JP6805974B2 - 走行支援装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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本発明は、運転者の物体への視線誘導を行う走行支援装置及びコンピュータプログラムに関する。
従来より、車両の運転者に対して経路案内や障害物の警告等の運転情報を提供する情報提供手段として、様々な手段が用いられている。例えば、車両に設置された液晶ディスプレイによる表示や、スピーカから出力する音声等である。そして、近年、このような情報提供手段の一つとして、ヘッドアップディスプレイ(以下、HUDという)やウインドウシールドディスプレイ(以下、WSDという)のように運転者の視野に重畳する画像を表示することによって、情報の提供を行う装置がある。
ここで、上記のようなHUDやWSDでは、運転者の視線方向を前方から逸らすことなく、運転者の視界にある運転者に認識させたい物体(例えば、歩行者や他車両)に対して効果的な視線の誘導案内を行うことが可能となる。特に運転者の周辺視野領域にある物体については、運転者が気付き難く、認識が遅れることから、物体へと運転者の視線を迅速に誘導させる案内を行うことが重要である。例えば、特開2003−291688号公報には、運転者の周辺視野領域に歩行者等の物体がある場合において、運転者の視界を妨げないように周辺視野領域中を物体の方向へと移動する認識画像を表示することによって、物体へと運転者の視線誘導を行う技術について開示されている。
特開2003−291688号公報(第6頁、図7)
ここで、上記特許文献1の技術では運転者の視野を妨げないことを目的として認識画像は中心視野領域には表示せず、周辺視野領域中のみに表示させる。しかしながら、周辺視野領域は中心視野領域に比べると認識能力が劣るので、状況によっては運転者が認識画像に気付かない虞があった。また、特に車両を高速で走行する場合には周辺視野が狭くなり、認識画像に気付かない可能性がより高くなる。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、運転者の視野に重畳する認識画像を用いて、車外にある物体へと運転者の視線をより確実に誘導させることを可能にした走行支援装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る走行支援装置は、車外にある物体の位置を取得する位置取得手段と、運転者の中心視野及び周辺視野をそれぞれ取得する視野取得手段と、前記物体を運転者に認識させる認識画像を運転者の視野に重畳して表示する画像表示手段と、を有し、前記画像表示手段は、前記周辺視野に少なくとも一部が重畳する位置を表示開始位置とし、前記表示開始位置から前記中心視野を横切って前記物体の方向へと移動する前記認識画像を表示する。
尚、「物体」とは構造物以外に、車両や人等の移動体についても含む。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、車両の走行支援を行うプログラムである。具体的には、コンピュータを、車外にある物体の位置を取得する位置取得手段と、運転者の中心視野及び周辺視野をそれぞれ取得する視野取得手段と、前記物体を運転者に認識させる認識画像を運転者の視野に重畳して表示する画像表示手段と、して機能させる為のコンピュータプログラムである。また、前記画像表示手段は、前記周辺視野に少なくとも一部が重畳する位置を表示開始位置とし、前記表示開始位置から前記中心視野を横切って前記物体の方向へと移動する前記認識画像を表示する。
前記構成を有する本発明に係る走行支援装置及びコンピュータプログラムによれば、周辺視野から運転者の中心視野を横切って車外の物体へと移動する認識画像を表示することによって、車外にある物体へと運転者の視線をより確実に誘導させることが可能となる。それによって、物体を運転者に確実に視認させることが可能となる。特に車両が高速で走行する場合においても、物体へと運転者の視線を確実に誘導させることが可能となる。
本実施形態に係る走行支援装置の概略構成図である。 本実施形態に係るナビゲーション装置を示したブロック図である。 本実施形態に係る走行支援処理プログラムのフローチャートである。 HUDにより画像を表示可能なエリアを示した図である。 乗員の視線中心の特定方法について説明した図である。 乗員の中心視野及び周辺視野を示した図である。 認識画像として表示する円弧の初期半径の算出方法を説明した図である。 警告対象物に対する認識画像の表示例を示した図である。 警告対象物に対する認識画像の表示例を示した図である。 認識画像の変形例について示した図である。
