JP4419601B2 - 防犯用検知ユニット - Google Patents

防犯用検知ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP4419601B2
JP4419601B2 JP2004047010A JP2004047010A JP4419601B2 JP 4419601 B2 JP4419601 B2 JP 4419601B2 JP 2004047010 A JP2004047010 A JP 2004047010A JP 2004047010 A JP2004047010 A JP 2004047010A JP 4419601 B2 JP4419601 B2 JP 4419601B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmitter
receiver
light
detection unit
light shielding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004047010A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005235129A (ja
Inventor
達司 大野
真治 足立
信諭 門脇
敏裕 田中
大樹 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2004047010A priority Critical patent/JP4419601B2/ja
Publication of JP2005235129A publication Critical patent/JP2005235129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4419601B2 publication Critical patent/JP4419601B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

この出願の発明は、外構フェンス等に取り付けて侵入者を検知する赤外防犯装置に有用な、送信子および受信子を内蔵した送受信一体構成の防犯用検知ユニットに関するものである。
従来、ビームセンサとしての送信子および受信子を対向配置させ、それらの間で赤外線の送受を行い、赤外線が侵入者により遮られた際にこれを検知する赤外防犯装置が知られている(たとえば特許文献1参照)。
この赤外防犯装置は、たとえば、住宅等の建物に配設された外構フェンスに取り付け、外構フェンスを侵入者が乗り越えるなどして赤外線を遮った際に報知や威嚇を行うフェンス防犯装置として利用できると考えられる。
このとき、送信子および受信子を背中合わせに配置して一体の検知ユニットとし、それを複数、外構フェンス等の防犯スペースの外縁に沿って適宜間隔で対向配設させて、隣接する一方の検知ユニットの送信部と他方の検知ユニットの受信部との間で赤外線の送受を行うようにした態様の赤外防犯装置も考慮できる。
実開平6−67908号公報
しかしながら、上記送受信子一体構成の防犯用検知ユニットでは、送信子から照射された赤外線が、ユニット内部で反射し、基板を透過したり基板と内壁との隙間を通過したりして同じユニット内の受信子で受信されてしまう恐れがあった。
そこで、以上のとおりの事情に鑑み、この出願の発明は、送信子および受信子の両方を内蔵した場合において、送信子からの赤外線が同じユニット内で受信子に回り込むことのない防犯用検知ユニットを提供することを課題としている。
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、送信子および受信子を内蔵した防犯用検知ユニットにおいて、ユニット本体内に、送受信子用基板を間にして片側に送信子およびその反対側に受信子が設けられており、送信側ボディに基板固定用ボスが設けられており、当該基板固定用ボスと送受信子用基板との間に、送信子からの赤外線が受信子に回り込まないように遮光シートが挟み込まれていることを特徴とする防犯用検知ユニットを提供する。
には、送信子からの赤外線を外部へ投光するレンズが送信子の前方に設けられており、このレンズの周りに、送信子からの赤外線が受信子に回り込まないように遮光リブが設けられていることを特徴とする前記防犯用検知ユニットを提供する。
には、前記遮光リブは前記遮光シートの位置決めとなる高さを有しており、送信側ボディ内にてこの遮光リブの開放端に遮光シートが当接することを特徴とする前記防犯用検知ユニットを提供する。
には、ユニット本体に送信子および受信子とともに報知表示子を内蔵し、報知表示子からの光を外部へ出射させる表示窓を備えた場合において、ユニット本体の表示窓に段差構造が設けられていることを特徴とする前記防犯用検知ユニットを提供する。
