JP2009184286A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単かつコンパクトな構成で、搬送部を開閉するための開閉部材の操作および位置決めを容易に行うことができる記録装置を提供する。
【解決手段】 搬送ローラを軸支するとともに、第1および第2係合部が設けられたベース部材84と、従動回転体を軸支するとともに、第1および第2位置決め部が設けられた開閉部材883と、を備える。開閉部材は、第1および第2位置決め部を第1および第2係合部にそれぞれ係合させ、かつ、従動回転体を搬送ローラに押圧させることによって、ベース部材に閉じ状態で保持される。開閉部材は、第1位置決め部を第2位置決め部へ向けて、第2位置決め部を第1位置決め部へ向けてそれぞれ弾性変形させることにより、第1および第2係合部との係合を解除することにより開かれる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像情報に基づいて記録シートに画像を記録する記録装置に関し、特に、記録シートの搬送経路を開閉する開閉部材を備えた記録装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置は、画像情報に基づいて記録ヘッドにより記録媒体である記録シートに画像を記録する装置である。記録シートとしては、紙の他、プラスチックシート、写真調印画紙あるいは布など種々の材質のシートが使用される。記録装置は、記録方式により、インクジェット式、熱転写式、レーザービーム式などに分類することができる。
記録装置においては、紙詰まり等の処理を行うために、ベース部材に設けた開閉部材により記録シートの搬送経路を開閉する構成が採られている。従来の記録装置では、開閉部材に設けた複数の位置決め部を固定式とし、ベース部材に設けた複数の係合部を開閉軌跡の外側へ向かって弾性変形させることにより、開閉部材の係合を解除して開放していた。また、閉じる場合も複数の係合部を同様に弾性変形させていた。かかる構成は例えば特許文献1に開示されている。
特開2005−335919号公報
しかしながら、上記従来例では、開閉部材を開閉する際に、ベース部材に設けた複数の係合部を同時に開閉部材の回動軌跡の外側へ弾性変形させる必要があった。かかる構成では、位置決め部と係合部との係合を一動作で解除するために複数の当接部品を設ける必要があり、そのため、構成が煩雑になり、低コスト化および省スペース化の妨げになるという課題があった。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、簡単かつコンパクトな構成で、搬送部を開閉するための開閉部材の操作および位置決めを容易に行うことができる記録装置を提供することである。
本発明は、画像情報に基づいて記録シートに画像を記録する記録装置において、搬送ローラを軸支するとともに、第1係合部および第2係合部が設けられたベース部材と、従動回転体を軸支するとともに、前記第1係合部に係合可能な第1位置決め部と前記第2係合部に係合可能な第2位置決め部が設けられた開閉部材と、を備え、前記開閉部材は、前記第1位置決め部を前記第1係合部に係合させるとともに前記第2位置決め部を前記第2係合部に係合させ、かつ、前記従動回転体を前記搬送ローラに押圧させることによって、ベース部材に閉じ状態で保持され、前記第1位置決め部を前記第2位置決め部へ向けて弾性変形させることにより前記第1係合部との係合を解除し、前記第2位置決め部を前記第1位置決め部へ向けて弾性変形させることにより前記第2係合部との係合を解除することにより、前記開閉部材を開くことを特徴とする。
本発明によれば、簡単かつコンパクトな構成で、搬送部を開閉するための開閉部材の操作および位置決めを容易に行うことができる記録装置が提供される。
以下に本発明の実施形態を説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。
〔第1の実施形態〕
図1は一実施形態に係る記録装置を右前方から見た斜視図である。図2は一実施形態に係る記録装置を左前方から見た斜視図である。図3は一実施形態に係る記録装置の縦断面図である。図4は一実施形態に係る記録装置における記録シートの搬送系の縦断面図である。本実施形態では、画像情報に基づいて記録ヘッドにより記録シートに画像を記録する記録装置がインクジェット記録装置である場合を例示する。この記録装置1は、第1給紙部2、第1搬送部3、排紙部4、画像形成部5、回復ユニット部6、第2給紙部8、第2搬送部(Uターン搬送部)800及び逆送り部900を備えている。画像形成部5には、画像情報に基づいて記録シートに画像を記録する記録ヘッド7が設けられている。
