JP2009177738A - 携帯端末アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】1台の携帯端末で外線電話機能と内線電話機能とを兼用し、且つ広範囲において内線電話機能を実現可能な携帯端末アダプタを得ること。
【解決手段】IP−PBXにつながる構内無線LANを複数の基地局とともに形成し、携帯端末と連動して構内無線LANを介して構内内線通信を行う携帯端末アダプタであって、自携帯端末アダプタと連動して内線電話として内線通信を行うための機能を携帯端末に対して供給するとともに、内線電話としての内線通信機能を制御する内線通信制御部と、携帯端末から自携帯端末アダプタへの接続認証を行うとともに、自携帯端末アダプタ内の情報を暗号化するセキュリティ機能部と、内線電話としての内線通信に関する情報およびソフトウェアを格納するアダプタメモリ部と、基地局との無線通信を制御する無線LAN制御部と、自携帯端末アダプタを駆動するための電源である電源部と、を備え、携帯端末に直接接続される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯端末アダプタに関するものであり、特に、携帯電話を企業内の構内内線電話端末としても利用可能とする携帯端末アダプタに関するものである。
近年、企業内電話のIP(Internet Protocol)化が進んでおり、構内に張り巡らせたLANを内線電話網の回線として用いて、固定電話の代わりに携帯端末が内線電話として使用されている。ここで、職種上、例えば管理職や営業職のような社員は、外線電話用の一般携帯端末と企業内の内線電話用の携帯端末との2台の携帯端末を使用している。このため、2台の携帯端末を持ち歩く必要があり、不便であるという問題がある。
そこで、企業内の内線電話用に構内IP電話を使用する場合において、1台の携帯端末を外線電話用と内線電話用とで兼用する技術として、小電力無線又は有線ケーブルによって携帯電話機に接続され、IPネットワークを介してIP−PBX(Intenet Protocol Private Branch eXchange)に繋がれたアダプタであって、携帯電話機の資産データを管理する電話機制御部と、IP−PBXと連携して携帯電話機に構内IP電話機としての機能を供給するVoIP内線ユニットとを備え、電話発信時に携帯電話機より入力された携帯電話番号を構内IP電話番号に変換して発信する携帯電話・構内IP電話兼用アダプタが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2004−180122号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、アダプタは自宅や会社またはホットスポットに置いて使用するものであり、小電力無線または優先ケーブルにより携帯端末とアダプタとを接続して使用する。このため、予め設置されたアダプタの極近くに携帯端末があるときにしか、携帯端末を構内IP電話として使用することができず、構内IP電話としては自由に持ち歩くことができない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、1台の携帯端末で外線電話機能と内線電話機能とを兼用し、且つ広範囲において内線電話機能を実現可能な携帯端末アダプタを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる携帯端末アダプタは、IP−PBXにつながる構内無線LANを複数の基地局とともに形成し、携帯端末と連動して前記構内無線LANを介して構内内線通信を行う携帯端末アダプタであって、自携帯端末アダプタと連動して内線電話として内線通信を行うための機能を前記携帯端末に対して供給するとともに、内線電話としての内線通信機能を制御する内線通信制御部と、前記携帯端末から自携帯端末アダプタへの接続認証を行うとともに、自携帯端末アダプタ内の情報を暗号化するセキュリティ機能部と、内線電話としての内線通信に関する情報およびソフトウェアを格納するアダプタメモリ部と、前記基地局との無線通信を制御する無線LAN制御部と、自携帯端末アダプタを駆動するための電源である電源部と、を備え、前記携帯端末に直接接続されること、を特徴とする。
