JP2009187246A - 貸しロッカーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】貸しロッカーシステムのロッカーロッカーボックスを利用してAED装置(自動体外式除細動器)を使用可能にする。
【解決手段】集中制御装置1でロッカーボックス2,21の錠装置2a,21aの施解錠を制御する。集中制御装置1の上部のAED収納ボックス21にAED装置100を収納し、扉21aを施錠状態として待機する。集中制御装置1の操作表示部1a1に待機画面を表示する。待機画面において、ロッカー利用のための画面スイッチと、AEDのマークの画面スイッチを表示する。AEDのマークの画面スイッチの操作で、画面を切り替え、「開ける」の画面スイッチを表示する。「開ける」の画面スイッチの操作で、AED収納ボックス21の扉21aを解錠する。AED装置100の使用手順を説明するガイダンスを表示するとともに、音声ガイダンスを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば駅構内に設置され、複数の利用者にロッカーボックスを利用可能とした貸しロッカーシステムに関する。
近年、ICカードの普及により、コインロッカーにおいて現金のみならず、ICカードにチャージされた電子マネーにより利用可能にしたものがある。例えば特開2007−102273号公報にこの種の貸しロッカーシステムが開示されている。また、ICカードによる電子マネー専用のロッカーシステムもある。このような貸しロッカーシステムでは、操作部に液晶の操作ディスプレイを備えており、この操作ディスプレイのサイズも大きくなっている。
ところで、近年、駅のホーム、空港、ホテル等の公共の施設においてAED装置(自動体外式除細動器)が広く設置され、万一の事態が生じた際にはその場に居合わせた人が自由に使えるようになっている。このようなAED装置の設置の一形態として、専用の収納スタンド内にAED装置を収納するようにしたものが特開2007−244804号公報に開示されている。また、自動販売機内にAED装置を設置するようにしたものが実用新案登録第3125340号公報に開示されている。
特開2007−102273号公報 特開2007−244804号公報 実用新案登録第3125340号公報
しかしながら、特許文献1のような形態では、専用のスタンドを用いる必要がある。また、特許文献2のような形態では、自動販売機にAED装置を出し入れする扉や施錠等を行う構造を別途設ける必要がある。また、自動販売機内にAED装置を収納するスペースを設ける必要があり、商品を収納するスペースがきわめて限られてしまい、自動販売機事態の機能が著しく低下するという問題がある。
本発明は、従来から多様されている貸しロッカーを利用して、簡単な構成で駅構内等の公共施設にAED装置を容易に導入できるようにすることを課題とする。
請求項1の貸しロッカーシステムは、複数のロッカーボックスと、ロッカーボックスの施解錠を制御する制御ユニットと、該制御ユニットに接続されたタッチパネル付きの操作ディスプレイとを備え、該制御ユニットの制御により、該操作ディスプレイのタッチパネルを操作することでロッカーボックスの利用を可能にした貸しロッカーシステムにおいて、前記複数のロッカーボックスのうちの特定のロッカーボックス内にAED装置(自動体外式除細動器)が収納されるとともに該特定のロッカーボックスが施錠状態とされ、システムの待機状態において、前記操作ディスプレイに、ロッカーボックスの利用を選択するロッカー利用選択操作部と、前記AED装置の使用を選択するAED選択操作部とが表示され、前記ロッカー利用選択操作部の操作によりロッカーボックスを利用可能にし、前記AED選択操作部の操作により、前記特定のロッカーボックスの解錠を指定して、該特定のロッカーボックス内の前記AED装置を使用可能にしたことを特徴とする。
請求項2の貸しロッカーシステムは、請求項1に記載の貸しロッカーシステムであって、前記AED選択操作部が操作されたとき、前記操作ディスプレイに前記特定のロッカーの解錠を選択する解錠操作部を表示し、該解錠操作部が操作されたとき、前記特定のロッカーボックスを解錠するようにしたことを特徴とする。
請求項3の貸しロッカーシステムは、請求項1または2に記載の貸しロッカーシステムであって、前記AED装置を使用可能にするとともに前記操作ディスプレイにAED装置の操作案内を表示することを特徴とする。