第1給紙手段を構成する第1給紙部2は、圧板21、給紙ローラ28、分離ローラ241、戻しレバー22などをベース部材20に取り付けて構成されている。圧板21は被記録材である記録シートを積載する板状部材であり、給紙ローラ28記録シートを給紙するローラであり、分離ローラ241は給紙ローラ28と協働して記録シートを1枚ずつに分離するローラである。戻しレバー22は重送された記録シートを積載位置に戻すためのレバー部材である。積載された記録シートを保持するための給紙トレイ26がベース部材20又は外装に取り付けられている。給紙ローラ28は断面円弧状をしており、記録シートの基準端縁寄りに1つのローラ部(ゴムローラ)281が設けられており、このローラ部により記録シートを給送する。給紙ローラ28の駆動は、第1給紙部2に設けられたAPモータ273の駆動が伝達されることで行われる。
圧板21には、記録シートの積載位置を規制するための可動サイドガイド23が設けられている。圧板21はベース部材20に回転可能に支持されており、圧板バネ212により給紙ローラ28に押圧される。圧板21の給紙ローラ28と対向する部位には、記録シートの重送を防止するための摩擦係数の大きい分離シート213が設けられている。圧板21は、圧板カムによって給紙ローラ28に対し押圧、離間される。ベース部材20にはローラホルダ24が回転可能に支持され、ローラホルダ24には、記録シートを1枚ずつ分離するための分離ローラ241が保持されている。分離ローラ241はバネにより給紙ローラ28に押圧される。分離ローラ241は、内蔵されたクラッチバネの作用により、回転負荷が所定値以上のときに回転する。分離ローラ241はカムによって給紙ローラ28に押圧、離間される。圧板21、戻しレバー22及び分離ローラ241の位置はASFセンサによって検知される。戻しレバー22はベース部材20に回動可能に取り付けられ、バネにより解除方向に付勢されている。
記録装置の待機状態では、圧板21はカムで離間され、分離ローラ241はカム25で離間され、戻しレバー22は積載口を塞ぐ位置にある。この状態から給紙が始まると、分離ローラ241が給紙ローラ28に押圧され、戻しレバー22がリリースされ、圧板21が給紙ローラ28に押圧される。この状態で記録シートの給紙が開始される。給紙ローラ28の回転により、所定枚数の記録シートが分離ローラ241とのニップに送り出される。送り出された記録シートはこのニップで分離され、最上位の1枚のみが給送される。記録シートが搬送ローラ36とピンチローラ37の間まで到達すると、圧板21および分離ローラ241は、カムによってそれぞれ離間され、戻しレバー22はカムによって積載位置に戻される。このとき、給紙ローラ28と分離ローラ241のニップに到達していた記録シートは積載位置まで戻される。
第1搬送手段を構成する第1搬送部3は、搬送ローラ36、ピンチローラ37およびPE(紙端)センサ32を備えている。ピンチローラ37は搬送ローラ36に対し押圧離間可能であり、押圧されたときのニップにより記録シートを搬送する。PEセンサ32は、搬送される記録シートの前後端を検知することができる。搬送ローラ36は、安定した搬送を維持するため、バネ等により所定の回転負荷が付与されている。ピンチローラ37はローラホルダ30に保持されており、ローラホルダ30をバネで付勢することにより搬送ローラ36に押圧されることで搬送力を生み出している。第1搬送部3の入口には、記録シートを案内するためのガイドフラッパー33が配され、搬送ローラ36の搬送下流側にはプラテン34が配されている。ローラホルダ30には記録シートの先後端の検出をPEセンサ32に伝えるセンサレバー321が設けられている。ガイドフラッパー33は、搬送ローラ36の軸部に嵌合された軸受部を中心に回転可能である。
第1搬送部3へ送られてきた記録シートは、センサレバー321およびセンサ32により先端を検知されることで、画像形成部5における記録位置を算定される。この記録シートは、次いで、ローラホルダ30及びガイドフラッパー33に案内された後、停止している搬送ローラ36とピンチローラ37のニップへ突き当てられ、ループを形成することで先端揃え(レジ取り)が行われる。その後、記録シートは、搬送ローラ対36を回転させることで、記録ヘッド7と対向するプラテン34上の記録開始位置へ搬送される。搬送ローラ36の駆動は、搬送モータ35の駆動をタイミングベルト351を介して搬送ローラ36の軸に固定されたプーリ361に伝達することで行われる。搬送ローラ36の軸上にはコードホイール362が取り付けられており、コードホイール362をエンゴーダーセンサ363で読み取ることにより搬送量が検出される。
搬送ローラ36の搬送下流側には画像形成部5が配されている。画像形成部5は、往復移動可能なキャリッジ50に記録ヘッド7を搭載して構成されている。キャリッジ50は、搬送方向と交差する方向に互いに平行に設置されたガイドシャフト52及びガイドレール111に沿って往復移動可能である。記録ヘッド7は、画像情報に基づいて吐出口から記録シートへインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録ヘッドである。記録ヘッド7には、異なる種類(例えば色)のインクを貯留した複数の独立したインクタンク71が交換可能に装着されている。
