JP2009181482A - 画像処理システム及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】システム内の一部の装置で発生したエラーがシステム全体に波及する不具合を防止する。また、レンダリングにかかる通信負荷を低減する。
【解決手段】画像処理システム1は、数値データを画像化する処理及び画像データを加工する処理を含む画像処理を実行する複数の画像処理装置10a、10b、10cと、各画像処理装置に画像処理の実行を指示するクライアント端末20a、20b、20cと、各画像処理装置の稼働状態に関する情報がテキストファイルで作成されたファイルサーバ30とを備える。画像処理装置は、稼働状態に関する情報をファイルサーバ30に書き込み、クライアント端末は、画像処理装置の稼働状態に関する情報をファイルサーバ30から取得することにより、クライアント端末と画像処理装置との間で、稼働状態に関する情報を送受信することによる通信負荷を低減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末装置によって指定された画像処理を複数の画像処理装置に分散して実行させる画像処理システム及び画像処理方法に関する。
従来、複雑な演算を複数のコンピュータに分散して実行させる技術がある。コンピュータグラフィクスを用いて映像を制作する分野では、例えば、数値データを画像化する処理、2次元画像を3次元化する処理、3次元画像に陰面消去や陰影付けを行う処理などの画像処理(以下、これらを纏めてレンダリングという)を複数の画像処理装置に分散して実行させる技術がある。
レンダリングを複数の画像処理装置に分散して実行させることにより、1台の画像処理装置でレンダリングを実行する場合と比べ、短時間でレンダリングを終了させることができる。
レンダリングの分散処理について説明する。一の例として、レンダリングを実行する複数の画像処理装置と、レンダリングを依頼する複数のクライアント端末と、複数の画像処理装置と複数のクライアント端末とを統括する機能を有するコントローラとがネットワークを介して相互に接続された画像処理システムが開示されている(特許文献1参照)。
特許文献1に開示された画像処理システムでは、コントローラは、クライアント端末から依頼されたレンダリングの内容に基づいて、複数の画像処理装置にレンダリングを分散している。
別の例として、レンダリングを実行する複数の画像処理装置と、画像処理装置にレンダリングを依頼するクライアント端末とを備えた分散処理システムが開示されている(特許文献2参照)。
特許文献2に開示された分散処理システムでは、クライアント端末は、画像処理装置から装置の稼働状態を取得し、取得した装置の稼働状態に応じて、レンダリングを依頼する画像処理装置を選択している。
特開2002−269060号公報 特開2005−078461号公報
特許文献1に開示された画像処理システムでは、レンダリングに関する全ての通信は、システム全体を統括する機能を有するコントローラを介して行われる。そのため、コントローラでエラーが発生したとき、このエラーによる不具合がシステム全体に波及するという欠点があった。
一方、特許文献2に開示された分散処理システムでは、コントローラに相当する装置は存在しないので、コントローラで発生したエラーがシステム全体に波及するという不具合は生じない。代わりに、クライアント端末が画像処理装置の稼働状態を各画像処理装置から直接取得する。
しかし、この場合、クライアント端末の数、及びクライアント端末に接続される画像処理装置の数が増加すると、クライアント端末が画像処理装置の稼働状態を取得するための通信が頻発し、ネットワークの通信負荷が増大する。
そこで、本発明は、複数の画像処理装置に分散してレンダリングを実行させる際に、システム内の一部の装置で発生したエラーがシステム全体に波及する不具合を防止するとともに、システム内において、レンダリングを依頼するクライアント端末とレンダリングを実行する画像処理装置との間の通信負荷を低減することができる画像処理システム及び画像処理方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、数値データを画像化する処理及び画像データを加工する処理を含む画像処理を実行する複数の画像処理装置(画像処理装置10a,10b,10c)と、前記複数の画像処理装置の各々に前記画像処理の実行を指示するクライアント端末(クライアント端末20a,20b,20c)とがネットワーク(通信ネットワーク40)を介して相互に接続された画像処理システム(画像処理システム1)であって、各画像処理装置の稼働状態に関する稼動情報を格納する格納部(テキストファイル格納部31)を有する記憶サーバ(ファイルサーバ30)を備え、前記記憶サーバは、前記複数の画像処理装置と前記クライアント端末と前記ネットワークを介して接続されており、前記クライアント端末は、前記画像処理が施されるデータを前記稼働情報に基づいて前記複数の画像処理装置に割り振るデータ割振部(データ割振部211)を有し、前記各画像処理装置は、前記稼働情報をテキストファイルで作成して前記格納部に書き込む稼働情報作成部(稼動情報作成部111)を有し、前記クライアント端末は、前記格納部に格納された前記稼働状態に関する情報を読み出し、前記画像処理が施されるデータを前記読み出した稼働状態に関する情報に基づいて前記複数の画像処理装置に割り振ることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、記憶サーバ(ファイルサーバ30)は、各画像処理装置の稼働状態に関する稼動情報を格納する格納部(テキストファイル格納部31)を有し、稼動情報作成部は、稼働情報をテキストファイルで作成して格納部に書き込み、クライアント端末は、格納部に格納されたテキストファイルを読み出す。
記憶サーバは、テキストファイルの管理のみを行っており、クライアント端末と画像処理装置とを統括するコントローラとして機能していない。したがって、クライアント端末と画像処理装置とを統括するコントローラで発生したエラーがシステム全体に波及するという不具合を防止できる。
また、本発明の特徴によれば、画像処理装置の稼動情報が記憶サーバにテキストファイルで保存されているため、テキストファイルを参照することにより、システム内でエラーが発生した場合、エラーの要因、発生箇所を特定することができる。
クライアント端末は、画像処理を依頼した画像処理装置各々の稼働情報を記憶サーバから取得する。すなわち、画像処理装置の稼働情報を取得する通信は、クライアント端末と記憶サーバとの間の1対1の接続でよい。
したがって、複数の画像処理装置とクライアント端末とが稼動情報を取得するために互いに通信し合うことで生じる通信負荷を低減できる。また、稼働情報を記したテキストファイルは、データ容量が抑えられる。データ容量の抑制は、記憶サーバへの書き込み/読み出し時の通信負荷の低減に繋がる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、稼動情報作成部(稼動情報作成部111)によって作成される稼動情報には、前記画像処理が施されるデータを識別する情報と、前記画像処理が施されるデータに対して実行する前記画像処理の進捗状況とが含まれることを要旨とする。
