JP2002539603A - 関節結合されたモジュール式光カーテン - Google Patents

関節結合されたモジュール式光カーテン

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JP2002539603A
JP2002539603A JP2000604246A JP2000604246A JP2002539603A JP 2002539603 A JP2002539603 A JP 2002539603A JP 2000604246 A JP2000604246 A JP 2000604246A JP 2000604246 A JP2000604246 A JP 2000604246A JP 2002539603 A JP2002539603 A JP 2002539603A
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シュテインバーグ、ボリス
アシュフォード、ジェイムズ、エイ
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サイエンティフィック テクノロジーズ インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 直線状、曲線状、または角度付きのモジュールを直線状または角度付きの連結具と組み合わせることによって関節結合されたモジュール式の光カーテンが形成される。モジュールはピッチを設けた列をなす光発射子または光検出子を含み、機械的および電気的に互いに、または連結具と係合する丸型末端部を有する。隣接したモジュールの相互接続は、光発射子または光検出子の一定のピッチが維持されるように為される。この光カーテンは相互接続された光検出モジュールから間隔を置いた相互接続した光発射モジュールの組み立て体を含む。それぞれの組み立て体の一方の端部は端末処理され、他方の組み立て体端部は、少なくとも1つの光発射子または光検出子を含むことができ、可視表示器を含むことができ、光カーテンへの入力/出力の電気的インターフェースを供給するケーブル端部モジュールを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願の引用) 優先権は、1999年3月11日に提出した「関節結合されたモジュール式光
カーテン」という標題の米国仮特許出願第60/123994号を基礎とする。
【0002】 (発明の分野) 本発明は、広義の概念で言えば、光カーテンのような防犯装置に係り、具体的
には、その素子がユーザーの選択した角度に保たれ得るものであって、好ましく
はその角度で光ビーム分解能を保っているモジュールが連結された光カーテンを
提供することに関するものである。
【0003】 (発明の背景) 光カーテンは普通は侵入者または物体から危険領域を保護するために使用され
る。例えば、ある特定の機械は近付き過ぎた人間にとって危険となることがあり
得る。危険ゾーンの周辺に光カーテンと呼ばれる保護スクリーンを設置すること
により、侵入する物体または個人の部分の存在を検出することが可能となる。検
出は諸々の機能の中でも、警報を信号出力し、機械を停止させるために使用する
ことができる。
【0004】 光カーテンは光発射子と光検出子が間隔を置いて設けられたものである。用途
に応じて、この間隔距離はおそらく20cmからおそらく6mまたはそれ以上ま
での範囲となり得る。侵入物体が無いとき、光カーテンの光発射部分は光線を発
射し、それが何も無い空間を通ってカーテンの光検出部分によって検出される。
しかしながら、対象物が存在すると光線のある部分は伝播をブロックされ、受光
部分が警報信号またはコマンドを出力する原因となる。代表的には、この光線は
直列に配列され、一定時間に1つがオンにされる。図1Aは先行技術による、前
端部20に光カーテン40の受光ユニット30が装着され、基台50に光カーテ
ン40の光発射ユニット60が装着された機械10の一部を描いたものである。
図1Aに示したように、光発射および受光ユニットは、ここには示していないが
、電子装置70、80に結合されている。
【0005】 発射された光線90は保護すべき領域またはゾーン100を横切る。もしも保
護ゾーンを、図1Aに示したように、それぞれが平行な直線に配列された光発射
子のアレイ(列)と光検出子のアレイによって規定される平面とみなすと、標準
的な先行技術の光カーテン装置40を使用することができる。しかしながら、保
護領域100が角度および屈曲を含んでいるとき、既存の部品を改造することな
く光カーテンを供給することは困難である。例えば、代表的には1平面以上につ
いて光発射子の部分を積み重ねること、および1平面以上について光検出ユニッ
トの部分を積み重ねることが必要となる。例えば、そのような角度または屈曲を
通して光ビームの分解能を維持することが望ましいが、まだこの設計のゴールは
先行技術には容易に適合せず、屈曲したまたは角度のある領域を保護しようとす
ると分解能が低下する。
【0006】 したがって、好ましくはモジュールを可動連結した光カーテンが必要とされる
。好ましくは、そのような光カーテンは所望の領域において光ビーム間隔を維持
するか、または意図的に光ビーム間隔を変えるという選択肢を与えるべきである
。そのような光カーテンは、ユーザーが所望の角度、例えばジグザグ形状に形作
ること、およびそのような構成において異なった形状の保護対象領域に調和した
光カーテンを維持することを可能にしなければならない。特に言及したように、
光ビーム間隔は望ましい角度ではあるけれども維持されたものでなければならな
い。好ましくは、そのような光カーテンはモジュールとなった光発射ユニットと
モジュールとなった光検出ユニットを供給し、これら個々のモジュールが角度構
成とは無関係に単一の平面上にあるべきである。そうすると、光発射モジュール
と受光モジュールの一対のペアは互いに平行であることが好ましいが、例えば±
12°の平面誤差は許容することができる。
【0007】 本発明はそのような光カーテンを提供する。
【0008】 (発明の概要) 第1の実施形態では、本発明は連結具でモジュールの端部を連結したモジュー
ル群を提供する。直線状、曲線状、または角度がついていることも可能な1つの
モジュールは丸くなった末端部を有し、光発射子または光検出子を含む。対照的
に、連結具は光発射子または光検出子(ここでは総称的に光ユニットと称する)
を含まず、直線状でもまたは角度がついていることも可能であり、隣接するモジ
ュールの円形末端を受けるためのサイズになった内側領域を有する。モジュール
および連結具はそれぞれが電気コネクタを含んでおり、それがモジュールから連
結具へと係合できる。光発射モジュール内または光検出モジュール内では、隣接
する光発射子または隣接する光検出子はそれぞれ互いに所望のピッチで間隔を隔
てていることが好ましい。
【0009】 ここで使用するように、“光ユニット”は光発射子または光検出子として理解
することとしよう。したがって、モジュールは相互に所望のピッチで間隔を置い
た列状光ユニットを有するものであると総称的に考えてよい。もしも光ユニット
が光発射子であるならばモジュールは光発射モジュールであり、もしも光ユニッ
トが光検出子であるならば、モジュールは光検出モジュールと称される。それぞ
れのモジュールはまた、モジュール内部で光発射子または光検出子に結合された
少なくとも1本のワイヤまたは線をも含む。連結具は隣接するモジュール間の電
気的な連絡性を維持し、それにより電気信号が直列に接続されたモジュールと連
結具の長さにわたって搬送可能となる。さらに、連結具は隣接するモジュール内
の隣接する光発射子または光検出子の間で所望のピッチを維持することができる
。一連のモジュールと連結具の2つの末端部は適切な端末ユニットによって端末
