JP2009177320A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 セキュリティ解除を容易にする。
【解決手段】 外部記憶装置に記憶されている画像データと壁紙として設定された画像データ(設定データ)とが一致していると判定された場合に(S55:一致)、禁止状態を許可状態に変更する(S57)。これにより、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されている外部記憶装置を接続部に接続することにより、容易に禁止状態を許可状態に変更することができる。
【選択図】図10
【解決手段】 外部記憶装置に記憶されている画像データと壁紙として設定された画像データ(設定データ)とが一致していると判定された場合に(S55:一致)、禁止状態を許可状態に変更する(S57)。これにより、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されている外部記憶装置を接続部に接続することにより、容易に禁止状態を許可状態に変更することができる。
【選択図】図10
Description
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関するものである。
例えば、特許文献1に記載の情報処理装置の認証システムでは、ユーザがパスワードをキースイッチから入力すると、ユーザが入力したパスワードと認証システムで予め記憶しているパスワードとの比較を行い、一致するか否かにより情報処理装置の使用を制限している。
特開2003−288323号公報
しかし、特許文献1に記載の発明では、ユーザからのパスワードの入力により、情報処理装置の使用を制限する否かを判断しているため、情報処理装置を使用するユーザは必ずパスワードを記憶しておく必要がある。
したがって、仮に、ユーザがパスワードを忘れてしまった場合には、そのユーザは情報処理装置を使用することができなくなるとともに、パスワードの再設定を行う必要があるので、これらの操作が非常に面倒であるという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、上記問題を解決することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、情報を処理する処理機能を有する情報処理装置であって、着脱可能な記録媒体が接続される接続手段と、データを記憶保持する保持手段と、接続手段に接続された記録媒体に記憶されているデータを読み取る読取手段と、処理機能の作動を禁止する禁止状態と処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段と、禁止状態が設定されている場合において、読取手段により読み取られた読取データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段と、判定手段により読取データと設定データとが一致していると判定された場合に、禁止状態を許可状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されている記録媒体を接続手段に接続することにより、情報処理装置における処理機能の作動状態を禁止状態から許可状態に容易に変更することができる。
なお、「読取データと設定データとが一致している」とは、両データが完全一致している場合は勿論のこと、一部が一致している場合も含む意味である。
請求項2に記載の発明では、情報を処理する処理機能を有する情報処理装置であって、着脱可能な記録媒体が接続される接続手段と、データを記憶保持する保持手段と、接続手段に接続された記録媒体に記憶されているデータを読み取る読取手段と、処理機能の作動を禁止する禁止状態と処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段と、許可状態が設定されている場合において、読取手段により読み取られた読取データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段と、判定手段により読取データと設定データとが一致していると判定された場合に、許可状態を禁止状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、情報を処理する処理機能を有する情報処理装置であって、着脱可能な記録媒体が接続される接続手段と、データを記憶保持する保持手段と、接続手段に接続された記録媒体に記憶されているデータを読み取る読取手段と、処理機能の作動を禁止する禁止状態と処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段と、許可状態が設定されている場合において、読取手段により読み取られた読取データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段と、判定手段により読取データと設定データとが一致していると判定された場合に、許可状態を禁止状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項2に記載の発明では、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されている記録媒体を接続手段に接続することにより、容易に許可状態を禁止状態に変更することができる。
請求項3に記載の発明では、前記設定データに対して、削除を禁止する属性を付加した属性付き設定データを作成する作成手段と、前記作成手段により作成された前記属性付き設定データを前記接続手段に接続された記録媒体に書き込む書込手段とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項3に記載の発明では、記録媒体に書き込まれたデータ、即ち、保持手段に保持されている設定データと比較されるデータが、誤って削除されてしまうことを未然に防止できる。
請求項4に記載の発明では、情報を処理する処理機能を有する情報処理装置であって、外部から送信されてきたデータを受信する受信手段と、データを記憶保持する保持手段と、処理機能の作動を禁止する禁止状態と処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段と、禁止状態が設定されている場合において、受信手段により受信された受信データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段と、判定手段により受信データと設定データとが一致していると判定された場合に、禁止状態を許可状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項4に記載の発明では、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータを情報処理装置に送信することにより、情報処理装置における処理機能の作動状態を禁止状態から許可状態に容易に変更することができる。
なお、「受信データと設定データとが一致している」とは、両データが完全一致している場合は勿論のこと、一部が一致している場合も含む意味である。
請求項5に記載の発明では、情報を処理する処理機能を有する情報処理装置であって、外部から送信されてきたデータを受信する受信手段と、データを記憶保持する保持手段と、処理機能の作動を禁止する禁止状態と処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段と、許可状態が設定されている場合において、受信手段により受信された受信データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段と、判定手段により受信データと設定データとが一致していると判定された場合に、許可状態を禁止状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段とを備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、情報を処理する処理機能を有する情報処理装置であって、外部から送信されてきたデータを受信する受信手段と、データを記憶保持する保持手段と、処理機能の作動を禁止する禁止状態と処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段と、許可状態が設定されている場合において、受信手段により受信された受信データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段と、判定手段により受信データと設定データとが一致していると判定された場合に、許可状態を禁止状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項5に記載の発明では、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されているデータを情報処理装置に送信することにより、容易に許可状態を禁止状態に変更することができる。