には、ユニット本体内に組み込まれて表示窓から露出する表示カバーをさらに備えており、表示カバーの露出面と表示窓の開口とが段差構造となっていることを特徴とする前記防犯用検知ユニットを提供する。
には、ユニット本体に送信子および受信子とともに報知表示子を内蔵し、報知表示子からの光を外部へ出射させる表示窓を備えた場合において、ユニット本体内に組み込まれて表示窓から露出する表示カバーをさらに備えており、且つユニット本体内に表示カバーの上下に位置して隔壁構造が設けられていることを特徴とする前記防犯用検知ユニットを提供する。
には、表示カバーの露出面と表示窓の開口とが段差構造となっていることを特徴とする前記第6の防犯用検知ユニットを提供する。
上記第1の防犯用検知ユニットによれば、上記のとおりの特徴を有する遮光シートや遮光リブの存在により、送信子からの赤外線がユニット本体内にて受信子に回り込む現象を効果的に抑制することができ、その回り込みに起因した誤動作の発生を防止して、精度の高い防犯検知を実現できるようになる。
さらに、上記第1の防犯用検知ユニットによれば、上記のとおりの特徴を有する遮光シートの存在により、送信側ボディ内で赤外線の回り込みを実現でき、受信子が位置する受信側ボディ内への赤外線の侵入を効果的に抑制することができる。
さらに、上記第1の防犯用検知ユニットによれば、基板固定用ボスと送受信子用基板との間に遮光シートを挟み込む構成とすることで、専用の固定構造を必要とせずに遮光シートをユニット本体内に固定させることできる。
上記第の防犯用検知ユニットによれば、上記第1の防犯用検知ユニットと同様な効果が得られ、また、上記のとおりの特徴を有する遮光リブの存在により、送信子用のレンズ周辺にて赤外線の回り込みを実現でき、受信子側への赤外線の侵入を効果的に抑制することができる。
上記第の防犯用検知ユニットによれば、上記第1、第2の防犯用検知ユニットと同様な効果が得られ、また、上記のとおりの特徴を有する遮光リブおよび遮光シートの存在により、遮光シートの組み立ておよび固定をより一層容易ならしめることができる。
上記第の防犯用検知ユニットによれば、上記第1〜第3の防犯用検知ユニットと同様な効果が得られ、また、表示窓に段差構造を設けたことで、報知表示子から発せられる報知光や威嚇光等の光の視認性を、周囲照度が高い屋外昼間においても十分に確保でき、報知や威嚇の効果を最大限に発揮させられるようになる。
上記第の防犯用検知ユニットによれば、上記第の防犯用検知ユニットと同様な効果が得られ、また、上記のとおりの特徴を有する段差構造の存在によって、より明確な影を与えて報知表示子からの光の視認性をさらに向上できるようになる。
上記第の防犯用検知ユニットによれば、上記第1〜第の防犯用検知ユニットと同様な効果が得られ、また、上記のとおりの特徴を有する隔壁構造の存在により、表示窓の外から入り込む外光を遮断し、且つ報知表示子から発せられる報知光や威嚇光等の光を表示カバーを通して表示窓へより効果的に集光させることができ、よって当該光の視認性を周囲照度が高い屋外昼間においても十分に確保できるようになる。
上記第の防犯用検知ユニットによれば、上記第の防犯用検知ユニットと同様な効果が得られ、また、上記のとおりの特徴を有する段差構造の存在によって、より明確な影を与えて報知表示子からの光の視認性をさらに向上できるようになる。
[第1の実施形態]
図1〜図4は、この出願の発明の一実施形態について説明するための図である。
本実施形態は、これら図1〜図4に示したように、防犯用検知ユニットの片側にて上下2段にビームセンサとしての送信子(4a)(4b)(図1参照)を設け、その反対側にて上下2段にビームセンサとしての受信子(5a)(5b)(図2参照)を設けた、いわゆるダブルビーム方式の送受信背中合わせ一体構成の場合のものであって、ケース状の送信側ボディ(2)および受信側ボディ(3)によりユニット本体(1)が構成され、当該ユニット本体(1)内に、送信子(4a)(4b)から受信子(5a)(5b)に回り込む赤外線を遮断する遮光シート(6)が設けられている。
この場合さらに説明すると、ユニット本体(1)内には、送信側ボディ(2)および受信側ボディ(3)との間に位置して、上下に延びた長板状の一枚の送受信子用基板(7)も内蔵されており、この送受信子用基板(7)の片面に送信子(4a)(4b)が、反対面に受信子(5a)(5b)が装着されている。そして、この送信子(4a)(4b)から赤外線が発光される側の送信側ボディ(2)内に、遮光シート(6)が収められている。
この遮光シート(6)は、別体の上側遮光シート(6a)および下側遮光シート(6b)で構成されており、それぞれ、上段の送信子(4a)および下段の送信子(4b)からの赤外線の回り込み遮断を担うものとして、適宜位置に嵌められている。
