略円形の遊技領域30が区画形成されるようになっている。
このようにして形成された遊技領域30には、結果報知用表示装置としての抽選結果表示装置32が設けられていると共に、演出用表示装置としての液晶表示装置34が設けられている。そこにおいて、本実施形態では、遊技領域30の略中央に液晶表示装置34が位置せしめられていると共に、かかる液晶表示装置34の近くに抽選結果表示装置32が位置せしめられている。
抽選結果表示装置32は、後述する大当たりカウンタ82のカウンタ値と大当たり判定テーブルを用いた抽選の結果を示す特別図柄36,38の図柄組み合わせを表示するものであって、「○」と「×」を表示するLEDを二つ組み合わせたものによって構成されている。抽選結果表示装置32に表示される特別図柄36,38の図柄組み合わせは、「○○」,「○×」,「×○」の3種類である。これら3種類の特別図柄36,38の図柄組み合わせは、「○○」→「○×」→「×○」の順番で変動表示されるようになっており、「×○」の次は「○○」が表示されるようになっている。そして、変動表示が終了した後、何れかの特別図柄36,38の図柄組み合わせが確定停止表示されるようになっている。
そこにおいて、本実施形態では、抽選結果表示装置32に「○○」が確定停止表示された場合、抽選の結果が大当たりであり、特別遊技状態としての大当たり遊技状態が発生することを遊技者に報知するようになっており、「○×」又は「×○」が確定停止表示された場合、抽選の結果がハズレであり、大当たり遊技状態が発生しないことを示すようになっている。
また、本実施形態では、液晶表示装置34の表示画面40において、複数の装飾図柄42,44,46が横三列に表示されるようになっており、各装飾図柄42,44,46毎に変動演出表示及び停止表示がされるようになっている。
そこにおいて、本実施形態では、各装飾図柄42,44,46は、「1」〜「9」までの数字図柄によって構成されている。そして、各装飾図柄42,44,46は、液晶表示装置34の表示画面40の上から下に停止候補図柄がスクロール表示されることで変動演出表示されるようになっており、「9」の次に「1」が表示されるようになっている。また、本実施形態では、三つの装飾図柄42,44,46は、一斉に変動演出表示が開始されるようになっている一方、左端に表示される装飾図柄42(以下、左装飾図柄42と称する),右端に表示される装飾図柄46(以下、右装飾図柄46と称する),真中に表示される装飾図柄44(以下、中装飾図柄44と称する)の順番で停止表示されるようになっている。
そして、液晶表示装置34の表示画面40において、装飾図柄42,44,46の変動演出表示が一斉に開始されて、左装飾図柄42,右装飾図柄46,中装飾図柄44の順番で停止表示された場合に、全ての装飾図柄42,44,46の停止図柄が同じ種類とされている等、三つの装飾図柄42,44,46が予め定められた特定の組み合わせで停止表示されることにより、大当たり遊技状態の発生が遊技者に報知されるようになっている。
特に本実施形態では、全ての装飾図柄42,44,46が同じ種類で停止表示される場合が大当たり遊技状態が発生することを遊技者に報知する大当たり図柄組み合わせとされている一方、そうでない場合が大当たり遊技状態が発生しないことを遊技者に報知するハズレ図柄組み合わせとされている。
また、本実施形態では、ハズレ図柄組み合わせのうち左装飾図柄42と右装飾図柄46の停止図柄が同じ種類とされているものがリーチハズレ図柄組み合わせとされており、左装飾図柄42と右装飾図柄46の停止図柄の種類が異なっているものが完全ハズレ図柄組み合わせとされている。
なお、以下の説明において、「大当たりの場合」とは、三つの装飾図柄42,44,46が大当たり図柄組み合わせで停止表示される場合をいい、「リーチハズレの場合」とは、三つの装飾図柄42,44,46がリーチハズレ図柄組み合わせで停止表示される場合をいい、「完全ハズレの場合」とは、三つの装飾図柄42,44,46が完全ハズレ図柄組み合わせで停止表示される場合をいうものとする。
また、遊技領域30には、液晶表示装置34の下方に位置して、始動入賞装置48が設けられている。この始動入賞装置48は、上側に開口するポケット形状を呈している。そして、始動入賞装置48に入賞した遊技球は、始動入賞装置48内に形成された排出路上に配設された始動入賞スイッチ50(図2参照)によって検出された後、遊技盤16の裏側に排出されるようになっている。なお、始動入賞スイッチ50は、従来から公知の近接スイッチによって構成されている。
また、遊技領域30には、始動入賞装置48の下方に位置して、特別可動入賞装置52が設けられている。この特別可動入賞装置52は、横長の台板によって遊技盤16に固定されており、かかる台板の長手方向中央部分に形成された入口を覆い隠すように配された扉54がソレノイド56(図2参照)への通電に基づいて開作動されるようになっている。
そして、本実施形態では、液晶表示装置34の表示画面40において、三つの装飾図柄42,44,46が大当たり図柄組み合わせで停止表示された場合に、ソレノイド56への通電が行われて、扉54が開作動されるようになっており、その結果、入口が開放されて、特別可動入賞装置52への遊技球の入賞が可能となる大当たり遊技状態が発生するようになっている。
また、特別可動入賞装置52内には、入球した遊技球を遊技盤16の裏側に排出するための球通路が一つ形成されており、かかる球通路上に配されたカウントスイッチ58(図2参照)によって入球した遊技球が検出されるようになっている。なお、カウントスイッチ58は、従来から公知の近接スイッチによって構成されている。
また、遊技領域30には、その下端部分において、何れの入賞装置48,52にも入球しなかった遊技球を遊技盤16の裏側へ排出するためのアウト口60が形成されている。
続いて、このようなパチンコ機10の遊技動作を制御する制御システム62の構成について説明する。図2に示されているように、パチンコ機10の制御システム62は、主制御基板64,サブ統合制御基板66,表示制御基板68,外部出力端子基板70等から構成されている。
主制御基板64は、主制御CPU72,主制御ROM76,主制御RAM74,入出力回路(I/O)78等から構成されており、これら主制御CPU72,主制御ROM76,主制御RAM74,入出力回路78は、バス線によって相互に接続されている。また、主制御CPU72には、クロック回路80が接続されており、かかるクロック回路80によって生成されるクロック信号が主制御CPU72に入力されるようになっている。更にまた、入出力回路78には、始動入賞スイッチ50,カウントスイッチ58,ソレノイド56,パチンコ機10が設置された遊技ホールの島設備162(後述する)に設けられた遊技情報表示装置164(後述する)へ特別図柄36,38の変動回数等を出力する外部出力端子基板70,サブ統合制御基板66等が接続されている。なお、主制御基板64は、基板ケースに収容された状態でパチンコ機10の裏側に取り付けられるようになっている。
また、図3に示されているように、主制御RAM74には、クロック回路80から主制御CPU72にクロック信号が入力される毎に「0」から「359」まで繰り返し1ずつ加算した数値(「359」の次は「0」に戻る)が格納される大当たりカウンタ82,クロック回路80から主制御CPU72にクロック信号が入力される毎に「0」から「142」まで繰り返し1ずつ加算した数値(「142」の次は「0」に戻る)が格納されるリーチカウンタ84,クロック回路80から主制御CPU72にクロック信号が入力される毎に「0」から「9」まで繰り返し1ずつ加算した数値(「9」の次は「0」に戻る)が格納される変動表示パターン選択カウンタ86,始動入賞スイッチ50からの検出信号が入力された際に読み取られる各種カウンタ(本実施形態では、大当たりカウンタ82,リーチカウンタ84)のカウンタ値が格納される第一乃至第五のパラメータ記憶エリア88,89,90,91,92、カウンタ値が格納されているパラメータ記憶エリア88,89,90,91,92の数と同じ数値が格納されるパラメータ記憶カウンタ94,特別図柄36,38の変動表示時間の計測等に用いられる特図用タイマカウンタ96,後述する装飾図柄42,44,46の擬似連続変動演出表示を構成する各変動演出表示の時間の計測に用いられる擬似変動タイマカウンタ98,後述する装飾図柄42,44,46の擬似連続変動演出表示を構成する各変動演出表示が終了したことを示す装飾図柄変動演出表示終了信号としての図柄変動演出停止信号の出力時間の計測に用いられる信号出力タイマカウンタ100,特別可動入賞装置52の入口が一回開放されている際にカウントスイッチ58によって検出された遊技球の数と同じ数値が格納される入賞数カウンタ102,特別可動入賞装置52の入口が開放された回数と同じ数値が格納される開放回数カウンタ104等が設けられている。
また、主制御RAM74には、大当たり遊技状態であるか否かを示す大当たりフラグ106が設けられている。この大当たりフラグ106には、「0」又は「1」の何れかの数値が格納されるようになっている。そして、大当たりフラグ106に「0」が格納されている場合には、大当たり遊技状態でないことを示す一方、大当たりフラグ106に「1」が格納されている場合には、大当たり遊技状態であることを示すようになっている。なお、以下の説明において、「大当たりフラグ106をONにする」とは、大当たりフラグ106に格納されている数値を「0」から「1」に変更することをいい、「大当たりフラグ106をOFFにする」とは、大当たりフラグ106に格納されている数値を「1」から「0」に変更することをいう。
また、主制御RAM74には、特別図柄36,38が変動表示中であるか否かを示す変動表示フラグ108が設けられている。この変動表示フラグ108には、「0」又は「1」の何れかの数値が格納されるようになっている。そして、変動表示フラグ108に「0」が格納されている場合には、特別図柄36,38が変動表示中でないことを示す一方、変動表示フラグ108に「1」が格納されている場合には、特別図柄36,38が変動表示中であることを示すようになっている。なお、以下の説明において、「変動表示フラグ108をONにする」とは、変動表示フラグ108に格納されている数値を「0」から「1」に変更することをいい、「変動表示フラグ108をOFFにする」とは、変動表示フラグ108に格納されている数値を「1」から「0」に変更することをいう。
