JP2009178756A - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009178756A
JP2009178756A JP2008020859A JP2008020859A JP2009178756A JP 2009178756 A JP2009178756 A JP 2009178756A JP 2008020859 A JP2008020859 A JP 2008020859A JP 2008020859 A JP2008020859 A JP 2008020859A JP 2009178756 A JP2009178756 A JP 2009178756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
processing
machining
coordinate data
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008020859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5065067B2 (ja
Inventor
Kimio Kondo
公男 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Industrial Devices SUNX Co Ltd
Original Assignee
Sunx Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sunx Ltd filed Critical Sunx Ltd
Priority to JP2008020859A priority Critical patent/JP5065067B2/ja
Publication of JP2009178756A publication Critical patent/JP2009178756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5065067B2 publication Critical patent/JP5065067B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

【課題】印刷可能領域に繰り返しパターンと単一パターンとを容易に形成することが可能なレーザ加工装置を提供する
【解決手段】レーザ加工装置10は、設定手段10に、繰り返し加工を行うべき第1の加工パターンP1と、繰り返し加工を行うべきでない第2の加工パターンP2とを設定可能とされ、また、第1の加工パターンP1と第2の加工パターンP2との指定順序を指定可能とされ、一生成指令をトリガとして、第1の加工パターンP1及び第2の加工パターンP2の指定を上記指定順序に従って切り替えて、これらの第1の加工パターンP1及び第2の加工パターンP2について座標データの生成及びレーザ加工を実行させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、レーザ加工装置に関する。
例えばレーザマーキング装置は、一対のガルバノミラーをレーザ光の光路の途中に配して備え、マーキング情報を入力するコンソールと、入力されたマーキング情報を処理するCPUとを備える。コンソールにて形成したい文字・記号・図形等の加工パターン及び加工位置等のマーキング情報を入力すると、入力されたマーキング情報に基づきCPUがマーキング開始前に文字・記号・図形等を所定の線要素に分け、印字位置についての情報を加味して各線要素をマーキングするための座標データを予め生成し、これをメモリに記憶する。
そして、マーキングを開始するには、CPUがメモリから順次取り出した座標データを電圧信号にしてガルバノミラーに与え、これによりガルバノミラーが駆動されてレーザ光がワーク上で走査され、もって、所望の加工パターンがワークの表面に形成される。
ところで、この種のレーザマーキング装置にて加工パターンをワークに形成する場合、加工可能領域内において同一の加工パターンを異なる位置に繰り返し形成施したい場合がある(例えば下記特許文献1)。
この場合、従来のレーザマーキング装置では、形成したい加工パターンとその加工位置とが入力されると、CPUが直ちに文字・記号・図形等を所定の線要素に分け、印字位置についての情報を加味して各線要素をマーキングするための座標データを予め生成し、これをメモリに記憶するようになっていた。
特開2004−17047公報