本発明によれば、稼動情報作成部において、画像処理が施されるデータを識別する情報と、画像処理が施されるデータに対して実行する画像処理の進捗状況とを含む稼動情報が作成される。
したがって、クライアント端末は、各画像処理装置に割り振ったデータに対する画像処理の進捗状況を取得することができる。
本発明の第3の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記稼動情報作成部(稼動情報作成部111)は、前記テキストファイルで作成された前記稼働情報を更新し、前記更新した時刻に関する情報を前記テキストファイルに記述し、前記クライアント端末は、前記テキストファイルに記述された最新の時刻情報と現在時刻とを比較し、比較結果から前記画像処理装置の稼動状況を判断することを要旨とする。
本発明によれば、テキストファイルに稼働状態に関する情報と、更新された時刻に関する情報とが記述されるので、クライアント端末は、テキストファイルに記述された最新の時刻情報と現在時刻とを比較して、画像処理装置の稼動状況を判断する。
例えば、最新の時刻情報と現在時刻との時間間隔が所定値以上であれば、画像処理装置は、停止している判断する。この場合、クライアント端末は、画像処理の停止時までに完了したデータ以降のデータに対してのみ画像処理の再試行を指示することができる。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記各画像処理装置は、前記画像処理を行う複数の画像制作部(画像制作部112a,112b,112c)を有し、前記複数の画像制作部は、前記画像処理を実行するために必要な設定項目がそれぞれ異なっており、前記クライアント端末は、操作者から前記画像処理を実行するために必要な前記設定項目が設定される画像処理設定部(画像処理設定部212)と、前記画像処理設定部において設定された前記設定項目を、前記画像制作部毎に対応する設定項目に変換する設定変換部(設定変換部213)とを有することを要旨とする。
本発明によれば、画像処理設定部と設定変換部とを設けたことにより、オペレータは、それぞれ設定項目が異なる画像制作部に対する画像処理の設定を一括して行える。したがって、画像制作部毎に画像処理に関する設定を行う場合に比べ、設定時におけるオペレータによる操作を簡便にすることができる。
また、画像処理システムにおける分散処理で生じる不具合の一つとして、設定段階で起こり得る人為的エラーを防止することができる。
本発明の第5の特徴は、数値データを画像化する処理及び画像データを加工する処理を含む画像処理を実行する複数の画像処理装置と、前記複数の画像処理装置の各々に前記画像処理の実行を指示するクライアント端末と、前記複数の画像処理装置の各々の稼働状態に関する稼動情報が格納される記憶サーバとがネットワークを介して相互に接続された画像処理システムにおいて、前記クライアント端末からの指示に基づいて前記複数の画像処理装置で前記画像処理が実行される画像処理方法であって、前記複数の画像処理装置の各々の前記稼働情報がテキストファイルで作成される稼動情報作成工程と、前記稼動情報作成工程により作成されたテキストファイルが前記記憶サーバに書き込まれる工程と、前記記憶サーバに書き込まれた前記稼働情報が読み出される工程と、前記画像処理が施されるデータが前記読み出された前記稼働情報に基づいて前記複数の画像処理装置に割り振られる工程とを有することを要旨とする。
本発明の特徴によれば、複数の画像処理装置の各々の稼働情報がテキストファイルで作成され、作成されたテキストファイルが記憶サーバに書き込まれる。記憶サーバに書き込まれた稼働情報は、読み出されて、読み出された稼働情報に基づいて画像処理が施されるデータが複数の画像処理装置に割り振られる。
また、本発明の第6の特徴は、前記画像処理を実行するための設定項目がそれぞれ異なる複数の画像制作工程と、操作者から前記画像処理を実行するために必要な前記設定項目が設定される画像処理設定工程と、前記画像処理設定工程で設定された前記設定項目が前記複数の画像制作工程の各々で個別に実行される画像処理に適合した設定項目に変換される設定変換工程とを有し、前記複数の画像制作工程の各々は、前記変換された設定項目に基づいて、前記複数の画像処理を実行することを要旨とする。
本発明の特徴によれば、操作者から画像処理を実行するために必要な設定項目が設定されると、設定された設定項目が複数の画像制作工程の各々で個別に実行される画像処理に適合した設定項目に変換される。
したがって、本発明によれば、それぞれ設定項目が異なる画像制作工程に対する画像処理の設定が一括して行われる。
本発明によれば、複数の画像処理装置に分散してレンダリングを実行させる際に、システム内の一部の装置で発生したエラーがシステム全体に波及する不具合を防止することができる。また、画像処理システム内において、レンダリングを依頼するクライアント端末とレンダリングを実行する画像処理装置との間の通信負荷を低減することができる。
(画像処理システム)
本発明に係る画像処理システム1の実施形態の一例について、図面を参照して説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似する部分には、同一または類似する符号を付けている。但し、図面は、形式的なものであり、具体的な機能、作用等は、以下の説明を参酌して判断すべきものである。
また、画像処理の稼動状況を記す進捗情報ファイルと、画像処理の結果を記す実行ログファイルは、それぞれ異なる記憶サーバに置いてよいが、以下の説明では簡単のためこれら2種類のファイルを同一の記憶サーバ(ファイルサーバ30)に置くものとする。
図1に示す画像処理システム1は、数値データを画像化する処理及び画像データを加工する処理を含む画像処理を実行する複数の画像処理装置10a、10b、10cと、各画像処理装置に画像処理の実行を指示するクライアント端末20a、20b、20cと、各画像処理装置の稼働状態に関する情報が格納されるファイルサーバ30とを備えている。
画像処理装置10a、10b、10cと、クライアント端末20a、20b、20cとファイルサーバ30は、通信ネットワーク40を介して相互に接続されている。通信ネットワーク40は、無線通信ネットワーク又は有線通信ネットワークの何れであってもよい。
画像処理システム1は、複雑な画像処理計算を複数の画像処理装置に分散して実行させるシステムである。これにより、1台の画像処理装置で画像処理計算を実行する場合と比べ、より短時間でレンダリングを終了させることができる。
画像処理としては、例えば、数値データを画像化する処理、2次元画像を3次元化する処理、3次元画像に陰面消去や陰影付けを行う処理などの画像処理(これらを纏めてレンダリングという)である。本実施形態では、レンダリングの1単位(一度に処理を指定された1つまたは複数のフレームのレンダリング)をジョブという。
(画像処理装置の構成)
画像処理装置の構成について、図2を用いて詳細に説明する。画像処理装置10aは、制御部11、入力部12、表示部13、記憶部14及び通信インターフェイス(以下、通信I/Fという)15を備える。
入力部12は、一例として、画像処理装置10aがPCの場合であれば、キーボード、又はマウス等のポインティングデバイスである。表示部13は、液晶ディスプレイ(LCD)等である。