この発明によれば、1台の携帯端末1で外線電話機能と内線電話機能とを実現することができ、企業内において場所の制約無く、広範囲において自由に内線通話を行うことができる、という効果を奏する。また、この発明によれば、携帯端末アダプタはそのまま用いて、携帯端末のみを自由に交換することができるため、携帯端末のバージョンアップ等に安価に対応することが可能である、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる携帯端末アダプタの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
実施の形態
図1は、本発明の実施の形態にかかる携帯端末アダプタを用いたネットワーク構成を示す図である。図1に示すように、携帯端末アダプタ2が接続された携帯端末1は、構内無線LAN(Local Area Network)3、無線LAN基地局4を介してIP−PBX5につながっている。また、無線LAN基地局4は、通信エリアとして企業内を網羅するように複数配置されている。これにより、携帯端末1は、公衆網6、携帯電話網7、IP電話網8、イントラネット9に接続可能とされており、社内の構内IP電話端末(内線電話)として利用することが可能である。
また、携帯端末アダプタ2が接続された携帯端末1は、携帯電話網11に接続可能とされており、一般の外線用電話端末(外線電話)として利用することが可能である。すなわち、携帯端末アダプタ2が接続された携帯端末1は、1台で社内の内線電話と一般の外線電話としての機能を兼用できる。また、携帯端末1は、通常の携帯端末を使用することができる。
図2は、携帯端末1および携帯端末アダプタ2の構成を示す図である。図2に示すように、携帯端末1は、通常の携帯電話が有する携帯電話の基本機能として、セキュリティ機能部101、キー操作部102、表示部103、通信制御部104、メモリ部105、電源部106、電源・通信用コネクタ部107を有する。また、携帯端末1は、携帯端末アダプタ2と連動して機能するアダプタ連動部として、アダプタ制御部108を有する。なお、携帯端末1は、通話用のマイクとスピーカを有するが、ここでは説明は省略する。
また、携帯端末アダプタ2は、内線通信制御部201、セキュリティ機能部202、アダプタメモリ部203、無線LAN制御部204、電源・充電部205、電源・通信用コネクタ部206を有する。
セキュリティ機能部101は、通常の携帯電話としてのセキュリティ機能を制御する機能部であり、たとえばパスワード入力によるアクセス権制御を行う。キー操作部102は、通常の携帯電話としてのキー操作を行う機能部であり、通常のダイアルキーなどである。
表示部103は、通常の携帯電話の画面表示機能を実行する機能部であり、たとえば液晶ディスプレイなどである。通信制御部104は、通常の携帯電話の通信機能を制御する機能部である。メモリ部105は、通常の携帯電話としてのメモリ部として機能し、電話帳、アプリケーションソフトなどを格納する。電源部106は、通常の携帯電話としての電源であり、電源・通信用コネクタ部107を介して外部から供給された電力を充電可能である。
アダプタ制御部108は、携帯端末アダプタ2と連動して、携帯端末1が内線電話として機能するための制御を行う機能部である。アダプタ制御部108は、携帯端末アダプタ2が携帯端末1に接続された時に、携帯端末アダプタ2内の各制御部の起動およびその後の内線電話としての通信処理を制御する。たとえば、アダプタ制御部108は、起動したときや、携帯端末アダプタ2の携帯端末1への接続を認識した時にまず表示部103に対して、内線電話機能の認証画面の表示を制御する。この認証画面において、携帯端末1でのダイヤル操作により携帯端末アダプタ2用のIDおよびパスワードなどを入力することで携帯端末アダプタ2の内線電話機能を使用することができる。
また、アダプタ制御部108は、携帯端末1でのダイヤル操作により入力された入力情報のうち、内線電話用の入力情報を選別して携帯端末アダプタ2側に伝える機能を有する。この入力情報としては、たとえば相手先の内線電話番号、転送操作情報、保留情報、録音情報等が挙げられる。また、アダプタ制御部108は、携帯端末アダプタ2から入力される情報を表示部103に表示させる機能を有する。携帯端末アダプタ2から入力される情報としては、たとえば着信(受信)情報、相手先の内線電話番号、着信履歴、発信履歴等が挙げられる。また、アダプタ制御部108は、携帯端末アダプタ2の内線通信制御部201との間での情報の受け渡し(送受信)を制御する。