ところで、加工可能領域内において、上記同一の加工パターンを所定の配列形式に従って繰り返し形成すると共に、上記配列形式に従わない特定の一箇所に別の加工パターンを形成したい場合がある。しかし、この場合、従来のレーザマーキング装置を利用すると次のような手間がかかるという問題があった。従来のレーザマーキング装置では、使用者は、まず繰り返し加工を行うべき加工パターン(以下、「繰り返しパターン」という)と、繰り返し加工を行わない加工パターン「単一パターン」という)とをコンソールにて別々に設定する。すると、繰り返しパターン及び単一パターンそれぞれに関する加工情報が、レーザマーキング装置が有するメモリ内で別々のファイルとして格納される。そして、ユーザは、コンソールにて一方のファイルを指定して加工指令操作を行う。これにより、繰り返しパターンの座標データが生成され、これに基づき繰り返し加工が行われる。次に、ユーザは、コンソールにて上記一方のファイルから他方のファイルに指定を切り替えて再び加工指令操作を行う。これにより、単一パターンの座標データが生成され、これに基づき単一パターンの加工が行われる。
以上のように、印刷可能領域に繰り返しパターンと単一パターンとを形成する場合に、2度の加工指令操作とファイル切替操作を行う必要があり手間がかかっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、印刷可能領域に繰り返しパターンと単一パターンとを容易に形成することが可能なレーザ加工装置を提供するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係るレーザ加工装置は、加工パターン、及び、加工可能領域中における当該加工パターンの加工位置を設定するための設定手段と、前記設定手段で設定された加工パターン及び加工位置に基づき、その加工位置を加味した加工パターンの座標データを生成する動作を、一の生成指令をトリガとして実行するデータ生成手段と、前記データ生成手段で生成された座標データに基づき、レーザ光により前記加工パターンをワークに形成するレーザ加工手段と、を備えるレーザ加工装置であって、前記設定手段は、同一加工パターンを前記加工可能領域中における複数個所に繰り返し形成する、繰り返し加工を行うべき第1の加工パターンと、前記繰り返し加工を行うべきでない第2の加工パターンとを設定可能とされ、前記第1の加工パターンと前記第2の加工パターンとの指定順序を指定する指定手段と、前記生成指令をトリガとして、前記第1の加工パターン及び前記第2の加工パターンの指定を前記指定手段で指定された指定順序に従って切り替えて、これらの第1の加工パターン及び第2の加工パターンについて前記データ生成手段による座標データの生成及び前記レーザ加工手段によるレーザ加工を実行させる切替手段と、を備える。
本発明によれば、繰り返し加工を行うべき第1の加工パターンと繰り返し加工を行うべきでない第2の加工パターンとを設定可能とされている。また、第1の加工パターンと第2の加工パターンとの指定順序を指定可能とされている。そして、一生成指令をトリガとして、第1の加工パターン及び第2の加工パターンの指定を上記指定順序に従って切り替えつつ、これらの第1の加工パターン及び第2の加工パターンについて座標データの生成及びワークへのレーザ加工を実行する。即ち、第1の加工パターンについては、その加工位置に基づく複数個所を加味した複数の第1の加工パターンの座標データを生成し、第2の加工パターンについては、その加工位置に基づく一箇所を加味した第2の加工パターンの座標データを生成する。そして、この生成された座標データに基づきレーザ加工を行う。
つまり、一の生成指令に基づき、繰り返し加工すべき加工パターンと、繰り返し加工すべきでない加工パターンとをまとめて加工可能領域内に形成することができる。従って、複数の加工指令操作やファイル切替操作を行う必要がない。
本発明によれば、印刷可能領域に繰り返しパターンと単一パターンとを容易に形成することができる。
本発明の一実施形態を図1〜図5を参照しつつ説明する。
(レーザマーキング装置の全体構成)
本実施形態のレーザマーキング装置10(レーザ加工装置の一例)は、図1に全体が示されており、同図において、符号210は、レーザ光源であって、ここから出射されたレーザ光はガルバノミラー220によって向きが変更される。ガルバノミラー220は、一対のガルバノミラー220V,220Wを備えており、一方のガルバノミラー220Wは、駆動手段220Yによって縦方向に角度を変移させることができ、他方のガルバノミラー220Vは、駆動手段220Xによって横方向に角度を変移させることができる。これら両ガルバノミラー220V,220Wにより、レーザ光が2方向に向きを変えられ、そのレーザ光の照射点(以下、「マーキングポイント」という)が、ワークW上を二次元的に移動する。なお、レーザ光源210、ガルバノミラー220V、220W、及び、駆動手段220X、220Yがレーザ加工手段の一例である。
(レーザマーキング装置の電気的構成)
レーザマーキング装置10の電気的構成は、図2に示されており、レーザ光源210及びガルバノミラー220を含むヘッド部200(レーザ加工手段の一例)と、コントローラ部100とが、それぞれのラインドライバ/レシーバ50A,50Bを介して接続されている。
コントローラ部100のうち符号110は、コンソールなどの設定部(設定手段の一例)であって、これによりマーキングする文字・図形・記号等(以下「加工パターン」という)及び加工位置についてのデータを入力することができると共に、図示しないディスプレイを備えて入力したデータを画面上で確認することができる。
