JP2009181892A - 多光軸光電センサ、その取付構造およびその取付部材 - Google Patents

多光軸光電センサ、その取付構造およびその取付部材 Download PDF

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Abstract

【課題】取付平面に対して面接触しつつ、その取り付け作業効率を向上させる多光軸光電センサを提供すること。
【解決手段】本発明による多光軸光電センサは、平坦な取付面27を有し、長尺状の本体ケース(20A、20B)を含む。本体ケース(20A、20B)は、その検出用窓部側の本体前面における、その検出用窓部21を遮らない位置において、本体ケースを所定の取付平面92に取り付けるための取付部61を有する取付部材50を係合する切り欠き部26を含む。切り欠き部26は、本体前面において、本体ケースが所定量だけ検出用窓部側と反対側にオフセットする形状を有して、本体ケースの長手方向の一部分に形成されている。さらに、切り欠き部26は、取付部材50が係合された場合、取付部材50を含む本体ケースの検出用窓部側を面一とするように形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、多光軸光電センサ、その取付構造およびその取付部材に関する。
従来より、長尺状のケース内に複数の投光素子が配列された投光器と、それらの複数の投光素子とそれぞれと対をなす複数の受光素子が配列された受光器とを備え、これら投光並びに受光器を所定の検出領域を挟んで対向した状態で配置して、検出領域内を通過する物体を検出する多光軸光電センサが知られている。この多光軸光電センサを取り付ける構造として図14に示される技術が知られている(特許文献1)。この構造においては、本体ケース11の背面に取付金具16を装着して所望の取付平面に多光軸光電センサを取り付ける技術が示されている。
しかしながら、この構造においては、多光軸光電センサ本体の厚み方向に取付金具16の厚みが増すことになる。そのため、取付平面に取り付けられた場合に、多光軸光電センサ本体の背面側と取付平面との間には空間が生じる。この状態で多光軸光電センサに振動が加わると、空間部分で振動を許容するため、多光軸光電センサによる検出に不都合が生じる虞がある。特に、多光軸光電センサが長尺になるほど、また薄型になるほどその影響は大きくなる。
そのため、そのような影響をなくすため、例えば、図15に示されるように、L字金具(ハ)を用いて、取付平面と面一となるように、多光軸光電センサ(イ)を取付平面に面接触して取り付ける構造が知られている(特許文献2)。
実用新案登録第2570845号公報 実用新案登録第2554755号公報
しかしながら、上記L字金具を用いて多光軸光電センサを取り付ける構造においては、L字金具と多光軸光電センサとの取り付けに多くのネジが用いられるため、その取り付け作業工程数が増し、また、取付金具の取付方向の変更も容易でない。また、多光軸光電センサの縦列接続の際に取付金具によって多光軸光電センサの長手方向に対して絶対的にデッドスペースが生じてしまうという不都合がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、取付平面に対して面接触しつつ、その取り付け作業効率を向上させる多光軸光電センサ及びその取付構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明は、樹脂成形により形成され長手方向に沿って複数の検出用窓部が形成され、平坦な取付面を有する長尺状の本体ケースと、前記本体ケース内に収容される基板と、前記検出用窓部を通じて光軸を前記本体ケースに対して形成するように前記基板上に所定のピッチで配設された複数の光電素子とを備えた多光軸光電センサにおいて、前記本体ケースは、その検出用窓部側の本体前面における、前記本体ケースの前記検出用窓部を遮らない位置において、前記本体ケースを所定の取付平面に取り付けるための取付部を有する所定の取付部材を係合する切り欠き部を含み、前記切り欠き部は、前記本体ケースにおいて、前記本体前面が所定量だけ前記検出用窓部側と反対側にオフセットする形状を有して、前記本体ケースの前記長手方向の一部分に形成され、前記取付部材が該切り欠き部に係合された場合、前記取付部材を含む前記本体ケースの前記検出用窓部側を面一とするように形成されていることを特徴とする。
この構成では、単に、本体ケースの切り欠き部に取付部材を係合するだけで、取付部材を本体ケースに結合することができる。そして、本体ケースを所定の取付平面に取り付けるためには、取付部の取付部を取付平面にネジ等で固定するだけでよい。そのため、本体ケースを取付平面に対して面接触しつつ、その取り付け作業効率を向上させることができる。また、取付部材が切り欠き部に係合された場合、取付部材を含む本体ケースの検出用窓部側が面一とされるため、例えば本体ケースの検出用窓部側に保護カバーを設ける場合、好適となる。
第2の発明は、第1の発明の多光軸光電センサにおいて、前記切り欠き部は、前記本体ケースの前記一部分における前記検出用窓部を除く部分が所定量だけ前記検出用窓部側と反対側にオフセットする形状を有して形成されていることを特徴とする。
