JP2009188810A - 車両周辺映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価なシステム構成でありながら、運転の妨げにならずに接近物の認識結果を運転者に対して直感的にわかりやすく伝えることで、未然に接近物を回避する安全運転に貢献することができる車両周辺映像表示装置を提供すること。
【解決手段】自車両に取り付けられ、車両周辺を撮像する車載カメラ1と、運転者が視認できる位置に設定したモニタ2と、車載カメラ1からの入力映像に基づき、モニタ2への出力映像を生成するモニタ映像生成コントロールユニット3を備えた車両周辺映像表示装置において、モニタ映像生成コントロールユニット3は、車載カメラ1からの入力映像に基づき自車両に対して相対的に接近する接近物4を検知し、検知した接近物4を象徴的に表すアイコン画像5に置き換え、モニタ2の表示画面6に予め設定した画面周辺領域にアイコン画像5を表示すると共に、接近物4の移動に合わせてアイコン画像5が画面周辺領域上を移動するように表示する出力映像を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両周辺の接近物を認識した結果を運転者に知らせる車両周辺映像表示装置に関する。
近年、車両周辺の安全確認の需要が高まっている。その中でも現在需要が増加しつつあるのが、車載カメラを用いた接近物(移動物体や障害物)の認識である。そして、この分野では認識方法に関する手法については、様々な研究がなされているものの、その認識結果をどのように運転者に伝えるかという問題は、あまり議論がなされていないという現状がある。
従来から知られている接近物の認識結果を運転者に知らせる手法としては、次のようなものが挙げられる。
1.音声による注意喚起
簡単な警告音による注意喚起から、接近物の場所を説明するといったようなものまで存在する。
2.ナビゲーション用モニタ映像中での接近物の強調表示
ナビゲーション用モニタを利用したカメラ映像中で、接近物を染色したり、枠で囲ったりすることによる強調表示が存在する(例えば、特許文献1参照)。
3.ヘッドアップディスプレイを利用した接近物の表示
ヘッドアップディスプレイでは、運転者の視点の映像を考慮し、フロントガラスに重畳表示を行い強調表示する手法が存在する(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−117340号公報 特開2001−23091号公報
しかしながら、上記従来技術による接近物の認識結果を運転者に知らせる手法にあっては、下記に列挙するような問題があった。
1.音声による注意喚起
簡単な警告音では接近物の具体的な位置が分かりづらく、音声による案内では、説明時間が長くなり、スムーズな運転支援に影響が出る。
2.ナビゲーション用モニタ映像中での接近物の強調表示
強調表示されているものの、接近物をナビゲーション用モニタの画面内から運転者が注視して探す必要がある。また、ナビゲーション用モニタの画面に運転者が視線を移動することにより、安全運転への妨げとなる可能性もある。
3.ヘッドアップディスプレイを利用した接近物の表示
運転中における運転者の視点との重ね合わせが期待できるが、ヘッドアップディスプレイは、システムが複雑でコストが高い。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、安価なシステム構成でありながら、運転の妨げにならずに接近物の認識結果を運転者に対して直感的にわかりやすく伝えることで、未然に接近物を回避する安全運転に貢献することができる車両周辺映像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、自車両に取り付けられ、車両周辺を撮像する車載カメラと、運転者が視認できる位置に設定したモニタと、前記車載カメラからの入力映像に基づき、前記モニタへの出力映像を生成するモニタ映像生成手段を備えた車両周辺映像表示装置において、
前記モニタ映像生成手段は、前記車載カメラからの入力映像に基づき自車両に対して相対的に接近する接近物を検知し、検知した前記接近物を象徴的に表す視標像に置き換え、前記モニタの表示画面に予め設定した画面周辺領域に前記視標像を表示すると共に、前記接近物の移動に合わせて前記視標像が画面周辺領域上を移動するように表示する出力映像を生成することを特徴とする。
よって、本発明の車両周辺映像表示装置にあっては、モニタ映像生成手段において、車載カメラからの入力映像に基づき自車両に対して相対的に接近する接近物が検知される。そして、検知した接近物は、これを象徴的に表す視標像に置き換えられ、モニタの表示画面に予め設定した画面周辺領域に視標像が表示されると共に、接近物の移動に合わせて視標像が画面周辺領域上を移動するように表示する出力映像が生成される。
