JP2009177345A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像時と再生時において、適切な拡大表示を行う。
【解決手段】撮像装置100は、撮像素子22からの出力を用いて生成された記録用画像の記録が可能な撮像モード及び記録済み画像の再生が可能な再生モードを切り替えるモード切り替え手段60と、撮像モードにおいて撮像素子からの出力を用いて生成された表示用画像を表示手段28に表示させ、再生モードにおいて記録済み画像を表示手段に表示させ、かつ表示手段に表示された画像のうちフォーカス制御による合焦目標領域を含む一部の領域の拡大画像を表示手段に表示させる表示制御手段50とを有する。表示制御手段は、撮像モードでは拡大画像の表示に関係する所定の条件が満たされるか否かの判定処理の結果に応じて該拡大画像を表示手段に表示させるか否かを切り替え、再生モードでは上記判定処理を経ずに拡大画像を表示手段に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像モードと再生モードとを有し、表示画像のうちフォーカス領域を拡大して表示する機能を有する撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置では、撮像により記録した画像を簡単に消去することができる。このため、撮像時にはシャッターチャンスを逃さないよう多めの画像を記録しておき、後で記録済み画像を再生して良好な画像を選別し、不要な画像を消去するといった作業を行うことが多い。
このような場合の画像選別のポイントとして、被写体にピントが合っていること、被写体のぶれ(又は撮影者の手振れ)がないこと、被写体の顔の表情が良好であることが挙げられる。ただし、画像選別作業を撮像装置に設けられた小さなディスプレイ画面上で行うことは容易ではない。
通常、デジタルカメラには再生拡大機能が搭載されている。ただし、画像の中央部を中心として拡大するものが多く、画像の中央部以外の領域に存在する被写体を拡大する場合には、拡大領域を手動で被写体が存在する領域まで移動させる必要があり、手間がかかる。
このため、撮像装置によって撮像(記録)した画像をより詳細に確認するための表示機能を有する撮像装置が従来提案されている。
特許文献1には、共通の基準画像(全体画像)と該基準画像の一部の領域を拡大した画像とをディスプレイ画面を分割して表示する撮像装置が開示されている。具体的には、4分割されたディスプレイ画面のうち第1の分割領域に基準画像を表示し、該基準画像のうち複数の領域の拡大画像を第2〜第4の分割領域に表示する。これによれば、全体画像と拡大画像を同時に再生表示することができ、必要画像と不要画像の選別を容易に行うことができる。
また、撮像時に不要な画像をなるべく生成しないようにしつつ、シャッターチャンスでの撮像を可能とした撮像装置も提案されている。
特許文献2には、プレビュー時に、顔拡大ボタンが操作されたり顔が検出されたりすると、顔拡大画像を全体画像と同時に表示する撮像装置が開示されている。これによれば、撮像前に被写体の顔を拡大表示することができ、拡大された顔の表情を確認しながら撮像を行うことができ、シャッターチャンスのタイミングをつかみやすい。
さらに、特許文献3には、顔情報を分析し、顔領域の拡大画像を全体画像に合成して出力する撮像装置が開示されている。具体的には、顔情報が所定の条件に当てはまるか否かを判別し、該条件に当てはまらない場合は顔領域を拡大しないというものである。そして、この撮像装置では、顔情報が所定の条件に当てはまる場合には、顔領域の拡大サイズを計算する。これによれば、撮像前に被写体の顔を拡大表示するが、顔拡大画像の全体画像に占める割合が大きすぎる場合は拡大表示を解除するため、顔を拡大しすぎてその一部しか表示されず、表情の確認ができないという問題はなくなる。
特開2003−345340号公報 特開2005−102175号公報 特開2007−249527号公報
しかしながら上記各特許文献にて開示された撮像装置では、撮像時と再生時とで画像の拡大表示方法を異ならせることまでは考慮されていない。すなわち、撮像時にはシャッターチャンスを逃がさないことを優先し、再生時には画像選別のし易さを優先して、画像の拡大表紙方法を互いに異ならせるという発想がない。このため、撮像時と再生時の優先すべき目的に合った拡大表示方法の一方のみを選択せざるを得ない。
本発明は、撮像時と再生時のそれぞれにおいて、優先すべき目的に合った適切な拡大表示を行うことができるようにした撮像装置を提供する。
本発明の一側面としての撮像装置は、被写体像を光電変換する撮像素子と、撮像素子からの出力を用いてフォーカス制御を行うフォーカス制御手段と、撮像素子からの出力を用いて生成された記録用画像の記録が可能な撮像モード及び記録済み画像の再生が可能な再生モードを切り替えるモード切り替え手段と、画像を表示する表示手段と、撮像モードにおいて撮像素子からの出力を用いて生成された表示用画像を表示手段に表示させ、再生モードにおいて記録済み画像を表示手段に表示させ、かつ表示手段に表示された画像のうちフォーカス制御による合焦目標領域を含む一部の領域の拡大画像を表示手段に表示させる表示制御手段とを有する。そして、表示制御手段は、撮像モードでは拡大画像の表示に関係する所定の条件が満たされるか否かの判定処理の結果に応じて該拡大画像を表示手段に表示させるか否かを切り替え、再生モードでは上記判定処理を経ずに拡大画像を表示手段に表示させることを特徴とする。
また、本発明の他の一側面として表示制御方法は、被写体像を光電変換する撮像素子と、撮像素子からの出力を用いてフォーカス制御を行うフォーカス制御手段と、撮像素子からの出力を用いて生成された記録用画像の記録が可能な撮像モード及び記録済み画像の再生が可能な再生モードを切り替えるモード切り替え手段と、画像を表示する表示手段とを有する撮像装置に適用される。該表示制御方法は、撮像モードにおいて撮像素子からの出力を用いて生成された表示用画像を表示手段に表示させるステップと、再生モードにおいて記録済み画像を表示手段に表示させるステップと、表示手段に表示された画像のうちフォーカス制御による合焦目標領域を含む一部の領域の拡大画像を表示手段に表示させる拡大表示ステップとを有する。そして、拡大表示ステップにおいて、撮像モードでは拡大画像の表示に関係する所定の条件が満たされるか否かの判定処理の結果に応じて該拡大画像を表示手段に表示させるか否かを切り替え、再生モードでは該判定処理を経ずに拡大画像を表示手段に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、撮像時と再生時のそれぞれにおいて優先すべき目的に合った適切な拡大表示を行うことが可能な撮像装置を実現できる。すなわち、撮像時にはシャッターチャンスを逃さず、不要な画像の生成を減らすことができるとともに、再生時には記録済み画像の選別を行い易い撮像装置を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である撮像装置としてのデジタルカメラの外観を示す。このデジタルカメラは、静止画像の記録と再生が可能である。
図1において、100はデジタルカメラである。28は画像表示部(表示手段)であり、画像や各種情報を表示する。72は電源スイッチであり、電源のオン/オフを切り替えるために操作される。61はシャッターボタンである。60はモード切り替えスイッチ(モード切り替え手段)であり、デジタルカメラ100における各種モードを切り替えるために操作される。具体的には、静止画記録モード(撮像モード)及び再生モード等のモード切り替えが可能である。
