JP5060909B2 - 多光軸光電センサ - Google Patents

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Description

本発明は、ライトカーテン等に用いられる多光軸光電センサに関する。
例えば工場等において各種設備における検出エリアへの侵入物の有無の検出を行うためにライトカーテンが使用される。ライトカーテンは、所定距離を離して対向配置される一対の投光器(多光軸光電センサ)と受光器(多光軸光電センサ)から構成される。この種の多光軸光電センサは例えば特許文献1〜7等に開示されている。
投光器は、複数個の投光素子が一列に配列されて構成され、一方の受光器は、複数個の受光素子が一列に配列されて構成されている。投光器と受光器は、投光素子から出射された光が対向する受光素子に受光されるように光軸が調整された状態で取り付けられる。そして、投光器と受光器との間において、投光素子から受光素子へ向かう光を遮ると、その光を遮った侵入物が検出されるようになっている。
工場や屋外では、多光軸光電センサに水や油等の液体が付着することもあるため、光学ユニットは保護ケース内において液密状態に密閉された収容空位間内に配置される必要がある。そのため、例えば特許文献1、2、6には、保護ケース内において光学ユニットが透明樹脂からなる筒状ケース(中間ケース)内に収容し、筒状ケースの開口端をシール部材(Oリング)を介して液密に密閉された構造が開示されている。また、特許文献1、2の多光軸光電センサでは、筒状ケース内に収容された光学ユニットは、その表面がシールドケースで個別に覆われていた。
また、多光軸光電センサとしては、長尺状の保護ケース内に、複数の光電素子を一列状に配してなる光学ユニットが、電気接続部(コネクタ)を介して一列に接続された状態で組み込まれた構造のものも知られている(例えば特許文献1、3、5、7等)。
特開2007−157555号公報 特開2001−155597号公報 特開2006−12746号公報 特開2003−317586号公報 特開2000−251595号公報 特開平11−214713号公報 特開平10−74432号公報
しかしながら、特許文献1、2では、筒状ケース内に収容された複数個の光学ユニットは、電気接続部を介して接続されているか、さらにアームを介して接続されている構造であるがゆえ、それぞれの姿勢を僅かながら個別に変化させることができた。各光学ユニットの姿勢が揃っていないと、光電素子の光軸方向が各光学ユニット間でずれてしまう。
ところで、ライトカーテンを設置する際は、投光器と受光器との間で光軸を合わせる光軸調整作業が必要であるが、多光軸光電センサを構成する各光学ユニット間で光軸がずれると、各光学ユニットの開口角(例えば5度(光軸に対して±5度))の重複した角度範囲が多光軸光電センサの投受光可能な有効領域となるため、多光軸光電センサの有効領域が狭くなるという問題があった。そして、多光軸光電センサの有効領域が狭くなると、投光器と受光器との間で光軸を合わせる光軸調整作業に高い精度が求められ、光軸調整作業の作業時間が長くなるという問題がある。よって、多光軸光電センサを構成する各光学ユニットを、液密状態にシールされた収容空間に収容するとともに、それぞれの光軸をできるだけ揃えた状態で組み付ける必要がある。
本発明は、上記問題点に着目してなされたものであって、その目的は、複数の光学ユニットの収容空間のシール性を確保できるうえ、光学ユニット間における光軸のずれを極力小さく抑えることができる多光軸光電センサを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の多光軸光電センサの発明では、複数の光電素子を一列状に配する光電ユニットを複数一列状に接続するための電気接続部を該光学ユニットの両端部側のうち少なくとも一端部側に有する当該複数の光学ユニットと、前記電気接続部を介して一列状に接続された前記複数の光学ユニットを収容するとともに前記光電素子が投光又は受光する光に対して透光性を有する筒状ケースと、前記筒状ケースを収容するとともに前記光電素子の投光又は受光を許容する光通過窓部を有する保護ケースと、前記筒状ケースをシールすべく前記筒状ケースの開口端側において該筒状ケースと前記保護ケースとのうち少なくとも一方に対してシール部材を介して前記開口端を閉塞するエンド部材と、前記筒状ケース内に収容される長尺状の金属部材とを備え、
前記筒状ケース内において前記複数の光学ユニットは、共通の前記金属部材に対して光軸方向を揃えるように一列状に位置決めされた状態で組み付けられていることを要旨とする。
