JP2009189073A - ケーブル保持装置 - Google Patents

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洋一 高田
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Abstract

【課題】サイズや本数が変動した場合にも柔軟に対応できるケーブル保持装置を提供する。
【解決手段】スペーサー部材10は、弾性のある材料から構成されて、その一部にケーブルを通すための割り入れ部が設けられ、固定用金具20は、全体として断面U字形状をなして、スペーサー部材の外面形状に合わせられた内面形状を有し、内部にケーブルが挿通されたスペーサー部材を保持するためのケーブル保持部と、ケーブル長手方向に鉛直してそれぞれが逆方向に突設された2つのフランジ部f1,f2とを有し、2つのフランジ部のそれぞれには、ケーブル長手方向と鉛直する方向に締め付けるための締結部材30が配設され、締結部材を締め付けることによって固定用金具を締め付け方向に移動させてスペーサー部材に弾性変形を起こさせ、これらの締付力と弾性力によってスペーサー部材内に複数本のケーブルを保持するように構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線や電力ケーブルなどを所定の設備や場所に配線して、そこに保持または固定するためケーブル保持(固定)装置に係り、より具体的には、地中の洞道内の壁面などにおいて、多相(複数本)の電力ケーブルを纏めて配置して保持または固定することができるケーブル保持(固定)装置に関するものである。
ケーブル保持装置としては、複数の相(本数)を俵積みにして配列した電力ケーブルや、複数条のケーブルを撚合わせてなるトリプレックス形ケーブルなどのように、複数本のケーブルを纏めて拘束して固定するのに適するタイプのものがある。
図6と図7は、3条のケーブル(1a,1b,1c)からなるトリプレックス形のケーブル61をスプリング(バネ)を用いて固定するための、従来のケーブル保持装置であるケーブルクリート60を示す図である。
図7に示すケーブルクリート60は、3条(1a,1b,1c)からなるケーブル61を一括して包被するために、外周断面が円形の円筒状のゴム製スペーサー62を有しており、このゴム製スペーサー62の内面は、3条(1a,1b,1c)からなるケーブル61の外側の形状に合わせられた形状に形成されている。
また、このケーブルクリート60は、上下に2分割された上部把持体63と下部把持体64とからなる把持体63(クリート本体)を備え、上部把持体63と下部把持体64のそれぞれの内側には、ゴム製スペーサー62を受け入れるためにゴム製スペーサー62の外形(略断面円形)に合せられた形状を有する凹部(3a,3b)が形成されている。
そして、把持体63(クリート本体)の2体が対となっている上部把持体63と下部把持体64には、その両側から突出してそれぞれフランジ部(fa-fa’,fb-fb’)がケーブル長手方向に直角する面(図7では水平面)に設けられていて、その上部把持体63のフランジ部(fb-fb’)の上面には、スプリング・ボルト・ナット等の締付部材を有する締付部(63a,63b)が配設されている。
また、3条のケーブル(1a,1b,1c)を内包する円筒状のゴム製保護スペーサー62は、図6の下図に示すように、取り付ける際にケーブルを中に挿入する便宜のため、周囲の一部が分断されたスリット部6S(割り入れ部)を有している。このスリット部6Sを通してケーブルを中に配置してから、上部把持体63と下部把持体64とを締付部(63a,63b)の締付用部材によって締め付けて、ゴム製保護スペーサー6を介して3条のケーブル(1a,1b,1c)をまとめて把持して拘束できる構造としている。
このケーブル保持装置60の施工手順は、つぎのように行われる。
(1)ケーブルサポート部材65に下部把持体64を取り付ける。このとき、ボルト・ナット等の締付部材を用いて、下部把持体64の支持足部(64a,64b)をケーブルサポート部材65に締め付けて固定する。(図6上図)
(2)ゴム製スペーサー62のスリット部6S(割り入れ部)を通して、3条のケーブル(1a,1b,1c)をゴム製スペーサー62の内部に挿入させる。(図6下図)
(3)3条のケーブル(1a,1b,1c)が挿入されたゴム製スペーサー62を、下部把持体64の凹部4aに載置し、その上から上部把持体63を被せて取り付ける。(図7上図)
(4)ボルトb1を締め付けてコイルばねcs1を撓ませるが、このとき、ボルトb1の頭部下面および座金z1の上面の位置にある座面Aと、締付部(63a,63b)の上部が開放された円筒部分の最端部の位置にある座面A’とが、同じ位置にくるまで、ボルトb1を締め付けていく。(図7下図)