処理される。直列接続に電気的な端末処理を提供する1つのユニットは、代表的
には、何ら光発射子または光検出子を含まず、連結具の特殊な形とみなすことが
できる。その他の端末化ユニットは電気的リードを有して直列接続と信号通信す
るもの、および少なくとも1つの光発射子または光検出子を含んでモジュールの
特殊な形とみなせるものもあり得る。
【0010】 例を挙げると、長さがL1、L2で角度θで連結した2つの隣接する直線的な
領域を保護するように意図された光カーテンの部分は、長さL1の第1の直線状
のモジュール、所望の角度θを規定する角度をつけた連結具、および長さL2の
第2の直線状のモジュールとして配設することができる。例えば、もしもL1が
標準的な長さのモジュールよりも長い場合、それぞれがL3の長さを有するより
短い直線状のモジュールをいくつか使用して直線状の連結具で一緒に連結し、い
くつかのL3の長さのモジュールが所望の全体長さL1になるまで追加されるよ
うにしてL1の長さを配設することができる。
【0011】 この光カーテンは平面によって規定され、その平面自体は光発射モジュール(
群)と光発射連結具(群)の軌跡によって規定される。光発射モジュール群は間
隔を置かれるが光検出モジュール(群)と平行であり、それによって光発射モジ
ュール群と光検出モジュール群の軌跡が同一になることは理解される。光発射お
よび受光モジュール間の間隔距離は垂直方向に配向しておそらく0.25Mから
30Mまたはそれ以上にさえも変えることができるが、必ずしもそうである必要
はない。モジュール内の間隔を置いた光発射子とそれに対応するモジュール内の
光検出子の間の非平面度は、例えば±12°の限度内で許容可能である。
【0012】 発射光線のこれに対応する光検出子による検出が、例えば保護された領域に侵
入する物体によって妨害されたとき、モジュール/連結具内のワイヤまたは線に
より搬送される電気信号がこの妨害を明示する。このワイヤ/線は侵入を識別す
るための信号を利用することのできる普通の電子的な駆動および検出回路に結合
されている。例えば、そのような回路は保護された機械を運転休止させること、
警報を鳴らすことなどに使用することができる。
【0013】 本発明の変形例は、ピボットにより相互に連結されることで光カーテンの隣接
するモジュール間の所望の角度オフセットが容易に達成されるモジュールを提供
する。そうすると、このモジュール群は介在する連結具を必要とすることなく、
相互に直接的に連結される。このモジュールは半径RがP1/2以下の丸くなっ
た末端を有する。ここでP1は隣接した光ユニット群(例えば、モジュール上の
光発射子または隣接した光検出子P)のピッチである。モジュールの末端から末
端までの距離Lは(n+1)P1であり、ここでnはモジュール上の光発射子ま
たは光検出子の数である。そのようなモジュールの丸くなった末端部においてピ
ボット旋回する電気的コネクタが電気的な連結と機械的な安定性を結果としてで
きる光発射システムまたは光検出システムに付与するように嵌合する。このよう
に構成された光発射システムは従来の天井や壁のトラック照明の代わりに使用す
ることができる。
【0014】 本発明の他の特徴および利点は、添付の図面と関連させて好ましい実施形態を
詳細に述べた後述の説明から明らかになるであろう。
【0015】 (好ましい実施形態の詳細説明) 図1Bは機械10または保護を必要とする他の領域を保護するために使用する
、本発明による包括的な光カーテンシステム200の斜視図である。システム2
00は光ユニット(例えば、光発射子または光検出子)が所望のピッチまたはグ
ラニュラリティー(粒状度)で他の光ユニットから間隔を置いて(例えば、単位
長さ当たり非常に多くの光ユニット)含まれるモジュール群(直線状、曲線状、
または角度のついたもの)と説明することができる。さらにシステム200は隣
接モジュールを連結する連結具(直線状または角度のついたもの)を含み、また
モジュール群と連結具群の直列接続の端部に配置された端末化ユニットをも含む
【0016】 機械10の前部20に隣接して据え付けられているのは光検出システム210
であり、作業面55(または同等のもの)の前部領域50付近に配置されて間隔
を置いた光発射システム220が、好ましくは平行またはほぼ平行の配向で装着
されている。光発射システム220は望ましいピッチまたはグラニュラリティー
で互いに間隔を置いた複数の光発射子230、例えば単位長さ当たり多量の光発
射子群を含む。説明するように、光発射子群230はモジュール内、必要であれ
ばケーブル末端の端末化モジュールに配列される。
【0017】 光発射子群230は光のカーテン240を発射し、(介在する物体がないと)
それが検出システム210においてモジュール内、必要であればケーブル末端の
端末化モジュール内にある光検出子250によって検出される。隣接した検出器
250の間隔を開けるピッチは光発射子230のピッチと同じであることが好ま
しい。現在において入手可能な部品で装備するとき、ピッチ距離(P1)はおそ
らく3mmから50mmまたはそれ以上のオーダーとなるかもしれない。光発射
システム220によって規定される軌跡の平面は光検出システム210によって
規定される平面と平行になるであろうが、けれども所定の光発射子とそれに対応
する光検出子(例えばその検出器からの光を受ける検出器)との間で、角度Φが
およそ±12°となるような非平面度は許容される、例えば平面度において±1
2°の相対的ミスマッチは受容可能である。光発射システム220と受光装置2
10との間の間隔距離は、用途に依存して約0.25Mから約30Mまで可能で
ある。図1Aの実施形態にあるように、電子装置70、80が少なくとも1本の
電気的リード260、270を経由してシステム210、220内または上に結
合されている。ある物体が光カーテン240を遮ると、これらのリードによって
電子装置70、80に搬送される信号が機械10を運転休止にすること、警報を
鳴らすことなどに使用可能となる。
【0018】 図1Bと図1Aを比較すると、本発明が角度θで連結できる真っ直ぐな領域2
80を含むことが可能でかつ曲がった領域290を含むことが可能な光カーテン
を提供するということが図1Bから分かる。特に言及したように、隣接する光発
射ユニット230または隣接する光検出ユニット250のピッチは光カーテンの
形状または軌跡を規定する直線状、角度付き、および曲線状のモジュール領域を
通じて一定に保たれることが好ましい。しかしながら、希望するならば、相応に
異なったピッチの光ユニットをもつモジュールを使用することによって異なる領
域が異なるピッチを有する(例えば、同じ光発射領域と光検出領域について相応
に異なるピッチ)ことも可能である。
【0019】 説明されるとおり、システム200は、望み通りの光カーテン径路または軌跡
が(直線状、角度付き、または曲線状の)モジュールを連結具(直線状または角
度付き)と一緒に組み合わせることによって装備可能なモジュール状である。図
1Bでは、説明するように、もしも標準的な長さの直線状モジュールを使用して
長さL2を有効化できない場合、直線状領域300は隣接した直線状モジュール
を直線状連結具で連結することによって装備可能になる。曲線状領域320は曲
線状モジュールを使用して装備可能であり、角度のある領域330は角度付きの
モジュールを使用するかまたは隣接した直線状モジュールを所望の固定角度オフ
セットθで作製した角度付き連結具を介在させて組み合わせることによって装備
可能となる。
【0020】 光発射子と光検出子が相互置き換え可能であることは分かるであろう。したが
って、図1Bには光発射システム全体は作業面55に装備され、光検出システム
全体は機械10に装備されて描かれているが、光発射システムを光検出システム
に置き換えることおよびその逆も可能である。さらに図1Bにおける光カーテン