請求項6に記載の発明では、禁止状態が設定されている場合において、受信データが設定データと異なるとき、受信データに関わる処理の実行を禁止する禁止手段を備えることを特徴とする。
これにより、請求項6に記載の発明では、受信データが設定データと異なるときには、禁止状態が維持され、情報処理装置の禁止状態に反して受信データに関わる処理が実行されることを防止できる。
請求項7に記載の発明では、前記処理機能として、各種情報を表示する表示部に背景画像を表示する機能を有し、ユーザからの指示に基づいて前記表示部に表示する背景画像を指定する指定手段と、前記指定手段により指定された背景画像を前記設定データとして前記保持手段に記憶させる設定データ記憶手段とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項7に記載の発明では、ユーザは、表示部に表示する背景画像の指定に関連付けて容易に設定データを設定できるので、情報処理装置の使い勝手を向上させることができる。
請求項8に記載の発明では、指定手段は、接続された記録媒体に記憶されている画像の中から背景画像を指定可能であることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明では、指定手段は、情報処理装置のHDDなROM等の記憶装置に既に記憶されている画像の中から背景画像を指定可能であることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明では、指定手段は、情報処理装置のHDDなROM等の記憶装置に既に記憶されている画像の中から背景画像を指定可能であることを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明では、設定データは、少なくとも図形を示すデータを含む画像データであることを特徴とする。
通常、図形を示すデータを含む画像データは、パスワード等のテキスト情報に比べて、データサイズが大きく複雑であるので、複製データを容易に作成することができない。したがって、これにより、請求項10に記載の発明では、情報処理装置の安全性を高めることができる。
通常、図形を示すデータを含む画像データは、パスワード等のテキスト情報に比べて、データサイズが大きく複雑であるので、複製データを容易に作成することができない。したがって、これにより、請求項10に記載の発明では、情報処理装置の安全性を高めることができる。
請求項11に記載の発明では、判定手段は、読取データ又は受信データのうち図形を示す画像データと、設定データのうち図形を示す画像データとを比較して判定することを特徴とするものである。
これにより、判定手段は、図形を示す画像データ同士の比較により、読取データ又は受信データと設定データとの一致・不一致を判定するので、情報処理装置における処理機能の作動状態を変更する際の判定を厳密に行うことができる。
請求項12に記載の発明では、情報を処理する処理機能を有し、着脱可能な記録媒体が接続される接続手段、及びデータを記憶保持する保持手段を備える情報処理装置の制御用コンピュータに組み込まれて作動するプログラムであって、コンピュータを、接続手段に接続された記録媒体に記憶されているデータを読み取る読取手段、処理機能の作動を禁止する禁止状態と処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段、禁止状態が設定されている場合において、読取手段により読み取られた読取データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段、並びに判定手段により読取データと設定データとが一致していると判定された場合に、禁止状態を許可状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段として機能させることを特徴とする。
これにより、請求項12に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同等に、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されている記録媒体を接続手段に接続することにより、情報処理装置における処理機能の作動状態を禁止状態から許可状態に容易に変更することができる。
請求項13に記載の発明では、情報を処理する処理機能を有し、外部から送信されてきたデータを受信する受信手段、及びデータを記憶保持する保持手段を備える情報処理装置の制御用コンピュータに組み込まれて作動するプログラムであって、コンピュータを、処理機能の作動を禁止する禁止状態と処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段、禁止状態が設定されている場合において、受信手段により受信された受信データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段、並びに判定手段により受信データと設定データとが一致していると判定された場合に、禁止状態を許可状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段として機能させることを特徴とする。
これにより、請求項13に記載の発明では、請求項3に記載の発明と同様に、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されているデータを情報処理装置に送信することにより、情報処理装置における処理機能の作動状態を禁止状態から許可状態に容易に変更することができる。
請求項14に記載の発明では、情報を処理する処理機能を有し、着脱可能な記録媒体が接続される接続手段、及びデータを記憶保持する保持手段を備える情報処理装置の制御用コンピュータに組み込まれて作動するプログラムであって、コンピュータを、接続手段に接続された記録媒体に記憶されているデータを読み取る読取手段、処理機能の作動を禁止する禁止状態と処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段、許可状態が設定されている場合において、読取手段により読み取られた読取データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段、並びに判定手段により読取データと設定データとが一致していると判定された場合に、許可状態を禁止状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段として機能させることを特徴とする。
これにより、請求項14に記載の発明では、請求項5に記載の発明と同様に、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されている記録媒体を接続手段に接続することにより、情報処理装置における処理機能の作動状態を許可状態から禁止状態に容易に変更することができる。
請求項15に記載の発明では、情報を処理する処理機能を有し、外部から送信されてきたデータを受信する受信手段、及びデータを記憶保持する保持手段を備える情報処理装置の制御用コンピュータに組み込まれて作動するプログラムであって、コンピュータを、処理機能の作動を禁止する禁止状態と処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段、許可状態が設定されている場合において、受信手段により受信された受信データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段、並びに判定手段により受信データと設定データとが一致していると判定された場合に、許可状態を禁止状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段として機能させることを特徴とする。