この構成では、本体ケースの両端部の検出用窓部はオフセットされないため、その検出用窓部を利用して、取付部材とのさらなる係合部を形成することができる。そのため、取付部材と本体ケースとの結合をより確実なのものとすることができる。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明の多光軸光電センサにおいて、前記複数の検出用窓部のうち前記本体ケースの前記長手方向の両端部に形成された検出用窓部は、前記長手方向の前記本体ケースの端からの距離と、前記長手方向と垂直をなす幅方向の前記本体ケースの端からの距離とが等しい位置であって、前記幅方向の前記本体ケースの中心位置に形成されていることを特徴とする。
この構成では、例えば、その平面形状が正方形に形成された切り欠き部の中心部に検出用窓部を設け、その切り欠き部の形状に対応させた取付部材を形成することによって、本体ケースに対する取付部材の取付け方向の余裕度を増すことができる。すなわち、単に取付部材の本体ケースに対する取り付け方向を変更するだけで、取付部材による多光軸光電センサの取付対象物に対する固定位置を、適宜、複数の取付方向の内の任意の方向に容易に変更できる。具体的には、例えば、取付部材を、本体ケースに対して、その長手方向のみでなく、長手方向から左右いずれの側において90度の方向を向くように、取り付けることができる。
第4の発明は、第2または3の発明の多光軸光電センサにおいて、前記本体ケースの長手方向の端部から前記所定ピッチの半分以下の位置の前記基板上には、1つの前記光電素子が配置されていることを特徴とする。
この構成では、光電素子のピッチを一定に維持して多光軸光電センサを縦列接続することができる。
また、第5の発明は、樹脂成形により形成され長手方向に沿って複数の検出用窓部が形成され、平坦な取付面を有する長尺状の本体ケースと、前記本体ケース内に収容される基板と、前記検出用窓部を通じて光軸を前記本体ケースに対して形成するように前記基板上に所定のピッチで配設された複数の光電素子とを備えた多光軸光電センサの取付構造において、前記本体ケースの前記検出用窓部の本体前面における、前記本体ケースの前記検出用窓部を遮らない位置において、前記本体前面が所定量だけ前記検出用窓部側と反対側にオフセットする形状を有して、前記本体ケースの前記長手方向の一部分に形成された切り欠き部と、前記本体ケースを所定の取付平面に取り付けるための取付部と、前記切り欠き部に係合する係合部とを含む取付部材とを備え、前記切り欠き部は、前記取付部材が該切り欠き部に係合された場合、前記取付部材を含む前記本体ケースの前記検出用窓部側を面一とするように形成されていることを特徴とする。
この構成においても、上記第1の発明と同様の効果を得ることができる。
第6の発明は、第5の発明の多光軸光電センサの取付構造において、前記切り欠き部は、前記本体ケースの前記一部分における前記検出用窓部を除く部分が所定量だけ前記検出用窓部側と反対側にオフセットする形成を有して形成されており、前記取付部材の係合部は、前記本体ケースの前記一部分における前記検出用窓部と係合する係合孔を有することを特徴とする。
この構成においても、上記第2の発明と同様の効果を得ることができる。
第7の発明は、第5または6の発明の多光軸光電センサの取付構造において、前記複数の検出用窓部のうち前記本体ケースの前記長手方向の両端部に形成された検出用窓部は、前記長手方向の前記本体ケースの端からの距離と、前記長手方向と垂直をなす幅方向の前記本体ケースの端からの距離とが等しい位置であって、前記幅方向の前記本体ケースの中心位置に形成されていることを特徴とする。
この構成においても、上記第3の発明と同様の効果を得ることができる。
第8の発明は、第5〜7の発明のいずれか1つの発明の多光軸光電センサの取付構造を用いて多光軸光電センサを縦列接続して取り付ける取付構造において、縦列接続する多光軸光電センサの本体ケースを所定の取付平面に取り付けるための取付部を有し、前記縦列接続する多光軸光電センサの一端をそれぞれ接続する接続部材を備え、前記本体ケースの長手方向の端部から前記所定ピッチの半分以下の位置の前記基板上には、1つの前記光電素子が配置されていることを特徴とする。
この構成においても、上記第4の発明と同様の効果を得ることができる。
また、第9の発明は、樹脂成形により形成され長手方向に沿って複数の検出用窓部が形成され、平坦な取付面を有する長尺状の本体ケースと、前記本体ケース内に収容される基板と、前記検出用窓部を通じて光軸を前記本体ケースに対して形成するように前記基板上に所定のピッチで配設された複数の光電素子とを備えた多光軸光電センサを所定の取付平面に取付けるための取付部材において、前記本体ケースは、その検出用窓部側の本体前面における、前記本体ケースの前記検出用窓部を遮らない位置において、切り欠き部を含み、前記切り欠き部は、前記本体ケースにおいて、前記本体前面が所定量だけ前記検出用窓部側と反対側にオフセットする形状を有して、前記本体ケースの前記長手方向の一部分に形成されており、該取付部材は、前記本体ケースを前記所定の取付平面に取り付けるための取付部であって、前記本体ケースの取付け時、前記本体ケースの取付面と面一となる取付面を有する取付部と、前記本体ケースの前記切り欠き部に係合された場合、該取付部材を含む前記本体ケースの前記検出用窓部側を面一とするように形成されている係合部とを備えたことを特徴とする。