また、主制御RAM74には、特別図柄36,38が確定停止表示中であるか否かを示す確定停止表示フラグ110が設けられている。この確定停止表示フラグ110には、「0」又は「1」の何れかの数値が格納されるようになっている。そして、確定停止表示フラグ110に「0」が格納されている場合には、特別図柄36,38が確定停止表示中でないことを示す一方、確定停止表示フラグ110に「1」が格納されている場合には、特別図柄36,38が確定停止表示中であることを示すようになっている。なお、以下の説明において、「確定停止表示フラグ110をONにする」とは、確定停止表示フラグ110に格納されている数値を「0」から「1」に変更することをいい、「確定停止表示フラグ110をOFFにする」とは、確定停止表示フラグ110に格納されている数値を「1」から「0」に変更することをいう。
また、主制御RAM74には、後述する装飾図柄42,44,46の擬似連続変動演出表示が行われているか否かを示す擬似連続変動フラグ112が設けられている。この擬似連続変動フラグ112には、「0」又は「1」の何れかの数値が格納されるようになっている。そして、擬似連続変動フラグ112に「0」が格納されている場合には、装飾図柄42,44,46の擬似連続変動演出表示が行われていないことを示す一方、擬似連続変動フラグ112に「1」が格納されている場合には、装飾図柄42,44,46の擬似連続変動演出表示が行われていることを示すようになっている。なお、以下の説明において、「擬似連続変動フラグ112をONにする」とは、擬似連続変動フラグ112に格納されている数値を「0」から「1」に変更することをいい、「擬似連続変動フラグ112をOFFにする」とは、擬似連続変動フラグ112に格納されている数値を「1」から「0」に変更することをいう。
また、主制御RAM74には、後述する装飾図柄42,44,46の擬似連続変動演出表示が行われている際に装飾図柄42,44,46が仮停止表示されたことを示す図柄変動演出停止信号が外部に出力されているか否かを示す図柄変動演出停止信号出力フラグ114が設けられている。この図柄変動演出停止信号出力フラグ114には、「0」又は「1」の何れかの数値が格納されるようになっている。そして、図柄変動演出停止信号出力フラグ114に「0」が格納されている場合には、図柄変動演出停止信号が外部に出力されていないことを示す一方、図柄変動演出停止信号出力フラグ114に「1」が格納されている場合には、図柄変動演出停止信号が外部に出力されていることを示すようになっている。なお、以下の説明において、「図柄変動演出停止信号出力フラグ114をONにする」とは、図柄変動演出停止信号出力フラグ114に格納されている数値を「0」から「1」に変更することをいい、「図柄変動演出停止信号出力フラグ114をOFFにする」とは、図柄変動演出停止信号出力フラグ114に格納されている数値を「1」から「0」に変更することをいう。
なお、各種カウンタ82〜86,94〜104のカウンタ値や各種フラグ106〜114、パラメータ記憶エリア88,89,90,91,92には、起動時に「0」が格納されている。
また、図4に示されているように、主制御ROM76には、大当たりカウンタ82のカウンタ値に基づいて大当たりか否かを判定する際に用いられる大当たり判定テーブル(表1参照)が格納される大当たり判定テーブル記憶エリア116が設けられている。
Figure 2009189627
大当たり判定テーブルは、表1に示されているように、大当たりカウンタ82のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「判定結果」から構成されている。そして、本実施形態では、大当たりカウンタ82のカウンタ値が「7」の場合に「大当たり」と判定される一方、それ以外の場合には、「ハズレ」と判定されるようになっている。
また、主制御ROM76には、リーチカウンタ84のカウンタ値に基づいてリーチハズレか否かを判定する際に用いられるリーチハズレ判定テーブル (表2参照)が格納されるリーチハズレ判定テーブル記憶エリア118が設けられている。
Figure 2009189627
リーチハズレ判定テーブルは、表2に示されているように、リーチカウンタ84のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「判定結果」から構成されている。そして、本実施形態では、リーチカウンタ84のカウンタ値が「0」〜「27」の場合に「リーチハズレ」と判定される一方、それ以外の場合には、「完全ハズレ」と判定されるようになっている。
また、主制御ROM76には、変動表示パターン選択カウンタ86のカウンタ値に基づいて大当たりの場合の変動表示パターンを選択する際に用いられる大当たり変動表示パターン選択テーブル(表3参照)が格納される大当たり変動表示パターン選択テーブル記憶エリア120が設けられている。
Figure 2009189627
大当たり変動表示パターン選択テーブルは、表3に示されているように、変動表示パターン選択カウンタ86のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「大当たり変動表示パターン」から構成されている。そして、本実施形態では、変動表示パターン選択カウンタ86のカウンタ値が「0」である場合に「変動表示パターン21」が、「1」〜「3」の何れかである場合に「変動表示パターン22」が、「4」〜「9」の何れかである場合に「変動表示パターン23」が、それぞれ、大当たりの場合の変動表示パターンとして選択されるようになっている。
また、主制御ROM76には、変動表示パターン選択カウンタ86のカウンタ値に基づいてリーチハズレの場合の変動表示パターンを選択する際に用いられるリーチハズレ変動表示パターン選択テーブル(表4参照)が格納されるリーチハズレ変動表示パターン選択テーブル記憶エリア122が設けられている。
Figure 2009189627
リーチハズレ変動表示パターン選択テーブルは、表4に示されているように、変動表示パターン選択カウンタ86のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「リーチハズレ変動表示パターン」から構成されている。そして、本実施形態では、変動表示パターン選択カウンタ86のカウンタ値が「0」〜「3」の何れかである場合に「変動表示パターン11」が、「4」〜「6」の何れかである場合に「変動表示パターン12」が、「7」〜「9」の何れかである場合に「変動表示パターン13」が、それぞれ、リーチハズレの場合の変動表示パターンとして選択されるようになっている。
なお、本実施形態では、完全ハズレの場合、「変動表示パターン1」が、完全ハズレの変動表示パターンとして、選択されるようになっている。
そこにおいて、変動表示パターンは、特別図柄36,38の変動表示の開始から終了までの時間(変動表示時間)や装飾図柄42,44,46の変動演出表示の開始から終了までの時間(変動演出表示時間)を規定するものであり、本実施形態では、変動表示パターン1の場合に10秒の変動表示時間が、変動表示パターン11の場合に30秒の変動表示時間が、変動表示パターン12の場合に60秒の変動表示時間が、変動表示パターン13の場合に90秒の変動表示時間が、変動表示パターン21の場合に32秒の変動表示時間が、変動表示パターン22の場合に62秒の変動表示時間が、変動表示パターン23の場合に92秒の変動表示時間が、それぞれ、設定されている。なお、これらの変動表示パターンを指定するデータ(以下、変動表示パターン指定コマンドと称する)は、主制御ROM76の適当なエリアに格納されている。
また、本実施形態では、大当たりの場合、大当たり特別図柄組み合わせとして、「○○」が選択されるようになっており、リーチハズレの場合、リーチハズレ特別図柄組み合わせとして、「○×」が選択されるようになっており、完全ハズレの場合、完全ハズレ特別図柄組み合わせとして、「×○」が選択されるようになっている。そして、これらの特別図柄組み合わせを指定するデータ(以下、特図指定コマンドと称する)は、主制御ROM76の適当なエリアに格納されている。
また、図2に示されているように、サブ統合制御基板66には、制御プログラムに従って各種制御処理を実行するサブ統合制御CPU124,中枠14内に設けられたスピーカ130や前枠18内に設けられた電飾用LED132等の作動を制御するプログラム等が格納されるサブ統合制御ROM126,主制御基板64からの各種制御コマンド等を格納するサブ統合制御RAM128,主制御基板64から送られてくる各種制御コマンドを受信する入出力回路134,スピーカ130を駆動制御するためのスピーカ駆動回路136,電飾用LED132等の発光を制御するLED駆動回路138等が設けられており、これらサブ統合制御CPU124,サブ統合制御ROM126,サブ統合制御RAM128,入出力回路134は、バス線によって相互に接続されている。また、サブ統合制御CPU124には、クロック回路140が接続されている。そして、クロック回路140からのクロック信号がサブ統合制御CPU124に入力されるようになっている。また、入出力回路134には、主制御基板64,スピーカ駆動回路136,LED駆動回路138,抽選結果表示装置32や液晶表示装置34の作動を制御する表示制御基板68等が接続されている。
