JP2009176886A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】露出した面に形成された凹部側壁の凹凸を低減して、凹部の側壁の表面荒れが原因の半導体装置の特性劣化を防ぐ。
【解決手段】露出した面に凹部104が形成された基板(100)表面側から、基板の表面に対して斜めの方向からガスクラスタイオンビーム200を照射することにより凹部104の側壁にガスクラスタイオンビーム200を照射する。
【選択図】図7

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体素子の微細化・高集積化が進み、高速化されている。しかし、半導体装置の微細化により、従来それほど問題でなかった表面の荒れが問題となってきている。
たとえば、近年、配線材料として比抵抗値の小さい銅が用いられるようになっているが、銅配線の形成過程でも配線溝やビアホールの溝パターン側壁の荒れが問題となっている。銅多層配線は、以下に説明するダマシンプロセス(damascene process)で形成される。まず、半導体基板上に絶縁膜(層間絶縁膜)を形成する。つづいて、絶縁膜に配線溝またはビアホールを形成する。次いで、配線溝またはビアホールにバリアメタル膜を形成する。その後、配線溝またはビアホールにシード銅膜を形成する。つづいて、シード銅膜をシードとして電解めっき法等により、配線溝またはビアホールを銅膜で埋め込む。次いで、配線溝またはビアホール外に露出した余剰の銅膜、シード銅膜、およびバリアメタル膜を化学機械研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)により除去する。この工程を繰り返すことにより、銅多層配線が形成される。
しかし、絶縁膜に溝パターンを形成する際に、溝パターンにラインエッジラフネス(Line Edge Roughness:LER)またはストライエーション(striation)と呼ばれる荒れが生じることがある。これにより、配線間隔が設計寸法よりも短くなる箇所ができて、そこでの配線間の漏洩電流の増加や絶縁耐性の低下が生じるという問題がある。
また、絶縁膜側壁が平坦であっても、側壁に堆積されるバリアメタル膜の表面が荒れている場合、薄い箇所でのバリア性の低下や側壁での電子の散乱により配線が高抵抗化するという問題がある。さらに、絶縁膜やバリアメタル膜が平坦であっても、バリアメタル膜上に堆積されるシード銅膜の表面が荒れている場合、マイクロボイドが生じたり、薄い箇所でシードが溶けることによる埋設不良が生じたりする。
また、銅配線の溝パターンに限らず、ゲート形成時等種々の微細パターン形成時に側壁の平坦性の不足により、問題が生じる。
LERやストライエーションを改善するために、種々の技術が検討されている。たとえば、特許文献1(特開2003−122009号公報)には、レジスト残りを生じにくいレジストパターンを形成するために、レジスト組成物を検討する技術が記載されている。また、たとえば特許文献2(特開2004−80033号公報)には、フォトレジストパターン上にシリコン酸化膜を薄く形成した後でドライエッチング工程を実施する技術が記載されている。これにより、フォトレジストパターンの薄型化現象を防止してエッチングプロファイルを維持することができるとされている。また、たとえば特許文献3(特開2005−109444号公報)には、ホールのストライエーションを低減するために、エッチングガスとして、炭素およびフッ素を含む化合物からなる活性種生成用のガスとキセノンガスを含む不活性ガスとを含む処理ガスをプラズマ化してエッチングを行う技術が記載されている。
ところで、平面材料の表面をエッチングまたはクリーニングするためにガスクラスタイオンビーム(GCIB)を用いることが知られている。特許文献4(特表2005−512312号公報)には、トレンチやビアのようなリセスを処理する方法として、ガスクラスタイオンビームをリセスの内部を通して基部または底部に直接あてる方法が記載されている。ここでは、リセスが延びる方向にほぼ平行にガスクラスタイオンビームをあてている。これにより、ビア等のリセスの側壁を著しくエッチングすることなく、リセス底部のバリア材料膜および汚染物をエッチングすることができるとされている。
特開2003−122009号公報 特開2004−80033号公報 特開2005−109444号公報 特表2005−512312号公報
しかし、特許文献1から3に記載の技術では、依然としてLERやストライエーションの改善が充分ではなかった。たとえば、微細パターンを形成する際に高感度のフォトレジストを用いた場合、フォトレジストの下層に高分子膜を設けて段階的にパターニングを行うことがある。そのような場合、特許文献1に記載されたように、レジスト組成物を改良しても、下地材料に起因するLERが生じることがあり、その場合は対応できない。また、特許文献2や特許文献3に記載されたように、エッチング手法やエッチングガスを工夫しても、LERを完全に防ぐことは難しい。また、特許文献4に記載の技術では、リセス底部のエッチングを行うことを目的としており、たとえば配線溝等の凹部の側壁の凹凸を低減することができなかった。
