JP5807864B1 - 管材脱落防止装置 - Google Patents
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Description
図11において、橋脚1は外形が略四角柱であるが、その一面に凹字状の凹部溝2が形成されている。この凹部溝2は橋脚1の上部から下部まで、通常は地面に対して垂直に形成されている。凹部溝2は露出面側の幅が広く、奥行きに行くほど幅が狭くなっており、最奥部は平面となっている。橋脚1にはボルト・ナット3が橋脚1を打設する際または橋脚1の打設後に設けられたものである。内側板金4は、角パイプ6を橋脚1の凹部溝2の中に入れ、角パイプ6を保持している。また、外側板金5は凹部溝2の露出面側で角パイプ6を保持している。これらの内側板金4及び外側板金5によって、アンカーボルト3で締め付けられており、角パイプ6が滑ることなく、容易に下降しないように締付けられている。
したがって、道路用安全柵等の支柱の壁に取り付け、落下防止金具を通常の構造のバンド金具に係止させて用いることができるという技術を開示している。
また、上記把持締付具は、前記金属帯によって前記橋脚の凹部溝に配置した管材をフレキシブルな金属帯で管材を把持する。また、前記締付部は前記金属帯の両端部の距離を短くすべく締付けを行うものである。
そして、上記スペーサは、前記支持金具の前記取付部相互間に位置し、前記支持金具の前記取付部間を通過して、その内側を前記管材に直接当接させる当接面を有する脚部、及びその反対側の外周を前記把持締付具で押圧する所定の厚みの突状とした凸状部を有している。
または、上記スペーサは、前記支持金具の前記取付部相互間に位置し、前記支持金具の前記取付部相互間に当接させる当接面を有する脚部、及びその反対側の外周を前記把持締付具で押圧する所定の厚みの突状とした凸状部を有しておればよい。
ここで、前記スペーサの脚部の前記管材に対する当接は、前記支持金具の前記取付部側の2ヵ所で行い、前記スペーサの内側の前記管材に対する圧力が部分的に大きくならないように分配することができる。
また、上記把持締付具は、前記金属帯によって前記橋脚の凹部溝に配置した管材をフレキシブルな金属帯で管材を把持する。また、前記締付部は前記金属帯の両端部の距離を短くすべく締付けを行うものである。
そして、上記スペーサは、前記支持金具の前記取付部相互間に位置し、前記支持金具の前記取付部間を通過して、その内側を前記管材に直接当接させる当接面を有する脚部、及びその反対側の外周を前記把持締付具で押圧する所定の厚みの突状とした凸状部を有している。
本発明にかかる管材脱落防止装置の前記スペーサは、1個の前記スペーサに2個の前記把持締付具を配設したものである。
ここで、上記締付調整具は、前記スペーサに個々に配設するのではなく、1個の前記スペーサに2個の前記金属帯及び前記締付部からなる前記把持締付具を配設したものでもよい。
そして、前記スペーサは、前記支持金具の前記取付部相互間に位置し、前記支持金具の前記取付部間を通過して内側を前記管材に当接させるばかりでなく、前記支持金具の前記取付部相互間に当接させる当接面としてもよい。この場合には、前記管材に前記支持金具を介在してスペーサが当接されるから、前記管材の形を変更させる外力が加えられない。
そして、前記スペーサは、前記支持金具の前記取付部相互間に位置し、前記支持金具の前記取付部間を通過して内側を前記管材に当接させるばかりでなく、前記支持金具の前記取付部相互間に当接させる当接面としてもよい。この場合には、前記管材に前記支持金具を介在してスペーサが当接されるから、前記管材の形を変更させる外力が加えられない。
図1乃至図6において、鉄製またはステンレススチール製の板材からなる支持金具10は、橋脚1の凹部溝2を挟んで両側にボルトが配設される貫通孔11aが穿設された取付部11と、取付部11の貫通孔11aの中心相互間を結ぶ直線A−Aに平行する位置に形成され、取付部11の対称位置間の所定幅の切欠きからなる4か所の切欠部12、各切欠部12の切欠きには貫通孔11aの中心相互を結ぶ直線A−Aに対して垂直方向の移動を拘束する離脱防止部13を有する。貫通孔11aの中心とする取付部11は、切欠部12の開口までの範囲である。
詳しくは、2個の当接面32は同一平面に接触する面で、本実施の形態では、角パイプ6からなる管材に当接される。2個の当接面32は脚部34を形成する凹部33を有している。角パイプ6からなる管材の中心に当接面32が当たらないようにし、管材の中心から離れた位置に当接面32が当接するようになっている。なお、当接面32は円パイプからなる管材の場合には円弧となるが、ここでは角パイプ6からなる管材についてのみ説明する。
まず、図11に示す既設の管材脱落防止装置を取り替える場合には、両方のボルト・ナット3を外し、外側板金5を外す。内側板金4と角パイプ6とは一体になっているから、角パイプ6を手前に引きながら、即ち、橋脚1の凹部溝2から離れるように外力を加え、そこで、内側板金4の両側を広げたり、内側板金4に衝撃を加えて、角パイプ6から外し、橋脚1の凹部溝2と角パイプ6との隙間から内側板金4のみを取り出す。このとき、ボルト・ナット3は橋脚1に埋設したアンカーボルトに螺合するナットとすることもできるし、内設したナット側に螺合するボルトとすることもできる。ここでは両者を含む意味で、ボルト・ナット3という。
しかし、深い結合を得たいときには、凸状部31の上面には金属帯21を位置させ、スペーサ30の離れた直線位置に把持締付具20を配置するのが望ましい。このとき、スペーサ30と金属帯21のスクリュー22aとは、均一の係合状態となる。
このとき、金属帯21は面で角パイプ6からなる管材に接触し、かつ、締付けを行うが、
角パイプ6からなる管材の荷重は、金属帯21の把持力によって保持されるが、角パイプ6からなる管材が下降しようとすると、金属帯21の下端エッジが角パイプ6からなる管材に食い込み、また、それが角パイプ6からなる管材の制動力となり、容易に角パイプ6からなる管材は滑って降下することがない。
