JP2009189241A - 電力変換装置 - Google Patents

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國臣 大口
Reiji Kawashima
玲二 川嶋
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Abstract

【課題】3相交流電源電圧が高い場合であっても、サージ電圧、発生ノイズを低減する。
【解決手段】3相交流電源1の各相に第1リアクトル2u、2v、2wを介して3相整流回路3の各相入力端子を接続し、3相整流回路3の出力端子間に、等しい容量の1対のコンデンサ4a、4bを直列接続していると共に、1対のコンデンサ4a、4bの直列回路と並列に負荷を接続し、1対のコンデンサ4a、4bの中点と3相整流回路3の各相入力端子との間に、制御部7によって、各々電源の半周期に複数回、かつ奇数回動作させられると共に、電源の半周期におけるスイッチング波形を、最初のスイッチング動作と最後のスイッチング動作との中間点を基準として対称となるようにスイッチング動作させられるスイッチ5u、5v、5wを接続し、1対のコンデンサ4a、4bのそれぞれに降圧チョッパ回路を接続し、降圧チョッパ回路の出力端子間にコンデンサ10fを接続する。
【選択図】図25

Description

この発明は電力変換装置に関し、さらに詳細にいえば、交流電源の交流電圧を直流電圧に変換する整流回路と、交流電源と整流回路との間に接続されたリアクトルと、整流回路の出力端子間に互いに直列接続された1対のコンデンサと、前記リアクトルと1対のコンデンサの中点との間を短絡すべく設けられた第1スイッチング手段とを含む電力変換装置に関する。
従来から、電源高調波規制に対応すべくPWMコンバータ回路が提案されている。
このPWMコンバータ回路は、例えば図25中(a)に示すように6個のスイッチング素子を用いたものであり、入力電流を高周波スイッチングで制御するため、入力電流に高調波成分を含まないように、しかも入力力率を1に制御することが可能である。具体的には、このPWMコンバータの各相の等価回路は図25中(c)に示すようになるので、コンバータ入力電圧vuを正弦波状にすれば、入力電流iuに高調波成分が含まれなくなる。すなわち、電圧ベクトル図は図25中(d)に示すようになる。したがって、例えば、「三相PWMコンバータのパラメータ変動を考慮した電流制御法」、竹下隆晴、岩崎誠、松井信行、電学論D,107巻11号,昭62に示されているような方式で、コンバータ入力電圧のPWMパターンを作成し、コンバータ入力電圧を正弦波状の波形として入力電流の高調波成分の低減を達成することができる。
図25中(a)に示す構成のPWMインバータ回路を採用した場合には、図25中(b)に入力電流波形および入力電圧波形を示すように、高周波スイッチングに伴う効率の低下、ノイズの増加を招くとともに、制御の複雑化、コストの増加を招くという不都合がある。
また、3相交流電源電圧が200V系の場合、整流回路の出力電圧は280V程度となり、400V系の場合、整流回路の出力電圧は560V程度となるので、インバータおよびモータを交流電源電圧に合わせて設計し、開発する必要がある。さらに、400V系の交流電源に接続されたインバータからは、スイッチング動作によって生じるサージ電圧が大きくなるとともに、発生ノイズも大きくなるため、ノイズフィルタが大型化し、高価になってしまう。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、3相交流電源電圧が高い場合であっても、インバータ、モータに印加される電圧を低下させることによって、インバータ、モータを特別に設計し、開発する必要をなくするとともに、サージ電圧、発生ノイズを低減することができる電力変換装置を提供することを目的としている。
請求項1の電力変換装置は、交流電源の交流電圧を直流電圧に変換する整流回路と、整流回路の出力電圧を降圧するためのスイッチング素子を有するとともに、降圧出力電圧をモータ駆動用のインバータに供給する降圧回路とを含むものであって、
前記降圧回路の出力電圧がインバータおよびモータの耐圧以下となるように前記スイッチング素子を制御する制御手段を含むものである。
請求項2の電力変換装置は、前記降圧回路として、整流回路の整流出力を平滑化する平滑手段と、平滑化された電圧を降圧するための、スイッチング素子、ダイオード、およびリアクトルを含むものを採用するものである。
請求項3の電力変換装置は、前記降圧回路の出力電圧を検出し、前記降圧回路の出力電圧が出力電圧の設定値と一致するようにスイッチング素子を制御する制御手段を含むものである。
請求項4の電力変換装置は、前記降圧回路の出力電圧の設定値をインバータが所望する電圧と一致するようにスイッチング素子を制御する制御手段を含むものである。
請求項5の電力変換装置は、前記モータが圧縮機の駆動源であるものである。
