JP2018116632A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】第1のアプリケーションから連携起動された第2のアプリケーションに自動的にデータを移行させる。【解決手段】情報処理装置100のCPU101は、第1のアプリケーションからの第2のアプリケーションの起動要求を受け付けると、第1のアプリケーションから第2のアプリケーションに受け渡すデータを取得し、第2のアプリケーションが情報処理装置100にインストールされているか否かを判定する。CPU101は、第2のアプリケーションが情報処理装置100にインストールされていない場合に、第2のアプリケーションを外部機器からダウンロードし、インストールして起動する。CPU101は更に、第1のアプリケーションから取得したデータを起動した第2のアプリケーションに自動的に引き継ぐことで第2のアプリケーションでの処理の実行を可能にする。【選択図】図2

Description

本発明は、複数のアプリケーションを連携起動する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
スマートフォンやタブレット型PC等の情報処理装置では、簡単にアプリケーションをシステムにインストールして使用可能とするオペレーティングシステム(OS)が用いられている。また、このような情報処理装置では、複数のアプリケーションをインストールし、インストールした各アプリケーションに別々の機能を持たせて連携動作させることも可能となっている。
ここで、情報処理装置に用いられているOSには、連携元アプリケーションから連携先アプリケーションを指定して起動する連携起動機能を有し、連携起動の際にデータを受け渡すインテント機能を有するものがある。しかし、所定のデータを連携先アプリケーションに渡すために連携元アプリケーションから連携先アプリケーションを起動しようとしたが、連携先アプリケーションが未インストールの場合がある。この場合、ユーザが、急遽、連携先アプリケーションをインストールして起動したとしても、連携先アプリケーションは、連携元アプリケーションで使用していたデータを受け取ることができない。
そこで、複数のアプリケーションの連携起動が可能な情報処理装置に関して、特許文献1には、以下のような技術が提案されている。即ち、情報処理装置の制御部(起動要求受付部)は、連携元アプリケーションから連携先アプリケーションの起動要求を受け付け、起動要求情報を記憶して保持する。続いて、制御部は、アプリケーション配信サーバへ連携先アプリケーションのダウンロードを要求し、ダウンロードした連携先アプリケーションを情報処理装置のシステムにインストールする。そして、制御部は、記憶保持しておいた起動要求情報を用いて、連携先アプリケーションに起動要求を行う。
特開2012−243262号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、連携先アプリケーションがインストールされて起動しても、連携先アプリケーションは自動的に連携元アプリケーションからデータを受け取ることはできない。したがって、ユーザは、連携元アプリケーションが使用していたデータを、連携先のアプリケーションの起動後に手動で読み込む必要がある。
本発明は、第1のアプリケーションから連携起動された第2のアプリケーションに対して、第1のアプリケーションのデータを自動的に移行させることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、第1のアプリケーションからの第2のアプリケーションの起動要求を受け付ける受け付け手段と、前記第1のアプリケーションから前記第2のアプリケーションに受け渡すデータを取得する取得手段と、前記第2のアプリケーションが前記情報処理装置にインストールされているか否かを判定する判定手段と、前記第2のアプリケーションが前記情報処理装置にインストールされていると前記判定手段により判定された場合に該第2のアプリケーションを起動し、前記第2のアプリケーションが前記情報処理装置にインストールされていないと前記判定手段により判定された場合に前記第2のアプリケーションをインストールして起動する起動手段と、前記起動手段により起動された前記第2のアプリケーションに前記取得手段が取得したデータを自動的に引き継ぎ、前記第2のアプリケーションでの前記データに対する処理の実行を可能にする実行手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置において、第1のアプリケーションから連携起動された第2のアプリケーションに対して、第1のアプリケーションで処理していたデータを自動的に移行させることができる。
本発明の実施形態に係る情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 情報処理装置で複数のアプリケーションを連携起動する第1実施形態に係る処理のフローチャートである。 第2のアプリケーションがインストール済みの場合のアプリケーション連携起動の一例を説明する図である。 第2のアプリケーションが未インストールの場合のアプリケーション連携起動の一例を説明する図である。 第1のアプリケーションから第2のアプリケーションに渡されるデータの構成を説明する図である。 情報処理装置で複数のアプリケーションを連携起動する第2実施形態に係る処理のフローチャートである。 情報処理装置で複数のアプリケーションを連携起動する第3実施形態に係る処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。本発明に係る情報処理装置としては、具体的には、スマートフォンや携帯電話等の情報通信端末、各種のパーソナルコンピュータ(タブレット型、ラップトップ型、デスクトップ型等)等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100の概略構成を示すブロック図である。情報処理装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、ディスプレイ104、タッチパネル105、カメラ106、リムーバブルメディア107及び通信モジュール108を備え、これらはシステムバス109を介して通信可能に接続されている。CPU101は、ROM102に格納されている所定のプログラムを実行することにより、後述する複数のアプリケーションの連携起動処理を実現し、また、情報処理装置100を構成する各部の動作を制御することにより情報処理装置の全体的な動作を制御する。
