JP2009187383A - 広告配信装置、広告配信システムおよび広告配信方法 - Google Patents

広告配信装置、広告配信システムおよび広告配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】広告主にマーケティングの専門知識がなくてもユーザに対して最適な広告配信を行うことで高い広告効果を得ることができるとともに、広告主に対して適切な課金を行うことのできる広告配信装置、広告配信システムおよび広告配信方法を提供すること。
【解決手段】広告配信サーバ200は、広告情報データベース201と、ユーザ情報データベース202と、実績ログデータベース203と、最適化情報データベース204と、を備えている。また、処理部として、広告バナー要求受信部210と、広告バナー配信部220と、広告配信の実績を集計する実績集計部250と、集計された実績に基づいて最適化条件を解析する最適化条件解析部260と、ユーザに対して最適な広告を配信するための演算を行う広告最適化処理部270と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワーク上で広告表示を配信する広告配信装置、広告配信システムおよび広告配信方法および広告配信方法に関する。
従来より、インターネットなどのネットワーク上のウェブページには、そのウェブページと明確に区別された情報表示領域が設けられ、この情報表示領域に広告などを表示している。このような広告は、宣伝する商品などのウェブページにリンクされており、新聞広告などと並ぶ有力な宣伝広告の方法として広く利用されている。
このような広告の配信方法としてはあらゆる方法が考案されている。例えば、性別や地域などのユーザの属性に合わせた配信、ユーザの行動履歴に合わせた配信、ユーザが閲覧しようとしているコンテンツに合わせた配信などである。
一方、広告主は、収益の上がるような宣伝効果の高い広告配信を望むとともに、収益に見合った広告代金の支払いも望んでいる。
広告代金の支払方法としては、一般に、表示1000回あたりの広告掲載料であるCPM(Cost per 1000)、ワンクリックされるごとに課金されるCPC(Cost per Click)、1契約ごとに課金されるCPA(Cost per Action)がある。
広告主は、広告の種類に応じて最適な課金方法を選択し広告代金を支払っている。例えば、消費者に社名や商品名またはサービス名を周知させるための広告、いわゆるブランディング広告ではCPMの課金方法が最適であり、新しいホームページ(HP)へ導くことを目的とした広告ではCPCの課金方法が最適であり、契約をとることを目的とした広告ではCPAの課金方法が最適である。
そこで、配信する広告の効果の向上を図り、広告効果に応じた広告料金の課金方法が提案された(例えば、特許文献1および特許文献2)。
特許文献1に記載の広告課金システムは、広告を配信するサーバと、ユーザ識別情報を送信することで配信された広告を閲覧する閲覧端末と、予めユーザ識別情報を記憶した携帯端末と、店舗で携帯端末と通信を行うことでユーザ識別情報を取得してサーバに送信する店舗端末とを備え、閲覧時と決済時のユーザ識別情報の照合で一致した頻度に応じて課金している。
特許文献2に記載の広告配信システムは、ユーザの携帯端末で電子決済を行う際に、電子決済装置が広告記憶装置から広告情報を取得して携帯端末に広告を配信している。そして、携帯端末からその広告にアクセスされた時に配信元情報を取得することによって店舗を判別し、その店舗に対して支払うべき広告配信料を集計している。
特開2004−220299号公報 特開2007−41663号公報
しかしながら、上記のようにユーザの属性等に合わせた配信方法により、ユーザの嗜好に合った配信を行うことはできるものの、契約に直接結びつくとは言い難いため、広告主にとってはより高い広告の効果を得ることが難しい。
また、特許文献1および特許文献2では、広告効果に応じた課金を主な目的としており、より高い広告効果が得られるものではない。また、携帯端末と店舗に設置している装置との通信によって得たユーザ情報や店舗情報に基づいて課金を行う方法であるため、ユーザが携帯端末で決済を行わなければならない。すなわち、実際に商品を購入しないと広告課金できないため、例えば、CPMやCPCなどの課金方法には対応できない。
本発明の目的は、広告主にマーケティングの専門知識がなくてもユーザに対して最適な広告配信を行うことで高い広告効果を得ることができるとともに、広告主に対して適切な課金を行うことのできる広告配信装置、広告配信システムおよび広告配信方法を提供することである。
本発明の広告配信装置は、ネットワークを介して接続された広告主側端末から広告が入稿され、複数のウェブページをクライアント端末に配信するウェブサーバに対して広告表示情報を提供する広告配信装置であって、前記ウェブサーバから広告表示を要求する旨の広告表示要求を受信する要求受信部と、前記クライアント端末からの前記広告表示に対する過去の入力状況に基づいて各種条件に最適なカテゴリを解析する最適化条件解析部と、前記最適化条件解析部で解析された結果を各種条件ごとに複数のカテゴリを記録する最適化情報データベースと、前記広告表示に対する課金方法および課金額を広告ごとに記録する広告情報データベースと、前記広告情報データベースに記録された課金額に前記最適化情報データベースに記憶されたデータに基づいた最適化処理を実施して最適値を算出し、前記最適値に基づいて前記入稿された広告を選択する広告最適化処理部と、前記広告最適化処理部で選択された広告の広告表示情報を前記ウェブサーバに配信する広告表示配信部と、を具備したことを特徴とする。
この本発明では、要求受信部、最適化条件解析部、最適化情報データベース、広告情報データベース、広告最適化処理部、広告表示配信部、ネットワークを介して接続された広告主側端末およびウェブサーバが協働して、ネットワークを介して接続されたクライアント端末に、広告表示を載せた複数のウェブページを有するウェブサイトを提供する。
このとき、クライアント端末からアクセスするユーザの属性等に応じて広告最適化処理部が各広告に対して最適化処理を実施し、そのユーザに最適な広告表示を配信する。ここで、ユーザに最適な広告とは、ユーザの嗜好に合った広告であり、最も購入に結びつきやすいという意味である。
ユーザがクライアント端末を操作してウェブサイトにアクセスすると、ウェブサイトを送信するウェブサーバは、ウェブページに表示する広告表示を広告配信装置に対して要求する。
広告配信装置は、要求受信部で広告表示の要求を認識すると、ユーザに最適な広告を配信するために各広告の最適化処理を実施する。
まず、最適化条件解析部が、クライアント端末からの広告表示に対する過去の入力状況に基づいて各種条件に最適なカテゴリを解析し、その結果を最適化情報データベースに記憶する。最適化情報データベースには、各種条件に対して最適なカテゴリが最適な順に複数記憶されている。
ここで、クライアント端末からの広告表示に対する過去の入力状況とは、各広告に対してクライアント端末がアクションを起こした実績を集計したものであり、外部機関から入手してもよいし、広告配信装置内でこの実績を集計してもよい。
広告情報データベースには、広告ごとのIDや画像データ、課金方法および課金額などが記憶されている。課金方法には複数の種類があり、広告の種類や目的に応じて決められている。