また、
本発明によれば、
露出した面に凹部が形成された基板の表面側から、前記基板の表面に対して斜めの方向からガスクラスタイオンビームを照射することにより前記凹部の側壁に前記ガスクラスタイオンビームを照射する工程を含む半導体装置の製造方法が提供される。
このようにすれば、凹部の側壁にガスクラスタイオンビームが照射されるので、凹部側壁の凹凸を低減することができる。これにより、上述したような銅配線形成過程における凹部の側壁の表面荒れが原因の配線間の漏洩電流の増加や絶縁耐性の低下等を防ぐことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、露出した面に形成された凹部側壁の凹凸を低減して、凹部の側壁の表面荒れが原因の半導体装置の特性劣化を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。以下では、基板が半導体ウェハである場合を例として説明する。
図1は、本実施の形態における、処理対象の半導体ウェハ100(基板)を模式的に示す平面図である。図中、それぞれ一点破線で示したA−A’線とB−B’線とは、互いに直交している。また、図示していないが、半導体ウェハ100表面には、スクライブ線がマトリクス状に設けられている。スクライブ線は、方向Aおよび方向Aに直交する方向Bに沿って設けられている。A−A’線は、スクライブ線の方向Aに平行に設けられており、B−B’線は、スクライブ線方向Bに平行に設けられている。
ここでは、半導体ウェハ100しか示していないが、半導体ウェハ100上には絶縁膜が形成されており、当該絶縁膜には凹部が形成された構成とすることができる。本実施の形態において、このような半導体ウェハ100を水平面に対して角度α傾けた状態で、ガスクラスタイオンビーム200を鉛直方向に照射する。これにより、半導体ウェハ100表面に対して斜めの方向からガスクラスタイオンビーム200が照射される。
ガスクラスタイオンビーム200の照射は、
半導体ウェハ100を第1の方向に傾けてガスクラスタイオンビームの照射方向と半導体ウェハ100の表面の法線とがなす角度が所定の角度となるようにした状態で、ガスクラスタイオンビームを走査して当該ガスクラスタイオンビームを半導体ウェハ100上の全面に照射する工程と、
半導体ウェハ100を第1の方向とは反対向きの第2の方向に傾けてガスクラスタイオンビームの照射方向と半導体ウェハ100の表面の法線とがなす角度が所定の角度となるようにした状態で、ガスクラスタイオンビームを走査して当該ガスクラスタイオンビームを半導体ウェハ100上の全面に照射する工程と、
半導体ウェハ100を第1の方向と直交する第3の方向に傾けてガスクラスタイオンビームの照射方向と半導体ウェハ100の表面の法線とがなす角度が所定の角度となるようにした状態で、ガスクラスタイオンビームを走査して当該ガスクラスタイオンビームを半導体ウェハ100上の全面に照射する工程と、
半導体ウェハ100を第3の方向と反対向きの第4の方向に傾けてガスクラスタイオンビームの照射方向と半導体ウェハ100の表面の法線とがなす角度が所定の角度となるようにした状態で、ガスクラスタイオンビームを走査して当該ガスクラスタイオンビームを半導体ウェハ100上の全面に照射する工程と、
により行うことができる。
具体的には、第1の方向に傾けるとは、半導体ウェハ100を図1のA−A’線のA側がA’側よりも高くなる方向に傾けること(後述する図2(c)参照)、第2の方向に傾けるとは、半導体ウェハ100をA’側がA側よりも高くなる方向に傾けること(後述する図2(b)参照)、第3の方向に傾けるとは、半導体ウェハ100をB−B’線のB側がB’側よりも高くなるように傾けること(後述する図3(c)参照)、そして第4の方向に傾けるとは、半導体ウェハ100をB’側がB側よりも高くなるように傾けること(後述する図3(b)参照)とすることができる。
以上の処理を、図面を用いて説明する。図2は、図1のA−A’断面図である。
図2(a)は、半導体ウェハ100を水平に保った状態を示す。この状態から、図2(b)に示すように、半導体ウェハ100を図1のA−A’線のA’側がA側よりも高くなるように傾ける。ここで、半導体ウェハ100表面と水平面がなす角度をαとする。この状態で、ガスクラスタイオンビーム200を鉛直方向に照射すると、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向(図中矢印の方向)と半導体ウェハ100表面の法線300とがなす角度もαとなる。この状態で、ガスクラスタイオンビーム200を半導体ウェハ100上全面に照射する。