の平面は、例えば光発射および光検出システムを相対的に垂直なオフセット位置
以外に配向させることによって、垂直でなくすることができる。
【0021】 図2Aは、モジュールを連結したシステムがまるで本発明による光カーテンの
光発射システム220であるかのように説明される。しかしながら、特に言及し
たように、光発射子230の位置は実際には光検出子250と交換することが可
能であり、それにより図2Aは光検出システム210に当てはめることができる
【0022】 図2Aでは、3つの主たる直線状モジュール280(長さL1を有する)、2
80’(長さL2を有する)および280”(長さL3を有する)が示されてお
り、L1は長さにおいてL2または/またはL3とは異なってもよい。示したよ
うに、それぞれのモジュールは光発射子230(または、図2Aを光検出システ
ム220として解釈するならば光検出子250)を含む。モジュール280では
、隣接した光発射子230のピッチの間隔距離はP1で示され、モジュール28
0’ではピッチはP3、モジュール280”ではピッチはP5である。代表的に
は、主たるモジュール内での光発射子(または光検出子)のピッチ間隔は適用標
準に従って物体の分解能を供給するようになされ、例えば、目下のところ少なく
とも14mmの物体分解能である。示された直線状モジュールのそれぞれが、こ
のモジュールが光カーテン全体の中で光発射部分にあるかまたは受光部分にある
かに依存して、望み通りのピッチで間隔を置いた光送信器/発射器または光受信
器を含むことは図2Aと関連して理解される。普通は光発射子230はLEDま
たはレーザー発光ダイオードであり得るが、他のデバイスを代わりに使用するこ
ともできる。このカーテンの発光スペクトルはヒトの眼にとって可視域または非
可視域であってもよい。図2Aにおいて、主モジュール内部で種々の光発射ユニ
ット(光検出ユニット)および図に示したよりも外部にある電子装置70、80
に結合された少なくとも1本の電気的リードまたは線250(270)を仮想線
で示している。
【0023】 図1Bと関連して特に言及したように、光発射システム220と光検出システ
ム210との間の配向は、介在する物体がないときにシステム220によって発
射された光線の少なくともいくらかの部分が光検出システム210によって検出
されるようになされる。平面度においていくらかの角度オフセットが許容される
のに加えて、個々の光発射子230または光検出子250の位置におけるオフセ
ットもまた許容することができる。例えば、図2Aでは光発射子(検出器)がア
レイ状になっていてそれを通って直線状モジュール内部に直線を引けるように描
かれているが、ある一定の光発射子または検出器の位置は、本発明の実用性を損
なうことなく、すべての方向(上下を含む)におよそ5mm変化させることがで
きる。
【0024】 図2Aでは隣接した直線状の主モジュールは連結具によって連結または相互接
続されている。こうしてモジュール280と280’は角度のある、ここでは鈍
角θ1を規定して示した連結具330によって連結されている。直線状モジュー
ル280’と280”もまた角度θ2が90°で示された角度付きの連結具33
0によって連結されて示されている。必要であれば直線状モジュール間の相互接
続は直線状連結具280”’を使用してなされる。様々な角度付きおよび直線状
連結具が光発射および光検出システムを通じての機械的および電気的な連続性を
供給する。各曲線状連結具および各角度付き連結具は光発射子(群)230また
は光検出子(群)250を含んでいる。これらの連結具に付随した間隔ピッチP
2、P4は直線状モジュールに付随するそれと同じであることが好ましく、例え
ばP1=P2=P3=P4=P5である。その結果は、あたかも光カーテンが、
例えば角度θ1またはθ2で折り曲げられているかまたは曲がっているかのよう
になり、光発射子または光検出子の間隔ピッチは一定のままにできる。結果とし
て、隣接したモジュール間の光学ビーム間隔(例えば分解能)は1つのモジュー
ルから所望の結合角度を通って隣接するモジュールに至るまで維持することがで
きる。説明するように、すべての連結具320または330は固定の角度オフセ
ットを規定することが可能であるか、または設置するときにユーザーによる調節
が可能である。
【0025】 340のようなブラケットは光発射システムまたは検出システム220、21
0を作業面55および/または機械10に機械的に接続するために使用すること
ができる。図2Aにはワイヤまたはリード250、270の周囲の保護用外殻3
50が描かれている。特に言及したように、そのようなリードは電力と信号を本
発明に提供する電子装置70および/または80に結合されており、これが本発
明により出力される信号を処理することができる。そのような信号は、処理され
ると、保護すべき領域を取り囲んだ光カーテンに物体が侵入したことを識別する
ために使用することができる。図2Bは図2Aに示したもの少し変化を付けた斜
視図である。
【0026】 図3Aに示した分解組み立て図は、直線状主モジュール280、280’、2
80”、直線状連結具310、および330のような固定の角度付き連結具の好
ましい装備を示している。やはり示されているのは端末化ユニット340、およ
び選択肢として1つまたは複数の光ユニット230、250を含むことのできる
ケーブル端部モジュールユニット400である。希望するならば主モジュールは
幾通りかの長さを供給することが可能であり、その範囲は単に1つの光ユニット
(例えば、おそらくわずか5mmの長さL1)を含む長さからもっと標準的なお
そらく200mmの長さまでである。特に言及したように、主モジュールの丸く
なった末端部は機械的に(したがって電気的に)連結具と連結されて連続した光
発射システムまたは光検出システムを形成し、これを通って必要な電気信号が結
合される。好ましい実施形態では、直線状連結具の末端部は突き出た丸型の部材
360を規定しており、その突出部の側部に少なくとも1つの溝370が規定さ
れている。こうして、角度付きの連結具330は内側および外側部品383B、
383A含む上部部材380A、および下部部材383C(380B)で形成可
能であり、これらの部材は隣接するモジュール、例えば図3Aの380または3
80’の末端部の丸型突出部360に規定された溝70と嵌合する突出部または
それに類似した部分390を有する。さらに、丸くなったキャビティー領域36
5が、連結具内に保持されたモジュールの丸型末端部を受けるために様々な連結
具部材内部に規定されていることが好ましい。
【0027】 光カーテンの直線部分が主モジュールの標準的長さよりも長くなる必要がある
場合、連結具310のような直線状の連結具を使用していくつかの主モジュール
が一緒に連結されることが可能である。図3Aに示したように、直線状の連結具
は上部および下部部材を含むことが可能であり、上部部材は左側部品と右側部品
397A、397Bを有してこれらが下部部材397Cと一緒になって連結具を
作っている。部品397A、397B、397Cは連結されるモジュールの丸型
末端部を取り囲むために使用され、それから例えばネジ397またはそれに類似
したもので一体化して接続される。
【0028】 他の標準的主モジュールよりも大きいかまたは小さいグラニュラリティー(ま
たはピッチ)の光発射子または光検出子間隔をもついくつかの標準的なモジュー
ルを供給することが望ましいかもしれない。おそらく保護されるゾーンのいくら
かの領域はその他よりも高い、例えば、ヒトの胴体の侵入を検出するのではなく
てヒトの指の侵入を検出するための光学的分解能を必要とするであろう。例えば
図2Aでは、主モジュール280”はピッチP1を有するモジュール280より
も小さなピッチのP5を必要とする可能性がある。この特徴はいくつかの標準モ
ジュールを大きめまたは小さめのグラニュラリティーで作製することによって提