請求項4の貸しロッカーシステムは、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の貸しロッカーシステムであって、前記AED装置の使用開始を外部に通報する機能を有することを特徴とする。
請求項5の貸しロッカーシステムは、請求項4に記載の貸しロッカーシステムであって、前記特定のロッカーボックスの扉が開となった後、前記AED装置の使用開始を外部に通報する機能を有することを特徴とする。
請求項6の貸しロッカーシステムは、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の貸しロッカーシステムであって、前記特定のロッカーボックス内に、該ロッカーボックスに収納された物品を検出する物品検出センサを備え、前記特定のロッカーボックスの扉が開となった後、所定時間内に該特定のロッカーボックス内からAED装置が取り出されなかったとき、該未使用の状態を外部に通報する機能を有することを特徴とする。
請求項7の貸しロッカーシステムは、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の貸しロッカーシステムであって、前記AED装置の使用開始により、警報音の鳴動を開始することを特徴とする。
請求項1の貸しロッカーシステムによれば、制御ユニットに接続された操作ディスプレイに、AED選択操作部(画面スイッチ等)が表示されるので、通常のロッカーの利用と同様な操作でAED装置が収納された特定のロッカーボックスを解錠することができ、AED装置を使用することができる。また、AED装置を収納する特定のロッカーボックスも、通常荷物の預け入れ取り出しを行うロッカーボックスと同じ構造でよいので、複雑な改造等も必要とせず、AED装置を容易に導入でき、広く普及することができる。
請求項2の貸しロッカーシステムによれば、請求項1の効果に加えて、AED選択操作部が操作されたとき、次に操作ディスプレイに解錠操作部が表示され、この解錠操作部が操作されたときに、特定のロッカーボックスが解錠されるので、二度の操作をしないと解錠しないので、ロッカー利用時の操作ミス等で不用意に解錠されることがない。
請求項3の貸しロッカーシステムによれば、請求項1または2の効果に加えて、AED装置が使用可能となったときに、操作ディスプレイにAED装置の使用手順を知らせる操作案内が表示されるので、この案内に従ってAED装置を容易に使用することができるので、例えば初めての人でも直ぐに対応することができる。
請求項4の貸しロッカーシステムによれば、請求項1、2または3の効果に加えて、AED装置の使用開始が外部に通報されるので、例えば特定の事務所や救急センター等に通報することができ、万一の事態に救命士や医者等を現場に急行させるなど迅速な対応が可能となる。
請求項5の貸しロッカーシステムによれば、請求項4の効果に加えて、AED装置を収納した特定のロッカーボックスの扉が開となって初めて使用開始を外部に通報するので、操作ミスやいたずら等ではなく、実際にAED装置が使用される事態のみを例えば特定の事務所や救急センター等で把握することができる。
請求項6の貸しロッカーシステムによれば、請求項1、2、3、4または5の効果に加えて、物品検出センサーにより所定時間内にAED装置が取り出されないことが検出されると未使用の状態を外部に通報するので、例えば、扉の開で通報を受けた後この未使用の状態の通報を受けたとき、操作ミスやいたずら等であると判断できる。
請求項7の貸しロッカーシステムによれば、請求項1、2、3、4、5または6の効果に加えて、AED装置の使用開始により警報音が鳴動するので、緊急事態を周囲に通報することができ、いたずら等の不正な利用を防止することができる。
次に、本発明の貸しロッカーシステムの実施形態を図面を参照して説明する。図1は実施形態の貸しロッカーシステムの外観正面図である。このシステムは集中制御装置1とその両側及び上下にそれぞれ複数のロッカーボックス2,2,…,21を配置したものである。ここで、符号2で示すロッカーボックスは荷物の預け入れ及び取り出しを行うロッカーボックスであり、符号21で示すロッカーボックスはAED装置を収納する特定のロッカーボックスである。ただし、これらのロッカー2とロッカーボックス21の機械的な部分は同構造である。
