JP2009183630A - 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通常の打ち方をすることで、ほぼ第1始動入賞口51への遊技球の入賞に基づいて開始される第1特図ゲームだけが行われる。確変となった際に、第1特図ゲームで非確変大当たりが発生する場合に、非確変大当たりが発生することを遊技者に報知する。右打ちすることで、第2始動入賞口55に遊技球が入賞し、第2特図ゲームが開始され極めて高い確率で小当たりが発生する。第2特図ゲームは、第1特図ゲームより変動表示時間が短い。大当たりとなる第1特図ゲーム中に第2特図ゲームで小当たりが発生すると、大当たりが無効となる。確変中に第1特図ゲームで非確変大当たりが発生することが報知された際に第2特図ゲームを開始させ、小当たりとすることで、非確変大当たりが強制的にはずれとなって、確変の終了が無効とされる。
【選択図】図1
Description
また、パチンコ遊技機の遊技を多彩なものとするために、デジパチにおける変動表示ゲームを2つ並行して行えるようにした遊技機などが開発されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、確率変動状態が選択された場合には、前記特別遊技状態後の大当たり確率が、予め設定され、かつ、前記低確率より10倍程度確率が高くなった高確率となる。
たとえば、通常状態(低確率状態)は、遊技者が脱したい状態であり、通常状態となっている間は、大当たりが発生しても次の大当たりの発生までに持球を使い切ってしまう可能性があり、持球を増加させることが困難となっている。
これでは、変動表示ゲームを二つ並行して行うことによって遊技者の遊技に対する興趣を高めようとしたにも拘わらず、かえって、遊技者が落胆する機会を増やしてしまうことになる。
前記遊技盤上に設けられた第1始動入賞口および第2始動入賞口と、
前記第1始動入賞口に遊技球が入賞したことに基いて大当たりおよびはずれを決める第1抽選を実行する第1抽選手段と、
前記第2始動入賞口に遊技球が入賞したことに基いて大当たりおよびはずれを決める第2抽選を実行する第2抽選手段と、
前記第1抽選手段による第1抽選の実行に基いて計時開始される第1報知時間が終了する際に第1抽選の結果を報知する第1報知手段と、
前記第2抽選手段による第2抽選の実行に基いて計時開始される第2報知時間が終了する際に第2抽選の結果を報知する第2報知手段と、
前記第1報知手段で大当たりとなる第1抽選の結果を報知した際と、第2報知手段で大当たりとなる第2抽選の結果を報知した際とに、通常の状態より遊技者に多くの遊技球を獲得可能とする所定期間の大当たり状態を発生させる当たり状態制御手段と、
第1抽選の結果が大当たりとなる場合と、第2抽選の結果が大当たりとなる場合とのそれぞれの場合に、当該大当たりに基づいて発生する前記大当たり状態の終了後に前記通常の状態とするか、当該通常の状態に比較して前記第1抽選および第2抽選の結果が大当たりとなる確率が高くなるとともに、前記通常の状態よりも単位時間内に第1始動入賞口に入賞可能な遊技球が多くなる高確率状態とするかを確率抽選で決定するとともに、当該確率抽選の結果に基づいて大当たり状態終了時に通常の状態もしくは高確率状態を発生させる確率状態制御手段と、
前記第1報知時間および第2報知時間を決定する報知時間決定手段と、
前記第1報知手段で計時される第1報知時間および第2報知手段で計時される第2報知時間のうちの一方の報知手段で計時される一方の報知時間の終了時に一方の抽選結果が大当たりとなる抽選結果が報知される際に、他方の報知手段により他方の報知時間が計時されている場合に他方の大当たりの抽選結果を強制的にはずれとして書き換え、その結果を他方の報知手段に報知させる報知制御手段とを備えた遊技機において、
前記第2抽選手段は、第2抽選の結果に大当たりおよびはずれに加えて小当たりを有し、第2抽選の結果が小当たりとなる確率を第2抽選の結果がはずれとなる確率以上とし、
前記当たり状態制御手段は、第2抽選の結果が小当たりとなった場合に、前記大当たり状態よりも遊技者が獲得可能な遊技球が少ない小当たり状態を所定期間だけ発生させ、
前記確率状態制御手段は、第2の抽選結果が小当たりとなる場合に、前記通常の状態とするか前記高確率状態とするかの抽選を行わずに、前記小当たり状態発生前の通常の状態もしくは高確率状態を小当たり状態終了後も変更することなく維持し、
前記報知時間決定手段は、前記高確率状態における第2報知時間を第1報知時間より短くし、
前記報知制御手段は、第2報知手段により小当たりとなる第2抽選結果が報知される際に、第1報知時間が計時されている場合に第1抽選のうちの大当たりの結果を強制的にはずれとして書き換え、その結果を第1報知手段に報知させ、
かつ、前記高確率状態中に第1抽選手段による第1抽選の結果が大当たりであるとともに、前記確率状態制御手段により決定される当該大当たりに基づいて発生する大当たり状態後の状態が通常の状態の場合に、当該第1抽選の大当たりとなる結果を報知するための第1報知手段による第1報知時間の計時開始時もしくは計時中に、当該大当たり状態後に通常の状態が発生することを報知可能な通常大当たり報知手段を有することを特徴とする。
ここで、高確率状態とするか通常の状態とするかは、たとえば、大当たりが発生する際に決定するので、高確率状態となっている際に大当たりが発生するたびに通常の状態に移行する可能性がある。
また、小当たりの発生により小当たり状態が発生しても、小当たり前が高確率状態ならば小当たり状態終了後も高確率状態が維持される。
さらに、本発明では、高確率状態となっている場合で、第1報知時間の計時終了後に大当たりが報知されるとともに大当たり状態が発生し、かつ、大当たり状態後に通常の状態となる場合に、当該第1報知時間の計時開始時もしくは計時中に大当たり状態終了後に通常の状態となることが報知される。