本発明のケーブル保持装置の技術分野に関わる特許文献としては、例えば次のようなものがある。
特開2004−120836号公報 実開平06−74033号公報 実開平03−127435号公報
図6、7に示した従来のケーブル保持装置では、つぎのような問題点がある。
・固定する3本のケーブルのサイズ(大きさ)、形状などの仕様に合わせて規格設計された製品となっているので、ケーブルのサイズや本数に変更や変動があった場合には、同じ製品を用いることは全くできなくなる。
・ケーブルの種類や本数によっては、コイルばねを用いた締め付け部や荷重の設計が複雑になり、ケーブルの把握力(掌握力、把持力)が十分に得られない場合がある。
・部品点数が多さ、上部把持体と下部把持体の鋳造などのために、製品のコストをなかなか下げることができない。
本発明は、上述したようなケーブル保持装置に関する問題点を解決するためになされたものであり、ケーブルのサイズや本数が変動した場合にも柔軟に対処することができ、締め付け部や荷重に関する複雑な設計を必要とせずにケーブル把握力が十分に得られ、低コストにて製造可能となるケーブル保持装置を提供することを目的とする。
(1)複数本のケーブルを筒形状のスペーサー部材の中に挿通して、
前記スペーサー部材をその外周側から被う固定用金具によって締め付けて、
前記複数本のケーブルを所定の位置に保持するケーブル保持装置であって、
前記スペーサー部材は、弾性のある材料から構成されて、その一部にケーブルを通すための割り入れ部が設けられ、
前記固定用金具は、全体として断面U字形状をなして、前記スペーサー部材の外面形状に合わせられた内面形状を有し、内部にケーブルが挿通された前記スペーサー部材を保持するためのケーブル保持部と、ケーブル長手方向に鉛直してそれぞれが逆方向に突設された2つのフランジ部とを有し、
前記2つのフランジ部のそれぞれには、ケーブル長手方向と鉛直する方向に締め付けるための締結部材が配設され、
前記締結部材を締め付けることによって前記固定用金具を締め付け方向に移動させて前記スペーサー部材に弾性変形を起こさせ、これらの締付力と弾性力によって前記スペーサー部材内に複数本のケーブルを保持するように構成されるケーブル保持装置とした。
(2)(1)のケーブル保持装置において、
前記スペーサー部材は、ケーブル長手方向に傾斜を有する楔構造を備えて構成される。
(3)(1)または(2)のケーブル保持装置において、
締め付け方向における前記固定用金具の寸法を、前記スペーサー部材のそれよりも小さくして、前記スペーサー部材の弾性変形量を大きく取るように構成される。
・本発明のケーブル保持装置は、ケーブルを挿通して把持する個所として広いスペースを確保することができ、ケーブルサイズ(大きさ)や種類を問わず、複数のケーブルをランダムに束ねて取付け可能となり、ケーブルの多様性に広く対応することができる。
・スペーサー部材には、ゴムなどの弾性力に富む材料が用いられているので、複数のケーブルが組み合わされた締め付けに対して柔軟に対応でき、安定したケーブル把握力を得ることができる。
・スペーサー部材をクサビ形状にすることによって、線路方向の荷重での把握力をさらに安定させることができる。
・締め付け方向でのスペーサー部材の高さ(寸法)を、サドルの高さ(寸法)より高く(大きく)しておくことにより、フランジ部の両端に配置したボルトを締め付けつけたとき、スペーサー部材の弾力性による大きな締め代を確保することが可能となり、ケーブルの把握力を大きくして、製品の性能を向上させることができる。
・ケーブルの把握力を大きく取れることにより、線路方向の荷重で拘束力が上がると共に、スペーサー部材自体にも脱落防止の効果が得られる。
さて、本発明による「ケーブル保持装置」の実施の形態について、図1〜5を参照して説明する。
まず図1には、本発明の一実施形態に係るケーブル保持装置を示し、このケーブル保持装置100は、スペーサー部材10、固定用金具20、締結部材30を備えて、複数本のケーブル(C1,C2,〜Cm)を筒形状のスペーサー部材10の中に挿通させて、そのスペーサー部材10をその外周側から固定用金具20によって被い、締結部材30によって固定用金具20の両側の端部を締め付けて、複数本のケーブル(C1,C2,〜Cm)の束を、所定の位置に纏めて保持する装置である。
図1(1)は、スペーサー部材10の中に複数本のケーブル(C1,C2,〜Cm)の束を挿通させたところを示す図であり、図1(2)は、図1(1)のスペーサー部材10の外周面から固定用金具20を取り付けて、締結部材30によって締め付ける前の状態を示す図であり、図1(3)は、「スペーサー部材10+固定用金具20」が締結部材30によって、据え付け部材40上に取り付けられた状態を示す図である。