この構成においても、上記第1の発明と同様の効果を得ることができる。
第10の発明は、第9の発明の多光軸光電センサ用取付部材において、前記切り欠き部は、前記本体ケースの前記一部分における前記検出用窓部を除く部分が所定量だけ前記検出用窓部側と反対側にオフセットする形状を有して形成されており、前記係合部は、前記本体ケースの前記一部分における前記検出用窓部と係合する係合孔を備えていることを特徴とする。
この構成においても、上記第2の発明と同様の効果を得ることができる。
第11の発明は、第10の発明の多光軸光電センサ用取付部材において、前記複数の検出用窓部のうち前記本体ケースの前記長手方向の両端部に形成された検出用窓部は、前記長手方向の前記本体ケースの端からの距離と、前記長手方向と垂直をなす幅方向の前記本体ケースの端からの距離とが等しい位置であって、前記幅方向の前記本体ケースの中心位置に形成されており、前記係合部は、平板状に形成されるとともに、該取付部材の、前記本体ケースの切り欠き部に対する取り付け方向を変更可能とする形状に形成され、前記係合孔は、前記取り付け方向に依存せずに前記本体ケースの前記長手方向の両端部に形成された検出用窓部と係合するように、前記係合部上に形成されていることを特徴とする。
この構成においても、上記第3の発明と同様の効果を得ることができる。
第12の発明は、第10または11の発明の多光軸光電センサ用取付部材において、前記本体ケースの長手方向の端部から前記所定ピッチの半分以下の位置の前記基板上には、1つの前記光電素子が配置されており、前記係合部には、前記所定ピッチで配置された2つの前記係合孔が形成されていることを特徴とする。
この構成においても、上記第4の発明と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、多光軸光電センサの取付けにおいて、取付平面に対して面接触しつつ、その取付け作業効率を向上させることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図7によって説明する。
図1は、本発明の実施形態1における多光軸光電センサ10の取り付け状態を示す斜視図である。多光軸光電センサ10は、投光器10A、受光器10Bを主体として構成されている。これら、投光器10A並びに受光器10Bは、例えば取付対象物90の取付平面92において縦向きに対向配置される。そのため、両間に物体が存在すると、その物体により投光器10Aから出射され受光器10Bに向う光が遮られるため、物体が存在しないときに比べて受光器10Bでの受光量レベルが低下する。従って、受光器10Bでの受光量レベルを測定することで検出領域内を通過する物体(作業者の手等)の有無について検出することが可能になる。以下、これらの構成について投光器10A側を例に挙げて説明する。
図2は、投光器10Aを表面側から見た斜視図であり、図3は、投光器10Aをその長手方向から見た側面図である。図4は、投光器10Aの概略的な分解斜視図である。図3に示されるように、実施形態1のフロントケース20Aの長手方向から見た形状は、かまぼこ形である。
図4に示すように、投光器10Aは、樹脂製のフロントケース20A及びリアケース20Bからなる長尺状の本体ケース20と、本体ケース20内に収容される基板30及びシールドフレーム40とを備える。
図2に示すように、フロントケース20Aには、複数の投光窓(本発明による「検出用窓部」に相当する)21が設けられている。また、フロントケース20Aの長手方向の両端部には、両端部の投光窓21を遮らない位置において、切り欠き部26が形成されている。なお、切り欠き部26が形成される位置は、フロントケース20Aの長手方向の両端部には限られず、フロントケース20Aの長手方向の一部分であればよい。
切り欠き部26は、後述する、本体ケース20を所定の取付平面92に取り付けるための取付部を有する所定の取付金具(取付部材)50と係合する。また、切り欠き部26は、フロントケース20Aにおいて、フロントケース20Aの前面が所定量だけ投光窓側と反対側、すなわち取付面27側にオフセットする形成を有して、本体ケース20の長手方向の両端部に形成されている。そして、取付金具50が切り欠き部26に係合された場合、取付金具50を含む本体ケース20の検出用窓部側、言い換えれば、本体ケース20の表面を段差のない面一とするように形成されている。
実施形態1においては、特に、本体ケース20の両端部の投光窓21を除いて、フロントケース20Aの両端部が、取付金具50の厚さに相当する厚さ(所定量)だけオフセットされている。すなわち、実施形態1のフロントケース20Aの両端部には、投光窓21を含み取付金具50と係合する係合凸部22がそれぞれ形成されている。
また、各切り欠き部26には、オプション、例えば保護カバーを取付けるための、あるいは後述する取付金具を固定するためのネジ孔23がそれぞれ2個設けられている。さらに、何れか一方の切り欠き部26には、通信ケーブル等を通すためのケーブル孔25が設けられている。なお、このケーブル孔25の形状および設置場所は任意である。