供される。希望するならば、ピッチの分解能を表示するために異なるピッチの光
ユニットを有するモジュールをカラーコード化することができる。例えば、高密
度の発射器または検出器(例えば装着の光発射子または光検出子から中心間距離
測定して14mmピッチ)をもつ標準モジュールは1つの色彩を有し、それに対
して低密度のモジュールが異なる色彩を有することが可能である。(“色彩”と
はモジュールの本体に関するものであって、モジュール内の光発射子により発射
される光に関するものでないことは理解されよう。)
【0029】 図3A(および図7A)を参照すると、主たる直線状モジュール380、38
0’は約90°の屈曲に規定された角度付き連結具320’によって連結されて
いる。上部および下部部材380A’および380B’はそれぞれ主モジュール
280’および280’の末端部360’、360”の上部と下部に配置されて
いる。突出突条(例えば390)と溝(例えば370)を垂直方向に嵌合するこ
とによって形成される機械的相互連結は、部材380A’、380B’が主モジ
ュール280’および280”を、ここでは連結具320’の幾何形状で規定さ
れるオフセット角度θで固めることを可能にする。もちろん、好ましくはすべて
の介在連結角度を通して一定の光学的分解能を維持しながら、隣接するモジュー
ルを回転可能に接続するための他の構成も提供可能である。
【0030】 図3Aに示したように、その後、ネジまたはその他の連結装置397が上部お
よび下部部材380A’、380B’を一体化して固め、それによって隣接した
モジュール280’、280”を所望の屈曲角度に保持する。図3Aにはモジュ
ール内でアレイになった光ユニット(例えば光発射子または光検出子)が描かれ
ていないが、しかし特記したように、好ましくは発射器または検出器の間隔ピッ
チは屈曲θを通って一定を維持している。図3Aが、例えば長い全体長を供給す
るために、または図3Aの実施形態ではケーブル端末部モジュール400への結
合を供給するために、隣接する主モジュールとの連結に使用可能な直線状連結具
395を使用していることに留意すべきである。(モジュール400は図4と関
連してさらに詳細に説明しよう。)
【0031】 図3Aの右下部分において、部材380A”、380B”を含む連結具は端部
または端末化連結具、例えば他の連結具または主モジュールはこの連結具を通っ
て接続されないものとして定義することができる。そうすると、必要なこととし
て、光カーテンの末端部における関連する電気的リードの適切な端末処理はこの
連結具内部で行なうことができる。(この光カーテンの他の末端はケーブル端部
モジュール400で端末化されるであろう。)端末処理する端部連結具は本質的
に光カーテン・アレイの光発射または光検出システム部分内での電気的相互接続
経路を完了して閉じるものである。好ましい実施形態では、端末処理する端部連
結具はいかなる光ユニットも含まないであろう。
【0032】 図3Aは突条と溝を使用して連結された連結具および主モジュール端末部を描
いているけれども、機械技術に従事する者であれば所望の屈曲角度で隣接した主
モジュールを一体化嵌合させるため、またはモジュールを連結具に嵌合させるた
めに他のメカニズムを使用できることは分かるであろう。それらは連結されるけ
れども、隣接したモジュールは、本発明によると、あらゆる屈曲角度を通して光
学的ビーム分解能を維持するであろう。図4〜6に関連してさらに説明するが、
主モジュール間の電気的相互接続の連続性もまた介在する連結具を横切って維持
される。
【0033】 図3Bは図3Aに示した実施形態の少し変化を付けた斜視図である。図3Aお
よび3Bから、ビームの光学的分解能が光カーテン・システムの屈曲部および角
部にわたって維持可能となるメカニズムを本発明が提供することは分かるであろ
う。結果として得られる光カーテンは、例えば直線状連結具で主モジュールを相
互結合させることによる直線で、または曲線状または角度の付いた連結具で主モ
ジュールを相互結合させることによる屈曲または曲線状で延びることが可能とな
る。実際のシステムでは、図3Bに光発射システム220が描かれている場合、
受容可能な誤差範囲で平行を保って(おそらく垂直方向に)間隔を置いて同様の
構成の(例えば、同じ軌跡の)光検出システム230が存在することが分かる。
【0034】 図4を見ると、ケーブル端部モジュール400の好ましい実施形態が描かれて
いる。モジュール400の末端部430は丸くなっており、好ましくは主モジュ
ールの末端部が有するのと同じ曲率または半径Rを有する。この曲率は様々な連
結具内部の曲線状のキャビティー領域に適合するようなサイズにされている。モ
ジュール400が1つ(または複数の)光ユニット230または250を含み得
ることに留意すべきである。そのようなユニットのピッチは隣接するモジュール
内にある光ユニットのピッチと同じであることが好ましいであろう。端部のモジ
ュール400の(もしもあるならば)最末端の光ユニットと丸くなった領域43
0の最末端部分との間の距離は、隣接するモジュールとモジュール400との間
のグラニュラリティーまたはピッチを維持するようにされている。ケーブル端部
のモジュール400は光発射または光検出システムに電気信号および電力を運び
、かつ光発射または光検出システムから電子装置70および/または80への信
号を結合される。光カーテンの光発射システムのために、電子装置70および/
または80は光発射子のための駆動信号を含む。光検出システムのためには、電
子装置70および/または80は光検出子によって出力される検出信号を処理す
る信号を送信する。電子装置70および/または80、および警報システムと機
械電力阻止回路の設計と装備は回路と信号処理装置技術に従事する者にとってよ
く知られたものである。したがって、電子装置70および/または80のさらな
る詳細はここでは述べない。
【0035】 光カーテンにおける少なくとも1つのモジュール、例えば図4のケーブル端部
モジュール400のユーザーが目視できる表面は、例えばLED(群)といった
少なくとも1つの表示器420を含んでいる。1つまたは複数のLED420の
駆動は光カーテンシステム全体の動作状態に関して有用な情報提供を可能にする
。例えば、表示器420は動作電力がシステムに存在すること、および表示器が
取り付けられた発信または検出ユニットが正常に機能しているようであることを
信号送信することができる。さらに図4に示したように、連結具のいくつかは、
装着用フランジ340、またはモジュールの組み立て体を保護されたゾーンに隣
接する領域にネジ止め、ボルト締め、または別の方法で取り付けられるような他
の特徴を含むことが好ましい。
【0036】 図5は、上部部材(383A、383B)と下部部材(383C)とを含む角
度の付いた連結具330の好ましい実施形態についてさらなる詳細を提示してい
る。もちろん、上部および下部で示した部材が代わりに下部と上部に換えること
ができることは分かる。製造時において、図5に示した角度の付いた連結具は所
望の固定角度θ、例えば60°で形成される。
【0037】 これらの部材の1つ、ここでは部材383C(または383B’)、は電気的
接続ブロック410を含んでいる。主モジュール(例えば280’)の丸くなっ
た末端部360は嵌合用コネクタ410’(例えば、ブロック410がメスであ
るならばオス、またはその逆)を含んでいる。光検出または光発射システムが組
み立てられるとき、主モジュールの丸くなった末端360は連結具の丸くなった
領域365に挿入される。図5の実施形態では、この主モジュールはその後、下
方向に押されて溝と突出突条との間だけでなく、コネクタ410、410’との
間でも嵌合が生じる。380B’内の配線(図示せず)が2つのコネクタ・ブロ
ック410間のピンを相互接続し、それにより、2つの主モジュールが連結具を