111は接続ケーブルであり、デジタルカメラ100と外部機器を接続するために使用される。112は接続ケーブル111をデジタルカメラ100に接続するためのコネクタである。
70は操作部であり、ユーザによる各種操作を受け付ける。操作部70は、各種ボタンやホイール73、画像表示部28の画面上に設けられたタッチパネル等の操作部材を有する。
200は半導体メモリやハードディスク等により構成される記録媒体である。201は記録媒体スロットであり、記録媒体200を格納する。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。202は記録媒体スロット201の蓋である。
図2には、本実施例のデジタルカメラ100の電気的構成を示す。図2において、103は撮像光学系としての撮像レンズ、101は絞り機能を備えるシャッター、22は光学像(被写体像)を電気信号に変換する(光電変換する)CCDセンサやCMOSセンサ等で構成される撮像素子である。
23はA/D変換器であり、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像素子22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換したり、音声制御部11から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換したりする。
102はレンズバリアであり、デジタルカメラ100の撮像レンズ103の前端を覆って、撮像レンズ103の汚れや破損を防止する。
12はタイミング発生部であり、撮像素子22、音声制御部11、A/D変換器23、D/A変換器13にクロック信号を供給する。タイミング発生部12は、メモリ制御部15及びシステム制御部50により制御される。
24は画像処理部であり、A/D変換器23からのデータ、又はメモリ制御部15からのデータに対して画素補間処理や、縮小処理等のリサイズ処理や、色変換処理を行い、画像データを生成する。また、画像処理部24は、生成した画像データを用いて所定の演算処理を行う。システム制御部50は、得られた演算結果に基づいて露光制御やフォーカス制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理及びEF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。
さらに画像処理部24では、生成した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいて、TTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、またはメモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれる。メモリ32は、A/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、画像表示部28に表示するための画像データ(表示用画像)を格納する。メモリ32は、マイク10において録音された音声データや、静止画像、動画像および画像ファイルを構成する場合のファイルヘッダを格納するのにも用いられる。
圧縮/伸張部16は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮、伸張する。圧縮/伸張部16は、シャッター101をトリガにしてメモリ32に格納された画像データを読み込んで圧縮処理を行い、処理を終えた圧縮画像データをメモリ32に書き込む。また、圧縮/伸張部16は、記録媒体200の記録部19からメモリ32に読み込まれた圧縮画像データに対して伸張処理を行い、処理を終えたデータをメモリ32に書き込む。
圧縮/伸張部16によりメモリ32に書き込まれた画像データは、システム制御部50のファイル部においてファイル化され、インターフェース18を介して記録媒体200に記録される。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
13はD/A変換器であり、メモリ32に格納されている表示用画像のデータをアナログ信号に変換し、画像表示部28に供給する。
画像表示部28は、LCD等の表示器に、A/D変換器23からのアナログ信号に応じた画像の表示を行う。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用画像のデータはD/A変換器13を介して画像表示部28により表示される。
マイク10から出力された音声信号は、アンプ等で構成される音声制御部11を介してA/D変換器23に供給され、A/D変換器23においてデジタル信号に変換された後、メモリ制御部15によってメモリ32に格納される。一方、記録媒体200に記録されている音声データは、メモリ32に読み込まれた後、D/A変換器13によりアナログ信号に変換される。音声制御部11は、このアナログ信号によりスピーカ39を駆動し、音声出力する。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばフラッシュROMが用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数や、コンピュータプログラム等が記憶される。ここでいう、コンピュータプログラムとは、後述する各フローチャートに示した処理を実行するためのプログラムである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体の動作を制御する。システム制御部50は、上述した不揮発性メモリ56に記録されたコンピュータプログラムを実行することで、後述する各処理を実現する。システム制御部50は、表示制御手段として機能する。
52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52では、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したコンピュータプログラム等が展開される。
モード切り替えスイッチ60、第1シャッタースイッチ(第1の操作手段)62、第2シャッタースイッチ64及び操作部70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するために操作される。
モード切り替スイッチ60は、前述したように、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード及び再生モードのいずれかに切り替えるために操作される。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の第1ストローク操作(半押し操作)でONとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1に応じて、AF処理、AE処理、AWB処理等の撮像準備動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の第2ストローク操作(全押し操作)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2に応じて、撮像素子22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮像・記録処理を開始する。
