JP2009180900A - 文字練習教材、文字練習システム、および、文字練習プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の練習枠3a〜3fにそれぞれ配置される、練習対象文字のなぞり線4a〜4fを、その表示部分が段階的に少なくなるよう順次表示してなる文字練習教材。また、練習対象文字の手本55やなぞり線59等を表示する表示手段51,52と、上記手本55およびなぞり線59を表示させるための文字練習用データを保持する記憶手段と、上記表示手段51,52に上記手本55およびなぞり線59を表示させる演算・制御手段と、練習対象文字を手書き入力することが可能な手書き入力手段52とからなる文字練習システム。
【選択図】 図1
Description
さらに、美しい文字で書かれた語句や文章の読み手は、美しい文字から美的感動を得るとともに、書き手の文字を速く美しく書く技術に対する尊敬の念と書き手の文字を大切にする精神性に対し信頼と親愛の感情を抱くことにつながり、円滑なコミュニケーションの原動力となり得る。
1. 文字を限られた時間で大量に書けるようになり、学習効率が向上する。
2. 文字を書くための労力・負担が軽減し、読む・聞く・理解するなどの、他の学習活動にエネルギーをより多く注ぐことができる。
1. 授業時及び自習時に学習内容を記録するために、多くの時間を要し、限られた学習時間の中でこなせる学習量が少なくなり、学習進度の遅延につながる。
2. 一定時間あたりの学習進度の遅延により、学習カリキュラムの完全な消化に支障をきたすとともに、反復学習の機会を失うおそれがある。それにより学習内容の記憶の定着を図れないことにつながる。
3. 学習内容を記録するために、多くの時間を要してしまうことにより、読む・聞く・などの他の学習活動に必要な時間が削減される。
4. 上記の事項の反復や悪循環により、学習者の学習意欲の減退を招くおそれがある。
第2章 各教科
「第1節 国語 第2 各学年の目標及び内容」
〔第1学年及び第2学年〕
文字に関する事項の指導のうち、書写については、次の事項を指導する。
ア.書写に関する事項
(ア) 姿勢や用具の持ち方を正しくして丁寧に書くこと。
(イ) 点画の長短,接し方や交わり方などに注意して,筆順に従って文字を正しく書くこと。
〔第3学年及び第4学年〕
文字に関する事項の指導のうち、書写については、次の事項を指導する。
ア.書写に関する事項
(ア) 文字の組立て方に注意して,文字の形を整えて書くこと。
(イ) 文字の大きさや配列に注意して書くこと。
(ウ) 毛筆を使用して,点画の筆使いや文字の組立て方に注意しながら,文字の形を整えて書くこと。
〔第5学年及び第6学年〕
ア.書写に関する事項
(ア) 文字の形,大きさ,配列などを理解して,読みやすく書くこと。
(イ) 毛筆を使用して,点画の筆使いや文字の組立て方を理解しながら,文字の形を整えて書くこと。
(ウ) 毛筆を使用して,字配りよく書くこと。
「第2章 各教科 第1節 国語 第2 各学年の目標及び内容」
〔第1学年〕
書写に関する次の事項について指導する。
ア.字形,文字の大きさ,配列・配置などに配慮し,目的や必要に応じて調和よく書くこと。
イ.漢字の楷書や行書とそれらに調和した仮名の書き方を理解して書くとともに,読みやすく速く書くこと。
〔第2学年及び第3学年〕
書写に関する次の事項について指導する。
ア.字形,文字の大きさ,配列・配置などに配慮し,目的や必要に応じて調和よく書くこと。
イ.漢字の楷書や行書とそれらに調和した仮名の書き方を理解して書くとともに,読みやすく速く書くこと。
よって、小学校では速く読みやすく書く技術の習得のための指導カリキュラムと指導用教材、そして指導できる人材が存在しないことになる。
また、中学校では、小学校で読みやすく速く書く技術の習得のためのトレーニングがほとんど行われていない状態で生徒が入学してくるため、中学校の学習指導要領に示されている「読みやすく速く書く」技術の指導を、限られた僅かな授業時間の中で行うことが要求されるとともに、現行の書写の教科書には「読みやすく速く書く」技術の習得のための具体的且つ実践的な内容が示されていないため、中学校で「読みやすく速く書く」技術を習得することは極めて困難であると考えられる。