すなわち、モニタの表示画面の画面周辺領域を注意喚起領域として予め設定しておき、この画面周辺領域に、接近物を象徴的に表す視標像が表示される。このように、画面周辺の固定した領域に視標像が表示されることで、運転者がモニタの画面を見る際、車載カメラ映像を注視する必要性が減ることになるし、接近物を車載カメラ映像中から探索する必要性が減ることになり、運転の妨げにならない。
さらに、視標像が画面周辺領域に固定表示されるのではなく、接近物の移動に合わせて視標像が画面周辺領域上を移動するように表示される。このため、接近物の位置や移動方向や移動速度が理解し易くなるというように、接近物の認識結果を運転者に対して直感的にわかりやすく伝えることができる。
この結果、ヘッドアップディスプレイ等を用いない安価なシステム構成でありながら、運転の妨げにならずに接近物の認識結果を運転者に対して直感的にわかりやすく伝えることで、未然に接近物を回避する安全運転に貢献することができる。
以下、本発明の車両周辺映像表示装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1〜実施例3に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、実施例1の車両周辺映像表示装置を示す全体ブロック図である。図2は、実施例1の3周辺部をアニメーション警告領域とする車両周辺映像表示装置において車両フロントから右方向に向けた車載カメラで2つの接近物が検知されたときのモニタ画面の一例を示す図である。
実施例1の車両周辺映像表示装置は、図1に示すように、車載カメラ1と、モニタ2と、モニタ映像生成コントロールユニット3(モニタ映像生成手段)と、を備えている。
前記車載カメラ1は、自車両に取り付けられるCCDカメラやCMOSカメラ等であり、車両周辺を撮像する。この車載カメラ1としては、車両後部位置や車両前部位置や車両側部位置の何れかの位置に取り付けられる単独のカメラでも良いし、また、車両後部位置や車両前部位置や車両側部位置のうち、2箇所以上の位置に取り付けられる複数のカメラでも良い。複数のカメラの場合、車両周辺の合成画像を表示する。
前記モニタ2は、例えば、車室内のインストルメントパネル位置等のように、運転者が視認できる位置に設定される。このモニタ2として、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が用いられる。また、専用モニタを用いても良いし、ナビゲーション用モニタ等と兼用しても良い。
前記モニタ映像生成コントロールユニット3は、前記車載カメラ1からの入力映像に基づき、前記モニタ2への出力映像を生成する。このモニタ映像生成コントロールユニット3は、前記車載カメラ1からの入力映像に基づき自車両に対して相対的に接近する接近物4を検知し、検知した前記接近物4を象徴的に表すアイコン画像5(視標像)に置き換える。そして、前記モニタ2の表示画面6に予め設定したアニメーション警告領域8(画面周辺領域)に前記アイコン画像5を表示すると共に、前記接近物4の移動に合わせて前記アイコン画像5がアニメーション警告領域8上を移動するように表示する出力映像を生成する。より詳しくは、図2に示すように、前記モニタ2の表示画面6を、予め画面中心部の通常映像領域7と画面周辺部のアニメーション警告領域8に分割しておく。そして、前記通常映像領域7に、画像縮小処理を施した前記車載カメラ1からの入力映像を表示し、前記アニメーション警告領域8に、接近物4の種類に応じて選択したアイコン画像5を移動表示する出力映像を生成する。
前記モニタ映像生成コントロールユニット3は、図1に示すように、メモリ31と、画像縮小処理ブロック32と、接近物検知ブロック33と、接近物検知データ処理ブロック34と、アニメ作成&映像合成ブロック35と、を有する。
前記メモリ31は、接近物4の種類に応じて複数のアイコン画像5を保存するブロックである。
ここで、接近物4とは、自車両の周囲に存在する移動物体(例えば、車両、人、電車、動物、自転車、バイク、等)、または、障害物(例えば、道路脇に存在する人、道路脇に停車している車両、道路脇に置かれている荷物、道路上に設置されたインフラ構造物、等)をいう。
前記画像縮小処理ブロック32は、前記車載カメラ1からの入力映像を前記通常映像領域7の画面サイズに合わせて縮小処理するブロックである。
前記接近物検知ブロック33は、車載カメラ1からの入力映像を画像解析することにより自車両に対する接近物4を検知するブロックである。ここで、具体的な接近物4の検知方法としては、二値化処理や特徴点抽出等により既に一般的となっている様々な手法を利用するものとする。そして、検知した接近物4の画面上の座標及び判断が可能であれば、検知した接近物4の特徴(接近物4の種類、接近物4の接近速度、接近物4の接近方向、等)を、接近物検知データ処理ブロック34へと送信する。