経由して機械的および電気的に接続されるとき、コネクタ・ブロックを介した主
モジュールから主モジュールへの電気的な相互接続ができる。それからネジまた
は他の用具が2つの主モジュール部材の末端部周囲で部材380A’、380B
’を一体化して連結する。希望するならば、部材380A’、380B’は単純
にスナップ留めで一体化するように作製して、ネジまたはそれに類似した物の必
要性を取り除くことができる。
【0038】 別の選択肢となる図6の実施形態で示したように、角度付きの連結具330’
は(部材の組み合わせとしてよりもむしろ)単一のユニットとして製造すること
ができる。さらに、図6に示したように、嵌合したモジュール間および/または
それらの電気的コネクタ間の電気的相互接続は、主モジュールを下方向に押し込
んで連結具と嵌合させることによってなされる必要がない。希望するならば、コ
ネクタ・ブロック410、410’を介した電気的相互接続は主モジュールの丸
型末端部360を図6の330’のような連結具内の丸くなった領域365に挿
入することによって可能となる。電気的コネクタが光カーテンの様々な要素をモ
ジュールで相互接続できれば、電気的相互接続のための特殊な機械学は重要では
ない。
【0039】 ここで図7Aを見ると、直線状モジュール280’、280”が角度付きのモ
ジュール330によって連結され、それが光発射または光検出システム210(
または220)全体に固定のθ=90°の角度を与えていることが示されている
。この例では、固定のピッチP1が連結具320’を横切って維持されて示され
ている。違った云い方をすると、主モジュールの長さ方向に沿って測っても連結
具を横切って測っても、隣接した光発射子230(または光検出子250)間の
距離は同じである。もしも隣接した光発射子/検出器間の距離がP1であるとす
ると、主モジュールの各末端部分の曲線領域360の半径RはP1/2、例えば
2RはP1以下、である。希望するならば連結具を横切って異なるピッチが供給
されるように、代わってRを小さくすることは可能である。
【0040】 図7Bは、鈍角の屈曲θ1にわたる光学ビームの分解能の維持が描かれた光カ
ーテンの一部の斜視図である。図7Bでは、直線状の主モジュール280、28
0’が固定の鈍角の付いた連結具320(または330)によって連結されてい
る。角度の大きさは曲線状の連結具の幾何形状によって決定され、光カーテンで
保護されるべき機械または領域に調和するように作製されている。もしも隣接し
た光発射子または光検出子230(250)間の間隔距離P1がP1であるなら
ば、主モジュールの曲線状末端部分360を規定する半径RはやはりP1/2以
下にされる。この方式で一定のピッチまたは光学的ビーム分解能が屈曲を横切っ
て維持される。
【0041】 図7Aおよび7BAの説明を含めた以上の説明から、隣接した光発射子または
光検出子間の間隔ピッチが維持可能となるように、隣接した主モジュールが光学
的半径に沿って(例えば、最も末端にある光発射子または光検出子に対して法線
方向)回転可能であることが分かるであろう。特記したように、この特徴はビー
ム・カーテンに沿って一定の光学的分解能を維持することを可能にする。この特
徴は主モジュールの丸型末端部の半径R(最末端部の最初または最後の光発射子
または光検出子の中心から測定)がP1/2以下である場合に達成され、ここで
P1は隣接した光発射子または光検出子間のピッチである。
【0042】 図8Aはケーブル端部モジュール400と隣接した主モジュール、ここでは2
80”との間のインターフェースをさらに詳細に示している。示された端部モジ
ュールでは、光ユニット230(または250)が接続された主モジュールの中
の最も近い光ユニット230”(または250”)から均一なピッチ距離P1だ
け離れて配置されている。
【0043】 図8Bはケーブル端部のモジュール400と直線状連結具310との相互接続
を描いたものである。図8Bにはモジュールの突き出した丸型末端部分360を
受けるためのサイズと形状にされた丸型のキャビティー領域365が明確に描か
れている。図8Bはまた、直線状連結具310に挿入されるモジュール内のコネ
クタ・ブロックと嵌合するように配置されたコネクタ・ブロック410をも示し
ている。図8Cでは、ケーブル端部のモジュール400が(図8Bの)直線状連
結具310から取り外されたものとして示されている。モジュール400の丸型
末端部にある溝370もまた示されている。2つの光ユニット(230または2
50)が端部モジュール400上で示され、これら2つの光ユニット間のピッチ
が嵌合するモジュール上のピッチと同じであることが好ましいことに留意すべき
である。
【0044】 図9Aは主モジュール、例えば280”の側面斜視図であって、それぞれの丸
型末端部360に形成された溝370が描かれている。光検出子または光発射子
(230、250)のアレイが示されている。検出器(または発射器)230’
(250’)は意図的にその位置決めにどこかフラツキがあるように示されてい
る。前に特記したように、個々の検出器/発射器の配置および間隔を置いた光発
射システムと光検出システムとの間の非平行度におけるある程度の誤差は許容す
ることができる。
【0045】 図9Bには直線状モジュール(例えば280)と端末処理端部380”との間
のインターフェースが、例えば図3Bの底部の斜視図で示して描かれている。図
10Aは直線状連結具の底部部材397C(図3Bの310参照)の斜視図であ
って、嵌合する電気的コネクタ410、410’が示されている。図示していな
いのはコネクタ・ブロックの一方のピンを他方のブロックのピンに接続する電気
的な配線またはリードである。図10Aにはまた、その電気的コネクタが410
または410’と嵌合するモジュールの丸型末端部を保持するようなサイズにさ
れた丸型キャビティー領域365も示されている。
【0046】 図10Bには図5または図3Bにある330のような角度付き連結具のための
底部部材383C(380B’)が描かれている。やはり、丸型キャビティー領
域365および突き出し部の溝390、および隣接するモジュールと結合および
嵌合するために使用するコネクタ・ブロック410、410’も示されている。
図10Cは部材397Aの斜視図であって、図3Bに示した直線状連結具310
の一部を構成している。やはり、丸くなった領域と突き出た突条の存在が認めら
れる。図10Dには端末処理端部のための上部部材380A”(図3B参照)が
描かれている。図10Eは角度付き連結具、例えば図3Aの330’の最も内側
部分381A’の斜視図である。図10Fは図3Aに示したような端末処理端部
380B”の底部の斜視図である。やはり、上部または底部とされる部材が、実
際には、正しい方向に対して底部と上部であってもよいことが分かる。
【0047】 ここで図11Aと11Bを、隣接した主モジュールがモジュールとしてかつ連
結具を使用することなく約±90°(例えば全回転180°)の範囲内の所望の
角度で、相互にピボット旋回可能または自在軸受けで取り付け可能となったモジ
ュールと光発射システムおよび光検出システムに関連して説明する。これは、連
結具が隣接するモジュールを連結し、隣接したモジュールの角度の置き換え(も
しもあれば)が角度付きの連結具の構成のときに固定されて光カーテンが供給さ
れるこれまでの種々の実施形態とは対照的である。しかしながらいくつかの応用
では、簡単に角度付きの連結具で利用可能とならない光カーテンの角部つきの部
分を供給することが必要または望ましいこととなる可能性がある。図11Aおよ
び11Bの実施形態はそのような応用を指向したものである。
【0048】 図11Aには間隔を置いた光発射子230または光検出子250のアレイを含
むモジュール510が描かれている。示された実施形態では、隣接した光発射子