また、図5に示されているように、サブ統合制御RAM128には、クロック回路140からサブ統合制御CPU124にクロック信号が入力される毎に「0」から「8」まで1ずつ加算した数値(「8」の次は「0」に戻る)が格納される大当たり装飾図柄選択カウンタ142,クロック回路140からサブ統合制御CPU124にクロック信号が入力される毎に「0」〜「8」まで繰り返し1ずつ加算した数値(「8」の次は「0」に戻る)が格納される左装飾図柄選択カウンタ144,左装飾図柄選択カウンタ144のカウンタ値が一周する毎に「0」〜「8」まで繰り返し1ずつ加算した数値(「8」の次は「0」に戻る)が格納される中装飾図柄選択カウンタ146,中装飾図柄選択カウンタ146のカウンタ値が一周する毎に「0」〜「8」まで繰り返し1ずつ加算した数値(「8」の次は「0」に戻る)が格納される右装飾図柄選択カウンタ148等が設けられている。
また、サブ統合制御RAM128には、大当たり遊技状態下での状態を示す状態フラグ150が設けられている。この状態フラグ150には、「0」,「1」,「2」,「3」,「4」の何れかの数値が格納されるようになっている。そして、状態フラグ150に「0」が格納されている場合には、大当たり遊技状態ではないことを示し、状態フラグ150に「1」が格納されている場合には、初回インターバル中であることを示し、状態フラグ150に「2」が格納されている場合には、特別可動入賞装置52の入口が開放中であることを示し、状態フラグ150に「3」が格納されている場合には、中間インターバル中であることを示し、状態フラグ150に「4」が格納されている場合には、最終インターバル中であることを示すようになっている。
また、図6に示されているように、サブ統合制御ROM126には、受信した変動表示パターン指定コマンドに対応する変動演出表示パターンを選択する際に用いられる変動演出表示パターン選択テーブル(表5参照)が格納される変動演出表示パターン選択テーブル記憶エリア152が設けられている。
Figure 2009189627
変動演出表示パターン選択テーブルは、受信した変動表示パターン指定コマンドが指定する変動表示パターンを示す「変動表示パターン」と、この「変動表示パターン」に対応する「変動演出表示パターン」によって構成されている。そして、主制御基板64から送信されてきた変動表示パターン指定コマンドが指定する変動表示パターンが「変動表示パターン1」である場合に「変動演出表示パターン1」が、「変動表示パターン11」である場合に「変動演出表示パターン11」が、「変動表示パターン12」である場合に「変動演出表示パターン12」が、「変動表示パターン13」である場合に「変動演出表示パターン13」が、「変動表示パターン21」である場合に「変動演出表示パターン21」が、「変動表示パターン22」である場合に「変動演出表示パターン22」が、「変動表示パターン23」である場合に「変動演出表示パターン23」が、それぞれ、変動演出表示パターンとして選択されるようになっている。なお、これら変動演出表示パターンを指定するデータ(以下、変動演出表示パターン指定コマンドと称する)は、サブ統合制御ROM126の適当なエリアに格納されている。
そこにおいて、「変動演出表示パターン1」は、複数の装飾図柄42,44,46を完全ハズレ図柄組み合わせで確定停止表示させるまでの10秒間の演出内容を規定するものである。
また、「変動演出表示パターン11」は、所定の通常リーチ演出によって、複数の装飾図柄42,44,46をリーチハズレ図柄組み合わせで確定停止表示させるまでの30秒間の演出内容を規定するものである。なお、本実施形態では、通常のリーチ演出は、中装飾図柄44をゆっくりとスクロール表示し、後述する大当たり停止候補図柄で中装飾図柄44が停止表示されるかもしれないとの期待感を遊技者に与える演出である。
さらに、「変動演出表示パターン12」は、複数の装飾図柄42,44,46を完全ハズレ図柄組み合わせで一度仮停止表示させた後、所定のアニメーションによるリーチ演出によってリーチハズレ図柄組み合わせで停止表示させるまでの60秒間の演出内容を規定するものである。即ち、本実施形態において、「変動演出表示パターン12」による複数の装飾図柄42,44,46の変動演出表示とは、複数の装飾図柄42,44,46を完全ハズレ図柄組み合わせで仮停止表示させるまでの約20秒間の変動演出表示と、複数の装飾図柄42,44,46を所定のアニメーションによるリーチ演出によってリーチハズレ図柄組み合わせで確定停止表示させるまでの約40秒間の変動演出表示とが連続して行われたかの如き印象を遊技者に与えるものである。
なお、本実施形態では、1回目の変動演出表示と2回目の変動演出表示のそれぞれにおいて、特定のキャラクタが液晶表示装置34の表示画面40に表示される等して、或いは、1回目の変動演出表示が終了して仮停止表示された複数の装飾図柄42,44,46が特定の完全ハズレ図柄組み合わせ(例えば、「123」)である等して、連続する複数の装飾図柄42,44,46の変動演出表示に関連性をもたせるようにしている。
更にまた、「変動演出表示パターン13」は、複数の装飾図柄42,44,46を完全ハズレ図柄組み合わせで一度仮停止表示させた後、もう一度完全ハズレ図柄組み合わせで仮停止表示させ、その後、所定のアニメーションによるリーチ演出によってリーチハズレ図柄組み合わせで停止表示させるまでの90秒間の演出内容を規定するものである。即ち、本実施形態において、「変動演出表示パターン13」による複数の装飾図柄42,44,46の変動演出表示とは、複数の装飾図柄42,44,46を完全ハズレ図柄組み合わせで仮停止表示させる約20秒間の変動演出表示と、複数の装飾図柄42,44,46を完全ハズレ図柄組み合わせで仮停止表示させる約20秒間の変動演出表示と、複数の装飾図柄42,44,46を所定のアニメーションによるリーチ演出によってリーチハズレ図柄組み合わせで確定停止表示させる約50秒間の変動演出表示とが連続して行われたかの如き印象を遊技者に与えるものである。
なお、本実施形態では、1回目の変動演出表示と2回目の変動演出表示と3回目の変動演出表示のそれぞれにおいて、特定のキャラクタが液晶表示装置34の表示画面40に表示される等して、或いは、1回目の変動演出表示が終了して仮停止表示された際の複数の装飾図柄42,44,46の図柄組み合わせと、2回目の変動演出表示が終了して仮停止表示された際の複数の装飾図柄42,44,46の図柄組み合わせとが、特定の完全ハズレ図柄組み合わせ(例えば、「123」)である等して、連続する複数の装飾図柄42,44,46の変動演出表示に関連性をもたせるようにしている。
また、「変動演出表示パターン21」は、所定の通常リーチ演出によって、複数の装飾図柄42,44,46を大当たり図柄組み合わせで確定停止表示させるまでの32秒間の演出内容を規定するものである。
さらに、「変動演出表示パターン22」は、複数の装飾図柄42,44,46を完全ハズレ図柄組み合わせで一度仮停止表示させた後、所定のアニメーションによるリーチ演出によって大当たり図柄組み合わせで停止表示させるまでの62秒間の演出内容を規定するものである。即ち、本実施形態において、「変動演出表示パターン22」による複数の装飾図柄42,44,46の変動演出表示とは、複数の装飾図柄42,44,46を完全ハズレ図柄組み合わせで仮停止表示させるまでの約20秒間の変動演出表示と、複数の装飾図柄42,44,46を所定のアニメーションによるリーチ演出によって大当たり図柄組み合わせで確定停止表示させるまでの約42秒間の変動演出表示とが連続して行われたかの如き印象を遊技者に与えるものである。
なお、本実施形態では、1回目の変動演出表示と2回目の変動演出表示のそれぞれにおいて、特定のキャラクタが液晶表示装置34の表示画面40に表示される等して、或いは、1回目の変動演出表示が終了して仮停止表示された複数の装飾図柄42,44,46が特定の完全ハズレ図柄組み合わせ(例えば、「123」)である等して、連続する複数の装飾図柄42,44,46の変動演出表示に関連性をもたせるようにしている。
更にまた、「変動演出表示パターン23」は、複数の装飾図柄42,44,46を完全ハズレ図柄組み合わせで一度仮停止表示させた後、もう一度完全ハズレ図柄組み合わせで仮停止表示させ、その後、所定のアニメーションによるリーチ演出によって大当たり図柄組み合わせで確定停止表示させるまでの92秒間の演出内容を規定するものである。即ち、本実施形態において、「変動演出表示パターン23」による複数の装飾図柄42,44,46の変動演出表示とは、複数の装飾図柄42,44,46を完全ハズレ図柄組み合わせで仮停止表示させるまでの約20秒間の変動演出表示と、複数の装飾図柄42,44,46を完全ハズレ図柄組み合わせで仮停止表示させるまでの約20秒間の変動演出表示と、複数の装飾図柄42,44,46を所定のアニメーションによるリーチ演出によって大当たり図柄組み合わせで確定停止表示させるまでの約52秒間の変動演出表示とが連続して行われたかの如き印象を遊技者に与えるものである。
なお、本実施形態では、1回目の変動演出表示と2回目の変動演出表示と3回目の変動演出表示のそれぞれにおいて、特定のキャラクタが液晶表示装置34の表示画面40に表示される等して、或いは、1回目の変動演出表示が終了して仮停止表示された際の複数の装飾図柄42,44,46の図柄組み合わせと、2回目の変動演出表示が終了して仮停止表示された際の複数の装飾図柄42,44,46の図柄組み合わせとが、特定の完全ハズレ図柄組み合わせ(例えば、「123」)である等して、連続する複数の装飾図柄42,44,46の変動演出表示に関連性をもたせるようにしている。
また、サブ統合制御ROM126には、主制御基板64から送信されてきた特図指定コマンドが「○○」を指定する特図指定コマンドである場合に装飾図柄42,44,46の大当たり組み合わせを選択する際に用いる装飾図柄大当たり組み合わせ選択テーブル(表6参照)が記憶されている装図大当たり組み合わせ選択テーブル記憶エリア154が設けられている。
Figure 2009189627