符号120はデータ生成手段であって、2個のCPU121,122、フォントメモリ123及び書き込み・読み出し可能な記憶手段124を備え、これは前記設定部110から入力されたデータに基づいて、フォントメモリ123に基づいて加工パターンを所定の線要素に分け、加工位置についての情報を加味して記憶手段124に記憶しながら各線要素をマーキングするための座標データを生成する。
符号140は座標データメモリであって、メモリ142にカウンタ141を連ねてなり、メモリ142にデータ生成手段120で生成した複数の座標データが記憶される。
符号130は、制御手段であって、前記座標データメモリ140に前記複数の座標データを格納し、かつ、それら座標データを座標データメモリ140から順番に取り出してラインドライバ/レシーバ50Aに出力させる。また、制御手段130は、前記複数の座標データが、始点および終点である端点の座標データであるか否かを認識し、前記複数の座標データの出力、および、レーザ光源210のON/OFFを制御する。
一方、ヘッド部200のうち符号230は、D/A変換手段であって、前記コントローラ部100の座標データメモリ140からラインドライバ/レシーバ50A,50Bを介して送られてきた複数の座標データを、それぞれに対応する電圧に変換する。
符号240はガルバノミラー制御手段に相当するサーボ回路であって、D/A変換手段230からの電圧に基づいて、前記ガルバノミラー220の駆動手段220X,220Y(図1参照)を制御する。
符号250は接近状態検出手段であって、コンパレータ253、ウィンドコンパレータ254、角度センサ251及び微分回路252から構成されている。そして、D/A変換手段230からの各座標データに対応する電圧と、前記ガルバノミラー220の駆動量に対応する電圧とに基づいて前記端点の座標データに対するマーキングポイントの接近状態を検出し、サーボ回路240に信号を与える。
(レーザマーキング装置の動作)
次に、このレーザマーキング装置10により、例えば図3に示す加工パターンを形成する場合を例に挙げて本実施形態の動作を説明する。図3には、矩形状のトレイ2上に、複数のワークWが行列状に配列された図が示されている。そして、各ワークWには同じ内容の第1の加工パターンP1(例えば製造番号や製造年月日など 同図中では「ABCD 1234」)を繰り返し形成する必要がある。一方、トレイ2の所定の一箇所(ワークWの配列形式に従わない箇所)に、上記第1の加工パターンP1とは異なる第2の加工パターンP2(たとえばロット番号やトレイ番号など 同図中では「Lot.NO」)を形成する必要がある。
(1)繰り返し加工に関する設定
使用者は、まず設定部110にてマーキングすべき第1及び第2の加工パターンP1、P2、及び、それぞれの加工位置を設定する。具体的には、設定部110に設けられたディスプレイには複数のタグが選択的に表示される。このうち、設定部110での操作により繰り返し加工タグを指定すると、図4に示すような入力画面が表示される。この入力画面には、繰り返し加工を行うべき1又は複数(本実施形態では2つ)の第1の加工パターンP1(P1A,P1B)が入力可能になっており、各加工パターンごとの基本加工位置、及び、繰り返し加工に関する情報を入力できるようになっている。
「繰り返し加工」とは、レーザマーキング装置10の加工可能領域E(図3参照 設定部110にて加工パターンを設定可能な領域)内において同じ内容の加工パターンを互いに異なる複数の箇所に繰り返し形成する加工をいう(なお、このような機能を、ステップ&リピート機能ということがある)。
「基本加工位置」は、上記加工可能領域E(図3参照 設定部110にて加工パターンを設定可能な領域)におけるXY座標系の各座標位置であり、図3の紙面横方向(右方向が正)における位置であるX座標位置と、紙面縦方向(下方向が負)における位置であるY座標位置とがある。本実施形態では、「ABCD」なる第1の加工パターンP1Aについて、基本加工位置を例えばXY座標系の原点位置(0.000,0.000)とし、「1234」なる第1の加工パターンP1Bについて、基本加工位置を例えば(0.000,−3.000)とする。なお、加工パターンの深さ、加工幅や大きさなどの情報も、各加工パターンごとに入力できる構成としてもよい。
「繰り返し加工に関する情報」とは、例えばX方向ステップ値、Y方向ステップ値、行数、列数である。「X方向ステップ値(Y方向ステップ値)」は、隣り合う同一加工パターン同士のX方向(Y方向)における距離間隔(或いは、隣り合う同一加工パターン同士のX(Y)正方向端の距離間隔、隣り合う同一加工パターン同士のX方向(Y方向)における中心間距離など)である。「行数」はY方向における同一加工パターンの繰り返し回数であり、「列数」はX方向における同一加工パターンの繰り返し回数である。
以上の項目を入力後に、設定部110にて所定の確定操作を行うと、各第1の加工パターンと基本加工位置との対応テーブル、及び、繰り返し加工に関する情報が1つのファイル(以下、「繰り返し加工ファイル」という)として例えば記憶手段124に記憶される。
