JP2009184808A - シート材搬送機構およびプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送対象とするシート材の種類や状態にかかわらず、シート材を損傷することなく良好に搬送すること。
【解決手段】シート材搬送機構300は、シート材の搬送方向に交差する軸心を中心として回転可能な回転軸303の軸心方向に複数設けられて、回転軸303の回転にともなって回転することによりシート材に対して搬送力を付与する排出ローラ302と、回転軸303の軸心方向にわたって回転軸303および排出ローラ302に対向し、回転軸303および排出ローラ302との間にシート材搬送経路を形成するガイド部材205と、回転軸303の軸心方向にわたって排出ローラ302に並列するとともにシート材搬送経路を間にしてガイド部材205に対向し、シート材搬送経路中を搬送されるシート材をガイド部材205側に付勢する用紙ストッパ部材305と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

この発明は、シート材を搬送するシート材搬送機構および当該シート材搬送機構を備えたプリンタに関する。
従来、回転することによって搬送対象とするシート材を搬送するローラとこのローラ側に突出する複数のリブを備えたガイド部材とを備え、リブによってシート材をローラ側に付勢することによって、ローラの回転による搬送力がシート材に良好に伝達されるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献1、2を参照。)。
特許第2840244号公報 特開平2−32880号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、搬送対象とするシート材の腰や材質などによってはシート材を良好に搬送することができず、搬送対象とするシート材の種類によって搬送後のシート材の状態が低下したり、シート材を損傷してしまうことがあるという問題があった。
従来の技術では、具体的には、たとえば搬送対象とするシート材が、紙厚が薄いなど腰が弱いシート材である場合、リブによってシート材をローラ側に付勢することによってリブによる押圧痕がシート材についてしまうことがあった。そして、リブによる押圧痕がシート材についた状態のままローラを回転することによって、押圧痕がシート材の搬送方向に拡大し、シート材に搬送方向に沿ったしわ(縦しわ)が生じてしまうという問題があった。
また、湿度が高い環境など、同種類のシート材であっても、シート材を搬送する際の環境によってはシート材を良好に搬送することができず、搬送対象とするシート材の種類によって搬送後のシート材の状態が低下したり、縦しわが生じたり、シート材を損傷してしまうことがあるという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、搬送対象とするシート材の種類や状態および搬送環境にかかわらず、シート材を損傷することなく良好に搬送することができるシート材搬送機構およびプリンタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるシート材搬送機構は、シート材の搬送方向に交差する軸心を中心として回転可能な回転軸と、前記回転軸の軸心方向に複数設けられて、前記回転軸の回転にともなって回転することにより前記シート材に対して搬送力を付与する搬送用ローラと、前記回転軸の軸心方向にわたって前記回転軸および前記搬送用ローラに対向し、前記回転軸および前記搬送用ローラとの間にシート材搬送経路を形成するガイド部材と、前記複数の搬送ローラ間に前記搬送経路を間にして前記ガイド部材に対向し、前記シート材搬送経路中を搬送されるシート材を前記ガイド部材側に付勢する用紙ストッパ部材と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、シート材における搬送用ローラに直接接触しない部分を、用紙ストッパ部材によって回転軸の軸心方向にわたってガイド部材側に付勢することができ、これによって、シート材が過剰に変形することを防止できる。
また、この発明にかかるシート材搬送機構は、上記の発明において、前記用紙ストッパ部材が、前記用紙ストッパ部材と前記ガイド部材との対向方向において前記搬送用ローラよりも前記ガイド部材から離間していることを特徴とする。この発明によれば、シート材と搬送用ローラとが直接接触しない部分を、用紙ストッパ部材によって回転軸の軸心方向にわたってガイド部材側に付勢しつつ、搬送用ローラとシート材との接触を妨げることなく搬送用ローラとシート材とを良好に接触させることができ、これによりシート材が過剰に変形することを防止できる。