学年が上がるにつれて、その要求レベルが更に上昇する。したがって、生徒は読みやすく書く技術の指導を受けずに未熟な技術レベルのまま様々な場面で速く書くことになり、文字の書き方が乱れたり、生徒が大きな精神的肉体的負担を感じながら文字を書くことになるのは必然的であり、大切な学習活動の一つである文字を書くことに消極的になるおそれがあり、更には文字を書くことに対し拒絶反応を起こすことも考えられる。
したがって、第1に、練習者は、手本欄,書き順欄,説明欄等と練習欄との間を頻繁に目線を移動させなければならない。第2に、そのような頻繁な目線移動が、上達に必要な運筆の速さやリズムの養成の妨げになってしまう。第3に、練習者の手本を観察し理解する能力が不十分な場合、手本を見て誤った認識をし、その誤った認識をもとにした書き方を繰り返してしまい練習の効率を低下させてしまうおそれがある。
たとえば、ひらがなや漢字行書の文字外形も直線で囲んで表示してしまうと、それらの重要な特徴である曲線の書き方を効果的に理解させることができない。
すなわち、従来の練習方法は、第一段階として、文字全体をなぞり書きする練習をし、その後、手本を見ながら自分で文字全体を書く、という2段階の練習を繰り返すことで文字の上達を図ろうとするものであるが、そもそも手本を正確に認識する能力は練習者個人ごとの差が大きいので、文字の特徴を誤認識したまま練習を繰り返してしまう者は、誤った書き方の反復により練習効率を大きく低下させ、また、失敗体験が繰り返され練習意欲の減退を招くことがある。
しかし、なぞる行為の反復回数の増加に伴って、練習者は徐々に手本の長所・特徴に対する意識・注意力が低化し、惰性でなぞる行為の反復を継続し、手本の特徴を考えずに練習する状態に陥るおそれがある。
したがって、従来のような練習では、練習者の能力差によって効果の差が大きく出てしまうことが避けられず、全ての練習者にとって効率的な練習とはなっていなかった。
特に、文字の特徴を脳で正しく認識し理解することは、「文字をバランス良くなめらかに書く技術」の習得のために最初に必要な要素であり、これ無しに「文字を速く正確に書く技術・速く美しく書く技術」の習得はあり得ない。
この、情報を正しく認識し理解する能力が不十分な練習者(初心者や年少者など)は、情報の誤認識や認識不足・理解不足が起こる可能性があり、練習効果を著しく低下させるおそれがある。
すなわち、それらの認識した情報を整理した後に、その情報を手や指先に伝達し、手や指先の運動神経で適切に表現するという作業の反復トレーニングが「文字を速く正確に書く技術・速く美しく書く技術」の習得のためには必要である。
しかし、手本の文字全体のなぞり線をなぞるという行為の単調な多回数の反復により、練習者の手本の長所・特徴に対する意識・注意力の低化を招いた場合、書く文字の特徴の脳での正しい認識・理解に支障をきたし、その場合も練習効果・精度が低化するおそれがある。
文字を滑らかに書くには、適切な速度で書くことが重要であるが、練習者は、速く書きすぎて不明瞭になったりバランスをくずした文字を書いてしまうとか、あるいは、ゆっくりと書きすぎて非実用的な文字の書き方に陥ってしまうということが多く、文字を書く技術の向上が遅れることがあった。
このことは、自転車に乗るときに、速度が遅すぎると左右に揺れて不安定な走行となる一方、速すぎるとハンドル操作が困難になりカーブで曲がりきれなかったり、ブレーキを掛けても間に合わず停止位置で止まることができなかったり、進行方向も左右にぶれて不安定になりやすいのと同様である。
させる演算・制御手段とからなる文字練習システムである。
記憶手段から文字練習データを読み出すステップと、
その文字練習データにより、なぞり線を表示手段52に表示するステップと、
入力手段により入力される軌跡を記憶手段に記憶するステップと、
その入力された軌跡を上記なぞり線に重ねて表示手段52に表示するステップ、および、
前回表示した上記なぞり線よりも表示部分を少なくした次順位のなぞり線を、表示手段52に表示するステップと、
入力手段により入力される軌跡を記憶手段に記憶するステップと、
その入力された軌跡を上記次順位のなぞり線に重ねて表示手段52に表示するステップ、を有する文字練習プログラムである。
