JP2015149527A - スマートフォン用アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】
個人所有のスマートフォンを構内交換機のPHS網と接続する。
【解決手段】
スマートフォンとBSとを通信させるアダプタであって、アダプタは、CPU及びメモリを有し、CPUは、アプリのダウンロードを、BSを介して、交換機に要求して、アプリを交換機からダウンロードし、メモリは、ダウンロードしたアプリを格納し、CPUは、スマートフォンにアプリの有無を問い合わせ、アプリが無の応答に対応して、メモリに格納したアプリをスマートフォンにダウンロードし、スマートフォンからの、アプリの起動後のPS−ID自動付与設定/ログイン要求に応じて、CPUは、PS−ID自動付与設定/ログイン要求を、BSを介して、交換機に送信し、送信したPS−ID自動付与設定/ログイン要求に対応して、交換機から送信された内線番号及びPS−IDを受信し、受信した内線番号及びPS−IDをスマートフォンに送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スマートフォン用アダプタに係り、特に、個人所有のスマートフォンを、企業内の内線端末として使用するために、構内交換機に接続されたPHS基地局との通信を可能にする、スマートフォン用アダプタに関する。
近年、個人所有の携帯電話やスマートフォンを企業内内線電話として利用するシステムが知られている(特許文献1)。これは、一般的にBYOD(Bring Your Own Device)と呼ばれ、従業員が個人用と会社用の2台の携帯電話を持つことの煩わしさを無くし、会社が端末を準備する必要がないことから、企業内内線電話等のネットワーク構築時の初期費用を抑えることができる。
また、スマートフォンにアダプタを接続し、異なるIF(インターフェイス)を提供する仕組みとして特許文献2が知られている。物理的にスマートフォンに接続され、スマートフォンに搭載されていないIFをアダプタが持っており、スマートフォンとアダプタ間はスマートフォンの標準的なIFで接続されるものである。
特開2008−187224号公報 特表2013−506488号公報
現在、個人所有のスマートフォンを企業内内線電話として使用する方法としては無線LANによる接続が一般的である。この方法の場合、構内交換機の内線電話網としてIP網と無線LANアクセスポイント(以降、APと呼ぶ)が必要となり、IP網の設計にデータ系と音声系について考慮をする必要がある。
この他にもスマートフォンは様々な無線、有線のIFを備えているが、構内交換機とのIFとして使用できるものとしては無線LANが最も適しており、現在の主流は無線LANによる接続である。
構内交換機は、オプションや内蔵と形態は様々であるが、ほとんどの機種において内線電話用のIP網との接続が可能である。但し、PCやインターネット回線等のデータ系の通信網としてIP網を使用している企業は多いものの、音声通信用として、構内交換機にIP網とAPを併せ持つことは、データ系の通信網ほどの普及に至っていない。
この背景にはIP網設計における、音声系及びデータ系の優先制御や帯域、遅延計算等のネットワーク構築の難しさ、これに伴う音声品質の低下、SE費用、また既設資産の流用率等の問題があり、未だに音声系に関しては非IP系の通信網(以降、非IP系の通信網をレガシー網と呼ぶ)を使用している企業が多い。
またスマートフォンを無線LANで使用する場合の無線環境の課題や、内線通話の頻度が高い使用者の場合のスマートフォンのバッテリーが一日持たない可能性があるという課題がある。
企業内内線電話として、BYODを考慮しなければ、PHSが無線通話機器として一般的である。既存のレガシー網に接続される無線基地局(以降、交換機内線のレガシー網に接続されるPHS用無線基地局をBSと呼ぶ)を親機として接続し、音声通話を基本とする交換機の様々なサービス機能を利用することができる。但し、PHSの通信は帯域が64kbpsと固定であり、大容量のデータ通信を行うことは難しく、PHS子機も音声通話を基本とする作りになっており、表示部等のユーザインタフェースは旧世代の携帯電話レベルであり、その利便性はスマートフォンには及ばない。
本発明は、前記従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、スマートフォンを構内交換機のPHS網と接続するためのアダプタを提供するものである。
以降、スマートフォンに接続され、BSとの通信を可能とするスマートフォン用アダプタを単にアダプタと呼ぶ。
スマートフォンとBSとを通信させるアダプタであって、アダプタは、CPU及びメモリを有し、CPUは、アプリのダウンロードを、BSを介して、交換機に要求して、アプリを交換機からダウンロードし、メモリは、ダウンロードしたアプリを格納し、CPUは、スマートフォンにアプリの有無を問い合わせ、アプリが無の応答に対応して、メモリに格納したアプリをスマートフォンにダウンロードし、スマートフォンからの、アプリの起動後のPS−ID自動付与設定/ログイン要求に応じて、CPUは、PS−ID自動付与設定/ログイン要求を、BSを介して、交換機に送信し、送信したPS−ID自動付与設定/ログイン要求に対応して、交換機から送信された内線番号及びPS−IDを受信し、受信した内線番号及びPS−IDをスマートフォンに送信する。