上側遮光シート(6a)および下側遮光シート(6b)は、たとえば、樹脂、金属等の剛性を有する部材にて形成され、樹脂の場合は赤外線の透過を防止するために黒色等の暗色系の色を有している。また、外形は、送信側ボディ(2)の内壁に沿った形状とし、ボディ内壁との隙間の発生を防いで、赤外線の送受信子用基板(7)側への漏れを遮断する。またさらに、送受信子用基板(7)を間に挟んで受信側ボディ(3)と組み立てられる際に、送受信子用基板(7)から突出した送信子(4a)(4b)を挿入できる送信子挿入穴(62a)(62b)が設けられており、他にも、送信側ボディ(2)の内側に突出して設けられている基板固定用ボス(21)の先端部(211)が通るボス用穴(61a)(61b)が設けられてもいる。送信側ボディ(2)内での配置位置は、送信子(4a)(4b)が送受信子用基板(7)側から送信子挿入穴(62a)(62b)を通って反対側に飛び出る位置であり、且つ送受信子用基板(7)の実装部品と干渉しない位置とする。
以上のとおりの遮光シート(6)によって、送信子(4a)(4b)から発せられる赤外線が遮光シート(6)により遮られて送受信子用基板(7)側に漏れることがなくなり、送受信子用基板(7)と受信側ボディ(3)との間の隙間(図1参照)を通って反対側に回り込み、受信子(5a)(5b)で受信されるのを効果的に抑制できることとなる。
なお、上側遮光シート(6a)および下側遮光シート(6b)は、それぞれ、図4にも例示したように、送信側ボディ(2)内側の基板固定用ボス(21)の先端部(211)がボス用穴(61a)(61b)を通るとともに、先端部(211)後方に設けられた段差部(212)がシート面に当接することで、容易に位置決めされる。したがって、遮光シート(6)専用の位置決め構造を必要とせず、位置決めのための複雑な構造を送信側ボディ(2)や受信側ボディ(3)に別途形成する必要がない。
また、送信側ボディ(2)および受信側ボディ(3)を送受信子用基板(7)を間にして組み合わせる際に、上側遮光シート(6a)および下側遮光シート(6b)はそれぞれ、送信側ボディ(2)内側の基板固定用ボス(21)と送受信子用基板(7)との間に挟み込まれることにもなり、専用の固定構造を用いることなくユニット本体(1)内に固定される。
[第2の実施形態]
この出願の発明では、さらに、図2、図4および図5に例示したように、上記のとおりの遮光シート(6)だけでなく、遮光リブ(25)をもユニット本体(1)内に設けてもよい。
この場合さらに説明すると、送信側ボディ(2)内には、送信子(4a)(4b)からの赤外線を外部へ投光するレンズ(24)(図4参照)が、送信子(4a)(4b)の前方に位置して設けられており、このレンズ(24)の周りに、送信子(4a)(4b)からの赤外線が受信子(5a)(5b)に回り込まないように遮光リブ(25)が設けられている。より具体的には、レンズ(24)を囲んで、レンズ(24)周りの空間とそれ以外の送信側ボディ(2)内の空間とを隔てるように、送信側ボディ(2)の内側に突出して設けられている。
送信子(4a)(4b)からの赤外線はレンズ(24)を通る際に内側に反射したりする場合もあるため、この遮光リブ(25)によって赤外線の拡散を防止し、受信子(5a)(5b)への回り込みをより確実に軽減させることができるようになる。
もちろん、遮光シート(6)のみでも、赤外線の回り込みを抑制できるが、さらに遮光リブ(25)を具備することで、相乗効果によりさらに確実な抑制を実現できる。
なお、たとえば図4に例示したように、遮光リブ(25)は、遮光シート(6)の位置決めとなる高さを有するものとしてもよい。これにより、遮光リブ(25)の高さが遮光シート(6)が配置される位置となることで、遮光シート(6)の位置決めを兼ねることとなり、遮光リブ(25)の開放端に遮光シート(6)が当接して、言い換えると遮光リブ(25)の天面に遮光シート(6)が置かれて、組み立て時の位置決めを容易ならしめ、遮光シート(6)の組立性の向上を図ることができる。
また、たとえば図5に例示したように、遮光リブ(25)に、レンズ(24)を固定するための切欠き(251)を設けてもよい。切欠き(251)は、遮光リブ(25)をレンズ(24)の取付に影響のない形状にするためのものである。
[第3の実施形態]
ところで、この出願の発明の防犯用検知ユニットでは、たとえば図6〜図8に示したように、ユニット本体(1)に、送信子(4a)(4b)および受信子(5a)(5b)とともに報知表示子(8)をも内蔵し、且つ報知表示子(8)からの光を外部へ出射させる表示窓(22)(32)をさらに備えた実施形態も考慮でき、この場合において、ユニット本体(1)の表示窓(22)(32)に段差構造を設けることが好ましい。
この場合さらに説明すると、図6〜図8の実施形態では、まず、報知表示子(8)は、報知灯や威嚇灯等としてのものであって、送受信子用基板(7)の片面にて上下2段の送信子(4a)(4b)の間に位置し、反対面にて上下2段の受信子(5a)(5b)の間に位置して装着されている。