記憶部14は、ハードディスクドライブ等の大容量記憶媒体であり、各種制御プログラム、レンダリングを実行する上で必要な制御プログラム等が格納されている。記憶部14は、着脱可能な記憶媒体と、この記憶媒体に対して記録再生可能なドライバとから構成されていてもよい。
制御部11は、図2に図示しないCPU、ROM、RAM等を備えており、記憶部14に格納された制御プログラムを実行することにより、稼動情報作成部111と、画像制作部112a〜112cとして機能する。
すなわち、稼動情報作成部111、画像制作部112a〜112cは、制御部11によって実行されるソフトウェアモジュールとして実現される。
稼動情報作成部111は、画像処理装置10aの稼働状態に関する情報をテキストファイルで作成し、作成したテキストファイルをファイルサーバ30のテキストファイル格納部31に書き込む。また、稼動情報作成部111は、ファイルサーバ30に書き込んだテキストファイルを所定のタイミングで更新する。所定のタイミングとは、例えば、1フレーム分のレンダリングが完了するか、又は一定期間毎(例えば、数秒間)である。
稼動情報作成部111が作成するテキストファイルには、進捗状況ファイルと、実行ログファイルとがある。
進捗状況ファイル、実行ログファイルの両者ともに画像処理装置毎に作成される。ファイル名或いはファイルが格納されるフォルダ名の一部には、画像処理装置を識別する情報が付けられる。
進捗状況ファイルは、画像処理装置10a〜10cにおけるレンダリングの進捗状況に関する情報が記述されたファイルである。進捗状況ファイルに記述される情報は、レンダリングの進捗状況に関する情報である。
具体的には、以下に示すものがある。
1. 画像処理装置にレンダリングを依頼したクライアント端末を識別する情報
2. 依頼されたレンダリングの優先度
3. 依頼されたレンダリングの実行開始時刻
4. 依頼されたレンダリングに使用するレンダリングソフト(後述する)を識別する情報
5. レンダリングの対象となるフレームのフレームナンバ
6. 依頼されたレンダリングの中で、自身が担当しているフレーム(何フレーム目から何フレーム目までという情報)
上述した1〜6の設定項目に関する情報が1つのレンダリングに対応付けられている。
例えば、1つの画像処理装置は、2つ以上のレンダリングを指示されることも可能である。この場合、2セットのデータが進捗状況ファイルに記述される。また、画像処理装置にレンダリングを依頼しているクライアント端末の数も記述される。
また、稼動情報作成部111は、テキストファイルを更新した時間に関する情報(タイムスタンプ)を進捗状況ファイルに付加する。
進捗状況ファイルは、ファイルサーバ30を介して、クライアント端末20a〜20cに読み出される。クライアント端末20a〜20cは、後述する図6又は図7に示すウィンドウを作成する際に、進捗状況ファイルを利用する。
実行ログファイルは、画像処理装置10a〜10cにおいて、既に終了したレンダリングに関する情報が記述されたファイルである。
稼動情報作成部111は、レンダリングソフトが1フレーム分のレンダリングの終了通知をクライアント端末20a〜20cに出力するタイミングで、実行ログファイルに記述を書き足す。
実行ログファイルは、通常、レンダリングの実行中には殆ど参照されないファイルであるが、レンダリングが終了した後に、必要に応じて参照されることがある。
例えば、クライアント端末20a〜20cは、上述した進捗状況ファイルに記述された情報に基づいて、レンダリングが異常終了したと判断したとき、実行ログファイルを参照し、実行ログファイルに記述されたエラーメッセージ等を取得する。これにより、オペレータは、異常終了の手がかりを得ることができる。
稼動情報作成部111は、テキストファイルで作成された稼働状態に関する情報を更新したとき、更新した時刻に関する情報をテキストファイルに記述する。
稼動情報には、具体的に、クライアント端末20a〜20cによって割り振られたデータを識別する情報として画像データのフレーム番号、割り振られた画像データに対して実行するレンダリングの進捗状況、データ全体又は1フレームに対するレンダリングの開始時刻又は終了時刻等がある。
更新が行われる所定のタイミングとは、例えば、割り振られた画像データのうち1フレームに対するレンダリングが終了したとき、又は割り振られた画像データに対する全てのレンダリングが終了したとき、又は所定の時間間隔等である。
本実施形態では、1つの画像処理装置に、同種又は異なる種類のレンダリングを実行する複数の画像制作部112a〜112cが備えられている。画像制作部112a〜112cは、レンダリングを実行するアプリケーションソフトである。画像制作部112a〜112cは、レンダリングソフトともいう。
本実施形態における画像制作部112a〜112cは、クライアント端末20a〜20cで入力された設定項目に基づいて選択される。
通常、異なるアプリケーションソフトでは、レンダリングを実行するために必要な設定の項目及び入力方法がそれぞれ異なっている。すなわち、レンダリングソフト毎にレンダリングを実行するために必要な設定項目がそれぞれ異なっており、異なる設定用GUIから個別に設定が行われている。
これに対して、本実施形態に係る画像処理システム1では、各レンダリングソフト(画像制作部112a〜112c)におけるレンダリングに関する設定は、クライアント端末20a〜20cに備えられた画像処理設定部212によって一括して行われる。なお、画像処理装置10b、10cは、画像処理装置10aと同一の構成を有する。
(クライアント端末の構成)
次に、クライアント端末20a、20b、20cについて、図2を用いて説明する。クライアント端末20aは、制御部21、入力部22、表示部23、記憶部24及び通信I/F25を備える。
入力部22は、一例として、クライアント端末20aがPCの場合、キーボード、又はマウス等のポインティングデバイスである。表示部23は、液晶ディスプレイ(LCD)等である。
記憶部24は、ハードディスクドライブ等の大容量記憶媒体であり、各種制御プログラム、レンダリングを画像処理装置に割り振る上で必要な制御プログラム等が格納されている。記憶部24は、着脱可能な記憶媒体と、この記憶媒体に対して記録再生可能なドライバとから構成されていてもよい。
クライアント端末20a〜20cは、レンダリングを施すデータを画像処理装置10a〜10cに割り振って、各画像処理装置に実行させる指示を行う装置である。
クライアント端末20a〜20cは、CG(コンピュータグラフィクス)映像制作の現場では、例えば、デザイナやオペレータが使用するパーソナルコンピュータ(PC)である。なお、通信ネットワーク40に接続可能な端末装置であれば、PCに限定されない。パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)等であってもよい。
制御部21は、図2に図示しないCPU、ROM、RAM等を備えており、記憶部24に格納された制御プログラムを実行することにより、データ割振部211、画像処理設定部212、設定変換部213として機能する。すなわち、データ割振部211、画像処理設定部212、設定変換部213は、制御部21によって実行されるソフトウェアモジュールとして実現される。
データ割振部211は、テキストファイルに記述された画像処理装置毎の稼動情報に基づいて、画像処理装置10a〜10cにレンダリングを施すデータを割り振る。