広告最適化処理部は、この広告情報データベースに記憶された課金額に対し、最適化情報データベースに記憶された情報に基づいた最適化処理を実施する。例えば、ユーザの属性、配信日時、広告の掲載位置などの各種条件に合ったカテゴリと合致する広告を最適化情報データベースから検索する。最適化情報データベースに該当する条件のデータがあれば、その広告に対して最適化処理を実施する。最適化処理としては、例えば、最適化情報データベースに設定された各カテゴリに対して最適化率を設定し、合致するカテゴリの最適化率を課金額に反映する。
そして、最適化処理された広告のうち最も広告効果の高い広告が選択され、選択された広告の広告表示情報が広告表示配信部からウェブサーバへ配信される。
この発明では、クライアント端末からの広告表示に対する過去の入力状況に基づいて最適化条件を解析し、最適化情報データベースとして記録している。そして、この最適化情報データベースからユーザの属性等の条件と合致するカテゴリの広告を検索するので、ユーザに最適な広告を配信することができる。その結果、ユーザはその広告に注目しやすく、商品の購入につながりやすい。すなわち、高い広告効果を得ることができる。
このように、本発明の広告配信装置はシステム化が可能である。したがって、マーケティングの知識がない広告主であっても、ユーザに対して広告効果の高い広告を配信することができる。
さらに、少ない広告予算であっても、ターゲットの定まった広告によりターゲットユーザに対する広告の配信回数が増え、購買に結び付けやすい。すなわち、広告効果が非常に高い。
そして、このような適切な広告配信を行うことで、広告配信サイトは過剰の広告在庫を抱える必要がなくなるため、広告配信側のコスト低減を図ることができる。
本発明の広告配信装置においては、前記広告最適化処理部は、前記広告情報データベースに記録された課金額を一律の課金方法の金額に換算し、その換算額に前記最適化処理を実施して前記最適値を算出することが好ましい。
広告情報データベースには、様々な換算方法が登録されているため、一概に比較することができない。しかしながら、本発明では、全ての広告を一律の換算方法で金額を換算するので、各広告を一概に比較することができる。したがって、各広告の最適化処理を正確に行うことができるとともに、本発明の広告配信装置のシステム化がより容易となる。
本発明の広告配信装置において、前記一律の課金方法の金額への換算は、前記課金方法をCPM(Cost per 1000)として一律に換算することが好ましい。
一般に、ウェブページに表示する広告の課金方法として、表示1000回あたりに課金されるCPM(Cost per 1000)、ワンクリックされるごとに課金されるCPC(Cost per Click)、1契約ごとに課金されるCPA(Cost per Action)がある。広告情報データベースには、これらの課金方法のうちいずれかの方法で登録されており、一概に比較することは難しい。
この発明では、広告情報データベースに記録された広告の課金方法がCPCやCPAであっても、これらからCPMに換算する。
換算方法としては、例えば、CTR(Click Through Rate)やCVR(Conversion Rate)といった指標を使用することができる。CTRは、表示に対して広告がクリックされた割合を表しクリック率と呼ばれるものであり、CVRは、その広告のウェブサイトへのアクセス数に対する購入または契約の割合を表しコンバージョン率と呼ばれるものである。なお、CTRおよびCVRは、各々の広告のこれまでの実績に応じてそれぞれ算出される。これらのデータは、外部機関により集計されたものでもよいし、本発明の広告配信装置の内部で集計した結果を用いてもよい。
したがって、全ての広告のCPM値を算出するので、一概に比較することが可能となり、最適化処理を正確に行うことができるとともに、広告最適化処理部の最適化処理をより容易にシステム化することができる。その結果、広告配信に関してマーケティング等の知識がなくても、より広告効果の高い広告をユーザに提供することができる。
本発明の広告配信装置は、前記ユーザに関する情報をユーザごとに記録するユーザ情報データベースを備え、前記最適値の演算は、前記ユーザ情報データベースに記録された前記ユーザの情報を条件とするカテゴリを前記最適化情報データベースから検索し、前記カテゴリに設定された最適化率によって前記換算額の最適化処理を実施することが好ましい。
この発明では、ウェブページにアクセスしてきたユーザのユーザIDとユーザ情報データベースに記録されているユーザIDとを関連付けてユーザの情報を取得し、この情報に含まれるユーザの属性等による条件と最適化情報データベースの条件とを関連付ける。これにより、該当ユーザに対する最適なカテゴリが決まる。そして、該当カテゴリと合致する広告の換算額に対して最適化処理を実施する。
例えば、各カテゴリに対して、最適化処理に使用する最適化率がそれぞれ設定されており、その最適化率を換算額に反映させる。
このように、ユーザ情報を条件とし、この条件に合ったカテゴリを最適化情報データベースから検索するので、ユーザに最適な広告を配信することができる。
したがって、ユーザは配信された広告に注目しやすく、商品の購入につながりやすいので、高い広告効果を得ることができる。すなわち、少ない広告予算であっても、ターゲットの定まった広告によりターゲットユーザに対する広告の配信回数が増え、購買に結び付けやすい。
本発明の広告配信装置は、前記最適値の演算は、前記広告情報データベースに記憶された情報を条件とするカテゴリを前記最適化情報データベースから検索し、前記カテゴリに設定された最適化率によって前記換算額の最適化処理を実施することが好ましい。
ここで、前記広告情報データベースに記憶された情報とは、例えば、配信日時や掲載位置などがある。配信日時は該広告を配信する時間帯、掲載位置は該広告をウェブページ上に表示する位置である。
この発明では、広告の各種条件に対応するカテゴリを最適化情報データベースから検索するので、ユーザに適切な広告を表示することができる。例えば、主婦層に表示したい広告であれば、昼間の時間帯に配信するなど、ターゲットを絞ることができる。
これにより、ユーザは配信された広告に注目しやすくなり、商品の購入につながりやすい。すなわち、高い広告効果を得ることができる。
本発明の広告配信装置において、前記入稿された広告の選択は、前記最適値が最も高い広告を選択することが好ましい。
この発明によれば、最適値の最も高い広告表示を選択してユーザに配信するので、最も高い広告効果が得られる。
本発明の広告配信装置において、前記ウェブサーバに対して前記広告表示情報を提供する際、および前記広告表示に対してアクションがあった場合に実績として集計する実績集計部を備えたことが好ましい。
この発明によれば、配信されたウェブページ上の広告表示に対して何らかのアクションがあれば、実績集計部が実績ログとして集計する。例えば、広告配信装置がウェブサーバに対して広告表示を配信するときと、配信した広告表示へのアクセスにより広告ページを要求する旨のページ要求があったときと、広告主側端末へ購入手続きが行われたときなどである。
実績ログの内容としては、例えば、該広告をウェブページ上に表示した回数、ウェブページに表示された表示広告がクリックされた回数、ウェブページに表示された表示広告から購入または契約等に結びついた回数などがある。また、これらの結果から、CTR(Click Through Rate)やCVR(Conversion Rate)を算出することも可能である。CTRは、インプレッションに対して広告がクリックされた割合を示すクリック率であり、CVRは、その広告のウェブサイトへのアクセス数に対する購入または契約の割合である。