また、高確率状態における第1報知時間より第2報知時間の方が短いため、上述の通常の状態となることが報知された後に、第2始動入賞口に遊技球を入賞させ、かつ、第1報知時間が終了する前に、前記第2始動入賞口への遊技球の入賞に基づく第2報知時間が終了し、かつ、第2抽選の結果が小当たりとなれば、通常の状態となる大当たりを阻止することができる。
すなわち、遊技者に高確率状態が終了してしまう大当たりを阻止して、高確率状態を維持する技術介入の機会が与えられることになる。
これにより、遊技者は、高確率状態を維持する機会を与えられることで、遊技に大きな興味を持つことになり、その遊技機での遊技をする機会が増加する可能性があり、遊技店における遊技機の稼働率を向上させることが可能となる。
また、大当たり状態後に通常の状態となるが高確率状態となるかの決定は、大当たりとなることが決定される時から第1報知時間の計時が開始される時までの間となっていることが好ましい。
また、第1始動入賞口と、第2始動入賞口とをそれぞれ別に遊技者が狙いを定めて遊技球を発射できるように、第1始動入賞口と、第2始動入賞口とが遊技盤上で離れた位置にあることが好ましい。この際に、たとえば、遊技球を弱めに発射する通常の打ち方で第1始動入賞口に入賞し易くなり、遊技球を強めに発射するいわゆる右打ちで第2始動入賞口に入賞し易くするようにしてもよいし、その逆としてもよい。
前記通常当たり報知手段は、前記高確率状態中に第1抽選手段による第1抽選の結果が大当たりであるとともに、前記確率状態制御手段により決定される当該大当たりに基づいて発生する大当たり状態後の状態が通常の状態の場合に、当該第1抽選の大当たりとなる結果を報知するための第1報知手段による第1報知時間の計時開始時もしくは計時中に、当該大当たり状態後に通常の状態が発生することを報知するか否かを決定する報知決定手段を備えることを特徴とする。
したがって、通常の状態となることを報知するか否かで遊技の状態を変えることが可能となる。また、この報知をたとえば液晶ディスプレイ等の表示やランプの点灯やスピーカによる音声等のいずれかで行うものとした場合に、液晶ディスプレイの表示制御やランプの点灯制御や音声制御等で、遊技を遊技者に有利な状態に変えたり、遊技者に不利な状態に変えたりすることが可能となる。
前記第2始動入賞口には、当該第2始動入賞口に入賞可能な状態の遊技球を第2始動入賞口に入賞する状態と、入賞しない状態とに振り分ける振り分け装置が備えられていることを特徴とする。
これにより、上述のように高確率状態において、第1抽選の結果が大当たりとなって発生する大当たり状態後に通常の状態となることが報知された際に、第2始動入賞口に遊技球を入賞させようとしても、遊技球が入賞する確率が低下することになり、高確率状態を継続させようとする遊技者の技術介入が難しくなる。
これにより、上述のような高確率状態を継続させることに興趣を覚えるような遊技性の遊技が確実に可能となる。
なお、第2始動入賞口を狙って遊技すると小当たり状態が頻繁に発生することで、遊技に遅延が生じ、単位時間当たりの大当りの抽選回数が減少し、遊技者に不利となる可能性があり、この点からも、遊技者が通常の状態において、第2始動入賞口を狙らわないように誘導可能となる。
遊技球が入賞できない閉状態と遊技球が入賞し易い開状態との間で開閉変動する特別変動入賞装置が少なくとも二つ設けられ、
これら特別変動入賞装置は、通常の状態および高確率状態においては閉状態とされ、
一方の特別変動入賞装置は、大当たりとなることに基づいて前記大当たり状態となった際に開閉変動して当該特別変動入賞装置に多くの遊技球を入賞可能とすることにより、前記大当たり状態において遊技者に多くの遊技球の獲得を可能とさせ、
他方の特別変動入賞装置は、第2抽選の結果が小当たりとなることに基づいて前記小当たり状態となった際に開閉変動することにより当該特別変動入賞装置に遊技球を入賞可能とすることにより、前記小当たり状態において遊技者に大当たり状態で獲得可能な遊技球より少ない遊技球の獲得を可能とさせ、
前記遊技盤には、他方の特別変動入賞装置が開放した際に当該特別変動入賞装置への遊技球の入賞を阻害する阻害部材が設けられていることを特徴とする。
これにより、小当たりを狙うような遊技を行わないように遊技者を誘導することができる。
また、小当たりにより、通常の状態における遊技球の獲得数が多くなるような事態を防止することができ、遊技者の得られる遊技球数が多くなりすぎるのを防止することができる。
なお、特別変動入賞装置を二つ設ける場合に、第1抽選用と第2抽選用とに分けてもよいし、大当たり用と小当たり用に分けてもよい。
前記遊技盤上に設けられた第1始動入賞口および第2始動入賞口と、
前記第1始動入賞口に遊技球が入賞したことに基いて大当たりおよびはずれを決める第1抽選を実行する第1抽選手段と、
前記第2始動入賞口に遊技球が入賞したことに基いて大当たりおよびはずれを決める第2抽選を実行する第2抽選手段と、
前記第1抽選手段による第1抽選の実行に基いて計時開始される第1報知時間が終了する際に第1抽選の結果を報知する第1報知手段と、
前記第2抽選手段による第2抽選の実行に基いて計時開始される第2報知時間が終了する際に第2抽選の結果を報知する第2報知手段と、
前記第1報知手段で大当たりとなる第1抽選の結果を報知した際と、第2報知手段で大当たりとなる第2抽選の結果を報知した際とに、通常の状態より遊技者に多くの遊技球を獲得可能とする所定期間の大当たり状態を発生させる当たり状態制御手段と、
第1抽選の結果が大当たりとなる場合と、第2抽選の結果が大当たりとなる場合とのそれぞれの場合に、当該大当たりに基づいて発生する前記大当たり状態の終了後に前記通常の状態とするか、当該通常の状態に比較して前記第1抽選および第2抽選の結果が大当たりとなる確率が高くなるとともに、前記通常の状態よりも単位時間内に第1始動入賞口に入賞可能な遊技球が多くなる高確率状態とするかを確率抽選で決定するとともに、当該確率抽選の結果に基づいて大当たり状態終了時に通常の状態もしくは高確率状態を発生させる確率状態制御手段と、