つづいて、図2(c)に示すように、半導体ウェハ100を図1のA−A’線のA側がA’側よりも高くなるように傾ける。ここでも、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と半導体ウェハ100表面の法線300とがなす角度が上記角度αとなるようにする。この状態で、ガスクラスタイオンビーム200を半導体ウェハ100上全面に照射する。
図3は、図1のB−B’断面図である。図3(a)は、半導体ウェハ100を水平に保った状態を示す。この状態から、図3(b)に示すように、半導体ウェハ100を図1のB−B’線のB’側がB側よりも高くなるように傾ける。ここでも、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と半導体ウェハ100表面の法線300とがなす角度が上記角度αとなるようにする。この状態で、ガスクラスタイオンビーム200を半導体ウェハ100上全面に照射する。
つづいて、図3(c)に示すように、半導体ウェハ100を図1のB−B’線のB側がB’側よりも高くなるように傾ける。ここでも、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と半導体ウェハ100表面の法線300とがなす角度が上記角度αとなるようにする。この状態で、ガスクラスタイオンビーム200を半導体ウェハ100上全面に照射する。
以上のようにすれば、凹部内の側壁に四方からガスクラスタイオンビーム200を照射することができ、凹部内の側壁のほぼ全面の凹凸を低減するようにできる。
ガスクラスタイオンビームを用いる手法は、特許文献4(特表2005−512312)にも記載されている。しかし、当該文献に記載の技術では、ガスクラスタイオンビームは、リセスの底部に照射されるだけで、側壁に対してはほぼ平行に照射されるため、側壁の平坦化を行うことができない。
図4は、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と半導体ウェハ100の表面101の法線300とがなす角度αの好ましい範囲を説明するための模式図である。ここで、半導体ウェハ100上には絶縁膜102が形成されており、絶縁膜102に形成された凹部104の側壁104aを平坦化する場合を例として説明する。凹部104の側壁104aは、半導体ウェハ100の表面101に対して略直交するように設けられている。すなわち、側壁104aは、半導体ウェハ100の表面101の法線300と略平行に設けられる。そのため、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と側壁104aとがなす角度は、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と半導体ウェハ100表面の法線300とがなす角度と略等しくなる。
ガスクラスタイオンビーム200で、凹部104の側壁104aの凹凸を低減して平坦化を行うためには、照射エネルギーを適切な範囲に設定する必要がある。照射エネルギーが高すぎると、側壁104aの凹凸を低減するだけでなく、絶縁膜表面102aがエッチングされてしまう。一方、照射エネルギーが低すぎると、側壁104aの平坦化を行うことができない。絶縁膜表面102aのエッチングを抑制しつつ側壁104aの平坦化を行うために好ましい照射エネルギーの範囲は、クラスタを構成する分子や分子径で異なる。しかし、本発明者の検討によれば、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と、被照射面である平坦化したい側壁104aとがなす角度を7度以上とすることにより、絶縁膜表面102aのエッチングを抑制しつつ、側壁104aの平坦化を行えることがわかった。このようにすると、絶縁膜表面102a方向のガスクラスタイオンビーム200の照射エネルギーと側壁104a方向のガスクラスタイオンビーム200の照射エネルギーとの差を所定範囲内とすることができるためである。本実施の形態において、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と半導体ウェハ100表面の法線300とがなす角度αは7度以上とすることができる。
角度αが大きいほど、側壁104a方向のガスクラスタイオンビームの照射エネルギーを高めることができる。しかし、角度αが大きくなると、凹部104の側壁104aの底部にガスクラスタイオンビームが照射されなくなってしまう。角度αの上限値は、平坦化対象の凹部104のアスペクト比に基づき決定することができる。