または光検出子はピッチまたはグラニュラリティー距離P1で間隔を置かれてい
る。各モジュール510の末端部520、520’は半径Rで丸くされており、
好ましくは隣接するモジュールの電気的コネクタと嵌合する回転可能な電気的コ
ネクタ412、412’を含んでいる。回転可能なことによって、もしも隣接す
るモジュールが回転された場合、このコネクタは電気的な相互接続を維持するこ
とを意味する。図11Aにおいて、モジュールの丸型末端部の一方の表面にある
コネクタ412が、その末端部においてモジュールの下面の平坦なエッジから上
に突き出た出っ張り530の下側にあることに留意すべきである。しかしながら
このモジュールの他方の丸型の末端部では、電気的コネクタ412’がこの端末
部でモジュールの丸型上面を超えて延びた丸くなった出っ張り520’の上向き
表面に配置されている。説明するように、同様のモジュールの一方の端部からの
下向きのコネクタ412は図11Aに示したモジュールの上向きのコネクタ41
2’と相互接続可能となる。
【0049】 これらのモジュールは図11Aに示した幾何形状で形成されている。こうして
、もしもn個の光発射子または光検出子が間隔距離P1を置いてモジュールの長
さ方向に沿って在るとすると、モジュールの全長LはL=nP1+2Rで与えら
れ、R≦0.5P1である。モジュールのそれぞれの末端部の半径Rは、R≦0
.5P1となるようにされる。一方の末端部520において、モジュールの下側
525は最も末端にある光発射子または光検出子の中心まで測ったときの距離0
.5P1で延びた丸くなった出っ張り530を有する。図11Aの実施形態では
、電気的連結具412が下側領域525に配置されている。当該技術に従事する
者に知られている方式で、モジュール510のハウジング540内の電気的リー
ドまたはワイヤ260または270が、モジュール510の一方の端部520に
あるコネクタ412のピンからモジュール上の光発射子または光検出子250、
230、モジュールの他方の端部520’にあるコネクタ412’のピンへと結
合される。
【0050】 ここで図11Bを見ると、光発射システム210’または受光装置220’が
、相互接続されて任意の角度オフセットで自在軸受けによる固定がされたいくつ
かのモジュール510、510’、510”を含むものとして示されている。も
しもシステム210’が光発射システムである場合、モジュール510、510
’等々は互いにピッチ距離P1の間隔を置いた光発射子230のアレイを含むで
あろう。もしもシステム220’が光検出システムであるならば、モジュールは
光発射子ではなくて光検出子250を具備し、これらの光検出子はピッチ距離P
1で間隔を置いたアレイとなっているであろう。図11Bでは、光発射システム
または光検出システムが図11Aに示したようなモジュールを6個(n=6)含
んで示されている。図11Bに示したように、異なるモジュールは異なる長さを
有しており、例えばL1はL2と等しくなる必要がない、等々である。もちろん
、図1Bのカーテン240のような光カーテンを提供するシステム200が間隔
を置いた(代表的には垂直方向に間隔を置いた)光発射システム210’と光検
出システム220’を含み、システム210’および220’が図11Aに示し
たモジュール510のようなモジュールを含むグループを有することが好ましい
ことは理解される。
【0051】 図11Aに特記したモジュールの幾何形状は、ピッチ距離P1が隣接するモジ
ュール間で維持されるようにされている。こうして図11Bでは、モジュール5
10およびモジュール510’が相互に関して角度θ、例えばおそらく90°で
自在軸受けで一体化結合されてオフセットされている。示されたこの平面図では
、モジュール510の最も末端の部分520はモジュール510’の最も末端の
出っ張り端部520’とオーバーラップし、その上に位置している。412、4
12’(図11A参照)のような自在軸受けコネクタが互いに嵌合連結する、例
えばモジュール510の底部に向いた表面に取り付けたコネクタが図11Bのモ
ジュール520’の上部に向いた表面に取り付けたコネクタに嵌合することは理
解される。一方または両方の嵌合コネクタが付随するモジュールの凹部内に部分
的に入ることは可能である。この方式で、電気的および機械的な相互接続が隣接
したモジュール間でなされ、2つのモジュールは光カーテンの所望の周辺部で指
定される通りにほぼ0°≦θ≦180°のあらゆる角度で自在軸受けまたはピボ
ットで連結可能となる。
【0052】 端末処理モジュールは光発射または光検出システムの末端部に供給されること
が好ましい。一体化連結されたモジュールの列における端部モジュール510’
は回転可能なコネクタ410、412を経由したモジュールからモジュールへと
延長された電気的リード260、270のための端末処理を提供する。同様にこ
のモジュール列の他方の端末において、モジュール510”が電子装置70、8
0への結合を供給する。
【0053】 こうして図1Bに示したような、間隔を置いて設けた光発射システム210’
と光検出システム220’を含む光カーテン(例えば図1Bのカーテン240)
を機械10の周囲に装備する技術者は、作業場で必要な角度θを供給することが
できる。いったんこの角度が設定できると、フランジまたはその他のメカニズム
520がモジュールを作業面(例えば図1Bの面55)または保護すべき機械(
例えば図1Bの機械10)の表面に固定するために使用され得る。こうして、様
々な角度(例えば図11Bのθ、θ1、θ2など)を含む軌跡を有する光カーテ
ンを形成する能力は装備時間を短縮し、装備コストを大幅に削減することを可能
にする。なぜならば、この光カーテンがモジュール化されており、標準的な連結
部品で装備可能だからである。もしも希望するならば、図11Aおよび11Bに
示したようなモジュールは、図3Aに示したようなモジュールおよび/または連
結具と嵌合するように形成可能であり、例えば、所望の光カーテン形状に装備す
るための適応性を高める。こうして、もしも所望の光カーテンの固定される角度
が判明している場合、固定の連結具/モジュールが光カーテンのそのような部分
を装備するために使用可能となる。
【0054】 要約すると、例えば固定角度付きまたは曲線状の連結具、主モジュール、また
はピボット状モジュールで装備されたとしても、電気的および機械的な相互接続
は光カーテンの曲線状、角度付き、または直線状の領域を横切って光発射子また
は光検出子のピッチを維持する様式で確実化される。さらに、希望するならば、
どの領域のピッチとも異なるピッチを有する光発射子または光検出子をもつモジ
ュールを結合させることにより、光カーテンの異なる領域について異なるピッチ
・グラニュラリティー(または光学的分解能)を提供することができる。スナッ
プ留めまたは別の方法で一体化相互連結されるモジュール状の部品、例えばモジ
ュールおよび/または連結具を使用して軌跡の異なる光カーテンを装備すること
ができる。
【0055】 かくして、本発明が先行技術の光カーテンの欠点を充足することが分かる。代
表的な産業上の応用では、光カーテンの光発射子は(例えば電子装置70および
/または80によって)順々にトリガをかけられる。しかしながら光発射子の駆
動、または光検出子信号の処理の詳細は、本発明の様々な実施形態に関しては、
相対的に重要ではない。例えば、顧客による応用において、本発明による光発射
システムは必ずしも順々の列である必要のない関節結合されたモジュール式の可
視光源を提供するために使用されることがあり得る。デューティーサイクル10
0%(例えば常時オン)またはちらつきを低減するために充分に高いデューティ
ーサイクルで可視光を放出するシステムが、従来の天井取り付けのトラック照明
ユニットの代わりに使用可能である。こうして、図11Bに示したような光発射
システムは部屋の照明を供給するために室内の天井に取り付けることができる。