これにより、請求項15に記載の発明では、請求項6に記載の発明と同様に、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されているデータを情報処理装置に送信することにより、情報処理装置における処理機能の作動状態を許可状態から禁止状態に容易に変更することができる。
本実施形態は、本発明に係る情報処理装置をプリンタ機能やファクシミリ機能を備える多機能装置に適用したものであり、以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.図面の説明
図1は本実施形態に係る多機能装置1の構成を示すブロック図であり、図2〜図4は多機能装置1の概略作動を示すフローチャートであり、図5はセキュリティ設定処理を示すフローチャートであり、図6は壁紙画像比較処理を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
1.図面の説明
図1は本実施形態に係る多機能装置1の構成を示すブロック図であり、図2〜図4は多機能装置1の概略作動を示すフローチャートであり、図5はセキュリティ設定処理を示すフローチャートであり、図6は壁紙画像比較処理を示すフローチャートである。
また、図7は外部記憶装置画像選択処理を示すフローチャートであり、図8はセキュリティ選択設定処理を示すフローチャートであり、図9は多機能装置1の概略作動を示すフローチャートであり、図10は外部記憶装置が装着されたときのセキュリティ解除処理を示すフローチャートであり、図11はコンピュータからデータを受信したときのセキュリティ解除処理を示すフローチャートである。
2.多機能装置の構成(図1参照)
多機能装置1は、図1に示すように、記録用紙等の記録媒体に画像を形成する印刷部3、ユーザにより操作される操作パネル5、各種の情報を表示する表示パネル7、情報(データ)を記憶する記憶部9、外部記憶装置20が着脱可能に装着される接続部11、NIC(Network Interface Card)13等のネットワーク接続用のインターフェース、及び印刷部3や表示パネル7等を制御する制御部15を有して構成されている。
多機能装置1は、図1に示すように、記録用紙等の記録媒体に画像を形成する印刷部3、ユーザにより操作される操作パネル5、各種の情報を表示する表示パネル7、情報(データ)を記憶する記憶部9、外部記憶装置20が着脱可能に装着される接続部11、NIC(Network Interface Card)13等のネットワーク接続用のインターフェース、及び印刷部3や表示パネル7等を制御する制御部15を有して構成されている。
なお、制御部15は、CPU、ROM及びRAM等からなる周知のマイクロコンピュータにて構成されたものであり、図5〜図8に示す処理を実行するためのプログラム等は、ROMに記憶されている。
また、接続部11は特許請求の範囲に記載された接続手段に相当するもので、本実施形態では、USB(Universal Serial Bus)規格の接続端子(インターフェース)を接続部11として採用しているが、これに限定されるものではなく、他の規格の接続端子でもよい。さらに、図示されていない公衆回線等を介して、外部の通信装置からファクシミリデータを受信可能に構成されている。
一方、外部記憶装置20も、接続部11に接続可能なインターフェースを有する記憶手段であれば何でもよく、具体的には、フラッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置にて構成されたUSBメモリやSDメモリ(登録商標)、HDD等の磁気記憶装置、又は多機能装置1と直接的に接続して印刷するための通信規格であるPictBridgeに対応したデジタルカメラ等が外部記憶装置20として考えられる。
また、表示パネル7は、ユーザが表示パネル7に触れたか否か、及び触れた位置を検出することが可能ないわゆるタッチパネル機能を有しているため、本実施形態では、操作パネル5に加えて、表示パネル7でもユーザの操作を受け付けることもできる。
3.本実施形態に係る多機能装置の特徴的作動
3.1.特徴的作動の概略
本実施形態に係る多機能装置1は、多機能装置1で実行可能な各種の処理機能の作動を禁止する禁止状態と、この処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定することができるとともに、表示パネル7に表示される背景画像(以下、壁紙という。)に関連付けて、禁止状態から許可状態への変更(以下、セキュリティ解除という。)、又は許可状態から禁止状態への変更(以下、セキュリティ設定という。)を行うことができることを特徴としている。
3.1.特徴的作動の概略
本実施形態に係る多機能装置1は、多機能装置1で実行可能な各種の処理機能の作動を禁止する禁止状態と、この処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定することができるとともに、表示パネル7に表示される背景画像(以下、壁紙という。)に関連付けて、禁止状態から許可状態への変更(以下、セキュリティ解除という。)、又は許可状態から禁止状態への変更(以下、セキュリティ設定という。)を行うことができることを特徴としている。
3.2.セキュリティ設定
本実施形態では、壁紙用の画像データを設定する際に、壁紙として設定する画像データをセキュリティ解除を行うための鍵情報としてセキュリティ設定を行う手法(以下、第1設定方法という。)と、既に壁紙用の画像データが設定されている場合に、その壁紙として既に設定されている画像データをセキュリティ解除を行うための鍵情報としてセキュリティ設定を行う手法(以下、第2設定方法という。)とがある。
本実施形態では、壁紙用の画像データを設定する際に、壁紙として設定する画像データをセキュリティ解除を行うための鍵情報としてセキュリティ設定を行う手法(以下、第1設定方法という。)と、既に壁紙用の画像データが設定されている場合に、その壁紙として既に設定されている画像データをセキュリティ解除を行うための鍵情報としてセキュリティ設定を行う手法(以下、第2設定方法という。)とがある。
3.2.1.第1設定方法
図2及び図3は、表示パネル7に表示されるガイダンス(案内)画面を第1設定方法による設定手順に沿って示したフローチャートである。
図2及び図3は、表示パネル7に表示されるガイダンス(案内)画面を第1設定方法による設定手順に沿って示したフローチャートである。
そして、操作パネル5がユーザにより操作されて、多機能装置1で実行可能な処理を設定するためのメニュー画面G1(図2参照)が表示パネル7に表示され、メニュー画面G1の「基本設定」がユーザにより選択されると、基本設定画面G3が表示パネル7に表示される。
次に、基本設定画面G3の「画面設定」がユーザにより選択されると、画面設定画面G5が表示パネル7に表示され、画面設定画面G5の「壁紙設定」が選択されると、壁紙設定画面G7が表示パネル7に表示される。
なお、壁紙設定画面G7の「壁紙1」〜「壁紙3」とは、多機能装置1の記憶部9に予め記憶されている3種類の壁紙用画像データを壁紙として設定する旨を示しており、壁紙設定画面G7の「メディアから取得」とは、接続部11に接続された外部記憶装置20等の着脱可能な記録媒体(メディア)に記憶されている画像データを壁紙用画像データとして設定する旨を示している。
ここで、「画像データ」とは、文字(テキスト)データ及び図形データのうち少なくとも1つのデータを含むデータをいい、図形データとは、写真データやグラフィックデータ等の文字データ以外のデータや文字を図案化(デザイン化)したデータ等をいう。
そして、壁紙設定画面G7の「壁紙1」〜「壁紙3」のいずれかがユーザにより選択された場合には、選択された壁紙用の画像データをセキュリティ解除を行うための鍵情報としてセキュリティ設定を行うか否かの選択をユーザに対して促す画面G13(図3参照)が表示パネル7に表示される。
一方、壁紙設定画面G7の「メディアから取得」がユーザにより選択された場合には、外部記憶装置20(メディア)を接続部11に挿入すべき旨のメッセージG9(図2参照)が表示パネル7に表示され、外部記憶装置20が接続部11に挿入されると、外部記憶装置20に記憶・保持されている画像データが多機能装置1に読み込まれ、そのファイル名(データ名)及び画像データの概要G11が表示パネル7に表示される。