前記接近物検知データ処理ブロック34は、検知された接近物4の表示画面6上での位置を特定する座標変換を行うブロックである。これは、画像縮小処理ブロック32での映像の縮小変換と同期をとるためのものである。
前記アニメ作成&映像合成ブロック35は、画像縮小処理ブロック32から出力された映像と、検知された接近物4の種類に応じて前記メモリ31から選択されたアイコン画像5の同時表現により合成された映像を作成するブロックである。このアニメ作成&映像合成ブロック35では、前記接近物検知データ処理ブロック34から出力された位置情報に基づき、前記画像縮小処理ブロック32から出力された映像中の接近物表示位置にアイコン画像5を同期させ、前記アニメーション警告領域8に、前記通常映像領域7に表示された接近物4の移動と同期して移動するアイコン画像5をアニメーション表示する。
ここで、アイコン画像5をアニメーション表示する際、自車両と接近物4との接近度に応じて、アイコン画像5の色、大きさ、点滅周期の少なくとも1つ以上を変更して表示するようにしている。例えば、接近度が高いほど、アイコン画像5の色を目立つ色に変更したり、アイコン画像5の大きさを大きく変更したり、アイコン画像5の点滅周期を短く変更する。
実施例1では、図2に示すように、前記モニタ2の表示画面6のうち、上部周辺領域8aと左部周辺領域8bと右部周辺領域8cをアニメーション警告領域8として設定している。そして、アニメーション警告領域8は、前記通常映像領域7に表示された1つの接近物4aに対して2つのアイコン画像5a,5aを用い、上部周辺領域8aでアイコン画像5aを左右移動させる表示と、左部周辺領域8bでアイコン画像5aを上下移動させる表示に分けている。また、通常映像領域7に表示された他の1つの接近物4bに対して2つのアイコン画像5b,5bを用い、上部周辺領域8aでアイコン画像5bを左右移動させる表示と、右部周辺領域8cでアイコン画像5bを上下移動させる表示に分けている。
図3は、実施例1の車両周辺映像表示装置におけるモニタ映像生成コントロールユニット3にて実行されるモニタ映像生成制御処理の流れを示すフローチャートであり、以下、各ステップについて説明する。
ステップS1では、制御が開始されると、車載カメラ1から車両周辺の映像信号を入力し、ステップS2へ移行する。
ステップS2では、ステップS1での車載カメラ1からの映像信号入力に続き、接近物検知ブロック33において、入力映像に基づき、接近物4の有無や位置や形状や移動方向や移動速度を検知し、接近物4の有無情報、接近物4の位置情報、接近物4の形状情報、接近物4の移動方向/移動速度情報等を出力し、ステップS3へ移行する。
ステップS3では、ステップS2での接近物4の検知に続き、接近物4が非検知であるか、接近物4が非検知から検知に変わったか、接近物4の検知が維持されているかの判断を行う。接近物4が非検知である場合にはステップS13へ移行する。接近物4が非検知から検知に変わった場合にはステップS4へ移行する。接近物4の検知が維持されている場合にはステップS11へ移行する。
ステップS4では、ステップS3での接近物4が非検知から検知に変わったとの判断に続き、接近物検知データ処理ブロック34において、接近物検知ブロック33からの接近物4の位置情報を、縮小処理したモニタ2の表示画面6の通常映像領域7での位置情報に補正し、ステップS5へ移行する。
ステップS5では、ステップS4での接近物4の検知位置の補正処理に続き、画像縮小処理ブロック32において、車載カメラ1から入力された車両周辺の映像信号を、モニタ2の通常映像領域7の画面大きさに合致する縮小映像とする画像処理を行い、ステップS6へ移行する。
ステップS6では、ステップS5での画像縮小処理に続き、接近物検知ブロック33からの接近物4の形状情報に基づき、接近物4の種類を特定することができるか否かを判断する。YES(接近物4の種類特定可)の場合はステップS7へ移行し、NO(接近物4の種類特定不可)の場合はステップS9へ移行する。
ステップS7では、ステップS6での接近物4の種類を特定できるとの判断に続き、アニメ作成&映像合成ブロック35において、表示対象の接近物4の種類に対応したアイコン画像5をメモリ31から読み出し、ステップS8へ移行する。
ステップS8では、ステップS7での接近物4の種類に対応したアイコン画像5の読み出しに続き、アニメ作成&映像合成ブロック35において、画像縮小処理ブロック32からの縮小車両周辺映像を通常映像領域7に表示する映像信号と、接近物4の種類に応じて選択されたアイコン画像5をアニメーション警告領域8に表示する映像信号を合成し、ステップS14へ移行する。
ステップS9では、ステップS6での接近物4の種類を特定できないとの判断に続き、アニメ作成&映像合成ブロック35において、種類を特定できない接近物4に対応したアイコン画像5をメモリ31から読み出し、ステップS10へ移行する。