この構成によれば、電気接続部を介して一列状に接続された複数の光学ユニットは、光電素子が投光又は受光する光に対して透光性を有する筒状ケースに収容される。この場合、光電ユニットの一部(例えば端部)が筒状ケースの開口端からはみ出た状態の収容でも構わない。保護ケースは、光電素子による投光又は受光を許容する位置に光通過窓部が配置された状態で筒状ケースを収容している。そして、筒状ケースの開口端側において、筒状ケースと保護ケースとのうち少なくとも一方に対してシール部材を介して開口端がエンド部材により閉塞されることで、複数の光学ユニットの収容空間はシールされる。また、筒状ケース内において、複数の光学ユニットは、共通の金属部材に対して位置決めされて光軸方向を揃えるように組み付けられる。よって、光学ユニットの収容空間のシール性を確保できるうえ、光学ユニット間で光軸の方向を揃えることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の多光軸光電センサにおいて、前記金属部材がシールド部材で構成され、該シールド部材は前記光学ユニットのグランド部と電気的に接続されていることが好ましい。
この構成によれば、金属部材からなるシールド部材は光学ユニットのグランド部と電気的に接続されることでアースされているため、シールド部材により光学ユニットを効果的にシールドすることができる。従って、多光軸光電センサが使用される現場における電磁波から、光学ユニットを保護することができる。この結果、この種の電磁波に起因する検出ミスや誤検出の発生をより確実に防止できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の多光軸光電センサにおいて、前記シールド部材は、前記光電素子の光軸方向側が開口し、該開口側と前記光電ユニットを挟んで対向する背面部の幅方向両側で前記開口側へ屈曲して延びるとともに長手方向に沿って延出形成された一対の側部を有していることが好ましい。
この構成によれば、シールド部材は光電素子の光軸方向側が開口しているので、複数の光電ユニットがシールド部材に組み付けられても、光電素子の投光又は受光が可能である。また、シールド部材は、開口側と光電ユニットを挟んで対向する背面部の幅方向両側で開口側へ屈曲して延びるとともに長手方向に沿って延出形成された一対の側部を有していることから、ねじれ方向の力が加わってもねじれ変形しにくい。このため、仮に多光軸光電センサがねじれ方向の力が加わった状態で組み付けられても、各光学ユニットを光軸が比較的揃った状態に保持できる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の多光軸光電センサにおいて、前記シールド部材は、前記一対の側部の前記開口側の端部で屈曲して前記開口を挟んで互いに対向するように延びるとともに長手方向に沿って延出形成された一対の延出部を更に有し、前記光電ユニットを囲う形状に形成されていることが好ましい。この構成によれば、一対の延出部の間の開口による光通過窓を介して光電素子の投光又は受光が可能であるうえ、延出部の存在により、多光軸光電センサがねじれ方向の力に一層強くなる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の多光軸光電センサにおいて、前記光学ユニットは、前記光電素子の列を挟む両側に一対の支持部を有し、前記金属部材は、前記光電素子の投光又は受光を許容する光通過窓を有するとともに、前記光通過窓を挟んだ両側に前記各光学ユニットの前記各支持部を共通に当接させることが可能な長さに亘って長手方向に延びる一対の受け部を有し、前記複数の光学ユニットは、前記一対の支持部を前記一対の受け部の面にそれぞれ当接させた位置決め状態で前記金属部材に組み付けられていることが好ましい。なお、請求項4における延出部が受け部を兼ねてもよい。
この構成によれば、複数の光学ユニットは、光電素子の列を挟む両側に位置する一対の支持部を、金属部材の光通過窓を挟んで両側に位置する一対の受け部の面に当接させた状態で組み付けられる。これにより、複数の光学ユニットを共通の金属部材に組み付けた際の姿勢を揃えることができる。従って、多光軸光電センサの投受光可能な有効領域を比較的広く確保できる。
以上記述したように、本発明によれば、光学ユニットの収容空間のシール性を確保できるうえ、光学ユニット間で光軸の方向を揃えることが可能な多光軸光電センサを提供できる。
以下、本発明を具体化した一実施形態について図面を用いて説明する。