このように、配信した広告表示に対して何らかのアクションがあるときに実績集計を行うので、正確な情報がデータベースに蓄積される。したがって、この実績ログに基づいて前述の最適化条件解析を行うと、より正確な解析を行うことができ、ユーザに対してより最適な広告を配信することができる。すなわち、広告効果をより向上させることができる。
本発明の広告配信装置は、前記実績集計部で集計された結果を記録する実績ログデータベースを備え、前記実績集計部は、集計するたびに前記実績ログデータベースを更新することが好ましい。
この発明では、配信した広告表示に対して何らかのアクションがあるたびに実績集計を行い、データベースに蓄積するので、常に最新の実績ログを保有している。したがって、最適化条件解析部は、常に最新の実績ログに基づいて最適化条件を解析することができるのである。これにより、最適化処理をより正確に行うことができるので、広告効果をより向上させることができる。
本発明の広告配信装置は、前記クライアント端末が前記広告表示にアクセスした際、前記ウェブサーバから前記広告表示に該当する広告ページを要求する旨の広告ページ要求を受信し、前記広告主側端末へ前記広告ページ要求を転送する転送部を備えたことが好ましい。
転送部は、ウェブページ上の広告表示に対してユーザがクリックなどのアクションを起こした場合に、該当広告の広告主側端末に広告ページ要求を送信する。なお、広告主側端末は、このページ要求を受信すると、クライアント端末に該当する広告ページを送信する。これにより、ユーザは、クライアント端末で広告ページを閲覧することができる。
本発明の広告配信装置において、前記広告表示は、バナー広告であることが好ましい。
ここで、バナーとは、ウェブページにおいて、一連の情報をウェブページの他の部分と区別して表示する情報表示領域を表す。また、バナー広告とは、商品などの宣伝や広告などを表示するバナーを表す。バナー広告には、商品などのウェブページへのリンクが設けられていることが多い。
この発明によれば、バナー広告には視線が集まりやすいのでユーザの注目を促すことができる。注目を促すことができれば、前述の通り、バナー広告にはユーザの関心が高い内容の広告が表示されているので、購入に結びつきやすい。すなわち、広告効果をより高めることができる。
本発明の広告配信システムは、複数のウェブページを有するウェブサイトが表示されるクライアント端末と、このクライアント端末にネットワークを介して接続され、前記ウェブサイトを提供するウェブサーバと、前記ウェブサーバに広告表示を提供する前述の広告配信装置と、前記広告配信装置にネットワークを介して接続され、前記広告配信装置に広告を入稿する広告主側端末と、を具備したことを特徴とする。
この発明によれば、ネットワークを介して接続されたクライアント端末、ウェブサーバ、広告配信装置、および広告主側端末により、前述と同様の作用効果を奏することができる。
本発明の広告配信方法は、複数のウェブページを有するウェブサイトが表示されるクライアント端末と、このクライアント端末にネットワークを介して接続され、広告表示がされた前記ウェブサイトを提供するウェブサーバと、前記ウェブサイトへアクセスしたユーザまたは各広告の条件に応じて各広告に対して最適化処理を行い、最適な広告の広告表示情報を前記ウェブサーバに配信する広告配信装置と、この広告配信装置に広告を入稿する広告主側端末と、を備えた広告配信システムで実施される広告配信方法であって、前記最適化処理は、前記クライアント端末からの前記広告表示に対する過去の入力状況に基づいて各種条件に最適なカテゴリを解析する最適化情報解析処理工程と、前記広告の課金額に対して前記最適化情報解析処理工程の結果に基づいた最適化処理を実施する最適化処理工程と、前記ウェブサーバに配信する広告を選択する広告配信選択処理工程と、を実施することを特徴とする。
この発明によれば、ウェブページ上の広告表示に対するクライアント端末の入力状況に基づいて解析された最適化情報により、前述の換算額に最適化処理を実施するので、各種条件に応じた最適化を正確に実施することができる。
そして、このように最適化された最適値の最も高い広告が、広告効果を最も高く得られる。したがって、最適値の最も高い広告を選択してユーザに配信することにより、高い広告効果が得られる。
本発明の広告配信方法は、前記最適化処理工程の前に、前記広告の課金額を一律の課金方法の金額に換算する換算処理工程を実施することが好ましい。
この発明によれば、全ての広告を一律の課金方法の金額に換算するので、課金方法の異なる広告表示であっても比較することが可能となる。
以上の方法は、システム化することが可能であるので、マーケティングの知識がなくても、より広告効果の高い広告表示をユーザに対して配信することができる。すなわち、少ない広告予算でより高い広告効果が得られるので、広告主にとってコスト低減を図るとともにより高い収益も期待することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[広告配信システムの構成の概略]
図1は、本発明の実施形態にかかる広告配信サーバを含む広告配信システムの構成の概略を示す図である。
図1に示すように、広告配信システム10は、広告を入稿する広告主側端末100と、広告主側端末100とインターネット20を介して接続され、入稿された広告を蓄積するとともに、蓄積された広告の中から最適な広告を選択して配信する広告配信装置としての広告配信サーバ200と、この広告配信サーバ200にインターネット20を介して接続されたWebサーバ300と、インターネット20を介してWebサーバ300にアクセスしてウェブページを閲覧するクライアント端末400と、を備えている。
なお、インターネット20はTCP/IPなどの汎用のプロトコルに基づくインターネットであるが、これに限られない。例えば、LAN(Local Area Network)などのイントラネット、無線媒体により情報が送受信可能な複数の基地局がネットワークを構成する通信回線網や放送網などのネットワーク、さらには、データを直接受信するための媒体となる無線媒体自体など、データを送受信させるいずれの構成が利用できる。
広告主側端末100は、宣伝したい商品またはサービスなどの広告データをインターネット20を介して広告配信サーバ200に入稿する。
広告配信サーバ200は、広告主側端末100から入稿された広告データを蓄積し、ウェブページにアクセスしてきたクライアント端末400のユーザ情報に基づいて配信する広告を決定する。
Webサーバ300は、ISP(インターネットサービスプロバイダ)事業者に管理されたサイトを管理する装置である。このサイトの一部に明確に区別された情報表示領域が確保され、この情報表示領域に、広告配信サーバ200からインターネット20を介して配信された広告を表示する。
クライアント端末400は、Webサーバ300にインターネット20を介してアクセスし、閲覧したいページを要求する。そして、Webサーバ300から受信したウェブページなどを表示する。本実施形態で、Webサーバ300がクライアント端末400に提供するウェブページは、インターネット20上のウェブドキュメントを検索するための検索サイトである。
[広告配信システムの構成の詳細]
図2は、本発明の実施形態にかかる広告配信サーバを含む広告配信システムの構成の詳細を示す図である。
図2に示すように、クライアント端末400は、Webサーバ300に対してウェブページを要求するページ要求部410と、Webサーバ300からウェブページを受信するページ受信部420と、表示されたウェブページ上の広告バナーをクリックした際にその広告の広告ページを要求する広告ページ要求部430と、広告主側端末から該広告の広告ページを受信する広告ページ受信部440と、広告ページから購入手続きを行う購入手続き部450と、を備えている。