本発明によれば、スマートフォンを構内交換機の内線端末として使用できる。
本装置を収容した構内交換機の構成図の例である。 本アダプタの外観の概要図である。 PHS子機と比較した場合の通信遅延量の概算である。 交換機からアダプタへのアプリのダウンロードの動作シーケンスである。 スマートフォンへのアプリをダウンロード方法、または2回目以降のアダプタ接続時の動作シーケンスである。 交換機局データ設定例である。 PS−ID自動付与設定時のログイン成功シーケンスである。 PS−ID自動付与設定時の未使用PS−IDが無い場合のログイン失敗シーケンスである。 PS−ID自動付与設定時の局データアンマッチによるログイン失敗シーケンスである。 PS−ID自動付与設定時のPHS電波圏外時のログイン失敗シーケンスである。 PS−ID手動付与設定時のログインシーケンスである。 アダプタアプリ起動(初期)画面例である。 PS−ID設定画面例である。 ログイン成功、又は失敗画面例である。 スマートフォンに出力される画面の遷移図である。 初期設定時にログイン継続可能の場合の動作シーケンスである。 初期設定時にログイン継続不可の場合の動作シーケンスである。 制限設定通知画面例、及び制限設定不可画面例である。 ログアウトの動作シーケンスである。 本装置を収容した病院施設での構内交換機の構成図の例である。 アダプタ関連アプリをダウンロードする場合の動作シーケンスである。 実施例2において、アダプタ付スマートフォンからアダプタ付スマートフォンへ発信した場合の動作シーケンスである。 実施例2において、ナースコール子機からアダプタ付スマートフォンへ発信した場合の動作シーケンスである。 アダプタ関連アプリと連携した着信画面例である。 アダプタの充電例、及びアダプタ交換例である。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
図1は、本実施例のスマートフォンにアダプタを装着した内線端末110を収容した構内交換機101の構成図の例である。
構内交換機101は、主装置(CC)106、内線電話機収容カード102、無線基地局収容カード103、局線カード104、および専用線カード105を含む。局線カード104には公衆網111が接続され、専用線カード105には専用線網112が接続される。内線端末110のPHS用無線基地局であるBS108は、無線基地局収容カード103に収容される。無線基地局収容カード103はBS108を収容するカードであり、PHS子機109による通話の際に使用される。
スマートフォンは、一般的にPHS無線通信のIFを持っていないため、BS108との通信はできない。そのため、アダプタをスマートフォンと接続し、アダプタを介してBS108との通信を可能とし、交換機101に内線端末として収容する。
図2は、アダプタ120の外観の概要図である。アダプタ120は、スマートフォン124に接続するUSB端子122、BS108と通信するためのPHS用アンテナ121、及び、充電器からの入力端子(アダプタ充電端子)123を持ち、カバータイプでは、物理的にスマートフォン124と接続される構造であり、セパレートタイプでは、USBケーブル131で接続される構造である。また、スマートフォン124は、一般的にUSB端子125や、それと同等なIF(ライトニングコネクタ等)を持っている。
また、アダプタ120は、種々の処理を実行するCPU、メモリ等の周辺回路、電源用のバッテリーとその充電回路と充電用のコネクタ、前述のUSB−IF、PHSアンテナ―IF、音声のPCM−ADPCM変換を行うハード回路(専用IC、若しくはFPGA等)等を具備する。CPUは、以下に説明するスマートフォン124との入出力処理、BS108との送受信処理などを実行する。メモリは、CPUによる種々の処理の実行に伴う、ダウンロードデータなどの各種データを格納する。なお、データとして、たとえばスマートフォン124が実行するアプリをメモリに格納した状態を、アプリを搭載していると呼ぶ。
図3を用いて、従来のPHS子機109の場合と、スマートフォン124にアダプタ120を装着した場合との通信遅延量を比較する。通信遅延量は、音声通信の場合、そのまま音声品質に繋がるため、音声通信が基本機能である構内交換機101の内線端末110としてスマートフォン124を使用する場合に重要な評価項目である。
PHS子機109を用いる場合とスマートフォン124を用いる場合との差異は、各々からBS108までの通信経路であり、BS108から通話先(内線電話機107や外線端末140)までの経路は同様であり、差異はない。
PHS子機109の場合、主な遅延はPCM−ADPCM変換であるが、現在は専用ICやFPGAの専用IP−CORE等が用いられ、ほぼ純ハード処理で行うのが一般的であり、その遅延量は数百μsec程度である。
スマートフォン124にアダプタ120を装着した場合の主な遅延は、USB転送による遅延が1msec程度、PCM−ADPCM変換が数百μsec、アダプタ120での処理時間(プロトコル変換)が数msec程度である。