装図大当たり組み合わせ選択テーブルは、表6に示されているように、現在の大当たり装飾図柄選択カウンタ142のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「大当たり図柄組み合わせ」から構成されている。そして、本実施形態では、大当たり装飾図柄選択カウンタ142のカウンタ値が「0」の場合に「111」が、「1」の場合に「222」が、「2」の場合に「333」が、「3」の場合に「444」が、「4」の場合に「555」が、「5」の場合に「666」が、「6」の場合に「777」が、「7」の場合に「888」が、「8」の場合に「999」が、それぞれ、装飾図柄42,44,46の大当たり組み合わせとして選択されるようになっている。
また、サブ統合制御ROM126には、左装飾図柄選択カウンタ144のカウンタ値に基づいて左装飾図柄42を選択する際に用いられる左装飾図柄選択テーブル(表7参照)が格納される左装飾図柄選択テーブル記憶エリア156が設けられている。
Figure 2009189627
左装飾図柄選択テーブルは、表7に示されているように、左装飾図柄選択カウンタ144のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「左装飾図柄」から構成されている。そして、本実施形態では、左装飾図柄選択カウンタ144のカウンタ値が「0」の場合に「1」が、「1」の場合に「2」が、「2」の場合に「3」が、「3」の場合に「4」が、「4」の場合に「5」が、「5」の場合に「6」が、「6」の場合に「7」が、「7」の場合に「8」が、「8」の場合に「9」が、それぞれ、左装飾図柄42の停止図柄として選択されるようになっている。
また、サブ統合制御ROM126には、中装飾図柄選択カウンタ146のカウンタ値に基づいて中装飾図柄44を選択する際に用いられる中装飾図柄選択テーブル(表8参照)が格納される中装飾図柄選択テーブル記憶エリア158が設けられている。
Figure 2009189627
中装飾図柄選択テーブルは、表8に示されているように、中装飾図柄選択カウンタ146のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「中装飾図柄」から構成されている。そして、本実施形態では、中装飾図柄選択カウンタ146のカウンタ値が「0」の場合に「1」が、「1」の場合に「2」が、「2」の場合に「3」が、「3」の場合に「4」が、「4」の場合に「5」が、「5」の場合に「6」が、「6」の場合に「7」が、「7」の場合に「8」が、「8」の場合に「9」が、それぞれ、中装飾図柄44の停止図柄として選択されるようになっている。
また、サブ統合制御ROM126には、右装飾図柄選択カウンタ148のカウンタ値に基づいて右装飾図柄46を選択する際に用いられる右装飾図柄選択テーブル(表9参照)が格納される右装飾図柄選択テーブル記憶エリア160が設けられている。
Figure 2009189627
右装飾図柄選択テーブルは、表9に示されているように、右装飾図柄選択カウンタ148のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「右装飾図柄」から構成されている。そして、本実施形態では、右装飾図柄選択カウンタ148のカウンタ値が「0」の場合に「1」が、「1」の場合に「2」が、「2」の場合に「3」が、「3」の場合に「4」が、「4」の場合に「5」が、「5」の場合に「6」が、「6」の場合に「7」が、「7」の場合に「8」が、「8」の場合に「9」が、それぞれ、右装飾図柄46の停止図柄として選択されるようになっている。
なお、本実施形態では、装飾図柄42,44,46の図柄組み合わせそのものを指定するデータはサブ統合制御ROM126に格納されておらず、装飾図柄42,44,46の図柄組み合わせを構成する各装飾図柄42,44,46を指定するデータ、即ち、左装飾図柄42を指定するデータ(以下、左装飾図柄指定コマンドと称する)と、中装飾図柄44を指定するデータ(以下、中装飾図柄指定コマンドと称する)と、右装飾図柄46を指定するデータ(以下、右装飾図柄指定コマンドと称する)が、サブ統合制御ROM126の適当なエリアに格納されており、これらの装飾図柄指定コマンドで各装飾図柄42,44,46を指定してやることで、装飾図柄42,44,46の図柄組み合わせを指定するようになっている。
続いて、本実施形態のパチンコ機10の作動制御処理について説明する。最初に、クロック信号が入力される毎に主制御CPU72が実行する割り込みプログラムとしてのメイン処理について、図7に基づいて説明する。
先ず、主制御CPU72は、ステップ(以下、Sとする)1において、特図遊技処理を実行する。この特図遊技処理について、図8に基づいて説明する。先ず、主制御CPU72は、S11において、始動入賞スイッチ50によって遊技球が検出されたか否か、即ち、始動入賞装置48に遊技球が入賞したか否かを判定し、始動入賞スイッチ50によって遊技球が検出されていない場合(S11:NO)には、後述するS14以降の処理を実行する一方、始動入賞スイッチ50によって遊技球が検出された場合(S11:YES)には、主制御CPU72は、S12において、パラメータ記憶カウンタ94のカウンタ値が「5」であるか否か、即ち、特別図柄36,38の変動表示の保留回数が上限になっているか否かを判定する。
保留回数が上限である場合(S12:YES)には、主制御CPU72は、後述するS14以降の処理を実行する一方、保留が上限でない場合(S12:NO)には、主制御CPU72は、S13において、現在の大当たりカウンタ82のカウンタ値とリーチカウンタ84のカウンタ値を読み出して、第一乃至第五のパラメータ記憶エリア88,89,90,91,92のうち第一のパラメータ記憶エリア88側の空いているエリアに格納する。
次に、主制御CPU72は、S14において、大当たり遊技状態が発生しているか否かを大当たりフラグ106に基づいて判定する。大当たり遊技状態が発生している場合(S14:YES)には、主制御CPU72は、特図遊技処理を終了する一方、大当たり遊技状態が発生していない場合(S14:NO)には、主制御CPU72は、S15において、特別図柄36,38が変動表示中であるか否かを変動表示フラグ108に基づいて判定する。
変動表示フラグ108がOFFである場合、即ち、変動表示中でない(S15:NO)には、主制御CPU72は、S16において、特別図柄36,38が確定停止表示中であるか否かを確定停止表示フラグ110に基づいて判定する。確定停止表示中でない場合(S16:NO)には、主制御CPU72は、S17において、パラメータ記憶カウンタ94のカウンタ値が「0」であるか否かを判定する。
パラメータ記憶カウンタ94のカウンタ値が「0」である場合(S17:YES)には、主制御CPU72は、特図遊技処理を終了する一方、パラメータ記憶カウンタ94のカウンタ値が「0」でない場合(S17:NO)には、主制御CPU72は、S18において、後述する変動表示内容選択処理を実行する。
続いて、主制御CPU72は、S19において、変動表示フラグ108をONにした後、S20において、特図用タイマカウンタ96のカウンタ値を、S18の変動表示内容選択処理を実行することによって選択した変動表示パターンに基づいて設定する。
次に、主制御CPU72は、S21において、擬似連続変動フラグ112がONになっているか否かを判定し、擬似連続変動フラグ112がONになっている場合(S21:YES)には、S22において、擬似変動タイマカウンタ98のカウンタ値を、S18の変動表示内容選択処理を実行することによって選択した変動表示パターンに基づいて設定する。なお、擬似連続変動フラグ112がOFFの場合(S22:NO)には、主制御CPU72は、後述するS23以降の処理を実行する。
次に、主制御CPU72は、S23において、S18の変動表示内容選択処理を実行することにより、主制御RAM74に記憶されている変動表示パターン指定コマンドと特図指定コマンド(特図変動表示情報)を、変動表示パターン指定コマンド,特図指定コマンドの順番で、サブ統合制御基板66に送信する特図変動表示情報送信処理を実行する。なお、変動表示パターン指定コマンドと特図指定コマンドは、メイン処理が1回行われる際に、全て送信される必要はなく、例えば、今回のメイン処理で変動表示パターン指定コマンドを送信し、次回のメイン処理で特図指定コマンドを送信するようにしても良い。その後、主制御CPU72は、特図遊技処理を終了する。
また、特別図柄36,38が変動表示中である場合(S15:YES)には、主制御CPU72は、S24において、後述する変動表示中処理を実行した後、特図遊技処理を終了する。
また、特別図柄36,38と装飾図柄42,44,46が確定停止表示中である場合(S16:YES)には、主制御CPU72は、S25において、後述する確定停止表示中処理を実行した後、特図遊技処理を終了する。
続いて、主制御CPU72が実行する変動表示内容選択処理について、図9に基づいて説明する。先ず、主制御CPU72は、S31において、第一のパラメータ記憶エリア88に格納されている大当たりカウンタ82のカウンタ値と大当たり判定テーブル記憶エリア116に記憶されている大当たり判定テーブルによって大当たりか否かを判定する。
大当たりである場合(S31:YES)には、主制御CPU72は、S32において、大当たり図柄組み合わせ選択処理を実行する。この大当たり図柄組み合わせ選択処理は、大当たり図柄組み合わせを指定する特図指定コマンドを主制御ROM76から読み出して、主制御RAM74に記憶する処理である。
次に、主制御CPU72は、S33において、大当たり変動パターン選択テーブルと現在の変動表示パターン選択カウンタ86のカウンタ値に基づいて変動表示パターンを選択し、選択された変動表示パターンを指定する変動表示パターン指定コマンドを主制御ROM76から読み出して、主制御RAM74に記憶する。
続いて、主制御CPU72は、S34において、選択した変動表示パターンが擬似連続変動演出表示に係るものであるか否か、即ち、選択した変動表示パターンが、変動表示パターン12と変動表示パターン13と変動表示パターン22と変動表示パターン23の何れかであるか否かを判断し、擬似連続変動演出表示に係るものでない場合(S34:NO)には、変動表示内容選択処理を終了する一方、擬似連続変動演出表示に係るものである場合(S34:YES)には、S35において、擬似連続変動フラグ112をONにした後、変動表示内容選択処理を終了する。