また、これら送受信子用基板(7)表裏面の報知表示子(8)から発せられる報知光や威嚇光等の光を外部へ出射するための表示窓(22)(32)が、送信側ボディ(2)および受信側ボディ(3)の適宜位置に、より具体的には発光を外部へ出射できる位置に設けられている。
そして、報知表示子(8)と表示窓(22)(32)との間に位置するように、表示カバー(9)が、ユニット本体(1)内にさらに備えられている。表示カバー(9)は、図9にも示したように、中央が開口した枠状(輪状とも言える)のものとなっており、その中央開口に面した対向内壁にて、送受信子用基板(7)との一体化時にその側端部を保持する基板固定用リブ(91)(92)が設けられ、また外側面にて、ユニット本体(1)内への組み込み時に表示窓(22)(32)内に嵌まる位置決めリブ(93)(94)が外方に突出して設けられている。また、報知表示子(8)からの光を通過させる透明や乳白色の材料を用いるため、送信側ボディ(2)および受信側ボディ(3)とは別部品で構成される。
この表示カバー(9)は、送受信子用基板(7)と次のように一体化される(図6、図7参照)。
まず、送受信子用基板(7)が表示カバー(9)の中央開口部分に通される。このとき、送受信子用基板(7)の対向側端部は、表示カバー(9)の対向内壁にある基板固定用リブ(91)(92)内に挿入されて保持されることとなる。また、表示カバー(9)は報知表示子(8)の光を外部へ出射させる必要があるため、それが可能となるような位置、たとえば報知表示子(8)と略平行な位置とされる。
そして、この一体とされた表示カバー(9)および送受信子用基板(7)は、次のように送信側ボディ(2)および受信側ボディ(3)間に位置してユニット本体(1)内に取り付けられる(図6、図7参照)。
まず、表示カバー(9)および送受信子用基板(7)は、その両側から送信側ボディ(2)および受信側ボディ(3)により挟持されるようにユニット本体(1)内に収められる。このとき、表示カバー(9)の位置決めリブ(93)(94)がそれぞれ対応する送信側ボディ(2)および受信側ボディ(3)の表示窓(22)(32)に嵌め込まれる。次に、送受信子用基板(7)には基板固定用穴(71)、送信側ボディ(2)には基板固定用ボス(21)、受信側ボディ(3)には基板押付用ボス(31)が設けられており(図2参照)、固定ビス(図示なし)を受信側ボディ(3)の外側から基板押付用ボス(31)内のビス挿通口を通して、送受信子用基板(7)の基板固定用穴(71)をさらに通し、送信側ボディ(2)の基板固定用ボス(21)内のビス下穴(214)にねじ込むことで、送受信子用基板(7)を送信側ボディ(2)および受信側ボディ(3)とネジ固定させる(図4参照)。このとき、基板押付用ボス(31)が基板固定用ボス(21)に対して、より具体的には基板固定用ボス(21)の先端部(211)に設けられた段差部(213)に対して送受信子用基板(7)を押し付けることにもなり、ボディ内壁と接触することなく、しっかりとした取付固定が実現される。もちろんこのビス固定は、送信側ボディ(2)および受信側ボディ(3)の接合固定も兼ねている。
なお、前述した遮光シート(6)をも設ける場合では(図4、6参照)、たとえば、まず遮光シート(6)を送信側ボディ(2)内の遮光リブ(25)および基板固定用ボス(21)の段差部(212)に置き、その後表示カバー(9)と一体化された送受信子用基板(7)を送信側ボディ(2)に装着し、受信側ボディ(3)を嵌め込んで、送受信子用基板(7)を固定する。これにより遮光シート(6)も挟み込み固定される。
以上のとおりに組み立てられたユニット本体(1)では、図8に示したように、送信側ボディ(2)および受信側ボディ(3)それぞれの表示窓(22)(32)において、表示カバー(9)の位置決めリブ(93)(94)が露出するが、このとき、位置決めリブ(93)(94)の露出面が表示窓(22)(32)の開口部分よりも若干内側につまりユニット本体(1)内に引っ込んだ状態となり、これによって段差構造が形成されている。
この段差構造の存在により、ユニット本体(1)内の報知表示子(8)の光が位置決めリブ(93)(94)の露出面を通して表示窓(22)(32)の開口から外へ出射される際に、影が生じて、光の視認性が向上されることとなる。このため、周囲照度が高い屋外昼間においても報知光や威嚇光の視認性を確保でき、昼間においても光による防犯効果を高められるのである。
[第4の実施形態]
またさらに、この出願の発明では、たとえば図1、図2および図7に例示したように、ユニット本体(1)内に、上述したとおりの表示カバー(9)の上下に位置して、隔壁構造(23)(33)を設けておいてもよい。