記憶手段から文字練習データを読み出すステップと、
その文字練習データにより、手本55またはなぞり線59を表示手段51,52に、その書き順に従って第1画からワイプ動画によって表示させるステップと、
上記ワイプ動画の表示と並行して入力手段により入力される軌跡を記憶手段に記憶するステップと、
その入力された軌跡を上記なぞり線に重ねて上記表示手段51,52に表示するステップ
を有する文字練習プログラムである。
すなわち、その練習は、前段階の練習枠の文字の残像や運筆の感触をもとにしてスムーズに行え、また、手本欄にわざわざ視線を移動することなく、正しい書き順で自然にかつ無意識に、なぞり書きから全体を独力で書くところまで無理なく練習を進めることができる。
また、手本を誤認識したまま間違った練習を繰り返してしまうおそれもない。
この矢印の長さは運筆の速さに対応し、筆を速く運ぶべき箇所には長い矢印を、筆を遅く運ぶべき箇所には短い矢印を表示してある。なお、運筆の速さは速い部分と遅い部分とで色を変えて色分け表示することも可能で、さらには、矢印の長さと色分けとで表示することも可能である
また、第2画目の終端部は点線で囲まれ、その近傍にはその終端部を「はらう」旨の注意書きが表示されている。
その各練習枠3,…,…内の上記なぞり線4a〜4fは、上から順に、段階的に表示部分が少なくなるように表示してある。
すなわち、第1,第2の練習枠3a,3b内のなぞり線4aおよび4bは「ら」の文字全体を表示してあるが、第3の練習枠3c内のなぞり線4cは、途中まで、具体的には、「ら」の文字の第2画の終端部分が欠けた状態に表示され、第4の練習枠内のなぞり線4dは、第1画と、第2画の前半の縦線のみ、すなわち第2画の後半(折曲部以降)の湾曲部が欠けた状態に表示されている。
第5の練習枠3e内のなぞり線4eは、さらに表示部分が少なく、第1画と、第2画の前半の縦線の上端部までが表示されている。
第6の練習枠3f内のなぞり線4fは、第1画のみが表示されている。
この外形線5は、従来の単純な外形表示とは異なり、上記「ら」の文字の各字画に沿う傾斜や湾曲をもち、文字全体の外形を最も適切に表すように設計されたものであって、他の文字や他の書体の文字を練習するための練習欄にはそれぞれの文字について細かく設計された外形線が表示される。
文字は、一つ一つ異なった形や構成から作られており、従来のように、全ての文字を多くても6種類程度の外形に分類してしまうことは、それぞれの文字の特徴を、学習者に誤って認識させてしまうおそれがあるので、この文字練習教材Aにおいては、個々の文字について外形線を設計している。
すなわち、第1,第2の練習枠3a,3bには「ら」の文字の全体がなぞり線として表示してあるから、まず、それらの練習枠3a,3bにおいては、その全体をなぞり書きする。
このとき、さきに練習をした練習枠3a,3bの文字の全体像が視覚的に残像として残り、また、運筆の感触が手に残った状態であるから、失敗することなくスムーズに、また、手本欄1に視線を移動することなく容易に練習できる。
すなわち、なぞり線が表示されていない部分では、外形線5および中心線6をたよりにして正しい字形を想定しながら書くことができる。
また、手本を誤認識したまま間違った練習を繰り返してしまうおそれもない。
仮に、たとえば練習枠3dにおいて練習する際に正しい字形を確認したい場合には、直上の練習枠3cに視線を若干移動するだけで足り、見本欄を見直す必要がない。
これにより、誤った書き方・失敗を未然に防ぎながら、独力で正しい文字を書く練習を効率的に進めることができる。
このような練習を続けることにより、心理的に成功感が増幅し、練習意欲が高まり、正しい書き方が連続して潜在意識に蓄えられる。
また、なぞり線の少ない練習欄においては、練習者が練習成果を自ら測定できる。よって、文字のどの部分の理解が不足しているか、どのような練習が必要かが認識しやすく、その後の練習効率が高まる。
特に、ひらがなや漢字行書の外形線の細部に曲線を用いることにより、練習者は曲線部分を目で確認しながら指の動きを容易に修得することができる。これにより、練習者は、頻繁に手本欄1を見るための視線移動をすることなく、練習しながら自然に無意識に、目から入る文字の形の情報を認識し脳に伝達することができるとともに、手本と同じように書くために必要な柔軟な指の筋力を養成することができる。