(2)単一加工に関する設定
次に、使用者が設定部110での操作により単一加工タグを指定すると、図5に示すような入力画面が表示される。この入力画面には、繰り返し加工を行わない1又は複数(本実施形態では1つ)の第2の加工パターンP2が入力可能になっており、その第2の加工パターンP2の加工位置を入力できるようになっている。
「単一加工」とは、レーザマーキング装置10の加工可能領域E内の一箇所に一加工パターンを形成する加工をいう。本実施形態では、「Lot.NO」なる第2の加工パターンP2について加工位置を例えば(−10.000,50.000)とする。なお、加工パターンの深さ、加工幅や大きさなどの情報も、各加工パターンごとに入力できる構成としてもよい。
以上の項目を入力後に、設定部110にて所定の確定操作を行うと、第2の加工パターンと基本加工位置との対応情報が1つのファイル(以下、「単一加工ファイル」という)として例えば記憶手段124に記憶される。
(3)指定順序に関する設定
更に、使用者が設定部110での操作によりファイル指定タグを指定すると、図6に示すような入力画面が表示される。このとき設定部110は指定手段として機能する。この入力画面では、上記繰り返し加工ファイルに基づくレーザ加工処理と、単一加工ファイルに基づく処理との順序を指定することができる。例えば各ファイル名の右側のボックスに指定順位を入力できるようになっている。
なお、例えば繰り返し加工ファイル及び単一加工ファイルのうち一方の指定順位を入力しないことで、その一方のファイルに基づく処理を行わないようにすることができる。
以上の項目を入力後に、設定部110にて所定の確定操作を行うと、繰り返し加工ファイル及び単一加工ファイルの指定順序に関する情報が例えば記憶手段124に記憶される。本実施形態では、図6に示すように繰り返し加工ファイルの順位を「1」とし、単一加工ファイルの順位を「2」とする。
なお、繰り返し加工、単一加工及び指定順序に関する全ての項目を入力した後に確定操作することにより、上記繰り返し加工ファイル、単一加工ファイル及び指定順序に関する情報を生成し、記憶手段124に記憶させる構成であってもよい。
(4)座標データ生成処理及びレーザ加工処理
データ生成手段120は、一生成指令をトリガとして上記繰り返し加工ファイル及び単一加工ファイルについて、上記指定順序に従って座標データの生成を開始する。ここで、「生成指令」とは、データ生成手段120が加工パターンや加工位置に関する情報から座標データを生成する動作を開始するトリガとなる指令であり、この一例としては、例えばユーザによる設定部110での加工開始指令がある。また、例えばレーザマーキング装置10は、搬送ラインによって順次搬送される各ワークに対して加工を行うように使用される場合がある。この場合、例えばレーザマーキング装置10に対して搬送方向上流側にセンサを設けて、このセンサが各ワークを検出する度にする検出信号をレーザマーキング装置10が受けることを、生成指令のトリガとしてもよい。
データ生成手段120は、上記一生成指令に基づき、記憶手段124から指定順序に関する情報を読み出してファイルの指定順序を把握し、その指定順序に従って、まず繰り返し加工ファイルを指定して記憶手段124から読み出す。そして、データ生成手段120は、この繰り返し加工ファイルに格納された第1の加工パターン群についてまとめて座標データを生成する。このとき、データ生成手段120は、第1の加工パターンP1A,P1Bを含めた全体パターンについて最も効率のよいレーザ加工順序を考慮した座標データを生成する。
具体的には、データ生成手段120は、繰り返し加工すべき第1の加工パターンP1(繰り返しパターン)については、当該加工パターンP1(「ABCD 1234」)データ、それに対応する上記基準加工位置データ(0.000,0.000)(0.000,−3.000)、及び、繰り返し加工に関する情報に基づき、12個の第1の加工パターンP1を、上記基準加工位置を基準した各箇所に行列状に形成するための座標データを生成し、座標データメモリ140に格納する。そして、制御手段30は、その座標データメモリ140に格納された座標データに基づきヘッド部200の動作を制御して第1の加工パターンP1についてレーザ加工を開始する。
データ生成手段120は、上記第1の加工パターンP1の座標データ生成処理の終了、或いは、当該第1の加工パターンP1のレーザ加工の終了をトリガとして、ファイル指定を繰り返し加工ファイルから単一加工ファイルに切り替える。このとき、データ生成手段120は「切替手段」として機能する。データ生成手段120は、単一加工ファイルを記憶手段124から読み出して、当該単一加工ファイルに格納された第2の加工パターンP2について座標データを生成する。