図6は、ライトカーテンの模式斜視図である。図6に示すように、ライトカーテン11は、多光軸光電センサとしての投光器12と、同じく多光軸光電センサとしての受光器13との一対から構成される。投光器12は、ケーシング内に複数の投光部14を一列状に配している。一方、受光器13は、ケーシング内に複数の受光部15を一列状に配している。投光器12と受光器13は、各投光部14と各受光部15が対をなして光軸Lを形成するように所定の検出領域を挟んで対向配置して使用される。そして、投光器12と受光器13は、対をなす投光部14と受光部15間の各光軸L上での投受光動作を行うことで、検出領域内における遮光物体の有無について検出を行うようになっている。例えば光軸Lは下側から順番に上方へ向かって有効化され、最上の光軸Lが有効化されるまでを1サイクルとし、この1スキャン動作が制御手段(図示せず)からのスキャン開始指令に基づき繰り返し行われる。なお、投光器と受光器は、光電素子が投光素子であるか、受光素子であるかなど、投光部と受光部との構成上の違いを除き、ほぼ同様の基本構造を有している。そのため、以下では、多光軸光電センサとして受光器を例にして説明する。
図1は、受光器の斜視図、図2は受光器の分解斜視図である。図1に示すように、受光器13は、一方向に長い形状を有するとともに図1における上面に複数の受光部15を一列状に配する検出装置本体20と、検出装置本体20を内挿する透光性樹脂よりなる筒状ケース21と、筒状ケース21の外周側に被せられる保護ケース22と、保護ケース22の両端部に取着されている一対のエンドキャップ23等を主体として構成されている。
図1及び図2に示すように、エンドキャップ23は、筒状ケース21及び保護ケース22の各端部に対して検出装置本体20の収容空間をシールする状態で組み付けられるキャップ部材24と、キャップ部材24に被せられて保護ケース22に固定されるキャップカバー25との二部品により構成される。また、キャップ部材24には、検出装置本体20の端子と接続可能な端子部品26が組み付けられている。一対の端子部品26のうち一方のみが検出装置本体20の端子と電気的に接続され、この端子と接続された側(図1,図2における右側)の端子部品26には、信号線及び電源線を含む電気ケーブル27が接続されている。なお、キャップ部材24を筒状ケース21及び保護ケース22の端部に組み付ける時には、検出装置本体20の収容空間をシールすべく環状のシール部材28が介装される。
図2に示すように、検出装置本体20は、複数個(本例では3個)の光学ユニット30A〜30Cと、複数の光学ユニット30A〜30Cの外周側に被される金属部材としてのシールドケース31とから構成される。電気ケーブル27が引き出された端部側に配置される光学ユニット30Cには、検出装置本体20全体の電源制御及び信号制御等を行うためのコントローラ部品32と、端子部品26の端子(図示省略)と接続される端子33が実装されている。
各光学ユニット30A〜30Cの本体上面には、レンズを配する複数個の受光部15が一列状に配置されている。また、光学ユニット30A〜30Cの本体両側面からは、支持部としての一対の翼部35が本体の長手方向(受光部配列方向)に所定長さに亘る幅で外側へ所定の延出長で水平に延出している。これら各翼部35にはその長手方向における所定位置にネジ孔35A(但し、図2では一方の翼部35のネジ孔のみ図示)が形成されている。また、光学ユニット30A〜30Cには、他の光学ユニットと隣接する側の端面に、電気接続部36,37(コネクタ)(但し、図2では電気接続部37のみ図示、電気接続部36は図3(a)を参照)が設けられており、電気接続部36,37を介して相互に電気的に接続されるようになっている。
図3は、光学ユニットの端部を示す部分斜視図である。図3(a),(b)に示すように、二つの光学ユニット30A,30Bが隣接し合う端面には、一方の光学ユニット30A側の端面に図3(a)に示すような雄型の電気接続部36が設けられ、他方の一方の光学ユニット30B側の端面に図3(b)に示すような雌形の電気接続部37が設けられている。雄形の電気接続部36と、雌形の電気接続部37とを接続することにより、各光学ユニット30A,30Bは電気的に接続されるが、電気接続部36,37のみの接続だけでは、各光学ユニット30A〜30Cは個別に姿勢を僅かながら変化させることができる。受光部15の開口角は比較的狭く(例えば5度(光軸に対して±5度)、光学ユニット30A〜30C間で光軸の方向が例えば2度ずれると、受光器13(多光軸光電センサ)の投受光可能な有効領域が±3度と狭くなってしまう。このため、後述する組み付け構造を採用して各光学ユニット30A〜30Cの光軸の方向を揃えるようにしている。