また、この発明にかかるシート材搬送機構は、上記の発明において、前記用紙ストッパ部材が、前記用紙ストッパ部材と前記ガイド部材との間において前記回転軸を覆うように湾曲して配置されたシート状形状からなることを特徴とする。この発明によれば、簡易な構成によって用紙ストッパ部材を実現することができ、用紙ストッパ部材の成型および取り付けにかかる作業負担を軽減することができる。
また、この発明にかかるシート材搬送機構は、上記の発明において、前記用紙ストッパ部材が、前記回転軸の軸心方向にわたって複数設けられており、それぞれが連続する単一のシート状形状からなることを特徴とする。この発明によれば、用紙ストッパ部材によって回転軸の軸心方向全体にわたってシート材をガイド部材側に付勢することによりシート材が過剰に変形することを確実に防止するとともに、単一のシート材を取り付けるだけで回転軸の軸心方向全体にわたってシート材をガイド部材側に付勢することができる。
また、この発明にかかるシート材搬送機構は、上記の発明において、前記用紙ストッパ部材が、弾性材料によって形成され、前記回転軸の回転にともなって回転可能な状態で前記回転軸に設けられたローラ形状からなることを特徴とする。この発明によれば、用紙ストッパ部材を回転軸と一体的に取り扱うことができる。
また、この発明にかかるシート材搬送機構は、上記の発明において、前記用紙ストッパ部材が、前記回転軸の軸心方向にわたって複数設けられていることを特徴とする。この発明によれば、用紙ストッパ部材によって回転軸の軸心方向全体にわたってシート材をガイド部材側に付勢することによりシート材が過剰に変形することを確実に防止することができる。
また、この発明にかかるシート材搬送機構は、上記の発明において、前記ガイド部材に設けられて、当該ガイド部材から前記回転軸に向けて突出するリブを備え、前記用紙ストッパ部材は、前記リブに対向する位置に設けられていることを特徴とする。この発明によれば、用紙ストッパ部材によってシート材をリブ側に付勢することによって、形状を安定化した状態でシート材を搬送することができる。
また、この発明にかかるシート材搬送機構は、上記の発明において、前記搬送用ローラが、前記シート材の搬送方向において湾曲した状態の前記シート材に対して搬送力を付与することを特徴とする。この発明によれば、いわゆるカールパス方式のプリンタなどにおいて、シート材における搬送用ローラに直接接触しない部分を、用紙ストッパ部材によって回転軸の軸心方向にわたってガイド部材側に付勢することができ、これによって、シート材が過剰に変形することを防止できる。
また、この発明にかかるプリンタは、シート材に対する印字をおこなう印字部と、前記シート材を所定方向に搬送する上記のシート材搬送機構と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、シート材を損傷することなく搬送することができる。
この発明にかかるシート材搬送機構およびプリンタによれば、搬送されるシート材を回転軸の軸芯方向に対して平行に近い状態で搬送することができる。これによって、シート材が過剰に変形することを防止できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるシート材搬送機構およびプリンタの好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、この発明の実施の形態にかかるプリンタについて説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかるプリンタの外観を示す斜視図である。図1において、プリンタ100は、略箱形状のケーシング101を備えている。ケーシング101には、プリンタ100の使用時において前面となる側に、プリンタ100に対する操作を受け付ける操作部102が設けられている。
プリンタ100はケーシング101の内部に設けられた制御部を備えており、操作部102において受け付けた操作に基づいてプリンタ100が備える各部を制御部によって駆動制御する。制御部は、たとえば印字ヘッド(図2における符号202を参照)、搬送ローラ、排出ローラ(図3における符号302を参照)を駆動制御する。制御部および制御部の制御によるプリンタ100の動作については公知の技術であるため説明を省略する。
