JP2009188251A - レーザ照射位置評価サンプル生成方法と装置およびレーザ照射位置安定性評価方法と装置 - Google Patents

レーザ照射位置評価サンプル生成方法と装置およびレーザ照射位置安定性評価方法と装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009188251A
JP2009188251A JP2008027735A JP2008027735A JP2009188251A JP 2009188251 A JP2009188251 A JP 2009188251A JP 2008027735 A JP2008027735 A JP 2008027735A JP 2008027735 A JP2008027735 A JP 2008027735A JP 2009188251 A JP2009188251 A JP 2009188251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser irradiation
laser
semiconductor substrate
pulse
pulse laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008027735A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009188251A5 (ja
JP5498659B2 (ja
Inventor
Ryusuke Kawakami
隆介 川上
Miyuki Masaki
みゆき 正木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP2008027735A priority Critical patent/JP5498659B2/ja
Priority to US12/361,284 priority patent/US8045184B2/en
Publication of JP2009188251A publication Critical patent/JP2009188251A/ja
Publication of JP2009188251A5 publication Critical patent/JP2009188251A5/ja
Priority to US13/279,559 priority patent/US8144341B2/en
Priority to US13/428,297 priority patent/US8339613B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5498659B2 publication Critical patent/JP5498659B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
    • B23K26/03Observing, e.g. monitoring, the workpiece
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/08Devices involving relative movement between laser beam and workpiece
    • B23K26/083Devices involving movement of the workpiece in at least one axial direction
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/4257Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors applied to monitoring the characteristics of a beam, e.g. laser beam, headlamp beam
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/26Bombardment with radiation
    • H01L21/263Bombardment with radiation with high-energy radiation
    • H01L21/268Bombardment with radiation with high-energy radiation using electromagnetic radiation, e.g. laser radiation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/18Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment of these devices or of parts thereof
    • H01L31/20Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment of these devices or of parts thereof such devices or parts thereof comprising amorphous semiconductor materials

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Recrystallisation Techniques (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】パルスレーザ毎の照射位置の変動を評価できる照射位置安定性評価サンプルを生成するレーザ照射位置評価サンプル生成方法を提供する。
【解決手段】半導体基板1に対しレーザ照射による半導体改質処理を行うために、半導体基板1にパルスレーザを順次照射しながら、半導体基板1におけるパルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させることで、半導体基板上のパルスレーザ照射領域を移動方向に連続的に増やしていくレーザ照射装置のレーザ照射位置評価サンプル生成方法であって、レーザ照射位置評価サンプルとするレーザ被照射体2に、レーザ照射装置3によりパルスレーザを照射しながら、レーザ被照射体2上におけるパルスレーザの照射部分を、改質処理用速度よりも速い評価用速度で移動方向に移動させる。評価用速度は、レーザ被照射体2上における各パルスレーザの照射領域を互いに移動方向に分離できる速さである。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体基板に対しレーザ照射による半導体改質処理を行うために、半導体基板にパルスレーザを順次照射しながら、該半導体基板における該パルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させることで、半導体基板上のパルスレーザ照射領域を移動方向に増やしていくレーザ照射装置のレーザ照射位置評価サンプル生成方法と装置に関する。
また、本発明は、レーザ照射位置評価サンプル生成方法または装置により得られたレーザ照射位置評価サンプルに基づいてレーザ照射装置のパルスレーザ照射位置安定性を評価するレーザ照射位置安定性評価方法と装置に関する。
レーザ照射による半導体改質とは、レーザ照射によって、非晶質半導体が結晶化すること、結晶性半導体の結晶粒の寸法が大きくなること、結晶性半導体の結晶粒内にある欠陥が減少すること、結晶性半導体の結晶粒間にある非晶質部分を結晶化すること、または、これらを組み合わせた効果を得ることを言う。