ROM102は、CPU101が情報処理装置100での各種の動作を制御するためのプログラムやパラメータ等を記憶する記憶手段である。RAM103は、CPU101がROM102から読み出したプログラムを展開する作業領域と、CPU101による演算処理の実行中に生成される各種データを一時的に記憶する記憶領域を有する記憶手段である。また、RAM103は、後述する第1のアプリケーションや第2のアプリケーションを記憶し、保持することができる。ディスプレイ104は、情報処理装置100で起動するアプリケーションを選択起動するためのアイコンや情報処理装置100上で動作するアプリケーションの操作画面等の各種ユーザインタフェース(UI)を表示して、ユーザに対して各種の情報を提供する。タッチパネル105は、ユーザが操作する操作手段の1つであり、ディスプレイ104に重畳配置されており、ユーザがタッチしたディスプレイ104の座標を取得する。
カメラ106は、光学系を通過して撮像素子に結像した光学像を電気信号に変換し、デジタルデータからなる画像データを生成する。リムーバブルメディア107は、例えば、情報処理装置100に対して着脱可能な半導体メモリカード等の記憶媒体であるが、これに限定されるものではなく、ハードディスクや光学式記憶メディア等であってもよい。通信モジュール108は、周知の無線通信手段や有線通信手段を介して、外部機器とのデータ通信を行う。CPU101は、カメラ106で撮影した画像データや通信モジュール108を介した取得した各種データ(プログラムを含む)を、RAM103又はリムーバブルメディア107に記憶する。また、CPU101は、RAM103やリムーバブルメディア107に記憶された各種データを読み出してディスプレイ104に表示し、通信モジュール108を介して外部で送信する。システムバス109は、アドレスバス、データバス及び制御バスを含む。
以上に説明した情報処理装置100の構成は、以下に説明する第1乃至第3実施形態乃に係る複数のアプリケーションの連携起動処理に共通する。
次に、第1実施形態に係る、複数のアプリケーションの連携起動処理について説明する。図2は、情報処理装置100で複数のアプリケーションを連携起動する第1実施形態に係る処理のフローチャートである。図2のフローチャートの各処理は、CPU101がROM102に格納された所定のプログラムをRAM103の作業領域に展開し、情報処理装置100の各部の動作を制御することにより実現される。CPU101は、ユーザによる連携元アプリケーションである第1のアプリケーションの実行中に、連携先アプリケーションである第2のアプリケーションの起動要求を行ったことをトリガとして、ステップS201の処理を開始する。なお、図2のフローチャートでは、「第2のアプリケーション」を「第2のアプリ」と略記している。
ステップS201においてCPU101は、情報処理装置100のオペレーティングシステム(OS)の処理として、第1のアプリケーションから第2のアプリケーションを特定するための情報(名前等)と、第2のアプリケーションに受け渡すデータを受け取る。ステップS202においてCPU101は、OSの処理として、第2のアプリケーションが情報処理装置100にインストールされているか否かを判定する。ステップS202の判定は、具体的には、第2のアプリケーションがROM102、RAM103又はリムーバブルメディア107に格納されており、実行可能な状態にあるか否かが判定される。
CPU101は、第2のアプリケーションがインストールされていると判定した場合(S202でYES)、処理をステップS205へ進める。一方、CPU101は、第2のアプリケーションがインストールされていないと判定した場合(S202でNO)、処理をステップS203へ進める。ステップS203においてCPU101は、第1のアプリケーションの処理として、ユーザに第2のアプリケーションのインストールを促す通知を行う。その際、CPU101は、第1のアプリケーションに第2のアプリケーションが存在しないことを示すデータを渡す。なお、CPU101はステップS203の処理をOSの処理として行う構成となっていてもよい。
ステップS204においてCPU101は、OSの処理として、第2のアプリケーションがインストールされたか否かを判定する。CPU101は、第2のアプリケーションがインストールされたと判定した場合(S204でYES)、処理をステップS205へ進め、第2のアプリケーションがインストールされていない判定した場合(S204でNO)、処理をステップS206へ進める。ステップS206においてCPU101は、OSの処理として、予め設定された割込時間の間だけ待機し、その後、処理をステップS204へ戻す。なお、ステップS204の判定がNOのままである(第2のアプリケーションがインストールされない)場合の対処方法については後述する。ステップS205においてCPU101は、OSの処理として、第2のアプリケーションを起動する。なお、CPU101はステップS205の処理を第1のアプリケーションの処理として行う構成となっていてもよい。続くステップS207においてCPU101は、OSの処理として、ステップS201で第1のアプリケーションから受け取ったデータを第2のアプリケーションにデータを渡す。これにより、本処理は終了となる。
図2のフローチャートを参照して説明した複数アプリケーションの連携起動処理が実行される際のUIの例について説明する。図3は、第2のアプリケーションがインストール済みである場合におけるアプリケーションの連携起動の動作例を示す図である。図3(a)に示された画面301は、CPU101が第1のアプリケーションの実行中にディスプレイ104に表示した編集画面の一例である。ここでは、第1のアプリケーションの例として、簡易的なペイント機能(画像編集機能)を備えた「簡易ペイントソフト」という名前(名称)のアプリケーションが起動しており、且つ、画像編集が可能な状態にある画面が表示されているものとする。