請求項6の電力変換装置は、前記圧縮機が冷媒としてHFCを採用するものである。
請求項7の電力変換装置は、前記降圧回路の出力により駆動されるファンモータを含むものである。
請求項1の電力変換装置であれば、交流電源の交流電圧を整流回路により直流電圧に変換し、整流回路の出力電圧を降圧するためのスイッチング素子を有する降圧回路により、降圧出力電圧をモータ駆動用のインバータに供給するに当たって、
制御手段により、前記降圧回路の出力電圧がインバータおよびモータの耐圧以下となるように前記スイッチング素子を制御することができる。
したがって、3相交流電源電圧が高い場合であっても、インバータ、モータに印加される電圧を低下させることによって、インバータ、モータを特別に設計し、開発する必要をなくするとともに、サージ電圧、発生ノイズを低減することができる。
請求項2の電力変換装置であれば、前記降圧回路として、整流回路の整流出力を平滑化する平滑手段と、平滑化された電圧を降圧するための、スイッチング素子、ダイオード、およびリアクトルを含むものを採用するのであるから、請求項1と同様の作用を達成することができる。
請求項3の電力変換装置であれば、前記降圧回路の出力電圧を検出し、前記降圧回路の出力電圧が出力電圧の設定値と一致するようにスイッチング素子を制御する制御手段を含むのであるから、降圧回路の出力電圧を出力電圧の設定値と一致させることができるほか、請求項1または請求項2と同様の作用を達成することができる。
請求項4の電力変換装置であれば、前記降圧回路の出力電圧の設定値をインバータが所望する電圧と一致するようにスイッチング素子を制御する制御手段を含むのであるから、降圧回路の出力電圧の設定値をインバータが所望する電圧と一致させてインバータおよびモータの効率を改善することができるほか、請求項1または請求項2と同様の作用を達成することができる。
請求項5の電力変換装置であれば、前記モータが圧縮機の駆動源であるから、モータからの漏れ電流を低減して圧縮機を駆動することができるほか、請求項1から請求項4の何れかと同様の作用を達成することができる。
請求項6の電力変換装置であれば、前記圧縮機が冷媒としてHFCを採用するのであるから、オゾン層の破壊を防止できるとともに、漏れ電流増加分を抑制できるほか、請求項5と同様の作用を達成することができる。
請求項7の電力変換装置であれば、前記降圧回路の出力により駆動されるファンモータを含むのであるから、圧縮機駆動用のモータのみならず、ファンモータをも駆動することができるほか、請求項5と同様の作用を達成することができる。
以下、添付図面を参照して、この発明の電力変換装置の実施の態様を詳細に説明する。
図1は電力変換装置の一例を示す電気回路図である。
この電力変換装置は、3相交流電源1の各相に第1リアクトル2u、2v、2wを介して3相整流回路3の各相入力端子を接続し、3相整流回路3の出力端子間に、互いに等しい容量の1対のコンデンサ4a、4bを直列接続しているとともに、1対のコンデンサ4a、4bの直列回路と並列に負荷を接続している。
そして、1対のコンデンサ4a、4bの中点と3相整流回路3の各相入力端子との間にそれぞれスイッチ5u、5v、5wを接続している。
また、3相交流電源1の少なくとも1相の出力電圧を入力として電源ゼロクロスを検出する電源ゼロクロス検出部6と、検出された電源ゼロクロスを入力として所定の演算処理を行って各相のスイッチ5u、5v、5wに対するスイッチングパターンを決定し、スイッチング指令を出力する制御部7と、スイッチング指令を入力としてスイッチ駆動信号を出力する駆動回路8とを有している。
ただし、図2に示すように、1対のコンデンサ4a、4bの直列回路と並列にコンデンサ4cを接続する構成を採用してもよく、また、図3に示すように、1対のコンデンサ4a、4bの中点とスイッチ5u、5v、5wとの間にコンデンサ4dを接続する構成を採用してもよい。
上記の構成の電力変換回路において、各相のスイッチ5u、5v、5wを、それぞれ電源半周期の間にM回(M=3、5、7、・・・)動作させ、かつ、3相整流回路3の各相の入力端子(U、V、W)と直流電圧の中点(O)との電位差が90°を境にして対称波形となり、180°を境にして正負対称波形となるように動作させる(U相のみを示す図4参照)ことによって(換言すれば、スイッチングパターンを、電源半周期における最初のスイッチングから最後のスイッチングまでの中間点を基準として対称に設定することによって)、高周波スイッチングに伴う、回路効率の低下や発生ノイズの増加を引き起こすことなく、また大形のリアクトルを用いることなく、安価に高入力力率、低高調波電流を実現することができる(図5参照)。
この波形をフーリエ級数展開すると、数1、数2で表される。