図12(A)は、半導体改質処理を行うレーザ照射装置40の構成を示している。図12(B)は、図12(A)のB−B線矢視図である。
半導体改質処理においては、図12に示すように、レーザ照射装置40により、半導体基板1にパルスレーザを所定の周波数で順次照射しながら、半導体基板1におけるパルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させることで、半導体基板1上のパルスレーザ照射領域を移動方向に連続的に増やしていく。パルスレーザは、一般的に、レーザ形状調節光学系41により、図12(B)の破線で示す形状ように、レーザ進行方向と垂直な断面形状が横長(例えば、矩形、線状)となるように調節されて半導体基板1上に照射させる。従って、レーザ照射部分も横長になる。パルスレーザの照射領域の移動は、例えば、図12に示すように、半導体基板1にパルスレーザを照射しながら、半導体基板1が積載されたステージ42を移動装置43により移動方向に移動させることで行う。これにより、半導体基板1の所望の範囲にわたってパルスレーザが照射される。このようなレーザ照射装置(レーザアニール装置)は、例えば特許文献1に記載されている。
特開2002−158186号公報
上述のレーザ照射装置によりパルスレーザが照射された半導体基板には、照射むらが生じる場合がある。照射むらとは、半導体基板上の領域によってパルスレーザの照射回数が異なることを言う。例えば、図13において、色の濃い領域は、パルスレーザが多数回照射された領域を示し、色の薄い領域は、色の濃い領域よりもパルスレーザ照射回数が大幅に少ない領域を示す。
従来においては、半導体基板のパルスレーザ照射領域を撮像し、撮像した画像データから図13のような照射むらが生じているかどうかを評価することはできるとしても、パルス毎に照射位置がどれだけ変動しているかを評価することは困難であった。そのため、従来において、パルスレーザ照射位置の安定性を精度よく評価することは困難であった。
図13に示すような照射むらは、パルスレーザのパルス時間幅よりも長時間にわたるものである。しかし、それでも、パルスレーザ照射位置の安定性を精度よく評価するためには、パルス毎に照射位置がどれだけ変動しているかを評価できるようにすることが望ましい。
なお、図13に示すような照射むらは、数mmのオーダで現れる。数mmだけ半導体基板(ステージ)を半導体改質処理中に搬送するのに要する時間は、数秒のオーダである。従って、この時間は、例えば数100Hzの一定周波数で射出されるパルスレーザのパルス時間幅よりも長時間にわたる。そうすると、照射むらは、図14に示す破線で示す位置と実線で示す位置との間で、パルスレーザ照射位置が上記の長時間にわたってドリフトすることによると考えられる。パルスレーザ照射位置のドリフトは、レーザ共振器からのパルスレーザ射出角度やパルスレーザ射出位置が変動することに起因すると考えられる。その結果、上述の照射むらが発生する。
そこで、本発明の第1の目的は、パルスレーザ毎の照射位置の変動を評価できる照射位置安定性評価サンプルを生成するレーザ照射位置評価サンプル生成方法と装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、上記のレーザ照射位置評価サンプル生成方法または装置により生成したサンプルを用いて、パルスレーザの照射位置安定性を精度よく評価できるレーザ照射位置安定性評価方法と装置を提供することにある。
上記第1の目的を達成するため、本発明によると、半導体基板に対しレーザ照射による半導体改質処理を行うために、半導体基板にパルスレーザを順次照射しながら、該半導体基板における該パルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させることで、半導体基板上のパルスレーザ照射領域を前記移動方向に連続的に増やしていくレーザ照射装置のレーザ照射位置評価サンプル生成方法であって、
レーザ照射位置評価サンプルとするレーザ被照射体に、前記レーザ照射装置によりパルスレーザを照射しながら、前記レーザ被照射体上におけるパルスレーザの照射部分を、前記改質処理用速度よりも速い評価用速度で前記移動方向に移動させ、
前記評価用速度は、前記レーザ被照射体上における前記各パルスレーザの照射領域を互いに前記移動方向に分離できる速さである、ことを特徴とするレーザ照射位置評価サンプル生成方法が提供される。
上記レーザ照射位置評価サンプル生成方法では、前記レーザ照射装置により、レーザ被照射体にパルスレーザを照射しながら、前記レーザ被照射体上におけるパルスレーザの照射部分を、前記改質処理用速度よりも速い評価用速度で前記移動方向に移動させ、前記評価用速度を、前記レーザ被照射体上における前記各パルスレーザの照射領域を互いに前記移動方向に分離できる速さとする。従って、前記レーザ被照射体上ではパルスレーザの照射領域は互いに分離しているので、前記レーザ被照射体上には、レーザ照射位置安定性に関するパルスレーザ照射領域同士の相対的位置関係が記録されているので、当該レーザ被照射体を、パルスレーザ毎の照射位置の変動を評価できる照射位置安定性評価サンプルとして用いることができる。
上記第2の目的を達成するため、本発明によると、半導体基板に対しレーザ照射による半導体改質処理を行うために、半導体基板にパルスレーザを順次照射しながら、該半導体基板における該パルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させることで、半導体基板上のパルスレーザ照射領域を前記移動方向に連続的に増やしていくレーザ照射装置のレーザ照射位置安定性評価方法であって、
請求項1のレーザ照射位置評価サンプル生成方法によりパルスレーザが照射された前記レーザ被照射体におけるパルスレーザの前記照射領域を含む領域を撮像装置により撮像して画像データを取得し、
前記画像データから前記レーザ被照射体におけるパルスレーザ照射領域同士毎の相対的位置の情報を抽出し、
該情報に基づいて、レーザ照射装置のレーザ照射位置安定性を評価する、ことを特徴とするレーザ照射位置安定性評価方法が提供される。
上記レーザ照射位置安定性評価方法では、前記レーザ被照射体におけるパルスレーザの前記照射領域を含む領域を撮像装置により撮像して画像データを取得し、前記画像データから前記レーザ被照射体におけるパルスレーザ照射領域同士毎の相対的位置関係の情報を抽出し、該情報に基づいて、レーザ照射装置のレーザ照射位置安定性を評価するので、パルス毎に照射位置がどれだけ変動しているかを評価できる。従って、パルスレーザ照射位置の安定性を精度よく評価することが可能になる。
例えば、多数の隣接パルスレーザ照射位置同士の相対的位置データ(時系列データ)を得ることができ、これにより、パルスレーザのパルス時間幅よりも長い時間にわたるレーザ照射位置安定性評価を精度よく行える。
好ましくは、前記情報に基づいて、前記レーザ被照射体における前記移動方向の所定の評価対象範囲において、
隣接する前記照射領域同士毎に、当該照射領域同士の相対的位置関係が所定の許容範囲内であるという条件を満たすかを判断し、
前記条件を満たさない箇所が、所定の許容数以上連続する部分が存在するかを判断する。
このように、前記条件を満たさない箇所が、所定の許容数以上連続する部分が存在する場合に、レーザ照射された半導体基板の特性に悪影響を与える可能性が高くなる。従って、この場合に、レーザ照射位置の安定性が低いと適切に判断できる。
上記第1の目的を達成するため、本発明によると、半導体基板に対しレーザ照射による半導体改質処理を行うために、半導体基板にパルスレーザを順次照射しながら、該半導体基板における該パルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させることで、半導体基板上のパルスレーザ照射領域を前記移動方向に連続的に増やしていくレーザ照射装置のレーザ照射位置評価サンプル生成装置であって、