画像処理設定部212は、画像処理装置10a〜10cの各々に実行させるレンダリングに関する設定を行う。画像処理設定部212は、表示部23に表示される、いわゆるGUI(グラフィカルユーザインターフェイス)である。オペレータは、マウス等の入力部22を使って、表示部23に表示されるGUIに対して設定項目に関する入力を行うことにより、レンダリングに関する各種設定を行うことができる。
設定変換部213は、オペレータによって画像処理設定部212で行われたレンダリングに関する設定項目を複数の画像制作部112a〜112cに対応する設定項目に変換する機能を有する。すなわち、画像処理設定部212は、各画像制作部112a〜112cの設定を行うための共通のGUIである。
制御部21は、図2には図示しないが、ファイルサーバ30にアクセスして所定の記憶領域に作成されたテキストファイルを読み出す機能を有する。読み出しは、所定のタイミングで行われる。所定のタイミングとは、一定期間(一例として、数秒間隔)である。
したがって、クライアント端末20a〜20cは、ファイルサーバ30に格納された稼働状態に関する情報を読み出し、読み出した稼働状態に関する情報に基づいて画像データを画像処理装置10a〜10cに割り振る。
クライアント端末20a〜20cは、レンダリングの進捗状況や、全ての画像処理装置の稼動状態をファイルサーバ30から取得し、その結果を集約することによって、画像処理システム1全体の状態を把握することができる。
クライアント端末20a〜20cは、テキストファイルに記述された最新の時刻情報と現在時刻とを比較して、最新の時刻情報と現在時刻との時間間隔が所定値以上であれば、画像処理装置は、停止していると判断する。この場合、クライアント端末20a〜20cは、画像処理の停止時までに完了したデータ以降のデータに対してのみ画像処理を再試行を指示することができる。
具体的に、クライアント端末20a〜20cは、ファイルサーバ30からテキストファイルを読み出すとき、進捗状況ファイルに付随する最新の更新時間に関する情報(タイムスタンプ)を取得する。
クライアント端末20a〜20cは、現在時刻と比較して、このタイムスタンプが予め設定した時間間隔よりも古い場合には、進捗状況ファイルを更新した画像処理装置にエラーが発生した、或いは何らかの正常でない事態に陥ったことにより、レンダリング処理が停止しているという判断ができる。
なお、現在時刻と進捗状況ファイルのタイムスタンプとを比較する際、クライアント端末20a〜20cは、自身のタイマで現在時刻を参照しない。クライアント端末20a〜20cは、時刻を参照したい瞬間にファイルサーバ30に極小容量のダミーファイルを書き込む。クライアント端末20a〜20cは、このダミーファイルに付随するタイムスタンプと、進捗状況ファイルに付随するタイムスタンプとを取得し、これらをもって比較する。
こうすることで、クライアント端末20a〜20cと、進捗状況ファイルが置かれたファイルサーバ30との間で互いのタイマが、仮にずれていても正確な比較が行える。
また、クライアント端末20a〜20cは、進捗状況ファイルに記述された情報に基づいてレンダリングが中断したと判断したとき、実行ログファイルを参照し、実行ログファイルに記述されたエラーメッセージ等を取得する。オペレータは、実行ログファイルを参照することにより中断した要因など得ることができる。
クライアント端末20a〜20cは、画像処理装置と同様のソフトウェアモジュールを備えていてもよい。この場合、クライアント端末がオペレータに使用されていない時間帯には、画像処理装置として機能させることができる。
(ファイルサーバの構成)
ファイルサーバ30は、画像処理装置10a〜10cの稼動情報を画像処理装置毎に格納するテキストファイル格納部31を有する。ファイルサーバ30は、画像処理装置10a〜10cとクライアント端末20a〜20cと通信ネットワーク40を介して接続される。
テキストファイル格納部31には、画像処理装置10a〜10cの稼働状態に関する情報がテキストファイルで書き込まれる。テキストファイル格納部31は、画像処理装置10a〜10cからテキストファイルが書き込まれる。クライアント端末20a〜20cからテキストファイルが読み出される。
ファイルサーバ30は、各画像処理装置10a〜10cで実行されるレンダリングに関する実行ログファイルを格納している。
また、ファイルサーバ30は、レンダリングを指示するコマンドがテキストで記述されたデータファイル(シーンファイル)も格納している。
実行ログファイルは、シーンファイルと同じフォルダ(又はディレクトリ)、或いはそのサブフォルダ(又はサブディレクトリ)に格納されることが好ましい。これにより、クライアント端末20a〜20cは、レンダリングの際に使用したシーンファイルの場所から、レンダリングに関する実行ログファイルの場所を容易に見つけることができる。
本実施形態に係る画像処理システム1では、実行ログをファイルサーバ30で管理することにより、情報量の大きい実行ログをクライアント端末20a〜20cと画像処理装置10a〜10cとの間で送受信することがなく、システム全体の通信負荷を軽くすることができる。
ファイルサーバ30は、クライアント端末20a〜20cが自身の稼働状況を書き込むための記憶領域を有していてもよい。こうすることで、各クライアント端末は、画像処理装置10a〜10cの稼働状況だけでなく、他のクライアント端末の稼働状況を取得することができる。
(画像処理システムによるレンダリングの分散処理)
次に、画像処理システム1によって実行されるレンダリングを図3、図4を用いて説明する。図3、図4では、一例として、クライアント端末20aがレンダリングを施すデータを画像処理装置10a〜10cに割り振る場合について説明する。図3、図4は、A,B,C1,C2,C3において連続している。
ステップS1において、クライアント端末20aは、ファイルサーバ30から画像処理装置10a〜10cの稼動情報が記述されたテキストファイルを取得する。
ステップS2において、クライアント端末10aでは、オペレータからレンダリングに関する各種設定が入力される。画像処理に関連する設定は、表示部23に表示されるGUI(図5を用いて説明する)を用いて入力される。
ステップS3において、画像処理を開始する指示が入力されたか判断し、開始する指示が入力されたとき(ステップS3:yes)、ステップS4において、画像処理装置10a〜10cに画像処理の対象となるデータを割り振る。
割り振り方法としては、一例として、データ割振部211は、ステップS1で取得した情報に基づいて、現在、レンダリングが実行されていない画像処理装置のみに均等なフレーム数を割り振り、レンダリングを実行中の画像処理装置や不具合が発生している画像処理装置に対してはフレームを割り振らない。
また、画像処理装置10a〜10cが備える画像制作部の種類に応じてフレームを割り振る。例えば、ステップS2で設定されたレンダリングを実行可能な画像制作部に対して画像処理の対象となるデータを割り振る。
また、ステップS4では、設定変換部213は、画像処理設定部212から入力されたレンダリングの設定項目を画像処理装置に備えられた画像制作部に対応する設定項目に変換する。