前記第1報知時間および第2報知時間を決定する報知時間決定手段と、
前記第1報知手段で計時される第1報知時間および第2報知手段で計時される第2報知時間のうちの一方の報知手段で計時される一方の報知時間の終了時に一方の抽選結果が大当たりとなる抽選結果が報知される際に、他方の報知手段により他方の報知時間が計時されている場合に他方の大当たりの抽選結果を強制的にはずれとして書き換え、その結果を他方の報知手段に報知させる報知制御手段とを備えた遊技機における遊技をコンピュータでシュミレーションするプログラムであって、
前記コンピュータを、第2抽選手段、前記当たり状態制御手段、前記確率状態制御手段、
前記報知時間決定手段、前記報知制御手段として機能させ、
前記第2抽選手段は、第2抽選の結果に大当たりおよびはずれに加えて小当たりを有し、第2抽選の結果が小当たりとなる確率を第2抽選の結果がはずれとなる確率以上とし、
前記当たり状態制御手段は、第2抽選の結果が小当たりとなった場合に、前記大当たり状態よりも遊技者が獲得可能な遊技球が少ない小当たり状態を所定期間だけ発生させ、
前記確率状態制御手段は、第2の抽選結果が小当たりとなる場合に、前記通常の状態とするか前記高確率状態とするかの抽選を行わずに、前記小当たり状態発生前の通常の状態もしくは高確率状態を小当たり状態終了後も変更することなく維持し、
前記報知時間決定手段は、前記高確率状態における第2報知時間を第1報知時間より短くし、
前記報知制御手段は、第2報知手段により小当たりとなる第2抽選結果が報知される際に、第1報知時間が計時されている場合に第1抽選のうちの大当たりの結果を強制的にはずれとして書き換え、その結果を第1報知手段に報知させ、
かつ、第1抽選手段による第1抽選の結果が大当たりであるとともに、前記確率状態制御手段により決定される当該大当たりに基づいて発生する大当たり状態後の状態が通常の状態の場合に、当該第1抽選の大当たりとなる結果を報知するための第1報知手段による第1報知時間の計時開始時もしくは計時中に、当該大当たり状態後に通常の状態が発生することを報知可能な通常大当たり報知手段を有することを特徴とする。
また、請求項5に記載のプログラムに、請求項2から請求項4に記載の構成を模擬的に再現する機能を付加しても良い。
遊技盤1の盤面の遊技領域2a内には、そのほぼ中央部の僅かに上側に可変表示装置(装飾図柄表示装置)3が設けられている。可変表示装置3は、例えば、液晶表示装置からなるもので、抽選手段として機能する後述の主制御装置231で行われる抽選の当たりおよびはずれの抽選結果を表示するものであるが、抽選結果の表示に際し変動表示ゲームを表示し、この変動表示ゲームの当たりおよびはずれによって上述の抽選結果を表示するようになっている。
すなわち、第1特図ゲームは、可変表示装置3の装飾図柄の第1変動表示ゲームとして表示されるとともに第1特図表示器4aの特別図柄の第1変動表示ゲームとして表示され、それぞれの第1変動表示ゲームは、後述の主制御装置231で行われる1つの第1抽選の結果をそれぞれ報知する同じ結果となるゲームである。
すなわち、第1特図ゲーム(第1抽選)および第2特図ゲーム(第2抽選)として主制御装置231で行われる当たりおよびはずれの抽選の結果を報知する変動表示ゲームが遊技者を楽しませるための装飾図柄のゲームと、結果を報知するだけの特図のゲームとに分けて表示されている。
なお、この例においては、第1特図ゲーム(第1抽選)および第2特図ゲーム(第2抽選)においては、大当たり、およびはずれに加えて小当たりを抽選するようになっている。そして、小当たりとなった場合に、前記大当たり状態よりも遊技者が獲得可能な遊技球が少ない小当たり状態を所定期間だけ発生させるようになっている。
また、第1始動入賞口51には、当該第1始動入賞口51への遊技球の入賞を検知する第1始動入賞球検知センサ52が備えられている。
そして、可動片54,54が開いた開状態では、可動片54に遊技球が案内されて第1始動入賞口51に遊技球が入賞可能となって、遊技球が入賞し易い状態となっている。それに対して可動片54,54が閉じた閉状態では、遊技球が可動片54,54に案内されて第1始動入賞口51に入賞することがなく、開状態より遊技球が第1始動入賞口51に入賞しずらい状態となっている。
この第2始動入賞口55は、後述のように第2特図ゲームの大当たりおよびはずれを決定する抽選を行う第2抽選手段として機能する主制御装置231に、遊技球が入賞することに基づいて第2特図ゲームの大当たりおよびはずれを決める第2抽選開始の契機(第2変動表示ゲーム開始の契機)を付与するものである。
また、第2始動入賞口55には、当該第2始動入賞口55への遊技球の入賞を検知する第2始動入賞球検知センサ56が備えられている。
そして、一つの穴58aに落下した遊技球は、そのまま、第2始動入賞口55に入賞し、他の二つの穴58b、58bに落下した遊技球は、クルーン58の下側の遊技領域2aに放出され、第2始動入賞口55に入賞することなく、遊技領域2aをさらに流下する状態となる。
また、第2始動入賞口55上の直上にクルーン58が配置され、クルーン58に誘導されなかった遊技球が第2始動入賞口55に流入するのを防止している。したがって、第2始動入賞口55には、クルーン58の一つの穴58aを通過した遊技球だけが入賞できるようになっている。
したがって、第2始動入賞口55の遊技球の入賞率は、一般的な始動入賞口の1/3程度に低くされている。