また、図2には図示しないが、クライアント端末400には、例えば、出力手段としてウェブページを画面表示として出力させる端末表示手段と、入力手段としてのキーボードなどの端末入力手段と、印刷出力する出力手段としてのプリンタなどの端末印刷手段と、などを備えている。
ページ要求部410は、ウェブページを要求する際に、ユーザIDなどのユーザ関連情報をWebサーバ300に対して送信する。ユーザ関連情報としては、例えば、cookieが挙げられる。
クライアント端末400としては、インターネットを介してWebサーバ300に接続可能な機器であればよく、特に限定されないが、例えば、携帯電話やノートパソコンなどが挙げられる。なお、図1においては、説明のため、1つのクライアント端末400と1つのWebサーバ300とが接続された構成を例示したが、実際には、Webサーバ300は、多数のクライアント端末400に対してサービスを提供することができる。
Webサーバ300は、演算手段としての演算処理装置および記憶手段としての図示しない記憶装置を備えており、端末装置である。クライアント端末400、広告配信サーバ200にネットワーク接続されている。Webサーバ300は、定期的または必要に応じて、クライアント端末400または広告配信サーバ200にアクセスし、これらからネットワークを介して送出する各種データを送受信する。
演算処理装置としては、クライアント端末400のページ要求部410からページ要求を受信するページ要求受信部310と、要求されたページに表示する広告バナーを広告配信サーバ200に対して要求する広告バナー要求部320と、広告配信サーバ200から広告バナーを受信する広告バナー受信部340と、要求されたウェブページをクライアント端末400に送信するページ送信部330と、クライアント端末400でウェブページ上の広告バナーがクリックされた際に広告ページ受信部440から受信する広告ページ要求受信部350と、要求された広告ページを広告配信サーバ200に対して要求する広告ページ要求部360と、を備えている。
なお、Webサーバ300では、図示しないウェブページ作成部で受信した広告バナーをウェブページに組み込んだ上でクライアント端末400に送信している。
一方、記憶装置としては、クライアント端末400および広告配信サーバ200から送信出力されるデータを記憶するものであり、例えば、ユーザ情報を記憶するデータベースや、各種フォームにかかわるフォームデータを記憶するデータベースなどを備えている。
広告配信サーバ200は、記憶手段としての記憶装置および演算手段としての演算処理装置を備えており、端末装置である。Webサーバ300および広告主側端末100にネットワーク接続されている。広告配信サーバ200は、定期的または必要に応じて、Webサーバ300または広告主側端末100にアクセスし、これらからネットワークを介して送出する各種データを送受信する。
記憶装置としては、広告主側端末100から入稿された広告データを蓄積する広告情報データベース201と、ユーザIDなどのユーザ情報を蓄積したユーザ情報データベース202と、各広告の配信による効果を実績として蓄積した実績ログデータベース203と、実績ログデータベース203に基づいて最適化条件解析部260が解析した結果を蓄積する最適化情報データベース204と、を備えている。
広告情報データベース201は、例えば、以下の表1に示すように、各広告の広告IDごとの広告データ、業種・商材、掲載位置、課金情報、ターゲットなどが1つのレコードとして記憶されるテーブル構造となっている。なお、広告データは音声や画像等のメディアであり、掲載位置はウェブページ上の情報表示領域に割り振られたIDが記録される。課金情報は、CPM、CPC、CPAのいずれかの方法の単価が記録されている。なお、広告情報データベース201に格納される情報はこれらに限られず、例えば、後述の広告最適条件のうちどの条件のユーザに対して配信するかを定めた情報なども格納される。
Figure 2009187383
ユーザ情報データベース202は、例えば、以下の表2に示すように、各ユーザのユーザIDごとの属性、地域、行動履歴などが1つのレコードとして記憶されるテーブル構造となっている。なお、ユーザ情報データベース202に格納される情報はこれらに限られない。
Figure 2009187383
実績ログデータベース203は、例えば、以下の表3に示すように、各広告の広告IDごとのインプレッション実績、クリック実績、購買実績、CTR、CVRなどが1つのレコードとして記憶されるテーブル構造となっている。
ここで、インプレッション実績はウェブページ上への表示回数、クリック実績はウェブページに表示した広告バナーに対するクリック回数、購買実績はウェブページ上の広告バナーをクリックして広告主のウェブサイトから商品等を購入した回数が記録される。また、CTR(Click Through Rate)はインプレッションに対して広告がクリックされた割合を示すクリック率であり、CVR(Conversion Rate)はその広告のウェブサイトへのアクセス数に対する購入または契約の割合でコンバージョン率と言われるものである。
Figure 2009187383
最適化情報データベース204は、実績ログデータベース203に蓄積されたデータに基づいて解析された結果を記憶するものである。例えば、以下の表4に示すように、広告最適条件としての各種条件ごとに、最も広告効果の高い順からカテゴリ1、カテゴリ2、カテゴリ3が1つのレコードとして記憶されるテーブル構造となっている。
広告最適条件は、広告情報データベース201、ユーザ情報データベース202などに記憶されているデータを基に決定される。例えば、広告の掲載位置によるもの、ユーザの属性によるものなど、様々なデータを条件とすることができる。
カテゴリ1、カテゴリ2、カテゴリ3は、各々の広告最適条件に対して広告効果の高い業種が順にカテゴリ1、カテゴリ2、カテゴリ3に設定される。各カテゴリには、CPM値を最適化する際に使用される最適化率が設定されており、表4ではカテゴリ1が20%、カテゴリ2が15%、カテゴリ3が10%となっている。最適化率はこれらの数値に限定されず、適宜変更することができる。また、カテゴリの数は3つに限られず、必要に応じて増やしてもよいし減らしてもよい。
Figure 2009187383
一方、演算処理装置としては、Webサーバ300の広告バナー要求部320からの広告バナー要求を受信する広告バナー要求受信部210と、広告バナーをWebサーバ300に対して配信する広告バナー配信部220と、広告ページ要求部360からの広告ページ要求を受信し、広告主側端末100に広告ページ要求を転送する転送部230と、広告主側端末100から入稿された広告データを受け付ける入稿受付部240と、広告配信の実績を集計する実績集計部250と、集計された実績に基づいて最適化条件を解析する最適化条件解析部260と、ユーザに対して最適な広告を配信するための演算を行う広告最適化処理部270と、を備えている。
広告バナー要求受信部210は、広告バナー要求を受信するとともに、ウェブサーバへアクセスしたユーザの情報を受信する。
広告バナー配信部220は、広告バナーをWebサーバ300に配信する。
転送部230は、配信した広告バナーがクリックされた場合にその広告ページ要求を受信し、広告主側端末100に送信する。
入稿受付部240は、広告主側端末100から入稿された広告データを広告情報データベース201に登録する。