このような練習方法により、練習者は、失敗を未然に防ぎ、成功体験を繰り返すことができ、自信をつけながら、効果的に正しい文字を書くための技術をマスターすることができる。
これに対し、本発明文字練習教材の外形線は、図2(b)に示したように、「青」の文字について個別に設計されているので、練習者の手本の理解能力の高低に左右されることなく、各横画の長さを視覚的に認識することが可能で、その長短を意識しながら練習することができるものである。
そのような教材は、必ずしも冊子の体裁をとらなくてもよく、たとえば、毛筆用のものは、紙・厚紙・プラスチッック・フェルト等任意の素材からなる台紙に上記練習欄を表示して形成することとし、その上面に半紙を載せてその半紙に練習するようなものとすることもできる。
また、各練習欄の練習枠の数も適宜増減することができる。その際には、各練習枠に段階的に減らして表示するなぞり線の態様を、練習が効率的に行えるよう適宜調整するのが好ましい。
1.手本の文字の図形的特徴に関する情報(文字を構成する一本一本の線の長さ・方向・間隔・筆圧の強弱・運筆速度の遅速)と手本に対する説明文・矢印・書き順など手本の文字の特徴を表す文字情報を目で見る視覚で正確に認識して理解すると同時に、練習枠に文字の外形線・書き順・運筆経路や方向を示す支持線・運筆速度を表す表示など、多くの情報が示されているので、手本から目線を移動させることなく、練習しながら常に正確に情報を認識し続けることができるため、高い練習効率・精度を維持しながら、練習を継続することができる。
この練習枠も、文字のなぞり線を、その表示部分が段階的に少なくなるように順次表示することで、練習者が常時正しい書き順で練習を継続できるように設計されている。
1.上から2番目の枠では1画目2画目は画の全てが表示されている。1画目2画目をなぞった後に、3画目の書き出し部分のなぞり線をなぞり、その後はそのまま自力で書くように設計されている。
2.上から3番目の枠では1画目は画の全てが表示されている。2画目は画の書き出し部分のみ表示されている。1画目をなぞった後に、2画目の書き出し部分のなぞり線をなぞり、その後はそのまま2画目3画目を自力で書くように設計されているので、練習者は常に1画目と2画目の書き順を間違えずに練習を継続することができる。
3.上から4番目、5番目の枠では上記の各枠での練習により視覚で獲得した多くの情報と、実際に手や指先を動かして正しい書き順となめらかな運筆で文字を連続して書いた動作(=運動神経のトレーニング)により獲得した情報と手と指先のトレーニング効果により、なぞりの部分が少ない状態およびなぞりの部分が全くない状態で、ともに100%自力で書くのに近い状態の中で、正しい書き順・なめらかな運筆で練習者が書けるよう設計されている。
この反復効果により練習者は練習しながら自然に正しい書き順を身につけることができる。
例えば、小学1年生が小学6年生の学習漢字を自学自習で身につけることも可能である。
また、手本に表示された書き順を正しく認識して、正しい書き順で練習したとしても、練習者が誤った書き順を練習前に記憶していた場合、練習の途中で先入観により誤った書き順で書いてしまう可能性があり常時正しい書き順で練習を継続することは困難であると考えられる。
しかし、現行の日本の教育制度では、小学校で行書の指導や系統立てた段階的練習プログラムの消化は全く行われず、中学校でも行書の指導のための授業時間は、極めて少ない又は殆ど行われていないのが現状である。
1.行書体の特徴である「速くなめらかな運筆」を身につけるために、画から画までの移動部分に曲線による運筆経路の支持線を表し、練習者が適切且つ効率的な運筆経路で書き続けることができるように設計されている。それにより練習者が「速い運筆」を損ねる無駄な動きや「なめらかな運筆」を損ねる動きをすることを未然に防ぐよう設計されている。