電源スイッチ72は、前述したように、電源のオン/オフを切り替えるために操作される。
80は電源制御部であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、それらの検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間だけ、記録媒体200を含む各部へ供給する。
30は電池であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池や、NiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池等が用いられる。33及び34はコネクタであり、電池30と電源制御部80とを接続する。
40はRTC(Real Time Clock)であり、日付及び時刻を計時する。RTC40は、電源制御部80とは別に内部に電源部を保持しており、電池30が消耗又は取り外された状態であっても計時を続ける。システム制御部50は、起動時に、RTC40より取得した日時を用いてシステムタイマを設定し、タイマ制御を実行する。
18は記録媒体200とのインターフェースである。35は該記録媒体200とインターフェース18とを接続すめためのコネクタである。
98は記録媒体着脱検知部であり、コネクタ35に記録媒体200が装着されているか否かを検知する。
記録媒体200は、画像データや音声データを記録する記録部19と、デジタルカメラ100とのインターフェース37と、記録媒体200とデジタルカメラ100とを接続するためのコネクタ36とを備えている。
通信部110は、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種通信処理を行う。コネクタ(無線通信の場合はアンテナ)112は、通信部110を介してデジタルカメラ100を他の機器と接続する。
[デジタルカメラの全体動作について]
図3は、本実施例のデジタルカメラ100の全体的な動作を説明するフローチャートである。
電源スイッチ72が操作されて電源がオンに切り替わると、ステップS301においてシステム制御部50は、フラグや制御変数等を初期化する。続いて、ステップS302において、システム制御部50は、記録媒体200に記録されているファイルに関する管理処理を開始する。
次に、ステップS303、S305、S307において、システム制御部50は、モード切り替えスイッチ60の設定位置を判断する。静止画記録モードに設定されていたならば、処理はステップS303からステップS304へ進み、システム制御部50は静止画記録モード処理を実行する。ステップS304の静止画記録モード処理の詳細は図4を用いて後述する。また、モード切り替えスイッチ60が再生モードに設定されていた場合は、処理はステップS303、S307を経てステップS308へ進み、システム制御部50は再生モード処理を実行する。ステップS308の再生モード処理は図10を用いて後述する。
また、モード切り替えスイッチ60が他のモードに設定されていた場合は、処理はステップS309へ進み、システム制御部50は、選択されたモードに応じた処理を実行する。他のモードとしては、記録媒体200に格納されたファイルの送信を行う送信モード処理、外部機器からファイルを受信して記録媒体200に格納する受信モード処理等が含まれる。
ステップS304、S306、S308、S309のうち、モード切り替えスイッチ60によって選択されたモードに対応した処理を実行した後、処理はステップS310へ進む。
ステップS310において、システム制御部50は、電源スイッチ72の設定位置を判別する。電源スイッチ72がオンに設定されていれば、ステップS303に戻る。一方、電源スイッチ72がオフに設定されていたならば、処理はステップS310からステップS311へ進み、システム制御部50は終了処理を行う。終了処理には、以下の処理が含まれる。画像表示部28の表示を終了状態に変更し、レンズバリア102を閉じ、フラグや制御変数等を含むパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録する。また、電源供給が不要な部分への電源を遮断する。ステップS311の終了処理が完了すると、システム制御部50は本処理を終了し、電源をオフにする。
[静止画記録モード処理(S304)について]
図4は、図3のステップS304における静止画記録モード処理を示すフローチャートである。なお、図4に示される静止画記録モード処理は、モード切り替スイッチ60により他のモードへの切り替えが行われた場合や電源スイッチ72がオフにセットされた場合に終了する。
システム制御部50は、静止画記録モードを開始すると、ステップS401において撮像モードを確定する。撮像モードとしては、各種撮像パラメータが自動的に設定されるオートモード、該パラメータをユーザが手動で設定するマニュアルモード、各種シーンに適した撮像パラメータが設定されるシーン別モード等がある。
ステップS401において撮像モードが確定すると、ステップS402において、システム制御部50は、撮像素子22を用いて生成された画像データを画像表示部28に表示するスルー表示(ライブビュー表示ともいう)を行う。この時点では、撮像画角(撮像範囲)の全体に対応する表示用画像(全体画像又は原画像)が画像表示部28の画面全体に表示される。
続いて、ステップS403において、システム制御部50は,電源制御部80を用いて電池等により構成される電源部30の残容量や、記録媒体200の有無及び残容量がデジタルカメラ100の動作に問題があるか否かを判定する。問題があるならば、ステップS404において、画像表示部28を用いて画像や音声により所定の警告表示を行い、ステップS401に戻る。
電源部30や記録媒体200の状態に問題が無いならば、ステップS405において、システム制御部50は、電源スイッチ72及びモード切り替えスイッチ60の状態を監視し、変化があると静止画記録モード処理を終了する。
電源スイッチ72及びモード切りえ替スイッチ60の状態に変化がなければ、処理はステップS406に進む。ステップS406において、システム制御部50は、スルー表示される表示用画像中に人の顔が存在するか否かを検知する。すなわち、システム制御部50は、顔検出処理を行う顔検出手段として機能する。この顔検出処理については図7を用いて後述する。また、以下の説明では、ステップS406において少なくとも1つの顔が検出されたものとして説明する。
システム制御部50は、顔検出処理において顔が検出されると、表示用画像中での顔の位置座標、サイズ(幅、高さ)、検出個数、信頼性係数等を顔情報としてシステムメモリ52に記憶する。なお、顔検出処理において顔が検出されなかった場合は、システムメモリ52内の位置座標、サイズ(幅、高さ)、検出個数、信頼性係数等の領域に0を設定する。
続いてステップS407において、システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1がONしているか否かを判定する。第1シャッタースイッチ信号SW1がOFFの場合は、処理はステップS405に戻り、上記ステップS405、S406を繰り返す。一方、第1シャッタースイッチ信号SW1がONの場合は、処理はステップS408に進む。