図2に示すシールドケース31は、金属製であって、本実施形態では特に対象とする周波数の電磁波に対してシールド機能の高い金属が使用されており、図2における上面側が光通過窓39として開口する断面C字状をなしている。シールドケース31は、複数個(全て)の光学ユニット30A〜30Cを接続した全長よりも少し短い長さに形成されている。シールドケース31の光通過窓39を挟んだ両側部分には長手方向に所定間隔をおいて複数のネジ挿通孔31Aが形成されている。これらのネジ挿通孔31Aは、光学ユニット30A〜30Cの翼部35に形成されたネジ孔35Aと対応する位置に設けられている。各光学ユニット30A〜30Cは、シールドケース31内に挿入された状態で、ネジ挿通孔31Aを介してネジ40をネジ孔35Aに螺着することで、共通のシールドケース31に対して位置決め固定されるようになっている。このとき、光学ユニット30A〜30Cは受光部15の配列された上端部が光通過窓39から若干突出する状態でシールドケース31に組み付けられる。
筒状ケース21は、投光部14と受光部15間で投受光される光に対して光透過性の高い透光性樹脂により形成されている。筒状ケース21は、シールドケース31と同程度の長さを有している。光学ユニット30A〜30Cが位置決め固定されたシールドケース31は、筒状ケース21内に収容されるようになっている。
一方、保護ケース22は、金属製であって、図2における上面側が光通過窓部41として開口する断面C字状をなしており、その長さは筒状ケース21よりも若干短く形成されている。光学ユニット30A〜30C及びシールドケース31が収容された筒状ケース21は、保護ケース22内に挿入される構成となっている。このとき、筒状ケース21は、光学ユニット30A〜30Cの受光部15が光通過窓部41と対向する向きで保護ケース22内に配置される。
キャップ部材24は、筒状ケース21が保護ケース22内に挿通された後、筒状ケース21及び保護ケース22の各開口端(端面)に取着される。このとき、筒状ケース21のうち保護ケース22から軸線方向外側へはみ出た部分の外周面上にシール部材28を嵌めた後、キャップ部材24を筒状ケース21の開口端に取着することで、シール部材28によって筒状ケース21の内部と連通する光学ユニット30A〜30Cの収容空間が液密状態にシールされるようになっている。その後、キャップ部材24にキャップカバー25を被せ、このキャップカバー25のネジ挿通孔に挿通したネジ(図示せず)を保護ケース22の端面四隅のうち二箇所に形成されたネジ孔に螺着することで、エンドキャップ23は保護ケース22の端面に固定される。そして、端子部品26が図示しないシール部材を介してキャップ部材24の所定箇所にネジ締結により固定される。このように受光器13は組み立てられる。
図5は、(a)受光器の側断面図と、(b)シール部分の側断面図をそれぞれ示す。但し、図5(a)では、検出装置本体20については翼部35の部分で切断している。
図5(a)に示すように、複数個の光学ユニット30A〜30Cがネジ40の締結によりシールドケース31に位置決め固定されてなる検出装置本体20は、一対のエンドキャップ23が筒状ケース21の両端部に取着されてその内部に形成された収容空間Sにシール状態で収容されている。そして、検出装置本体20を収容する筒状ケース21の部分は、金属製の保護ケース22により保護されている。
図5(b)に示すように、検出装置本体20の収容空間Sのシール構造は、筒状ケース21の外周面上に嵌め込まれたシール部材28を、キャップ部材24と保護ケース22との間に挟持する構成である。シール部材28は筒状ケース21の外周面に対して液密状態に接触しており、一方で、キャップ部材24と保護ケース22との隙間もシールしている。よって、光学ユニット30A〜30Cの収容空間Sは液密状態にシールされている。なお、複数の光学ユニット30A〜30Cのうちシールドケース31で覆われていない両端部分、すなわちキャップ部材24内に収容されている部分は、図示しないシールドケースにより覆われている。
図4は、受光器の正断面図である。この図を用いてまず光学ユニット30A〜30Cの内部構造を説明する。図4は、図1におけるA−A線断面であり、受光部15を通るように切断した断面図である。
図4に示すように、光学ユニット30B(30A,30C)は、回路基板51、ハウジング52、レンズ53、受光素子54等を有している。受光素子54は、回路基板51上に受光面を図4における上方に向けて配置されるとともに、受光素子54の上方には、ハウジング52の上面にレンズ53がレンズホルダ55により保持された状態で配置されている。レンズホルダ55はハウジング52の上端部に対し係止固定されている。ハウジング52には、円錐台状(すり鉢状)の内周面を有するレンズ保持部56が形成され、レンズ保持部56の上端部分がレンズ53の外縁を保持するのに対して、レンズ保持部56の下端部分に受光素子54が嵌入され、レンズ53及び受光素子54が位置合わせされた状態で保持されている。レンズ53及び受光素子54等から一つの受光部15が構成されている。回路基板51及びハウジング52は受光器13の長手方向(図4において紙面直交方向)に延びており、この受光部15は長手方向に一定ピッチで複数個配列されている。