キャリッジ50は、キャリッジモータ54によりタイミングベルト541を介して駆動される。タイミングベルト541は、アイドルプーリ542によって所定の張力を付与されている。キャリッジ50の位置を検出するためのコードストリップ561がタイミングベルト541と平行に配置されている。キャリッジ50上の基板に設けられたエンコーダセンサによりコードストリップ561を読み取ることでキャリッジ50の位置が検出される。キャリッジ50には、メイン基板から記録ヘッド7へ信号および動力を伝達するためのフレキシブルケーブル57が接続されている。キャリッジ50には、記録ヘッド7を位置決め固定するためのセットレバー51が設けられている。
ガイドシャフト52の両端部には偏心カム521が固定されており、ガイドシャフト52を回動させることにより、偏心カム521を介してガイドシャフト52を上下方向に移動(昇降)させることができる。これにより、ガイドシャフト52に支持されているキャリッジ50を昇降させることができ、厚みの異なる記録シートに対しても、記録ヘッド7の吐出面と記録シートPの記録面との間に最適距離(最適隙間)を形成することができる。上記構成において画像形成を行うときは、搬送ローラ36により記録シートを画像形成する行位置へ搬送するとともにキャリッジ50を移動させ、記録ヘッド7を記録開始位置に対向させる。次いで、キャリッジ50の移動(主走査)に同期して、画像情報に基づいて記録ヘッド7から記録シートへインクを吐出することにより画像を形成していく。1ライン分の記録と記録シートのピッチ送りを交互に繰り返すことにより、記録シートの全体の記録が行われる。
排紙手段を構成する排紙部4は、2本の排紙ローラ40、41と、排紙ローラ40、41に押圧されることで各排紙ローラに従動回転する拍車42とを備えている。各排紙ローラ40、41は、搬送ローラ36と同期駆動される。搬送上流側の排紙ローラ40は、金属軸に複数のローラ部を設けた構造であり、搬送下流側の排紙ローラ41は、樹脂の軸に複数のゴムローラ部を装着した構造である。これらの排紙ローラ40、41はアイドラギアを介して駆動伝達可能に連結されている。各拍車42は、星形のSUS等の薄板部材と樹脂部とを一体成形した構造を有し、拍車ホルダ43に棒状のバネによって回転可能に支持されることで排紙ローラ40、41へ押圧されている。拍車42には2種類あり、排紙ローラ40、41のローラゴム部に押圧されることで主に搬送力を生み出すものと、各ローラゴム部の間に配置されることで主に記録シートPの浮き上がりを抑えるものがある。以上説明した排紙部4によれば、画像形成部5で画像を形成された記録シートは、排紙ローラ40、41と拍車42とのニップにより搬送され、排紙トレイ上に排出される。
次に、第2給紙手段を構成する第2給紙部8、Uターン搬送部からなる第2搬送部800、並びに第1面に画像形成された記録シートをUターン搬送部800へ逆搬送するための逆送り部900について説明する。Uターン搬送部800は、第1面に記録された記録シートの第2面(裏面)に記録するために表裏を反転させるためにも使用される。逆送り部900は、第1面に記録された記録シートを画像形成部5からUターン搬送部800へ逆搬送するための搬送経路である。第2給紙部8、Uターン搬送部(第2搬送部)800および逆送り部900は、装置本体のベース部材84に取り付けられた構成部品を備えている。装置本体の下部には、第2給紙部8から給紙する記録シートを収納したカセット81が装着されている。
第2給紙部8は、カセット81の他、ベース部材84に取り付けられた給紙ローラ821、分離ローラ831および戻しレバー824、並びにカセット81内に装着された圧板822などで構成されている。給紙ローラ281はカセット81内の記録シートを給送する。分離ローラ831は給送する記録シートを1枚に分離する。戻しレバー824は分離されて残された記録シートを積載位置に戻す。圧板822は積載された記録シートを給紙ローラ821に押圧する。給紙ローラ821は断面円弧の棒状をしており、記録シートの基準端縁寄りの位置に1つのローラ部が設けられている。給紙ローラ821の駆動は第2給紙部8に設けられた搬送モータにより行われる。圧板822には、記録シートの積載位置を規制するための可動サイドガイド827が設けられている。圧板822は、カセット81に設けられた軸を中心に回転可能に支持され、ベース部材84との間に設けられた圧板バネによって給紙ローラ821に向けて付勢されるとともに、カムによって給紙ローラ821に対して押圧、離間される。また、圧板822の給紙ローラ821と対向する部位には、記録シートの重送を防止するための摩擦係数の大きい分離シートが設けられている。