以下、本発明に係る走行支援装置を具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る走行支援装置1の概略構成について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係る走行支援装置1の概略構成図である。
図1に示すように走行支援装置1は、車両2に搭載されたナビゲーション装置3と、同じく車両2に搭載されるとともにナビゲーション装置3と接続されたヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUDという)4とを基本的に有する。
ここで、ナビゲーション装置3は、目的地までの推奨経路を探索したり、車両2の現在位置を検出したり、サーバから取得したりメモリに格納された地図データに基づいて車両2の現在位置周辺の地図画像を表示したり、設定された案内経路に沿った移動案内や障害物に対する警告案内をHUD4とともに行う機能を有する。尚、上記機能の全てをナビゲーション装置3が備えている必要はなく、少なくとも障害物に対する警告案内を行う機能を有していれば本願発明を構成することが可能である。尚、ナビゲーション装置3の構造の詳細については後述する。
一方、HUD4は、車両2のダッシュボード5内部に設置されており、内部には映像が表示される映像表示面である液晶ディスプレイ6を有する。そして、液晶ディスプレイ6に投射された映像を、後述のようにHUD4が備える凹面鏡7等を介し、更に運転席の前方のフロントウィンドウ8に反射させて車両2の乗員9に視認させるように構成されている。尚、液晶ディスプレイ6に表示される映像としては、車両2に関する情報や乗員9の運転の支援の為に用いられる各種情報がある。例えば乗員9に対して警告対象となる対象物(他車両や歩行者)に対する警告、ナビゲーション装置3で設定された案内経路や案内経路に基づく案内情報(右左折方向を示す矢印等)、路面に表示する警告(追突注意、制限速度等)、現在車速、案内標識、地図画像、交通情報、ニュース、天気予報、時刻、接続されたスマートフォンの画面、テレビ番組等がある。
また、本実施形態のHUD4では、フロントウィンドウ8を反射して乗員9が液晶ディスプレイ6に表示された映像を視認した場合に、乗員9にはフロントウィンドウ8の位置ではなく、フロントウィンドウ8の先の遠方の位置に液晶ディスプレイ6に表示された映像が虚像10として視認されるように構成される。また、虚像10は乗員9の視野に重畳して表示されることとなり、例えば乗員9の視野領域内に位置する任意の対象物(警告対象となる物等)に重畳させて表示させることも可能である。尚、乗員9が視認できる虚像10は液晶ディスプレイ6に表示された映像であるが、凹面鏡7やその他のミラーを介することによって上下方向や左右方向が反転する場合があり、それらの反転を考慮して液晶ディスプレイ6の映像の表示を行う必要がある。また、凹面鏡7を介することによってサイズも変更する。
ここで、虚像10を生成する位置、より具体的には乗員9から虚像10までの距離(以下、虚像生成距離という)Lについては、HUD4が備える凹面鏡7の曲率、液晶ディスプレイ6と凹面鏡7との相対位置等によって適宜設定することが可能である。例えば、凹面鏡7の曲率が固定であれば、液晶ディスプレイ6において映像の表示された位置から凹面鏡7までの光路に沿った距離(光路長)によって虚像生成距離Lが決定される。例えば虚像生成距離Lが25mとなるように光路長が設定されている。
また、本実施形態では乗員9の視野に重畳する画像を表示する手段としてHUD4を用いているが、他の手段を用いても良い。例えば、フロントウィンドウ8に対して映像を表示するウインドウシールドディスプレイ(WSD)を用いても良い。例えば、フロントウィンドウ8をスクリーンとしてプロジェクタから映像を表示しても良いし、フロントウィンドウ8を透過液晶ディスプレイとしても良い。WSDによってフロントウィンドウ8に対して表示された画像は、HUD4と同様に乗員9の視野に重畳する画像となる。
また、車両のフロントバンパの上方やルームミラーの裏側等にはフロントカメラ11が設置される。フロントカメラ11は、例えばCCD等の固体撮像素子を用いたカメラを有する撮像装置であり、光軸方向を車両の進行方向前方に向けて設置される。そして、フロントカメラ11により撮像された撮像画像に対して画像処理が行われることによって、フロントウィンドウ8越しに乗員9に視認される前方環境(即ち虚像10が重畳される環境)の状況等が検出される。尚、フロントカメラ11の代わりにミリ波レーダ等のセンサを用いても良い。