そして、表示パネル7に表示された概要G11の中のいずれかの画像データがユーザにより選択された場合には、選択された壁紙用の画像データをセキュリティ解除を行うための鍵情報として用いるか否かの選択をユーザに対して促す画面G13が表示パネル7に表示される。
このとき、セキュリティ設定を行わない旨(G13の「いいえ」)がユーザにより選択されると、選択された画像データが壁紙として表示パネル7に表示されて、表示パネル7が待機状態G15となる。
一方、セキュリティ設定を行う旨(G13の「はい」)がユーザにより選択されると、外部記憶装置20を接続部11に挿入すべきことを促すメッセージG17が表示部7に表示され、外部記憶装置20が接続部11に挿入されると、セキュリティ解除を行うための鍵情報として設定された壁紙用の画像データが、接続部11に挿入された外部記憶装置20に書き込まれるとともに、その旨を意図する画像G19が表示パネル7に表示される。
そして、外部記憶装置20への画像データの書き込みが終了すると、外部記憶装置20を接続部11から取り外すよう促すメッセージG21が表示パネル7に表示された後、表示パネル7に壁紙及びセキュリティ設定がされた旨の画面G23が表示される。
なお、記憶部9内にセキュリティ設定データの記憶領域を設けておき、セキュリティ解除を行うための鍵情報として設定された壁紙用の画像データは、その領域に別途記憶される構成であってもよい。
3.2.2.第2設定方法
図4及び図3は、表示パネル7に表示されるガイダンス(案内)画面を第2設定方法による設定手順に沿って示したフローチャートである。なお、図3は第1設定方法と同じであり、画面G13が表示される前の操作手順のみ第1設定方法と異なるので、以下、図4に示す手順についてのみ説明する。
図4及び図3は、表示パネル7に表示されるガイダンス(案内)画面を第2設定方法による設定手順に沿って示したフローチャートである。なお、図3は第1設定方法と同じであり、画面G13が表示される前の操作手順のみ第1設定方法と異なるので、以下、図4に示す手順についてのみ説明する。
第2設定方法は、セキュリティ設定が未だされていない場合であって、既に壁紙用の画像データのみが設定されているときに実行可能な設定方法である。
すなわち、セキュリティ設定が未だされていない場合であって、既に壁紙用の画像データのみが設定されているときには、壁紙として設定された画像データG25が表示パネル7に表示されている。
すなわち、セキュリティ設定が未だされていない場合であって、既に壁紙用の画像データのみが設定されているときには、壁紙として設定された画像データG25が表示パネル7に表示されている。
そして、この状態で外部記憶装置20が接続部11に挿入(接続)されると、挿入された外部記憶装置20に記憶・保存されている画像データが取得される。そして、現在、壁紙として設定されている画像データと一致する画像データが、挿入された外部記憶装置20に保存されているか否かが、後述する手法に従って判定され、かつ、その旨の画面G27が表示パネル7に表示される。
このとき、壁紙として設定されている画像データと一致する画像データが外部記憶装置20に保存されていると判定された場合には、画面G13が表示パネル7に表示されるので、以降は、第1設定方法と同一手順に従ってセキュリティ設定を行うことができる。
一方、壁紙として設定されている画像データと一致する画像データが外部記憶装置20に保存されていないと判定された場合には、セキュリティ設定が実行されることなく、壁紙が表示された初期画面(待ち受け画面)G29が表示パネル7に表示される。
また、初期画面(待ち受け画面)G25が表示パネル7に表示されている状態で、コンピュータ(図1のPC)から送信されてきたデータを印字データとして受信した場合には、現在、壁紙として設定されている画像データ(以下、設定データという。)と受信した受信データとが一致するか否か、つまり設定データと一致する画像データが受信データに含まれているか否かが、後述する手法に従って判定され、かつ、その旨の画面G31が表示パネル7に表示される。
このとき、設定データと受信データとが一致すると判定された場合には、画面G13が表示パネル7に表示されるので、以降は、第1設定方法と同一手順に従ってセキュリティ設定を行うことができる。
一方、設定データと受信データとが一致しないと判定された場合には、セキュリティ設定が実行されることなく、受信データは印刷を目的としたデータであると見なされる。そして、印刷する旨のメッセージG33が表示パネル7に表示された後、受信データの印刷が終了したときに、壁紙が表示された初期画面(待ち受け画面)G35が表示パネル7に表示される。
3.3.セキュリティ設定の処理
図5〜図8は、第1設定方法及び第2設定方法を実行する際に制御部(CPU)15で実行される処理を示すフローチャートである。
図5〜図8は、第1設定方法及び第2設定方法を実行する際に制御部(CPU)15で実行される処理を示すフローチャートである。
3.3.1.主処理
図5に示す主処理は、多機能装置1の電源スイッチ(図示せず。)が投入されたときに起動し、電源スイッチが遮断されたときに終了するものであり、電源スイッチが投入されている間に繰り返し実行される処理である。この処理が起動されると、先ず、外部記憶装置20が接続部11に接続(挿入)されたか否かが判定され(S1)、外部記憶装置20が接続されていると判定された場合には(S1:YES)、壁紙が既に設定されているか否かが判定される(S3)。
図5に示す主処理は、多機能装置1の電源スイッチ(図示せず。)が投入されたときに起動し、電源スイッチが遮断されたときに終了するものであり、電源スイッチが投入されている間に繰り返し実行される処理である。この処理が起動されると、先ず、外部記憶装置20が接続部11に接続(挿入)されたか否かが判定され(S1)、外部記憶装置20が接続されていると判定された場合には(S1:YES)、壁紙が既に設定されているか否かが判定される(S3)。
そして、壁紙が設定されていると判定された場合には(S3:YES)、接続された外部記憶装置20に記憶・保存されている画像データが取得されるととともに、現在、壁紙として設定されている画像データ(設定データ)と一致する画像データが、外部記憶装置20に保存されているか否かが、後述する手法に従って判定される(S5)。
このとき、設定データと一致する画像データが外部記憶装置20に保存されていると判定された場合には(S5:YES)、現在の設定データをセキュリティ解除を行うための鍵情報として用いるか否かがユーザの選択(画面G13参照)に基づいて判定される(S21)。
セキュリティ設定を行わない旨がユーザにより選択されたと判定された場合には(S21:NO)、その他の処理が実行された後(S24)、再び、S1が実行される。なお、「その他の処理」とは、例えば、画面設定画面G5の「壁紙設定」以外が選択されたときに実行される処理(例えば、記録紙設定やファックス等)をいう。
一方、セキュリティ設定を行う旨がユーザにより選択されたと判定された場合には(S21:YES)、セキュリティ選択設定処理(詳細は後述する。)が実行された後(S23)、再び、S1が実行される。
また、S1にて外部記憶装置20が接続されていないと判定された場合(S1:NO)、S3にて壁紙が設定されていないと判定された場合(S3:NO)、又は設定データと一致する画像データが外部記憶装置20に保存されていないと判定された場合には(S5:NO)、コンピュータから送信されてきたデータを受信したか否かが判定される(S7)。
そして、コンピュータから送信されてきたデータを受信したと判定された場合には(S7:YES)、壁紙が既に設定されているか否かが判定され(S39)、壁紙が設定されていると判定された場合には(S9:YES)、受信した受信データと設定データとが一致するか否かがS5と同様な手法にて判定される(S11)。
このとき、設定データと受信データとが一致すると判定された場合には(S11:YES)、S21が実行され、一方、設定データと受信データとが一致しないと判定された場合(S11:NO)、又はS9にて壁紙が設定されていないと判定された場合には(S9:NO)、受信データはセキュリティ設定のためのデータではなく、印刷のための印刷データであるとみなされ、S7にて受信した受信データが印刷される(S13)。