また、主制御装置231に駆動源を制御される特別変動入賞装置8は、変動表示ゲームが当たりとなったことに対応して開放した際に、所定時間の経過および所定個数の遊技球の入賞という二つの条件のうちのいずれかの条件が達成された段階で閉塞するとともに、再び開放し、上述の条件の成立に基づいて閉塞することを所定回数(所定ラウンド数)繰り返すように制御される。なお、特別変動入賞装置8が開放してから閉塞するまでをラウンドと称する。すなわち、主制御装置231は、大当たり状態中に、特別変動入賞装置8を複数の遊技球の連続的な入賞が可能となる開放状態とした後に閉塞状態することを1ラウンドとして、前記ラウンドを所定回数繰り返すように特別変動入賞装置8を制御する。
また、所定回数のラウンドが行われることが大当たり状態の終了条件となる。
また、小当たり用大入賞口11bには、当該小当たり用大入賞口11bへの遊技球の入賞を検知する小当たり大入賞球検知センサ11cが設けられている。
なお、後述のようにこの例においては、第2特図ゲームで小当たりが極めて頻繁に発生するので、その度に小当たり用特別変動入賞装置11に数個以上の遊技球が入賞する状態となると,確変状態(小当たり状態は含む)における出玉(払い出される遊技球)が多くなってしまう可能性がある。
また、遊技盤1の前面には、遊技球の流下方向を規制するととも流下方向を転換する遊技釘16(一部だけ図示)や風車(図示略)等の流下規制転換部材が設けられている。
パチンコ遊技機の制御系は、大きく分けて主制御部23と、副制御部24と、これら主制御部23および副制御部24に電力を供給する電源供給装置29とから構成されている。
主制御部23には、例えば、遊技機用のワンチップマイコン等で構成される主制御装置231が備えられ、主制御装置231には、プログラムを実行するCPU23a、プログラムやプログラムで使用するデータを記憶したROM23bや、プログラムに基づいて発生したデータやROM23bから読み出した各種データ等を記憶するRAM23cや周波数発生回路部23d等が備えられている。
なお、ここで、払出制御装置25は実質的に賞球を払出すためのパチンコ遊技機における遊技の主要な制御を行うことから主制御部23に含まれるものとし、遊技の演出に係わる図柄制御装置26、ランプ制御装置27、音声制御装置28は副制御部24に含まれるものとなっている。
したがって、第1特図ゲームでは、小当たり確率は、大当たり確率より小さなものとされ、小当たりは、大当たりより生じにくいものとなっており、まれにしか小当たりが発生しないようになっている。
一方、第2特図ゲームでは、21回に1回小当たりとならずにはずれか大当たりとなるように小当たり確率が設定されており、ほとんどの場合に小当たりが発生するような確率となっている。上述のように1/315の確率で大当たりが発生し、300/315の確率で小当たりが発生するので、はずれの発生する確率は14/315となる。
すなわち、主制御装置231は、第1特図ゲームの変動表示時間としての第1報知時間と、第2特図ゲームの変動表示時間としての第2報知時間を決定する報知時間決定手段として機能する。
また、主制御装置231は、第1特図ゲームと、第2特図ゲームを並行して行うとともに、大当たり状態および小当たり状態において、上述のように第1特図ゲームおよび第2特図ゲームを開始させない。そして、第1特図ゲームおよび第2特図ゲームのうちの一方の特図ゲームの大当たり、小当たりに基づいて大当たり状態や小当たり状態となる際に、他方の特図ゲームを大当たり、小当たりおよびはずれに係り無く強制的にはずれとする。また、大当たりおよび小当たりの場合には、大当たり状態を発生させる前に他方の特図ゲームをその報知時間に関わらず終了させる。
まず、普図ゲームにおいては、以下のような制御が行われる。なお、以下のような普図ゲーム(変動抽選)の制御を上述のように電チューサポートという。
1、普図ゲームの開始から終了までの普図変動表示時間(普図を順次切り換えるように変動して表示している時間(普図報知時間))および普図確定表示時間(普図ゲームの結果としての停止された普図を確定した状態に表示している時間)からなるゲーム時間毎に1つずつ普図ゲームを処理することになるが、このゲーム時間(のうちのたとえば普図変動表示時間)を短くすることにより、単位時間当たりの普図ゲームの実行回数を通常の状態(確率変動状態でも時間短縮状態でも大当たり状態でもない状態)より増加させる。すなわち、ゲーム時間を短縮する状態である。
3、普図ゲームが当たりとなって、普通変動入賞装置を開放する際に開放時間を通常の状態より長くする(この際、1回の当たりに対する開放回数を多くしてもよい)。
また、確率変動状態は、上述のように第1特図ゲームおよび第2特図ゲームのいずれかで確変を伴なう当たりとなってその当たりに対応する大当たり状態が終了した際に開始され、第1特図ゲームもしくは第2特図ゲームで次の当たりが発生して大当たり状態が開始される際に終了する。
また、第1始動入賞口51に変動入賞装置53が設けられ、確変となると、上述の電チューサポートにより、第1始動入賞口51に遊技球が入賞して第1特図ゲームが頻繁に行われる状態となり、この場合も通常の打ち方ならば、第1特図ゲームが主に行われ、第2特図ゲームは行われない。
ここで、確変において、たとえば、第1特図ゲームで確変を伴わない大当たりが発生すると、この大当たりに基づく大当たり状態の発生で、確変が終了するとともに、大当たり状態の終了後には、時短となる(この例では、大当たり状態後に確変とならなければ必ず時短が発生するが、通常の状態が発生するようにしてもよいし、状況に応じて時短か通常の状態かのいずれかが発生するようにしてもよい)。
また、上述のように第2特図ゲームの小当たりとなる確率は極めて高い必要がある。
また、上述のように、図柄制御装置26は、確変中に確変を伴わない第1抽選結果を報知する第1特図ゲームが開始される際に、これを報知するか否かを決定し、報知すると決定した際に、第1特図ゲームを表示する可変表示装置3に、確変を伴わない非確変大当たりが発生することを報知する表示を行う。
