JP2009184623A - シート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートより離れた場所から前傾状態にあるシートバックの傾斜角度を立位状態へと復帰可能であって、乗員へ過大な荷重が及ぶことを防止できるシート装置を提供する。
【解決手段】シートクッションと、該シートクッションに対して傾倒可能に取り付けられるシートバックと、該シートバックの傾倒の規制及び解除を行うリクライニング装置2と、前傾状態にあったシートバックの傾斜角度を、乗員が着座可能な立位状態にまで復帰させる復帰機構4とを有する。前記復帰機構は、乗員の操作によって起動する動力モータ43と、当該動力モータに従動する歯車44と、当該歯車と一体となって同軸回転する掛合部44cに一端側が掛止され、該歯車と同軸回転する弾性部材45と、当該弾性部材の他端側と掛合し、該他端側に押圧されることによって回動して、前記シートバックの傾斜角度を復帰させるシートバック側ブラケット41とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、主に車両等の後部座席として用いられるシート装置に関し、特に、運転席付近など当該シートより離れた場所から前傾状態にあるシートバックの傾斜角度を立位状態へと復帰可能で、当該シートバックが荷物等を挟み込んだ場合にも動力モータへ過大な負荷が及ぶことを防止できるシート装置に関するものである。
従来より、「ミニバン」等に代表されるワンボックス・タイプの車両には、その室内に二列もしくは三列のシートを装備している。このような車両にあっては、乗員の使用目的や用途に応じて多種多様なシートアレンジを実現させる必要がある。代表的なものとしては、二列目のシート及び三列目のシートを前後方向へと大きく移動させることによって荷室スペースを拡大したり、或いは、二列目のシートと三列目のシートとを相互に近接させると共に当該二列目のシート又は三列目のシートのシートバックを前方に傾倒(前傾)させ、該二列目のシートの背面をテーブルとして使用する等が挙げられる。
上述の如く、シートバックを前傾(全傾)させて折り畳み、背面をテーブルとして使用したり、車体後部側を荷室として利用した後、再度当該シートへの着座を可能とするためには、車体側部側の扉を開いてシートバックを手動で引き起こす等の作業を乗員に強いることとなる。かかる作業は時間と労力を要するため非常に煩わしいものである。従って、斯様なシートには、当該シートから離れた場所でのスイッチ操作によりシートバックを起立させることができる「シートバック引き起こし機構」を付与すると好適である。
この「シートバック引き起こし機構」としては、例えば特許文献1に記載の技術が従来より公知となっている。かかる文献に記載の技術とは、シートバックの一方側にリクライニング装置が、他方側にはフリーヒンジ(3)がそれぞれ設けられており、該フリーヒンジ(3)にワイヤ(16)を結合し、セクタギヤ(7)と減速歯車(6)、電動装置(5)及びワンウェイクラッチベアリング(10)から形成される装置によりワイヤ(16)を巻き取ることで、シートバックを引き起こすことができるものである。かかる技術によれば、当該装置を作動させるスイッチを運転席等の離れた場所に設置して、其処からスイッチ操作すれば、車内の離れた場所からもシートバックを引き起こすことができるだけでなく、従来のシートにフリーヒンジと装置を取り付けるだけであるので、組み付け性がよくなり、有効な技術であるともいえる。
特開2001−239862号公報
しかしながら、特許文献1のシート装置は、シートバックを前傾させ、荷室空間を広げるにあたって、シートバックの一方側に取り付けられたリクライニング装置を手動で作動させることによってシートバックを前傾させ、他方側に取り付けられたフリーヒンジにワイヤを連結して電動装置及びセクターギヤによって引き寄せることでシートバックを元の位置へ復帰させるものである。このため、ワイヤを引き寄せる電動装置からフリーヒンジまでに比較的長い距離が存在するため、作動時にワンウェイクラッチとワイヤとの間で遊びが生じてしまい、使用状況によっては動作が不安定になりかねないという問題を擁していた。