また、S7にてデータを受信していないと判定された場合には(S7:NO)、画面設定画面G5が表示パネル7に表示されているか否かが判定され(S14)、画面設定画面G5が表示されていると判定された場合、つまり画面G1を経て画面G3の画面設定が選択された場合(S14:YES)、又はS13にて印刷処理が終了した場合には、画面設定画面G5の「壁紙設定」がユーザにより選択されたか否かが判定される(S15)。
そして、「壁紙設定」が選択されていないと判定された場合(S15:NO)、又は画面設定画面G5が表示されていないと判定された場合には(S14:NO)、その他の処理が実行された後(S24)、再び、S1が実行される。
一方、「壁紙設定」が選択されたと判定された場合には(S15:YES)、壁紙設定画面G7の「壁紙1」〜「壁紙3」又は「メディアから取得」のいずれかユーザにより選択されたかに基づいて、壁紙用の画像データをどこから取得すべきかが判定される(S17)。
そして、「壁紙1」〜「壁紙3」のいずれかが選択されたと判定された場合には(S17:記憶部内画像)、その選択された画像データを設定データとしてS21が実行される。
なお、設定データとなる画像データ(壁紙)には、その旨が識別可能な識別情報を付加しておき、以降の処理において、設定データとの一致・不一致の判定を行う際には、上記識別情報に基づいて設定データを参照する。
一方、「メディアから取得」が選択されたと判定された場合には(S17:外部記憶装置)、外部記憶装置画像選択処理(詳細は後述する。)が実行された後(S19)、選択された画像データを設定データとしてS21が実行される。
3.3.2.壁紙画像比較処理(図6参照)
壁紙画像比較処理とは、設定データと受信データとが一致しているか否か(図5のS11)、又は設定データと外部記憶装置20から取得した画像データとが一致しているか否か(図5のS5)を判定するための処理であり、以下、設定データと外部記憶装置20から取得した画像データ(以下、単に、画像データという。)とが一致しているか否かを例に説明する。
壁紙画像比較処理とは、設定データと受信データとが一致しているか否か(図5のS11)、又は設定データと外部記憶装置20から取得した画像データとが一致しているか否か(図5のS5)を判定するための処理であり、以下、設定データと外部記憶装置20から取得した画像データ(以下、単に、画像データという。)とが一致しているか否かを例に説明する。
すなわち、画像データは、前述したように、文字データ及び図形データのうち少なくとも1つのデータを含むデータであり、かつ、画像データには、通常、文字データや図形データ等の印字出力や表示出力に使用される本来的なデータ(以下、このデータを本体データという。)に加えて、データの名称や作成もしくは更新日時、又はサムネイル画像情報等の付加情報が付加されている。つまり、画像データ及び設定データは、本体データ及び付加情報から構成されている。
なお、付加情報は、名称や作成又は更新日時のみに限定されるものではなく、例えば画像データがデジタルカメラにて作成された場合には、デジタルカメラの製造メーカ名、デジタルカメラのモデル名及び撮影日時も付加情報として本体データに付加される。
そこで、本実施形態では、設定データ及び画像データにおいて、本体データのうち少なくとも一部が一致した場合、又は付加情報のうち少なくとも一部が一致した場合には、設定データと画像データとが一致すると判定している。
つまり、壁紙画像比較処理においては、例えば図6に示す処理が起動され、先ず、設定データ及び画像データにおいて付加情報のうち少なくとも一部が一致するか否かが判定され(S31)、付加情報のうち少なくとも一部が一致すると判定された場合には(S31:YES)、設定データ及び画像データにおいて本体データのうち少なくとも一部が一致するか否か判定される(S33)。
そして、S33において、本体データのうち少なくとも一部が一致すると判定された場合には(S33:YES)、設定データと画像データとが一致すると判定し、それ以外の場合には(S31:NO、S33:NO)、設定データと画像データとが一致しない判定している。
なお、図6では、付加情報のうち少なくとも一部が一致し、かつ、本体データのうち少なくとも一部が一致した場合に設定データと画像データとが一致すると判定したが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、付加情報又は本体データのうち少なくとも一部が一致する場合に設定データと画像データとが一致すると判定してもよい。
3.3.3.セキュリティ選択設定処理(図7参照)
セキュリティ選択設定処理(図5のS23)とは、図7に示すように、セキュリティ設定がされたときに、鍵情報となる設定データ、つまり、現在、壁紙として設定されている画像データを外部記憶装置20に書き込むための処理である。
セキュリティ選択設定処理(図5のS23)とは、図7に示すように、セキュリティ設定がされたときに、鍵情報となる設定データ、つまり、現在、壁紙として設定されている画像データを外部記憶装置20に書き込むための処理である。
すなわち、セキュリティ選択設定処理が起動されると、先ず、接続部11に外部記憶装置20が接続(挿入)されているか否かが判定され(S35)、外部記憶装置20が接続されていると判定された場合には(S35:YES)、壁紙として設定されている画像データ(設定データ)をデータの削除を禁止する属性を付加した上で外部記憶装置20に書き込み(S37)、本処理が終了する。
また、外部記憶装置20が接続されていないと判定された場合には(S35:NO)、セキュリティ選択設定処理が起動された時から所定時間(例えば、60秒)が経過したか否かが判定され(S39)、所定時間が経過していないと判定された場合には(S39:NO)、再び、S35が実行され、一方、所定時間が経過したと判定された場合には(S39:YES)、本処理が終了する。
3.3.4.外部記憶装置画像選択処理(図8参照)
外部記憶装置画像選択処理(図5のS19)は、図8に示すように、壁紙として設定する画像データを接続部11に接続された外部記憶装置20の中から選択可能とするための処理である。
外部記憶装置画像選択処理(図5のS19)は、図8に示すように、壁紙として設定する画像データを接続部11に接続された外部記憶装置20の中から選択可能とするための処理である。
そして、外部記憶装置画像選択処理が起動されると、先ず、接続部11に外部記憶装置20が接続(挿入)されているか否かが判定され(S41)、外部記憶装置20が接続されていないと判定された場合には(S41:NO)、外部記憶装置20が接続されるまで待機状態となる。
一方、外部記憶装置20が接続されていると判定された場合には(S41:YES)、外部記憶装置20に記憶されている全ての画像データの情報が取得され、その取得された画像データのファイル名(データ名)及び画像データの概要が表示パネル7に表示される(S43)。
そして、表示パネル7を介していずれかの画像データがユーザにより選択されると、その選択された画像データが壁紙用の画像データとして選択され(S45)、選択された画像データが外部記憶装置20から取得されて、設定データとして記憶部9に記憶・保持された後(S47)、本処理が終了する。
3.4.セキュリティ解除
本実施形態では、記憶部9に保持されている設定データと同一の画像データが記憶されている外部記憶装置20を接続部11に接続(挿入)する(以下、この解除方法を第1解除方法という。)、又は設定データと同一の画像データをコンピュータ等から多機能装置1に送信する(以下、この解除方法を第2解除方法という。)ことにより、セキュリティ解除を行うことができる。
本実施形態では、記憶部9に保持されている設定データと同一の画像データが記憶されている外部記憶装置20を接続部11に接続(挿入)する(以下、この解除方法を第1解除方法という。)、又は設定データと同一の画像データをコンピュータ等から多機能装置1に送信する(以下、この解除方法を第2解除方法という。)ことにより、セキュリティ解除を行うことができる。
すなわち、図9は、セキュリティ設定状態からのセキュリティ解除時に、表示パネル7に表示されるガイダンス(案内)画面を手順に沿って示したフローチャートである。
そして、セキュリティ設定がされ、かつ、表示パネル7に壁紙G41が設定表示されている場合に、外部記憶装置20(図9においては、「メディア」と表記)が接続部11に挿入(接続)されると、表示パネル7にその旨の表示G43がされるとともに、設定データと同一の画像データが外部記憶装置20に記憶されているか否かが判定される。