図1に示すケーブル保持装置100において、スペーサー部材10は、全体としては短尺寸法の略円筒形状や略角筒形状からなるもので、ゴムや樹脂などの弾性力があって変形しやすい材料から形成され、ケーブルを内部に挿通させてこれらを包被するためのケーブル空間部10kが設けられた断面U形のケーブル挿通部10uと、平板な据え付け部材40に当接されて押し付けられる底面部10tとから構成されており、底面部10tではその一部は切り欠かかれて、ケーブルを通すための割り入れ部S1が設けられている。また、ケーブル挿通部10uでは、その外側の面における周端の縁部は突設されて、2つが並列する1対の周端突設縁部(st1, st2)となっている。
固定用金具20は、全体として断面U字形状をなして、スペーサー部材10のケーブル挿通部10uの外面形状に合わせられた内面形状を有していて、内部にケーブルが挿通されたスペーサー部材10を保持するためのケーブル保持部20uと、ケーブル長手方向に鉛直して据え付け部材40と平行にそれぞれが逆方向に突設された2つのフランジ部(f1,f2)とを有している。
そして、この固定用金具20がスペーサー部材10の外周面に被せられて設置されるときは、ケーブル挿通部10uの周端突設縁部(st1−st2)の間の外周中央部10cに設置されることとなり、固定用金具20はこれらの周端突設縁部(st1−st2)によって適正な位置に容易に配置設定されることが可能になっている。
締め付け部材は、ボルト(b1,b2)、上側のワッシャー(w1,w2)、下側のワッシャー( w1’w2’)、ナット(n1,n2)、抜け止めナット(n1’n2’)とからなり、据え付け部材40の貫通穴(40a,40b)において、図1の下図左に示すように、「ボルト(b1,b2)−下側のワッシャー( w1’w2’)−貫通穴(40a,40b)−フランジ部(f1,f2)−上側のワッシャー(w1,w2)−ナット(n1,n2)−抜け止めナット(n1’n2’)」のように各部材を配設して、上記の一連の締結部材30を締め付けて、スペーサー部材10に圧縮力を与え、据え付け部材40上に固定用金具20を固定する。
このとき、据え付け部材40の上側の表面40hと、固定用金具20のフランジ部(f1,f2)の下側の表面の(h1, h2)との間には、「ギャップ(空間距離)g」が設定されている。これは、締め付け方向でのスペーサー部材10の高さを、固定用金具20のフランジ部(f1,f2)の高さより大きく取った設計にすることにより、このギャップgを確保しているものである。
フランジ部(f1,f2)の両端に配置された締結部材30を締め付けつけたときに、スペーサー部材10は「ギャップg」の分だけ大きく圧縮されて、「ギャップg」が見えなくなるまで弾性変形させられるが、このギャップgは、締め付けの際には圧縮変形に伴う大きな締め代として機能するものである。
このギャップgを用いた締め付けにより、ケーブルの把握力(掌握力)を大きく向上させることができ、ケーブルの把握力を大きく取れることにより、線路方向の荷重でケーブル拘束力が上がると共に、スペーサー部材自体にも脱落防止の効果が得られるものである。
つぎの図2は、本発明によるケーブル保持装置100に係る図であり、「スペーサー部材10+固定用金具20」が締結部材30によって、据え付け部材40上面に取り付けられた状態を示す図である。図2(2)をケーブル保持装置100の正面図として、図2(1)はその上面図、図2(3)はその側面図(左右の側面図は同じ)、図2(4)は断面A−Aによる矢視図である。
ここでの固定用金具20は、アルミ材または鉄材等の金属材料を細長い帯状として断面U形の形状に加工形成されたものであり、その幅の寸法は、スペーサー部材10のケーブル挿通部10uの周端突設縁部(st1−st2)の幅に一致するようになっている。
また図3は、図1、図2のケーブル保持装置100のスペーサー部材10を示す図であり、図3(2)をスペーサー部材10の正面図として、図3(1)はその上面図、図3(3)はその側面図(左右の側面図は同じ)、図2(4)はA−A断面による矢視図である。
このスペーサー部材10は、ケーブル挿通部10uと底面部10tとからなり、ケーブル挿通部10uの外周側には外周中央部10cと周端突設縁部(st1,st2)とを備えていて、外周中央部10cの幅10hは、外周中央部10c内に固定用金具20が納まるように、固定用金具20の幅に合わせた寸法に設定されている。
さて図4は、本発明のケーブル保持装置に適用されるスペーサー部材の別の例を示す図である。ここでのスペーサー部材50は、ケーブル挿通部50uと底面部50tとを有し、そのケーブル挿通部50uはケーブル長手方向に傾斜を有する楔構造を備えて構成されている。すなわち、このケーブル挿通部50uは、その外周側には外周中央部50cと周端突設縁部(w1,w2)と、内部の空間としてのケーブル挿通部50kとを備え、ケーブル挿通部50kの内部寸法はケーブル長手方向に一様であって、横幅ch1と縦幅ch2は共に一定となっているものの、外周中央部50cの肉厚wtは、第1の周端突設縁部w1の側から第2の周端突設縁部w2の側にいくに従って規則的に漸次大きくなるような楔構造となっており、この外周中央部50gの肉厚wtの変化により「傾斜角度α」を生じている。