フロントケース20A及びリアケース20Bは、組み立て後、例えばレーザ溶接により結合されて本体ケース20として一体形成される。その際、フロントケース20Aの切り欠き部26は、本体ケース20としての切り欠き部となる。
基板30には、図4に示すように、例えば12個の投光素子31が所定間隔(ピッチ)Pで一列状に配設されている。基板30は、本体ケース20の長手方向の全域に亘る長さを有している。ここで、基板30の端から1/2ピッチ以内の場所に1個の各投光素子31が設けられている。すなわち、図4に示す、基板30の端から最初の投光素子31の中心部までの距離Lは、1/2ピッチ以下である。これによって、投光素子31の所定のピッチPを保って投光器10Aを縦にカスケード接続することが適宜、可能となる。
この基板30は、例えばアルミニウムからなるシールドフレーム40に収容された状態で、本体ケース20内に収容される。なお、シールドフレーム40はアルミニウムに限定されず、例えば、金属メッキされた樹脂であってもよい。
また、図4に示すように、フロントケース20Aの両端の切り欠き部26に対応する部分を除く、リアケース20Bの内側(基板30側)は、凹状に形成され、基板30の裏面(投光素子31の配設面と反対側の面)に配置される電気部品(図示せず)の空間42(図7参照)が確保されている。このリアケース20Bの凹状の部分に、シールドフレーム40を固定するための固定柱41が所定数設けられている。またリアケース20Bの外面27、すなわち本体ケース20の取付平面92への取付面27は均一な平坦面に形成されている。
次に、投光器10Aを所定の取付平面に取り付けるため取付金具(本発明における「取付部材」に相当する)50を図5〜図6を参照して説明する。図5に示されるように、取付金具50は、例えば金属製であり、フロントケース20Aの切り欠き部26に対応する、かまぼこ状の外周部を有する係合部51と、本体ケース20の取付平面92に対応する平板状の取付部61とから構成されている。なお、取付部材50は必ずしも金属製に限られない。
係合部51には、フロントケース20Aの係合凸部22と係合する、平面形状矩形の係合孔52が設けられている。そのため、図6に示すように、投光器10Aの取付平面92への取付けに先立って、取付金具50を投光器10Aに結合する際、取付金具50の係合部51が切り欠き部26に係合し、フロントケース20Aの取付金具50の係合孔52とフロントケース20Aの係合凸部22とが係合する。このとき、ネジ等を用いるこなく、取付金具50を投光器10Aの本体ケース20に固定することができる。なお、係合凸部22および係合孔52の平面形状は矩形に限られない。
また、係合部51には、フロントケース20Aの切り欠き部26のネジ孔23に対応させて、2個の孔53が設けられている。さらに、フロントケース20Aの切り欠き部26のケーブル孔25に近接した位置にケーブル用窓54が設けられている。なお、これら孔53およびケーブル用窓54は、必要に応じて設けられればよい。また、それらの設置位置も任意であり、図5に示される位置に限られない。
また、取付部61には、投光器10Aに結合された取付金具50を取付平面92に固定するための、すなわち投光器10Aを取付平面92に固定するための取付孔62が設けられている。
次に図7を参照して、投光器10A及びその取付構造を詳細に説明する。図7は、図2のA−A線に沿った投光器10A及びその取付構造を示す断面図である。投光器10Aを、所定の取付対象物90の取付平面92に取付ける場合、まず、上記したように、取付金具50を投光器10Aに結合する。その際、単に、フロントケース20Aの取付金具50の係合孔52をフロントケース20Aの係合凸部22に係合させるとともに、取付金具50の係合部51を切り欠き部26に係合させるだけでよい。その際、切り欠き部26は、取付金具50が係合される場合、取付金具50を含む本体ケース20の検出用窓部側を面一とするように形成されているため、図7に示されるように、本体ケース20の検出用窓部側に段差等が生じることはない。
次いで、図7に示されるように、所定のネジ63を、カラー64および取付金具50の取付孔62を介して取付対象物90に設けられたネジ孔91に結合することによって、取付金具50が取付対象物90に結合される。そして、そのことによって、投光器10Aが取付対象物90の取付平面92に取り付けられる。このとき、取付金具50を含む本体ケース背面の取付面27は平坦であるため、投光器10Aの本体ケース20の背面側と取付対象物90の取付平面92との間に空間が生じることはない。すなわち、取付金具50の取付部61の取付面61Aは、取付金具50が取付平面92に取付けられたときに、本体ケース背面の取付面27と面一になるように形成されている。
また、図7に示されるように、本体ケース20(フロントケース20A)の長手方向の基板30の端部に形成された係合凸部22において、基板30の端部から投光素子31のピッチPの半分以下の位置Lに、1つの投光素子31が配置されている。
以上説明したように、本実施形態1においては、投光器10Aの本体ケース20の切り欠き部26は、そこに取付金具50が取付られた場合、取付金具50を含む本体ケースの前面(検出用窓部側)を面一とするように形成されている。そのため、例えば本体ケースの検出用窓部側に保護カバーを設ける場合、好適となる。