ここで、kはM(cos項の項数)まで変化する。a(n=1、3、5、7、・・・)は、n=1のとき基本波成分を、n≧3のとき各高調波成分を、それぞれ表し、基本波成分と制御したい高調波成分に適切な値を代入すれば、所望の値に制御することが可能になる。例えば、M=3のとき、基本波成分とn、n次高調波成分は、数3で表される。

そこで、例えば、図9に示すフローチャートにより連立方程式の解以外のパラメータ(図中のf1、f5、f7)を導出し、数3に示すような連立方程式の近似解を「Mathematica」などの演算用ソフトウエアなどを用いて導出する。
そして、この近似解を用い、その解から描ける波形をフーリエ級数展開し、高調波成分が高調波規格を満足するか否かの確認を行う。
このようにして求めたスイッチングパターンを用いれば、高調波規格に適合させることができる。
次いで、スイッチング回数を5回に設定し、スイッチング回数を1回に設定した場合とを対比する。
図6に示すように、スイッチング回数を1回に設定した場合には、第1リアクトル2u、2v、2wを10mHに設定すればIEC規格を満足することができないが、18mHに設定することによりIEC規格を満足することができる。これに対して、スイッチング回数を5回に設定した場合には、図7に示すように、第1リアクトル2u、2v、2wを10mHに設定しても、18mHに設定してもIEC規格を満足することができる。
また、図8に示すとおり、スイッチング回数の増加に伴って第1リアクトル2u、2v、2wを小型化できることが分かる。
次いで、図9のフローチャートを説明する。
ステップSP1において、製品仕様から定格電源電圧Vおよび定格電流(基本波成分)Is1を決定し、ステップSP2において、第1リアクトル2u、2v、2wのリアクトル定数Lおよび直流電圧値VDCを仮設定する。そして、ステップSP3において、定格電源電圧V、定格電流Is1、およびリアクトル定数Lから電源電圧に対する、コンバータ入力電圧(基本波成分)Vs1の位相差δを算出する。ここで、コンバータ入力電圧Vs1およびコンバータ入力電圧Vs1の位相差δは、図10中(a)に示す等価回路、および図10中(b)に示すベクトル図に示すように与えられるのであるから、これらを算出することは可能である。
次いで、ステップSP4において、制御可能なコンバータ入力電圧{例えば、スイッチング回数が3の場合には、2成分(例えば、5、7次)}の高調波成分を設定する。具体的には、例えば、高調波電流I*の目標値にマージンεを乗算して設定する。
そして、ステップSP5において、ステップSP3で求めたコンバータ入力電圧の基本波成分Vs1と、ステップSP4で設定した5、7次高調波成分f、fを数3に代入して連立方程式数4を立てる。ただし、数5。


ステップSP6において、数4の連立方程式の近似解α、α、αを「Mathematica」などの演算用ソフトウエアなどを用いて導出する。
算出された近似解α、α、αを数2に代入し、コンバータ入力電圧の高調波成分(11次から39次の成分)を求める。
そして、ステップSP8において、求められた全ての高調波成分の絶対値が対応する目標値未満であるか否かを判定する。
ステップSP8において何れかの高調波成分の絶対値が対応する目標値以上であると判定された場合には、ステップSP9において、7次高調波成分の符号を判定する。そして、符号が正であれば、ステップSP9aにおいて、符号を変更し、再びステップSP6の処理を行う(すなわち、符号を変更して再度計算する)。逆に、符号が負であれば、再びステップSP4の処理を行う(すなわち、高調波成分の設定を変更して再度計算する)。
ステップSP8において求められた全ての高調波成分の絶対値が対応する目標値未満であると判定された場合には、ステップSP10において、シミュレーションを行い、ステップSP11において、シミュレーション結果から高調波電流および直流電圧値を算出し、ステップSP12において、高調波電流が目標値を、直流電圧値が設定値を満足するか否かを判定し(図11参照)、満足していると判定された場合には、そのまま一連の処理を終了する。
逆に、ステップSP12において、高調波電流が目標値を満足していないか、および/または直流電圧値が設定値を満足していないと判定された場合には、再びステップSP2の処理を行う(すなわち、直流電圧値VDC、リアクトル定数Lの設定を変更して再度計算する)。
また、上記の電力変換装置において、図12に示すように、各相のスイッチングを行う期間を電源ゼロクロス点を含む60°(α≦30°)以内に設定することが好ましく、複数個のスイッチを同時に動作させることがなくなり、制御を簡単化することができる。
図13は電力変換装置の他の例を示す電気回路図である。
この電力変換装置が図1の電力変換装置と異なる点は、負荷に流れる電流を入力として負荷情報を検出する負荷情報検出部7a、および波形記憶部7bをさらに含む点、および制御部7として、電源ゼロクロス検出信号、負荷情報検出信号、および記憶された波形信号を入力として所定の演算を行い、スイッチングタイミングを負荷に応じて変化させるべくスイッチング指令を出力するものを採用する点のみである。