このようなアダプタ制御部108は、上記のようなアダプタ制御部108としての機能を実行可能なアダプタ連動制御ソフトウェアをメモリ部105にインストールし、実行させることにより実現できる。アダプタ連動制御ソフトウェアは、イントラネット9から接続可能な専用サイト、または外部装置(SDメモリカードなどの外部メモリやパソコン)などからダウンロード/転送し、インストールすることが可能である。
このように、アダプタ連動制御ソフトウェアをメモリ部105にインストールし、実行させることにより、携帯端末1を新規の端末等に変えた場合においても、携帯端末アダプタ2はそのまま用いて内線通話をすることができ、携帯端末1のバージョンアップに安価に対応することが可能である。外線電話用の携帯端末としての機能と内線電話用の携帯端末としての機能とを1台で兼用するデュアル機の場合には、デュアル機全体を変えなくてはならず、デュアル機は一般的な携帯端末よりも高価な機器であるため交換費用が高くなる。これに対して、本実施の形態の場合は、携帯端末1のみを所望の携帯端末に交換し、携帯端末アダプタ2は交換した携帯端末にそのまま用いることができるため、交換費用を抑えることができる。
また、このアダプタ連動制御ソフトウェアは、携帯端末アダプタ2を携帯端末1に接続して、内線電話として使用する際にその都度インストールし、内線電話として使用を終了する際にその都度消去するようにしてもよい。これにより、内線電話として使用を終了し、携帯端末アダプタ2を携帯端末1から取り外した後は、携帯端末1には内線通話に関する情報は残らないため、情報セキュリティの観点から好ましい。
内線通信制御部201は、携帯端末1が携帯端末アダプタ2と連動して内線電話として機能する際の通信制御を行う機能部である。このような内線通信制御部201は、該内線通信制御部201としての機能を実行可能な内線通信制御ソフトウェアをアダプタメモリ部203にインストールし、実行させることにより実現できる。内線通信制御ソフトウェアは、イントラネット9から接続可能な専用サイト、または外部装置(SDメモリカードなどの外部メモリやパソコン)などからダウンロード/転送し、インストールすることが可能である。
なお、この内線通信制御ソフトウェアは、携帯端末アダプタ2を携帯端末1に接続して、内線電話として使用する際にその都度インストールし、内線電話として使用を終了する際に、起動処理機能を残してその都度消去するようにしてもよい。これにより、携帯端末アダプタ2を紛失した場合等における携帯端末アダプタ2内の情報の保護を図り、携帯端末アダプタ2内の情報の漏洩をより効果的に防止することができる。
セキュリティ機能部202は、携帯端末アダプタ2内の情報全体を暗号化する機能を有する。これにより、携帯端末アダプタ2を紛失した場合においても、携帯端末アダプタ2内の情報全体が第三者に見られることが防止される。また、セキュリティ機能部202は、携帯端末アダプタ2用のIDおよびパスワードの認証を行い、携帯端末アダプタ2内の情報へのアクセス権の制御を行う。
このようなセキュリティ機能部202は、該セキュリティ機能部202としての機能を実行可能なソフトウェアをアダプタメモリ部203にインストールし、実行させることにより実現できる。ソフトウェアは、イントラネット9から接続可能な専用サイト、または外部装置(SDメモリカードなどの外部メモリやパソコン)などからダウンロード/転送し、インストールすることが可能である。
アダプタメモリ部203は、内線電話としての通信用の電話帳、履歴、各種データを格納する。また、アダプタメモリ部203は、内線通信制御ソフトウェアや内線通話用のソフトウェアなどのアプリケーションソフトなどを格納する。
無線LAN制御部204は、構内無線LAN3を用いた無線LAN基地局4との通信を制御する機能部である。このような無線LAN制御部204は、該無線LAN制御部204としての機能を実行可能なソフトウェアをアダプタメモリ部203にインストールし、実行させることにより実現できる。ソフトウェアは、イントラネット9から接続可能な専用サイト、または外部装置(SDメモリカードなどの外部メモリやパソコン)などからダウンロード/転送し、インストールすることが可能である。
電源・充電部205は、携帯端末アダプタ2駆動用の電源であり、電源・通信用コネクタ部206を介して携帯端末1の電源部106から受電した電力で携帯端末アダプタ2を駆動する。また、電源・充電部205は、予備電源機能として電源部106から受電した電力を充電可能である。