また、当該特許文献1のシート装置にあっては、シートバックの背面に乗員や荷物等が居合わせた状態で上記シートバック引き起こし機構を作動させた場合には、当該シートバックと車両壁面との間に乗員や荷物を挟み込んでしまうだけでなく、モータやワイヤ等に過大な負荷が及ぶため、当該シートバック引き起こし機構が破損させてしまうこととなる。斯様な状況を回避するためには、モータに過大な負荷が及んだ場合に当該モータの作動を停止させる検知機構を設ける必要がある。しかしながら、このような検知機構を設けた場合にはシート装置自体の構造が必然的に複雑化・大形化するため、製品単価の上昇、故障リスクの増大、或いは、装置重量の増大等々の問題を擁していた。
本発明は、上記諸問題を解決するためになされたものであり、大型の装置を用いることなく、運転席付近など当該シートより離れた場所から前傾状態にあるシートバックの傾斜角度を立位状態へと復帰可能であって、シートバックと車両壁面との間に居合わせた乗員や荷物に対しても大きな荷重が及ぶことを防止でき、動力モータに対しても過大な負荷が及ぶことを防止できる、耐久性の高いシート装置を安価に提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本願発明の採った手段は以下の通りである。
まず請求項1に記載の発明は、車体側に取り付けられるシートクッションと、該シートクッションに対して傾倒可能に取り付けられるシートバックと、該シートバックの前記シートクッションに対する傾倒の規制及び解除を行うリクライニング装置と、前傾状態にあったシートバックの傾斜角度を、乗員が着座可能な立位状態にまで復帰させる復帰機構と、を有するシート装置であって、前記復帰機構は、乗員の操作によって起動する動力モータと、当該動力モータに従動する歯車と、当該歯車と一体となって同軸回転する掛合部と、一端部及び他端部を有すると共に、当該一端部が前記掛合部に掛止されて前記歯車と同軸回転する弾性部材と、当該弾性部材の他端側と掛合し、該他端側に押圧されることによって回動して、前記シートバックの傾斜角度を復帰させるシートバック側ブラケットとを有することを特徴とするものである。
次に請求項2に記載の発明は、請求項1に記載したシート装置において、弾性部材は渦巻きバネであって、当該渦巻きバネの内径側の端部を、歯車における掛合部に掛止すると共に、該渦巻きバネの外径側の端部を、シートバック側ブラケットに対し掛合可能に配置したことを特徴とするものである。
また請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載したシート装置は、前記復帰機構を電気的に制御する制御回路を更に備えており、当該制御回路は、乗員が操作可能な車内壁面に設置されて、動力モータの出力軸を正転方向に起動させる操作スイッチと、リクライニング装置による規制及び解除の操作を行う操作レバーに対して当接可能に配置され、当該リクライニング装置が規制解除状態にあるとき前記動力モータの出力軸を正転させる一方で、該リクライニング装置が規制状態に移行したとき前記動力モータの出力軸を逆転させる第1逆転スイッチと、前記動力モータに従動する歯車に設けた突出部に対して当接可能に配置され、当該歯車の位相が、復帰機構起動前の待機状態に戻ったときに動力モータの出力軸の回転を停止させる停止スイッチとを有することを特徴とするものである。
更に請求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載したシート装置は、前記復帰機構を電気的に制御する制御回路を更に備えており、当該制御回路は、乗員が操作可能な車内壁面に設置されて、動力モータの出力軸を正転方向に起動させる操作スイッチと、歯車に対して当接可能に配置され、当該歯車がシートバック側ブラケットの傾斜角度を立位状態にまで復帰可能な位相に至るまで前記動力モータの出力軸を正転させる一方で、該歯車がシートバック側ブラケットの傾斜角度を立位状態にまで復帰可能な位相に至った後に前記動力モータの出力軸を逆転させる第2逆転スイッチと、前記動力モータに従動する歯車に設けた突出部に対して当接可能に配置され、当該歯車の位相が、復帰機構起動前の待機状態に戻ったときに動力モータの出力軸の回転を停止させる停止スイッチと、を有することを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載したシート装置において、停止スイッチと第2逆転スイッチとの間には、通電により励磁するコイルと当該コイルが励磁状態にあるときに通電する開閉器からなる継電器を配置しており、前記コイルと開閉器とを直列に配置すると共に、その一方端には陽極を接続し、その他方端には停止スイッチを接続し、これらコイルと開閉器との間には第2逆転スイッチを接続して、当該第2逆転スイッチがコイルと開閉器との間に通電したときには、その後の当該第2逆転スイッチの通電状態如何にかかわらず、前記停止スイッチの通電が切断されるまで、前記コイルの励磁に伴う開閉器の通電状態を継続することを特徴とするものである。