この電力変換装置を採用した場合には、負荷情報を検出し、電源電圧のゼロクロス点を基準として、図14に示すように、負荷に応じてスイッチングタイミングを変化させることができ、ひいては、負荷変動による入力力率(PF)の低下を防止して高調波成分を一定に保つことができる(図15参照)。
さらに説明する。
軽負荷時のベクトル図は図16中(a)に示すとおりであり、重負荷時のベクトル図は図16中(b)に示すとおりである。すなわち、負荷の変動に応じて位相差δが変化するのであるから、入力電流の基本波成分Is1が基本波電圧Vと同相となるように、電源電圧に対するコンバータ入力電圧Vs1の位相差δ(オンタイミング)を制御すればよい(図17参照)。
図18は電力変換装置のさらに他の例を示す電気回路図である。
この電力変換装置が図13の電力変換装置と異なる点は、電源電圧を検出する電源電圧検出部7cをさらに含む点、および制御部7として、電源電圧検出信号、電源ゼロクロス検出信号、負荷情報検出信号、および記憶された波形信号を入力として所定の演算を行い、スイッチングタイミングを電源電圧にも応じて変化させるべくスイッチング指令を出力するものを採用する点のみである。
この電力変換装置を採用した場合には、電源電圧に応じてスイッチングタイミングを変化させることができ、ひいては、図19に示すように、負荷変動による入力力率の低下を防止することができる。
さらに説明する。
低電圧時のベクトル図は図20中(a)に示すとおりであり、高電圧時のベクトル図は図20中(b)に示すとおりである。すなわち、電源電圧の変動に応じて位相差δが変化するのであるから、入力電流の基本波成分Is1が電源電圧Vと同相となるように、電源電圧に対するコンバータ入力電圧Vs1の位相差δ(オンタイミング)を制御すればよい。

図21は電力変換装置のさらに他の例を示す電気回路図である。
この電力変換装置が図1の電力変換装置と異なる点は、負荷として、モータ9aを駆動するインバータ9を採用した点、直流電圧を検出する直流電圧検出部7dをさらに含む点、波形記憶部7bをさらに含む点、駆動回路9bを介してインバータ9を制御するインバータ制御回路9cに直流電圧指令値を供給する直流電圧指令値供給部9dからの直流電圧指令値を制御部7に供給する点、および、電源ゼロクロス検出信号、直流電圧検出信号、直流電圧指令値、および記憶された波形信号を入力として所定の演算を行い、スイッチングタイミングを直流電圧検出値が直流電圧指令値に一致するように変化させるべくスイッチング指令を出力するものを採用する点のみである。
この電力変換装置を採用した場合には、直流電圧を検出し、検出した直流電圧値が、電源電圧や負荷の状態に応じて、予め設定された直流電圧指令値に一致するようにスイッチングタイミングを変化させることができ、ひいては、電源電圧や負荷が変動した場合であっても、高入力力率、低高調波電流を保つことができる。
そして、インバータ9の所望する直流電圧に制御することができ、ひいては、モータの効率改善、空気調和機においては運転エリアの拡大を達成することができる。
図22は電力変換装置のさらに他の例を示す電気回路図である。
この電力変換装置が図18の電力変換装置と異なる点は、負荷情報検出部7aに代えて、1対のコンデンサ4a、4bのそれぞれの端子間電圧を検出するコンデンサ電圧検出部7eを採用した点、および、制御部7として、電源電圧検出信号、電源ゼロクロス検出信号、各コンデンサの端子間電圧、および記憶された波形信号を入力として所定の演算を行い、相電圧の立ち上がりと立ち下がりとでスイッチングタイミングを変化させるべくスイッチング指令を出力するものを採用する点のみである。
この電力変換装置を採用した場合には、1対のコンデンサ4a、4bそれぞれの端子間電圧を検出し、相電圧の立ち上がりと立ち下がりとでスイッチング素子を動作させるタイミングを変化させることができ(図23参照)、ひいては、電源電圧が不平衡な場合であっても、1対のコンデンサ4a、4bの端子間電圧を平衡にすることができる。
また、数2におけるaをa/sとおき、この変数sを変化させて、基本波成分に対して制御する高調波成分が一定となる連立方程式の多数の解(スイッチングパターン)を求め、これらの解を用いることが可能であり、図24に示すように、負荷情報に基づくスイッチングパターンの変更をも行うことにより、負荷が変動した場合であっても、直流電圧を一定に制御することができる。
図25はこの発明の電力変換装置の一実施態様を示す電気回路図である。
この電力変換装置は、上記の構成の何れかの電力変換装置に対して次の構成を付加してなるものである。すなわち、1対のコンデンサ4a、4bのそれぞれに、スイッチング素子10a、10b、ダイオード10c、10d、および第2リアクトル10eからなる降圧チョッパ回路を接続し(具体的には、コンデンサ4aと並列にスイッチング素子10aとダイオード10cとの直列回路を接続するとともに、コンデンサ4bと並列にスイッチング素子10bとダイオード10dとの直列回路を接続し、スイッチング素子10aとダイオード10cとの接続点と後述するコンデンサ10fとの間に第2リアクトル10eを接続し)、この降圧チョッパ回路の出力端子間にコンデンサ10fを接続している。なお、負荷として、モータを駆動するインバータを採用している。