集中制御装置1の内部には、タッチパネル付きLCD表示器1a、音声ガイド等を出力するスピーカ1b、ICカードCdからの電波を受信するカードリーダ1c、レシートを発行するためのプリンタ1dが配設されている。また、集中制御装置1のパネル面には、LCD表示器1aの表示窓となる操作表示部1a1、スピーカ1bの音を外部に放出する放音孔1b1、カードリーダ1cで電波の送受信を行うアンテナ部1c1、プリンタ1dからレシートを排出するためのレシート出口1d1が配設されている。
また、各ロッカーボックス2,21には、ロッカー扉2a,21aの内部に集中制御装置1からの制御信号に基づいてロッカー扉2a,21aを施解錠する錠装置2b,21bが配設されている。また、特定のロッカーボックス21内には、物品検出センサ21Bが配設されるとともに、このロッカーボックス21内にはAED装置100が収納されている。さらに、特定のロッカーボックス21の扉21aにはAED装置100を収納していることを示すAEDマークのシール21cが貼付されている。なお、このAEDマークは図4に示すように、赤色のべた地に赤、白2色のハートマークと稲妻マーク、「AED」の文字及び「自動体外式除細動器」の文字を印刷したものである。
図2は集中制御装置1及びロッカーボックス2,21の要部ブロック図である。集中制御装置1はコンピュータで構成された制御ユニット10を備えている。制御ユニット10には、LCD表示器1a、スピーカ1b、カードリーダ1c、プリンタ1d及び各ロッカーボックス2,2,…,21等が接続されている。また、制御ユニット10は電話回線を介して外部と通信を行うための通信モデム10aをそなえている。
制御ユニット10は、LCD表示器1aとのデータの授受を行い、表示データの出力とタッチパネルの操作状態の検出を行う。また、制御ユニット10は内部の記憶装置に各種音声出力用の音声データを格納しており、その音声データをオーディオ信号に変換してスピーカ1bに出力する。これにより、音声ガイドや、警報メロディの鳴動等を行う。さらに、制御ユニット10は、錠装置2b,21bの施解錠の制御を行うとともに、カードリーダ1cからのデータの入力や、プリンタ1dへの印字データの出力を行う。また、制御ユニット10は通信モデム10aを介して外部の例えば管理会社や緊急センター等に情報を通信する。そして、制御ユニット10は後述の制御プログラムに基づいて貸しロッカーシステムの制御を行う。なお、ロッカーボックス2,21にはそれぞれ扉2a,21aの開閉操作や、開状態及び閉状態を検出するための扉開閉スイッチ2A,21Aを備えている。ロッカーボックス21は前記のように物品検出センサ21Bを備えている。
図3は操作表示部1a1の表示画面の一例を示す図であり、図3(A) は待機画面、図3(B) はAED取り出し画面の例を示している。待機画面では、「預け入れ」、「取り出し」、「残高照会」、「ご利用案内」とそれぞれ記された画面スイッチSW11、SW12、SW13、SW14が表示されている。そして、この待機画面の左下にはロッカー利用選択操作部としてのAEDマークの画面スイッチSW1が表示されている。このAEDマークの画面スイッチSW1を操作すると、図3(B) のAED取り出し画面に切り替わる。このAED取り出し画面には、AEDマークG1、AED装置のロッカーボックス21を解錠する操作の案内(ガイダンス)の文字G2、「開ける」と記された解錠操作部としての画面スイッチSW2が表示される。そして、この画面スイッチSW2を操作すると、特定のロッカーボックス21の錠装置21bが解錠される。
この待機画面における操作は次のように行う。利用者は、操作表示部1a1のタッチパネルを操作して、所望の処理を選択する。「預け入れ」の画面スイッチSW11を操作する(押す)と空き状態のロッカーボックス2の一つが解錠され、そのロッカー番号が表示される。そのロッカーボックス2に荷物を収納してロッカー扉2aを閉めてそのロッカーボックス2のレバーやボタン等を操作すると錠装置2bは仮施錠される。次に、ICカードCdを集中制御装置1のアンテナ部1b1にかざすと、IDコードとチャージデータの読み取りが行われ、認証されると、錠装置2bが本施錠される。そして、本施錠されると、利用情報等を記録したレシートが発行される。なお、詳細な説明は省略するが、荷物の取り出し時には「取り出し」の画面スイッチSW12を操作し、ICカードCdをアンテナ部1b1にかざすことで対応するロッカーボックス2の錠装置扉2aが解錠される。