そして請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載したシート装置において、動力モータは2極の直流モータからなり、その両電極はそれぞれ継電器(RY2,RY3)に接続されており、両継電器(RY2,RY3)は、復帰機構が非作動時にあっては陰極に接続されており、一方の継電器(RY2)は、操作スイッチが通電したときに陽極に接続する一方で、他方の継電器(RY3)は、第1逆転スイッチ又は第2逆転スイッチが通電したときに陽極に接続することを特徴とするものである。
まず請求項1に係る発明のシート装置は、動力モータの動力が弾性部材を介してシートバック側ブラケットへと伝わるものである。シートバックの背面に乗員や荷物等が居合わせた状態で復帰機構を作動させた場合には、動力モータによる歯車の強制回転にもかかわらず、弾性部材は、荷重を背負ったシートバック側ブラケットを無理に押圧しようとはしない。つまり、シートバック側ブラケットと歯車の掛合部との間において弾性部材が弾性変形することで事実上歯車が空転させられ、シートバックと車両壁面との間に居合わせた乗員や荷物に対しても大きな荷重が及ぶことを防止でき、更には、(動力伝達に伴う)シートバック側ブラケットからの過大な反作用が動力モータ側に及ばないため、該動力モータに対する過大な荷重の入力を回避することが可能となる。従って、本請求項に係る発明によれば、運転席付近など当該シートより離れた場所から前傾状態にあるシートバックの傾斜角度を立位状態へと復帰可能であることに加え、シンプル且つ安価な構造で、シートバック背面に居合わせた乗員や荷物へ過大な荷重が及ぶことを防止でき、復帰機構における動力モータへ過大な負荷が及ぶことをも防止できるのである。
次に請求項2に係る発明のシート装置は、弾性部材として「渦巻きバネ」を採用したため、「過大な荷重」が発生した場合、当該渦巻きバネの各種寸法に依拠した弾力の範囲内で動力モータの出力軸の回転を吸収することができる。また、当該渦巻きバネが全周にわたって拡径(又は、縮径)しながら均一に弾性変形するため、弾性部材から生じる反発力の安定化を図ることができる。そのため本請求項に係る発明によれば、コンパクトな構造で安定的に動力モータに対する「過大な荷重」の入力を回避することが可能となるのである。
また請求項3に係る発明のシート装置は、前傾状態にあったシートバックの傾斜角度を立位状態にまで復帰することにより、規制解除状態にあったリクライニング装置が規制を再開するのに伴い、操作レバーの位置が規制状態に戻ることによって第1逆転スイッチが通電し、動力モータの出力軸が逆転する。そして、逆転する動力モータの出力軸に歯車が従動して、当該歯車の位相が、復帰機構が起動する前の状態(待機状態)に戻ることとなる。この歯車は突出部を備えており、当該突出部に対して停止スイッチが当接可能に設けている。そのため、当該歯車の位相が、復帰機構起動前の待機状態に戻ったときに、前記突出部が停止スイッチに当接して通電を切断し、モータの作動を停止させることとなる。即ち、請求項3に係る発明によれば、乗員は操作スイッチを操作して動力モータ起動のきっかけを与えるだけで、復帰機構がシートバックの角度を復帰させた後、待機状態へと移行させることができるのである。
更に請求項4に係る発明のシート装置は、歯車がシートバック側ブラケットの傾斜角度を立位状態にまで復帰可能な位相に至ることによって第2逆転スイッチが通電し、動力モータの出力軸が逆転する。そして、逆転する動力モータの出力軸に前記歯車が従動して、当該歯車の位相が、復帰機構が起動する前の状態(待機状態)に戻ることとなる。この歯車は突出部を備えており、当該突出部に対して停止スイッチが当接可能に設けている。そのため、当該歯車の位相が、復帰機構起動前の待機状態に戻ったときに、前記突出部が停止スイッチに当接して通電を切断し、モータの作動を停止させることとなる。即ち、請求項4に係る発明によれば、乗員は操作スイッチを操作して動力モータ起動のきっかけを与えるだけで、復帰機構がシートバックの角度を復帰を試みた後、待機状態へと移行させることができるのである。つまり、何らかの事情でシートバックを立位状態にまで復帰させることができなかった場合であっても、歯車を一定のストローク内で逆転させ、当該歯車を待機状態の位相へと戻すことができるのである。