また、ケーシング101には、プリンタ100の使用時において背面となる側に、印字対象とするシート材の挿入を受け付ける給紙口や、印字後のシート材が排出される排出口および排出トレイ110が設けられている。給紙口および排出口については説明を省略する。また、ケーシング101には、プリンタ100の使用時において側面となる側に、ケーシング101内に挿入されたシート材を手動で搬送するための用紙送りノブ103が設けられている。用紙送りノブ103は、プラテン(図2における符号203を参照)の回転軸に連結されている。
ケーシング101は、上カバー104、105を備えている。上カバー104はケーシング101本体に対して着脱自在とされている。上カバー105はケーシング101本体に対して回動自在に連結されている。ケーシング101本体はケーシング101の上面を外部に開放する開口(図2における符号210を参照)を備えており、上カバー104はケーシング101本体に装着されることによって開口の一部を閉塞する。上カバー105は、上カバー104とともに開口を閉塞する位置と開口を開放する位置との間を回動する。ケーシング101は、上カバー104、105によって開口を閉塞した状態において構成される。
ケーシング101本体と上カバー104、105とによって構成されるケーシング101の内部には給紙口から排出口に至るシート材搬送経路が形成されており、シート材搬送経路には印字機構部やシート材搬送機構(いずれも図2を参照)が設けられている。給紙口から挿入されたシート材は、シート材搬送経路中を搬送される間に印字機構部やシート材搬送機構を経由して排出口に排出される。
図2は、この発明の実施の形態にかかるプリンタ100の外観を示す斜視図である。図2においては、ケーシング101本体から上カバーを取り外した状態を示している。図2において、印字機構部201は、印字ヘッド202およびプラテン203を備えている。印字ヘッド202は、束ねられた複数のワイヤーピンを備え、複数のワイヤーピンの先端をマトリクス状に配列した構造を有している。複数のワイヤーピンは、それぞれ独立してプラテン203側に突出可能とされている。
印字ヘッド202は、ケーシング101の内部に設けられたキャリッジ204に沿って往復動自在に設けられている。キャリッジ204は、シート材の搬送方向に交差(直交)する方向を軸芯方向として設けられている。なお、印字ヘッド202については、公知の技術を用いて容易に実現可能であるため説明は省略する。
プラテン203は、キャリッジ204に平行な方向を軸芯方向とする円柱形状からなり、印字ヘッド202の往復動範囲全域にわたって印字ヘッド202に対向する。プラテン203は、図示を省略する搬送ローラとともに、回転することによってケーシング101内に形成されたシート材搬送経路中のシート材に対して搬送力を付与する。用紙送りノブ103を操作して、プラテン203を回転させることによって、シート材搬送経路中のシート材を手動によって搬送することができる。
印字機構部201は、印字ヘッド202とプラテン203との間にシート材およびインクリボンを介在させた状態で、印字機構部201が備える複数のワイヤーピンを選択的にプラテン203に打ち付けて媒体に小さな点(ドット)を打ち出すことによって、シート材に文字などを印字する。なお、この実施の形態において、印字とは、打ち出した小さな点(ドット)によって文字をあらわす場合に限らず、図形など文字以外をあらわす場合も含む。
なお、印字機構部201は、インパクト方式に限らずノンインパクト方式を採用した印字をおこなうものであってもよい。ノンインパクト方式の印字部は、たとえば感熱方式、熱転写方式、インクジェット方式、レーザー方式などを用いて印字をおこなう。この場合、印字機構部201は、インパクトプリンタトヘッドに代えて、各印字方式にあわせたプリンタヘッドを備える。感熱方式、熱転写方式、インクジェット方式、レーザー(電子写真)方式については公知の技術であるため説明を省略する。
図2において符号205は、シート材搬送機構が備えるガイド部材を示している。ガイド部材205は、シート材搬送経路において印字機構部201と排出口との間に設けられている。ガイド部材205は、シート材の搬送方向に交差(直交)する方向を長手方向とする長手形状からなる。ガイド部材205は、シート材の搬送方向における一端側において、シート材搬送経路に対して接離する方向に回動可能に支持されている。ガイド部材205は、シート材の搬送方向において下流側(排出口側)となる位置で支持されている。
図3はシート材搬送機構を示す斜視図であり、図4はシート材搬送機構を示す分解斜視図である。図3および図4において、シート材搬送機構300は、ガイド部材205と排出ローラ302とを備えている。排出ローラ302は、シート材の搬送方向に交差(直交)する方向を軸芯の方向とし、この軸芯を中心として回転可能な回転軸303に設けられている。排出ローラ302は、回転軸303の軸心方向に複数設けられており、回転軸303の回転にともなって回転軸303の回転方向と同一方向に回転する。この実施の形態においては、排出ローラ302によって搬送用ローラが実現されている。