ステップS408においては、ステップS406で検出した少なくとも1つの顔の中から、その時点で主被写体と推定される顔(以下、主顔という)を囲む枠(主顔枠)を確定させるとともに、主顔枠のサイズも確定させる。ここで、本実施例では、主顔枠によって囲まれた領域は、表示用画像中の一部の領域であって、AF処理(顔AF)における合焦目標領域を含む領域(一致する場合も含む)とする。
ステップS409において、システム制御部50は、AF処理を行って撮像レンズ103の焦点を主顔に合わせるとともに、測光処理を行って絞り値及びシャッター速度を決定する。測光処理において、必要であればフラッシュの設定も行われる。
次に、ステップS410において、システム制御部50は、主顔枠のサイズが所定値より大きいか否か(言い換えれば、所定値以下か否か)を判定する。この判定処理は、「拡大画像の表示に関係する所定の条件が満たされるか否かの判定処理」の1つである。ここでの所定値は、例えば主顔枠サイズが、表示用画像の全体に対する面積比や表示用画像に対する拡大率を考慮して決定される。そして、この判定処理の結果として、主顔枠のサイズが所定値以下のサイズであれば、処理はステップS411へ進む。
ステップS411では、システム制御部50は、ピント位置拡大設定が入/切のどちらに設定されているかを判定する。ピント位置拡大設定は、撮像モードにおいて、操作部70内のメニューボタンの操作により設定される項目のうちの1つである。
ピント位置拡大設定が「入」ならば、ステップS412において、システム制御部50は、主顔枠の領域(顔領域)を拡大した顔拡大画像を、画像表示部28に全体画像である表示用画像に重畳させて表示させる。
ステップS410において、主顔枠サイズが所定値より大きい場合、あるいはステップS411においてピント位置拡大設定が「切」である場合には、顔拡大画像の表示は行わず、処理はステップS413へ進む。
ステップS413、S414では、システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1と第2シャッタースイッチ信号SW2のON/OFF状態を判定する。第1シャッタースイッチ信号SW1がONで第2シャッタースイッチ信号SW2がOFFの間は、ステップS413、S414の処理が繰り返される。第1シャッタースイッチ信号SW1がOFFである場合は、処理はステップS414からステップS415へ進む。ステップS415では、システム制御部50は、顔拡大画像の表示を解除する処理を行い、処理はステップS405へ戻る。
また、第1シャッタースイッチ信号SW1がONした状態で第2シャッタースイッチ信号SW2がONになると、処理はステップS413からステップS416へ進む。
ステップS416において、システム制御部50は、画像表示部28の表示状態をスルー表示から固定色表示状態に設定する。そして、ステップS417において、システム制御部50は、露光処理や現像処理を含む撮像処理を実行する。この撮像処理の詳細は図8を用いて後述する。
次に、システム制御部50は、ステップS418において、画像表示部28に対して撮像処理で得られた画像データ(記録用画像)のレックレビュー表示を行う。レックレビュー表示とは、記録用画像を確認するために、該記録用画像の記録媒体200への記録前に予め決められた時間(レビュー時間)だけ該画像を画像表示部28に表示する処理である。
レックレビュー表示後、ステップS419において、システム制御部50は、撮像処理で得られた記録用画像を、画像ファイルとして記録媒体200に対して書き込む記録処理を行う。この記録処理の詳細は、図9を用いて後述する。
ステップS419の記録処理が終了すると、ステップS420において、システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2のON/OFF状態を判定する。第2シャッタースイッチ信号SW2がONの場合は、ステップS420の判定を繰り返し、第2シャッタースイッチ信号SW2がOFFになるのを待つ。この間、上記レックレビュー表示を継続させる。すなわち、ステップS419の記録処理が終了した際に、第2シャッタースイッチ信号SW2がOFFとされるまで画像表示部28におけるレックレビュー表示を継続させる。これにより、ユーザは、シャッターボタン61の全押し状態を継続することで、レックレビュー表示を用いた記録用画像の確認を入念に行うことが可能となる。
ユーザがシャッターボタン61を全押し状態にして撮像を行った後、シャッターボタン61から手を放す等して全押し状態が解除されると、処理はステップS420からステップS421へ進む。
ステップS421において、システム制御部50は、予め定められたレビュー時間が経過したか否かを判断し、レビュー時間が経過していればステップS422に進む。ステップS422において、システム制御部50は、画像表示部28の表示状態をレックレビュー表示からスルー表示状態に戻す。この処理により、レックレビュー表示によって記録用画像を確認した後、画像表示部28の表示状態は、次の撮像処理のために撮像素子22からの出力を用いて生成された表示用画像を逐次表示するスルー表示状態に自動的に切り替わる。
このタイミングでは、まだ第1シャッタースイッチ信号SW1がONであるため、顔検出していた場合には表示用画像に対して顔拡大画像が重畳されて表示される。
その後、ステップS413に戻って、システム制御部50は、第2シャッタースイッチSW2の状態の検出を行う。
図5には、顔拡大画像の表示例を示す。図5に示すように、全体画像である表示用画像の一部を残しつつ、合焦状態の主顔枠の領域を拡大した拡大画像を表示用画像に重畳表示することにより、撮像前にフレーミングに加えて、顔の表情を確認し易い。
図6は、顔領域のサイズが図5の場合よりも大きい場合を示す。この場合は、主眼枠サイズがステップS410にて所定値を超える場合である。この場合、顔領域は拡大されず、通常の表示用画像の表示が行われる。このため、顔領域の拡大し過ぎで表情確認が困難になることはない。また、手動で拡大画像表示の解除を行う必要もないため、シャッターチャンスを逃す心配も少なくなる。
[顔検出処理(S406)について]
次に、図4のステップS406で行われる顔検出処理の一例を、図7を用いて説明する。ステップS701において、システム制御部50は顔検出対象の画像データ(表示用画像)を画像処理部24に送る。ステップS702において、システム制御部50の制御下で画像処理部24は、該画像データに水平方向バンドパスフィルタを作用させる。また、ステップS703において、システム制御部50の制御下で画像処理部24は、ステップS702で処理された画像データに垂直方向バンドパスフィルタを作用させる。これら水平及び垂直方向のバンドパスフィルタにより、画像データよりエッジ成分が検出される。
その後、ステップS704において、システム制御部50は、検出されたエッジ成分に関してパターンマッチングを行い、目及び鼻、口、耳の候補群を抽出する。そして、ステップS705において、システム制御部50は、ステップS704で抽出された目の候補群の中から、予め設定された条件(例えば2つの目の距離、傾き等)を満たすものを、目の対と判断し、目の対があるもののみ目の候補群として絞り込む。そして、ステップS706において、システム制御部50は、ステップS705で絞り込まれた目の候補群とそれに対応する顔を形成する他のパーツ(鼻、口、耳)を対応付け、また、予め設定した非顔条件フィルタを通すことで、顔を検出する。ステップS707において、システム制御部50は、ステップS706による顔の検出結果に応じて上記顔情報を出力し、処理を終了する。