請求項5に係る発明のシート装置は、停止スイッチと第2逆転スイッチとの間に配置された継電器内のコイル及び開閉器が直列に接続されているため、前記第2逆転スイッチの通電状態如何にかかわらず、停止スイッチの通電が切断されない限り前記開閉器が通電を継続するため、確実に歯車を待機状態の位相へと戻すことができるのである。
そして請求項6に係る発明のシート装置は、動力モータにおける2つの電極はそれぞれ継電器に接続されているため、各々のスイッチが切り替わることにより、当該動力モータの出力軸の回転方向を瞬時に切り替えることができ、尚かつ、回路の短絡を回避できる。そのため、確実に歯車を所定のストローク内で正転・逆転させることが可能となるのである。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示す実施例を用いて説明する。
(実施例1)
まず図1乃至図6は、実施例1に係るシート装置1を示すものである。当該シート装置1は図1に示すように、シートクッション11(仮想線)とシートバック12(仮想線)とを有し、これらを回動自在に連結すべく、当該連結部の一方側には復帰機構4及びフリーヒンジ5を、同じく他方側にはリクライニング装置2を配置してなるものである。かかる構成により、前記シートバック12の傾斜角度の調節及び傾倒を可能とし、主に自動車の後部座席としての使用に供されるものである。
まず、前記シートクッション11は車体床面に固定可能なシートクッション側ブラケット42に取り付けられている。一方、前記シートバック12はシートバック側ブラケット41に取り付けられている。
本実施例において前記リクライニング装置2は、シートバック12及びシートクッション11の片側にのみ設けることとして、他の片側にはフリーヒンジ5を配設しているが、両側にリクライニング装置を設けると共に、これら両リクライニング装置をシャフト23(図2)で連結して同期回転させ、連動させる構成を採用してもよい。
このリクライニング装置2に関しては、従来より使用されている一般的なリクライニング装置の採用が考えられる。より具体的には、例えばロック解除レバー操作により、多段階での傾斜角度調整を可能とするものは勿論、シートバック12を一定角度まで素早く前方に傾倒(前傾)させて乗員のウォークインを可能とするもの、或いは、シートバック12の背面をテーブル及び荷室の一部として利用可能にするものがある。本実施例においては、特に後部座席での適用を考慮しているので、シートバック12を所望の角度まで素早く前傾させることのできるリクライニング装置を採用している。かかる構成によれば、乗員が操作レバー21を操作することにより、シートバック12をシートクッション11と略平行になるまで素早く前傾させることが可能となる。
図2(a),(b)は、図1に示すシート装置1の主要機構を斜め左右前方から示した図である。当該リクライニング装置2自体は、上述したように汎用なものでよく、シートバック12に取り付けられるシートバック側ブラケット41と、シートクッション11に取り付けられるシートクッション側ブラケット42を備えたものである。
シートバック側ブラケット41は、シートクッション側ブラケット42に対し軸受け22(図3)を中心として回動自在に取り付けられている。これらシートバック側ブラケット41とシートクッション側ブラケット42とは、リクライニング装置2により所望の角度に規制されている。尚、渦巻きバネ28(図2)が常にシートバック側ブラケット41を前傾させる方向に付勢しているので、リクライニング装置2による規制が解除された際には、シートバック12は前倒し方向に傾倒することとなる。傾倒させたシートバック12は、以下に述べる「復帰機構4」により立位状態にまで復帰させることとなる。
本発明において「復帰機構4」は、図3の分解図に示すように、動力モータ43と歯車44と弾性部材45とシートバック側ブラケット41と操作スイッチSW0と第1逆転スイッチSW1と第2逆転スイッチSW2と停止スイッチSW3とを有するものであって、これらを2つのシートクッション側ブラケット42a,42bの間に組み込んでなるものである。以下、各構成要素毎に詳説する。
まず「動力モータ43」は、乗員の操作によって起動するものであって、本復帰機構4の動力源である。本発明においてこの動力モータ43の種類は特段限定されるものではないが、広く流通している減速機付きの汎用モータを採用することにより、本復帰機構4自体を安価に提供することが可能となる。本実施例においては2極の直流モータを採用し、その両電極には継電器RY2,RY3を接続している(図7乃至図12)。その動作については後述する。