また、大当たりでないと判定された場合(S31:NO)には、主制御CPU72は、S36において、第一のパラメータ記憶エリア88に格納されているリーチカウンタ84のカウンタ値とリーチハズレ判定テーブルに基づいてリーチハズレであるか否かを判定し、リーチハズレである場合(S36:YES)には、S37において、リーチハズレ図柄組み合わせ選択処理を実行する。このリーチハズレ図柄組み合わせ選択処理は、リーチハズレ図柄組み合わせを指定する特図指定コマンドを主制御ROM76から読み出して、主制御RAM74に記憶する処理である。
次に、主制御CPU72は、S38において、リーチハズレ変動表示パターン選択テーブルと現在の変動表示パターン選択カウンタ86のカウンタ値に基づいて変動表示パターンを選択し、選択した変動表示パターンを指定する変動表示パターン指定コマンドを主制御ROM76から読み出して、主制御RAM74に記憶する。その後、主制御CPU72は、S34以降の処理を実行する。
また、完全ハズレである場合(S36:NO)には、主制御CPU72は、S39において、完全ハズレ図柄組み合わせ選択処理を実行する。この完全ハズレ図柄組み合わせ選択処理は、完全ハズレ図柄組み合わせを指定する特図指定コマンドを主制御ROM76から読み出して、主制御RAM74に記憶する処理である。
次に、主制御CPU72は、S40において、完全ハズレの変動表示パターンを指定する変動表示パターン指定コマンドを主制御ROM76から読み出して、主制御RAM74に記憶する。その後、主制御CPU72は、S34以降の処理を実行する。
続いて、主制御CPU72が実行する変動中表示処理について、図10に基づいて説明する。先ず、主制御CPU72は、S51において、特別図柄36,38の変動表示時間が経過したか否かを特図用タイマカウンタ96のカウンタ値を参照して判定し、特別図柄36,38の変動表示時間が経過していない場合(S51:NO)には、S52において、擬似連続変動フラグ112がONであるか否かを判定する。
擬似連続変動フラグ112がOFFである場合(S52:NO)には、主制御CPU72は、後述するS58以降の処理を実行する。一方、擬似連続変動フラグ112がONである場合(S52:YES)には、主制御CPU72は、S53において、擬似変動表示時間が経過したか否かを判定する。具体的には、擬似変動タイマカウンタ98のカウンタ値が「0」であるか否かに基づいて判定する。
擬似変動表示時間が経過している場合(S53:YES)には、主制御CPU72は、S54において、図柄変動演出停止信号を出力する。これにより、図柄変動演出停止信号が外部出力端子基板70から外部へ出力される。
次に、主制御CPU72は、S55において、図柄変動演出停止信号出力フラグ114をONにした後、S56において、信号出力タイマカウンタ100のカウンタ値を所定の値にセットする。なお、本実施形態では、信号出力タイマカウンタ100のカウンタ値は、600ms(0.6秒)の仮停止表示時間に相当する値にセットされる。
続いて、主制御CPU72は、S57において、擬似変動タイマカウンタ98のカウンタ値を所定の値にセットした後、S58において、特図用タイマカウンタ96のカウンタ値を1減算する。その後、主制御CPU72は、変動表示中処理を終了する。
また、変動表示時間が経過した場合(S51:YES)には、主制御CPU72は、S59において、特別図柄変動表示終了信号としての図柄確定信号を外部出力端子基板70に出力する。これにより、図柄確定信号が外部出力端子基板70から外部へ出力される。
次に、主制御CPU72は、S60において、主制御ROM76に記憶されている確定停止表示コマンドを読み出して、サブ統合制御基板66に送信する確定停止表示コマンド送信処理を実行する。
続いて、主制御CPU72は、S61において、予め定められた特別図柄36,38の確定停止表示時間(本実施形態では、0.6秒)に基づいて特図用タイマカウンタ96のカウンタ値をセットする。その後、主制御CPU72は、S63において、変動表示フラグ108をOFFにし、S64において、確定停止表示フラグ110をONにし、更に、S65において、擬似連続変動フラグ112をOFFにしてから、変動表示中処理を終了する。
また、擬似変動表示時間が経過していない場合(S53:NO)には、主制御CPU72は、S66において、図柄変動演出停止信号出力フラグ114がONになっているか否かを判定し、図柄変動演出停止信号出力フラグ114がOFFの場合(S66:NO)には、S67において、擬似変動タイマカウンタ98のカウンタ値を1減算した後、S58以降の処理を実行する。
また、図柄変動演出停止信号出力フラグ114がONになっている場合(S66:YES)には、主制御CPU72は、S68において、信号出力タイマカウンタ100のカウンタ値が「0」であるか否かを判定し、信号出力タイマカウンタ100のカウンタ値が「0」でない場合(S68:NO)には、S69において、信号出力タイマカウンタ100のカウンタ値を1減算した後、S58以降の処理を実行する。
また、信号出力タイマカウンタ100のカウンタ値が「0」である場合(S68:YES)には、主制御CPU72は、S70において、図柄変動演出停止信号の出力を停止し、S71において、図柄変動演出停止信号出力フラグ114をOFFにした後、S58以降の処理を実行する。
次に、主制御CPU72が実行する確定停止表示中処理について、図11に基づいて説明する。先ず、主制御CPU72は、S81において、特別図柄36,38の確定停止表示時間が経過したか否かを特図用タイマカウンタ96のカウンタ値を参照して判定し、確定停止表示時間が経過している場合(S81:YES)には、S82において、図柄確定信号の出力を停止した後、S83において、図柄変動演出停止信号の出力を停止する。
続いて、主制御CPU72は、S84において、第一のパラメータ記憶エリア88に記憶されている大当たりカウンタ82のカウンタ値と大当たり判定テーブル記憶エリア116に記憶されている大当たり判定テーブルに基づいて大当たりか否かを判定する。
大当たりでない場合(S84:NO)には、主制御CPU72は、後述するS86以降の処理を実行する一方、大当たりである場合(S85:YES)には、主制御CPU72は、S85において、大当たりフラグ106をONにする。
次に、主制御CPU72は、S86において、確定停止表示フラグ110をOFFにした後、S87において、終了処理を実行する。この終了処理は、第一のパラメータ記憶エリア88に格納されているカウンタ値を消去してから、パラメータ記憶カウンタ94のカウンタ値を1減算し、その後、第二のパラメータ記憶エリア89にカウンタ値が格納されている場合には、格納されているカウンタ値を第一のパラメータ記憶エリア88に格納し、第三のパラメータ記憶エリア90にカウンタ値が格納されている場合には、格納されているカウンタ値を第二のパラメータ記憶エリア89に格納し、第四のパラメータ記憶エリア91にカウンタ値が格納されている場合には、格納されているカウンタ値を第三のパラメータ記憶エリア90に格納し、第五のパラメータ記憶エリア92にカウンタ値が格納されている場合には、格納されているカウンタ値を第四のパラメータ記憶エリア91に格納する処理である。その後、主制御CPU72は、確定停止表示中処理を終了する。
また、確定停止表示時間が経過していない場合(S81:NO)には、主制御CPU72は、S88において、特図用タイマカウンタ96のカウンタ値を1減算した後、S87以降の処理を実行する。
上述の如き特図遊技処理を終了した主制御CPU72は、図7に示されたメイン処理のS2において、大当たり遊技処理を実行する。この大当たり遊技処理について、図12に基づいて説明する。
先ず、主制御CPU72は、S91において、大当たりフラグ106がONになっているか否かを判定し、大当たりフラグ106がOFFである場合(S91:NO)には、大当たり遊技処理を終了する。一方、大当たりフラグ106がONである場合(S91:YES)には、主制御CPU72は、S92において、特別可動入賞装置52の入口が開放されているか否かを判定する。
特別可動入賞装置52の入口が開放されている場合(S92:YES)には、主制御CPU72は、S93において、カウントスイッチ58によって遊技球が検出されたか否かを判定する。カウントスイッチ58によって遊技球が検出されていない場合には、主制御CPU72は、S94において、特別可動入賞装置52に規定数の遊技球が入賞したか否かを判定し、規定数入賞した場合(S94:YES)には、後述するS96以降の処理を実行する一方、規定数入賞していない場合(S94:NO)には、S95において、特別可動入賞装置52の入口の開放時間が経過したか否かを判定する。
開放時間が経過している場合(S95:YES)には、主制御CPU72は、S96において、ソレノイド56への通電を止めて、扉54を閉作動せしめることにより、特別可動入賞装置52の入口を閉鎖する。次に、主制御CPU72は、S97において、開放回数カウンタ104のカウンタ値が「15」であるか否かを判定する。
開放回数カウンタ104のカウンタ値が「15」でない場合(S97:NO)には、主制御CPU72は、S98において、中間インターバル演出開始処理を実行する。具体的には、主制御ROM76に記憶されている中間インターバル指定コマンドを読み出してきて、サブ統合制御基板66に送信する。その後、主制御CPU72は、大当たり遊技処理を終了する。
一方、開放回数カウンタ104のカウンタ値が「15」である場合(S97:YES)には、主制御CPU72は、S99において、最終インターバル演出開始処理を実行する。具体的には、主制御ROM76に記憶されている最終インターバル指定コマンドを読み出してきて、サブ統合制御基板66に送信する。その後、主制御CPU72は、大当たり遊技処理を終了する。