画面301は、第1のアプリケーションで編集中の画像を表示する領域302を含む。また、画面301は、戻るボタン303、スタンプボタン304、切り抜きボタン305及び連携起動ボタン306を含む。領域302の画像に対して所定の処理がなされた後に戻るボタン303が押下(タッチ操作)されると、CPU101は、領域302に表示する画像をその処理がなされる前の画像に戻す。また、領域302の画像に対して何ら編集が行われていない場合に戻るボタン303が押下されると、例えば、不図示であるが、CPU101は領域302に表示された画像を含む複数のサムネイル(縮小画像)が表示されている画面へ戻す。そして、このような複数のサムネイルが表示されている画面で所定の画像がユーザにより選択されると、CPU101は選択された画像が領域302に拡大表示された画面301をディスプレイ104に表示する。
スタンプボタン304は、画像中に所定のスタンプ(マーク)を追記(付加)する機能を実行するための操作手段である。切り抜きボタン305は、ユーザが指定する大きさや形の画像を領域302から切り抜く画像処理を実行するための操作手段である。連携起動ボタン306は、CPU101に対して第2のアプリケーションの起動要求を行う操作手段である。
図3(b)に示された画面307は、画面301で連携起動ボタン306が押下された場合に、CPU101が第2のアプリケーションの起動要求を受け付けることによりディスプレイ104に表示する第2のアプリケーションの編集画面の一例である。画面307は、第2のアプリケーションで編集する画像を表示する領域308を含む。また、画面307は、戻るボタン309、明るさボタン310、フィルタボタン311、ビネットボタン312、色温度ボタン313及び彩度ボタン314を含む。
戻るボタン309は、第2のアプリケーションが第1のアプリケーションから連携起動された場合に、画面307を画面301へ戻すための操作手段である。なお、第2のアプリケーションは、第1のアプリケーションからの連携起動が可能であるものの、通常にOSからの起動が可能で、第1のアプリケーションとは独立して動作可能なアプリケーションでもある場合が多い。したがって、第2のアプリケーションは、起動して第1のアプリケーションからのデータを引き継いだ後は、第1のアプリケーションから独立して動作する構成となっていてもよい。その場合、例えば、領域308の画像に対して所定の処理がなされた後に戻るボタン309が押下されると、領域308に表示する画像をその処理がなされる前の画像に戻されるようになっていてもよい。また、領域308の画像に対して何ら編集が行われていない場合に戻るボタン309が押下されると、不図示であるが、例えば、第2のアプリケーションの初期画面(例えば、メニュー画面)に遷移するようになっていてもよい。
明るさボタン310は、画像の明るさを調整する機能を実行するための操作手段である。フィルタボタン311は、画像に対して所定のフィルタを掛ける機能を実行するための操作手段である。ビネットボタン312は、画像に対して周辺光量補正を掛ける機能を実行するための操作手段である。色温度ボタン313は、画像に対して色温度調整をする機能を実行するための操作手段である。彩度ボタン314は、画像の彩度を調整する機能を実行するための操作手段である。
続いて、図2のフローチャートと図3のUIとの対応関係について説明する。ユーザが第1のアプリケーションの画面301から第2のアプリケーションの起動要求を行うために連携起動ボタン306を押下したことをトリガにして、CPU101はステップS201の処理を開始する。ステップS201においてCPU101は、第2のアプリケーションの名前として「高機能ペイントソフト」という名前を受け取ると共に第1のアプリケーションで編集中の画面301内の領域302に表示されている画像データを受け取る。情報処理装置100に第2のアプリケーション(高機能ペイントソフト)はインストール済みである場合、CPU101はステップS202の処理で「YES」と判定し、処理をステップS205へ進める。
ステップS205においてCPU101が第2のアプリケーションを起動し、続くステップS206においてCPU101が第1のアプリケーションから取得した領域302の画像データを第2のアプリケーションへ渡す。これにより、画面301の領域302に表示されていた画像が領域308に表示された画面307がディスプレイ104に表示され、第2のアプリケーションでの画像編集が可能となる。こうして、第1のアプリケーションで編集していた画像を、連携起動させた第2のアプリケーションで引き継いで編集することが可能となる。
図4は、第2のアプリケーションが未インストールである場合におけるアプリケーションの連携起動の動作例を示す図である。図4(a),(d)はそれぞれ、図3(a),(b)と同じであるため、ここでの説明を省略する。図4(b)には、画面301内の連携起動ボタン306が押下されたことによる画面301からの遷移後の画面401が示されている。CPU101は、第2のアプリケーションが情報処理装置100に未インストールの状態であるため、画面401に第2のアプリケーションのインストールを促す通知であるダイアログボックス402をポップアップ表示させている。ダイアログボックス402は、いいえボタン403と、はいボタン404を含む。いいえボタン403が押下されると、CPU101は第2のアプリケーションの連携起動処理を中止して画面401を画面301に戻す。一方、はいボタン404が押下されると、CPU101は第2のアプリケーションをインストールするための図4(c)に示すインストール画面405をディスプレイ104に表示する。