ステップS5において、クライアント端末20aは、各画像処理装置に対して、個々の画像制作部に割り振ったデータ及び変換した設定項目を送信する。
ステップS6(S6’、S6”)において、画像処理装置10a〜10cは、画像処理の対象となるデータと、レンダリングの設定項目を受信する。
画像処理装置10a〜10cは、ステップS7(S7’、S7”)において、受信したデータに対して、受信した設定項目に基づくレンダリングを開始する。
ステップS8(S8’、S8”)において、画像処理装置10a〜10cは、1フレーム分のレンダリングが終了したか否かを判断する。ここで、1フレームは、一例であって、複数フレームを判断の単位としてもよい。
また、レンダリングが1フレームも進んでいなくても、一定の期間(例えば、数秒間)が経過した場合にはステップS8はyesになる。但しこの場合は、後述するステップS32(S32’、S32”)はテキストファイルの更新のみを実行し、クライアントへの送信は実行しない。
1フレーム分のレンダリングが終了するか、または一定の時間が経過した場合(ステップS8:yes)、画像処理装置10a〜10cは、ステップ32(S32’、S32”)において、稼動情報のテキストファイルを作成し、ファイルサーバ30のテキストファイル格納部31の所定領域に書き込む。1フレーム分のレンダリングが終了した場合はさらに、ステップ32(S32’、S32”)においてクライアントにその旨の通知を送信する。終了したフレームがそのジョブの最後のフレームであれば、この通知はジョブの終了通知となる。
ステップS33(S33’、S33”)において、ファイルサーバ30では、テキストファイル格納部31に作成されているテキストファイルが更新される。
これ以降、画像処理装置10a〜10c及びファイルサーバ30では、割り振られた全データに対して、ステップS7〜S32を繰り返す。
一方、クライアント端末20aは、画像処理装置10a〜10cに対して画像処理の対象であるデータを送信した後は、ファイルサーバ30に適宜アクセスして、テキストファイルを読み出す。
クライアント端末20aは、ステップS6〜S32の工程から独立したステップS21において、テキストファイルを取得する。
また、ステップS22において、クライアント端末20aは、取得したテキストファイルから、各画像処理装置の稼働状態に関する情報を集約する。例えば、クライアント端末20aは、各画像処理装置の画像制作部に割り振られたデータに対するレンダリングの進捗状況を作成することができる(図6、図7を用いて説明する)。
画像処理装置10a〜10cは、ステップS31(S31’、S31”)において、割り振られたデータに対するジョブが終了したか判断する。ジョブが終了していないとき(ステップS31:no)、ステップS7(S7’、S7”)にもどる。
ステップS34において、クライアント端末20aは、通知を受信する。ステップS35において、クライアント端末は、受信した通知が終了通知であるか判断する。終了通知の場合(ステップS35:yes)、ステップS40に進む。
クライアント端末20aは、ステップS40において、画像処理装置10a〜10cに割り振った全てのジョブが終了したか判断する。終了していなければステップS21以降の工程を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態に係る画像処理システム1は、クライアント端末20aが画像処理装置10a〜10cにデータを送信する時と、1フレーム分のレンダリングの終了通知を送信する時のみ、直接通信し合う。これ以外の、稼動情報を取得する通信は、全てファイルサーバ30を介して行う。
(レンダリングを設定するGUI)
ここで、表示部23に表示されるGUIについて、図面を用いて説明する。図5に示すクライアントメインウィンドウ400は、本実施形態に係るGUIである画像処理設定部212の構成例を示す模式図である。
画像処理システム1では、図5に示すGUIを使用することにより、設定項目の異なる画像制作部112a〜112c(レンダリングソフトという)へのデータの割り振りと、レンダリングの設定とを一括して行うことができる。
画像処理設定部212は、以下の設定項目又は入力ボタンを備える。通信ネットワーク40に接続された画像処理装置のリストと、レンダリングを実行させる画像処理装置を選択するラジオボタンとが表示される接続リスト表示領域401と、レンダリングソフトを選択するリストボックス405と、レンダリングを指示するコマンドがテキストで記述されたデータファイル(シーンファイルという)を指定するためのウィンドウ407、レンダリング完了後の画像データの出力先フォルダを指定するためのウィンドウ409、レンダリングを開始するフレームのフレームナンバと、終了するフレームのフレームナンバとを指定するテキスト入力ボックス411,412、レンダリングの開始を指示する開始ボタン417、停止を指示する停止ボタン418、再開を指示する再開ボタン419、レンダリングの進捗状況、又はレンダリングの稼働状態に関する情報を参照する画面を開く全フレーム状況表示ボタン422、全サーバ状況表示ボタン423があげられる。
以上の入力ボタンによって設定可能な項目は、複数存在するレンダリングソフトに最小限共通する項目である。オペレータは、図5に示すGUIを用いて設定を行うことにより、複数のレンダリングソフトに一括してレンダリングの設定を行うことができる。
これらのほかに、接続リスト表示領域401に表示された画像処理装置を一括して選択する一括接続ボタン402、一括して切断する一括切断ボタン403、選択された画像処理装置と接続することを指示する接続ボタン404がある。
また、リストボックス405で選択されたレンダリングソフトのプログラム名を選択するリストボックス406、ウィンドウ407、409に入れるものの候補を表示させるためのセレクションボックスを開く選択ボタン408、410がある。
また、レンダリングの内容に関して詳細な指定を追加して入力するためのオプション入力ボックス413、レンダリングソフトに固有の特殊な設定が入力されるテキストボックス414、レンダリングを実行する優先度を設定する優先度ボタン415、実行開始時刻を入力する入力ボックス416がある。
なお、図5では、画像処理装置は、Serv01、Serv02、…、Serv20と表示される。
以下、図5に示すGUIを用いて、オペレータが画像処理装置にデータを割り振る操作について説明する。この操作は、図3に示すステップS2で行われる設定に相当する。
(手順1)オペレータは、接続リスト表示領域401に表示された画像処理装置(Serv01、Serv02、…、Serv20)の中から、レンダリングを実行させたい画像処理装置を1つ又は複数選択する。ここで、一括接続ボタン402又は接続ボタン404が選択されると、選択された画像処理装置とクライアント端末とが双方向に通信可能になる。一括切断ボタン403が選択されると、全ての画像処理装置との通信が切断される。
(手順2)リストボックス405には、レンダリングソフトの名前が並んでいる。一例として、CGSoftA、CGSoftBが並んでいる。オペレータは、この中から最適なレンダリングソフトを選択する。
(手順3)リストボックス406には、レンダリングソフトのプログラム名が表示される。ここには、リストボックス405で選択されたレンダリングソフトの特定のバージョンのプログラム名(実行ファイル名)が並んでいる。オペレータは、この中から1つを選択する。