なお、本実施の形態において、管材が角パイプ6からなる事例で説明したが、本発明を実施する場合は、円パイプからなる管材においても、同様に使用できる。
したがって、取付部11と切欠部12と離脱防止部13からなる支持金具10は、橋脚1の凹部溝2を挟んでボルト・ナット3で取付けられる。金属帯21及び締付部22からなる把持締付具20は、金属帯21が橋脚1の凹部溝2に配置した角パイプ6または円パイプからなる管材を金属帯21で把持し、把持締付具20が金属帯21の両端部の距離を短くすべく締付けを行う。
また、仮に、締付部の締付力が低下したとしても、金属帯が管材に面接触していたものが、金属帯の上部のみで管材に切り込みを入れるように制動を掛けることができるから、角パイプ6または円パイプからなる管材が下降することがない。
そして、スペーサ30,30Aは、支持金具10の取付部11相互間に位置し、支持金具10の取付部11間を通過して内側を管材に当接させるばかりでなく、支持金具10の取付部11相互間に当接させる当接面としてもよい。この場合には、角パイプ6または円パイプからなる管材に支持金具10を介在してスペーサ30,30Aが当接されるから、角パイプ6または円パイプからなる管材の形を変更させる外力が加えられない。
支持金具10には、取付部11の貫通孔11aの中心相互を結ぶ直線に平行する切欠きからなる切欠部12、及び切欠部12の切欠きには貫通孔11aの中心を結ぶ直線に対して垂直方向の移動を拘束する離脱防止部13を取付部11間の両側に形成したものであるから、支持金具10に切欠部12及び離脱防止部13を形成したものであり、支持金具10の1個に対して2個の把持締付具20を使用することができる。
したがって、支持金具10の共用により、限られた部品点数で、効率の良い設置ができる。
この実施の形態の場合には、金属帯21が案内部12aの幅となっているから、金属帯21が挿入されてきたところを逆に移動することがないから、施工が簡単化できる。
2 凹部溝
6 管材(角パイプ)
10 支持金具
11 取付部
12 切欠部
13 離脱防止部
14 嵌合孔
20 把持締付具
21 金属帯
22 締付部
30 スペーサ
31 凸状部
32 当接面
34 脚部
Claims (2)
- 橋脚の凹部溝を挟んで両側にボルト・ナット止めされる貫通孔が穿設された取付部、及び前記取付部の前記貫通孔の中心相互を結ぶ直線に平行する直線位置に形成された所定幅の切欠きからなる切欠部、及び前記切欠部の切欠きには前記貫通孔の中心相互を結ぶ直線に対して垂直方向の移動を拘束する離脱防止部を有する支持金具と、
前記橋脚の凹部溝に配置した管材を把持する金属帯、及び前記金属帯の両端部の距離を短くすべく締付けを行う締付部を有する把持締付具と、
前記支持金具の前記取付部相互間に位置し、前記支持金具の前記取付部相互間を通過して内側を前記管材に当接、または前記支持金具の前記取付部相互間に当接させる当接面を有する脚部、及びその反対側の外周を前記把持締付具で押圧する所定の厚みの凸状部からなるスペーサと
を具備し、
前記スペーサの内側の前記管材に対する脚部の当接は、前記支持金具の前記取付部側の2ヵ所で行うことを特徴とする管材脱落防止装置。 - 橋脚の凹部溝を挟んで両側にボルト・ナット止めされる貫通孔が穿設された取付部、及び前記取付部の前記貫通孔の中心相互を結ぶ直線に平行する直線位置に形成された所定幅の切欠きからなる切欠部、及び前記切欠部の切欠きには前記貫通孔の中心相互を結ぶ直線に対して垂直方向の移動を拘束する離脱防止部を有する支持金具と、
前記橋脚の凹部溝に配置した管材を把持する金属帯、及び前記金属帯の両端部の距離を短くすべく締付けを行う締付部を有する把持締付具と、
前記支持金具の前記取付部相互間に位置し、前記支持金具の前記取付部相互間を通過して内側を前記管材に当接、または前記支持金具の前記取付部相互間に当接させる当接面を有する脚部、及びその反対側の外周を前記把持締付具で押圧する所定の厚みの凸状部からなるスペーサと
を具備し、
前記スペーサは、1個の前記スペーサに2個の前記把持締付具を配設可能としたことを特徴とする管材脱落防止装置。
Priority Applications (1)
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JP2015058867A JP5807864B1 (ja) | 2015-03-23 | 2015-03-23 | 管材脱落防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015058867A JP5807864B1 (ja) | 2015-03-23 | 2015-03-23 | 管材脱落防止装置 |
Publications (2)
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JP5807864B1 true JP5807864B1 (ja) | 2015-11-10 |
JP2016176297A JP2016176297A (ja) | 2016-10-06 |
Family
ID=54545793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015058867A Active JP5807864B1 (ja) | 2015-03-23 | 2015-03-23 | 管材脱落防止装置 |
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JP (1) | JP5807864B1 (ja) |
-
2015
- 2015-03-23 JP JP2015058867A patent/JP5807864B1/ja active Active
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JP2016176297A (ja) | 2016-10-06 |
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