前記レーザ照射装置によりレーザ被照射体にパルスレーザを照射している時に、前記レーザ被照射体上におけるパルスレーザの照射部分を、前記改質処理用速度よりも速い評価用速度で前記移動方向に移動させる移動装置を備え、
前記評価用速度は、前記レーザ被照射体上における前記各パルスレーザの照射領域を互いに前記移動方向に分離できる速さである、ことを特徴とするレーザ照射位置評価サンプル生成装置が提供される。
上記レーザ照射位置評価サンプル生成装置により上記レーザ照射位置評価サンプル生成方法と同様の効果が得られる。
前記移動装置は、半導体改質処理時に改質処理用速度でパルスレーザの前記照射部分を移動させる第1動作モードと、レーザ照射位置評価サンプル生成時に前記評価用速度で前記パルスレーザの照射部分を移動させる第2動作モードとの間で切り替え可能である、ことを特徴とする請求項4に記載のレーザ照射位置評価サンプル生成装置。
このように、前記移動装置を、半導体改質処理時に改質処理用速度でパルスレーザの前記照射部分を移動させる第1動作モードと、レーザ照射位置評価サンプル生成時に前記評価用速度で前記パルスレーザの照射部分を移動させる第2動作モードとの間で切り替え可能に構成することで、半導体改質処理時に半導体基板におけるパルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させる移動装置と、レーザ照射位置評価サンプル生成時にレーザ被照射体におけるパルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させる移動装置とを、単一の装置で兼用できる。
上記第2の目的を達成するため、本発明によると、半導体基板に対しレーザ照射による半導体改質処理を行うために、半導体基板にパルスレーザを順次照射しながら、該半導体基板における該パルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させることで、半導体基板上のパルスレーザ照射領域を前記移動方向に連続的に増やしていくレーザ照射装置のレーザ照射位置安定性評価装置であって、
請求項1のレーザ照射位置評価サンプル生成方法によりパルスレーザが照射された前記レーザ被照射体におけるパルスレーザの前記照射領域を含む領域を撮像して画像データを取得する撮像装置と、
前記画像データから、前記レーザ被照射体におけるパルスレーザ照射領域同士毎の相対的位置の情報を抽出し、該情報に基づいて、レーザ照射装置のレーザ照射位置安定性を評価する診断装置と、を備える、ことを特徴とするレーザ照射位置安定性評価装置が提供される。
上記レーザ照射位置安定性評価装置により上記レーザ照射位置安定性評価方法と同様の効果が得られる。
上述した本発明のレーザ照射位置評価サンプル生成方法と装置によると、パルスレーザ毎の照射位置の変動を評価できる照射位置安定性評価サンプルを生成できる。また、上述した本発明のレーザ照射位置安定性評価方法と装置によると、上記のレーザ照射位置評価サンプル生成方法または装置により生成したサンプルを用いて、パルスレーザの照射位置安定性を精度よく評価できる。
本発明を実施するための最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
[レーザ照射位置評価サンプル生成装置と方法]
図1は、本発明の実施形態によるレーザ照射位置評価サンプル生成装置10の構成図である。レーザ照射位置評価サンプル生成装置10は、レーザ照射装置3のレーザ照射位置評価サンプルを生成する装置である。
レーザ照射装置3は、半導体基板1に対しレーザ照射による半導体改質処理を行うために、半導体基板1にパルスレーザを一定の周波数(例えば、数十Hz〜数MHz)で順次照射しながら、該半導体基板1における該パルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させることで、半導体基板1上のパルスレーザ照射領域を移動方向に連続的に増やしていく。これにより、パルスレーザ照射領域における半導体が改質される。なお、半導体基板1は、例えば絶縁性基板の上面に半導体膜が形成されたものであってよい。
図1に示すように、レーザ照射装置3は、レーザ光源5、ステージ7、レーザ形状調節光学系9、照射位置移動装置11、制御装置13を備える。
レーザ光源5は、所定の周波数で順次パルスレーザを射出するレーザ共振器である。なお、レーザ共振器5は、半導体改質処理時とレーザ照射位置評価サンプル生成時とで同じ周波数のパルスレーザを射出する。
ステージ7には、半導体改質処理を施す半導体基板1が積載される。
レーザ形状調節光学系9は、パルスレーザビームの形状を調節する。レーザ共振器5からのパルスレーザビームが、レーザ形状調節光学系9を通過することで、パルスレーザ進行方向と垂直なその断面形状が、ステージ7上の半導体基板1表面のレーザ照射位置にて、図12(B)のように横長(例えば、線状、矩形など)になる。
照射位置移動装置11は、レーザ共振器5からのパルスレーザが半導体基板1に照射されている時に、ステージ7を、図1に示す移動方向に一定の改質処理用速度で移動させる。照射位置移動装置11は、例えば、駆動モータと、駆動モータの回転運動を直線運動に変換する変換機構(例えば、ピニオンとラック)とを有し、変換機構によりステージ7を直線運動させるものであってよい。
制御装置13は、半導体基板1にパルスレーザを照射しながら、半導体基板1が積載されたステージ7を照射位置移動装置11により移動させるようにレーザ共振器5と照射位置移動装置11を制御する。これにより、半導体基板1表面の所望の範囲にわたってパルスレーザが照射されて、当該範囲においてレーザアニール処理がされ半導体が改質される。
なお、符号15は集光レンズを示し、集光レンズ15は、パルスレーザビームをステージ7上の半導体基板1の表面に集光させる。
レーザ照射位置評価サンプル生成装置10は、レーザ照射装置3によりレーザ被照射体2にパルスレーザを所定の周波数で照射している時に、レーザ被照射体2上におけるパルスレーザの照射部分を、改質処理用速度よりも速い一定の評価用速度で移動方向に移動させる照射位置移動装置21を備える。評価用速度は、レーザ被照射体2上における各パルスレーザの照射領域を互いに移動方向に分離できる速さである。一例では、評価用速度は、改質処理用速度の100倍または数100倍である。なお、本実施形態では、レーザ被照射体2は、レーザ照射位置安定性の評価に用いる評価用半導体基板であり、半導体基板1と同じである。好ましくは、レーザ被照射体2はその上面が平面であるのがよい。
本実施形態によると、レーザ照射位置評価サンプル生成装置10の照射位置移動装置21は、レーザ照射装置3の照射位置移動装置11と同一であり、レーザ照射装置3の照射位置移動装置11を兼ねる。
照射位置移動装置21は、半導体改質処理時に改質処理用速度でパルスレーザの照射部分を移動させる第1動作モードと、レーザ照射位置評価サンプル生成時に評価用速度でパルスレーザの照射部分を移動させる第2動作モードとの間で切り替え可能である。例えば、照射位置移動装置21は、上述のように駆動モータと変換機構とを有する場合には、第1動作モードと第2動作モードとの間で切り換えるために、電力供給源から駆動モータに供給される電力・電流を切り換え可能な切換装置を有する。この切り換えはオペレータが切換装置の操作部を操作することで行われてよい。
次に、レーザ照射位置評価サンプル生成装置10を用いたレーザ照射位置評価サンプル生成方法を説明する。図2は、レーザ照射位置評価サンプル生成方法を示すフローチャートである。