以上のようにスルー表示で表示される画像データを用いて、画像データの特徴量を抽出して被写体情報を検出することが可能である。本実施例では被写体情報として顔情報を例に挙げたが、被写体情報には他にも赤目判定等の様々な情報がある。
[撮像処理(S417)について]
図8は図4のステップS417における撮像処理を示すフローチャートである。
ステップS801において、システム制御部50は、撮像開始時にその日時をシステムタイマより取得し、システムメモリ52に記憶する。続いて、ステップS802において、システムメモリ52に記憶されている測光データに従い、絞り機能を有するシャッター101を絞り値に応じて開放する。こうして、撮像素子22の露光が開始される(ステップS803)。
ステップS804において、システム制御部50は、測光データに従って撮像素子22の露光終了を待つ。露光終了時刻に到達すると、ステップS805において、システム制御部50はシャッター101を閉じる。そして、ステップS806において、撮像素子22から電荷信号を読み出し、A/D変換器23、画像処理部24、メモリ制御部15を介して、或いはA/D変換器23から直接メモリ制御部15を介して、メモリ32に画像データを書き込む。以上、ステップS801〜S806が露光処理に対応する。
続いて、ステップS807において、システム制御部50は、メモリ制御部15そして必要に応じて画像処理部24を用いて、メモリ32に書き込まれた画像データを読み出して画像処理を順次施す。この画像処理は、例えば、ホワイトバランス処理や、圧縮/伸張部16を用いた圧縮処理等が含まれる。処理を終えた画像データはメモリ32に書き込まれる。そして、ステップS808において、システム制御部50は、メモリ32から画像データを読み出し、これを圧縮/伸張部16を用いて伸張し、画像表示部28の表示用にリサイズする。そして、メモリ制御部15を介してリサイズされた画像データを画像表示部28に表示するべくD/A変換器13に転送する。一連の処理を終えたならば、撮像処理を終了する。
[記録処理(S418)について]
図9は、図4のステップS418における撮像シーケンスにおいて生成された画像データの記録処理を示すフローチャートである。
記録処理を開始すると、ステップS901において、システム制御部50は、ファイル名生成ルールに則り記録対象の画像データ(記録用画像)に対するファイル名を生成する。次に、ステップS902において、上記ステップS801でシステムメモリ52に記憶した日時情報を取得する。次に、ステップS903において、該記録対象の画像データのデータサイズを取得する。
ステップS904において、システム制御部50は、該画像データから生成した画像ファイルを格納するべきディレクトリが記録媒体200に存在するか否かを判定する。ディレクトリが存在しない場合は、ステップS905に処理が進む。ステップS905において、システム制御部50は、画像ファイルを格納するためのディレクトリを生成する。
続いて、ステップS906において、システム制御部50は、上記撮像処理(図8)のステップS807においてメモリ32に格納された画像データに対し、撮像日時や撮像時条件等から構成されるファイルヘッダを生成する。ヘッダ生成の完了後、ステップS907において、システム制御部50は、ステップS901で取得したファイル名及びステップS902取得した日時情報からディレクトリエントリを生成し、画像ファイルを記録媒体200に記録し、記録処理を終了する。
[再生モード処理(S308)について]
図10は、本実施例のデジタルカメラ100における再生モードの動作を説明するフローチャートである。図10のフローチャートは、図3のステップS308の詳細を示している。
ステップS1001において、システム制御部50は、記録媒体200から最新画像情報を取得する。最新画像情報の取得を総枚数計算や検索リスト作成よりも先に行うことで、再生モードに入るとすばやくそれらの処理の画像表示ができるというメリットがある。ステップS1002において、システム制御部50は、ステップS1001における最新画像情報の取得が正しく行われたかどうかをチェックする。最新画像情報を取得できなかった場合、処理はステップS1009に進む。ステップS1009において、システム制御部50は、画像なし時の入力待ち状態となる。このステップS1009の処理は図11のフローチャートにより後述する。なお、最新画像情報を取得できない場合とは、画像が1枚もないような状態や、メディア不良によって画像情報が取得できなかったような状態等が考えられる。最新画像情報が取得できれば、少なくとも画像が1枚は存在すると判断され、処理はステップS1003へ進む。
ステップS1003において、システム制御部50は、ステップS1001で取得した最新画像情報を元に記録媒体200から最新画像データ(記録済み画像)を読み込む。そして、ステップS1004において、システム制御部50は、ファイル解析処理を行い、読み込んだ最新画像データにおける画像の撮像情報や属性情報等を取得する。
ステップS1005において、システム制御部50は、読み込んだ最新画像データを表示する。さらに、このとき、ステップS1004で取得された撮像情報や属性情報等も 表示する。また、ステップS1004のファイル解析結果に応じて、ファイルの一部が壊れている等不正なデータということがわかればエラー表示も合わせて行われる。
ステップS1006において、システム制御部50は、記録媒体200に記録されている画像の総枚数取得処理を開始する。このステップS1006の処理はバックグランドで稼動し、その完了を待たずに次の処理に進むことができる。このようにすることで、多くの画像データが記録媒体200に納められており、総枚数計算に時間がかかるような場合でも、総枚数の計算の完了を待たずに画像を閲覧することが可能になる。この処理は、記録モードから再生モードに移行した際に、記録モードで新たに画像データが記録、或いは削除され、総枚数に違いが発生した場合に特に有効な処理である。記録モードで新たに画像データが記録或いは削除されていない場合には、既に計算済みの総枚数を利用するため、総枚数計算の処理は行わなくてもよい。
次に、ステップS1007において、システム制御部50は、検索リストの作成を開始する。検索リストとは画像データに付与された属性情報を予め取得し管理するリストである。予め検索リストを作っておくことで属性ごとの再生や消去といった処理を迅速に行うことが可能となる。検索リスト作成処理も総枚数計算と同様にバックグランドで実行されるので、その完了を待たずに次の処理を実行させることができる。ステップS1008において、システム制御部50は、入力待ち状態に入る。この入力待ち状態における処理は図12のフローチャートにより後述する。
[再生モード処理における画像なし時の入力待ち処理(S1009)について]
図11は、再生モードにおける画像なし時入力待ち状態における処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS1101において、システム制御部50は、画像データがないことをユーザに通知するべく、「画像がありません」というメッセージ表示を画像表示部28において行う。
次に、ステップS1102において、システム制御部50は、操作入力を待つ。ここでいう操作入力とはユーザによるボタン、電池蓋に対する操作や、電源の低下等を知らせるイベント等が含まれる。