分離ローラ831は、ベース部材84に回動可能に取り付けられたローラホルダに軸支されており、このローラホルダをバネ付勢することにより給紙ローラ821へ付勢されている。この分離ローラ831は、内蔵されたクラッチバネにより、回転負荷が所定値以上のときに回転する。また、分離ローラ831はカムによって給紙ローラ821に押圧、離間される。圧板822、戻しレバー824及び分離ローラ831の位置は、不図示のセンサによって検知される。戻しレバー824は、ベース部材84に回転可能に取り付けられ、不図示のバネによって解除方向に付勢されている。記録装置の待機状態では、圧板822はカムでリリースされ、分離ローラ831もカムでリリースされ、戻しレバー824は積載口を塞ぐ位置にある。給紙が始まると、分離ローラ831が給紙ローラ821に押圧され、戻しレバー824がリリースされ、圧板822が給紙ローラ821に押圧される。給紙時の記録シートの移動はベース部材84に設けられた先端規制部で制限され、最上位の数枚のみが給紙ローラ821と分離ローラ831のニップへ送られる。このニップで分離された最上位の1枚の記録シートのみが給紙ローラ821により第2搬送部であるUターン搬送部800へ給送される。
Uターン搬送部800は、内側ガイド面880および外側ガイド面882を有するUターン搬送路801と、第1中間ローラ86および第2中間ローラ87とを備えている。これらの中間ローラ86、87はそれぞれ搬送ローラを構成するものであり、第1中間ローラ86には第1ピンチローラ861が押圧されており、第2中間ローラ87には第2ピンチローラ871が押圧されている。Uターン搬送部800を搬送された記録シートは、第1給紙部2から給送された記録シートと同様、搬送ローラ36およびピンチローラ37のニップへ送り込まれる。
第2給紙部8から給送された記録シートがUターン搬送路801内へ導入され、第1中間ローラ86と第1ピンチローラ861の間まで到達すると、圧板822および分離ローラ831はカムによってリリースされる。戻しレバー824はカムによって積載位置に戻され、給紙ローラ821まで送り出されていた記録シートは積載位置まで戻される。本実施形態では、Uターン搬送路801内の第1中間ローラ86の搬送下流側に第2中間ローラ87が配されている。つまり、Uターン搬送路801内の2箇所に中間ローラ86、87が配されている。この中間ローラの配置は、必要に応じ3箇所以上に配置しても良く、場合によっては1箇所でも良い。
第1給紙部2の搬送路とUターン搬送部800の搬送路801との合流点は揺動可能な切替えフラッパー33で形成され、各搬送路からの合流をスムーズに行わせることができる。第1給紙部2もしくはUターン搬送部800から搬送されてきた記録シートは、その先端を停止している搬送ローラ36とピンチローラ37のニップに突き当てられる。これにより、先端部が湾曲することで記録シートの斜行矯正(頭出し)が行われる。次いで、搬送ローラ36(その正転)により正送りされる記録シートに対して、記録ヘッド7による画像形成が行われる。記録シートの第1面のみに記録する場合は、記録された記録シートを搬送ローラ36および排紙ローラ40、41により正送りすることで、装置本体外へ排出する。
本実施形態では、第1面の記録に続いて第2面にも記録する場合に使用される逆送り部900が設けられている。逆送り部900は、切替フラッパー896、逆送りパス897、両面ローラ901および両面フラッパー895を備えている。逆送りパス897は、搬送ローラ36の逆転により逆送りされる記録シートをUターン搬送路801へ送り込むための搬送路を形成している。両面ローラ901は搬送ローラを構成するものであり、搬送力を付与するためのピンチローラ892が押圧可能に配されている。
第1面に記録された記録シートは、通常、その後端が搬送ローラ36のニップを抜けるまで搬送する。第1面に続いてその裏面である第2面にも記録する両面記録を行う場合は、第1面に記録された記録シートの後端を搬送ローラ36のニップに再度挟持させる。この場合、ピンチローラ37を不図示の昇降機構によって離間させた状態で、排紙ローラ40、41を逆転させて記録シートを送り込んだ後、ピンチローラ37を下降させて搬送ローラ36に押圧させる。こうして搬送ローラ36に挟持された記録シートは、搬送ローラ36を逆転駆動することにより、逆送りパス897側へ切り替えられた切替フラッパー896に案内されて、逆送りパス897内へ送り込まれる。
逆送りパス897内へ送り込まれた記録シートは、両面ローラ901とピンチローラ892のニップで挟持され、逆送りパス897の内面に案内されながら搬送される。逆送りパス897は両面フラッパー895を介してUターン搬送路801に接続している。従って、所定距離の搬送を過ぎると、記録シートは両面フラッパー895を通ってUターン搬送路801内へ送りこまれる。この第1面に記録された記録シートは、前述の第2給紙部8からの記録シートと同様、第1中間ローラ86および第2中間ローラ87によってUターン搬送路800内を搬送される。その間に、第1面に記録された記録シートは、第1面の反対側の第2面が記録面(図示の例では上面)になるように表裏反転される。そして、第1中間ローラ86および第2中間ローラ87の駆動によって、記録ヘッドは搬送ローラ36とピンチローラ37のニップへ再度送り込まれる。以下は、第1面に記録する場合と同様であり、搬送ローラ36の正転により記録シートがプラテン34上を搬送される間に記録ヘッド7によって第2の面に対する記録が行われる。第2面の記録を終了した記録シートは、排紙ローラ40、41を通して装置本体外へ排出される。