また、開放時間が経過していない場合(S95:NO)には、主制御CPU72は、S100において、特図用タイマカウンタ96のカウンタ値を1減算する。その後、主制御CPU72は、大当たり遊技処理を終了する。
また、カウントスイッチ58によって遊技球が検出された場合(S93:YES)には、主制御CPU72は、S101において、入賞数カウンタ102のカウンタ値を1加算した後、S94以降の処理を実行する。
また、特別可動入賞装置52の入口が開放されていない場合(S92:NO)には、主制御CPU72は、S102において、開放回数カウンタ104のカウンタ値が「0」であるか否かを判定する。開放回数カウンタ104のカウンタ値が「0」である場合(S102:YES)には、主制御CPU72は、S103において、初回インターバル時間が経過したか否かを特図用タイマカウンタ96のカウンタ値に基づいて判定する。
初回インターバル時間が経過していない場合(S103:NO)には、主制御CPU72は、S100以降の処理を実行する。一方、初回インターバル時間が経過している場合(S103:YES)には、主制御CPU72は、S104において、開放回数カウンタ104のカウンタ値を1加算した後、S105において、ラウンド開始処理を実行する。具体的には、現在の開放回数カウンタ104のカウンタ値に対応したラウンド数表示指定コマンドを主制御ROM76から読み出してきて、サブ統合制御基板66に送信する。
次に、主制御CPU72は、S106において、ソレノイド56への通電を開始して、扉54を開作動せしめて、特別可動入賞装置52の入口を開放する入口開放処理を実行した後、大当たり遊技処理を終了する。
開放回数カウンタ104のカウンタ値が「0」でない場合(S102:NO)には、主制御CPU72は、S107において、開放回数カウンタ104のカウンタ値が「15」であるか否かを確認する。
開放回数カウンタ104のカウンタ値が「15」でない場合(S107:NO)には、主制御CPU72は、S108において、中間インターバル時間が経過したか否かを特図用タイマカウンタ96のカウンタ値に基づいて判定する。
中間インターバル時間が経過していない場合(S108:NO)には、主制御CPU72は、S100以降の処理を実行する。一方、中間インターバル時間が経過している場合(S108:YES)には、主制御CPU72は、S104以降の処理を実行する。
また、開放回数カウンタ104のカウンタ値が「15」である場合(S107:YES)には、主制御CPU72は、S109において、最終インターバル時間が経過したか否かを特図用タイマカウンタ96のカウンタ値に基づいて判定する。
最終インターバル時間が経過していない場合(S109:NO)には、主制御CPU72は、S100以降の処理を実行する。一方、最終インターバル時間が経過している場合(S109:YES)には、主制御CPU72は、S110において、大当たりフラグ106をOFFにし、S111において、主制御ROM76に記憶されている背景指定コマンドを読み出してきて、サブ統合制御基板66に送信した後、大当たり遊技処理を終了する。
また、大当たり遊技状態を終了した主制御CPU72は、図7に示されたメイン処理のS3において、カウンタ値更新処理を実行する。このカウンタ値更新処理は、大当たりカウンタ82のカウンタ値と、リーチカウンタ84のカウンタ値と、変動表示パターン選択カウンタ86のカウンタ値とを、それぞれ、更新するものである。
なお、主制御CPU72が実行するメイン処理は、上述の如き内容に限定されるものではなく、例えば、特別図柄36,38の変動表示の保留数を表示させる処理(保留数表示処理)を行うようにしても良い。そこにおいて、保留数表示処理は、パラメータ記憶カウンタ94に格納されているカウンタ値と同じ数だけ特別図柄36,38の変動表示の保留が行われていることを示すものであり、保留数を指定する保留数指定コマンドをサブ統合制御基板66に送信し、かかるサブ統合制御基板66において受信した保留数指定コマンドに対応する保留数を表示する処理を実行するようにすれば良い。保留数は、遊技領域30に設けられた保留ランプを点灯したり、或いは、液晶表示装置34の表示画面40に表示することによって、遊技者に報知することができる。また、選択した変動表示パターンが擬似連続変動表示に係るものである場合には、保留数を表示する際において、例えば、特開2005−230339号公報に記載されているように、保留数を装飾図柄42,44,46の変動演出表示回数に対応させるようにしても良い。
続いて、クロック信号が入力される毎にサブ統合制御CPU124が実行する割り込みプログラムとしてのメイン処理について、図13に基づいて説明する。
先ず、サブ統合制御CPU124は、S121において、特図遊技処理を実行する。この特図遊技処理について、図14に基づいて説明する。先ず、サブ統合制御CPU124は、S131において、特図変動表示情報を受信したか否かを判定する。特図変動表示情報を受信していない場合(S131:NO)には、サブ統合制御CPU124は、S132において、確定停止表示コマンドを受信したか否かを判定し、確定停止表示コマンドを受信していない場合(S132:NO)には、特図遊技処理を終了する。
一方、確定停止表示コマンドを受信している場合(S132:YES)には、サブ統合制御CPU124は、S133において、受信した確定停止表示コマンドを表示制御基板68に送信する確定停止表示コマンド送信処理を実行する。これにより、表示制御基板68において、特別図柄36,38の変動表示を終了して、特別図柄36,38を確定停止表示する特図確定停止表示処理が行われると共に、装飾図柄42,44,46の変動演出表示を終了して、装飾図柄42,44,46を確定停止表示する装図確定停止表示処理が行われる。その後、サブ統合制御CPU124は、特図遊技処理を終了する。
変動表示情報を受信した場合(S131:YES)には、サブ統合制御CPU124は、S134において、受信した特図指定コマンドが「○○」を指定する特図指定コマンドであるか否かを判定する。
「○○」を指定する特図指定コマンドを受信した場合(S124:YES)には、サブ統合制御CPU124は、S135において、大当たり装飾図柄選択処理を実行する。具体的には、現在の大当たり装飾図柄選択カウンタ142のカウンタ値と装飾図柄大当たり組み合わせ選択テーブルに基づいて、装飾図柄42,44,46の大当たり図柄組み合わせを選択し、かかる選択した大当たり図柄組み合わせを構成する左装飾図柄42を指定する左装飾図柄指定コマンドと、中装飾図柄44を指定する中装飾図柄指定コマンドと、右装飾図柄46を指定する右装飾図柄指定コマンドを、サブ統合制御ROM126から読み出してきて、サブ統合制御RAM128に記憶する。
次に、サブ統合制御CPU124は、S136において、変動演出表示パターン選択処理を実行する。具体的には、受信した変動パターン指定コマンドと変動演出表示パターン選択テーブル記憶エリア152に記憶されている変動演出表示パターン選択テーブルに基づいて、変動演出表示パターンを選択し、かかる選択した変動演出表示パターンを指定する変動演出表示パターン指定コマンドをサブ統合制御ROM126から読み出してきて、サブ統合制御RAM128に記憶する。
続いて、サブ統合制御CPU124は、S137において、特図変動表示情報送信処理を実行する。具体的には、サブ統合制御RAM128に記憶されている、受信した変動表示パターン指定コマンドと特図指定コマンドを、この順番で表示制御基板68に送信する。これにより、表示制御基板68において、変動表示パターン指定コマンドが指定する時間だけ特別図柄36,38の変動表示を行う特図変動処理が行われると共に、特図指定コマンドが指定する特別図柄36,38を確定停止表示するための準備が行われる。なお、変動表示パターン指定コマンドと特図指定コマンドは、1回のメイン処理が実行される際にまとめて送信される必要はなく、例えば、今回のメイン処理が実行される際に変動表示パターン指定コマンドを送信し、次回のメイン処理が実行される際に特図指定コマンドを送信するようにしても良い。
次に、サブ統合制御CPU124は、S138において、装図変動演出表示情報送信処理を実行する。具体的には、サブ統合制御RAM128に記憶されている、選択した変動演出表示パターン指定コマンドと左装飾図柄指定コマンドと中装飾図柄指定コマンドと右装飾図柄指定コマンドを、この順番で表示制御基板68に送信する。これにより、表示制御基板68において、変動演出表示パターン指定コマンドに基づく装飾図柄42,44,46の変動演出表示を行う装図変動演出表示処理が行われると共に、各装飾図柄指定コマンドが指定する装飾図柄42,44,46を装飾図柄42,44,46の図柄組み合わせとして確定停止表示するための準備が行われる。なお、変動演出表示パターン指定コマンドや各装飾図柄指定コマンドは、1回のメイン処理が実行される際にまとめて送信される必要はなく、例えば、今回のメイン処理が実行される際に変動演出表示パターン指定コマンドを送信し、次回のメイン処理が実行される際に左装飾図柄指定コマンドを送信し、次々回のメイン処理が実行される際に中装飾図柄指定コマンドを送信し、更にその次の回のメイン処理が実行される際に右装飾図柄指定コマンドを送信するようにしても良い。その後、サブ統合制御CPU124は、特図遊技処理を終了する。
「○○」を指定する特図指定コマンドを受信していない場合(S135:NO)には、サブ統合制御CPU124は、S139において、「○×」を指定する特図指定コマンドを受信したか否かを判定し、「○×」を指定する特図指定コマンドを受信している場合(S139:YES)には、S140において、リーチハズレ装飾図柄選択処理を実行する。具体的には、現在の左装飾図柄選択カウンタ144のカウンタ値と左装飾図柄選択テーブルに基づいて左装飾図柄42を選択し、選択した左装飾図柄42を指定する左装飾図柄指定コマンドをサブ統合制御ROM126から読み出してきて、サブ統合制御RAM128に記憶すると共に、現在の中装飾図柄選択カウンタ146のカウンタ値と中装飾図柄選択テーブルに基づいて中装飾図柄44を選択し、選択した中装飾図柄44を指定する中装飾図柄指定コマンドをサブ統合制御ROM126から読み出してきて、サブ統合制御RAM128に記憶し、更に、サブ統合制御RAM128に記憶された左装飾図柄指定コマンドが指定する左装飾図柄42と同じ種類の右装飾図柄46を指定する右装飾図柄指定コマンドをサブ統合制御ROM126から読み出してきて、サブ統合制御RAM128に記憶する。その後、サブ統合制御CPU124は、S137以降の処理を実行する。