ステップS10では、ステップS9での種類を特定できない接近物4に対応したアイコン画像5の読み出しに続き、アニメ作成&映像合成ブロック35において、画像縮小処理ブロック32からの縮小車両周辺映像を通常映像領域7に表示する映像信号と、接近物4の種類を特定できない場合に選択されるアイコン画像5をアニメーション警告領域8に表示する映像信号を合成し、ステップS14へ移行する。
ステップS11では、ステップS3での接近物4の検知が維持されているとの判断に続き、画像縮小処理ブロック32において、車載カメラ1から入力された車両周辺の映像信号を、モニタ2の通常映像領域7の画面大きさに合致する縮小映像とする画像処理を行い、ステップS12へ移行する。
ステップS12では、ステップS11での画像縮小処理に続き、アニメ作成&映像合成ブロック35において、画像縮小処理ブロック32からの縮小車両周辺映像を通常映像領域7に表示する映像信号と、既に選択されているアイコン画像5の位置等を時間補正処理してアニメーション警告領域8に表示する映像信号を合成し、ステップS14へ移行する。ここで、アイコン画像5の位置は、座標計算により時間補正処理を行う。また、接近物4の移動方向/移動速度情報に基づき、自車両と接近物4との接近度を計算し、接近度に応じて、アイコン画像5の色、大きさ、点滅周期の少なくとも1つ以上を変更する時間補正処理を行う。
ステップS13では、ステップS3での接近物4が非検知であるとの判断に続き、画像縮小処理ブロック32において、車載カメラ1から入力された車両周辺の映像信号を、モニタ2の通常映像領域7の画面大きさに合致する縮小映像とする画像処理を行い、ステップS14へ移行する。
ステップS14では、ステップS8またはステップS10またはステップS12での映像信号の合成、あるいは、ステップS13での縮小映像信号の生成に続き、アニメ作成&映像合成ブロック35において、通常映像領域7に表示する映像信号とアニメーション警告領域8に表示する映像信号、あるいは、通常映像領域7に表示する映像信号をモニタ2に対して出力し、リターンへ移行する。
次に、作用を説明する。
実施例1の車両周辺映像表示装置における作用を、「接近物非検知時における車両周辺映像の表示作用」、「接近物検知時におけるアイコン画像の合成表示作用」、「接近物を示すアイコン画像のアニメーション表示作用」に分けて説明する。
[接近物非検知時における車両周辺映像の表示作用]
まず、車載カメラ1からの入力映像上で接近物4が非検知であるときは、図3のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS13→ステップS14へと進む流れが繰り返される。
そして、ステップS14において、通常映像領域7に表示する映像信号をモニタ2に対して出力することで、モニタ2の表示画面6のうち、通常映像領域7に車載カメラ1から入力された車両周辺の縮小映像が表示される。なお、アニメーション警告領域8には、アイコン画像5が無く、領域表示のままとされる。
したがって、運転者は、モニタ2のアニメーション警告領域8にアイコン画像5が無いことを確認するだけで、通常映像領域7の車両周辺の縮小映像を注視することなく、自車両に対して接近する接近物4が無いことを知ることができる。
[接近物検知時におけるアイコン画像の合成表示作用]
車載カメラ1からの入力映像上で接近物4の非検知から検知に変わったときであって、検知した接近物4の種類が特定できるときは、図3のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ステップS7→ステップS8→ステップS14へと進む。このように、検知した接近物4の種類が特定できるときは、検知した接近物4を象徴的に表すアイコン画像5に置き換えられ、モニタ2の表示画面6に予め設定したアニメーション警告領域8にアイコン画像5が表示される。
車載カメラ1からの入力映像上で接近物4の非検知から検知に変わったときであって、検知した接近物4の種類が特定できないときは、図3のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ステップS9→ステップS10→ステップS14へと進む。このように、検知した接近物4の種類が特定できないときは、検知した接近物4の種類が特定できないことを象徴的に表すアイコン画像5に置き換えられ、モニタ2の表示画面6に予め設定したアニメーション警告領域8にアイコン画像5が表示される。
すなわち、モニタ2の表示画面6の画面周辺部のアニメーション警告領域8を注意喚起領域として予め設定しておき、検知した接近物4の種類が特定できるときでも特定できないときでも、このアニメーション警告領域8に、接近物4を象徴的に表すアイコン画像5が表示されることになる。