次に「歯車44」は、上記動力モータ43に従動して、弾性部材45(後述)を回転(回動)させるものである。本実施例おいて当該歯車44は、図3に示すように、複数の歯車からなる動力伝達機構を介して従動し、小径部44Sと大径部44Lとを有する略扇形状のセクターギヤにて構成している。これら小径部44S及び大径部44Lにはそれぞれ突出部44a,44bが設けられており、小径部44Sにおける突出部44aには停止スイッチSW3(後述)が第1の位相において(図4)、大径部44Lにおける突出部44bには第2逆転スイッチSW2(後述)が第2の位相において(図6)、それぞれ当接可能に配置されている。そして当該歯車44には、該歯車44と一体となって同軸回転する掛合部44cが備えられ、次述の弾性部材45を掛止可能としている。
また「弾性部材45」は、その一端が上記歯車44に掛止されて同軸回転することにより、その他端側にてシートバック側ブラケット41を押圧して、シートバック12の傾斜角度を立位状態にまで復帰させるものである。そして、シートバック12の背面に乗員や荷物等が居合わせた状態で復帰機構4を作動させた場合には、動力モータ43による歯車44の強制回転にもかかわらず、弾性部材45は、荷重を背負ったシートバック側ブラケット41を無理に押圧しようとはしない。つまり、シートバック側ブラケット41と歯車44の掛合部44cとの間において弾性部材45が弾性変形することで事実上歯車44が空転させられ、シートバック12と車両壁面との間に居合わせた乗員や荷物に対しても大きな荷重が及ぶことを防止でき、更には、(動力伝達に伴う)シートバック側ブラケット41からの過大な反作用が動力モータ43側に及ばない。本発明において当該弾性部材45は、上記作用を実現できるものであればその形状・構成は特段限定されず、「弦巻バネ」や「ねじりバネ」等の採用も考えられる。本実施例では「渦巻きバネ」を採用して、当該渦巻きバネの内径側の端部を、歯車における掛合部に掛止すると共に、該渦巻きバネの外径側の端部を、シートバック側ブラケットに対し掛合可能に配置している。かかる構成を採ることにより、「過大な荷重」が発生した際、当該渦巻きバネの各種寸法(例えば、横幅寸法)に依拠した弾力の範囲内で動力モータ43の出力軸の回転を吸収することができる。また、当該渦巻きバネが全周にわたって拡径(又は、縮径)しながら均一に弾性変形するため、弾性部材45から生じる反発力の安定化を図ることができる。尚、本実施例においては、当該弾性部材45と次述のシートバック側ブラケット41との間にガイドプレート46を介在させ、該弾性部材45によるシートバック側ブラケット41に対する確実な押圧を図っている。
更に「シートバック側ブラケット41」は、シートバック12を前傾状態から立位状態に至るまで傾動自在に保持するものであって、上記弾性部材45により押圧され、立位状態へと復帰するものである。本実施例において当該シートバック側ブラケット41は、被係合部としてのピン41aを備えており、当該ピン41aに対しガイドプレート46を係合させることによって確実な押圧を図っている。
本実施形態の復帰機構は、図1乃至図6に示す機械的構成に加えて、図7乃至図12に示すような電気的制御回路を備えている。この制御回路は、前記機械的構成との連携を図るためのスイッチ類として、操作スイッチSW0、第1逆転スイッチSW1、第2逆転スイッチSW2及び停止スイッチSW3を備えている。
「操作スイッチSW0」は、乗員が操作可能な車内壁面に設置されて、動力モータの出力軸を正転方向へと起動させるものである。具体的に説明すると、当該操作スイッチSW0は、図7の回路図に示すように、一方の端子は第1逆転スイッチSW1及び第2逆転スイッチSW2を介して陽極に接続され、他方の端子は継電器RY1のコイルに接続されている。従って、図7に示す状態(待機状態)から当該操作スイッチSW0を通電させた場合には、図8に示すように、継電器RY1のコイルが励磁して開閉器が通電し、当該継電器RY1のにおける開閉器の延長上に配置された継電器RY2のコイルを励磁させ、該継電器RY2の開閉器を陰極側から陽極側へと切り替えることとなる。その結果、動力モータ43における継電器RY2側の電極は陽極、継電器RY3側の電極は陰極となり、当該動力モータ43の出力軸が正転方向へと起動して、図4に示す待機状態から歯車44が時計回り方向に回転し、弾性部材45(図3)を同時回転させて、ガイドプレート46(図3)を介してシートバック側ブラケット41(図3)を立位状態(図1)にまで押し上げるのである。