まず、ステップS1にて、レーザ照射位置評価サンプルとする評価用半導体基板2をステージ7の上に積載する。ステップS2にて、評価用半導体基板2にパルスレーザを照射しながら、照射位置移動装置21によりステージ7を図1の移動方向に移動させる。これにより、パルスレーザを照射しながら、評価用半導体基板2上におけるパルスレーザの照射部分が、改質処理用速度よりも速い評価用速度で移動方向に移動する。
上記レーザ照射位置評価サンプル生成方法では、レーザ照射装置3により、評価用半導体基板2にパルスレーザを一定の周波数で照射しながら、評価用半導体基板2上におけるパルスレーザの照射部分を、改質処理用速度よりも速い(一定の)評価用速度で移動方向に移動させ、評価用速度を、評価用半導体基板2上における各パルスレーザの照射領域を互いに移動方向に分離できる速さとする。図3は、この方法でパルスレーザが照射された評価用半導体基板2上面の光学顕微鏡を用いて撮像した画像データを示している。図3に示すように、移動方向にパルスレーザの照射領域が分離されている。従って、このように評価用半導体基板2上ではパルスレーザの照射領域は互いに分離しており、評価用半導体基板2上には、レーザ照射位置安定性に関するパルスレーザ照射領域同士の相対的位置関係が記録されているので、当該評価用半導体基板2を、パルスレーザ毎の照射位置の変動を評価できる照射位置安定性評価サンプルとして用いることができる。
また、照射位置移動装置21を、半導体改質処理時に改質処理用速度でパルスレーザの照射部分を移動させる第1動作モードと、レーザ照射位置評価サンプル生成時に評価用速度でパルスレーザの照射部分を移動させる第2動作モードとの間で切り替え可能に構成することで、半導体改質処理時に半導体基板1におけるパルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させる照射位置移動装置11と、レーザ照射位置評価サンプル生成時に評価用半導体基板2におけるパルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度よりも速い一定の評価用速度で移動させる照射位置移動装置21とを、単一の装置で兼用できる。
[レーザ照射位置評価サンプル生成装置と方法]
図4は、本発明の実施形態によるレーザ照射位置安定性評価装置20の構成図である。レーザ照射位置安定性評価装置20は、レーザ照射装置3のレーザ照射位置安定性を評価する装置であり、レーザ照射位置安定性評価装置20は、撮像装置23、診断装置25を備える。
撮像装置23は、上述のレーザ照射位置評価サンプル生成方法によりパルスレーザが照射された評価用半導体基板2におけるパルスレーザの照射領域を含む領域を撮像して画像データを取得する。図4の例では、撮像装置23は、例えば200倍の倍率を持つ顕微鏡27と、顕微鏡27を介して評価用半導体基板2を撮像するCCDカメラ29と、撮像のための明るさを確保するハロゲンランプなどの光源(図示せず)とを有する。また、撮像装置23は、評価用半導体基板2を積載するステージ17と、ステージ17を移動させる移動装置31とを有する。ステージ17は、評価用半導体基板2が積載される台である。移動装置31は、例えば、駆動モータと、駆動モータの回転運動を直線運動に変換する変換機構とを有し、変換機構によりステージ17を、上述したパルスレーザ照射領域が分離されている方向に移動させる。なお、ステージ17と移動装置31とは、それぞれ、図1のレーザ照射装置3に備えられているステージ7と照射位置移動装置11と同一であり、レーザ照射装置3のステージ7と照射位置移動装置11を兼ねていてよい。
診断装置25は、撮像装置23が撮像した画像データから、評価用半導体基板2におけるパルスレーザ照射領域同士毎の相対的位置の情報を抽出し、該情報に基づいて、レーザ照射装置3のレーザ照射位置安定性を評価する。診断装置25はコンピュータであってよい。
次に、上述のレーザ照射位置安定性評価装置20を用いたレーザ照射位置安定性評価方法について説明する。図5は、レーザ照射位置安定性評価方法を示すフローチャートである。
ステップS11にて、上述のレーザ照射位置評価サンプル生成方法によりパルスレーザが照射された評価用半導体基板2をステージ17に積載する。なお、ステージ17が図1のステージ7である場合には、上述のレーザ照射位置評価サンプル生成方法によりパルスレーザが照射された評価用半導体基板2をステージ7に積載したままであってよい。
ステップS12にて、CCDカメラ29により評価用半導体基板2を撮像しつつ、移動装置31によりステージ17を図4に示す移動方向に移動させる。例えば、移動装置31の上記駆動モータをステッピングモータとして、評価用半導体基板2を所定のピッチで段階的に移動方向に移動させ、評価用半導体基板2が移動する毎に、CCDカメラ29により評価用半導体基板2を撮像する。これにより、移動方向の所定の評価対象範囲にわたる画像データを取得する。なお、この移動方向は、上述のパルスレーザの照射領域が分離している方向と平行である。
ステップS13にて、診断装置25は、前記画像データから、評価用半導体基板2におけるパルスレーザ照射領域同士毎の相対的位置の情報を抽出し、該情報に基づいて、レーザ照射装置3のレーザ照射位置安定性を評価する。この際、診断装置25は、前記情報に基づいて、前記所定の評価対象範囲において、隣接する照射領域同士毎に、当該照射領域同士の相対的位置関係が所定の許容範囲内であるという条件を満たすかを判断し、前記条件を満たさない箇所が、所定の許容数以上連続する部分が存在するかを判断する。診断装置25は、当該箇所が所定の許容数以上連続する部分が存在すると判断した場合には、レーザ照射装置3のレーザ照射位置安定性が低いとしてその旨の信号を出力する。例えば、その旨を診断装置25のディスプレス装置(図示せず)に表示する。一方、診断装置25は、当該箇所が所定の許容数以上連続する部分が存在しないと判断した場合には、レーザ照射装置3は十分に高いレーザ照射位置安定性を有するとしてその旨の信号を出力する。例えば、その旨を上記ディスプレス装置に表示する。
ステップS13の処理を詳細に説明する。診断装置25は、設定データと抽出データとに基づいて、撮像制御またはレーザ照射位置安定性評価に使用されるデータを算出する。
設定データは、診断装置25の記憶部に保持・記憶される。設定データの全部または一部は、診断装置25のインターフェースを介して診断装置25に入力されて、上記記憶部に記憶されてよい。また、設定データの全部または一部は、診断装置25の操作部をオペレータが操作することで設定され上記記憶部に記憶されてよい。
設定データには、半導体基板1に対するレーザ照射条件に応じて設定される次のデータがある。
パルスレーザ寸法r(μm)・・・半導体基板1表面のレーザ照射部分におけるパルスレーザビームの上記移動方向の寸法である。
改質処理用速度v(mm/sec)・・・レーザ照射装置3による半導体改質処理時に半導体基板1(ステージ17)を上記移動方向に搬送・移動させる速度である。
エネルギ密度ED(mJ/cm)・・・パルスレーザのエネルギ密度である。
パルスレーザ周波数h(Hz)・・・レーザ照射装置3が1秒間に射出するパルスレーザの数である。
評価用速度vp(mm/sec)・・・レーザ照射位置評価サンプル生成時に、照射位置移動装置21が評価用半導体基板2(ステージ17)を上記移動方向に搬送・移動させる速度である。
診断長さLd(mm)・・・評価用半導体基板2における前記移動方向の長さである。この長さが診断を行う範囲の長さとなる。
エラー判定長さLe(mm)・・・評価用半導体基板2における前記移動方向の長さである。この長さにわたって連続してレーザ照射位置の変動が許容値を超える場合にレーザ照射位置の安定性が低いと判断する。
許容結晶粒径Δgs(μm)・・・結晶粒の直径・寸法の許容最小値。即ち、許容最小値より小さい許容結晶粒径は許容範囲外となる。Δgsは図6の縦軸の値に相当する。