【0056】 添付の特許請求の範囲で規定される本発明の主題および精神から逸脱すること
なく、開示した実施形態に対する改造および変形をすることは可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 先行技術による、通常の光カーテンで保護された機械の一部に隣接する直線的
なゾーンを描いた図である。
【図1B】 本発明による、直線状と曲線状のモジュール、および直線状と角度付きの連結
具を含む連結モジュール型の光カーテンで保護された機械の一部に隣接する非直
線的なゾーンを描いた図である。
【図2A】 本発明による、直線的モジュール、角度付き連結具、端末処理ユニット、およ
びケーブル端部モジュールを含む典型的な連結モジュール型光カーテンの光発射
または光検出システムの斜視図である。
【図2B】 図2Aの実施形態の少し変化をつけた斜視図である。
【図3A】 本発明による、直線的モジュールと、角度付きと直線状の連結具の構成要素部
材、および端末処理ユニットを描いた分解斜視図である。
【図3B】 図3Aの実施形態の少し変化をつけた斜視図である。
【図4】 本発明による、選択肢としての光ユニット(群)をもつケーブル端部モジュー
ルまたは端末処理ユニットの詳細な斜視図である。
【図5】 本発明による、上部および下部部材を装備した角度付き連結具の実施形態の詳
細な分解組み立て図である。
【図6】 本発明による、単一片の角度付き連結具の詳細な斜視図である。
【図7A】 本発明による、角を通して光学ビームの分解能を維持した90°の角度付き連
結具によって連結された隣接する直線状モジュールを描いた、光カーテンの一部
分の斜視図である。
【図7B】 本発明による、鈍角を通して光学ビームの分解能を維持した135°の角度付
き連結具によって連結された隣接する直線状モジュールを描いた、光カーテンの
一部分の斜視図である。
【図8A】 本発明による、ケーブル端部モジュールおよび隣接した主モジュールの間の結
合を示す斜視図である。
【図8B】 本発明による、直線状連結具およびケーブル端部モジュールの間の結合を示す
斜視図である。
【図8C】 本発明による、図8Bのケーブル端部モジュールの詳細な斜視図である。
【図9A】 本発明による、直線モジュールの側部斜視図である。
【図9B】 本発明による、直線状モジュールと端末処理端部との間のインターフェースを
描いた斜視図である。
【図10A】 本発明による、直線状連結具の底部の斜視図である。
【図10B】 本発明による、角度付き連結具の底部の斜視図である。
【図10C】 本発明による、直線状連結具の2部材の上部分にある2つの部材のうちの1つ
の斜視図である。
【図10D】 本発明による、端末処理端部の上部部材の斜視図である。
【図10E】 本発明による、角度付き連結具の上部部材の最も内側部分の斜視図である。
【図10F】 本発明による、端末処理端部の底部の斜視図である。
【図11A】 本発明の第2の実施形態による、介在する連結具なしに使用可能な主たる直線
状モジュールの斜視図である。
【図11B】 本発明による、ユーザーにより可変の角度置き換えを達成するために図11A
の連結具を使用して装備した光カーテンの一部の平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5C084 AA02 AA07 AA15 BB23 CC03 DD32 DD54 DD65 DD71 DD87 EE01 FF03 GG07 GG09 GG43 HH01 HH13 5F089 AA10 BB04 BC07 BC11 BC29

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の丸型末端部、第2の丸型末端部、およびそれらの間の
    長さを有し、かつピッチP1で互いに間隔を置いた光ユニットのアレイをモジュ
    ール表面上に含み、前記光ユニットが(a)光発射子、および(b)光検出子か
    ら成るグループから選択される第1のモジュールと、 第1の電気的コネクタを含む前記第1の丸型末端部が、第2の電気的コネクタ
    を含み、かつさらに前記第1の電気的コネクタ上で、前記光ユニットへと少なく
    とも来る接続を前記第2の電気的コネクタ上の少なくともいくつかの接続に電気
    的に結合させる少なくとも1つのリードを含む前記第2の丸型末端部と、 少なくとも前記第1の電気的コネクタとの電気信号送受の結合のための手段と
    を含む、関節結合されたモジュール式光カーテン用光装置。
  2. 【請求項2】 前記モジュールが(a)直線状、(b)曲線状、および(c
    )角度付き、から成るグループから選択される形状を有する請求項1に記載の光
    装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記モジュールの前記第1の丸型末端部の少なくと
    も一部分を受けるためのサイズにされた丸型キャビティーを規定する第1の末端
    部を有する連結具を含み、前記連結具がさらに前記モジュール上の前記第1の電
    気的コネクタと嵌合するサイズにされた第1の電気的コネクタを含む請求項1に
    記載の光装置。
  4. 【請求項4】 前記連結具が(a)直線状、および(b)角度付き、から成
    るグループから選択される形状を有する請求項3に記載の光装置。
  5. 【請求項5】 第2の前記モジュールを更に含み、 前記連結具が前記第2のモジュールの前記第1の丸型末端部の少なくとも一部
    分を受けるためのサイズにされた丸型キャビティーを規定する第2の末端部を有
    し、前記連結具がさらに前記第2のモジュールの前記第1の電気的コネクタと嵌
    合するサイズにされた第2の電気的コネクタを含み、 前記ピッチP1が前記第1のモジュール上の最も末端に位置する光ユニットと
    前記第2のモジュール上の隣接した最も末端に位置する光ユニットとの間で維持
    される請求項3に記載の光装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記第1の光装置内の光ユニットが光発射子であり
    、前記第2の光装置内の光ユニットが光検出子である第2の前記光装置と、 侵入する物体がないときに、前記第1の光装置内の少なくとも1つの光発射子
    によって発射された光が前記第2の光装置内の光検出子によって検出可能となる
    ように前記第1の光装置から間隔を置かれている前記第2の光装置とを含む請求
    項5に記載の光装置。
  7. 【請求項7】 動作電力と駆動信号を供給し、かつ光カーテンにより出力さ
    れる信号の分析を提供する電子装置に結合可能な光カーテンであって、光カーテ
    ンが、 軌跡を規定する光発射システムを含み、前記光発射システムが、 第1の丸型末端部、第2の丸型末端部、およびそれらの間の長さを有し、かつ
    ピッチP1で互いに間隔を置いた光発射子のアレイをモジュール表面上に含む第
    1のモジュールと、 第1の電気的コネクタを含む前記第1の末端部、第2の電気的コネクタを含み
    、かつさらに前記第1の電気的コネクタ上で、前記光ユニットへと少なくとも来
    る接続を前記第2の電気的コネクタ上の少なくともいくつかの接続に電気的に結
    合させる少なくとも1つのリードを含む前記第2の末端部を含み、 第1の丸型末端部、第2の丸型末端部、およびそれらの間の長さを有し、かつ
    ピッチP1で互いに間隔を置いた光発射子のアレイをモジュール表面上に含む第
    2のモジュールと、 第1の電気的コネクタを含む前記第1の末端部、第2の電気的コネクタを含み
    、かつさらに前記第1の電気的コネクタ上で、前記光発射子へと少なくとも来る
    接続を前記第2の電気的コネクタ上の少なくともいくつかの接続に電気的に結合