ガイド部材205は、回転軸303の軸心方向にわたって回転軸303および排出ローラ302に対向している。ガイド部材205は、シート材搬送経路を間にして回転軸303および排出ローラ302に対向している。すなわち、ガイド部材205は、回転軸303および排出ローラ302との間にシート材搬送経路を形成する。
ガイド部材205におけるシート材搬送経路側には、ガイド部材205から回転軸303に向けて突出するリブとしてのシート材ガイドリブ304が設けられている。シート材ガイドリブ304は回転軸303の軸心方向にわたって複数設けられており、いずれも排出ローラ302に正対しない位置に設けられている(図5を参照)。
シート材搬送経路を間にしてガイド部材205に対向する位置には、用紙ストッパ部材305が設けられている。用紙ストッパ部材305は、複数の排出ローラ302間において、シート材搬送経路を間にしてガイド部材205に対向している。用紙ストッパ部材305は、用紙ストッパ部材305とガイド部材205との対向方向において排出ローラ302よりもガイド部材205から離間した位置に設けられている。
用紙ストッパ部材305はシート状形状からなり、用紙ストッパ部材305とガイド部材205との間において、回転軸303を覆うように湾曲して配置されている。また、用紙ストッパ部材305は、平滑な表面を有している。用紙ストッパ部材305の表面の平滑性は、たとえば用紙ストッパ部材305を形成する材料自体が有する性質によって定められる。
用紙ストッパ部材305の表面には、たとえば用紙ストッパ部材305を形成する材料に対するレベリング性のよい塗料が塗布されていてもよい。これによって用紙ストッパ部材305を形成する材料自体が有する性質にかかわらずに、用紙ストッパ部材305の表面の平滑性を向上させることができる。
用紙ストッパ部材305は、用紙ストッパ部材305を形成するシートが、湾曲された状態から元の平らな状態に復帰しようとする復元力によって、シート材搬送経路中を搬送されるシート材を、回転軸303から離反する方向に付勢する付勢力を有している。これにより、シート材搬送経路中を搬送されてシート材搬送機構300に到達したシート材は、用紙ストッパ部材305によってガイド部材205側に付勢される。
用紙ストッパ部材305は、ガイド部材205との対向位置において、用紙ストッパ部材305と排出ローラ302とが回転軸303の軸心方向にわたって交互に並んだ状態となるように配列されている。これにより用紙ストッパ部材305は、ガイド部材205との対向位置において、回転軸303の軸心方向にわたって複数存在している。
用紙ストッパ部材305は、たとえばシート状のPET(Polyethylene terephthalate)を打ち抜き加工することによって成形されており、シート材の搬送方向における両端部をローラ支持部材306によって支持することによって位置固定されている。ローラ支持部材306は、回転軸303を間にしてガイド部材205とは反対側に設けられており、回転軸303を回転可能に保持する。
用紙ストッパ部材305は、ローラ支持部材306に設けられた穴401に、シート材の搬送方向における両端部に設けられた固定用の突起形状部402を挿入することによってローラ支持部材306に固定されている。用紙ストッパ部材305は、単一のシート部材の打ち抜き加工によって成形されており、シート材の搬送方向における両端部において繋がっている。
これによってガイド部材205との対向位置において回転軸303の軸心方向にわたって複数存在する用紙ストッパ部材305を、単一の部材とすることができる。また、用紙ストッパ部材305は、用紙ストッパ部材305とガイド部材205との対向方向において、ガイド部材205に設けられたシート材ガイドリブ304に対向する位置に設けられている。
用紙ストッパ部材305は、シート状形状からなるものに限らない。用紙ストッパ部材305は、回転軸303に取り付けられたロール形状からなるものであってもよく、用紙ストッパ部材305に代えて、弾性材料によって形成され、回転軸303の回転にともなって回転可能な状態で回転軸303に設けられたローラ形状からなる用紙ストッパ部材(図示を省略する)を設けてもよい。
ローラ形状からなる用紙ストッパ部材を形成する弾性材料としては、たとえばスポンジやゴムなどが好ましい。弾性材料は、スポンジおよびゴムに限らず、シート材に対して所望の付勢力を付与することが可能な弾性を有する材料であればよい。また、シート材に付与する付勢力を調整するために、ローラの半径方向の寸法(厚み)を調整してもよいローラ形状からなる用紙ストッパ部材は、回転軸の軸心方向にわたって複数設けてもよい。