また、車両のインストルメントパネルの上面には車内カメラ12が設置される。車内カメラ12は、例えばCCD等の固体撮像素子を用いたカメラを有する撮像装置であり、光軸方向を運転席に向けて設置される。そして、運転席に座った乗員9の顔を撮像する。そして、車内カメラ12により撮像された撮像画像に対して画像処理が行われることによって、乗員9の目の位置(視線開始点)や視線方向を検出する。
次に、上記走行支援装置1を構成するナビゲーション装置3の概略構成について図2を用いて説明する。図2は本実施形態に係るナビゲーション装置3を示したブロック図である。
図2に示すように本実施形態に係るナビゲーション装置3は、ナビゲーション装置3が搭載された車両2の現在位置を検出する現在位置検出部13と、各種のデータが記録されたデータ記録部14と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーションECU15と、ユーザからの操作を受け付ける操作部16と、ユーザに対して車両周辺の地図や施設の関する施設情報を表示する液晶ディスプレイ17と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ18と、記憶媒体であるDVDを読み取るDVDドライブ19と、VICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ等の情報センタとの間で通信を行う通信モジュール20と、を有する。また、ナビゲーション装置3はCAN等の車載ネットワークを介して、前述したHUD4、フロントカメラ11及び車内カメラ12等が接続されている。
以下に、ナビゲーション装置3が有する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部13は、GPS21、車速センサ22、ステアリングセンサ23、ジャイロセンサ24等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ22は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU15に出力する。そして、ナビゲーションECU15は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置3が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置3が備える構成としても良い。
また、データ記録部14は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記録された地図情報DB31や所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。尚、データ記録部14はハードディスクの代わりにフラッシュメモリやメモリーカードやCDやDVD等の光ディスクを有していても良い。また、地図情報DB31は外部のサーバに格納させ、ナビゲーション装置3が通信により取得する構成としても良い。
ここで、地図情報DB31は、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ32、ノード点に関するノードデータ33、施設等の地点に関する地点データ34、各交差点に関する交差点データ、地図を表示するための地図表示データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等が記憶された記憶手段である。
ここで、リンクデータ32としては、例えば、該リンクを識別するリンクID、該リンクの端部に位置するノードを特定する端部ノード情報、該リンクが構成する道路の道路種別等が記憶される。また、ノードデータ33としては、該ノードを識別するノードID、該ノードの位置座標、該ノードがリンクを介して接続される接続先ノードを特定する接続先ノード情報等が記憶される。また、地点データ34としては、目的地への設定対象となる施設に関する各種情報が記憶される。例えば、施設を特定するID、施設名称、位置座標、ジャンル、住所等が記憶される。
一方、ナビゲーションECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)15は、ナビゲーション装置3の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU41、並びにCPU41が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM42、制御用のプログラムのほか、後述の走行支援処理プログラム(図3)等が記録されたROM43、ROM43から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ44等の内部記憶装置を備えている。尚、ナビゲーションECU15は、処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。例えば、位置取得手段は、車外にある物体の位置を取得する。視野取得手段は、運転者の中心視野及び周辺視野をそれぞれ取得する。画像表示手段は、物体を運転者に認識させる認識画像を運転者の視野に重畳して表示する。