「×○」を指定する特図指定コマンドを受信している場合(S139:NO)には、サブ統合制御CPU124は、S141において、完全ハズレ装飾図柄選択処理を実行する。具体的には、現在の左装飾図柄選択カウンタ144のカウンタ値と左装飾図柄選択テーブルに基づいて左装飾図柄42を選択し、選択した左装飾図柄42を指定する左装飾図柄指定コマンドをサブ統合制御ROM126から読み出してきて、サブ統合制御RAM128に記憶すると共に、現在の中装飾図柄選択カウンタ146のカウンタ値と中装飾図柄選択テーブルに基づいて中装飾図柄44を選択し、選択した中装飾図柄44を指定する中装飾図柄指定コマンドをサブ統合制御ROM126から読み出してきて、サブ統合制御RAM128に記憶し、更に、現在の右装飾図柄選択カウンタ148のカウンタ値と右装飾図柄選択テーブルに基づいて右装飾図柄46を選択し、選択した右装飾図柄46を指定する右装飾図柄指定コマンドをサブ統合制御ROM126から読み出してきて、サブ統合制御RAM128に記憶する。その後、サブ統合制御CPU124は、S137以降の処理を実行する。
このような特図遊技処理を終了したサブ統合制御CPU124は、図13に示されたメイン処理のS122において、大当たり遊技処理を実行する。この大当たり遊技処理について、図15に基づいて説明する。
先ず、サブ統合制御CPU124は、S151において、状態フラグ150に格納されている数値が「0」であるか否かを判定する。状態フラグ150に格納されている数値が「0」である場合(S151:YES)には、サブ統合制御CPU124は、S152において、初回インターバル指定コマンドを受信したか否かを判定し、受信していない場合(S152:NO)には、大当たり遊技処理を終了する。
一方、初回インターバル指定コマンドを受信している場合(S152:YES)には、サブ統合制御CPU124は、S153において、受信した初回インターバル指定コマンドを表示制御基板68に送信する。これにより、表示制御基板68において、初回インターバル指定コマンドが指定する画像を液晶表示装置34の表示画面40に表示する初回インターバル画像表示処理が行われる。その後、サブ統合制御CPU124は、S154において、状態フラグ150に格納されている数値を「1」にし、大当たり遊技処理を終了する。
また、状態フラグ150に格納されている数値が「0」でない場合(S151:NO)には、サブ統合制御CPU124は、S155において、状態フラグ150に格納されている数値が「1」又は「3」であるか否かを判定し、状態フラグ150に格納されている数値が「1」又は「3」である場合(S155:YES)には、S156において、ラウンド数表示指定コマンドを受信しているか否かを判定する。
ラウンド数表示指定コマンドを受信していない場合(S156:NO)には、サブ統合制御CPU124は、大当たり遊技処理を終了する一方、ラウンド数表示指定コマンドを受信している場合(S156:YES)には、サブ統合制御CPU124は、S157において、受信したラウンド数表示指定コマンドを表示制御基板68に送信する。これにより、表示制御基板68において、ラウンド数表示指定コマンドが指定する画像を液晶表示装置34の表示画面40に表示するラウンド数表示処理が行われる。その後、サブ統合制御CPU124は、S158において、状態フラグ150に格納されている数値を「2」に変更し、大当たり遊技処理を終了する。
また、状態フラグ150に格納されている数値が「1」又は「3」でない場合(S155:NO)には、サブ統合制御CPU124は、S159において、状態フラグ150に格納されている数値が「2」であるか否かを確認し、状態フラグ150に格納されている数値が「2」である場合(S159:YES)には、サブ統合制御CPU124は、S160において、中間インターバル指定コマンドを受信したか否かを確認する。
中間インターバル指定コマンドを受信している場合(S160:YES)には、サブ統合制御CPU124は、S161において、受信した中間インターバル指定コマンドを表示制御基板68に送信する。これにより、表示制御基板68において、中間インターバル指定コマンドが指定する画像を液晶表示装置34の表示画面40に表示する中間インターバル画像表示処理が行われる。その後、サブ統合制御CPU124は、S162において、状態フラグ150に「3」を格納してから、大当たり遊技処理を終了する。
また、中間インターバル指定コマンドを受信していない場合(S160:NO)には、サブ統合制御CPU124は、S163において、最終インターバル指定コマンドを受信したか否かを確認し、最終インターバル指定コマンドを受信していない場合(S163:NO)には、大当たり遊技処理を終了する一方、最終インターバル指定コマンドを受信している場合(S163:YES)には、S164において、受信した最終インターバル指定コマンドを表示制御基板68に送信する。これにより、表示制御基板68において、最終インターバル指定コマンドが指定する画像を液晶表示装置34の表示画面40に表示する最終インターバル画像表示処理が行われる。その後、サブ統合制御CPU124は、S165において、状態フラグ150に「4」を格納し、大当たり遊技処理を終了する。
また、状態フラグ150に「2」が格納されていない場合(S159:NO)には、サブ統合制御CPU124は、S166において、背景指定コマンドを受信したか否かを確認し、背景指定コマンドを受信していない場合(S166:NO)には、大当たり遊技処理を終了する一方、背景指定コマンドを受信した場合(S166:YES)には、S167において、受信した背景指定コマンドを表示制御基板68に送信する。これにより、表示制御基板68において、背景指定コマンドが指定する背景画像を液晶表示装置34の表示画面40に表示する背景画像表示処理が行われる。その後、サブ統合制御CPU124は、S168において、状態フラグ150に「0」を格納し、大当たり遊技処理を終了する。
上述の如きパチンコ機10は、図16に示されているように、遊技ホールの島設備162に設置されるようになっており、この状態で、パチンコ機10の上方には、島設備162に設けられた遊技情報表示装置164が位置するようになっている。また、本実施形態では、島設備162に設置されたパチンコ機10は、遊技情報表示装置164を介して、遊技ホールのホールコンピュータ166に接続されるようになっている。具体的には、パチンコ機10の主制御基板64に接続されている外部出力端子基板70と遊技情報表示装置164の間には、図柄変動演出停止信号の伝送に用いられる第一の伝送路168と、図柄確定信号の伝送に用いられる第二の伝送路170が設けられており、これら第一及び第二の伝送路168,170のそれぞれによって、外部出力端子基板70と遊技情報表示装置164が接続されていると共に、遊技情報表示装置164とホールコンピュータ166が伝送経路172によって接続されている。これにより、パチンコ機10の遊技情報が、遊技情報表示装置164を経由して、ホールコンピュータ166に送信可能とされており、パチンコ機10の遊技情報を、遊技情報表示装置164やホールコンピュータ166で管理できるようになっている。なお、図16では、一台のパチンコ機10が島設備162に設置された状態しか示されていないが、実際には、複数台のパチンコ機10が一つの島設備162に設置されており、各パチンコ機10ごとに遊技情報表示装置164が設けられていると共に、各パチンコ機10ごとに遊技情報表示装置164を経由してホールコンピュータ166に接続されている。
そして、遊技者によって発射された遊技球が遊技領域30を流下し、始動入賞装置48に入賞して始動入賞スイッチ50で検出されると(S11:YES)、抽選結果表示装置32において特別図柄36,38の変動表示が開始される(S137)と共に、液晶表示装置34において装飾図柄42,44,46の変動演出表示が開始される(S138)。
そこにおいて、変動表示パターン22が選択されて(S136)、変動演出表示パターン12に基づく装飾図柄42,44,46の変動演出表示が行われる場合(S138)には、図17に示されているように、装飾図柄42,44,46の変動演出表示が終了して、装飾図柄42,44,46が仮停止表示されると、図柄変動演出停止信号が外部出力端子基板70を介して遊技情報表示装置164に送信されるようになっている(S54)。また、特別図柄36,38の変動表示が終了して、特別図柄36,38が停止表示されると、図柄確定信号が外部出力端子基板70を介して遊技情報表示装置164に送信された後、遊技情報表示装置164からホールコンピュータ166に送信されるようになっている(S59)。
これにより、遊技情報表示装置164において、図柄変動演出停止信号を受信した回数、即ち、装飾図柄42,44,46の変動演出表示の回数を、表示することが可能となる。また、ホールコンピュータ166において、図柄確定信号に基づく遊技情報の管理を行うことが可能となる。
従って、上述の如き構造とされたパチンコ機10においては、遊技情報表示装置164に表示される変動回数と装飾図柄42,44,46の変動演出表示の回数を一致させることが可能となり、装飾図柄42,44,46の擬似的に連続する複数回の変動演出表示を遊技者に判り難くすることが可能となる。