一方、特定のロッカーボックス21はAED装置100を収納した状態で、その扉21a(錠装置21b)は施錠状態となっている。そして、図3(A) の待機画面でAEDマークの画面スイッチSW1を操作すると、図3(B) のAED取り出し画面に切り替わり、このAED取り出し画面の「開ける」の画面スイッチSW2を操作すると、特定のロッカーボックス21の錠装置21bが解錠される。また、このとき集中制御装置1のスピーカ1bからAED装置100の使用手順等を説明する音声ガイドが流され、さらに、このガイドが終わると警報メロディが鳴動する。そして、扉21aを開けて、AED装置100を取り出して使用する。なお、このAED装置100が取り出されたことは物品検出センサ21Bで検出される。使用を終了してAED装置100をロッカーボックス21に収納し、扉21aを閉めると錠装置21bが施錠される。
図5〜図8は集中制御装置1の制御ユニット10における制御プランジャの要部フローチャートであり、図5及び図6はメイン処理のフローチャート、図7は預け入れ処理の要部フローチャート、図8は取り出し処理の要部フローチャートである。次に、同フローチャートを参照しながら動作を説明する。先ず図7及び図8から説明する。
図74の処理は、メイン処理において「預け入れ」の画面スイッチSW11が操作され、空きロッカーボックス2のうち、所望のロッカーボックス2が選択された状態から起動される。まず、ステップS41、S42で扉2aが閉められるのを監視し、扉2aが閉められず、所定時間経過するとステップS42からメインルーチンに復帰する。扉2aが閉められると、ステップS43で錠装置2bを仮施錠し、ステップS44で利用料金を表示してステップS45に進む。
ステップS45では、ICカードCdからデータの読み取りを行い、ICカードCdのIDコード、チャージデータの情報を読み取り、IDコードの確認とチャージデータの確認を行う。次に、ステップS46でチャージデータの金額(チャージ金額)が利用料金以上であるか否かを判定する。チャージ金額が利用料金以上でなければ、ステップS47でチャージ料金が不足していることを表示して元のルーチンに復帰し、チャージ金額が利用料金以上(同額も含む)であれば、ステップS48に進む。ステップS48では、IDコードを該当するロッカーボックス2に対応する情報として記憶し、ステップS49に進む。ステップS49では、利用料金をチャージデータから引き落とし、レシートに利用情報を印字して発行し、ステップS50で錠装置2bを本施錠してメインルーチンに復帰する。
図8の処理は、メイン処理において「取り出し」の画面スイッチSW12が操作されたとき起動される。まず、ステップS51で、ICカードCdからデータの読み取りを行い、ICカードCdのIDコード、チャージデータの情報を読み取り、IDコードの確認とチャージデータの確認を行う。次に、ステップS52で、読み取ったICカードのIDコードの認証処理を行い、ステップS53で認証されればステップS54に進み、認証されなければそのままメインルーチンに復帰する。ステップS54では、超過料金が発生しているかを判定し、発生していなければステップS6でIDコードに対応するロッカーの錠装置2bを解錠してメインルーチンに復帰する。
超過料金が発生していれば、ステップS55で超過料金を表示し、ICカードCdにより料金の支払いを依頼する表示を行い、ステップS56に進む。ステップS56ではICカードCdからデータの読み取りを行い、ステップS57でチャージデータの金額(チャージ金額)が超過料金以上であるか否かを判定する。チャージ金額が超過料金以上でなければ、ステップS58でチャージ料金が不足していることを表示して元のルーチンに復帰し、チャージ金額が超過料金以上(同額も含む)であれば、ステップS59で、超過料金をチャージデータから引き落とし、レシートに利用情報を印字して発行する。そして、ステップS60で錠装置2bを解錠してメインルーチンに復帰する。
以下の説明では、AED装置100を収納したロッカーボックス21を「AED収納ボックス」ともいう。図5のメイン処理では、ステップS1で図3(A) の待機画面を表示し、ステップS2で画面操作の有無を監視する。画面が操作されると、ステップS3でAEDマークの画面スイッチSW1が操作されたか判定し、その他の画面スイッチであればステップS4で前記のように預け入れ、取り出しの処理を行う。また残高照会、利用案内等の処理も行うが、これは待機画面で画面スイッチSW13,SW14が操作されたときの処理である。