操作部16は、走行開始地点としての出発地及び走行終了地点としての目的地を入力する際等に操作され、各種のキー、ボタン等の複数の操作スイッチ(図示せず)を有する。そして、ナビゲーションECU15は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。尚、操作部16は液晶ディスプレイ17の前面に設けたタッチパネルを有していても良い。また、マイクと音声認識装置を有していても良い。
また、液晶ディスプレイ17には、道路を含む地図画像、交通情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、出発地から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。尚、本実施形態では情報の表示手段としてHUD4を備えているので、上記地図画像等の表示をHUD4で行う構成とすれば液晶ディスプレイ17は省略しても良い。
また、スピーカ18は、ナビゲーションECU15からの指示に基づいて案内経路に沿った走行を案内する音声ガイダンスや、交通情報の案内を出力する。
また、DVDドライブ19は、DVDやCD等の記録媒体に記録されたデータを読み取り可能なドライブである。そして、読み取ったデータに基づいて音楽や映像の再生、地図情報DB31の更新等が行われる。尚、DVDドライブ19に替えてメモリーカードを読み書きする為のカードスロットを設けても良い。
また、通信モジュール20は、交通情報センタ、例えば、VICSセンタやプローブセンタ等から送信された渋滞情報、規制情報、交通事故情報等の各情報から成る交通情報を受信する為の通信装置であり、例えば携帯電話機やDCMが該当する。
続いて、前記構成を有する走行支援装置1の内、特にナビゲーション装置3において実行する走行支援処理プログラムについて図3に基づき説明する。図3は本実施形態に係る走行支援処理プログラムのフローチャートである。ここで、走行支援処理プログラムは車両のACC電源(accessory power supply)がONされた後に実行され、HUD4を用いて車両2の乗員9に警告対象となる対象物への警告を行うプログラムである。尚、以下の図3にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーション装置3が備えているRAM42やROM43に記憶されており、CPU41により実行される。
先ず、走行支援処理プログラムではステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU41は、車両の周辺情報を取得する。本実施形態では、車両の周辺情報として特にフロントカメラ11により車両の進行方向前方を撮像した撮像画像を取得する。尚、周辺情報としては、フロントカメラ11の撮像画像以外に車両に設置されたミリ波レーダ等のセンサの検出結果を取得しても良いし、車車間通信や外部サーバとの通信によって車両の周囲に位置する他車両や歩行者の位置を取得しても良い。
次に、S2において、車両の進行方向前方に車両の乗員に対して警告対象となる対象物(以下、警告対象物という)があるか否か判定する。ここで、警告対象物は車両に乗車する乗員が注視すべき物とし、例えば他車両、歩行者、2輪車とする。尚、標識や信号機等の乗員が注視すべき他の物についても警告対象物に含めても良い。
また、車両の進行方向前方にある警告対象物の有無の判定は、前記S1で取得した周辺情報に基づいて行う。例えば前記S1でフロントカメラ11により撮像した撮像画像を取得した場合には、撮像画像に対してテンプレートマッチング等の画像処理を行うことによって判定する。
そして、車両の進行方向前方に警告対象物があると判定された場合(S2:YES)には、S3へと移行する。それに対して、車両の進行方向前方に警告対象物がないと判定された場合(S2:NO)には、当該走行支援処理プログラムを終了する。