また、ランプ制御装置27には、普図保留数表示ランプ10が接続され、これらはLEDの点灯、消灯の制御により、保留数を表示可能となっている。
すなわち、所定回数をたとえば10回とした場合に、第1特図ゲームで今後発生する10回の大当たりのうちの単発となる大当たりが発生する場合には、全て報知するか全て報知しないかを抽選で決めるものとしてもよい。
また、確変大当たりが所定回数発生するまで、その間に発生する非確変大当たりを全て報知するか否かを抽選するものとしてもよい。この場合に、報知抽選で報知すると決定されると、たとえば、所定回数を10回とすると、10回の確変大当たりを連続で発生させるチャンスを得られることになる。
また、上述の所定回数をたとえば、3回、5回、10回等の複数段階に設定し、所定回数もいずれの段階にするか抽選で決定するようにしてもよい。
そして、上述のように確変中に開始される第1特図ゲームが確変を伴わない非確変大当たりの場合に、遊技者は、可変表示装置3の遊技球が発射される側の反対となる右側の第2始動入賞口55に遊技球を入賞させるために、回転式操作ハンドル237を操作して遊技球の発射勢を強くして可変表示装置3の右側に遊技球を流下させるように右打ちを行う。
ここで、第2始動入賞口55に遊技球を入賞させるためには、この例において振り分け装置57であるクルーン58に遊技球を流入させる必要がある。そして、クルーン58に入賞した遊技球の約1/3しか第2始動入賞口55に遊技球を入賞させることができないので、非確変大当たりとなる第1特図ゲームの第1報知時間の残り時間が第2特図ゲームの第2報知時間より長い間に第2始動入賞口55に遊技球を入賞させることが難しくなる。
図3および図4は、第1特図ゲームの強制はずれ処理を示すフローチャートである。
図3および図4に示すように、第1大当たり状態フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS1)。第1大当たり状態フラグは大当たり状態開始時セットされ、大当たり状態終了にリセットされるフラグである。
第1大当たり状態フラグがセットされていない場合には、次に、第1小当たり状態フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS2)。第1小当たりフラグは、第1特図ゲームで小当たりが発生して第1小当たり状態が発生する際にセットされ、第1小当たり状態が終了する際にリセットされるフラグである。そして、第1小当たりフラグがセットされている場合については後に説明する。
第1小当たりフラグがセットされていない場合には第1特図ゲームフラグがセットされているか否かを判定する(ステップS3)。
第1特図フラグがセットされていない場合に、第1特図保留数が1以上か否かが判定される(ステップS4)。第1特図保留数が0の場合にはこの処理を終了し、第1特図保留数が1以上の場合に、当該第1特図保留数に対応して周知のように取得された大当たり判定用乱数と当たり判定テーブルの大当たり値および小当たり値とを比較して大当たり判定を行い大当たりか小当たりかはずれかを判定する(ステップS5)。大当たりの場合に第1大当たりフラグをセットする(ステップS6)。第1大当たりフラグは、上述のように第1特図ゲームの開始条件が全て揃って第1特図ゲームが開始される際の大当たり判定で大当たりと判定された際にセットされ、大当たり状態終了時にリセットされる。
そして、判定結果が確変の場合に第1確変成立フラグをセットする(ステップS9)。
また、判定結果が確変でない場合には、図柄制御装置26に対して、確変を伴わない非確変大当たりとなる第1特図ゲームが発生することを示す報知コマンドを出力する(ステップS10)。なお、ここでは、現状が確変か否かに拘わらず、図柄制御装置26に報知コマンドを送出するようにしているが、現状が確変の場合に限り、報知コマンドを図柄制御装置26に送出するようにしてもよい。
次に、確変フラグがセットされているか否か、すなわち、現状が確変か否かを判定する(ステップS11)。なお、確変フラグは、確率変動状態開始時にセットされ、確率変動状態終了時(大当たり状態発生時)にリセットされる。
次に、時短フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS15)。時短フラグがセットされている場合には、時短の終了条件が成立したか否かが判定される(ステップS16)。なお、実際には、大当たり状態終了後からの第1特図ゲームと第2特図ゲームとを合わせた特図ゲームの実行回数をカウントし、この実行回数が所定回数としてのたとえば100回となった場合に時短の終了条件が成立したものとする。
そして、第1特図ゲームフラグをセットし(ステップS19)、この処理を終了する。
なお、第1特図表示器4aの表示制御は、別の処理として行われるが、第1特図フラグのセットにより開始される。また、可変表示装置3の制御は、第1特図フラグのセットに基づいて図柄制御装置26に主制御装置231からコマンドが出力され、図柄制御装置26で可変表示装置3における第1特図ゲームの表示制御がなされる。なお、この例においては、可変表示装置3において、第1特図ゲームがメインの変動表示ゲームとして表示され、たとえば、三つの表示領域でそれぞれ装飾図柄が変動表示される。それに対して第2特図ゲームは可変表示装置3の隅でサブの変動表示ゲームとして小さな一つの表示領域で表示される。また、表示領域も複数に分かれておらず、第2報知時間が経過した際に、第2抽選の結果が大当たり、小当たり、はずれのいずれかが一つの表示領域でわかるように表示される。
そして、第2小当たり報知フラグがセットされている場合には、第1大当たりフラグがセットされているかいないかに拘わらず大当たりフラグをリセットすることで現在実行されている第1特図ゲームを強制的にはずれとする(ステップS21)。