そして、駆動回路10gを通して各スイッチング素子10a、10bを動作させる降圧制御部10hを設けている。
この電力変換装置を採用した場合には、スイッチング素子10a、10bを交互に動作させることによって、コンデンサ10fの端子間電圧Vを1対のコンデンサ4a、4bの直列回路の端子間電圧Vの1/2に設定することができる。
したがって、電源が400V級の場合にこの電力変換装置を適用すれば、インバータに供給される直流電圧を、電源が200V級の場合の直流電圧と等しくすることができる。この結果、電源が400V級の場合に対応するインバータ、モータを使用する必要がなくなり、電源が200V級の場合に対応するインバータ、モータを採用することができ、ひいては、開発コストの削減、量産化によるコストダウンを達成することができる。
また、降圧チョッパ回路のスイッチング素子10a、10b、ダイオード10c、10dにも、1対のコンデンサ4a、4bの何れか一方の電圧(V/2)が印加されるだけであるから、素子耐圧の低い素子を採用することができ、この面からもコストダウンを達成することができる。
図26はこの発明の電力変換装置の他の実施態様を示す電気回路図である。
この電力変換装置が図25の電力変換装置と異なる点は、コンデンサ10fの端子間電圧Vを検出する直流電圧検出部10iをさらに設けた点、駆動回路9bを介してインバータ9を制御するインバータ制御回路9cに直流電圧指令値を供給する直流電圧指令値供給部9dからの直流電圧指令値を制御部10hに供給する点、および、降圧制御部10hとして、コンデンサ10fの端子間電圧Vおよび直流電圧指令値を入力として、スイッチング素子10a、10bを動作させるスイッチング指令を出力するものを採用する点のみである。
この電力変換装置を採用した場合には、降圧チョッパ回路の出力電圧Vを検出し、この電圧が一定になるようにスイッチング素子10a、10bを動作させることによって、電源電圧や負荷が変動した場合であっても、安定した直流電圧をインバータ9に供給することができる。
図27はこの発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。
この電力変換装置が図26の電力変換装置と異なる点は、直流電圧検出部10iに代えて、1対のコンデンサ4a、4bのそれぞれの端子間電圧を検出するコンデンサ電圧検出部10jを設けた点、および、降圧制御部10hとして、1対のコンデンサ4a、4bのそれぞれの端子間電圧および直流電圧指令値を入力として、スイッチング素子10a、10bを動作させるスイッチング指令を出力するものを採用する点のみである。
この電力変換装置を採用した場合には、1対のコンデンサ4a、4bのそれぞれの端子間電圧を検出し、両電圧の差に基づいて両コンデンサ4a、4bのそれぞれの端子間電圧を平衡とすべくスイッチング素子10a、10bを動作させることができる。したがって、電源電圧が不平衡な場合であっても、両コンデンサ4a、4bのそれぞれの端子間電圧を平衡とすることができる。
図28は上記の実施態様におけるスイッチ5u、5v、5wの一構成例を示す電気回路図である。
前記スイッチ5uは、1対づつのダイオードの直列回路を互いに並列に接続しているとともに、両直列回路と並列にスイッチング素子を接続している。そして、一方の直列回路の中点(ダイオード同士の接続点)を3相整流回路3のu相入力端子と接続しているとともに、他方の直列回路の中点(ダイオード同士の接続点)を1対のコンデンサ4a、4bの接続点と接続している。
なお、他のスイッチ5v、5wの構成はスイッチ5uの構成と同様であるから説明を省略する。
この場合には、スイッチング素子をON、OFFすることにより、上記の実施態様と同様の作用を達成することができる。
図29はスイッチ5u、5v、5wの他の構成例を示す電気回路図である。
前記スイッチ5uが図28のスイッチ5uと異なる点は、スイッチング素子を3相整流回路3のu相の1対のダイオードの間に直列に接続した点、および一方の直列回路の中点(ダイオード同士の接続点)をu相の第1リアクトル2uと接続した点のみである。
なお、他のスイッチ5v、5wの構成はスイッチ5uの構成と同様であるから説明を省略する。
この場合にも、スイッチング素子をON、OFFすることにより、上記の実施態様と同様の作用を達成することができる。
図30はスイッチ5u、5v、5wのさらに他の構成例を示す電気回路図である。