この他にも、マイクやスピーカ等のアナログ信号を変換するA―D変換、PHS無線部の処理時間等が通信遅延量となるが、PHS子機109を用いる場合とスマートフォン124を用いる場合とで同様であり、通信遅延量に差異をもたらす要因ではない。
したがって、PHS子機109を用いる場合とスマートフォン124にアダプタ120を装着した内線端末110を用いる場合との通信遅延量を比較すると、内線端末110を用いる場合の方が、通信遅延量が数msec大きくなる。
通常、スマートフォン124を、無線LANを用いて内線端末として使用した場合の遅延は、RTP化の処理、ネットワークの遅延等で通信遅延量は数十〜数百msec程度ある。この値と比べた場合、1/100程度のオーダーであり、一般的な音声のレガシー品質(高品質)、IP品質(低品質)と言われる場合、十分にレガシー品質に分類される値である(参考文献:NTT 音声品質評価法http://www.ntt.co.jp/qos/technology/sound/05_3.html)。
アダプタ120の動作について、図4以下を用いて説明する。アダプタ120をスマートフォン124に接続して使用する際にはスマートフォン124に専用のアプリ(アプリケーションソフトウェア)が必要となる(以降、単にアプリと呼ぶ場合は、アダプタ120用の専用アプリを指す)。アプリのダウンロード方法は、スマートフォン124の所有者が各個人でapp store等のダウンロードサイト150からダウンロードする方法と、アダプタ120へのスマートフォン124の接続時に自動で(所有者の人手を用いずに)ダウンロードする方法の2通りがある。
自動ダウンロードに備えて必要となる、アダプタ120へのアプリのダウンロード方法について図4を用いて説明する。アダプタ120へダウンロードするアプリは、交換機101(以降、単に交換機と呼ぶときは、交換機101に搭載されるBS108、主装置(CC)106を含めた交換機本体を意味する。)に搭載されている(1001)。スマートフォン124とアダプタ120を接続する前に、交換機101とアダプタ120が通信できる状態(PHS接続)にする(1002)。
交換機101にアダプタ120の接続が確認された時点で、アダプタ120はアプリのダウンロード要求を交換機101に通知する(2000)。通知を受けた交換機101はアプリをアダプタ120にダウンロードする(2001)。以上の手順でアダプタ120にアプリが搭載される(1003)。
アプリのVerUP(バージョンアップ)方法について、図4を用いて説明する。VerUPのタイミングは2つあり、いずれも、まず交換機101に搭載されているアプリをVerUPする必要がある。
1つ目のタイミングは、交換機101のアプリがVerUPされたタイミングである。アダプタ120にVerUP前のアプリが搭載されており(1004)、交換機101にもVerUP前のアプリが搭載されており(1005)、この状態でアダプタ120と交換機101が接続(PHS接続)されている(1002)ものとする。この状態で交換機101に搭載されているアプリがVerUP(1006)されると、交換機101は接続されている全てのアダプタ120を検索し(1007)、接続されている全てのアダプタ120に対して、アプリのVer通知要求を送信する(2002)。Ver通知要求を受信したアダプタ120は交換機101にアプリのVer通知を送信する(2003)。交換機101は自身に搭載されているVerUPされたアプリとのVerを比較し(1008)、アダプタ120搭載のアプリのVerが古い場合は、交換機101からアダプタ120へアプリをダウンロードする(2001)。以上により、アダプタ120のアプリがVerUPされる(1009)。
2つ目のタイミングは、1つ目のタイミング時にはアダプタ120が圏外であったり、電源がOFFになっていた場合であり、アダプタ120が交換機101に接続されたタイミング(1002)で、アダプタ120から交換機101に対してアプリのVer通知を送信する(2003)。Ver通知(2003)を受信した交換機101は自身に搭載されているVerUPされたアプリとのVerを比較し(1008)、アダプタ120に搭載のアプリのVerが古い場合は、交換機101からアダプタ120へアプリをダウンロードする(2001)。以上によりアダプタ120のアプリがVerUPされる(1009)。
いずれのタイミングであっても、Verが一致、またはアダプタ120のアプリの方が新しいVerの場合は、交換機101はアダプタ120に搭載のアプリのVerが最新であることをアダプタ120に通知し、新しいVerのアプリをダウンロードしない。
以上により、アダプタ120が動作し、BS108と通信可能の状態にあれば、アダプタ120には常に最新のアプリが搭載されている状態となる。
スマートフォン124へのアプリのダウンロード方法について、自動、手動、また二回目以降のアダプタ120とスマートフォン124の接続時の動作について図5を用いて説明する。
スマートフォン124へアプリを自動でダウンロードする場合は、スマートフォン124がアダプタ120と初めて接続(USB接続)されると(1010)、アダプタ120からスマートフォン124へアプリ問い合わせを行う(2010)。スマートフォン124はアプリが無いことをアダプタ120に通知する(2011)。アダプタ120はアプリをスマートフォン124へダウンロードし(2012)、ダウンロードが完了したら(1011)、スマートフォン124はアプリを起動し(1012)、アダプタ120へアプリの起動完了を通知する(2013)。