ハウジング52は回路基板51上に図示しないネジにより締結固定されており、図4におけるその左右両側面には、前述の一対の翼部35が所定高さから外側へ水平に延出している。
シールドケース31は、図4に示す断面から見た場合、上端部において光通過窓39を挟んで対向するように所定の延出量で水平に延出する延出部としての一対の凸条57と、この凸条57の下側に凸条57よりも短い延出量で互いに対向するように水平に延出する一対の凸条58とを有している。これら凸条57,58の間隔は、翼部35の厚みより若干広く、光学ユニット30A〜30Cは翼部35が凸条57,58間の隙間(凹部)に案内されることでシールドケース31内にスライド挿入されるようになっている。そして、シールドケース31のネジ挿通孔31Aに挿入したネジ40を翼部35のネジ孔35Aに螺着することにより、各光学ユニット30A〜30Cは、翼部35の上面が凸条57の下面(位置決め用の基準面59)に押し付けられるように当接し、共通のシールドケース31の基準面59に位置決めされた整列状態で組み付けられている。
ここで、翼部35において基準面59と当接する部分(図4における上面)の一部には、光学ユニット30A〜30Cの各回路基板51のグランド部(グランド配線又はグランド端子等)と導通する接地部(グランド配線)が形成されており、シールドケース31はその凸条57の基準面59が翼部35側の接地部に接触することでアースされるようになっている。なお、基準面59及び翼部35における基準面59と当接する面(図4における上面)は、共に光軸方向と垂直となるように設定されている。
各光学ユニット30A〜30Cが、共通のシールドケース31に位置決めされることにより、各光学ユニット30A〜30C間で光軸が揃った状態となる。例えば、特許文献1のように光学ユニット単位で個別にシールドケースで覆われた構成の場合、電気接続部及びアームを介した接続だけでは、各光学ユニットは、互いの姿勢を僅かに変化させることが可能であったため、各光学ユニット間で光軸がばらつくという問題があった。これに対して、本実施形態では、各光学ユニット30A〜30Cが、ネジ40により締結力によりシールドケース31の共通の基準面59に押し付けられるように位置決めされ、それぞれが同じ姿勢になるように整列することから、各光学ユニット30A〜30C間で光軸を揃えることができる。
また、図4に示すように、シールドケース31は、筒状ケース21の内周面上に周方向複数箇所に形成された突起21A〜21Eにその外周面を当接させることで、筒状ケース21内の所定位置に位置決めされている。さらに、シールドケース31は、光通過窓39に対して光学ユニット30A〜30Cを挟んで対向する背面部31A(底部)の幅方向(図4における左右方向)両端部から光通過窓39側(図4の上側)へ屈曲して互いに略平行に延出する左右一対の側部31B,31Cを有している。これら左右の側部31B,31Cはシールドケース31の長手方向に沿って延出形成されている。左右の側部31B,31Cの上端部からは一対の凸条57が互いに対向するように延出している。そして、シールドケース31は、光学ユニット30A〜30Cをその背面及び左右側面側から囲む形状に形成されている。背面部31Aの幅方向両端部から図4の上側へ向かって屈曲する左右の側部31B,31Cがシールドケース31の長手方向に亘って形成されていることから、シールドケース31はねじれ方向の力が加わっても、ねじれ変形しにくい構成となっている。また、筒状ケース21は、保護ケース22の内周面上に周方向複数箇所に形成された突起22A〜22Dにその外周面を当接させることで、保護ケース22内の所定位置に位置決めされている。
仮に保護ケース22内における筒状ケース21の組付位置や、筒状ケース21内におけるシールドケース31の組付位置が多少ばらついても、各光学ユニット30A〜30Cの光軸方向は組付位置のばらつき方向へ揃ってずれるため、各光学ユニット30A〜30C間で光軸方向は一致したまま保たれる。ライトカーテン11を設置するときには、投光器12と受光器13の間で光軸を合わせる光軸調整作業が必要となる。例えば受光部15(つまり受光素子54)の開口角が「5度」である場合、仮に光学ユニット間で光軸が例えば「2度」ばらつくと、受光器の投受光可能な有効領域が「±3度」と狭くなり、この狭い有効領域の下で光軸調整作業を行う必要がある。しかし、本実施形態では、各光学ユニット30A〜30Cが共通のシールドケース31に位置決めされ、保護ケース22や筒状ケース21内における光学ユニット30A〜30Cの配置位置が多少ずれても、各光学ユニット30A〜30Cの光軸が揃ってずれるため、開口角(例えば5度)から決まるほぼ最大の広い有効領域「光軸に対して±5度」が確保される。従って、光軸調整作業を容易に行うことができる。