実績集計部250は、広告バナーの配信、広告ページの要求の転送、また広告主側端末100で購入が行われるごとに実績を集計し、実績ログデータベース203に実績ログ情報を蓄積する。
最適化条件解析部260は、実績ログデータベース203に蓄積された実績ログ情報から最適化条件を解析し、各々の最適化条件に対して広告効果の高い業種を順にカテゴリ1からカテゴリ3に設定したものを最適化情報データベース204に登録する。
広告最適化処理部270は、広告情報データベース201に記憶されている広告の課金方法をCPMに統一して換算額を算出する。そして、ユーザや広告に関する条件と最適化情報データベース204の内容とが一致するカテゴリを検索し、各カテゴリに設定された最適化率を用いて、換算額の最適化処理を実施する。
広告主側端末100は、広告配信サーバ200に広告を入稿するほか、転送部230から転送された広告ページの要求を受信し、クライアント端末400に広告ページを送信する。また、クライアント端末400の購入手続き部450で購入手続きが行われると、広告主側端末100はその手続きを受信して、購入完了となる。
[広告配信システムの動作]
図3は、本発明の実施形態にかかる広告最適化処理部のフローチャートである。図4は、本発明の実施形態にかかるCPM値の最適化のプロセスを示すプロセス図である。
以下、図2を適宜参照しつつ、図3および図4に沿って広告配信システム10の動作を説明する。
本実施形態におけるユーザは、図4に示すように、「20代男性、23区在住、ネットオークションの閲覧回数高、自動車関連のページを閲覧中」という状態である。
まず、ユーザは、クライアント端末400の図示しない端末入力手段を入力操作し、ウWebサーバ300にアクセスするために、例えば、ウェブブラウザを起動させてアドレスを入力する。このアドレスの入力により、クライアント端末400はページ要求部410からWebサーバ300のページ要求受信部310に対してウェブページを要求する。このとき、CookieによりユーザIDも同時に送信される。
Webサーバ300は、このページ要求をページ要求受信部310で受信すると、該当ページに表示する広告バナーを広告バナー要求部320から広告配信サーバ200に対して要求する。このとき、クライアント端末400から受信したユーザIDも同時に広告配信サーバ200に送信される。
以下は、広告配信サーバ200の動作を図3に基づいて詳述する。
ST1において、Webサーバ300からの広告バナー要求を受信すると、広告最適化処理部270は、受信したユーザIDの情報をユーザ情報データベース202から抽出してST2に進む。
なお、図2および図3には記載していないが、ユーザがユーザIDを有していない場合には、Webサーバ300が新規登録用のウェブページを表示させる。ここで、希望するユーザIDなどの所定事項を入力してWebサーバ300および広告配信サーバ200に送信することでユーザ情報データベース202への登録を受けることができる。
ユーザIDの新規登録に際して記入する所定事項としては、希望するユーザID、パスワード、メールアドレス、氏名、性別、年齢などが挙げられるが、これに限定されず、必要に応じて任意に設定することができる(表2参照)。
ST2では、広告最適化処理部270が、広告情報データベース201に記憶されている全ての広告の課金情報をCPM値に換算する。CPM値への換算には、実績ログデータベース203に記録されているCTRおよびCVRを利用する(表3参照)。
CTRおよびCVRを用いたCPM値への換算方法を、具体的に図4を用いて説明する。
図4に示すように、広告情報データベース201には、広告A(業種:中古車販売、商材:中古車全般、ターゲット:オークションユーザ)、広告B(業種:国産車販売、商材:軽自動車、ターゲット:20〜30代、男性、都内在住、9:00〜18:00)および広告C(業種:輸入車販売、商材:大型ワゴン、ターゲット:30〜40代、投資履歴有)が記憶されている。ここには各広告の課金方法も記憶されており、広告Aの課金方法はCPMで¥50、広告Bの課金方法はCPCで¥1000、広告Cの課金方法はCPAで¥10000とされている(表1参照)。
課金方法がCPCの場合はCPC値にCTR値をかけることでCPM値が得られ、課金方法がCPAの場合はCPA値にCTR値およびCVR値をかけることで。CPM値が得られる。
前述の例では、広告Aの課金情報はCPMであるので、そのままCPM値は¥50であり、広告Bの課金情報はCPCであるので、¥1000×10%=¥100より、CPM値が¥100となり、広告Cの課金情報はCPAであるので、¥10000×15%×10%=¥150より、CPM値が¥150となる。
CPM値への換算が終了した後、広告最適化処理部270は、ST3へ進む。
ST3から後の工程では、最適化情報データベース204に記憶された内容に基づいて最適化処理が実行される。
ここで、最適化情報データベース204について説明する。最適化条件解析部260は、実績ログデータベース203に記憶されているデータに基づいて最適化情報データベース204を作成するため、実績ログデータベース203が更新されるたびに最適化情報データベース204も更新される。
なお、実績ログデータベース203は、広告バナー配信部220から広告バナーを配信する際、転送部230で広告ページを要求された際、および広告主側端末100で購入手続きを受信した際に、実績集計部250により更新される。
最適化情報データベース204は、あらゆる広告最適条件に対して、最も広告効果の高い広告をカテゴリ1とし、実績の高いほうから順にカテゴリ2およびカテゴリ3を設定する。これらのカテゴリにはそれぞれCPM値の最適化率が設定される。例えば、カテゴリ1に該当する広告には20%、カテゴリ2に該当する広告には15%、カテゴリ3に該当する広告には10%に設定される(表4参照)。
なお、本実施形態では、カテゴリ1〜3を作成し、CPM値の最適化率を20%、15%および10%としたが、これらの数値に限られない。広告の種類、数などに応じて適宜設定することができる。
また、広告最適条件としては、ユーザ属性によるもの、行動履歴によるもの、配信日時によるもの、掲載面の内容によるものなど様々であり、ここに例示されたものに限られない。
ST3では、各広告について、ユーザ属性によるターゲティングが可能か否かが判断される。
具体的には、最適化情報データベース204において、ユーザ情報データベース202に登録されている該当ユーザの属性が広告最適条件として記憶され、かつ、いずれかのカテゴリに該当広告の業種が記憶されていれば、ユーザ属性によるターゲティングが可能である。したがって、YesとなりST4へ進む。該当ユーザの属性または該当広告の業種が登録されていない場合はNoとなりST6へ進む。
ST4では、該当広告が、ユーザ属性による配信を希望していれば、YesとなりST5へ進む。ユーザ属性による配信を希望していなければNoとなりST6へ進む。なお、ユーザ属性による配信希望の有無は、広告情報データベース201に登録されている。ユーザ属性による配信希望の有無が広告情報データベース201に登録されていない場合はYesとみなしてST5へ進む。
ST5では、ユーザ属性の条件に基づいて該当広告のCPM値を最適化する。
具体的には、最適化情報データベース204から、広告情報データベース201に記憶されている各広告のターゲットとなるユーザの属性および該当広告の業種が記憶されているカテゴリを確認し、該当カテゴリの最適化率をCPM値にかけたものが新たなCPM値となる。