(手順4)次に、オペレータは、予めレンダリングソフトによって作成され、レンダリングの内容が収められたシーンファイルの名前をウィンドウ407に入力する。
具体的には、シーンファイルのアイコンをドラッグしてウィンドウ407にドロップするか、又は、選択ボタン408を押して、セレクションボックスを表示させた後、セレクションボックスに表示された候補からファイルを選択する。
(手順5)続いて、オペレータは、ウィンドウ409にレンダリング完了後の画像データの出力先フォルダの名前を入力する。具体的には、出力先フォルダのアイコンをドラッグしてウィンドウ409にドロップするか、又は、選択ボタン410を押して、セレクションボックスを表示させた後、セレクションボックスに表示された候補からフォルダを選択する。
(手順6)次に、オペレータは、テキスト入力ボックス411,412に、レンダリングを実行する一連の画像のうち、最初のフレームのフレームナンバと、最後のフレームのフレームナンバとを整数値で入力する。
例えば、テキスト入力ボックス411に「1」、テキスト入力ボックス412に「100」が入力された場合、1フレーム目から100フレーム目までの100フレーム分の画像データがレンダリングの対象となる。
(手順7)オペレータは、レンダリングの内容に関して詳細な指定を追加したい場合には、オプション入力ボックス413に、指定内容を入力する。
(手順8)また、オペレータは、レンダリングソフトに固有の特殊な設定を入力する際には、テキストボックス414に設定の内容を入力する。
(手順9)オペレータは、優先度ボタン415にレンダリングを実行する優先度を整数値で入力する。大きい数字ほど優先度が高い。
例えば、Serv01という画像処理装置に、優先度0のジョブAが割り振られた後、Serv01に優先度9のジョブBが割り振られた場合には、Serv01は、ジョブAを一旦中断し、ジョブBを優先的に実行する。ジョブBが終了した後、ジョブAを再開する。
(手順10)オペレータは、画像処理装置でレンダリングを開始する時刻を入力ボックス416に入力することができる。時刻は、月、日、時、分を表す4個の整数値で入力される。
画像処理装置は、開始時刻が入力された場合、指定された実行開始時刻になるまで優先度に関係なくレンダリングを保留する。
(手順11)オペレータが開始ボタン417を押すと、手順1において、接続リスト表示領域401に表示されたリストから選択された全ての画像処理装置に、手順2〜10において設定したジョブの内容が各画像処理装置に直接送信される。
(手順12)オペレータは、停止ボタン418を押すことにより、各画像処理装置において実行されているレンダリングを停止することができる。また、再開ボタン419を押すことにより、停止した時点からレンダリングを再開することができる。
停止、再開の指示は、クライアント端末20a〜20cから、画像処理装置10a〜10cに対して、直接送信される。
上述した手順のほかに、オペレータは、終了ボタン420を押すことにより、図5に示すGUIを用いた設定処理自体を終了することができる。メッセージウィンドウ421は、レンダリングの設定に関する種々の情報、メッセージ等が表示される領域である。
また、オペレータは、図5に示すGUIに全項目を入力した後、実行登録ボタン424を押すことにより、同じ設定を記憶させることができる。この機能を用いると、複数のジョブを予め登録しておき、その中の1つを呼び出したり、複数のジョブを連続して実行させることができる。
(画像処理装置の稼動状態の表示例)
画像処理の進捗状況の表示例を、図面を用いて説明する。クライアント端末20a〜20cは、ファイルサーバ30から取得したテキストファイルに基づいて各画像処理装置の稼働状態を集約し、表示することができる。
上述したステップS22において作成されるレンダリングの進捗状況の表示例として、通信ネットワーク40に接続された全ての画像処理装置の稼働状況を表示するウィンドウについて図6を用いて説明する。
図6に示すウィンドウは、図5に示す全サーバ状況表示ボタン423が押されると表示される。このウィンドウは、閉じるボタン522が押されると閉じる。
全サーバ状況表示ウィンドウ500は、リストボックス521と、サーバ名表示部501〜510と、状況表示部511〜520とを有する。
リストボックス521は、全サーバ状況表示ウィンドウ500に表示する画像処理装置(サーバ)のグループのリストが表示される。リストボックス521は、サーバを選択するリストボックスである。
図6の例では、10台の画像処理装置(Serv01、Serv02、…、Serv10)が選択されている。これらの画像処理装置の名前がサーバ名表示部501〜510に表示されている。
状況表示部511〜520には、画像処理装置(Serv01、Serv02、…、Serv10)の稼動状態が表示されている。
状況表示部511には、Client01(pri9、10/01 12:34)、CGSoftA:frame2 of [1 3] 1client(s)が表示されている。
これは、画像処理装置Serv01は、クライアント端末Client01から、優先度9(pri9)、実行開始時刻10月1日12時34分(10/01 12:34)、使用するレンダリングソフトがCGSoftA(CGSoftA)という設定でレンダリングの依頼を受けており、そのレンダリングを現在実行中であることを意味する。
画像処理装置Serv02〜Serv05の5台もまた、クライアント端末Client01から同様の依頼を受けていることが表示されている。
「frame2 of [1 3]」は、1〜3フレームのうちの2フレーム目に対してレンダリングを実行中であることを意味する。
したがって、クライアント端末Client01は、1フレーム目から15フレーム目までの15フレーム分の画像データを画像処理装置Serv01〜Serv05に割り振っている。クライアント端末Client01は、1〜3フレームを画像処理装置Srev01に依頼している。4〜6フレームを画像処理装置Srev02に依頼している。7〜9フレームを画像処理装置Srev03に依頼している。10〜12フレームを画像処理装置Srev04に依頼している。13〜15フレームを画像処理装置Srev05に依頼している。
また、画像処理装置Srev04の状況表示部514には、Client02(pri0、10/01 13:45)、CGSoftB:frame1 of [1 25] 2client(s)が表示されている。画像処理装置Srev05の状況表示部515には、Client02(pri0、10/01 13:45)、CGSoftB:frame26 of [26 50] 2client(s)が表示されている。
クライアント端末Client02は、1〜25フレームの画像データのレンダリングを画像処理装置Serv04に依頼し、26〜50フレームの画像データのレンダリングを画像処理装置Srev05に依頼している。
クライアント端末Client02から依頼されたレンダリングのジョブは、優先度0であるので、この時点では、クライアント端末Client01から依頼されたレンダリングが優先して実行されている。
画像処理装置Srev06〜Srev10の5台は、現時点では、どのクライアント端末とも接続されていない。