何らかの入力があった場合、処理はステップS1103へ進み、システム制御部50は、該入力が終了ボタンだったかどうかチェックする。終了ボタンと判定された場合は、再生モード処理を終了し、図3のステップS310へ進む。
一方、操作入力が終了ボタン以外だった場合は、ステップS1104へ進み、該操作入力に対応する処理が行われる。例えば、画像データがなくてもメニューボタンの操作が入力された場合は、画像表示部28にメニュー表示を行い、ユーザが設定変更等を行えるようにする。
[再生モード処理における再生入力待ち処理(S1008)について]
図12は、再生モード処理における入力待ち状態の処理を説明するフローチャートである。
ステップS1201において、システム制御部50は、ユーザによる操作入力があるかどうかをチェックする。ここでいう操作入力とは、ユーザによるボタン、電池蓋に対する操作や、電源の低下等を知らせるイベント等が含まれる。何も入力がなければ入力があるまで待つ。何らかの操作入力があった場合、処理はステップS1202へ進む。
ステップS1202において、システム制御部50は、該操作入力が操作部70に含まれる画像送りボタンの入力かどうかを判定する。操作入力が画像送りボタンであった場合、処理はステップS1203へ進み、システム制御部50は次の表示画像を読み込む。画像送りのボタンは送り方向に応じた一対のボタンで構成されており、操作されたボタンに対応する送り方向に応じて次の表示画像が読み込まれることになる。
次に、ステップS1204において、システム制御部50は、ステップS1203で読み込まれた画像データに対して撮像情報や属性情報等のファイル解析処理を行う。そして、ステップS1205において、システム制御部50は、ステップS1203で読み込んだ画像データの表示を行う。このとき、ステップS1204におけるファイル解析処理の結果を用いて、撮像情報や属性情報等を表示する。また、ステップS1204のファイル解析結果に応じて、ファイルの一部が壊れている等、不正なデータと判別された場合は、エラー表示も合わせて行う。表示が完了するとステップS1201の入力待ち状態へ戻る。
ステップS1202において入力が画像送りボタンではないと判定された場合、ステップS1206において、システム制御部50は、該操作入力が終了ボタンかどうかを判定する。終了ボタンであると判定された場合、処理はステップS1207へ進み、システム制御部50は、検索リスト作成処理を終了する。ここでは、検索リストが作成途中ならばその作成処理を中断させ、既に作成が完了していれば何も行わない。
次にステップS1208において、システム制御部50は、総画像枚数計算の終了処理を行う。この処理もステップS1207の処理同様、総枚数計算がまだ途中だったならばその計算処理を中断し、既に完了していれば何も行わない。そして、再生モード処理を終了し、図3のステップS310へ進む。
ステップS1206で操作入力が終了ボタンではないと判定された場合、処理はステップS1209へ進む。ステップS1209において、システム制御部50は、ステップS1006(図10)で開始した総画像枚数計算の処理が完了しているかチェックする。そして、まだ完了していない場合はステップS1201の操作入力待ち状態へ戻る。このとき、まだ完了していない旨を伝えるメッセージやアイコン表示を行うことも考えられる。
以上の処理により、画像送りボタンによる画像送り操作と終了ボタンによる終了操作は画像枚数計算の完了を待たずに実行されるが、他の操作入力は総画像枚数計算処理が完了するまでは無視されることになる。
ステップS1209で総画像枚数が終了していると判定された場合、処理はステップS1212へ進む。
ステップS1212において、システム制御部50は、該操作入力が操作部70に含まれる消去ボタンの操作であるかどうかを調べる。消去ボタンの操作入力であると判定された場合、処理はステップS1213へ進む。ステップS1213において、システム制御部50は、現在画像表示部28に表示されている画像データの消去を実行する。画像データの消去が完了するとステップS1214において消去後の総枚数をチェックする。総枚数が0になっていた場合はステップS1215へ進み、画像なし時入力待ち状態へ移る。この処理は、図11により上述したとおりである。
一方、消去後に画像データが残っている場合はステップS1216へ進み、システム制御部50は、次の画像データを表示するべく、次の表示対象の画像データを読み込む。ここで表示対象となる画像データは、消去された画像データのファイル番号の次のファイル番号の画像データとする。なお、最新の画像データが消去された場合は、消去された画像データのファイル番号よりも1つ前のファイル番号の画像データを表示対象とする。ステップS1217において、システム制御部50は、ステップS1216で表示対象として読み込んだ画像データに対してファイル解析処理を行い、撮像情報や属性情報等を得る。
そして、ステップS1218において、システム制御部50は、ステップS1216で読み込んだ画像データを画像表示部28に表示する。このとき、ステップS1217で取得された撮像情報や属性情報等も表示する。また、ステップS1217のファイル解析結果に応じて、ファイルの一部が壊れている等不正なデータであると判定されたならば、その旨のエラー表示も行う。表示が完了するとステップS1201の操作入力待ち状態へ戻る。
ステップS1212において該操作入力が消去ボタンでない場合、処理はステップS1219に進む。ステップS1219において、システム制御部50は、ステップS1007で開始された検索リスト作成処理が完了しているかどうかをチェックする。まだ検索リスト作成処理が完了していない場合は、ステップS1201の操作入力待ち状態へ戻る。このとき、上述した総枚数計算が完了していないときと同様に、まだ検索リスト作成処理が完了していない旨を伝えるメッセージやアイコン表示を行うようにしてもよい。
以上の処理により、上述した処理以外の操作入力は総画像枚数計算処理が完了するまでは無視されることになる。ここで、上述した処理とは、画像送り操作(S1202〜S1205)、終了操作(S1206〜S1208)、及び画像消去操作(S1212〜S1218)である。
ステップS1219で検索リスト作成が完了していると判定された場合、処理はステップS1220へ進み、システム制御部50は、該操作入力が表示切り替え指示か否かを判定する。操作入力が表示切り替え指示と判断された場合はステップS1221の表示切り替えへ遷移する。この表示切り替え処理については図13を用いて後述する。
操作入力が表示切り替え指示でない場合、ステップS1224へ進む。
ステップS1224ではそれ上記以外の操作入力に応じた処理を行う。たとえば、画像の編集処理や、マルチ再生への切り替えや、メニューボタンによるメニュー表示等である。
なお、マルチ再生とは、画像データの縮小画像を、画像表示部28の画面上に複数並べて表示する再生モードである。
[表示切り替え処理(S1221)について]
図13は図12のステップS1221における表示切り替え処理を示すフローチャートである。
システム制御部50は、ステップS1301においてメモリ52に一時記憶されている現在の表示モードを参照し、現在の表示モードが通常表示の場合は簡易表示処理を行う(ステップS1302)。簡易表示処理ではシステム制御部50はメモリ制御22を介し、画像表示メモリ24に格納されている撮像画像に加えてファイル番号、日付等の一部の情報も画像表示部28に表示する。また、メモリ52に一時記憶されている現在の表示モードを簡易表示に更新する。通常表示中でない場合は、ステップS1303に進む。