ED・・・エネルギ密度EDに応じて定まる係数である。図6に示す1次関数の傾きに相当する。
ED(nm)・・・エネルギ密度EDに応じて定まる値である。図6に示す1次関数の切片に相当する。
なお、各設定データの記号は、本明細書の他の箇所においても用いる。各記号の定義は上記の通りである。後で新たに述べる記号についても同様である
EDとbEDは、エネルギ密度EDに応じて定まる。例えば、パルスレーザのエネルギ密度EDが380(mJ/cm)である場合には、図6に示す特性が得られる。
図6において、横軸xは、パルスレーザのオーバーラップ率を示す。このオーバーラップ率は、後述するOL=(r−1000v/h)/rにより求まる、即ち、オーバーラップ率は、レーザ照射装置3により上述のように半導体基板1を改質処理用速度vで上記移動方向に移動させながら、パルスレーザを周波数h(Hz)で半導体基板1に照射した場合に、各パルスレーザの照射領域に対する、連続する2つのパルスレーザの照射領域同士が重なっている領域の割合である。図6の縦軸yは、レーザ照射装置3による半導体改質処理で得られる半導体基板1の半導体結晶粒寸法を示す。図6の菱形で示す各プロットは予測値であり、オーバーラップ率xと半導体結晶粒寸法yとは1次関数y=aEDx+bEDで近似できる。図6の例では、aEDは672.7であり、bEDは−320.81である。なお、横軸xの「90%径のOL率」のうち「90%径の」とは、エネルギ密度最大値の90%以上の領域のみをパルスレーザの照射領域とし、他の領域をパルスレーザ照射領域として考慮しないことを意味する。例えば、図7(A),(B)は、それぞれ、半導体基板1表面におけるパルスレーザのエネルギ密度関数を示しており、領域Rのみをパルスレーザの照射領域とする。図8は、パルスレーザのエネルギ密度EDが460(mJ/cm)である場合を示している。
抽出データとして、パルスレーザ間隔dを、後述の撮像制御により取得された画像から隣接する照射領域同士毎に抽出・測定する。パルスレーザ間隔dは、図3に示す長さであり、診断装置25が上記画像データに基づいてパルスレーザ間隔dを求めてよい。例えば、診断装置25が、上記画像データを解析処理することで、図9に示すような上記移動方向のグレイスケールデータを抽出し、このグレイスケールデータから図9に示す各レーザ照射間隔dを自動的に求めてよい。図9のグレイスケール値は図3の画像から反転したものであるので、図9のグレイスケール値の大きい範囲は図3の薄い領域に対応し図9のグレイスケール値の小さい範囲は図3の濃い領域に対応する。なお、診断装置25が、図3の画像データまたは図9のグレイスケールデータをディスプレイ装置に表示し、オペレータが、表示されたデータに基づいてパルスレーザ間隔dを測定し、各パルスレーザ間隔dを診断装置25に入力してもよい。上記のように求めた各パルスレーザ間隔dの値は、診断装置25の記憶部に記憶されてよい。
診断装置25は、上述した設定データ、抽出データを用いて、上記評価に使用される次の左側のデータを、右側の計算式で算出する。
オーバーラップ率OL : OL=(r−1000v/h)/r
許容オーバーラップ率ΔOL : ΔOL=(Δgs−bED)/aED
許容ビーム位置変動Δbp(μm) : Δbp=r×ΔOL
基準パルス間隔dp(μm) : dp=1000vp/h
ビーム位置変動Δd(μm) : Δd=d−dp
診断パルス数Pd : Pd=(Ld/v)×h
エラー判定パルス数Pe : Pe=(Le/v)×h
なお、dまたはΔbpにより、隣接するパルスレーザ照射領域同士の相対的位置関係が示される。本実施形態では、|Δd|がΔbp/2より大きければ、当該相対的位置関係は所定の許容範囲内にはないこととする。
上述のPdは、診断装置25が行う撮像制御に用いられる。図10は、この撮像制御のフローチャートを示している。
ステップS21にて、診断装置25は、CCDカメラ29が撮像した1枚の画像内におけるパルスレーザ照射領域の数nから取得すべき画像枚数Pd/nを算出する。
ステップS22にて、診断装置25は、移動装置31がステージ17を所定のピッチだけ上記移動方向に移動させるように、移動装置31を制御する。
ステップS23にて、診断装置25は、ステージ17が静止している状態で、CCDカメラ29が評価用半導体基板2の画像を撮像するように、CCDカメラ29を制御する。
ステップS24にて、診断装置25は、取得した画像の枚数がPd/nに達したかを判断する。達したと判断した場合は、撮像制御を終了する。一方、達していないと判断した場合には、ステップS22に戻る。
この撮像制御により、診断パルス数Pdのパルスレーザ照射領域を含む画像データを取得する。
上述のΔbp(μm)、Δd(μm)、Peは、診断装置25が行うレーザ照射位置安定性の評価に用いられる。
上述の撮像制御により取得した画像データ(評価対象範囲)において、隣接するパルスレーザ照射領域同士毎に、当該照射領域同士の|Δd|がΔbp/2を超えないという条件を満たすかを判断し、この条件を満たさない箇所が、Pe回以上連続する部分が存在するかを判断する。存在する場合には、パルスレーザ照射位置の安定性が低いと判断する。一方、存在しない場合には、レーザ照射位置の安定性が十分に高いと判断する。図11は、この判断を示すグラフである。図11の横軸は、パルスレーザの番号を示す。パルスレーザ番号は、レーザ照射装置3から射出された順に付けられる番号である。図11の縦軸は、隣り合うパルスレーザ番号同士についてのΔdを示す。図11の場合には、図11のエラー部分において、|Δd|がPe回以上連続してΔbp/2を超えている。従って、図11の場合には、診断装置25はレーザ照射位置の安定性が低いと判断し、その旨の信号を出力する。
上述した本発明の実施形態によるレーザ照射位置安定性評価装置20と方法では、評価用半導体基板2におけるパルスレーザの照射領域を含む領域を撮像装置23により撮像して画像データを取得し、前記画像データから評価用半導体基板2におけるパルスレーザ照射領域同士毎の相対的位置関係の情報dまたはΔdを抽出し、該情報d、Δdに基づいて、レーザ照射装置3のレーザ照射位置安定性を評価するので、パルス毎に照射位置がどれだけ変動しているかを評価できる。従って、パルスレーザ照射位置の安定性を精度よく評価することが可能になる。
例えば、多数の隣接パルスレーザ照射位置同士の相対的位置データ(時系列データ)d、Δdを得ることができ、これにより、パルスレーザのパルス時間幅よりも長い時間にわたるレーザ照射位置安定性評価を精度よく行える。
また、前記情報に基づいて、評価用半導体基板2における移動方向の所定の評価対象範囲において、隣接する照射領域同士毎に、当該照射領域同士の相対的位置関係が所定の許容範囲内であるという条件を満たすかを判断し、前記条件を満たさない箇所が、所定の許容数以上連続する部分が存在するかを判断する。このように、前記条件を満たさない箇所が、所定の許容数以上連続する部分が存在する場合に、レーザ照射された半導体基板1の特性に悪影響を与える可能性が高くなる。従って、この場合に、レーザ照射位置の安定性が低いと判断し、その旨のエラー信号を出力することで、適切な評価を行える。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上述の実施形態では、照射位置移動装置21は、ステージ7を移動する装置であったが、照射位置移動装置21は、光学系側の装置や光学部品を移動させてもよい。即ち、照射位置移動装置21は、レーザ形状調節光学系9や集光レンズ15などの複数の光学部品の全部または一部を一体的に移動させてもよい。例えば、照射位置移動装置21は、図1の集光レンズ15と反射鏡とを一体的に移動方向と反対方向に移動させてもよい。