スマートフォン124へアプリを、スマートフォン124の利用者が手動でダウンロードする場合は、スマートフォン124へアダプタ120を接続する前に、各利用者がダウンロードサイト150からアプリをダウンロードする。スマートフォン124のキャリア通信等でダウンロードサイト150に接続し(1014)、アプリの検索、ダウンロード要求を送信し(2014)、アプリをダウンロードする(2015、1011)。
二回目以降のアダプタ120とスマートフォン124の接続時は、アダプタ120からアプリ問い合わせ(2010)を受けたスマートフォン124は、アプリを起動し(1012)、アプリのVerをアダプタ120に通知する(2016)。アダプタ120は、スマートフォン124のアプリのVerがアダプタ120のアプリのVerより古い場合には、アプリをスマートフォン124へダウンロードし、それ以外の場合は、Verが最新であることを通知する(2017)。
スマートフォン124は、アプリが最新である場合でも、アプリが古く、アダプタ120からダウンロードした場合でも、アプリを起動し(170)、アダプタ120へアプリの起動完了を通知する(2013)。以上がスマートフォン124へのアプリのダウンロード方法である。
アダプタ120を装着したスマートフォン124を、交換機101の内線端末110として登録する(以降、アダプタ120を装着したスマートフォン124が交換機101の内線端末110として利用できるように、交換機101に登録することをログインと呼ぶ)方法について説明する。
PHS子機109を交換機101の内線端末として登録するには、交換機101に、内線番号とPS−IDと呼ばれるユニークな番号を登録する。内線番号は、交換機101の番号計画により任意に設定されるが、PS−IDはPHS子機109毎に割り振られる番号である。
PS−IDの番号を付けた(ファクトリ・セットした)アダプタ120であってもよいが、PS−IDは交換機101やスマートフォン124に登録するものであり、アダプタ120にはPS−IDの登録を必要としない。アダプタ120にPS−IDの登録を不要にすることで、スマートフォン124とアダプタ120の対応付けを不要とし、どのスマートフォン124を、どのアダプタ120に装着しても利用できるので、アダプタ120の利用者の利便性が向上する。
交換機101に登録するデータ設定の例を、図6を用いて説明する。データ設定は、PHS子機109の登録と同様に、内線番号とPS−ID、更には端末種別、グループ番号等を登録する(コマンド例「PSID」160)。
アダプタ120の利用者の利便性を向上させるため、PS−IDをスマートフォン124に自動付与させてもよい。逆に、アダプタ120の利用者を特定してセキュリティを高めるため、スマートフォン124毎にPS−IDを手動設定し、PS−IDが設定されていないスマートフォン124を利用できなくしてもよい。以上のPS−IDの付与方法を選択できるようにするために、交換機101でのデータ設定としてPS−IDを自動付与するか否かも設定する(コマンド例「PSIDA」161)。
ログインまでの手順について、図7〜図14を用いて説明する。PS−ID自動付与設定の場合について、図7を用いて説明する。交換機101の局データで「PSID」160や「PSIDA」161等を設定し、PS−ID自動付与有りを設定する(1020)。前述のように、スマートフォン124にアダプタ120が接続された時点でアプリが起動されており(1012、2013)、図12のような初期画面170が表示されている。利用者はまず、PS−ID設定ボタン172をタップする。PS−ID設定ボタン172のタップに応答して、図13のようなPS−ID設定画面180に遷移する。この画面で「PS−ID自動付与」181を「自動」に設定し(1021)、「OK」ボタン183をタップすると、PS−IDが自動付与設定になり、初期画面170に戻る。初期画面170でログインボタン171をタップすると、ログイン動作が開始する。スマートフォン124からアダプタ120を経由して交換機101へPS−ID自動付与によるログイン要求が送信される(2020、2021)。交換機101は局データから、PS−IDが自動付与設定になっているか、なっている場合は未使用のPS−IDがあるかを検索し(1022)、未使用のPS−IDがある場合は内線番号とPS−IDを通知する。内線番号とPS−IDはアダプタ120経由でスマートフォン124に通知され(2022、2023)、スマートフォン124は内線番号とPS−IDを登録し(1023)、図14のログイン成功画面例190を表示する(1024)。
ログインに失敗する例を図8〜図10で示す。図8は、ログイン要求が交換機101に送信された際に、交換機101の局データで未使用のPS−IDが無い場合であり(1030)、この場合、交換機101は端末登録不可返信をアダプタ120を介してスマートフォン124へ通知する(2030、2031)。
図9は、ログイン要求が交換機101に送信された際に、交換機101の局データがPS−ID自動付与の設定になっていない場合を示し(1041)、この場合、交換機101は端末登録不可返信を、アダプタ120を介してスマートフォン124へ通知する(2030、2031)。