CPM値の最適化終了後、広告最適化処理部270はST6へ進む。
ST6〜ST8は、ST3〜ST5と同様に動作する。
ST6では、各広告について、行動履歴によるターゲティングが可能か否かが判断される。
具体的には、最適化情報データベース204において、ユーザ情報データベース202に登録されている該当ユーザの行動履歴が広告最適条件として記憶され、かつ、いずれかのカテゴリに該当広告の業種が記憶されていれば、該当ユーザの行動履歴によるターゲティングが可能である。したがって、YesとなりST7へ進む。該当ユーザの行動履歴または該当広告の業種が登録されていない場合はNoとなりST9へ進む。
ST7では、該当広告が行動履歴による配信を希望していれば、YesとなりST8へ進む。行動履歴による配信を希望していなければNoとなりST9へ進む。なお、行動履歴による配信希望の有無は、広告情報データベース201に登録されている。行動履歴による配信希望の有無が広告情報データベース201に登録されていない場合は、YesとみなしてST8へ進む。
ST8では、行動履歴の条件に基づいて該当広告のCPM値を最適化する。
具体的には、最適化情報データベース204から、広告情報データベース201に記憶されている各広告のターゲットとなるユーザの行動履歴および該当広告の業種が記憶されているカテゴリを確認し、該当カテゴリの最適化率をCPM値にかけたものが新たなCPM値となる。
CPM値の最適化終了後、広告最適化処理部270はST9へ進む。
ST9では、該当広告が配信日時による配信を希望していれば、YesとなりST10へ進む。配信日時による配信を希望していなければNoとなりST11へ進む。なお、配信日時による配信希望の有無は、広告情報データベース201に登録されている。配信日時による配信希望の有無が広告情報データベース201に登録されていない場合は、YesとみなしてST10へ進む。
ST10では、配信日時の条件に基づいて該当広告のCPM値を最適化する。
具体的には、最適化情報データベース204から、広告最適化条件が配信日時であり、かつ、該当広告の業種であるカテゴリの最適化率をCPM値にかけたものが新たなCPM値となる。
CPM値の最適化終了後、広告最適化処理部270はST11へ進む。なお、配信日時が広告最適化条件として記憶されていない場合は、CPM値の最適化を行わずにST11へ進む。
ST11では、該当広告が掲載位置による配信を希望していれば、YesとなりST12へ進む。掲載位置による配信を希望していなければNoとなりST13へ進む。なお、掲載位置による配信希望の有無は、広告情報データベース201に登録されている。掲載位置による配信希望の有無が広告情報データベース201に登録されていない場合は、YesとみなしてST12へ進む。
ST12では、掲載位置の条件に基づいて該当広告のCPM値を最適化する。
具体的には、最適化情報データベース204から、広告最適化条件が掲載位置であり、かつ、該当広告の業種であるカテゴリの最適化率をCPM値にかけたものが新たなCPM値となる。
CPM値の最適化終了後、広告最適化処理部270はST13へ進む。なお、掲載位置が広告最適化条件として記憶されていない場合は、CPM値の換算を行わずにST13へ進む。
ST13では、該当広告が掲載面による配信を希望していれば、YesとなりST14へ進む。掲載面による配信を希望していなければNoとなりST15へ進む。なお、掲載面による配信希望の有無は、広告情報データベース201に登録されている。掲載面による配信希望の有無が広告情報データベース201に登録されていない場合は、YesとみなしてST14へ進む。
ST14では、掲載面の条件に基づいて該当広告のCPM値を最適化する。
具体的には、現在閲覧中のウェブページの掲載面の内容が、該当広告の業種、商材等との関連性や相性が合えば、CPM値に最適化率20%をかけたものが新たなCPM値となる。
CPM値の最適化終了後、広告最適化処理部270はST15へ進む。なお、掲載面が広告最適化条件として記憶されていない場合は、CPM値の換算を行わずにST15へ進む。
ここで、図4に記載の広告A、B、Cについて、前述のST3〜ST14の工程をより具体的に説明する。
広告Aの場合、ターゲットが「オークションユーザ」であり、行動履歴に関するものである。
したがって、ST3においてNoとなりST6へ進む。
ST6では、表4の最適化情報データベース204のデータを参照し、該当する条件(「オークションユーザ」)と広告Aの業種である「中古車」とが合致するカテゴリがあるかを確認する。この場合は、最適化情報データベース204の「オークションユーザ」と「中古車」が交わるカテゴリ1が該当する。すなわち、ST6においてYesとなりST7へ進む。
ST7では、広告情報データベース201に広告Aの行動履歴による配信希望有と登録されている場合はYesとなり、ST8に進む。
ST8では、ST2で算出した広告AのCPM値に、カテゴリ1の最適化率20%をかける。すなわち、広告AのCPM値は(¥50×120%=¥60)となる。そして、ST9へ進む。
ST9では、配信日時に基づいた配信希望はないので、ST11へ進む。
ST11では、掲載位置に基づいた配信希望はないので、ST13へ進む。
ST13では、広告情報データベース201に掲載面の内容に応じた配信希望有と登録されている場合はYesとなり、ST14へ進む。
ST14では、ユーザが閲覧中のページが自動車関連のページであり、かつ、広告Aの業種が「中古車販売」であるので、掲載面の内容と広告Aの業種とが一致する。したがって、ST8で算出したCPM値に、最適化率20%をかける。すなわち、広告AのCPM値は(¥60×120%=¥72)となる。
広告Bの場合、ターゲットが「20−30代、男性、都内在住、AM9:00−PM6:00」であり、ユーザ属性に関するものになっている。
したがって、ST3において、表4の最適化情報データベース204のデータを参照し、該当する条件(「20−30代、男性、都内在住」)と広告Bの業種である「国産車」とが合致するカテゴリがあるかを判断する。この場合は、最適化情報データベース204の「20代男性」と「国産車」が交わるカテゴリ2、および「都内在住」と「国産車」が交わるカテゴリ2が該当する。すなわち、ST3においてYesとなり、ST4へ進む。
ST4では、広告情報データベース201に広告Bのユーザ属性による配信希望有と登録されている場合はYesとなり、ST5に進む。
ST5では、ST2で算出したCPM値に、カテゴリ2の最適化率15%をそれぞれかける。すなわち、広告BのCPM値は(¥100×115%×115%=¥132)となる。そして、ST6へ進む。
ST6では、ターゲットが行動履歴に関するものでないのでNoとなり、ST9へ進む。
ST9では、配信日時に基づいた配信希望有と登録されている場合はYesとなり、ST10へ進む。
ST10では、ST5で算出したCPM値に最適化率20%をかける。すなわち、広告AのCPM値は(¥132×120%=¥158)となる。そして、ST11へ進む。
ST11では、掲載位置に基づいた配信希望はないので、ST13へ進む。
ST13では、広告情報データベース201に掲載面の内容に応じた配信希望有と登録されている場合はYesとなり、ST14へ進む。
ST14では、ユーザが閲覧中のページが自動車関連のページであり、かつ、広告Bの業種が「国産車販売」であるので、掲載面の内容と広告Bの業種とが一致する。したがって、ST10で算出したCPM値に、最適化率20%をかける。すなわち、広告AのCPM値は(¥158×120%=¥190)となる。
広告Cの場合、ターゲットが「30−40代、投資履歴有」である。