次に、第2小当たりフラグがセットされていない場合には、第2大当たり報知フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS23)。第2大当たり報知フラグは、第2特図ゲームで大当たりが報知された際にセットされるフラグである。
第2大当たり報知フラグがセットされている場合には、第1大当たりフラグがセットされているか否かに拘わらず第1大当たりフラグをリセットすることで現在実行中の第1特図ゲームの結果を強制的はずれとする(ステップS24)。
次に、第2大当たり報知フラグをリセットする(ステップS25)。
そして、ステップS20で第2小当たり報知フラグがセットされていると判定されるか、もしくはステップS23で第2大当たり報知フラグがセットされていると判定され、第1特図ゲームをはずれとする処理が行われた場合と、ステップS26で第1報知時間がタイムアップしたと判定された場合には、第1特図ゲームフラグをリセットして、第1特図ゲームを終了する(ステップS27)。
第1大当たりフラグも第1小当たりフラグもセットされていない場合には、この処理を終了する。
大当たり状態の終了条件が成立している場合には、第1大当たりフラグおよび第1大当たり状態フラグをリセットして、大当たり状態を終了させる(ステップS36)。
また、ステップS2で小当たり状態フラグがセットされていると判定された場合には、小当たり状態の終了条件が成立しているか否かを判定し(ステップS41)、成立していない場合には処理を終了する。また、終了条件が成立している場合には第1小当たりフラグ、第1小当たり状態フラグをリセットして小当たり状態を終了する(ステップS42)。
小当たり状態の終了条件は、たとえば、小当たり用特別変動入賞装置11が開状態となってからの所定時間の経過と、遊技球の9個の入賞であるが、所定時間がたとえば1秒以下等の短い時間に設定されるので、遊技球が9個入賞することは困難である。
以上のように、第1特図ゲームでの処理と、第2特図ゲームでの処理とがほぼ同様の処理となっているので、図5,6のフローチャートの処理で、図3、4のフローチャートの処理と同様の処理には同じステップ番号を付して、その説明を簡略化する。なお、図3,4のフローチャートと、図5,6のフローチャートとでは、第1と第2が入れ替わることになる。
大当たり状態フラグがセットされていない場合に、第2小当たり状態フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS2)。次に第2特図ゲームフラグがセットされているか否かを判定し(ステップS3)、セットされていない場合に第2特図保留数が1以上か否かが判定される(ステップS4)。1以上ならば第2抽選の大当たり判定を行い大当たりか小当たりかはずれかを判定する(ステップS5)。大当たりの場合に第2大当たりフラグをセットする(ステップS6)。
次いで、大当たり判定の結果が大当たりの場合に確変か否かを判定する(ステップS8)。判定結果が確変の場合にだけ第2確変成立フラグをセットする(ステップS9)。
次に、確変フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS11)。
なお、第2特図ゲームの処理では、確変を伴わない大当たりとなる第2特図ゲームが開始されても、これを報知する処理を行わないが、行うものとしてもよい。
確変フラグがセットされ現状が確変の場合には、たとえば、数秒から5秒程度の短い変動表示時間となる基本変動パターンがセットされ(ステップS12)、確変でない場合には、従来と同様に変動表示時間の基本変動パターンが選択される(ステップS13)ようになっている。
次に、時短フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS15)。
時短フラグがセットされている場合には、時短の終了条件が成立したか否かが判定される(ステップS16)。そして、時短の終了条件が成立している場合には、時短フラグをリセットするとともに時短状態を終了させる(ステップS17)。
そして、第2特図ゲームフラグをセットし(ステップS19)、この処理を終了する。
そして、ステップS3において、第2特図ゲームフラグがセットされていると判定された場合には、第1小当たり報知フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS20)。第1小当たり報知フラグは、第1特図ゲームで、小当たりが報知される際にセットされるものである。
そして、第1小当たり報知フラグがセットされている場合には、第2大当たりフラグがセットされているかいないかに拘わらず大当たりフラグをリセットすることで現在実行されている第2特図ゲームを強制的にはずれとする(ステップS21)。
次に、第1小当たり報知フラグがセットされていない場合に、第1大当たり報知フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS23)。
第1大当たり報知フラグがセットされている場合には、第2大当たりフラグがセットされているか否かに拘わらず第2大当たりフラグをリセットすることで現在実行中の第2特図ゲームの結果を強制的はずれとする(ステップS24)。
次に、第1大当たり報知フラグをリセットする(ステップS25)。
そして、ステップS20で第1小当たり報知フラグがセットさていると判定されるか、ステップS23で第2大当たり報知フラグがセットされていると判定されることに基づいて第1特図ゲームをはずれとした場合と、ステップS26で第2報知時間がタイムアップしたと判定された場合には、第2特図ゲームフラグをリセットして、第2特図ゲームを終了する(ステップS27)。
第2大当たりフラグも第2小当たりフラグもセットされていない場合には、この処理を終了する。
そして、第2大当たり状態を開始し(ステップS32)、この処理を終了する。なお、第2抽選に基づく第2大当たり状態では、上述の15ラウンドの大当たり状態を発生させる。