なお、上述の説明から明らかなように、本実施形態では、保留回数が上限でない状態で始動入賞スイッチ50が遊技球を検出することが抽選条件とされており、主制御CPU72がS31の制御処理を実行することによって抽選手段が構成されている。また、本実施形態では、特図指定コマンドによって特別図柄指定情報が構成されており、主制御CPU72がS32とS37とS39の何れかの制御処理を実行することによって特別図柄指定情報選択手段が構成されている。更に、本実施形態では、変動表示パターン指定コマンドによって報知時間指定情報が構成されており、主制御CPU72がS33とS38とS40の何れかの制御処理を実行することによって報知時間指定情報選択手段が構成されている。更にまた、本実施形態では、装飾図柄指定コマンドによって装飾図柄指定情報が構成されており、サブ統合制御CPU124がS135とS140とS141の何れかの制御処理を実行することによって装飾図柄指定情報選択手段が構成されている。また、本実施形態では、変動演出表示パターン指定コマンドによって変動演出表示指定情報が構成されており、サブ統合制御CPU124がS136の制御処理を実行することによって変動演出表示指定情報選択手段が構成されている。更に、本実施形態では、サブ統合制御CPU124によるS138の制御処理と表示制御基板68における制御処理を含んで装飾図柄変動演出表示手段が構成されている。更にまた、本実施形態では、サブ統合制御CPU124によるS133の制御処理と表示制御基板68における制御処理を含んで装飾図柄確定停止表示手段が構成されている。また、本実施形態では、サブ統合制御CPU124によるS137の制御処理と表示制御基板68における制御処理を含んで特別図柄変動表示手段が構成されている。更に、本実施形態では、サブ統合制御CPU124によるS133の制御処理と表示制御基板68における制御処理を含んで特別図柄確定停止表示手段が構成されている。更にまた、本実施形態では、主制御CPU72がS59の制御処理を実行することによって、特別図柄変動表示終了信号出力手段が構成されている。
また、本実施形態では、変動演出表示パターン12と変動演出表示パターン13と変動演出表示パターン22と変動演出表示パターン23のそれぞれによって擬似連続変動演出表示指定情報が構成されている。更に、本実施形態では、主制御CPU72がS68の制御処理を実行することによって終了時間判定手段が構成されている。更にまた、本実施形態では、主制御CPU72がS54の制御処理を実行することで、装飾図柄変動演出表示終了信号出力手段が構成されている。
また、上述の説明から明らかなように、本実施形態のパチンコ機10は、主制御CPU72が変動表示パターンを選択し、サブ統合制御CPU124が主制御CPU72によって選択された変動表示パターンに基づいて変動演出表示パターンを選択するようになっている。更に、本実施形態では、サブ統合制御CPU124によるS136の制御処理において選択され得る変動演出表示パターンには、擬似連続変動演出表示に係る変動演出表示パターンと通常の変動演出表示に係る変動演出表示パターンがある。更にまた、本実施形態では、サブ統合制御CPU124が変動演出表示パターン指定コマンドを表示制御基板68に送信すると、表示制御基板68において受信した変動演出表示パターン指定コマンドに基づく装飾図柄42,44,46の変動演出表示が行われる。
以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。
例えば、前記実施形態において、擬似的に連続する装飾図柄42,44,46の変動演出表示の開始からの時間を計測して、その時間が所定の時間になった場合に、図柄変動演出停止信号を出力するようにしても良い。
また、前記実施形態において、サブ統合制御CPU124が図柄変動演出停止信号を出力するようにしても良い。
さらに、前記実施形態において、特定の大当たり図柄組み合わせで大当たりが報知された場合には、大当たり遊技状態の終了後の特図遊技において、大当たり確率を高くするようにしても良い。
更にまた、前記実施形態において、一つの変動表示パターンに対して複数の変動演出表示パターンが対応しており、これら複数の変動演出表示パターンのなかから一つの変動演出表示パターンを選択するようにしても良い。
また、前記実施形態において、変動表示パターンに基づいて変動演出パターンを選択することなく、変動表示パターンに基づいて装飾図柄42,44,46の変動演出表示をするようにしても良い。即ち、変動表示パターンそのものによって、装飾図柄42,44,46の変動演出表示の内容を規定するようにしても良い。
さらに、前記実施形態において、遊技情報表示装置164からホールコンピュータ166へ図柄変動演出停止信号を送信して、ホールコンピュータ166においても装飾図柄42,44,46の変動演出表示回数を管理するようにしても良い。
更にまた、前記実施形態において、図18に示されているように、外部出力端子基板70とホールコンピュータ166を接続して、図柄確定信号と図柄変動演出停止信号のそれぞれがホールコンピュータ166へ出力されるようにすると共に、ホールコンピュータ166と遊技情報表示装置164を接続し、ホールコンピュータ166から遊技情報表示装置164へ出力される信号に基づいて、遊技情報表示装置164に装飾図柄42,44,46の変動演出表示回数が表示されるようにしても良い。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の第一の実施形態としてのパチンコ機を示す正面図。 同パチンコ機に採用されている制御システムを示すブロック図。 同制御システムを構成する主制御基板に設けられた主制御RAMの構成図。 図2の制御システムを構成する主制御基板に設けられた主制御ROMの構成図。 図2の制御システムを構成するサブ統合制御基板に設けられたサブ統合制御RAMの構成図。 図2の制御システムを構成するサブ統合制御基板に設けられたサブ統合制御ROMの構成図。 主制御CPUが実行するメイン処理を示すフローチャート。 主制御CPUが実行する特図遊技処理を示すフローチャート。 主制御CPUが実行する変動表示内容設定処理を示すフローチャート。 主制御CPUが実行する変動表示中処理を示すフローチャート。 主制御CPUが実行する確定停止表示中処理を示すフローチャート。 主制御CPUが実行する大当たり処理を示すフローチャート。 サブ統合制御CPUが実行するメイン処理を示すフローチャート。 サブ統合制御CPUが実行する特図遊技処理を示すフローチャート。 サブ統合制御CPUが実行する大当たり遊技処理を示すフローチャート。 図1のパチンコ機が島設備に設置された状態を示す説明図。 変動演出表示パターン12に基づく変動演出表示と信号の出力の関係を示すタイムチャート。 図1のパチンコ機が島設備に設置された状態の他の態様を説明するための説明図。
符号の説明
10:パチンコ機,32:抽選結果表示装置,34:液晶表示装置,36:特別図柄,38:特別図柄,40:表示画面,42:左装飾図柄,44:中装飾図柄,46:右装飾図柄,68:表示制御基板,72:主制御CPU,124:サブ統合制御CPU

Claims (1)

  1. 予め定められた抽選条件が満たされた場合に、大当たりであるか否かを抽選する抽選手段と、
    該抽選手段による抽選の結果を報知する際に用いられる特別図柄を指定する特別図柄指定情報の種類を選択する特別図柄指定情報選択手段と、
    前記抽選手段による抽選の結果を報知するための報知時間を指定する報知時間指定情報の種類を選択する報知時間指定情報選択手段と、
    前記特別図柄指定情報の種類に対応した装飾図柄を指定する装飾図柄指定情報を選択する装飾図柄指定情報選択手段と、
    前記報知時間指定情報の種類に対応した変動演出表示を指定する変動演出表示指定情報を選択する変動演出表示指定情報選択手段と、
    該変動演出表示指定情報選択手段によって選択された前記変動演出表示指定情報に基づいて、遊技領域に設けられた演出用表示装置の表示画面において前記装飾図柄の変動演出表示を行う装飾図柄変動演出表示手段と、
    該装飾図柄変動演出表示手段による前記装飾図柄の変動演出表示の後に、前記装飾図柄指定情報選択手段によって選択された前記装飾図柄指定情報に基づいて指定される該装飾図柄を前記演出用表示装置の表示画面に確定停止表示する装飾図柄確定停止表示手段と、
    前記報知時間指定情報選択手段によって選択された前記報知時間指定情報に基づいて、遊技領域に設けられた結果報知用表示装置において前記特別図柄の変動表示を行う特別図柄変動表示手段と、
    該特別図柄変動表示手段による前記特別図柄の変動表示の後に、前記特別図柄指定情報選択手段によって選択された前記特別図柄指定情報に基づいて指定される該特別図柄を前記結果報知用表示装置に確定停止表示する特別図柄確定停止表示手段と、
    該特別図柄確定停止表示手段によって前記特別図柄が前記結果報知用表示装置に確定停止表示された場合に、該特別図柄の変動表示が終了したことを示す特別図柄変動表示終了信号を外部に出力する特別図柄変動表示終了信号出力手段と
    を、備えているパチンコ機において、
    前記変動演出表示指定情報選択手段によって選択され得る前記変動演出表示指定情報には、前記演出用表示装置の表示画面において前記装飾図柄の仮停止表示を少なくとも一回行うことにより、該装飾図柄の変動演出表示を該仮停止表示の前後で別々の変動演出表示にして、これら別々の変動演出表示が該仮停止表示を挟んで連続して行われているように見せる擬似連続変動演出表示をするための擬似連続変動演出表示指定情報が含まれており、
    前記変動演出表示指定情報選択手段によって選択された前記変動演出表示指定情報が前記擬似連続変動演出表示指定情報である場合に、前記擬似連続変動演出表示を構成する各変動演出表示の終了時間であるか否かを判定する終了時間判定手段と、
    前記擬似連続変動演出表示を構成する各変動演出表示の終了時間であると前記終了時間判定手段によって判定された場合に、前記装飾図柄の変動演出表示が終了したことを示す装飾図柄変動演出表示終了信号を外部に出力する装飾図柄変動演出表示終了信号出力手段と
    を、備えていることを特徴とするパチンコ機。
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