この場合さらに説明すると、送信側ボディ(2)および受信側ボディ(3)それぞれの内側に、内壁面と一体として、表示窓(22)(32)の上下に位置して一対の隔壁板(231)(331)が内方に突出して設けられている。表示窓(22)(32)には組み立て時に表示カバー(9)の位置決めリブ(93)(94)が嵌め込まれるため、隔壁板(231)(331)は位置決めリブ(93)(94)つまり表示カバー(9)の上下に位置することとなる。
この隔壁板(231)(331)による隔壁構造(23)(33)によれば、表示窓(22)(32)から侵入する外光を遮断できるとともに、報知表示子(8)からの光が内部で拡散するのを防止して表示窓(22)(32)に集光させ、外部への光量を増加でき、よって当該光の視認性をさらに一層向上させることができるのである。
なお、隔壁板(231)(331)における表示カバー(9)の位置決めリブ(93)(94)を向く面は、鏡面等の反射面(232)(332)として、集光効果をさらに高めるようにしてもよい。
[第5の実施形態]
以上のとおりの防犯用検知ユニットは、複数用いることで、より具体的には複数を適宜間隔で対向配設させ、隣接する一方の防犯用検知ユニットの送信子(4a)(4b)と他方の防犯用検知ユニットの受信子(5a)(5b)との間で赤外線の送受を行い、その際に赤外線が侵入者によって遮られたことを検知するように構築することで、優れた赤外防犯装置を実現できる。このとき、外構フェンス等の支柱に防犯用検知ユニットを取り付けて適宜間隔で対向配設させることで、フェンス防犯装置とすることももちろん考慮できる。
この出願の発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。たとえば、上記各実施形態では送信子(4a)(4b)および受信子(5a)(5b)それぞれを上下2段設けたダブルビーム方式のものとしているが、上下3段以上のマルチビーム方式の場合にも適用できる。送信子(4a)(4b)、受信子(5a)(5b)、報知表示子(8)については、赤外線の発光、赤外線の受光、報知・威嚇発光が可能となる素子であればよく、たとえば赤外LEDやフォトトランジスタなどを考慮できる。
この出願の発明の一実施形態を示した分解斜視図である。 この出願の発明の一実施形態を示した別の分解斜視図である。 遮光シートを示した斜視図であり、(a)は上側遮光シート、(b)は下側遮光シートである。 遮光リブを示した斜視図である。 組み立て後の状態を示した断面図である。 この出願の発明の別の一実施形態を示した分解斜視図である。 この出願の発明の別の一実施形態を示した別の分解斜視図である。 段差構造について説明するための図である。 表示カバーを示した斜視図である。
符号の説明
1 ユニット本体
2 送信側ボディ
21 基板固定用ボス
211 先端部
212 段差部
213 段差部
214 ビス下穴
22 表示窓
23 隔壁構造
231 隔壁板
232 反射面
24 レンズ
25 遮光リブ
251 切欠き
3 受信側ボディ
31 基板押付用ボス
32 表示窓
33 隔壁構造
331 隔壁板
332 反射面
4a,4b 送信子
5a,5b 受信子
6 遮光シート
6a 上側遮光シート
61a ボス用穴
62a 送信子挿入穴
6b 下側遮光シート
61b ボス用穴
62b 送信子挿入穴
7 送受信子用基板
71 基板固定用穴
8 報知表示子
9 表示カバー
91,92 基板固定用リブ
93,94 位置決めリブ

Claims (7)

  1. 送信子および受信子を内蔵した防犯用検知ユニットにおいて、ユニット本体内に、送受信子用基板を間にして片側に送信子およびその反対側に受信子が設けられており、送信側ボディに基板固定用ボスが設けられており、当該基板固定用ボスと送受信子用基板との間に、送信子からの赤外線が受信子に回り込まないように遮光シートが挟み込まれていることを特徴とする防犯用検知ユニット。
  2. 送信子からの赤外線を外部へ投光するレンズが送信子の前方に設けられており、このレンズの周りに、送信子からの赤外線が受信子に回り込まないように遮光リブが設けられていることを特徴とする請求項1記載の防犯用検知ユニット。
  3. 前記遮光リブは前記遮光シートの位置決めとなる高さを有しており、送信側ボディ内にてこの遮光リブの開放端に遮光シートが当接することを特徴とする請求項2記載の防犯用検知ユニット。
  4. ユニット本体に送信子および受信子とともに報知表示子を内蔵し、報知表示子からの光を外部へ出射させる表示窓を備え、ユニット本体の表示窓に段差構造が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の防犯用検知ユニット。
  5. ユニット本体内に組み込まれて表示窓から露出する表示カバーをさらに備えており、表示カバーの露出面と表示窓の開口とが段差構造となっていることを特徴とする請求項4記載の防犯用検知ユニット。