S3においてCPU41は、車両の進行方向前方にあると判定された警告対象物の具体的な位置を取得する。尚、警告対象物の位置は、例えばフロントカメラ11により撮像した撮像画像に対して画像処理を行うことによって取得しても良いし、ミリ波レーダ等のセンサを用いて取得しても良い。また、車車間通信や外部サーバとの通信によって取得しても良い。また、警告対象物の位置は、HUD4により画像を表示可能となるエリアを対象とした直交座標系により特定する。ここで、HUD4により画像を表示可能となるエリアは、運転者の視点(目の位置)やHUD4の設計値に基づいて決定され、例えば2次元の平面で示した運転者の視野(運転者の視線を光軸方向とした撮像画像)上で特定される。例えば、図4に示す例ではHUD4により画像を表示することが可能となるエリアは、矩形形状を有するエリア50となる。そこで、エリア50の最も左下の点を原点としてxy座標を設定し、警告対象物の位置をxy座標により特定する。尚、警告対象物が複数ある場合には、複数の警告対象物の位置をそれぞれ取得する。
例えば以下ではフロントカメラ11により撮像した撮像画像に対して画像処理を行うことによって警告対象物の位置を特定する方法について説明する。
先ず、CPU41は警告対象物のテンプレート画像のデータを生成する。例えば警告対象物が歩行者である場合には歩行者のテンプレート画像のデータを生成し、警告対象物が他車両である場合には車両のテンプレート画像のデータを生成し、フラッシュメモリ44等に格納する。尚、テンプレート画像のデータの生成方法については既に公知(例えば特開2011−223242号公報参照)であるので詳細は省略する。
そしてCPU41は、生成されたテンプレート画像を用いて、車両の進行方向前方にある警告対象物の位置をテンプレートマッチング処理により、当該走行支援処理プログラムが終了するまで以後継続的に検出する。
次に、S4においてCPU41は、乗員9の視野領域の内、特に乗員9の視線位置(注視点)を含む中心付近の一部の領域である中心視野領域51と、乗員9の視野領域の内、中心視野領域51を除いた周辺視野領域52とをそれぞれ取得する。ここで、中心視野領域51は、分能が高く、物を詳細に見ることに適した領域である。一方で周辺視野領域52は、詳細に見る点については劣るが、移動する対象に対して中心視野領域より優れた認識力を持つ領域である。
以下に中心視野領域51及び周辺視野領域52の取得方法について説明する。
先ずCPU41は、CPU41は車内カメラ12の撮像画像に基づいて、乗員9の視線開始点(目の位置)及び視線方向を検出する。車内カメラ12は前記したように車両のインストルメントパネルに設置され、撮像方向を運転席に向けて設置されており(図1)、撮像画像には乗員9の顔が含まれることとなる。尚、視線開始点や視線方向の検出方法としては、例えば角膜反射法により計測された瞳孔の中心位置やプルキニエ像を用いて検出する方法がある。それらの方法は既に公知の技術であるので、詳細は省略する。
次に、CPU41は検出された乗員9の視線開始点及び視線方向に基づいて、前記S3で直交座標系を設定したエリア50(HUD4により画像を表示することが可能となるエリア(図4参照))に対して運転者の視線が位置する視線位置を特定する。具体的には、図5に示すように、視線開始点Pから視線方向αへと延長した直線とエリア50との交点を視線位置Qとする。尚、視線位置Qはエリア50上を直交座標系としたxy座標によって一定時間毎(例えば200ms毎)に特定され、フラッシュメモリ44等に累積的に記憶される。そして、本実施形態ではサッケード(Saccade)による視線位置Qの変位を考慮し、過去所定時間内(例えば数秒間)の視線位置Qが納まる範囲53(サッケード範囲ともいう)を特定し、その範囲53の中心を視線中心として特定する。
その後、CPU41は図6に示すように乗員9の視線中心への視線方向を軸とした有効視野角θ1の範囲を、乗員9の中心視野領域51として特定する。尚、有効視野角θ1は水平30度、垂直20度程度とする。一方、乗員9が視認可能な視野領域(視野角で水平200度、垂直120度程度)の内、中心視野領域51を除いた領域を周辺視野領域52とする。尚、中心視野領域51及び周辺視野領域52は、前記S3と同じくHUD4により画像を表示可能となるエリアを対象とした直交座標系(図4参照)におけるxy座標より特定される。
続いて、S5においてCPU41は、車両の進行方向前方にあると判定された警告対象物が、乗員9の周辺視野領域52内にあるか否かを判定する。具体的には、前記S3で特定された警告対象物のxy座標が、前記S4で特定された周辺視野領域52内に位置するか否かが判定される。
そして、車両の進行方向前方にあると判定された警告対象物が、乗員9の周辺視野領域52内にあると判定された場合(S5:YES)には、S6へと移行する。それに対して、車両の進行方向前方にあると判定された警告対象物が、乗員9の周辺視野領域52内にないと判定された場合(S5:NO)、即ち、警告対象物が乗員9の中心視野領域や視野領域外にある場合には、警告対象物に対する案内を行うことなく当該走行支援処理プログラムを終了する。