そして、セキュリティ設定がされ、かつ、表示パネル7に壁紙G41が設定表示されている場合に、外部記憶装置20(図9においては、「メディア」と表記)が接続部11に挿入(接続)されると、表示パネル7にその旨の表示G43がされるとともに、設定データと同一の画像データが外部記憶装置20に記憶されているか否かが判定される。
このとき、設定データと同一の画像データが外部記憶装置20に記憶されている場合には、その旨及びセキュリティ解除を行う旨の表示G45が表示された後、セキュリティ解除がされ、表示パネル7に再び壁紙として設定された画像G47が表示される。
なお、セキュリティ設定がされている場合には、表示パネル7にその旨の画像G41が表示されているが、セキュリティ解除がされると、セキュリティ設定がされている旨の表示は削除される。
また、セキュリティ設定がされ、かつ、表示パネル7に壁紙G41が設定表示されている場合に、コンピュータから送信されるデータ又はファクシミリデータを受信すると、表示パネル7にその旨の表示G49がされるとともに、設定データと同一の画像データが受信データに含まれているか否かが判定される。
このとき、設定データと同一の画像データが受信データに含まれている場合には、その旨及びセキュリティ解除を行う旨の表示G51が表示された後、セキュリティ解除がされ、表示パネル7に再び壁紙として設定された画像G47が表示される。
3.4.1.第1解除方法の詳細(図10参照)
図10は、第1解除方法の詳細処理を示すフローチャートであり、この処理は、多機能装置1の電源スイッチ(図示せず。)が投入されたときに起動し、電源スイッチが遮断されたときに終了する。
図10は、第1解除方法の詳細処理を示すフローチャートであり、この処理は、多機能装置1の電源スイッチ(図示せず。)が投入されたときに起動し、電源スイッチが遮断されたときに終了する。
そして、図10に示す処理が起動すると、外部記憶装置20が接続部11に挿入(接続)されたか否かが判定され(S51)、外部記憶装置20が挿入されていないと判定された場合には(S51:NO)、外部記憶装置20の挿入を待つ待機状態となり、一方、外部記憶装置20が挿入されたと判定された場合には(S51:YES)、セキュリティ設定がされているか否かが判定される(S53)。
このとき、セキュリティ設定がされていないと判定された場合には(S53:NO)、再び、S51が実行され、一方、セキュリティ設定がされていると判定された場合には(S53:YES)、壁紙画像比較処理(図6参照)が実行される(S55)。
そして、設定データと外部記憶装置20に記憶されている画像データとが一致すると判定された場合には(S55:一致)、セキュリティ解除がされた後(S57)、再び、S51が実行され、一方、設定データと外部記憶装置20に記憶されている画像データとが一致しない判定された場合には(S55:不一致)、セキュリティ解除がされることなく、再び、S51が実行される。
3.4.2.第2解除方法の詳細(図11参照)
図11は、第1解除方法の詳細処理を示すフローチャートであり、この処理は、多機能装置1の電源スイッチ(図示せず。)が投入されたときに起動し、電源スイッチが遮断されたときに終了する。
図11は、第1解除方法の詳細処理を示すフローチャートであり、この処理は、多機能装置1の電源スイッチ(図示せず。)が投入されたときに起動し、電源スイッチが遮断されたときに終了する。
そして、図11に示す処理が起動すると、コンピュータ等から送信されてきたデータを受信したか否かが判定され(S61)、データを受信していないと判定された場合には(S61:NO)、データの受信を待つ待機状態となり、一方、データを受信したと判定された場合には(S61:YES)、その受信した受信データが印刷処理を実行すべき印字データであるか否かが判定される(S63)。
このとき、受信データが印字データでないと判定された場合には(S63:NO)、受信したデータが破棄された後(S71)、再び、S61が実行され、一方、受信データが印字データであると判定された場合には(S63:YES)、セキュリティ設定がされているか否かが判定される(S65)。
このとき、セキュリティ設定がされていないと判定された場合には(S65:NO)、受信データが印刷された後(S73)、再び、S61が実行され、一方、セキュリティ設定がされていると判定された場合には(S65:YES)、壁紙画像比較処理(図6参照)が実行される(S67)。
そして、設定データと受信データに含まれている画像データとが一致すると判定された場合には(S67:一致)、セキュリティ解除がされた後(S69)、再び、S61が実行され、一方、設定データと受信データに含まれている画像データとが一致しない判定された場合には(S67:不一致)、セキュリティ解除がされることなく、再び、S61が実行される。
4.本実施形態に係る多機能装置の特徴
本実施形態では、外部記憶装置20に記憶されている画像データと壁紙として設定された画像データ(設定データ)とが一致していると判定された場合に(S55:一致)、装置の作動状態を禁止状態から許可状態に変更するので(S57)、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されている外部記憶装置20を接続部11に接続することにより、容易に禁止状態を許可状態に変更することができる。
本実施形態では、外部記憶装置20に記憶されている画像データと壁紙として設定された画像データ(設定データ)とが一致していると判定された場合に(S55:一致)、装置の作動状態を禁止状態から許可状態に変更するので(S57)、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されている外部記憶装置20を接続部11に接続することにより、容易に禁止状態を許可状態に変更することができる。
また、本実施形態では、設定データに対して、削除を禁止する属性を付加した属性付き設定データを作成し、この作成されたデータを外部記憶装置20に書き込むので(S37)、外部記憶装置20に書き込まれた設定データと一致するデータが、誤って削除されてしまうことを未然に防止できる。
また、本実施形態では、受信データと設定データとが一致していると判定された場合に(S67:一致)、禁止状態を許可状態に変更するので(S69)、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されているデータを外部から多機能装置1に送信することにより、装置の作動状態を禁止状態から許可状態に容易に変更することができる。
また、本実施形態では、禁止状態が設定されている場合において、受信データが設定データと異なるとき、受信データを破棄することにより受信データの処理の実行を禁止するので(S71)、受信データが設定データと異なるときには、禁止状態が維持され、情報処理装置の禁止状態に反して受信データに関わる処理が実行されることを防止できる。
また、本実施形態では、接続部11に接続された外部記憶装置20に記憶されている画像データと設定データとが一致していると判定された場合に(S5:YES)、装置の作動状態を許可状態から禁止状態に容易に変更可能となるので、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されている外部記憶装置20を接続部11に接続することにより、容易に許可状態を禁止状態に変更することができる。
また、本実施形態では、受信データと設定データとが一致していると判定された場合に(S11:YES)、許可状態を禁止状態に変更可能とするので、ユーザはパスワードを入力する必要はなく、設定データと一致するデータが記憶されているデータを多機能装置1に外部から送信することにより、容易に許可状態を禁止状態に変更することができる。
また、本実施形態では、表示パネル7に表示する壁紙の指定に関連付けて容易に設定データを設定できるので、設定データをユーザが指定するための専用の作業が不要となり、多機能装置1の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態のごとく、少なくとも図形を示すデータを含む画像データにより設定データを構成すれば、多機能装置1の安全性を高めることができる。
すなわち、通常、図形を示すデータを含む画像データは、パスワード等のテキスト情報に比べて、データサイズが大きく複雑であるので、複製データを容易に作成することができない。したがって、図形を示すデータを含む画像データにより設定データを構成すれば、多機能装置1の安全性を高めることができる。