図10は、アダプタ120―BS108間の電波状況が悪く、圏外になっている場合であり、この場合はアダプタ120が端末登録不可返信(2031)をスマートフォン124へ通知するが、アダプタ120―BS108間の電波状況は常にアダプタ120からスマートフォン124へ通知しているので、この場合はスマートフォン124には「圏外」の表示がされていることになる。
ログインが失敗した場合には、いずれの場合でも図14のログイン失敗画面192を表示し(1031)、アプリ起動画面170に戻る。画面の遷移に関しては図15に示す。
PS−ID手動付与設定の場合について図11を用いて説明する。まず交換機101の局データで「PSID」160や「PSIDA」161等を設定し、PS−ID自動付与無しを設定する(1040)。前述のように、スマートフォン124にアダプタ120が接続された時点でアプリが起動されており(1012、2013)、図12のような初期画面170が表示されている。利用者が、PS−ID設定ボタン172をタップすると、図13のようなPS−ID設定画面180に遷移する。この画面で「PS−ID自動付与」181を「手動」に設定し、PS−ID番号を入力する182(1021)、「OK」ボタン183をタップすることで、PS−IDが手動付与設定になり、初期画面170に戻る。初期画面170でログインボタン171をタップすることで、ログイン動作が開始する。スマートフォン124からアダプタ120を経由して交換機101へPS−ID通知を伴うログイン要求が送信される(2050、2051)。交換機101は局データから、PS−IDが手動付与設定になっているか、なっている場合は登録されているPS−IDがあるか、そのPS−IDが未使用であるかを検索する(1050)。検索により通知されたPS−IDが使用可能であれば、そのPS−IDに対応付けられた内線番号を通知する。内線番号はアダプタ120経由でスマートフォン124に通知され(2052、2053)、スマートフォン124は内線番号を登録し、図14のログイン成功画面例190を表示し(1051)、ログイン完了となる(1024)。
PS−ID手動設定の場合のログイン失敗例は通知されたPS−IDが登録されていない、登録されていても既に使用されている、PS−ID自動付与設定になっている、アダプタ120―BS108間の電波状況が悪く、圏外になっている場合がある。動作シーケンスはPS−ID自動付与設定時の動作に準ずるため、説明を省略する。いずれの場合も図14のログイン失敗画面192を表示し、アプリ起動画面170に戻る。以上が、ログインに関する動作である。
スマートフォン124の初期設定について図6の交換機101局データ設定例、図15遷移図、及び図16〜図18を用いて説明する。
アダプタ120は、個人所有のスマートフォン124を企業内の構内交換機101の内線端末として登録する、いわゆるBYODを実現するものであり、セキュリティ対策も考慮が必要となる。そこで、使用者の利便性を高めるか、企業内セキュリティを高めるかを交換機101の局データで設定を行えるようにし、その設定内容をアダプタ120付スマートフォン124のログイン時に通知し、スマートフォン124に初期設定を行う。
図6に交換機101局データの設定例を示す。本例ではスマートフォン124の機能のうち、キャリア電波、キャリア電波以外の無線IF、並びに、アプリ及び後述されるアダプタ120関連アプリ以外のアプリの3項目について制限をかけるか、かけないかを設定するものとし、また、その設定がスマートフォン124に対して設定できなかった場合の、ログイン継続可否についても設定を行えるものとする(コマンド例「ADPINI」163)。
本設定はアダプタ120使用者の職制や役割等、使用者毎に制限をかける範囲が異なることが想定されるため、端末毎、グループ毎、全端末適用かを選択できるようにし、データ設定の細分化と効率化を図るようにする(コマンド例「ADPINI」163のパラメータ1)。
初期設定の手順について、初期設定手順後、ログイン継続可能の場合について図16、ログイン継続不可となり、ログアウトする場合について図17を用いて説明する。まず交換機101の局データで「ADPINI」163等の設定行い、スマートフォン124に対する初期設定の登録を行う(1060)。交換機101へログイン完了(1024)後、交換機101はログインした端末の初期設定内容を検索し、制限があるか無いか等を検索し(1061)、制限ある場合はその制限内容等をアダプタ120を介してスマートフォン124へ初期設定として通知する(2060、2061)。
スマートフォン124は、受け取った初期設定より、制限がある場合はそれら設定を行い(1062)、制限項目に対し、設定完了した項目、設定不可だった項目等の設定の結果をアダプタ120を介して交換機101へ通知する(2062、2063)。
交換機101はスマートフォン124が行った設定結果と局データの設定内容を参照し、ログイン継続可能かどうかを判断し、継続可能の場合(1063)(図16)は、端末の設定結果をロギングし、ログイン継続をアダプタ120を介し、スマートフォン124へ通知する(2064、2065)。ログイン継続通知を受けたスマートフォン124は、図18の制限設定通知画面200のような画面を表示し(1064)、待受け画面210へ遷移し(1065)、内線端末として使用可能の状態になる(1066)。