以上のような携帯端末アダプタ2が接続された携帯端末1は、電波は常に企業内の内線電話用の電波(構内無線LAN3の電波)および携帯電話網11の両方の電波を同時に受信可能である。企業内通信用の構内無線LAN3の電波のみを受信時、および携帯電話網11の電波のみを受信時は、それぞれの通信のみ可能である。
次に、図3のフローチャートを参照して、本実施の形態にかかる携帯端末アダプタ2を用いた場合の内線通話処理動作の一例について説明する。図3は、本実施の形態にかかる携帯端末アダプタ2を用いた場合の内線通話処理の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザにより、携帯端末アダプタ2が携帯端末1に接続される。携帯端末アダプタ2の装着は、携帯端末アダプタ2の電源・通信用コネクタ部206を携帯端末1の電源・通信用コネクタ部107に接続することにより行う。
携帯端末アダプタ2が携帯端末1と接続されると、内線通信制御部201は起動処理機能によりこの接続を認識し(ステップS100)、専用サイトや外部装置(SDメモリカードなどの外部メモリやパソコン)などから、内線通信制御部201としての機能を実行可能な内線通信制御ソフトウェアをアダプタメモリ部203にインストールし、実行させることにより内線通信制御部201を起動する。
つぎに、内線通信制御部201は、専用サイトや外部装置(SDメモリカードなどの外部メモリやパソコン)などから、アダプタ制御部108としての機能を実行可能なアダプタ連動制御ソフトウェアを携帯端末1のメモリ部105にインストールし、実行させることによりアダプタ制御部108を起動する(ステップS110)。アダプタ制御部108は、起動すると、まず表示部103に対して、内線電話機能の認証画面を表示させる。この認証画面において、携帯端末1でのダイヤル操作により携帯端末アダプタ2用のIDおよびパスワードなどを入力することで携帯端末アダプタ2の内線電話機能を使用することができる。
ユーザは、携帯端末1のキー操作部102により携帯端末アダプタ2へのログイン用のIDおよびパスワードを入力する。入力されたIDおよびパスワードは、アダプタ制御部108に入力され、アダプタ制御部108はIDおよびパスワードを電源・通信用コネクタ部107、電源・通信用コネクタ部206、内線通信制御部201を介してセキュリティ機能部202に転送し、セキュリティ機能部202はこのIDおよびパスワードを受信する(ステップS120)。
IDおよびパスワードを受信すると、セキュリティ機能部202は、受信したIDおよびパスワードの認証を実施する(ステップS130)。IDおよびパスワードが正規のIDおよびパスワードではなく、正しく認証できない場合は(ステップS130否定)、セキュリティ機能部202は、正しく認証できない旨の認証不可情報を内線通信制御部201に送る。内線通信制御部201は、該認証不可情報を受け取ると、表示部103に「認証不可」の旨の表示をさせる指示情報をアダプタ制御部108に送信し、ログイン処理を終了する。アダプタ制御部108は、この指示情報を受け取って、表示部103に「認証不可」の旨の表示を行う。
IDおよびパスワードが正規のIDおよびパスワードであり、正しく認証できた場合は(ステップS130肯定)、セキュリティ機能部202は、正しく認証できた旨の正常認証情報を内線通信制御部201に送る。内線通信制御部201は、該正常認証情報を受け取ると、携帯端末アダプタ2へのログインを許可し、アダプタメモリ203に格納された内線通話用のソフトウェアを起動する(ステップS140)。以降、携帯端末アダプタ2を装着した携帯端末1を内線電話として利用することができる(ステップS150)。
内線電話として発信する場合には、携帯端末1のキー操作部102により内線電話番号が入力されると、該内線電話番号はアダプタ制御部108に入力される。アダプタ制御部108は、入力された電話番号が内線電話番号であることを識別すると、該内線電話番号を電源・通信用コネクタ部107、電源・通信用コネクタ部206を介して内線通信制御部201に転送する。内線通信制御部201は、内線電話番号を受け取ると無線LAN制御部204を制御して構内無線LAN3に発信する。そして、アダプタ制御部108がマイクとスピーカを制御することで、内線通話が可能となる。