「第1逆転スイッチSW1」は、リクライニング装置2による規制及び解除の操作を行う操作レバー21に対して当接可能に配置され、当該リクライニング装置2が規制解除状態にあるとき前記動力モータ43の出力軸を正転させる一方で、該リクライニング装置2が規制状態に移行したとき前記動力モータ43の出力軸を逆転させるものである。具体的に説明すると、当該第1逆転スイッチSW1は、図7の回路図に示すように、一方の端子は第2逆転スイッチSW2を介して陽極に接続され、他方の端子は2つの回路に分配可能とするものである。これら2つの回路のうち、一方の回路は継電器RY1を介して継電器RY2のコイルに接続されたものであり、他方の回路は停止スイッチSW3を介して継電器RY3のコイルに接続されたものである。即ち、当該第1逆転スイッチSW1が何れの回路に分配するかによって動力モータ43の出力軸の回転方向が決定されるのである。上記操作スイッチSW0の通電により動力モータ43の出力軸が正転方向に起動して、シートバック側ブラケット41(図3)が立位状態(図1)にまで復帰した場合、リクライニング装置2が規制を再開するのに伴い、図5に示すように、操作レバー21の位置(角度)も規制状態へと戻り、押圧部21aが第1逆転スイッチSW1に当接することとなる。即ち、押圧部21aが第1逆転スイッチSW1に当接することによって、図8に示す状態から図9に示す状態へと切り替わり、動力モータ43における継電器RY2側の電極は陰極、継電器RY3側の電極は陽極となり、当該動力モータ43の出力軸が逆転して、歯車44を反時計回り方向に回転させ、図4に示す待機状態の位相を目指すこととなる。
「停止スイッチSW3」は、動力モータ43に従動する歯車44に設けた突出部44aに対して当接可能に配置され、当該歯車44の位相が、復帰機構4起動前の待機状態に戻ったときに動力モータ43の出力軸の回転を停止させるものである。具体的に説明すると、当該停止スイッチSW3は、図7の回路図に示すように、一方の端子は第1逆転スイッチSW1及び第2逆転スイッチSW2を介して陽極に接続され、他方の端子は継電器RY3のコイルに接続されている。従って、上記第1逆転スイッチSW1が図8に示す状態から図9に示す状態へと切り替わり、動力モータ43の出力軸が逆転して、歯車44が図4に示す待機状態の位相に戻り、当該歯車44に設けた突出部44aが停止スイッチSW3に当接することによって、図9に示す状態から図10に示す状態へと切り替わり、動力モータ43の出力軸の回転を停止させることとなる。尚、この図10に示す状態においては、第1逆転スイッチSW1によって陽極と操作スイッチSW0とが切断されているので、乗員が当該操作スイッチSW0を操作したとしても、本復帰機構4は起動しないため、確実な誤作動防止を実現できている。
そして「第2逆転スイッチSW2」は、歯車44に対して当接可能に配置され、当該歯車44がシートバック側ブラケット41の傾斜角度を立位状態にまで復帰可能な位相に至るまで前記動力モータ43の出力軸を正転させる一方で、該歯車44がシートバック側ブラケット41の傾斜角度を立位状態にまで復帰可能な位相に至った後に前記動力モータ43の出力軸を逆転させるものである。具体的に説明すると、当該第2逆転スイッチSW2は、図7の回路図に示すように、一方の端子は陽極に接続され、他方の端子は2つの回路に分配可能とするものである。これら2つの回路のうち、一方の回路は継電器RY4のコイルを介して停止スイッチSW3に接続されたものであり、他方の回路は第1逆転スイッチSW1を介して停止スイッチSW3に接続されたものである。即ち、(上記第1逆転スイッチSW1が、継電器RY1を介して継電器RY2のコイルに通電していることを条件として)当該第2逆転スイッチSW2が何れの回路に分配するかによって動力モータ43の出力軸の回転方向が決定されるのである。上記操作スイッチSW0の通電により動力モータ43の出力軸が正転方向に起動して、歯車44がシートバック側ブラケット41の傾斜角度を立位状態にまで復帰可能な位相に至ったにもかかわらず、シートバック12の背面に乗員や荷物等が居合わせた場合には、シートバック12の傾斜角度の復帰が不十分となり、リクライニング装置2に規制を再開させることができない。