また、光軸方向が揃うように各光学ユニット30A〜30Cを共通の基準面59で位置決め可能とするために設けた金属部材が、シールド機能を有するシールドケース31であるので、シールド部材を別途設ける必要がない。
また、各光学ユニット30A〜30Cが組み付けられたシールドケース31を、投受光される光に対して透光性の高い透光性樹脂からなる筒状ケース21内に収容するとともに、シール部材28を介してその収容空間を液密状態にシールする構造とした。このため、ライトカーテン11の設置エリアにおいて水や油等の液体が投光器12や受光器13に付着しても、その付着した液体がその収容空間内へ浸入することが回避される。この結果、浸入液体に起因する光学ユニット30A〜30Cの誤作動や故障などが防止される。
以上、多光軸光電センサを受光器13の例で説明したが、投光器12についても、受光器13と構造は基本的に同じであり、その機能の違いにより、光電素子としての受光素子54が、光電素子としての投光素子に替わるなど、受光部15の構成が投光部14の構成に置き替わる以外は、基本的な構成は同じである。よって、投光器12についても、受光器13と同様の効果が得られる。なお、投光素子としては、例えば赤外線LEDが挙げられる。もちろん、可視光LEDや半導体レーザー素子を用いてもよい。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)複数の光学ユニット30A〜30Cを、透光性を有する樹脂材料からなる筒状ケース21内に液密状態にシールした状態で収容したので、投光器12や受光器13に液体が付着してもその付着した液体が光学ユニット30A〜30Cの収容空間に浸入することを回避できる。よって、浸入液体に起因する投光器12や受光器13の誤作動や故障を防止できる。
(2)筒状ケース21内において複数の光学ユニット30A〜30Cを、共通の金属部材であるシールドケース31に対し位置決め固定したので、各光学ユニット30A〜30C間の姿勢を揃えることができる。よって、保護ケース22や筒状ケース21に対してシールドケース31の配置位置が多少ずれても、各光学ユニット30A〜30Cは揃ってずれるため、開口角から決まるほぼ最大の広い有効領域が確保される。例えば各光学ユニットが電気接続部やアーム等の接続補助部等を介して連結されただけの構成であると、各々の姿勢が光学ユニット間でばらつき、光学ユニットの開口角から決まる最大の有効領域に比べ有効領域が狭くなってしまい、投光器や受光器の光軸調整作業で許容できる角度範囲が著しく狭くなって光軸調整に高い位置精度が求められるようになり、光軸調整作業が難しくなる。これに対し、本実施形態によれば、投光器12や受光器13の有効領域を広く確保できるので、光軸調整作業を比較的簡単に済ませることができる。
(3)各光学ユニット30A〜30Cの位置決めに使用した金属部材が、シールドケース31を兼ねるので、各光学ユニット30A〜30Cを位置決めできるとともに、これらを電磁波から保護することができる。よって、例えば工場内の無線による電波や設備から発せられる電磁波の影響を受けず、投光器12及び受光器13により遮光物体の有無を正しく検出することができる。そして、シールドケース31という一部材によって位置決め機能とシールド機能とが得られるため、多光軸光電センサとしての投光器12や受光器13をコンパクトに構成することができる。
(4)各光学ユニット30A〜30Cの位置決め用の部材が、樹脂に比べ剛性の高い金属部材であるため、樹脂部材を用いて位置決めする構成に比べ、高い位置精度で位置決めすることができる。
(5)シールドケース31は、光通過窓39に対して光学ユニット30A〜30Cを挟んで対向する背面部31A(底部)の幅方向両端部で光通過窓39側へ屈曲して略平行に延びるとともに長手方向に沿って延出形成された左右一対の側部31B,31Cを有している。このため、例えば投光器12や受光器13がシールドケース31にねじれ方向の力が加わった状態で組み付けられても、シールドケース31がねじれ変形しにくく、光学ユニット30A〜30Cを各々の光軸が揃った状態に保つことができる。
(6)シールドケース31は、側部31B,31Cの上端部から互いに接近する方向へ屈曲して光通過窓39を挟んで対向するように延出する一対の凸条57(延出部)を更に有し、光学ユニット30A〜30Cを囲む形状に形成されている。このため、受光素子54が受光可能な状態を確保しつつ、ねじれ方向の外力に対して一層強い受光器13を提供できる。