図5は第1の実施形態に係る記録装置の開閉可能な搬送部の縦断面図である。図6は図5の搬送部を開閉部材の後方から見た背面図である。図7は図5の搬送部に配された搬送ローラおよび従動回転体の背面図である。本発明による記録装置における開閉可能な搬送部をUターン搬送部800に適用する場合を例に挙げて説明する。図5〜図7において、開閉可能な搬送部800は、ベース部材84と開閉部材883を備えている。ベース部材84には、それぞれが複数のローラ部を有する第1中間ローラ86および第2中間ローラ87が軸支されている。また、ベース部材84には、第1係合部843および第2係合部844が設けられている。開閉部材883には、それぞれが複数の当接部を有する第1ピンチローラ861および第2ピンチローラ871が軸支されている。また、開閉部材883には、第1係合部843に係合可能な第1位置決め部886と第2係合部844に係合可能な第2位置決め部887が設けられている。第1中間ローラ86および第2中間ローラは、それぞれ、Uターン搬送部800における搬送ローラを構成している。また、第1ピンチローラ861および第2ピンチローラ871は、それぞれ、第1中間ローラ86および第2中間ローラ87の従動回転体を構成している。
第1中間ローラ86は、金属の軸芯86eの軸方向4箇所にゴムのローラ部(一端から86a、86b、86c、86d)を固定した構造を有する。第2中間ローラ87も、金属の軸芯87eの軸方向4箇所にゴムのローラ部(一端から87a、87b、87c、87d)を固定した構造を有する。第1中間ローラ86の各ローラ部86a、86b、86c、86dと第2中間ローラ87の各ローラ部87a、87b、87c、87dは、それぞれ、搬送方向から見て同じ位置に整合配置されている。第1中間ローラ86は、各ローラ部に従動回転体861の各当接部(一端から861a、861b、861c、861d)を押圧することで搬送力を付与される。また、第2中間ローラ87は、各ローラ部に従動回転体871の各当接部(一端から871a、871b、871c、871d)を押圧することで搬送力を付与される。図示の例では、第1ピンチローラ861の各当接部861a、861b、861c、861dは、ばね軸862に取り付けられることで第1中間ローラ86の各ローラ部に押圧付勢されている。同様に、第2ピンチローラ871の各当接部871a、871b、871c、871dは、ばね軸872に取り付けられることで第2中間ローラ87の各ローラ部に押圧付勢されている。
Uターン搬送路801は記録シートの反転(Uターン)搬送を案内するための内側ガイド面880および外側ガイド面882を有する。内側ガイド面880は、ベース部材84に設けられたインナーガイド881に形成されている。外側ガイド面882はアウターガイドでもある開閉部材883の一部に形成されており、開閉部材883のガイド面882の裏側に第1位置決め部886および第2位置決め部887が設けられている。開閉部材883は、ベース部材84に対し前後方向(図5中の矢印A、C方向)に回動可能に装着されている。図示の例では、開閉部材883は、その両側に同軸に設けられた軸部884、885をベース部材84に同軸に形成された軸受部841、842に嵌合させることにより開閉可能に軸支されている。搬送ローラである第1中間ローラ86および第2中間ローラ87はベース部材84に回転自在に軸支されている。一方、従動回転体である第1ピンチローラ861および第2ピンチローラ871は開閉部材883に回転自在に軸支されており、開閉部材883を閉じたときに対応する中間ローラに押圧されることで搬送力を発生する。
そこで、ベース部材84の第1係合部843および第2係合部844は、開閉部材883の回動方向(搬送方向)と交差する方向に所定の間隔をおいた位置に配されている。また、開閉部材883の第1位置決め部886および第2位置決め部887は、開閉部材883の回動方向と交差する方向に所定の間隔をおいて、第1係合部843および第2係合部844に係合可能な位置に配されている。そして、開閉部材883は、第1位置決め部886を第1係合部843に係合させるとともに、第2位置決め部887を第2係合部844に係合させことにより、ベース部材84に閉じ状態で保持される。また、この閉じ状態では各ピンチローラ861、871の当接部が各中間ローラ86、87のローラ部に弾性力で押圧されており、開閉部材883に開き方向(図5中の矢印A方向)の反力モーメントが作用する。このため、開閉部材883は、ベース部材84に対し緊締状態で安定的に閉じ状態に保持される。