たとえば、凹部104のアスペクト比が(b/a)の場合(底面直径がa、高さがbの場合)、角度αが取り得る最大角度βは、tan−1(b/a)とすることができる。本実施の形態において、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と半導体ウェハ100表面の法線300とがなす角度αは、上記の条件でtan−1(b/a)とすることができる。たとえば、半導体装置の配線形成工程での最大アスペクト比は約5程度である。この場合、角度αが取り得る最大角度βは約11度となる。
図5は、ガスクラスタイオンビーム200の作用を示す図である。
図5(a)は、絶縁膜102内に形成された凹部104の側壁に凹凸118が形成された状態を示す。この状態で、凹部104内にガスクラスタイオンビーム200が照射されると(図5(b))、ガスクラスタイオンビーム200が被照射面で個々の粒子202に分解する(図5(c))。その際、分解したガスクラスタイオンビーム200の粒子202の運動方向は被照射面に沿った方向となる。個々の粒子202は、凹凸118の凸部118aの材料をスパッタ作用により凹部118bに移動させる。これにより、ガスクラスタイオンビーム200の被照射面のLER等の凹凸118が平坦化される。
(具体例)
次に具体例を説明する。
図6は、本実施の形態における半導体装置の製造手順を示すフローチャートである。
以下では、半導体ウェハ上に形成された絶縁膜に凹部を形成し、ダマシン法により凹部内に配線またはビアを形成する場合に、凹部側壁の平坦化を行うためにガスクラスタイオンビームを用いる場合を例として説明する。
まず、半導体ウェハ上全面に絶縁膜を形成する(S100)。つづいて、絶縁膜に凹部を形成する(S102)。具体的には、絶縁膜上に、マスクとなるレジスト膜を形成し、レジスト膜をマスクとして絶縁膜をエッチングすることにより、凹部を形成する。ここで、凹部は、配線溝やビアホールとすることができる。次いで、半導体ウェハ表面に対して斜めの方向からガスクラスタイオンビームを照射して、凹部側壁の凹凸を低減する(S104)。
その後、半導体ウェハ上全面にバリアメタル膜を形成する(S106)。このとき、バリアメタル膜は、絶縁膜の凹部内にも形成されるが、凹部内は埋め込まれない。つづいて、半導体ウェハ表面に対して斜めの方向からガスクラスタイオンビームを照射して、凹部側壁上のバリアメタル膜の凹凸を低減する(S108)。
次いで、半導体ウェハ上全面にシード金属膜を形成する(S110)。このとき、シード金属膜は、絶縁膜の凹部内にも形成されるが、凹部内は埋め込まれない。その後、半導体ウェハ表面に対して斜めの方向からガスクラスタイオンビームを照射して、凹部側壁上のシード金属膜の凹凸を低減する(S112)。
つづいて、半導体ウェハ上全面にめっき法により、めっき膜を形成する(S114)。これにより、絶縁膜の凹部が埋め込まれる。次いで、CMPにより、凹部外に露出しためっき膜、シード金属膜、およびバリアメタル膜を除去して配線またはビアを形成する(S116)。
以上のような手順において、絶縁膜に凹部を形成する際、光露光においてレジスト膜のパターンに生ずる凹凸(LER)が絶縁膜に転写され、凹部側壁に凹凸(LER)が生ずる。このような凹部の側壁の凹凸が残ったまま、凹部内に金属を埋め込むと、凹凸が電子を散乱するので抵抗が増大する。とくに、配線パターンの微細化が進むほど、凹凸の悪影響は顕著になる。本実施の形態において、凹部を形成した後に、バリアメタル膜を形成する前に凹部側壁の凹凸をガスクラスタイオンビームを照射することによって平坦化するので、散乱の少ない配線、すなわち抵抗の小さい配線を形成することができる。
また、同様に、バリアメタル膜表面に凹凸が残ったままだと、凹凸の影響で抵抗が増大する。本実施の形態において、バリアメタル膜を形成した後に、シード金属膜を形成する前に凹部側壁上のバリアメタル膜の凹凸をガスクラスタイオンビームを照射することによって平坦化するので、散乱の少ない配線、すなわち抵抗の小さい配線を形成することができる。さらに、バリアメタル膜の平坦化を行うことにより、バリアメタル膜の膜厚を均一化することができるため、拡散バリア性を保つことができる。
さらに、シード金属膜の膜厚が不均一だと、めっき膜を形成する際に、表面の荒れ等に起因するボイド等が発生することがある。本実施の形態において、シード金属膜を形成した後に、めっき膜を形成する前に凹部側壁上のシード金属膜の凹凸をガスクラスタイオンビームを照射することによって平坦化するので、ボイドをなくすことができ、良好なめっき埋設を行うことができるようになる。
図7および図8は、図6のステップS104の手順に対応する工程断面図である。
上述したように、絶縁膜102に凹部104を形成すると、凹部104の底面はほぼ平坦となっているが、側壁にLERが生じる。そのため、凹部104の側壁を平坦化する必要がある。ここでは、絶縁膜102に形成された凹部104の側壁にガスクラスタイオンビーム200を照射して、側壁の凹凸を平坦化する。