ログイン継続不可の場合(1070)(図17)は、ログアウト通知をアダプタ120を介し、スマートフォン124へ通知する(2070、2071)。ログアウト通知を受けたスマートフォン124は初期設定通知で行った設定のリセットや、登録した内線番号の削除、PS−ID自動付与設定の場合は、付与されたPS−IDの削除等のログアウト処理を行い(1071)、図18の制限設定不可画面202のような画面を表示し、ログアウト通知を、アダプタ120を介して交換機101へ通知し(2072、2073)、初期画面170へ戻る。ログアウト通知を受けた交換機101は払出したPS−IDの登録を削除し(1072)、スマートフォン124のログアウト処理は完了となる(1073)。以上が初期設定の手順である。
ここまでの手順により、待受け画面の状態になったアダプタ120付スマートフォン124は、交換機101の内線端末として利用が可能となり、従来のPHS子機109と同様の機能、サービスを使用することが可能である。
従来のPHS子機109と同様の機能である、発着信、通話、保留、転送等、呼制御、通話関連の動作、また、圏外、ハンドオーバ、ローミング、ボタン着信、文字列表示、位置情報等のサービスの動作は、スマートフォン124とアダプタ120間がUSB接続で通信し、アダプタ120がプロトコル変換を行っていること以外で動作に差は無いので、説明を省略する。
これら従来のPHS子機109で利用していた機能、サービスではなく、端末がスマートフォン124になったことにより、従来のPHS子機109では実現が難しかったサービスを提供可能であり、その内容は実施例2に記載する。
スマートフォン124のBYODを終了し、アダプタ120を外して、プライベートのスマートフォン124に戻す手順について、図19を用いて説明する。
ログアウトの方法は2通りあり、アプリの画面よりアプリ終了ボタンをタップするか、アダプタ120を外すかである(1080)。何れの場合もスマートフォン124はアプリを終了し、初期設定値のリセット、内線番号の削除、PS−ID自動付与設定の場合はPS−IDの削除等のログアウト処理を行う(1082)。
アダプタ120は、スマートフォン124からのログアウト通知(2072)が来るか、USB接続断(1081)を検出した場合(1083)に交換機101へログアウトを通知する(2073)。この際、電波が圏外等でBS108との通信ができない状態の場合は、通信可能になるまでアダプタ120側でリトライ処理を行う。
ログアウト通知を受けた交換機101は払出したPS−IDの登録を削除し(1072)、スマートフォン124のログアウト処理は完了となる(1073)。
以上がログアウトの手順である。
本実施例によればスマートフォンを構内交換機の内線端末として使用する(BYOD)際に、本アダプタを使用することにより、構内交換機は既設のレガシー網であるPHS網を活用でき、音声品質はレガシー網と同等の品質を実現できる。また、構内交換機とのIFはBSとなるため、既存のPHSと同等の交換機のサービス機能の利用を実現できる。
本実施例では、従来のPHS子機109が使用できる機能、サービスだけでなく、端末がスマートフォン124であることにより、より利便性の高いサービスの提供も行えることを、病院に設置された交換機システムを例に取り上げ説明する。
図20は、実施例2における病院施設の交換機システムの構成図の例である。図20のうち、既に説明した図1に示された同一の符号を付された構成と、同一の機能を有する部分については、説明を省略する。
スマートフォン124付アダプタ120の利用者として、看護師(220)、医師(221)、患者(222)の利用形態を考慮し、その他のシステムとして、病室(225)やトイレ(226)、患者所有(228)等のナースコールボタン、ナースコール子機を収容するナースコール装置224、そのナースコール装置224を収容するナースコール収容カード223、また、医師等が使用する診察室等のPC230等、及び、それらPC230等と連携される電子カルテシステム用の電子カルテサーバ231、これらデータ系IP網と接続される交換機101のLAN−IF229がある。
まず、スマートフォン124に、本システムを利用するためのアプリ(以降、アダプタ120関連アプリと呼ぶ)およびアダプタ120関連アプリの実行のために使用されるデータをダウンロードする必要がある。
アダプタ120関連アプリの利用例として、病院の地図情報等をアプリ側で準備しておき、簡単な座標等の位置情報が入力されることにより、病院の地図を表示し、その座標がどこなのかを示し、グラフィカルに位置情報を表示する機能や、病院の電子カルテの情報フォーマット、患者データをアプリ側で準備しておき、患者を特定する情報の入力に応答して、その患者に関連する電子カルテデータを表示する等がある。
図21に、アダプタ120関連アプリをスマートフォン124の所有者が各個人でapp store等のダウンロードサイト150から手動で入手する方法を示す。スマートフォン124からキャリア接続等(1014)でダウンロードサイトに接続し、アダプタ120関連アプリの検索、VerUP情報の検索等を行い(2080)、スマートフォン124へダウンロードする(2081、1081)。