また、単に、本体ケース20の切り欠き部26に取付金具50を係合するだけで、取付金具50を本体ケース20に結合することができる。そして、本体ケース20を所定の取付平面92に取り付けるためには、取付金具50のる取付部61を取付平面92にネジ63で固定するだけでよい。そのため、本体ケース20を取付平面92に対して面接触しつつ、その取り付け作業効率を向上させることができる。
また、フロントケース20Aの両端部の投光窓(検出用窓部)21はオフセットされないため、その投光窓21を利用して、取付金具50とのさらなる係合凸部22を形成することができる。そのため、取付金具50とフロントケース20Aとの結合をより確実なのものとすることができる。
また、本体ケース20の長手方向の基板30の端部において、基板30の端部から投光素子31のピッチPの半分以下の位置Lに、1つの投光素子31が配置される。そのため、多光軸光電センサ10を縦列配置する際に、投光素子31のピッチPを好適に維持して、配置できる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を、図8を参照して説明する。なお、実施形態1と同一の構成要素には同一符号を付してその説明を省略するとともに、実施形態1との相違点を主に説明する。
実施形態2においては、図8に示されるように、取付金具50及び接続金具(接続部材および取付部材の一例)70を用いて、2個の投光器10Aを縦列して取付対象物の取付平面に取り付ける構造が示される。なお、実施形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
接続金具70は、例えば金属製であり、投光器10Aのフロントケース20Aの切り欠き部26に対応する湾曲した係合部71と、該係合部71の、その長手方向と並行な両側に設けられ、本体ケース20の取付平面92に対応する2つの平板状の取付部81とから構成されている。
係合部71には、2つの投光器10Aのフロントケース20Aの係合凸部22とそれぞれ係合する2つの係合孔72が設けられている。そのため、取付金具50と同様に、2つの投光器10Aの取付平面92への取付けに先立って、接続金具70を2つの投光器10Aに結合する際、接続金具70の係合部71がそれぞれの切り欠き部26に係合し、接続金具70の2つの係合孔72と2つのフロントケース20Aの係合凸部22とがそれぞれ係合する。このとき、ネジ等を用いるこなく、接続金具70を2つの投光器10Aの本体ケース20に固定することができる。
また、係合部71には、2つのフロントケース20Aの切り欠き部26のネジ孔23に対応させて、4個の孔73が設けられている。なお、これら孔73は、必要に応じて設けられればよい。また、それらの設置位置も任意であり、図8に示される位置に限られない。
また2つ取付部81には、2つの投光器10Aに結合された接続金具70を取付平面92に固定するための、すなわち2つの投光器10Aを取付平面92に固定するための取付孔82がそれぞれ設けられている。したがって、所定のネジを用いて、取付孔82を介して接続金具70を取付平面92に固定することよって、縦列接続された2個の投光器10Aを所定の取付平面92に固定することができる。このとき、各投光器10Aの本体ケース20の切り欠き部26は、そこに接続金具70が取付られた場合において、接続金具70を含む本体ケース前面を面一とするように形成されている。また、縦列接続された2個の投光器10Aの両端は、図7に示した取付構造によって、取付金具50を用いて所定の取付平面92に取り付けられる。
なお、2つの係合孔72が形成される接続金具70の長手方向の間隔は、接続金具70が2個の投光器10Aに結合された際に、例えば、各投光器10Aの端の投光素子31の間隔がピッチPとなるように、設定されているものとする。この場合、2個の投光器10Aの投光素子31をピッチPで連続して配置させることができる。
したがって、取付金具50及び接続金具70を用いて縦列接続された2個の投光器10Aを取付平面92に取り付ける場合においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、縦列接続された2個の投光器10Aの各本体ケース20の背面側と取付対象物90の取付平面92との間に不必要な空間が生じることはないとともに、各本体ケース20の前面側が面一となる。また、取付金具50および接続金具70の取付けが容易であり、その工程数を低減することができる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を、図9〜図13を参照して説明する。なお、実施形態1と同一の構成要素には同一符号を付してその説明を省略するとともに、実施形態1との相違点を主に説明する。
図9は実施形態3の投光器10Aの端部の平面図であり、図10はその側面図であり、図11は実施形態3の投光器10Aの長手方向の端部から見た側面図である。図9〜図11に示されるように、実施形態3の投光器10Aにおいては、そのフロントケース20Aの形状が、実施形態1の投光器10Aと異なる。すなわち、図11に示されるように、実施形態3のフロントケース20Aの長手方向から見た形状は、矩形状である。