当該リクライニング装置2が規制を再開しなかった場合には、図5に示す操作レバー21の位置(角度)も規制状態には戻らないため、押圧部21aが第1逆転スイッチSW1に当接しない。即ち、図8に示す状態から図9に示す状態には移行しないため、動力モータ43の出力軸は逆転することなく、歯車44を図6に示す位相(第2の位相)にまで至らしめる。ここで図6に示すように、当該歯車44の大径部44Lにおける一端には突出部44bが設けられており、当該突出部44bが第2逆転スイッチSW2に当接することとなる。即ち、突出部44bが第2逆転スイッチSW2に当接することによって、図8に示す状態から図11に示す状態へと切り替わり、動力モータ43における継電器RY2側の電極は陰極、継電器RY3側の電極は陽極となり、当該動力モータ43の出力軸が逆転して、歯車44を反時計回り方向に回転させ、図4に示す待機状態の位相を目指すこととなる。尚、歯車44の逆転により第2逆転スイッチSW2は開放されて図12の状態へと移行するが、陽極に接続された継電器RY4内のコイル及び開閉器が直列に接続されているため、当該第2逆転スイッチSW2の通電状態如何にかかわらず、停止スイッチSW3の通電が切断されない限り前記開閉器が通電を継続するため、歯車44が図4に示す待機状態の位相に戻り、当該歯車44に設けた突出部44aが停止スイッチSW3に当接することによって、図12に示す状態から図7に示す状態へと切り替わり、動力モータ43の出力軸の回転を停止させることとなる。
本発明に係るシート装置1は、特に車両用シートに限らず適用することができると共に、復帰機構4を作動させた場合に、シートバック12の前傾する角度の調節とシートレールのロック機構とを連動させるようにすれば、ウォークイン機構の作動・復帰の装置としても使用できる。
本発明に係るシート装置1の概略を側面から示した図である。 (a)及び(b)は、図1に示すシート装置に設けられたリクライニング装置の斜め左右から示した図である。 図1に示すシート装置に設けられた復帰機構4の分解斜視図である。 図1に示すシート装置に設けられた復帰機構の作動状態側面から示す図であって、第1の位相にある歯車44の突出部44aが停止スイッチSW3に当接した状態を示す図である。 図1に示すシート装置に設けられた復帰機構の作動状態側面から示す図であって、規制を再開したリクライニング装置2に接続された操作レバー21における押圧部21aが第1逆転スイッチSW1に当接した状態を示す図である。 図1に示すシート装置に設けられた復帰機構の作動状態側面から示す図であって、第2の位相にある歯車44の突出部44bが第2逆転スイッチSW2に当接した状態を示す図である。 本発明に係るシート装置1の制御回路図であって、復帰機構4が待機状態にある制御回路を示すものである。 図7に示す制御回路図であって、操作スイッチSW0が通電して動力モータ43が起動した状態にある制御回路を示すものである。 図8に示す制御回路図であって、第1逆転スイッチSW1が切り替わって動力モータ43が逆転を開始した状態にある制御回路を示すものである。 図9に示す制御回路図であって、停止スイッチSW3が切り替わって動力モータ43が作動を停止した状態にある制御回路を示すものである。 図8に示す制御回路図であって、第2逆転スイッチSW2が切り替わって動力モータ43が逆転を開始した状態にある制御回路を示すものである。 図11に示す制御回路図であって、第2逆転スイッチSW2が再度切り替わったにもかかわらず、継電器RY4内で開閉器と直列に接続されたコイルが励磁し続けて、動力モータ43の作動を継続させた状態にある制御回路を示すものである。
符号の説明
1 シート装置
11 シートクッション
12 シートバック
2 リクライニング装置
21 操作レバー
22 軸受け
4 復帰機構
41 シートバック側ブラケット
42 シートクッション側ブラケット
42a シートクッション側ブラケット
42b シートクッション側ブラケット
43 動力モータ
44 歯車
44a 突出部
44b 突出部
44c 掛合部
44L 大径部
44S 小径部
45 弾性部材
46 ガイドプレート
5 フリーヒンジ
SW0 操作スイッチ
SW1 第1逆転スイッチ
SW2 第2逆転スイッチ
SW3 停止スイッチ
RY1 継電器
RY2 継電器
RY3 継電器
RY4 継電器

Claims (6)

  1. 車体側に取り付けられるシートクッションと、
    該シートクッションに対して傾倒可能に取り付けられるシートバックと、