その他にも、病院にサーバ等があり、IP網、AP等の整備がある場合は、病院内サーバから無線LAN、その他のスマートフォン124が具備している一般的なIFでダウンロードすることも可能である。
また、アダプタ120専用アプリと同様に、交換機101を経由しアダプタ120からダウンロードする方法も考えられるが、アダプタ120関連アプリは業務により様々な種類があり、アプリ容量が大きい場合、PHSの通信速度ではダウンロードに非常に時間がかかる場合が発生し、実運用にそぐわない可能性がある。
図21に、アダプタ120関連アプリに必要なデータをダウンロードする方法を示す。アダプタ120関連アプリを起動し(1082)、キャリア接続等(1014)で必要なサイト等に接続し(2082)、アダプタ120関連アプリに必要なデータをダウンロードする(2083、1084)。
本例ではアダプタ120関連アプリに必要なデータが病院内サーバにあり、本サーバがインターネット等に接続されている場合や、クラウド等、スマートフォン124のキャリア接続でダウンロードできる箇所にアダプタ120関連アプリに必要なデータがある場合を示している。しかしながら、こういったデータを、通常、企業外のオープンなネットワークにさらすことはしないため、実際は暗号化、パスワード等によるセキュリティ対策(1083)、または上述のような、病院内LAN環境によるダウンロードが一般的である。
以上のように、アダプタ120関連アプリ、及びアダプタ120関連アプリに必要なデータに関しては、特に各業種によって特別に作成されるものであり、その内容やデータ量、機密性等も異なるため、図21に示したダウンロード方法は一例に過ぎない。
実際の運用例について、図22〜24を用いて説明する。図22はアダプタ120付スマートフォン124を使用している医師(221)、患者(222)等がアダプタ120付スマートフォン124を使用している看護師(220)に発信した場合の例である。
医師(221)、患者(222)等によりスマートフォン124から発信操作を行った場合、アダプタ120を経由して、交換機101に発信情報が通知される(2090、2091)。交換機101はどの内線端末か、及びどのBS108からの発信か分かるので(1090)、発信者の内線番号と置局されているBS108の座標等の位置情報を付加して、着信先へ通知する(2092、2093)。これらの情報量は従来のPHS子機109に送信している文字列等の情報量と同等程度であり、PHS通信速度でも着信の遅延時間等については実運用上問題無いことが知られている。
発信者情報が付加された着信通知はアダプタ120を経由して、看護師(220)のスマートフォン124に着信する。発信者情報を受け取ったスマートフォン124はアダプタ120関連アプリに発信者情報を入力し、発信者の位置情報を地図画面上に示したり(252)、発信者の電子カルテ情報を画面に表示したり(251)することができる(画面例は図24)。
図23は、ナースコール子機(225、226、228)からの呼び出しに対して、アダプタ120付スマートフォン124に着信が入る場合の例である。
主に患者からの、ナースコール子機(225、226、228)による発信があり、ナースコール装置224に通知される(2094)。ナースコール子機(225、226、228)には様々な形態があるが、大きく病室やトイレ、浴室等に設置されている固定型のもの(225、226)、患者が持ち歩く携帯型のもの(228)がある。いずれの場合も、ナースコール子機が設置されている位置、またはナースコール子機を捕捉している無線親機227等の情報はナースコール装置224が管理することが可能であり、発信者の位置情報を得ることができる(1100)。
ナースコール装置224は、発信者のナースコール子機を特定する番号(例えば内線番号等)、及び、発信者の位置情報を交換機101に通知する(2095)。交換機101は受け取った発信者情報を付加して、アダプタ120を経由して看護師(220)のスマートフォン124に着信をかける(2092、2093)。以降の動作は、図22のアダプタ120付スマートフォン124同士のシーケンスと同様である。
本例ではナースコール子機(225、226、228)と発信者情報の関連付けをナースコール装置224で行っているが、ナースコール子機(225、226、228)の特定情報の内線番号への変換等は交換機101で処理を行ってもよい。
以上により、着信を受けた看護師は、発信者がどういった相手で、その相手がどこから発信しているのかといった情報を、グラフィカルに得ることができるため、従来のPHS子機109のように、数行の文字列でしか発信者情報が表示されない場合と比べて、利便性が向上される。
アダプタ120の充電方式と、アダプタ120にPS−ID等の固有情報を持たせない利便性について図25を用いて説明する。アダプタ120はバッテリーを搭載しており、充電器260からの入力端子を有する。充電器260はAC100V261で接続される。この充電器260にアダプタ120を搭載してアダプタ120の充電を行う。
また、前述の通り、アダプタ120とスマートフォン124間はUSBで接続されるため、アダプタ120からスマートフォン124への給電も可能であり、本機能によりスマートフォン124の電池切れを防ぐことが可能である。
一方、アダプタ120の電池切れについては、図25のように、余分なアダプタ120が必要にはなるが、予備のアダプタ120を用意しておくことにより、アダプタ120の充電量が空になった場合には、充電済みの予備のアダプタ120と交換するだけで、継続利用が可能となる。
以上により、端末の電池切れ問題については、元々スマートフォン124のBYOD使用時より、従来のPHS子機109に優位性があったが、その優位性を生かしつつ、更なる端末の酷使による電池切れについても、対策を行うことが可能となる。
上述した実施例によればスマートフォンに専用アプリを搭載することにより、PHSより利便性の高いユーザインタフェースのサービスの提供を実現できる。また、スマートフォンとアダプタ間のIFはUSBによる有線接続とし、アダプタ側にバッテリーを搭載することにより、スマートフォンの電池切れの回避を実現できる。
以上説明した実施形態によれば、アダプタは次のような構成及び効果を有する。アダプタにはスマートフォンと接続するための電気的なIFとしてUSB−IFを備え、また、スマートフォンと物理的に結合するための機械的な機構を有する。アダプタは交換機に接続されるBSとの間でPHS電波による無線通信機能を有し、アダプタと交換機間の上位レイヤの通信を可能とする。
アダプタはスマートフォンと接続するためのUSBによる通信機能を有し、アダプタとスマートフォン間の上位レイヤの通信を可能とする。また、両者通信間のプロトコル変換機能を有し、最終的にスマートフォンと交換機間での上位レイヤでの通信を可能とする。
アダプタは、アダプタをスマートフォンで使用するためのアプリを交換機からダウンロードする機能を有し、USBでスマートフォンに接続された際に、スマートフォンにアプリがあるか、Verが最新か等をチェックし、自動で最新のアプリをアダプタからスマートフォンへダウンロードする機能を有する。
アダプタは交換機の設定により、スマートフォンへのアダプタ接続時に、スマートフォンへのPS−IDの自動配布、内線番号の付与等を自動で行うことを可能とする。またBYODのセキュリティ面を鑑み、アダプタ接続時には構内交換機に接続される一内線端末として扱うため、本アダプタのアプリ以外の起動、操作に制限をかける、キャリア電波をOFFにする等、スマートフォンのプライベート利用に制限をかけることを可能とする。
スマートフォンが交換機にログインされた状態においては、通常のPHSと同様の音声発着信等の動作が可能であり、更にスマートフォンに各事業所用に作成されたアプリがあれば、交換機とそれらとの連携を可能とする。
アダプタにはバッテリーが搭載され、アダプタ用の充電器を介して一般的な電源(AC100V)で充電可能であり、USBの給電機能により、スマートフォンへの充電を可能とする。
スマートフォンを構内交換機の内線端末として使用する(BYOD)際に、アダプタを使用することにより、構内交換機は既設のレガシー網であるPHS網を活用でき、音声品質はレガシー網と同等の品質を実現できる。また、構内交換機とのIFはBSとなるため、既存のPHSと同等の交換機のサービス機能を利用することができる。また、スマートフォンに専用アプリを搭載することにより、PHSより利便性の高いユーザインタフェースのサービスを提供することができる。また、スマートフォンとアダプタ間のIFはUSBによる有線接続とし、アダプタ側にバッテリーを搭載することにより、スマートフォンの電池切れを回避することができる。
101:構内交換機、102:内線電話機収容カード、103:無線基地局収容カード、104:局線カード、105:専用線カード、106:主装置制御部、107:内線電話機、108:BS、109:PHS子機、110:内線端末、111:公衆網、112:専用線網。

Claims (1)

  1. スマートフォンとUSB接続し、交換機の無線基地局収容カードに収容されるPHS無線基地局(以下、BS)とPHS接続し、少なくともCPU及びメモリを有するアダプタであって、
    前記CPUは、前記スマートフォンの専用アプリケーション(以下、アプリ)のダウンロードを、前記BSを介して、前記交換機に要求し、該要求に対応した、前記アプリを前記交換機からダウンロードし、
    前記メモリは、ダウンロードした前記アプリを格納し、
    前記CPUは、前記スマートフォンに前記アプリの有無を問い合わせ、該問い合わせに対する前記アプリが無の応答に対応して、前記メモリに格納した前記アプリを前記スマートフォンにダウンロードし、
    前記スマートフォンからの、前記スマートフォンの前記アプリの起動後のPS−ID自動付与設定/ログイン要求に応じて、前記CPUは、前記PS−ID自動付与設定/ログイン要求を、前記BSを介して、前記交換機に送信し、送信した前記PS−ID自動付与設定/ログイン要求に対応して、前記交換機から送信された内線番号及びPS−IDを受信し、受信した前記内線番号及び前記PS−IDを前記スマートフォンに送信することを特徴とするスマートフォン用アダプタ。
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