また、切り欠き部26Aの形状も実施形態1のそれと異なる。すなわち、図9に示されるように、実施形態3の切り欠き部26Aは、その平面形状が正方形であり、その中心部に係合凸部22が形成されている。そして、その正方形の対角線の交点に、係合凸部22の投光窓21の中心Cが位置する。すなわち、図9に示されるの切り欠き部26Aの平面形状に一辺の長さL1と他辺の長さL2とは等しい。
また、図12は、実施形態3の取付金具50Aの形状を示し、その上側の図は取付金具50Aの平面を示し、その下側の図は取付金具50Aの側面を示す。図12に示されるように、実施形態3の取付金具50Aの形状も切り欠き部26Aの形状に対応して、実施形態1の取付金具50の形状と異なる。取付金具50Aの係合部51Aは、実施形態3の取付金具50Aにおいては、ほぼ正方形(取付金具50Aの鉛直部分は除く)の平板状に形成されている。
すなわち、図12に示される取付金具50Aの係合部51Aの平面形状の一辺の長さM1と他辺の長さM2とは等しい。また、取付金具50Aの係合部51Aの一辺の長さM1と、フロントケース20Aの切り欠き部26Aの一辺の長さL1とも等しい。そして、係合部51Aの中心部であって、フロントケース20Aの係合凸部22に対応する位置に係合孔52Aが形成されている。
そのため、実施形態3においては、取付金具50Aのフロントケース20Aの切り欠き部26Aへの取り付けに際して、図13に示されるように、取付金具50Aは、本体ケース20の長手方向のみでなく、長手方向から左右いずれの側において90度の方向を向くように、切り欠き部26A、すなわちのフロントケース20Aに取り付けることができる。すなわち、実施形態3においては、単に取付金具50Aの切り欠き部26Aに対する取り付け方向を変更するだけで、適宜、取付金具50Aによって投光器10Aを取付対象物70に固定する位置を、容易に変更できる。
そのため、例えば、本体ケース20の長手方向に取付金具50Aを取り付けるスペースがない場合、取付金具50Aを本体ケース20の長手方向に対して90度の方向に向けて、切り欠き部26Aに取り付けるようにすればよい。この場合、本体ケース20(多光軸光電センサ)の長手方向にデッドスペースを生じさせないようにすることができる。あるいは、本体ケース20の長手方向にスペース的に余裕が有る場合には、取付金具50Aを本体ケース20の長手方向に向けて、切り欠き部26Aに取り付けるようにすればよい。
なお、取付金具50Aの係合部51Aの平面形状の一辺の長さM1と他辺の長さM2とは必ずしも等しい必要はない。例えば、長さM2は長さM1よりも小さくてもよい。要は、本体ケース20に対する取付金具50Aの取り付け方向が変更されても、フロントケース20Aの係合凸部22に取付金具50Aの係合孔52Aが係合するように、係合部51Aの平面形状が形成され、係合孔52Aが係合部51Aに配置されていればよい。
また、フロントケース20Aにおける係合凸部22の投光窓21は設けられなくてもよい。すなわち、係合凸部22に投光素子31が設けられない構成としてもよい。さらには、係合凸部22を設けない構成としもよい。この場合、例えば、ネジを用いて取付金具50Aをフロントケース20Aに結合するために、実施形態1で示したように、取付金具50Aおよび切り欠き部26Aにネジ孔を設けるようにすればよい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、本発明による多光軸光電センサ及びその取付構造を多光軸光電センサ10の投光器10Aに適用する例に説明したが、上記実施形態は多光軸光電センサ10の受光器10Bにも当然適用される。
(2)上記実施形態では、本体ケース20がフロントケース20A及びリアケース20Bからなり、後に一体接合する例を示したが、これに限定されない。例えば、本体ケース20は最初から一体形成されるものであってもよい。
(3)上記実施形態では、フロントケース20Aの切り欠き部26にネジ孔23およびケーブル孔25を設ける構成を示したが、これに限定されない。すなわち、ネジ孔23およびケーブル孔25は、必ずしも切り欠き部26に設けられる必要はなく、必要に応じて設けられればよい。また、同様に、取付金具50の孔53およびケーブル用窓54も必要に応じて設けられればよい。
(4)上記実施形態では、フロントケース20Aの係合凸部22に投光窓21を設け、係合凸部22の位置に投光素子31を設ける構成を示したが、これに限定されない。すなわち、係合凸部22に投光窓21を設けず、係合凸部22の位置に投光素子31を設けない構成としてもよい。
(5)上記実施形態では、切り欠き部26が、本体ケース20の両端部の投光窓21を除く部分が所定量だけ検出用窓部側と反対側にオフセットする形成を有して形成されている例を示したが、これに限定されない。すなわち、上記実施形態では、切り欠き部26をフロントケース20Aの長手方向の端部まで設ける例を示したが、切り欠き部26の形状はこれに限定されない。