但し、警告対象物が乗員9の中心視野領域や視野領域外にある場合においても、警告対象物に対する案内を行っても良い。例えば、HUD4を動作させ、乗員9が警告対象物と重畳する位置に、警告対象物を警告するマークや文字の虚像10を表示しても良い。
一方、S6においてCPU41は、警告対象物を認識させる為の画像(以下、認識画像という)としてHUD4により表示する円弧の半径Rの初期値R0を算出する。後述するように本実施形態では認識画像として、警告対象物の位置を中心点とした円弧形状を有する虚像10を表示する。更に、認識画像を最初に表示する表示開始位置は、周辺視野に少なくとも一部が重畳する位置とし、より具体的には中心視野と周辺視野の境界であって警告対象物の位置から最も離れた地点に重畳する位置とする。
従って、図7に示すように乗員9の周辺視野領域52内に警告対象物55が位置する場合において、警告対象物55の位置を(x1、y1)、中心視野領域51と周辺視野領域52の境界の内、警告対象物55から最も離れた地点を(x2、y2)とすると、以下の式(1)によりR0が算出される。
Figure 0006805974
警告対象物の位置を中心点とし、上記式(1)により算出された半径R0を有する円弧の虚像10は、乗員9の中心視野と周辺視野の境界であって警告対象物の位置から最も離れた地点に重畳することとなる。
その後、S7においてCPU41は、HUD4に対して制御信号を送信し、HUD4の液晶ディスプレイ6に対して虚像10を生成する為の映像を出力する。例えば、本実施形態では円弧の映像を出力する構成とする。その結果、警告対象物を認識させる為の認識画像として円弧の虚像10が表示される。また、円弧の虚像10の表示開始位置は、車両の乗員9の中心視野と周辺視野の境界を通過する位置とし、具体的には警告対象物の位置を中心点として前記S6で算出された半径R0の円弧とする。更に、その後にCPU41は、HUD4に対して制御信号を送信して液晶ディスプレイ6に表示する映像を変化させ、円弧の半径Rを段階的に短くする。それによって、乗員9の中心視野を横切って警告対象物の方向へと円弧の虚像10を移動させることが可能となる。尚、半径Rを短くする速度は、適宜設定可能であるが少なくとも車両の乗員9が移動する虚像10を目で追うことができる速度とする。そして、最終的に半径Rが0となった時点で、円弧の虚像10の表示は終了し、警告対象物に重畳する位置に輝点(点滅する画像)の虚像10を表示する(S8)。
また、円弧の虚像10は、フロントウィンドウ8の位置ではなく、乗員9から所定距離(例えば25m)前方の位置に視認されることとなり、乗員9は虚像10を視認する際に視線移動を極力少なくすることが可能である。
ここで、図8及び図9は前記S7において表示される円弧の虚像10(認識画像)の一例を示した図である。
図8に示すように前記S7において最初に表示される円弧の虚像10は、車両の乗員9の中心視野領域51と周辺視野領域52の境界を通過し、且つ、警告対象物55の位置を中心点とした円弧となる。その後、円弧の半径Rが徐々に短くなり、円弧の虚像10は、中心視野領域51を横切って徐々に警告対象物55側へと移動する。また、円弧の虚像10は警告対象物の位置を中心点とした半径Rの円の内、HUD4により画像を表示することが可能となるエリアに含まれる円弧部分とする。したがって、円弧の虚像10は、半径Rが短くなるのに従って円形状に徐々に近づく(角度が大きくなる)こととなり、最終的には警告対象物55を中心とした円形状となる。
そして、図9に示すように最終的に警告対象物55の位置に円弧の虚像10が収束する(警告対象物55に虚像10が重畳する)と、その後は警告対象物55に重畳する位置に輝点(点滅する画像)の虚像10を表示する。その結果、警告対象物55へと車両の乗員9の視線を確実に誘導させ、警告対象物55を乗員9に確実に視認させることが可能となる。尚、警告対象物が複数ある場合には、車両に最も近い警告対象物や、最も危険度が高いと判定される警告対象物を対象として上記認識画像の表示を行う。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る走行支援装置1及び走行支援装置1で実行されるコンピュータプログラムでは、車両の乗員9に対して警告対象となる警告対象物の位置を取得し(S3)、乗員9の中心視野及び周辺視野をそれぞれ取得し(S4)、警告対象物を認識させる為の認識画像を運転者の視野に重畳して表示するとともに、表示された認識画像は、乗員9の周辺視野に少なくとも一部が重畳する位置を表示開始位置とし、表示開始位置から中心視野を横切って警告対象物の方向へと移動させる(S7)ので、警告対象となる対象物へと車両の乗員9の視線をより確実に誘導させることが可能となる。