ステップS1303において、システム制御部50は、メモリ52に一時記憶されている現在の表示モードを参照し、現在の表示モードが簡易表示の場合は詳細表示処理を行う(ステップS1304)。
詳細表示処理ではシステム制御部50はメモリ制御22を介し、画像表示メモリ24に格納されている撮像画像、ステップS1302の簡易表示処理で表示する簡易情報に加えて、露出やヒストグラム等詳細な撮像情報も合わせて画像表示部28に表示する。また、メモリ52に一時記憶されている現在の表示モードを詳細表示に更新する。簡易表示中でない場合は、ステップS1305に進む。
ステップS1305において、システム制御部50は、メモリ52に一時記憶されている現在の表示モードを参照し、現在の表示モードが詳細表示の場合は現在再生している画像がピント確認処理に対応しているか否かを判断する(ステップS1306)。ピント確認処理に対応していない画像としては、認識できない画像、動画等が挙げられる。ステップS1306において再生画像がピント確認処理に対応していると判断された場合は再生ピント確認処理に進む(ステップS1307)。この再生ピント確認処理については図14を用いて後述する。
ステップS1305において現在の表示モードが詳細表示でなかった場合、及びステップS1306において再生画像がピント確認処理に対応していないと判断された場合には、システム制御回路50は通常表示処理を行う(ステップS1308)。通常表示処理では、システム制御回路50はメモリ制御22を介し、画像表示メモリ24に格納されている画像のみを画像表示部28に表示する。また、メモリ52に一時記憶されている現在の表示モードを通常表示に更新する。
[ピント確認処理(S1307)について]
図14は図13のステップS1307におけるピント確認処理を示すフローチャートである。なお、図14に示されるピント確認処理は、メモリ52から画像に関連する合焦枠(合焦目標領域)の情報を取得する。合焦枠がある場合(ステップS1401)、顔AFを実行したか判断する(ステップS1402)。顔AFを実行していなかった場合は、不揮発性メモリ56に記録しているユーザが設定した拡大倍率を取得する(ステップS1403)。
次に、取得した拡大倍率で拡大画像表示を行う(ステップS1404)。このとき、全体画像上に合焦枠を白色で表示する。
顔AFを行った場合は、合焦枠情報から顔枠情報を取得する(ステップS1405)。
顔AFで認識した顔については、白枠で顔枠を表示する(ステップS1406)。
次に、合焦枠がなかった場合の動作について説明する。
ステップS1401において合焦枠情報がなかった場合は、ユーザが設定した拡大倍率を取得し(ステップS1407)、中央を拡大表示する(ステップS1408)。このとき合焦枠表示は行わず、拡大位置を示す枠のみ表示する。
図15には再生ピント確認表示時に画像表示部28に表示されるイメージを示している。
左上に全体画像としての記録済み画像を、右下に合焦枠情報から得られた顔枠情報を基に顔枠(主顔枠)の領域を拡大表示したものである。記録済み画像と拡大画像は、画像表示部28上において互いに別画面を形成する画像として同時に表示されている。
また、図16は、図15に比べて、全体画像に占める顔枠サイズが大きいケースを示す。図16の右下の画面から明らかなように、撮像時には図6に示したように拡大が解除されるような大きさであっても、再生時には拡大率を変更して拡大そのものは解除せずに、拡大画像を表示する。
上述の通り、再生モードでは、全体画像と合焦枠又は顔枠の領域を拡大したピント確認用拡大画像とを表示切り替え設定により選択することができる。これにより、ユーザは全体画像と拡大画像とを比較しながら、じっくりと画像選別を行うことができる。
ここで注目すべき点は、表示切り替え操作としてピント確認表示を選択し、顔検出によって検出された顔のサイズが大きい場合、ある程度の拡大倍率調整は行うものの、拡大そのものは行うという点にある。これはユーザ自身がこの表示モードを選択しており拡大しながらの表示を望んでいるためである。撮像時とは異なり再生時はじっくりと画像選別に時間をかける余裕もあり、手動で拡大倍率を変更することも可能であるため、自動的に拡大が解除されるより、常に拡大されている方がわかりやすく、使い勝手も良い。
これに対して撮像モードでは、全体のフレーミングは確保しつつ、主被写体となる人物の顔の表情、あるいはピント位置の確認を行った上で撮像を迅速に行うことができる。
実施例1では、図4にて説明したように、撮像モードにおける「拡大画像の表示に関係する所定の条件が満たされるか否かの判定処理」に、主顔枠サイズ(及びピント位置拡大設定)を使用した。本実施例ではこの判定処理に、焦点距離が可変である撮像レンズ103の焦点距離(ズーム位置)、被写体の動き量、カメラ100の手振れ量を用いる。
図17は、本実施例における静止画記録モードの動作を示したフローチャートである。なお、本実施例の動作を行うカメラの構成は、実施例1のカメラ100と基本的に同じである。このため、本実施例において実施例1と共通する構成要素には、実施例1と同じ符号を付す。
図17を図4と比較すると、図17のステップS1701〜ステップS1709及びステップ2213〜ステップS1722はそれぞれ、図4のステップS401〜ステップS409及びステップ413〜ステップ422と同じである。したがって、この重複したステップについての説明は省略する。
図17において図4と異なる箇所は、図4におけるステップS410〜ステップS412が、図17のステップS1710で行われる撮像モードにおける主被写体の拡大判定処理に置き換わっている点である。
図18に、ステップS1710で行われる拡大判定処理の詳細を示している。
ステップS1801において、システム制御部50は、ピント位置拡大設定が入/切のどちらに設定されているかを判定する。ピント位置拡大設定が「切」である場合は、主被写体となる顔領域の拡大は行わずに処理を終了する。ピント位置拡大設定が「入」ならば、ステップS1802へ進む。
ステップS1802において、主顔枠サイズが所定値より大きい場合は、実施例1と同様に、主被写体となる顔領域の拡大は行わずに処理を終了する。主顔枠サイズが所定値以下であるならば、ステップS1803へ進む。ここでの所定値も、実施例1と同様に、主顔枠サイズの表示用画像(全体画像)に対する面積比や表示用画像に対する拡大率を考慮して決定される。
ステップS1803においては、現在のズーム位置が所定位置よりテレ側である場合(撮像レンズ103の焦点距離が所定値より大きい場合)は、顔領域の拡大は行わずに処理を終了する。現在のズーム位置が所定位置よりワイド側である場合(撮像レンズ103の焦点距離が所定値以下である場合)は、ステップS1804へ進む。
ステップS1804において、動き量検出手段として機能するシステム制御部50は、被写体の動き量を調べる。この動き量は、例えば撮像準備期間においてスルー画像として表示されている連続した複数のフレーム画像間での相違度や顔位置の変位量から求めることができる。求められた被写体の動き量が所定値より大きい場合は、顔領域の拡大は行わずに処理を終了する。一方、被写体の動き量が所定値以下ならば、ステップS1805へ進む。
ステップS1805において、システム制御部50は、カメラ100の振れ量(手振れれ量)を検出する。カメラ100の振れ量は、カメラ100に設けられた振動ジャイロ等の振れセンサ(振れ検出手段)を用いて検出することができる。