したがって、自車両に対する接近物4を検知した場合、画面周辺の固定したアニメーション警告領域8にアイコン画像5が表示されることで、運転者がモニタ2のアニメーション警告領域8にアイコン画像5が表示されたことを確認するだけで、自車両に対して接近する接近物4が現れたことを知ることができる。言い換えると、運転者がモニタ2の表示画面6を見る際、通常映像領域7に表示される車載カメラ映像を注視する必要性が減ることになるし、接近物4を車載カメラ映像中から探索する必要性が減ることになり、運転の妨げにならない。
[接近物を示すアイコン画像のアニメーション表示作用]
接近物4の検知が維持されている間は、図3のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS11→ステップS12→ステップS14へと進む流れが繰り返される。このように、自車両に対する接近物4の非検知状態から検知状態へと移行した場合、通常映像領域7の接近物4を表示と対応関係でアニメーション警告領域8にアイコン画像5が表示される。そして、接近物4の検知が維持されている間は、ステップS12での時間補正処理により、接近物4の移動に合わせてアイコン画像5がアニメーション警告領域8上を移動する。
すなわち、接近物検知ブロック33から連続的に送られてくる情報を基に、画面縮小に適用させた座標に連続的にアイコン画像5を描画することで、接近物4の動きに呼応した簡易なアニメーションとしてアニメーション警告領域8にアイコン画像5を描画することが可能になる。
上記のように、アイコン画像5がアニメーション警告領域8に固定表示されるのではなく、接近物4の移動に合わせてアイコン画像5がアニメーション警告領域8上を移動するように表示される。このため、運転者がモニタ2のアニメーション警告領域8のアイコン画像5の移動表示を見るだけで、接近物4の位置や移動方向や移動速度が理解し易くなるというように、接近物4の認識結果を運転者に対して直感的にわかりやすく伝えることができる。
特に、実施例1の場合、通常映像領域7に表示された1つの接近物4aに対して2つのアイコン画像5a,5aを用い、他の1つの接近物4bに対して2つのアイコン画像5b,5bを用いている。このため、図2に示すように、1つの接近物4aの動きを、上部周辺領域8aで左右に移動するアイコン画像5aと、左部周辺領域8bで上下に移動するアイコン画像5aにより的確に把握することができる。また、他の1つの接近物4bの動きを、上部周辺領域8で左右に移動するアイコン画像5bと、右部周辺領域8cで上下に移動するアイコン画像5bにより的確に把握することができる。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両周辺映像表示装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 自車両に取り付けられ、車両周辺を撮像する車載カメラ1と、運転者が視認できる位置に設定したモニタ2と、前記車載カメラ1からの入力映像に基づき、前記モニタ2への出力映像を生成するモニタ映像生成コントロールユニット3を備えた車両周辺映像表示装置において、前記モニタ映像生成コントロールユニット3は、前記車載カメラ1からの入力映像に基づき自車両に対して相対的に接近する接近物4を検知し、検知した前記接近物4を象徴的に表す視標像(アイコン画像5)に置き換え、前記モニタ2の表示画面6に予め設定した画面周辺領域に前記視標像(アイコン画像5)を表示すると共に、前記接近物4の移動に合わせて前記視標像(アイコン画像5)が画面周辺領域上を移動するように表示する出力映像を生成する。このため、安価なシステム構成でありながら、運転の妨げにならずに接近物4の認識結果を運転者に対して直感的にわかりやすく伝えることで、未然に接近物4を回避する安全運転に貢献することができる。
(2) 前記モニタ映像生成コントロールユニット3は、前記モニタ2の表示画面6を、予め画面中心部の通常映像領域7と画面周辺部のアニメーション警告領域8に分割しておき、前記通常映像領域7に、画像縮小処理を施した前記車載カメラ1からの入力映像を表示し、前記アニメーション警告領域8に、接近物4の種類に応じて選択した視標像(アイコン画像5)を移動表示する出力映像を生成する。このため、運転者はモニタ2の表示画面6のうち、画面周辺部のアニメーション警告領域8を見るだけで、運転の妨げになることなく、接近物4の存在の有無や接近物4の接近状況や離反状況を知ることができる。