また、用紙ストッパ部材305を形成する材料および用紙ストッパ部材305の形状は、回転軸303の軸心方向にわたって異なっていてもよい。たとえば中心を基準としてシート材を搬送する場合は、基準となる中央に配置される用紙ストッパ部材を硬めの(弾性の高い)材料を用いて形成し、左右に配置される用紙ストッパ部材を中央に配置される用紙ストッパ部材の弾性よりも柔らかい(弾性の低い)材料によって形成することも可能である。
このように、使用頻度の違いなどに起因して劣化の激しい部分の用紙ストッパ部材を耐摩耗性の高い材料によって形成したり、排出ローラ302がシート材501に加える搬送力を回転軸303の軸心方向にわたって異ならせるように排出ローラ302ごとに異なる材料を用いて用紙ストッパ部材を形成してもよい。なお、用紙ストッパ部材305を形成する材料および用紙ストッパ部材305の形状についての変形例は説明を省略する。
プリンタ100は、印字に際して図示を省略する排出ローラ302を回転することによって、給紙口からシート材搬送経路に挿入されたシート材を、給紙口から排紙口に向かって搬送する。そして、シート材搬送経路中を搬送されるシート材が印字部における印字ヘッド202とプラテン203との間を通過する際に、画像データに基づいて印字ヘッド202を駆動してシート材に対して印字をおこなう。印字がなされたシート材は、シート材搬送機構300における排出ローラ302とガイド部材205との間に導入される。
図5は、シート材の搬送状態を示す説明図である。図5においては、印字機構部201を通過したシート材が、シート材搬送機構300における排出ローラとガイド部材205との間に導入された状態を示している。図5において、シート材搬送機構300における排出ローラ302とガイド部材205との間に導入されたシート材501は、シート材ガイドリブ304によって排出ローラ302側に付勢され、排出ローラ302に沿って湾曲している。これにより、シート材501を排出ローラ302に押しつけ、排出ローラ302の搬送力をシート材501に良好に伝達することができる。
シート材ガイドリブ304には用紙ストッパ部材305が対向しているため、シート材搬送機構300に到達したシート材501は、排出ローラ302によってガイド部材205側に付勢されるとともに、用紙ストッパ部材305によってシート材ガイドリブ304側に付勢される。
これによって、ガイド部材205と回転軸303との対向方向においてシート材501が排出ローラ302に回り込むような状態で一方向側に撓むことを抑制することができる。これによって、シート材501の撓み量を低減し、シート材501の形状を回転軸303の軸芯方向に平行な状態に近づけることができる。そして、シート材501の撓み量を規制することによって、搬送によってシート材に縦しわが発生したり、過剰に変形したシート材が搬送経路中に詰まってジャムを発生させたりすることを防止できる。
また、用紙ストッパ部材305は自身の弾性によって変形することにより、シート材ガイドリブ304および用紙ストッパ部材305とシート材501との間に作用する摩擦力を軽減することができる。これによって、シート材501の形状を維持するためにシート材ガイドリブ304と用紙ストッパ部材305との間にシート材501を狭持した場合にも、シート材501に縦しわが発生したり、過剰に変形したシート材501がジャムを発生させたりすることを防止できる。
また、用紙ストッパ部材305は、平滑な表面を有しているため、シート材ガイドリブ304および用紙ストッパ部材305とシート材501との間に作用する摩擦力を軽減することができる。これによって、シート材501の形状を維持するためにシート材ガイドリブ304と用紙ストッパ部材305との間にシート材501を狭持した場合にも、シート材501に縦しわが発生したり、過剰に変形したシート材501がジャムを発生させたりすることを防止できる。