すなわち、通常、図形を示すデータを含む画像データは、パスワード等のテキスト情報に比べて、データサイズが大きく複雑であるので、複製データを容易に作成することができない。したがって、図形を示すデータを含む画像データにより設定データを構成すれば、多機能装置1の安全性を高めることができる。
(第2実施形態)
第1施形態では、設定データと同一の画像データが記憶されている外部記憶装置20が接続部11に接続されたとき、又は設定データと同一の画像データをコンピュータ等から多機能装置1に送信されたときには、自動的にセキュリティ解除が実行されたが、本実施形態では、実際にセキュリティ解除が実行される前に、その旨の確認がユーザに対して行われるものである。
第1施形態では、設定データと同一の画像データが記憶されている外部記憶装置20が接続部11に接続されたとき、又は設定データと同一の画像データをコンピュータ等から多機能装置1に送信されたときには、自動的にセキュリティ解除が実行されたが、本実施形態では、実際にセキュリティ解除が実行される前に、その旨の確認がユーザに対して行われるものである。
すなわち、図12は、セキュリティ解除時に、表示パネル7に表示されるガイダンス(案内)画面を手順に沿って示したフローチャートである。
そして、セキュリティ設定がされ、かつ、表示パネル7に壁紙G53が設定表示されている場合に、外部記憶装置20(図12においては、「メディア」と表記)が接続部11に挿入(接続)されると、表示パネル7にその旨の表示G55が表示されるとともに、設定データと同一の画像データが外部記憶装置20に記憶されているか否かが判定される。
そして、セキュリティ設定がされ、かつ、表示パネル7に壁紙G53が設定表示されている場合に、外部記憶装置20(図12においては、「メディア」と表記)が接続部11に挿入(接続)されると、表示パネル7にその旨の表示G55が表示されるとともに、設定データと同一の画像データが外部記憶装置20に記憶されているか否かが判定される。
このとき、設定データと同一の画像データが外部記憶装置20に記憶されている場合には、その旨及びセキュリティ解除を実際に行うか否かの確認メッセージG57が表示された後、セキュリティ解除を行う旨がユーザにより指示された場合には、実際にセキュリティ解除がされ、表示パネル7に再び壁紙として設定された画像G59が表示される。
一方、セキュリティ解除をしない旨がユーザにより指示された場合には、セキュリティ解除がされることなく、表示パネル7に壁紙として設定された画像及びセキュリティ設定がされていることを示す画像G61が表示される。
また、セキュリティ設定がされ、かつ、表示パネル7に壁紙G53が設定表示されている場合に、コンピュータから送信されるデータ又はファクシミリデータを受信すると、表示パネル7にその旨の表示G63がされるとともに、設定データと同一の画像データが受信データに含まれているか否かが判定される。
このとき、設定データと同一の画像データが受信データに含まれている場合には、その旨及びセキュリティ解除を実際に行うか否かの確認メッセージG65が表示された後、セキュリティ解除を行う旨がユーザにより指示された場合には、実際にセキュリティ解除がされ、表示パネル7に再び壁紙として設定された画像G59が表示される。
一方、セキュリティ解除をしない旨がユーザにより指示された場合には、セキュリティ解除がされることなく、表示パネル7に壁紙として設定された画像及びセキュリティ設定がされていることを示す画像G61が表示される。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、多機能装置に本発明に係る情報処理装置を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるもではなく、他の装置にも適用することができる。
上述の実施形態では、多機能装置に本発明に係る情報処理装置を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるもではなく、他の装置にも適用することができる。
また、上述の実施形態では、画像データとして、付加情報及び本体データからなるデータを例に本発明を説明したが、本発明の画像データはこれに限定されるものではなく、例えば、外部記憶装置20に書き込まれる画像データとして、セキュリティ解除を行うための鍵情報である旨の情報を新たに付加してもよい。
また、図5、図10、図11の処理は、本実施形態の説明を分かりやすくするために、別々のフローチャートとして説明したが、いずれも多機能装置1の電源スイッチ(図示せず。)が投入されたときに起動し、電源スイッチが遮断されたときに終了するものであるため、一つの処理として実現することも可能である。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、多機能装置が備える処理機能として、表示部に背景画像を表示する機能を例とし、処理機能を実行させる際に用いられるデータが壁紙のデータである場合について説明した。これに対し、処理機能として、PC等の表示画面において利用されているスクリーンセイバー(動画)を表示する機能を用い、スクリーンセイバーのデータを処理機能を実行させる際に用いられるデータとして、本実施形態に関わる装置の作動状態の切り替え制御を行なうように構成してもよい。また、電話機能を備えるものであれば、着信音(呼出音)として設定されているデータに基づいて装置の作動状態の切り替え制御を行なうように構成してもよい。
例えば、上述の実施形態では、多機能装置が備える処理機能として、表示部に背景画像を表示する機能を例とし、処理機能を実行させる際に用いられるデータが壁紙のデータである場合について説明した。これに対し、処理機能として、PC等の表示画面において利用されているスクリーンセイバー(動画)を表示する機能を用い、スクリーンセイバーのデータを処理機能を実行させる際に用いられるデータとして、本実施形態に関わる装置の作動状態の切り替え制御を行なうように構成してもよい。また、電話機能を備えるものであれば、着信音(呼出音)として設定されているデータに基づいて装置の作動状態の切り替え制御を行なうように構成してもよい。
1…多機能装置、3…印刷部、5…操作パネル、7…表示パネル、9…記憶部、
11…接続部、15…制御部、20…外部記憶装置。
11…接続部、15…制御部、20…外部記憶装置。
Claims (15)
- 情報を処理する処理機能を有する情報処理装置であって、
着脱可能な記録媒体が接続される接続手段と、
データを記憶保持する保持手段と、
前記接続手段に接続された記録媒体に記憶されているデータを読み取る読取手段と、
前記処理機能の作動を禁止する禁止状態と前記処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段と、
前記禁止状態が設定されている場合において、前記読取手段により読み取られた読取データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして前記保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記読取データと前記設定データとが一致していると判定された場合に、前記禁止状態を前記許可状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 情報を処理する処理機能を有する情報処理装置であって、
着脱可能な記録媒体が接続される接続手段と、
データを記憶保持する保持手段と、
前記接続手段に接続された記録媒体に記憶されているデータを読み取る読取手段と、
前記処理機能の作動を禁止する禁止状態と前記処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段と、
前記許可状態が設定されている場合において、前記読取手段により読み取られた読取データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして前記保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記読取データと前記設定データとが一致していると判定された場合に、前記許可状態を前記禁止状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記設定データに対して、削除を禁止する属性を付加した属性付き設定データを作成する作成手段と、