    該シートバックの前記シートクッションに対する傾倒の規制及び解除を行うリクライニング装置と、
    前傾状態にあったシートバックの傾斜角度を、乗員が着座可能な立位状態にまで復帰させる復帰機構と、を有するシート装置であって、
    前記復帰機構は、
    乗員の操作によって起動する動力モータと、
    当該動力モータに従動する歯車と、
    当該歯車と一体となって同軸回転する掛合部と、
    一端部及び他端部を有すると共に、当該一端部が前記掛合部に掛止されて前記歯車と同軸回転する弾性部材と、
    当該弾性部材の他端側と掛合し、該他端側に押圧されることによって回動して、前記シートバックの傾斜角度を復帰させるシートバック側ブラケットと、
    を有することを特徴とするシート装置。
  2. 請求項1に記載したシート装置において、
    弾性部材は渦巻きバネであって、
    当該渦巻きバネの内径側の端部を、歯車における掛合部に掛止すると共に、該渦巻きバネの外径側の端部を、シートバック側ブラケットに対し掛合可能に配置したことを特徴とするシート装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載したシート装置は、前記復帰機構を電気的に制御する制御回路を更に備えており、
    当該制御回路は、
    乗員が操作可能な車内壁面に設置されて、動力モータの出力軸を正転方向に起動させる操作スイッチと、
    リクライニング装置による規制及び解除の操作を行う操作レバーに対して当接可能に配置され、当該リクライニング装置が規制解除状態にあるとき前記動力モータの出力軸を正転させる一方で、該リクライニング装置が規制状態に移行したとき前記動力モータの出力軸を逆転させる第1逆転スイッチと、
    前記動力モータに従動する歯車に設けた突出部に対して当接可能に配置され、当該歯車の位相が、復帰機構起動前の待機状態に戻ったときに動力モータの出力軸の回転を停止させる停止スイッチと、
    を有することを特徴とするシート装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載したシート装置は、前記復帰機構を電気的に制御する制御回路を更に備えており、
    当該制御回路は、
    乗員が操作可能な車内壁面に設置されて、動力モータの出力軸を正転方向に起動させる操作スイッチと、
    歯車に対して当接可能に配置され、当該歯車がシートバック側ブラケットの傾斜角度を立位状態にまで復帰可能な位相に至るまで前記動力モータの出力軸を正転させる一方で、該歯車がシートバック側ブラケットの傾斜角度を立位状態にまで復帰可能な位相に至った後に前記動力モータの出力軸を逆転させる第2逆転スイッチと、
    前記動力モータに従動する歯車に設けた突出部に対して当接可能に配置され、当該歯車の位相が、復帰機構起動前の待機状態に戻ったときに動力モータの出力軸の回転を停止させる停止スイッチと、
    を有することを特徴とするシート装置。
  5. 請求項4に記載したシート装置において、
    停止スイッチと第2逆転スイッチとの間には、通電により励磁するコイルと当該コイルが励磁状態にあるときに通電する開閉器からなる継電器を配置しており、
    前記コイルと開閉器とを直列に配置すると共に、その一方端には陽極を接続し、その他方端には停止スイッチを接続し、これらコイルと開閉器との間には第2逆転スイッチを接続して、
    当該第2逆転スイッチがコイルと開閉器との間に通電したときには、その後の当該第2逆転スイッチの通電状態如何にかかわらず、前記停止スイッチの通電が切断されるまでは、前記コイルの励磁に伴う開閉器の通電状態を継続することを特徴とするシート装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載したシート装置において、
    動力モータは2極の直流モータからなり、その両電極はそれぞれ継電器(RY2,RY3)に接続されており、
    両継電器(RY2,RY3)は、復帰機構が非作動時にあっては陰極に接続されており、
    一方の継電器(RY2)は、操作スイッチが通電したときに陽極に接続する一方で、
    他方の継電器(RY3)は、第1逆転スイッチ又は第2逆転スイッチが通電したときに陽極に接続することを特徴とするシート装置。
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