この場合、開閉部材883の位置決め部886、887及びベース部材84の係合部843、844は弾性変形可能である。ただし、開閉部材883が回動する際に両者間に作用する接線方向(図5中の矢印Bの方向)の力によってはほとんど弾性変形しない形状構造になっている。このため、各搬送ローラ86、87に対する各従動回転体861、871の弾性押圧力(当接力)を適正値に保ったまま、開閉部材883をベース部材84に対して閉じた状態で保つことができる。また、各位置決め部886、887は、開閉方向と交差する方向、すなわち図5中の矢印B方向と垂直な方向であって図6中に矢印E、Fで示す方向には弾性変形可能である。従って、図6において、第1位置決め部886を第2位置決め部887へ向けて(矢印E方向へ)弾性変形させることにより第1係合部843との係合を解除することができる。また、第2位置決め部887を第1位置決め部886へ向けて(矢印F方向へ)弾性変形させることにより第2係合部844との係合を解除することができる。こうして、各位置決め部の各係合部との係合を解除することにより、開閉部材883を図5中の矢印A方向に回動させ、ベース部材84に対して開くことができる。この場合の各位置決め部886、887の矢印E、F方向への弾性変形は、ユーザーが両位置決め部を外側から摘んで操作することができる。
開閉部材883の開閉は、例えば搬送部800内に記録シートが残された(以後、紙ジャムまたは紙詰まりという)場合などに行われる。次に、開閉部材883をベース部材84に対して開閉する操作について、位置決め部886、887を摘まんで開く場合を説明する。この場合は、まず、位置決め部886、887をそれらの外側面から摘まむことにより、図6中の矢印E、F方向へ弾性変形させて係合状態を解除する。この状態で、開閉部材883を図5中の矢印A方向へ回動させることで、ベース部材84に対して開けることができる。その場合、ユーザーが指で摘まむという操作を考慮して、両位置決め部886、887の外側面の間隔Lは、約110mm程度を越えない範囲に選定されている。
また、搬送ローラ86、87のそれぞれの複数のローラ部に対して従動回転体861、871の各当接部から付与される押圧力の軸方向分布はバランスを維持する必要がある。このため、搬送方向と交差する方向における第1位置決め部886および第2位置決め部887の配置は、各従動回転体861、871の複数の当接部の軸方向配置に対して対称にされている。例えば、第1の位置決め部886は従動回転体ローラ861(871)の一端部から1個目の当接部861aと2個目の当接部861bとの間(当接部871aと871bとの間)に配置される。そして、第2の位置決め部887は従動回転体861(871)の他端部から1個目の当接部861dと2個目の当接部861cとの間(当接部871dと871cとの間)に配置されている。さらに、各位置決め部886および887を摘まんで操作するときに必要以上に変形して塑性変形することを防止するため、第1位置決め部886および第2位置決め部887の変形経路上に変形量を規制するためのストッパ部888、889が設けられている。また、第1位置決め部886および第2位置決め部887を指で摘む箇所の表面890、891には、開閉操作の際の指の滑りを防止するための滑り防止処理が施されている。図示の例では、この滑り防止処理は、開閉方向に略垂直方向に形成されたローレット形状(筋目加工)により行われている。
ベース部材84に対して開閉部材883を開けた状態で、搬送部800の内部で紙ジャムした記録シートを取り除く作業が行われる。開閉部材883を閉じるときは、開閉部材883の第1位置決め部886と第2位置決め部の中間部(図6中のGで示す部分)を図5中の矢印C方向に押す。そして、各位置決め部886、887が各係合部843、844にそれぞれ当接した後、さらに開閉部材883を図5中の矢印C方向に押す。ここで、ベース部材84の第1係合部843および第2係合部844の爪端部843aおよび844aが第1位置決め部886および第2位置決め部887の回動軌跡上に存在している。このため、各係合部843、844は各位置決め部886、887の回動経路より外側へ向かって(図5中の矢印D方向へ)弾性変形する。引き続き開閉部材883を矢印C方向へ押すと、各位置決め部886、887が各係合部843、844にそれぞれ係合する。これにより、開閉部材883は、各ピンチローラ861、871が各中間ローラ86、87にそれぞれ所定の圧接力で押圧された状態で、ベース部材84内の閉じ位置に保持される。
以上説明した実施形態によれば、ベース部材84に対する開閉部材883の開閉、並びに中間ローラ86、中間ローラ87に対する各ピンチローラ861、871の押圧力の維持を、安価な構成で容易に実現できる記録装置が提供される。
〔第2の実施形態〕