状況表示部511〜520に表示される内容は、画像処理装置(図6では、Srev01〜10と示される)がファイルサーバ30のテキストファイル格納部31に格納されたテキストファイルに所定のタイミングで書き込んだ情報に基づくものである。
クライアント端末(図6では、Client01,02と示される)は、所定のタイミングでファイルサーバ30のテキストファイル格納部31を繰り返し取得する。クライアント端末は、取得したテキストファイルに基づいて、状況表示部511〜520に表示する内容を更新する。
以上説明したように、クライアント端末20a〜20cは、ファイルサーバ30から取得したテキストファイルに基づいて全サーバ状況表示ウィンドウ500を作成することができる。
これにより、オペレータは、全サーバ状況表示ウィンドウ500を参照することでレンダリングの進捗状況を把握することができる。また、レンダリングの設定を行う前に、画像処理装置の状況を確認することができる。
(フレーム毎の進捗状況の表示例)
クライアント端末20a〜20cは、ファイルサーバ30から取得したテキストファイルに基づいて、レンダリングの対象となる一連のデータに対するレンダリングの進捗状況を表示することもできる。
上述したステップS22において作成されるレンダリングの進捗状況の表示例として、フレーム毎のレンダリングの進捗状況の表示例について図7を用いて説明する。
図7に示すウィンドウは、図5に示す全フレーム状況表示ボタン422が押されると表示される。このウィンドウは、閉じるボタン604が押されると閉じる。
全フレーム状況表示ウィンドウ600は、各画像処理装置が図6に示すウィンドウに表示されたのと同じ稼動状態にあるとき、データを主体としてレンダリングの進捗状況を表したものである。
全フレーム状況表示ウィンドウ600は、フレーム表示部601と、計算時間表示部602と、サーバ表示部603とを有する。
フレーム表示部601には、レンダリングが実行される全フレームのフレームナンバが列挙されている。図7には、1フレーム目から15フレーム目までが表示されている。スクロールバー605を操作することにより表示領域に表示されていない情報を表示領域に表示させることができる。
計算時間表示部602には、各フレームのレンダリングの実行時間が表示される。レンダリングが既に終了していれば、フレームに対するレンダリングに要した時間が表示される。レンダリングを実行していないフレームには、XX:XXと表示される。
図7に示す表示例では、フレームナンバ1、フレームナンバ4、フレームナンバ7、フレームナンバ10、フレームナンバ13に対するレンダリングが終了していることが示されている。
サーバ表示部603には、各フレームのレンダリングを実行する画像処理装置の名前が表示される。図7に示す表示例では、フレームナンバ1〜3が画像処理装置Srev01に割り振られ、フレームナンバ4〜6が画像処理装置Srev02に割り振られることが表示されている。
計算時間表示部602に1フレーム毎のレンダリング所要時間を表示させるためには、ファイルサーバ30のテキストファイル格納部31に格納されたテキストファイルとは別に、クライアント端末20a〜20cが画像処理装置10a〜10cから直接受信する終了通知が必要である(図4、ステップS34)。
クライアント端末20a〜20cは、内蔵されたタイマにより終了通知を受け取った時間情報を計測する。クライアント端末20a〜20cは、時間情報からレンダリング所要時間を算出して表示する。
このように、クライアント端末20a〜20cは、終了通知の時間情報を用いて、レンダリングが途中で停止したかを判断することができる。例えば、予め見積もった計算時間を経過してもレンダリングが終了しない画像処理装置を異常状態にあると判断してオペレータに警告する。これにより、エラー等の要因によって中断されたレンダリングが放置されることを防止できる。
また、クライアント端末20a〜20cは、全フレーム状況表示ウィンドウ422に表示された情報に基づいて、停止した次のフレームからレンダリングを再開する指示を行うこともできる。
なお、終了通知に含まれる情報は、終了したフレームのフレームナンバに関する情報だけでよいため、通信容量は、画像処理装置がファイルサーバ30に書き込む情報よりも更に小さい。したがって、クライアント端末と画像処理装置とが直接接続されても、この場合は、通信路負荷に影響を与えない程度である。
(作用・効果)
本発明の実施形態に係る画像処理システム1によれば、画像処理装置10aにおいて、稼動情報作成部111は、稼働状態に関する情報をテキストファイルで作成する。ファイルサーバ30は、画像処理装置10a〜10cの各々の稼働状態に関する情報をテキストファイル格納部31に格納している。クライアント端末20a〜20cは、テキストファイルを読み出す。
ファイルサーバ30は、テキストファイルの管理のみを行っており、クライアント端末20a〜20cと画像処理装置10a〜10cとを統括するコントローラとして機能していない。したがって、画像処理システム1は、クライアント端末20a〜20cと画像処理装置10a〜10cとを統括するコントローラをもたないので、統括するコントローラで発生したエラーがシステム全体に波及するという不具合を防止できる。
また、画像処理システム1によれば、画像処理装置10a〜10cの稼動情報がファイルサーバ30にテキストファイル(進捗状況ファイル、実行ログファイル)として保存される。
したがって、クライアント端末20a〜20cは、ファイルサーバ30のテキストファイルを参照することにより、レンダリングの進捗状況及びシステム内におけるエラー、エラーの要因、発生箇所を特定することができる。
また、クライアント端末20a〜20cは、レンダリングを依頼した画像処理装置10a〜10cの各々の稼働状態に関する情報をファイルサーバ30から取得する。すなわち、レンダリングを実行する際に重要となる、画像処理装置10a〜10cの稼働状態に関する情報を取得するための通信は、クライアント端末10a〜10cとファイルサーバ30との間の1対1の接続である。
したがって、通信ネットワーク40に接続される画像処理装置の数、及びクライアント端末の数が増えても、画像処理装置の稼動情報を取得するための通信による通信負荷を抑えることができる。
また、稼働状態を記したテキストファイルは、データ容量が小さいため、ファイルサーバ30への書込/読出時の通信負荷を抑えることができる。
レンダリングを実行する画像制作部112a〜112c(レンダリングソフト)は、レンダリングに対して細かい設定が行えるように工夫されている。但し、この設定の内容は、レンダリングソフト毎に異なる。
そのため、一般的に、レンダリングソフト毎に、レンダリングの内容を設定するための設定用GUIが用意されている。
CG映像制作の現場では、複数のレンダリングソフトを使用して映像制作を行うことが多い。したがって、オペレータは、各々のレンダリングソフト毎に異なる設定用GUIを用いた設定方法を修得しなければならない。
そのため、オペレータの技量が未熟だと設定上の人為的ミスが生じる場合がある。このとき、設定上のミスからレンダリングが滞る、或いは停止する場合もある。また、例えば、レンダリングの実行中にエラーが起きると、レンダリングソフトで起きたエラーか、人為的ミスによるエラーかを特定できないことがあった。