インストール画面405は、情報処理装置100のOSにより提供される。インストール画面405は、アイコン406、インストールボタン407、評価表示欄408及びスクリーンショット409を含む。アイコン406は、第2のアプリケーションが情報処理装置100にインストールされた際にディスプレイ104に表示されるもので、OSからの第2のアプリケーションの起動等に用いられる。インストールボタン407が押下されると、CPU101は、通信モジュール108を制御して第2のアプリケーションとして高機能ペイントソフトを所定の外部機器(例えば、配信サーバ)からダウンロードしてインストールする。評価表示欄408には、高機能ペイントソフトに対するユーザ評価が5段階の星印で表示されている。ユーザは、評価表示欄408の評価を参考にして、情報処理装置100に実際に高機能ペイントソフトをインストールするか否かを判断することができる。スクリーンショット409は、高機能ペイントソフトがインストールされて起動した場合の編集画面を簡易的に示している。
続いて、図2のフローチャートと図4のUIとの対応関係について説明する。ユーザが第1のアプリケーションの画面301から第2のアプリケーションの起動要求を行うために連携起動ボタン306を押下したことをトリガにして、CPU101はステップS201の処理を開始する。ステップS201においてCPU101は、第2のアプリケーションの名前として「高機能ペイントソフト」という名前を受け取ると共に第1のアプリケーションで編集中の領域302に表示されている画像データを受け取り、処理をステップS202へ進める。第2のアプリケーション(高機能ペイントソフト)は情報処理装置100に未インストールであるため、CPU101は、ステップS202の処理では「NO」と判定し、処理をステップS203へ進める。
ステップS203の通知処理において、CPU101は、ディスプレイ104での表示を図4(a)の画面301からダイアログボックス402を含む図4(b)の画面401へ遷移させる。ユーザがはいボタン404を押下すると、CPU101は、画面401を図4(c)のインストール画面405へ遷移させる。ユーザがインストールボタン407を押下すると、CPU101は、通信モジュール108を制御して高機能ペイントソフトを所定の外部機器からダウンロードして、情報処理装置100にインストールする。高機能ペイントソフトのインストールが完了するまでの間は、ステップS204の判定はNOとなるため、CPU101はステップS204,S206の処理を繰り返す。このとき、CPU101は、ステップS206において割込時間の間だけ待機し、割込時間の経過後に処理をステップS205へ戻す。
高機能ペイントソフトのインストールが完了すると、CPU101は、ステップS204の処理で「YES」と判定し、処理をステップS205へ進める。ステップS205においてCPU101が第2のアプリケーションを起動することで、ディスプレイ104の表示がインストール画面405から画面307へ遷移する。なお、ディスプレイ104での表示がインストール画面405から画面307へ遷移することを除いて、ステップS205,S207の処理は、図3を図2のフローチャートと対比させて前述した通りであるので、ここでの説明を省略する。
ここで、第1のアプリケーションからCPU101を介して第2のアプリケーションに渡されるデータの構成について説明する。図5は、ステップS201で第1のアプリケーションからCPU101が受け取り、ステップS207でCPU101が第2のアプリケーションに渡すデータの構成を説明する図である。データは、データとしてのインテント情報を格納するキュー501を有し、キュー501は先入れ先出しである。キュー501の1番目にはデータとしてのインテント情報502が、キュー501の二番目にはデータとしてのインテント情報503が、キュー501の3番目にはデータとしてのインテント情報504が格納されている。なお、より多くのインテント情報をキュー501に格納可能であるが、ここでは説明を省略する。キュー501は、初回起動時は空であるが、ユーザが複数のアプリケーションの連携起動を指示するごとにキュー501にインテント情報が追加される。CPU101は、第2のアプリケーションへデータを渡す際には、キュー501から所定のインテント情報を取り出す。
インテント情報502〜504のそれぞれのデータ構成は同等であるので、ここでは、インテント情報502のデータ構成について説明し、インテント情報503,504についての説明は省略する。インテント情報502は、連携先アプリ名508、データ本体509及びアクション本体511を保持している。インテント情報502は、連携先アプリ名508として「高機能ペイントソフト」を保持している。データ本体509は、データ510の総数の情報と、データ510の総数に応じた数のデータを含む。アクション本体511は、アクション512の総数の情報と、アクション512の総数に応じた数のアクションを含む。
インテント情報502について、具体的に説明する。第1のアプリケーション(簡易ペイントソフト)で「abc.jpg」というファイル名の画像を編集中であり、且つ、画像の明るさのパラメータを123に変更した状態で、第2のアプリケーション(高機能ペイントソフト)が連携起動されたとする。すると、ステップS201においてCPU101は、第2のアプリケーションの名前(高機能ペイントソフト)とデータ(ファイル名「abc.jpg」と明るさのパラメータ「123」)を第1のアプリケーションから受け取る。これにより、インテント情報502の連携先アプリ名508に「高機能ペイントソフト」が格納され、データ510としてファイル名「abc.jpg」と明るさのパラメータ「123」の2つがデータ本体509に格納される。よって、データ本体509が保持するデータ510の総数は2となる。また、アクション本体511にアクション512として、ファイル「abc.jpg」を開く、明るさを変更する、画面表示を行う、の3つのアクション512が格納される。よって、アクション本体511が保持するアクション512の総数は3となる。
アクション512は、データ510に対して実行される内容を記述したものである。ステップS207においてCPU101は、第2のアプリにデータを渡す際にアクション512の内容を解釈し、その内容に応じた処理を実行する。したがって、CPU101は、高機能ペイントソフトを起動すると、高機能ペイントソフト上で画像ファイル「abc.jpg」を開き、開いた画像の明るさパラメータが123になるように処理を行い、その処理の結果をディスプレイ104に表示する。