上述したように、この実施の形態によれば、シート材501の搬送方向に交差する軸心を中心として回転可能な回転軸303と、回転軸303の軸心方向に複数設けられて、回転軸303の回転にともなって回転することによりシート材501に対して搬送力を付与する排出ローラ302と、回転軸303の軸心方向にわたって回転軸303および排出ローラ302に対向し、回転軸303および排出ローラ302との間にシート材搬送経路を形成するガイド部材205と、複数の排出ローラ302間にシート材搬送経路を間にしてガイド部材205に対向し、シート材搬送経路中を搬送されるシート材501をガイド部材205側に付勢する用紙ストッパ部材305と、を備えたことを特徴とするため、シート材501における排出ローラ302に直接接触しない部分を、用紙ストッパ部材305によって回転軸303の軸心方向にわたってガイド部材205側に付勢することができ、これによりシート材501が回転軸303の軸心方向にわたって過剰に変形することを防止できる。これによって、搬送対象とするシート材501の種類や状態および搬送環境にかかわらず、シート材501を損傷することなく良好に搬送することができる
また、この実施の形態によれば、用紙ストッパ部材305が、用紙ストッパ部材305とガイド部材205との対向方向において排出ローラ302よりもガイド部材205から離間していることを特徴とするため、シート材501と排出ローラ302とが直接接触しない部分を、用紙ストッパ部材305によって回転軸303の軸心方向にわたってガイド部材205側に付勢しつつ、排出ローラ302とシート材501との接触を妨げることなく排出ローラ302とシート材501とを良好に接触させることができ、これによりシート材501が過剰に変形することを防止できる。これによって、用紙ストッパ部材305によってシート材501に対して付勢力を作用させる場合にも、シート材501を損傷することなく良好に搬送することができる。
また、この実施の形態によれば、用紙ストッパ部材305が、用紙ストッパ部材305とガイド部材205との間において回転軸303を覆うように湾曲して配置されたシート状形状からなることを特徴とするため、簡易な構成によって用紙ストッパ部材305を実現するとともに、用紙ストッパ部材305を容易に組み付けることができる。これによって、用紙ストッパ部材305の組み付けにかかる組み付け作業者の負担を軽減することができる。
また、この実施の形態によれば、用紙ストッパ部材305が、回転軸303の軸心方向にわたって複数設けられており、それぞれが連続する単一のシート状形状からなることを特徴とするため、用紙ストッパ部材305によって回転軸303の軸心方向全体にわたってシート材501をガイド部材205側に付勢することによりシート材501が過剰に変形することを確実に防止するとともに、単一のシート材501を取り付けるだけで回転軸303の軸心方向全体にわたってシート材501をガイド部材205側に付勢することができる。これによって、搬送対象とするシート材501の種類や状態および搬送環境にかかわらず、シート材501を損傷することなく良好に搬送する効果を高めるとともに、用紙ストッパ部材305の組み付けにかかる組み付け作業者の負担を軽減しつつ、シート材搬送機構300中を搬送されるシート材501に縦しわが発生したり、過剰に変形したシート材501がジャムを発生させたりすることを確実に防止できる。
また、この実施の形態によれば、ガイド部材205に設けられて、当該ガイド部材205から回転軸303に向けて突出するシート材ガイドリブ304を備え、用紙ストッパ部材305が、シート材ガイドリブ304に対向する位置に設けられていることを特徴とするため、用紙ストッパ部材305によってシート材501をシート材ガイドリブ304側に付勢することによって、形状を安定化した状態でシート材501を搬送することができる。これによって、シート材搬送機構300中を搬送されるシート材501に縦しわが発生したり、過剰に変形したシート材501がジャムを発生させたりすることを簡易な構成によって防止できる。
また、この実施の形態によれば、排出ローラ302が、シート材501の搬送方向において湾曲した状態のシート材501に対して搬送力を付与することを特徴とするため、たとえばカールパスと称される湾曲したシート材搬送経路を有するプリンタ100のように、シート材501を湾曲させた状態で搬送する場合にも、回転軸303の軸心方向にわたってシート材501が過剰に変形することを防止できる。これによって、シート材搬送機構300中を搬送されるシート材501に縦しわが発生したり、過剰に変形したシート材501がジャムを発生させたりすることを防止できる。
また、この実施の形態によれば、シート材501に対する印字をおこなう印字機構201部と、シート材501を所定方向に搬送するシート材搬送機構300と、を備えたことを特徴とするため、印字後のシート材501を損傷することなく搬送することができる。