それによって、警告対象となる対象物を車両の乗員9に確実に視認させることが可能となる。特に車両が高速で走行する場合においても、警告対象物へと乗員9の視線を確実に誘導させることが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態ではHUD4によって車両2のフロントウィンドウ8の前方に虚像を生成する構成としているが、フロントウィンドウ8以外のウィンドウの前方に虚像を生成する構成としても良い。また、HUD4により映像を反射させる対象はフロントウィンドウ8自身ではなくフロントウィンドウ8の周辺に設置されたバイザー(コンバイナー)であっても良い。
また、本実施形態では、警告対象物を認識させる為の認識画像を表示する手段としてHUD4を用いているが、フロントウィンドウ8に対して映像を表示するウインドウシールドディスプレイ(WSD)を用いても良い。その場合においても、HUD4と同様に円弧の画像を乗員の視野に重畳して表示させることが可能である。
また、本実施形態では、警告対象物を認識させる為の認識画像として円弧の画像を用いた場合について説明したが、認識画像としては他の画像を用いても良い。例えば、図10に示すようなエクスクラメーションマークや矢印の画像としても良い。図10に示す画像を用いる場合であっても、画像の表示開始位置は車両の乗員9の中心視野と周辺視野の境界を通過する位置とし、その後は乗員9の中心視野を横切って警告対象物の方向へと移動させるようにする。
また、本実施形態では特に車両の乗員(運転者)に対して警告対象となる対象物(例えば歩行者、他車両等)を、乗員に対して認識させる為の認識画像を表示しているが、認識画像により認識させる対象となるのは必ずしも警告対象となる対象物である必要は無い。例えば、標識や看板等の警告対象ではないが乗員に対して認識させるのが望ましい物体を対象として、上記認識画像を表示させても良い。
また、本実施形態では特に車両の乗員の周辺視野領域52に警告対象物がある場合に、認識画像を表示することとしているが、警告対象物が周辺視野領域52以外にある場合においても実施可能である。
また、本実施形態では、走行支援処理プログラム(図3)の処理をナビゲーション装置3のナビゲーションECU15が実行する構成としているが、実行主体は適宜変更することが可能である。例えば、HUD4の制御部、車両制御ECU、その他の車載器が実行する構成としても良い。尚、HUD4の制御部が実行する場合には、本発明に係る走行支援装置はHUD4のみで構成することも可能である。
また、本発明に係る走行支援装置を具体化した実施例について上記に説明したが、走行支援装置は以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
車外にある物体(55)の位置を取得する位置取得手段(41)と、運転者の中心視野(51)及び周辺視野(52)をそれぞれ取得する視野取得手段(41)と、前記物体を運転者に認識させる認識画像(10)を運転者の視野に重畳して表示する画像表示手段(41)と、を有し、前記画像表示手段は、前記周辺視野に少なくとも一部が重畳する位置を表示開始位置とし、前記表示開始位置から前記中心視野を横切って前記物体の方向へと移動する前記認識画像を表示する。
上記構成を有する走行支援装置によれば、周辺視野から運転者の中心視野を横切って車外の物体へと移動する認識画像を表示することによって、車外にある物体へと運転者の視線をより確実に誘導させることが可能となる。それによって、物体を運転者に確実に視認させることが可能となる。特に車両が高速で走行する場合においても、物体へと運転者の視線を確実に誘導させることが可能となる。
また、第2の構成は以下のとおりである。
前記画像表示手段(41)は、前記中心視野と前記周辺視野の境界であり、前記物体の位置から最も離れた地点に重畳する位置を表示開始位置として前記認識画像(10)を表示する。
上記構成を有する走行支援装置によれば、運転者の中心視野において最も長い距離を移動することによって中心視野を横切り、物体へと移動する認識画像を表示することが可能となる。従って、認識画像について確実に運転者に気付かせることが可能となる。
また、第3の構成は以下のとおりである。
前記認識画像(10)は、前記物体(55)の位置を中心点とした円弧形状を有する画像である。
上記構成を有する走行支援装置によれば、他の形状を有する画像と比較して中心視野を横切ったとしてもユーザの視界を邪魔する虞が少ない。その一方で、認識画像を運転者に見逃させることなく確実に把握させることが可能である。