ST3では、該当するユーザ属性の条件(「30−40代」)が、表4の最適化情報データベース204に登録されていないため、ユーザ属性によるターゲティングはできないのでNoとなり、ST6へ進む。
ST6では、ターゲットが行動履歴に関するものでないのでNoとなり、ST9へ進む。
ST9では、配信日時に基づいた配信希望はないので、ST11へ進む。
ST11では、掲載位置に基づいた配信希望はないので、ST13へ進む。
ST13では、広告情報データベース201に掲載面の内容に応じた配信希望有と登録されている場合はYesとなり、ST14へ進む。
ST14では、ユーザが閲覧中のページが自動車関連のページであり、かつ、広告Cの業種が「輸入車販売」であるので、掲載面の内容と広告Cの業種とが一致する。したがって、ST2で算出したCPM値に、最適化率20%をかける。すなわち、広告AのCPM値は(¥150×120%=¥180)となる。
以上のようにして、広告最適化処理部270は以上の各種条件による最適化を行った後、ST15へ進む。
ST15では、各広告の換算後のCPM値を比較し、CPM値が最も高い広告を配信する。ここでは、CPM値の最も高い広告が最も高い広告効果を得ることができる。
そして、ST16に進み、実績集計部250が広告配信の集計を行い、その集計結果を実績ログデータベース203へ登録する。そして、最適化条件解析部260は実績ログデータベース203の内容に基づいて最適化条件解析を行い、最適化情報データベース204を作成して広告最適化処理を終了する。
ST15で配信される広告は、図2に示すように、広告バナー配信部220からWebサーバ300に配信され、Webサーバ30の図示しないページ作成部によりこの広告バナーを組み込んだウェブページが作成され、ページ送信部330からクライアント端末400へ送信される。
クライアント端末400は、ページ受信部420で広告バナーの表示されたウェブページを受信し、図示しない端末表示手段でウェブページを表示させる。
そして、ユーザがクライアント端末400の図示しない端末入力手段によりウェブページ上の広告バナーをクリックすると、広告ページ要求部430がWebサーバ300に対して広告ページを要求する。
広告ページ要求受信部350で広告ページ要求を受信したWebサーバ300は、広告ページ要求部360から広告配信サーバ200の転送部230に対して、広告ページを要求する。
転送部230は広告ページの要求を受信すると、広告主側端末100に対して広告ページ要求を送信する。
広告主側端末100は、広告ページ要求を受信すると、クライアント端末400に対して要求された広告ページを配信する。
クライアント端末400は、この広告ページを広告ページ受信部440で受信し、図示しない端末表示手段でウェブページを表示させる。
そして、購入する場合は、図示しない端末入力手段にて必要事項の入力を行い、クライアント端末400の購入手続き部450から広告主側端末100に購入内容等を送信する。
広告主側端末100は、購入内容等のデータを受信すると、購入手続きの演算処理を行い、購入手続きが完了する。
広告バナー配信部220から広告バナーを配信する際、転送部230で広告ページを要求された際、および広告主側端末100で購入手続きを受信した際には、実績集計部250が各処理を集計し、実績ログデータベース203への登録を行っている。そして、最適化条件解析部260が最適化条件解析を実施して最適化情報データベース204を更新する。
[実施形態の作用効果]
上述した実施形態では、以下に示す作用効果を奏することができる。
本実施形態では、ユーザからのページの閲覧要求があった際に、広告情報データベース201に記憶されている全ての広告についてCPM値を算出する。これにより、課金方法がばらばらであった複数の広告をCPMというひとつの基準で比較することが可能となる。
また、これまで蓄積してきた実績ログデータベース203に基づいて最適化条件を解析し、その解析結果を最適化情報データベース204に記憶させる。そして、この最適化情報データベース204の内容と、ページ閲覧を要求してきたユーザの属性、行動履歴、配信日時等の各種条件を照らし合わせ、各種条件に応じて各広告のCPM値を最適化し、最もCPM値の高い広告を配信することができる。
すなわち、ユーザの興味や関心などを予想し、これに合致した商品などのバナー広告を配信するため、関心のある商品に関するバナー広告には、ユーザが注目しやすく、商品の購入にもつながりやすい。したがって、高い広告効果を得ることができる。
また、このようにユーザに最適な広告を配信する方法をシステム化したことにより、マーケティングの知識がない広告主であっても、ユーザに対して広告効果の高い広告を配信することができる。
したがって、少ない広告予算でも、ターゲットの定まった広告によりターゲットユーザに対する広告の配信回数が増え、購買に結び付けやすい。すなわち、広告効果が非常に高い。また、広告主が広告配信サーバ200に対して広告を入稿する際、広告効果や市場などを考慮する必要がないので、簡単に入稿処理を済ませることができる。
さらに、このような適切な広告配信を行うことで、広告配信サイトは過剰の広告在庫を抱える必要がなくなるため、広告配信サイトのコスト低減を図ることができる。
上述した実施形態では、広告バナーの要求を受信する際に、ユーザIDを同時に受信することとしたので、ユーザIDによりユーザ情報データベース202に記憶されているユーザIDと照合させることでより詳細なユーザ情報を得ることができる。したがって、該当ユーザに最適な広告を選択することができ、より高い広告効果を得ることができる。
上述した実施形態では、実績集計部250が、広告バナーを配信するごと、広告バナーがクリックされるごと、購入手続きがされるごとに集計を行い、実績ログデータベース203にその集計結果を反映するので、正確な実績データが蓄積されている。そして、この正確な実績データに基づいて最適化条件を解析するので、より正確な最適化情報データベース204が作成される。
したがって、ユーザにより最適な広告を配信することができ、広告効果が非常に高い。
[変形例]
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で、例えば、以下に示される変形をも含むものである。
上述の実施形態において、広告配信サーバ200で使用した各種データベース(広告情報データベース201、ユーザ情報データベース202、実績ログデータベース203、最適化情報データベース204)の内容は、前述したものに限られない。設定したい条件等に応じて適宜項目を増やしたり減らしたりしてもよい。
例えば、ユーザ情報データベース202に職業や趣味、その他の項目を増やすことができる。これにより、最適化条件の種類が増え、ターゲットとするユーザをさらに絞り込むことができ、より高い広告効果を得ることができる。
また、最適化情報データベース204のカテゴリを増やすことができる。これにより、より精密にCPM値を算出することができるが、処理の増加によるパフォーマンスの低下の可能性を留意する。
上述の実施形態において、広告最適化処理の動作でユーザ属性、行動履歴、配信日時、掲載位置、掲載面の内容の条件によって最適化を行ったが、これらの条件に限られない。
例えば、上記条件を減らしてもよいし、増やしてもよい。条件を増やすことにより、よりターゲットを絞った広告配信を実施することができる。したがって、広告予算の少ない広告主にとっては、より広告効果の高い広告配信を行うことができる。