また、内線電話として着信(受信)する場合には、構内無線LAN3から無線LAN制御部204が内線通話情報を受信し、受信した内線通話情報が内線通信制御部201に転送される。内線通信制御部201は、内線通話情報を電源・通信用コネクタ部206、電源・通信用コネクタ部107を介してアダプタ制御部108に転送する。そして、アダプタ制御部108が内線通話情報を受け取ってマイクとスピーカを制御することで、内線通話が可能となる。
また、携帯端末アダプタ2へログインし、内線通話が可能となった後に、アダプタメモリ部203に格納された電話帳および履歴の確認を行う場合には、ユーザは、再度、携帯端末1のキー操作部102により携帯端末アダプタ2のIDおよびパスワードを入力する。IDおよびパスワードはセキュリティ機能部202に転送され、セキュリティ機能部202は転送されたIDおよびパスワードの認証を行う。
IDおよびパスワードが正規のIDおよびパスワードではなく、正しく認証できない場合は、セキュリティ機能部202は、正しく認証できない旨の認証不可情報を内線通信制御部201に送る。内線通信制御部201は、該認証不可情報を受け取ると、表示部103に「認証不可」の旨の表示をさせる。
IDおよびパスワードが正規のIDおよびパスワードであり、正しく認証できた場合は、セキュリティ機能部202は、正しく認証できた旨の正常認証情報を内線通信制御部201に送る。内線通信制御部201は、該正常認証情報を受け取ると、アダプタメモリ部203に格納された電話帳および履歴の確認を許可し、確認動作を継続する。これにより、携帯端末1および携帯端末アダプタ2が紛失し、第三者に拾われた場合等においても、携帯端末アダプタ2内の情報の保護を図り、携帯端末アダプタ2内の情報の漏洩を防止することができる。
また、内線通話用の無線LAN3の電波状態が一旦圏外になり、その後、再度圏内になったときは、IDおよびパスワードの認証による携帯端末アダプタ2へのログインを再度行う。これにより、携帯端末1および携帯端末アダプタ2が紛失し、第三者に拾われた場合等においても、携帯端末アダプタ2内の情報の保護を図り、携帯端末アダプタ2内の情報の漏洩を防止することができる。
図3に戻って、内線電話としての使用を終了するときは、ユーザは、携帯端末1のキー操作部102により内線電話終了用の所定の内線電話終了情報を入力する。入力された内線電話終了情報は、アダプタ制御部108に入力される。アダプタ制御部108は内線電話終了情報を受信すると(ステップS160)、該内線電話終了情報を電源・通信用コネクタ部107、電源・通信用コネクタ部206を介して内線通信制御部201に転送する。
そして、アダプタ制御部108は、内線電話終了処理を実行する(ステップS170)。すなわち、アダプタ制御部108は、アダプタ連動制御ソフトウェアをメモリ部105から消去し、アダプタ制御部108としての処理を終了する。アダプタ連動制御ソフトウェアをメモリ部105から消去することにより、内線通話に関する情報を携帯端末1から削除して内線通話に関する情報の保護を図り、携帯端末アダプタ2内の情報の漏洩を防止することができる。
また、内線通信制御部201は内線電話終了情報を受信すると(ステップS160)、内線電話終了処理を実行する(ステップS170)。すなわち、内線通信制御部201は、内線通話用のソフトウェアを終了する。さらに、内線通信制御部201は、内線通信制御ソフトウェアを終了し、さらに該内線通信制御ソフトウェアをアダプタメモリ部203から消去するとともに、アダプタメモリ部203をロックする。ロックされたアダプタメモリ部203は、セキュリティ機能部202において再度、IDおよびパスワードの認証が正常に行われないと、データの読み書きをすることができない。以上により、内線電話終了処理が完了する。
そして、ユーザは、携帯端末アダプタ2を携帯端末1から取り外す。以降は、携帯端末アダプタ2を装着した携帯端末1を内線電話として使用することができなくなり、携帯端末1は通常の外線用の携帯端末としてのみ機能する。
なお、上記においては、ユーザが入力する内線電話終了情報を用いて内線電話としての使用を終了する場合について説明したが、携帯端末アダプタ2と携帯端末1との接続が解除されると、アダプタ制御部108と内線通信制御部201とがそれぞれ接続が解除を認識し、この接続の解除を内線電話終了情報と自動的に認識して上記の終了処理を自動的に実行する自動終了を行うようにしてもよい。この場合には、ユーザの意図しない携帯端末アダプタ2と携帯端末1との接続の解除がなされた場合においても、内線通話に関する情報の保護を図り、携帯端末アダプタ2内の情報の漏洩を防止することができる。また、ユーザが入力する内線電話終了情報と自動終了とを併用してもよい。