(3) 前記モニタ映像生成コントロールユニット3は、前記接近物4の種類に応じて複数のアイコン画像5を保存するメモリ31と、前記車載カメラ1からの入力映像を前記通常映像領域7に合わせて縮小処理する画像縮小処理ブロック32と、前記車載カメラ1からの入力映像を画像解析することにより自車両に対する接近物を検知する接近物検知ブロック33と、検知された接近物4の表示画面6上での位置を特定する座標変換を行う接近物検知データ処理ブロック34と、前記画像縮小処理ブロック32から出力された映像と、検知された接近物4の種類に応じて前記メモリ31から選択されたアイコン画像5の同時表現により合成された映像を作成するアニメ作成&映像合成ブロック35と、を有し、前記アニメ作成&映像合成ブロック35は、前記接近物検知データ処理ブロック34から出力された位置情報に基づき、前記画像縮小処理ブロック32から出力された映像中の接近物表示位置にアイコン画像5を同期させ、前記アニメーション警告領域8に、前記通常映像領域7に表示された接近物4の移動と同期して移動するアイコン画像5をアニメーション表示する。このため、接近物4の動きに呼応した簡易なアニメーションとしてアニメーション警告領域8にアイコン画像5が描画されることで、接近物4の認識結果を、簡易アニメーションにより、運転者に対して直感的にわかりやすく伝えることができる。
(4) 前記モニタ映像生成コントロールユニット3は、自車両と接近物4との接近度に応じて、前記視標像(アイコン画像5)の色、大きさ、点滅周期の少なくとも1つ以上を変更して表示する出力映像を生成する。このため、接近物4の認識結果を伝えるだけでなく、接近度が低いときには、運転者に対し冷静な運転を保つことを促し、接近度が高いときには、運転者に対し未然に接近物4を回避するハンドル操作やブレーキ操作等を促す警告を行うことができる。
(5) 前記モニタ映像生成コントロールユニット3は、自車両の周囲に存在する移動物体、または、障害物を接近物4として検知する。このため、自車両の周辺から移動物体や障害物が接近してきた場合、運転の妨げにならずに移動物体や障害物の認識結果を運転者に対して直感的にわかりやすく伝えることができる。
(6) 前記モニタ映像生成コントロールユニット3は、前記モニタ2の表示画面6のうち、上部周辺領域8aと左部周辺領域8bと右部周辺領域8cをアニメーション警告領域8として設定し、前記アニメーション警告領域8は、前記通常映像領域7に表示された1つの接近物4に対して2つ視標像(アイコン画像5,5)を用い、上部周辺領域8aで視標像(アイコン画像5)を左右移動させる表示と、左部周辺領域8bと右部周辺領域8cの一方の領域で視標像(アイコン画像5)を上下移動させる表示に分けた。このため、1つの接近物4の動きを、上部周辺領域8aで左右に移動するアイコン画像5と、左部周辺領域8bと右部周辺領域8cの一方の領域で上下に移動するアイコン画像5により的確に把握することができる。
実施例2は、モニタ2の表示画面6のうち、左部周辺領域8bと右部周辺領域8cをアニメーション警告領域8として設定した例である。
まず、構成を説明する。
図4は、実施例2の2周辺部をアニメーション警告領域とする車両周辺映像表示装置において車両フロントから右方向に向けた車載カメラで2つの接近物が検知されたときのモニタ画面の一例を示す図である。
実施例2では、図4に示すように、前記モニタ2の表示画面6のうち、左部周辺領域8bと右部周辺領域8cをアニメーション警告領域8として設定している。そして、アニメーション警告領域8は、前記通常映像領域7に表示された1つの接近物4aに対して1つのアイコン画像5aを用い、左部周辺領域8bでアイコン画像5aを上下移動させる表示としている。また、通常映像領域7に表示された他の1つの接近物4bに対して1つのアイコン画像5bを用い、右部周辺領域8cでアイコン画像5bを上下移動させる表示としている。なお、他の構成は、実施例1と同様であるので、図示並びに説明を省略する。
次に、作用を説明すると、図4に示すように、1つの接近物4aの動きを、左部周辺領域8bで上下に移動するアイコン画像5aにより把握することができ、他の1つの接近物4bの動きを、右部周辺領域8cで上下に移動するアイコン画像5bにより把握することができる。なお、他の作用は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例2の車両周辺映像表示装置にあっては、実施例1の(1)〜(5)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(7) 前記モニタ映像生成コントロールユニット3は、前記モニタ2の表示画面6のうち、左部周辺領域8bと右部周辺領域8cをアニメーション警告領域8として設定し、前記アニメーション警告領域8は、前記通常映像領域7に表示された1つの接近物4に対して1つの視標像(アイコン画像5)を用い、左部周辺領域8bと右部周辺領域8cの一方の領域で視標像(アイコン画像5)を上下移動させる表示とした。このため、通常映像領域7の表示画面6を実施例1に比べ上下方向に拡大しながら、1つの接近物4の動きを、左部周辺領域8bと右部周辺領域8cの一方の領域で上下に移動するアイコン画像5により把握することができる。
実施例3は、モニタ2の表示画面6のうち、上部周辺領域8aをアニメーション警告領域8として設定した例である。
まず、構成を説明する。