図8は第2の実施形態に係る記録装置のベース部材と開閉部材との係合構造の部分平面図である。図9は図8の係合構造の部分側面図であり、(a)は図8中の線a−aから見た図であり、(b)は図8中の線b−bから見た図である。前述の実施形態では、ベース部材84に弾性変形可能な係合部843、844を設ける場合を示したが、本実施形態では、図8に示すような剛性の固定係合部843´、844´が設けられている。これらの固定係合部843´、844´の配置は、前述の弾性変形可能な係合部843、844と同様であり、開閉部材883の回動方向と交差する方向に所定距離をおいて相対向する位置に設けられている。一方、開閉部材883には、前述の実施形態と同様の弾性変形可能な位置決め部886、887が同様な配置で設けられている。本実施形態は、以上の点を除いて前述の第1の実施形態と同様の構成を有する。
本実施形態でも、開閉部材883を開閉するとき、相対向する位置決め部886、887の外側面890、891を摘んで図8中の矢印E、F方向に弾性変形させることで、固定係合部843´、844´との係合を解除することができる。本実施形態でも、ベース部材84側の係合部843´、844´を図8中の矢印G方向にほとんど弾性変形しない構造とすることにより、前述の第1の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
以上の実施形態では、相対向する位置決め部886、887の外側面間の距離Lを約110mm程度以内の範囲としたが、これは、操作方法および操作性を考慮して適宜設定できるものである。また、以上の実施形態では、各中間ローラの軸方向の4箇所にローラ部(ゴム部)を設ける場合を示したが、このローラ部の数や配置も適宜選定できるものである。そして、位置決め部886、887は、各中間ローラのローラ部の数に関わらず、ローラ部の配置と対称関係に配置することで、同様の作用効果を奏することができる。例えば、一端部から1個目と2個目のローラ部の間に一方の位置決め部886を配置するとともにこれに対応する位置に係合部843(または843´)を配置する。そして、他端部から1個目と2個目のローラ部の間に他方の位置決め部887を配置するとともにこれに対応する位置に係合部844(または844´)を配置する。この場合、位置決め部886、887の摘まみ面の距離Lが110mmを越えて増大し、操作性が損なわれる場合は、別の配置にすれば良い。例えば、一端部から2個目と3個目のローラ部の間に、位置決め部886および係合部843(または843´)を配置するとともに、他端部から2個目と3個目のローラ部の間に、位置決め部887および係合部844(または844´)を配置すれば良い。
また、以上の実施形態では、指で摘まむ箇所の表面890、891にローレット形状を設けたが、これは、例えば、網目形状の凹凸を設ける構成や、摩擦係数の高い表面層を形成するなど、滑り防止効果があれば他の処理方法であっても良い。また、以上の実施形態では、指で摘まむという操作を説明したが、位置決め部886、887を弾性変形させることができれば、その他の操作方法であっても良い。
以上の実施形態では、開閉部材をUターン搬送部に設ける構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で広く実施可能である。また、以上の実施形態では、開閉部材により開閉される領域に2本の搬送ローラを設ける構成を例示したが、本発明は搬送ローラの数が1本の場合、あるいは3本以上の場合でも同様に適用可能である。また、以上の実施形態では、1本の搬送ローラの複数箇所にローラ部を設けるとともに、1本の従動回転体の複数箇所に当接部を設ける構成を例示した。ただし、本発明は1箇所にローラ部を設けたり、1箇所に当接部を設ける場合を含め、ローラ部および当接部の数に関わらず同様に適用可能である。
なお、以上の実施形態では、記録ヘッドを往復移動させて画像を形成するシリアルタイプの記録装置を例に挙げて説明したが、本発明は、紙送りのみで1ラインずつ一括して画像を形成するラインタイプの記録装置にも同様に適用可能である。また、本発明は、インクジェット記録装置の他、熱転写式、感熱式、レーザービーム式、ワイヤドット式など、他の記録方式の記録装置にも同様に適用可能である。さらに、本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機等の単体の記録装置の他、複合機器やシステム構成などにおける記録装置に対しても同様に適用可能である。また、本発明は、記録媒体として、紙、プラスチックシート、写真調印画紙、布など、種々の材質の記録シートを使用する場合にも同様に適用可能である。
一実施形態に係る記録装置を右前方から見た斜視図である。 一実施形態に係る記録装置を左前方から見た斜視図である。 一実施形態に係る記録装置の縦断面図である。 一実施形態に係る記録装置における記録シートの搬送機構の縦断面図である。 第1の実施形態に係る記録装置の開閉可能な搬送部の縦断面図である。 図5の搬送部を開閉部材の後方から見た背面図である。 図5の搬送部に配された搬送ローラおよび従動回転体の背面図である。 第2の実施形態に係る記録装置のベース部材と開閉部材との係合構造の部分平面図である。 図8の係合構造の部分側面図であり、(a)は図8中の線a−aから見た図であり、(b)は図8中の線b−bから見た図である。