第2小当たりフラグがセットされている場合には、第2小当たり報知フラグと第2小当たり状態フラグをセットする(ステップS33)。そして、小当たり状態を開始し(ステップS34)、この処理を終了する。
大当たり状態の終了条件が成立している場合には、第2大当たりフラグおよび第2大当たり状態フラグをリセットして、大当たり状態を終了させる(ステップS36)。
また、ステップS2で小当たり状態フラグがセットされていると判定された場合には、小当たり状態の終了条件が成立しているか否かを判定し(ステップS41)、成立していない場合には処理を終了する。また、終了条件が成立している場合には第2小当たりフラグ、第2小当たり状態フラグをリセットして小当たりを終了する(ステップS42)。
以上のことから、デジパチとしてのパチンコ遊技機を遊技する遊技者が大きな関心を示す確変が継続するか否かに対して、遊技者の技術介入が可能となり、この技術介入により遊技者にこの例のパチンコ遊技に対する興味を持たせることができ、当該パチンコ遊技機の遊技店における稼働率の向上を図ることができる。
まず、確変中か否かが判定される(ステップS51)。なお、主制御装置231から図柄制御装置26に確変の開始時に確変の開始を示すコマンドが出力され、確変終了時に確変の終了を示すコマンドが出力されており、図柄制御装置26では、確変開始のコマンド入力時にたとえば、確変中フラグをセットし、確変終了のコマンド入力時に確変中フラグをリセットする処理が行われ、この確変中フラグの有無で、確変中か否かの判定を行う。
すなわち、主制御装置231で用いられるプログラムやプログラムで用いられるデータを変更することなく、図柄制御装置26側のプログラムを変更するだけで、遊技内容を大きく変更可能とすることができる。
3 可変表示装置(第1報知手段、第2報知手段)
4a 第1特図表示器(第1報知手段)
4b 第2特図表示器(第2報知手段)
8 特別変動入賞装置(一方の特別変動入賞装置)
11 小当たり用特別変動入賞装置(他方の特別変動入賞装置)
16 遊技釘(阻害部材)
26 図柄制御装置(通常当たり報知手段、報知決定手段)
51 第1始動入賞口
53 普通変動入賞装置(変動入賞装置)
55 第2始動入賞口
231 主制御装置(第1抽選手段、第2抽選手段、第1報知手段、第2報知手段、当たり状態制御手段、確率状態制御手段、報知時間決定手段、報知制御手段)
Claims (6)
- 遊技球が発射される遊技盤と、
前記遊技盤上に設けられた第1始動入賞口および第2始動入賞口と、
前記第1始動入賞口に遊技球が入賞したことに基いて大当たりおよびはずれを決める第1抽選を実行する第1抽選手段と、
前記第2始動入賞口に遊技球が入賞したことに基いて大当たりおよびはずれを決める第2抽選を実行する第2抽選手段と、
前記第1抽選手段による第1抽選の実行に基いて計時開始される第1報知時間が終了する際に第1抽選の結果を報知する第1報知手段と、
前記第2抽選手段による第2抽選の実行に基いて計時開始される第2報知時間が終了する際に第2抽選の結果を報知する第2報知手段と、
前記第1報知手段で大当たりとなる第1抽選の結果を報知した際と、第2報知手段で大当たりとなる第2抽選の結果を報知した際とに、通常の状態より遊技者に多くの遊技球を獲得可能とする所定期間の大当たり状態を発生させる当たり状態制御手段と、
第1抽選の結果が大当たりとなる場合と、第2抽選の結果が大当たりとなる場合とのそれぞれの場合に、当該大当たりに基づいて発生する前記大当たり状態の終了後に前記通常の状態とするか、当該通常の状態に比較して前記第1抽選および第2抽選の結果が大当たりとなる確率が高くなるとともに、前記通常の状態よりも単位時間内に第1始動入賞口に入賞可能な遊技球が多くなる高確率状態とするかを確率抽選で決定するとともに、当該確率抽選の結果に基づいて大当たり状態終了時に通常の状態もしくは高確率状態を発生させる確率状態制御手段と、
前記第1報知時間および第2報知時間を決定する報知時間決定手段と、
前記第1報知手段で計時される第1報知時間および第2報知手段で計時される第2報知時間のうちの一方の報知手段で計時される一方の報知時間の終了時に一方の抽選結果が大当たりとなる抽選結果が報知される際に、他方の報知手段により他方の報知時間が計時されている場合に他方の大当たりの抽選結果を強制的にはずれとして書き換え、その結果を他方の報知手段に報知させる報知制御手段とを備えた遊技機において、
前記第2抽選手段は、第2抽選の結果に大当たりおよびはずれに加えて小当たりを有し、第2抽選の結果が小当たりとなる確率を第2抽選の結果がはずれとなる確率以上とし、
前記当たり状態制御手段は、第2抽選の結果が小当たりとなった場合に、前記大当たり状態よりも遊技者が獲得可能な遊技球が少ない小当たり状態を所定期間だけ発生させ、
前記確率状態制御手段は、第2の抽選結果が小当たりとなる場合に、前記通常の状態とするか前記高確率状態とするかの抽選を行わずに、前記小当たり状態発生前の通常の状態もしくは高確率状態を小当たり状態終了後も変更することなく維持し、
前記報知時間決定手段は、前記高確率状態における第2報知時間を第1報知時間より短くし、
前記報知制御手段は、第2報知手段により小当たりとなる第2抽選結果が報知される際に、第1報知時間が計時されている場合に第1抽選のうちの大当たりの結果を強制的にはずれとして書き換え、その結果を第1報知手段に報知させ、