例えば、切り欠き部26をフロントケース20Aの長手方向の端部近傍を残して形成するようにしてもよい。その場、係合凸部22を設けなくてもよい。また、切り欠き部26は本体ケース20の両端部に設けられる必要もない。すなわち、切り欠き部26は、要は、本体ケース20の前面において、本体ケース20が所定量だけ検出用窓部側と反対側にオフセットする形成を有して、本体ケース20の長手方向の一部分に形成されていればよい。そして、切り欠き部26は、取付金具50あるいは接続金具70をフロントケース20Aの切り欠き部26に係合した場合に、取付金具50あるいは接続金具70を含む本体ケース20の検出用窓部側を面一とする形状に形成されたものであればよい。
(6)上記実施形態では、取付金具50に係合孔52を、接続金具70に係合孔72をそれぞれ設ける例を示したが、この構成に限定されない。例えば、フロントケース20Aに係合凸部22が設けられない場合、係合孔52および係合孔72は設けられなくてもよい。すなわち、取付金具50および接続金具70の形状は、要は、取付金具50あるいは接続金具70をフロントケース20Aの切り欠き部26に係合された場合に、取付金具50あるいは接続金具70を含む本体ケース20の検出用窓部側を面一とする形状であればよい。
(7)実施形態2では、1個の接続金具70を用いて、2個の投光器10Aを縦列接続する例を示したが、投光器10Aの縦列接続数は、任意である。例えば、2個の接続金具70を用いて、3個の投光器10Aを縦列接続するようにしてもよい。また、縦列接続する例に限られず、例えば2個の投光器10AをL字状に接続するようにしてもよい。その際、接続金具の形状も、L字接続に対応するように適宜変更される。
さらに、実施形態3の投光器10Aを縦列接続あるいはL字接続するように構成してもよい。例えば縦列接続する場合、投光素子31のピッチPを図9に示される長さL1以上とすることにより、投光素子31の所定のピッチPを保って実施形態3の投光器10Aを縦列接続することが可能となる。その際、接続金具は、実施形態3の投光器10AのL字接続に対応するように、図12の取付金具50Aを適宜変更して形成される。
本発明による実施形態1に係る多光軸光電センサの取り付け態様を示す斜視図 実施形態1の多光軸光電センサの投光器の表面側からの斜視図 実施形態1の多光軸光電センサの投光器の長手方向からの側面図 実施形態1の多光軸光電センサの概略的な分解斜視図 実施形態1の取付金具の斜視図 図5の取付金具の投光器への取り付け態様を示す斜視図 実施形態1の多光軸光電センサ及びその取付構造を示す断面図 本発明による実施形態2に係る多光軸光電センサの取付構造を示す斜視図 本発明による実施形態3に係る多光軸光電センサの部分平面図 実施形態3の多光軸光電センサの部分側面図 実施形態3の多光軸光電センサの長手方向からの側面図 実施形態3に係る取付金具を示す図 実施形態3に係る取付金具の取付け態様を示す図 従来の多光軸光電センサの取り付け態様を示す図 従来の多光軸光電センサの別の取り付け態様を示す図
符号の説明
10…多光軸光電センサ
10A…投光器
20…本体ケース
20A…フロントケース
20B…リアケース
21…投光窓(検出用窓部)
26、26A…切り欠き部
27…本体ケースの取付面
31…投光素子
50、50A…取付金具(取付部材)
51、71…係合部
61、81…取付部
61A…取付金具の取付面
62…取付孔
70…接続金具(接続部材、取付部材)
92…取付平面

Claims (12)

  1. 樹脂成形により形成され長手方向に沿って複数の検出用窓部が形成され、平坦な取付面を有する長尺状の本体ケースと、
    前記本体ケース内に収容される基板と、
    前記検出用窓部を通じて光軸を前記本体ケースに対して形成するように前記基板上に所定のピッチで配設された複数の光電素子とを備えた多光軸光電センサにおいて、
    前記本体ケースは、その検出用窓部側の本体前面における、前記本体ケースの前記検出用窓部を遮らない位置において、前記本体ケースを所定の取付平面に取り付けるための取付部を有する所定の取付部材を係合する切り欠き部を含み、
    前記切り欠き部は、
    前記本体ケースにおいて、前記本体前面が所定量だけ前記検出用窓部側と反対側にオフセットする形状を有して、前記本体ケースの前記長手方向の一部分に形成され、
    前記取付部材が該切り欠き部に係合された場合、前記取付部材を含む前記本体ケースの前記検出用窓部側を面一とするように形成されていることを特徴とする多光軸光電センサ。
  2. 前記切り欠き部は、前記本体ケースの前記一部分における前記検出用窓部を除く部分が所定量だけ前記検出用窓部側と反対側にオフセットする形状を有して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の多光軸光電センサ。
  3. 前記複数の検出用窓部のうち前記本体ケースの前記長手方向の両端部に形成された検出用窓部は、前記長手方向の前記本体ケースの端からの距離と、前記長手方向と垂直をなす幅方向の前記本体ケースの端からの距離とが等しい位置であって、前記幅方向の前記本体ケースの中心位置に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の多光軸光電センサ。
  4. 前記本体ケースの長手方向の端部から前記所定ピッチの半分以下の位置の前記基板上には、1つの前記光電素子が配置されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の多光軸光電センサ。