符号の説明
1 記録装置
2 第1給紙部
3 第1送紙部
4 排紙部
5 画像形成部
7 記録ヘッド
8 第2給紙部
50 キャリッジ
84 ベース部材
86、87 搬送ローラ(中間ローラ)
86a〜86d、87a〜87d ローラ部
800 Uターン搬送部(第2搬送部)
801 Uターン搬送路
821 給紙ローラ
843、844 係合部
843´、844´ 固定係合部
843a、844a 爪端部
861、871 従動回転体(ピンチローラ)
861a〜861d、871a〜871d 当接部
880 内側ガイド面
882 外側ガイド面
883 開閉部材
884、885 軸部
886、887 位置決め部
888、889 ストッパ部
890、891 摘む箇所の表面
900 逆送り部

Claims (13)

  1. 画像情報に基づいて記録シートに画像を記録する記録装置において、
    搬送ローラを軸支するとともに、第1係合部および第2係合部が設けられたベース部材と、
    従動回転体を軸支するとともに、前記第1係合部に係合可能な第1位置決め部と前記第2係合部に係合可能な第2位置決め部が設けられた開閉部材と、
    を備え、
    前記開閉部材は、前記第1位置決め部を前記第1係合部に係合させるとともに前記第2位置決め部を前記第2係合部に係合させ、かつ、前記従動回転体を前記搬送ローラに押圧させることによって、ベース部材に閉じ状態で保持され、
    前記第1位置決め部を前記第2位置決め部へ向けて弾性変形させることにより前記第1係合部との係合を解除し、前記第2位置決め部を前記第1位置決め部へ向けて弾性変形させることにより前記第2係合部との係合を解除することにより、前記開閉部材を開くことを特徴とする記録装置。
  2. 前記搬送ローラは複数のローラ部を有し、前記従動回転体は前記複数のローラ部のそれぞれに押圧される複数の当接部を有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記開閉部材は前記ベース部材に対して回動可能に軸支され、前記第1位置決め部および前記第2位置決め部は前記開閉部材の回動方向と交差する方向に間隔をおいて配されることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記開閉部材を開くときの前記第1位置決め部および前記第2位置決め部の弾性変形は、これらの位置決め部材を外側から摘んで行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記第1位置決め部および前記第2位置決め部を摘む箇所の表面に滑り防止処理を施すことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記滑り防止処理はローレット形状であることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記滑り防止処理は網目形状であることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  8. 前記第1位置決め部および前記第2位置決め部の変形量を規制するためのストッパ部を設けることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記開閉部材の一部に記録シートの搬送を案内するガイド面が形成され、前記ガイド面の裏面に前記第1位置決め部および第2位置決め部が設けられることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 搬送方向と交差する方向における前記第1位置決め部および前記第2位置決め部の配置は、前記複数のローラ部の配置に対して対称であることを特徴とする請求項2乃至9のいずれか1項に記載の記録装置。
  11. 前記第1位置決め部は前記搬送ローラの一端部から1個目のローラ部と2個目のローラ部の間に配され、前記第2位置決め部は前記搬送ローラの他端部から1個目のローラ部と2個目のローラ部の間に配されることを特徴とする請求項10に記載の記録装置。
  12. 前記第1係合部および第2係合部は、前記第1位置決め部および第2位置決め部の回動経路より外側に向かって弾性変形可能であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の記録装置。
  13. 記録ヘッドに設けられた吐出口から記録シートへインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の記録装置。
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