1.従来教材は手本にのみ多くの情報が表示されていて、練習枠には「速くなめらかな運筆」を身につけるための情報が殆ど表示されていないので、練習者は手本に表示された情報を漏れなく正確に認識した上で、練習することが要求される。また、練習者が手本に表示された情報を十分に把握できていない場合または十分に把握できる能力を持たない場合、文字を書いている途中で手本に表示された情報を確認するためには、頻繁に目線を手本に移さなければならないので、目線を手本に移した際に、書く動作がしばしば停止してしまいがちである。このことは、「速くなめらかな運筆」を身につけるために大きな障害となるおそれがある。
その手本欄11内にはその行書体の「円」の文字が黒色で表示されるとともに、各字画の入筆方向および各字画間あるいは線を引いた後の運筆を示す気脈線12が点線矢印により示され、また、この文字全体の外形を最も適切に表すよう各字画に沿った所要の傾斜や湾曲をもつ外形線13が表示されている。14は点線で表示された中心線である。
すなわち、第1,第2の練習枠15a,15b内のなぞり線16a,16bは「円」の文字全体を表示し、気脈線12も全てが表示してある。
また、上記なぞり線16aから16f中の「止め」の箇所等の要所に、筆を置くべき向きを黒色のいわば略紡錘形の筆向き表示印17として表示している。その筆向き表示印17の太さにより、筆圧を示すようにするのも好ましい。
これは、冊子の体裁でなく所要の材質からなるシートに練習欄を表示したもので、その上面に半紙を乗載し、練習欄を透かして見ながらその半紙に練習するようにしたものである。
この練習シートには、外形線の他に、書き始めから書き終わりまでの筆の穂先の軌跡と、筆を止める位置での穂先の向きを示す筆向き表示印を併せて表示している。
また、手本として用いられる手本用シートには、図7のように筆書きの文字とともに外形線、穂先の軌跡、筆向き表示印を表示する。
図8は、他の練習シートの例である。その練習欄には、外形線の全体を表示するとともに、図6のものと異なり穂先の軌跡と筆向き表示印については途中までを表示している。したがって、図6の文字練習教材での練習ののち、この練習シートでの練習に進むことで、効果的な練習が行える。
この教材の手本欄31には、3行8列に並べた計24の文字枠の各々に、上記の文章の各文字の手本が黒色で、またその各文字の外形を最も的確に示すよう、それぞれの文字について設計された外形線がグレーで表示されている。
一方、練習欄32は、3行8列に並べた計24の練習枠を設けるとともに、文頭と文末を除いた練習枠に、それぞれ、上記の手本欄31に表示された文章を構成する1文字ずつの外形線がグレーで表示され、また、各文字の字画の一部がなぞり線として表示されている。
また、毛筆用の練習教材の場合は、実施例4の文字練習教材Bと同様の筆向き表示印を併せて示すのが好ましい。
この文字練習教材Eは、文字を書く適正な速さないし運筆の緩急を示すように、なぞり線を字画ごとあるいはその字画の部分ごとに色分け表示したものである。
練習枠41内には「あ」の文字を示すなぞり線41’について、その第1画および第2画を赤線42で、第3画の前半の斜線およびその斜線の終端から起立する部分を青線43で、また、第3画の後半の曲線部分を緑線44で表示している。
上記赤線42の部分は最初の1秒間で、青線43の部分は続く1秒間で、また、緑線44の部分はさらにその後の1秒間で書くべきことを示している。
なお、なぞり線を色分けすることに代えて、線の濃淡や線種により字画の各部を示し、文字を書く速さを示すこととしてもよい。
さらに、別途手本欄を設け、その欄内の手本を、色分け表示してもよい。
図13〜15はそれぞれ図12の部分拡大図である。
手本欄46の各文字については、外形線と気脈線が示してあり、また、各文字の字画を色分け表示することにより、文字を書くべき速さを示してある。
また、成人学習者であれば、その能力に応じ、初心者であれば4秒で、中級者は3秒で、上級者は2秒で、また、指導者レベルの者は1秒で書くべき旨を示す。
提示した教材を提供することにより、練習者は自分のレベルに合わせて段階的に練習することができる。
すなわち、練習者は自分の現在の能力レベルを確認できると同時に、次の目標タイム(レベル)を常に意識しながら、練習を進めることができる。また、指導者にとっても、練習者の書く能力を明確に把握することができるとともに、
練習者に次の練習目標を明確に提示・説明することができる。