また、第4の構成は以下のとおりである。
前記画像表示手段(41)は、前記円弧形状の半径を段階的に短くすることによって、前記中心視野(51)を横切って前記物体の方向へと移動する前記認識画像(10)を表示する。
上記構成を有する走行支援装置によれば、物体に対して収束する円を表示することによって、運転者の視線を物体へとより確実に誘導することが可能となる。
また、第5の構成は以下のとおりである。
前記画像表示手段(41)は、映像表示面(6)に表示された映像を前記運転者に視認させることによって、前記映像の虚像を前記運転者の視線前方に前記認識画像(10)として視認させる。
上記構成を有する走行支援装置によれば、特にヘッドアップディスプレイを用いることによって、運転者の視野に重畳する認識画像を表示することが可能となる。従って、運転者の視線を進行方向から逸脱させることなく、物体へと誘導することが可能となる。
また、第6の構成は以下のとおりである。
前記画像表示手段(41)は、車両のウィンドウ(8)に前記認識画像(10)を表示する。
上記構成を有する走行支援装置によれば、特にウインドウシールドディスプレイを用いることによって、運転者の視野に重畳する認識画像を表示することが可能となる。従って、運転者の視線を進行方向から逸脱させることなく、物体へと誘導することが可能となる。
また、第7の構成は以下のとおりである。
前記物体(55)は、運転者に対して警告対象となる対象物である。
上記構成を有する走行支援装置によれば、周辺視野から運転者の中心視野を横切って警告対象となる対象物へと移動する認識画像を表示することによって、警告対象となる対象物へと運転者の視線をより確実に誘導させることが可能となる。それによって、警告対象となる対象物を運転者に確実に視認させることが可能となる。
1 走行支援装置
2 車両
3 ナビゲーション装置
4 HUD
6 液晶ディスプレイ
8 フロントウィンドウ
10 虚像
15 ナビゲーションECU
41 CPU
42 RAM
43 ROM
51 中心視野領域
52 周辺視野領域
55 警告対象物

Claims (8)

  1. 車外にある物体の位置を取得する位置取得手段と、
    運転者の中心視野及び周辺視野をそれぞれ取得する視野取得手段と、
    前記物体を運転者に認識させる認識画像を運転者の視野に重畳して表示する画像表示手段と、を有し、
    前記画像表示手段は、前記周辺視野に少なくとも一部が重畳する位置を表示開始位置とし、前記表示開始位置から前記中心視野を横切って前記物体の方向へと移動する前記認識画像を表示する走行支援装置。
  2. 前記画像表示手段は、前記中心視野と前記周辺視野の境界であり、前記物体の位置から最も離れた地点に重畳する位置を表示開始位置として前記認識画像を表示する請求項1に記載の走行支援装置。
  3. 前記認識画像は、前記物体の位置を中心点とした円弧形状を有する画像である請求項1又は請求項2に記載の走行支援装置。
  4. 前記画像表示手段は、前記円弧形状の半径を段階的に短くすることによって、前記中心視野を横切って前記物体の方向へと移動する前記認識画像を表示する請求項3に記載の走行支援装置。
  5. 前記画像表示手段は、映像表示面に表示された映像を前記運転者に視認させることによって、前記映像の虚像を前記運転者の視線前方に前記認識画像として視認させる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の走行支援装置。
  6. 前記画像表示手段は、車両のウィンドウに前記認識画像を表示する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の走行支援装置。
  7. 前記物体は、運転者に対して警告対象となる対象物である請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の走行支援装置。
  8. コンピュータを、
    車外にある物体の位置を取得する位置取得手段と、
    運転者の中心視野及び周辺視野をそれぞれ取得する視野取得手段と、
    前記物体を運転者に認識させる認識画像を運転者の視野に重畳して表示する画像表示手段と、して機能させる為のコンピュータプログラムであって、
    前記画像表示手段は、前記周辺視野に少なくとも一部が重畳する位置を表示開始位置とし、前記表示開始位置から前記中心視野を横切って前記物体の方向へと移動する前記認識画像を表示するコンピュータプログラム。
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