エラーが特定できないと、エラーが改善できず、再発が回避できない場合もあった。また、エラーを繰り返すことによる作業効率の低下にも繋がっていた。
これに対して、画像処理システム1は、画像制作部112a〜112c(レンダリングソフト)に対してレンダリングを設定する共通のGUIとしての画像処理設定部212と、設定変換部213とを有する(図5参照)。
オペレータは、各レンダリングソフトに対するレンダリングの設定が画像処理設定部212から一括して行えるため、レンダリングの設定時における人為的なミスを減らすことができる。また、人為的なミスが減ることから、レンダリングの実行中に起きるエラーの要因を特定し易くなる。
(その他の実施形態)
上記のように、実施形態をあげて本発明について記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には、様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
画像処理システム1は、図1に示した構成に限定されない。すなわち、クライアント端末は、システム内部に少なくとも1つ設けられていればよく、3つに限定されない。また、画像処理装置は、3つ以上であってもよい。
上述のように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の実施形態に係る画像処理システムを説明する概略図である。 本発明の実施形態に係る画像処理システムを説明する構成図である。 本発明の実施形態に係る画像処理システムにおいて、クライアント端末がレンダリングを施すデータを画像処理装置に割り振る処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像処理システムにおいて、クライアント端末がレンダリングを施すデータを画像処理装置に割り振る処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像処理システムにおいてレンダリングの設定を行うためのGUIの構成例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る画像処理システムのクライアント端末において、取得したテキストファイルに基づいて作成された各画像処理装置の稼働状態の表示例を説明する模式図である。 本発明の実施形態に係る画像処理システムのクライアント端末において、取得したテキストファイルおよび通知受信の内容に基づいて作成された、フレーム毎のレンダリングの進捗状況の表示例を説明する模式図である。
符号の説明
1…画像処理システム、 10a,10b,10c…画像処理装置、 11…制御部、111…稼動情報作成部、 112a〜112c…画像制作部、 20a,20b,20c…クライアント端末、 21…制御部、 211データ割振部、 212…画像処理設定部、 213…設定変換部、 30…ファイルサーバ、 40…通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 数値データを画像化する処理及び画像データを加工する処理を含む画像処理を実行する複数の画像処理装置と、前記複数の画像処理装置の各々に前記画像処理の実行を指示するクライアント端末とがネットワークを介して相互に接続された画像処理システムであって、
    前記複数の画像処理装置の各々の稼働状態に関する稼動情報を格納する格納部を有する記憶サーバを備え、
    前記記憶サーバは、前記複数の画像処理装置と前記クライアント端末と前記ネットワークを介して接続されており、
    前記クライアント端末は、
    前記画像処理が施されるデータを前記稼働情報に基づいて前記複数の画像処理装置に割り振るデータ割振部を有し、
    前記複数の画像処理装置各々は、
    前記稼動情報をテキストファイルで作成して前記格納部に書き込む稼働情報作成部を有し、
    前記クライアント端末は、
    前記格納部に格納された前記稼働情報を読み出し、
    前記画像処理が施されるデータを前記読み出した稼動情報に基づいて前記複数の画像処理装置に割り振る
    ことを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記稼動情報作成部によって作成される前記稼動情報には、前記画像処理が施されるデータを識別する情報と、前記画像処理が施されるデータに対して実行される前記画像処理の進捗状況とが含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記稼動情報作成部は、前記テキストファイルで作成された前記稼働情報を更新し、前記更新した時刻に関する情報を前記テキストファイルに記述し、
    前記クライアント端末は、前記テキストファイルに記述された最新の時刻情報と現在時刻とを比較し、比較結果から前記画像処理装置の稼動状況を判断することを特徴とする請求項2に記載の画像処理システム。
  4. 前記複数の画像処理装置の各々は、
    前記画像処理を行う複数の画像制作部を有し、
    前記複数の画像制作部は、前記画像処理を実行するために必要な設定項目がそれぞれ異なっており、
    前記クライアント端末は、
    操作者から前記画像処理を実行するために必要な前記設定項目が設定される画像処理設定部と、
    前記画像処理設定部において設定された前記設定項目を、前記複数の画像制作部の各々に適合する設定項目に変換する設定変換部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  5. 数値データを画像化する処理及び画像データを加工する処理を含む画像処理を実行する複数の画像処理装置と、前記複数の画像処理装置の各々に前記画像処理の実行を指示するクライアント端末と、前記複数の画像処理装置の各々の稼働状態に関する稼動情報が格納される記憶サーバとがネットワークを介して相互に接続された画像処理システムにおいて、前記クライアント端末からの指示に基づいて前記複数の画像処理装置で前記画像処理が実行される画像処理方法であって、
    前記複数の画像処理装置の各々の前記稼働情報がテキストファイルで作成される稼動情報作成工程と、
    前記稼動情報作成工程により作成されたテキストファイルが前記記憶サーバに書き込まれる工程と、
    前記記憶サーバに書き込まれた前記稼働情報が読み出される工程と、
    前記画像処理が施されるデータが前記読み出された前記稼働情報に基づいて前記複数の画像処理装置に割り振られる工程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  6. 前記画像処理を実行するための設定項目がそれぞれ異なる複数の画像制作工程と、
    操作者から前記画像処理を実行するために必要な前記設定項目が設定される画像処理設定工程と、
    前記画像処理設定工程で設定された前記設定項目が前記複数の画像制作工程の各々で個別に実行される画像処理に適合した設定項目に変換される設定変換工程と
    を有し、
    前記複数の画像制作工程の各々は、前記変換された設定項目に基づいて、前記複数の画像処理を実行することを特徴とする請求項5に記載の画像処理方法。
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