かつ、前記高確率状態中に第1抽選手段による第1抽選の結果が大当たりであるとともに、前記確率状態制御手段により決定される当該大当たりに基づいて発生する大当たり状態後の状態が通常の状態の場合に、当該第1抽選の大当たりとなる結果を報知するための第1報知手段による第1報知時間の計時開始時もしくは計時中に、当該大当たり状態後に通常の状態が発生することを報知可能な通常当たり報知手段を有することを特徴とする遊技機。 - 前記通常当たり報知手段は、前記高確率状態中に第1抽選手段による第1抽選の結果が大当たりであるとともに、前記確率状態制御手段により決定される当該大当たりに基づいて発生する大当たり状態後の状態が通常の状態の場合に、当該第1抽選の大当たりとなる結果を報知するための第1報知手段による第1報知時間の計時開始時もしくは計時中に、当該大当たり状態後に通常の状態が発生することを報知するか否かを決定する報知決定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記第2始動入賞口には、当該第2始動入賞口に入賞可能な状態の遊技球を第2始動入賞口に入賞する状態と、入賞しない状態とに振り分ける振り分け装置が備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
- 遊技球が入賞できない閉状態と遊技球が入賞し易い開状態との間で開閉変動する特別変動入賞装置が少なくとも二つ設けられ、
これら特別変動入賞装置は、通常の状態および高確率状態においては閉状態とされ、
一方の特別変動入賞装置は、大当たりとなることに基づいて前記大当たり状態となった際に開閉変動して当該特別変動入賞装置に多くの遊技球を入賞可能とすることにより、前記大当たり状態において遊技者に多くの遊技球の獲得を可能とさせ、
他方の特別変動入賞装置は、第2抽選の結果が小当たりとなることに基づいて前記小当たり状態となった際に開閉変動することにより当該特別変動入賞装置に遊技球を入賞可能とすることにより、前記小当たり状態において遊技者に大当たり状態で獲得可能な遊技球より少ない遊技球の獲得を可能とさせ、
前記遊技盤には、他方の特別変動入賞装置が開放した際に当該特別変動入賞装置への遊技球の入賞を阻害する阻害部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遊技機。 - 遊技球が発射される遊技盤と、
前記遊技盤上に設けられた第1始動入賞口および第2始動入賞口と、
前記第1始動入賞口に遊技球が入賞したことに基いて大当たりおよびはずれを決める第1抽選を実行する第1抽選手段と、
前記第2始動入賞口に遊技球が入賞したことに基いて大当たりおよびはずれを決める第2抽選を実行する第2抽選手段と、
前記第1抽選手段による第1抽選の実行に基いて計時開始される第1報知時間が終了する際に第1抽選の結果を報知する第1報知手段と、
前記第2抽選手段による第2抽選の実行に基いて計時開始される第2報知時間が終了する際に第2抽選の結果を報知する第2報知手段と、
前記第1報知手段で大当たりとなる第1抽選の結果を報知した際と、第2報知手段で大当たりとなる第2抽選の結果を報知した際とに、通常の状態より遊技者に多くの遊技球を獲得可能とする所定期間の大当たり状態を発生させる当たり状態制御手段と、
第1抽選の結果が大当たりとなる場合と、第2抽選の結果が大当たりとなる場合とのそれぞれの場合に、当該大当たりに基づいて発生する前記大当たり状態の終了後に前記通常の状態とするか、当該通常の状態に比較して前記第1抽選および第2抽選の結果が大当たりとなる確率が高くなるとともに、前記通常の状態よりも単位時間内に第1始動入賞口に入賞可能な遊技球が多くなる高確率状態とするかを確率抽選で決定するとともに、当該確率抽選の結果に基づいて大当たり状態終了時に通常の状態もしくは高確率状態を発生させる確率状態制御手段と、
前記第1報知時間および第2報知時間を決定する報知時間決定手段と、
前記第1報知手段で計時される第1報知時間および第2報知手段で計時される第2報知時間のうちの一方の報知手段で計時される一方の報知時間の終了時に一方の抽選結果が大当たりとなる抽選結果が報知される際に、他方の報知手段により他方の報知時間が計時されている場合に他方の大当たりの抽選結果を強制的にはずれとして書き換え、その結果を他方の報知手段に報知させる報知制御手段とを備えた遊技機における遊技をコンピュータでシュミレーションするプログラムであって、
前記コンピュータを、第2抽選手段、前記当たり状態制御手段、前記確率状態制御手段、
前記報知時間決定手段、前記報知制御手段として機能させ、
前記第2抽選手段は、第2抽選の結果に大当たりおよびはずれに加えて小当たりを有し、第2抽選の結果が小当たりとなる確率を第2抽選の結果がはずれとなる確率以上とし、
前記当たり状態制御手段は、第2抽選の結果が小当たりとなった場合に、前記大当たり状態よりも遊技者が獲得可能な遊技球が少ない小当たり状態を所定期間だけ発生させ、
前記確率状態制御手段は、第2の抽選結果が小当たりとなる場合に、前記通常の状態とするか前記高確率状態とするかの抽選を行わずに、前記小当たり状態発生前の通常の状態もしくは高確率状態を小当たり状態終了後も変更することなく維持し、
前記報知時間決定手段は、前記高確率状態における第2報知時間を第1報知時間より短くし、
前記報知制御手段は、第2報知手段により小当たりとなる第2抽選結果が報知される際に、第1報知時間が計時されている場合に第1抽選のうちの大当たりの結果を強制的にはずれとして書き換え、その結果を第1報知手段に報知させ、
かつ、第1抽選手段による第1抽選の結果が大当たりであるとともに、前記確率状態制御手段により決定される当該大当たりに基づいて発生する大当たり状態後の状態が通常の状態の場合に、当該第1抽選の大当たりとなる結果を報知するための第1報知手段による第1報知時間の計時開始時もしくは計時中に、当該大当たり状態後に通常の状態が発生することを報知可能な通常大当たり報知手段を有することを特徴とするプログラム。 - 請求項5に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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