以上の説明の通り、本実施形態によれば、高機能ペイントソフトが情報処理装置100に未インストールであっても、簡易ペイントソフト上での操作により高機能ペイントソフトのインストールが可能である。そして、高機能ペイントソフトが簡易ペイントソフトから連携起動された際には、簡易ペイントソフトで編集中の画像データを高機能ペイントソフト上で手動で読み出すことを必要とせずに、自動的に高機能ペイントソフトに引き継いで編集することが可能になる。即ち、従来は、第1のアプリケーションの実行中に未インストールの第2のアプリケーションを連携起動する場合には、まず、第2のアプリケーションをダウンロードしてインストールする。続いて、第2のアプリケーションを起動すると共に、第1のアプリケーションでの処理していたデータを、再度、手動で第2のアプリケーションで読み出す必要があった。これに対して、本実施形態では、第2のアプリケーションがインストールされて起動されると、第1のアプリケーションで処理中のデータを手動で読み出す処理や操作を必要とすることなく、第2のアプリケーションに引き渡して、処理を実行することができる。
ところで、第2のアプリケーションを情報処理装置100にインストールすることができない事態(ステップS204の判定がYESにならない事態)が生じ得る。その原因の1つとして、第1のアプリケーションがOSから第2のアプリケーションのインストールに失敗した旨の通知を受け取ったことが挙げられる。また、別の原因として、一定時間が経過しても第2のアプリケーションのインストールが完了した旨の通知を第1のアプリケーションがOSから受け取らないことが挙げられる。このような理由で第2のアプリケーションを情報処理装置100にインストールすることができない場合には、OSは、CPU101が第1のアプリケーションから受け取って保持しているデータを削除するようにしてもよい。なお、データ削除の前にインストール画面405に、第2のアプリケーションのインストールに失敗したことが表示されると共にインストールを再試行するか或いは処理を中断するかをユーザに選択させるためのダイアログボックスが表示されるようにしてもよい。そして、処理の中断が選択された場合に、OSは、CPU101が保持しているデータを削除し、ディスプレイ104での表示を例えば画面301に戻すようにしてもよい。
また、CPU101が第1のアプリケーションから受け取ったデータをステップS207において第2のアプリケーションが受け取ることができない事態が生じる可能性がある。この場合、第2のアプリケーションが、OSに対して、CPU101が保持しているデータの削除を要求するようにしてもよい。また、第2のアプリケーションがCPU101から受け取ったデータの形式が第2のアプリケーションでは処理することができない形式である等の理由により、受け取ったデータを削除する場合がある。この場合には、第2のアプリケーションからOSへその旨を通知した上で、デフォルト設定で第2のアプリケーションが再起動されるようにしてもよい。OSは、第2のアプリケーション又はCPU101においてデータが削除されたと判断した場合、データが削除されたことを第1のアプリケーショへ通知するようにしてもよい。
次に、第2実施形態に係る複数のアプリケーションの連携起動処理について説明する。上記第1実施形態では、第2のアプリケーションがインストール済みの場合と未インストールの場合の処理について説明した。ここで、第2のアプリケーションがインストール済みであるが、バージョンが古いためにユーザが所望する処理をインストール済みの第2のアプリケーションでは実行することができない場合がある。また、最新バージョンの第2のアプリケーションは、第1のアプリケーションで使用していたデータをそのまま使用可能であるが、古いバージョンの第2のアプリケーションでは第1のアプリケーションで使用していたデータを使用することができないことがある。このような状況を考慮すると、第2のアプリケーションが情報処理装置100にインストール済みか否かに加えて、インストール済みの第2のアプリケーションが最新のバージョン或いはユーザが指定するバージョンか否かを検査することが望ましい。そこで、本実施形態では、上述の第1実施形態での処理内容に、第2のアプリケーションのバージョン検査を加えた処理について説明する。
図6は、情報処理装置100で複数のアプリケーションを連携起動する、第2実施形態に係る処理のフローチャートである。図6のフローチャートの各処理は、CPU101がROM102に格納された所定のプログラムをRAM103の作業領域に展開し、情報処理装置100の各部の動作を制御することにより実現される。なお、図6のフローチャートの処理のうち、図2のフローチャートの処理と同じ処理については、同じステップ番号を付して、適宜、ここでの説明を省略する。
ステップS201,S202の処理については、説明済みであるので、ここでの説明を省略する。CPU101は、第2のアプリケーションがインストール済みであると判定した場合(S202でYES)、処理をステップS601へ進める。ステップS601においてCPU101は、第1のアプリケーションの処理として、インストール済みの第2のアプリケーションのバージョンを検出し、検出されたバージョンが指定されたバージョンか否かを判定する。第2のアプリケーションのバージョン指定は、例えば、連携起動ボタン306が押下されたときにバージョンを指定するダイアログボックスをディスプレイ104に表示し、ユーザに所望のバージョンを指定させる方法等によって行うことができる。なお、ステップS601では、インストール済みの第2のアプリケーションのバージョンが所定のバージョンよりも新しいバージョンであるか否か又は最新バージョンであるか否かを判定するようにしてもよい。最新バージョンであるか否かを判定する場合、バージョンを指定するためのダイアログボックスをディスプレイ104に表示する必要はなく、CPU101は通信モジュール108を介して所定の外部機器にアクセスして最新バージョンを確認する。
CPU101は、第2のアプリケーションのバージョンが指定されたバージョンであると判定した場合(S601でYES)、処理をステップS602へ進める。ステップS602においてCPU101は、第2のアプリケーションが情報処理装置100に存在すると判定する。CPU101は、ステップS602の判定後に、処理をステップS205へ進める。