図17〜20に、運筆スピード(運筆の遅速)の調節を練習するための文字練習教材の手本の例を示す。
すなわち、図17に示すように、速く書く部分とゆっくり書く部分を、実線と点線とで示したり(同図(a))、濃い色と薄い色とで白黒表示したもの(同図(b))である。なお、黒く塗りつぶした箇所は一旦筆を止める箇所である。
本装置Fは、メインディスプレイ51およびサブディスプレイ52(表示手段)並びに、複数の操作キー53,…,…を備えた携帯可能な携帯端末54と、これに附属する入力用ペン56(手書き入力手段)とにより構成される。その携帯端末54のサブディスプレイ52は、入力タブレット(手書き入力手段)を兼ねるもので、上記入力用ペン56を上記サブディスプレイ52上で動かすことでその位置および軌跡をデータとして入力が可能である。
具体的には、所要の操作をすると、上記文字練習データに基づいてCPUが所要の演算を行うことにより、上記メインディスプレイ51に、練習対象文字の手本55が表示され、練習者はこれを参照しながらサブディスプレイ52上に、入力用ペン56を用いて手書き入力により文字を書く練習を行う。入力された軌跡は、メモリに記憶されるとともにそのサブディスプレイ52に表示される。
CPUにおいて上記文字練習データを適宜処理することにより、メインディスプレイ51に、上記の手本55、および、必要に応じて、その文字の外形線、中心線、注意書き等(以下、これらを「手本等表示」という。)57を表示し、これを参考に練習ができるようにするのも好ましい。
すなわち、上記文字練習プログラムは、記憶手段から文字練習データを読み出すステップと、その文字練習データにより、なぞり線を表示手段に表示するステップと、入力手段により入力される軌跡を記憶手段に記憶するステップと、その入力された軌跡を上記なぞり線に重ねて表示手段に表示するステップ、および、前回表示した上記なぞり線よりも表示部分を少なくした次順位のなぞり線を、表示手段に表示するステップと、入力手段により入力される軌跡を記憶手段に記憶するステップと、その入力された軌跡を上記次順位のなぞり線に重ねて表示手段に表示するステップ、の順に処理を行う。
したがって、練習者は、段階的に表示部分が少なくなるなぞり線をなぞり書きする練習を繰り返すことで、独力で正しい文字を書く練習を効率的に進めることができる。当初は文字全体のなぞり線全体を表示し、その全体を入力用ペン56でなぞる練習から行えるようにし、段階を追って、なぞり線の表示部分を少なくしてゆき、独力で文字を書く練習を行えるようにする。
たとえば1秒目、2秒目、3秒目に書くべき部分を3秒間かけて順に動画表示するような場合には、この動画にあわせて、たとえば1,2,3のカウントを、「いーち」、「にーい」、「さーん」というように音声により再生することとし、このなぞり線をなぞりながら、リズムに乗って文字を書く練習ができるようにするのが好ましい。
すなわち、上記文字練習プログラムは、記憶手段から文字練習データを読み出すステップと、その文字練習データにより、手本またはなぞり線を表示手段に、その書き順に従って第1画からワイプ動画によって表示させるステップと、上記ワイプ動画の表示と並行して入力手段により入力される軌跡を記憶手段に記憶するステップと、その入力された軌跡を上記なぞり線に重ねて上記表示手段に表示するステップを有するので、練習者は、文字を書く適正な速さないし運筆の緩急を理解し、リズムに乗って文字を書く練習をすることができる。
この文字練習システムHにおいては、手本75のほか、外形線、繰り返しの練習をする場合には前回入力された練習者の文字の軌跡などの情報をディスプレイ72に表示するものとする。
ペンタブレット73は、入力用ペン74を使用して入力を行うためだけに使用してもよいし、あるいは、外形線76や、図示しないなぞり線等を表示する表示する表示手段を兼ねるものとしてもよい。
このシステムJでは、練習しようとする文字の手本84その他の手本等表示を静止画または動画により上記ディスプレイ83に表示させるようにし、練習者は実施例1〜5と同様の文字練習教材を用い、これに文字を記入して練習する。