前記スイッチ5uは、3相整流回路3のu相の1対のダイオードの間に1対のダイオードを直列接続するとともに、後者の1対のダイオードの中点をu相入力端子とし、後者の1対のダイオードと並列に1対のスイッチング素子を直列接続しているとともに、1対のスイッチング素子の中点を1対のコンデンサ4a、4bの接続点と接続している。そして、1対のスイッチング素子を同時にON、OFF制御する。
なお、他のスイッチ5v、5wの構成はスイッチ5uの構成と同様であるから説明を省略する。
この場合にも、スイッチング素子をON、OFFすることにより、上記の実施態様と同様の作用を達成することができる。
図32はこの発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。
この電力変換装置は、3相交流電源1に対してノイズフィルタ11を介して3相全波整流用のダイオードブリッジ3を接続し、このダイオードブリッジ3の出力端子間に第1のリアクトル12および第1の平滑コンデンサ13とを直列接続している。そして、この第1の平滑コンデンサ13の端子間電圧を降圧回路14を介して3相インバータ15に供給し、3相インバータ15の出力をモータ16に供給している。さらに、駆動回路18を介して降圧回路14を制御する制御部17を有している。
前記降圧回路14は、第1の平滑コンデンサ13の端子間に、スイッチングトランジスタ14a、第2のリアクトル14b、および第2の平滑コンデンサ14cを直列接続し、第2のリアクトル14bおよび第2の平滑コンデンサ14cの直列回路と並列に、ダイオード14dをスイッチングトランジスタ14aと逆極性となるように接続している。
上記の構成の電力変換装置の作用は次のとおりである。
3相交流電源1から出力される3相交流電圧をダイオードブリッジ3により全波整流し、第1の平滑コンデンサ13により平滑化することにより、3相交流電圧に対応する直流電圧を得ることができる。
そして、駆動回路18を通してスイッチングトランジスタ14aを制御することにより、降圧処理を行い、第2の平滑コンデンサ14cの端子間電圧V2を第1の平滑コンデンサ13の端子間電圧V1よりも低くする。3相インバータ15は第2の平滑コンデンサ14cの端子間電圧V2を入力として所定のスイッチング動作を行い、モータ16を駆動する。
ここで、端子間電圧V1と端子間電圧V2との比率は、スイッチングトランジスタ14aのデューティーを制御することにより設定することができる。すなわち、スイッチングトランジスタ14aのデューティーを制御することにより降圧の程度を制御することができる。
したがって、例えば、3相交流電源電圧が400V系である場合には、端子間電圧V2が端子間電圧V1の略1/2になるように降圧回路14を制御することによって、3相インバータ15およびモータ16として、3相交流電源電圧が200V系である場合に対応する定格を有するものを採用することができ、高い電源電圧に合わせて3相インバータ15およびモータ16を設計、開発する必要がなくなる。
また、降圧回路14におけるスイッチング動作によるキャリア電流および高周波ノイズは大容量の第1の平滑コンデンサ13によりバイパスされるので、交流側におけるキャリア電流用のノーマルモードフィルタが不要となり、高周波ノイズ用のコモンモードフィルタを簡素化することができる。
図33はこの発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。
この電力変換装置が図32の電力変換装置と異なる点は、ダイオードブリッジ3の出力側に設けた第1のリアクトル12を省略して、3相交流電源1とノイズフィルタ11との間に、各相毎に第1のリアクトル12u、12v、12wを接続した点のみである。
したがって、この場合にも、図32の電力変換装置と同様の作用を達成することができる。
図34はこの発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。
この電力変換装置が図32の電力変換装置と異なる点は、第2の平滑コンデンサ14cの端子間電圧V2を検出して制御部17に供給する直流電圧検出部19と、直流電圧の設定値を保持して制御部17に供給する直流電圧設定値保持部20と、駆動回路22を介して3相インバータ15に制御信号を供給するインバータ制御部21とをさらに有している点のみである。
ただし、インバータ制御部21および駆動回路22については、図31、図32の電力変換装置にも設けられているのであり、単に図示が省略されているだけである。
上記の構成の電力変換装置であれば、第2の平滑コンデンサ14cの端子間電圧V2が直流電圧の設定値と等しくなるように制御部17により降圧回路14を制御するのであるから、図35に示すように、モータ出力電力の変化に応答して第1の平滑コンデンサ13の端子間電圧V1が変動する場合であっても、第2の平滑コンデンサ14cの端子間電圧V2を一定に保持し続けることができ、安定した直流電圧を3相インバータ15に供給することができる。