上述したように、本実施の形態にかかる携帯端末アダプタ2によれば、1台の携帯端末1で外線電話機能と内線電話機能とを実現することができ、企業内において場所の制約無く、広範囲において自由に内線通話を行うことができる。
また、本実施の形態にかかる携帯端末アダプタ2によれば、携帯端末アダプタ2はそのまま用いて、携帯端末1のみを自由に交換することができるため、携帯端末1のバージョンアップ等に安価に対応することが可能である。
また、コストを下げるためには、上述したような内線通話に特化した構成としてもよいが、通常の内線通話機能の他に電子メールの送受信機能を備えた構成としても良い。
以上のように、本発明にかかる携帯端末アダプタは、企業内等において一台の携帯端末を外線電話および内線電話として使用する場合に有用である。
本発明の実施の形態にかかる携帯端末アダプタを用いたネットワーク構成を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる携帯端末および携帯端末アダプタの構成を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる携帯端末アダプタを用いた場合の内線電話利用時の内線通話処理の流れを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 携帯端末
2 携帯端末アダプタ
3 構内無線LAN
4 無線LAN基地局
5 IP−PBX
6 公衆網
7 携帯電話網
8 電話網
9 IPイントラネット
11 携帯電話網
101 セキュリティ機能部
102 キー操作部
103 表示部
104 通信制御部
105 メモリ部
106 電源部
107 電源・通信用コネクタ部
108 アダプタ制御部
201 内線通信制御部
202 セキュリティ機能部
203 アダプタメモリ
203 アダプタメモリ部
204 無線LAN制御部
205 電源・充電部
206 電源・通信用コネクタ部

Claims (7)

  1. IP−PBXにつながる構内無線LANを複数の基地局とともに形成し、携帯端末と連動して前記構内無線LANを介して構内内線通信を行う携帯端末アダプタであって、
    自携帯端末アダプタと連動して内線電話として内線通信を行うための機能を前記携帯端末に対して供給するとともに、内線電話としての内線通信機能を制御する内線通信制御部と、
    前記携帯端末から自携帯端末アダプタへの接続認証を行うとともに、自携帯端末アダプタ内の情報を暗号化するセキュリティ機能部と、
    内線電話としての内線通信に関する情報およびソフトウェアを格納するアダプタメモリ部と、
    前記基地局との無線通信を制御する無線LAN制御部と、
    自携帯端末アダプタを駆動するための電源である電源部と、
    を備え、
    前記携帯端末に直接接続されること、
    を特徴とする携帯端末アダプタ。
  2. 前記内線通信制御部が、前記アダプタメモリ部に格納されたソフトウェアにより実現されること、
    を特徴とする請求項1に記載の携帯端末アダプタ。
  3. 前記ソフトウェアは、自携帯端末アダプタの内線電話として使用開始時に前記アダプタメモリ部にインストールされ、自携帯端末アダプタの内線電話として使用終了時に起動処理機能を残して前記アダプタメモリ部から消去されること、
    を特徴とする請求項2に記載の携帯端末アダプタ。
  4. 前記セキュリティ機能部が、前記アダプタメモリ部に格納されたソフトウェアにより実現されること、
    を特徴とする請求項1に記載の携帯端末アダプタ。
  5. 前記無線LAN制御部が、前記アダプタメモリ部に格納されたソフトウェアにより実現されること、
    を特徴とする請求項1に記載の携帯端末アダプタ。
  6. 前記電源部は、前記携帯端末の電源から電力を受電して取得すること、
    を特徴とする請求項1に記載の携帯端末アダプタ。
  7. 前記電源部は、前記携帯端末の電源から受電した電力を充電可能であること、
    を特徴とする請求項6に記載の携帯端末アダプタ。
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