これら文字練習教材A〜E、文字練習装置F,G、あるいは、文字練習システムH,Jを用いて文字を指導することにより、さまざまなレベルの練習者に対する指導を効率化することができる。
F,G 文字練習装置(文字練習システム)
H,J 文字練習システム
2A〜2D,15,32 練習欄
3a〜3f,15a〜15g,22a〜22d,41 練習枠
4a〜4f,16a〜16f,24,41’,59 なぞり線
5,13,23 外形線
17 筆向き表示印
55,65,75,84 手本
51,52,61 表示手段
52,56,63,73,74 入力手段
Claims (13)
- 複数の練習枠にそれぞれ配置される練習対象文字のなぞり線を、その表示部分が段階的に少なくなるよう順次表示してなることを特徴とする文字練習教材。
- 上記各練習枠内に、上記練習対象文字の外形を形どった傾斜や湾曲をもつ外形線を表示したことを特徴とする請求項1記載の文字練習教材。
- 上記各練習枠内に、上記練習対象文字の各字画の入筆方向および各字画間あるいは線を引いた後の運筆を示す気脈線を表示したことを特徴とする請求項1または2記載の文字練習教材。
- なぞり線中の要所に、筆を置くべき向きを示す筆向き表示印を表示したことを特徴とする請求項1,2または3記載の文字練習教材。
- 練習対象文字の手本またはなぞり線を、その文字を書く適正な速さを示すように、字画ごとあるいはその字画の部分ごとに色分け表示したことを特徴とする文字練習教材。
- 複数の文字を記入練習する練習枠に、その各文字を書くべき時間を指示する秒数表示を各文字に対応させて表示したことを特徴とする文字練習教材。
- 練習対象文字の手本やなぞり線等を表示する表示手段と、上記手本およびなぞり線を表示させるための、手本データ,なぞり線データ等の文字練習用データを保持する記憶手段と、練習対象文字を手書き入力することが可能な手書き入力手段と、上記表示手段に上記手本およびなぞり線並びに上記手書き入力された文字を表示させる演算・制御手段とからなることを特徴とする文字練習システム。
- 上記演算・制御手段が、上記なぞり線を、段階的に表示部分を少なくしながら繰り返し表示させることを特徴とする請求項7記載の文字練習システム。
- 上記演算・制御手段が、上記手本またはなぞり線を、その文字を書く適正な速さを示すように、字画ごとあるいはその字画の部分ごとに色分け表示させることを特徴とする請求項7記載の文字練習システム。
- 上記演算・制御手段が、上記手本またはなぞり線を、その書き順に従って第1画から順になめ出し動画によって表示させることを特徴とする請求項7記載の文字練習システム。
- 練習対象文字の手本やなぞり線等を表示する表示手段と、上記手本およびなぞり線を表示させるための、手本データ,なぞり線データ等の文字練習用データを保持する記憶手段と、上記表示手段に上記手本およびなぞり線を表示させる演算・制御手段と、請求項1〜6のいずれかに記載の文字練習教材とからなることを特徴とする文字練習システム。
- 記憶手段から文字練習データを読み出すステップと、
その文字練習データにより、なぞり線を表示手段に表示するステップと、
入力手段により入力される軌跡を記憶手段に記憶するステップと、
その入力された軌跡を上記なぞり線に重ねて表示手段に表示するステップ、および、
前回表示した上記なぞり線よりも表示部分を少なくした次順位のなぞり線を、表示手段に表示するステップと、
入力手段により入力される軌跡を記憶手段に記憶するステップと、
その入力された軌跡を上記次順位のなぞり線に重ねて表示手段に表示するステップ、を有することを特徴とする文字練習プログラム。 - 記憶手段から文字練習データを読み出すステップと、
その文字練習データにより、手本またはなぞり線を表示手段に、その書き順に従って第1画からワイプ動画によって表示させるステップと、
上記ワイプ動画の表示と並行して入力手段により入力される軌跡を記憶手段に記憶するステップと、
その入力された軌跡を上記なぞり線に重ねて上記表示手段に表示するステップを有することを特徴とする文字練習プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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