(7)光学ユニット30A〜30Cの翼部35の上面には、基準面59と当接する部分に光学ユニット30A〜30Cのグランド部(グランド配線又はグランド端子等)と電気的に接続された接地部を形成しているので、シールドケース31を確実にアースすることができる。よって、光学ユニット30A〜30Cを外部の電磁波から効果的に保護できる。
実施形態は上記構成に限定されず、例えば以下の変形例も採用できる。
・筒状ケースは、両端が開口する筒状に限定されない。例えば、図7に示すように、筒状ケース61は、一端が開口する有底筒状でもよい。筒状ケース61は、端子33が設けられた側の端部が開口端側となり、端子33と反対側端部側が底部61Aとなる向きに配置されている。保護ケース62は、筒状ケース61の底部61Aが当接可能な底部62Aを有する有底筒状であり、その底部62A側にはエンドキャップは取着されない。保護ケース62は、受光部15(図2、図4、図6参照)と対応する部分に光通過窓部41が形成されている。また、光学ユニット30A(30B,30C)が組み付けられたシールドケース31は、図2、図5に示すものと基本的に同じ構造であるが、この例では、筒状ケース61の挿入先端側の端部が底部61Aに当接可能な長さに形成されている。
・筒状ケースは、例えばシール部材を介して液密状態に接続された二本の筒状ケースにより構成されてもよい。この場合、二本のうち少なくとも一方の筒状ケースを有底筒状としてもよい。また、二本に限らず、筒状ケースが三本以上の複数本に分割される構成でもよい。
・シール部材を介装する位置は適宜設定してよい。例えば筒状ケースの開口端とキャップ部材との間にシール部材を配置してもよい。
・エンド部材は、キャップ形状に限定されず、板状やブロック状であっても構わない。
・光学ユニット30A〜30Cの位置決め構造は、翼部35を凸条57の下面に押し付けるようにシールドケース31に組み付ける構成に限定されない。例えば翼部を下側の凸条58の上面に押し付ける位置決め構造でもよい。要するに、共通の面に押し当てるように組み付けて各光学ユニット30A〜30Cの姿勢を揃える構成であれば足りる。この場合、光学ユニットの位置決め用の基準面は、凸条57の基準面59のように光軸方向と略垂直な面であることに限定されず、光軸方向に対して平行な面や鋭角な所定角度をなす面であっても構わない。
・支持部としての翼部35は左右で異なる形状でもよい。また、受け部としての凸条(あるいは複数の凸条間にできた凹部)も左右で異なる形状とすることができる。
・支持部及び受け部は、支持部が光電ユニットから突出した翼部35(凸条)であり、受け部が金属部材における一対の凸条57,58間に形成された凹部である構成に限定されない。例えば光電ユニット側に支持部としての凹部を設け、該凹部に係合可能な凸条を金属部材側に受け部として形成する構成でもよい。
・シールドケース31は凸条57,58を有しておらず、背面部31Aと側部31B,31Cのみを有する断面U字形状の構成でもよい。この構成でも、シールドケースをねじれ方向に変形しにくくすることができる。この場合、光電ユニットの支持部をシールドケースの側部の内壁面を基準面として固定すればよい。
・光学ユニット30A〜30Cのシールドケース31に対する固定構造はネジ固定に限定されず、係止固定も採用できる。例えば翼部に係止突起を設け、所定位置までスライド挿入すると、係止突起がシールドケース31の凸条に形成された係止凹部に係合することで固定される係止構造が挙げられる。また、係止突起がシールドケース側で、係止凹部が光学ユニット側であってもよい。
・金属部材は、シールドケースであることに限定されない。例えば対象とする周波数の電磁波に対してシールド機能を有しない、あるいはシールド機能の弱い金属材料により構成してもよい。この場合、特許文献1のように、光学ユニット30A〜30Cの個々をシールド部材で覆う構成を採用してもよい。
・多光軸光電センサを構成する光学ユニット30A〜30Cは3個に限定されず、2個以上の複数個であれば足りる。
・多光軸光電センサはライトカーテン以外の用途に用いてもよい。
前記実施形態及び変形例から把握される技術的思想を以下に記載する。
(1)請求項1乃至4のいずれか一項に記載の多光軸光電センサにおいて、前記筒状ケースは両端が開口する筒状であって、前記エンド部材は、前記筒状ケースの両端に開口端を閉塞する状態に一対取着されており、前記筒状ケースと前記保護ケースとのうち少なくとも一方と前記エンド部材との間に前記シール部材が介装されていることを特徴とする多光軸光電センサ。