まず、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と凹部104の図中左側の側壁、すなわち法線300とがなす角度をαとして、ガスクラスタイオンビーム200を半導体ウェハ100上全面に走査する(図7(a))。これにより、凹部104の図中左側の側壁が平坦化される(図7(b))。
次に、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と凹部104の図中右側の側壁、すなわち法線300とがなす角度をαとして、ガスクラスタイオンビーム200を半導体ウェハ100上全面に走査する(図8(a))。これにより、凹部104の図中右側の側壁が平坦化される(図8(b))。
ここでは、2方向の処理しか示していないが、図2および図3を参照して説明したように、4方向の処理を行うことにより、凹部104内の側壁の全面を平坦化することができる。なお、4方向のみでなく、さらに多数の方向の処理を行うようにしてもよい。
ここで、ガスクラスタイオンビーム200のクラスタは、原子数百〜数千個のサイズとすることができる。ガスクラスタイオンビーム200としては、Ar、N等の不活性ガスを用いることができる。また、ガスクラスタイオンビーム200として、H、NH、SiH等の還元性ガスを含むこともできる。これにより、クリーニング作用を高めることができる。ガスクラスタイオンビーム200として、不活性ガスと還元性ガスの両用を含むものを用いることもできる。
さらに、ガスクラスタイオンビーム200として、CF系等のエッチングガスを用いることもできる。これにより、凹部104の寸法を広げ、配線寸法を広げる処理を行うことができる。配線寸法をレチクル寸法よりも太くする手法としては、レジストをオーバー露光するなどの手法が知られているが、現像後のレジストが倒壊することが問題であった。また、LERがある場合に配線幅を広げると配線間隔が極端に狭い箇所ができて漏洩電流や絶縁破壊が問題となる。しかし、ガスクラスタイオンビーム200としてCF系等のエッチングガスを用いた場合、このような問題を生じることなく配線幅を広げることができる。
さらに、ガスクラスタイオンビーム200として、Siを含むガス等の堆積ガスを用いることもできる。これにより、凹部104の側壁に誘電体膜(絶縁膜)を成膜することができる。このような誘電体膜を成膜することにより、LERを減少することができる。
なお、ガスクラスタイオンビーム200としてエッチングガスや堆積ガスを用いる処理は、ガスクラスタイオンビーム200として不活性ガスを用いて凹部104の側壁を平坦化する処理と同時ではなく、平坦化の前または後に別途行うようにすることもできる。また、ガスクラスタイオンビーム200の照射前または照射後に、ガスクラスタイオンビーム200とは異なる手法で誘電体膜を堆積するようにしてもよい。
なお、ガスクラスタイオンビーム200の照射においては、還元性を向上するために基板温度を最適化するなどの処理を行うことができる。
図9および図10は、ステップS108の手順に対応する工程断面図である。
ここでは、半導体ウェハ100上の全面に形成されたバリアメタル膜106にガスクラスタイオンビーム200を照射して、バリアメタル膜106表面の凹凸を平坦化する。バリアメタル膜106は、たとえばTa/TaN膜とすることができる。ここで、絶縁膜102の凹部104の側壁に形成されたバリアメタル膜106だけでなく、凹部104の底面に形成されたバリアメタル膜106の表面にも凹凸が生じることがある。本例では、凹部104の底部に形成されたバリアメタル膜106上にもガスクラスタイオンビーム200が照射される例を示す。この場合、ガスクラスタイオンビーム200の照射角度を調整して、凹部104の底面にもガスクラスタイオンビーム200が照射されるようにすることができる。
まず、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と凹部104の図中左側の側壁、すなわち法線300とがなす角度をαとして、ガスクラスタイオンビーム200を半導体ウェハ100上全面に走査する(図9(a))。このとき、角度αは、7度以上とする。また、凹部104のアスペクト比が(b/a)の場合(底面直径がa、高さがbの場合、図4参照)、角度αが取り得る最大角度β’を、tan−1(2b/a)とすることができる。これにより、凹部104内の図中左側の側壁および底面に形成されたバリアメタル膜106が平坦化される(図9(b))。
次に、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と凹部104の図中右側の側壁、すなわち法線300とがなす角度をαとして、ガスクラスタイオンビーム200を半導体ウェハ100上全面に走査する(図10(a))。このときも、角度αは、7度以上とする。また、凹部104のアスペクト比が(b/a)の場合(底面直径がa、高さがbの場合、図4参照)、角度αが取り得る最大角度β’を、tan−1(2b/a)とすることができる。これにより、凹部104内の図中右側の側壁および底面に形成されたバリアメタル膜106が平坦化される(図10(b))。
ここでも、スクライブ線の方向に沿って4回傾ける処理を行い、それぞれの処理で半導体ウェハ100上全面にガスクラスタイオンビーム200を走査することにより、凹部104内の側壁および底面の全面に形成されたバリアメタル膜106を平坦化することができる。なお、4方向のみでなく、さらに多数の方向の処理を行うようにしてもよい。
ここで、バリアメタル膜106に照射するガスクラスタイオンビーム200のクラスタも、原子数百〜数千個のサイズとすることができる。ガスクラスタイオンビーム200としては、Ar、N等の不活性ガスを用いることができる。また、ガスクラスタイオンビーム200として、H、NH、SiH等の還元性ガスを含むこともできる。これにより、クリーニング作用を高めることができる。ガスクラスタイオンビーム200として、不活性ガスと還元性ガスの両用を含むものを用いることもできる。
ガスクラスタイオンビーム200を用いてバリアメタル膜106の平坦化を行うことにより、ガスクラスタイオンビームは表面原子を表面方向にスパッタし平坦化する作用があるため、膜厚の減少なくバリアメタル膜106の表面を平坦化することができる。これにより、バリアメタル膜106上に形成する配線膜との界面を平坦にすることができ、界面での電子散乱による抵抗増加を抑制することができる。また、従来は、バリアメタル膜106の膜厚が薄い箇所で拡散バリア性の低下が問題となることがあった。しかし、上記の方法によれば、バリアメタル膜106の膜厚を均一化することができるため、拡散バリア性を保つことができる。
図11および図12は、図6のステップS112の手順に対応する工程断面図である。
ここでは、バリアメタル膜106上に形成されたシード金属膜108にガスクラスタイオンビーム200を照射して、シード金属膜108表面の凹凸を平坦化する。シード金属膜108は、銅を主成分として含む構成とすることができ、たとえば銅または銅合金膜とすることができる。ここで、絶縁膜102の凹部104の側壁に形成されたシード金属膜108だけでなく、凹部104の底面に形成されたシード金属膜108の表面にも凹凸が生じることがある。本例では、凹部104の底部に形成されたシード金属膜108上にもガスクラスタイオンビーム200が照射される例を示す。この場合、ガスクラスタイオンビーム200の照射角度を調整して、凹部104の底面にもガスクラスタイオンビーム200が照射されるようにすることができる。
まず、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と凹部104の図中左側の側壁、すなわち法線300とがなす角度をαとして、ガスクラスタイオンビーム200を半導体ウェハ100上全面に走査する(図11(a))。このとき、角度αは、7度以上とする。また、凹部104のアスペクト比が(b/a)の場合(底面直径がa、高さがbの場合、図4参照)、角度αが取り得る最大角度β’を、tan−1(2b/a)とすることができる。これにより、凹部104内の図中左側の側壁および底面に形成されたシード金属膜108が平坦化される(図11(b))。
次に、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と凹部104の図中右側の側壁、すなわち法線300とがなす角度をαとして、ガスクラスタイオンビーム200を半導体ウェハ100上全面に走査する(図12(a))。このときも、角度αは、7度以上とする。また、凹部104のアスペクト比が(b/a)の場合(底面直径がa、高さがbの場合、図4参照)、角度αが取り得る最大角度β’を、tan−1(2b/a)とすることができる。これにより、凹部104内の図中右側の側壁および底面に形成されたシード金属膜108が平坦化される(図12(b))。
ここでも、スクライブ線の方向に沿って4回傾ける処理を行い、それぞれの処理で半導体ウェハ100上全面にガスクラスタイオンビーム200を走査することにより、凹部104内の側壁および底面の全面に形成されたシード金属膜108を平坦化することができる。なお、4方向のみでなく、さらに多数の方向の処理を行うようにしてもよい。
ここで、シード金属膜108に照射するガスクラスタイオンビーム200のクラスタも、原子数百〜数千個のサイズとすることができる。ガスクラスタイオンビーム200としては、Ar、N等の不活性ガスを用いることができる。また、ガスクラスタイオンビーム200として、H、NH、SiH等の還元性ガスを含むこともできる。これにより、クリーニング作用を高めることができる。ガスクラスタイオンビーム200として、不活性ガスと還元性ガスの両用を含むものを用いることもできる。
ガスクラスタイオンビーム200を用いてシード金属膜108の平坦化を行うことにより、ガスクラスタイオンビーム200は表面原子を表面方向にスパッタし平坦化する作用があるため、膜厚の減少なくシード金属膜108の表面を平坦化することができる。これにより、シード金属膜108表面の荒れに起因するボイドをなくすことができ、良好なめっき埋設を行うことができるようになる。
また、従来は、荒れによるシード金属膜108の膜厚の不均一性があったため、膜厚が薄い箇所では、めっき液により溶解してしまうということがあった。このような溶解が生じると、シード金属膜108の溶解に起因するボイドが形成されることがあった。そのため、膜厚が薄い箇所でも溶解が生じないようにすべく、シード金属膜108の平均膜厚を厚く堆積する必要があった。しかし、上記の方法によれば、ガスクラスタイオンビーム200によりシード金属膜108の膜厚を均一化することができるため、平均膜厚を薄くすることもできる。
さらに、シード金属膜108として銅を含む膜を用いた場合、シード金属膜108の形成からめっき処理までの時間が長引くと、大気中の酸素や有機物によってシード金属膜108の表面が酸化したり有機物が吸着したりする。これらはめっき膜の埋設性を劣化させるが、ガスクラスタイオンビーム200をシード金属膜108に照射することで、物理化学的にその除去を行うことでき、めっき埋設性を改善することもできる。
この後、凹部104を埋め込むようにめっき処理によりめっき膜110を形成する(図13(a))。めっき膜110は、銅を主成分として含む構成とすることができ、たとえば銅または銅合金膜とすることができる。つづいて、凹部104外部に露出しためっき膜110、シード金属膜108、およびバリアメタル膜106をCMPにより除去する。これにより、配線(またはビア)112が形成される(図13(b))。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以上の実施の形態において、図1から図3を参照した説明では、半導体ウェハ100を水平状態から傾けて、ガスクラスタイオンビーム200が半導体ウェハ100表面に対して斜めの方向から照射されるようにした例を示したが、半導体ウェハ100を水平に保った状態で、ガスクラスタイオンビーム200を斜め方向から照射するようにしてもよい。すなわち、ガスクラスタイオンビーム200の照射方向と半導体ウェハ100表面の法線300とが所定角度αとなるようにできれば、どのような配置としてもよい。
図9から図12を参照して説明した例では、凹部104の底面にもガスクラスタイオンビーム200が照射されるように半導体ウェハ100表面の法線300とガスクラスタイオンビーム200の照射角度との角度を調整する例を示したが、ここでも、凹部104の側壁にのみガスクラスタイオンビーム200が照射されるようにしてもよい。
なお、以上では、ダマシン法により凹部内に配線またはビアを形成する場合を例として示したが、本発明の方法は、これに限らず、ゲート形成時等種々の微細パターン形成時の側壁の平坦化に適用することができる。
本実施の形態における、処理対象の半導体ウェハを模式的に示す平面図である。 図1のA−A’断面図である。 図1のB−B’断面図である。 ガスクラスタイオンビームの照射方向と半導体ウェハの表面の法線とがなす角度αの好ましい範囲を説明するための模式図である。 ガスクラスタイオンビームの作用を示す図である。 本実施の形態における半導体装置の製造手順を示すフローチャートである。 図6のステップS104の手順に対応する工程断面図である。 図6のステップS104の手順に対応する工程断面図である。 図6のステップS108の手順に対応する工程断面図である。 図6のステップS108の手順に対応する工程断面図である。 図6のステップS112の手順に対応する工程断面図である。 図6のステップS112の手順に対応する工程断面図である。 図6のステップS114およびステップS116の手順に対応する工程断面図である。
符号の説明
100 半導体ウェハ
101 表面
102 絶縁膜
102a 絶縁膜表面
104 凹部
104a 側壁
106 バリアメタル膜
108 シード金属膜
110 めっき膜
112 配線
118 凹凸
118a 凸部
118b 凹部
200 ガスクラスタイオンビーム
202 粒子
300 法線

Claims (9)

  1. 露出した面に凹部が形成された基板の表面側から、前記基板の表面に対して斜めの方向からガスクラスタイオンビームを照射することにより前記凹部の側壁に前記ガスクラスタイオンビームを照射する工程を含む半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ガスクラスタイオンビームを照射する工程の前に、
    前記基板上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜に前記凹部を形成する工程と、
    をさらに含み、
    前記ガスクラスタイオンビームを照射する工程において、前記絶縁膜が露出した状態で、前記ガスクラスタイオンビームを照射する半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記基板上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜に前記凹部を形成する工程と、
    前記凹部の側壁および底面を含む前記絶縁膜上の全面にバリアメタル膜を形成する工程と、
    前記凹部の側壁および底面を含む前記バリアメタル膜上の全面に、シード金属膜を形成する工程と、
    前記シード金属膜上の全面に、前記凹部内を埋め込むめっき膜を形成する工程と、
    前記凹部外に露出した前記めっき膜、前記シード金属膜、および前記バリアメタル膜を除去して、当該凹部内に配線を形成する工程と、
    をさらに含み、
    前記ガスクラスタイオンビームを照射する工程は、前記凹部を形成する工程の後に前記絶縁膜が露出した状態、前記バリアメタル膜を形成する工程の後に前記バリアメタル膜が露出した状態、または前記シード金属膜を形成する工程の後に前記シード金属膜が露出した状態で行われる半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1から3いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ガスクラスタイオンビームを照射する工程において、前記ガスクラスタイオンビームが、不活性ガスを含む半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1から4いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ガスクラスタイオンビームを照射する工程において、前記ガスクラスタイオンビームが、還元性ガスを含む半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1から5いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ガスクラスタイオンビームを照射する工程において、前記ガスクラスタイオンビームの照射方向と前記基板の表面の法線とがなす角度が7度以上となるようにして前記ガスクラスタイオンビームを照射する半導体装置の製造方法。
  7. 請求項1から5いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ガスクラスタイオンビームを照射する工程は、
    前記基板を第1の方向に傾けて前記ガスクラスタイオンビームの照射方向と前記基板の表面の法線とがなす角度が所定の角度となるようにした状態で、前記ガスクラスタイオンビームを走査して当該ガスクラスタイオンビームを前記基板上の全面に照射する工程と、
    前記基板を前記第1の方向とは反対向きの第2の方向に傾けて前記ガスクラスタイオンビームの照射方向と前記基板の表面の法線とがなす角度が前記所定の角度となるようにした状態で、前記ガスクラスタイオンビームを走査して当該ガスクラスタイオンビームを前記基板上の全面に照射する工程と、
    前記基板を前記第1の方向と直交する第3の方向に傾けて前記ガスクラスタイオンビームの照射方向と前記基板の表面の法線とがなす角度が前記所定の角度となるようにした状態で、前記ガスクラスタイオンビームを走査して当該ガスクラスタイオンビームを前記基板上の全面に照射する工程と、
    前記基板を前記第3の方向と反対向きの第4の方向に傾けて前記ガスクラスタイオンビームの照射方向と前記基板の表面の法線とがなす角度が前記所定の角度となるようにした状態で、前記ガスクラスタイオンビームを走査して当該ガスクラスタイオンビームを前記基板上の全面に照射する工程と、
    を含む半導体装置の製造方法。
  8. 請求項7に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記基板の表面には、スクライブ線がマトリクス状に設けられており、前記第1の方向、前記第2の方向、前記第3の方向、および前記第4の方向は、前記スクライブ線に沿った方向である半導体装置の製造方法。
  9. 請求項7または8に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記所定の角度は、7度以上の角度である半導体装置の製造方法。
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