もちろん、電源電圧が変動した場合にも、同様に、第2の平滑コンデンサ14cの端子間電圧V2を一定に保持し続けることができ、安定した直流電圧を3相インバータ15に供給することができる。
図36はこの発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。
この電力変換装置が図34の電力変換装置と異なる点は、インバータ制御部21により直流電圧設定値保持部20の直流電圧の設定値を設定する点のみである。
上記の構成の電力変換装置であれば、直流電圧の設定値を3相インバータ15が所望する(要求する)直流電圧値に制御することができ(例えば、図37参照)、3相インバータ15およびモータ16の効率を改善することができる。
図38はこの発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。
この電力変換装置が図34の電力変換装置と異なる点は、モータ16として圧縮機23の金属ケーシング内に収納されたものを採用する点のみである。
上記の構成の電力変換装置であれば、圧縮機駆動用モータ16が圧縮機本体部と共に金属ケーシング内に収納されており、圧縮機駆動用モータ16の各相巻線と金属ケーシングとの間に静電容量があるので、3相インバータ15のスイッチング動作に伴って圧縮機駆動用モータ16から静電容量を通して金属ケーシングへ高周波の漏れ電流が流れるけれども、降圧回路14によって3相インバータ15に供給する電圧を低くしているので、圧縮機駆動用モータ16の各相巻線にかかる電圧も低くなり、圧縮機駆動用モータ16からの高周波の漏れ電流を低減することができる。
また、圧縮機23による圧縮の対象となる冷媒として、オゾン層破壊能力が零のHFC冷媒を採用することが好ましい。この場合には、冷媒の誘電率が高いのであるが、上述のように降圧回路14によって3相インバータ15に供給する電圧を低くすることができ、圧縮機駆動用モータ16の各相巻線にかかる電圧も低くすることができ、圧縮機駆動用モータ16からの高周波の漏れ電流を低減することができる。
図39はこの発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。
この電力変換装置が図38の電力変換装置と異なる点は、ファンモータ25を駆動するための3相インバータ24を前記3相インバータ15と並列に接続した点のみである。
なお、制御部17、駆動回路18、直流電圧検出部19、直流電圧設定値保持部20、インバータ制御部21、および駆動回路22は、図示を省略してある。
上記の構成の電力変換装置であれば、ファンモータ25についても圧縮機23と同様の作用を達成することができる。
請求項1の発明は、3相交流電源電圧が高い場合であっても、インバータ、モータに印加される電圧を低下させることによって、インバータ、モータを特別に設計し、開発する必要をなくするとともに、サージ電圧、発生ノイズを低減することができるという特有の効果を奏する。
請求項2の発明は、請求項1と同様の効果を奏する。
請求項3の発明は、降圧回路の出力電圧を出力電圧の設定値と一致させることができるほか、請求項1または請求項2と同様の効果を奏する。
請求項4の発明は、降圧回路の出力電圧の設定値をインバータが所望する電圧と一致させてインバータおよびモータの効率を改善することができるほか、請求項1または請求項2と同様の効果を奏する。
請求項5の発明は、モータからの漏れ電流を低減して圧縮機を駆動することができるほか、請求項1から請求項4の何れかと同様の効果を奏する。
請求項6の発明は、オゾン層の破壊を防止できるとともに、漏れ電流増加分を抑制できるほか、請求項5と同様の効果を奏する。
請求項7の発明は、圧縮機駆動用のモータのみならず、ファンモータをも駆動することができるほか、請求項5と同様の効果を奏する。
電力変換装置の一例を示す電気回路図である。 電力変換装置の一変更例を示す電気回路図である。 電力変換装置の他の変更例を示す電気回路図である。 各部の波形を示す図である。 相電圧波形、入力電流波形、およびスイッチ5u用の駆動信号を示す図である。 スイッチング回数を1回に設定した場合において、第1リアクトル2u、2v、2wを10mH、18mHに設定した時の高調波電流およびIEC規格を示す図である。 スイッチング回数を5回に設定した場合において、第1リアクトル2u、2v、2wを10mH、18mHに設定した時の高調波電流およびIEC規格を示す図である。 第1リアクトル2u、2v、2wを18mHに設定し、かつスイッチング回数を1回に設定した場合、第1リアクトル2u、2v、2wを13mHに設定し、かつスイッチング回数を3回に設定した場合、および第1リアクトル2u、2v、2wを10mHに設定し、かつスイッチング回数を5回に設定した場合の高調波電流およびIEC規格を示す図である。 図1の電力変換装置の処理を説明するフローチャートである。 等価回路およびベクトル図を示す図である。 高調波電流とIEC規格とを示す図である。 