一方、ステップS202においてCPU101は、第2のアプリケーションが未インストールであると判定した場合(S202でNO)、処理をステップS603へ進める。また、ステップS601においてCPU101は、第2のアプリケーションのバージョンが指定されたバージョンではないと判定した場合(S601でNO)、処理をステップS603へ進める。ステップS603においてCPU101は、第2のアプリケーションは情報処理装置100に存在しないと判定する。つまり、第2のアプリケーションがインストール済みであっても、指定のバージョンではない場合には、インストールされていないものとみなす。CPU101は、ステップS603の判定後に、処理をステップS203へ進める。ステップS203〜207の処理については説明済みであるため、ここでの説明を省略する。
続いて、図6のフローチャートと図3及び図4のUIとの対応関係について説明する。ステップS201,S202でYES,S601でYES,S602,S205,S207の順に処理が進む場合、図3(a)の画面301で連携起動ボタン306が押下されると、ディスプレイ104の表示は、画面301から図3(b)の画面307へ遷移する。このような表示の遷移は、図2のフローチャートと図3のUIとの対応関係について説明した表示の遷移と結果的に同じである。
一方、ステップS201,S202でNO,S603でNO,S203の順に処理が進んだ場合、図4(a)の画面301で連携起動ボタン306が押下されると、ディスプレイ104の表示は、画面301から図4(b)の画面401へ遷移する。ステップS203〜S207の処理が行われることで、画面401は、図4(c)のインストール画面405へ遷移した後、更に図4(d)の画面307へ遷移する。このような表示の遷移は、図2のフローチャートと図4のUIとの対応関係について説明した表示の遷移と結果的に同じとなる。
なお、ステップS603の判定を経る場合、情報処理装置100に元々インストールされていた第2のアプリケーションは、指定されたバージョンの第2のアプリケーションがインストールされる際にシステムから削除される。こうして、ステップS205では、新たにインストールされた指定されたバージョンの第2のアプリケーションが起動されることになる。また、ステップS601で、インストール済みの第2のアプリケーションのバージョンが最新バージョンか否かを判定する場合、以下のように処理を行えばよい。即ち、OSが、通信モジュール108を介して第2のアプリケーションのダウンロードサイト又は製品紹介サイトにアクセスし、最新バージョンを確認し、その確認結果に基づいて判定を行うようにすればよい。これにより、ユーザが第2のアプリケーションの最新バージョンを、別途の操作により確認する作業は不要となる。
以上の説明の通り、本実施形態によれば、インストール済みの第2のアプリケーションが指定されたバージョンではない場合には、指定されたバージョンの第2のアプリケーションがダウンロードされ、起動される。これにより、第1のアプリケーションで使用中のデータが第2のアプリケーションに自動的に引き継がれた際に、引き継がれたデータが第2のアプリケーションで使用することができないという事態が生じるのを回避することができる。
次に、第3実施形態に係る複数のアプリケーションの連携起動処理について説明する。第1のアプリケーションから第2のアプリケーションへCPU101を介してデータを渡そうとして情報処理装置100への第2のアプリケーションのインストールを試行したが、第2のアプリケーションのインストールに失敗する場合がある。本実施形態では、このような事態が発生した場合に、第2のアプリケーションと互換性を有する第3のアプリケーションのインストールをユーザに提案し、第3のアプリケーションを第1のアプリケーションと連携させる構成について説明する。
図7は、情報処理装置100で複数のアプリケーションを連携起動する、第3実施形態に係る処理のフローチャートである。図7のフローチャートの各処理は、CPU101がROM102に格納された所定のプログラムをRAM103の作業領域に展開し、情報処理装置100の各部の動作を制御することにより実現される。なお、図7では、「第3のアプリケーション」を「第3のアプリ」と略記している。また、図7のフローチャートの処理のうち、図2のフローチャートの処理と同じ処理については、同じステップ番号を付して、説明を省略する。
図7のフローチャートのステップS201〜S207の処理の内容は、図2のフローチャートのステップS201〜S207の処理の内容と同じであるため、ここでの説明を省略する。但し、本実施形態では、ステップ206においてCPU101は、割込時間の待機後にステップS701へ処理を進める。ステップS701においてCPU101は、OSの処理として、第2のアプリケーションのインストールに失敗した状態か否かを判定する。CPU101は、第2のアプリケーションのインストールに失敗した状態ではないと判定した場合(S701でNO)、処理をステップS204へ戻す。一方、CPU101は、第2のアプリケーションのインストールに失敗した状態にあると判定した場合(S701でYES)、処理をステップS702へ進める。
ステップS702においてCPU101は、OSの処理として、ステップS203の通知から一定時間が経過したか否かを判定する。CPU101は、一定時間が経過していないと判定した場合(S702でNO)、処理をステップS204へ戻し、一定時間が経過したと判定した場合(S702でYES)、処理をステップS703へ進める。ステップS703においてCPU101は、第1のアプリケーションの処理として、第2のアプリケーションのインストールを中止し、第2のアプリケーションと互換性があり、且つ、未インストールの第3のアプリケーションを選択する。ステップS704においてCPU101は、第1のアプリケーションの処理として、ユーザに第3のアプリケーションのインストールを促す通知を行う。この通知には、第2のアプリケーションのインストールに失敗したこと及び第3のアプリケーションは第2のアプリケーションと互換性があることを明記したメッセージと、第3のアプリケーションのインストールを実行するか否かの選択ボタンが含まれる。