また、上述の実施形態では、レーザ被照射体2は半導体基板であったが、本発明はこれに限定されない。即ち、レーザ被照射体2は、パルスレーザの照射領域が認識できるものであればよい。
また、本発明は、図14に示すようなパルスレーザ自体の位置変動に起因する照射位置変動を評価するだけでなく、移動装置による一定であるべき改質処理用速度の変動に起因する照射位置変動も評価できる。
本発明の実施形態によるレーザ照射位置評価サンプル生成装置の構成図である。 本発明の実施形態によるレーザ照射位置評価サンプル生成方法を示すフローチャートである。 レーザ照射位置評価サンプル生成方法によりレーザ照射された評価用半導体基板の拡大表面画像である。 本発明の実施形態によるレーザ照射位置安定性評価装置の構成図である。 本発明の実施形態によるレーザ照射位置安定性評価方法を示すフローチャートである。 パルスレーザのオーバーラップ率と結晶粒子径との関係を示すグラフである。 パルスレーザのエネルギ密度を示すグラフである。 パルスレーザのオーバーラップ率と結晶粒子径との関係を示す別のグラフである。 評価用半導体基板の表面のグレイスケールデータを示すグラフである。 本発明の実施形態による撮像制御を示すフローチャートである。 レーザ照射位置の安定性評価の方法を示すグラフである。 (A)は、従来のレーザ照射装置の構成図であり、(B)は(A)のB−B線矢視図である。 照射むらを示す図である。 パルスレーザ照射位置のドリフトを説明する図である。
符号の説明
1・・・半導体基板、2・・・レーザ被照射体(レーザ被照射体)、3・・・レーザ照射装置、5・・・レーザ光源(レーザ共振器)、7・・・ステージ、9・・・レーザ形状調節光学系、10・・・レーザ照射位置評価サンプル生成装置、11・・・照射位置移動装置、13・・・制御装置、15・・・集光レンズ、17・・・ステージ、20・・・レーザ照射位置安定性評価装置、21・・・照射位置移動装置、23・・・撮像装置、25・・・診断装置、27・・・顕微鏡、29・・・CCDカメラ、31・・・移動装置、40・・・レーザ照射装置、41・・・レーザ形状調節光学系、42・・・ステージ、43・・・移動装置

Claims (6)

  1. 半導体基板に対しレーザ照射による半導体改質処理を行うために、半導体基板にパルスレーザを時間幅をもって順次照射しながら、該半導体基板における該パルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させることで、半導体基板上のパルスレーザ照射領域を前記移動方向に連続的に増やしていくレーザ照射装置のレーザ照射位置評価サンプル生成方法であって、
    レーザ照射位置評価サンプルとするレーザ被照射体に、前記レーザ照射装置によりパルスレーザを照射しながら、前記レーザ被照射体上におけるパルスレーザの照射部分を、前記改質処理用速度よりも速い評価用速度で前記移動方向に移動させ、
    前記評価用速度は、前記レーザ被照射体上における前記各パルスレーザの照射領域を互いに前記移動方向に分離できる速さである、ことを特徴とするレーザ照射位置評価サンプル生成方法。
  2. 半導体基板に対しレーザ照射による半導体改質処理を行うために、半導体基板にパルスレーザを順次照射しながら、該半導体基板における該パルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させることで、半導体基板上のパルスレーザ照射領域を前記移動方向に連続的に増やしていくレーザ照射装置のレーザ照射位置安定性評価方法であって、
    請求項1のレーザ照射位置評価サンプル生成方法によりパルスレーザが照射された前記レーザ被照射体におけるパルスレーザの前記照射領域を含む領域を撮像装置により撮像して画像データを取得し、
    前記画像データから前記レーザ被照射体におけるパルスレーザ照射領域同士毎の相対的位置の情報を抽出し、
    該情報に基づいて、レーザ照射装置のレーザ照射位置安定性を評価する、ことを特徴とするレーザ照射位置安定性評価方法。
  3. 前記情報に基づいて、前記レーザ被照射体における前記移動方向の所定の評価対象範囲において、
    隣接する前記照射領域同士毎に、当該照射領域同士の相対的位置関係が所定の許容範囲内であるという条件を満たすかを判断し、
    前記条件を満たさない箇所が、所定の許容数以上連続する部分が存在するかを判断する、ことを特徴とする請求項2に記載のレーザ照射位置安定性評価方法。
  4. 半導体基板に対しレーザ照射による半導体改質処理を行うために、半導体基板にパルスレーザを順次照射しながら、該半導体基板における該パルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させることで、半導体基板上のパルスレーザ照射領域を前記移動方向に連続的に増やしていくレーザ照射装置のレーザ照射位置評価サンプル生成装置であって、
    前記レーザ照射装置によりレーザ被照射体にパルスレーザを照射している時に、前記レーザ被照射体上におけるパルスレーザの照射部分を、前記改質処理用速度よりも速い評価用速度で前記移動方向に移動させる移動装置を備え、
    前記評価用速度は、前記レーザ被照射体上における前記各パルスレーザの照射領域を互いに前記移動方向に分離できる速さである、ことを特徴とするレーザ照射位置評価サンプル生成装置。
  5. 前記移動装置は、半導体改質処理時に改質処理用速度でパルスレーザの前記照射部分を移動させる第1動作モードと、レーザ照射位置評価サンプル生成時に前記評価用速度で前記パルスレーザの照射部分を移動させる第2動作モードとの間で切り替え可能である、ことを特徴とする請求項4に記載のレーザ照射位置評価サンプル生成装置。
  6. 半導体基板に対しレーザ照射による半導体改質処理を行うために、半導体基板にパルスレーザを順次照射しながら、該半導体基板における該パルスレーザの照射部分を所定の移動方向に改質処理用速度で移動させることで、半導体基板上のパルスレーザ照射領域を前記移動方向に連続的に増やしていくレーザ照射装置のレーザ照射位置安定性評価装置であって、
    請求項1のレーザ照射位置評価サンプル生成方法によりパルスレーザが照射された前記レーザ被照射体におけるパルスレーザの前記照射領域を含む領域を撮像して画像データを取得する撮像装置と、
    前記画像データから、前記レーザ被照射体におけるパルスレーザ照射領域同士毎の相対的位置の情報を抽出し、該情報に基づいて、レーザ照射装置のレーザ照射位置安定性を評価する診断装置と、を備える、ことを特徴とするレーザ照射位置安定性評価装置。
JP2008027735A 2008-02-07 2008-02-07 レーザ照射位置安定性評価方法及びレーザ照射装置 Active JP5498659B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008027735A JP5498659B2 (ja) 2008-02-07 2008-02-07 レーザ照射位置安定性評価方法及びレーザ照射装置
US12/361,284 US8045184B2 (en) 2008-02-07 2009-01-28 Making method of sample for evaluation of laser irradiation position and making apparatus thereof and evaluation method of stability of laser irradiation position and evaluation apparatus thereof