各相のスイッチングを行う期間を電源ゼロクロス点を含む60°(α≦30°)以内に設定した場合における駆動信号を示す図である。 電力変換装置の他の例を示す電気回路図である。 相電圧、及び軽負荷時、重負荷時のスイッチ駆動信号を示す図である。 負荷変動時の入力力率特性を示す図である。 軽負荷時、重負荷時のベクトル図である。 相電圧波形、およびスイッチ駆動信号を示す図である。 電力変換装置のさらに他の例を示す電気回路図である。 電源電圧変動時の入力力率特性を示す図である。 低電圧時、高電圧時のベクトル図である。 電力変換装置のさらに他の例を示す電気回路図である。 電力変換装置のさらに他の例を示す電気回路図である。 相電圧波形およびスイッチ駆動信号波形を示す図である。 相電圧波形および軽負荷時、重負荷時のスイッチ駆動信号波形を示す図である。 この発明の電力変換装置の一実施態様を示す電気回路図である。 この発明の電力変換装置の他の実施態様を示す電気回路図である。 この発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。 スイッチ5u、5v、5wの一構成例を示す電気回路図である。 スイッチ5u、5v、5wの他の構成例を示す電気回路図である。 スイッチ5u、5v、5wのさらに他の構成例を示す電気回路図である。 従来のPWMコンバータを示す図である。 この発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。 この発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。 この発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。 モータ出力電力と、降圧回路の入力電圧、出力電圧との関係の一例を示す図である。 この発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。 モータ回転数と、降圧回路の入力電圧、出力電圧との関係の一例を示す図である。 この発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。 この発明の電力変換装置のさらに他の実施態様を示す電気回路図である。
1 交流電源 2u、2v、2w 第1リアクトル
3 3相整流回路 4a、4b コンデンサ
5u、5v、5w スイッチ 7 制御部
10a、10b スイッチング素子
10c、10d ダイオード 10e 第2リアクトル
10h 降圧制御部 14 降圧回路
14a スイッチング素子 14b 第2のリアクトル
14d ダイオード 15 3相インバータ
16 モータ 17 制御部
19 直流電圧検出部 20 直流電圧設定値保持部
21 インバータ制御部 23 圧縮機
25 ファンモータ


Claims (7)

  1. 交流電源(1)の交流電圧を直流電圧に変換する整流回路(3)と、整流回路(3)の出力電圧を降圧するためのスイッチング素子(14a)を有するとともに、降圧出力電圧をモータ駆動用のインバータ(15)に供給する降圧回路(14)とを含む電力変換装置であって、
    前記降圧回路(14)の出力電圧がインバータ(15)およびモータ(16)の耐圧以下となるように前記スイッチング素子(14a)を制御する制御手段(17)を含むことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記降圧回路(14)は、整流回路(3)の整流出力を平滑化する平滑手段(13)と、平滑化された電圧を降圧するための、スイッチング素子(14a)、ダイオード(14d)、およびリアクトル(14b)を含むものである請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記降圧回路(14)の出力電圧を検出し、前記降圧回路(14)の出力電圧が出力電圧の設定値と一致するようにスイッチング素子(14a)を制御する制御手段(17)(19)(20)を含む請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記降圧回路(14)の出力電圧の設定値をインバータ(15)が所望する電圧と一致するようにスイッチング素子(14a)を制御する制御手段(17)(19)(20)(21)を含む請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
  5. 前記モータ(16)は圧縮機(23)の駆動源である請求項1から請求項4の何れかに記載の電力変換装置。
  6. 前記圧縮機(23)は冷媒としてHFCを採用するものである請求項5に記載の電力変換装置。
  7. 前記降圧回路(14)の出力により駆動されるファンモータ(25)を含む請求項5に記載の電力変換装置。
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