この構成よれば、筒状ケースの両端に一対のエンド部材が取り付けられ、筒状ケースと保護ケースとのうち少なくとも一方とエンド部材との間に介装されたシール部材により、筒状ケースの両端開口と連通する光学ユニットの収容空間がシールされる。
(2)請求項5に記載の多光軸光電センサにおいて、前記金属部材は、前記光学ユニットを収容可能な金属ケースであるとともに、前記支持部と前記受け部とは、一方が凸条(35)で他方が該凸条を案内可能な凹部であり、前記凸条を前記凹部に案内させることで前記複数の光学ユニットを前記金属部材に対し前記接続方向へスライド挿入可能に構成されていることを特徴とする多光軸光電センサ。
(3)請求項1乃至5、前記技術的思想(1)、(2)のうちいずれか一項に記載の多光軸光電センサであって前記光電素子が投光素子である投光器と、前記投光器とは別の前記多光軸光電センサであって前記光電素子が受光素子である受光器とを備えたことを特徴とするライトカーテン。
一実施形態における受光器(多光軸光電センサ)の斜視図。 受光器の分解斜視図。 (a)(b)光学ユニットの電気接続部を示す模式斜視図。 受光器の図1におけるA−A線断面図。 (a)受光器の側断面図、(b)エンドキャップ近傍の側断面図。 ライトカーテンを示す模式斜視図。 変形例における受光器の部分側断面図。
符号の説明
11…ライトカーテン、12…多光軸光電センサとしての投光器、13…多光軸光電センサとしての受光器、14…投光部、15…受光部、21…筒状ケース、22…保護ケース、23…エンド部材としてのエンドキャップ、24…エンド部材を構成するキャップ部材、25…エンド部材としてのキャップカバー、28…シール部材、30A〜30C…光学ユニット、31…金属部材としてのシールドケース、31A…背面部、31B,31C…側部、35…支持部としての翼部、36…電気接続部、37…電気接続部、39…光通過窓、41…光通過窓部、51…基板、54…光電素子としての受光素子、57…延出部及び受け部としての凸条、58…凸条、59…基準面、61…筒状ケース、62…保護ケース、S…収容空間。

Claims (5)

  1. 複数の光電素子を一列状に配する光電ユニットを複数一列状に接続するための電気接続部を該光学ユニットの両端部側のうち少なくとも一端部側に有する当該複数の光学ユニットと、
    前記電気接続部を介して一列状に接続された前記複数の光学ユニットを収容するとともに前記光電素子が投光又は受光する光に対して透光性を有する筒状ケースと、
    前記筒状ケースを収容するとともに前記光電素子の投光又は受光を許容する光通過窓部を有する保護ケースと、
    前記筒状ケースをシールすべく前記筒状ケースの開口端側において該筒状ケースと前記保護ケースとのうち少なくとも一方に対してシール部材を介して前記開口端を閉塞するエンド部材と、
    前記筒状ケース内に収容される長尺状の金属部材とを備え、
    前記筒状ケース内において前記複数の光学ユニットは、共通の前記金属部材に対して光軸方向を揃えるように一列状に位置決めされた状態で組み付けられていることを特徴とする多光軸光電センサ。
  2. 請求項1に記載の多光軸光電センサにおいて、
    前記金属部材がシールド部材で構成され、該シールド部材は前記光学ユニットのグランド部と電気的に接続されていることを特徴とする多光軸光電センサ。
  3. 請求項2に記載の多光軸光電センサにおいて、
    前記シールド部材は、前記光電素子の光軸方向側が開口し、該開口側と前記光電ユニットを挟んで対向する背面部の幅方向両側で前記開口側へ屈曲して延びるとともに長手方向に沿って延出形成された一対の側部を有していることを特徴とする多光軸光電センサ。
  4. 請求項3に記載の多光軸光電センサにおいて、
    前記シールド部材は、前記一対の側部の前記開口側の端部で屈曲して前記開口を挟んで互いに対向するように延びるとともに長手方向に沿って延出形成された一対の延出部を更に有し、前記光電ユニットを囲う形状に形成されていることを特徴とする多光軸光電センサ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の多光軸光電センサにおいて、
    前記光学ユニットは、前記光電素子の列を挟む両側に一対の支持部を有し、前記金属部材は、前記光電素子の投光又は受光を許容する光通過窓を有するとともに、前記光通過窓を挟んだ両側に前記各光学ユニットの前記各支持部を共通に当接させることが可能な長さに亘って長手方向に延びる一対の受け部を有し、前記複数の光学ユニットは、前記一対の支持部を前記一対の受け部の面にそれぞれ当接させた位置決め状態で前記金属部材に組み付けられていることを特徴とする多光軸光電センサ。
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