以下の説明では、ステップS704の通知に対して、第3のアプリケーションのインストールを実行することが選択されたものとして、説明を続ける。なお、第3のアプリケーションをインストールしないことが選択された場合には、CPU101は、本処理を終了させ、例えば、ディスプレイ104の表示を図4(a)の画面301に戻す。
ステップS705においてCPU101は、OSの処理として、第3のアプリケーションが情報処理装置100にインストールされたか否かを判定する。CPU101は、第3のアプリケーションがインストールされたと判定した場合(S705でYES)、処理をステップS706へ進める。ステップS706においてCPU101は、OSの処理として、第3のアプリケーションを起動する。なお、CPU101はステップS706の処理を第1のアプリケーションの処理として行ってもよい。ステップS707においてCPU101は、第1のアプリケーションから受け取ったデータを第3のアプリケーションに渡し、これにより本処理は終了となる。
一方、CPU101は、ステップS705の判定において第3のアプリケーションがインストールされていないと判定した場合(S705でNO)、処理をステップS708へ進める。ステップS708においてCPU101は、OSの処理として、割込時間の間だけ待機する。割込時間の経過後のステップS709においてCPU101は、OSの処理として、第3のアプリケーションのインストールに失敗した状態か否かを判定する。CPU101は、第3のアプリケーションのインストールに失敗した状態ではないと判定した場合(S709でNO)、処理をステップS705へ戻す。一方、CPU101は、第3のアプリケーションのインストールに失敗した状態であると判定した場合(S709でYES)、処理をステップS710へ進める。
ステップS710においてCPU101は、OSの処理として、ステップS704の通知から一定時間が経過したか否かを判定する。CPU101は、一定時間が経過していない判定した場合(S710でNO)、処理をステップS705へ戻し、一定時間が経過したと判定した場合(S710でYES)、処理をステップS711へ進める。ステップS711においてCPU101は、第1のアプリケーションの処理として、アプリケーション連携起動に失敗した旨をユーザに通知し、これにより本処理は終了となる。
続いて、図7のフローチャートと図4のUIとの対応関係について説明する。なお、ステップS201,S202,S205,S207の順で処理が進んだ場合は、第1実施形態で説明した図2と図3のUIとの対応関係の説明を流用することができるため、ここでの説明を省略する。また、ステップS201,S202,S203,S204,S205,S207の順で処理が進んだ場合は、第1実施形態で説明した図2と図4のUIとの対応関係の説明を流用することができるため、ここでの説明を省略する。
ステップS203からステップS204へ処理が進められ、インストール画面405のインストールボタン407が押下されると、第2のアプリケーションのインストールが試行される。このとき、情報処理装置100への第2のアプリケーションのインストールに失敗する場合がある。その理由としては、情報処理装置100が第2のアプリケーションのダウンロードが可能な外部機器に接続されていなかったこと、第2のアプリケーションを格納するRAM103等の記憶手段の記憶容量が不足していることが挙げられる。また、別の理由として、第2のアプリケーションの動作環境が情報処理装置100のハードウェア構成に適合しないことやOSとの整合性がないことが挙げられる。更に別の理由として、第2のアプリケーションのダウンロードサイト(アプリケーションストア)が公開停止となっていることや、ユーザにより第2のアプリケーションのインストールがキャンセルされたこと等が挙げられる。このような理由が生じ、理由が解消しない場合には、ステップS701では第2のアプリケーションのインストールに失敗した状態であると判定され、ステップS702で一定時間経過したと判定される。
すると、ステップS703において、第2のアプリケーションと互換性のある第3のアプリケーションが選択される。そして、ステップS704において、図4(b)の画面401に、第2のアプリケーションに代えて第3のアプリケーションのインストールを促すダイアログボックス(不図示)が表示される。ここで、この通知にしたがってユーザが第3のアプリケーションをインストールすることを決定した場合には、図4(c)のインストール画面405に対応する第3のアプリケーションのインストール画面が表示されるようにしてもよい。
第3のアプリケーションのインストールに成功すると、図4(d)に示した画面507と同様の、第3のアプリケーションでの編集画面がディスプレイ104に表示され、編集画面内に第1のアプリケーションから引き継がれたデータが表示される。こうして第1のアプリケーションから第3のアプリケーションが連携起動された場合に、ユーザは、第1のアプリケーションで使用していたデータを第3のアプリケーション上で手動で読み込む操作を必要とすることなく、編集作業を行うことができる。
以上の説明の通り、本実施形態では、第2のアプリケーションの情報処理装置100へのインストールが不可能な場合に、第2のアプリケーションと互換性のある第3のアプリケーションがインストールされ、起動される。そして、起動された第3のアプリケーションに、第1のアプリケーションで使用(編集)していたデータが自動的に引き継がれる。よって、ユーザは、第1のアプリケーションで使用していたデータを第3のアプリケーション上で手動で読み込む操作を必要とすることなく、第3のアプリケーションで使用することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。更に、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
例えば、上記実施形態では、第2のアプリケーションが情報処理装置100にインストールされているか否かを、第2のアプリケーションが情報処理装置100の記憶手段に格納されて実行が可能な状態にあるか否かを判定することによって行った。但し、これに限られず、通信モジュール108を介して外部機器に格納されている第2のアプリケーションを実行することが可能な環境となっている場合も、第2のアプリケーションが情報処理装置100にインストールされているとみなすことができる。