  6. ユニット本体に送信子および受信子とともに報知表示子を内蔵し、報知表示子からの光を外部へ出射させる表示窓を備え、ユニット本体内に組み込まれて表示窓から露出する表示カバーをさらに備えており、且つユニット本体内に表示カバーの上下に位置して隔壁構造が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の防犯用検知ユニット。
  7. 表示カバーの露出面と表示窓の開口とが段差構造となっていることを特徴とする請求項6記載の防犯用検知ユニット。
JP2004047010A 2004-02-23 2004-02-23 防犯用検知ユニット Expired - Fee Related JP4419601B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004047010A JP4419601B2 (ja) 2004-02-23 2004-02-23 防犯用検知ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004047010A JP4419601B2 (ja) 2004-02-23 2004-02-23 防犯用検知ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005235129A JP2005235129A (ja) 2005-09-02
JP4419601B2 true JP4419601B2 (ja) 2010-02-24

Family

ID=35018001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004047010A Expired - Fee Related JP4419601B2 (ja) 2004-02-23 2004-02-23 防犯用検知ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4419601B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8232883B2 (en) * 2009-12-04 2012-07-31 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Ltd. Optical proximity sensor with improved shield and lenses

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005235129A (ja) 2005-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106506746B (zh) 一种面板、传感器组件及移动终端
JP2005276656A (ja) タンパースイッチ構造及びそのタンパースイッチ構造を備えた防犯用センサ
EP3725584A1 (en) Charging post
JP4668702B2 (ja) 火災感知器
TW200941415A (en) Photoelectric smoke detector
WO2015053085A1 (ja) 照明装置及び表示装置
JP5060909B2 (ja) 多光軸光電センサ
JP4419601B2 (ja) 防犯用検知ユニット
JP6887898B2 (ja) 炎感知器
JP4043204B2 (ja) 火災検知器
US20160202554A1 (en) Lighting Device and Display Apparatus
US20200249489A1 (en) Screen frame, display screen module and terminal
JP2014517486A (ja) 遮光構造を有する発光ダイオード電球
WO2018043011A1 (ja) 車載アンテナ装置
JP2019160664A (ja) 小型光電センサ
CN210157224U (zh) 生物特征检测系统及电子设备
JP6017054B2 (ja) 表示装置
JP4924662B2 (ja) 情報処理装置
JP2019160674A (ja) 光電センサ
JP5210757B2 (ja) 煙感知器
CN210864742U (zh) 生物特征检测系统及电子设备
CN109798463B (zh) 电子装置发光结构
JPH09231485A (ja) 光電式煙感知器
CN111511131A (zh) 外框、终端外壳和终端
KR101394190B1 (ko) 감시카메라용 김서림방지 윈도우 어셈블리

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees