JP4935260B2 - 通信端末切替方法及びシステム、これに用いる情報処理装置、通信端末、プログラム - Google Patents

通信端末切替方法及びシステム、これに用いる情報処理装置、通信端末、プログラム Download PDF

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本発明は、通信端末切替方法にかかり、特に、通信中の通信端末を別の端末に切り替える方法に関する。
近年の通信技術の向上に伴い、高品質な通信が可能となっている。例えば、携帯電話を用いた無線通信による音声通話の高品質化や、配信して再生することが可能な音楽・映像などコンテンツの大容量化、高品質化が実現されている。
このような状況において、携帯電話などによる通話や音楽・映像などコンテンツのダウンロードを、他の高性能な通信が可能な端末を用いて中継して行う技術がある。その一例を、図13を参照して説明する。
図13に示す例では、ネットワークシステム103とサービス利用端末102とがネットワークNを介して接続されており、このサービス利用端末102にワイヤレスネットワーク接続が可能な携帯端末101が、当該サービス利用端末102を利用して、ネットワークシステム103に接続する場合を示す。
まず、携帯端末101のワイヤレスカードは、通信サービス情報や相手先電話番号情報を、サービス利用端末102のワイヤレスカードリーダライタに送信し、有線通信サービス要求信号を送信する。続いて、サービス利用端末102は、受信した有線通信サービス要求信号を、指定されたネットワークシステム103に送信する。すると、ネットワークシステム103は、サービス要求信号に応じたデータを、サービス利用端末102の有線通信手段に送信する。
続いて、サービス利用端末102の有線通信手段は、ネットワークシステム103から提供されたデータを表示手段に表示すると共に、ワイヤレスカードリーダライタに転送する。ワイヤレスカードリーダライタは、有線通信手段から転送されたデータを、携帯端末101のワイヤレスカードに送信する。そして、携帯端末101のワイヤレスカードは、ワイヤレスカードリーダライタから受信したデータを表示手段に表示すると共に、メモリに保存する。
その後、サービス利用端末102の通信手段は、ワイヤレスカードリーダライタが受信した相手先電話番号を利用して通信を開始する。これにより、ユーザは、携帯端末101による通話等の通信を、高性能な通信が可能なサービス利用端末102を利用して行うことができる。
特開2003−242059号公報 特開2004−153609号公報
しかしながら、上述したシステムでは、以下のような不都合があった。まず、ネットワークシステムでサービス利用端末を認証/登録する機能が装備されていないため、通信を継続したまま利用する端末を切り替えたり、サービス利用端末による自由な発着信ができない、という問題があった。例えば、携帯端末ではない別の高性能な端末でのメディア通信を行う場合には、携帯端末で開始されていた通信をそのまま別の端末で引き継ぐことはできず、一旦切断して別の端末で再接続しなければならず、ユーザの手間が生じる、という問題があった。ここで、関連する技術として、上記特許文献1に、情報配信先を切り替えるシステムが開示されているが、所定の装置を経由して情報配信先を切り替えているだけであって、通信中の端末を別の端末に切り替える、という技術については一切開示されていない。
また、上記従来例では、ネットワークシステムでサービス利用端末と携帯端末の対応付けを管理する機能が装備されていないため、別端末を利用した場合に、同一ユーザに課金することができない、という問題があった。例えば、携帯端末とは別のネットワークサービスとの契約が必要となり、課金も携帯端末とは別に実施され請求されているため、通信コストの増加や、決済の手間が増大する、という問題があった。ここで、関連する技術として、上記特許文献2に、単一の契約者が保有する複数の端末のいずれにおいても、契約した限定放送を視聴できる、という技術が開示されている。この技術では、単一契約者が保有する複数の端末の関連付けを確認して、複数の端末間で限定放送用の鍵コードの授受を可能とすることで、実現している。しかし、かかる方法では、限定放送を視聴可能な鍵コードの授受を行って当該コードに基づいて同一ユーザに課金を行っているだけであって、他のシステムとの通信中に、かかる通信を継続しつつ端末を切り替えることはできず、依然として不便である、という問題が生じる。
このため、本発明では、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、通信中の端末の切替を可能とし、ユーザの利便性の向上を図ること、をその目的とする。
そこで、本発明の一形態である通信端末切替方法は、
端末間の通信制御を行うコンピュータが、端末の通信切り替えを行う方法であって、
通信相手端末と通信中の第一端末の識別情報と、他の第二端末の識別情報と、を関連付けて記憶保持し、
この関連付けられた情報に基づいて、通信相手端末の通信相手を第一端末から第二端末に切り替えて、通信相手端末と第二端末との通信を確立する、
ことを特徴としている。
より具体的には、端末間の通信制御を行うコンピュータが、端末の通信切り替えを行う方法であって、
通信相手端末と通信中の第一端末の識別情報と、この第一端末と同一ユーザにて利用される第二端末の識別情報と、の入力を受け付けて、これらを関連付けて端末関連付け情報として記憶する端末関連付け工程と、
第一端末から通信切替要求を受け付ける端末切替要求受付工程と、
この切替要求に応じて、端末関連付け情報に基づいて、通信相手端末の通信相手を第一端末から第二端末に切り替えて、通信相手端末と第二端末との通信を確立する通信切替工程と、
を有することを特徴としている。
上記発明によると、まず、通信制御を行うコンピュータに、通信相手端末と通信中の第一端末と、切り替え先となる第二端末と、のそれぞれの識別情報が入力され、これらが関連付けられて記憶保持される。つまり、第一端末と第二端末の各識別情報が、動的に登録され、管理される。そして、第一端末から端末切り替え要求を受けると、記憶された端末関連付け情報に基づいて、第一端末が行っている通信を、当該第一端末と関連付けられている第二端末に切り替える。つまり、第一端末の通信相手であった通信相手端末と第二端末との通信を確立する。これにより、第一端末から第二端末への通信中の切り替えが無切断で可能となり、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
そして、端末関連付け工程は、コンピュータが、第一端末から当該第一端末の識別情報を第二端末を介して受け付けると共に、第二端末から当該第二端末の識別情報を受け付け、これら各識別情報を関連付ける、ことを特徴としている。
さらに、端末関連付け工程は、コンピュータが、第一端末から当該第一端末の認証情報を第二端末を介して受け付けて、この認証情報と予めコンピュータに記憶された情報とに基づいて認証を行い、当該認証が成功した場合に関連付けを行う、ことを特徴としている。
これにより、切り替え元となる第一端末から切り替え先となる第二端末を経由してコンピュータにアクセスされ、関連付けられる識別情報が登録されるため、第一端末と第二端末とが同一ユーザが操作する端末であることを確認することができ、セキュリティを確保することができる。
また、端末関連付け工程は、コンピュータが、第一端末から第二端末を介して登録要求を受けたときに作動する、ことを特徴としている。これにより、登録要求があったときにのみ、第一端末と第二端末との関連付けがコンピュータにて行われるため、通信切替を必要なときだけに制限することができる。
また、端末関連付け工程は、コンピュータが、第一端末と第二端末とが近距離通信手段にて直接に接続された状態で、第一端末から第二端末を介して送信された情報を受け付けて作動する、ことを特徴としている。これにより、第一端末と第二端末とが同一箇所に存在している場合にのみ、上記関連付けが行われるため、同一ユーザにて利用される端末であることを確認することができ、セキュリティを確保することができる。
さらに、通信切替工程の後に、コンピュータが、近距離通信手段による第一端末と第二端末との接続が切断された通知を第一端末あるいは第二端末から受けたときに、通信相手端末の通信相手を第二端末から第一端末に切り替え、通信相手端末と第一端末との通信を確立する通信再切替工程を有する、ことを特徴としている。このとき、通信再切替工程は、コンピュータが、切り替えた第一端末と第二端末との関連付けを表す端末関連付け情報を削除する、ことを特徴としている。これにより、第一端末と第二端末との近距離通信接続が切断されると、同一ユーザによって既に利用されていないと判断し、既に行った通信を元に戻すよう再切り替えを行い、また、端末関連付け情報が削除されるため、セキュリティの向上を図ることができる。
また、通信切替工程の後に、コンピュータが、第二端末による通信状況を監視し、当該通信状況に基づく通信料を第二端末に関連付けられた第一端末のユーザに課金する課金工程を有する、ことを特徴としている。これにより、通信を行う端末が切り替えられたとしても、同一ユーザに課金することができ、利便性の向上を図ることができる。
また、本発明の他の形態である情報処理装置は、
通信相手端末と通信中の第一端末のユーザにて操作可能な第二端末にネットワークを介して接続され、端末間の通信制御を行う情報処理装置であって、
第一端末の識別情報と第二端末の識別情報との入力を受け付けて、これらを関連付けて端末関連付け情報として記憶する端末関連付け手段と、
第一端末から通信切替要求を受け付ける端末切替要求受付手段と、
この切替要求に応じて、端末関連付け情報に基づいて、通信相手端末の通信相手を第一端末から第二端末に切り替えて、通信相手端末と第二端末との通信を確立する通信切替手段と、
を備えたことを特徴としている。
そして、端末関連付け手段は、第一端末から当該第一端末の識別情報を第二端末を介して受け付けると共に、第二端末から当該第二端末の識別情報を受け付け、これら各識別情報を関連付ける、ことを特徴としており、特に、第一端末から当該第一端末の認証情報を第二端末を介して受け付けて、この認証情報と予めコンピュータに記憶された情報とに基づいて認証を行い、当該認証が成功した場合に関連付けを行う、ことを特徴としている。さらに、端末関連付け手段は、第一端末から第二端末を介して登録要求を受けたときに作動する。
また、本発明の他の形態である通信端末は、
上述した情報処理装置にて通信制御される第一端末である通信端末であって、
当該通信端末の識別情報を第二端末を介して情報処理装置に送信し、第二端末との関連付けを情報処理装置に要求する関連付け要求手段と、
通信相手端末の通信相手を自己である第一端末から第二端末に切り替えるよう情報処理装置に要求する通信切替要求手段と、
を備えたことを特徴としている。
そして、情報処理装置からの第一端末の認証要求に応じて、情報処理装置に第二端末を介して認証情報を送信する認証情報送信手段を備えた、
ことを特徴としている。
また、上記関連付け要求手段、及び/又は、上記認証情報送信手段は、情報処理装置に送信する情報を、近距離通信手段を用いて第二端末に対して送信する、ことを特徴としている。そして、近距離通信手段を用いた第二端末との接続を監視し、当該接続が切断されたときに、通信相手端末の通信相手を第二端末から自己である第一端末に切り替えるよう情報処理装置に再切替要求を行う通信再切替要求手段を備えた、ことを特徴としている。
さらに、本発明の他の形態である通信端末は、
上記情報処理装置にネットワークを介して接続された第二端末である通信端末であって、
第一端末から送信された識別情報を含む登録要求を受けて、これに自己の識別情報を含めて情報処理装置に送信し、各識別情報を関連付けるよう要求する中継手段を備えた、
ことを特徴としている。
また、本発明では、上述した情報処理装置、通信端末を実現するためのプログラムをも提供している。
このように、上述した構成の情報処理装置、通信端末、プログラムであっても、上記通信端末切替方法と同様に作用するため、上述した本発明の目的を達成することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、通信制御を行うコンピュータにて、通信相手端末と通信中の第一端末から、同一ユーザが操作する第二端末への通信切り替えが可能となり、ユーザの利便性の向上を図ることができる、という従来にない優れた効果を有する。
本発明は、同一ユーザが操作可能な2つの通信端末の識別情報を関連付けて、これに基づいて通信中の一方の端末を他方の端末に切り替える、ということを特徴としている。以下、具体的な構成及び動作を、実施例にて説明する。
本発明の第1の実施例を、図1乃至図12を参照して説明する。図1は、通信端末切替システム全体の構成を示すブロック図である。図2乃至図3は、通信が切り替えられる携帯端末及びサービス用端末の構成を示すブロック図であり、図4は、端末間の通信制御を行うモバイルネットワーク管理サーバの構成を示すブロック図である。図5乃至図7は、各端末及びサーバに記憶されるデータの一例を示す図である。図8乃至図9は、システム全体の動作を示すシーケンス図であり、図10乃至図12は、動作を示す説明図である。
[構成]
図1に示す通信端末切替システムは、まず、図示しないユーザAが操作する携帯端末(A)1(第一端末)と、ユーザAと異なるユーザBが操作する携帯端末(B)2(通信相手端末)と、ユーザAが操作可能なサービス利用端末3(第二端末)と、を備えている。また、上記携帯端末1,2の携帯電話網を介した通話等の通信を制御すると共に、サービス利用端末3にインターネットN1を介して接続されたモバイルネットワーク管理サーバ4(情報処理装置)を備えている。さらに、このモバイルネットワーク管理サーバ4は、固定電話網N2を介して固定電話5や他のサービス用端末6にも接続されている。以下、各構成について詳述する。
<携帯端末>
まず、携帯端末(A)1について、図2及び図5を参照して説明する。なお、携帯端末(B)2は、携帯端末(A)1とほぼ同様の構成であるため、その説明は省略する。
携帯端末1は、一般的な携帯電話であり、モバイルネットワーク管理サーバ4にて通信制御されることによって、他の携帯端末2と通信・通話可能な端末である。そして、この携帯端末1には、近距離通信を行う近距離通信部1Aと、通話等のための遠距離無線通信を行う無線通信部1Bと、を備えている。近距離通信部1Aは、例えば、後述するサービス利用端末3と通信するために利用されるインターフェースであり、近距離無線通信手段である無線LANやBluetooth,Felica,その他有線などのインターフェースであるが、いかなる方式にて近距離通信を実現するインターフェースであってもよい。また、この近距離通信部1Aによる通信状況は、後述する携帯端末1の演算装置に構築される所定の処理部にて監視された状態にある。
そして、携帯端末1のCPUといった演算装置には、所定のプログラムが組み込まれることにより、登録要求処理部11と、認証処理部12と、切替要求処理部13と、が構築されている。また、フラッシュメモリなどの記憶装置には、機体情報記憶部14と、認証情報記憶部15と、セッション情報記憶部16と、が形成されている。これらについて詳述する。
登録要求処理部11(関連付け要求手段)は、近距離通信部1Aのインターフェースを利用して、サービス利用端末3と接続し、当該サービス利用端末3に対して端末を切り替えるための事前処理となる端末情報を登録する要求を発信する機能を有する。具体的には、この要求には、図5に示すように機体情報記憶部14に含まれる端末固有識別子が含まれ、後述するように、サービス利用端末3にて中継され、最終的にモバイルネットワーク管理サーバ4に受信される。このとき、サービス利用端末3からは、当該サービス利用端末3のアドレス情報が含まれてモバイルネットワーク管理サーバ4に送信される。従って、この登録要求処理部11により、携帯端末1は、サービス利用端末3を介して、端末固有識別子とサービス利用端末3のアドレス情報とを関連付けるよう、モバイルネットワーク管理サーバ4に要求するよう作動する。
認証処理部12(認証情報送信手段)は、後述するようにモバイルネットワーク管理サーバ4から発信され、サービス利用端末3にて中継されて届いた認証要求に応じて、認証情報を生成してサービス利用端末3に渡す機能を有する。これにより、サービス利用端末3を介して、上記認証情報が認証応答メッセージとしてモバイルネットワーク管理サーバ4に転送される。そして、このモバイルネットワーク管理サーバ4による認証結果を受け付けて、かかる結果を切替要求処理部13に渡す機能を有する。なお、認証情報として、図5に示すように、各記憶部14,15,16に含まれる携帯端末電話番号、携帯端末固有識別子、認証パスワード、通信相手番号、通信メディア種別および属性、などの情報が送信される。
切替要求処理部13(通信切替要求手段)は、上記認証が成功した場合に、無線通信部1Bのパケット通信網インターフェースを利用して、モバイルネットワーク管理サーバ4に対して通信切替要求を発信する機能を有する。具体的には、携帯端末(A)1が通信相手である携帯端末(B)2と通信中のときに、当該携帯端末(B)2の通信相手を、自己である携帯端末(A)1から近距離通信中のサービス利用端末3に切り替えるよう要求する情報を発信する。このとき、図5に示すように、セッション情報16に記憶されている(1)通信相手番号と、(2)通信メディア種別及び属性と、がモバイルネットワーク管理サーバ4に通知される。ここで、(2)通信メディア種別及び属性、とは、携帯端末1が現在通信中のメディア種別及び属性を表す情報である。
また、切替要求処理部13は、常にサービス利用端末3との近距離通信を監視しており、サービス利用端末3との接続が切断されたことを検知すると、上述したように、通信を切り替えるよう要求し実際に切り替えられたサービス利用端末3から自己の端末1に戻すよう、モバイルネットワーク管理サーバ4に要求する機能(通信再切替要求手段)を有する。これにより、上述したように、携帯端末(B)2との通信が、携帯端末(A)1からサービス利用端末3に切り替えられた後に、携帯端末(A)1に再び戻される。
<サービス利用端末>
次に、サービス利用端末3について、図3及び図6を参照して説明する。サービス利用端末3は、多様なマルチメディア通信を実現可能は高機能端末(PCやPDAなど)である。例えば、住宅や会社、インターネットカフェなどに設置され、携帯端末(A)1を操作するユーザAによって利用可能な端末である。そして、このサービス利用端末3は、後述するように、携帯端末(A)からの通信を引き継いで、データ通信や通話を継続して行う機能を有する。なお、通話機能は必ずしも備えている必要はない。
そして、サービス利用端末3には、上記携帯端末(A)1と同様に、当該携帯端末1と近距離通信を行うためのインターフェースである近距離通信部3Aと、インターネットN1に接続されモバイルネットワーク管理サーバ4と通信を行うためのインターフェースである有線通信部3Bと、が設けられている。この有線通信部3Bは、例えば、高速通信を実現可能なADSLや光通信といったブロードバンド通信を実現する通信機器である。
また、サービス利用端末3のCPUといった演算装置には、所定のプログラムが組み込まれることで、接続検出処理部31と、登録認証中継処理部32と、が構築されている。また、その記憶装置には、端末情報記憶部33が形成されている。以下、詳述する。
端末情報記憶部33には、図6に示すように、サービス利用端末自体のネットワークアドレスを表す情報である(1)サービス利用端末アドレスと、当該サービス利用端末にて利用可能な通信メディア種別を表す(2)サービス利用端末利用可能通信メディア種別、が記憶されている。
また、接続検出処理部31は、サービス利用端末3に携帯端末(A)1が近距離通信部3Aを介して接続された際に、それを検知し、当該携帯端末(A)1に検知した旨を通知する機能を有する。そして、この近距離通信部3Aによる接続状態を監視する機能も有し、切断されたときに必要に応じてモバイルネットワーク管理サーバ4に通知する機能を有する。
また、登録認証中継処理部32(中継手段)は、上述した携帯端末1からの登録処理指示に従い、端末登録要求をモバイルネットワーク管理サーバ4に送信する機能と、モバイルネットワーク管理サーバ4からの認証要求を携帯端末1へ転送する機能、さらには、携帯端末1からの認証応答をモバイルネットワーク管理サーバ4に転送する機能、を有する。
<モバイルネットワーク管理サーバ>
次に、モバイルネットワーク管理サーバ4について、図4及び図7を参照して説明する。モバイルネットワーク管理サーバ4は、携帯端末(A),(B)間、及び、これらとサービス利用端末3間との通信制御を行うサーバコンピュータである。
そして、このモバイルネットワーク管理サーバ4のCPUといった演算装置には、所定のプログラムが組み込まれることによって、マッピングデータ管理処理部41と、通信切替処理部42と、課金処理部43と、が構築されている。また、ハードディスクドライブなどの記憶装置には、携帯端末情報記憶部44と、マッピングデータ記憶部45と、セッション情報記憶部46と、課金情報記憶部47と、が形成されている。以下、詳述する。
まず、マッピングデータ管理処理部41(端末関連付け手段)は、サービス利用端末3上の登録認証中継処理部32からの登録要求を受け取った際に、サービス利用端末3に対して認証要求を発信する機能を有する。このとき、認証要求は、携帯端末(A)1に対して認証データを要求するものであり、サービス利用端末3のユーザと携帯端末1のユーザとが同一であるかの確認を行うためのものである。具体的には、上記要求に応じて、サービス利用端末3を介して携帯端末1から送信された識別子や認証パスワード等を受け付けて、予め携帯端末情報記憶部44に記憶された(1)携帯端末電話番号、(2)携帯端末固有識別子、(3)認証パスワード(図7参照)に基づいて認証を行う。そして、認証が成功すると、サービス利用端末3から送信された当該サービス利用端末3を特定するアドレスと、当該サービス利用端末3を介して携帯端末1から送信された当該携帯端末1を特定する携帯端末固有識別子と、を関連付けてマッピングデータ記憶部45内に管理する機能を有する。このとき、マッピングデータには、図7に示すように、(2)携帯端末固有識別子や(3)サービス利用端末アドレスなどが関連付けられて記憶されるが、関連付け時に、当該関連付けた情報のアドレス登録有効期限も設定される((5)参照)。例えば、一定時間が設定され、かかる有効期限が経過すると、上述同様に、再度、携帯端末1の認証が行われる。
通信切替処理部42(端末切替要求受付手段、通信切替手段)は、通信制御しているセッション情報を管理しており、端末間の通信の切替を行う機能を有する。具体的には、携帯電話(A)1からの端末切替要求を受け付けると、マッピングデータ記憶部45内のデータを参照して、携帯端末(A)1に対応する携帯端末固有識別子、サービス利用端末3のアドレス、サービス利用端末利用可能通信メディア種別を取得する。そして、携帯端末1の切替指示中に含まれている当該携帯端末1にて通信に利用されているメディア種別が、サービス利用端末利用可能通信メディア種別に含まれているかを確認し、切替の可否判断を行う。そして、第三者呼制御(3PCC)の機能により、ユーザの利用端末を、携帯端末(A)1からサービス利用端末3へ切り替える。
さらに、通信切替処理部42は、携帯端末(A)1とサービス利用端末3の間の通信が切断されたことを契機として、当該携帯端末1からは切り戻し要求が送信されるが、これに応じて、同様に第三者呼制御(3PCC)の機能によって、携帯端末(A)1への通信再切替を行うことができる。なお、再切替を行った際には、マッピングデータ記憶部45からサービス利用端末3のアドレス、つまり、携帯電話1の固有識別子等に関連づけた情報を削除するようマッピングデータ管理処理部41に指示し、サービス利用端末3の登録情報は削除される。
課金処理部43(課金手段)は、通信切替処理部42から通知されたセッション情報を用いて、上述したように通信を切り替えた端末であっても、同一ユーザに課金を行う機能を有する。具体的には、携帯端末(A)1のユーザAは携帯電話番号で特定できるため、この番号のユーザAに対して、携帯電話(A)1による通話時間、及び、サービス利用端末3に通信を切り替えた後の通話時間、を記録し、その合計の通話時間に基づいて課金処理を行う。
[動作]
次に、上記構成の通信端末切替システムの動作を、図8乃至図9のシーケンス図、及び、図10乃至図12の説明図を参照して説明する。
まず、ここでは、ユーザAが外出先で携帯端末(A)1を使用し、ユーザBの携帯端末(B)2と通信を行っていることとする(図8(S1)、図10(1))。そして、ユーザBとの通信を保ったまま、ユーザAはインターネットカフェに入り、ブロードバンド回線に接続されたサービス利用端末3に、現在の通話を切替えて通信を継続することと試みる。
このため、ユーザAは、サービス利用端末3の近距離通信部3Aに携帯端末(A)1を近づけ、現在通話中である携帯端末(A)1を、FelicaやBluetoothといった近距離無線や有線などのインターフェースを利用して、サービス利用端末3に接続する(図8(A)、図10(2))。すると、サービス利用端末3は、携帯端末(A)1との接続確立を契機に、マルチメディア通信用アプリを起動させる(図8(B))。このマルチメディア通信用アプリは、携帯端末(A)1からの接続に対して起動完了または起動済みの旨を返信する(図8(C))。なお、この近距離通信は、常に通信状態を維持したままである。
続いて、携帯端末(A)1は、サービス利用端末3に対して、モバイルネットワーク管理サーバ4への登録処理を要求する(図8(D))。これは、携帯端末(A)1とサービス利用端末3とを関連付けるために、携帯端末(A)1の携帯端末固有識別子をモバイルネットワーク管理サーバ4に通知するように要求するものである。
続いて、サービス利用端末3は、モバイルネットワーク管理サーバ4に対し、携帯端末1から入手した携帯端末固有識別子を送信すると同時に、サービス利用端末3のアドレス、及び、サービス利用端末利用可能通信メディア種別、を表す情報を送信し、携帯端末1とサービス利用端末3の関連付け登録を行うよう要求する(図8(E)、図10(3))。この登録要求を含め、以後サービス利用端末3と、モバイルネットワーク管理サーバ4との間では、暗号化などによって安全が確保された通信経路を経由して送信するものとする。
続いて、登録要求を受けたモバイルネットワーク管理サーバ4は、サービス利用端末3が携帯端末1の代替として信頼できるか確認するために、携帯端末1の認証情報を要求する(図8(F)、図10(3))。これを受けたサービス利用端末3は、携帯端末1に近距離通信にて認証情報を要求する(図8(G)、図10(2))。これに応じて、携帯端末1は、認証用データを作成し、サービス利用端末3に送信して応答する(図8(H)、図10(2))。すると、サービス利用端末3は、携帯端末1の認証用データをモバイルネットワーク管理サーバ4に転送する(図8(I)、図10(3))。なお、携帯端末1からの認証情報には、携帯端末1とモバイルネットワーク管理サーバ4のみが共有する情報、つまり、図5に示す機体情報記憶部15、認証情報記憶部15、セッション情報記憶部16に格納されている情報(携帯端末電話番号、携帯端末固有識別子、認証パスワード、通信相手番号、通信メディア種別および属性)を暗号化したものが含まれる。
続いて、モバイルネットワーク管理サーバ4は、サービス利用端末3を介して携帯端末1から受け取った認証用データを、携帯端末情報記憶部44に格納されている携帯端末(A)1の認証データと照合することで認証を行う(図8(J))。具体的には、認証情報を復号化し、そのデータをモバイルネットワーク管理サーバ4にて管理されている携帯端末(A)1の携帯端末固有識別子、認証パスワード、通信相手番号、通信メディア種別および属性を参照して比較する。これらの情報が一致すれば、認証は成功する。これにより、サービス利用端末3が携帯端末1の作成した認証情報を含んだ認証応答メッセージを送信してきているため、モバイルネットワーク管理サーバ4は、サービス利用端末3をユーザの利用端末の1つと判断することができる。そして、上記のように認証が成功すると、モバイルネットワーク管理サーバ4は、サービス利用端末3のアドレスと携帯端末固有識別子とを関連付けて、マッピングデータ記憶部45に格納する(図8(J)、端末関連付け工程)。このとき、このサービス利用端末3のアドレスでの通信を期限付きで許可するために、マッピングデータ記憶部45には、携帯端末電話番号、携帯端末固有識別子、サービス利用端末3のアドレス、サービス利用端末利用可能通信メディア種別の他に、アドレス登録有効期限を登録する。この期限は、後述するような定期的な認証の実行によって更新される。
以上のようにして登録が完了するため、モバイルネットワーク管理サーバ4は、登録完了をサービス利用端末3に通知する(図8(K)、図10(3))。そして、サービス利用端末3は、登録完了を携帯端末1に通知する(図8(L)、図10(2))。
続いて、携帯端末1は登録完了の通知を受信すると、パケット網経由、つまり、無線通信にて、モバイルネットワーク管理サーバ4に接続し、現在接続中の携帯端末(A)1−携帯端末(B)2間の通信を、携帯端末(B)2−サービス利用端末3への通信に変更する切替要求を発信する(図9(M)、図11(4))。この切替要求には、携帯端末1のセッション情報記憶部16に記憶されている切り替え対象となる通信メディア種別を表す情報が含まれている。そして、モバイルネットワーク管理サーバ4は、上記切替要求を受け取ると(端末切替要求受付工程)、携帯端末(A)1−携帯端末(B)2間の通信を(図11(1))、携帯端末(B)2−サービス利用端末3への通信に切り替える(図9(N)、図9(S2)、図11(5))。具体的には、マッピングデータ記憶部45内の情報を参照して、携帯端末(A)1に対応する携帯端末固有識別子、サービス利用端末3のアドレス、サービス利用端末利用可能通信メディア種別を取得する。そして、切替要求に含まれているメディア種別が、サービス利用端末利用可能通信メディア種別に含まれているかを確認し、対応するサービス利用端末3への切替が可能な否か判断を行う。このとき、切替処理は、第三者呼制御(3PCC)の機能により、ユーザの利用端末を携帯端末(A)1からサービス利用端末3に切り替えを実行する(通信切替工程)。
その後、モバイルネットワーク管理サーバ4は、マッピングデータ単位に有効期限のタイマ管理を開始しているが、マッピングデータのアドレス登録有効期限切れを検知すると、サービス利用端末3に対して上述同様に再度、携帯端末(A)1の認証用データを要求する(図9(O)、図10(3))。そして、サービス利用端末3は携帯端末(A)1に認証用データを要求し(図9(P)、図10(2))、これを受けた携帯端末(A)1は認証用データを送信して応答する(図9(Q)、図10(2))。そして、サービス利用端末3は、携帯端末(A)1の認証用データをモバイルネットワーク管理サーバ4に送信して応答する(図9(R)、図10(3))。そして、モバイルネットワーク管理サーバ4は、受信した認証応答メッセージ中の認証情報の確認を上述のとおり実行し、情報が一致していることを確認できた場合には、マッピングデータ記憶部45に登録されている携帯端末電話番号、携帯端末固有識別子、サービス利用端末3のアドレス、サービス利用端末利用可能通信メディア種別に対応するアドレス登録有効期限を更新する(図9(S))。
その後、ユーザAはインターネットカフェを出るために、携帯端末(A)1をサービス利用端末3から遠ざけるなどの行動が行われると、携帯端末(A)1とサービス利用端末3間の近距離通信による接続が切断される(図9(S3)、図12(6))。すると、携帯端末(A)1は、モバイルネットワーク管理サーバ4に対して現在接続中の携帯端末(B)2−サービス利用端末3間の通信(図12(5))を、携帯端末(A)1−携帯端末(B)2への通信に変更する切戻し要求を発信する(図9(T)、図12(7))。すると、モバイルネットワーク管理サーバ4は、第三者呼制御(3PCC)の機能によって携帯端末(B)2−サービス利用端末3間の通信を、携帯端末(A)1−携帯端末(B)2への通信に切り戻す(図9(U)、図9(S4)、図12(8)、通信再切替工程)。その後、サービス利用端末3のアドレスと携帯端末(A)1の携帯端末固有識別子との対応を、マッピングデータ記憶部45から削除する(図9(U))。
ここで、上述したように、ユーザAがサービス利用端末3を使ってサービス提供を受ける切替が生じた場合でも、モバイルネットワーク管理サーバ4はユーザを特定できるため、ユーザが携帯端末(A)1を利用した場合と同様に、同一ユーザに対して課金を実行できる。例えば、サービス利用端末のアドレスによる通信の際にも、セッション情報に携帯端末電話番号、携帯端末固有識別子を含めることで、これらのユーザ固有の情報に基づいて、課金処理部43にて、通話中のユーザを特定すると共に、携帯電話(A)1による通話時間及びサービス利用端末3に通信を切り替えた後の通話時間を記録し、同一ユーザにて決済させることが可能となる(課金工程)。
以上説明したように、本発明においては、まず、通信を持続しながら携帯端末(A)1からサービス利用端末3への切り替えを実現しているので、携帯端末(A)1付近の電波状態の悪化が原因で十分な通信品質が得られない場合であっても、サービス利用端末3への切り替えにより、高品質な通信環境にスムーズに改善することができる。
また、携帯端末(A)1の通信切替と同時に、課金についてもその通信端末毎に設定された料金体系に自動的に切替えることが可能となり、通信費用の高額な携帯端末1から安価なブロードバンドネットワークに接続された端末での通信に切り替えることで、ユーザのコストの削減を図ることができる。
また、通信を持続しながら機能に制限のある携帯端末(A)1から幅広いサービスに適応可能な高機能なサービス利用端末3への通信切り替えを実現しているので、携帯端末の機能または処理能力不足で不可能だった付加価値サービス(TV電話サービスなど)を、通信を切断することなく拡張することができる。
さらに、通信を行う端末が切り替えられたとしても、同一ユーザに課金することができ、利便性の向上を図ることができる。
ここで、上記では、携帯端末(A)1とサービス利用端末3との無線通信が切断された場合に、サービス利用端末3に切り替えた通信を、自動的に携帯端末(A)1に切り戻すよう構成されているシステムを説明したが、必ずしもこのように作動しなくてもよい。
例えば、無通話の状態から、上記同様に登録要求、認証の機能を利用して、モバイルネットワークに登録されたサービス利用端末から発信し、その通話中のサービス利用端末から、携帯端末に切り替えてもよいし、そのままサービス利用端末にて通話を切断してもよい。
また、上記では、無線通信にて他の端末との通信を行う携帯端末(A)1から、有線にて通信を行うサービス利用端末3へ切り替える場合を例示したが、逆に、無通話の状態から、上記同様に登録要求、認証の機能を利用して、モバイルネットワークに登録されたサービス利用端末から発信し、その通話中のサービス利用端末から、携帯端末に切り替えて利用してもよい。
本発明は、通信事業者の通信制御サーバや、携帯電話、インターネットカフェなどに設置する端末、などに利用することができ、産業上の利用可能性を有する。
通信端末切替システムの全体構成を示すブロック図である。 携帯端末の構成を示す機能ブロック図である。 サービス利用端末の構成を示す機能ブロック図である。 モバイルネットワーク管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。 携帯端末に記憶されている情報の一例を示す図である。 サービス利用端末に記憶されている情報の一例を示す図である。 モバイルネットワーク管理サーバに記憶されている情報の一例を示す図である。 通信端末切替システムの動作を示すシーケンス図である。 通信端末切替システムの動作を示すシーケンス図である。 通信端末切替システムの動作を示す説明図である。 通信端末切替システムの動作を示す説明図である。 通信端末切替システムの動作を示す説明図である。 従来例におけるシステムの全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 携帯端末A
2 携帯端末B
3 サービス利用端末
4 モバイルネットワーク管理サーバ
11 登録要求処理部
12 認証処理部
13 切替要求処理部
14 機体情報記憶部
15 認証情報記憶部
16 セッション情報記憶部
31 接続検出処理部
32 登録認証中継処理部
33 端末情報記憶部
41 マッピングデータ管理処理部
42 通信切替処理部
43 課金処理部
44 携帯端末情報記憶部
45 マッピングデータ記憶部
46 セッション情報記憶部
47 課金情報記憶部

Claims (14)

  1. 端末間の通信制御を行うコンピュータが、端末の通信切り替えを行う方法であって、
    通信相手端末と通信中の第一端末の識別情報と、この第一端末と同一ユーザにて利用される第二端末の識別情報と、の入力を受け付けて、これらを関連付けて端末関連付け情報として記憶する端末関連付け工程と、
    前記第一端末から通信切替要求を受け付ける端末切替要求受付工程と、
    この切替要求に応じて、前記端末関連付け情報に基づいて、前記通信相手端末の通信相手を前記第一端末から前記第二端末に切り替えて、前記通信相手端末と前記第二端末との通信を確立する通信切替工程と、を有し、
    前記端末関連付け工程は、前記コンピュータが、前記第一端末と前記第二端末とが近距離通信手段にて直接に接続された状態で、前記第一端末から前記第二端末を介して送信された前記第一端末の識別情報を前記第二端末を介して受け付けると共に、前記第二端末から当該第二端末の識別情報を受け付けて、これら各識別情報を関連付け、
    前記通信切替工程の後に、前記コンピュータが、前記近距離通信手段による前記第一端末と前記第二端末との接続が切断された通知を前記第一端末あるいは前記第二端末から受けたときに、前記通信相手端末の通信相手を前記第二端末から前記第一端末に切り替え、前記通信相手端末と前記第一端末との通信を確立する通信再切替工程を有する、
    ことを特徴とする通信端末切替方法。
  2. 前記端末関連付け工程は、前記コンピュータが、前記第一端末から当該第一端末の認証情報を前記第二端末を介して受け付けて、この認証情報と予めコンピュータに記憶された情報とに基づいて認証を行い、当該認証が成功した場合に前記関連付けを行う、ことを特徴とする請求項1記載の通信端末切替方法。
  3. 前記端末関連付け工程は、前記コンピュータが、前記第一端末から前記第二端末を介して登録要求を受けたときに作動する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の通信端末切替方法。
  4. 前記通信再切替工程は、前記コンピュータが、切り替えた前記第一端末と前記第二端末との関連付けを表す前記端末関連付け情報を削除する、ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の通信端末切替方法。
  5. 前記通信切替工程の後に、前記コンピュータが、前記第二端末による通信状況を監視し、当該通信状況に基づく通信料を前記二端末に関連付けられた前記第一端末のユーザに課金する課金工程を有する、ことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の通信端末切替方法。
  6. 通信相手端末と通信中の第一端末のユーザにて操作可能な第二端末にネットワークを介して接続され、端末間の通信制御を行う情報処理装置であって、
    前記第一端末の識別情報と前記第二端末の識別情報との入力を受け付けて、これらを関連付けて端末関連付け情報として記憶する端末関連付け手段と、
    前記第一端末から通信切替要求を受け付ける端末切替要求受付手段と、
    この切替要求に応じて、前記端末関連付け情報に基づいて、前記通信相手端末の通信相手を前記第一端末から前記第二端末に切り替えて、前記通信相手端末と前記第二端末との通信を確立する通信切替手段と、
    を備え、
    前記端末関連付け手段は、前記第一端末と前記第二端末とが近距離通信手段にて直接に接続された状態で、前記第一端末から前記第二端末を介して送信された前記第一端末の識別情報を前記第二端末を介して受け付けると共に、前記第二端末から当該第二端末の識別情報を受け付けて、これら各識別情報を関連付け、
    前記通信切替手段は、前記通信相手端末の通信相手を前記第一端末から前記第二端末に切り替えた後に、前記近距離通信手段による前記第一端末と前記第二端末との接続が切断された通知を前記第一端末あるいは前記第二端末から受けたときに、前記通信相手端末の通信相手を前記第二端末から前記第一端末に切り替え、前記通信相手端末と前記第一端末との通信を確立する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 通信相手端末と通信中の第一端末のユーザにて操作可能な第二端末にネットワークを介して接続され、端末間の通信制御を行う情報処理装置に、
    前記第一端末の識別情報と前記第二端末の識別情報との入力を受け付けて、これらを関連付けて端末関連付け情報として記憶する端末関連付け手段と、
    前記第一端末から通信切替要求を受け付ける端末切替要求受付手段と、
    この切替要求に応じて、前記端末関連付け情報に基づいて、前記通信相手端末の通信相手を前記第一端末から前記第二端末に切り替えて、前記通信相手端末と前記第二端末との通信を確立する通信切替手段と、
    を実現させると共に、
    前記端末関連付け手段は、前記第一端末と前記第二端末とが近距離通信手段にて直接に接続された状態で、前記第一端末から前記第二端末を介して送信された前記第一端末の識別情報を前記第二端末を介して受け付けると共に、前記第二端末から当該第二端末の識別情報を受け付けて、これら各識別情報を関連付け、
    前記通信切替手段は、前記通信相手端末の通信相手を前記第一端末から前記第二端末に切り替えた後に、前記近距離通信手段による前記第一端末と前記第二端末との接続が切断された通知を前記第一端末あるいは前記第二端末から受けたときに、前記通信相手端末の通信相手を前記第二端末から前記第一端末に切り替え、前記通信相手端末と前記第一端末との通信を確立する、
    ことを実現させるためのプログラム。
  8. 請求項6記載の情報処理装置にて通信制御される前記第一端末である通信端末であって、
    当該通信端末の識別情報を前記第二端末を介して前記情報処理装置に送信し、前記第二端末との関連付けを前記情報処理装置に要求する関連付け要求手段と、
    前記通信相手端末の通信相手を自己である第一端末から前記第二端末に切り替えるよう前記情報処理装置に要求する通信切替要求手段と、
    を備えたことを特徴とする通信端末。
  9. 前記情報処理装置からの前記第一端末の認証要求に応じて、前記情報処理装置に前記第二端末を介して認証情報を送信する認証情報送信手段を備えた、
    ことを特徴とする請求8記載の通信端末。
  10. 請求項8記載の前記関連付け要求手段、及び/又は、請求項9記載の認証情報送信手段は、前記情報処理装置に送信する情報を、近距離通信手段を用いて前記第二端末に対して送信する、ことを特徴とする請求項8又は9記載の通信端末。
  11. 前記近距離通信手段を用いた前記第二端末との接続を監視し、当該接続が切断されたときに、前記通信相手端末の通信相手を前記第二端末から自己である第一端末に切り替えるよう前記情報処理装置に再切替要求を行う通信再切替要求手段を備えた、ことを特徴とする請求項10記載の通信端末。
  12. 請求項6記載の情報処理装置にて通信制御される前記第一端末である通信端末に、
    当該通信端末の識別情報を前記第二端末を介して前記情報処理装置に送信し、前記第二端末との関連付けを前記情報処理装置に要求する関連付け要求手段と、
    前記通信相手端末の通信相手を自己である第一端末から前記第二端末に切り替えるよう前記情報処理装置に要求する通信切替要求手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  13. 請求項6の情報処理装置にネットワークを介して接続された前記第二端末である通信端末であって、
    前記第一端末から送信された識別情報を含む登録要求を受けて、これに自己の識別情報を含めて前記情報処理装置に送信し、前記各識別情報を関連付けるよう要求する中継手段を備えた、
    ことを特徴とする通信端末。
  14. 請求項6の情報処理装置にネットワークを介して接続された前記第二端末である通信端末に、
    前記第一端末から送信された識別情報を含む登録要求を受けて、これに自己の識別情報を含めて前記情報処理装置に送信し、前記各識別情報を関連付けるよう要求する中継手段、を実現させるためのプログラム。
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