ステップS3で、AEDマークの画面スイッチSW1の操作と判定すると、ステップS5で物品検出センサ21Bに基づいてAED装置100がAED収納ボックス21内に収納されているか否かを判定する。収納されていなければ、図6のステップS25に進んで後述の収納の処理を行い、収納されていれば、ステップS6で、図3(B) のAED取り出し画面に切り替えて、前記AED装置100を取り出すためのAED収納ボックス21の解錠操作の案内G2を表示する。また、その案内を示す音声ガイダンスを出力する。
次に、ステップS7、S8で、「開ける」の画面スイッチSW2が操作されるのを監視し、15秒以内に操作がなければステップS1に戻る。画面スイッチSW2の操作があれば、ステップS9でAED収納ボックス21の錠装置21bを解錠し、ステップS10、S11で扉21aが開けられるのを監視する。15秒以内に扉21aが開けられなければステップS12で錠装置21bを施錠してステップS1に戻る。
15秒以内に扉21aが開けられたら、ステップS13で、扉が開けられたことを電話回線で例えば所定の管理事務所等に通報し、ステップS14に進む。ステップS14では、AED装置100の使用手順等を説明する操作案内を操作表示部1a1に表示するとともに、その操作案内をスピーカ1bで音声ガイドし、ステップS15に進む。
次に、ステップS15、S16で、物品検出センサ21BによりAED収納ボックスからAED装置100が取り出されるのを監視する。所定時間内に取り出されなければ、ステップS17で扉21aが閉状態であるかを判定し、閉状態であればステップS18で錠装置21bを施錠してステップS1に戻る。また、閉状態でなければ、図6のステップS22に進む。AED装置100が所定時間内に取り出されたら、ステップS19でスピーカ1bにより警報メロディを鳴動し、ステップS1に戻る。
図6のステップS20では、AED収納ボックスの扉21aが開状態であるかを判定し、開状態であれステップS21で、物品検出センサ21Bに基づいてAED装置100がAED収納ボックス21内に収納されているか否かを判定する。収納されていなければ、ステップS25に進み、収納されていれば、ステップS22で、AED装置100が使用中でもなく扉解放状態であることを管理会社(外部)に通報し、図5のステップS1に戻る。収納されていなければ、AED装置100を使用中であると判断し、ステップS25に進む。
ステップS20で扉21aが開状態でなければ、ステップS23で、図3(A) の待機画面を表示し、ステップS24でAEDマークの画面スイッチSW1が操作されたか判定し、操作されなければステップS20に戻る。画面スイッチSW1が操作されたら、ステップS25で、物品検出センサ21Bに基づいてAED装置100がAED収納ボックス21内に収納されているか否かを判定する。収納されていなければ、ステップS26に進み、収納されていればAED装置100の取り出し開始と判断して図5のステップS6に進む。
ステップS26では、操作表示部1a1にAED装置100を収納するように促すメッセージを表示し、ステップS27で、AED収納ボックス21の錠装置21bを解錠するる。つぎに、ステップS28で、物品検出センサ21Bにより、AED装置100が収納されるのを監視し、AED装置100が収納されずに所定時間経過するとステップS20に戻る。所定時間内にAED装置100が収納されると、ステップS30、S31で扉21aが閉められるのを監視し、扉21aが閉められず、所定時間経過するとステップ22に進む。所定時間内に扉21aが閉められると、ステップS32で、錠装置21bを施錠し、ステップS33で警報メロディを停止してステップS20に戻る。
以上の実施形態では、AEDのマークの画面スイッチSW1と「開ける」の画面スイッチSW2とを操作することで解錠されるようにしているので、誤操作を低減できるが、一つの画面スイッチの操作で直ぐに解錠するようにしてもよい。
また、実施形態では、AED収納ボックス(特定のロッカーボックス)21が集中制御装置10の直ぐ近く(上部)にあるので、取り出し操作等がし易くなるが、このAED収納ボックスは、例えばロッカーシステムの管理者等が管理者モードにおいて任意のロッカーボックスをAED収納ボックスとして設定するようにしてもよい。