US13/279,559 US8144341B2 (en) 2008-02-07 2011-10-24 Making method of sample for evaluation of laser irradiation position and making apparatus thereof and evaluation method of stability of laser irradiation position and evaluation apparatus thereof
US13/428,297 US8339613B2 (en) 2008-02-07 2012-03-23 Making method of sample for evaluation of laser irradiation position and making apparatus thereof and evaluation method of stability of laser irradiation position and evaluation apparatus thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008027735A JP5498659B2 (ja) 2008-02-07 2008-02-07 レーザ照射位置安定性評価方法及びレーザ照射装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009188251A true JP2009188251A (ja) 2009-08-20
JP2009188251A5 JP2009188251A5 (ja) 2011-03-10
JP5498659B2 JP5498659B2 (ja) 2014-05-21

Family

ID=41012954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008027735A Active JP5498659B2 (ja) 2008-02-07 2008-02-07 レーザ照射位置安定性評価方法及びレーザ照射装置

Country Status (2)

Country Link
US (3) US8045184B2 (ja)
JP (1) JP5498659B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5498659B2 (ja) * 2008-02-07 2014-05-21 株式会社半導体エネルギー研究所 レーザ照射位置安定性評価方法及びレーザ照射装置
US8735207B2 (en) * 2011-04-05 2014-05-27 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method to avoid fixed pattern noise within backside illuminated (BSI) complementary metal-oxide-semiconductor (CMOS) sensor array
US9255915B2 (en) 2012-05-11 2016-02-09 Siemens Energy, Inc. Evaluating a process effect of surface presentation angle
US9835532B2 (en) * 2012-10-30 2017-12-05 The Penn State Research Foundation 3D laser ablation tomography and spectrographic analysis
US9437041B2 (en) 2012-10-30 2016-09-06 The Penn State Research Foundation 3D laser ablation tomography
WO2015100716A1 (zh) * 2014-01-02 2015-07-09 清华大学 一种评价激光器稳定性的方法
CN106663629B (zh) * 2014-07-21 2020-01-10 应用材料公司 扫描脉冲退火装置及方法
DE102014013160B4 (de) * 2014-09-11 2018-01-11 ProASSORT GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Sortierung von wiederverwertbaren Rohstoffstücken
CN105471064A (zh) * 2016-02-01 2016-04-06 李良杰 运动发电机
US11909091B2 (en) 2020-05-19 2024-02-20 Kymeta Corporation Expansion compensation structure for an antenna

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02260419A (ja) * 1989-03-30 1990-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ照射方法
JPH10284418A (ja) * 1997-04-02 1998-10-23 Sharp Corp 薄膜半導体装置およびその製造方法
JP2002184715A (ja) * 2000-12-18 2002-06-28 Sony Corp 薄膜トランジスタ製造システム及び物体表面の評価装置
JP2004311992A (ja) * 2003-03-26 2004-11-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 評価方法、半導体装置及びその作製方法
JP2006237525A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Nec Lcd Technologies Ltd レーザ照射方法及び装置
JP2007288049A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Nec Corp レーザ照射方法及びレーザ照射装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4689491A (en) * 1985-04-19 1987-08-25 Datasonics Corp. Semiconductor wafer scanning system
US5091963A (en) * 1988-05-02 1992-02-25 The Standard Oil Company Method and apparatus for inspecting surfaces for contrast variations
KR100300618B1 (ko) * 1992-12-25 2001-11-22 오노 시게오 노광방법,노광장치,및그장치를사용하는디바이스제조방법
JP3679558B2 (ja) * 1997-07-31 2005-08-03 アルプス電気株式会社 境界線の検出方法およびこの検出方法を用いた磁気ヘッドの位置決め方法および位置決め装置
JP2000031229A (ja) 1998-07-14 2000-01-28 Toshiba Corp 半導体薄膜の検査方法及びそれを用いた半導体薄膜の製造方法
JP4016504B2 (ja) 1998-10-05 2007-12-05 セイコーエプソン株式会社 半導体膜の製造方法及びアニール装置
JP2001023918A (ja) * 1999-07-08 2001-01-26 Nec Corp 半導体薄膜形成装置
JP4556266B2 (ja) 2000-01-07 2010-10-06 ソニー株式会社 ポリシリコン評価方法、ポリシリコン検査装置、薄膜トランジスタ製造方法、及び、アニール処理装置