具体的には、繰り返し加工すべきでない第2の加工パターンP2(単一パターン)については、当該加工パターンP2(「Lot.NO」)データ、及び、それに対応する上記加工位置データ(−10.000,50.000)に基づき、その基準加工位置のみに第2の加工パターンP2を形成するための座標データを生成し、座標データメモリ140に格納する。そして、制御手段30は、その座標データメモリ140に格納された座標データに基づきヘッド部200の動作を制御して第2の加工パターンP2についてレーザ加工を開始する。
以上のように、本実施形態のレーザマーキング装置10でよれば、繰り返し加工を行うべき第1の加工パターンP1と繰り返し加工を行うべきでない第2の加工パターンP2とを設定可能とされている。また、第1の加工パターンP1と第2の加工パターンP2との指定順序を指定可能とされている。そして、一生成指令をトリガとして、第1の加工パターンP1及び第2の加工パターンP2の指定を上記指定順序に従って切り替えつつ、これらの第1の加工パターンP1及び第2の加工パターンP2について座標データの生成及びワークへのレーザ加工を実行する。即ち、繰り返し加工すべき第1の加工パターンP1については、その加工位置に基づく複数個所を加味した複数の第1の加工パターンP1の座標データを生成し、繰り返し加工すべきでない第2の加工パターンP2については、その加工位置に基づく一箇所を加味した第2の加工パターンP2の座標データを生成する。そして、この生成された座標データに基づきレーザ加工を行う。
つまり、一の生成指令に基づき、繰り返しパターンP1と、単一パターンP2とをまとめて加工可能領域E内に形成することができる。従って、使用者が複数の加工指令操作やファイル切替操作を行う必要がない。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、レーザ加工装置の一例としてレーザマーキング装置を挙げたが、これに限らず、レーザ光によってワークを加工する装置であればよく、例えばレーザ光をポリゴンミラーによって走査してレーザ加工を行う装置や、複数のレーザ照射部が配列されたドットマーキング装置などであってもよい。
(2)上記実施形態では、繰り返し加工により同一加工パターンを行列状に配列する構成を例に挙げたが、これに限らず、加工可能領域内の異なる複数の箇所に同一加工パターンを繰り返し形成する構成であれば、どのような配列形式であってもよい。
(3)上記実施形態では、繰り返しパターンP1が2つの加工パターンP1A,P1Bとからなる構成であったが、1つの加工パターン、或いは、3つ以上の加工パターンからなる構成であってもよい。
(4)上記実施形態では、繰り返しパターンP1と単一パターンP2とは、互いに異なる内容(文字・記号等)の加工パターンであったが、これに限らず同じ内容であっても構わない。
(5)上記実施形態は、第1の加工パターンP1と第2の加工パターンP2とについて、座標データの生成まで指定順序に従った別々のタイミングで行って、レーザ加工はまとめて行うようにしても、或いは、座標データの生成及びデータ加工まで指定順序に従った別々にタイミングで行うようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るレーザマーキング装置の概略的斜視図 そのレーザマーキング装置のブロック図 ワークが配列されたトレイを示す模式図 繰り返し加工に関する入力画面を示す図 単一加工に関する情報の入力画面を示す図 ファイル指定に関する情報の入力画面を示す図
符号の説明
10…レーザマーキング装置(レーザ加工装置)
110…設定部(設定手段、指定手段)
120…データ生成手段(切替手段)
P1、P2…加工パターン
E…加工可能領域

Claims (1)

  1. 加工パターン、及び、加工可能領域中における当該加工パターンの加工位置を設定するための設定手段と、
    前記設定手段で設定された加工パターン及び加工位置に基づき、その加工位置を加味した加工パターンの座標データを生成する動作を、一の生成指令をトリガとして実行するデータ生成手段と、
    前記データ生成手段で生成された座標データに基づき、レーザ光により前記加工パターンをワークに形成するレーザ加工手段と、を備えるレーザ加工装置であって、
    前記設定手段は、同一加工パターンを前記加工可能領域中における複数個所に繰り返し形成する、繰り返し加工を行うべき第1の加工パターンと、前記繰り返し加工を行うべきでない第2の加工パターンとを設定可能とされ、
    前記第1の加工パターンと前記第2の加工パターンとの指定順序を指定する指定手段と、
    前記生成指令をトリガとして、前記第1の加工パターン及び前記第2の加工パターンの指定を前記指定手段で指定された指定順序に従って切り替えて、これらの第1の加工パターン及び第2の加工パターンについて前記データ生成手段による座標データの生成及び前記レーザ加工手段によるレーザ加工を実行させる切替手段と、を備えるレーザ加工装置。