上述の実施形態において、広告情報データベース201に各種条件による配信希望の有無を記憶させ、この有無を確認する工程(ST4、ST7)を実施したが、この工程は実施しなくてもよい。これにより、処理の高速化を図ることができる。
上述の実施形態において、広告バナー要求を受信する際にユーザIDを同時に受信したが、ユーザ登録を行っていないユーザであれば、ユーザIDがなくても本発明の広告配信システムを使用することができる。詳細なユーザ情報はないが、アクセス地域などから住所を条件とすることも可能である。
本発明は、ネットワーク上で広告配信を提供する広告配信装置および広告配信方法として利用できる。
本発明の実施形態にかかる広告配信サーバを含む広告配信システムの構成の概略を示す図。 本発明の実施形態にかかる広告配信サーバを含む広告配信システムの構成の詳細を示す図。 本発明の実施形態にかかる広告配信方法のフローチャート。 本発明の実施形態にかかるCPM値の最適化のプロセスを示す概略図。
符号の説明
10 広告配信システム
20 インターネット
100 広告主側端末
200 広告配信サーバ
201 広告情報データベース
202 ユーザ情報データベース
203 実績ログデータベース
204 最適化情報データベース
210 広告バナー要求受信部
220 広告バナー配信部
230 転送部
240 入稿受付部
250 実績集計部
260 最適化条件解析部
270 広告最適化処理部
300 Webサーバ
400 クライアント端末
410 ページ要求部
420 ページ受信部
430 広告ページ要求部
440 広告ページ受信部
450 購入手続き部

Claims (13)

  1. ネットワークを介して接続された広告主側端末から広告が入稿され、複数のウェブページをクライアント端末に配信するウェブサーバに対して広告表示情報を提供する広告配信装置であって、
    前記ウェブサーバから広告表示を要求する旨の広告表示要求を受信する要求受信部と、
    前記クライアント端末からの前記広告表示に対する過去の入力状況に基づいて各種条件に最適なカテゴリを解析する最適化条件解析部と、
    前記最適化条件解析部で解析された結果を各種条件ごとに複数のカテゴリを記録する最適化情報データベースと、
    前記広告表示に対する課金方法および課金額を広告ごとに記録する広告情報データベースと、
    前記広告情報データベースに記録された課金額に前記最適化情報データベースに記憶されたデータに基づいた最適化処理を実施して最適値を算出し、前記最適値に基づいて前記入稿された広告を選択する広告最適化処理部と、
    前記広告最適化処理部で選択された広告の広告表示情報を前記ウェブサーバに配信する広告表示配信部と、を具備した
    ことを特徴とする広告配信装置。
  2. 請求項1に記載の広告配信装置において、
    前記広告最適化処理部は、
    前記広告情報データベースに記録された課金額を一律の課金方法の金額に換算し、
    その換算額に前記最適化処理を実施して前記最適値を算出する
    ことを特徴とする広告配信装置。
  3. 請求項2に記載の広告配信装置において、
    前記一律の課金方法の金額への換算は、前記課金方法をCPM(Cost per 1000)として一律に換算する
    ことを特徴とする広告配信装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の広告配信装置において、
    前記ユーザに関する情報をユーザごとに記録するユーザ情報データベースを備え、
    前記最適値の演算は、前記ユーザ情報データベースに記録された前記ユーザの情報を条件とするカテゴリを前記最適化情報データベースから検索し、前記カテゴリに設定された最適化率によって前記換算額の最適化処理を実施する
    ことを特徴とする広告配信装置。
  5. 請求項2から請求項4のいずれかに記載の広告配信装置において、
    前記最適値の演算は、前記広告情報データベースに記憶された情報を条件とするカテゴリを前記最適化情報データベースから検索し、前記カテゴリに設定された最適化率によって前記換算額の最適化処理を実施する
    ことを特徴とする広告配信装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の広告配信装置において、
    前記入稿された広告の選択は、前記最適値が最も高い広告を選択する
    ことを特徴とする広告配信装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の広告配信装置において、
    前記ウェブサーバに対して前記広告表示情報を提供する際、および前記広告表示に対してアクションがあった場合に実績として集計する実績集計部を備えた
    ことを特徴とする広告配信装置。
  8. 請求項7に記載の広告配信装置において、
    前記実績集計部で集計された結果を記録する実績ログデータベースを備え、
    前記実績集計部は、集計するたびに前記実績ログデータベースを更新する
    ことを特徴とする広告配信装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の広告配信装置において、
    前記クライアント端末が前記広告表示にアクセスした際、前記ウェブサーバから前記広告表示に該当する広告ページを要求する旨の広告ページ要求を受信し、前記広告主側端末へ前記広告ページ要求を転送する転送部を備えた
    ことを特徴とする広告配信装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかに記載の広告配信装置において、
    前記広告表示は、バナー広告である
    ことを特徴とする広告配信装置。
  11. 複数のウェブページを有するウェブサイトが表示されるクライアント端末と、
    このクライアント端末にネットワークを介して接続され、前記ウェブサイトを提供するウェブサーバと、
    前記ウェブサーバに広告表示を提供する請求項1から請求項10のいずれかに記載の広告配信装置と、
    前記広告配信装置にネットワークを介して接続され、前記広告配信装置に広告を入稿する広告主側端末と、を具備した
    ことを特徴とする広告配信システム。
  12. 複数のウェブページを有するウェブサイトが表示されるクライアント端末と、このクライアント端末にネットワークを介して接続され、広告表示がされた前記ウェブサイトを提供するウェブサーバと、前記ウェブサイトへアクセスしたユーザまたは各広告の条件に応じて各広告に対して最適化処理を行い、最適な広告の広告表示情報を前記ウェブサーバに配信する広告配信装置と、この広告配信装置に広告を入稿する広告主側端末と、を備えた広告配信システムで実施される広告配信方法であって、
    前記最適化処理は、
    前記クライアント端末からの前記広告表示に対する過去の入力状況に基づいて各種条件に最適なカテゴリを解析する最適化情報解析処理工程と、
    前記広告の課金額に対して前記最適化情報解析処理工程の結果に基づいた最適化処理を実施する最適化処理工程と、
    前記ウェブサーバに配信する広告を選択する広告配信選択処理工程と、を実施する
    ことを特徴とする広告配信方法。
  13. 請求項12に記載の広告配信方法において、
    前記最適化処理工程の前に、前記広告の課金額を一律の課金方法の金額に換算する換算処理工程を実施する
    ことを特徴とする広告配信方法。
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