TW490802B (en) * 2000-01-07 2002-06-11 Sony Corp Polysilicon evaluating method, polysilicon inspection apparatus and method for preparation of thin film transistor
JP2002158186A (ja) 2000-11-21 2002-05-31 Toshiba Corp レーザアニール方法およびその装置
KR20020092231A (ko) * 2001-06-01 2002-12-11 가부시끼가이샤 도시바 막질 검사 방법과 막질 검사 장치
US6836532B2 (en) * 2001-06-29 2004-12-28 Bruker Axs, Inc. Diffraction system for biological crystal screening
US7050878B2 (en) * 2001-11-22 2006-05-23 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductror fabricating apparatus
JP3930333B2 (ja) * 2002-01-31 2007-06-13 Dowaホールディングス株式会社 物品表面の検査システム
US8346497B2 (en) * 2003-03-26 2013-01-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for testing semiconductor film, semiconductor device and manufacturing method thereof
US7425703B2 (en) * 2004-02-20 2008-09-16 Ebara Corporation Electron beam apparatus, a device manufacturing method using the same apparatus, a pattern evaluation method, a device manufacturing method using the same method, and a resist pattern or processed wafer evaluation method
JP5498659B2 (ja) * 2008-02-07 2014-05-21 株式会社半導体エネルギー研究所 レーザ照射位置安定性評価方法及びレーザ照射装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02260419A (ja) * 1989-03-30 1990-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ照射方法
JPH10284418A (ja) * 1997-04-02 1998-10-23 Sharp Corp 薄膜半導体装置およびその製造方法
JP2002184715A (ja) * 2000-12-18 2002-06-28 Sony Corp 薄膜トランジスタ製造システム及び物体表面の評価装置
JP2004311992A (ja) * 2003-03-26 2004-11-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 評価方法、半導体装置及びその作製方法
JP2006237525A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Nec Lcd Technologies Ltd レーザ照射方法及び装置
JP2007288049A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Nec Corp レーザ照射方法及びレーザ照射装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8339613B2 (en) 2012-12-25
US8045184B2 (en) 2011-10-25
US20120033234A1 (en) 2012-02-09
US8144341B2 (en) 2012-03-27
JP5498659B2 (ja) 2014-05-21
US20120184055A1 (en) 2012-07-19
US20090219548A1 (en) 2009-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5498659B2 (ja) レーザ照射位置安定性評価方法及びレーザ照射装置
US20130027690A1 (en) Laser beam spot shape detecting method
JP5224343B2 (ja) レーザ加工装置
WO2013038606A1 (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法
JP2006284183A (ja) 検査装置及び撮像装置
JP2006278491A (ja) 照射装置
US8872144B1 (en) System and method for laser beam focus control for extreme ultraviolet laser produced plasma source
JP4955425B2 (ja) レーザ加工装置
JP2004146402A (ja) 電子ビーム露光装置及び偏向量補正方法
JP2009056507A (ja) レーザ加工装置
JP2007214388A (ja) 結晶化装置、および位置決めステージ
JP2011049409A (ja) パターン描画装置およびパターン描画方法
US9607807B2 (en) Charged particle beam exposure apparatus suitable for drawing on line patterns, and exposure method using the same
JP4801634B2 (ja) レーザ加工装置、及び、レーザ加工方法
JP2004264299A (ja) 基板検査方法及び装置
JP2001077046A (ja) レーザ加工装置
US20210291297A1 (en) Laser processing apparatus and method for processing workpiece
JP2019076919A (ja) レーザ加工機の制御装置、レーザ加工方法、及びレーザ加工機
JP5270891B2 (ja) 画像記録方法、および画像記録システム
JP6306377B2 (ja) 描画方法および描画装置
WO2016189651A1 (ja) 走査型プローブ顕微鏡
JP2017131931A (ja) レーザーマーキング装置
JP2009075327A (ja) 画像記録方法、および画像記録システム
JP2015100808A (ja) レーザーマーキング装置
KR101138647B1 (ko) 고속기판검사장치 및 이를 이용한 고속기판검사방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110120

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130726

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5498659

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250