図5は、実施例3の1周辺部をアニメーション警告領域とする車両周辺映像表示装置において車両フロントから右方向に向けた車載カメラで2つの接近物が検知されたときのモニタ画面の一例を示す図である。
実施例3では、図5に示すように、前記モニタ2の表示画面6のうち、上部周辺領域8aをアニメーション警告領域8として設定している。そして、アニメーション警告領域8は、前記通常映像領域7に表示された1つの接近物4aに対して1つのアイコン画像5aを用い、上部周辺領域8aでアイコン画像5aを左右移動させる表示としている。また、通常映像領域7に表示された他の1つの接近物4bに対して1つのアイコン画像5bを用い、上部周辺領域8aでアイコン画像5bを左右移動させる表示としている。なお、他の構成は、実施例1と同様であるので、図示並びに説明を省略する。
次に、作用を説明すると、図5に示すように、1つの接近物4aの動きを、上部周辺領域8aで左右に移動するアイコン画像5aにより把握することができ、他の1つの接近物4bの動きを、上部周辺領域8aで左右に移動するアイコン画像5bにより把握することができる。なお、他の作用は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例3の車両周辺映像表示装置にあっては、実施例1の(1)〜(5)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(8) 前記モニタ映像生成コントロールユニット3は、前記モニタ2の表示画面6のうち、上部周辺領域8aをアニメーション警告領域8として設定し、前記アニメーション警告領域8は、前記通常映像領域7に表示された1つの接近物4に対して1つの視標像(アイコン画像5)を用い、上部周辺領域8aで視標像(アイコン画像5)を左右移動させる表示とした。このため、通常映像領域7の表示画面6を実施例1に比べ幅方向に拡大しながら、1つの接近物4の動きを、上部周辺領域8aで左右に移動するアイコン画像5により把握することができる。
以上、本発明の車両周辺映像表示装置を実施例1〜実施例3に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1〜3では、視標像として自動車モデルのアイコン画像5を用いる例を示した。しかし、視標像としては、アイコン画像以外に接近物を表すマーク等を用いても良い。さらに、自動車モデルのアイコン画像に限らず、自転車や人等に対応するアイコン画像をシステムで保持しておくことで、検知ブロックが接近物を種別したときに、それに対応することができる。接近物の種別が特定できないときも、特定できないときの専用のアイコン画像やマークを表示することで、位置関連情報を提示することが可能である。
実施例1では、モニタ2の表示画面6のうち、上部と左右部の周辺領域をアニメーション警告領域8として設定する例を示し、実施例2では、モニタ2の表示画面6のうち、左右部の周辺領域をアニメーション警告領域8として設定する例を示し、実施例3では、モニタ2の表示画面6のうち、上部の周辺領域をアニメーション警告領域8として設定する例を示した。しかし、上下部と左右部の4周辺領域をアニメーション警告領域として設定する例としても良いし、また、下部・左部・右部の1周辺領域をアニメーション警告領域として設定する例としても良い。
実施例1〜3では、通常映像領域7にカメラ映像を縮小表示する例を示した。しかし、通常映像領域7にカメラ映像を視点変換により俯瞰映像とし、この俯瞰映像を縮小表示するような例としても良い。
実施例1の車両周辺映像表示装置を示す全体ブロック図である。 実施例1の3周辺部をアニメーション警告領域とする車両周辺映像表示装置において車両フロントから右方向に向けた車載カメラで2つの接近物が検知されたときのモニタ画面の一例を示す図である。 実施例1の車両周辺映像表示装置におけるモニタ映像生成コントロールユニット3にて実行されるモニタ映像生成制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2の2周辺部をアニメーション警告領域とする車両周辺映像表示装置において車両フロントから右方向に向けた車載カメラで2つの接近物が検知されたときのモニタ画面の一例を示す図である。 実施例3の1周辺部をアニメーション警告領域とする車両周辺映像表示装置において車両フロントから右方向に向けた車載カメラで2つの接近物が検知されたときのモニタ画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 車載カメラ
2 モニタ
3 モニタ映像生成コントロールユニット(モニタ映像生成手段)
31 メモリ
32 画像縮小処理ブロック
33 接近物検知ブロック
34 接近物検知データ処理ブロック
35 アニメ作成&映像合成ブロック
4 接近物
5 アイコン画像(視標像)
6 表示画面
7 通常映像領域
8 アニメーション警告領域(画面周辺領域)