前記作成手段により作成された前記属性付き設定データを前記接続手段に接続された記録媒体に書き込む書込手段と
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 情報を処理する処理機能を有する情報処理装置であって、
外部から送信されてきたデータを受信する受信手段と、
データを記憶保持する保持手段と、
前記処理機能の作動を禁止する禁止状態と前記処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段と、
前記禁止状態が設定されている場合において、前記受信手段により受信された受信データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして前記保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記受信データと前記設定データとが一致していると判定された場合に、前記禁止状態を前記許可状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 情報を処理する処理機能を有する情報処理装置であって、
外部から送信されてきたデータを受信する受信手段と、
データを記憶保持する保持手段と、
前記処理機能の作動を禁止する禁止状態と前記処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段と、
前記許可状態が設定されている場合において、前記受信手段により受信された受信データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして前記保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記受信データと前記設定データとが一致していると判定された場合に、前記許可状態を前記禁止状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記禁止状態が設定されている場合において、前記受信データが前記設定データと異なるとき、前記受信データに関わる処理の実行を禁止する禁止手段を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
- 前記処理機能として、各種情報を表示する表示部に背景画像を表示する機能を有し、
ユーザからの指示に基づいて前記表示部に表示する背景画像を指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された背景画像を前記設定データとして前記保持手段に記憶させる設定データ記憶手段と
を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 前記指定手段は、接続された記録媒体に記憶されている画像の中から背景画像を指定可能であることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
- 前記指定手段は、既に内部に記憶されている画像の中から背景画像を指定可能であることを特徴とする請求項7又は8に記載の情報処理装置。
- 前記設定データは、少なくとも図形を示すデータを含む画像データであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
- 前記判定手段は、前記読取データ又は前記受信データのうち図形を示す画像データと、前記設定データのうち図形を示す画像データとを比較して判定することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
- 情報を処理する処理機能を有し、着脱可能な記録媒体が接続される接続手段、及びデータを記憶保持する保持手段を備える情報処理装置の制御用コンピュータに組み込まれて作動するプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記接続手段に接続された記録媒体に記憶されているデータを読み取る読取手段、
前記処理機能の作動を禁止する禁止状態と前記処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段、
前記禁止状態が設定されている場合において、前記読取手段により読み取られた読取データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして前記保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段、並びに
前記判定手段により前記読取データと前記設定データとが一致していると判定された場合に、前記禁止状態を前記許可状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 情報を処理する処理機能を有し、外部から送信されてきたデータを受信する受信手段、及びデータを記憶保持する保持手段を備える情報処理装置の制御用コンピュータに組み込まれて作動するプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記処理機能の作動を禁止する禁止状態と前記処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段、
前記禁止状態が設定されている場合において、前記受信手段により受信された受信データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして前記保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段、並びに
前記判定手段により前記受信データと前記設定データとが一致していると判定された場合に、前記禁止状態を前記許可状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 情報を処理する処理機能を有し、着脱可能な記録媒体が接続される接続手段、及びデータを記憶保持する保持手段を備える情報処理装置の制御用コンピュータに組み込まれて作動するプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記接続手段に接続された記録媒体に記憶されているデータを読み取る読取手段、
前記処理機能の作動を禁止する禁止状態と前記処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段、
前記許可状態が設定されている場合において、前記読取手段により読み取られた読取データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして前記保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段、並びに
前記判定手段により前記読取データと前記設定データとが一致していると判定された場合に、前記許可状態を前記禁止状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 情報を処理する処理機能を有し、外部から送信されてきたデータを受信する受信手段、及びデータを記憶保持する保持手段を備える情報処理装置の制御用コンピュータに組み込まれて作動するプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記処理機能の作動を禁止する禁止状態と前記処理機能の作動を許可する許可状態とを選択的に設定するための設定手段、
前記許可状態が設定されている場合において、前記受信手段により受信された受信データと、ユーザにより設定された処理機能を実行させる際に用いられるデータとして前記保持手段に記憶されている設定データとが一致しているか否かを判定する判定手段、並びに
前記判定手段により前記受信データと前記設定データとが一致していると判定された場合に、前記許可状態を前記禁止状態に変更するように前記設定手段に指示する変更手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
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