カメラ100の振れ量が所定値より大きい場合は、顔領域の拡大は行わずに処理を終了する。カメラ100の振れ量が所定値以下ならば、ステップS1806へ進む。
ステップS1806において、システム制御部50は、画像表示部28に顔領域を拡大した顔拡大画像を全体画像である表示用画像に重畳して表示させ、処理を終了する。
このように、本実施例では、主顔枠サイズに加えて、ズーム位置、被写体の動き量及びカメラ100の手振れ量に応じて、撮像モードにおける拡大表示の可否を判定する。これにより、拡大表示が撮像の邪魔になることを回避している。例えば、撮像画角が大きく変化するようなシーンでは、主被写体を拡大したとしてもすぐに動いてしまい、主被写体の顔の表情等を確認することが不可能であり、むしろ拡大表示を行わない方がフレーミングがし易い。
本実施例では、ステップS1802〜ステップS1805において互いに独立したパラメータを用いて拡大判定処理を行う場合について説明したが、これらのパラメータを総合的に勘案して拡大判定処理を行ってもよい。
以上説明したように、上記各実施例では、撮像モードでは拡大画像の表示に関係する所定の条件が満たされるか否かの判定処理の結果に応じて該拡大画像を画像表示部28に表示させるか否かを切り替える。一方、再生モードでは上記判定処理を経ずに拡大画像を画像表示部28に表示させる。これにより、撮像時と再生時のそれぞれにおいて優先すべき目的に合った適切な拡大表示を行うことが可能な撮像装置を実現できる。すなわち、撮像時にはシャッターチャンスを逃さず、不要な画像の生成を減らすことができるとともに、再生時には記録済み画像の選別を行い易い撮像装置を提供することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
本発明の実施例1であるデジタルカメラの外観図。 実施例1のカメラの構成を示すブロック図。 実施例1のカメラの全体的な動作を示すフローチャート。 実施例1における静止画記録モードにおける処理を示すフローチャート。 撮像時におけるピント位置拡大表示の一例(顔枠が小さい場合)を示す図。 撮像時におけるピント位置拡大表示の一例(顔枠が大きい場合)を示す図。 実施例1における顔検出処理を説明するフローチャート。 実施例1における撮像処理を示すフローチャート。 実施例1における記録処理を示すフローチャート。 実施例1における再生処理を示すフローチャート。 実施例1での再生処理における画像なし時の処理を示すフローチャート。 実施例1での再生処理における再生入力待ち処理を示すフローチャート。 上記再生処理における表示切り替え処理を示すフローチャート。 上記再生処理におけるピント確認処理を示すフローチャート。 再生時におけるピント位置拡大表示の一例(顔枠が小さい場合)を示す図。 再生時におけるピント位置拡大表示の一例(顔枠が大きい場合)を示す図。 本発明の実施例2であるデジタルカメラの静止画記録モードにおける一連の処理を示すフローチャート。 実施例2での静止画記録モードにおける拡大判定処理を示すフローチャート。
符号の説明
22 撮像素子
28 画像表示部
50 システム制御部
70 操作部
100 デジタルカメラ

Claims (8)

  1. 被写体像を光電変換する撮像素子と、
    前記撮像素子からの出力を用いてフォーカス制御を行うフォーカス制御手段と、
    前記撮像素子からの出力を用いて生成された記録用画像の記録が可能な撮像モード及び記録済み画像の再生が可能な再生モードを切り替えるモード切り替え手段と、
    画像を表示する表示手段と、
    前記撮像モードにおいて前記撮像素子からの出力を用いて生成された表示用画像を前記表示手段に表示させ、前記再生モードにおいて前記記録済み画像を前記表示手段に表示させ、かつ前記表示手段に表示された画像のうち前記フォーカス制御による合焦目標領域を含む一部の領域の拡大画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを有し、
    前記表示制御手段は、前記撮像モードでは前記拡大画像の表示に関係する所定の条件が満たされるか否かの判定処理の結果に応じて該拡大画像を前記表示手段に表示させるか否かを切り替え、前記再生モードでは前記判定処理を経ずに前記拡大画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記所定の条件は、前記表示用画像に対する前記合焦目標領域を含む一部の領域の大きさが所定値以下であること、であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示用画像に含まれる顔を検出する顔検出手段を有し、
    前記合焦目標領域を含む一部の領域は、前記顔検出手段により検出された顔を含む領域であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記被写体像を形成する撮像光学系の焦点距離が可変であり、
    前記所定の条件は、該撮像光学系の焦点距離が所定値以下であること、であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 該撮像装置の振れ量を検出する振れ検出手段を有し、
    前記所定の条件は、前記振れ量が所定値以下であること、であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像素子からの出力を用いて連続して生成される複数のフレーム画像から被写体の動き量を検出する動き量検出手段を有し、
    前記所定の条件は、前記動き量が所定値以下であること、であることを特徴する請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記撮像モードでは前記拡大画像を前記表示用画像に重畳させて前記表示手段に表示させ、前記再生モードでは前記拡大画像を前記記録済み画像とは別画面を形成するように前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の撮像装置。
  8. 被写体像を光電変換する撮像素子と、前記撮像素子からの出力を用いてフォーカス制御を行うフォーカス制御手段と、前記撮像素子からの出力を用いて生成された記録用画像の記録が可能な撮像モード及び記録済み画像の再生が可能な再生モードを切り替えるモード切り替え手段と、画像を表示する表示手段とを有する撮像装置の表示制御方法であって、
    前記撮像モードにおいて前記撮像素子からの出力を用いて生成された表示用画像を前記表示手段に表示させるステップと、
    前記再生モードにおいて前記記録済み画像を前記表示手段に表示させるステップと、
    前記表示手段に表示された画像のうち前記フォーカス制御による合焦目標領域を含む一部の領域の拡大画像を前記表示手段に表示させる拡大表示ステップとを有し、
    前記拡大表示ステップにおいて、前記撮像モードでは前記拡大画像の表示に関係する所定の条件が満たされるか否かの判定処理の結果に応じて該拡大画像を前記表示手段に表示させるか否かを切り替え、前記再生モードでは前記判定処理を経ずに前記拡大画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする撮像装置の表示制御方法。
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