  5. 樹脂成形により形成され長手方向に沿って複数の検出用窓部が形成され、平坦な取付面を有する長尺状の本体ケースと、前記本体ケース内に収容される基板と、前記検出用窓部を通じて光軸を前記本体ケースに対して形成するように前記基板上に所定のピッチで配設された複数の光電素子とを備えた多光軸光電センサの取付構造において、
    前記本体ケースの前記検出用窓部の本体前面における、前記本体ケースの前記検出用窓部を遮らない位置において、前記本体前面が所定量だけ前記検出用窓部側と反対側にオフセットする形状を有して、前記本体ケースの前記長手方向の一部分に形成された切り欠き部と、
    前記本体ケースを所定の取付平面に取り付けるための取付部と、前記切り欠き部に係合する係合部とを含む取付部材とを備え、
    前記切り欠き部は、前記取付部材が該切り欠き部に係合された場合、前記取付部材を含む前記本体ケースの前記検出用窓部側を面一とするように形成されていることを特徴とする多光軸光電センサの取付構造。
  6. 前記切り欠き部は、前記本体ケースの前記一部分における前記検出用窓部を除く部分が所定量だけ前記検出用窓部側と反対側にオフセットする形成を有して形成されており、
    前記取付部材の係合部は、前記本体ケースの前記一部分における前記検出用窓部と係合する係合孔を有することを特徴とする請求項5に記載の多光軸光電センサの取付構造。
  7. 前記複数の検出用窓部のうち前記本体ケースの前記長手方向の両端部に形成された検出用窓部は、前記長手方向の前記本体ケースの端からの距離と、前記長手方向と垂直をなす幅方向の前記本体ケースの端からの距離とが等しい位置であって、前記幅方向の前記本体ケースの中心位置に形成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の多光軸光電センサの取付構造。
  8. 請求項5〜7のいずれか一項に記載の多光軸光電センサの取付構造を用いて多光軸光電センサを縦列接続して取り付ける取付構造において、
    縦列接続する多光軸光電センサの本体ケースを所定の取付平面に取り付けるための取付部を有し、前記縦列接続する多光軸光電センサの一端をそれぞれ接続する接続部材を備え、
    前記本体ケースの長手方向の端部から前記所定ピッチの半分以下の位置の前記基板上には、1つの前記光電素子が配置されていることを特徴とする多光軸光電センサの取付構造。
  9. 樹脂成形により形成され長手方向に沿って複数の検出用窓部が形成され、平坦な取付面を有する長尺状の本体ケースと、前記本体ケース内に収容される基板と、前記検出用窓部を通じて光軸を前記本体ケースに対して形成するように前記基板上に所定のピッチで配設された複数の光電素子とを備えた多光軸光電センサを所定の取付平面に取付けるための取付部材において、
    前記本体ケースは、その検出用窓部側の本体前面における、前記本体ケースの前記検出用窓部を遮らない位置において、切り欠き部を含み、前記切り欠き部は、前記本体ケースにおいて、前記本体前面が所定量だけ前記検出用窓部側と反対側にオフセットする形状を有して、前記本体ケースの前記長手方向の一部分に形成されており、該取付部材は、
    前記本体ケースを前記所定の取付平面に取り付けるための取付部であって、前記本体ケースの取付け時、前記本体ケースの取付面と面一となる取付面を有する取付部と、
    前記本体ケースの前記切り欠き部に係合された場合、該取付部材を含む前記本体ケースの前記検出用窓部側を面一とするように形成されている係合部とを備えたことを特徴とする多光軸光電センサ用取付部材。
  10. 前記切り欠き部は、前記本体ケースの前記一部分における前記検出用窓部を除く部分が所定量だけ前記検出用窓部側と反対側にオフセットする形状を有して形成されており、
    前記係合部は、前記本体ケースの前記一部分における前記検出用窓部と係合する係合孔を備えていることを特徴とする請求項9に記載の多光軸光電センサ用取付部材。
  11. 前記複数の検出用窓部のうち前記本体ケースの前記長手方向の両端部に形成された検出用窓部は、前記長手方向の前記本体ケースの端からの距離と、前記長手方向と垂直をなす幅方向の前記本体ケースの端からの距離とが等しい位置であって、前記幅方向の前記本体ケースの中心位置に形成されており、
    前記係合部は、平板状に形成されるとともに、該取付部材の、前記本体ケースの切り欠き部に対する取り付け方向を変更可能とする形状に形成され、
    前記係合孔は、前記取り付け方向に依存せずに前記本体ケースの前記長手方向の両端部に形成された検出用窓部と係合するように、前記係合部上に形成されていることを特徴とする請求項10に記載の多光軸光電センサ用取付部材。
  12. 前記本体ケースの長手方向の端部から前記所定ピッチの半分以下の位置の前記基板上には、1つの前記光電素子が配置されており、
    前記係合部には、前記所定ピッチで配置された2つの前記係合孔が形成されていることを特徴とする請求項10または11に記載の多光軸光電センサセンサ用取付部材。
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