8a 上部周辺領域
8b 左部周辺領域
8c 右部周辺領域

Claims (8)

  1. 自車両に取り付けられ、車両周辺を撮像する車載カメラと、運転者が視認できる位置に設定したモニタと、前記車載カメラからの入力映像に基づき、前記モニタへの出力映像を生成するモニタ映像生成手段を備えた車両周辺映像表示装置において、
    前記モニタ映像生成手段は、前記車載カメラからの入力映像に基づき自車両に対して相対的に接近する接近物を検知し、検知した前記接近物を象徴的に表す視標像に置き換え、前記モニタの表示画面に予め設定した画面周辺領域に前記視標像を表示すると共に、前記接近物の移動に合わせて前記視標像が画面周辺領域上を移動するように表示する出力映像を生成することを特徴とする車両周辺映像表示装置。
  2. 請求項1に記載された車両周辺映像表示装置において、
    前記モニタ映像生成手段は、前記モニタの表示画面を、予め画面中心部の通常映像領域と画面周辺部のアニメーション警告領域に分割しておき、前記通常映像領域に、画像縮小処理を施した前記車載カメラからの入力映像を表示し、前記アニメーション警告領域に、接近物の種類に応じて選択した視標像を移動表示する出力映像を生成することを特徴とする車両周辺映像表示装置。
  3. 請求項2に記載された車両周辺映像表示装置において、
    前記モニタ映像生成手段は、前記接近物の種類に応じて複数のアイコン画像を保存するメモリと、前記車載カメラからの入力映像を前記通常映像領域に合わせて縮小処理する画像縮小処理ブロックと、前記車載カメラからの入力映像を画像解析することにより自車両に対する接近物を検知する接近物検知ブロックと、検知された接近物の表示画面上での位置を特定する座標変換を行う接近物検知データ処理ブロックと、前記画像縮小処理ブロックから出力された映像と、検知された接近物の種類に応じて前記メモリから選択されたアイコン画像の同時表現により合成された映像を作成するアニメ作成&映像合成ブロックと、を有し、
    前記アニメ作成&映像合成ブロックは、前記接近物検知データ処理ブロックから出力された位置情報に基づき、前記画像縮小処理ブロックから出力された映像中の接近物表示位置にアイコン画像を同期させ、前記アニメーション警告領域に、前記通常映像領域に表示された接近物の移動と同期して移動するアイコン画像をアニメーション表示することを特徴とする車両周辺映像表示装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載された車両周辺映像表示装置において、
    前記モニタ映像生成手段は、自車両と接近物の接近度に応じて、前記視標像の色、大きさ、点滅周期の少なくとも1つ以上を変更して表示する出力映像を生成することを特徴とする車両周辺映像表示装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載された車両周辺映像表示装置において、
    前記モニタ映像生成手段は、自車両の周囲に存在する移動物体、または、障害物を接近物として検知することを特徴とする車両周辺映像表示装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載された車両周辺映像表示装置において、
    前記モニタ映像生成手段は、前記モニタの表示画面のうち、上部周辺領域と左部周辺領域と右部周辺領域をアニメーション警告領域として設定し、
    前記アニメーション警告領域は、前記通常映像領域に表示された1つの接近物に対して2つ視標像を用い、上部周辺領域で視標像を左右移動させる表示と、左部周辺領域と右部周辺領域の一方の領域で視標像を上下移動させる表示に分けたことを特徴とする車両周辺映像表示装置。
  7. 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載された車両周辺映像表示装置において、
    前記モニタ映像生成手段は、前記モニタの表示画面のうち、左部周辺領域と右部周辺領域をアニメーション警告領域として設定し、
    前記アニメーション警告領域は、前記通常映像領域に表示された1つの接近物に対して1つの視標像を用い、左部周辺領域と右部周辺領域の一方の領域で視標像を上下移動させる表示としたことを特徴とする車両周辺映像表示装置。
  8. 請求項2乃至請求項5の何れか1項に記載された車両周辺映像表示装置において、
    前記モニタ映像生成手段は、前記モニタの表示画面のうち、上部周辺領域をアニメーション警告領域として設定し、
    前記アニメーション警告領域は、前記通常映像領域に表示された1つの接近物に対して1つの視標像を用い、上部周辺領域で視標像を左右移動させる表示としたことを特徴とする車両周辺映像表示装置。
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