また、実施形態では、AED装置の使用手順を説明する案内を画面の表示と音声ガイダンスの両方で行うので、より理解しやすいが、画面の表示と音声ガイドとのいずれか一方でもよい。また、この画面の表示や音声ガイダンスを行うタイミングは、実施形態に限定されるものではなく、適宜のタイミングを行ってもよい。さらに、警報メロディの鳴動は行わなくてもよい。
また、実施形態では、AED収納ボックス21の扉21aにAEDマークのシール21cを貼付するようにしているが、この扉21aに窓等を設けて中のAED装置を視認できるようにしてもよい。この場合は、管理者は中の状態を直ぐに確認できる。
本発明の実施形態の貸しロッカーシステムの外観正面図である。 実施形態における集中制御装置及びロッカーボックスの要部ブロック図である。 実施形態における操作表示部の表示例を示す図である。 実施形態におけるAEDマークを示す図である。 実施形態におけるメイン処理の一部フローチャートである。 実施形態におけるメイン処理の他の一部フローチャートである。 実施形態における預け入れ処理のフローチャートである。 実施形態における取り出し処理のフローチャートである。
符号の説明
1 集中制御装置
2 ロッカーボックス
21 AED収納ボックス(特定のロッカーボックス)
10 制御ユニット
1a1 操作表示部
1b スピーカ
2b,21b 錠装置
100 AED装置

Claims (7)

  1. 複数のロッカーボックスと、ロッカーボックスの施解錠を制御する制御ユニットと、該制御ユニットに接続されたタッチパネル付きの操作ディスプレイとを備え、該制御ユニットの制御により、該操作ディスプレイのタッチパネルを操作することでロッカーボックスの利用を可能にした貸しロッカーシステムにおいて、
    前記複数のロッカーボックスのうちの特定のロッカーボックス内にAED装置が収納されるとともに該特定のロッカーボックスが施錠状態とされ、
    システムの待機状態において、前記操作ディスプレイに、ロッカーボックスの利用を選択するロッカー利用選択操作部と、前記AED装置の使用を選択するAED選択操作部とが表示され、
    前記ロッカー利用選択操作部の操作によりロッカーボックスを利用可能にし、
    前記AED選択操作部の操作により、前記特定のロッカーボックスの解錠を指定して、該特定のロッカーボックス内の前記AED装置を使用可能にしたことを特徴とする貸しロッカーシステム。
  2. 前記AED選択操作部が操作されたとき、前記操作ディスプレイに前記特定のロッカーの解錠を選択する解錠操作部を表示し、該解錠操作部が操作されたとき、前記特定のロッカーボックスを解錠するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の貸しロッカーシステム。
  3. 前記AED装置を使用可能にするとともに前記操作ディスプレイにAED装置の操作案内を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の貸しロッカーシステム。
  4. 前記AED装置の使用開始を外部に通報する機能を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の貸しロッカーシステム。
  5. 前記特定のロッカーボックスの扉が開となった後、前記AED装置の使用開始を外部に通報する機能を有することを特徴とする請求項4に記載の貸しロッカーシステム。
  6. 前記特定のロッカーボックス内に、該ロッカーボックスに収納された物品を検出する物品検出センサを備え、
    前記特定のロッカーボックスの扉が開となった後、所定時間内に該特定のロッカーボックス内からAED装置が取り出されなかったとき、該未使用の状態を外部に通報する機能を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の貸しロッカーシステム。
  7. 前記AED装置の使用開始により、警報音の鳴動を開始することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の貸しロッカーシステム。
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