つぎの図5は、図4に示した楔構造のスペーサー部材50と、図2に示した楔構造を持たない固定用金具20とを組み合わせて、スペーサー部材50を介して固定用金具20を締結部材30によって締め付けて、複数のケーブルC50を据え付け部材40上に取り付けて保持した状態を示す図である。この図5のスペーサー部材50は、楔構造を持たない固定用金具20によって締め付けられているので、肉厚の大きい第2の周端突設縁部w2の側が、肉厚の小さい第1の周端突設縁部w1の側よりも大きく圧縮されて弾性変形し、第2の周端突設縁部w2の側でより大きなケーブル掌握力が得られる構造である。
また、図5では、このスペーサー部材50は、楔構造を有していて、ケーブル50Cに加わる荷重の方向(引っ張られる方向)に対して、肉厚の小さい第1の周端突設縁部w1の側を前に、肉厚の大きい第2の周端突設縁部w2の側を後ろにして配置設定してあるので、このスペーサー部材50はその楔構造によって固定用金具20の内部にもぐり込むように動作することになり、ますます強く締め付けられる状態が得られる。
このように、本発明のケーブル保持装置では、スペーサー部材をクサビ構造の形状にすることによって、線路方向の荷重での把握力を強力にさせて、ケーブルの保持(固定)をより安定化させることができ、また、ケーブルの把握力を大きく取れることにより、線路方向の荷重でその拘束力を上げることができるとともに、スペーサー部材自体にも脱落防止の効果が得られる。
本発明のケーブル保持装置の一実施形態に係る図であり、ケーブル保持装置100がケーブルを保持して取り付けられる状況を示す。 本発明のケーブル保持装置100がケーブルを把持して取り付けられた状況を示す図である。 本発明のケーブル保持装置において、スペーサー部材の一例を示す図である。 本発明のケーブル保持装置において、楔構造を備えるスペーサー部材の一例を示す図である。 本発明のケーブル保持装置において、楔構造を備えるスペーサー部材を用いてケーブルを保持する状況を示す説明図である。 従来のケーブル保持装置に係る図である。 従来のケーブル保持装置に係る図であり、スプリングを用いて締め付けるタイプを示す説明図である。
符号の説明
100 ケーブル保持装置
10 スペーサー部材
10u ケーブル挿通部
10t 底面部
10k ケーブルの挿通空間
10s 切り込み部
st1、st2 周端突設縁部
20 固定用金具
f1、f2 フランジ部
30 締結部材
C1、C2、〜Cm、50C ケーブル
40 据え付け部材
g ギャップ(空間距離)
50 楔型タイプのスペーサー部材
w1、w2 周端突設縁部(楔型タイプ)

Claims (3)

  1. 複数本のケーブルを筒形状のスペーサー部材の中に挿通して、
    前記スペーサー部材をその外周側から被う固定用金具によって締め付けて、
    前記複数本のケーブルを所定の位置に保持するケーブル保持装置であって、
    前記スペーサー部材は、弾性のある材料から構成されて、その一部にケーブルを通すための割り入れ部が設けられ、
    前記固定用金具は、全体として断面U字形状をなして、前記スペーサー部材の外面形状に合わせられた内面形状を有し、内部にケーブルが挿通された前記スペーサー部材を保持するためのケーブル保持部と、ケーブル長手方向に鉛直してそれぞれが逆方向に突設された2つのフランジ部とを有し、
    前記2つのフランジ部のそれぞれには、ケーブル長手方向と鉛直する方向に締め付けるための締結部材が配設され、
    前記締結部材を締め付けることによって前記固定用金具を締め付け方向に移動させて前記スペーサー部材に弾性変形を起こさせ、これらの締付力と弾性力によって前記スペーサー部材内に複数本のケーブルを保持するように構成される、ことを特徴とするケーブル保持装置。
  2. 請求項1に記載のケーブル保持装置において、
    前記スペーサー部材は、ケーブル長手方向に傾斜を有する楔構造を備えて構成される、ことを特徴とするケーブル保持装置。
  3. 請求項1または2に記載のケーブル保持装置において、
    締め付け方向における前記固定用金具の寸法を、前記スペーサー部材のそれよりも小さくして、前記スペーサー部材の弾性変形量を大きく取るように構成される、ことを特徴とするケーブル保持装置。
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