本発明は以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
100 情報処理装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 ディスプレイ
108 通信モジュール

Claims (9)

  1. 情報処理装置であって、
    第1のアプリケーションからの第2のアプリケーションの起動要求を受け付ける受け付け手段と、
    前記第1のアプリケーションから前記第2のアプリケーションに受け渡すデータを取得する取得手段と、
    前記第2のアプリケーションが前記情報処理装置にインストールされているか否かを判定する判定手段と、
    前記第2のアプリケーションが前記情報処理装置にインストールされていると前記判定手段により判定された場合に該第2のアプリケーションを起動し、前記第2のアプリケーションが前記情報処理装置にインストールされていないと前記判定手段により判定された場合に前記第2のアプリケーションをインストールして起動する起動手段と、
    前記起動手段により起動された前記第2のアプリケーションに前記取得手段が取得したデータを自動的に引き継ぎ、前記第2のアプリケーションでの前記データに対する処理の実行を可能にする実行手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1のアプリケーションから起動する第2のアプリケーションのバージョンを指定する指定手段と、
    前記情報処理装置に前記第2のアプリケーションがインストールされている場合に該第2のアプリケーションのバージョンを検出する検出手段と、を備え、
    前記判定手段は、前記検出手段が検出した第2のアプリケーションのバージョンが前記指定手段により指定されたバージョンであるか否かを更に判定し、
    前記検出手段により検出された第2のアプリケーションのバージョンが前記指定手段により指定されたバージョンでないと前記判定手段により判定された場合に、前記起動手段は前記指定されたバージョンの第2のアプリケーションを前記情報処理装置にインストールして起動することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置に前記第2のアプリケーションがインストールされている場合に該第2のアプリケーションのバージョンを検出する検出手段と、
    前記第2のアプリケーションの最新バージョンを確認する確認手段と、を備え、
    前記判定手段は、前記検出手段が検出した前記第2のアプリケーションのバージョンが前記確認手段により確認された最新バージョンであるか否かを更に判定し、
    前記検出手段により検出された前記第2のアプリケーションのバージョンが前記確認手段により確認された最新バージョンでないと前記判定手段により判定された場合に、前記起動手段は、前記最新バージョンの第2のアプリケーションをインストールして起動することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2のアプリケーションを前記情報処理装置へインストールすることができない場合に、前記第2のアプリケーションと互換性のある第3のアプリケーションを選択する選択手段を更に備え、
    前記起動手段は、前記第2のアプリケーションに代えて前記第3のアプリケーションを前記情報処理装置にインストールして起動し、
    前記実行手段は、前記起動された第3のアプリケーションに前記取得手段が取得したデータを自動的に引き継ぎ、前記第3のアプリケーションでの前記データに対する処理の実行を可能にすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2のアプリケーションが前記情報処理装置にインストールされていないと前記判定手段により判定された場合に、前記情報処理装置のユーザに前記第2のアプリケーションの前記情報処理装置へのインストールを促す通知を表示手段に表示する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 外部機器と通信する通信手段を備え、
    前記起動手段は、前記通信手段を用いて前記第2のアプリケーションを前記外部機器からダウンロードして前記情報処理装置にインストールすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記判定手段は、前記通信手段を介して外部機器に格納されている前記第2のアプリケーションを実行することが可能な場合には、前記第2のアプリケーションは前記情報処理装置にインストールされていると判定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置の制御方法であって、
    第1のアプリケーションからの第2のアプリケーションの起動要求を受け付ける受け付けステップと、
    前記第1のアプリケーションから前記第2のアプリケーションに受け渡すデータを取得する取得ステップと、
    前記第2のアプリケーションが前記情報処理装置にインストールされているか否かを判定する判定ステップと、
    前記第2のアプリケーションが前記情報処理装置にインストールされていると判定された場合に該第2のアプリケーションを起動し、前記第2のアプリケーションが前記情報処理装置にインストールされていないと判定された場合に前記第2のアプリケーションをインストールして起動する起動ステップと、
    起動された前記第2のアプリケーションに前記取得ステップで取得したデータを自動的に引き継ぎ、前記第2のアプリケーションでの前記データに対する処理の実行を可能にする実行ステップと、を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. コンピュータを請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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