    させる少なくとも1つのリードを含む前記第2の末端部を含み、 前記第1のモジュールの前記第1の丸型末端部および前記第2のモジュールの
    前記第1の丸型末端部を受けて保持するように配置された連結具を含み、前記連
    結具が前記第1のモジュール上の前記第1の電気的コネクタと電気的接続をする
    ための第1の電気的コネクタを含み、かつ前記第2のモジュール上の前記第1の
    電気的コネクタと電気的接続をするための第2の電気的コネクタを含み、前記連
    結具は前記第1と第2のモジュールの隣接する端部間で前記ピッチP1を維持し
    、 前記光発射システムから間隔を置いた光検出システムもまた前記軌跡を規定し
    、 光発射システムおよび光検出システムとの電気信号送受の結合のための手段を
    含む光カーテン。
  8. 【請求項8】 前記第1のモジュールが(a)直線状モジュール、(b)曲
    線状モジュール、および(c)角度付きモジュールから成るグループから選択さ
    れる請求項7に記載の光カーテン。
  9. 【請求項9】 前記連結具が(a)直線状連結具、および(b)角度付き連
    結具から成るグループから選択される請求項7に記載の光カーテン。
  10. 【請求項10】 曲率半径Rを有する第1の丸型末端部、曲率半径Rを有す
    る第2の丸型末端部、およびそれらの間の長さLを有する第3のモジュールを更
    に含み、 共通の距離P1で互いに離れて前記モジュールの前記第1の表面上に配置され
    た、数nに等しい複数の光ユニットを含み、前記光ユニットが(a)光発射子、
    および(b)光検出子から成るグループから選択され、 前記第1の丸型末端部において前記モジュールの第2の表面のエッジから上で
    突き出た半径R≦P1/2の曲線状の出っ張りを規定する前記モジュールの前記
    第1の表面、前記第1の表面の第2の丸型末端部を超えて延びた半径R≦P1/
    2を有する基底部を規定する前記モジュールの前記第2の表面を含み、 前記第1の丸型末端部で前記曲線状出っ張りの下の方に配置された第1の電気
    的コネクタを含み、 前記第2の表面から延びた前記基底部上に配置された第2の電気的コネクタを
    含み、 前記第1の電気的コネクタ上にある光ユニットへの接続を前記第2の電気的コ
    ネクタ上の接続へと電気的に結合させるための手段を含む請求項7に記載の光カ
    ーテン。
  11. 【請求項11】 曲率半径Rを有する第1の丸型末端部、曲率半径Rを有す
    る第2の丸型末端部、およびそれらの間の長さLを有するモジュールを含み、 前記モジュール上で共通の距離P1で互いに離れて配置された数nに等しい複
    数の光ユニットを含み、前記光ユニットが(a)光発射子、および(b)光検出
    子から成るグループから選択され、 前記第1の丸型末端部において前記モジュールの第2の表面のエッジから上で
    突き出た半径R≦P1/2の曲線状の出っ張りを規定する前記モジュールの前記
    第1の表面、前記第1の表面の第2の丸型末端部を超えて延びた半径R≦P1/
    2を有する基底部を規定する前記モジュールの前記第2の表面を含み、 前記第1の丸型末端部において前記曲線状出っ張りの下の方に配置された第1
    の電気的コネクタを含み、 前記第2の表面から延びた前記基底部の上に配置された第2の電気的コネクタ
    を含み、 前記第1の電気的コネクタ上の前記光ユニットへの接続を前記第2の電気的コ
    ネクタ上の接続に電気的に結合させるための手段を含む、関節結合されたモジュ
    ール式光カーテンを装備するためのモジュール連結具。
  12. 【請求項12】 前記長さL=nP1+2Rである請求項11に記載のモジ
    ュール連結具。
  13. 【請求項13】 前記コネクタの中心から最も末端に配置された光ユニット
    の中心までの距離がP1である請求項11に記載のモジュール連結具。
  14. 【請求項14】 動作電力と駆動信号を供給し、かつ光カーテンにより出力
    される信号の分析を提供する電子装置に結合可能な関節結合されたモジュール式
    光カーテンであって、光カーテンが、 軌跡を規定する光発射システムを含み、前記光発射システムが、 曲率半径Rをもつ第1の丸型末端部、曲率半径Rをもつ第2の丸型末端部、お
    よびそれらの間の長さLを有する第1および第2のモジュールと、 それぞれの前記モジュールの第1の表面上で互いに共通の距離P1で離されて
    配置された数nに等しい複数の光発射子と、 前記第1の丸型末端部において前記モジュールの第2の表面のエッジから上で
    突き出た半径R≦P1/2の曲線状の出っ張りを規定するそれぞれの前記モジュ
    ールの前記第1の表面、前記第1の表面の第2の丸型末端部を超えて延びた半径
    R≦P1/2を有する基底部を規定する前記モジュールの前記第2の表面と、 前記第1の丸型末端部において前記曲線状の出っ張りの下の方に配置された第
    1の電気的コネクタと、 前記第2の表面から延びた前記基底部上に配置された第2の電気的コネクタと
    、 モジュール上の第1および第2のコネクタ間で電気的接続を含み、かつ前記光
    発射子への電気的接続を含むそれぞれの前記モジュールとを含み、 それぞれの前記モジュールの丸型末端部が、前記モジュール間の所望の角度を
    達成可能としながら、モジュールからモジュールへの前記距離P1を維持するよ
    うに前記電気的コネクタの嵌合を使用して一体化接続可能であり、 前記光発射システムから間隔を置いて、やはり前記軌跡を規定する光検出シス
    テムと、 前記光発射システムおよび前記光検出システムとの電気信号送受の結合のため
    の手段とを含む関節結合されたモジュール式光カーテン。
  15. 【請求項15】 第1のモジュールの長さがL=nP1+2Rで与えられる
    請求項14に記載の光カーテン。
  16. 【請求項16】 前記光検出システムが、光検出子が光発射子の代わりに置
    き換えられていること以外は第1および第2のモジュールと同一の複数モジュー
    ルを含む請求項14に記載の光カーテン。
  17. 【請求項17】 (a)ピッチ距離P1で互いに間隔を置いた光ユニットの
    アレイをそれぞれが含む少なくとも第1および第2のモジュールを供給するステ
    ップと、 (b)第1のモジュールの末端部を第2のモジュールの末端部にピッチ距離P
    1を維持するように結合させ、前記結合が前記モジュールおよび前記光ユニット
    を通じての電気的連結をも維持するステップとを含む、連結可能なモジュールに
    よる光カーテンの装備方法。
  18. 【請求項18】 ステップ(a)が(i)直線状モジュール、(ii)曲線
    状モジュール、および(iii)角度付きモジュールから成るグループから選択
    される第1のモジュールの供給を含む請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 ステップ(a)が、(i)モジュール、(ii)連結具、
    (iii)端部端末処理器、(iv)ケーブル端部モジュール、および(v)少
    なくとも1つの光ユニットを含むケーブル端部モジュールから成るグループから
    選択される部材との電気的および機械的な相互接続を可能にする嵌合により取り
    付けが可能な電気的コネクタをもつ前記モジュールの供給を含む請求項17に記
    載の方法。
  20. 【請求項20】 ステップ(b)が、前記モジュールを前記選択される部材
    と相互接続することによって自動的に実行される請求項19に記載の方法。
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