また、上述した実施の形態における用紙ストッパ部材305に代えて、弾性材料によって形成され、回転軸303の回転にともなって回転可能な状態で回転軸303に設けられたローラ形状からなる用紙ストッパ部材(図示を省略する)を設けた場合、当該用紙ストッパ部材を回転軸303と一体的に取り扱うことができ、シート材搬送機構300およびプリンタ100の組み立てに際する作業者の負担を軽減しつつ、シート材搬送機構300中を搬送されるシート材501に縦しわが発生したり、過剰に変形したシート材501がジャムを発生させたりすることを確実に防止できる。
また、用紙ストッパ部材305に代えてローラ形状からなる用紙ストッパ部材を回転軸の軸心方向にわたって複数設けた場合、用紙ストッパ部材によって回転軸の軸心方向全体にわたってシート材501をガイド部材側に付勢することによりシート材501が過剰に変形することを確実に防止することができる。これによって、シート材搬送機構300中を搬送されるシート材501に縦しわが発生したり、過剰に変形したシート材501がジャムを発生させたりすることを防止できる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、搬送対象とするシート材の種類や状態および搬送環境にかかわらず、シート材を損傷することなく良好に搬送することができる。
以上のように、この発明にかかるシート材搬送機構およびプリンタは、シート材を搬送するシート材搬送機構およびこのシート材搬送機構を備えたプリンタに有用であり、特に、搬送方向においてシート材を湾曲させた状態で搬送するカールパス方式のシート材搬送機構およびこのシート材搬送機構を備えたプリンタに適している。
この発明の実施の形態にかかるプリンタの外観を示す斜視図(その1)である。 この発明の実施の形態にかかるプリンタの外観を示す斜視図(その2)である。 シート材搬送機構を示す斜視図である。 シート材搬送機構を示す分解斜視図である。 シート材の搬送状態を示す説明図である。
符号の説明
100 プリンタ
203 プラテン
205 ガイド部材
300 シート材搬送機構
302 排出ローラ
303 回転軸
304 シート材ガイドリブ
305 用紙ストッパ部材
501 シート材

Claims (9)

  1. シート材の搬送方向に交差する軸心を中心として回転可能な回転軸と、
    前記回転軸の軸心方向に複数設けられて、前記回転軸の回転にともなって回転することにより前記シート材に対して搬送力を付与する搬送用ローラと、
    前記回転軸の軸心方向にわたって前記回転軸および前記搬送用ローラに対向し、前記回転軸および前記搬送用ローラとの間にシート材搬送経路を形成するガイド部材と、
    前記複数の搬送ローラ間に前記搬送経路を間にして前記ガイド部材に対向し、前記シート材搬送経路中を搬送されるシート材を前記ガイド部材側に付勢する用紙ストッパ部材と、
    を備えたことを特徴とするシート材搬送機構。
  2. 前記用紙ストッパ部材は、前記用紙ストッパ部材と前記ガイド部材との対向方向において前記搬送用ローラよりも前記ガイド部材から離間していることを特徴とする請求項1に記載のシート材搬送機構。
  3. 前記用紙ストッパ部材は、前記用紙ストッパ部材と前記ガイド部材との間において前記回転軸を覆うように湾曲して配置されたシート状形状からなることを特徴とする請求項1または2に記載のシート材搬送機構。
  4. 前記用紙ストッパ部材は、前記回転軸の軸心方向にわたって複数設けられており、それぞれが連続する単一のシート状形状からなることを特徴とする請求項3に記載のシート材搬送機構。
  5. 前記用紙ストッパ部材は、弾性材料によって形成され、前記回転軸の回転にともなって回転可能な状態で前記回転軸に設けられたローラ形状からなることを特徴とする請求項1または2に記載のシート材搬送機構。
  6. 前記用紙ストッパ部材は、前記回転軸の軸心方向にわたって複数設けられていることを特徴とする請求項5に記載のシート材搬送機構。
  7. 前記ガイド部材に設けられて、当該ガイド部材から前記回転軸に向けて突出するリブを備え、
    前記用紙ストッパ部材は、前記リブに対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のシート材搬送機構。
  8. 前記搬送用ローラは、前記シート材の搬送方向において湾曲した状態の前記シート材に対して搬送力を付与することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のシート材搬送機構。
  9. シート材に対する印字をおこなう印字部と、
    前記シート材を所定方向に搬送する請求項1〜8のいずれか一つに記載のシート材搬送機構と、
    を備えたことを特徴とするプリンタ。
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