JP2008020859A 2008-01-31 2008-01-31 レーザ加工装置 Expired - Fee Related JP5065067B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008020859A JP5065067B2 (ja) 2008-01-31 2008-01-31 レーザ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008020859A JP5065067B2 (ja) 2008-01-31 2008-01-31 レーザ加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009178756A true JP2009178756A (ja) 2009-08-13
JP5065067B2 JP5065067B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=41033133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008020859A Expired - Fee Related JP5065067B2 (ja) 2008-01-31 2008-01-31 レーザ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5065067B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0463616A (ja) * 1990-07-04 1992-02-28 Mitsubishi Electric Corp 自動プログラミング装置
JP2004017047A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Keyence Corp レーザ加工装置およびレーザ加工方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0463616A (ja) * 1990-07-04 1992-02-28 Mitsubishi Electric Corp 自動プログラミング装置
JP2004017047A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Keyence Corp レーザ加工装置およびレーザ加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5065067B2 (ja) 2012-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4575812B2 (ja) レーザーマーキング装置及びそれを用いたバーコード印字方法
JP2009178755A (ja) レーザ加工装置
JP3994177B2 (ja) レーザマーキング装置
JP5065067B2 (ja) レーザ加工装置
JP2016177774A (ja) データ生成装置、データ生成方法及びプログラム
JP2000225747A (ja) 印刷裁断装置、及び記憶媒体
JP4426124B2 (ja) レーザマーキング方法、レーザマーキング装置及びそのプログラム
JP2007083310A (ja) レーザマーキング装置
JP3984635B2 (ja) レーザマーキング装置
JP2019168774A (ja) 加工システム
JP4891567B2 (ja) レーザマーキング装置、レーザマーキングシステム並びにガルバノミラーの制御方法
JP6003167B2 (ja) レーザ加工システム、加工形状処理装置
JP4388749B2 (ja) レーザマーキング装置の高速文字変更制御方法及びレーザマーキング装置
JP4461740B2 (ja) レーザマーキング装置
JP2003230971A (ja) スキャン方式によるレーザ加工方法及び加工装置
JP4507526B2 (ja) 印刷制御方法及びその装置
JP2008246559A (ja) レーザマーキング装置
JP2019059139A (ja) 印刷装置、印刷方法及びプログラム
CN108500447B (zh) 激光加工装置和激光加工方法
JP7310500B2 (ja) レーザ加工装置
JP4309665B2 (ja) レーザマーカの高速印字及び高分解能のための制御方法及びレーザマーカ
JP2004243328A (ja) レーザマーカの設定データ管理方法及びコンピュータプログラム
JP2005297248A (ja) 画像作成および切り抜き装置
US20210347184A1 (en) Printer and control method for printer
JP2001321970A (ja) レーザマーキング装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091104

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091104

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120802

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees